JP4174854B2 - 情報販売装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は不特定多数のユーザーが任意に使用して各種の情報を有料又は無料で入手できる情報販売装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種情報をメディアに記録した電子情報形態で提供することが行われている。
例えば新聞、雑誌、小説などが電子出版物としてCD−ROMなどに記録して販売されている。また音楽や映像(映画、ビデオクリップなど)、ゲームソフト、パーソナルコンピュータで用いるアプリケーションソフトウエアなども同様であって、非常に多様な範囲で、各種の情報(以下、メディアに記録されて提供される情報を本明細書では「コンテンツ」と総称する)が有料又は無料で提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで電子化されて提供されるコンテンツの中には、ユーザーが通常長期にわたって保存するもの(音楽ソフトやアプリケーションソフトウエアなど)もあれば、ユーザーが長期保存を必要ないと感じるものもある。
例えば新聞や週刊雑誌が電子化されて提供されることを考えると、ユーザーはその情報を1回見てしまえば後は不要となることが多い。
換言すれば、新聞や雑誌をパッケージメディアとして、長期保存性のあるディスクやカードの記録媒体で販売することは、実状にそぐわない。例えば1回内容を見てしまえばその情報だけでなくメディア自体も不要となってしまうため、資源の無駄な消費となってしまう。
【0004】
一方、このように長期保存の必要のない情報に関しては、インターネットなどの通信によりユーザーが任意に自分の端末(パーソナルコンピュータなど)から検索したりダウンロードするということも行われている。しかしながらこの場合は当然、その情報内容をみるにはユーザーは端末を設置してある場所(自宅やオフィスなど)にいなければならない。また例えば携帯用のディスク再生装置などで任意の場所で情報内容をみたいと思った場合は、その端末からディスクメディアなどにさらにダウンロードしなければならない。
またこれも当然ながら、そのように通信を介して電子新聞などのコンテンツを得るには、通信ネットワークと接続された端末装置を所有する必要がある。
【0005】
以上のような諸事情から、一般ユーザーが、電子新聞や雑誌などのコンテンツを記録したメディアを簡易に入手し、例えば携帯用の再生装置や自宅の端末装置などを用いて、任意の場所で内容を確認することができるようにすること、さらにメディア自体の無駄が生じないようにすることが求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような事情に鑑みて、例えば不特定多数の人が任意に使用して所望のコンテンツがダウンロードされた記録媒体を入手(購入)できるようにするとともに、その記録媒体自体も有効に利用できるようにすることを目的とする。
【0007】
このために情報販売装置として、記録媒体が装着される装着部と、前記装着部に装着された記録媒体のコンテンツ識別情報を検出するコンテンツ識別情報検出手段と、前記コンテンツ識別情報検出手段が検出した前記コンテンツ識別情報に基づいて、コンテンツ情報を設定する設定手段と、それぞれ前記コンテンツ識別情報で示されるコンテンツ情報が予め記録された記録媒体が複数個収納可能な収納部と、前記収納部に収納された記録媒体のうち、前記設定手段が設定したコンテンツ情報と一致するコンテンツ情報が記録された記録媒体を排出する排出手段とを備えるようにする。
【0008】
即ち、ユーザーが欲するコンテンツを記録した記録媒体がユーザーに販売されるような形態の情報販売装置を実現するものであるが、その販売形態としては、ユーザーが挿入した記録媒体に提示されたコンテンツ識別情報に基づいて、ストックしておいた記録媒体の中で、該当するコンテンツが予め記録されていた記録媒体を取り出して排出(つまりメディアの交換によるコンテンツの販売)する。または、ユーザーが挿入した記録媒体からコンテンツが判別できなかった場合、もしくはユーザーが記録媒体を挿入しなかった場合は、ユーザーの入力に応じて特定のコンテンツを選択設定し、ストックしておいた記録媒体の中で、該当するコンテンツが予め記録されていた記録媒体を取り出して排出(つまりメディアの交換によるコンテンツの販売、又はメディアとコンテンツの販売)する。
【0009】
またコンテンツ識別情報とは、記録媒体内にデータとして記録された情報や、例えば記録媒体のカートリッジ上に表現された情報(例えば孔部やスライドスイッチなどで機械的な形状として表現される情報)とし、コンテンツ識別情報検出手段はそのようなコンテンツ識別情報の内容を検出できるようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態としての情報販売装置及び記録媒体について、次の順序で説明する。なお、記録媒体の実施の形態としてディスクメディアとICカードメディアの2例をあげ、対応する情報販売装置としても各メディアに対応する装置例を説明する。
1.システム形態
2.メディア
3.ディスク対応型情報販売装置の構成
4.ディスク対応型情報販売装置に対する使用手順
5.ディスク対応型情報販売装置の処理
6.ICカード対応型情報販売装置
7.変形例
【0011】
1.システム形態
図1で実施の形態のシステム形態の例を説明する。
図1に示すように本例のシステムは、複数の情報販売装置1とサーバ2が通信回線3で接続されて構成される。
通信回線3は例えばLAN(Local Area Network)として、当該システムのために構築された通信網でもよいし、一般公衆電話回線網でもよい。また衛星通信手段など無線通信回線でもよい。
【0012】
情報販売装置1は、店頭、駅、学校、会社等、或る程度の不特定多数の人の使用が可能となるような場所に配置される。
そして後述するように、各ユーザーはその情報販売装置を使用して、リムーバブルな記録媒体であるディスク90又はICカード91の形態で、所望のコンテンツを購入できる。なお、記録媒体の例としては例えばICカード自体に表示機能を備えたようなビューワ付ICカード91Vも考えられる。
【0013】
そして電子新聞、電子雑誌等のコンテンツがダウンロードされたディスク90又はICカード91を入手することで、ユーザーは自分の所有するパーソナルコンピュータや携帯用の再生装置で、そのコンテンツの内容を見聞きすることができる。
またビューワ付ICカード91Vを入手することを考えると、電子新聞、電子雑誌等のコンテンツの内容を、ユーザーはそのビューワ付ICカード91Vを所持しているのみで確認できる。例えば操作部101を操作して表示部100にコンテンツの内容を表示させることができる。もちろんビューワ付ICカード91Vに音声再生機能をさらに備えるようにすれば、音声データを含むコンテンツについても、見聞きすることができる。
つまり情報販売装置は、情報(コンテンツ)の自動販売機のような機能を持つことになる。
【0014】
なお、コンテンツの入手のために、どのような記録媒体が用いられるかは限定されるものではないが、例えばディスク90、ICカード91(91V)を例にあげるとすると、情報販売装置1としてはディスク90に対応する情報販売装置、ICカード91(91V)に対応する情報販売装置が、それぞれ設けられることになる。
【0015】
また本例において記録媒体としては、ユーザーが個人的に購入して所有するものではなく、情報販売装置1を介して多数の人に使い回し使用される(例えばメディア自体は貸与のような形態となる)ものとする。
【0016】
サーバ2は、各所に設置された情報販売装置1の管理や、情報販売装置1に用意させるコンテンツの提供、ユーザーの使用に対する料金徴収管理などを行う。例えばユーザーが情報販売装置1を使用して入手する情報について更新が必要なものについては、サーバ2は通信回線3を介して定期的に、もしくは不定期に、更新データを供給し、情報販売装置1側での更新を実行させる。
例えば日刊の電子新聞等を考え、ユーザーが毎日(もしくは所望のときに)、ディスク90として電子新聞としての情報を入手できるようにする場合、例えばその電子新聞が発行される毎に、新しい内容の電子新聞データを各情報販売装置1に送信して更新させる。
このような更新を実行させることで、多数の情報販売装置1に対して即時的に、かつ情報販売装置1について人手を介することなく、最新のデータをユーザー提供用途に用意できる。
【0017】
詳しくは後述するが、情報販売装置1は各種のコンテンツがダウンロード済の多数の記録媒体をストックしているとともに、記録媒体にコンテンツデータをダウンロードするドライブ機能も備えている。
従って必要に応じて更新されたコンテンツを、ストックされている記録媒体にダウンロードしていくことで、常に最新のコンテンツ内容が記録された記録媒体をユーザー提供用に用意しておくことができる。また販売状況に応じたフレキシブルな記録媒体の在庫管理も可能となる。例えば或るコンテンツが記録された記録媒体を、他のコンテンツに書き換えてコンテンツ毎の在庫数の調整などができる。
【0018】
なおコンテンツデータの更新方式は、このような通信回線3を介しての更新のみでなく、例えばディスク等により更新データを配布し、各情報販売装置1が設置されている場所での係員(その店の店員等)がその配布されたディスクを情報販売装置1に装填することで、ダウンロードデータの内容が更新されるようにしてもよい。
【0019】
ところでユーザーが情報販売装置1を使用する際の料金支払形態は、次のように各種考えられる。
まず情報販売装置1の使用を一般公衆(もしくは或る組織内の人のみに限って)に無料提供することは可能である。無料提供としては例えば学校内に数カ所情報販売装置1を配置し、その学校の生徒や職員が自由に情報販売装置1を使用して所望のコンテンツを入手できるようにする場合などの例が考えられる。
【0020】
有料とする場合は、ユーザーがサーバ2に対して支払い登録を行うことによるクレジットカード(銀行口座など)からの引き落としによる支払いや、通貨やプリペイドカードによる支払い、クレジットカード装填による支払いなどが考えられる。
【0021】
支払い登録によるクレジットカード支払いについては、例えばサーバ2が管理を行う。
例えばユーザーは予め情報販売装置1の利用に対する支払いをクレジットカードで行う旨の登録手続を行う。
サーバ2がその登録手続を受け付けると、以降ユーザーは通貨やプリペイドカードを持たなくても情報販売装置1を利用できる。
この場合、情報販売装置1の使用に際しては、そのユーザーについて、情報販売装置1及びサーバ2の双方で厳重なチェックが行われる。そしてそのチェックがOKであれば使用可能となる。このチェックに関しては、登録の際のユーザーIDやパスワード等が用いられる。
【0022】
通貨(コイン又は紙幣)やプリペイドカードによる支払いの場合は、情報販売装置1は投入されたコイン又はプリペイドカードに対して料金徴収処理を行う。
【0023】
また料金支払形態として、近年設置されている公衆電話の例にみられるものと同様に、クレジットカードを直接情報販売装置1に装填して使用するような方式も考えられる。もちろんこの場合、情報販売装置1にクレジットカード対応処理機能が搭載されていなければならない。
【0024】
なお課金される使用料金とは、情報販売装置1を用いて入手したコンテンツの情報料となる。
また記録媒体に関する料金としては、例えばユーザーが最初に使用するときはいくらかの補償金のようなかたちで課金されるものとする。そして次回からの使用時は後述するように交換されることになるためメディア自体の料金は課金されないようにすることが考えられる。また、メディアを返却することで補償金の全部又は一部がユーザーに払い戻されるようなかたちを採ってもよい。
【0025】
即ち、本システムでユーザーに課金される料金は、ほぼコンテンツとしての情報料のみとすることができ、料金を安価に設定することも可能となる。
【0026】
ところで、図1のようなシステム構成要素や料金支払い形態は、これから説明する具体的な構成や動作機能に対応したシステムとしての一例にすぎない。
特にシステムを構成する組織の形態(サーバシステムとしての数や種類)などは非常に多様に考えられ、それに応じてネットワーク接続形態や、料金徴収方式などは各種多様に形成されることになる。
【0027】
2.メディア
次に、本例のシステムで用いられる記録媒体(ディスク90、ICカード91,91V)のデータ内容、及びビューワ付きICカード91Vの構成について説明する。
【0028】
ユーザーは情報販売装置1に対応したメディアを装填することで、所望のコンテンツがダウンロードされている他のメディアを入手できる。またはメディアを装填しなくても、コンテンツを指定することで、所望のコンテンツがダウンロードされているメディアを入手できる。
【0029】
本例のシステムで用いられるディスク90又はICカード91(91V)としては、データ書換可能であることが必要であるが、さらにデータ書換不能な領域を有することが好ましい。このために、一部が再生専用データ領域、もしくはライトプロテクトされている領域とされたメディアとされる。以下、再生専用データ領域もしくはライトプロテクト領域をROM領域と総称し、一方、書換可能とされている領域をRAM領域ということとする。
【0030】
図2は、本例の記録媒体、つまりディスク90又はICカード91(91V)に記録されるデータ内容を示している。
まずROM領域、つまりユーザーが書き換え不可能とされるに領域には、情報販売装置1に対応するメディアであることを示す識別コードが記録される。
このように情報販売装置対応の識別コードが記録されたディスク90又はICカード91(91V)が情報販売装置1に装填されることで、情報販売装置1はシステムに対応した適正なメディアが装填されたと判断する。
【0031】
RAM領域に記録される情報としては、まずシリアルナンバ、ダウンロードコンテンツID(以下、コンテンツIDという)、ダウンロード履歴、書込位置ポインタ(以下、ポインタという)があり、これらの情報と上記対応メディア識別コードが、メディアが情報販売装置1に提示する提示情報と位置づけられる。
また、RAM領域には、実際にコンテンツをダウンロードするためのダウンロード領域が用意され、また記録されたコンテンツを管理するディレクトリとしてのダウンロードファイル管理情報が記録される。
【0032】
まずシリアルナンバは、メディアが出荷される直前において、1つ1つのメディア毎にとおし番号として割り振られる、各メディアに固有のナンバとなるコードである。
【0033】
コンテンツIDは、或る特定のコンテンツを識別するコードである。例えばA新聞、B雑誌のように、コンテンツとして情報販売装置1で用意されている具体的な商品を示す。
個々のメディアにおいてコンテンツIDは1個だけでなく複数個記録されるようにしてもよいし、またコンテンツIDは記録されていないメディアも考えられる。
後述するようにコンテンツIDが記録されていれば、情報販売装置1はそのコンテンツIDからユーザーが購入したいコンテンツを判断できる。即ちユーザーは情報販売装置1の使用に際して購入したいコンテンツを選択する操作は不要となる。
【0034】
ダウンロード履歴としては、少なくともそのメディアにダウンロードが行われた回数情報が記録される。即ちメディアに対して情報販売装置1で或るコンテンツのダウンロードが実行される毎に、情報販売装置1は回数情報を書き換え(インクリメント)ていくことで、過去のダウンロード回数が表示される。
なお、回数情報だけでなく、情報販売装置1の使用日時、ダウンロードしたコンテンツ名、ダウンロードに伴って課金される料金情報などを記録するようにしてもよい。これらはシステム側での管理に利用できる情報となる。
【0035】
ポインタは、ダウンロード領域においてダウンロードすべきエリアのアドレス(先頭位置アドレス)となる。
例えば情報販売装置1は、そのメディアにダウンロードする際に、ポインタに示されるアドレスからコンテンツのダウンロード記録を行うようにする。
またダウンロードした後は、次のダウンロードに備えて、ポインタの値を他のアドレスに更新する。
これによって、例えばダウンロード毎にダウンロード領域内の異なる領域が使用されるようにすることができ、同一箇所が何度も書き換えられることでメディアの一部の領域に劣化が生じ、信頼性が低下することを防止できる。
【0036】
メディアには例えば以上のように各種情報が記録される。
なお、シリアルナンバ、コンテンツID、ダウンロード履歴、ポインタは、ユーザーが勝手に書き換えることができないようにする。そして必要に応じてこれらは情報販売装置1が変更できるようにする。
【0037】
ところで、本例では記録媒体の例としてディスク90、ICカード91(91V)をあげているが、例えばテープ状記録媒体などの他の種のデータ書込可能な記録媒体を用いることも可能である。
また、図2にあげた各種のデータ内容は一例であり、必ずしも全てのデータが必要となるものではないし、また他の必要な情報が記録されるようにしてもよい。
【0038】
ここでビューワ付ICカード91Vについて図3で説明する。
ビューワ付ICカード91Vは、いわゆる通常のICカードとしてのメモリ領域(例えばS−RAM)などに加えて、そのカード自体が表示機能を有するものとしている。
ビューワ付ICカード91Vは、外形形状、サイズ、コネクタ構造等をICカード91と同様として、後述するICカード対応の情報販売装置1において、ICカード91とビューワ付ICカード91Vがどちらも使用可能としてもよいし、ビューワ付ICカード91Vの外形等は通常のICカード91とは異なるものとして、ビューワ付ICカード91Vに対応する情報販売装置を用意するものとしてもよい。
【0039】
ビューワ付ICカード91Vの内部構成は例えば図3のようになり、表示部100、操作部101、CPU102、メモリ103、コネクタ部104、表示ドライブ部105が設けられる。表示部100は例えば液晶パネルなどの小型かつ薄型のデバイスが用いられる。操作部101は、図1に示したようにカード筐体上の各種操作キーとして形成される。
メモリ103は、ICカードとしての記憶領域を構成し、例えばS−RAMにより形成される。このメモリ103内のデータ内容は図2に示したようなものとなる。
コネクタ部104は、情報販売装置1に装填された際に、図14で説明する内部のカードコネクタ部34と接続され、データの書込、読出のための送受信が行われる。
【0040】
CPU102は、メモリ103に対するデータ読出、データ書込動作の制御を行う部位となる。さらにデータ読出としては図2で説明したいわゆる各種の提示情報を情報販売装置1側への送信のための読出制御の他、ダウンロードされてメモリ103に記憶されているデータを表示部100で表示させるための読出制御も行うこととなる。
CPU102は、操作部101からの操作に応じてメモリ103からのコンテンツデータ等の読出を行い、表示のためのデータを表示ドライブ部105に送信する。表示ドライブ部105は、CPU102からのデータに基づいて表示部100に表示動作を実行させる。
これにより、このビューワ付ICカード91Vは、それ自体でダウンロードされたコンテンツ等を表示出力させることができ、ユーザーはパーソナルコンピュータや携帯用の再生装置を用いなくてもコンテンツ内容を見ることができる。
もちろん上述したように音声出力部(例えばヘッドホン出力系やスピーカ出力系)を備えて音声出力可能としてもよい。
【0041】
3.ディスク対応型情報販売装置の構成
本例の情報販売装置1としてはディスク対応型とICカード対応型を例にあげているが、まずディスク対応型の情報販売装置について説明していく。
図4にディスク対応型の情報販売装置1の外観例を示す。
この情報販売装置1は公衆の使用を前提として店頭などに設置されるもので、例えば通常の公衆電話と類似した外観を備える例としている。
図示するように、情報販売装置1には前面上部に液晶パネルもしくは陰極線管(CRT)などを利用した表示部11が形成され、情報販売装置1の使用の際の各種の画像表示が行われる。
【0042】
なお、ユーザーが情報販売装置1を使用する場合には、例えば操作キーのような入力手段が必要となるが、この構成例では、操作キー等の機械的な入力キーは形成されない。
詳しくは後述するが、本例では表示部11の画面上においてユーザーが指などで触れた位置を検出するタッチセンサ機構(図5のタッチセンサ33)が設けられているとともに、表示部11には必要な各種操作キー等の表示が行われる。即ち、ユーザーは表示部11に表示された画像における各キーを押す動作を行うことで各種操作入力を行うことができるようにされている。
但し、もちろんキーボード等の機械的な入力キー部やマウスなどの入力機構が用意されてもかまわない。さらに音声認識機構を設けて音声入力が可能とするようなことも考えられる。
【0043】
情報販売装置1の使用時には、ユーザーが所持するディスク90を装填する場合があるが、このディスク90を挿入する部位としてディスク挿入部12が設けられている。
ディスク挿入部12からユーザーがディスク90を入れることで内部機構によりそのディスク90がディスクドライブ(図5のディスクドライブ24)に装填される状態とすることができ、情報販売装置1はディスク90に対する記録再生動作が可能となる。
またユーザーが、所望のコンテンツがダウンロードされたディスク90を受け取るためにディスク排出部13が用意されている。
【0044】
情報販売装置1の使用に際しての、ユーザーの料金支払形態としては、上述したようにクレジットカード登録による支払い、通貨、プリペイドカード、クレジットカードの投入による支払いなどがあるが、説明の簡略化のため、本例ではクレジットカード登録による支払い、及びクレジットカードの投入による支払いには対応できないものとする。
そして情報販売装置1では通貨/プリペイドカードによる支払いに対応するために、図示するようにコイン挿入部15、プリペイドカード挿入部16が設けられている。
なお、コイン投入で使用される場合の釣り銭の返却のためにコイン返却口14が用意されている。
【0045】
図5はディスク対応型情報販売装置1の内部構成を示している。
コンピュータ/ネットワークコンピュータ20(以下コンピュータ20という)は、情報販売装置1がダウンロード及びその他の必要な各種処理を行うための装置部であり、演算/制御処理を行うCPU、主記憶領域としてのRAM部、OS(Operating System)その他のプログラムを保持するROM部、情報販売装置1内の各部に対するインターフェース機能、ネットワーク7や電話線8に対するインターフェース機能等を備える。
また内部記憶媒体としてハードディスクドライブ(以下、HDD)21を有している。
【0046】
ディスク搬送機構22は、ディスク挿入部12、ディスク排出部13、ディスクドライブ24、ディスクストッカ23の間で、コンピュータ20の指示に応じて所要のディスクを所要の部位に搬送する機構である。
例えばディスク挿入部12から挿入されるディスク90は、ディスク搬送機構22によってディスクドライブ24に装填され、記録/再生可能とされる。即ちディスク挿入部12からのディスク90の挿入が検出されたらコンピュータ20はディスク搬送機構22に、そのディスク90をディスクドライブ24に搬送するように指示することになる。
【0047】
ディスクストッカ23には、予めコンテンツがダウンロードされた多数のディスクがストックされている。
例えば情報販売装置1が、A新聞、B新聞、C新聞、D新聞、E新聞のそれぞれをコンテンツとして提供できるものと仮定すると、ディスクストッカ23には図6のように、各コンテンツが既にダウンロードされたディスク90が、それぞれ多数収納されている。また、何もダウンロードされていない状態(初期化状態)のディスク90や、廃棄処分と認定されたディスク90も収納されている。
【0048】
そして、ユーザーがディスク90を挿入した場合、もしくはディスク90を挿入しないでコンテンツの購入の操作をした場合は、コンピュータ20は、ディスク搬送機構22に、求められたコンテンツが既にダウンロードされているディスク90をディスクストッカ23から取り出させ、ディスク排出部13に搬送させることで、ユーザーに提供する。
また、ディスクストッカ23から未ダウンロードディスクをディスクドライブに搬送させて、その未ダウンロードディスクに所要のコンテンツをダウンロードさせ、ディスク排出部13からユーザーに提供したり、或いはダウンロード済のディスクとしてディスクストッカ23にストックさせることができる。
【0049】
さらに、ユーザーが挿入したディスク90については、コンピュータ20は後述するように、そのディスク90を初期化したり必要なコンテンツをダウンロードさせたりした後、ディスク搬送機構22にディスクストッカ23に搬送させ、再利用用途として所定位置に収納させる。
【0050】
なお、ディスクストッカ23に収納される、A新聞、B新聞、C新聞・・・等がダウンロードされたディスク90としては、サーバ2がそのディスク自体(つまり予めダウンロードされたディスク)を情報販売装置1に配布して、係員がディスクストッカ23に装填するようにしてもよい。また、更新データとしてのコンテンツが通信回線3を介してサーバ2からHDD21に提供される場合は、コンピュータ20がディスクストッカ23内の各ディスク90を逐次ディスクドライブ24に装填させ、記録されているコンテンツ内容を更新して再びディスクストッカ23に戻すような処理を行うものとしてもよい。このような動作例は、情報販売装置1の待機中の処理として後述する。
【0051】
ディスクドライブ24内に装填されたディスク90に対しては、ディスクドライブ24は、コンピュータ20からのリード/ライト要求に従って記録/再生動作を行なうことができる。
即ち、コンピュータ20がリードコマンド、読出位置アドレス、データ長等をディスクドライブ24に送信することで、ディスクドライブ24はその指示に応じた読出動作を行い、読出データをコンピュータ20に送る。例えばユーザーがディスク90を挿入した場合は、コンピュータ20はそのディスク90を、ディスク搬送機構22によってディスクドライブ24に装填させ、読出動作を指示して図2に示したような提示情報としての各種情報を読み取らせる指示を行うことになる。これに応じてディスクドライブ24は、各種提示情報としてのデータを読み出し、コンピュータ20に転送する。
【0052】
またコンピュータ20がライトコマンド、書込位置アドレス、データ長、及び書き込むべきファイルデータ等をディスクドライブ24に送信することで、ディスクドライブ24はその指示に応じた書込動作を行い、送信されてきたデータファイルをディスク90に記録する。
即ち或るディスク90に対してコンテンツのダウンロードを行う場合は、コンピュータ20はそのコンテンツとしてのデータを書込データとして供給するとともに上記書込制御を行って、ディスクドライブ24にディスク90に対するダウンロードを実行させる。
【0053】
表示部11においてはいわゆるダウンロード処理/操作のモニタ画面として、GUI画像やメニュー画像、操作ガイド等の表示が行われる。コンピュータ20は表示ドライバ25に対して表示すべき情報を与え、表示ドライバ25が表示部11に対する表示を実行する。
コンテンツ購入の際のユーザーの操作に必要な操作入力キーは、表示部11における表示により表現され、タッチセンサ33による画面に対する押圧位置が検出されることに応じて操作入力内容が検出される。
【0054】
即ちコンピュータ20は表示部11にキーボード表示やメニューアイコン表示、ファンクションキー表示などを実行させる一方、タッチセンサ33による画面に対するユーザーの押圧位置を監視している。
タッチセンサ33は画面上の平面方向の位置を例えばx、y座標で検出し、ユーザーが画面上の或る位置に触れた場合は、その座標データをコンピュータ20に供給する。
コンピュータ20は座標データが供給されたら、そのとき表示部11に表示させている内容において、その座標データの位置に対応する操作子(キーなどの画像)を判別する。そしてその判別された操作子による操作内容が入力されたと判断する。
従ってコンピュータ20が、例えば操作キーを模した画像を表示部11に表示させた場合は、ユーザーはその画面上の操作キーに触れていくことで各種の入力を行うことができる。
【0055】
この例の情報販売装置1は、LANインターフェース27を備え、通信回線3としてのネットワークと接続される。これによりコンピュータ20は図1に示したようにサーバ2とデータ通信を行うことができる。
また、コンピュータ20はモデム29を介して通信回線3としての電話線と接続されることで、電話線を介したデータ通信も可能とされている。
なお、電話線と接続されるようにすることで、例えばこの情報販売装置1を公衆電話として兼用させることも可能となる。その場合は送受話器18や所定の電話処理回路系を設ければよい。
【0056】
またこの情報販売装置1は上述のようにコイン投入支払いに対応するために、コイン処理部30が設けられ、コイン挿入部15から投入されたコインによる料金徴収処理や釣り銭の返却処理を行う。
プリペイドカード処理部31はプリペイドカード挿入部16から挿入されたプリペイドカードによる料金徴収処理を行う。例えば徴収する料金に応じたプリペイドカードの磁気データの更新やパンチング等の処理を行う。
【0057】
情報販売装置1は例えば以上のように構成されるが、このすべての構成要素は必ずしも必要ではなく、また例示していない構成要素を設けてもよい。
他の構成要素を付加する例としては、プリンタ部を配置し、情報販売装置1使用時に印刷出力を可能とすることが考えられる。もちろん情報販売装置1とは別体でプリンタ装置が接続配置されるようにしてもよい。
また、パワーアンプやスピーカ装置を備え、コンテンツとしての音楽などが提供される場合は、ユーザーがその場で試聴できるようにしても良い。
【0058】
さらに情報販売装置1の使用を無料とする場合は、コイン挿入部15、コイン処理部30、プリペイドカード挿入部16、プリペイドカード処理部31は、当然ながら不要となる。
【0059】
4.ディスク対応型情報販売装置に対する使用手順
本例の情報販売装置1に対するユーザーの使用手順について図7で説明する。
ユーザーが情報販売装置1を使用する場合は、ユーザーが自分の所持しているディスク90を用いる使用形態と、ディスク90を用いない使用形態とがある。
これらのそれぞれについて使用手順を説明する。但し、ここで示す手順は基本的な手順のみであり、ディスクの状況やディスクストッカ23での在庫状況により手順が異なるものとなることもある。
【0060】
ユーザーがディスク90を所持していない場合では、S21〜S24で示す手順で使用する。
ユーザーはまず情報販売装置1の表示部11に表示されている初期画面から、使用を行う旨の操作を行う。すると情報販売装置1(コンピュータ20)は、ディスク挿入のない場合としての処理モードに入る。例えばこのとき、表示部11に購入可能としてメニュー表示されるコンテンツから所望のコンテンツを選択するように求められ、ユーザーはタッチ操作で購入したいコンテンツを選択する(S22)。
【0061】
ユーザーは続いて料金投入処理として、コインやプリペイドカードの投入を行う(S23)。例えば選択したコンテンツに応じた料金が表示部11に表示され、料金投入を求められることに応じて料金投入を行う。なお、ディスク90が用いられない場合は、本例ではそのユーザーにディスク90が貸与されるような形態となり、従って料金にはディスク90の補償金も含まれる。
【0062】
料金が投入されると、コンピュータ20は、選択されたコンテンツが既にダウンロードされているディスク90をディスクストッカ23から取り出し、ディスク排出部13から排出させるため、ユーザーはそのディスク90を受け取ればよい(S24)。
以上のように、ユーザーは例えば通常の自動販売機のような手順で、所望のコンテンツが記録されたディスク90を受け取ることができる。
【0063】
例えばこのように一度情報販売装置1を使用すると、ユーザーはそのとき購入したコンテンツとともに、ディスク90が入手できたものとなる。すると次回からは、そのディスク90を挿入して情報販売装置を使用することで、コンテンツの購入料金のみを支払えばよいものとなる。
【0064】
ディスク90を挿入する場合の手順はS11〜S14で示される。
ユーザーはまずディスク90をディスク挿入部12から挿入する(S11)。ここで、ディスク90にコンテンツID(図2(b)参照)が記録されているか否かで手順が異なる。
コンテンツIDが記録されていれば、情報販売装置1(コンピュータ20)は、そのコンテンツIDで示されるコンテンツがユーザーの求めるコンテンツであると判断するため、ユーザーが購入したいコンテンツを選択することは不要となる。一方、コンテンツIDが記録されていない場合は、表示部11に購入可能としてメニュー表示されるコンテンツから所望のコンテンツを選択するように求められ、ユーザーはタッチ操作で購入したいコンテンツを選択する(S12)。
【0065】
コンテンツIDもしくは選択操作によってコンテンツが選択設定されると、ユーザーは続いて料金投入処理として、コインやプリペイドカードの投入を行う(S13)。例えば選択設定されたコンテンツに応じた料金が表示部11に表示され、料金投入を求められることに応じて料金投入を行う。なおこの場合は、ユーザーは過去にディスク90の貸与にかかる補償金を払っていることになるため、料金にはディスク90の補償金は含まれない。
【0066】
料金が投入されると、コンピュータ20は、選択設定されたコンテンツが既にダウンロードされているディスク90をディスクストッカ23から取り出し、ディスク排出部13から排出させるため、ユーザーはそのディスク90を受け取ればよい(S14)。このとき、ディスク90自体はユーザーが挿入したものとは異なるものとなる。つまりディスク90は交換されたことになる。
【0067】
なお、ディスク90においてコンテンツIDが記録されている場合とは、そのディスク90が或る特定のコンテンツのダウンロード専用とされるような場合である。
例えばA新聞を示すコンテンツIDが記録されたディスク90を用意することを仮定すれば、ユーザーはそのディスクを装填すれば、同じくA新聞を示すコンテンツIDが記録されたディスクであって、その日のA新聞の内容としてのコンテンツが記録されているディスクを受けとることができる。つまり、このように或る特定のコンテンツに専用化すると、ユーザーは情報販売装置使用時にいちいち選択操作をする必要はなく、例えば同一の新聞のコンテンツを毎日購入したいようなユーザーにとって便利なものとなる。
【0068】
5.ディスク対応型情報販売装置の処理
上記の手順での使用を実現して、ユーザーに要求されたコンテンツを提供するための情報販売装置1のコンピュータ20の処理について、図8から図10のフローチャートで説明していく。
【0069】
図8のステップF101として、情報販売装置1は、設置場所において表示部11に初期画面を表示した状態で待機している。
初期画面の例は各種考えられるが、例えばその情報販売装置1で購入可能なコンテンツのメニュー画像や、ディスク挿入もしくはディスク無しでの使用を選択する操作を求める表示を行っておけばよい。
【0070】
コンピュータ20は、ステップF101で初期画面を表示させた状態で、ステップF102,F103の監視処理を行う。つまりディスク90を挿入しないでコンテンツを購入する操作が行われたか、もしくはディスク90が挿入されたかを監視する。
【0071】
初期画面に対してユーザーが、ディスク90を用いないでコンテンツを購入する旨(つまり上記図7の手順S21〜S24が実行される場合)の操作を行った場合は、処理をステップF102から▲3▼として示すように図10のステップF128の処理に進む。
そして表示部11にコンテンツ選択画面として、購入可能なコンテンツのメニュー、及び選択を求める表示を行う。
コンピュータ20はこのステップF128の表示を行いながらユーザーの選択操作を待機しており、或るコンテンツの選択操作が行われたらステップF129からF130に進む。そして選択操作内容を判別して特定のコンテンツが選択されたと設定する。
【0072】
続いてステップF131で課金処理を行う。即ち選択設定されたコンテンツの代金及びディスク90の貸与に伴う補償金を、表示部11でユーザーに提示し、その料金の投入を求める。そしてユーザーがコイン又はプリペイドカードの投入することを待ち、投入があったらコイン処理部30又はプリペイドカード処理部31に所要の課金処理を実行させる。
なお、この課金処理の際に、ユーザーがキャンセル操作を行うこともできるようにする。そしてユーザーがキャンセル操作を行った場合、もしくは料金投入が行われないまま所定時間経過した場合は、課金処理NGとしてステップF132から▲1▼として示すように図8のステップF101に戻る。つまり処理は中止として終了される。
【0073】
料金投入が適正に行われ、課金処理OKとなったら、処理はステップF132からF133に進む。
ここでコンピュータ20は、選択設定されたコンテンツが記録されているディスク90が、ディスクストッカ23に有るか否かを確認する。つまり在庫確認である。
該当するディスク90がディスクストッカ23に有れば、ステップF134でコンピュータ20は、ディスク搬送機構22を制御してそのディスク90をディスクストッカ23から取り出させ、ディスク排出部13に搬送させる。即ちこれによってユーザーは所望のコンテンツが記録されたディスク90を受け取ることができる。そしてコンピュータ20の処理は終了され図8のステップF101に戻る。
【0074】
ところが、特定のコンテンツのみが集中的に購入されて売り切れとなった場合などで、該当するディスク90がディスクストッカ23にない場合は、コンピュータ20はステップF135に進み、ディスクストッカ23から未ダウンロードディスクを取り出してディスクドライブ24に装填させるようにディスク搬送機構22を制御する。そしてディスクドライブ24に記録動作指示を行うとともにHDD21に格納してあるコンテンツデータを供給し、装填されたディスク90に対して、該当するコンテンツをダウンロード記録させる。
なお、この場合のコンテンツの記録は、そのディスク90に記録されたポインタによって示される位置に実行させる。
【0075】
またステップF136では、コンテンツのダウンロード記録に応じて、そのディスク90のファイル管理情報(図2参照)を更新し、コンテンツがユーザーサイドの機器で再生できるようにする。
さらにステップF137で、ディスク90の履歴情報(ダウンロード回数情報)を更新(インクリメント)するとともに、ポインタの値を、次回のダウンロード時の書込位置アドレスを示す値に更新する。
【0076】
このステップF135,F136,F137の処理で、ユーザーが求めるコンテンツが、或る未ダウンロードディスクにダウンロードされたことになる。そしてコンピュータ20はステップF138で、ディスク搬送機構22を制御してそのディスク90をディスクドライブ24から取り出してディスク排出部13に搬送させる。即ちこれによってユーザーは所望のコンテンツが記録されたディスク90を受け取ることができる。
これによりコンピュータ20の処理は終了され、図8のステップF101に戻る。
【0077】
図8のステップF101の初期画面表示状態から、ユーザーがディスク90をディスク挿入部12に挿入した場合は、コンピュータ20の処理はステップF103からF104に進むことになる。
まずコンピュータ20はディスク搬送機構22に挿入されたディスクをディスクドライブ24に装填させるように指示し、装填されたら、ディスクドライブ24にデータリード指令を出して、そのディスク90の提示情報を読み込ませる。即ち図2で説明した識別コードその他の提示情報を読み込ませる。
【0078】
ステップF105でコンピュータ20は読み込まれた提示情報のうち、まず対応メディア識別コードを確認し、その挿入されたディスクが当該情報販売装置1に対応するディスクであるか否かを判別する。
もし適切な対応メディア識別コードが読み込めなかった場合は、そのディスクは情報販売装置1に対応しないディスクである(ディスクエラー)と判断する。そしてステップF105からF106に進んで表示部11にディスクエラーの旨を表示してユーザーに伝えるとともに、ステップF107でそのディスクを返却する。即ちディスク搬送機構22に、ディスクドライブ24に装填されているディスクをディスク排出部13に送るように指示する。そしてステップF101に戻る。つまり処理を終了する。
【0079】
挿入されたディスクについて識別コードが適正に確認された場合は、ステップF105から▲2▼として示すように図9のステップF108に進む。
【0080】
ステップF108ではコンピュータ20は、読み込まれた提示情報のうちでコンテンツIDが存在したか否かを確認する。
コンテンツIDが記録されていなかった場合は、ステップF109で表示部11にコンテンツ選択画面として、購入可能なコンテンツのメニュー、及び選択を求める表示を行う。
コンピュータ20はこのステップF109の表示を行いながらユーザーの選択操作を待機しており、或るコンテンツの選択操作が行われたらステップF110からF111に進む。そして選択操作内容を判別して特定のコンテンツが選択されたと設定する。
【0081】
一方、コンテンツIDが記録されていた場合は、ステップF108から直接ステップF111に進む。そして、そのコンテンツIDで示される特定のコンテンツが選択されたと設定する。
【0082】
続いてステップF112で課金処理を行う。即ちステップF111で選択設定されたコンテンツの代金を表示部11でユーザーに提示し、その料金の投入を求める。そしてユーザーがコイン又はプリペイドカードの投入することを待ち、投入があったらコイン処理部30又はプリペイドカード処理部31に所要の課金処理を実行させる。
【0083】
なお、この課金処理の際も、ユーザーがキャンセル操作を行うこともできるようにする。そしてユーザーがキャンセル操作を行った場合、もしくは料金投入が行われないまま所定時間経過した場合は、課金処理NGとしてステップF113からステップF114に進み、ユーザーが挿入したディスク90を返却する。つまりディスク搬送機構22に、その時点でディスクドライブ24に装填されているディスク90をディスク排出部13に搬送するように指示する。
そして▲1▼として示すように、処理を終了してステップF101に戻る。
【0084】
料金投入が適正に行われ、課金処理OKとなったら、処理はステップF113からF115に進む。
ここでコンピュータ20は、選択設定されたコンテンツが記録されているディスク90が、ディスクストッカ23に有るか否かを確認する。つまり在庫確認である。
該当するディスク90がディスクストッカ23に有れば、コンピュータ20はステップF116で、ディスク搬送機構22を制御してそのディスク90をディスクストッカ23から取り出させ、ディスク排出部13に搬送させる。即ちこれによってユーザーは所望のコンテンツが記録されたディスク90を受け取ることができる。この場合ユーザーにとってはディスク90が交換されたことになる。
【0085】
ところがステップF115で、売り切れなどの事情で該当するディスク90がディスクストッカ23にないと判断された場合は、コンピュータ20はステップF117に進み、ディスクストッカ23から未ダウンロードディスクを取り出してディスクドライブ24に装填させるようにディスク搬送機構22を制御する。
なお、この時点ではユーザーが挿入したディスク90がディスクドライブ24に装填されているため、予めディスク搬送機構22にそのディスク90をディスクドライブ24から退避させるようにする。例えばディスクストッカ23もしくはディスク搬送機構22内などに退避用の収納部を設けておいて、そこに移動させればよい。
ディスクドライブ24に未ダウンロードディスクが装填されたら、コンピュータ20はディスクドライブ24に記録動作指示を行うとともにHDD21に格納してあるコンテンツデータを供給し、装填されたディスク90に対して、該当するコンテンツをダウンロード記録させる。
なお、この場合のコンテンツの記録も、そのディスク90に記録されたポインタによって示される位置に実行させる。
【0086】
またステップF118では、コンテンツのダウンロード記録に応じて、そのディスク90のファイル管理情報(図2参照)を更新し、コンテンツがユーザーサイドの機器で再生できるようにする。
さらにステップF119で、ディスク90の履歴情報(ダウンロード回数情報)を更新(インクリメント)するとともに、ポインタの値を、次回のダウンロード時の書込位置アドレスを示す値に更新する。
【0087】
このステップF117,F118,F119の処理で、ユーザーが求めるコンテンツが、或る未ダウンロードディスクにダウンロードされたことになる。そしてコンピュータ20はステップF120で、ディスク搬送機構22を制御してそのディスク90をディスクドライブ24から取り出してディスク排出部13に搬送させる。即ちこれによってユーザーは所望のコンテンツが記録されたディスク90を受け取ることができる。ユーザーにとっては挿入したディスクと交換されたディスクを受け取ることになる。
【0088】
この時点で、ユーザーが最初に挿入したディスクはディスクドライブ24(もしくは退避用の収納部)に残されている。
このディスクに対する処理がステップF121以降行われる。
まず、ステップF104で読み込んでおいたそのディスク90の提示情報において、履歴情報、即ち過去のダウンロード回数情報を確認し、ステップF121でダウンロード回数が規定回数以上となっているか否かを判断する。
ダウンロード回数が規定回数以上の場合は、そのディスク90は十分使用されて消耗しており、今後データ記録再生の信頼性が低下すると判断する。
そのためステップF126に進んで、そのディスクを廃棄ディスクと認定し、ディスクストッカ23に廃棄ディスクとして収納させる。つまりディスク搬送機構22によって廃棄ディスクの収納部位に移動させる。そして処理を終えてステップF101に戻る。
【0089】
ダウンロード回数が規定回数以上ではない場合は、そのディスク90はまだ使用できるものと判断する。
そこで処理をステップF122に進めて(退避用の収納部に置かれている場合はディスクドライブ24に移動させて)、そのディスク90の初期化処理を実行させる。但し、この初期化とは、ダウンロードデータに関する初期化であり、当然ながらダウンロード回数は書き換えない。
【0090】
ダウンロードデータの初期化(消去)を終えたら、ステップF123で、補充の必要なコンテンツが有るか否かを判断する。即ちディスクストッカ23にストックされているディスクであって、或るコンテンツが記録されているディスクとして残り少なくなっているものが有るか否かを判断する。
どのコンテンツのディスクも十分に在庫が有れば、ステップF127でディスク搬送機構22を制御して、ダウンロードデータを初期化したディスクを、未ダウンロードディスクとしてディスクストッカ23に収納させる。そして処理を終えてステップF101に戻る。
【0091】
ところが、或るコンテンツを記録したディスクとしての在庫が少なくなっていた(もしくは在庫無し)場合は、ステップF124で、そのコンテンツを記録したディスク90を作成する。つまり、ディスクドライブ24に記録指示及び補充が必要なダウンロードデータを供給して、初期化したディスク90にダウンロードさせる。なおフローチャートには示していないが、このダウンロードの場合も、上記ステップF118,F119のようなファイル管理情報の更新、履歴情報、ポインタの更新は行われる。
【0092】
ステップF124でのダウンロードにより、補充が必要なディスク90が生成されたら、ステップF125でディスク搬送機構22を制御して、そのディスクを、特定のコンテンツが記録されたディスクとしてディスクストッカ23の所定位置に収納させる。そして処理を終えてステップF101に戻る。
【0093】
以上図8から図10で説明したように情報販売装置1の処理が行われるが、この処理例は一例である。
そしてこの処理例の場合は、ユーザーは図7で説明したうちで所望の手順で所望のコンテンツを入手できることになる。
つまりユーザーの好みに応じてディスク90に記録された形態で、求めるコンテンツを入手できる。また求めるコンテンツが記録されたディスク90は、通常はディスクストッカ23から取り出されてユーザーに提供されるため、ダウンロード等のための待ち時間なく即座に入手できることになる。
【0094】
またこの処理例の場合、ディスク90については、ダウンロード回数が規定回数以上として性能劣化のおそれが有ると判断されるまでは、そのディスク自体は何度も繰り返し使用できる。従ってディスクを無駄にすることがないという利点が有るとともに、例えば新聞や雑誌など毎日或いは毎週、データ更新されるようなコンテンツの提供形態として非常に好適なものとなる。
なお、もちろん新聞や雑誌に限らず、音楽、映像、アプリケーションソフトウエアなどのコンテンツが提供される情報販売装置としても利用できることはいうまでもない。
【0095】
また本例では、表示画面上でのタッチパネル操作方式とすることで、情報販売装置1に多数の操作キー等を配置する必要はなく、端末装置の構成の簡略化が実現できる。
特にタッチパネル操作のための操作キーやメニュー画像を、操作の進行に従って表示していくことで、ユーザーにとって操作をわかりやすいものとできる。
【0096】
またディスク90へダウンロードが行われる場合は、ポインタに応じたアドレスへ実行されることになる。このポインタの値がダウンロード実行毎に書き換えられることで、毎回ディスク上の同一領域が用いられてダウンロードが繰り返されることがなくなる。これによってディスク90の消耗が速まることを防止でき、ディスク90をより長期にわたって有効利用できる。
また、これに伴ってステップF121での判別の基準となる規定ダウンロード回数(上限回数)も高く設定できる。
【0097】
また本例では、ディスクが挿入された場合において、通常は別のディスクがユーザーに提供され、挿入されたディスクは回収されることになるが、その回収されるディスクはステップF121〜F127の処理により、使用可能なもので有ればストック分として再利用される。特に在庫状況に応じて必要なコンテンツがダウンロードされて補充されることになる。
これにより、ディスクストッカ23で、或るコンテンツのディスクの在庫がなくなるような事態はあまり発生しないことになり、ステップF115、F133ではほとんどの場合が肯定結果となる。つまり、ユーザーを待たせながらディスク90にダウンロードするようなことはあまり発生しない。
【0098】
ところで処理例としては、さらに多様な例が考えられる。
例えばコンテンツIDが記録されていたとしても、ユーザーがコンテンツを選択できるようにする処理例も考えられる。
【0099】
また、例えば使用されていない際には初期画面を表示しておくとしたが、使用されていない際に初期画面ではない多様な表示を行うことが考えられる。もしくは初期画面としての選択のためのアイコン等とともに多様な画像表示を行うことが考えられる。
例えばスクリーンセーバとして機能するような画像や、各種広告のための画像、設置場所に応じたイメージ画像、デモンストレーション画像などの表示を行うと、より面白味があり、また付加価値の高いシステムとすることができる。場合によっては、広告画像を流すことで、ユーザーに対する料金の無料化などもはかることができる。
【0100】
さらにダウンロードする内容の一例として、目的のコンテンツのみではなく、広告画像などのデータも一緒にダウンロードさせるようにすることも考えられる。この場合、広告を付加することでダウンロードするコンテンツに対する料金を無料化することも可能となる。
【0101】
また情報販売装置1が無料使用できるシステムの場合は、料金投入処理及び課金処理などは実行されないことはいうまでもない。
【0102】
以上のように図8から図10で説明した処理は、情報販売装置1に対してユーザーが購入操作を行った場合の処理となるが、本例では、ユーザーによってこの情報販売装置1が使用されていない期間(待機中)において、図11のような処理が行われ、ディスクストッカ23における在庫調整が自動的に行われる。
【0103】
待機中には、コンピュータ20は随時ステップF201からの処理を開始する。まずステップF201において、ディスクストッカ23内の各コンテンツディスク群(或るコンテンツがダウンロードされたディスク群)の在庫数を確認する。即ち、規定在庫数を設定しておき、その規定在庫数に持たないコンテンツディスク群の有無を判別する。
特に在庫の少なくなったコンテンツディスク群がなければ、ステップF202から処理を終了する。
ところが、在庫が少なくなって補充が必要なコンテンツディスク群が存在した場合は、ステップF202からF203に進む。例えば図6のディスクストッカ23においてB新聞としてのコンテンツディスクが残り少ないような場合は、B新聞のコンテンツディスクを補充する処理を行うことになる。
【0104】
まずステップF203では、ディスクストッカ23内に未ダウンロードディスク(コンテンツ内容が初期化された状態のディスク)としての在庫が有るか否かを確認する。
未ダウンロードディスクが有れば、ステップF204に進んで、その未ダウンロードディスクに対して補充の必要なコンテンツ(例えばB新聞のデータ)のダウンロードを行う。
つまり、コンピュータ20は、まずディスク搬送機構22を制御して未ダウンロードディスクをディスクドライブ24に装填させる。
そしてディスクドライブ24に記録指示及び補充が必要なダウンロードデータを供給して、ディスク90にダウンロードさせる。なおフローチャートには示していないが、このダウンロードの場合も、上述したステップF118,F119のようなファイル管理情報の更新、履歴情報、ポインタの更新は行われる。
【0105】
ステップF204でのダウンロードにより、補充が必要なディスク90が生成されたら、ステップF205でディスク搬送機構22を制御して、そのディスクを、特定のコンテンツが記録されたディスクとしてディスクストッカ23の所定位置に収納させる。これによって在庫の少ないコンテンツディスク群にコンテンツディスクが補充されたことになる。そして処理を終える。
【0106】
一方、ステップF203で、ディスクストッカ23内に未ダウンロードディスクが無いと判断されたら、ステップF206に進んで、在庫が多量に残っているコンテンツディスク群が有るか否かを確認する。即ち、あまり売れていないコンテンツディスクを探すこととなる。
そのようなコンテンツディスク群が有れば、ステップF207に進んで、その在庫多量のコンテンツディスクを取り出すことになる。
例えばE新聞のコンテンツディスクが多量に残っている場合は、コンピュータ20は、まずディスク搬送機構22を制御してE新聞のコンテンツディスクをディスクドライブ24に装填させる。
そしてステップF207でディスクドライブ24に対して、そのディスクを初期化する指示を出す。この初期化とは、ダウンロードデータに関する初期化であり、提示情報としてのダウンロード回数などは書き換えない。
【0107】
続いてステップF208で、ディスクドライブ24に記録指示及び補充が必要なダウンロードデータ(例えばB新聞データ)を供給して、ディスク90にダウンロードさせる。なおフローチャートには示していないが、このダウンロードの場合も、上述したステップF118,F119のようなファイル管理情報の更新、履歴情報、ポインタの更新は行われる。また、コンテンツIDが記録されるディスクの場合は、コンテンツとしての内容が変わったことに応じて、そのコンテンツIDも書き換えられる。
【0108】
ステップF208でのダウンロードにより、補充が必要なディスク90が生成されたら、ステップF205でディスク搬送機構22を制御して、そのディスクを、特定のコンテンツが記録されたディスクとしてディスクストッカ23の所定位置に収納させ、処理を終える。これにより残り少ないコンテンツディスク群に対するコンテンツディスクの補充が完了する。
【0109】
ところがステップF203,F206で、未ダウンロードディスクも、在庫多量のコンテンツディスクもないと判断される場合がある。
そのような場合は、ダウンロードにより補充が必要なディスク90を生成することができないため、ステップF209に進んでディスク補充警告を行う。
例えば表示部11に、店員等の販売スタッフに対する警告表示を行う。もしくは警告音を出力するようにしてもよい。
このような警告に応じて店員等がディスクを補充した後は、必要に応じて図11の処理により在庫調整が可能となる。
【0110】
なお、この図11の処理においては、補充が必要なディスク90を生成する処理を、在庫数に応じて複数枚連続して行うようにしてもよい。
また処理例としては各種考えられ、例えば未ダウンロードディスク以外は使用しないようにすることも考えられる。
そして、このように在庫調整が行われることで必要なコンテンツディスクが随時補充され、ディスクストッカ23で、或るコンテンツのディスクの在庫がなくなる事態、つまり、ユーザーが購入時にダウンロードする時間を待たなければならないような事態の発生は最小限となる。
【0111】
またこの場合もステップF204,F208でダウンロードが行われる場合は、ポインタに応じたアドレスへ実行されることになる。このポインタの値がダウンロード実行毎に書き換えられることで、毎回ディスク上の同一領域が用いられてダウンロードが繰り返されることがなくなる。これによってディスク90の消耗が速まることを防止できる。
【0112】
ところで、情報販売装置1の待機中の処理としては、コンテンツの更新に伴う処理もある。
上述したように、サーバから新たな内容のコンテンツが送信されてくることが随時発生する(例えば日刊の新聞であれば毎日更新される)が、その場合は、ストックされているコンテンツディスクについては全てデータを書き直す(即ち更新データをダウンロードする)必要がある。
このために、サーバから更新データが送信されてきた際は、コンピュータ20は図12のステップF301からF302に進む処理を行う。
即ち或るコンテンツとしての更新データがHDD21に取り込まれた場合、コンピュータ20は、そのコンテンツが記録されたディスクに対する更新処理に移る。
【0113】
例えばA新聞の更新データが受信された場合は、ステップF302で、ディスク搬送機構22を制御してディスクストッカ24からA新聞のコンテンツディスクを取り出してディスクドライブ24に装填させる。そして必要で有れば旧コンテンツデータを初期化させたうえで、ディスクドライブ24に記録指示及び更新データを供給してダウンロードさせる。このダウンロードの場合も、上述したステップF118,F119のようなファイル管理情報の更新、履歴情報、ポインタの更新は行われる。
【0114】
更新のためのダウンロードを終えたらディスク搬送機構22を制御して、そのディスクを、ディスクストッカ23の元の所定位置に収納させる。
例えばA新聞の全コンテンツディスクに対してこのステップF302の処理を実行し、ストックされている全てのA新聞のコンテンツディスクに対して更新を終了したら、ステップF303から処理を終えることになる。
【0115】
このような処理が待機中に行われることで、毎日或いは毎週など、短いインターバルで更新されるコンテンツにも対応して、ユーザーに最新の情報を提供することができる。
もちろんこの更新のためのダウンロードの場合も、ポインタに応じたアドレスへ実行されることによるディスク消耗防止がはかられる。
【0116】
6.ICカード対応型情報販売装置
次に本例の情報販売装置1としてICカード対応型情報販売装置について説明していく。
図13にICカード対応型情報販売装置1の外観例を、また図14にICカード対応型情報販売装置1の内部構成を示す。なお、図13、図14において、図4、図5で説明したディスク対応型情報販売装置1と同一部分は同一符号を付し説明を省略する。
図13の情報販売装置1も公衆の使用を前提として店頭などに設置されるもので、例えば通常の公衆電話と類似した外観を備える例としている。
そして、液晶パネルもしくは陰極線管(CRT)などを利用した表示部11では、情報販売装置1の使用の際の各種の画像表示が行われ、また操作キーやメニュー表示が行われることでタッチセンサ33を利用したタッチ操作が可能とされる。
【0117】
この例のICカード対応型情報販売装置に対応するICカードメディアは、ICカード91もしくはビューワ付ICカード91Vとなる。
情報販売装置1の使用時には、上述してきたディスク対応型の情報販売装置と同様に、ユーザーは所持するICカード91(もしくはビューワ付ICカード91V;以下省略)を装填するか、もしくはICカード91を装填しないで使用することになる。
このため、ICカード91を挿入する部位としてカード挿入部17が設けられている。
またユーザーが、必要なコンテンツデータがダウンロードされているICカード91を受け取るためにカード排出部18が設けられる。
【0118】
図14からわかるように、内部構造例は上述のディスク対応型情報販売装置1とほぼ同様となる。つまりディスク対応部位がカード対応部位として異なるものとなり、ICカードインターフェース32、カードドライブ26、カードコネクタ部34、カード搬送機構35、カードストッカ36が設けられる。
【0119】
カード搬送機構35は、カード挿入部17、カード排出部18、カードストッカ36、カードコネクタ部34の間を、コンピュータ20の指示に応じてICカード91を搬送できる。
例えばカード挿入部17にユーザーがICカード91を差し入れることで、そのICカード91はカード搬送機構35によってカードコネクタ部34に接続される。すると情報販売装置1は、カードドライブ26によって、そのICカード91に対して記録再生が可能となる。
同様にカードストッカ36に収納されているICカードはカード搬送機構35によってカードコネクタ部34に接続されることで、カードドライブ26によって記録再生可能とされ、またカード搬送機構35によってカード排出部18に搬送されることで、ユーザーに受け渡される。
【0120】
カードストッカ36は、上記ディスクストッカ23と同様に各種コンテンツを記録したICカードや、未ダウンロード状態のICカード、或いは廃棄用のICカードなどが収納される。
【0121】
カードドライブ26はICカードインターフェース32を介してコンピュータ20と情報の授受を行う。即ちカードドライブ26は、コンピュータ20からの記録指令、再生指令、ダウンロードデータの供給をICカードインターフェース32を介して受けるとともに、再生の際はICカード91から読み出したデータをICカードインターフェース32を介してコンピュータ20に転送する。
【0122】
図14の情報販売装置1は、他の部位は図5と同様とするが、もちろん図5において説明した場合と同様に、構成の変形例は各種考えられる。
【0123】
このようなICカード対応型の情報販売装置1でも、ユーザーの使用手順や使用時のコンピュータ20の処理、待機中のコンピュータ20の処理は、上述してきたディスク対応型の情報販売装置1と同様となる。
従って動作説明は省略するが、上述したディスク対応型の情報販売装置1の場合と同様の効果が得られるとともに、各種の変形例が考えられる。
そしてさらに、ICカードメディアを用いることによる利点が得られるものとなる。
【0124】
即ち、ICカードの場合はダウンロードデータの書込時間が非常に短いものであるため、たとえユーザーを待たせた状態でダウンロードする必要がある場合でも(つまり要求されたコンテンツを記録したICカードの在庫がない場合)、ユーザーの待ち時間はほとんどないものすることができる。
また、ダウンロードが迅速にできるということは、図11、図12で説明したような待機中の在庫調整、コンテンツ更新なども迅速に実行できることを意味し、能率のよい動作を実現できる。
【0125】
またディスク90の場合と同様に、ICカード91へダウンロードは、ポインタに応じたアドレスへ実行されること、及びポインタの値がダウンロード実行毎に書き換えられることで、毎回ICカード上の同一領域が用いられてダウンロードが繰り返されることがなくなる。これによってICカード91の消耗が速まることを防止でき、より長期にわたって有効利用できる。
また、これに伴って消耗判別の基準となる規定ダウンロード回数(上限回数)も高く設定できる。
【0126】
さらにビューワ付ICカード91Vを用いる場合は、ユーザーは再生装置やパーソナルコンピュータを使用せずに、即座にコンテンツ内容を確認できる。
【0127】
7.変形例
ところで以上の実施の形態の例では、ディスク90もしくはICカード91は図2のように提示情報がデータ形態で記録されている例とした。
しかしながら例えばコンテンツIDや、識別コードなどの情報を、例えばデータではなくメディアの形態などにより識別できるようにすることも考えられる。
【0128】
例えば図15(a)にはディスク90のカートリッジ上でコンテンツIDが示される例を示している。
いま、情報販売装置がA新聞〜E新聞としてのコンテンツを選択的にダウンロードできるものとすることを考えたときに、その情報販売装置1に対応するディスク90には図15(a)のような、スライドレバー94を設ける。
このスライドレバー94は、そのスライド溝の範囲においてA新聞〜E新聞のそれぞれに対応する位置に、ユーザーが任意にスライドさせることができるようにする。
【0129】
情報販売装置1側では、このスライド溝に相当する範囲でどの位置にスライドレバー94が位置しているかを検出する機構(例えばメカニカルなスイッチ機構や光学的な検出機構)を備えるようにする。
すると、例えば図15(a)の状態のディスク90が装填された際には、情報販売装置1ではコンテンツIDとしてB新聞が提示されていることを認識でき、ユーザーのコンテンツ選択操作無しにB新聞のコンテンツのダウンロードを実行できる。
【0130】
即ちユーザーは、予め自分が購入したいコンテンツに応じてスライドレバー94の位置を設定しておけばよい。
またこの場合は、コンテンツIDを切り換えることも容易であり、例えばその日の気分で購入したいコンテンツを変更したいときなども便利である。
【0131】
なお、このようなスライドレバー94により、より細かいコンテンツ内容を選択できるようにしてもよい。例えば新聞の政治欄、経済欄、スポーツ欄などをスライドレバー94で選択できるようにして、その選択された欄の内容のみがダウンロードされるようにすることもできる。
この際のコンテンツとしての例えば新聞の選択は、その提示情報として書き込まれているコンテンツID、もしくは入力操作に応じて行われるようにすればよい。もちろんスライドレバー94を、新聞の選択用と、欄の選択用に2つ設けてもよい。
さらに、例えばスライドレバー94の位置に対応するコンテンツID等をメディア内のRAM領域にデータとして記憶しておくようにし、ダウンロード装置1側では、そのデータとスライドレバー94の位置を対応させて、あるコンテンツを選択設定するようにしてもよい。このようにすると、スライドレバー94の位置に対応するデータを書き換えることで、選択肢を変更させることができる。
例えば上記のようにA新聞〜E新聞という選択肢内容を、A新聞、C新聞、F新聞、G新聞、H新聞というように変更することも可能となる。
【0132】
また図15(b)は、例えば特に詳しく知りたい情報内容をユーザーがスライドレバー94で選択できるような構成例である。
例えばこの図15(b)のディスク90は、A新聞専用のディスクとされているとする。即ちコンテンツIDとしてA新聞が指定されているとする。
ここで、スライドレバー94は、より詳しく知りたい内容を指定するものとして機能し、例えば政治、経済、スポーツ、社会、文化などの内容を選択できるようにする。
するとダウンロードの際には、A新聞としての全情報がダウンロードされることに加えて、特にスライドレバー94で指定した内容についての、より詳しい記事内容がダウンロードされるようにするものである。より詳しい記事内容としては、例えばそのような詳細情報を予め用意しておいてもよいし、或いは他紙の該当欄の情報を加えるようにしてもよい。例えば図15(b)の状態の場合は、A新聞の全情報に加えて、より詳しい経済情報が付加されてダウンロードされることになる。
また上記のようにスライドレバー94の対応データを書き換えて選択肢内容を変更できるようにしてもよい。
【0133】
また対応メディア識別コードを、カートリッジの所定の形状で提示してもよい。さらに、カートリッジもしくはメディア自体の外形形状が特殊な形とされ、それ以外の記録媒体が情報販売装置1に装填できないような場合は、対応メディア識別コードが不要となる場合もあり得る。
【0134】
なお、以上のような各例はICカードの場合も当然適用できる。つまりカード筐体に、レバースイッチや検出孔を設けたり、通常のICカードとは異なる特殊な形状とすることが考えられる。
【0135】
また、上記例の情報販売装置1は、図1で説明したとおりサーバ2と通信可能なものとしているが、通信ネットワーク接続されない情報販売装置1も考えられる。
【0136】
以上、本発明としての変形例を述べたが、処理や構成上の変形例はさらに多様に考えられる。
【0137】
【発明の効果】
以上の説明から理解されるように、本発明は次のような各効果を有する。
発明によれば、ユーザーが欲するコンテンツを記録した記録媒体がユーザーに販売されるような形態の情報販売装置を実現できる。即ち、一般公衆が利用できる自動販売機のような形態での情報販売装置を実現し、不特定多数の人が任意に使用して所望のコンテンツがダウンロードされた記録媒体を入手(購入)できるようにすることができる。これにより多数の人が例えば電子新聞や電子雑誌などの情報サービスを享受できるようになる。
またコンテンツの選択は、ユーザーが挿入した記録媒体のコンテンツ識別情報に基づいて行われるため、ユーザーの選択操作は不要となり、使用性のよいものとなる。
さらに通常は、設定手段で設定されたダウンロードデータ(コンテンツ)が既に記録されている記録媒体をストックされている記録媒体の中からとりだして排出させる動作を行うことになるため、ユーザーが記録媒体を挿入した場合であれば記録媒体が交換されることになり、この場合は、ユーザーが挿入した記録媒体をその後利用でき、また記録媒体自体の代金は不要となるためユーザーに要求する対価を安く設定できる。
そして、さらにこのような交換方式であることから、ユーザーはダウンロード実行する時間を待つことなく必要なコンテンツが記録された記録媒体を受け取ることができる。従って、非常に迅速に必要な情報を購入することができるという大きな利点が得られる。
【0138】
さらに、記録媒体のコンテンツ識別情報が検出できない場合は、ユーザーの操作に応じて或るコンテンツが選択設定されるため、ユーザーのニーズに応じてフレキシブルに対応できるという利点がある。
【0139】
さらに、ユーザーが記録媒体を挿入しない場合、即ち装着部に記録媒体が装着されていない状態においては、ユーザーの入力操作に応じてダウンロードデータ(コンテンツ)の選択設定が行われる。そして選択設定されたコンテンツが既に記録されている記録媒体が、ストックされている記録媒体の中からとりだされて排出されるため、ユーザーが記録媒体を持っていなくても情報販売装置を利用して情報を入手できることになる。
【0140】
さらに、ユーザーの求めるコンテンツの判別はデータとして記録されている提示情報としてのコンテンツ識別情報に基づいて行われるため、ユーザーは使用時にコンテンツ選択を意識することなく、例えば毎日同じ新聞を購読するような使用形態が可能となる。
【0141】
さらに、ユーザーの求めるコンテンツの判別は記録媒体の外筐に提示された提示情報に基づいて行われるため、ユーザーは使用時にコンテンツ選択を明確に把握できる。またその提示情報がユーザーが可変操作できるもの(例えばスライドレバー)であれば、ユーザーは気分に応じて異なるコンテンツを購入するといったことも容易に可能となる。
【0142】
さらに、記録媒体は課金処理が行われた後に排出されるため、有料のシステムとして適切な動作が実現される。
さらに、ダウンロードデータ(コンテンツ)に応じて課金処理されることになるため、ダウンロード装置の使用に際して適切かつ柔軟な料金設定が可能となる。
【0143】
さらに、記録媒体が装填された際に記録回数検出手段によって検出される記録(ダウンロード)回数情報に応じて、その回数が所定回数以上であった場合は、その記録媒体の廃棄処理が行われる。つまりその記録媒体に対するダウンロード動作を行うことが適切であるか否かの判断が行なわれ、非常に多数回ダウンロードが行われたことで信頼性が低下したメディアであると判断された場合は、信頼性低下に対応する処理として廃棄されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシステム構成の説明図である。
【図2】実施の形態の記録媒体のデータ内容の説明図である。
【図3】実施の形態のビューワ付ICカードの構成のブロック図である。
【図4】実施の形態のディスク対応型情報販売装置の外観例の説明図である。
【図5】実施の形態のディスク対応型情報販売装置のブロック図である。
【図6】実施の形態のディスク対応型情報販売装置のディスクストッカの説明図である。
【図7】実施の形態のディスク対応型情報販売装置に対する使用手順の説明図である。
【図8】実施の形態のディスク対応型情報販売装置の処理のフローチャートである。
【図9】実施の形態のディスク対応型情報販売装置の処理のフローチャートである。
【図10】実施の形態のディスク対応型情報販売装置の処理のフローチャートである。
【図11】実施の形態のディスク対応型情報販売装置の待機中の処理のフローチャートである。
【図12】実施の形態のディスク対応型情報販売装置の待機中の処理のフローチャートである。
【図13】実施の形態のICカード対応型情報販売装置の外観例の説明図である。
【図14】実施の形態のICカード対応型情報販売装置のブロック図である。
【図15】実施の形態の記録媒体の変形例の説明図である。
【符号の説明】
1 情報販売装置、2 サーバ、11 表示部、12 ディスク挿入部、13ディスク排出部、17 カード挿入部、18 カード排出部、20 コンピュータ、21 ハードディスクドライブ、22 ディスク搬送機構、23 ディスクストッカ、24 ディスクドライブ、25 表示ドライバ、26 カードドライブ、27 LANインターフェース、29 モデム、30 コイン処理部、31 プリペイドカード処理部、32 ICカードインターフェース、33 タッチセンサ、34 カードコネクタ部、35 カード搬送機構、36 カードストッカ、90 ディスク、91 ICカード、91V ビューワ付ICカード

Claims (7)

  1. 記録媒体が装着される装着部と、
    前記装着部に装着された記録媒体のコンテンツ識別情報を検出するコンテンツ識別情報検出手段と、
    前記コンテンツ識別情報検出手段が検出した前記コンテンツ識別情報に基づいて、コンテンツ情報を設定する設定手段と、
    それぞれ前記コンテンツ識別情報で示されるコンテンツ情報が予め記録された記録媒体が複数個収納可能な収納部と、
    前記収納部に収納された記録媒体のうち、前記設定手段が設定したコンテンツ情報と一致するコンテンツ情報が記録された記録媒体を排出する排出手段と、
    を備え
    前記コンテンツ識別情報検出手段は、前記装着部に装着された前記記録媒体の外筐に形成されているコンテンツ識別情報を検出する
    ことを特徴とする情報販売装置。
  2. 操作情報が入力される入力部をさらに備え、
    前記設定手段は、前記コンテンツ識別情報検出手段が、前記コンテンツ識別情報を検出できなかった際に、前記入力部から入力された前記操作情報が示すコンテンツ識別情報に基づいて、コンテンツ情報を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報販売装置。
  3. 操作情報が入力される入力部をさらに備え、
    前記設定手段は、前記装着部に前記記録媒体が装着されていない状態において、前記入力部から入力された操作情報が示すコンテンツ識別情報に基づいて、コンテンツ情報を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報販売装置。
  4. 前記コンテンツ識別情報検出手段は、前記装着部に装着された前記記録媒体にデータとして記録されているコンテンツ識別情報を検出することを特徴とする請求項1に記載の情報販売装置。
  5. 前記排出手段による前記記録媒体の排出に先立って、課金処理を行なう課金手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報販売装置。
  6. 前記課金手段は、前記設定手段が設定したコンテンツ情報の種類に応じて決定される料金で課金処理を行なうことを特徴とする請求項に記載の情報販売装置。
  7. 前記装着部に装着されている前記記録媒体にコンテンツ情報が記録された回数を検出する記録回数検出手段と、
    前記記録回数検出手段が、記録回数が所定回数以上であると検出したときに、前記装着部に装着されている前記記録媒体を廃棄すべき記録媒体として処理する廃棄手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報販売装置。
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