JP2001301198A - 自動インクリフィルステーション - Google Patents

自動インクリフィルステーション

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JP2001301198A
JP2001301198A JP2000124280A JP2000124280A JP2001301198A JP 2001301198 A JP2001301198 A JP 2001301198A JP 2000124280 A JP2000124280 A JP 2000124280A JP 2000124280 A JP2000124280 A JP 2000124280A JP 2001301198 A JP2001301198 A JP 2001301198A
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JP2000124280A
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Fumihiro Gotou
史博 後藤
Yoshinori Nakajima
芳紀 中島
Hiroyuki Tawaraya
啓之 俵谷
Seiji Takahashi
誠二 高橋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランニングコストの低減を図り、かつ、記録
剤収納容器の回収率の向上を図り、かつ、記録剤収納容
器の使用状況を容易に把握する。 【解決手段】 記録剤収納容器装着部6にセットされた
記録剤収納容器が再使用可能であれば、記録剤貯蔵部8
に保管された記録剤が記録剤充填部7により記録剤収納
容器に再充填され、再充填された記録剤量に基づく料金
を課金する。記録剤収納容器が再使用不可能であれば、
この記録剤収納容器が記録剤収納容器回収部5に回収さ
れ、記録剤収納容器収容部12に収容された新品の記録
剤収納容器が販売される。情報書き込み部11は、記録
剤が再充填された記録剤収納容器や販売された記録剤収
納容器にその旨の情報を記録する。情報が記録された記
録剤収納容器が記録剤収納容器装着部6に再度セットさ
れると、情報読み取り部10はこの情報を読み取り、以
降、この情報に基づいて各構成部が動作することにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置に装着可
能な記録ヘッドやインクタンク等の記録剤収納容器に、
インク等の記録剤を再充填するための自動インクリフィ
ルステーションに関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置に装着される記録ヘッドやイン
クタンクにインクがなくなった際に、記録装置を正常に
動作させるための方法としては、ユーザーが新品の記録
ヘッドやインクタンクを販売店で購入して記録装置に装
着する方法がある。
【0003】また、別の方法としては、ユーザーが、記
録ヘッドやインクタンクにインクを再充填するための注
入装置とインクとが一体となったリフィルキットを購入
し、このリフィルキットを用いて記録ヘッドやインクタ
ンクにインクを再充填する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような方法においては、ユーザーが、インク以外に
も、インクタンク、記録ヘッド、注入装置等を購入する
必要があるため、これらの購入コストによってランニン
グコストが高くなってしまうという問題点がある。
【0005】また、ユーザーが、使用不可能となった記
録ヘッドやインクタンクを破棄する等により、記録ヘッ
ドやインクタンクの回収率が低いという問題点がある。
【0006】また、製造者側で、ユーザーが記録ヘッド
やインクタンクを何回交換したか、どの程度の頻度で記
録ヘッドやインクタンクを交換しているか等のユーザー
の使用状況を把握することが困難であるという問題点が
ある。
【0007】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、ランニングコ
ストの低減を図ることができるとともに、記録ヘッドや
インクタンク等の記録剤収納容器の回収率の向上を図
り、かつ、ユーザーの記録剤収納容器の使用状況(記録
剤の減り方や使用期間など)からプリンタの使用状況を
容易に把握することができる自動インクリフィルステー
ションを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、記録装置に装着可能な記録剤収納容器に、
記録剤を再充填するための自動インクリフィルステーシ
ョンであって、前記記録剤収納容器に記録剤を再充填
し、再充填した記録剤の量に基づく料金を課金すること
を特徴とする。
【0009】また、前記記録剤収納容器が再使用可能で
あるかどうかを判別し、前記記録剤収納容器が再使用可
能であると判別した場合にのみ、前記記録剤収納容器に
記録剤を再充填することを特徴とする。
【0010】また、前記記録剤収納容器が再使用不可能
であると判別した場合、前記記録剤収納容器を回収する
ことを特徴とする。
【0011】また、前記記録剤収納容器を回収した場
合、予め収容している複数種の新品の記録剤収納容器の
うち、前記回収した記録剤収納容器と同一種類の新品の
記録剤収納容器を販売することを特徴とする。
【0012】また、前記記録剤収納容器に記録剤を再充
填した場合、該記録剤収納容器にその旨の情報を記録す
ることを特徴とする。
【0013】また、前記新品の記録剤収納容器を販売し
た場合、該記録剤収納容器にその旨の情報を記録するこ
とを特徴とする。
【0014】また、前記情報が記録された記録剤収納容
器に記録剤を再充填する場合、該記録剤収納容器に記録
された情報によっては、再充填する記録剤に関して課金
する料金を変更することを特徴とする。
【0015】また、前記情報が記録された記録剤収納容
器を回収し、該記録剤収納容器と同一種類の新品の記録
剤収納容器を販売する場合、前記記録剤収納容器に記録
された情報によっては、前記新品の記録剤収納容器を販
売する料金を変更することを特徴とする。
【0016】また、前記記録剤収納容器に記録剤を再充
填した場合、所定の記憶手段にその旨の情報を記録する
ことを特徴とする。
【0017】また、前記新品の記録剤収納容器を販売し
た場合、前記所定の記憶手段にその旨の情報を記録する
ことを特徴とする。
【0018】また、前記所定の記憶手段に前記情報が記
録された記録剤収納容器に記録剤を再充填する場合、前
記所定の記憶手段に記録された情報によっては、再充填
する記録剤に関して課金する料金を変更することを特徴
とする。
【0019】また、前記所定の記憶手段に前記情報が記
録された記録剤収納容器を回収し、該記録剤収納容器と
同一種類の新品の記録剤収納容器を販売する場合、前記
所定の記憶手段に記録された情報によっては、前記新品
の記録剤収納容器を販売する料金を変更することを特徴
とする。
【0020】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、記録剤収納容器に記録剤が再充填されると、
再充填された記録剤の量に基づく料金が課金されるた
め、ユーザーは、記録剤収納容器を本自動インクリフィ
ルステーションにセットして上記料金を支払えば、記録
剤収納容器に記録剤を再充填することが可能になる。
【0021】このように、記録剤収納容器や注入装置等
を購入することなく、記録剤のみを購入することによ
り、記録剤収納容器に記録剤が再充填されるため、ラン
ニングコストが低減される。
【0022】また、記録剤収納容器が再使用可能である
と判別された場合は、この記録剤収納容器に記録剤が再
充填され、記録剤収納容器が再使用不可能であると判別
された場合は、この記録剤収納容器が回収されるため、
記録剤収納容器が容易に回収され、これにより、記録剤
収納容器の回収率が向上するとともに、記録剤収納容器
が再使用可能であると判別される限りは、この記録剤収
納容器を複数回にわたって使用可能になる。
【0023】また、記録剤収納容器に記録剤が再充填さ
れる場合や、新品の記録剤収納容器が販売される場合
に、記録剤収納容器或いは所定の記憶手段にその旨の情
報が記録され、更に、記録剤収納容器に情報が記録され
ている場合や、記録剤収納容器に関する情報が所定の記
憶手段に記録されている場合に、記録剤収納容器或いは
所定の記憶手段に記録された情報が読み取られるため、
記録剤収納容器に関する種々の情報を記録することによ
り、ユーザーの使用状況に関する情報が容易に得られる
ことになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0025】図1は、本発明の自動インクリフィルステ
ーションの実施の一形態を示すブロック図である。
【0026】図1に示すように本形態における自動イン
クリフィルステーション1は、操作パネル2と、表示部
3と、制御部4と、記録剤収納容器回収部5と、記録剤
収納容器装着部6と、記録剤充填部7と、記録剤貯蔵部
8と、記録剤収納容器検査部9と、情報読み取り部10
と、情報書き込み部11と、記録剤収納容器収容部12
とから構成され、記録装置に装着可能な記録剤収納容器
に記録剤を再充填するためのものであり、例えば、記録
ヘッドやインクタンクにインクを再充填したり、プロセ
スカートリッジやトナー容器にトナーを再充填したりす
る。
【0027】制御部4は、自動インクリフィルステーシ
ョン1内に設けられた各構成部の制御を行うものであ
り、オンライン回線を介してコンピュータ等に格納され
た所定の記憶手段であるデータベースに接続される。
【0028】表示部3は、自動インクリフィルステーシ
ョン1の操作手順や操作方法の説明等を表示する。
【0029】操作パネル2は、ユーザーが自動インクリ
フィルステーション1を操作するためのものである。
【0030】記録剤収納容器装着部6には、ユーザーに
よって使用済みの記録剤収納容器がセットされる。
【0031】記録剤収納容器検査部9は、記録剤収納容
器装着部6にセットされた記録剤収納容器が再使用可能
かどうかを検査して判別するものであり、例えば、記録
剤収納容器装着部6に記録ヘッドやインクタンクがセッ
トされた場合には、この記録ヘッドやインクタンクにお
けるインクを保持している部分の負圧を測定することに
より、記録ヘッドやインクタンクが再使用可能かどうか
を検査し、また、記録剤収納容器装着部6に記録ヘッド
がセットされた場合には、この記録ヘッドのノズル毎の
吐出量や着弾位置精度を測定することにより、記録ヘッ
ドが再使用可能かどうかを検査する。
【0032】情報読み取り部10は、記録剤収納容器装
着部6にセットされた記録剤収納容器に、属性(例え
ば、種類、記録剤の組成、製造年月日、製造番号)や、
本自動インクリフィルステーション1の利用状況(例え
ば、リフィル回数、リフィル間隔)等の情報が記録され
ている場合に、記録された情報を読み取ることにより、
記録剤収納容器装着部6にセットされた記録剤収納容器
が再使用可能かどうかを判別する。
【0033】なお、記録剤収納容器装着部6にセットさ
れた記録剤収納容器が再使用可能かどうか判別する際、
この記録剤収納容器に上記情報が記録されている場合に
は、情報読み取り部10のみによって、記録剤収納容器
が再使用可能かどうかを判別しても良く、また、記録剤
収納容器検査部9及び情報読み取り部10の両者によっ
て、記録剤収納容器が再使用可能かどうかを判別しても
良い。
【0034】記録剤貯蔵部8は、複数種の記録剤を保管
している。
【0035】記録剤充填部7は、記録剤収納容器装着部
6にセットされた記録剤収納容器が記録剤収納容器検査
部9及び/或いは情報読み取り部10にて再使用可能で
あると判別された場合に、記録剤貯蔵部8に保管された
複数種の記録剤のうち記録剤収納容器装着部6にセット
された記録剤収納容器に適合する記録剤を、記録剤収納
容器装着部6にセットされた記録剤収納容器に再充填す
る。
【0036】記録剤収納容器回収部5は、記録剤収納容
器装着部6にセットされた記録剤収納容器が記録剤収納
容器検査部9及び/或いは情報読み取り部10にて再使
用不可能であると判別された場合に、再使用不可能であ
ると判別された記録剤収納容器を回収する。なお、記録
剤収納容器回収部5に回収された記録剤収納容器は、最
終的には工場等に回収されてリサイクルされることにな
る。
【0037】記録剤収納容器収容部12は、記録剤収納
容器装着部6にセットされた記録剤収納容器が記録剤収
納容器回収部5に回収された場合に、ユーザーに販売す
るための複数種の新品の記録剤収納容器を収容してい
る。
【0038】情報書き込み部11は、自動インクリフィ
ルステーション1内で行われた処理内容を、記録剤収納
容器に記録するものであり、例えば、記録剤収納容器に
記録剤が再充填された場合には、記録剤が再充填された
記録剤収納容器に、属性(例えば、種類、記録剤の組
成、製造年月日、製造番号)や本自動インクリフィルス
テーション1の利用状況(例えば、リフィル回数、リフ
ィル間隔)等の情報を記録し、また、記録剤収納容器が
販売された場合には、販売された記録剤収納容器に、上
述したような情報を記録する。
【0039】以下に、上記のように構成された自動イン
クリフィルステーションの動作についてフローチャート
を用いて説明する。
【0040】図2は、図1に示した自動インクリフィル
ステーションの動作を説明するためのフローチャートで
ある。ここでは、インクジェット記録装置に装着可能な
記録ヘッドやインクタンクにインクを再充填する場合の
動作について説明する。
【0041】記録剤収納容器装着部6に使用済みの記録
ヘッドやインクタンクがセットされると(ステップS
1)、記録剤収納容器検査部9及び/或いは情報読み取
り部10において、記録剤収納容器装着部6にセットさ
れた記録ヘッドやインクタンクが再使用可能であるかど
うか判別される(ステップS2)。
【0042】ステップS2において、記録剤収納容器装
着部6にセットされた記録ヘッドやインクタンクが再使
用可能であると判別された場合、制御部4において、記
録剤収納容器装着部6にセットされた記録ヘッドやイン
クタンクに使用されていたインクの属性、組成、染料濃
度及びpH等が調査され、記録剤充填部7において、制
御部4における調査結果に基づいて、記録剤貯蔵部8に
保管されている複数種のインクのうち、記録剤収納容器
装着部6にセットされた記録ヘッドやインクタンクに使
用されていたインクと同一組成のインクが、記録剤収納
容器装着部6にセットされた記録ヘッドやインクタンク
に再充填される(ステップS3)。
【0043】なお、記録剤充填部7においては、制御部
4における染料濃度及びpHの調査結果に基づいて、記
録剤貯蔵部8に保管された複数種のインクの染料濃度や
pHを調整して記録ヘッドやインクタンクに再充填する
ような構成としても良い。このような構成とすれば、イ
ンクが再充填された記録ヘッドやインクタンクが新品と
同様の状態で使用可能になる。
【0044】ステップS3において、記録剤収納容器装
着部6にセットされた記録ヘッドやインクタンクにイン
クが再充填された場合、制御部4においては、再充填さ
れたインク量に基づく料金を表示部3に表示する等の制
御を行うことにより、再充填されたインクの量に基づく
料金を課金する(ステップS4)。
【0045】その後、情報書き込み部11において、イ
ンクが再充填された記録ヘッドやインクタンクに、イン
クを再充填した日付や再充填したインク量等の情報が記
録される(ステップS9)。
【0046】一方、ステップS2において、記録剤収納
容器装着部6にセットされた記録ヘッドやインクタンク
が再使用不可能であると判別された場合、記録剤収納容
器装着部6にセットされた記録ヘッドやインクタンクが
記録剤収納容器回収部5に回収される(ステップS
5)。
【0047】記録ヘッドやインクタンクが記録剤収納容
器回収部5に回収されると、制御部4においては、新品
の記録ヘッドやインクタンクの購入意志を問う画面を表
示部3に表示する等の制御を行うことにより、ユーザー
に新品の記録ヘッドやインクタンクの購入意志があるか
どうかを問い合わせる(ステップS6)。
【0048】ここで、ユーザーから操作パネル2を介し
て新品の記録ヘッドやインクタンクの購入意志がある旨
が通知されると、制御部4において、記録剤収納容器収
容部12に収容された複数種の新品の記録ヘッドやイン
クタンクのうち、記録剤収納容器回収部5に回収された
記録ヘッドやインクタンクと同一種類の記録ヘッドやイ
ンクタンクの料金を表示部3に表示する等の制御を行う
ことにより、ユーザーに新品の記録ヘッドやインクタン
クを販売する(ステップS7)。
【0049】その後、情報書き込み部11において、販
売された記録ヘッドやインクタンクに販売日等の情報が
記録される(ステップS9)。
【0050】一方、ステップS6において、ユーザーに
新品の記録ヘッドやインクタンクの購入意志を問い合わ
せた結果、新品の記録ヘッドやインクタンクの購入意志
がある旨が通知されない場合、処理が終了する。
【0051】なお、情報書き込み部11にて情報が記録
された記録ヘッドやインクタンクが、記録剤収納容器装
着部6に再度セットされた場合には、情報読み取り部1
0において、記録剤収納容器装着部6にセットされた記
録ヘッドやインクタンクに記録された情報が読み取ら
れ、以降、自動インクリフィルステーション1の内部に
おいては、情報読み取り部10にて読み取られた情報に
基づいて、記録ヘッドやインクタンクの再使用可否の判
別や、記録ヘッドやインクタンクに使用されていたイン
クの調査等の動作が行われることになる。
【0052】上述したように、本形態においては、記録
ヘッドやインクタンクにインクが再充填されると、再充
填されたインクの量に基づく料金が課金されるような構
成としたため、ユーザーは、通常、自宅等で廃棄してい
た記録ヘッドやインクタンクを本自動インクリフィルス
テーションにセットして上記料金を支払えば、記録ヘッ
ドやインクタンクにインクを再充填することが可能にな
る。
【0053】このように、記録ヘッド、インクタンク、
注入装置等を購入することなく、インクのみを購入する
ことにより、記録ヘッドやインクタンクにインクを再充
填することが可能になるため、ランニングコストを低減
することができる。
【0054】また、記録ヘッドやインクタンクが再使用
可能であると判別された場合は、この記録ヘッドやイン
クタンクにインクが再充填され、記録ヘッドやインクタ
ンクが再使用不可能であると判別された場合は、この記
録ヘッドやインクタンクが回収されるような構成とした
ため、記録ヘッドやインクタンクを容易に回収すること
ができ、これにより、記録ヘッドやインクタンクの回収
率の向上を図ることができるとともに、記録ヘッドやイ
ンクタンクが再使用可能であると判別される限りは、こ
の記録ヘッドやインクタンクを複数回にわたって使用す
ることができる。
【0055】また、本形態においては、本自動インクリ
フィルステーション1内で行われた処理内容の情報が、
記録ヘッドやインクタンクに記録され、更に、記録ヘッ
ドやインクタンクに上記情報が記録されている場合に、
この情報が読み取られるような構成としたため、記録ヘ
ッドやインクタンクに種々の情報を記録することによ
り、ユーザーの使用状況に関する情報を容易に得ること
ができる。
【0056】このため、ユーザーの使用状況に関する情
報によっては、再充填されるインクに関して課金する料
金を変更したり、販売される新品の記録ヘッドやインク
タンクの料金を変更したりするような構成とすることが
できる。
【0057】例えば、記録ヘッドやインクタンクの使用
頻度の情報が得られた場合には、使用頻度の高い記録ヘ
ッドやインクタンクに再充填されるインクに関して課金
する料金を下げたり、また、記録装置に対して新品の記
録ヘッドやインクタンクが購入された回数の情報が得ら
れた場合には、新品の記録ヘッドやインクタンクが既に
多数購入されている記録装置に使用される記録ヘッドや
インクタンクの料金を下げたりする等のサービスを行う
ことが可能となる。
【0058】更に、インクジェット記録装置において、
記録ヘッドやインクタンクに記録された情報に基づい
て、吸収回復の間隔等の制御内容を変更するような構成
とすれば、ユーザーに対して更に細やかなサービスを行
うことが可能になるとともに、インクジェット記録装置
の制御内容をユーザーの使用状況に応じて最適化するこ
とが可能となる。
【0059】なお、本形態においては、情報書き込み部
11において、自動インクリフィルステーション1内で
行われた処理内容の情報が記録ヘッドやインクタンクに
記録され、情報読み取り部10において、記録ヘッドや
インクタンクに上記情報が記録されている場合に、この
情報が読み取られるような構成について説明したが、本
発明においては、情報書き込み部11において、自動イ
ンクリフィルステーション1内で行われた処理内容の情
報がオンライン回線を介してデーターベースに記録さ
れ、情報読み取り部10において、記録ヘッドやインク
タンクに関する上記情報がデーターベースに記録されて
いる場合に、この情報が読み取られるような構成であっ
ても良い。
【0060】このような構成とする場合、データーベー
スに情報が記録された記録ヘッドやインクタンクが記録
剤収納容器装着部6に再度セットされると、情報読み取
り部10において、記録剤収納容器装着部6にセットさ
れた記録ヘッドやインクタンクに関する情報がデータベ
ースから読み取られ、以降、自動インクリフィルステー
ション1の内部においては、情報読み取り部10にて読
み取られた情報に基づいて、記録ヘッドやインクタンク
の再使用可否の判別や、記録ヘッドやインクタンクに使
用されていたインクの調査等の動作が行われることにな
る。
【0061】また、本形態においては、インクジェット
記録装置に装着可能な記録ヘッドやインクタンクにイン
クを再充填する場合の動作について説明したが、本発明
においては、レーザービームプリンタ等の記録装置に装
着可能なプロセスカートリッジやトナー容器にトナーを
再充填することができ、プロセスカートリッジやトナー
容器にトナーを再充填する場合にも、記録ヘッドやイン
クタンクにインクを再充填する場合と同様の動作が行わ
れる。
【0062】また、本発明は、記録剤として、インクや
トナー以外のものを記録剤収納容器に再充填することが
可能であり、記録剤のみを販売するシステムについて有
効である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
記録剤収納容器に記録剤が再充填されると、再充填され
た記録剤の量に基づく料金が課金されるような構成とし
たため、ユーザーは、記録剤収納容器を本自動インクリ
フィルステーションにセットして上記料金を支払えば、
記録剤収納容器に記録剤を再充填することが可能にな
る。
【0064】このように、記録剤収納容器や注入装置等
を購入することなく、記録剤のみを購入することによ
り、記録剤収納容器に記録剤を再充填することが可能に
なるため、ランニングコストを低減することができる。
【0065】また、記録剤収納容器が再使用可能である
と判別された場合は、この記録剤収納容器に記録剤が再
充填され、記録剤収納容器が再使用不可能であると判別
された場合は、この記録剤収納容器が回収されるような
構成としたため、記録剤収納容器を容易に回収すること
が可能となり、これにより、記録剤収納容器の回収率の
向上を図ることができ、地球環境にやさしいシステムと
することができるとともに、記録剤収納容器が再使用可
能であると判別される限りは、この記録剤収納容器を複
数回にわたって使用することができる。
【0066】また、記録剤収納容器に記録剤が再充填さ
れる場合や、新品の記録剤収納容器が販売される場合
に、記録剤収納容器或いは所定の記憶手段にその旨の情
報が記録され、更に、記録剤収納容器に情報が記録され
ている場合や、記録剤収納容器に関する情報が所定の記
憶手段に記録されている場合に、記録剤収納容器或いは
所定の記憶手段に記録された情報が読み取られるような
構成としたため、記録剤収納容器に関する種々の情報を
記録することにより、ユーザーの使用状況を容易に得る
ことができる。
【0067】このため、記録剤収納容器或いは所定の記
憶手段に記録された情報に基づいて、再充填されたイン
クに関して課金する料金を変更したり、販売する新品の
記録剤収納容器の料金を変更したりする等のサービスを
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動インクリフィルステーションの実
施の一形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した自動インクリフィルステーション
の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動インクリフィルステーション 2 操作パネル 3 表示部 4 制御部 5 記録剤収納容器回収部 6 記録剤収納容器装着部 7 記録剤充填部 8 記録剤貯蔵部 9 記録剤収納容器検査部 10 情報読み取り部 11 情報書き込み部 12 記録剤収納容器収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 俵谷 啓之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高橋 誠二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA19 EA24 KD08 3E018 AA01 AB06 DA01 DA08 EA10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録装置に装着可能な記録剤収納容器
    に、記録剤を再充填するための自動インクリフィルステ
    ーションであって、 前記記録剤収納容器に記録剤を再充填し、再充填した記
    録剤の量に基づく料金を課金することを特徴とする自動
    インクリフィルステーション。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動インクリフィルス
    テーションにおいて、 前記記録剤収納容器が再使用可能であるかどうかを判別
    し、前記記録剤収納容器が再使用可能であると判別した
    場合にのみ、前記記録剤収納容器に記録剤を再充填する
    ことを特徴とする自動インクリフィルステーション。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の自動インクリフィルス
    テーションにおいて、 前記記録剤収納容器が再使用不可能であると判別した場
    合、前記記録剤収納容器を回収することを特徴とする自
    動インクリフィルステーション。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の自動インクリフィルス
    テーションにおいて、 前記記録剤収納容器を回収した場合、予め収容している
    複数種の新品の記録剤収納容器のうち、前記回収した記
    録剤収納容器と同一種類の新品の記録剤収納容器を販売
    することを特徴とする自動インクリフィルステーショ
    ン。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の自動インクリフィルス
    テーションにおいて、 前記記録剤収納容器に記録剤を再充填した場合、該記録
    剤収納容器にその旨の情報を記録することを特徴とする
    自動インクリフィルステーション。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の自動インクリフィルス
    テーションにおいて、 前記新品の記録剤収納容器を販売した場合、該記録剤収
    納容器にその旨の情報を記録することを特徴とする自動
    インクリフィルステーション。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の自動イ
    ンクリフィルステーションにおいて、 前記情報が記録された記録剤収納容器に記録剤を再充填
    する場合、該記録剤収納容器に記録された情報によって
    は、再充填する記録剤に関して課金する料金を変更する
    ことを特徴とする自動インクリフィルステーション。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の
    自動インクリフィルステーションにおいて、 前記情報が記録された記録剤収納容器を回収し、該記録
    剤収納容器と同一種類の新品の記録剤収納容器を販売す
    る場合、前記記録剤収納容器に記録された情報によって
    は、前記新品の記録剤収納容器を販売する料金を変更す
    ることを特徴とする自動インクリフィルステーション。
  9. 【請求項9】 請求項4に記載の自動インクリフィルス
    テーションにおいて、 前記記録剤収納容器に記録剤を再充填した場合、所定の
    記憶手段にその旨の情報を記録することを特徴とする自
    動インクリフィルステーション。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の自動インクリフィル
    ステーションにおいて、 前記新品の記録剤収納容器を販売した場合、前記所定の
    記憶手段にその旨の情報を記録することを特徴とする自
    動インクリフィルステーション。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10に記載の自
    動インクリフィルステーションにおいて、 前記所定の記憶手段に前記情報が記録された記録剤収納
    容器に記録剤を再充填する場合、前記所定の記憶手段に
    記録された情報によっては、再充填する記録剤に関して
    課金する料金を変更することを特徴とする自動インクリ
    フィルステーション。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11のいずれか1項に記
    載の自動インクリフィルステーションにおいて、 前記所定の記憶手段に前記情報が記録された記録剤収納
    容器を回収し、該記録剤収納容器と同一種類の新品の記
    録剤収納容器を販売する場合、前記所定の記憶手段に記
    録された情報によっては、前記新品の記録剤収納容器を
    販売する料金を変更することを特徴とする自動インクリ
    フィルステーション。
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