JPH1129194A - 化粧用液体包装容器リサイクルシステム及びリサイクル用洗浄装置及びリサイクル用充填装置及びリサイクル装置 - Google Patents

化粧用液体包装容器リサイクルシステム及びリサイクル用洗浄装置及びリサイクル用充填装置及びリサイクル装置

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JPH1129194A
JPH1129194A JP5196298A JP5196298A JPH1129194A JP H1129194 A JPH1129194 A JP H1129194A JP 5196298 A JP5196298 A JP 5196298A JP 5196298 A JP5196298 A JP 5196298A JP H1129194 A JPH1129194 A JP H1129194A
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JP
Japan
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cleaning
packaging container
recycling
liquid
filling
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Application number
JP5196298A
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English (en)
Inventor
Tomohito Omae
智史 大前
Takeshi Aoki
剛 青木
Toshihide Tougi
俊秀 東儀
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IPUSA KK
Toppan Inc
Original Assignee
IPUSA KK
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デパートなどでの化粧品店舗の販売カウンター
にて、ユーザーの持参した使用済みの化粧液包装容器
を、ユーザーの目前で、洗浄した後、化粧液を瓶に充填
して、化粧液包装容器を再利用することにある。 【解決手段】使用済み容器Bの開口部を下向きにして載
置固定する一方の筒状回転載置部31の内部に上向きに
突出して容器内に洗浄液を噴射する洗浄ノズル部1と、
容器Bの開口部を下向きにして載置固定する他方の筒状
回転載置部35の内部に上向きに突出して容器B内面に
付着する洗浄液を乾燥若しくは除去するエアーを噴射す
るエアーノズル部2とを備える洗浄手段Wと、容器B内
に新しい化粧用液体を詰め替え充填する1乃至複数基の
左右移動可能な充填ノズル部24を備えた詰め替え充填
手段Fとを設けて化粧用液体包装容器を再利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧水や液体クリ
ームなど化粧用液体などを包装した液体包装容器を回収
して再利用する液体包装容器のリサイクルシステム及び
リサイクル用洗浄装置及びリサイクル用充填装置及びリ
サイクル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては、容器のリサイクル化が
重要な懸案とされている。従来から実際に牛乳、酒等で
行われるていたリサイクルシステムは、店頭等で空の容
器を回収し、これを充填工場に集めた後、洗浄、再充填
を行い、一般の商品と同様に市場に流通させていた。一
方、リサイクルシステムを活性化させるための手段とし
て、大手の酒類販売店などにて、顧客から使用済の瓶な
ど液体包装用の容器を店頭で回収し、その場で洗浄処理
して、内容物を再充填することで、顧客に安価で商品を
販売するリサイクルシステムが採用されている。ただ
し、この一連の作業は手作業で行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液体化粧料
を包装した瓶などの容器を、リサイクルの対象とする場
合、前記酒類等のように単に顧客から使用済みの瓶を引
き取り洗浄処理し、再充填するだけだでは十分ではな
い。それは、化粧料自体が非常に衛生的な製品であるた
め、詰め替え時における容器の洗浄を完璧に行い容器の
内面を衛生な状態にする必要があるためである。この作
業は、化粧料自体の粘度が高いため容易ではなく、ま
た、洗浄後の容器の内面は、洗浄液等が一切残らないよ
う、その洗浄液を十分乾燥若しくは除去した状態にする
必要があることも、その難度を高めている。
【0004】一方、化粧料の再充填時においても注意が
必要である。つまり、再充填用の化粧料をも衛生的な状
態に保っておき、及び化粧料の再充填をその瓶を利用し
て詰め替え販売する場合は、化粧液本体の外気との接触
による変質、変色などを防止するためにも、充填装置に
おける化粧液が、なるべく外気に直接触れないようにす
る必要があり、さらに、化粧用液体による金属アレルギ
ーなどの発症を防止するために、充填装置における化粧
液との接液部には金属材料を使用しないなどの解決しな
ければならない課題がある。
【0005】また、使用済みの瓶の洗浄は、顧客を待た
せずに、その場で洗浄処理、乾燥若しくは除去作業がで
き、迅速な充填による詰め替えを行うことが望ましい。
【0006】また、その他に、限られた店内スペースで
は、複数種類の化粧液を充填できるシステムにする必要
があり、また店頭での詰め替え操作となるため静音性が
要求される。
【0007】本発明の液体包装容器リサイクルシステム
及びその装置は、上記課題を解決することによって、デ
パートなどでの化粧品店舗の販売カウンターにて、ユー
ザーの持参した使用済みの化粧液包装容器を、ユーザー
の目のまえで迅速に洗浄処理した後に、その容器に新し
い化粧液を再充填することによって、化粧液包装用の容
器を再利用することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、 a)使用済み化粧用液体包装容器を洗浄手段にて洗浄す
る洗浄工程と、 b)洗浄後の化粧用液体包装容器内に充填手段にて新し
い化粧用液体を充填して詰め替えする詰め替え工程とに
より、 化粧用液体包装容器を再利用することを特徴とする化粧
用液体包装容器リサイクルシステムである。
【0009】また、本出願は、上記第1の発明におい
て、前記洗浄工程が、少なくとも洗浄手段による洗浄液
の噴射工程と、洗浄後の乾燥若しくは洗浄液の除去工程
とを含む化粧用液体包装容器リサイクルシステムであ
る。
【0010】また、本出願は、上記第1の発明におい
て、前記洗浄工程が、殺菌工程を含む化粧用液体包装容
器リサイクルシステムである。
【0011】また、本出願は、上記第1の発明におい
て、前記詰め替え工程の充填手段が、金属以外の材料に
よる外気と遮断された接液部を備える化粧用液体包装容
器リサイクルシステムである。
【0012】次に本出願の第2の発明は、使用済み化粧
用液体包装容器の開口部を下向きにして載置固定する一
方の筒状回転載置部の内部に上向きに突出して前記容器
内に洗浄液を噴射する洗浄ノズル部と、化粧用液体包装
容器の開口部を下向きにして載置固定する他方の筒状回
転載置部の内部に上向きに突出して前記容器内面に付着
する洗浄液を乾燥若しくは除去するエアーを噴射するエ
アーノズル部とを備える洗浄手段を設け、前記化粧用液
体包装容器を再利用することを特徴とする化粧用液体包
装容器リサイクル用洗浄装置である。
【0013】また、本出願は、上記第2の発明におい
て、前記エアーノズル部が上下方向に昇降可能である化
粧用液体包装容器リサイクル用洗浄装置である。
【0014】また、本出願は、上記第2の発明におい
て、前記洗浄手段が洗浄後の化粧用液体包装容器を殺菌
する紫外線照射部を含む化粧用液体包装容器リサイクル
用洗浄装置である。
【0015】次に、本出願の第3の発明は、使用済み化
粧用液体包装容器を洗浄手段にて洗浄済の化粧用液体包
装容器を、載置固定する昇降可能な充填テーブルと、新
しい化粧用液体を貯留した、着脱可能な1乃至複数の液
体タンクと、該各液体タンクにそれぞれ対応し、かつ左
右方向に移動可能な可動体に取り付けられた1乃至複数
基の充填ノズル部とを備えた詰め替え充填手段を設け、
前記化粧用液体包装容器を再利用することを特徴とする
化粧用液体包装容器リサイクル用充填装置である。
【0016】また、本出願は、上記第3の発明におい
て、前記詰め替え充填手段の充填ノズル部が金属以外の
材料による外気と遮断された接液部を備える化粧用液体
包装容器リサイクル用充填装置である。
【0017】次に本出願の第4の発明は、前記洗浄装置
と前記詰め替え充填装置とを組み合わせたことを特徴と
する化粧用液体包装容器リサイクル装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の化粧用液体包装容器リサ
イクルシステムならびにそれに用いる装置における一実
施例の形態を、以下に詳細に説明する。なお、本発明リ
サイクルシステムならびにそれに用いる装置は、上記特
許請求の範囲に記載する発明の要旨を逸脱しない範囲で
実施でき、下記に示すような一実施の形態に限定される
ものではない。
【0019】本発明の化粧用液体包装容器リサイクルシ
ステムは洗浄装置と充填装置で構成する。図1は、洗浄
工程にて使用する洗浄装置Wの外観斜視図であり、1は
下側から上向きに設置された洗浄液を噴射させる洗浄ノ
ズル部、2は洗浄後の残留洗浄液除去用若しくは洗浄液
乾燥用のエアー(常温風若しくは温風又は熱風)を噴出
させるエアーノズル部、Bは使用済の瓶容器である。
【0020】駆動制御ボックス10の上部にある水平テ
ーブル11上には、開閉可能な透明なケース13と、該
ケース13内には洗浄ノズル部1とエアーノズル部2が
嵌挿し、瓶容器Bが開口部を下向きにして装着される装
着孔が孔設された洗浄テーブル14と、そのケース13
の外側前面には、瓶容器Bを一時的に待機させるトレー
15と、そのトレー15の前面には洗浄装置Wを操作さ
せるキーなど操作パネル16が設けられている。
【0021】洗浄ノズル部1の先端部は、ケース13内
の洗浄テーブル14上に突出した状態であり、エアーノ
ズル部2の先端部は、ケース13内の洗浄テーブル14
上に突出可能な状態(通常はテーブル14内に収納され
ているが、後述する乾燥、除去工程時にテーブル14上
に突出し、工程終了後、再度テーブル14内に収納され
る)に設けられ、洗浄ノズル部1及びエアーノズル部2
は共にケース13によって被覆されている。
【0022】化粧用液体包装用の使用済の瓶容器Bは、
ケース13を開放して、その瓶容器Bの開口部を洗浄テ
ーブル14の洗浄ノズル部1側の装着孔に下向きにして
装着する。
【0023】瓶容器Bの開口部内に装填された洗浄ノズ
ル部1からは、洗浄液が所定時間連続して又は間欠的に
噴射されて、瓶容器Bの内面が洗浄処理される。
【0024】洗浄液の噴射を停止することにより洗浄操
作を終了後、前記瓶容器Bを洗浄ノズル部1側の装着孔
から外し、隣接するエアーノズル部2側の装着孔に下向
きにして装着する。この操作は手作業によって行う。
【0025】エアーノズル部2は洗浄テーブル14から
上昇してきて、瓶容器Bの開口部内に装填され、前記エ
アーノズル部2からはろ過フィルターを通過したクリー
ンな状態のエアーが所定時間連続して又は間欠的に噴射
されて、瓶容器Bの内面に付着している前記洗浄液を削
ぎ落とし除去し、瓶容器Bの開口部から排出させる。
【0026】洗浄された瓶容器Bは洗浄装置Wのエアー
ノズル部2側の装着孔から取り外して充填装置Fに装填
する。この操作は手作業で行う。図2は充填工程にて使
用する充填装置Fの外観斜視図であり、21は上方に設
置された化粧用液体を貯留する液体貯留タンク、23は
充填機、24は充填機の充填ノズル部、25は瓶容器B
を載置する昇降動作可能な充填テーブルである。液体貯
留タンク21より送流された化粧用液体は、充填機23
に供給されて、充填テーブル25にて適宜な高さに調整
された瓶容器B内に充填ノズル部24にて充填されて詰
め替えが行われる。
【0027】図3は、洗浄装置Wの更に詳細な実施の形
態であり、洗浄テーブル14の瓶容器Bの開口部を装着
する装着孔14aに、開口部を下向きに装着した瓶容器
Bを装着する。なお、この装着孔14aに装着した瓶容
器Bは、洗浄処理中において洗浄ノズル部1やエアーノ
ズル部2からの洗浄液やエアーの噴射によって容易に揺
動しないように安定して装着状態を保持するように、装
着孔14aの内周によって瓶容器Bの口部側の外周を合
成樹脂やゴム製などの弾力部材やグリップによって挟持
することが望ましい。
【0028】洗浄ノズル部1は、洗浄装置本体のボック
ス10内に取り付けたブラケット1aに支持されてい
て、下側にある洗浄液タンク6より吐出ポンプ4により
圧送される洗浄液sが、洗浄液内の不純物をろ過するろ
過フィルター3sを通過して、洗浄ノズル部1より噴射
する。洗浄ノズル部1は、洗浄液sを上方及び側方(斜
め上側方、水平側方、斜め下側方など)に発散させる方
向に噴射する。なお、洗浄液sは、常温水、温水、熱湯
水などの水(蒸留水若しくは水道水)又はアルコール類
など又は水とアルコールとの混合液などが使用される。
【0029】エアーノズル部2は、洗浄装置本体のボッ
クス10内に取り付けたブラケット2aに支持されてい
て上下動可能であり、下側にあるコンプレッサ8(必要
に応じて熱源を設置)により圧送されるエアーaが、エ
アーaに含まれる不純物や雑菌などをろ過するろ過フィ
ルター3aを通過して、エアーノズル部2より噴射す
る。エアーノズル部2は、エアーaを上方、及び側方
(斜め下側方、水平側方、斜め上側方など)に発散させ
る方向に噴射する。なお、エアーaは、常温風、温風、
熱風などが使用される。
【0030】図3に示すように、瓶容器Bの洗浄に使用
された洗浄液sは、下方の底部17に落下して、排出口
18より廃液タンク7内に洗浄廃液として回収される。
廃液タンク7内に回収された洗浄廃液は、自由落下、若
しくは排出ポンプ5により排出管5aを介して、適時に
外部に排出する。
【0031】洗浄工程における上記孔設部14aに装着
した瓶容器Bと該瓶容器B内に装填された洗浄ノズル部
1及びエアーノズル部2とは、互いに静止した状態で洗
浄操作がされてもよいが、例えば、そのいずれか一方
を、駆動回転させることによって、瓶容器B内をより一
層均一且つ確実に洗浄し、洗浄後に残留する洗浄液をよ
り一層確実に除去することができる。
【0032】そこで、例えば、本発明においては、図3
に示すように垂直方向を回転軸として瓶容器Bを回転さ
せるものであって、瓶容器Bを回転させる回転機構とし
ては特に本発明において限定されるものではないが、例
えば、孔設部14aの内周部にモーターにて駆動回転す
る筒状部材若しくは円筒状部材を設置する。そしてその
筒状部材若しくは円筒状部材の内周に瓶容器Bの開口部
外周面を密接させて装着固定し、筒状部材若しくは円筒
状部材を駆動回転させることによって瓶容器Bを回転さ
せるものである。
【0033】本発明リサイクル装置においては、上記洗
浄工程に、殺菌工程を含むようにしてもよく、例えば洗
浄液を噴射する前記洗浄ノズル部1又はエアーノズル部
2より、殺菌用のアルコールや熱湯を噴射させることも
できる。この時、洗浄ノズル部1より殺菌用のアルコー
ルや熱湯を噴射させる場合は、洗浄液の噴射後に行う方
が高い殺菌効果を得ることができ、また、エアーノズル
部2より、殺菌用のアルコールや熱湯を噴射させる場合
は、エアー噴射前に行う方が高い殺菌効果を得ることが
できる。他の手段として洗浄ノズル部1とエアーノズル
部2との間に、殺菌用のアルコールや熱湯を噴射させる
殺菌ノズル部(図示せず)を併設するようにしてもよ
い。また、ケース13内に殺菌用の紫外線ランプを設置
するようにしてもよい。
【0034】図4は、充填装置Fの更に詳細な実施の形
態であり、充填装置Fの上部には詰め替え用の化粧用液
体を貯留した液体タンク21を備え、該液体タンク21
から化粧用液体がチューブ状の搬送部材を介して、送液
ポンプ22により充填部23に供給され、該充填部23
に備える下向きの充填ノズル部24から瓶容器Bに化粧
用液体を充填する。この時、液体タンク21と充填ノズ
ル部24は1対1の対応となり、液体タンク21が複数
個となる場合は、充填ノズル部24も同数設ける。また
化粧用液体は液体タンク21から充填ノズル部24に至
るまで外気と遮断された状態である
【0035】前記充填部23は、左右方向、又は/及
び、前後方向に、適宜位置に移動動作させることは可能
である。また、充填ノズル部24も、左右方向、上下方
向に適宜高さに移動動作させることも可能である。
【0036】充填詰め替えすべき瓶容器Bは、その1個
乃至複数個を、水平な充填テーブル25の上に載置でき
るようになっており、必要に応じて、該充填テーブル2
5は上下方向に、モーター28にて昇降動作可能な昇降
テーブル27に取り付け固定されている。
【0037】各瓶容器Bに充填される化粧用液体の充填
量の計測は、充填ノズル部24を通過する液体の流量を
流量計により計測することにより行うことができるが、
金属材料を使用した流量計との接液状態を回避するため
には、例えば、充填される瓶容器Bの荷重変量を測定可
能なロードセル26などの重量計や、非接触型の光学式
液面計(反射型若しくは透過型フォトセンサー)などを
充填テーブル25に備えるようにして計測することによ
り行うことも可能である。
【0038】本発明の化粧用液体包装容器リサイクル装
置用充填装置としては、この他に下記の事項を発明の実
施の態様とする。
【0039】例えば、充填装置Fの化粧用液体との接液
部に金属材料を使用しないこととして、 1)特に詰め替え用の化粧用液体を貯留する貯留タンク
21には、ポリエチレンフィルム製のバッグ(袋状容
器)などプラスチック製の容器とする。また、化粧用液
体の詰め替えの容易さを考慮すると、この袋状容器を箱
内に入れた、通称バッグ・イン・カートンとすることが
好ましい。 2)送液チューブには、合成樹脂製チューブ、特にシリ
コーンチューブを使用することが望ましい。 3)送液ポンプには、チュービングポンプ(樹脂製の柔
軟チューブをその外側から所定アクチュエータにより押
圧しながら送液方向に向かって一方向に繰り返し扱くポ
ンピング方式)、ベローズポンプ(一方弁付きの樹脂製
の弾力性蛇腹チューブを所定アクチュエータにより繰り
返し伸縮動作させるポンピング方式)などを使用する。 4)液体配送用・配送停止用のバルブ、ディストリビー
タ(分配バルブ)などには、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、テフロンなど、プラスチック製を使用する。 5)充填ノズル部には、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、テフロンなど、プラスチック製を使用する。
【0040】本発明リサイクル装置は、前記洗浄装置
と、瓶容器の洗浄処理(洗浄→洗浄液の除去又は乾燥)
→詰め替え充填(再充填)の一連の作業を店頭で行い、
洗浄処理、詰め替え充填におけるそれぞれの工程を例え
ば10秒程度で完了させ、ユーザーを長時間待たせない
ようにすることが可能である。
【0041】また、各工程を同時に行えるようにして、
同じ時間帯にきたユーザーの待ち時間を最小限に抑える
ようにすることは可能である。
【0042】また、吐出ポンプ、コンプレッサ、送液ポ
ンプなどの回転速度を調整して、洗浄液sの噴射速度、
乾燥加熱エアーaの噴射速度、液体の充填速度を適宜に
設定するものである。例えば、洗浄、乾燥、詰め替え充
填、それぞれ工程を5〜20秒程度(好ましくは10秒
程度)で完了させるように設定して、それぞれ工程を短
時間で完了させるようにする。
【0043】また、充填機23には、前記貯留タンク2
1に対応して、1個乃至2個以上複数個の充填ノズル部
24を設置するものであるが、本発明においては、充填
ノズル部24の位置を上下に交互に取り付け、充填ノズ
ル部24の専有幅を最小限度に抑えるようにすることは
可能である。
【0044】また、洗浄、充填に使用するポンプは、で
きる限りコンパクトなものを選定して使用し、また、ポ
ンプの静音性については、各ポンプに静音カバーを取り
付けるとともに、図3、図4において以下の部分に使用
するポンプについて特に配慮するものである。
【0045】<洗浄手段Wについて> 洗浄液の吐出ポンプ4に静音タイプ使用。 洗浄液の回収ポンプ5に静音タイプ使用。 洗浄液除去又は洗浄液乾燥用エアーブロアーのコンプ
レッサー8に静音タイプ使用。 エアーブロアーの風切り音の静音性を保持するため、
ケース13の閉鎖時における密封性を良くする。 <充填手段Fについて>詰め替え用液体送液ポンプ22
に静音タイプ(チュービングポンプ、ベローズポンプ)
使用。
【0046】また、本発明における洗浄手段W、充填手
段Fが誰でも手軽に使用できるように、タッチパネルな
どに、瓶容器Bの装着有無、充填ノズル部の装填検知、
バルブの開閉検知、カバーの開閉検知などの操作手順に
おける正常異常項目を表示させる。
【0047】また、誤操作時にも洗浄液が溢れ出たり、
詰め替え充填用の化粧用液体が、瓶容器Bから溢れ出た
りしないように、瓶容器Bの装着有無の検出センサー、
充填ノズル部の装填検出センサー、バルブの開閉検出セ
ンサー、カバーの開閉検出センサーなとの光電センサ
ー、リミットスイッチ(マイクロスイッチ)など安全セ
ンサーを設置する。
【0048】
【実施例】本発明における上記洗浄装置Wの具体的な実
施例を、図5〜図7に従って下記に説明する。
【0049】図5は、洗浄装置Wの正面図であり、洗浄
ノズル部1における洗浄すべき容器Bの開口部を下向き
にして装着する装着孔14aは、筒状回転載置部31の
内周部分に相当する。
【0050】該筒状回転載置部31は、例えば、底部が
無いカップ状であって、その全体又は少なくとも内周面
は、シリコーンゴム、バネ材など適度な硬さをもつ弾力
性のある部材によって形成されている。
【0051】該筒状回転載置部31は、洗浄テーブル1
4に取り付けた支持フレーム30の回転軸受部14bに
水平回転可能に取り付けられ、該載置部31の下部には
タイミングプーリー32(又はスプロケット)が取り付
けられ、該タイミングプーリー32と支持フレーム30
に取り付けた電動モーターM1 にて駆動するタイミング
プーリー34(又はスプロケット)とに、タイミングベ
ルト33(又はチェーン)が巻回しており、電動モータ
ーM1 の駆動回転によって筒状回転載置部31は回転す
る。
【0052】そして、筒状回転載置部31の筒内周面で
ある装着孔14a内に、容器Bの開口部を下向きにして
その胴部あるいは開口部(容器口部)を密に装着するも
のである。
【0053】従って、洗浄すべき容器Bの径に対応して
筒状回転載置部31の装着孔14aの筒開口径は適宜に
設定する必要があるが、本発明においては、例えばその
開口径を適宜に調整するための装着孔14a内に装着で
きるアパーチャ(アタッチメント)を用意しておくこと
ができる。
【0054】同図5において、エアーノズル部2におけ
る容器Bの開口部を下向きにして装着する装着孔14a
は、筒状回転載置部35の内周部分に相当する。
【0055】該筒状回転載置部35は、筒状回転載置部
31と同様に、例えば底部が無いカップ状であって、そ
の全体又は少なくとも内周面は、シリコーンゴム、バネ
材など適度な硬さをもつ弾力性のある部材によって形成
されている。
【0056】該筒状回転載置部35は、洗浄テーブル1
4に取り付けた支持フレーム30の回転軸受部14bに
水平回転可能に取り付けられ、該載置部35の下部には
タイミングプーリー36(又はスプロケット)が取り付
けられ、該タイミングプーリー36と支持フレーム30
に取り付けた電動モーターM2 にて駆動するタイミング
プーリー38(又はスプロケット)とに、タイミングベ
ルト37(又はチェーン)が巻回しており、電動モータ
ーM2 の駆動回転によって筒状回転載置部35は回転す
る。
【0057】そして、筒状回転載置部35の筒内周面で
ある装着孔14a内に、前記洗浄液によって洗浄された
容器Bの開口部を下向きにしてその胴部あるいは開口部
(容器口部)を密に装着するものである。
【0058】従って、洗浄すべき容器Bの径に対応して
筒状回転載置部35の装着孔14aの筒開口径は適宜に
設定する必要があるが、本発明においては、例えばその
開口径を適宜に調整するための装着孔14a内に装着で
きるアパーチャ(アタッチメント)を用意しておくこと
ができる。
【0059】上記エアーノズル部2は、下記に示す昇降
手段40にて上下方向に昇降可能である。昇降手段40
は、図5、図6に示すように、電動モーターM3 (パル
スモーター、サーボモーターなど)の主軸43に取り付
けた回転盤44と、その周端部に突出して設けたピン4
5と、装置フレームに支持された支点42と、該支点4
2を介して揺動可能な細長い揺動アーム41と、該揺動
アーム41の一端部に設けた前記ピン45を嵌挿する長
孔41a及び他端部に設けた長孔41bと、前記エアー
ノズル部2をその下端部にて垂直に支持する可動板39
(又は可動シャフト)と、該可動板39の側部に突出し
て取り付けた前記揺動アーム41他端部の長孔41bに
嵌挿するピン39aと、前記エアーノズル部2と可動板
39とを上下方向にスライド可能に支持するそれぞれ上
部スライド受部46と下部スライド受部47とを備え
る。
【0060】上記エアーノズル部2の昇降動作は、図6
の側面図に示すように、電動モーターM3 を所定の回転
速度で回転させると、主軸43に取り付けられた回転盤
44が回転し、その周端部に設けたピン45が回動す
る。
【0061】そして、揺動アーム41の一端部の長孔4
1aに嵌挿して回動するピン45は該揺動アーム41を
支点42を介して揺動させ、揺動する該アーム41他端
部の長孔41bにピン39aを嵌挿する可動板39は、
上下方向に昇降動作して、その可動板39の上端部に取
り付け支持されたエアーノズル部2を繰り返し昇降動作
させる。
【0062】なお、図6において、4は洗浄液吐出ポン
プ(チュービングポンプなど圧送ポンプ)、5は洗浄中
における洗浄液の噴射中若しくは噴射停止後に洗浄液を
吸引動作する洗浄液排出ポンプ(サクションポンプ)、
6は洗浄液タンク、8はエアーブロアー用のコンプレッ
サーである。
【0063】図7は、洗浄装置Wの上面図であり、51
は洗浄スタートボタン、52はエアーブロアスタートボ
タン、53は洗浄ノズル部1にある回転載置部31の回
転数設定部、54は洗浄時間設定部、55はエアーノズ
ル部2にある回転載置部35の回転数設定部、56はエ
アーブロア時間設定部である。
【0064】図8は、上記洗浄装置Wの拡大正面図であ
り、洗浄ノズル部1から回転載置部31にセットされた
容器Bの内面に向かって噴射された洗浄液、及びエアー
ノズル2から回転載置部35にセットされた容器Bの内
面に向かって噴射されたエアーにより容器Bの内面から
除去された洗浄液は、該容器Bの下向き開口部より下方
に落下して、筒状の回転載置部31及び35の下部開口
部より、支持フレーム30内に装通して設けたそれぞれ
回収ドレインロード48、49に排出され、それぞれド
レイン管61、62を通って洗浄液排出ポンプ5(サク
ションポンプ)にて吸引されて洗浄廃液タンク7に回収
される。なお、洗浄液排出ポンプ5は必ずしも設ける必
要はない。
【0065】なお、図6、図8において、63は洗浄ノ
ズル部1からの洗浄液sの噴射を停止した際における洗
浄液供給側への逆流を防止するための逆止弁であり、6
4は逆止弁63側と洗浄液復路管66のいずれかに対し
て洗浄液sの送流又は停止を行う三方弁であって、洗浄
液タンク6内への洗浄液の帰還のみを遮断して、洗浄時
にチュービングポンプ4にて圧送された洗浄液sを洗浄
液供給往路管65及び逆止弁63を通って洗浄ノズル部
1側に供給するようにするか、洗浄終了時に三方弁64
より上方の洗浄ノズル部1等に残留した洗浄液sを、洗
浄液排出管66から洗浄廃液タンク7に、洗浄液排出ポ
ンプ5を介すか介さずして排出する。これは、洗浄ノズ
ル部1等に残留した洗浄液sの外気との接触による汚染
を防止するためである。
【0066】図9は、図8における洗浄ノズル部1及び
筒状回転載置部31の部分拡大正面図であり、筒状回転
載置部31は、その下部がタイミングプーリー32(又
はスプロケット)の上部軸受部32a内にカップリング
しており、該上部軸受部32aは、軸受部14bの内面
に対してベアリングを介して回転自在に支持されてい
る。そして、容器B内に噴射された洗浄液sは、容器B
の下向き開口部よりドレインロード48、ドレイン管6
1を通って回収される。
【0067】図10(a)〜(b)は、本発明装置にお
ける洗浄ノズル部1の先端部形状、及び洗浄液の噴射方
向の一例を説明する側面図である。
【0068】図10(a)は、例えば、洗浄ノズル部1
の先端部にボール状のノズル1bを設けたものであり、
回転する容器Bの内面にその垂直下方以外の全方位に洗
浄液を噴射させる一例である。
【0069】図10(b)は、洗浄ノズル部1の先端部
の頂部に上向きに洗浄液sを噴射する噴射面1cと、該
先端部の片側に、それぞれ斜めに傾斜する傾斜噴射面1
dと垂直噴射面1eとを備え、回転する容器Bの内面に
対して真上と斜め上方と水平方向との面状に洗浄液を噴
射させる一例である。このようなノズル形状にすること
で、洗浄液sがナイフ状に容器Bの内面に当たり、かつ
容器B自体が回転するため、洗浄液sによって容器B内
の残留化粧用液体を削ぎ取るようにして洗浄することが
できる。
【0070】図11(a)は、洗浄ノズル部1の具体的
一例を示す正面図、図11(b)はその側面図であり、
洗浄ノズル部1の1側面に、先端部の頂部に上向きに洗
浄液sを噴射する噴射面1cと、該先端部の片側にそれ
ぞれ斜めに傾斜する傾斜噴射面に沿ってジグザグ状に形
成された多数の小傾斜面のうち上向きの小傾斜噴射面1
dと、垂直噴射面1eと、ジグザグ状に形成された複数
の小傾斜面のうち下向きの小傾斜噴射面1fとを備え、
回転する容器Bの内面に対して、真上と斜め上方と水平
方向と斜め下方とに面状に洗浄液sを噴射させる一例で
ある。
【0071】図12(a)〜(c)は、本発明装置のエ
アーノズル部2の先端部におけるエアーの噴射方向の一
例を説明する側面図である。
【0072】図12(a)は、例えば、エアーノズル部
2の先端部に、上方及び斜め上方に噴射する噴射面2b
と斜め下方に噴射する噴射面2cとを備え、エアーノズ
ル部2を上昇させて上止点で停止させた状態で容器Bの
内底面の残留洗浄液sを除去し、上方及び斜め上方と斜
め下方とにエアーを噴射させ、容器Bの内底面の残留洗
浄液sを除去し、その後エアーノズル部2を下降させる
ことで、容器Bの内側面の残留洗浄液sを削ぎ取るよう
除去する一例である。
【0073】図12(b)は、エアーノズル部2の先端
部に、上方及び斜め上方に噴射する噴射面2bと水平方
向に噴射する水平噴射面2dと斜め下方に噴射する噴射
面2eとを備え、エアーノズル部2を上昇させて上止点
で停止させた状態で容器B内に、上方及び斜め上方と斜
め下方とにエアーを噴射させる一例である。
【0074】図12(c)は、エアーノズル部2の先端
部に、上方及び斜め上方に噴射する噴射面2bと斜め下
方に噴射する噴射面2cとを備え、エアーノズル部2を
上昇させて上止点で停止させた状態で容器B内に、上方
及び斜め上方と斜め下方とにエアーを噴射させる一例で
ある。
【0075】なお、洗浄ノズル部1及びエアーノズル部
2の噴射方向については、それらノズルを中心軸として
その軸周囲360°の全方位に噴射させてもよいし、軸
周囲0°の一方位のみ又は0°方位とその反対方向の1
80°方位の二つの方位に噴射させてもよい。
【0076】<充填装置Fの具体的な実施例>本発明装
置の詰め替え充填装置Fは、図13の正面図、図14の
側面図に示すように、洗浄装置Wにて洗浄後の容器Bを
載置固定する充填テーブル25と、充填機23として左
右方向に移動可能な充填ノズル部24とを備え、また、
本発明装置の上部には、化粧液タンク21、送液ポンプ
22(チュービングポンプ)を備え、化粧液タンク21
と充填ノズル部24を送液チューブで結び、該送液チュ
ーブを送液ポンプ22でしごくことで、化粧液タンク2
1から化粧液を充填ノズル部24により圧送供給する。
化粧液タンク21は、ポリエチレンフィルム製のバッグ
を箱内に入れた、通称バッグ・イン・カートンとしてお
り、充填装置とは着脱自在に装着できる機構を採用して
いる。そして、バッグ・イン・カートンに設けた注出口
に送液チューブを装着している。
【0077】該充填テーブル25上には、所定サイズの
容器Bの左右側面を位置決め規制するそれぞれサイドガ
イド板25a、25aと、容器Bの後側面を位置決め規
制するリアガイド板25bを備え、前記各ガイド板25
a、25a、25bによって容器Bは充填テーブル25
上の所定位置に位置決め固定される。
【0078】該充填テーブル25は、ハウジング部82
にて取り付け支持されたロードセルなど重量計測機26
上に水平に取り付けられており、載置した容器B内に充
填される化粧液の充填量を計測する。
【0079】重量計測機26を支持する前記ハウジング
部82は、傾斜する界面で互いに上下に重合して摺接す
る上部台83と下部台84により構成される高さ調整台
上に取り付けられている。
【0080】前記ハウジング部82及び上部台83のそ
れぞれ側面は、垂直ガイド板81に沿って垂直方向に移
動可能であって、下部台84は、矢印で示すように昇降
テーブル27上にて前後方向にスライド可能に取り付け
支持されており、上部台83を下方にて支持する下部台
84を、前方若しくは後方にスライド移動させて傾斜す
る界面で摺動させることによって、前記充填テーブル2
5を取り付けた上部台83を容器Bの開口部高さに対応
して適宜高さに調整される。なお、前記下部台84の前
後方向へのスライド動作機構は図示しないが、マニュア
ル操作あるいは電動モーターを用いた調整ねじ回転方式
でよい。
【0081】前記昇降テーブル27は、矩形状の角隅部
に相当する四箇所にガイドフォロア27aを備え、それ
ぞれガイドフォロア27aは、垂直なガイドシャフト2
7bに上下方向に移動可能な嵌挿されている。
【0082】昇降テーブル27の下面は、モーター28
(回転角度出し電動モーター、回転角度出しロータリー
エアシリンダーなど)の回転支軸28aに取り付けた偏
心カム28bにより支持されて、昇降テーブル27の昇
降動作は、モーター28の所定角度の回転により行うも
のである。
【0083】偏心カム28bの回転角度の検出は、回転
支軸28aより同軸上に延長した支軸28cに取り付け
た検出端子28dによって、接触式若しくは非接触式の
リミットセンサー28eを動作させて検知する。あるい
は偏心カム28bの回転角度の検出は、前記支軸28c
に取り付けたロータリーエンコーダーにより行う。
【0084】
【発明の効果】本発明の化粧用液体包装容器リサイクル
装置は、デパートなどでの化粧品店舗の販売カウンター
などの店頭にて、ユーザーの持参した使用済みの化粧液
包装容器を、ユーザーの目のまえで洗浄処理した後、化
粧液をその化粧液包装容器に手軽に短時間で詰め替え充
填することができ、化粧液包装容器を再利用して瓶容器
など化粧液包装容器のリサイクルに寄与することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明化粧用液体包装容器リサイクル装置に使
用する洗浄装置の外観斜視図。
【図2】本発明化粧用液体包装容器リサイクル装置に使
用する詰め替え充填装置の外観斜視図。
【図3】本発明化粧用液体包装容器リサイクル装置に使
用する洗浄装置の詳細を説明する概要正面図。
【図4】本発明化粧用液体包装容器リサイクル装置に使
用する詰め替え充填装置の詳細を説明する概要正面図。
【図5】本発明化粧用液体包装容器リサイクル装置に使
用する洗浄装置の具体的実施例を説明する正面図。
【図6】本発明化粧用液体包装容器リサイクル装置に使
用する洗浄装置の具体的実施例を説明する側面図。
【図7】本発明化粧用液体包装容器リサイクル装置に使
用する洗浄装置の具体的実施例を説明する上面図。
【図8】本発明化粧用液体包装容器リサイクル装置に使
用する洗浄装置の洗浄液回収機構を説明する部分正面
図。
【図9】本発明化粧用液体包装容器リサイクル装置に使
用する洗浄装置の洗浄ノズル部及び筒状回転載置部の具
体的一例を説明する部分拡大正面図。
【図10】(a)〜(b)は本発明化粧用液体包装容器
リサイクル装置に使用する洗浄装置の洗浄ノズル部を説
明する部分側面図。
【図11】(a)は本発明化粧用液体包装容器リサイク
ル装置の洗浄装置に使用する洗浄ノズル部の具体的一例
を示す部分正面図、(b)はその部分側面図。
【図12】(a)〜(c)は本発明化粧用液体包装容器
リサイクル装置の洗浄装置に使用する洗浄手段のエアー
ノズル部を説明する部分側面図。
【図13】本発明化粧用液体包装容器リサイクル装置に
使用する充填装置の具体的実施例を説明する正面図。
【図14】本発明化粧用液体包装容器リサイクル装置に
使用する充填装置の具体的実施例を説明する側面図。
【符号の説明】
B…瓶容器 W…洗浄手段 F…詰め替え充填手段 1…洗浄ノズル部 2…エアーノズル部 3a…エアーフィルター 3s…洗浄液フィルター 4
…吐出ポンプ 5…洗浄液排出ポンプ 6…洗浄液タンク 7…洗浄廃
液タンク 8…エアーブロアー用のコンプレッサー 10…駆動ボックス 11…テーブル 12…ボックス
ドア 13…ケース 14…洗浄テーブル 14a…容器装着孔 15…スト
ック部 16…操作キーパネル 21…化粧液タンク 22…送液ポンプ 23…充填機
24…充填ノズル部 25…充填テーブル 25a…サイドガイド板 25b
…リアガイド板 26…ロードセル 27…昇降テーブル 27a…昇降
可動ブロック 27b…昇降ガイドシャフト 28…モーター 28a
…回転軸 28b…偏心カム 28c…スイッチ支軸 28d…動
作端子 28e…リミットセンサー 31…筒状回転載置部 35…筒状回転載置部 40…
昇降手段 71…可動体 72、73、74、75…ガイドフォロ
ア 76、77…リニアガイドシャフト 78…仕切板 7
9…開口部突出窓孔 M1 、M2 、M3 …モーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東儀 俊秀 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)使用済み化粧用液体包装容器を洗浄手
    段にて洗浄する洗浄工程と、 b)洗浄後の化粧用液体包装容器に充填手段にて新しい
    化粧用液体を充填して詰め替えする詰め替え工程とによ
    り、化粧用液体包装容器を再利用することを特徴とする
    化粧用液体包装容器リサイクルシステム。
  2. 【請求項2】前記洗浄工程が、少なくとも洗浄手段によ
    る洗浄液の噴射工程と、エアーの噴射による洗浄後の乾
    燥若しくは洗浄液の除去工程とを含む請求項1記載の化
    粧用液体包装容器リサイクルシステム。
  3. 【請求項3】前記洗浄工程が、殺菌工程を含む請求項1
    又は2記載の化粧用液体包装容器リサイクルシステム。
  4. 【請求項4】前記詰め替え工程の充填手段が、金属以外
    の材料による外気と遮断された接液部を備える請求項1
    乃至3のいずれかに記載の化粧用液体包装容器リサイク
    ルシステム。
  5. 【請求項5】使用済み化粧用液体包装容器の開口部を下
    向きにして載置固定する一方の筒状回転載置部の内部に
    上向きに突出して前記容器内に洗浄液を噴射する洗浄ノ
    ズル部と、化粧用液体包装容器の開口部を下向きにして
    載置固定する他方の筒状回転載置部の内部に上向きに突
    出して前記容器内面に付着する洗浄液を乾燥若しくは除
    去するエアーを噴射するエアーノズル部とを備える洗浄
    手段を設け、前記化粧用液体包装容器を再利用すること
    を特徴とする化粧用液体包装容器リサイクル用洗浄装
    置。
  6. 【請求項6】前記エアーノズル部が上下方向に昇降可能
    である請求項5記載の化粧用液体包装容器リサイクル用
    洗浄装置。
  7. 【請求項7】前記洗浄手段が洗浄後の化粧用液体包装容
    器を殺菌する紫外線照射部を含む請求項5又は6記載の
    化粧用液体包装容器リサイクル用洗浄装置。
  8. 【請求項8】使用済み化粧用液体包装容器を洗浄手段に
    て洗浄済の化粧用液体包装容器を、載置固定する昇降可
    能な充填テーブルと、新しい化粧用液体を貯留した、着
    脱可能な1乃至複数の液体タンクと、該各液体タンクに
    それぞれ対応し、かつ左右方向に移動可能な可動体に取
    り付けられた1乃至複数基の充填ノズル部とを備えた詰
    め替え充填手段を設け、前記化粧用液体包装容器を再利
    用することを特徴とする化粧用液体包装容器リサイクル
    用充填装置。
  9. 【請求項9】前記詰め替え充填手段の充填ノズル部が金
    属以外の材料による外気と遮断された接液部を備える請
    求項8記載の化粧用液体包装容器リサイクル用充填装
    置。
  10. 【請求項10】請求項5乃至7のいずれかに記載の洗浄
    装置と、請求項8又は9に記載の詰め替え充填装置とを
    組み合わせたことを特徴とする化粧用液体包装容器リサ
    イクル装置。
JP5196298A 1997-03-21 1998-03-04 化粧用液体包装容器リサイクルシステム及びリサイクル用洗浄装置及びリサイクル用充填装置及びリサイクル装置 Pending JPH1129194A (ja)

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