JP2001000940A - びん内異物除去装置 - Google Patents

びん内異物除去装置

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JP2001000940A
JP2001000940A JP11176328A JP17632899A JP2001000940A JP 2001000940 A JP2001000940 A JP 2001000940A JP 11176328 A JP11176328 A JP 11176328A JP 17632899 A JP17632899 A JP 17632899A JP 2001000940 A JP2001000940 A JP 2001000940A
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耕作 堀田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 びん内のフィルム類等の異物を除去し、びん
に異物が入ったまま飲料液充填が行われるのを防止す
る。 【解決手段】 コンベヤを構成する無端チェーン22の
循環移動でボトルホルダ24が温水槽17の液内から上
昇する側の液面Lの上側に、ボトルホルダ24に対応す
る位置にノズル42を有する高圧空気の噴射管41を洗
びん機の幅方向に沿って配設し、ボトルホルダ24に保
持されて液面Lより上昇搬送され液が入っているびん2
内に、高圧空気をノズル42より噴射して液を撹乱させ
ながら、斜め下向きのびん口より流出するびん2内液の
流れを加速して、びん2内の異物を液とともに排出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無端状のびん搬送
コンベヤ等によって搬送されるびんを、液槽内を通して
洗浄する洗びん機において、びん内に挿入投棄されたフ
ィルム等の異物を除去するびん内異物除去装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な洗びん機は、給びん装置と、主
体である洗びん装置と、排びん装置とによって構成され
る。給びん装置はコンベヤ上を直立した状態で送られて
きたびんを主体の洗びん装置に供給する。洗びん装置
は、装置筐体内の両内側面に沿って走行する2本の無端
チェンで両端を支持されたキャリアフレームに取付けら
れたボトルホルダで供給されたびんを受取り、筐体内に
設けられた複数の浸漬槽の中を順次移動させて洗浄す
る。そして、洗びん装置の出口に設けた排びん装置がび
んを筐体外に排出し、排出されたびんは次の検びん装置
等に送られるようになっている。このような洗びん機の
従来例は実公平2−33910号公報に記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例のような
洗びん機では、洗びん装置において加熱装置によって所
定の液温に加熱された洗浄液を貯留した浸漬槽にびんを
浸漬し、また持上げて液の出し入れをしたり、噴射ノズ
ルから洗浄液又はすすぎ温水を噴射したりして洗浄して
汚れを除去するが、市場より回収されるびん内にはセロ
ファン紙等のフィルム類が挿入投棄されている場合もあ
り、フィルム類は、洗浄工程においてびん内で軟化して
広がりびん外に除去されないことが多くある。特にフィ
ルム類が透明の場合は洗びん装置の下流の光学的な検び
ん装置や目視検査でも発見されず、びんにフィルム類が
入ったまま飲料等の液充填が行われ、製品として市場へ
出荷されるという虞があるという問題点があった。
【0004】本発明はこのような課題を解決し、びんに
フィルム類等が入ったまま飲料等の液充填が行われるの
を防止するために、フィルム類等の異物を除去すること
を目的としたフイルム等のびん内異物除去装置を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の洗びん装置と同様
の方式の装置を用い、びんが浸漬される液槽でびんが口
部を下方に傾いた姿勢で洗浄液面からびん内に洗浄液を
充たした状態で上昇し、一定の半径で円弧に沿って方向
を変じ、びんの中に入った洗浄液が重力によってびん口
より流出する状態の時に、びんの口部開口領域の上部か
ら細い口径のノズルを通して高圧空気を噴射し、びん口
より流出する洗浄液の流れを加速し、この流出される洗
浄液及び噴射する高圧空気の勢いで、びん内に残ってい
るフイルム等の異物を洗浄液と共にびん外に排出するよ
うにする。
【0006】この異物除去装置の配設場所は温水槽が好
適であるが、上述のようにびんが口部を下にして洗浄液
面から上昇する側の液面上方であれば、温水槽以外の浸
漬槽に設けても支障ない。また、高圧空気のびん内噴射
は、連続して高圧空気を噴出するノズルの前をびんの口
部を下から上に通過させて行うか、ボトルホルダを間欠
的に移送して停止時間中に集中して行うか、又は連続し
て移動するボトルホルダに同期してびんの口部に追従移
動するノズルによって連続噴射した後、ノズルを初めの
位置に早戻しして繰返して行う。また、空気の噴射は連
続して行うか、ノズルがびんの口部の前にないときは停
止させるかの何れでもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施の形態に係るびん内異物除去装置を適用した洗び
ん機全体の模式的な側断面図、図2は図1中のA部の拡
大図、図3は図2中のE−E断面図、図4は図3のF矢
視図である。図1において、洗びん機1は、びん2を洗
浄する主体の洗びん装置10と、洗びん装置10の入口
側(図の左側)に配設された給びん装置30と、洗びん
装置10の後部に配設された排びん装置50とを備えて
構成され、洗びん装置10内にびん内異物除去装置40
が組込まれている。
【0008】洗びん装置10の筐体11の中には、入口
側から順に、汚れたびん2を受入れて前洗浄を行う前洗
室12、温度70〜80℃の苛性液を貯留して洗浄を行
う複数(図1では4個)の液槽としての浸漬槽13、1
4、15、16、温水を貯留してすすぎを行う液槽であ
る温水槽17、及び仕上げ洗浄とびん及びボトルホルダ
の水切きりを行う後処理室18が形成されている。浸漬
槽13〜16及び温水槽17にはそれぞれびん2の底を
案内するために板状材を曲げて形成したびん底ガイド1
9、20、及び21が設けられている。
【0009】また、洗びん装置10は、筐体11の両内
側面に沿って走行し洗びんコンベヤを構成する2本の無
端チェン22(中心線のみ図示)を備えている、この無
端チェン22は、スプロケットとローラガイドによって
案内され、びん底ガイド19、20、及び21に沿って
びん2を移送し、前洗室12、浸漬槽13〜16、温水
槽17、後処理室18を順次循環移動する。即ち、無端
チェン22は、給びん装置30から供給されるびん2を
前洗室12内で上昇させ、ここで最上位まで達した後U
ターンして浸漬槽13へ下降しつつ入り、ここで最下位
に達した後Uターンし上昇に転じて最上位に達し、その
後、各浸漬槽14乃至16において、下降と上昇とを繰
り返す。さらに、無端チェン22は、温水槽17内では
下降しUターンした後、中高位まで上昇し、後処理室1
8へほぼ水平方向に沿って入り、下方へ曲がって排びん
装置50内を通り、筐体11の底部に沿って前洗室12
内へ戻る。そして、図3に示すように、この2本の無端
チェン22には筐体11の巾方向に沿って配置されるキ
ャリアフレーム23の両端が固定されていて、このキャ
リアフレーム23には洗びん機1の能力によって異なる
が10〜40個程度の複数のボトルホルダ24が固設さ
れている。
【0010】ボトルホルダ24は、びん2を保持して移
動する両端が開口する筒状の容器であって、びん2を挿
入する側の開口24aは大きい内径を、また反対側の開
口24bはびん2の口部が通過できない小さい内径を有
し、びん2が倒立したとき該開口24b部分で該びん2
を保持する。
【0011】びん2は、図1に示すように、洗びん装置
10の全幅に対応して装備された給びん装置30の給び
んコンベヤの上に直立して載置され、洗びん装置10の
ボトルホルダ24の個数に対応する列数で移送され、横
に倒されてアーム9で洗びん装置10内に供給され、ボ
トルホルダ24に口部側を先頭に底部側を後にして挿入
される。
【0012】給びん装置30から供給されたびん2は浸
漬槽13〜16で浸漬洗浄され、温水槽17に移送され
る。これらの槽ではボトルホルダ24は大径開口24a
をびん底ガイド19、20、及び21に対向させて移動
し、びん2はボトルホルダ24とびん底ガイド19、2
0、及び21で囲まれる空間に閉じ込められて移動する
(図2参照)。
【0013】洗びん装置10内に組込まれたびん内異物
除去装置40では、図2において、無端チェン22(中
心線のみ図示)は温水槽17の底部からびん底ガイド2
1(鉛直方向に対して15゜程度後壁側(図の右側)に
傾斜)に沿うように上昇し、液面(すすぎ温水面)Lか
ら上側に出た後、+印で示す中心Cを中心とする一定半
径の円弧D上を通って水平方向に屈曲して後処理室18
に走行している。
【0014】びん内異物除去装置40は、図2及び図3
に示すように、高圧空気の噴射管41と、口径が例えば
3mm程度の複数の噴射ノズル42とを備えている。噴射
管41は、筐体11の幅方向に水平に走行しその中心線
が中心Cの位置に一致し、筐体11の両壁に四角形の受
金43を介して回転可能に支持されている。各噴射ノズ
ル42は、キャリアフレーム23に固設されたボトルホ
ルダ24のそれぞれの中心に対応する位置に固設されて
いる。
【0015】噴射管41の端部にはセクタープレート4
4が固着されている。セクタープレート44は、図4
(図3中のF矢視図)に示すように、噴射管41の中心
角が30゜程度の円弧状長孔44aを備えていて、この
長孔44aを通してボルト45で受金43に固定されて
おり、噴射ノズル42の円周方向の固定位置を調節でき
るようになっている。なお、噴射管41は、図示されな
い開閉弁を経て高圧空気源と連結しており、図示を省略
した先端が蓋で閉ざされ、他端が受金43の外側で終わ
る。
【0016】次に、上記第1の実施の形態に係るびん内
異物除去装置40の作用を説明する。びん2は前述のよ
うに浸漬槽13〜16で浸漬洗浄され、温水槽17です
すがれ、図2に示すように、口部を下に傾けた状態で温
水槽17の底部から鉛直線に対して15゜程度進行方向
に対し前下がりに傾いた状態で上昇し、液面Lの上側に
出る。液面Lに出るとびん2内の液は重力によって斜め
下向きの口部から流出し、空気と液が入れ替わって不定
常に流出するが、びん2の傾きが大きくなり、びん2内
の液量が減じると口部からびん内残液上面までの距離が
短くなる。この状態になる位置にノズル42が固定さ
れ、高圧空気はびん2の口部の斜め下向きの開口からび
ん2内に噴射し始め、びん2の移動に伴って噴射位置は
下側に移って行き、次いで口部開口の外に出て行く。こ
こで、びん2は、上方へ移動するにしたがって水平に対
する傾斜角度が次第に大きくなる。高圧空気は細いジェ
ットとなって内部液を押しのけてびん2内の奥に入り速
度勢力を圧力勢力に変じ、逆向きにびん2内に残ってい
る液の流出を加速する。この勢いは非常に強いので、び
ん2内に残っている高温苛性洗浄液で軟化したフィルム
等の異物がびん口から外に同時流出される。
【0017】高圧空気の噴射を開始する噴射ノズル42
の好適な位置はびん2の大きさや形で異なるので、ボル
ト45を緩めてセクタープレート44を回転して最適位
置に調節する。びん2の口部の位置は無端チェン22の
走行位置より円弧Dの中心Cに近くなっているので、び
ん2の口部の走行速度は無端チェン22の速度の半分程
度となり、びん2内への高圧空気の噴射時間を十分とる
ことができる。高圧空気の噴射時間をさらに長くする必
要があるときは、ボトルホルダ24を間欠的に走行さ
せ、止まっている時間を作って高圧空気を噴射するか、
または、ノズル42をボトルホルダ24の搬送速度(角
速度)と同期させて移動させ、ボトルホルダ24の先端
の走行方向の1ピッチ半程度追従して高圧空気を噴射
し、次のボトルホルダ24が噴射開始位置に達するまで
にノズル42を早戻しするようにして、高圧空気の噴射
をする同期追従・復帰手段を設けることができる。
【0018】図5はかかる同期追従・復帰手段を設けた
場合のびん内異物除去装置を示し図3に対応する断面図
であり、図6は図5中のG矢視図である。このびん内異
物除去装置40′は、筐体11に固設されたブラケット
46と、ブラケット46に固着された軸受47と、噴射
管41に固着されたレバー48と、レバー48の先端に
ピン留めされたロッド49とを備え、軸受47で噴射管
41の端部を回転自在に支承している。ロッド49の他
の先端は図示されないカム機構のカムフォロワと連結し
ていて、噴射ノズル42を走行するボトルホルダ24の
移動に同期させて回動させ、噴射ノズル42が元の位置
に戻るときは早戻りするようになっている。
【0019】なお、上述の説明では高圧空気の噴射が連
続の場合を説明したが、エネルギー節減のためノズル4
2がびん2の口部開口から外れている時は空気開閉弁を
閉じて空気の供給を停止することができる。
【0020】また、これらのびん内異物除去装置40,
40′の配設位置は、びん2が口部を下にして液面から
上昇し、一定半径で円弧に沿って方向を変じる場所とい
う条件を備えておればよいので、同条件を備えた温水槽
以外の浸漬槽の出口(図1中のB部)にあっても支障な
い。
【0021】図7は本発明の第2の実施の形態に係り、
図1におけるA部に相当する位置に設けたびん内の異物
除去装置の側面図、図8は図7のK矢視図である。この
図7,8において、第2の実施形態の異物除去装置55
は、中心Cを図1より上方に設置するか、温水槽の17
の液面Hを第1の実施形態の液面Lより下げて、無端チ
エン22の傾斜上昇する液面上の直線部を多く設け、該
無端チエン22に平行して昇降移動する2本の噴射管5
7を設けたものである。
【0022】図7において、無端チエン22(中心線の
み図示)は温水槽17の底部からびん底ガイド21と平
行で鉛直方向に対して15°程度傾斜(図の右側)して
上昇し、液面(すすぎ温水)Hから上側にでたキャリア
フレーム23に固設されたボトルホルダ24のそれぞれ
の中心に対応する位置に、上下に配設された噴射管5
7、57の中心が位置するように決められて、該噴射管
57に噴射ノズル42が固着されている。
【0023】噴射管57は、図8に示すように、無端チ
エン22に両端が固設されたキャリアフレーム23に対
して所定間隔を設けて平行に配設され、該噴射管57の
両端は端部金具58によって一体的に固定され、該端部
金具58の片側(図8に示す)には連通孔58aを設け
て上下の噴射管57を連通させ、その連通孔58aの下
部に接手59を螺合し、該接手59にはゴムホース60
の一端を接続し他端は高圧空気源に接続されている。な
お端部金具58と筐体11間には蛇腹64が装着され、
同金具58の移動に追従して洗びん機1内と外気を遮断
している。
【0024】端部金具58は、筺体11に固定された案
内金具61に摺動自在に保持されて、端部金具58の側
面に継手62が回転自在にピンに軸支され、該継手62
に連結されたロッド63を図示されない駆動機構に連結
し、噴射管57の噴射ノズル42を走行するボトルホル
ダ24に同期させてキャリアフレーム23のピッチPの
3/4ピッチ程度のストローク量Sにて上方へ追従移動
させ、次いで、加速(1/4ピッチの進行時間で)して
下限位置に戻る昇降機構により構成されている。
【0025】次に上記第2の実施の形態に係るびん内異
物除去装置の作用について説明する。びん2は、図7に
示すように、口部を下に傾けた状態で温水槽17の底部
から鉛直方向に対して15°程度傾斜(図の右側)して
上昇し、液面Hから上側に出ると、びん2内の液は重力
によって口部から流出し始める。
【0026】びん2内の液が若干流出した状態(下方の
噴射管57の下限位置)から、無端チエン22によって
上昇移動するキャリアフレーム23に噴射ノズル42を
同期追従(3/4ピッチ)して、噴射ノズル42よりび
ん2の口部の開口からびん2内に高圧空気を連続噴射
し、噴射管57はロッド63を介して連結された駆動機
構によって下限位置に加速して下降移動する。
【0027】この噴射管57の昇降移動繰り返しによっ
て、キャリアフレーム23によって搬送される各列毎の
複数の容器2は、下方の噴射管57の噴射ノズル42よ
りの高圧空気によって、キャリアフレーム23の3/4
ピッチ移動の時間追従しながら連続噴射され、次いでキ
ャリアフレーム23の1/4ピッチ移動の時間間隔内に
下限位置に復帰しているので、上方の噴射管57の噴射
ノズル42よりの高圧空気によって、キャリアフレーム
23の3/4ピッチ移動の時間を追従して再度、連続噴
射されることになる。
【0028】従って、温水槽17の液面より上昇したび
ん2はびん内に洗浄液を略充満した状態で、噴射ノズル
42よりの高圧空気噴射によってびん内の洗浄液を撹乱
しながら流出させ、間隔をおいてびん2内に残留する洗
浄液が半分程度に流出された状態で、再び噴射ノズル4
2よりの高圧空気噴射によってびん2内の洗浄液を撹乱
しながら流出加速させることで、びん2内に残っている
洗浄液で軟化したフイルム等の異物がびん口から外に同
時は流出される。
【0029】
【発明の効果】本発明のびん内異物除去装置によって次
の効果が得られる。通常の洗びん機の前洗い、苛性浸
漬、苛性洗浄、温水浸漬、すすぎ洗浄で除去出来ないび
ん内に挿入投棄されたフィルム等の異物は、びん内に洗
浄液又は温水等の液の残留する状態で高圧空気を噴射
し、液の撹乱・流出加速によって除去が可能となり、フ
ィルム入りの製品の市場流出を防止できる。本発明は高
圧空気を液が入っているびん内に噴射する簡単な構造で
装置コストが低廉である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるびん内異物
除去装置を備えた洗びん機の模式図的側面図である。
【図2】図1中のA部の拡大図 である。
【図3】図2中のE-E断面図である。
【図4】図3のF矢視図である。
【図5】ノズルの同期追従・復帰手段を設けたびん内異
物除去装置の場合の図3相当図である。
【図6】図5の G矢視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係わる異物除去装
置の側面図である。
【図8】図8中のK矢視図である。
【符号の説明】
1 洗びん機 2 びん 10 洗びん装置 11 筐体 12 前洗室 13〜16 浸漬槽 17 温水槽(液槽) 18 後処理室 19〜21 びん底ガイド 22 無端チェーン(洗びんコンベヤを構成する) 23 キャリアフレーム 24 ボトルホルダ 30 給びん装置 40,40′,55 びん内異物除去装置 41,57 噴射管 41c 軸管 42 噴射ノズル 43 軸受 44 セクタープレート 46 ブラケット 47 軸受 48 レバー 49 ロッド 50 排びん装置 58 端部金具 60 ゴムホース 61 案内金具 62 継 手 64 蛇腹 C 円弧の中心

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 びんをボトルホルダで保持し、循環移動
    するコンベヤによって液槽内を移動させて洗浄する方式
    の洗びん機に設けたびん内異物除去装置であって、前記
    コンベヤの循環移動で前記ボトルホルダが前記液槽の液
    内から上昇する側の液面の上側に、前記ボトルホルダに
    対応する位置にノズルを有する高圧気体の噴射管を前記
    洗びん機の幅方向に沿って配設し、前記ボトルホルダに
    保持されて液面より上昇搬送され液が入っているびん内
    に、高圧気体を前記ノズルより噴射して液を撹乱させな
    がら、びん口より流出するびん内液の流れを加速して、
    びん内の異物を液とともに排出することを特徴とするび
    ん内異物除去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のびん内異物除去装置お
    いて、前記コンベヤの循環移動で前記ボトルホルダが前
    記液槽の液内から上昇する側で、傾斜上昇する直線部を
    液面上に前記キャリアフレームの複数ピッチ分だけ有す
    るようにし、その傾斜直線部に複数のノズルを有する高
    圧気体の噴射管を洗びん機の幅方向に複数段配設し、前
    記ボトルホルダに保持されて液面より上昇搬送され液が
    入っているびん内に、高圧気体を前記射出管のノズルよ
    り噴射して液を撹乱させながら、びん口より流出するび
    ん内液の流れを加速して、びん内の異物を液とともに排
    出することを特徴とするびん内異物除去装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のびん内異
    物除去装置おいて、高圧噴射管に設けた複数のノズル
    を、前記コンベヤの循環移動で前記ボトルホルダに保持
    されて搬送されるびんと同期移動させ、びん内に高圧気
    体を設定時間だけ連続して噴射可能な同期追従・復帰手
    段を設け、びん口より流出するびん内液の流れを加速し
    て、びん内の異物を液とともに排出することを特徴とす
    るびん内異物除去装置。
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