JP4671733B2 - ボトル洗浄装置 - Google Patents
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Description
前記昇降ロッド(43)にスライド自在に外嵌されて、前記挿入駆動部(60)により昇降駆動されるとともに、昇降ロッド(43)の下降を規制してノズル(6)を上昇可能な外筒体(42)を設け、
前記揺動作動部(44)は、前記昇降ロッド(43)の上部に水平ピン(45)を介して揺動自在に連結されてノズル(6)を支持するロッド揺動部(43b)と、前記外筒体(42)に設けられた揺動カム部(47)と、前記ロッド揺動部(43b)に設けられて前記揺動カム部(47)にスライド自在に係合される揺動従動部(48)とを有し、
前記揺動駆動部(50)により前記昇降ロッド(43)を昇降することで、前記揺動カム部(47)と前記揺動従動部(48)の作用でノズル(6)を前記水平ピン(45)を中心に揺動させるように構成されたものである。
サポートフレーム(81)に、前記挿入駆動部(84)とガイド筒(88)を設け、
前記挿入駆動部(84)により昇降可能に支持されたリフトフレーム(86)に前記昇降ロッド(87)を設けるとともに、当該昇降ロッド(87)を前記ガイド筒(88)にスライド自在に内嵌させ、
前記揺動作動部(83)は、前記昇降ロッド(87)の上部に水平ピン(89)を介して揺動自在に支持されたロッド揺動部(87b)と、前記ガイド筒(88)に設けられたノズル揺動カム部(90)と、前記ロッド揺動部(87b)に設けられて前記ノズル揺動カム部(90)にスライド自在に係合された揺動カムホロワ(91)を有し、前記挿入駆動部(84)により前記昇降ロッド(87)が上昇されることにより前記ノズル揺動カム部(90)と前記揺動カムホロワ(91)の作用でノズル(82)が水平ピン(89)を中心に揺動されるように構成されたものである。
[実施の形態1]
図7および図8に示すように、このボトル洗浄装置は、基台1に軸受筒2を介して旋回軸3が回転自在に支持され、旋回軸3に旋回テーブル4が取付けられている。前記旋回テーブル4の外周部には、ボトルBを反転姿勢で保持可能なボトル保持部5と、該ボトル保持部5により保持された反転姿勢のボトルBの口部nに洗浄用のノズル6を挿入して洗浄するボトル洗浄部7とが対で一定間隔毎に配設されている。基台1の下部には旋回モータ8が設置され、その出力軸と旋回軸3の下端部がギヤ9a,9bにより連結連動されている。
そして、挿入駆動部60の昇降カム板63と昇降カムローラ62の作用により、外筒体42を押し上げてノズル6を上昇させボトルBの口部に挿入する。(図7のノズル挿入区間II)
さらに旋回テーブル4の中央部に配置された洗浄液ヘッダ15から供給された洗浄液がノズル6からボトルB内に噴射される。(図7の洗浄区間III)
洗浄区間IIIにおいて、揺動駆動部50の揺動カム板54および揺動カムローラ52の作用で昇降ロッド43が上昇され、揺動作動部44の揺動受動ピン48と揺動カム孔47の作用で水平ピン45を中心にノズル6が揺動角α゜の範囲で揺動され、ボトルB内を均一に洗浄する。(図7のノズル揺動区間VII)
次いで挿入駆動部60の昇降カム板63と昇降カムローラ62の作用により、外筒体42が下降されてノズル6がボトルBの口部から離脱される。(図7のノズル離脱区間IV)
さらに水切り区間Vの後、ボトル保持部5では、開閉駆動部30の開閉カム板34と開閉カム27により開閉作動軸23を介して開閉カム27が回動され、把持レバー21A,21Bが開動されてボトルBが出口スターホイール13に受け渡され、搬出コンベヤ14から搬出される。(図7のボトル排出区間VI)
上記実施の形態1によれば、揺動駆動部50により昇降ロッド43を昇降し、揺動作動部44の揺動カム孔47と揺動受動ピン48の作用により昇降ロッド43を介してノズル6を揺動させることができる。したがって、簡単な構造でノズル6を揺動させて洗浄液の噴射方向を変向させ、ボトルB内を均一に洗浄することができる。また洗浄液が洗浄後の還流水に接触することがなく、再汚染の恐れがない。さらにボトルBを固定しておき、ノズル6を揺動させるので、ボトル保持部5に対するボトルBを安定して受渡しすることができる。さらにまた昇降動作と揺動作動部44のカム機構だけでノズルを揺動させることができ、簡略な構造にすることができる。
次にボトル洗浄装置の実施の形態2を図9〜図12を参照して説明する。
図9〜図11に示すように、このボトル洗浄装置は、反転機構を搭載したボトル保持部71と、ボトル洗浄部72とを具備している。
前記挿入駆動部84は、サポート部材81の下部に、直線駆動装置である一対の流体圧式の昇降シリンダ85を介してリフトフレーム86が平行に配設されている。そして上端部にノズル82を支持する昇降ロッド(昇降部材)87の下端部が前記リフトフレーム86に連結固定されている。
n ネック部
1 基台
4 旋回テーブル
5 ボトル保持部
6 ノズル
7 ボトル洗浄部
21A,21B 把持レバー
30 開閉駆動部
42 外筒体
43 昇降ロッド
43a ロッド基部
43b ロッド揺動部
43c 規制段部
44 揺動作動部
45 水平ピン
46 ガイド筒
47 揺動カム孔
48 揺動受動ピン
50 揺動駆動部
52 揺動カムローラ
54 揺動カム板
60 挿入駆動部
62 昇降カムローラ
63 昇降カム板
71 ボトル保持部
72 ボトル洗浄部
76 可動台
78 反転フレーム
79 反転駆動装置
80 把持レバー
81 サポートフレーム
82 ノズル
83 揺動作動部
84 挿入駆動部
85 昇降シリンダ
86 リフトフレーム
87 昇降ロッド
88 ガイド筒
89 水平ピン
90 揺動カム孔
91 揺動受動ピン
Claims (5)
- ボトル洗浄部(7)に、昇降ロッド(43)を介してノズル(6)を上昇して、ボトル保持部(5)に反転姿勢で保持されたボトル(B)の口部(n)に挿入する挿入駆動部(60)と、ボトル(B)の口部(n)に挿入されたノズル(6)を、揺動駆動部(50)により昇降して揺動させる揺動作動部(44)と具備したボトル洗浄装置であって、
前記昇降ロッド(43)にスライド自在に外嵌されて、前記挿入駆動部(60)により昇降駆動されるとともに、昇降ロッド(43)の下降を規制してノズル(6)を上昇可能な外筒体(42)を設け、
前記揺動作動部(44)は、前記昇降ロッド(43)の上部に水平ピン(45)を介して揺動自在に連結されてノズル(6)を支持するロッド揺動部(43b)と、前記外筒体(42)に設けられた揺動カム部(47)と、前記ロッド揺動部(43b)に設けられて前記揺動カム部(47)にスライド自在に係合される揺動従動部(48)とを有し、
前記揺動駆動部(50)により前記昇降ロッド(43)を昇降することで、前記揺動カム部(47)と前記揺動従動部(48)の作用でノズル(6)を前記水平ピン(45)を中心に揺動させるように構成された
ボトル洗浄装置。 - ボトル洗浄部(72)に、昇降ロッド(87)を介してノズル(82)を上昇させて、ボトル保持部(71)に反転姿勢で保持されたボトル(B)の口部(n)に挿入し、さらにノズル(82)を上昇することにより揺動作動部(83)を介してノズル(82)を揺動し洗浄する挿入駆動部(84)を具備したボトル洗浄装置であって、
サポートフレーム(81)に、前記挿入駆動部(84)とガイド筒(88)を設け、
前記挿入駆動部(84)により昇降可能に支持されたリフトフレーム(86)に前記昇降ロッド(87)を設けるとともに、当該昇降ロッド(87)を前記ガイド筒(88)にスライド自在に内嵌させ、
前記揺動作動部(83)は、前記昇降ロッド(87)の上部に水平ピン(89)を介して揺動自在に支持されたロッド揺動部(87b)と、前記ガイド筒(88)に設けられたノズル揺動カム部(90)と、前記ロッド揺動部(87b)に設けられて前記ノズル揺動カム部(90)にスライド自在に係合された揺動カムホロワ(91)を有し、前記挿入駆動部(84)により前記昇降ロッド(87)が上昇されることにより前記ノズル揺動カム部(90)と前記揺動カムホロワ(91)の作用でノズル(82)が水平ピン(89)を中心に揺動されるように構成された
ボトル洗浄装置。 - ボトル保持部(5)とボトル洗浄部(7)が、垂直軸心周りに旋回される旋回テーブル(4)の外周部に一定間隔ごとに対で配設された
請求項1記載のボトル洗浄装置。 - 揺動駆動部(50)は、旋回テーブル(4)の基台(1)にボトル洗浄部(7)の旋回経路に沿って配置されたノズル揺動カム部(54)と、前記昇降ロッド(43)に連結されて前記ノズル揺動カム部(54)に係合される揺動カムホロワ(52)を有し、
挿入駆動部(60)は、旋回テーブル(4)の基台(1)にボトル洗浄部(7)の旋回経路に沿って配置されたノズル昇降カム部(63)と、外筒体(42)の下部に設けられて前記ノズル昇降カム部(63)に係合されるノズル昇降カムホロワ(62)を有する
請求項3記載のボトル洗浄装置。 - ノズル揺動カム部(90)は、下部側で昇降方向に沿う直線状の挿入直線部(90a)と、上部側で左右に湾曲する波形状の揺動曲線部(90b)からなり、
挿入駆動部(84)により昇降ロッド(87)が上昇され、揺動カムホロワ(91)が前記挿入直線部(90a)をスライドされる時にノズル(82)がボトル(B)の口部(n)に挿入され、前記揺動カムホロワ(91)が前記揺動曲線部(90b)をスライドされる時にノズル(82)が水平ピン(89)を中心に揺動されるように構成された
請求項2記載のボトル洗浄装置。
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2005
- 2005-03-31 JP JP2005100302A patent/JP4671733B2/ja not_active Expired - Fee Related
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