JP4352798B2 - ロータリー式リンサ - Google Patents

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本発明は、回転体に設けたグリッパにより容器を把持して倒立状態にした後、容器内に洗浄液を噴射して洗浄を行うロータリー式リンサに係り、特に、洗浄後に容器内に残留している水分を効果的に除去するための構造に関するものである。
ロータリー式リンサは、一般に、回転体の外周部に円周方向等間隔で複数のグリッパが設けられており、外部から供給された容器をこのグリッパによって把持して回転搬送する間に、反転して倒立状態にした後、下方に配置した洗浄ノズルによって容器内に洗浄液を噴射して洗浄し、その後、容器を倒立状態のまま搬送することにより、内部の洗浄液を排出するようにしている。
前記構成のように容器を倒立状態のまま搬送することによってその容器内の洗浄液を排出するするためには、一定の時間が必要であり、水切り区間を長く取る必要があった。そのためリンサ全体が大型化し大きい設置スペースを必要とする。また、水切り時間が長いため、高速化を図って処理能力を向上させることが困難であった。しかも、容器内部に凹凸がある場合、凹部に洗浄液が入り込んで時間をかけてもその個所の水切りができない場合があった。
そこで短時間で水切りを行うことができることを目的としたロータリー式リンサが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2等参照)。
特許文献1に記載されたロータリー式リンサは、びんを倒立状態から所定角度正立方向に傾け、次いで、急激に倒立状態に戻すことにより、下向きの衝撃を与え、びん内に付着している洗浄液を振り落とすようにしている。
また、特許文献2に記載された装置は、水切り工程における口を下方にした容器の中心線の方向を、回転台の回転により容器に生じる遠心力と重力との合成力となるように傾斜させるようにしている。
特開平9−1098号公報(第2頁、図1) 特開平6−262154号公報(第2−3頁、図1)
前記特許文献1に記載された発明には、グリッパが保持しているびんを傾けた後急激に倒立状態に戻すための機構が記載されていないので、どの程度効果的に水切りが行われるか不明である。
また、特許文献2に記載された発明の構成では、ガイドレールによって案内して容器を傾斜させるようにしているので、急激な動作により容器に衝撃を与えることはできないので、短時間で効果的な水切りを行うことは不可能である。
本発明は、回転体の外周部に複数設けられた反転可能なグリッパと、このグリッパに倒立状態で保持された容器の下方に配置されて洗浄液を噴射する洗浄ノズルと、前記グリッパの移動経路に沿って配置され、グリッパに設けた係合部に係合してグリッパの移動を案内するガイドレールとを備え、前記グリッパに保持された容器の搬送経路内の洗浄区間で倒立状態の容器に洗浄液を噴射し、続く水切り区間で倒立状態を維持して容器内の洗浄液を排出するロータリー式リンサにおいて、前記水切り区間に配置されているガイドレールとグリッパの係合部との間にクリアランスが形成される部分を設けるとともに、グリッパに係合してこのグリッパの姿勢を上方もしくは下方に傾斜させるカムを設け、カムとの係合が外れた際にグリッパの係合部をガイドレールの側面で受け止め、受け止めた際の衝撃で容器内に残留する洗浄液を排出することを特徴とするものである。
さらに、請求項2に記載した発明は、前記グリッパに、このグリッパを姿勢が変更される方向と逆方向に付勢するスプリングを設け、ガイドレールの側面により受け止める際の衝撃を大きくすることを特徴とするものである。
本発明に係るロータリー式リンサは、グリッパに保持した容器を倒立状態で搬送している間に、洗浄ノズルから容器内に洗浄液を噴射して洗浄し、その後、倒立状態のまま水切りを行うようになっているが、この水切り区間内で、容器を保持しているグリッパの姿勢を姿勢変更手段により変更し、この姿勢変更手段の係合が外れた際に、ストッパによって受け止めることにより容器に衝撃を与えて、容器の内面に付着している水滴を排出するので、容器内に残留している水分を短時間で効果的に除去することができる。
水切り区間に、倒立した容器を把持しているグリッパの姿勢を変更させる姿勢変更手段と、姿勢変更手段の係合が外れた際にグリッパを受け止めるストッパとを設けるという簡単な構成で、容器内に残留している水滴を短時間で効果的に排出するという目的を達成する。
図1は、本発明の一実施例に係るロータリー式リンサの全体の構成を簡略化して示す平面図、図2は、このロータリー式リンサの正面図の一部(右半分)、図3は図2の要部の拡大図である。この実施例のロータリー式リンサは、回転体2の外周部に円周方向等間隔で設けられた複数のグリッパ4を備えており、容器搬送コンベヤ6によって搬送され、入口スターホイール8によって供給された容器10が、これら各グリッパ4に保持されて、回転体2の回転に伴って回転搬送される。
容器10は、前記容器搬送コンベヤ6によって正立した状態、つまり、口部10aを上に向けて立っている状態で搬送され、入口スターホイール8によってそのまま回転体2のグリッパ4に引き渡される。グリッパ4は、開閉して容器10の上部に形成されたフランジ部10bの下側を把持する。グリッパ4に把持された容器10は、回転体2の回転によって反転区間Aを搬送される間に、後に説明する反転手段によってグリッパ4のグリップ部4aが反転されることにより倒立状態にされる。
グリッパ4のグリップ部4aの反転により倒立状態にされた容器10の口部10aの下方には、それぞれ洗浄液を噴射する洗浄ノズル12(図2および図3参照)が配置されており、前記反転区間Aに続く洗浄区間Bで、この洗浄ノズル12から容器10内に洗浄液が噴射されて洗浄される。この洗浄ノズル10には、外部の洗浄液タンク(図示せず)からロータリバルブ14および給液管16を介して洗浄液が送られるようになっており、前記洗浄区間Bを回転移動している間だけこのロータリバルブ14によって洗浄液が供給される。
洗浄区間Bの次に水切り区間Cが設けられており、この水切り区間Cでは、容器10が倒立状態のまま搬送されて、前記洗浄区間Bで内部に吹き込まれた洗浄液を排出する。水切り区間Cを通過すると、容器10を把持したグリッパ4のグリップ部4aを再度反転させて容器10を正立状態に戻す再反転区間Dがあり、容器10は正立状態に戻された後、出口スターホイール18を介して容器搬送コンベヤ6上に排出される。
回転体2の外周部に設けられているグリッパ4は、前記グリップ部4aが直立した支持体20上に水平ピン22を介して回転可能に取り付けられており、回転体2の中心を通る放射方向の線上を、半径方向の外方側と内方側とに回転できるようになっており、それぞれの方向で水平状態で停止する。
回転体2の周囲には、グリッパ4の姿勢を制御するとともに、このグリッパ4を反転および再反転させる反転手段としてのガイドレール24が配置されている。このガイドレール24は、回転体2の外周側に直立して設置された複数の支柱25に固定されている。一方、前記各グリッパ4には、前記ガイドレール24に係合する係合部26が設けられており、回転体2の回転に伴って、この係合部26がガイドレール24の経路に沿って移動することにより、回転移動するグリッパ4が案内されるとともに、前記グリップ部4aが反転区間Aで反転され、また、再反転区間Dで再度反転される。
前記グリッパ4の係合部26には、凹溝26aが形成されており、この凹溝26a内に前記ガイドレール24の先端部が嵌合している。ガイドレール24の先端部は、基本的には、前記係合部26の凹溝26aの幅よりも僅かに小さい厚さを有しており、ほぼクリアランスが無い状態で嵌合している。この実施例では、水切り区間Cの途中から、ガイドレール24の厚さが薄くなっており(図4参照)、図3に示すように凹溝26aとガイドレール24との間にクリアランスが形成される。従って、このガイドレール24の薄い部分24B(ガイドレール24の厚い部分を24A、薄い部分を24Bで示す)では、このクリアランスの大きさ分だけ、ガイドレール24Bに対してグリッパ4が揺動できるようになっている。
ガイドレール24が薄くなっている部分24Bに沿って3個所に、グリッパ4を押し上げるためのカム28が設けられている。このグリッパ押し上げカム28は、図5に示すように、下側のカム面28aの上流側(図5の左側)が高く、下流側に向かって次第に下降する傾斜を有している。
一方、グリッパ4の容器10を把持する部分の背後、つまり前記水平ピン22の反対側に、カムフォロア30が取り付けられており、グリッパ4がこの押し上げカム28の位置に来ると、このカムフォロア30が押し上げカムに係合し、前進するに従って次第に下降されることにより、グリッパ4の先端側が持ち上げられて容器10が傾斜する(図3中に想像線で示す容器10を参照)。なお、押し上げカム28のカム面28aの上流端は、水平な状態で移動してきたグリッパ4のカムフォロア30が係合できる高さに設定されていることは言うまでもない。
また、図2および図3では煩雑になるため図示を省略しているが、グリッパ4の係合部26とグリップ部4aとの間には、図6に示すように、グリップ部4aを常時下方へ付勢するスプリング32が設けられている。グリップ部4aの上面には、直立した支持ピン4bが設けられ、この支持ピン4bに、係合部26の中心に形成された円孔26cが嵌合しており、係合部26はグリップ部4aに対して相対的に移動できるようになっている。そして、グリップ部4aの上面と係合部26の下面との間に前記スプリング32が配置されている。
以上の構成に係るロータリー式リンサの作動について説明する。容器搬送コンベヤ6によって搬送されてきた容器10は、入口スターホイール8を介して回転体2の各グリッパ4に引き渡される。容器10は正立した状態で搬送されており、グリッパ4のグリップ部4aは容器10の上部に形成されたフランジ部10bの下側をグリップする。グリッパ4には、回転体2の周囲に配置されているガイドレール24に係合する係合部26が設けられており、グリッパ4は、この係合部26の凹溝26aに係合しているガイドレール24の経路に沿って回転移動しつつその姿勢を制御される。
グリッパ4が入口スターホイール8から容器10を受け取った後、反転区間Aを移動する間に、ガイドレール24が下側から上側へ大きく位置を変えて、回転体2の半径方向外方を向いていたグリップ部4aを反転させて半径方向内方側に向ける(図2および図3に示す状態)。グリップ部4aが反転することにより、このグリップ部4aに把持されている容器10は倒立状態になる。
グリッパ4のグリップ部4aに把持された容器10が倒立状態になって、反転区間Aから洗浄区間Bに移動してくると、倒立した容器10の下方に設けられている洗浄ノズル12に、前記ロータリバルブ14の切換えによって洗浄液が給液管16を介して送られ、容器10の内部に噴射される。グリッパ4に把持された容器10がさらに回転搬送され、洗浄ノズル12から洗浄液が噴射される洗浄区間Bをすぎて水切り区間Cに入ると、ロータリバルブ14が切り換わって洗浄液の供給が停止する。
水切り区間Cでは、倒立した状態のままグリッパ4に把持されて回転搬送される容器10の内部から、残留している洗浄液が流下する。水切り区間Cには、前記ガイドレール24の厚さが薄い部分24Bが配置されており、図3および図6に示すように、このガイドレール24Bに対してグリッパ4の係合部26が揺動できるようになっている。グリッパ4は、通常の移動状態(押し上げカム28がない部分を移動している場合)では、係合部26の凹溝26aの一方の壁面26b(回転体2の半径方向外方側に位置している壁面)がガイドレール24Bの側面24Ba(回転体2の半径方向外方側に位置している側面)に当たって、グリッパ4のグリップ部4aをほぼ水平な状態、つまり容器10がほぼ直立した倒立状態になるように維持している(図6および図3中に実線で示すグリッパ4と容器10参照)。
前記グリッパ4が回転移動して押し上げカム28の設けられている位置に到達すると、グリッパ4の外側に設けられているカムフォロア30がこの押し上げカム28の下側のカム面28aに係合し、移動に伴って次第に下降することにより、グリップ部4aの先端部が押し上げられて容器10を傾斜させる(図7および図3中に想像線で示すグリッパ4と容器10参照)。
グリッパ4がさらに移動して押し上げカム28の位置を通過すると、カムフォロア30を押さえていた力が無くなるので、グリッパ4および容器10は押し上げられていた位置から、スプリング32の力および自重によって落下する、つまり急激な移動を行う。図3に実線で示す位置まで落下すると、グリッパ4に設けられた係合部26の凹溝26aの一方の壁面26bがガイドレール24Bの側面(図3の右側の側面)24Baに衝突して、グリッパ4および容器10は図3に実線で示す位置、つまりグリップ部4aが水平な状態で停止する。このときの衝撃により、容器10の内面に付着していた水滴が振り落とされる。特に、グリッパ4のグリップ部4aと係合部26との間にスプリング32が介装されているので、係合部26を強い力でガイドレール24Bの側面24Baに衝突させることができる。
この実施例では、水切り区間C内に3個所の押し上げカム28が配置されており、各カム28の位置に到達するごとに、容器10が衝撃を受けて内部に残留していた水滴が振り落とされる。このように倒立状態の容器10に強い衝撃を与え、しかもその衝撃を複数回繰り返すことにより、容器10内に残留していた水滴を極めて効果的に排出することができる。従って、水切り区間Cを従来よりも短くすることが可能であり、ロータリー式リンサの設置スペースを小さくすることができ、しかも、水切りに要する時間を短縮することができるので、処理能力を向上させることができる。なお、衝撃を与える回数は必ずしも複数回である必要はなく、1回または2回であっても、残留していた水滴を排出する効果は得られる。また、4回以上の衝撃を与えるようにしても良い。また、この実施の形態では、グリッパ4のグリップ部4aの上面と係合部26の下面との間に、グリップ部4aを常時下方へ付勢するスプリング32を設けているが、このスプリング32をグリップ部4aの下面側に設けて、グリップ部4aを常時上方へ付勢しておくようにしても良い。この場合には、カム28をカムフォロア30の通過経路の下側に設けて、グリップ部4aを強制的に下方に傾斜させ、カム28から外れたときに急激に上方へ移動させてストッパ(ガイドレール24Bの側面24Ba)に衝突させる。また、この実施例では、グリッパ4の係合部26とガイドレール24との間にクリアランスを形成するために、ガイドレール24に細い部分24Bを形成しているが、グリップ部4aを傾斜させて衝撃を与える部分では、ガイドレール24をなくすともに、グリッパ4を受けるストッパを別に設けることもできる。但し、この場合には、ガイドレール24を再度係合部26の凹溝26aに係合させる必要がある。
図8および図9は第2の実施例に係るロータリー式リンサの要部を示す図であり、これらの図によって第2の実施例について説明する。なお、この図に示す部分以外の構成は、前記第1実施例と同様なので、同一の符号を使用して説明する。この実施例では、グリッパ4を案内するガイドレール24が前記実施例とは異なっており、図8に示すように、水切り区間Cの上流部までは、前記第1実施例のガイドレール24と同様にグリッパ4の係合部26に形成されている凹溝26aの幅とほぼ同じ厚さを有している。そして、凹溝26aがガイドレール24のこの厚い部分24Aに係合している際には、グリッパ4が水平状態を維持して移動する。
ガイドレール24は、前記凹溝26aの幅とほぼ同じ厚さを有する部分24Aの下流側に、前記実施例と同様の肉厚の薄い部分24Bが形成されている。このガイドレール24の薄い部分24Bをグリッパ4が移動しているときには、グリッパ4および容器10の自重により、凹溝26aの一方の壁面(回転体2の半径方向外方側の壁面)26bとガイドレール24Bの半径方向外方側の側面24Baが当節している(図9(a)参照)。このときに、グリッパ4が水平で、把持されている容器10が直立した状態を維持するようになっている。
さらに、この実施例では、グリッパ4および容器10を傾斜させるために、前記ガイドレール24の厚さが薄い部分24Bの外側(回転体2の半径方向外方側)に、膨出部24Bbを設けている。ガイドレール24の厚さが薄い部分24Bは、回転体2の中心から同一の距離を有する円弧状であり、膨出部24Bbはそのガイドレール24Bの外側に設けられている。従って、ガイドレール24Bのこの膨出部24Bbが設けられている部分に、グリッパ4の凹溝26が係合すると、グリッパ4の係合部26が半径方向外方側へ押し出されてグリップ部4aが水平な状態から上方へ向けて傾斜し、さらに、このグリップ部4aに保持されている容器10が直立した状態から傾斜する(図9(b)参照)。
グリッパ4がこの膨出部24Bbの設けられている部分を通過すると、ガイドレール24の厚さの薄い部分24Bに戻るため、上方へ向けて押し上げられていたグリップ部4aおよび容器10が自重により落下(急激な移動)して、係合部26に形成された凹溝26aの半径方向外方側の壁面26bが、ガイドレール24Bの半径方向外方側の側面24Baに衝突して停止する。この停止した位置で、グリップ部4aが水平で、保持されている容器10が直立した状態になる。
ガイドレール24の膨出部24Bbは、前記水切り区間C内に複数個所設けられており、グリッパ4のグリップ部4aを上方へ向けて傾斜させた後、急激に移動させてガイドレール24Bに衝突させるという動作を複数回繰り返すことにより容器10内に残留していた水分を効果的に排出することができる。この実施例でも、前記第1の実施例と同様の作用効果を奏することができる。
ロータリー式リンサの全体の構成を簡略化して示す平面図である。(実施例1) 前記ロータリー式リンサの一部を示す正面図である。 図2の要部を拡大して示す図である。 グリッパを急激に移動させる構造を示す平面図である。 グリッパを傾斜させるカムを示す正面図である。 図3の要部の拡大図である。 図6の異なる作動状態を示す図である。 グリッパを急激に移動させる構造を示す平面図である。(実施例2) グリッパの動作を説明する図である。
符号の説明
B 洗浄区間
C 水切り区間
2 回転体
4 グリッパ
10 容器
12 洗浄ノズル
24 ガイドレール
24B ストッパ(ガイドレールの薄い部分)
26 グリッパの係合部
28 押し上げカム(移動手段)
32 スプリング

Claims (2)

  1. 回転体の外周部に複数設けられた反転可能なグリッパと、このグリッパに倒立状態で保持された容器の下方に配置されて洗浄液を噴射する洗浄ノズルと、前記グリッパの移動経路に沿って配置され、グリッパに設けた係合部に係合してグリッパの移動を案内するガイドレールとを備え、前記グリッパに保持された容器の搬送経路内の洗浄区間で倒立状態の容器に洗浄液を噴射し、続く水切り区間で倒立状態を維持して容器内の洗浄液を排出するロータリー式リンサにおいて、
    前記水切り区間に配置されているガイドレールとグリッパの係合部との間にクリアランスが形成される部分を設けるとともに、グリッパに係合してこのグリッパの姿勢を上方もしくは下方に傾斜させるカムを設け、カムとの係合が外れた際にグリッパの係合部をガイドレールの側面で受け止め、受け止めた際の衝撃で容器内に残留する洗浄液を排出することを特徴とするロータリー式リンサ。
  2. 前記グリッパに、このグリッパを姿勢が変更される方向と逆方向に付勢するスプリングを設け、ガイドレールの側面により受け止める際の衝撃を大きくすることを特徴とする請求項1に記載のロータリー式リンサ。
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