JP2003114596A - 画像形成におけるトナー又はインクの課金算出方法、プログラム及びその装置 - Google Patents

画像形成におけるトナー又はインクの課金算出方法、プログラム及びその装置

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JP2003114596A JP2001310466A JP2001310466A JP2003114596A JP 2003114596 A JP2003114596 A JP 2003114596A JP 2001310466 A JP2001310466 A JP 2001310466A JP 2001310466 A JP2001310466 A JP 2001310466A JP 2003114596 A JP2003114596 A JP 2003114596A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷実績にふさわしい適切な価格を顧客に提
供できる画像形成におけるトナー又はインクの課金算出
方法、プログラム及びその装置を提供する。 【解決手段】 デジタル複写機にトナーカートリッジが
装着されると、CPU31は、トナーカートリッジに装
着されたROMチップ24に記録された価格情報Ipを
読み込み、RAM33に記録する。そして、画像の書き
込みを行う際、CPU31は、ドットの種類毎にドット
数を計数し、ドットの種類毎のドット数と予めROM3
2に記録された1ドットの面積とからドット面積を算出
し、このドット面積と予めROM32に記録されたドッ
ト単位面積あたりのトナー消費量とを乗じてトナー消費
量を算出する。そして、CPU31は、このトナー消費
量と前述のようにRAM33に記録された価格情報とを
乗じて課金を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成における
トナー又はインクの課金算出方法、プログラム及びその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストアやプリント
ショップ又はインターネットで画像をプリントするサー
ビス等様々な形態のプリントサービスがあり、そこでは
プリントの課金がされるようになっている。このよう
な、プリンタや複写機によるプリント時の課金方法には
いろいろな方法がある。最も一般的なものはコピーやプ
リントの枚数をカウンターで計数し、1枚あたりのコス
トを掛けて金額を算出する方法である。
【0003】しかしながら、プリントする場合、原画の
種類がいろいろあり、プリント時のトナーやインクの消
費量は、それに応じて違いが生じる。例えば、白黒の文
字原稿をプリントする場合、通常、文字部の総面積は、
紙全体の3%〜5%程度しかない。写真原稿ならばほと
んど全面に画像があるが、白黒画像の場合、白黒のドッ
ト画像で構成されているために100%には届かない。
一方、カラー画像の場合には、全面がカラーであれば全
面にトナーやインクが付着するように、ほぼ100%の
ドット画像が形成される。このように、形成される画像
によって、ドット画像の面積が異なってくる。つまり、
トナーやインクの消費量は、形成される画像の種類や情
報量によって異なってくる。
【0004】この点に着目して、例えば特開2000−
148435号によれば、編集した電子文書を、ネット
ワークを介して遠隔地のプリンタで印刷する際に、画像
データの実画素数が収まる用紙サイズや使用するプリン
タの種類、使用する紙などの組み合わせで課金する方法
が知られている。
【0005】また、特開2000−307783号に
は、クライアントから通信ネットワークを通じて印刷要
求をする際に、予想印刷結果を示すプレビューイメージ
を作り、それをクライアント側に送ると共にそれを印刷
したときの消耗品の使用量を計算して料金を見積もる方
法が開示されている。
【0006】さらに、特開平9−23243には、新聞
や雑誌の電子紙面を衛星回線や地上回線を介して自動販
売機に配信し、その紙面情報について実ドット数でプリ
ント量を算出して課金する方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印刷に
要するコストは、トナーやインクの消費量だけでなく、
消費されるトナーやインクの種類に応じて異なってく
る。しかし、上記のいずれの公知の方法でも、消費され
るトナーやインクの種類に応じたコストに基づいた課金
方法は何ら考えられていない。このため、従来の課金方
法では、印刷実績にふさわしい適切な価格を顧客に提供
できなかった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、印刷実績にふさわしい
適切な価格を顧客に提供できる画像形成におけるトナー
又はインクの課金算出方法、プログラム及びその装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、画像形成機器に備えら
れたコンピュータが、前記画像形成機器で使用される収
容トナー又はインクの価格情報を読み取る価格情報読み
取り段階と、前記画像形成機器で作成される画像の色毎
のドット面積と再現される画像の色の単位面積あたりの
トナー又はインクの消費量と前記価格情報とに基づいて
トナー又はインクの消費にかかるコストを算出するコス
ト算出段階とを備えたことを要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のトナー又はインクの課金算出方法において、前記コス
ト算出段階は、前記コンピュータが、前記画像形成機器
で作成される画像のドット面積と再現される画像の色の
単位面積あたりのトナー又はインクの消費量とから色全
体のトナー又はインクの全消費量を求める全消費量算出
段階と、トナー又はインクの全消費量と前記価格情報と
を乗じてトナー又はインクの消費にかかるコストを算出
する全コスト算出段階とを備えたことを要旨とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のトナー又はインクの課金算出方法において、前記コス
ト算出段階は、前記コンピュータが、前記画像形成機器
で作成される画像の色毎のドット面積と再現される画像
の色の単位面積あたりのトナー又はインクの消費量とか
ら色毎のトナー又はインクの消費量を求める消費量算出
段階と、前記色毎のトナー又はインクの消費量と前記価
格情報とを乗じて色毎のトナー又はインクの消費にかか
るコストを算出し、前記コストの合計を算出してトナー
又はインクの消費にかかるコストを算出する全コスト算
出段階とを備えたことを要旨とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1つに記載のトナー又はインクの課金算出方法
において、前記価格情報読み取り段階は、前記コンピュ
ータが、トナー又はインクの収容された、前記画像形成
機器に装着可能なカートリッジに付加された収容トナー
又はインクの価格情報を読み取ることを要旨とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1つに記載のトナー又はインクの課金算出方法
において、前記画像形成機器は、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの4色のトナー又はインクカートリッ
ジを備えた画像形成機器であることを要旨とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
に記載のトナー又はインクの課金算出方法において、前
記カートリッジには記録媒体が取り付けられ、前記記録
媒体に、前記カートリッジに収容されたトナー又はイン
クの価格情報が記憶されていることを要旨とする。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項4〜6の
いずれか1つに記載のトナー又はインクの課金算出方法
において、前記カートリッジの外周面の一部にその中に
収容されたトナー又はインクの価格情報がバーコードで
表示されていることを要旨とする。
【0016】請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の
いずれか1つに記載のトナー又はインクの課金算出方法
において、前記コンピュータが、前記画像形成機器のト
ナー又はインクの残量がなくなり、前記画像形成機器が
警告表示を行った後再起動するまでに、既にセットされ
ているカートリッジのトナー又はインクの価格情報を削
除する価格情報削除段階をさらに備えたことを要旨とす
る。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項1〜3,
5,8のいずれか1つに記載のトナー又はインクの課金
算出方法において、前記価格情報読み取り段階は、前記
コンピュータが、トナー又はインクの収容された、前記
画像形成機器に装着可能なカートリッジに対応する持ち
運び可能な記録媒体より収容トナー又はインクの価格情
報を読み取ることを要旨とする。
【0018】請求項10に記載の発明は、請求項1〜
3,5,8のいずれか1つに記載のトナー又はインクの
課金算出方法において、前記価格情報読み取り段階は、
前記コンピュータが、トナー又はインクの収容された、
前記画像形成機器に装着可能なカートリッジに付加され
た収容トナー又はインクの識別情報を読み取る識別情報
読み取り段階と、前記画像形成機器が接続されているサ
ーバの価格情報記憶手段に記憶された、識別情報と関連
付けられたトナー又はインクの価格情報を前記識別情報
をキーとして読み出す価格情報読み出し段階とを備えた
ことを要旨とする。
【0019】請求項11に記載の発明は、請求項請求項
1〜3,5,8のいずれか1つに記載のトナー又はイン
クの課金算出方法において、前記価格情報読み取り段階
は、前記コンピュータが、トナー又はインクの収容され
た、前記画像形成機器に装着可能なカートリッジに対応
する持ち運び可能な記録媒体より収容トナー又はインク
の識別情報を読み取る識別情報読み取り段階と、前記画
像形成機器が接続されているサーバの価格情報記憶手段
に記憶された、識別情報と関連付けられたトナー又はイ
ンクの価格情報を前記識別情報をキーとして読み出す価
格情報読み出し段階とを備えたことを要旨とする。
【0020】請求項12に記載の発明は、画像形成機器
に備えられたコンピュータを、前記画像形成機器で使用
される収容トナー又はインクの価格情報を読み取る価格
情報読み取り手段、及び、前記画像形成機器で作成され
る画像の色毎のドット面積と再現される画像の色の単位
面積あたりのトナー又はインクの消費量と前記価格情報
とに基づいてトナー又はインクの消費にかかるコストを
算出するコスト算出手段として機能させることを要旨と
する。
【0021】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載のプログラムにおいて、前記コスト算出手段を、前
記画像形成機器で作成される画像のドット面積と再現さ
れる画像の色の単位面積あたりのトナー又はインクの消
費量とから色全体のトナー又はインクの全消費量を求め
る全消費量算出手段、及び、トナー又はインクの全消費
量と前記価格情報とを乗じてトナー又はインクの消費に
かかるコストを算出する全コスト算出手段として機能さ
せることを要旨とする。
【0022】請求項14に記載の発明は、請求項12に
記載のプログラムにおいて、前記コスト算出手段を、前
記画像形成機器で作成される画像の色毎のドット面積と
再現される画像の色の単位面積あたりのトナー又はイン
クの消費量とから色毎のトナー又はインクの消費量を求
める消費量算出手段、及び、前記色毎のトナー又はイン
クの消費量と前記価格情報とを乗じて色毎のトナー又は
インクの消費にかかるコストを算出し、前記コストの合
計を算出してトナー又はインクの消費にかかるコストを
算出する全コスト算出手段として機能させることを要旨
とする。
【0023】請求項15に記載の発明は、請求項12〜
14のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前記
価格情報読み取り手段を、トナー又はインクの収容され
た、前記画像形成機器に装着可能なカートリッジに付加
された収容トナー又はインクの価格情報を読み取る手段
として機能させることを要旨とする。
【0024】請求項16に記載の発明は、請求項12〜
15のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前記
画像形成機器は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの4色のトナー又はインクカートリッジを備えた画像
形成機器であることを要旨とする。
【0025】請求項17に記載の発明は、請求項15又
は16に記載のプログラムにおいて、前記カートリッジ
に取り付けられた記録媒体に記憶された前記カートリッ
ジに収容されたトナー又はインクの価格情報を読み取る
ことを要旨とする。
【0026】請求項18に記載の発明は、請求項15〜
17のいずれか1つに記載のトナー又はインクのプログ
ラムにおいて、前記カートリッジの外周面の一部にバー
コードで表示されているその中に収容されたトナー又は
インクの価格情報を読み取ることを要旨とする。
【0027】請求項19に記載の発明は、請求項12〜
18のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前記
コンピュータを、さらに、前記画像形成機器のトナー又
はインクの残量がなくなり、前記画像形成機器が警告表
示を行った後再起動するまでに、既にセットされている
カートリッジのトナー又はインクの価格情報を削除する
価格情報削除手段として機能させることを要旨とする。
【0028】請求項20に記載の発明は、請求項12〜
14,16,19のいずれか1つに記載のプログラムに
おいて、前記価格情報読み取り手段を、トナー又はイン
クの収容された、前記画像形成機器に装着可能なカート
リッジに対応する持ち運び可能な記録媒体より収容トナ
ー又はインクの価格情報を読み取る手段として機能させ
ることを要旨とする。
【0029】請求項21に記載の発明は、請求項12〜
14,16,19のいずれか1つに記載のプログラムに
おいて、前記価格情報読み取り手段を、トナー又はイン
クの収容された、前記画像形成機器に装着可能なカート
リッジに付加された収容トナー又はインクの識別情報を
読み取る識別情報読み取り手段、及び、前記画像形成機
器が接続されているサーバの価格情報記憶手段に記憶さ
れた、識別情報と関連付けられたトナー又はインクの価
格情報を前記識別情報をキーとして読み出す価格情報読
み出し手段として機能させることを要旨とする。
【0030】請求項22に記載の発明は、請求項12〜
14,16,19のいずれか1つに記載のプログラムに
おいて、前記価格情報読み取り手段を、トナー又はイン
クの収容された、前記画像形成機器に装着可能なカート
リッジに対応する持ち運び可能な記録媒体より収容トナ
ー又はインクの識別情報を読み取る識別情報読み取り手
段、及び、前記画像形成機器が接続されているサーバの
価格情報記憶手段に記憶された、識別情報と関連付けら
れたトナー又はインクの価格情報を前記識別情報をキー
として読み出す価格情報読み出し手段として機能させる
ことを要旨とする。
【0031】請求項23に記載の発明は、内部にトナー
又はインクを収容できる空間を持つトナー又はインクの
収容部と、前記トナー又はインクの収容部に収容される
トナー又はインクの課金の基礎となる価格情報又は識別
情報を記憶できる記録媒体とからなることを要旨とす
る。
【0032】請求項24に記載の発明は、内部にトナー
又はインクを収容できる空間を持つトナー又はインクの
収容部と、前記トナー又はインクの収容部に収容された
特定色のトナー又はインクと、前記トナー又はインクの
収容部に収容されたトナー又はインクの課金の基礎とな
る価格情報又は識別情報を記憶した記録媒体とからなる
ことを要旨とする。
【0033】請求項25に記載の発明は、内部にトナー
又はインクを収容できる空間を持つトナー又はインクの
収容部と、前記トナー又はインクの収容部に収容される
トナー又はインクの課金の基礎となる価格情報又は識別
情報を示すバーコードとからなることを要旨とする。
【0034】請求項26に記載の発明は、内部にトナー
又はインクを収容できる空間を持つトナー又はインクの
収容部と、前記トナー又はインクの収容部に収容された
特定色のトナー又はインクと、前記トナー又はインクの
収容部に収容されたトナー又はインクの課金の基礎とな
る価格情報又は識別情報を示すバーコードとからなるこ
とを要旨とする。
【0035】請求項27に記載の発明は、回収されたト
ナー又はインクの空になったカートリッジの充填口を開
き、前記充填口を上向きにして充填口からトナー又はイ
ンク充填装置を挿入し、前記カートリッジのトナー又は
インクの収容部に必要量のトナー又はインクを充填し、
充填終了後、前記充填装置を前記充填口より引き抜いて
前記充填口を塞ぎ、前記カートリッジの外表面に、充填
されたトナー又はインクの課金の基礎となる価格情報又
は識別情報を読み取り可能に書き込み、トナー又はイン
クをカートリッジに再充填することを要旨とする。
【0036】(作用)請求項1又は12に記載の発明に
よれば、コンピュータが、画像形成機器で作成される画
像の色毎のドット面積、再現される画像の色の単位面積
あたりのトナー又はインクの消費量及び読み取った価格
情報に基づいてトナー又はインクの消費にかかるコスト
を算出する。このため、トナー又はインクの値段とトナ
ー又はインクの消費量とに基づいて、印刷実績にふさわ
しい、トナー消費にかかるコストを算出できる。
【0037】請求項2又は13に記載の発明によれば、
コンピュータが、画像形成機器で作成される画像のドッ
ト面積、再現される画像の色の単位面積あたりのトナー
又はインクの消費量から色全体のトナー又はインクの全
消費量を求め、その全消費量と前記価格情報とを乗じて
トナー又はインクの消費にかかるコストを算出する。こ
のため、トナー又はインクの全消費量に応じて、印刷実
績にふさわしい、トナー消費にかかるコストを算出でき
る。
【0038】請求項3又は14に記載の発明によれば、
コンピュータが、画像の色毎のドット面積、再現される
画像の色の単位面積あたりのトナー又はインクの消費量
から求める色毎のトナー又はインクの消費量と色毎の価
格情報とを乗じて色毎のトナー又はインクの消費にかか
るコストを算出し、その合計のコストを算出する。この
ため、色毎にトナー又はインクの値段が異なる場合に、
色毎のトナー又はインクの消費量に応じて、印刷実績に
ふさわしい、トナー消費にかかるコストを算出できる。
【0039】請求項4又は15に記載の発明によれば、
前記画像形成機器は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの4色のトナー又はインクカートリッジを備えた
画像形成機器である。このため、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの4色のトナー又はインクカートリッ
ジの色毎の値段及び消費量に基づいて、トナー消費にか
かるコストを算出できる。
【0040】請求項5又は16に記載の発明によれば、
コンピュータが、トナー又はインクの収容された、前記
画像形成機器に装着可能なカートリッジに付加された収
容トナー又はインクの価格情報を読み取る。このため、
カートリッジに付加された収容トナー又はインクの価格
情報に基づいてトナー消費にかかるコストを算出でき
る。
【0041】請求項6又は17に記載の発明によれば、
前記カートリッジに取り付けられた記録媒体に、前記カ
ートリッジに収容されたトナー又はインクの価格情報が
記憶されている。このため、コンピュータは、この価格
情報を読み取り、これに基づいてトナー消費にかかるコ
ストを算出できる。
【0042】請求項7又は18に記載の発明によれば、
前記カートリッジの外周面の一部にその中に収容された
トナー又はインクの価格情報がバーコードで表示されて
いる。このため、コンピュータは、この価格情報を読み
取り、これに基づいてトナー消費にかかるコストを算出
できる。
【0043】請求項8又は19に記載の発明によれば、
前記画像形成機器のトナー又はインクの残量がなくな
り、前記画像形成機器が警告表示を行った後再起動する
までに、既にセットされているカートリッジのトナー又
はインクの価格情報をクリアする。このため、トナー又
はインクの残量がなくなって警告表示を行った後再起動
した場合に、以前の価格情報によりコストを算出するこ
とを防ぐことができる。
【0044】請求項9又は20に記載の発明によれば、
コンピュータが、画像形成機器に装着可能なカートリッ
ジに対応する持ち運び可能な記録媒体より収容トナー又
はインクの価格情報を読み取る。このため、画像形成機
器に装着可能なカートリッジに対応する持ち運び可能な
記録媒体に記憶された価格情報に基づいてトナー消費に
かかるコストを算出できる。
【0045】請求項10又は21に記載の発明によれ
ば、コンピュータが、トナー又はインクの収容された、
前記画像形成機器に装着可能なカートリッジに付加され
たトナー又はインクの識別情報に基づいて、前記画像形
成機器が接続されているサーバからトナー又はインクの
価格情報を読み出す。このため、サーバに記憶された価
格情報に基づいてトナー消費にかかるコストを算出でき
る。
【0046】請求項11又は22に記載の発明によれ
ば、コンピュータが、トナー又はインクの収容された、
前記画像形成機器に装着可能なカートリッジに対応する
持ち運び可能な記録媒体より収容トナー又はインクの識
別情報に基づいて、前記画像形成機器が接続されている
サーバからトナー又はインクの価格情報を読み出す。こ
のため、サーバに記憶された価格情報に基づいてトナー
消費にかかるコストを算出できる。
【0047】請求項23に記載の発明によれば、前記画
像形成装置に装着自在のカートリッジは、内部にトナー
又はインクを収容できる空間を持つトナー又はインクの
収容部と、前記トナー又はインクの収容部に収容される
トナー又はインクの課金の基礎となる価格情報又は識別
情報を記憶できる記録媒体とを備える。このため、前記
カートリッジの内部に収容されるトナー又はインクの課
金の基礎となる価格情報又は識別情報を前記カートリッ
ジに備えられた記録媒体に記憶し、その価格情報又は識
別情報に基づいて課金を行うことができる。
【0048】請求項24に記載の発明によれば、画像形
成装置に装着自在のトナー又はインク入りのカートリッ
ジが、トナー又はインクの収容部に収容されたトナー又
はインクの課金の基礎となる価格情報又は識別情報を記
憶した記録媒体を有する。このため、カートリッジに収
容されたトナー又はインクの消費に対して、前記価格情
報又は識別情報に基づいて課金を行うことができる。
【0049】請求項25に記載の発明によれば、前記画
像形成装置に装着自在のカートリッジは、内部にトナー
又はインクを収容できる空間を持つトナー又はインクの
収容部と、前記トナー又はインクの収容部に収容される
トナー又はインクの課金の基礎となる価格情報又は識別
情報を示すバーコードとを備える。このため、バーコー
ドに示される、前記カートリッジの内部に収容されるト
ナー又はインクの課金の基礎となる価格情報又は識別情
報に基づいて課金を行うことができる。
【0050】請求項26に記載の発明によれば、画像形
成装置に装着自在のトナー又はインク入りのカートリッ
ジが、トナー又はインクの収容部に収容されたトナー又
はインクの課金の基礎となる価格情報又は識別情報を示
すバーコードを有する。このため、カートリッジに収容
されたトナー又はインクの消費に対して、バーコードに
示される価格情報又は識別情報に基づいて課金を行うこ
とができる。
【0051】請求項27に記載の発明によれば、回収さ
れたトナー又はインクの空になったカートリッジにトナ
ー又はインクを再充填して、前記カートリッジの外表面
に、充填されたトナー又はインクの課金の基礎となる価
格情報又は識別情報を読み取り可能に書き込む。このた
め、値段が異なるトナー又はインクを前記カートリッジ
に再充填できる。
【0052】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を具体化した第1の実施形態を図1〜図5に従って説明
する。本実施形態は、デジタル複写機に使用するトナー
カートリッジに記録媒体を設けてトナーの価格に関する
情報を記憶させるものである。本実施形態では、原画は
カラーとモノクロの両方があるが、最終的に白黒画像を
形成する場合について説明する。
【0053】図1は、デジタル複写機に使用されるトナ
ーカートリッジ20を示す。トナーカートリッジ20
は、円筒形のトナー収容部21を有し、そのトナー収容
部21内にトナーを収容している。トナー収容部21
は、一端に排出口22が形成されている。また、トナー
収容部21は、排出口22側の外周部に回転用ギア23
が固着されている。このトナーカートリッジ20が図示
しないデジタル複写機に装着されたとき、デジタル複写
機内の駆動ギアと該回転用ギア23がかみ合い、トナー
補給モード時に駆動されることで、トナーカートリッジ
20が回転させられる。この回転により、排出口22か
らトナー収容部21内に収容したトナーが排出される。
【0054】前記排出口22と回転用ギア23との間に
は、記録媒体としてのROMチップ24が取着されてい
る。このROMチップ24には、トナーカートリッジ2
0に収容したトナーの単位量あたり値段(価格情報I
p)が記憶されている。この価格情報Ipは、本実施形
態では工場にてトナーを充填して製品として出荷する際
にROMチップ24に書き込まれる。
【0055】次に、デジタル複写機の電気的構成を図2
に示す電気ブロック回路に従って説明する。図2におい
て、デジタル複写機30は、CPU31、ROM32、
RAM33、表示部34、操作部35、スキャナ36、
及び印刷機構部37を備え、それぞれバス38を介して
接続されている。CPU31は、ROM32に記憶され
た各種プログラムに従って演算処理を実行する。RAM
33は、前記CPU31が演算した演算結果を一時記憶
する。表示部34は、本実施形態では、デジタル複写機
30の操作パネル上に設けた液晶ディスプレイからな
り、CPU31からの制御信号に基づいて各種のメッセ
ージを表示する。操作部35はデジタル複写機30の操
作パネル上に設けた各種入力キーから構成され、各種命
令や各種モードを設定する際に操作される。スキャナ3
6は、CPU31からの制御信号に基づいて動作して原
画を読み取るようになっていて、その読み取ったデータ
は画像データとしてRAM33に記憶されるようになっ
ている。印刷機構部37は、CPU31からの制御信号
に基づいて動作し、前記RAM33に記憶した画像デー
タに基づいて記録紙に画像を印刷するようになってい
る。
【0056】CPU31は、前記トナーカートリッジ2
0に取着されたROMチップ24と前記バス38を介し
て接続され、ROMチップ24に記憶された価格情報I
p、すなわち、トナーの単位量あたり値段を入力する。
価格情報Ipは、CPU31が、前記画像データに基づ
いて記録紙に画像を印刷し、その印刷に基づいて課金す
るための画像形成・課金算出処理を実行する際に利用さ
れる。
【0057】また、CPU31は、トナー不足検出セン
サ39とバス38を介して接続されている。トナー不足
検出センサ39は、前記トナーカートリッジ20に収容
されたトナーの量を検出し、収容されているトナーが印
刷に支障をきたす量になったときにトナー不足信号をC
PU31に出力するようになっている。
【0058】さらに、CPU31は、カートリッジセッ
ト検出センサ40とバス38を介して接続されている。
カートリッジセット検出センサ40は、前記トナーカー
トリッジ20がデジタル複写機30にセットされている
かどうかを検出し、セットされていないときにはセット
されていない旨の信号をCPU31に出力するようにな
っている。
【0059】次に、デジタル複写機30の作用をCPU
31の演算処理動作を示す図3のフローチャートに従っ
て説明する。図3に示すように、ステップS1−1にお
いて、CPU31はトナーカートリッジ20がデジタル
複写機30にセットされているかどうかをカートリッジ
セット検出センサ40からの検出信号に基づいて判断す
る。そして、セットされていない場合(S1−1でN
O)、CPU31は、表示部34にトナーカートリッジ
20のセットを指示する旨のメッセージを表示させた後
(S1−2)、ステップS1−1に戻る。つまり、CP
U31はトナーカートリッジ20がデジタル複写機30
にセットされるまで印刷動作することなく待機する。
【0060】トナーカートリッジ20がデジタル複写機
30にセットされると(S1−1でYES)、CPU3
1は、セットされたトナーカートリッジ20に収容され
ているトナーの量が不足しているかどうかをトナー不足
検出センサ39からの検出信号に基づいて判断する(S
1−3)。トナーが不足している場合(S1−3でYE
S)、CPU31は、表示部34にトナーが不足し新し
いトナーカートリッジ20の交換を指示する旨のメッセ
ージを表示させた後(S1−4)。ステップS1−1に
戻る。
【0061】一方、トナーが不足していない場合(S1
−3でNO)、CPU31は同トナーカートリッジ20
に取着したROMチップ24に記憶された価格情報Ip
を読み出す(S1−5)。CPU31は、価格情報Ip
がROMチップ24から読み出されたかどうかを判断す
る(S1−6)。そして、例えば、トナーカートリッジ
20にROMチップ24が取着されていなかったり、R
OMチップ24に価格情報Ipが記録されていなかった
りして価格情報Ipが読み出されなかった場合(S1−
6でNO)、CPU31は、ステップS1−7に移る。
ステップS1−7において、CPU31は、表示部34
に価格情報Ipを記録したROMチップ24を取着した
トナーカートリッジ20の交換を指示する旨のメッセー
ジを表示させる。そして、CPU31は、ステップS1
−1に戻る。
【0062】ROMチップ24から価格情報Ipが読み
出された場合(S1−6でYES)、CPU31は印刷
モードとなり(S1−8)、操作部35のスタートキー
の操作を待つ。スタートキーが操作されると(S1−9
でYES)、CPU31は、画像形成・課金算出処理を
実行する(S1−10)。
【0063】図4は、画像形成・課金算出処理の詳細を
説明するためのフローチャートを示す。図4において、
CPU31は、スタートキーが操作されると、スキャナ
36が原画を読み取り、そのデータをRAM33に記憶
させ、印刷機構部37を制御して、そのRAM33に記
憶した画像データを使って記録紙に画像を印刷する(S
2−1)。このとき、CPU31は、画像データに基づ
いてドット数を計数する(S2−2)。なお、画像の形
成は、ドットを印刷することによって行われる。そし
て、画像をより高精度に再現するために、ドットの形状
の円形と楕円形(図5(a))を組み合わせたり、大小
の円形ドット(図5(b))を組み合わせたりといった
ドット制御が行われる。このため、CPU31は、ドッ
ト数を計数する際に、ドットの形状又は大小による種類
毎にその数を計数する。一方、このドットの種類毎の1
ドットの面積は、予め求められ、ROM32に記録され
ている。そして、CPU31は、計数した種類毎にドッ
ト数とそのドットの1ドットの面積との積を計算し、そ
れらを合計することにより、ドット面積を算出する(S
2−3)。次に、CPU31は、このドット面積とRO
M32に記録されたドット単位面積あたりのトナー消費
量との積を計算することにより、トナー消費量を算出す
る(S2−4)。そして、CPU31は、このトナー消
費量と前述のようにRAM33に記録された価格情報I
pとの積を計算することにより、課金を算出し(S2−
5)、画像形成・課金算出処理を終了し、ステップS1
−11に移る。
【0064】そして、ステップS1−11において、前
記トナー不足検出センサ39によるトナー不足信号がC
PU31に入力されたとCPU31が判断するまで、印
刷モードのまま処理を行う。すなわち、CPU31は、
トナーが不足するまで、前述のステップS1−9及びス
テップS1−10の処理、すなわち、スタートキーの入
力に従って、画像形成・課金算出処理を実行する処理を
繰返す。
【0065】そして、画像形成・課金算出処理の実行に
伴い、トナーが消費され、トナー不足検出センサ39が
トナー不足を検出すると、トナー不足検出センサ39
は、トナー不足信号をCPU31に出力する。CPU3
1は、トナー不足信号が入力されると(S1−11でY
ES)、表示部34にトナーが不足した旨のトナーエン
ド警告を表示させる(S1−12)。そして、CPU3
1は、印刷不可モードに移行するとともに、ROMチッ
プ24の価格情報Ipを削除した後(S1−13)、表
示部34にトナーカートリッジ20の交換を指示する旨
のメッセージを表示させる。(S1−14)。この価格
情報Ipを削除するのは、間違って異なる価格のトナー
を再充填し、誤った課金を算出するのを予め防止するこ
とが目的である。
【0066】以上、本実施形態によれば、以下に示す効
果を得ることができる。 (1)上記実施形態では、トナーカートリッジ20の外
面にトナーの価格に関する価格情報Ipを記録したRO
Mチップ24を装着し、この価格情報を取り込み、RA
M33に記録する。このため、課金の算出に、このよう
にしてRAM33に記録した価格情報Ipを用いること
ができる。
【0067】(2)上記実施形態では、トナーカートリ
ッジ20をセットしたとき、ROMチップ24に記録し
た価格情報Ip取り込み、RAM33に記録する。この
ため、トナーカートリッジ20をセットする際に価格情
報Ipを取り込むことができ、いちいちトナーの価格情
報を入力する作業をする必要がない。
【0068】(3)上記実施形態では、ドットの形状の
円形と楕円形との組み合わや大小の円形ドットの組み合
わせによるドット制御が行われる場合に、ドットの種類
毎にドット数を求め、これに基づいてドット面積を求め
た。このため、異なる形状や大きさのドットの組み合わ
せにより画像形成が行われる場合にも、ドット面積を正
確に求めることができ、正確な課金を算出できる。
【0069】(第2の実施形態)以下、本発明を具体化
した第2の実施形態を図6〜図8に従って説明する。本
実施形態では、上記第1の実施形態と同様に白黒画像を
形成する場合について説明する。本実施形態は、上記第
1の実施形態のトナーカートリッジのようにトナー等の
容器が本体に着脱可能なものとは異なり、本体にトナー
容器等が基本的に固定されており、消耗品であるトナー
が機外から補充されるというタイプの複写機に関するも
のである。従って、本体にトナー容器等が基本的に固定
されているため、第1の実施形態のようにトナーカート
リッジに装着したROMチップに価格情報を記憶して、
トナーカートリッジを本体に装着後に、本体で読み取る
ことはできない。そこで、本実施形態では、新たなトナ
ーを本体に固定されたトナー容器に補充することになる
が、このとき、そのトナーの価格情報を以下のようにし
て、複写機本体の記憶手段に取り込むことになる。
【0070】図6は、本実施形態のプロセスカートリッ
ジ50を示す。プロセスカートリッジ50は、基本的に
複写機本体に固定されているものであり、このプロセス
カートリッジ50にトナーが補充されるようになってい
る。このプロセスカートリッジ50は、側面に記録媒体
挿入部51を備えている。そして、この記録媒体挿入部
51に価格情報Ipを記録した持ち運び可能な記録媒体
52を挿入することにより、価格情報Ipが読み込まれ
るようになっている。なお、この持ち運び可能な記録媒
体52は、対応する補充用のトナーの容器に着脱自在に
取り付けるか同梱しておく。なお、画像形成部がプロセ
スカートリッジ化されているものについて説明したが、
これに限定されるものではなく、持ち運び可能な記録媒
体52を複写機本体にセットできるように構成すればよ
い。
【0071】次に、本実施形態のデジタル複写機の電気
的構成を図7に示す電気ブロック回路に従って説明す
る。図7に示すように、本実施形態の複写機の電気的構
成は、前記第1の実施形態のカートリッジセット検出セ
ンサ40とROMチップ24とを備えていない点、及
び、持ち運び可能な記録媒体52を備えている点以外
は、前記第1の実施形態と同様である。CPU31は、
前記記録媒体52が記録媒体挿入部51に挿入される
と、前記記録媒体52と前記バス38を介して接続さ
れ、前記記録媒体52に記憶された価格情報Ip、すな
わち、トナーの単位量あたり値段を読み取り、RAM3
3に記憶するようになっている。価格情報Ipは、CP
U31が、この前記画像データに基づいて記録紙に画像
を印刷し、その印刷に基づいて課金するための画像形成
・課金算出処理を実行する際に利用される。
【0072】次に、本実施形態のデジタル複写機30の
作用をCPU31の演算処理動作を示す図8のフローチ
ャートに従って説明する。図8に示すように、ステップ
S3−1において、CPU31は、印刷モードかどうか
を判断する。なお、印刷モードかどうかは、CPU31
に記憶されるフラグの値により判断され、このフラグ
は、電源が切られた場合も、保存されるようになってい
る。今、印刷モードでない(印刷不可モードである)場
合(S3−1でNO)、CPU31は、トナーが充分に
あるか不足しているかどうかを、トナー不足検出センサ
39のトナー補充信号に基づいて判断する(S3−
2)。トナーが補充されていない場合(S3−2でN
O)、CPU31は、表示部34にトナーの補充を指示
する旨のメッセージを表示させた後(S3−3)、ステ
ップS3−2に戻る。
【0073】前記トナー補充信号により、トナーが補充
されたと判断すると(S3−2でYES)、CPU31
は、前記記録媒体52に記録された価格情報Ipの読み
込を行う。CPU31が前記記録媒体52から価格情報
Ipを読み取れなかった場合(S3−4でNO)、CP
U31は、表示部34に前記記録媒体52の記録媒体挿
入部51への挿入を指示する旨のメッセージを表示させ
た後(S3−5)、ステップS3−4に戻る。つまり、
CPU31は、前記記録媒体52が記録媒体挿入部51
に挿入されるまで印刷動作することなく待機する。一
方、CPU31が前記記録媒体52から価格情報Ipを
読み取った場合(S3−4でYES)、CPU31は、
この価格情報IpをRAM33に記録する(S3−
6)。次に、CPU31は、前記記録媒体52に記憶さ
れた価格情報Ipを削除した後(S3−7)、印刷モー
ドに移行して(S3−8)、操作部35のスタートキー
の操作を待つ。このようにしてデジタル複写機30は、
印刷モードとなり、この状態でスタートキーが操作され
ると、以下のようにして画像の印刷を行う。
【0074】スタートキーが操作されると(S3−9で
YES)、CPU31は、画像形成・課金算出処理を実
行する(S3−10)。なお、この画像形成・課金算出
処理は、前記第1の実施形態の場合と同様に行われる。
そして、ステップS3−11において、前記トナー不足
検出センサ39によるトナー不足信号がCPU31に入
力されたとCPU31が判断するまで、印刷モードのま
ま処理を行う。すなわち、CPU31は、前述のステッ
プS3−9及びステップS3−10の処理、すなわち、
スタートキーの入力に従って、画像形成・課金算出処理
を実行する処理を繰返す。
【0075】そして、画像形成・課金算出処理の実行に
伴い、トナーが消費され、トナー不足検出センサ39が
トナー不足を検出すると、トナー不足検出センサ39
は、トナー不足信号をCPU31に出力する。CPU3
1は、トナー不足信号が入力されると(S3−11でY
ES)、表示部34にトナーが不足し新しいトナーカー
トリッジ20の交換を指示する旨のメッセージを表示さ
せる(S3−12)。そして、CPU31は、印刷不可
モードに移行し(S3−13)、RAM33の価格情報
Ipを削除する(S3−14)。この価格情報Ipの削
除の理由は、上述の第1の実施形態の場合と同様であ
る。新しいトナーの補充を行う場合は、前記価格情報I
pが削除された持ち運び可能な記録媒体52を新しい持
ち運び可能な記録媒体52と交換しなければならない。
古い持ち運び可能な記録媒体52は、空になったトナー
容器と一緒にメーカーに返却、又は、送り返される。メ
ーカーでは、これらを再利用する。
【0076】以上、本実施形態によれば、上記の効果
(3)に加えて以下に示す効果を得ることができる。 (4)上記実施形態では、持ち運び可能な記録媒体52
をプロセスカートリッジ50の記録媒体挿入部51に挿
入することにより、持ち運び可能な記録媒体52に記録
された価格情報Ipを取り込む。このため、デジタル複
写機30に感光体やトナー容器などが基本的に固定され
ており、消耗品であるトナーが機外から補給される場合
に、価格情報Ipを取り込むことができる。
【0077】(5)上記実施形態では、CPU31は、
価格情報Ipを持ち運び可能な記録媒体52から取り込
んでRAM33に記録するまでは、印刷不可モードとす
る。このため、別の価格のトナーやインクを入れたのに
従前の価格で課金されるといったことが生じるのを防止
できる。
【0078】(6)上記実施形態では、CPU31は、
価格情報Ipを持ち運び可能な記録媒体52から取り込
むと、持ち運び可能な記録媒体52の価格情報Ipを削
除する。このため、使用済みの持ち運び可能な記録媒体
52からは価格情報Ipが削除されるため、使用済みの
持ち運び可能な記録媒体52により間違った価格情報I
pがRAM33に記録されるのを防ぐことができる。
【0079】(第3の実施形態)以下、本発明を具体化
した第3の実施形態を図3、図9、図10に従って説明
する。本実施形態は、カラーレーザープリンタにてカラ
ー画像を形成する場合について説明する。カラー画像を
形成するためには、色分解された画像毎に少なくとも3
色のトナー(イエロー、マゼンタ、シアン)が必要にな
る。最も一般的なものはブラックを含め4色である。本
実施形態では、前記4色のトナー(イエロー、マゼン
タ、シアン及びブラック)を使用する場合について説明
する。
【0080】本実施形態のカラーレーザープリンタは、
色毎にトナーカートリッジを備えている。このトナーカ
ートリッジには、各々イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックのトナーが収容されている。そして、この色毎の
トナーカートリッジには、前記第1の実施形態と同様
に、記録媒体としてのROMチップ24y,24m,2
4c,24b(図9参照)が取着されている。これらの
ROMチップ24y,24m,24c,24bには、対
応するトナーカートリッジに収容したトナーの単位量あ
たり値段(価格情報Ipy,Ipm,Ipc,Ipb)
が記憶されている。この価格情報Ipy,Ipm,Ip
c,Ipbは、本実施形態では工場にてトナーを充填し
て製品として出荷する際にROMチップ24y,24
m,24c,24bに書き込まれる。
【0081】次に、本実施形態のカラーレーザープリン
タの電気的構成を図9に示す電気ブロック回路に従って
説明する。図9において、カラーレーザープリンタ60
は、CPU61、ROM62、RAM63、表示部6
4、操作部65、I/O66、及び印刷機構部67を備
え、それぞれバス68を介して接続されている。CPU
61は、ROM62に記憶された各種プログラムに従っ
て演算処理を実行する。RAM63は、前記CPU61
が演算した演算結果を一時記憶する。表示部64は、本
実施形態では、カラーレーザープリンタ60の操作パネ
ル上に設けた液晶ディスプレイからなり、CPU61か
らの制御信号に基づいて各種のメッセージを表示する。
操作部65はカラーレーザープリンタ60の操作パネル
上に設けた各種入力キーから構成され、各種命令や各種
モードを設定する際に操作される。I/O66は、外部
装置71との通信を制御し、CPU61は、外部装置7
1から送信される画像データをI/O66を介して受信
し、その画像データをRAM63に記録する。印刷機構
部67は、CPU61からの制御信号に基づいて動作
し、前記RAM63に記憶した画像データに基づいて記
録紙に画像を印刷するようになっている。
【0082】CPU61は、前記各色毎のトナーカート
リッジに取着されたイエロー用、マゼンタ用、シアン用
及びブラック用のROMチップ24y,24m,24
c,24bと前記バス68を介してそれぞれ接続され、
各ROMチップ24y,24m,24c,24bに記憶
された価格情報Ipy,Ipm,Ipc,Ipb、すな
わち、トナーの単位量あたり値段を入力する。イエロー
用、マゼンタ用、シアン用及びブラック用の価格情報I
py,Ipm,Ipc,Ipbは、CPU61が、前記
画像データに基づいて記録紙に画像を印刷し、その印刷
に基づいて課金するための画像形成・課金算出処理を実
行する際にそれぞれ利用される。
【0083】また、CPU61には、前記各色毎のトナ
ーカートリッジに対応する各トナー不足検出センサ69
がバス68を介してそれぞれ接続されている。各トナー
不足検出センサ69は、それぞれ対応するトナーカート
リッジに収容されたトナーの量をそれぞれ検出し、収容
されているトナーが印刷に支障をきたす量になったとき
にトナー不足信号をCPU61にそれぞれ出力するよう
になっている。
【0084】さらに、CPU61には、前記各トナーカ
ートリッジに対応する各カートリッジセット検出センサ
70がバス68を介してそれぞれ接続されている。各カ
ートリッジセット検出センサ70は、前記各トナーカー
トリッジがカラーレーザープリンタ60にセットされて
いるかどうかをそれぞれ検出し、セットされていないと
きにはセットされていない旨の信号をCPU61にそれ
ぞれ出力するようになっている。
【0085】次に、カラーレーザープリンタ60の作用
を説明する。なお、本実施形態では、トナーカートリッ
ジが4個ある点が前記第1の実施形態と相違するのみな
ので、説明の便宜上、図3のフローチャートに従ってC
PU61の演算処理動作を説明する。
【0086】図3に示すように、ステップS1−1にお
いて、CPU61は各トナーカートリッジがカラーレー
ザープリンタ60にセットされているかどうかを各カー
トリッジセット検出センサ70からの検出信号に基づい
て判断する。そして、セットされていない場合(S1−
1でNO)、CPU61は、表示部64にトナーカート
リッジのセットを指示する旨のメッセージを表示させた
後(S1−2)、ステップS1−1に戻る。つまり、C
PU61は各トナーカートリッジがカラーレーザープリ
ンタ60にセットされるまで印刷動作することなく待機
する。
【0087】各トナーカートリッジがカラーレーザープ
リンタ60にセットされると(S1−1でYES)、C
PU61は、セットされた各トナーカートリッジ20に
収容されているトナーの量が不足しているかどうかを各
トナー不足検出センサ69からの検出信号に基づいて判
断する(S1−3)。トナーが不足している場合(S1
−3でYES)、CPU61は、表示部64にトナーが
不足し新しいトナーカートリッジの交換を指示する旨の
メッセージを表示させた後(S1−4)。ステップS1
−1に戻る。
【0088】一方、トナーが不足していない場合(S1
−3でNO)、CPU61は各トナーカートリッジに取
着した各ROMチップ24y,24m,24c,24b
に記憶された価格情報Ipy,Ipm,Ipc,Ipb
を読み出す(S1−5)。CPU61は、各価格情報I
py,Ipm,Ipc,Ipbが各ROMチップ24
y,24m,24c,24bから読み出されたかどうか
を判断する(S1−6)。そして、例えば、各トナーカ
ートリッジにROMチップ24y,24m,24c,2
4bが取着されていなかったり、ROMチップ24y,
24m,24c,24bに価格情報Ipy,Ipm,I
pc,Ipbが記録されていなかったりして価格情報I
py,Ipm,Ipc,Ipbが読み出されなかった場
合(S1−6でNO)、CPU61は、ステップS1−
7に移る。ステップS1−7において、CPU61は、
表示部64に価格情報Ipy,Ipm,Ipc,Ipb
を各々記憶させたROMチップ24y,24m,24
c,24bを取着したトナーカートリッジの交換を指示
する旨のメッセージを表示させる。そして、CPU61
は、ステップS1−1に戻る。
【0089】すべてのROMチップ24y,24m,2
4c,24bから価格情報Ipy,Ipm,Ipc,I
pbが読み出された場合(S1−6でYES)、CPU
61は印刷モードとなり(S1−8)、操作部65のス
タートキーの操作を待つ。スタートキーが操作されると
(S1−9でYES)、CPU61は、画像形成・課金
算出処理を実行する(S1−10)。
【0090】図10は、本実施形態の画像形成・課金算
出処理の詳細を説明するためのフローチャートを示す。
図10に示すように、CPU61は、入力された画像デ
ータを3色毎の画像データに色分解し(S4−1)、印
刷機構部67のレーザー書き込み光学系にドット画像デ
ータとして出力し、画像の書き込みを行う(S4−
2)。この際、CPU61は、色毎、ドットの種類毎の
ドット数を計数する(S4−3)。そして、CPU61
は、この色毎、ドットの種類毎のドット数に基づいて、
色毎に各ドットの面積を合計して、色毎のドット面積を
計算する(S4−4)。ここで、色毎のドット面積とし
て、イエロードット画像の面積Ay、マゼンタドット画
像の面積Am、シアンドット画像の面積Ac及びブラッ
クドット画像面積Abが得られたものとする。一方、色
毎のドット単位面積あたりのトナー消費量Uty,Ut
m,Utc,Utbを予めROM62に記憶させてお
く。そして、色毎のドット単位面積あたりのトナー消費
量Uty,Utm,Utc,Utbと色毎のドット面積
Ay,Am,Ac,Abとの積を色毎に各々計算するこ
とにより、色毎のトナー消費量Ty,Tm,Tc,Tb
を算出する(S4−5)。そして、CPU61は、この
色毎のトナー消費量Ty,Tm,Tc,TbとRAM6
3に記憶された色毎の価格情報Ipy,Ipm,Ip
c,Ipbとの積を色毎に各々算出することにより、色
毎のトナー消費量に基づく課金(変動部分)Vpy,V
pm,Vpc,Vpbの算出する(S4−5)。
【0091】つまり、CPU61は、(Vpy=イエロ
ードット画像のトナー消費量Ty×イエロートナーの価
格情報Ipy)、(Vpm=マゼンタドット画像のトナ
ー消費量Tm×マゼンタトナーの価格情報Ipm)、
(Vpc=シアンドット画像のトナー消費量Tc×シア
ントナーの価格情報Ipc)、(Vpb=ブラックドッ
トのトナー消費量Tb×ブラックトナーの価格情報Ip
b)によりトナーの色毎の課金(変動部分)Vpy,V
pm,Vpc,Vpbを算出する。そして、CPU61
は、1枚あたりのトナー部分の課金(変動部分)Vpと
して、これらの合計を求める。すなわち、CPU61
は、(トナー部分の課金(変動部分)Vp=Vpy+V
pm+Vpc+Vpb)により、トナー部分の課金(変
動部分)Vpを求める。(S4−6)。そして、CPU
61は、印刷した枚数分の課金(変動部分)Vpの合計
Svpを算出する(S4−7)。
【0092】ところで、今までの説明はトナーやインク
の直接の値段を計算したが、実際印刷には、機器の使用
にかかるコストやメンテナンス費用がプリント1枚毎に
発生している。例えば、これらのコストやメンテナンス
費用には、感光体、現像ローラ、定着ローラ等の磨耗や
消耗などのメンテナンス及びジャムなどの故障時のサー
ビスチャージ部分の用紙1枚あたりのコスト等が含まれ
る。CPU61は、それらをプリント1枚毎に割り振
り、転嫁する。すなわち、CPU61は、前記コストや
メンテナンス費用に係る1枚あたりの予め定められた課
金(固定部分)Cpを求める(S4−8)。そして、C
PU61は、前記固定部分の課金Cpの枚数分の合計S
cpを算出する(S4−9)。そして、CPU61は、
前記枚数分の固定部分の課金Scpと前記枚数分の変動
部分の課金Svpとの合計の課金Sp(Scp+Sv
p)を算出する(S4−10)。そして、プリント終了
後に算出した合計の課金Spを表示部64に表示させ
(S4−11)、画像形成・課金算出処理を終了してス
テップS1−11に移る。なお、同一の原画から複数枚
のプリントを行う、いわゆる「リピートプリント」の場
合には、最初の1枚目の課金Spにリピート枚数を乗じ
て合計の課金を求めることもできる。
【0093】ステップS1−11において、CPU61
は、前記各トナー不足検出センサ69の少なくともいず
れか1つからトナー不足信号がCPU61に入力されて
いるかどうかを判断する。そして、CPU61は、トナ
ー不足信号が入力されるまで、印刷モードのまま、前述
のステップS1−9及びステップS1−10の処理、す
なわち、スタートキーの入力に従って、画像形成・課金
算出処理を実行する処理を繰返す。
【0094】そして、画像形成・課金算出処理の実行に
伴い、各色のトナーが消費され、各トナー不足検出セン
サ69のいずれか1つがトナー不足を検出すると、その
トナー不足を検出したトナー不足検出センサ69は、ト
ナー不足信号をCPU61に出力する。CPU61は、
トナー不足信号が入力されると(S1−11でYE
S)、印刷不可モードに移行し、表示部64にトナー不
足を検出した色についてトナーが不足した旨のトナーエ
ンド警告を表示させる(S1−12)。そして、CPU
61は、トナーが不足した色についてROMチップの価
格情報を削除する(S1−13)。例えば、イエローの
トナーが不足した場合、イエロー用のROMチップ24
yの価格情報Ipyを削除する。そして、CPU61
は、表示部64にトナーが不足した色についてトナーカ
ートリッジの交換を指示する旨のメッセージを表示させ
る。(S1−14)。
【0095】なお、ユーザは、予めどのくらいの課金に
なるのかを知りたい場合には、パソコン等の外部装置7
1上で、「コスト見積もり」指示を入力する。外部装置
71は、接続されたカラーレーザープリンタ60に「コ
スト見積もり」指示を出力して画像データを出力する。
CPU61は、この「コスト見積もり」指示に応じて、
価格情報Ipy,Ipm,Ipc,Ipbと入力された
画像データとに基づいて、印刷を実行する前に課金Sp
の算出を行い、表示部64に表示させる。つまり、この
場合、CPU61は、前記画像形成・課金算出処理にお
いて、画像の書き込み(S4−2)のみを除いた処理を
行って、課金の算出を行い、課金Spを表示部64に表
示させる。コスト見積もりの場合には、「カラープリン
ト」、「モノクロプリント」、「縮小プリント」等、プ
リントモードを指定させるように選択させることもでき
る。
【0096】以上、本実施形態によれば、上記の効果
(1)〜(3)に加えて以下に示す効果を得ることがで
きる。 (7)上記実施形態では、CPU61は、色毎にドット
面積を計算し、これに基づいて色毎のトナー消費量に基
づく課金を算出して、全色のトナー消費量に基づく課金
を算出する。このため、このため、色毎のトナー消費量
と色毎のトナーの製造原価とに応じて、課金の算出を行
うことができる。
【0097】(8)上記実施形態では、複数の原稿をカ
ラープリントした場合、CPU61は、1枚毎に課金を
算出した後、合計の課金を算出し、プリント終了後に合
計の課金を表示部64に表示させる。このため、ユーザ
に、合計の課金を容易に確認させることができる。
【0098】(9)上記実施形態では、外部装置71
が、「コスト見積もり」指示と画像データとを出力する
と、CPU61は、この「コスト見積もり」指示に応じ
て、価格情報Ipy,Ipm,Ipc,Ipbと入力さ
れた画像データとに基づいて、1枚毎の課金の算出を行
う。このため、実際に印刷を行う前に、ユーザに課金を
確認させることができる。そして、それによって、例え
ば、カラー画像では値段が高いので、モノクロプリント
に切り換えるなどユーザの望む方を自由に選択させるこ
とが出来る。
【0099】(10)上記実施形態では、トナーの消費
用に基づく変動部分の課金に加えて、機器の使用にかか
るコストやメンテナンス費用に基づく固定部分の課金を
求める。このため、機器の使用等に対して、課金を請求
できる。
【0100】(第4の実施形態)以下、本発明を具体化
した第4の実施形態を図11〜図13に従って説明す
る。本実施形態は、価格情報管理するWebサーバに備
えた価格情報記憶手段に価格情報を記憶させ、プリンタ
から前記Webサーバにアクセスすることにより、価格
情報を取得する。
【0101】図11に示すように、本実施形態では、カ
ラーレーザープリンタ60は、インターネットIを介し
て価格情報管理するWebサーバ(以下、価格情報管理
サーバという)80と接続されている。価格情報管理サ
ーバ80は価格情報記憶部81を備えている。図12に
示すように、この価格情報記憶部81は、トナー識別情
報毎にトナー別価格情報810を記憶している。トナー
別価格情報810は、本実施形態では、トナー識別情報
及び価格情報により構成されている。一方、カラーレー
ザープリンタ60のCPU61は、インターネットIを
介する通信を制御するI/O72により、インターネッ
トIを介して価格情報管理サーバ80と接続されてい
る。なお、本実施形態におけるカラーレーザープリンタ
60の電気的構成は、I/O72を備えている他は、前
記第3の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
【0102】本実施形態では、前記第3の実施形態と同
様に、色毎のトナーカートリッジに、記録媒体としての
ROMチップ24y,24m,24c,24bが取着さ
れている。これらのROMチップ24y,24m,24
c,24bには、前記第3の実施形態と相違して、トナ
ーカートリッジに収容したトナーのトナー識別情報Id
y,Idm,Idc,Idbが記憶されている。これら
のトナー識別情報Idy,Idm,Idc,Idbは、
本実施形態では工場にてトナーを充填して製品として出
荷する際にROMチップ24y,24m,24c,24
bに書き込まれる。
【0103】本実施形態では、前記第3の実施形態と同
様に、図3のフローチャートに従って、演算処理動作を
行う。なお、ステップS1−5、S1−6において、価
格情報の読み取りを行う代わりに、ここでは、トナー識
別情報Idy,Idm,Idc,Idbの読み取りを行
う。そして、画像形成・課金算出処理(S1−10)に
おいて、CPU61は、図13のフローチャートに従っ
て、価格情報Ipy,Ipm,Ipc,Ipbを取得
し、それを用いて課金の算出を行う。
【0104】図13に示すように、カラーレーザープリ
ンタ60のCPU61は、RAM63からトナー識別情
報を読出し、I/O72を介して価格情報管理サーバ8
0に送信する(S5−1)。価格情報管理サーバ80
は、これを受信すると、価格情報記憶部81からトナー
識別情報に基づいて価格情報を抽出し(S5−2)、そ
の価格情報とトナー識別情報とをカラーレーザープリン
タ60に送信する(S5−3)。CPU61は、これを
受信すると、受信した価格情報をトナー識別情報と関連
付けてRAM63に記録する(S5−4)。
【0105】そして、前記第3の実施形態と同様に図1
0に従って画像形成・課金算出処理を行い、課金算出の
際には、価格情報管理サーバ80から取得した価格情報
Ipy,Ipm,Ipc,Ipbを用いる。
【0106】以上、本実施形態によれば、上記の効果
(3)、(7)〜(10)に加えて以下に示す効果を得
ることができる。 (11)上記実施形態では、各トナーカートリッジの外
面にトナー識別情報Idy,Idm,Idc,Idbを
記録した24y,24m,24c,24bを装着し、こ
のトナーの識別情報Idy,Idm,Idc,Idbを
取り込み、RAM63に記録する。そして、このトナー
識別情報Idy,Idm,Idc,Idbを価格情報管
理サーバ80に送信して、価格情報Ipy,Ipm,I
pc,Ipbを取得し、RAM63に記録する。このた
め、課金の算出に、このようにしてRAM63に記録し
た価格情報Ipy,Ipm,Ipc,Ipbを用いるこ
とができる。
【0107】(12)上記実施形態では、カラーレーザ
ープリンタ60は、画像形成・課金計算処理を行う際に
トナー識別情報Idy,Idm,Idc,Idbを価格
情報管理サーバ80に送信し、価格情報Ipy,Ip
m,Ipc,Ipbを取得する。このため、最新の価格
情報Ipy,Ipm,Ipc,Ipbに基づいて課金の
算出を行うことができる。
【0108】(第5の実施形態)以下、本発明を具体化
した第5の実施形態を図14に従って説明する。本実施
形態は、本発明にかかるトナーカートリッジのトナー再
充填に関するものである。トナーを使い終えたトナーカ
ートリッジは、メーカーによって回収され、再度新しい
トナーを充填して再利用されることになる。この場合、
例えば、第1の実施形態に示す価格情報を記憶した記録
媒体としてのROMチップ24を有するトナーカートリ
ッジ20について、以下のような行程で、トナーを再充
填する。
【0109】トナーの再充填を行う工場においては、ま
ず、回収されたカートリッジのトナー充填口(排出口2
2)を開く。次に、トナー容器の内部を洗浄し、必要に
応じて乾燥させる(空気洗浄なら乾燥は不要)。次に、
図14に示すように、トナー充填口を上にしてトナー充
填装置90をトナー充填口から挿入し、トナー充填用ノ
ズル91を介してトナーを充填する。そして、充填後、
トナー充填装置90をトナー充填口から取り出し、トナ
ー充填口を塞ぐ。そして、トナーカートリッジ20に取
り付けられたROMチップ24に、充填したトナーの価
格情報Ipを記録する。
【0110】なお、トナーの再充填時には、今まで入っ
ていたトナーと全く同じトナーが充填されるとは限らな
い。例えば、特定の機種向けの黒トナーであっても、処
方の変更等によりトナー製造番号が変更されることもあ
り、それに応じて価格情報Ipが変動することもある。
【0111】以上、本実施形態によれば、以下に示す効
果を得ることができる。 (13)上記実施形態では、トナーカートリッジ20に
トナーを再充填する際に、充填されたトナーの価格情報
IpをROMチップ24に記録する。このため、トナー
の再充填時に、今まで入っていたトナーとは異なる処方
のトナーが充填される場合に、新たに充填されるトナー
の価格情報IpをROMチップ24に記録できる。
【0112】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ・ 上記第1及び第3の実施形態では、ROMチップ2
4、24y,24m,24c,24bに価格情報Ip,
Ipy,Ipm,Ipc,Ipbを記憶させたが、各色
毎のトナーカートリッジの外壁の所定部分に価格情報を
示すバーコードが印刷された紙を貼り付けてもよい。ま
た、書き換え可能な部材をトナーカートリッジに一体形
成して、そこに価格情報Ip,Ipy,Ipm,Ip
c,Ipbをバーコード形式で書き込んでもよい。この
ようにすることで、製造工程を簡略化できる。また、空
になったカートリッジを回収して、新たなトナーを再充
填して出荷するときに、別のトナーの異なる値段を書き
こむことが可能となり、製造段階での工程を簡素化で
き、コストダウンに貢献できる。
【0113】・ 上記第1の実施形態では、CPU31
は、トナーカートリッジ20をデジタル複写機30にセ
ットしたとき、ROMチップ24に記録された価格情報
IpをRAM33に記録した。これに代えて、課金を行
う際に、ROMチップ24から価格情報を読み込んでも
よい。
【0114】・ 上記第1の実施形態では、トナーカー
トリッジ20に価格情報Ipを記憶させたROMチップ
24を装着させた。これに代えて、感光体やトナーを内
蔵したプロセスカートリッジに価格情報Ipを記憶させ
たROMチップを装着させてもよい。このようにするこ
とで、プロセスカートリッジにおいても、同様な方法で
課金に必要な価格情報を複写機本体に取りこむことがで
きる。
【0115】・ 上記第1及び第2の実施形態では、デ
ジタル複写機に具体化したが、レーザプリンタ、インク
ジェットプリンタに具体化してもよい。この場合、パソ
コンやサーバからネットワーク(有線、無線)を介して
送信された画像データを一旦RAM33に蓄積し、そこ
から印刷に必要な画像のドットデータに変換して出力す
るが、そのドット面積を計算すればよい。
【0116】・ 上記第1及び第2の実施形態では、デ
ジタル複写機に具体化したが、インクジェットプリント
ヘッドを備えた複写機に具体化してもよい。 ・ 上記第2の実施形態では、持ち運び可能な記録媒体
52に価格情報Ipを記憶させたが、トナーやインクの
容器に価格情報Ipを示すバーコードラベルを貼っても
よい。そして、それをデジタル複写機30に接続された
バーコードリーダで読み込ませてその価格情報IpをC
PU31に取り込んでもよい。
【0117】・ 上記第2の実施形態では、持ち運び可
能な記録媒体52に価格情報Ipを記憶させたが、トナ
ーやインクの情報をコード化し、容器につけられたコー
ド情報をデジタル複写機30の操作部35から入力させ
てもよい。この場合、ユーザには価格が分からない状態
で入力させてもよい。このようにすることで、ユーザの
手間がかかるが価格情報入力の為の装置が不要になるの
でコストを抑えることができる。
【0118】・ 上記第3の実施形態では、CPU61
が「コスト見積もり」指示に応じて、価格情報Ipy,
Ipm,Ipc,Ipbと入力された画像データとに基
づいて、課金の算出を行った。これに代えて、サーバを
利用してコストの見積もりを行ってもよい。すなわち、
価格情報Ipy,Ipm,Ipc,Ipbを記憶した記
憶手段を備えたサーバに外部装置71から画像データと
「コスト見積もり」指示とを送信し、前記サーバにおい
て、課金の算出を行ってもよい。
【0119】・ 上記第3の実施形態では、色毎にトナ
ーカートリッジを有しており、各々価格情報Ipy,I
pm,Ipc,Ipbを記録したROMチップ24y,
24m,24c,24bを装着させた。これに代えて、
カラーインクジェットプリンタのように、インクの色毎
にカートリッジを持たず全色を1つのカセットに容れて
いる場合、全色を容れたカセットに色毎のインクの価格
情報を記憶したROMチップを1個装着してもよい。そ
して、カートリッジが取り替えられた際に、全ての情報
をRAM63に取り込むようにしてもよい。このように
することで、例えば、3色のインク容器をセットで販売
しているような場合にも、色毎のインク資料量に見合っ
た課金が実現できる。
【0120】・ 上記第3の実施形態では、色毎にトナ
ーカートリッジを有しており、各々価格情報Ipy,I
pm,Ipc,Ipbを記録したROMチップ24y,
24m,24c,24bを装着させた。これに代えて、
カラーインクジェットプリンタのように、インクの色毎
にカートリッジを持たず全色を1つのカセットに容れて
いる場合、全色を容れたカセットに1つの価格情報を記
憶したROMチップを1個装着してもよい。このように
することで、全色が同一金額である場合に、容易に課金
の算出を行うことができる。
【0121】・ 上記第3及び第4の実施形態では、レ
ーザープリンタに具体化したが、インクジェットプリン
タ、複写機に応用してもよい。複写機に応用する場合、
原稿をプラン上において(カラー複写機の場合)印刷を
行う前に複写機に備えられた「コスト見積もり」ボタン
を押すと、スキャナが読み取りを行い、読み取られた画
像データに基づいて課金を算出してもよい。
【0122】・ 上記第3の実施形態では、1枚毎に課
金を算出し、1回のトランザクションで複数枚の印刷を
行う場合には、トランザクション毎に課金を請求し、精
算した。これに代えて、複数回のトランザクションに対
する課金の合計を算出し、まとめて請求及び清算を行っ
てもよい(例えば、月次)。例えば、前記変動部分につ
いては、上述のように算出して記憶しておき、前記固定
部分の課金については、月次で総プリント枚数に基づい
て一括して算出してもよい。そして、月次で変動部分と
固定部分とを合計して課金を算出してもよい。また、固
定部分の課金のみ、まとめて請求及び清算を行ってもよ
い。さらに、顧客の希望により、現時点での課金の総計
を知りたい場合には、操作ボタン(開示せず)の操作に
より、カラーレーザープリンタ本体の記憶手段から、現
時点での総課金を表示パネル上に表示させるか、その情
報をプリントさせてもよい。
【0123】・ 上記第4の実施形態では、ROMチッ
プ24y,24m,24c,24bにトナー識別情報を
記憶させたが、トナーカートリッジの外壁の所定部分に
トナー識別情報Idy,Idm,Idc,Idbを示す
バーコードが印刷された紙を貼り付けてもよい。また、
書き換え可能な部材をトナーカートリッジに一体形成し
て、そこにトナー識別情報Idy,Idm,Idc,I
dbをバーコード形式で書き込んでもよい。このように
することで、製造工程を簡略化できる。また、空になっ
たカートリッジを回収して、新たなトナーを再充填して
出荷するときに、別のトナーの異なる値段を書きこむこ
とが可能となり、製造段階での工程を簡素化でき、コス
トダウンに貢献できる。
【0124】・ 上記第4の実施形態では、各色毎のト
ナーカートリッジをカラーレーザープリンタ60にセッ
トしたとき、CPU61は、ROMチップ24y,24
m,24c,24bに記録されたトナー識別情報をRA
M63に記録した。これに代えて、課金を行う際に、R
OMチップ24y,24m,24c,24bからトナー
識別情報Idy,Idm,Idc,Idbを読み込んで
もよい。
【0125】・ 上記第4の実施形態では、各色毎のト
ナーカートリッジにトナー識別情報Idy,Idm,I
dc,Idbを記録したROMチップ24y,24m,
24c,24bを各々装着させた。これに代えて、感光
体やトナーを内蔵したプロセスカートリッジに識別情報
を記憶させたROMチップを装着させてもよい。このよ
うにすることで、プロセスカートリッジにおいても、同
様な方法で識別情報を複写機本体に取り込むことができ
る。
【0126】・ 上記第4の実施形態では、CPU61
は、カラーレーザープリンタ60の運転の際に、トナー
識別情報Idy,Idm,Idc,IdbをRAM63
から読み出し、価格情報管理サーバ80に送信して、価
格情報Ipy,Ipm,Ipc,Ipbを取得した。こ
れに代えて、トナー識別情報Idy,Idm,Idc,
IdbをROMチップ24y,24m,24c,24b
からRAM63にダウンロードした際に、そのトナー識
別情報Idy,Idm,Idc,Idbを価格情報管理
サーバ80に送信して価格情報Ipy,Ipm,Ip
c,Ipbを取得し、RAM63に記憶してもよい。こ
のようにすることで、価格情報管理サーバ80へのアク
セス回数を減らし、通信コストを削減できる。また、ト
ナーの購入時の価格で課金を算出できる。
【0127】・ 上記第4の実施形態では、カラーレー
ザープリンタ60と価格情報管理サーバ80とをインタ
ーネットIで接続したが、専用線、公衆回線、イントラ
ネットやエクストラネット(広域エリアネットワーク)
を用いてもよい。
【0128】・ 上記第5の実施形態では、ROMチッ
プ24に価格情報Ipを記憶させたが、トナーカートリ
ッジ20の外壁の所定部分に価格情報Ipを示すバーコ
ードが印刷された紙を貼り付けてもよい。また、書き換
え可能な部材をトナーカートリッジに一体形成して、そ
こに価格情報Ipをバーコード形式で書き込んでもよ
い。
【0129】・ 上記第5の実施形態では、ROMチッ
プ24に価格情報Ipを記録したが、ROMチップ24
には、トナー識別情報(例えば、トナーの製造番号、製
造年月日、製造地等)を記録してもよい。そして、上記
第4の実施形態のように、このトナー識別情報に基づい
てインターネットIを介して価格情報管理サーバ80か
ら価格情報Ipを取得するようにしてもよい。
【0130】・ 上記第5の実施形態では、1色のトナ
ーを有するトナーカートリッジ20に装着されたROM
チップ24に価格情報Ipを記録したが、インクを有す
るカートリッジや複数の色のトナー又はインクを有する
カートリッジに装着されたROMチップにこれらの情報
を記録してもよい。
【0131】・ 上記第5の実施形態では、トナーカー
トリッジ20に価格情報Ipを記憶させたROMチップ
24を装着させた。これに代えて、プロセスカートリッ
ジに価格情報Ipを記憶させたROMチップを装着させ
てもよい。このようにすることで、プロセスカートリッ
ジにおいても、同様な方法で課金に必要な価格情報Ip
を取りこむことができる。
【0132】・ 上記第5の実施形態では、CPU31
は、トナーエンド警告後、トナーカートリッジ20に装
着されたROMチップ24の価格情報Ipを削除した
が、さらにトナーエンド発生日付、機器番号等の情報を
ROMチップ24に記録してもよい。このようにするこ
とで、トナーカートリッジの回収において、トナーエン
ドの発生から工場まで戻ってくるまでのリードタイムを
計算し、管理することができる。
【0133】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
印刷実績にふさわしい適切な価格を顧客に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ROMチップを装着したトナーカートリッジ
の斜視図。
【図2】 第1の実施形態の複写機の電気的構成を示す
ブロック図。
【図3】 第1の実施形態の処理手順の説明図。
【図4】 第1の実施形態の処理手順の説明図。
【図5】 ドットの形状及び大きさの説明図。
【図6】 持ち運び可能な記録媒体及びプロセスカート
リッジの説明図。
【図7】 第2の実施形態の複写機の電気的構成を示す
ブロック図。
【図8】 第2の実施形態の処理手順の説明図。
【図9】 第3の実施形態のカラーレーザープリンタの
電気的構成を示すブロック図。
【図10】 第3の実施形態の処理手順の説明図。
【図11】 第4の実施形態のカラーレーザープリンタ
及び価格情報管理サーバの電気的構成を示すブロック
図。
【図12】 価格情報記憶部に記憶されたデータの説明
図。
【図13】 第4の実施形態の処理手順の説明図。
【図14】 トナーカートリッジへのトナーの再充填の
説明図。
【符号の説明】
I…インターネット、20…トナーカートリッジ、21
…トナー収容部、24,24y,24m,24c,24
b…カートリッジに取り付けられた記録媒体としてのR
OMチップ、30…画像形成機器としてのデジタル複写
機、52…持ち運び可能な記録媒体、60…画像形成機
器としてのカラーレーザープリンタ、80…サーバとし
ての価格情報管理サーバ。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AQ05 AQ06 HH03 HJ10 HK11 HK18 HN02 HN15 2H027 DB01 DD01 DE07 EE08 EJ06 EJ08 EJ10 2H071 BA03 BA32 DA08 2H077 AA02 AA03 5B021 AA01 AA19 NN00

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成機器に備えられたコンピュータ
    が、 前記画像形成機器で使用される収容トナー又はインクの
    価格情報を読み取る価格情報読み取り段階と、 前記画像形成機器で作成される画像の色毎のドット面積
    と再現される画像の色の単位面積あたりのトナー又はイ
    ンクの消費量と前記価格情報とに基づいてトナー又はイ
    ンクの消費にかかるコストを算出するコスト算出段階と
    を備えたことを特徴とするトナー又はインクの課金算出
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のトナー又はインクの課
    金算出方法において、前記コスト算出段階は、 前記コンピュータが、前記画像形成機器で作成される画
    像のドット面積と再現される画像の色の単位面積あたり
    のトナー又はインクの消費量とから色全体のトナー又は
    インクの全消費量を求める全消費量算出段階と、 トナー又はインクの全消費量と前記価格情報とを乗じて
    トナー又はインクの消費にかかるコストを算出する全コ
    スト算出段階とを備えたことを特徴とするトナー又はイ
    ンクの課金算出方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のトナー又はインクの課
    金算出方法において、前記コスト算出段階は、 前記コンピュータが、前記画像形成機器で作成される画
    像の色毎のドット面積と再現される画像の色の単位面積
    あたりのトナー又はインクの消費量とから色毎のトナー
    又はインクの消費量を求める消費量算出段階と、 前記色毎のトナー又はインクの消費量と前記価格情報と
    を乗じて色毎のトナー又はインクの消費にかかるコスト
    を算出し、前記コストの合計を算出してトナー又はイン
    クの消費にかかるコストを算出する全コスト算出段階と
    を備えたことを特徴とするトナー又はインクの課金算出
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載のト
    ナー又はインクの課金算出方法において、前記価格情報
    読み取り段階は、 前記コンピュータが、トナー又はインクの収容された、
    前記画像形成機器に装着可能なカートリッジに付加され
    た収容トナー又はインクの価格情報を読み取ることを特
    徴とするトナー又はインクの課金算出方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つに記載のト
    ナー又はインクの課金算出方法において、前記画像形成
    機器は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色
    のトナー又はインクカートリッジを備えた画像形成機器
    であることを特徴とするトナー又はインクの課金算出方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のトナー又はイン
    クの課金算出方法において、前記カートリッジには記録
    媒体が取り付けられ、前記記録媒体に、前記カートリッ
    ジに収容されたトナー又はインクの価格情報が記憶され
    ていることを特徴とするトナー又はインクの課金算出方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれか1つに記載のト
    ナー又はインクの課金算出方法において、前記カートリ
    ッジの外周面の一部にその中に収容されたトナー又はイ
    ンクの価格情報がバーコードで表示されていることを特
    徴とするトナー又はインクの課金算出方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1つに記載のト
    ナー又はインクの課金算出方法において、 前記コンピュータが、 前記画像形成機器のトナー又はインクの残量がなくな
    り、前記画像形成機器が警告表示を行った後再起動する
    までに、既にセットされているカートリッジのトナー又
    はインクの価格情報を削除する価格情報削除段階をさら
    に備えたことを特徴とするトナー又はインクの課金算出
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜3,5,8のいずれか1つに
    記載のトナー又はインクの課金算出方法において、 前記価格情報読み取り段階は、 前記コンピュータが、トナー又はインクの収容された、
    前記画像形成機器に装着可能なカートリッジに対応する
    持ち運び可能な記録媒体より収容トナー又はインクの価
    格情報を読み取ることを特徴とするトナー又はインクの
    課金算出方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜3,5,8のいずれか1つ
    に記載のトナー又はインクの課金算出方法において、 前記価格情報読み取り段階は、 前記コンピュータが、 トナー又はインクの収容された、前記画像形成機器に装
    着可能なカートリッジに付加された収容トナー又はイン
    クの識別情報を読み取る識別情報読み取り段階と、 前記画像形成機器が接続されているサーバの価格情報記
    憶手段に記憶された、識別情報と関連付けられたトナー
    又はインクの価格情報を前記識別情報をキーとして読み
    出す価格情報読み出し段階とを備えたことを特徴とする
    トナー又はインクの課金算出方法。
  11. 【請求項11】 請求項請求項1〜3,5,8のいずれ
    か1つに記載のトナー又はインクの課金算出方法におい
    て、 前記価格情報読み取り段階は、 前記コンピュータが、 トナー又はインクの収容された、前記画像形成機器に装
    着可能なカートリッジに対応する持ち運び可能な記録媒
    体より収容トナー又はインクの識別情報を読み取る識別
    情報読み取り段階と、 前記画像形成機器が接続されているサーバの価格情報記
    憶手段に記憶された、識別情報と関連付けられたトナー
    又はインクの価格情報を前記識別情報をキーとして読み
    出す価格情報読み出し段階とを備えたことを特徴とする
    トナー又はインクの課金算出方法。
  12. 【請求項12】 画像形成機器に備えられたコンピュー
    タを、 前記画像形成機器で使用される収容トナー又はインクの
    価格情報を読み取る価格情報読み取り手段、及び、 前記画像形成機器で作成される画像の色毎のドット面積
    と再現される画像の色の単位面積あたりのトナー又はイ
    ンクの消費量と前記価格情報とに基づいてトナー又はイ
    ンクの消費にかかるコストを算出するコスト算出手段と
    して機能させるためのプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のプログラムにおい
    て、 前記コスト算出手段を、 前記画像形成機器で作成される画像のドット面積と再現
    される画像の色の単位面積あたりのトナー又はインクの
    消費量とから色全体のトナー又はインクの全消費量を求
    める全消費量算出手段、及び、 トナー又はインクの全消費量と前記価格情報とを乗じて
    トナー又はインクの消費にかかるコストを算出する全コ
    スト算出手段として機能させるためのプログラム。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載のプログラムにおい
    て、 前記コスト算出手段を、 前記画像形成機器で作成される画像の色毎のドット面積
    と再現される画像の色の単位面積あたりのトナー又はイ
    ンクの消費量とから色毎のトナー又はインクの消費量を
    求める消費量算出手段、及び、 前記色毎のトナー又はインクの消費量と前記価格情報と
    を乗じて色毎のトナー又はインクの消費にかかるコスト
    を算出し、前記コストの合計を算出してトナー又はイン
    クの消費にかかるコストを算出する全コスト算出手段と
    して機能させるためのプログラム。
  15. 【請求項15】 請求項12〜14のいずれか1つに記
    載のプログラムにおいて、 前記価格情報読み取り手段を、 トナー又はインクの収容された、前記画像形成機器に装
    着可能なカートリッジに付加された収容トナー又はイン
    クの価格情報を読み取る手段として機能させるためのプ
    ログラム。
  16. 【請求項16】 請求項12〜15のいずれか1つに記
    載のプログラムにおいて、 前記画像形成機器は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
    ラックの4色のトナー又はインクカートリッジを備えた
    画像形成機器であることを特徴とするプログラム。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16に記載のプログラ
    ムにおいて、前記カートリッジに取り付けられた記録媒
    体に記憶された前記カートリッジに収容されたトナー又
    はインクの価格情報を読み取ることを特徴とするプログ
    ラム。
  18. 【請求項18】 請求項15〜17のいずれか1つに記
    載のトナー又はインクのプログラムにおいて、前記カー
    トリッジの外周面の一部にバーコードで表示されている
    その中に収容されたトナー又はインクの価格情報を読み
    取ることを特徴とするプログラム。
  19. 【請求項19】 請求項12〜18のいずれか1つに記
    載のプログラムにおいて、 前記コンピュータを、さらに、 前記画像形成機器のトナー又はインクの残量がなくな
    り、前記画像形成機器が警告表示を行った後再起動する
    までに、既にセットされているカートリッジのトナー又
    はインクの価格情報を削除する価格情報削除手段として
    機能させるためのプログラム。
  20. 【請求項20】 請求項12〜14,16,19のいず
    れか1つに記載のプログラムにおいて、 前記価格情報読み取り手段を、 トナー又はインクの収容された、前記画像形成機器に装
    着可能なカートリッジに対応する持ち運び可能な記録媒
    体より収容トナー又はインクの価格情報を読み取る手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  21. 【請求項21】 請求項12〜14,16,19のいず
    れか1つに記載のプログラムにおいて、 前記価格情報読み取り手段を、 トナー又はインクの収容された、前記画像形成機器に装
    着可能なカートリッジに付加された収容トナー又はイン
    クの識別情報を読み取る識別情報読み取り手段、及び、 前記画像形成機器が接続されているサーバの価格情報記
    憶手段に記憶された、識別情報と関連付けられたトナー
    又はインクの価格情報を前記識別情報をキーとして読み
    出す価格情報読み出し手段として機能させることを特徴
    とするプログラム。
  22. 【請求項22】 請求項12〜14,16,19のいず
    れか1つに記載のプログラムにおいて、 前記価格情報読み取り手段を、 トナー又はインクの収容された、前記画像形成機器に装
    着可能なカートリッジに対応する持ち運び可能な記録媒
    体より収容トナー又はインクの識別情報を読み取る識別
    情報読み取り手段、及び、 前記画像形成機器が接続されているサーバの価格情報記
    憶手段に記憶された、識別情報と関連付けられたトナー
    又はインクの価格情報を前記識別情報をキーとして読み
    出す価格情報読み出し手段として機能させることを特徴
    とするプログラム。
  23. 【請求項23】 内部にトナー又はインクを収容できる
    空間を持つトナー又はインクの収容部と、 前記トナー又はインクの収容部に収容されるトナー又は
    インクの課金の基礎となる価格情報又は識別情報を記憶
    できる記録媒体とからなる画像形成装置に装着自在のカ
    ートリッジ。
  24. 【請求項24】 内部にトナー又はインクを収容できる
    空間を持つトナー又はインクの収容部と、 前記トナー又はインクの収容部に収容された特定色のト
    ナー又はインクと、 前記トナー又はインクの収容部に収容されたトナー又は
    インクの課金の基礎となる価格情報又は識別情報を記憶
    した記録媒体とからなる画像形成装置に装着自在のトナ
    ー又はインク入りのカートリッジ。
  25. 【請求項25】 内部にトナー又はインクを収容できる
    空間を持つトナー又はインクの収容部と、 前記トナー又はインクの収容部に収容されるトナー又は
    インクの課金の基礎となる価格情報又は識別情報を示す
    バーコードとからなる画像形成装置に装着自在のカート
    リッジ。
  26. 【請求項26】 内部にトナー又はインクを収容できる
    空間を持つトナー又はインクの収容部と、 前記トナー又はインクの収容部に収容された特定色のト
    ナー又はインクと、 前記トナー又はインクの収容部に収容されたトナー又は
    インクの課金の基礎となる価格情報又は識別情報を示す
    バーコードとからなる画像形成装置に装着自在のトナー
    又はインク入りのカートリッジ。
  27. 【請求項27】 回収されたトナー又はインクの空にな
    ったカートリッジの充填口を開き、 前記充填口を上向きにして充填口からトナー又はインク
    充填装置を挿入し、 前記カートリッジのトナー又はインクの収容部に必要量
    のトナー又はインクを充填し、 充填終了後、前記充填装置を前記充填口より引き抜いて
    前記充填口を塞ぎ、 前記カートリッジの外表面に、充填されたトナー又はイ
    ンクの課金の基礎となる価格情報又は識別情報を読み取
    り可能に書き込み、トナー又はインクをカートリッジに
    再充填する方法。
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