JP2000010376A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000010376A
JP2000010376A JP10180566A JP18056698A JP2000010376A JP 2000010376 A JP2000010376 A JP 2000010376A JP 10180566 A JP10180566 A JP 10180566A JP 18056698 A JP18056698 A JP 18056698A JP 2000010376 A JP2000010376 A JP 2000010376A
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fixing
sheet
paper
image forming
fixing device
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JP10180566A
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Tomoyuki Nagamine
智幸 長峰
Katsumi Takada
克美 高田
Susumu Kondo
晋 今度
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
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    • G03G2221/1678Frame structures
    • G03G2221/1687Frame structures using opening shell type machines, e.g. pivoting assemblies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置に関し、定着器を簡単に脱着で
きるようにすることを目的とする。 【解決手段】 フレームと、それぞれに画像を形成する
ことのできる複数のプリントアッセンブリと、一対の定
着ロールと、該一対の定着ロールをニップ位置と非ニッ
プ位置ととの間で動かすためのニップ制御機構36と、
該ニップ制御機構と連動する定着器固定手段78とを有
する定着器32と、用紙を該複数のプリントアッセンブ
リ及び該定着器を通って搬送する用紙搬送ベルトと、該
複数のプリントアッセンブリを覆うように該フレームに
可動に取り付けられたトップカバーと、該定着器を覆う
ように該フレームに可動に取り付けられた端部カバーと
を備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は少くとも1つのプリ
ントアッセンブリにより形成された像が転写された用紙
に像を定着させるための定着器を有する画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】静電記録タイプの画像形成装置は、感光
体(感光ドラム)と、帯電器と、感光体に静電潜像を形
成するための光学ヘッドと、静電潜像をトナー像にする
ための現像器と、トナー像を用紙に転写するための転写
要素(転写ローラ)とからなるプリントアッセンブリを
備えている。帯電器と、光学ヘッドと、現像器と、転写
要素とは、感光体のまわりに配置され、感光体が1回転
する間に帯電トナー像を形成する。帯電トナー像は転写
要素によって感光体から用紙に転写され、用紙はさらに
プリントアッセンブリの後方に配置された定着器に送ら
れて定着された後、排出される。
【0003】多色記録を行うことのできる画像形成装置
では、直列に配置された複数のプリントアッセンブリ
と、1つの定着器とを有するものがある。例えば、イエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の現像剤を用
いる場合、画像形成装置はそれぞれの現像剤を含む4つ
のプリントアッセンブリを備える。それぞれの色のプリ
ントアッセンブリで形成されたトナー画像が用紙搬送ベ
ルトで搬送される用紙上で重ね合わせられ、カラー画像
となる。
【0004】また、画像形成装置は、フレームに可動に
取り付けられたトップカバーと端部カバーを備える。ト
ップカバーは複数のプリントアッセンブリを覆うように
配置され、トップカバーを開放することにより、フレー
ムの内部に配置されたプリントアッセンブリの構成部材
のリペアや交換を行うことができる。また、端部カバー
は定着器を覆うように配置され、端部カバーを開放する
ことにより、定着器を露出させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特に、カラーの画像形
成装置では、定着器は4色分の現像剤の定着を行わなく
てはならないので、単色の画像形成装置と比べて厳しい
加熱及び加圧が必要である。用紙の定着器でのジャミン
グが生じたら、端部カバーを開放して定着器につまった
用紙を除去することとができる。しかし、用紙が定着ロ
ールにの巻きついてしまうと、定着器を画像形成装置の
フレームから取り外し、一対の定着ロールのニップを開
いて用紙を定着ロールから除去することが必要になる。
【0006】定着器はフレームにねじによって固定され
ており、定着器をフレームから取り外すためには、ねじ
を取り外すことが必要である。ねじを取り外すためには
ドライバー等の工具が必要であり、画像形成装置のオペ
レータが工具を使用するのは面倒であった。さらに、用
紙を除去した後、定着器をフレームに取付け、ねじを止
めて、定着器をフレームに固定する必要がある。この場
合に、ねじを閉め忘れることがある。従って、定着ロー
ルに巻きついた用紙を除去するために、定着器をフレー
ムから取り外し、その後で取付ける作業は比較的に面倒
な作業であった。
【0007】また、用紙は用紙搬送ベルトによって定着
器へ搬送され、定着器の入口側には用紙ガイドが配置さ
れている。定着器の定着ロールは、用紙搬送ベルトの駆
動モータとは別のモータによって駆動され、定着器の定
着ロールの用紙搬送速度が用紙搬送ベルトの用紙搬送速
度よりも低くなっている。従って、用紙は、用紙搬送ベ
ルトの出口端部と定着ロールのニップとを結ぶ直線に対
して湾曲するようになっている。入口側用紙ガイドは、
用紙搬送ベルトの出口端部と定着ロールのニップとを結
ぶ直線よりもわずかに上方に突出し、用紙を上方に湾曲
させている。用紙を上方に湾曲させることにより、用紙
を円筒面形状にして剛性を与え、用紙にしわがはいらな
いようにする。
【0008】しかし、用紙が用紙搬送ベルトの出口端部
と定着ロールのニップとの間で湾曲していると、用紙が
用紙搬送ベルトの出口端部を出たときに、用紙の後端部
が急にフリーになるので、用紙の後端部がはね上る現象
が見られる。用紙の後端部がはね上ると、用紙の後端部
が用紙吸入上ガイド及びプリントアッセンブリにこすら
れて汚れが発生する。用紙の後端部のはね上りは用紙の
厚さに応じて大きくなり、特に厚い用紙の場合に用紙の
後端部が大きくはね上る。
【0009】さらに、一対の定着ロールのうち、上方に
位置する定着ロールについて、ニップよりも上流側には
オイル供給フェルトが配置され、ニップよりも下流側に
はクリーニングフェルトが配置される。オイル供給フェ
ルトは用紙が定着ロールにくっつかないように定着ロー
ルにオイルを塗布するためのものであり、クリーニング
フェルトは定着ロールに付着したトナーをかきおとすた
めのものである。オイル供給フェルトは定着ロールの幅
方向に均一にオイルを供給する必要があり、クリーニン
グフェルトは効率よく且つ寿命高くトナーをかきおとす
ことができるようにしなければならない。しかし、クリ
ーニングフェルトについてみると、トナーはクリーニン
グフェルトの先端部によってほとんどかき落とされ、ク
リーニングフェルトの先端部に局部的にトナーが付着し
て、その後クリーニングフェルトのクリーニング効率及
び寿命が低下する。
【0010】本発明の目的は定着器を簡単に脱着できる
ようにした画像形成装置を提供することである。本発明
の他の目的は用紙に汚れが発生しないようにした画像形
成装置を提供することである。本発明の他の目的は定着
器のトナーをかき落とすためのクリーニング装置が効率
よく且つ寿命長くトナーをかきおとすことができるよう
にした画像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による画像形成装
置は、フレームと、画像を形成することのできる少くと
も1つのプリントアッセンブリと、用紙を挟持し、搬送
する一対の定着ロール、該一対の定着ロールをニップ位
置と非ニップ位置との間で動かすためのニップ制御機
構、及び該ニップ制御機構と連動し、フレームに対し固
定、固定解除を行う定着器固定手段を有する定着器と、
用紙をプリントアッセンブリを通って該定着器へ搬送す
る用紙搬送手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0012】この構成において、定着器はニップ制御機
構と連動する定着器固定手段によりフレームに固定され
る。従って、定着器をフレームから取り外したり、定着
器をフレームに取りつける場合に、必然の動作としてニ
ップ制御機構を操作すれば、定着器は自動的に固定(ロ
ック)され、又は固定解除(ロック解除)される。好ま
しくは、該少くとも1つのプリントアッセンブリは複数
のプリントアッセンブリからなり、各プリントアッセン
ブリは、感光体と、該感光体を帯電させる帯電器と、該
感光体に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、該
静電潜像を現像するための現像器と、現像されたトナー
像を用紙に転写するための転写要素とを含み、該潜像形
成手段がプリントアッセンブリを覆うようにフレームに
可動に取り付けられたトップカバーに取り付けられてい
る。
【0013】好ましくは、該ニップ制御機構は、該端部
カバーが開放位置から閉鎖位置に動くときに該端部カバ
ーと連動する。好ましくは、該フレームは該定着器の位
置決めのために該定着器の穴に挿入される位置決めピン
を有し、該定着器固定手段は該ニップ制御機構と協働し
て該位置決めピンと係合可能なロック部材を含む。
【0014】好ましくは、該ニップ制御機構は手動操作
可能なレバーを含む、該ロック部材はレバーに連動する
カム板からなり、該位置決めピンは該カム板が係合可能
な小径部を有する。さらに、本発明のもう一つの特徴に
よる画像形成装置は、フレームと、画像を形成すること
のできる少くとも1つのプリントアッセンブリと、用紙
を挟持し、搬送する一対の定着ロールと、用紙の厚さに
応じて用紙の走行路に対して上下に移動可能に構成さ
れ、該定着ローラ間に用紙をガイドする入口側用紙ガイ
ドと、用紙をプリントアッセンブリ及び入口側ガイドを
通って定着器へ搬送する用紙搬送ベルトとを備えたこと
を特徴とする。
【0015】この構成において、入口側用紙ガイドが上
下移動可能であるので、用紙の後端部が用紙搬送手段を
離れるときに用紙がはね上るのを防止することができ
る。好ましくは、該入口側用紙ガイドは用紙の厚さに応
じてたわむことのできる弾性的な部材からなる。好まし
くは、該入口側用紙ガイドを用紙の種類に応じて動かす
ための手段を含む。
【0016】さらに、本発明のもう一つの特徴による画
像形成装置は、フレームと、画像を形成することのでき
る少くとも1つのプリントアッセンブリと、用紙を挟持
し、搬送する一対の定着ロールを有する定着器と、用紙
をプリントアッセンブリ及び該定着器を通って搬送する
用紙搬送ベルトと、該用紙搬送ベルトの速度に対する該
定着ロールの速度を用紙の種類に応じて変えることので
きる手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】この構成において、定着ロールの速度を変
えることにより、用紙の後端部が用紙搬送ベルトから離
れるときに用紙がはね上るのを防止することができる。
さらに、本発明のもう一つの特徴による画像形成装置
は、フレームと、画像を形成することのできる少くとも
1つのプリントアッセンブリと、用紙を挟持し、搬送す
る一対の定着ロール、及び該定着ロールの表面を清掃す
るために該定着ロールに対する接触圧を定着ロールの回
転方向で変えてある少なくとも2条のクリーニングフェ
ルトを含むクリーニング部材を有する定着器と、用紙を
プリントアッセンブリ及び該定着器を通って搬送する用
紙搬送手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】この構成において、少なくとも2条のクリ
ーニングフェルトの接触圧が変えてあるので、一つのク
リーニングフェルトに汚れが集中して付着することがな
くなり、トナーを効率よく且つ寿命長くかき落すことが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1から図3は、本発明の実施例
による画像形成装置10を示す図である。この画像形成
装置10はフルカラープリンタとして構成されている。
画像形成装置10はフレーム12を有し、トップカバー
14及び端部カバー16がフレーム12に可動に取付け
られている。図1はトップカバー14が閉鎖位置にあ
り、端部カバー16が開放位置にあるところを示してい
る。図2はトップカバー14が閉鎖位置にあり、端部カ
バー16が閉鎖位置にある状態を示している。トップカ
バー14及び端部カバー16をそれぞれ開放することに
よって、画像形成装置10の内部の部材にアクセスする
ことができる。従って、トップカバー14を開放する
と、プリントアッセンブリの構成要素20のリペアや交
換を行うことができ、端部カバー16を開放すると、定
着器32のリペアや用紙のジャミングの始末を行うこと
ができる。
【0020】図3はトップカバー14及び端部カバー1
6を有する画像形成装置10の平面図である。画像形成
装置10は図3の右端部に制御パネルCPを含む。図面
において、制御パネルCPのある右端部が装置の前側で
あり、左端部が装置の後側である。端部カバー16は制
御パネルCPとは反対側の端部にある。装置の前側に
は、トップカバー14のロック解除ボタン17がある。
ロック解除ボタン17は図1のロック部材60に作動的
に連結されており、ロック解除ボタン17を押すとロッ
クが解除されてトップカバー14を開放できる。なお、
図1にはばねによって付勢されたカバー持ち上げ機構6
2が設けられており、ロックが解除されたら、カバー持
ち上げ機構62がトップカバー14を所定のストローク
だけ押し上げ、それから手でトップカバー14を比較こ
とができるようになっている。
【0021】図1及び図2において、トップカバー14
はいわゆるカバー部分14Aと側板部分14Bとを有す
る。図3に見えているトップカバー14の部分がカバー
部分14Aであり、側板部分14Bはカバー部分14A
の両側から後方及び下方に延びる。トップカバー14の
側板部分14Bはフレーム12の後部に位置する回転支
点14Xに枢着される。端部カバー16も同様にカバー
部分16Aと側板部分16Bとを有し、側板部分16B
がトップカバー14の回転支点14Xの下方にある回転
支点16Xに枢着される。
【0022】図4は端部カバー16を省略した状態のフ
レーム12及びトップカバー14の一部を示す平面図で
ある。フレーム12は垂直に延びる側板部材12Aを有
する。トップカバー14の側板部分14Bはフレーム1
2の側板部材12Aに設けた回転支点14Xに枢着され
る。さらに、トップカバー12は、カバー部分14Aの
後端部に垂直に設けられ、トップカバー12と端部カバ
ー16とを連結する連結部14Dを有する。図1及び図
2において、連結部14DはL字形の連結溝14Eを含
み、端部カバー16の側板部分16Bから延びるピン1
6Eが連結溝14Eに挿入され、従って、端部カバー1
6はトップカバー12に連動して開閉される。すなわ
ち、トップカバー14が閉鎖位置から少し開いた位置へ
動く間は、端部カバー16は動かず、トップカバー14
がさらに開くと、端部カバー16がトップカバー14と
ともに開くようになっている。そして、図1に示される
ように、トップカバー14とは独立的に、端部カバー1
6のみを開くことができる。これは、端部カバー16の
側板部分16Bのピン16Eが、側板部分16Bの内部
に配置したばね(図示せず)に付勢されて側板部分16
Bの表面から突出及び後退できるからである。ピン16
Eが側板部分16Bの表面から突出することによってピ
ン16Eが連結溝14Eに係合する。また、ピン16E
がばねに抗して側板部分16Bの表面へ向かって後退さ
れると、ピン16Eが連結溝14Eから抜けて、端部カ
バー16とトップカバー14との連結が外れ、端部カバ
ー16のみを動かすことができる。
【0023】図4及び図5においては、フレーム12は
さらに側板部材12Aの内側に設けられた固定台12B
を有し、固定台12Bは垂直に立った位置決めピン18
を有する。固定台12Bは定着器32を支持するフレー
ム12の部分である。位置決めピン18及び固定台12
Bは後で詳細に説明する。図1において、画像形成装置
10は直列に配置された4つのプリントアッセンブリ2
0B,20C,20M,20Yを含む。無端の用紙搬送
ベルト22が4つのプリントアッセンブリ20B,20
C,20M,20Yに対して設けられる。用紙搬送ベル
ト22は適当な透明合成樹脂材料で形成され、4つのロ
ーラ24a、24b、24c、24dの周りに掛け渡さ
れる。ローラ24aは駆動ローラであり、且つ用紙搬送
ベルト22から電荷を除去するAC除電ローラとしても
機能する。ローラ24bは従動ローラであり、且つ用紙
搬送ベルト22に電荷を与える帯電ローラとしても機能
する。ローラ24c、24dは共にガイドローラであ
る。ローラ24dは用紙搬送ベルト22に適当な張力を
与えるテンションローラである。
【0024】用紙搬送ベルト22の下方にはホッパー2
6が設けられる。用紙Pの束がホッパー26内に蓄積さ
れている。用紙Pが1枚ずつホッパー26からピックロ
ーラ28により繰り出され、用紙送りローラ30によっ
て用紙搬送ベルト22へ搬送される。用紙Pは用紙搬送
ベルト22によってプリントアッセンブリ20B,20
C,20M,20Yへ送られ、印字又は記録される。記
録された用紙Pは定着器32へ搬送され、端部カバー1
6に設けられた適当なガイドローラ(図示せず)を通っ
てトップカバー14の上面に形成されるスタッカへ排出
される。
【0025】用紙搬送ベルト22は従動ローラ24bに
より帯電されるため、用紙Pが従動ローラ24b側から
用紙搬送ベルト22へ導入されたときにこの用紙搬送ベ
ルト22に静電的に吸着保持される。よって用紙Pは用
紙搬送ベルト22に対して一定の位置関係で保持され
る。一方、駆動ローラ24aは除電ローラとして機能す
るので、用紙Pが駆動ローラ24aの部位を通過する際
に電荷が除去され、用紙搬送ベルト22から容易に分離
され得る。用紙搬送ベルト22から分離された用紙Pは
定着器32へ向かう。
【0026】4つのプリントアッセンブリ20Y、20
M、20C、20Bは互いに同一な構造を有する。プリ
ントアッセンブリ20Yはイエロートナー成分を持つ現
像剤を含み、プリントアッセンブリ20Mはマゼンタト
ナー成分を持つ現像剤を含む。プリントアッセンブリ2
0Cはシアントナー成分を持つ現像剤を含み、プリント
アッセンブリ20Bはブラックトナー成分を持つ現像剤
を含む点。従って、これらのプリントアッセンブリ20
Y、20M、20C、20Bは、用紙搬送ベルト22に
保持されて移動する用紙Pにイエロートナー像、マゼン
タトナー像、シアントナー像およびブラックトナー像を
印字し、合わせてフルカラーのトナー像を形成する。
【0027】図6は1つのプリントアッセンブリ20Y
を示す。他のプリントアッセンブリ20M、20Cおよ
び20Bもプリントアッセンブリ20Yと同様の構成で
あるので、プリントアッセンブリ20Yについてのみ詳
細に説明する。プリントアッセンブリ20Yは、感光体
(感光ドラム)36を具備し、感光体36は図6の矢印
の方向に回転駆動させられる。前帯電器38、光学ヘッ
ド(LEDビームスキャナ)40、現像器42、転写要
素(転写ローラ)44、及びトナー清掃器46が、感光
体36の周囲に順番に配置される。
【0028】感光体36の上方に配置された前帯電器3
8は例えばコロナ帯電器あるいはスコロトロン帯電器等
として構成され、この前帯電器38により感光体36の
表面は順次一様な電荷で帯電させられる。光学ヘッド4
0は前帯電器38の後に配置され、感光体36の帯電領
域にLEDビームでもって静電潜像を書き込む。すなわ
ち、LEDビームはコンピュータ、ワードプロッセサ等
から得られる二値画像データに基づいて点滅させられ、
これにより静電潜像はドットイメージとして書き込まれ
る。
【0029】感光体36に書き込まれた静電潜像は、現
像器42の所定の色のトナーによって帯電トナー像とし
て静電的に現像される。それから、帯電トナー像は感光
体36の下方に位置した転写要素44によって用紙Pに
静電的に転写される。転写要素44は気孔体(スポン
ジ)からなる導電性転写ローラとして形成されている。
転写要素44は用紙搬送ベルト22を介して感光体36
に押圧され、用紙搬送ベルト22によって搬送される用
紙Pに帯電トナー像とは逆極性の電荷を与え、これによ
り感光体36上の帯電トナー像は感光体36から用紙P
に静電的に転写される。
【0030】帯電トナー像が転写された用紙Pは用紙搬
送ベルト22から解除され、定着器32へ向かう。な
お、用紙Pへの転写が終了した感光体36の表面には用
紙Pに転写されなかったトナーが付着する。この残留ト
ナーはトナー清掃器46によって除去される。除去され
た残留トナーはスクリューコンベア48等からなるトナ
ー還流装置により現像器42に戻され、再度現像用トナ
ーとして使用される。
【0031】現像器42は現像剤保持容器50を具備
し、この現像剤保持容器50内にはトナー(着色樹脂の
微粉体粒子)からなる一成分現像剤が保持される。現像
剤保持容器50の開口部内にはマグネットローラすなわ
ち現像ローラ52がその表面の一部を露出するような態
様で配置される。現像ローラ52は現像剤保持容器50
の両側壁部分によって固定支持されたシャフト・コア部
と、このコア部の周囲に回転自在に配置されかつ非磁性
体材料例えばアルミニウムから形成されたスリーブとか
らなり、現像器42の作動時、現像ローラ52のスリー
ブは図中の矢印で示す方向に回転駆動させられる。
【0032】現像剤保持容器50の上部には、現像剤保
持容器50の着脱自在に構成されたトナーホッパ53が
設けられている。このトナーホッパ53にはトナーが入
れられており、現像剤保持容器50内のトナーが減った
場合に、トナーホッパ53内のトナーを現像剤保持容器
50へ供給する。現像剤保持容器50に対してトナーを
供給し、トナーホッパ53内のトナーがなくなった場合
には、装置外にその旨をエラーとして、通知する。トナ
ーを補充する場合には、補充するトナーが無くなった古
いトナーホッパ53を新品のトナーが装填されているト
ナーホッパ53と交換することにより、トナーの補給が
できる。また、このトナーホッパ53は、内部が壁53
−1により2つに分けられている。この一方には、装着
前には新品のトナーが装填されており、他方は空の状態
である。このトナーホッパ53が装置に装着されるとこ
のトナーホッパ53の空の部分には、トナー清掃器46
で回収した排トナーが回収パイプ48を介した回収さ
れ、集積される。したがって、このトナーホッパ53を
交換することにより、新品のトナーを補給でき、且つ、
排トナーを廃棄することができる。なお、回収パイプ4
8内にはスクリューが設けられており、このスクリュー
により、トナーを搬送している。
【0033】現像器42が装置内に設置させられると
き、現像ローラ52の露出表面、すなわちスリーブは感
光体等の静電潜像を担持する担持体表面と対面させられ
る。現像剤保持容器50の底壁部分は現像剤溜まり部と
なり、この現像剤溜まり部には、リセットローラ54が
設けられる。リセットローラ54は現像剤保持容器50
の両側壁部分によって回転自在に支持され、現像器42
の作動時には図中の矢印で示す方向に回転駆動させられ
る。リセットローラ54は感光体36に供給しきれず、
現像ローラ52に残った現像剤を回収する。
【0034】また、現像ローラ52の回転により感光体
36との対面領域すなわち現像領域に搬送される。現像
ローラ52によって現像領域に搬送される現像剤の量を
所定量に規制するために、現像ローラ52の下側に対向
して現像剤規制ブレード56が取り付けられる。現像器
42では次のような現像プロセスが実行される。例えば
現像剤のトナー成分が負の電荷で帯電させられる場合、
感光体36の回転表面には前帯電器38によって負の一
様な帯電領域が形成される。感光体36の帯電領域が光
学ヘッド40から射出されたLEDビームでもって照射
されると、その照射箇所から負の電荷が逃がされて電位
差が生じる。即ち、感光体36の帯電領域には静電潜像
が電位差として書き込まれる。例えば、感光体36の帯
電領域の電位が-600ボルトであるとすると、静電潜像の
電位は-15 ボルト程度まで低下させられる。一方、現像
ローラ52には負の現像バイアス電圧例えば-400ボルト
が印加されて、現像ローラ52と感光体36との間には
電界が形成される。負に帯電させれらたトナー成分は現
像ローラ52と感光体36との間の電界のために感光体
36側に向かって飛翔させられ、感光体36上に付着さ
れ、現像される。
【0035】従って、図1に示すように、用紙Pが、ベ
ルト搬送手段10の従動ローラ24bの部分から印字部
に導入されてプリントアッセンブリ20Y、20M、2
0Cおよび20Bを順次通過することにより、この用紙
Pには4色のトナー像が重ね合わされて形成され、フル
カラー像が形成される。次いで用紙Pはベルト搬送手段
の駆動ローラ24a側からヒートローラ型熱定着器32
に向かって送られ、そこでフルカラー像は用紙P上に熱
定着される。
【0036】プリントアッセンブリ20Y、20M、2
0Cおよび20Bの各々において、感光体36と、帯電
器38と、現像器42と、トナー清掃器46とは1つの
現像器ユニットとして形成され、各現像器ユニットはフ
レーム12に対して脱着可能に取り付けられる。光学ヘ
ッド40はトップカバー14に取り付けられている。ま
た、用紙搬送ベルト22及びローラ24a〜24dはベ
ルトユニットとして一体化され、転写要素44はベルト
ユニットに取り付けられる。
【0037】図7は用紙搬送ベルト22の一部及び定着
器32を示す概略側面図である。定着器32は、ケース
64と、上方定着ロール66Uと、下方定着ロール66
Lとを有する。上方定着ロール66Uと下方定着ロール
66Lとは互いに平行に互いに接触するように配置さ
れ、これらの間にニップNを形成する。上方定着ロール
66U及び下方定着ロール66Lはそれぞれハロゲンラ
ンプ等の熱源を内蔵し、例えば170〜190℃へ加熱
されることができるようになっている。ロール表面の温
度を検出するためにサーミスタ67U、67L(図1
2)が配置されている。上方定着ロール66Uと下方定
着ロール66Lとの間には例えば33気圧の高圧が印加
されるようになっている。用紙は定着ロール66U、6
6Lの高温と高圧で定着される。
【0038】定着器32の定着ロール66U、66Lの
駆動モータ(図示せず)は、用紙搬送ベルト22の駆動
モータ(図示せず)とは別に設けられており、定着ロー
ル66U、66Lの用紙搬送速度が用紙搬送ベルト22
の用紙搬送速度よりも低くなっている。従って、用紙の
先端部は定着ロール66U、66Lにニップされ、用紙
の後端部は用紙搬送ベルト22に吸着されているので、
用紙は過送りの分だけ用紙搬送ベルト22の出口端部と
定着ロール66U、66LのニップNとを結ぶ直線に対
して湾曲するようになっている。
【0039】定着器32は入口側用紙ガイド68と出口
側用紙ガイド70と含む。用紙搬送ベルト22の出口端
部の上方には上方ガイド72が設けられている。入口側
用紙ガイド68(の先端部)は用紙搬送ベルト22の出
口端部と定着ロールのニップNとを結ぶ(破線で示され
る)直線よりもわずかに上方に位置し、用紙を上方に湾
曲させる。湾曲した用紙Pが図7に示されている。用紙
を上方に湾曲させることにより、用紙を円筒面形状にし
て剛性を高め、用紙が定着器32で汚染されにくいよう
にする。
【0040】上記したように、用紙の先端部が定着ロー
ル66U、66Lにニップされた状態で、用紙の後端部
が用紙搬送ベルト22の出口端部からフリーになるとき
に、用紙の後端部が上にはね上がる現象が見られる。用
紙の後端部が上にはね上がると、用紙の後端部に汚れが
発生する。そこで、実施例においては、入口側用紙ガイ
ド68はばね性を有する金属板で形成され、用紙Pの厚
さや種類に応じて用紙の走行路に対して上下に移動可能
になっている。用紙が上にはね上がろうとするときに、
入口側用紙ガイド68は用紙の圧力を受けて下に押され
る。用紙が上にはね上がろうとするときに用紙の支点と
なるべき部分が下がるので、用紙が上にはね上がろうと
する作用が緩和される。よって、用紙のはね上りが防止
される。
【0041】用紙の後端部が上にはね上る程度は、薄い
用紙の場合には小さく、厚い用紙の場合には大きくな
る。弾性的な入口側用紙ガイド68は、厚い用紙の場合
には大きく弾性変形し、薄い用紙の場合には小さく弾性
変形し、よって用紙が上にはね上がろうとする作用を適
切に減少させる。入口側用紙ガイド68の先端部は用紙
搬送ベルト22の出口端部と定着ロール66U、66L
のニップとを結ぶ直線に対して2mm程度上方に突出す
るようになっているので、入口側用紙ガイド68は市販
の厚い用紙(ハガキ等)の場合に2mm程度弾性変形す
るようにすればよい。
【0042】この実施例においては、用紙の圧力で弾性
的に変形する入口側用紙ガイド68を用いたが、用紙の
種類や厚さに応じて入口側用紙ガイド68を駆動手段に
よって動かし、よって同様の作用を達成することができ
る。例えば、図12では、入口側用紙ガイド68を動か
すために電磁プランジャ74が設けられ、用紙が上には
ね上がろうとするタイミングに合わせて入口側用紙ガイ
ド68を下方に引き寄せるようになっている。また、電
磁プランジャ74に限らず、モータやその他の駆動手段
を利用することができる。入口側用紙ガイド68はこの
ようにして自動的に調整されることができるが、手動操
作できるようにすることもできる(図17)。
【0043】図8は定着器32の背面図であり、図9は
定着器32の平面図である。定着器32はその両端部の
近くに一対のニップ制御レバー76を有する。ニップ制
御レバー76は下定着ロール66Lに作動的に連結され
ており、ニップ制御レバー76を図9の矢印Aの方向に
動かすと、一対の定着ロール66U、66L間のニップ
Nを閉じることができ、ニップ制御レバー76を矢印A
とは逆の方向に動かすと、一対の定着ロール66U、6
6L間のニップNを開くことができる。
【0044】さらに、定着器32はニップ制御レバー7
6の近くに定着器32の取付け部78を有する。定着器
32は取付け部78においてフレーム12に取付けられ
る。取付け部78は図4及び図5に示した位置決めピン
18を挿入するための穴80を有する。定着器32の取
付け部78は図9に示されるように定着器32の4隅に
配置されるが、位置決めピン18を挿入するための穴8
0は3隅に設けられ、残りの1隅には位置決めピン18
を挿入するための穴80は設けられていない。ただし、
残りの1隅にも位置決めピン18を挿入するための穴8
0を設けることもできる。また、両側2隅に設けてもよ
い。
【0045】定着器32の取付け部78は図4及び図5
に示したフレーム12の固定台12Bに支持される。従
って、位置決めピン18を穴80に挿入しながら定着器
32をフレーム12の固定台12Bに載せると、定着器
32をフレーム12に適切に取付けることができる。位
置決めピン18及び固定台12Bは図7にも示されてい
る。定着器32は、従来のようにねじによりフレーム1
2に固定されるのではなく、以下に述べるように、ニッ
プ制御レバー76及び位置決めピン18を利用してフレ
ーム12に固定される。
【0046】図10はカバーを取り外した状態の定着器
32の一部の平面図であり、図11はニップ状態にある
図10の定着器32を示す図である。図5に示されるよ
うに、定着器32の取付け部78は部材78A、78
B、78Cからなる。部材78Aは溝付きスタッド又は
頭付きピンとして形成される。部材78B、78Cは板
部材である。部材78Aと部材78Cは定着器32に固
定され、中央の部材78Bはこれらの部材78A、78
Cにサンドイッチされ、これらの部材78A、78Cに
対して可動なカム板として形成される。
【0047】図10及び図11に示されるように、中央
の板部材78Bは、カム部78hと、ロック穴78i
と、ガイド穴78j、78kとを有する。ガイド穴78
j、78kはニップ制御レバー76の矢印Aで示された
移動方向とは垂直な方向に延び、部材78Cに設けられ
たピン78l、78Aがガイド穴78j、78k、78
iに挿入されている。従って、中央の板部材78Bはニ
ップ制御レバー76の矢印Aで示された移動方向とは垂
直な方向に移動可能にガイドされる。
【0048】カム部78hは概略ニップ制御レバー76
の矢印Aの方向と平行に延び、斜面部を備えている。ニ
ップ制御レバー76がカム部78hに係合し、ニップ制
御レバー76が矢印Aの方向に移動するときに、中央の
板部材78Bは矢印Aの方向とは垂直な矢印Bの方向に
移動せしめられる。ロック穴78iはガイド穴78j、
78kと同じ方向る延びる長い穴であり、一端部に拡大
部78mを備えている。このロック穴78iの拡大部7
8mは図10の状態において位置決めピン18を挿入す
るための穴80と一致する。図5は、ガイド穴78j、
78kの拡大部78mを示しており、拡大部78mは部
材78Cの穴80と同じ直径である。
【0049】図5に示されるように、位置決めピン18
は長手方向の中間部の直径が小さくなった小径部18a
を有する。位置決めピン18の小径部18aは中央の板
部材78Bと同じ高さの位置にある。位置決めピン18
の直径は板部材78A、78Cの穴80とほぼ同じ直径
であり、それによって位置決めピン18は定着器32の
位置決めを行うことができる。位置決めピン18の小径
部18aの直径はロック穴78iの幅とほぼ同じであ
る。
【0050】従って、図10に示すようにニップ制御レ
バー76がニップ開放位置にあるときに、位置決めピン
18は整列した板部材78Cの穴80及び中央の板部材
78Bのロック穴78iの拡大部78mに挿入されるこ
とができる。図10の状態からニップ制御レバー76を
矢印Aの方向に動かすと、中央の板部材78Bは矢印B
の方向に動き、図11の状態になる。図10及び図11
においては、中央の板部材78Bが動くことによって、
位置決めピン18の小径部18aがロック穴78iに沿
って移動し、位置決めピン18の小径部18aの上下の
環状壁がロック穴78iの側壁に係合することになる。
このようにして、取付け部78は位置決めピン18から
抜けることがなく、定着器32はフレーム12にロック
又は固定される。
【0051】定着器32をフレーム12から取り外す場
合には、図11の状態からニップ制御レバー76を矢印
Aとは逆の方向に移動させる。すると、中央の板部材7
8Bが動き、板部材78Cの穴80及び中央の板部材7
8Bのロック穴78iの拡大部78mが整列する。そこ
で、定着器32をフレーム12から取り外すと、位置決
めピン18が整列した穴から抜ける。
【0052】図12及び図13は定着器32の内部の種
々の部材を示している。上定着ロール66Uは実質的に
固定位置で支持されるが下定着ロール66Lは上定着ロ
ール66Uに対して上下に移動可能である。そのため、
下定着ロール66Lは、フレーム12に回転支点82X
において枢着された支持部材82に支持されている。支
持部材82は下定着ロール66Lが上定着ロール66U
に接触するようにばね84によって付勢されている。ニ
ップ制御レバー76はフレーム12に回転支点76Xに
おいて枢着され、支持部材82に回転支点76Yにおい
て枢着されている。
【0053】従って、ニップ制御レバー76を図12の
矢印A1 の方向に動かすと、下定着ロール66Lはばね
84に抗して下方に移動し、上定着ロール66Uから離
れて図13に示されるニップ開放位置にもたらされる。
この状態において、ばね84の作用がニップ開放方向に
働くようになる。ニップ制御レバー76を図13の位置
から逆の方向に動かすと、下定着ロール66Lが上方に
移動し、上定着ロール66Uに接触する図12に示され
るニップ位置にもたらされる。この状態において、ばね
84の作用がニップ閉鎖方向に働くようになる。
【0054】さらに、図1、図12及び図13に示され
るように、端部カバー16はレバー駆動片16Fを有す
る。レバー駆動片16Fは、端部カバー16が開放位置
から閉鎖位置へ移動されるときにニップ開放位置にある
ニップ制御レバー76に接触してニップ制御レバー76
をニップ位置へ駆動するように配置されている。端部カ
バー16を開放し、ニップ制御レバー76を操作して定
着ロール66U、66Lのニップを開放し、定着器32
をフレーム12から取り出して作業を行うことができ
る。さらに、その後で、定着器32をフレーム12に取
付け、ニップ制御レバー76を操作して定着ロール66
U、66Lのニップを閉じ、端部カバー16を閉じて、
画像形成を行うことができる。そして、定着器32をフ
レーム12に取付けた後、ニップ制御レバー76を操作
して定着ロール66U、66Lのニップを閉じる動作を
忘れて端部カバー16を閉じる場合でも、端部カバー1
6のレバー駆動片16Fが、ニップ制御レバー76に接
触してニップ制御レバー76をニップ位置へ駆動する。
図12においては、開放位置にある端部カバーが16で
示され、閉鎖途上にある端部カバーが16′で示され
る。図13においては、閉鎖位置にある端部カバーが1
6で示される。
【0055】さらに、図12及び図13においては、用
紙Pの画像形成面側に位置する上定着ロール66Uに対
して、オイル供給装置86と、オイルブレード88と、
クリーニング装置90とが設けられる。オイル供給装置
86及びオイルブレード88は定着ロール66Uの回転
方向で見てニップの上流側に配置され、クリーニング装
置90はニップの下流側に配置される。オイル供給装置
86は上定着ロール66Uにオイルを塗布して用紙Pが
同ロールにくっつくのを防止するものである。オイルブ
レード88はオイル供給装置86によって塗布されたオ
イルの余分な量をかき落とし、均一にするものである。
クリーニング装置90は上定着ロール66Uに付着した
残存トナー等を清掃するものである。
【0056】図14及び図15はオイル供給装置86の
詳細図である。オイル供給装置86は定着器32の上部
に配置されたオイルタンク86aと、オイルチューブ8
6bと、オイルリザーバ容器86c内に配置されたリザ
ーバフェルト86dと、リザーバフェルト86dに接触
して配置されたオイル供給用フェルト86eとからな
る。
【0057】オイルチューブ86bはオイルタンク86
aから下向きに延びてリザーバフェルト86dに接触す
る。従って、オイルが常にリザーバフェルト86dに溜
まっている。オイル供給用フェルト86eは、リザーバ
フェルト86dに接触し、リザーバフェルト86dから
上向きに延びる垂直部と、この垂直部からほぼ垂直に曲
げられた第1の水平部と、第1の水平部からヘヤピン状
に折り曲げられた第2の水平部とからなる。ヘヤピン状
に折り曲げられた部分86fが上定着ロール66Uに接
触する。
【0058】支持板86gがオイル供給用フェルト86
eの第1の水平部と第2の水平部との間に挿入され、固
定板86hが第2の水平部の上に配置される。支持板8
6gは定着器32に取付けられたブラケット32aにネ
ジ86iによって取付けられる。支持板86gの穴とネ
ジ86iとの間にはガタがあり、よって支持板86gは
ブラケット32a32aに可動に取付けられており、オ
イル供給用フェルト86eは定着器32に対して許容さ
れた範囲で可動に支持される。固定板86hはネジ86
jによって支持板86gとオイル供給用フェルト86e
の第1の水平部と第2の水平部とを一体化する。
【0059】ばね87が固定板86hを下向きに付勢す
るように配置される。従って、オイル供給装置86のオ
イル供給用フェルト86eはばね87の弾性力によって
上定着ロール66Uに対して付勢されることになる。実
施例では、2つのばね87がオイル供給用フェルト86
eの両端近くの位置に配置される。このように、オイル
供給用フェルト86eがばね87の弾性力によって上定
着ロール66Uに対して付勢されるので、オイル供給用
フェルト86eの上定着ロール66Uに対する接触圧が
局部的に変動することがなく、オイルが上定着ロール6
6Uに均一に付着する。
【0060】図12及び図16に示されるように、クリ
ーニング装置90は、フェルト支持部材90aと、2条
のフェルト90b、90cとからなる。フェルト支持部
材90aは定着器32に適切に取付けられる。2条のフ
ェルト90b、90cはぞれぞれ上定着ロール66Uに
接触するようにフェルト支持部材90aに取付けられて
いる。この実施例では、フェルト90bの上定着ロール
66Uに対する接触圧と、フェルト90cの上定着ロー
ル66Uに対する接触圧とは、互いに変えてある。例え
ば、各フェルト90b、90cの上定着ロール66Uに
対する接触圧は、各フェルト90b、90cが上定着ロ
ール66Uに接触したときのフェルトの変形厚さt1
2 で示されており、2つのフェルト90b、90cの
変形厚さの差(t1 −t2 )は約1mmである。
【0061】上定着ロール66Uに最初に接触するフェ
ルト90cの接触圧は、上定着ロール66Uに後で接触
するフェルト90bの接触圧よりも低い。このようにす
ることによって、2つのフェルト90b、90cは上定
着ロール66Uに付着した残存トナー等をほぼ均等に清
掃することができ、よっていずれからのフェルトが早期
に汚れてしまうのを防止することができる。もし両方の
フェルト90b、90cが等しい接触圧で取付けられて
いると、上定着ロール66Uに最初に接触するフェルト
90cが極端に多くの残存トナー等を清掃し、その結果
早期に汚れてしまい、全体として早期に寿命が短くな
る。
【0062】図17から図19は、上記した入口側用紙
ガイド68を手動操作できるようにした例を示す図であ
る。この例においては、手動操作されるレバー92が定
着器32に設けられ、入口側用紙ガイド68を手動操作
するようになっている。図17に示されるように、レバ
ー92の先端部は入口側用紙ガイド68にほぼ接触して
おり、入口側用紙ガイド68の先端部は2つの定着ロー
ル間のニップ部よりも少しだけ上にある。図18に示す
ように、はね上がりやすい厚い用紙が使用されるときに
は、レバー92を操作して入口側用紙ガイド68の先端
部を少し下げる。それによって、用紙のはね上がりを防
止する。
【0063】入口側用紙ガイド68が比較的に硬い場合
には、入口側用紙ガイド68全体が動くようにすること
ができる。図19に示されるように、入口側用紙ガイド
68は、その中央寄りの位置ではガタのある取付け方で
ネジ94Aによって定着器32に取付けられており、そ
の外側寄りの位置では板バネ94B及びネジ94Cによ
り定着器32に取付けられている。従って、レバー92
の先端部が入口側用紙ガイド68を下に押すと、入口側
用紙ガイド68は板バネ94Bの弾性変形及びネジ94
Aのまわりでのガタによって変位することができる。
【0064】図20は画像形成装置10のフレーム12
に設けられた制御パネルCP(図3)の例を示す図であ
る。この制御パネルCPは用紙の種類や処理モードの種
類に応じて定着ロール66U、66Lの速度を制御する
機能を与えられている。上記したように、定着ロール6
6U、66Lの用紙搬送速度は用紙搬送ベルト22の用
紙搬送速度よりも低くなっており、用紙Pは用紙搬送ベ
ルト22と定着ロール66U、66Lとの間で図7に示
されるように湾曲して搬送される。用紙が用紙搬送ベル
ト22の出口端部を離れるときに、湾曲した用紙の後端
部がはね上がり、用紙の汚れの原因となる。そのため
に、上記実施例では、入口側用紙ガイド68が下方に動
くことができるように構成した。
【0065】定着ロール66U、66Lの用紙搬送速度
と用紙搬送ベルト22の用紙搬送速度とが同じであれ
ば、用紙は湾曲せず、はね上がりの問題は解消される。
しかし、定着ロール66U、66Lの駆動モータは、用
紙搬送ベルト22の駆動モータとは別であり、且つ用紙
の種類及び定着ロールの熱によるロール径の変に応じて
定着ロール66U、66Lの用紙搬送の作用が変化する
ので、定着ロール66U、66Lの用紙搬送速度と用紙
搬送ベルト22の用紙搬送速度とを同じにすることがで
きない。そのために、定着ロール66U、66Lの用紙
搬送速度は用紙搬送ベルト22の用紙搬送速度よりも低
い最適な値に設定されているのである。定着ロール66
U、66Lの用紙搬送速度はこの最適設定値に対して調
節できるようになっている。
【0066】図21は定着ロールの速度制御の例を示す
ブロック図である。図21においては、制御パネルCP
から、用紙の種類及び印刷モードに応じて定着ロール6
6U、66Lの駆動モータの速度を設定することができ
るようになっている。例えば、図20において、制御パ
ネルCPはオンラインボタン、セットアップボタン、続
行ボタン、リセットボタン等を含んでいる。定着ロール
66U、66Lの速度設定を行うためには、特殊モード
を使用する。これらのボタンのうちの2つのボタンを同
時に押しながら電源をオンにすると、特殊モードとな
る。例においては、図20の下段に示されたボタンが表
れる。
【0067】メニューボタンを押すと、カラーモードと
表示され、選択ボタンを押すと図22に示すような選択
値が表示される。選択値5は、上記した最適設定値に基
づいて設定された初期値に対応し、選択値が5より大き
くなると、速度が初期よりも0.25%ずつ大きくな
り、選択値が5より小さくなると、速度が初期よりも
0.25%ずつ小さくなる。
【0068】カラーモードは、標準的な厚さの用紙にカ
ラー印刷する場合を示し、この場合に適した選択値を選
択し、設定ボタンで設定する。次にメニューボタンを押
すと、厚紙モードと表示される。厚紙モードは標準的な
厚さの用紙よりもかなり厚い用紙(例えば120Kg)
にカラー印刷する場合を示し、この場合に適した選択値
を選択し、設定ボタンで設定する。さらに、メニューボ
タンを押すと、OHPモードと表示される。OHPモー
ドはOHPにカラー印刷する場合を示し、この場合に適
した選択値を選択し、設定ボタンで設定する。さらに、
メニューボタンを押すと、モノクロモードと表示され
る。この場合に適した選択値を選択し、設定ボタンで設
定する。このようにして、定着ロール66U、66Lの
駆動モータの速度を設定する。
【0069】図23はたわみ量センサを使用して自動的
に定着ロール66U、66Lの駆動モータの速度を設定
する例を示すフローチャートである。図7に示されるよ
うに、たわみ量センサ98は例えば用紙の搬送路の上方
に配置され、非接触式で用紙Pとの間の距離を測定する
ことにより用紙Pのたわみ量を検出する。図23のステ
ップS1において、定着ロール66U、66Lの駆動モ
ータの速度値Vを入力する。この速度値Vは、装置の最
初の運転時には上記最適設定値であり、その後は最適設
定値に基づいて補正し、前回使用した記憶値である。ス
テップS2において、用紙Pのたわみ量Fを非接触式の
センサ98によって検出する。ステップS3において、
検出された用紙Pのたわみ量Fがたわみ量の所定値V1
よりも大きいかどうかを判断する。結果がイエスであれ
ば、ステップS4へ進み、速度増減率V1 を計算する。
速度増減率V1 は例えば図22の選択値と同様にしてた
わみ量の関数のテーブルとしてコンピュータに記憶され
ている。ステップS5において、速度値Vを、速度値V
と速度増減率V1 との積として求める。ステップS6に
おいて、こうして補正した速度値Vをモータ駆動回路に
入力し、定着ロール66U、66Lの回転速度を変更す
る。ステップS3でノーの場合には、補正しない速度値
Vをモータ駆動回路に入力し、定着ロール66U、66
Lの回転速度をそのままにして駆動する。
【0070】図24は温度センサを使用して自動的に定
着ロール66U、66Lの駆動モータの速度を設定する
例を示すフローチャートである。温度センサは、例えば
図12に示されたサーミスタ67Uを利用する。図24
のステップS11において、定着ロール66U、66L
の駆動モータの速度値Vを入力する。ステップS12に
おいて、定着ロール66Uの温度Tを検出する。ステッ
プS13において、速度増減率V1 を計算する。速度増
減率V1は温度の関数のテーブルとしてコンピュータに
記憶されている。ステップS14において、速度値V
を、速度値Vと速度増減率V1 との積として求める。ス
テップS15において、こうして補正した速度値Vをモ
ータ駆動回路に入力し、定着ロール66U、66Lの回
転速度を変更する。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ニップ制御機構と連動する定着器固定手段を設けること
により、定着器を簡単に脱着できる。また、用紙ガイド
を可動にすることによって、又は定着ロールの速度を補
正することができるようにすることによって、用紙に汚
れが発生しないようにすることができる。また、定着器
のトナーをかき落とすためのクリーニング部材が効率よ
く且つ寿命長くトナーをかきおとすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による画像形成装置を示す概略
側面図である。
【図2】端部カバーが開放位置にある図1の画像形成装
置の一部を示す概略側面図である。
【図3】図1の画像形成装置の平面図である。
【図4】端部カバーを省略した図1の画像形成装置の一
部を示す平面図である。
【図5】フレームの固定台に設けられた位置決めピン及
び定着器の取付け部を示す部分断面図である。
【図6】図1のプリントアッセンブリを示す側面図であ
る。
【図7】用紙搬送ベルトの一部及び定着器を示す概略側
面図である。
【図8】定着器の後面図である。
【図9】定着器の平面図である。
【図10】カバーを取り外した状態の定着器の一部の平
面図である。
【図11】ニップ状態にある図10の定着器を示す図で
ある。
【図12】定着器の内部の詳細な構成を示す図である。
【図13】ニップ状態にある図12の定着器を示す図で
ある。
【図14】オイル供給装置を示す断面図である。
【図15】図14のオイル供給用フェルトを示す平面図
である。
【図16】図12のクリーニング装置を示す平面図であ
る。
【図17】手動操作される用紙ガイドをもった定着器の
例を示す図である。
【図18】図17の用紙ガイドを下げた状態の定着器を
示す図である。
【図19】図17の定着器を示す平面図である。
【図20】制御パネルを示す図である。
【図21】定着ロールの速度制御の例を示すブロック図
である。
【図22】定着ロールの速度制御で使用される選択値の
例を示す図である。
【図23】定着ロールの速度制御の例を示すフローチャ
ートである。
【図24】定着ロールの速度制御の例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10…画像形成装置 12…フレーム 14…トップフレーム 16…端部フレーム 18…位置決めピン 20B,20C,20M,20Y…プリントアッセンブ
リ 22…用紙搬送ベルト 32…定着器 36…感光体 38…前帯電器 40…光学ヘッド 42…現像器 44…転写要素 66U、66L…定着ロール 68…入口側用紙ガイド 76…ニップ制御レバー 78…取付け部 86…オイル供給装置 90…クリーニング装置
フロントページの続き (72)発明者 今度 晋 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA08 AA29 AA37 BA03 BA08 BA52 BA56 BB01 BB28 BB35 CA01 CA04 CA13 CA16 CA17 CA27 CA30 CA36 2H071 BA03 BA13 BA15 BA16 BA29 DA12 DA13 DA31 EA18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、 画像を形成することのできる少くとも1つのプリントア
    ッセンブリと、 用紙を挟持し、搬送する一対の定着ロール、該一対の定
    着ロールをニップ位置と非ニップ位置との間で動かすた
    めのニップ制御機構、及び該ニップ制御機構と連動し、
    フレームに対し固定、固定解除を行う定着器固定手段を
    有する定着器と、 用紙をプリントアッセンブリを通って該定着器へ搬送す
    る用紙搬送手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 該少くとも1つのプリントアッセンブリ
    は複数のプリントアッセンブリからなり、各プリントア
    ッセンブリは、感光体と、該感光体を帯電させる帯電器
    と、該感光体に静電潜像を形成するための潜像形成手段
    と、該静電潜像を現像するための現像器と、現像された
    トナー像を用紙に転写するための転写要素とを含み、該
    潜像形成手段がプリントアッセンブリを覆うようにフレ
    ームに可動に取り付けられたトップカバーに取り付けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 該ニップ制御機構は、該端部カバーが開
    放位置から閉鎖位置に動くときに該端部カバーと連動す
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 該フレームは該定着器の位置決めのため
    に該定着器の穴に挿入される位置決めピンを有し、該定
    着器固定手段は該ニップ制御機構と協働して該位置決め
    ピンと係合可能なロック部材を含むことを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 該ニップ制御機構は手動操作可能なレバ
    ーを含む、該ロック部材はレバーに連動するカム板から
    なり、該位置決めピンは該カム板が係合可能な小径部を
    有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 フレームと、 画像を形成することのできる少くとも1つのプリントア
    ッセンブリと、 用紙を挟持し、搬送する一対の定着ロールと、用紙の厚
    さに応じて用紙の走行路に対して上下に移動可能に構成
    され、該定着ローラ間に用紙をガイドする入口側用紙ガ
    イドと、 用紙をプリントアッセンブリ及び該入口側用紙ガイドを
    通って定着ローラへ搬送する用紙搬送手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 該入口側用紙ガイドは用紙の厚さに応じ
    てたわむことのできる弾性的な部材からなることを特徴
    とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 該入口側用紙ガイドを用紙の種類に応じ
    て動かすための手段を含むことを特徴とする請求項6に
    記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 フレームと、 画像を形成することのできる少くとも1つのプリントア
    ッセンブリと、 用紙を挟持し、搬送する一対の定着ロールを有する定着
    器と、 用紙をプリントアッセンブリ及び該定着器を通って搬送
    する用紙搬送ベルトと、 該用紙搬送ベルトの速度に対する該定着ロールの速度を
    用紙の種類に応じて変えることのできる手段とを備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 フレームと、 画像を形成することのできる少くとも1つのプリントア
    ッセンブリと、 用紙を挟持し、搬送する一対の定着ロール、及び該定着
    ロールの表面を清掃するために該定着ロールに対する接
    触圧を定着ローラの回転方向で変えてある少なくとも2
    条のクリーニングフェルトを含むクリーニング部材を有
    する定着器と、 用紙をプリントアッセンブリ及び該定着器を通って搬送
    する用紙搬送手段とを備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
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