JP4639131B2 - 画像形成装置、ユニット位置調整方法 - Google Patents

画像形成装置、ユニット位置調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に係り、詳しくは、装置本体の骨組みを形成する構造体と、トナー像を担持・搬送する表面移動体、または記録体を搬送する表面移動体を備え、構造体に固定される表面移動体ユニットとを有する画像形成装置、及び画像形成装置に本体に対する表面移動体ユニットのユニット位置調整方法に関するものである。
従来、電子写真方式の画像形成装置は、複写機、プリンタ、プロッタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機などとして広く応用されている。この種の画像形成装置は、像担持体である感光体を帯電装置で帯電した後、光書込装置などにより露光によって感光体に潜像を形成し、潜像を現像装置の現像剤で現像してトナー像化する。トナー像化した後、このトナー像を転写装置でシート状の記録体に転写し、記録体に転写された画像を定着装置で定着して画像を形成している。
また、このような画像形成装置では、装置本体は鋼板製の前後の側板と、ベース部材、及びステーやフレーム部材で構成される構造体と、この構造体の外周を覆う外装とで構成されている。そして、構造体内には、感光体、帯電装置、光書込装置、転写装置、定着装置、給紙装置などを収納している。
このような画像形成装置において、給紙装置から記録体を搬送する用紙搬送ローラと定着装置内の定着ローラとの平行度を保つことができないと、それぞれのローラの搬送方向にずれがあるため、用紙のスキューや台形画像といった不具合が発生する恐れがある。
また、感光体の回転軸と転写装置の中間転写体の回転軸(ベルト状である場合は支持ローラの回転軸)との平行度を保つことができないと、感光体と中間転写体との距離が軸方向について異なり、中間転写体に転写される画像の軸方向に濃度ムラが生じる恐れがある。
さらに、中間転写体の回転軸と用紙搬送ローラの回転軸との平行度を保つことができないと、記録体への転写部における記録体の移動方向と、中間転写体の移動方向とに傾きが生じ、記録体に対して傾いた状態で画像を形成される恐れがある。
感光体や中間転写体などのトナー像を担持・搬送する表面移動体、及び用紙搬送ローラや定着ローラなどの記録体を搬送する表面移動体は、表面移動体同士の平行度がずれていると、上述のような不具合が生じるため、その平行度を高精度に保つ必要がある。
表面移動体同士の平行度を高めるために、各部品の部品精度を向上したり、表面移動体を備えた表面移動体ユニットと構造体とを精度良く組み付けるための専用の組み付け冶具を装置の組み立て時に用いたりすることが考えられる。
特開2004−13167号公報
しかしながら、部品精度を向上することは困難であり、コスト高につながる。また、部品精度には限界があり、多くの部品からなる画像形成装置では、部品精度の公差の積み重ねにより表面移動体同士の平行度がずれてしまう場合がある。なお、部品精度の向上により表面移動体同士の平行度を保つ場合は、部品自体のバラツキを小さくすることはもちろんであるが、組み付け時の組み付け誤差も小さくする必要がある。そして、この組み付け誤差を小さくすることにも限界がある。
また、組み付け冶具を装置の組み立て時に用いる場合では、冶具自体に高精度が要求されることになり、冶具について難易度が高い設計、製造が要求される。さらに、冶具の製造や、冶具を用いた組み立てによる平行度の精度向上にも限界がある。
近年の高品位の画像への対応のためには、表面移動体同士の平行度をより高精度に保った画像形成装置が望まれる。
本発明は、以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、表面移動体同士の回転軸の平行度を高精度にし、高品質な画像形成を行うことができる画像形成装置と、画像形成装置に本体に対する表面移動体ユニットのユニット位置調整方法とを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、装置本体の骨組みを形成する構造体と、トナー像を担持・搬送する表面移動体、または記録体を搬送する複数の表面移動体と、複数の該表面移動体の一部を備えた表面移動体ユニットと、該表面移動体ユニットとは別に該構造体に対して固定された該表面移動体とを有する画像形成装置において、該構造体とは別部材で該表面移動体ユニットを支持し、該構造体に対する該表面移動体ユニットの位置を固定するユニット支持部材と、該構造体に対する該ユニット支持部材の位置を調整するユニット位置調整部材とを備え、該ユニット支持部材に対する該表面移動体ユニットの位置を固定する固定部材を該ユニット支持部材が備えることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記表面移動体ユニットは上記表面移動体としてローラ状またはベルト状の定着部材を備えた定着ユニットであることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記表面移動体ユニットは上記表面移動体としてドラム状またはベルト状の感光体を備えた感光体ユニットであることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記表面移動体ユニットは上記表面移動体としてローラ状またはベルト状の中間転写体からなる中間転写ユニットであることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3または4の画像形成装置において、上記ユニット支持部材は上記表面移動体ユニットを上記構造体に対する所定の位置までガイドするガイド部材であることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4または5の画像形成装置において、一つの上記表面移動体ユニットに対して上記ユニット支持部材を2つ備え、これらの該ユニット支持部材は上記表面移動体の軸方向の両端部をそれぞれ支持し、該ユニット支持部材の一方の上記構造体に対する位置を、他方の該構造体に対する位置とは独立で調整できることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像形成装置において、上記ユニット支持部材の少なくとも一方は上記ユニット位置調整部材を複数備え、複数の該ユニット位置調節部材はそれぞれ個別に調整可能であることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項6または7の画像形成装置において、上記ユニット支持部材の一方のみに上記ユニット位置調整部材を備え、該ユニット支持部材の他方は上記構造体に対して固定であることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の画像形成装置において、上記ユニット支持部材が上記構造体に対して固定である側から上記表面移動体ユニットに対して上記表面移動体の動力を入力することを特徴とするものである。
また、の発明は、ことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、上記ユニット位置調整部材を備えた上記ユニット支持部材の上記構造体側に位置決め用凸部を設け、該構造体に該位置決め用凸部が係合する位置決め用長穴を設け、該位置決め用長穴の幅方向は該位置決め用凸部の幅と一致し、該位置決め用長穴の長手方向は該位置決め用凸部の幅よりも広く形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、上記ユニット位置調整部材は、上記構造体に設けられた丸穴に係合する第一円柱部と上記ユニット支持部材に設けられた丸穴または略丸穴に係合する第二円柱部とを備え、該第一円柱部と該第二円柱部との中心軸が一致していないカム部材であることを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項11の画像形成装置において、上記カム部材にリセスを設けたことを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項11の画像形成装置において、上記カム部材にレバーを設けたことを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、請求項11、12または13の画像形成装置において、上記カム部材に矢印を設け、上記装置本体に目盛りを設けたことを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、請求項11、12、13または14の画像形成装置において、上記カム部材のクリック機構を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項16の発明は、トナー像を担持・搬送する表面移動体、または記録体を搬送する表面移動体を備えた表面移動体ユニットの画像形成装置本体に対する固定位置を調整するユニット位置調整方法において、該画像形成装置本体の骨組みを形成する構造体とは別部材で、該表面移動体ユニットを該構造体に対して固定するユニット支持部材であって、該ユニット支持部材に対する該表面移動体ユニットの位置を固定する固定部材を備えた該ユニット支持部材の該構造体に対する位置をユニット位置調整部材によって調整することにより、該表面移動体ユニットの該画像形成装置本体に対する固定位置を調整することを特徴とするものである。
また、請求項17の発明は、請求項16のユニット位置調整方法において、上記ユニット支持部材が上記表面移動体ユニットを支持した状態で、上記構造体に対する上記ユニット支持部材の位置を調整することを特徴とするものである。
また、請求項18の発明は、請求項16または17のユニット位置調整方法において、上記ユニット位置調整部材はカム部材であって、該カム部材を揺動させることにより、上記構造体に対する上記ユニット支持部材の位置を調整することを特徴とするものである。
また、請求項19の発明は、請求項18のユニット位置調整方法において、偏心量が異なる複数の上記カム部材を用意し、該カム部材を組み替えることによって、該カム部材を揺動させることによる、上記構造体に対する上記ユニット支持部材の位置の調整幅を変更することを特徴とするものである。
上記請求項1乃至19の発明においては、表面移動体を備えた表面移動体ユニットを支持し、構造体に対する表面移動体ユニットの位置を固定するユニット支持部材と、構造体に対するユニット支持部材の位置を調整するユニット位置調整部材とを備えているので、画像形成装置を組み上げた状態で構造体に対する表面移動体ユニットの位置を調整することが出来る。
請求項1乃至19の発明によれば、画像形成装置を組み上げた状態で、構造体に対する表面移動体ユニットの位置を調整することができるので、この表面移動体ユニットが備える表面移動体と構造体に固定された他の表面移動体との位置関係も調整できる。これにより、表面移動体同士の回転軸の平行度を高精度となるように調整することができ、高品質な画像形成を行うことができるという優れた効果がある。
[実施形態1]
以下、本発明を適用した画像形成装置の実施形態の一例(以下、本実施形態を実施形態1という。)として、電子写真方式の複写機(以下、単に複写機100という)について説明する。
図1は、実施形態1に係る画像形成装置としての複写機100全体の外観斜視図である。実施形態1の画像形成装置は、原稿読取部と画像形成部を備えた複写機の一例であるが、LANケーブルや電話回線と接続することにより、プリンタ、スキャナ、ファクシミリとしても用いることができる。
複写機100では、本体の略中央部に画像形成部としてのプリンタ部22が配置され、そのプリンタ部22の直下に2段の給紙部23が配置されている。また、プリンタ部22の上部には胴内排紙型と呼ばれる排紙部24が設けられており、その上方に原稿読取部としてのスキャナ部25が配置されている。
また、このスキャナ部25の正面側には、複写機100の複数の機能を操作するための入力手段(スタートキー、テンキー、機能設定キー、リセットキー、クリア/ストップキー等の各種キー)と、各種入力情報や装置の状態を表示する表示手段(液晶表示パネル、あるいは入力手段を兼ねた液晶タッチパネル等)とを有する操作部26が設けられている。
図2は、複写機100の概略構成図である。
プリンタ部22の上部のスキャナ部25は、原稿が載置される原稿台であるコンタクトガラス25a、原稿を照明する照明光源25bなどを備えている。さらに、原稿からの反射光を反射する第1ミラー25c、第2ミラー25d、第3ミラー25c、原稿からの反射光を結像する結像レンズ25f、その結像位置に配置され原稿画像を読み取るCCD等の読取手段であるイメージセンサ25g等を備えている。
このスキャナ部25の上には、コンタクトガラス25aに載置された原稿を押さえる圧板、コンタクトガラス25aに原稿を自動給紙する図示しない自動原稿給紙装置(ADF)などが設けられる。
複写機100の中央部にはプリンタ部22が設けられており、このプリンタ部22には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(B)の各色の画像を形成するための4つの画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Bが設けられている。画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Bの上方には、無端ベルト状の中間転写体である中間転写ベルト37aを有する中間転写ユニット37が配置されており、画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Bの下側には光書込装置33が設置されている。
画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Bの構成は同じであり、像担持体としての感光体ドラム31Y,31C,31M,31Bをそれぞれ有している。そして、その回りにはそれぞれ各感光体専用の帯電装置32Y,32C,32M,32B、現像装置34Y,34C,34M,34B、一次転写ローラ35Y,35C,35M,35B、クリーニング装置36Y,36C,36M,36Bが配置されている。
光書込装置33は4つの画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Bに対して配置され、中央に1つの偏向器を有し、4つの光源からの光束を一つの偏向器で4系統に振り分けて偏向走査し、4つの感光体ドラム31Y,31C,31M,31Bに潜像を書込むものである。そして、各色毎に用意されたレーザダイオード(LD)方式の4つの光源と、光源から出射されたレーザ光束をコリメートする光学系と、ポリゴンミラー(回転多面鏡)とポリゴンモータから構成される1つの偏向器(ポリゴンスキャナ)と、各光源の光路に配置されたfθレンズ等の走査・結像用のレンズや補正用レンズ、ミラー等からなる光学系とで構成されている。そして、各色の画像情報に応じてレーザダイオードから射出されたレーザ光はポリゴンスキャナにより偏向走査され、各色の感光体ドラム31Y,31C,31M,31Bに照射される。
また、プリンタ部22と排紙部24の間には、各画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Bの現像装置34Y,34C,34M,34Bにトナーを補給するためのトナーボトル52Y,52C,52M,52Bが設けられている。各トナーボトル52Y,52C,52M,52Bには、図中左からイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(B)のトナーが充填されている。このトナーボトル52Y,52C,52M,52Bから図示しない搬送経路によって、所定の補給量だけ各色の現像装置34Y,34C,34M,34Bに各色のトナーが補給される。
中間転写ユニット37の中間転写ベルト37aは、駆動ローラと従動ローラ及び一次転写ローラに支持されており、図中の矢印の向きに回動される。この中間転写ベルト37aの右側には二次転写ローラ42が設けられている。また、中間転写ベルト37aの左側には、中間転写ベルトクリーニング装置38が設けられている。
複写機100の下部の給紙部23には、記録体としての記録用紙Pが収納された2段の第一給紙カセット23a及び第二給紙カセット23bが設置されている。
いずれか一方の給紙カセットから第一給紙装置39aまたは第二給紙装置39bにより記録用紙Pが給紙され、第一搬送ローラ40aまたは第二搬送ローラ40bを介してレジストローラ41に向けて給紙されるようになっている。また、レジストローラ41に給紙された記録用紙Pは、所定のタイミングで二次転写ローラ42に向けて送り出される。
二次転写ローラ42の上方には、定着ユニット9が設置されている。この定着ユニット9内には、例えば定着ローラ9aと加熱ローラ9bに支持された定着ベルト9cと、定着ベルト9cに圧接する加圧ローラ9dが設けられている。また、定着ユニット9の上方には、排紙部24へ向けて用紙を搬送し排紙する搬送ローラ43や排紙ローラ44が設けられている。さらにその上には、両面プリント時に搬送路を切換える切換え爪45や、スイッチバック式に用紙の向きを反転するための反転搬送ローラ46及び反転搬送路47が設けられている。この反転搬送路47に一時的にスタックされた用紙は、反転搬送ローラ46で向きを反転されて、両面用搬送路を第一両面搬送ローラ48、及び第二両面搬送ローラ49により搬送され、レジストローラ41に再給紙される。
次にこの画像形成装置の動作について説明する。コピーを行うときは、圧を開いてスキャナ部25のコンタクトガラス25a上に原稿をセットするか、あるいは図示しないADFの原稿台に原稿をセットする。
そして、操作部26のスタートスイッチを押すと、ADFに原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス25a上へと移動した後にスキャナ部25を駆動する。他方、コンタクトガラス25a上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ部25を駆動する。そして、光源25bと第1ミラー25cを有する第1走行体、および第2ミラー25dと第3ミラー25eを保持する第2走行体を走行する。そして、光源25bから光を放射し、原稿面からの反射光を第1ミラー25cで反射して第2走行体に向け、第2走行体の第2ミラー25d、第3ミラー25eで反射して結像レンズ25fを通してイメージセンサ25gに入れ、イメージセンサ25gで原稿内容を読み取る。その後、操作部26でのモード設定、あるいは操作部で自動モード選択が設定されている場合には原稿の読み取り結果に従い、フルカラーモードまたは白黒モードで画像形成動作を開始する。
プリンタ部22では、まず、帯電装置32Y,32C,32M,32Bkによって各感光体ドラム31Y,31C,31M,31Bが一様に帯電される。その後、感光体ドラム31Y,31C,31M,31Bは、4つのレーザ光源と共通の偏向器と4系統の走査光学系を有する光書込装置33によりレーザ光にて露光走査され、感光体ドラム31Y,31C,31M,31B上に静電潜像が作られる。
各静電潜像は、それぞれ各色の現像装置34Y,34C,34M,34Bにより現像され、感光体ドラム31Y,31C,31M,31Bの表面にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナー像がそれぞれ形成される。
次に一次転写ローラ35Y,35C,35M,35Bに一次転写電圧が印加され、感光体ドラム31Y,31C,31M,31B上のトナーが、中間転写ベルト37a上に順次転写されていく。この時、各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト37aの同じ位置に重ねて転写されるように、上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。
上述の一次転写動作にタイミングを合わせて、給紙部23の第一給紙カセット23a、第二給紙カセット23bいずれかから記録材としての記録用紙Pが第一給紙装置39a、第二給紙装置39bで給紙される。または、手差し用テーブル29から給紙ローラ50で給紙される。記録用紙Pの先端がレジストローラ41まで到達すると図示しなセンサによって検知され、この検出信号でタイミングを取りながら、レジストローラ41によって記録用紙Pが二次転写ローラ42と中間転写ベルト37aの間の2次転写ニップ部に搬送される。
そして中間転写ベルト37a上に形成された画像は、二次転写ローラ42の位置まで搬送され、記録用紙Pに一括して二次転写される。画像が転写された記録用紙Pは、定着ユニット9に搬送されて熱と圧力により画像が定着され、搬送ローラ43で排紙部24に向けて搬送され、排紙ローラ44で排紙される。これにより記録用紙P上にカラー画像を得ることができる。
また、操作部26で両面モードが選択され、両面コピーを行うときには、切換え爪45で搬送路を切換え、定着済みの記録用紙Pを反転搬送路47に一時的にスタックした後、反転搬送ローラ46でスイッチバック式に進行方向を反転する。そして、画像形成動作にタイミングを合わせて、両面用搬送路を第一両面搬送ローラ48及び第二両面搬送ローラ49により搬送し、レジストローラ41に再給紙する。そして、レジストローラ41で再び二次転写部に給紙し、記録用紙Pの裏面側に画像を転写する。裏面側にも画像が転写された記録用紙Pは、定着ユニット9に搬送されて熱と圧力により画像が定着され、搬送ローラ43で排紙部24に向けて搬送され、排紙ローラ44で排紙される。これにより記録用紙Pの両面にカラー画像を得ることができる。
なお、感光体ドラム31Y,31C,31M,31B上の残留トナーは、それぞれのクリーニング装置36Y,36C,36M,36Bでクリーニングされる。その後、直流に交流成分のバイアスが重畳印加された帯電装置32Y,32C,32M,32Bによって除電と同時に帯電され、次の作像に備える。
また、中間転写ベルト37a上の残留トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置38によってクリーニングされ、次の作像工程に備える。
以上、画像形成装置の内部構成の一例を示したが、本発明に係る画像形成装置は上記の構成に限るものではない。すなわち、図2の例ではタンデム方式の画像形成部を示したが、これに代えて、1つの感光体と複数の現像装置及び中間転写体を備える構成(所謂1ドラム−中間転写方式)のカラー画像形成部としてもよい。また、単色画像のみを形成するモノクロ式の画像形成部としてもよい。
また、図1ではスキャナ部25を備えた構成を例示したが、スキャナ部25を外せば、プリンタの構成となる。
次に、複写機100の組み付けについて説明する。
図1に示す複写機100では、プリンタ部22と給紙部23が設置される装置本体には、外装の内部に例えば図3に示すような構造からなる構造体200を備えている。なお、図1及び図3において、図中の矢印Aの側が装置前側、矢印Bの側が装置後側、矢印Cの側が装置左側、矢印Dの側が装置右側である。
構造体200は、金属製のベース3や鋼板製の前側板1、後側板2、定着下ステー7、フレーム、締結部材(ネジ、ボルト、ナット、等)などで構成されている。また、装置の外装は、外装カバーや前開閉扉27、横開閉扉28等の部材で構成されており、外装カバーや前開閉扉27、横開閉扉28等の部材は、プラスチックを用いた樹脂成型によって形成されている。この外装の前開閉扉27は外装カバーに対して開閉可能に設けられ、トナーボトルの交換や画像形成部の保守、メンテンナンス時に作業が容易になるようになっている。また、外装の右側の横開閉扉28は、定着ユニットの装脱や、記録用紙の紙詰まり時の除去処理等の作業がし易いように設けられている。なお、横開閉扉28には、手差し用の給紙テーブル29が開閉可能に設けられている。
次に、表面移動体として、定着ベルト9cと加圧ローラ9dとを備えた表面移動体ユニットである定着ユニット9の構造体200に対する組み付けについて説明する。
図3は複写機100の構造体200を示したものであり、この構造体200は鋼板製の前側板1、後側板2に樹脂製の定着ユニット9を支持するユニット支持部材としての前定着ガイド板4及び後定着ガイド板5を備えている。
図4は構造体200に取り付けられた前定着ガイド板4及び後定着ガイド板5にセットされる定着ユニット9の構造体200にセットした際に前側板1側になる側からの外観を示したものである。また、図5は定着ユニット9の構造体200にセットした際に後側板2側になる側からの外観を示したものである。図4及び図5において、図中の矢印は、図3に示す構造体200に定着ユニット9をセットした状態での向きを示しており、矢印Aの側が装置前側、矢印Bの側が装置後側、矢印Cの側が装置左側、矢印Dの側が装置右側となる。
また、定着ユニット9は、構造体200に対して上下及び左右方向の位置を固定する前定着主基準10及び後定着主基準12を備え、構造体200に対して上下方向の位置のみを固定する前定着従基準11及び後定着従基準13を備えている。
図6は、構造体200の前側板1への前定着ガイド板4の取付け形態を示す斜視図である。図6(a)は前側板1側(矢印A方向)から見た斜視図であり、図6(b)は後側板2側(矢印B方向)から見た斜視図である。図7は、構造体200の後側板2への後定着ガイド板5の取付け形態を示す斜視図である。図7(a)は前側板1側(矢印A方向)から見た斜視図であり、図7(b)は後側板2(矢印B方向)から見た斜視図である。
複写機100では、構造体200の前側板1及び後側板2ともに、定着ユニット9の入る部分を切り欠き、そこに繊維強化樹脂等を使用して樹脂成型により形成した樹脂製の前定着ガイド板4と後定着ガイド板5を取り付けて、ネジ締めしたものである。このように、前定着ガイド板4、及び後定着ガイド板5を樹脂成型で形成した後、構造体の切り欠き部に固定することにより、高剛性の構造体200にすることができる。
また、図6(a)に示すように、前定着ガイド板4には、上部丸穴4bと側部丸穴4cとが設けてあり、前側板1の上部丸穴4bと側部丸穴4cに対向する位置にもそれぞれ丸穴が設けている。そして、詳細は後述するユニット位置調整部材としての上部カム部材20と横部カム部材21とを、ガイド上部丸穴4b及びこれに対抗する位置の丸穴とガイド側部丸穴4c及びこれに対抗する位置の丸穴に取り付けている。
また、図6(b)に示すように、前側板1の切り欠き部の縁には、前定着ガイド板4の前ガイド外周部4aと係合する前側板折り返し部1aが設けてある。同様に、図7(a)に示すように、後側板2の切り欠き部の縁には、後定着ガイド板5の後ガイド外周部5aと係合する後側板折り返し部2aが設けてある。このように、前側板折り返し部1a及び後側板折り返し部2aを設けているので、前定着ガイド板4及び後定着ガイド板5の固定部の剛性をより強化することができる。さらに、前定着ガイド板4と後定着ガイド板5の外周部の密閉性も高くすることができる。
構造体200に固定した前定着ガイド板4には、定着ユニット9側の前定着主基準10の位置決めを行うための前ガイド主基準14と、前定着従基準11の位置決めを行うための前ガイド従基準15とが設けてある。同様に、後定着ガイド板5には、定着ユニット9側の後定着主基準12の位置決めを行うための後ガイド主基準16と、後定着従基準13の位置決めを行うための後ガイド従基準17とが設けてある。さらに、揺動式の定着ロックレバー6が前定着ガイド板4及び後定着ガイド板5の前ガイド従基準15と後ガイド従基準17との近傍にそれぞれ取り付けられるようになっている。
これらの構成により、定着ガイド部材内の形状で、定着ユニット9の位置決めと固定を行えるため、定着ユニット9を精度よく支持することができる。さらに、前定着ガイド板4、後定着ガイド板5には、定着ユニット9の着脱時に定着ユニット9をガイドする、レール形状の定着ガイド部としての前定着ガイドレール18と後定着ガイドレール19とが設けてある。この前定着ガイドレール18及び後定着ガイドレール19は、前定着ガイド板4及び後定着ガイド板5の入り口側から奥側に向けて略水平方向に延びている。そして、前定着ガイドレール18及び後定着ガイドレール19の最奥に前ガイド主基準14及び後ガイド主基準16が設けられている。
複写機100では、前定着ガイド板4及び後定着ガイド板5を樹脂成型で形成しているので、前定着ガイドレール18、後定着ガイドレール19になだらかな段差形状を形成することが容易である。前定着ガイドレール18、後定着ガイドレール19の段差形状は、定着ユニット9の挿入方向(図中矢印D方向)で入り口側18a及び19aが高く、奥側18b及び19bが低くなっており、その中間の段差部はなだらかな斜面になっている。また、前定着ガイド板4の前定着ガイドレール18の入り口には、テーパ18cが設けられている。
図8、図9及び図10は、構造体200に固定された前定着ガイド板4及び後定着ガイド板5に定着ユニット9を挿入し、図中の左方(矢印D方向)に移動させてセットする際の過程を示したものである。図8、図9及び図10では、後側板2に固定した後定着ガイド板5に対する定着ユニット9の位置を示しているが、前定着ガイド板4に対しても同様の位置関係となる。
まず、図は、定着ユニット9の後定着主基準12を、後定着ガイド板5の後定着ガイドレール19の入り口側19aの一段高い段差部に挿入した状態を示している。このとき、定着ユニット9の前定着主基準10も同様に、前定着ガイド板4の前定着ガイドレール18の入り口側18aの一段高い段差部に挿入した状態となっている。この状態では、定着ユニット9を所定の位置よりも一段高い位置で受けているので、定着ユニット9を傾けた状態でセットしても、定着ユニット9の外形が下方にある定着下ステー7の端面に当たらない。定着ユニット9を前定着ガイド板4及び後定着ガイド板5の前定着ガイドレール18及び後定着ガイドレール19に挿入する際には、後側の挿入位置が見えにくいため、定着ユニット9を若干傾けた状態で、後定着主基準12を先に後定着ガイド板5の後定着ガイドレール19の入り口側19aに挿入し、続いて前定着主基準10を前定着ガイド板4の前定着ガイドレール18の入り口側18aに挿入する。この際、前定着ガイド板4の前定着ガイドレール18の入り口には、テーパ18cが設けてあるので、テーパに沿って定着ユニット9の前側の前定着主基準10を挿入することにより、前定着ガイドレール18の入り口側18aの段部に容易に載せることができる。
図9は、図8の状態から定着ユニット9を左方に移動させ、定着ユニット9の後定着主基準12が定着下ステー7の端面を超える位置で後定着ガイドレール19のなだらかな段差部を通過させた状態である。このとき、前定着ガイド板4側でも同様に定着ユニット9の前定着主基準10が定着下ステーの端面を超える位置で、前定着ガイドレール18のなだらかな段差部を通過した状態となる。
図9に示すように、定着ユニット9の前定着主基準10及び後定着主基準12を、前定着ガイドレール18及び後定着ガイドレール19の段差より奥側18b、19bの低い位置に下げる。
図10は、図9の状態からさらに定着ユニット9を左方に移動させた状態である。図10に示すように後定着ガイドレール19の最奥の位置まで来ると、後定着ガイドレール19の後ガイド主基準16に定着ユニット9の後定着主基準12が当接する。一方、前定着ガイド板4側でも同様に、前定着ガイドレール18の最奥の位置まで来ると、前定着ガイドレール18の前ガイド主基準14に定着ユニット9の前定着主基準10が当接する。
これとともに、前定着ガイド板4及び後定着ガイド板5の前ガイド従基準15及び後ガイド従基準17に、定着ユニット9の前定着従基準11及び後定着従基準13が係合し、定着ユニット9がセットされた状態になる。このセット状態で、2つの定着ロックレバー6をそれぞれ定着ユニット9の前定着従基準11及び後定着従基準13に掛止することにより、定着ユニット9を確実に固定することができる。
このように、複写機100では、前定着ガイド板4及び後定着ガイド板5を樹脂成型で形成し、前定着ガイドレール18及び後定着ガイドレール19に段差を設けている。これにより、定着ユニット9の近傍に定着下ステー7等の部品があっても、前定着ガイドレール18及び後定着ガイドレール19の段差を利用して定着ユニット9を上下に動かすことにより、スムーズにセットすることができる。
こののように、複写機100では、密閉性も高く、設計自由度の高い、樹脂製の前定着ガイド板4、後定着ガイド板5を持つ高剛性の構造体を実現することができる。また、主基準と従基準との高さや位置関係が近くても、部品を追加することなく、高精度に支持することができ、定着ユニット9を確実に支持・固定することができる。さらに、定着ユニット9の近傍に定着下ステー7等の部品があっても、前定着ガイドレール18及び後定着ガイドレール19の段差形状を利用して、定着ユニット9をスムーズにセットすることができる。
なお、定着ガイド部材を鋼板で作った場合には、レール部を設けることができても、レール部になだらかな段差を設けることは困難である。
次に、構造体200に対するユニット支持部材としての前定着ガイド板4の位置を調整するユニット位置調整部材としてのカム部材、上部カム部材20及び横部カム部材21について説明する。
図11は横部カム部材21の概略説明図であり、図11(a)は正面図、図11(b)は側面図である。
横部カム部材21は構造体200の前側板1に設けられた丸穴に係合する横第一円柱部21bと、前定着ガイド板4に設けられた略丸穴に係合する横第二円柱部21cと、横ツマミ部21aとを備えている。また、横ツマミ部21aには横カム固定ネジ穴21dが設けられている。図11に示すように、横部カム部材21は、横第一円柱部21bと横第二円柱部21cとの中心軸が一致しないカム部材となっている。
また、上部カム部材20も、横部カム部材21と同様に、上ツマミ部20a、上第一円柱部20b、上第二円柱部20c及び上カム固定ネジ穴20dを備えている。
図12は、構造体200の前側板1への前定着ガイド板4、横部カム部材21、上部カム部材20との取付け個所の分解図である。
図12に示すように、横部カム部材21は前側板1と前定着ガイド板4とに挟まれ、前側板1の設けられた側板横部丸穴1eに横第一円柱部21bが係合し、前定着ガイド板4に設けられた丸に近い横長の側部丸穴4cに横第二円柱部21cが係合するようになっている。同様に上部カム部材20も前側板1と前定着ガイド板4とに挟まれ、前側板1の設けられた側板上部丸穴1fに上第一円柱部20bが係合し、前定着ガイド板4に設けられた丸に近い横長の上部丸穴4bに上第二円柱部20cが係合するようになっている。また、前定着ガイド板4には、側部丸穴4c及び上部丸穴4bのそれぞれを挟むようにネジ穴が設けられており、これらのネジ穴でネジ止めすることにより、前定着ガイド板4を前側板1に対して、固定することができる。
図13は、図横部カム部材21及び上部カム部材20の可動方向と、前定着ガイド板4の可動方向とを示したものである。
図13に示すように、横部カム部材21の横第一円柱部21bと上部カム部材20の上第一円柱部20bとを中心に横部カム部材21及び上部カム部材20を揺動させることにより、前定着ガイド板4が上下方向の位置を調整することが出来る。また、前定着ガイド板4の裏側には、円柱状の位置決め用凸部4dが設けられており、前側板1には、横方向には位置決め用凸部4dの幅と同じ幅で、高さ方向に長い位置決め用長穴1dが設けられ、位置決め用長穴1dに位置決め用凸部4dを差し込むことで前定着ガイド板4の横方向の動きを規制している。これにより、横部カム部材21及び上部カム部材20を揺動することで、上第一円柱部20b、横第一円柱部21bを中心に上第二円柱部20c、横第二円柱部21cが回転するように動いても、前定着ガイド板4が横方向に動くことを規制している。
なお、前定着ガイド板4の上部丸穴4b及び側部丸穴4cの形状はやや横方向に長い形状となっており、前定着ガイド板4に対する上第二円柱部20c、横第二円柱部21cの横方向の位置のずれを吸収できるようになっている。
図14は、横部カム部材21の角度変位による上下方向の調整量を示した調整量説明図である。
出荷時は、横部カム部材21が図14(b)の状態で、前定着ガイド板4を前側板1に固定している。このとき、横第二円柱部21cの中心軸は横第一円柱部21bの中心軸よりも低い位置となっている。ここで、横第二円柱部21cと横第一円柱部21bとの中心軸の高さの差をΔYとする。
図14(a)のように、横ツマミ部21aを矢印α方向に回転させると、横第二円柱部21cと横第一円柱部21bとの中心軸の高さの差であるΔYは、図14(b)の状態よりも小さくなる。これにより、横第二円柱部21cの横第一円柱部21bに対する高さが図14(b)の状態よりも高くなるので、横第二円柱部21cに支持される前定着ガイド板4の横第一円柱部21bと係合する前側板1に対する高さが高くなる。このように、前定着ガイド板4の前側板1に対する高さを上げるように調整することが出来る。
また、図14(c)のように、横ツマミ部21aを矢印β方向に回転させると、横第二円柱部21cと横第一円柱部21bとの中心軸の高さの差であるΔYは、図14(b)の状態よりも大きくなる。これにより、横第二円柱部21cの横第一円柱部21bに対する高さが図14(b)の状態よりも低くなるので、横第二円柱部21cに支持される前定着ガイド板4の横第一円柱部21bと係合する前側板1に対する高さが低くなる。このように、前定着ガイド板4の前側板1に対する高さを引き下げるように調整することが出来る。
なお、図14では、横部カム部材21について説明したが、上部カム部材20についても同様に動かすことができる。
図14に示すように、カム部材を揺動可能とし、カム部材の揺動角度を変位させて、定着ガイド板の上下に移動することができるため、製造時だけでなく、設置場所でも簡単に微調整することができる。
さらに、横部カム部材21は定着ユニット9の前定着主基準10の位置決めを行う前ガイド主基準14の近傍に設けてあり、上部カム部材20は前定着従基準11の位置決めを行う前ガイド従基準15の近傍に設けてある。そして、横部カム部材21と上部カム部材20とを個別に揺動角度を変位させることができるため、定着ユニット9の前定着主基準10と前定着従基準11とをそれぞれ個別に微調整することができる。すなわち、前定着ガイドレール18の角度を微調整することが出来る。これにより、部品の公差や組み付け誤差によって、前定着ガイドレール18と後定着ガイドレール19との平行度がずれて、定着ユニット9にねじれが生じる状態であっても前定着ガイドレール18の角度を微調整し、定着ユニット9のねじれを補正することが出来る。
また、複写機100では、ユニット支持部材は前定着ガイド板4と後定着ガイド板5とで対になって、表面移動体である定着ローラ9aの軸方向両端部をそれぞれ支持している。表面移動体の軸方向の両端で支持するユニット支持部材の位置を調整することで定着ユニット9の位置を調整するものであるので、定着ローラ9aとレジストローラ41との並行どのズレを容易に調整することができる。
さらに、後定着ガイド板5は構造体200の後側板2に対して固定であり、前定着ガイド板4が構造体200の前側板1に対して可動である。後側板2側には、定着ローラ9a及び加圧ローラ9dなどへ駆動量を伝達するギヤが備えられているため、後側板2に対して位置決めがなされる後定着ガイド板5の位置を変位させるとギヤのかみ合いがずれるおそれがある。複写機100では、後定着ガイド板5を固定し、前定着ガイド板4を変位させることにより、平行度を調整しているので、定着ユニット9のギヤのかみ合いがずれることなく、定着ローラ9aとレジストローラ41との平行度を調整することが出来る。
次に、表面移動体ユニットである定着ユニット9の画像形成装置である複写機100本体に対する固定位置を調整するユニット位置調整方法について説明する。
複写機100において、給紙装置から記録体を搬送する用紙搬送ローラのひとつであるレジストローラ41と定着装置である定着ユニット9内の定着ローラ9aとの平行度を保つことができないと、次のような不具合が生じる。
すなわち、レジストローラ41と定着ローラ9aとの平行度を保つことができないと、レジストローラ41による記録用紙Pの搬送方向と定着ローラ9a及び加圧ローラ9dによって形成される定着ニップにおける記録用紙Pの搬送方向とにずれが生じる。搬送方向が異なることにより、記録用紙Pに回転方向の力が加わり用紙のスキューが生じることがある。
また、定着ローラ9aのレジストローラ41に対する距離が、奥側に比べて手前側の方が長くなることに状態で平行度がずれていると、記録用紙Pに形成された画像が奥側よりも手前側の方が長くなる、いわゆる台形画像が生じる。台形画像は、レジストローラ41から搬送される記録用紙Pが、2次転写ニップを通過しきる前に、定着ニップに記録用紙Pが進入する場合に生じる不具合である。これは、定着ローラ9aのレジストローラ41に対する距離が長い側が引っ張られることより、記録用紙Pの奥側と手前側とで線速差が生じることにより発生すると考えられる。具体的には、定着ローラ9aのレジストローラ41に対する距離が、奥側に比べて手前側の方が長いことで、記録用紙Pは奥側よりも手前側の線速が速くなり、転写される画像の手前側が伸びた状態になり台形画像となる。
そこで、出力される画像を見ながら上部カム部材20と横部カム部材21とを調整する。出力される画像の手前側が長くなる台形画像が形成された場合、定着ローラ9aのレジストローラ41に対する距離が、奥側に比べて手前側の方が長くなることにより平行度がずれていることが考えられる。この場合、前側板1に対して前定着ガイド板4の位置を固定する複数のネジを緩めて、前側板1に対する前定着ガイド板4の位置が下がるように、上部カム部材20と横部カム部材21とを調整する。調整した後、上カム固定ネジ穴20d及び横カム固定ネジ穴21dで、二つのカム部材を前側板1に固定し、調整前に緩めた、構造体200の前側板1に対して前定着ガイド板4の位置を固定する複数のネジを締める。
一方、出力される画像の奥側が長くなる台形画像が形成された場合、定着ローラ9aのレジストローラ41に対する距離が、手前側に比べて奥側の方が長くなることにより平行度がずれていることが考えられる。この場合、構造体200の前側板1に対する前定着ガイド板4の位置が上がるように、上部カム部材20と横部カム部材21とを調整する。このように、出力画像に応じてカム部材を用いて前定着ガイド板4の高さを微調整することによって、定着ローラ9aとレジストローラ41との平行度を高精度に保つことができ、高品質な画像形成を行うことが出来る。
なお、上部カム部材20と横部カム部材21との調整は、定着ユニット9をセットした状態で行えるため、定着ローラ9aとレジストローラ41とのアライメントを容易に調整することが出来る。
また、上部カム部材20と横部カム部材21とは、部品として、容易に交換可能である。よって、偏心量が異なる複数のカム部材を用意して、カム部材を組み替えることによって、カム部材を揺動させることによる、構造体200の前側板1に対する前定着ガイド板4の位置の調整幅を変更することも可能である。具体的には、図14に記した横部カム部材21では、調整量が不足する場合、図15に示すような偏心量を大きくした横部カム部材21と組み替える。
図15に示すように、横第一円柱部21bの中心軸に対する横第二円柱部21cの距離を離して、偏心量を大きくすることにより、横部カム部材21を揺動させた際の、横第二円柱部21cと横第一円柱部21bとの中心軸の高さの差ΔYの振幅幅を大きくすることができる。
出荷時にレジストローラ41と定着ローラ9aとの平行度のずれが大きい場合でも、偏心量を大きくしたカム部材に組み替えることにより、平行度を保つことができるようになる。
また、カム部材に矢印を設け、装置本体側である前側板1に目盛りを設けても良い。
図16は、横部カム部材21に矢印21eを設け、装置本体側である前側板1に4つの目盛り1bを設けた構成の説明図である。図16に示すように、矢印21eと目盛り1bとを設けることにより、横部カム部材21を用いて調整を行う際に、調整量を正確に把握することが出来る。なお、図16に示す例では、矢印21eの移動幅を上下45[°]とし、目盛り1bの数を4つとしているが、これに限るものではない。
また、カム部材のクリック機構を設けても良い。
図17は、横部カム部材21のクリック機構を設けた構成の説明図である。図17(a)は、クリック機構を適用した横部カム部材21の概略側面図である。図17(b)は、クリック機構を適用した横部カム部材21を取り付けた状態の説明図である。図17(a)に示すように、横部カム部材21の先端部近傍に半球状のクリック凸部21fを設けている。また、図17(b)に示すように、前側板1の横部カム部材21を回転させた際のクリック凸部21fの軌道上に5つのクリック凹部1cを設けている。
クリック凸部21fとクリック凹部1cとを設けることにより、横部カム部材21を回転させた際に、クリック凸部21fはクリック凹部1cのところで一度引っかかるため、横部カム部材21を所定の位置へ調整することが容易である。
なお、図17(b)はクリック凸部21fが一番上のクリック凹部1cにはまった状態を示している。
また、カム部材にリセスを設け、ドライバーなどを用いてカム部材の揺動を調整してもよい。
図18は、横部カム部材21にリセス21gを設けた構成の説明図である。リセスを設けることにより、ドライバーなど工具を用いて横部カム部材21の揺動幅を調整することができるので、ツマミ部を必要とせず、横部カム部材21を小さくすることができる。
また、カム部材にリセスを設けた構成であれば、カム部材に対向する外装に穴を空けその穴からドライバーを通して調整するようにしても良い。
なお、図18では、リセスとしてプラスドライバーに対応したリセスを示しているが、これに限るものではなく、マイナスドライバーや他の形状の工具に対応したリセスを採用しても良い。
外装に穴を空ける構成としては、その穴からドライバーを通して調整するものに限らず、カム部材の回転軸を通して、外部から調整可能にして良い。以下、図19を用いてその一例を説明する。
図19は、カム部材にレバーを設けた構成の概略説明図である。
図19に示すように、前側板1に係合する横第一円柱部21bと中心軸が同一である回転伝達軸21hを設け、この回転伝達軸21hを外装100aに設けた外装孔100bに通して、外装100aの外側にカム操作レバー21iを設ける。
このように、外装100aの外部に回転伝達軸21hを出して、カム操作レバー21iを設けることにより、カムの揺動の調整が容易となり、専門のサービスマンに限らずユーザーによって、定着ローラ9aとレジストローラ41との平行度の調整を行うことが出来る。
また、外装に穴をあけ、外装でカム部材を調整する構成においては、外装に目盛りを設けても良い。外装に目盛りを設けることにより、ユーザーでも容易に平行度の調整を行うことができるようになる。
なお、図15〜図19の説明では、横部カム部材21に適用した構成について説明したが、上部カム部材20についても同様に適用することが出来る。
以上、実施形態1によれば、表面移動体である定着ローラ9aを備えた表面移動体ユニットである定着ユニット9を構造体200に対して固定するユニット支持部材としての前定着ガイド板4と、構造体200に対する前定着ガイド板4の位置を調整するユニット位置調整部材としての上部カム部材20および横部カム部材21を備えている。よって、上部カム部材20及び横部カム部材21を調整することにより、定着ユニット9とは別に構造体200に対して固定されたレジストローラ41に対する定着ローラ9aのアライメント(平行度)を高精度かつ容易に維持することができる。これにより、レジストローラ41での記録用紙Pの搬送方向と、定着ニップでの記録紙Pの搬送方向とが一致し、搬送方向にズレがあることに起因する台形画像等の不具合を防止し、高品質な画像形成を行うことが出来る。
また、ユニット支持部材は、前定着ガイド板4と後定着ガイド板5との対になっており、後定着ガイド板5は構造体200の後側板2に対して固定であり、前定着ガイド板4が構造体200の前側板1に対して可動となっている。これにより、前定着ガイド板4の位置を調整することで、レジストローラ41に対する定着ローラ9aの平行度の調整を行うことが出来る。
また、定着ユニット9内の定着ローラ9a、加圧ローラ9dなどの駆動力は、複写機100本体の後側板2及び後定着ガイド板5側から定着ユニット9に入力される。構造体200に対して位置が固定されている後定着ガイド板5側から駆動力を入力することにより、レジストローラ41に対する定着ローラ9aの平行度を調整するために、前定着ガイド板4の構造体200に対する位置を変位させたとしても、ギヤのかみ合いがずれが生じない。
また、ユニット位置調整部材である横部カム部材21は、構造体200の前側板1に設けられた丸穴に係合する横第一円柱部21bと、前定着ガイド板4に設けられた略丸穴に係合する横第二円柱部21cと、横ツマミ部21aとを備えている。上部カム部材20も同様に、上ツマミ部20a、上第一円柱部20b、上第二円柱部20c及び上カム固定ネジ穴20dを備えている。このような、カム部材を用いることにより、カム部材を揺動可能とし、カム部材の揺動角度を変位させて、定着ガイド板の上下に移動することができるため、製造時だけでなく、設置場所でも簡単に微調整することができる。
また、前定着ガイド板4の構造体200の前側板1側に位置決め用凸部4dを設け、前側板1に位置決め用凸部4dが係合する位置決め用長穴1dを設け、位置決め用長穴1dの幅方向は位置決め用凸部4dの幅と一致し、位置決め用長穴1dの長手方向は位置決め用凸部4dの幅よりも広く形成されている。これにより、横部カム部材21及び上部カム部材20を揺動することで、上第一円柱部20b、横第一円柱部21bを中心に上第二円柱部20c、横第二円柱部21cが回転するように動いても、前定着ガイド板4が横方向に動くことを規制することができる。
また、横部カム部材21及び上部カム部材20にリセスを設けることにより、ドライバーなど工具を用いて横部カム部材21及び上部カム部材20の揺動幅を調整することができるので、ツマミ部を必要とせず、カム部材を小さくすることができる。
また、横部カム部材21及び上部カム部材20にレバーを設けることにより、カムの揺動の調整が容易となり、専門のサービスマンに限らずユーザーによって、定着ローラ9aとレジストローラ41との平行度の調整を行うことが出来る。
また、横部カム部材21及び上部カム部材20に矢印を設け、前側板1に目盛りを設けることにより、カム部材を用いて調整を行う際の調整量を正確に把握することが出来る。
また、横部カム部材21及び上部カム部材20のクリック機構を設けることにより、カム部材を回転させた際に、クリック凸部はクリック凹部のところで一度引っかかるため、カム部材を所定の位置へ調整することが容易である。
[実施形態2]
次に、本発明を適用した二つ目の実施形態(以下、実施形態2という。)について説明する。
実施形態1では、ユニット位置調整部材が調整するユニット支持部材によって支持される表面移動体ユニットが定着ユニットである場合について説明した。実施形態2では、表面移動体ユニットが、表面移動体として感光体を備えた感光体ユニットである場合について説明する。
図20は、感光体ユニットである画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Bの下方で構造体200に対する位置を固定する画像形成部支持部材材300Y,300M,300C,300Bを設けた複写機100の概略説明図である。
なお、感光体ユニットとしての画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Bを支持するユニット支持部材を備える点以外は、実施形態1と共通であるので、共通する構成については説明を省略する。
画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Bは、使用するトナーの色が異なる点を除き共通の構成を備えているので、ここではイエロートナーを用いる画像形成ユニット30Yについて説明する。
図20に示すように、画像形成ユニット30Yの下方には、構造体200の画像形成部支持フレーム201に対して、画像形成ユニット30Yの位置を固定するユニット支持部材としての画像形成部支持部材材300Yを備えている。そして、画像形成部支持フレーム201には揺動することにより、画像形成部支持フレーム201に対する画像形成部支持部材300Yの位置を調整するユニット位置調整部材としての画像形成部カム部材301Yを備えている。なお、画像形成部カム部材301Yを揺動することにより、画像形成部支持部材300Yの図中手前側、前側板1側の端部のみが上下に変位する。
感光体31Yの回転軸と中間転写体である中間転写ベルト37aの回転軸(支持ローラの回転軸)との平行度を保つことができないと、感光体31Yと中間転写ベルト37aとの距離が軸方向について異なることになる。このような状態であると、中間転写ベルト37aに転写される画像の軸方向に濃度ムラが生じる恐れがある。この結果、中間転写ベルト37aから記録用紙Pに転写される画像のイエロー画像にも濃度ムラが生じることになる。
よって、記録用紙P上に形成されるイエロー画像のみが、手前側と奥側とで濃度ムラが生じた場合は、感光体31Yと中間転写ベルト37aの支持ローラの回転軸との平行度がずれていることが考えられる。
この場合、出力されるイエロー画像を見ながら、画像形成部カム部材301Yを調整し、画像形成部支持部材300Yの図中手前側が適正な位置となるようにする。
また、他の色を用いる画像形成ユニット30M,30C,30Bについても同様である。
以上、実施形態2によれば、表面移動体である感光体31Yを備えた表面移動体ユニットである画像形成ユニット30Yを構造体200に対して固定するユニット支持部材としての画像形成部支持部材300Yと、構造体200に対する画像形成部支持部材300Yの位置を調整するユニット位置調整部材としての画像形成部カム部材301Yとを備えている。よって、画像形成部カム部材301Yを調整することにより、中間転写ベルト37aに対する感光体31Yのアライメント(平行度)を高精度かつ容易に維持することができる。これにより、感光体31Yと中間転写ベルト37aとの接触が均一になり、イエロー画像の軸方向の濃度ムラを防止し、高品質な画像形成を行うことが出来る。
また、他の色を使用する画像形成ユニット30C,30M,30Bについても同様の効果を奏することができる。
[実施形態3]
次に、本発明を適用した3つ目の実施形態(以下、実施形態3という。)について説明する。
実施形態1では、ユニット位置調整部材が調整するユニット支持部材によって支持される表面移動体ユニットが定着ユニットである場合について説明した。実施形態3では、表面移動体ユニットが、表面移動体として中間転写ベルト37aを備えた中間転写ユニットである場合について説明する。
図21は、中間転写ユニット37の手前側端部を支持する中間転写ユニット支持板371を設けた複写機100の概略説明図である。
なお、中間転写ユニット37を支持する中間転写ユニット支持板371を備える点以外は、実施形態1と共通であるので、共通する構成については説明を省略する。
図21に示すように、中間転写ユニット37の図中手前側には、構造体200に対して、中間転写ユニット37の位置を固定するユニット支持部材としての中間転写ユニット支持板371を備えている。そして、中間転写ユニット支持板371の左右には揺動することにより、構造体200に対する中間転写ユニット支持板371の位置を調整するユニット位置調整部材としての転写装置カム部材372を備えている。転写装置カム部材372を揺動することにより、中間転写ユニット37の図中手前側、前側板1側の端部のみが上下に変位する。
中間転写ベルト37aの支持ローラの回転軸と用紙搬送ローラであるレジストローラ41の回転軸との平行度を保つことができないと、記録体である記録用紙Pへの転写部である2次転写ニップ部における記録用紙Pの移動方向と、中間転写ベルト37aの移動方向とに傾きが生じ、記録用紙Pに対して傾いた状態で画像を形成される恐れがある。
よって、記録用紙P上に形成される画像に傾きが生じた場合は、中間転写ベルト37aの支持ローラの回転軸とレジストローラ41の回転軸との平行度がずれていることが考えられる。
この場合、出力される画像を見ながら、転写装置カム部材372を調整し、中間転写ユニット支持板371の図中手前側が適正な位置となるようにする。
以上、実施形態3によれば、表面移動体である中間転写ベルト37aを備えた表面移動体ユニットである中間転写ユニット37を構造体200に対して固定するユニット支持部材としての中間転写ユニット支持板371と、構造体200に対する中間転写ユニット支持板371の位置を調整するユニット位置調整部材としての転写装置カム部材372とを備えている。よって、転写装置カム部材372を調整することにより、レジストローラ41に対する中間転写ベルト37aのアライメント(平行度)を高精度かつ容易に維持することができる。これにより、記録用紙Pの移動方向と、中間転写ベルト37a上のトナー像の移動方向とが同一となり、2次転写ニップで記録用紙Pとトナー像と移動方向がずれることに起因する、傾いた画像となることを防止し、高品質な画像形成を行うことが出来る。
実施形態にかかる複写機の外観斜視図。 同複写機の概略構成図。 同複写機の構造体の斜視図。 同複写機で用いる定着ユニットの外観斜視図。 同定着ユニットを別の方向から見た外観斜視図。 構造体の前側板への定着ガイド板の取付け形態を示す要部斜視図。(a)は、前側からの斜視図、(b)は後側からの斜視図。 構造体の後側板への定着ガイド板の取付け形態を示す要部斜視図。(a)は、前側からの斜視図、(b)は後側からの斜視図。 構造体に固定した定着ガイド板に定着ユニットをセットする際の、セットし始めの状態説明図。 構造体に固定した定着ガイド板に定着ユニットをセットする際の、セット途中の状態説明図。 構造体に固定した定着ガイド板に定着ユニットをセットする際の、セット完了時の状態説明図。 横部カム部材の概略説明図。 構造体の前側板への前定着ガイド板、カム部材の取付け個所の分解図。 カム部材と前定着ガイド板との可動方向の説明図。 カム部材の角度変位による上下方向の調整量の説明図。 偏心量を大きくしたカム部材の角度変位による上下方向の調整量の説明図。 カム部材に矢印を設け、装置本体側に目盛りを設けた構成の説明図。 カム部材21のクリック機構を設けた構成の説明図。(a)は、クリック機構を適用したカム部材の概略側面図、(b)は、クリック機構を適用したカム部材を取り付けた状態の説明図。 カム部材にリセスを設けた構成の説明図。 カム部材にレバーを設けた構成の説明図。 実施形態2にかかる複写機の概略説明図。 実施形態3にかかる複写機の概略説明図。
符号の説明
1 前側板
1a 前側板折り返し部
1b 目盛り
1c クリック凹部
1d 位置決め用長穴
1e 側板横部丸穴
1f 側板上部丸穴
2 後側板
2a 後側板折り返し部
3 ベース
4 前定着ガイド板
4a 前ガイド外周部
4b
5 後定着ガイド板
6 定着ロックレバー
7 定着下ステー
9 定着ユニット
10 前定着主基準
11 前定着従基準
12 後定着主基準
13 後定着従基準
14 前ガイド主基準
15 前ガイド従基準
16 後ガイド主基準
17 後ガイド従基準
18 前定着ガイドレール
19 後定着ガイドレール
20 上部カム部材
20a 上ツマミ部
20b 上第一円柱部
20c 上第二円柱部
20d 上カム固定ネジ穴
21 横部カム部材
21a 横ツマミ部
21b 横第一円柱部
21c 横第二円柱部
21d 横カム固定ネジ穴
21f クリック凸部
21g リセス
21h 回転伝達軸
21i カム操作レバー
22 プリンタ部
23 給紙部
24 排紙部
25 スキャナ部
28 横開閉扉
29 給紙テーブル
30 画像形成ユニット
31 感光体
32 帯電装置
33 光書込装置
34 現像装置
35 一次転写ローラ
36 クリーニング装置
37 中間転写ユニット
38 中間転写ベルトクリーニング装置
41 レジストローラ
42 二次転写ローラ
43 搬送ローラ
44 排紙ローラ
45 切換え爪
46 反転搬送ローラ
47 反転搬送路
48 第一両面搬送ローラ
49 第二両面搬送ローラ
52 トナーボトル
100 複写機
200 構造体
201 画像形成部支持フレーム
300 画像形成部支持部材材
301 画像形成部カム部材
371 中間転写ユニット支持板
372 転写装置カム部材

Claims (19)

  1. 装置本体の骨組みを形成する構造体と、
    トナー像を担持・搬送する表面移動体、または記録体を搬送する複数の表面移動体と、
    複数の該表面移動体の一部を備えた表面移動体ユニットと、
    該表面移動体ユニットとは別に該構造体に対して固定された該表面移動体とを有する画像形成装置において、
    該構造体とは別部材で該表面移動体ユニットを支持し、該構造体に対する該表面移動体ユニットの位置を固定するユニット支持部材と、
    該構造体に対する該ユニット支持部材の位置を調整するユニット位置調整部材とを備え
    該ユニット支持部材に対する該表面移動体ユニットの位置を固定する固定部材を該ユニット支持部材が備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記表面移動体ユニットは上記表面移動体としてローラ状またはベルト状の定着部材を備えた定着ユニットであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1の画像形成装置において、
    上記表面移動体ユニットは上記表面移動体としてドラム状またはベルト状の感光体を備えた感光体ユニットであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1の画像形成装置において、
    上記表面移動体ユニットは上記表面移動体としてローラ状またはベルト状の中間転写体からなる中間転写ユニットであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1、2、3または4の画像形成装置において、
    上記ユニット支持部材は上記表面移動体ユニットを上記構造体に対する所定の位置までガイドするガイド部材であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5の画像形成装置において、
    一つの上記表面移動体ユニットに対して上記ユニット支持部材を2つ備え、これらの該ユニット支持部材は上記表面移動体の軸方向の両端部をそれぞれ支持し、該ユニット支持部材の一方の上記構造体に対する位置を、他方の該構造体に対する位置とは独立で調整できることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6の画像形成装置において、
    上記ユニット支持部材の少なくとも一方は上記ユニット位置調整部材を複数備え、複数の該ユニット位置調節部材はそれぞれ個別に調整可能であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6または7の画像形成装置において、
    上記ユニット支持部材の一方のみに上記ユニット位置調整部材を備え、該ユニット支持部材の他方は上記構造体に対して固定であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8の画像形成装置において、
    上記ユニット支持部材が上記構造体に対して固定である側から上記表面移動体ユニットに対して上記表面移動体の動力を入力することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、
    上記ユニット位置調整部材を備えた上記ユニット支持部材の上記構造体側に位置決め用凸部を設け、
    該構造体に該位置決め用凸部が係合する位置決め用長穴を設け、
    該位置決め用長穴の幅方向は該位置決め用凸部の幅と一致し、該位置決め用長穴の長手方向は該位置決め用凸部の幅よりも広く形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、
    上記ユニット位置調整部材は、上記構造体に設けられた丸穴に係合する第一円柱部と上記ユニット支持部材に設けられた丸穴または略丸穴に係合する第二円柱部とを備え、該第一円柱部と該第二円柱部との中心軸が一致していないカム部材であることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11の画像形成装置において、
    上記カム部材にリセスを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項11の画像形成装置において、
    上記カム部材にレバーを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項11、12または13の画像形成装置において、
    上記カム部材に矢印を設け、上記装置本体に目盛りを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項11、12、13または14の画像形成装置において、
    上記カム部材のクリック機構を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  16. トナー像を担持・搬送する表面移動体、または記録体を搬送する表面移動体を備えた表面移動体ユニットの画像形成装置本体に対する固定位置を調整するユニット位置調整方法において、
    該画像形成装置本体の骨組みを形成する構造体とは別部材で、該表面移動体ユニットを該構造体に対して固定するユニット支持部材であって、該ユニット支持部材に対する該表面移動体ユニットの位置を固定する固定部材を備えた該ユニット支持部材の該構造体に対する位置をユニット位置調整部材によって調整することにより、
    該表面移動体ユニットの該画像形成装置本体に対する固定位置を調整することを特徴とするユニット位置調整方法。
  17. 請求項16のユニット位置調整方法において、
    上記ユニット支持部材が上記表面移動体ユニットを支持した状態で、上記構造体に対する上記ユニット支持部材の位置を調整することを特徴とするユニット位置調整方法。
  18. 請求項16または17のユニット位置調整方法において、
    上記ユニット位置調整部材はカム部材であって、該カム部材を揺動させることにより、上記構造体に対する上記ユニット支持部材の位置を調整することを特徴とするユニット位置調整方法。
  19. 請求項18のユニット位置調整方法において、
    偏心量が異なる複数の上記カム部材を用意し、該カム部材を組み替えることによって、該カム部材を揺動させることによる、上記構造体に対する上記ユニット支持部材の位置の調整幅を変更することを特徴とするユニット位置調整方法。
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