JPH04323683A - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents

画像形成装置の定着装置

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JPH04323683A
JPH04323683A JP3092197A JP9219791A JPH04323683A JP H04323683 A JPH04323683 A JP H04323683A JP 3092197 A JP3092197 A JP 3092197A JP 9219791 A JP9219791 A JP 9219791A JP H04323683 A JPH04323683 A JP H04323683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
guide
fixing device
spring
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP3092197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kubota
宏 久保田
Koji Uda
孝司 右田
Yoshinori Makiura
義則 牧浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP3092197A priority Critical patent/JPH04323683A/ja
Publication of JPH04323683A publication Critical patent/JPH04323683A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、電子複写機
等の画像形成装置の定着装置に関し、特に定着部に対す
る用紙の搬入ガイド部を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の定着装置は、一般に図3
に示すように、ヒータ等の加熱手段を内蔵するとともに
、表面が摩擦係数の小さい樹脂材料でコーティングされ
た加熱ローラaと、表面がシリコンゴム等の摩擦係数の
比較的大きい弾性材料で形成された加圧ローラbとを有
し、トナー像が転写された用紙dを、用紙ガイドeによ
って上記両ローラa,b間のニップ部cに搬入し、加熱
、加圧してトナー像の定着を行うように構成されている
。このとき、用紙ガイドeの先端fは、ニップ部cに対
して水平方向の基準パスラインgよりも上方に位置する
ようにセットされている。  一方、電子式複写機にお
いて、用紙の搬入時に、加熱ローラの軸方向に波状の紙
皺が生じたり、未定着画像の乱れが生じるのを防止する
ために、たとえば特開平1−271784号公報に示さ
れる定着装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、用
紙dの前端が加熱ローラaと加圧ローラbによる定着部
に侵入する前に、用紙ガイドeの定着部側の端部fを加
熱ローラa側に保持させ、その状態で用紙dの前端を一
旦加熱ローラaに衝当させた後、加熱ローラaの表面を
滑らせて両ローラa,bのニップ部cに噛み込ませ、そ
の後、用紙dが上記ニツプ部cを通過し、所定の長さ分
が出口側に送り出された時点で、その用紙dの前端を図
示しない検出器で検出し、その検出信号によりソレノイ
ドを励磁し、上記用紙ガイドeを下方に退避させるよう
にしている。
【0004】この従来技術では、用紙dの前端が、加熱
ローラaの表面を滑りながらニップ部cに噛み込むよう
に案内されるので、用紙dのローラ軸方向の皺はある程
度矯正されるが、用紙dの前端がニップ部cを通過した
後、ローラ出口側の検出器に至るまで、上記用紙ガイド
eの前端fが上記基準パスラインgよりも上位に保持さ
れたままであるため、搬入途中で用紙dの中間部がS状
もしくは波状にわん曲または屈曲されながらニップ部c
に搬入される。
【0005】この場合、電子複写機のように、用紙が1
種類の普通紙に特定されているものにおいては、用紙(
普通紙)が上記のように基準パスラインに対して多少波
状に変化して搬入されてもさほど問題はない。
【0006】しかし、プリンタでは普通紙だけに限らず
、普通紙よりも腰の強い紙、とくに封筒のように用紙が
二重になっているもの等が用いられる場合がある。上記
従来技術で、封筒hを搬入した場合、図4に示すように
封筒hの前端がニップ部cに噛み込まれた後、その前端
がローラ出口側の検出器に至るまで、上記用紙ガイドe
の前端fが基準パスラインgよりも上位に保持されたま
まであって、封筒hが波状にわん曲して搬入されるため
、封筒hの表紙h1と裏紙h2との搬入速度に差が生じ
るとともに、その中に空気が封じ込められ、その搬入に
ともなって封筒hの後端側が膨らみ、ニップ部cに噛み
込まれる。このため図5に示すように封筒hの両側辺部
に多数の皺が生じる。また、この皺に起因して封筒の搬
入時に振動が生じ、未定着トナーが紙面より飛散し、画
像が乱れるという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題を解消し、簡単
な構造で、用紙をその用紙の種類(腰の強さ)に応じた
ガイド位置で、ニップ部付近に搬入させることができ、
封筒のように二重紙であつても、紙皺や画像の乱れがな
く、適正に定着作用を発揮させることができる画像形成
装置の定着装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱ローラと
加圧ローラを備えた画像形成装置の定着装置において、
上記両ローラの用紙搬入側に用紙ガイドが移動可能に配
置され、この用紙ガイドが、付勢手段により上記両ロー
ラのニップ部に対してほぼ接線方向の基準パスラインよ
りも加熱ローラ側に変位した主ガイド位置に付勢され、
腰の強い用紙の搬入時にその用紙自身の復元力に応じて
用紙ガイドが付勢手段に抗して主ガイド位置から加圧ロ
ーラ側に後退可能に構成されていることを特徴とするも
のである。
【0009】
【作用】この構成により、用紙が用紙ガイド上に搬入さ
れると、その用紙の腰の強さに応じて用紙ガイドがばね
に抗して加圧ローラ側に後退され、ガイド位置に自然に
変更される。従って、たとえば腰の比較的弱い普通紙が
搬入された場合、用紙ガイドはばねにより主ガイド位置
に保持されたままであり、その普通紙の先端が加熱ロー
ラに当接した後、加熱ローラの表面上を滑りながらニッ
プ部に挿入される。また、封筒等の腰の強い用紙が搬入
されると、その用紙自身の力で、用紙ガイドが後退され
、その用紙(封筒)がフラットなままニップ部に挿入さ
れ、封筒が用紙ガイドによって屈曲されることなく、紙
皺や振動、画像の乱れが生じることが未然に防止される
【0010】
【実施例】図2は、本発明に係る定着装置を備えた画像
形成装置の一例を示す概略構成図である。この画像形成
装置は給紙カセット4a,4b、給紙ローラ5a,5b
、送りローラ対1、レジストスイッチ6、レジストロー
ラ対7、感光体8、レーザ等からなる発光部9、ポリゴ
ンミラー10、転写部11、定着装置12、排出ローラ
対13,15、排出ガイド14及び排出トレイ16等を
有している。
【0011】用紙は、給紙ローラ5aまたは5bによっ
て給紙カセット4aあるいは4bからの取り出され、送
りローラ対1のローラ2,3によりレジストローラ対7
に給紙される。このときレジストスイッチ6が作動し、
その信号に基づいて感光体8及びレジストローラ対7の
駆動が制御され、上記用紙が感光体8、転写部11、定
着装置12に順次送給される。
【0012】一方、画像形成装置外等から入力された画
像信号に応じて発光部9が発光し、該発光部9からのレ
ーザ光によりポリゴンミラー10を介して感光体8上が
露光される。感光体8の表面は図示しない帯電装置によ
り帯電された後、露光されて静電画像が形成され、図示
しない現像装置により現像される。
【0013】そして、上記現像された画像は転写部11
により上記用紙に転写された後、定着装置12により定
着され、定着後の用紙が排出ローラ対13,15により
排出ガイド14を介して排出トレイ16に排出される。
【0014】次に、定着装置12の具体例を図1に基づ
き説明する。図1において、21は加熱ローラ、22は
加圧ローラ、31は用紙ガイドを示す。加熱ローラ21
は内部にヒータ等の加熱手段が装備され、表面が摩擦係
数の小さい樹脂材料によってコーティングされている。 加圧ローラ22は表面がシリコンゴム等の摩擦係数が比
較的大きい弾性材料によって形成されている。上記加熱
ローラ21と加圧ローラ22とは上下方向に圧接状態で
回転され、そのローラ21,22間にニップ部23が形
成されている。
【0015】用紙ガイド31は、用紙ガイド部32と補
助片34を有する断面「へ」の字状に形成され、上記両
ローラ21,22の用紙搬入側において、定着装置12
の側壁に軸35により回動自在に支持され、ガイド部3
2の先端33が上下動できるようになっている。また、
上記補助片34と、定着装置12の底部隔壁24に突設
された係止突起25との間にばね26が設けられ、上記
隔壁24に設けられた一対のストッパ27,28によっ
て用紙ガイド31の回動範囲が規制され、上記ばね26
によって用紙ガイド31が図1の実線に示す位置に付勢
され、そのガイド部先端33が上記ニップ部23を通る
水平方向の基準パスラインGよりも上方に突出した主ガ
イド位置に保持されている。
【0016】この場合、ばね26は、使用される用紙の
最も腰の強いものに合わせ、その用紙が搬入されたとき
に、上記ガイド部先端33が基準パスラインG以下に後
退しうるように、そのばね定数が設定される。なお、た
とえば係止突起25側に調整具を設けてばね力を調整可
能に構成することもできる。
【0017】ここで、上記定着装置12に普通紙が搬入
れされると、その用紙(普通紙)の腰が比較的弱いため
、用紙ガイド31はばね27により図1の実線に示す位
置に付勢され、そのガイド部先端33が上記基準パスラ
インGよりも上方に突出した主ガイド位置に保持された
ままである。このため、その用紙の先端は、一旦加熱ロ
ーラ21の表面に衝当し、その表面を滑りながらニップ
部23に挿入される。これにより用紙のローラ軸方向の
波状の皺が矯正され、用紙がニップ部23にスムーズに
噛み込まれ、上記トナー像が加熱ローラ21と加圧ロー
ラ22により紙面に適正に定着される。
【0018】一方、厚紙または封筒のように腰の強い用
紙が搬入された場合、その用紙自身の腰の強さによって
用紙ガイド31がばね26に抗して図1で破線に示すよ
うに反時計方向に回動され、ガイド部先端33が下降に
後退される。このため、上記封筒等の用紙は自身の腰の
強さによってフラット状に保持されたまま、その先端が
ニップ部23に挿入される。従って、封筒の場合、従来
のようにS状にわん曲したり、中に空気が封じ込められ
たりすることなく、また、厚紙の場合は、その後端が跳
ね上がったりすることなく、フラットなままでニップ部
23に挿入される。これによって封筒の波打ち現象およ
び紙皺が生じることが防止され、ニップ部23にスムー
ズに挿入され、トナー像が乱れるおそれもなく、適正に
定着作用が行われる。
【0019】このように腰の強い用紙が搬入された場合
には、その用紙自身の力で用紙ガイド31が自動的に主
ガイド位置から後退され、用紙に応じた最適な状態で、
ニップ部23への搬入が行われる。
【0020】上記実施例では、ガイド部材31をばね2
7により一方のガイド位置に付勢したが、ばね27を省
略し、ガイド部材31の用紙ガイド部32とカセット検
知部34との角度、重量バランスを調節し、ガイド部材
31を自重で一方のガイド位置に付勢してもよい。
【0021】用紙ガイド31は回動式に限らず、上下方
向にスライド式で位置変更するように構成してもよい。
【0022】用紙ガイド31を板ばね等の弾性部材で形
成し、それ自身の弾性力でガイド部先端を一方のガイド
位置に付勢してもよい。
【0023】また、ストッパ27,28の取付け位置、
設置数も上記実施例に限定されず、任意に設定しうるも
のである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、用
紙の種類に応じて、用紙自身の力で用紙ガイドを自動的
に位置調整でき、用紙の腰の強さ等、用紙に応じた最適
な状態で、加熱ローラと加圧ローラのニップ部への搬入
を行わせることができる。そして、普通紙、封筒いずれ
の場合であっても、紙皺や振動、画像の乱れが生じるこ
とを未然に防止でき、常に適正に定着作用を発揮できる
。また、用紙ガイドを付勢手段荷より一方のガイド位置
に付勢摺るだけでよいので、検出器やソレノイドおよび
その配線等が不要で、部品点数を必要最小限に抑え、構
造を簡素化でき、非常に安価に実施できる等の作用効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の実施例を示す構成図で
ある。
【図2】本発明に定着装置を備えた画像形成装置の一例
を示す概略構成図である。
【図3】従来の一般的な定着装置による普通紙への定着
状態を示す説明図である。
【図4】従来の一般的な定着装置による封筒への定着状
態を示す説明図である。
【図5】図4の従来装置による封筒への定着結果を示す
説明図である。
【符号の説明】
12  定着装置 21  加熱ローラ 22  加圧ローラ 23  ニップ部 27  ばね 31  用紙ガイド 32  用紙ガイド部 34  補助片 33  ガイド部先端 35  軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  加熱ローラと加圧ローラを備えた画像
    形成装置の定着装置において、上記両ローラの用紙搬入
    側に用紙ガイドが移動可能に配置され、この用紙ガイド
    が、付勢手段により上記両ローラのニップ部に対してほ
    ぼ接線方向の基準パスラインよりも加熱ローラ側に変位
    した主ガイド位置に付勢され、腰の強い用紙の搬入時に
    その用紙自身の復元力に応じて用紙ガイドが付勢手段に
    抗して主ガイド位置から加圧ローラ側に後退可能に構成
    されていることを特徴とする画像形成装置の定着装置。
JP3092197A 1991-04-23 1991-04-23 画像形成装置の定着装置 Pending JPH04323683A (ja)

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JP3092197A JPH04323683A (ja) 1991-04-23 1991-04-23 画像形成装置の定着装置

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JP3092197A JPH04323683A (ja) 1991-04-23 1991-04-23 画像形成装置の定着装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000000870A1 (fr) * 1998-06-26 2000-01-06 Fujitsu Limited Appareil imageur
JP2013015551A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Ricoh Co Ltd ガイド装置、定着装置及び画像形成装置
JP2016206475A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 富士ゼロックス株式会社 定着ユニット及び画像形成装置

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