JPH0464540A - シート搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、レーザービームプリンタ及び複写機等の画像
形成装置におけるシート搬送装置に係わり、詳しくはシ
ート材を複数のシート搬送路から画像形成部に搬送する
複数のシート搬送路の合流部におけるシート搬送路構成
に関する。

（ロ）従来の技術 従来、この種のシート搬送装置は、例えば実開昭５７−
１６５６３０号明細書及び図面に記載されているように
、２つ以上のシート搬送路の合流部に揺動自在のガイド
部材を設けて、これにより搬送されるシートの紙ガイド
の安定化を図っている。このシート搬送装置のシート搬
送路の合流部の例を第６図に示す。

同図において、上下２段に配設されたカセット１０１．
１０２内のシートＰ　ｒ　、　Ｐ　ｔは、選択的に矢印
方向に回転する給紙ローラ１０３，１０５によりにより
給紙される。給紙されるシート材Ｐ、は、ガイド板１０
６，１０７により形成されるシート搬送路１０９により
、またシート材Ｐ。

は、ガイド板１１０，１１１により形成されるシート搬
送路１１２により合流部１１３へ給送され、さらにその
下流側に配設された搬送ローラ対１１５により不図示の
画像形成部に搬送される。

ト記合漬部１１３には、支部を支軸１１６により回動自
在に枢支された紙ガイド部材１１７か配設さねていて、
自重又は不図示のばねによりガイド板１．１１側（図に
おいて反時計方向）に付勢されている９カセツト１０１
から給紙されたシート材Ｐ１は、ガイド板１０６と紙ガ
イド部材１１７により形成される紙ガイドを通過するか
、カセット】０２から給紙されるシート材Ｐ２は、その
搬送力により紙ガイド部材１１７を押し上げた状態て搬
送ローラ対１１５へ給送される。シート材Ｐ２のこの結
送時において、ジ−ｌ−材Ｐ、には紙ガイド部材１１７
からの付勢力を受けて摺動しながら給送されていく。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来のシート搬送装置において
は、上部カセット１０１からのシート材Ｐ１の給紙は、
紙ガイド部材１１７とガイド板１０６間て形成される紙
ガイド１０９から搬送ローラ対１１５ヘスムーズに搬送
されるか、下側のカセット１０２から給紙されるシート
材Ｐ、は、その上面が紙ガイド部材１１７と当接した状
態て搬送され“Ｃいる。これにより、搬送中のシー）・
材Ｐ２は紙ガイド部材】１７との摺動作用を１時るので
、シート材Ｐ２の擦れ音の発生や摺動によるシート材Ｐ
、に帯電の発生か起こって、画像形成時の画像の乱れ又
は帯電したガイド板からのリークによる装置の後動作な
牛しる欠点かあった。

また、下方のカセット１０２からのシー（・搬送時のみ
に紙ガイド部材１１７かシート材Ｐ、に当接いることで
、下方のシート材Ｐ２の給紙時のみにブレーキが働き、
シート材ｐ、、ｐ２の搬送スピードが上下段で異なって
安定しないという欠点があった。

また、紙ガイド部材１１７との摺動を避けるために、紙
ガイド部材１１．７の位置をソレノイドやモータ等の別
駆動手段により選択移動することは、装置のスペース上
からもコスト的にも不利てあって、設計の自由度がなく
なる問題かあった。

そこで、本発明は、複数のシート搬送路の合流部に設け
たシート搬送路とシート搬送路を選択的に給送されるシ
ートとの当接状態を解消して安定したシート給送作用か
行なわれるようにしたシー１〜搬送装置を提供すること
を目的どするものである。

（ニ）課頭を解決するための手段 本発明は上述事情に鑑みなされたものであって、例えば
第１図〜第３図を参照して示すと、少なくとも２つ以上
のシート搬送路（２５，３３）の合流点（４０）に紙ガ
イド部材（４３）を移動自在に設け、所定の前記シート
搬送路（２５／３３）を搬送されるシート材（Ｐ　１／
　Ｐ　＊　）により前記紙ガイド部材（４３）を非使用
のシート搬送路側（２５／３３）の退避位！（４３Ａ／
４３Ｂ）に退避移動させて搬送されるシート材（Ｐ。

／Ｐ２）の搬送路を合流部（４０）に形成し、かつ前記
紙ガイド部材（４３）の退避位１（４３Ａ／４３Ｂ）を
保持したことを特徴とする。

また、前記紙ガイド部材（４３）は、自重により前記退
避位置（４３Ａ／４３　Ｂ）を保持してなる。

（ネ）作用 以上構成に基づき、第１のシート搬送路（２５）から給
紙されれて第１のシート搬送路（２５）から合流部（４
０）に到達する第１のシート材（Ｐｌ）は、紙ガイド部
材（４３）か第１のシート搬送路（２５）を閉塞してい
る状態にある時には第１のシート材（Ｐｌ）の搬送力に
より紙ガイド部材（４３）を非使用側の退避位置（４３
Ａ）に移動させる。これにより、第１のシー１へ材（Ｐ
、）は、紙ガイド部材（４３）からの圧接摺動及びこれ
による帯電を生しることなく安定して合流部（４０）か
ら給送される。また、他方の第２のシート搬送路（３３
）から第２のシート材（Ｐ、）か給紙される場合、ある
いは第３のシート搬送路（４１）から他のシート材か給
紙される場合も、同様にして紙ガイド部材（４３）は非
使用側の退避位置（４３Ｂ）に移動され、シート材（Ｐ
ｇ）、または他のシート材は紙ガイド部材（４３）に圧
接摺動することなく合流部（４０）から給送されていく
。

また、非使用側に移動される紙ガイド部材（４３）は、
その自重により移動された退避位置（４３Ａ／４３Ｂ）
を保持するように構成されており、これにより紙ガイド
部材（４３）を移動位１に保持する特別の機構を用いる
ことなく簡単な機構てシート搬送路（２５，３３）の切
換え及び保持か行なわれる。

なお、上述カッコ内の符号は図面を参照するために示す
ものてあって、本発明の構成をなんら限定するものでは
ない。

（へ）実施例 以下、本発明の第１の実施例を第１図〜第３図に基づい
て説明する。

第１図は本発明の第１の実施例が適用されているレーザ
ービームプリンタ（画像形成装置）１の縦断側面図を示
しており、同図に右側部がレーザービームプリンタ１の
前面側となっている。

レーザービームプリンタ１は、本体フレーム２とヒンジ
軸３により基部を枢着されていて開閉自在のプリンタ前
面板５とを有している。外装本体２内には、画像形成手
段としてのプロセスカートリッジ６を有している。この
プロセスカートリ、ソジ６は、矢印方向に回転する感光
ドラム７、感光ドラム７に一様に帯電を行なう一次帯電
器９、現像器１０及びクリーニンクブレードｌｌａを含
むクリーナ１１等から構成されている。上記現像器１ｏ
は、現像スリーブ１２、トナー１３を収納している現像
容器１０ａ等からなっている。

プロセスカートリッジ６の感光トラム７は、プロセスカ
ートリッジ６の外カバー６ａに穿設された開口部６ｂを
通るレーザービームＬにより露光されて潜像が形成され
る。上記レーザービームＬを照射するレーザースキャナ
１５は、スキャナモータ１６、ポリゴンミラー１７、レ
ンズ１９等から構成されており、このレーザースキャナ
１５は外部の不図示のホストコンピュータ等から入力さ
れる画像情報に応じたレーザービームＬを照射して感光
ドラム７を露光する。上記プロセスカートリッジ６は、
レーザービームプリンタ１内に装着されることにより、
プロセスカートリッジ６１１１Ｉとレーザービームプリ
ンタ１側の機械的駆動系及び電気回路系統の接続がなさ
れる。

プリンタ前面板５には、第１の給紙図である給紙トレイ
２０が着脱自在に装着されていて複数枚のシート材Ｐ１
が積載されており、その下流側には、シート材Ｐ□を給
紙する給紙ローラ２１とシート材Ｐ、を１枚ずつ分離す
る分離パッド２２がそれぞれ配設されている。上記給紙
ローラ２１とその下流側に配設されたレジストローラ対
２３との間には、上記シート材Ｐ１をガイドする第１の
シート搬送路２５が配設されている。

一方、第２の給紙部である給紙カセット２６は、シート
材Ｐ、が積載されている中板２７とこの中板２７の前部
を上方に付勢する加圧板２９等を有しており、この加圧
板２９は、引っ張りばね３０の弾力により図において時
計方向への回動習性が与えられている。上記シート材Ｐ
１には、給紙ローラ３１が当接しており、最上位のシー
ト材Ｐ１は分離爪３２により分離されながら矢印方向に
回転する上記給紙ローラ３１により第２のシート搬送路
３３に給紙される。

上記給紙ローラ３１と第２のシート搬送路３３との間に
は、給紙カセット２６に上下動自在に装着されたカセッ
トガイド３５が配設されており、このカセットガイド３
５は、圧縮ばね３６の弾力により上方に付勢されていて
、その上部は本体フレーム２内に延出している。上記給
紙カセット２６は、本体フレーム２に対してｘ、Ｙ方向
へ出し入れが可能になっている。

上記第２のシート搬送路３３と前記レジストローラ対２
３とは合流部４０において合流している。この合流部４
０には、給紙カセット２６の下方にさらに追加して配設
される不図示の給紙カセットからのシートをガイドする
シート搬送路４１６合流している。上記合流部４０には
、第１のシート搬送路２５と上記第２のシート搬送路３
３及びシート搬送路４１とを切換えるための紙ガイド部
材４３が回動自在自在に配設されている。この紙ガイド
部材４３の切換え作用についてはさらに後述する。

前記感光ドラム７には、レジストローラ対２３により搬
送されるシート材ｐ＋（Ｐａ）を感光ドラム７に圧接さ
せてトナー像をシート材Ｐ１（Ｐａ）の転写させる転写
ローラ４５か配設されている。転写ローラ４５の下流側
には、転写後のシート材Ｐ＋（Ｐａ）を定着器４６に導
くガイド板４７と定着フレーム４９の下部に固着された
紙ガイド部材５ｏ等がそれぞれ配設されている。上記定
着器４６は、定着加熱ローラ４６ａとシート材ＰＩ（Ｐ
ａ）を定着器４６に圧接させる加圧ローラ４６ｂとから
なっている。

定着器４６の下流側には、プリンタ前面板５に設けられ
た定着ガイド５２と、本体フレーム２側に設けられた排
紙ガイド５３等が順次配設されている。さらに排紙ガイ
ド５３の下流側には、排紙ローラ５５とこれに圧接して
いる複数の排紙コロ５６からなる排紙ローラ群５７か配
設されており、この排紙ローラ群５７により排出される
シート材Ｐ、（Ｐａ）は排紙トレイ５９へ積載される。

レーザービームプリンタ１に入力されるプリンタ指令に
より給紙トレイ２０又は給紙カセット２６のいずれかの
シート材ＰＬ（Ｐａ）か給紙され、給紙されたシート材
Ｐ、（Ｐｇ）は、合流部４０を経てレジストローラ対２
３により斜行取りされて所定のタイミングて感光トラム
７へ搬送されトナー像が転写される。転写後後のシート
材Ｐ、（Ｐａ）は、定着器４６により定着された後、定
着ガイド５２、排紙ガイド５３を経て排紙ローラ群５７
により排紙トレイ５９上へ排紙される。

上記合流部４０には、前述したように紙ガイド部材４３
が配設されており、この紙ガイド部材４３は第２図、第
３図に示すように基部を支軸４２により本体フレーム２
に枢着されていて、その自由端が上方を向いてほぼ縦向
きに配設されている。

いま、紙ガイド部材４３が第２図に示すように第２のシ
ート搬送路３３を開基している状態て給紙カセット２６
のシート材Ｐ２か給紙されると、給紙される１枚目のシ
ート材Ｐ２の先端により紙ガイド部材４３か非使用の退
避位３Ｆ４３Ｂ（第１のシート搬送路２５側）へ回動さ
れ、これにより第２のシート搬送路３３は開放された状
態に形成される。シート材Ｐ、は、紙ガイド部材４３か
らの圧接摺動を受けることなくレジストローラ対２３へ
搬送することができ、圧接摺動による摺動音及び帯電現
象の発生は防止されている。また、シート搬送路４１か
ら給紙される不図示の給紙カセットから給紙されるシー
ト材（図示略）も上記シート材Ｐ１と同様にして搬送さ
れる。

一方、紙ガイド部材４３が第３図に示す位置にあるとき
、レジストローラ対２３からシート材Ｐ、が給紙される
と、１枚目のシート材Ｐ１の先端により紙ガイド部材４
３か非使用側の退避位置４３Ａ（第２のシート搬送路３
３側）に回動され、これにより搬送ローラ対２３（よ開
放状態に形成されてｔ麦続のシート材Ｐ、は、紙ガイド
部材４３に圧接摺動することなく安定してレジストロー
ラ対２３側へ搬送される。

上記の第２のシート搬送路３３から給紙されるシート材
Ｐ２により、紙ガイド部材４３か第３図ｆａｔに示す退
避位ｆ４３Ｂに退避した時、紙ガイド部材４３は第３図
ｆｂ）に示すように重心に作用する自重により時計方向
へ回動するように付勢されており、これにより紙ガイド
部材４３は退避位ｇ４３Ｂを自重により保持されている
。同様にして、第１のシート搬送路２５から給紙される
シート材Ｐ、により、紙ガイド部材４３か第２図（ａ）
に示す退避位置４３Ａに回動した時、紙ガイド部材４３
は第２図（ｂ）に示すように自重により反時計方向へ回
動するように付勢されるのて、紙ガイド部材４３は回動
した退避位置４３Ａに自重により保持されている。

本実施例のように、第１のシート搬送路２５と第２のシ
ート搬送路３３とか合流する際、はぼ水平なる搬送態位
から垂直なる搬送態位へ切り換わるのて、第１．第２の
搬送路２５．３３ともに曲率な有する部分ての合流とな
っている。そのため、厚紙や葉書、封筒等の圧平のシー
ト材を搬送する場合は、その曲率てきるたけ大きい方か
シワや給紙不良を起こしにくい。

このため、例えば固定されたシート搬送路の合流部では
、互いのシート搬送路のために曲率を大きくするのに限
界が、これに対し、本実施例のように、合流部４０に紙
ガイド部材４３を設けて搬送しない側のシート搬送路を
閉じることで、シート材を搬送する側の曲率な最大にす
ることがてきて、より安定したシート材の給送が可能と
なる効果がある。このように、互いに対向する曲率を有
するシート搬送路の合流部に、本発明を適用することは
、シートの安定給送により大きな効果を奏するものであ
る。

第４図は、本発明の第２の実施例を示している。

本実施例においては、合流部４０の下流側の搬送路がほ
ぼ水平方向に構成されているものである０合流部４０に
配設された紙ガイド部材４３と本体フレーム２に固定さ
れたピン６０とには引っ張りばね６１が張設されている
。支輪４２はこの引っ張りばね６１のほぼ中間近傍に位
置するように配置されていて、引っ張りばね６１、紙ガ
イド部材４３及び支軸４２等によりトラブル機構か構成
されている。

紙ガイド部材４３が　第４図（ａ）の位置にある時第２
のシート搬送路３３からシート材Ｐ２か給紙されると紙
ガイド部材４３は第４図（ｂ）に示すように第１のシー
ト搬送路２５側の退避位置４３Ｂに回動され、かつ上記
トラブル機構により紙ガイド部材４３は退避位置に保持
される。同様にして、第４図（ｂ）に示す位置に紙ガイ
ド部材４３か位置している時に第１のシート搬送路２５
からシート材ＰＩが給紙されてきた時も１紙ガイド部材
４３は第４図（ｂ）の位置から第４図（ａ）に示す位置
に退避してその退避位置４３Ａはトラクル作用により保
持されている。

第５図は、本発明の第３の実施例を示している。

同図において、本実施例においては、紙ガイド部材４３
は前述した実施例のように回動して移動するのてはなく
、はぼ水平方向に直進移動するようにしたものである。

同図において、第１のシート搬送路２５及び第２のシー
ト搬送路３３との合流部４０には、本体フレーム２に穿
設された長孔６２が位置している。この長孔６２には、
第５図（ｂ）に示すように紙ガイド部材４３の両端部に
設けられた摺動突起４３ａが緩く嵌合している。さらに
、本実施例における紙ガイド部材４３は、下方に先細り
の形状をなしており、給紙されるシート材ｐ＋（ｐｇ）
の先端に紙ガイド部材４３の傾斜部か押圧されると、紙
ガイド部材４３は非使用側の退避位置に移動して、給紙
される側のシート搬送路２５　（３３）を開放して形成
する０本実施例における紙ガイド部材４３においても、
給送されるシート材Ｐ、（Ｐ、）により退避位置に移動
された紙ガイド部材４３は、自重によりその位置が保持
されている。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、複数のシート搬送
路の合流部に搬送路を切換える紙ガイド部材を配設し、
選択的にシート搬送路を給紙されるシート材により上記
紙ガイド部材を非使用のシート搬送路である退避位置に
移動させることにより、給送中のシート材と紙ガイド部
材との圧接による摺動かなくなり、これによりシート材
の帯電及びこれによるシート材に形成される画像の乱れ
や、紙ガイド部材からのシート材への抵抗及びこれによ
るシート材の搬送スピードの低下等を解消することがで
き、さらにシート材と紙ガイド部材との摺動による擦れ
音の発生が防止される。

また、搬送されるシート材により紙ガイド部材は退避位
置に移動されると共に退避位置に保持されるのて、紙ガ
イド部材を退避位置に移動させるための特別の駆動手段
や退避位置への保持手段等を必要とせず、簡単な機構て
低コスト及び信頼性の高い安定したシート搬送装置を実
現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例が適用されている画像形
成としてのレーザービームプリンタの縦断側面図、第２
図及び第３図は同しくシート搬送路の合流部及び紙ガイ
ド部材を示す縦断側面図、第４図は本発明の第３の実施
例を示すシート搬送装置の合流部及び紙ガイド部材部の
縦断側面図、第５図（ａ）は本発明の第３の実施例を示
すシート搬送路の合流部及び紙ガイド部材部の縦断側面
図、第５図［ｂ）は同しく斜視図、第６図は従来のシー
ト搬送装置の一例を示す縦断側面図である。 Ｐ　＋　、　　Ｐ　２・・・シート材　、　　１・・・
レーザービームブソンタ（画像形成装置）　、　２・・
・本体フレーム　、　　７・・・感光ドラム（画像形成
部）、２５・・・第１のシート搬送路　、　３３・・・
第２のシート搬送路　、　　４０・・・合流部　、　４
１・・・第３のシート搬送路　、　４３Ａ、４３Ｂ・・
・退避位置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも２つ以上のシート搬送路の合流点に紙ガ
   イド部材を移動自在に設け、所定の前記シート搬送路を
   搬送されるシート材により前記紙ガイド部材を非使用の
   シート搬送路側の退避位置に退避移動させて搬送される
   シート材の搬送路を合流部に形成し、かつ前記紙ガイド
   部材の退避位置を保持したことを特徴とするシート搬送
   装置。 ２、前記紙ガイド部材は、自重により前記退避位置を保
   持することを特徴とする請求項１記載のシート搬送装置
   。