JPS6386656A - 端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は端末装置、特に他の複数の端末装置とともに網
終端波２に接続され、網終端装置から所定の制御信号を
受信した後所定の接続信号を返送することにより回線と
の接続を成立させる端末装置に関するものである。

［従来の技術］ 上記のような端末装置は、ｌ５ＤＮ（総合サービスデジ
タル通信網）システムにおいてよく知られたものである
。この種のシステムでは１つの網終端装置に対して最大
８台程度の端末装置がバス接続され、回線との接続は網
終端装置を介して行なわれる。

第３図は網終端装置１にバス°２を介して接続された３
台の端末装置３ａから３０を示している。

各端末装置の下には接続時に網終端波に１との間で交換
される信号を示している。ここで図の縦方向は時間軸を
あられしている。

網終端装置１が回線から着呼をうけると、まず網終端装
置１は各端末装置に対してセットアツプメツセージ１０
を送出する。各端末装置３ａから３０はその呼が受は入
れ可能な場合には符号１１から１３のようにコネクトメ
ツセージを返送する。この例では時間Ｔ１．Ｔ２、Ｔ３
後にそれぞれ端末装置３ｂ、３ａ、３ｃの順でコネクト
メッセージが返送されている。

このような場合、網終端装置１は最初にコネクトメツセ
ージを返送した端末装置３ｂに対して接続を行なうべく
、端末装置３ｂに対してコネクトアクルッジメッセージ
１４を送信し、その他の端末にはリリースメツセージ１
５を送信する。

コネクトアクル−２ジを受信した端末装置３ｂはこの信
号により自己が着信端末として選択されたことを知り、
以後着信動作を行なう、一方、リリースメツセージを受
信した端末装置３ａ、３Ｃはこれにより自端末が選択さ
れなかったことを知り、リリースコンプリートメツセー
ジ１６をそれぞれ返送して待機状態に戻る。

［発明が解決しようとする問題点］ リートのように、従来構成では、網終端装置に対して最
初にコネクトメツセージを返送した端末装ごが着信端末
として選択される。一方、端末装置がコネクトメツセー
ジを返送するタイミングは一様ではないので、どの端末
が着信端末になるかは特定できないという問題があった
。

［問題点を解決するための手段］ 以上の問題点を解決するために、本発明においては他の
複数の端末装置とともに網終端装置に接続され１．ｆ１
１終端装置から所定の制御信号を受信した後所定の接続
信号を返送することにより回線との接続を成立させる端
末装置において、前記制御信号を受信した後前記接続信
号を返送するまでの時間を所望に設定する手段を設け、
網終端装置に接続された複数の装置ごとに前記設定手段
の時間設定を変更することにより各端末装訝回線接続峙
の優先順位を設定する構成を採用した。

［作　用］ 以上の構成によれば、各端末装置の設定手段を所望に調
整しておくことによりあらかじめ定めた優先順位に基づ
いて着呼接続を制御することができる。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明の詳細な説明
する。

第１図は本発明を採用した端末装置の領分系の一部の構
造を示している９図において符号２０は優先度選択スイ
ッチで、本実施例ではロータリースイッチなどから構成
され、タイマー素子などから構成されたタイマー２１の
計測する待ち時間を８段階に設定する。優先度はスイッ
チ２０のレバー２０ａを「１」の側に操作した時のほう
が高＜、ｒ８Ｊの側のほうが低くなり、高い優先度が設
定されている場合によりタイマー２１の待ち時間が短く
なるようになっている。

タイマー２１は制御部２３の制御に応じてスイッチ２０
に設定された時間だけ待ち時間を計測した後、信号制御
部２２にトリガー信号を与える。

信号ル制御部２２はタイマー２１からトリガ信号を受け
るとバス２に対してコネクトメツセージ信号を送信する
。信号制御部２２は網終端装置から送信される信号の解
析および網終端装置に対して送信する信号の生成、出力
も行なう。

制御部２３はマイクロプロセッサ素子およびメモリなど
から構成される装置 作を制御する．制御部２３は信号制御部２２より網終端
装置から受信したメツセージ信号に関する情報を入力す
るとともに、信号制御部２２に対してコマンドを与え適
切なメツセージ信号を網終端装ｎに返送するよう制御を
行なう。

次に以上の構成における動作につき説明する。

上記のように構成された各端末装置は、第３図における
のと同様に網終端装置に接続されるものとする。

第２図は、制御部２３が回線接続時に行なう制御動作を
示している．第２図の手順は制御部２３のプログラムと
して不図示のＲＯＭなどの記憶素子に格納される。

ノ＜ス２を介して網終端装置からセットアツプ信号を受
信すると、この信号受信は信号制御部２２から制御部２
３に伝達され、これによって制御部２３は第２図の手順
に入る。

制御部２３はまず第２図のステップＳ１においてスイッ
チ２０の設定状態を読み取る。

次に制御部２３はステー７ブＳ２においてスイッチ２０
に設定された優先度に応じた時間をタイマー２１に設定
し、これをスタートさせる。

タイマー２１は制御部２３に設定された時間だけ待ち時
間を計測してから、ステップＳ３で信号制御部２２にト
リガ信号を与える。これによって信号制御部２２はバス
２を介してコネクトメツセージを送信する。

以上のような構成によれば、端末装置を網終端装置に対
して第３図のように接続した場合、各端末装置に対して
優先度選択スイッチ２０によって着呼時の優先順位をそ
れぞれ異ならせて設定しておくことにより、あらかじめ
定めた優先順位に応じて着呼類を制御できる０例えば着
呼を専門に扱うオペレータの端末にもっとも高い優先順
位を設定しておけば、このオペレータが常に着呼を処理
することができる。また、全ての端末装置のスイッチ２
０を同じ優先度に設定しておけば前記従来例と同様の処
理を行なうこともできる。

以上の構成では優先度選択スイッチをロータリースイッ
チから構成したが、テンキーなどのキーボードなど、他
の操作入力手段から優先度選択を行なってもよい、また
、上記実施例ではハードウェアから構成したタイブーを
例示したが、制御部２３のソフトウェアによりタイマー
を構成することもできる。

［効　果］ 以上から明らかなように、本発明によれば、他の複数の
端末装置とともに網終端装置に接続され、網終端装置か
ら所定の制御信号を受信した後所定の接続信号を返送す
ることにより回線との接続を成立させる端末装置におい
て、前記制御信号を受信した後前記接続信号を返送する
までの時間を所望に設定する手段を設け、網終端装置に
接続された複数の装置ごとに前記設定手段の時間設定を
変更することにより各端末装近回線接続時の優先順位を
設定する構成を採用しているので、あらかじめ定めた優
先順位に従って着呼処理を行なえるので端末操作業務の
簡略化を図れる優れた端末装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

ｔ５１図は本発明を採用した端末装置の制御系の構成を
示したブロー２り図、第２図は第１図の制御部の制御手
順を示したフローチャート図、第３図は従来のｌ５ＤＮ
システム比おける端末接続の制御方式を示した説明図で
ある。 ｌ・・・、網終端装置　　　２・・・バス３・・・端末
装置 ２０・・・優先度選択スイッチ ２１・・・タイマー　　　２２・・・信号制御部２３・
・・制御部 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 他の複数の端末装置とともに網終端装置に接続され、網
   終端装置から所定の制御信号を受信した後所定の接続信
   号を返送することにより回線との接続を成立させる端末
   装置において、前記制御信号を受信した後前記接続信号
   を返送するまでの時間を所望に設定する手段を設け、網
   終端装置に接続された複数の装置ごとに前記設定手段の
   時間設定を変更することにより各端末装置回線接続時の
   優先順位を設定することを特徴とする端末装置。