JP2000010072A - アクティブマトリクス型液晶表示装置 - Google Patents
アクティブマトリクス型液晶表示装置Info
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Abstract
る周辺回路一体型のアクティブマトリクス型液晶表示装
置に関し、画素電極電位の変動を小さく抑えて、歩留り
の向上を図る。 【解決手段】ソースをnチャネルTFT22、23の接
続部26に接続し、ゲートをゲートバスライン14に接
続し、ドレインにコモン電位Vcが印加されるpチャネ
ルTFT25を設け、nチャネルTFT22〜24のオ
フ時、nチャネルTFT22、23の接続部26にコモ
ン電位Vcを印加する。
Description
膜トランジスタ(以下、TFTという)を使用してなる
周辺回路一体型のアクティブマトリクス型液晶表示装置
に関する。
置の研究・開発においては、低コスト化が大きな課題と
されており、低コスト化を目指した開発競争が熾烈を極
めている。
スでポリシリコンを形成する技術が注目を浴びている。
なぜなら、低温プロセスでポリシリコンを形成する技術
は、安価なガラス基板上に周辺回路を作成することを可
能とするので、従来のような駆動用ICの実装を不要と
し、大幅なコスト削減を期待できるからである。
なすトランジスタについても、ポリシリコンTFTを使
用すれば、画素中におけるトランジスタの面積の縮小が
可能となり、開口率を向上させることもできる。
成したポリシリコンを使用して作成したTFTはオフ電
流が大きいことから、各画素に形成すべきスイッチ素子
をなすトランジスタとして、このようなTFTを使用す
ると、TFTのオフ電流の影響で画素電極電位が変動し
て欠陥となる確率が高くなり、歩留りの低下を招いてし
まうという問題点があった。
素子をなすトランジスタとして低温プロセスで作成した
ポリシリコンTFTを使用する場合には、このポリシリ
コンTFTのオフ電流の影響による画素電極電位の変動
を如何にして小さく抑えるかということが重要な課題と
なる。
してなる従来の周辺回路一体型のアクティブマトリクス
型液晶表示装置の一例の一部分を示す回路図である。
ータバスライン1にデータ信号D1を出力するデータド
ライバ、3は第1ラインのゲートバスライン、4はゲー
トバスライン3にゲート信号G1を出力するゲートドラ
イバ、5は第1ラインの1番目の画素であり、他の画素
についても同様に構成されている。
対向電極8との間の液晶、9は画素電極7と補助電極1
0との間に形成された補助容量であり、対向電極8及び
補助電極10にはコモン電位Vcが印加されるように構
成されている。なお、画素電極7と第2ラインのゲート
バスラインとの間に補助容量9を形成する方法も提案さ
れている。
データバスライン1に対して出力されたデータ信号D1
を画素電極7に印加するためにデータバスライン1と画
素電極7との間に直列接続されたスイッチ素子をなすn
チャネルTFTであり、これらnチャネルTFT11、
12は、ゲートをゲートバスライン3に接続され、ゲー
ト信号G1によりオン、オフが制御されるように構成さ
れている。
は、データバスライン1と画素電極7との間に2個のn
チャネルTFT11、12を直列接続することにより、
nチャネルTFT11、12のオフ電流を小さくし、画
素電極電位の変動を小さく抑えようとするものである。
スライン1と画素電極7との間に2個のnチャネルTF
T11、12を直列接続し、nチャネルTFT11、1
2のオフ電流を小さくすることにより、画素電極電位の
変動を小さく抑えるようにしても、なお、製品基準に達
しないものが製造される場合があり、期待する歩留りを
達成することができないという問題点があった。
の間に直列接続するnチャネルTFTの数を3個又は4
個と増加しても、なお、期待する歩留りを得ることがで
きないのが現状であった。
てTFTを使用してなる周辺回路一体型のアクティブマ
トリクス型液晶表示装置であって、画素電極電位の変動
を小さく抑えて、歩留りの向上を図ることができるよう
にしたアクティブマトリクス型液晶表示装置を提供する
ことを目的とする。
リクス型液晶表示装置は、各画素ごとに、データバスラ
インと画素電極との間に、各ゲートをゲートバスライン
に接続した一導電型の複数のTFTを直列接続してなる
アクティブマトリクス型液晶表示装置において、前記複
数のTFTのオフ時、前記複数のTFTのいずれかの直
列接続部に、前記複数のTFTの前記いずれかの直列接
続部と前記画素電極との間の最大電位差を小さくするよ
うな固定電位を印加する固定電位印加手段を備えている
というものである。
て、データバスラインと画素電極との間に直列接続され
た複数のTFTのいずれかの直列接続部と画素電極との
間に存在するTFTのオフ電流を小さくすることができ
る。
本発明の第1実施形態〜第7実施形態について説明す
る。
る。図1中、12はデータバスライン、13はデータバ
スライン12にデータ信号D1を出力するデータドライ
バである。
ン、15はゲートバスライン14にゲート信号G1を出
力するゲートドライバ、16は第1水平ラインの1番目
の画素であり、他の画素についても同様に構成されてい
る。
18と対向電極19との間の液晶、20は画素電極18
と補助電極21との間に形成された補助容量であり、対
向電極19及び補助電極21にはコモン電位Vcが印加
されるように構成されている。なお、補助容量20は、
画素電極18と第2ラインのゲートバスラインとの間に
形成するようにしても良い。
らデータバスライン12に出力されたデータ信号D1を
画素電極18に印加するためにデータバスライン12と
画素電極18との間に直列接続されたスイッチ素子をな
すnチャネルTFTであり、これらnチャネルTFT2
2〜24は、ゲートをゲートバスライン14に接続され
ている。
ャネルTFTであり、このpチャネルTFT25は、ソ
ースをnチャネルTFT22、23の接続点26に接続
され、ゲートをゲートバスライン14に接続され、ドレ
インにコモン電位Vcが印加されるように構成されてい
る。
態においては、第1ラインが選択される場合には、ゲー
ト信号G1=Hレベル、nチャネルTFT22〜24=
ON、pチャネルTFT25=OFFとされ、データ信
号D1がnチャネルTFT22〜24を介して画素電極
18に印加され、画素電極18がデータ信号電位に充電
される。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT22〜2
4=OFF、pチャネルTFT25=ONとされる。こ
の結果、コモン電位VcがpチャネルTFT25を介し
てnチャネルTFT22、23の接続点26に印加さ
れ、nチャネルTFT22、23の接続点26の電位は
コモン電位Vcにクランプされる。
ては、第1ラインが選択され、画素電極18にデータ信
号電位が充電された後、第1ラインが非選択とされる
と、nチャネルTFT22、23の接続点26はコモン
電位Vcにクランプされるので、pチャネルTFT25
が存在しない場合に比較して、画素電極18とnチャネ
ルTFT22、23の接続点26との間の最大電位差を
小さくすることができる。他の画素についても、同様の
ことが言える。
ば、能動素子として低温プロセスで作成したポリシリコ
ンTFTを使用するようにしても、画素電極にデータ信
号を印加するためのスイッチ素子をなすnチャネルTF
Tのオフ電流による画素電極電位の変動を小さく抑え、
歩留りの向上を図ることができる。
る。図2中、28はデータバスライン、29はデータバ
スライン28にデータ信号D1を出力するデータドライ
バである。
ン、31はゲートバスライン13にゲート信号G1を出
力するゲートドライバ、32は第1ラインの1番目の画
素であり、他の画素についても同様に構成されている。
34と対向電極35との間の液晶、36は画素電極34
と補助電極37との間に形成された補助容量であり、対
向電極35及び補助電極37にはコモン電位Vcが印加
されるように構成されている。なお、補助容量36は、
画素電極34と第2ラインのゲートバスラインとの間に
形成するようにしても良い。
らデータバスライン28に出力されたデータ信号D1を
画素電極34に印加するためにデータバスライン28と
画素電極34との間に直列接続されたスイッチ素子をな
すnチャネルTFTであり、これらnチャネルTFT3
8〜41は、ゲートをゲートバスライン30に接続され
ている。
ャネルTFTであり、このpチャネルTFT42は、ソ
ースをnチャネルTFT38、39の接続点43に接続
され、ゲートをゲートバスライン30に接続され、ドレ
インにコモン電位Vcが印加されるように構成されてい
る。
態においては、第1ラインが選択される場合には、ゲー
ト信号G1=Hレベル、nチャネルTFT38〜41=
ON、pチャネルTFT42=OFFとされ、データ信
号D1がnチャネルTFT38〜41を介して画素電極
34に印加され、画素電極34がデータ信号電位に充電
される。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT38〜4
1=OFF、pチャネルTFT42=ONとされる。こ
の結果、コモン電位VcがpチャネルTFT42を介し
てnチャネルTFT38、39の接続点43に印加さ
れ、nチャネルTFT38、39の接続点42の電位は
コモン電位Vcにクランプされる。
ては、第1ラインが選択され、画素電極34にデータ信
号電位が充電された後、第1ラインが非選択とされる
と、nチャネルTFT38、39の接続点43はコモン
電位Vcにクランプされるので、pチャネルTFT42
が存在しない場合に比較して、画素電極34とnチャネ
ルTFT38、39の接続点43との間の最大電位差を
小さくすることができる。他の画素についても、同様の
ことが言える。
点43と画素電極34との間に3個のnチャネルTFT
39〜41が存在しているので、nチャネルTFT39
〜41に流れるオフ電流は、本発明の第1実施形態の場
合にnチャネルTFT23、24に流れるオフ電流より
も小さくなる。他の画素についても、同様のことが言え
る。
ば、能動素子として低温プロセスで作成したポリシリコ
ンTFTを使用するようにしても、画素電極にデータ信
号を印加するためのスイッチ素子をなすnチャネルTF
Tのオフ電流による画素電極電位の変動を小さく抑え、
本発明の第1実施形態の場合よりも歩留りの向上を図る
ことができる。
る。図3中、45はデータバスライン、46はデータバ
スライン45にデータ信号D1を出力するデータドライ
バである。
ン、48はゲートバスライン47にゲート信号G1を出
力するゲートドライバ、49は第1ラインの1番目の画
素であり、他の画素についても同様に構成されている。
51と対向電極52との間の液晶、53は画素電極51
と補助電極54との間に形成された補助容量であり、対
向電極52及び補助電極54にはコモン電位Vcが印加
されるように構成されている。なお、補助容量53は、
画素電極51と第2ラインのゲートバスラインとの間に
形成するようにしても良い。
らデータバスライン45に出力されたデータ信号D1を
画素電極51に印加するためにデータバスライン45と
画素電極51との間に直列接続されたスイッチ素子をな
すnチャネルTFTであり、これらnチャネルTFT5
5〜57は、ゲートをゲートバスライン47に接続され
ている。
ブラックマトリクス電極は、各ラインごとに電気的に独
立に形成されており、58は第1ラインに対応して設け
られたブラックマトリクス電極、59はブラックマトリ
クス電極58に固定電位信号Bm1を出力するブラック
マトリクス電極ドライバである。
ャネルTFTであり、このpチャネルTFT60は、ソ
ースをnチャネルTFT55、56の接続点61に接続
され、ゲートをゲートバスライン47に接続され、ドレ
インをブラックマトリクス電極58に接続されている。
を示すタイミングチャートであり、図4中、G2は第2
ラインのゲート信号、G3は第3ラインのゲート信号、
Gnは第nラインのゲート信号Gn、Bm2は第2ライ
ンの固定電位信号、Bm3は第3ラインの固定電位信
号、Bmnは第nラインの固定電位信号Bmnを示して
いる。
電位とコモン電位Vcとの電位差の絶対値であり、正極
性駆動時においては、画素電極に(Vc+Vb)を印加す
ると、黒を表示することができ、負極性駆動時において
は、画素電極に(Vc−Vb)を印加すると黒を表示する
ことができる。
電位とコモン電位Vcとの電位差の絶対値であり、正極
性駆動時においては、画素電極に(Vc+Vw)を印加す
ると、白を表示することができ、負極性駆動時において
は、画素電極に(Vc−Vw)を印加すると白を表示する
ことができる。
個の固定電位を交互にとる信号であり、一方の電位を画
素電極に印加される最大電位(Vc+Vb)とコモン電位
Vcとの間の電位、たとえば、Vc+(Vb+Vw)/2と
され、他方の電位を画素電極に印加される最小電位(V
c−Vb)とコモン電位Vcとの間の電位、たとえば、Vc
−(Vb+Vw)/2とされる。
交流駆動する例であり、第kフレーム(正極性駆動時)
に、第1ライン〜第nラインが順に選択されると、固定
電位信号Bm1〜Bmnが順にVc+(Vb+Vw)/2
とされ、その後、第k+1フレーム(負極性駆動時)に
おいて、第1ライン〜第nラインが順に選択されるまで
の間、固定電位信号Bm1〜Bmnは、それぞれ、Vc
+(Vb+Vw)/2を維持することになる。
ライン〜第nラインが順に選択されると、固定電位信号
Bm1〜Bmnが順にVc−(Vb+Vw)/2とされ、
その後、第K+2フレームにおいて、第1ライン〜第n
ラインが順に選択されるまでの間、固定電位信号Bm1
〜Bmnは、それぞれ、Vc−(Vb+Vw)/2を維持
することになる。
て、第1ラインが選択される場合には、ゲート信号G1
=Hレベル、nチャネルTFT55〜57=ON、pチ
ャネルTFT60=OFFとされ、データ信号D1がn
チャネルTFT55〜57を介して画素電極51に印加
され、画素電極51がデータ信号電位に充電されると共
に、固定電位信号Bm1の電位は、Vc+(Vb+Vw)
/2とされる。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT55〜5
7=OFF、pチャネルTFT60=ONとされる。こ
の結果、固定電位信号Bm1がpチャネルTFT60を
介してnチャネルTFT55、56の接続点61に印加
され、nチャネルTFT55、56の接続点61の電位
は、Vc+(Vb+Vw)/2にクランプされる。
ラインが選択されるまでの間、固定電位信号Bm1はV
c+(Vb+Vw)/2に維持され、nチャネルTFT5
5、56の接続点61の電位はVc+(Vb+Vw)/2
に維持される。
ラインが選択される場合には、ゲート信号G1=Hレベ
ル、nチャネルTFT55〜57=ON、pチャネルT
FT60=OFFとされ、データ信号D1がnチャネル
TFT55〜57を介して画素電極51に印加され、画
素電極51がデータ信号電位に充電されると共に、固定
電位信号Bm1の電位は、Vc−(Vb+Vw)/2とさ
れる。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT55〜5
7=OFF、pチャネルTFT60=ONとされる。こ
の結果、固定電位信号Bm1がpチャネルTFT60を
介してnチャネルTFT55、56の接続点61に印加
され、nチャネルTFT55、56の接続点61の電位
は、Vc−(Vb+Vw)/2にクランプされる。
ラインが選択されるまでの間、固定電位信号Bm1はV
c−(Vb+Vw)/2に維持され、nチャネルTFT5
5、56の接続点61の電位は、Vc−(Vb+Vw)/
2に維持される。
を示すタイミングチャートであり、第2駆動例は、1ラ
インごとに交流駆動する例である。
て、第1ライン〜第nラインが順に選択されると、固定
電位信号Bm1〜Bmnの電位は、順に、奇数ラインの
固定電位信号Bm1、Bm3、・・・Bmnについては
Vc+(Vb+Vw)/2とされ、偶数ラインの固定電位
信号Bm2、Bm4、・・・Bm(n−1)については
Vc−(Vb+Vw)/2とされ、その後、第k+1フレ
ームにおいて、第1ライン〜第nラインが順に選択され
るまでの間、この状態が維持される。
ライン〜第nラインが順に選択されると、固定電位信号
Bm1〜Bmnの電位は、順に、奇数ラインの固定電位
信号Bm1、Bm3、・・・BmnについてはVc−
(Vb+Vw)/2とされ、偶数ラインの固定電位信号B
m2、Bm4、・・・Bm(n−1)についてはVc+
(Vb+Vw)/2とされ、その後、第k+2フレームに
おいて、第1ライン〜第nラインが順に選択されるまで
の間、この状態が維持される。
て、第1ラインが選択される場合には、ゲート信号G1
=Hレベル、nチャネルTFT55〜57=ON、pチ
ャネルTFT60=OFFとされ、データ信号D1がn
チャネルTFT55〜57を介して画素電極51に印加
され、画素電極51がデータ信号電位に充電されると共
に、固定電位信号Bm1の電位は、Vc+(Vb+Vw)
/2とされる。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT55〜5
7=OFF、pチャネルTFT60=ONとされる。こ
の結果、固定電位信号Bm1がpチャネルTFT60を
介してnチャネルTFT55、56の接続点61に印加
され、nチャネルTFT55、56の接続点61の電位
は、Vc+(Vb+Vw)/2にクランプされる。
せるが、第k+1フレームにおいて、第1ラインが選択
されるまでの間、固定電位信号Bm1はVc+(Vb+V
w)/2に維持され、nチャネルTFT55、56の接
続点61の電位は、Vc+(Vb+Vw)/2に維持され
る。
ラインが選択され、負極性駆動される場合には、ゲート
信号G1=Hレベル、nチャネルTFT55〜57=O
N、pチャネルTFT60=OFFとされ、データ信号
D1がnチャネルTFT55〜57を介して画素電極5
1に印加され、画素電極51がデータ信号電位に充電さ
れると共に、固定電位信号Bm1の電位は、Vc−(Vb
+Vw)/2とされる。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT55〜5
7=OFF、pチャネルTFT60=ONとされる。こ
の結果、固定電位信号Bm1がpチャネルTFT60を
介してnチャネルTFT55、56の接続点61に印加
され、nチャネルTFT55、56の接続点61の電位
は、Vc−(Vb+Vw)/2にクランプされる。
せるが、第k+2フレームにおいて、第1ラインが選択
されるまでの間、固定電位信号Bm1はVc−(Vb+V
w)/2に維持され、nチャネルTFT55、56の接
続点61の電位はVc−(Vb+Vw)/2に維持され
る。
ては、第1ラインが選択され、正極性駆動される場合に
は、画素電極51にデータ信号電位が充電された後、次
のフレームにおいて、第1ラインが選択されるまでの
間、nチャネルTFT55、56の接続点61は、正極
性駆動時に画素電極51に印加される最大電位Vc+Vb
と最小電位Vc+Vwの中間の電位Vc+(Vb+Vw)/
2にクランプされる。
極性駆動される場合には、画素電極51にデータ信号電
位が充電された後、次のフレームにおいて、第1ライン
が選択されるまでの間、nチャネルTFT55、56の
接続点61は、負極性駆動時に画素電極51に印加され
る最大電位Vc−Vwと最小電位Vc−Vbの中間の電位V
c−(Vb+Vw)/2にクランプされる。
nチャネルTFT55〜57のオフ時、pチャネルTF
T60が存在しない場合に比較して、画素電極51とn
チャネルTFT55、56の接続点61との間の最大電
位差を小さくすることができる。他の画素についても、
同様のことが言える。
ば、能動素子として低温プロセスで作成したポリシリコ
ンTFTを使用するようにしても、画素電極にデータ信
号を印加するためのスイッチ素子をなすnチャネルTF
Tのオフ電流による画素電極電位の変動を小さく抑え、
歩留りの向上を図ることができる。
る。図4中、63はデータバスライン、64はデータバ
スライン63にデータ信号D1を出力するデータドライ
バである。
ン、66はゲートバスライン65にゲート信号G1を出
力するゲートドライバ、67は第1ラインの1番目の画
素であり、他の画素についても同様に構成されている。
69と対向電極70との間の液晶、71は画素電極69
と補助電極72との間に形成された補助容量であり、対
向電極70及び補助電極72にはコモン電位Vcが印加
されるように構成されている。なお、補助容量71は、
画素電極69と第2ラインのゲートバスラインとの間に
形成するようにしても良い。
らデータバスライン63に出力されたデータ信号D1を
画素電極69に印加するためにデータバスライン63と
画素電極69との間に直列接続されたスイッチ素子をな
すnチャネルTFTであり、これらnチャネルTFT7
3〜75は、ゲートをゲートバスライン65に接続され
ている。
各ラインごとに配線電極が形成されており、76は第1
ラインに対応して設けられた配線電極、77は配線電極
76に固定電位信号M1を出力する配線電極ドライバで
ある。
固定電位を交互にとる信号であり、一方の電位を画素電
極に印加される最大電位(Vc+Vb)とコモン電位Vc
との間の電位、たとえば、Vc+(Vb+Vw)/2とさ
れ、他方の電位を画素電極に印加される最小電位(Vc
−Vb)とコモン電位Vcとの間の電位、たとえば、Vc
−(Vb+Vw)/2とされる。
ャネルTFTであり、このpチャネルTFT78は、ソ
ースをnチャネルTFT73、74の接続点79に接続
され、ゲートをゲートバスライン65に接続され、ドレ
インを配線電極76に接続されている。
を示すタイミングチャートであり、第1駆動例は、1フ
レームごとに交流駆動する例であり、第kフレーム(正
極性駆動時)において、第1ライン〜第nラインが順に
選択されると、固定電位信号M1〜Mnの電位は、順に
Vc+(Vb+Vw)/2とされ、その後、第k+1フレ
ーム(負極性駆動時)において、第1ライン〜第nライ
ンが順に選択されるまでの間、固定電位信号M1〜Mn
の電位は、それぞれ、Vc+(Vb+Vw)/2に維持さ
れる。
ライン〜第nラインが順に選択されると、固定電位信号
M1〜Mnの電位は、順にVc−(Vb+Vw)/2とさ
れ、その後、次のフレームにおいて、第1ライン〜第n
ラインが順に選択されるまでの間、固定電位信号M1〜
Mnの電位は、それぞれ、Vc−(Vb+Vw)/2に維
持される。
て、第1ラインが選択される場合には、ゲート信号G1
=Hレベル、nチャネルTFT73〜75=ON、pチ
ャネルTFT78=OFFとされ、データ信号D1がn
チャネルTFT73〜75を介して画素電極69に印加
され、画素電極69がデータ信号電位に充電されると共
に、固定電位信号M1の電位は、Vc+(Vb+Vw)/
2とされる。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT73〜7
5=OFF、pチャネルTFT78=ONとされる。こ
の結果、固定電位信号M1がpチャネルTFT78を介
してnチャネルTFT73、74の接続点79に印加さ
れ、nチャネルTFT73、74の接続点79の電位
は、Vc+(Vb+Vw)/2にクランプされる。
ラインが選択されるまでの間、固定電位信号M1の電位
はVc+(Vb+Vw)/2に維持され、nチャネルTF
T73、74の接続点79の電位は、Vc+(Vb+V
w)/2に維持される。
ラインが選択される場合には、ゲート信号G1=Hレベ
ル、nチャネルTFT73〜75=ON、pチャネルT
FT78=OFFとされ、データ信号D1がnチャネル
TFT73〜75を介して画素電極69に印加され、画
素電極69がデータ信号電位に充電されると共に、固定
電位信号M1の電位は、Vc−(Vb+Vw)/2とされ
る。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT73〜7
5=OFF、pチャネルTFT78=ONとされる。こ
の結果、固定電位信号M1がpチャネルTFT78を介
してnチャネルTFT73、74の接続点79に印加さ
れ、nチャネルTFT73、74の接続点79の電位
は、Vc−(Vb+Vw)/2にクランプされる。
ラインが選択されるまでの間、固定電位信号M1の電位
はVc−(Vb+Vw)/2に維持され、nチャネルTF
T73、74の接続点79の電位は、Vc−(Vb+V
w)/2に維持される。
を示すタイミングチャートであり、第2駆動例は、1ラ
インごとに交流駆動する例である。
て、第1ライン〜第nラインが順に選択されると、固定
電位信号M1〜Mnの電位は、順に、奇数ラインの固定
電位信号M1、M3、・・・MnについてはVc+(Vb
+Vw)/2とされ、偶数ラインの固定電位信号M2、
M4、・・・M(n−1)についてはVc−(Vb+V
w)/2とされ、その後、第k+1フレームにおいて、
第1ライン〜第nラインが順に選択されるまでの間、こ
の状態が維持される。
ライン〜第nラインが順に選択されると、固定電位信号
M1〜Mnの電位は、順に、奇数ラインの固定電位信号
M1、M3、・・・MnについてはVc−(Vb+Vw)
/2とされ、偶数ラインの固定電位信号M2、M4、・
・・M(n−1)についてはVc+(Vb+Vw)/2と
され、その後、第k+2フレームにおいて、第1ライン
〜第nラインが順に選択されるまでの間、この状態が維
持される。
る場合には、ゲート信号G1=Hレベル、nチャネルT
FT73〜75=ON、pチャネルTFT78=OFF
とされ、データ信号D1がnチャネルTFT73〜75
を介して画素電極69に印加され、画素電極69がデー
タ信号電位に充電されると共に、固定電位信号M1の電
位は、Vc+(Vb+Vw)/2とされる。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT73〜7
5=OFF、pチャネルTFT78=ONとされる。こ
の結果、固定電位信号M1がpチャネルTFT78を介
してnチャネルTFT73、75の接続点79に印加さ
れ、nチャネルTFT73、74の接続点79の電位
は、Vc+(Vb+Vw)/2にクランプされる。
せるが、第k+1フレームにおいて、第1ラインが選択
されるまでの間、固定電位信号M1の電位は、Vc+
(Vb+Vw)/2に維持され、nチャネルTFT73、
74の接続点79の電位は、Vc+(Vb+Vw)/2に
維持される。
ラインが選択され、負極性駆動される場合には、ゲート
信号G1=Hレベル、nチャネルTFT73〜75=O
N、pチャネルTFT78=OFFとされ、データ信号
D1がnチャネルTFT73〜75を介して画素電極6
9に印加され、画素電極69がデータ信号電位に充電さ
れると共に、固定電位信号M1の電位は、Vc−(Vb+
Vw)/2とされる。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT73〜7
5=OFF、pチャネルTFT78=ONとされる。こ
の結果、固定電位信号M1がpチャネルTFT78を介
してnチャネルTFT73、74の接続点79に印加さ
れ、nチャネルTFT73、75の接続点79の電位
は、Vc−(Vb+Vw)/2にクランプされる。
せるが、第k+2フレームにおいて、第1ラインが選択
されるまでの間、固定電位信号M1の電位は、Vc−
(Vb+Vw)/2に維持され、nチャネルTFT73、
74の接続点79の電位は、Vc−(Vb+Vw)/2に
維持される。
ては、第1ラインが選択され、正極性駆動される場合に
は、画素電極69にデータ信号電位が充電された後、次
のフレームにおいて、第1ラインが選択されるまでの
間、nチャネルTFT73、74の接続点79は、正極
性駆動時に画素電極69に印加される最大電位Vc+Vb
と最小電位Vc+Vwの中間の電位Vc+(Vb+Vw)/
2にクランプされる。
極性駆動される場合には、画素電極69にデータ信号電
位が充電された後、次のフレームにおいて、第1ライン
が選択されるまでの間、nチャネルTFT73、74の
接続点79は、負極性駆動時に画素電極69に印加され
る最大電位Vc−Vwと最小電位Vc−Vbの中間の電位V
c−(Vb+Vw)/2にクランプされる。
nチャネルTFT73〜75のオフ時、pチャネルTF
T78が存在しない場合に比較して、画素電極69とn
チャネルTFT73〜75の接続点79との間の最大電
位差を小さくすることができる。他の画素についても、
同様のことが言える。
ば、能動素子として低温プロセスで作成したポリシリコ
ンTFTを使用するようにしても、画素電極にデータ信
号を印加するためのスイッチ素子をなすnチャネルTF
Tのオフ電流による画素電極電位の変動を小さく抑え、
歩留りの向上を図ることができる。
明の第5実施形態の一部分を示す回路図である。図9
中、81はデータバスライン、82はデータバスライン
81にデータ信号D1を出力するデータドライバであ
る。
ン、84はゲートバスライン83にゲート信号G1を出
力するゲートドライバ、85は第1ラインの1番目の画
素であり、他の画素についても同様に構成されている。
87と対向電極88との間の液晶、89は画素電極87
と補助電極90との間に形成された補助容量であり、対
向電極88及び補助電極90にはコモン電位Vcが印加
されるように構成されている。なお、補助容量89は、
画素電極87と第2ラインのゲートバスラインとの間に
形成するようにしても良い。
らデータバスライン81に出力されたデータ信号D1を
画素電極87に印加するためにデータバスライン81と
画素電極87との間に直列接続されたスイッチ素子をな
すnチャネルTFTであり、これらnチャネルTFT9
1〜93は、ゲートをゲートバスライン83に接続され
ている。
力するための固定電位信号入力端子、95は全ラインに
共用される共通配線電極である。
を交互にとる信号であり、一方の電位を画素電極に印加
される最大電位(Vc+Vb)とコモン電位Vcとの間の
電位、たとえば、Vc+(Vb+Vw)/2とされ、他方
の電位を画素電極に印加される最小電位(Vc−Vb)と
コモン電位Vcとの間の電位、たとえば、Vc−(Vb+
Vw)/2とされる。
ンごとに配線電極及び固定電位保持手段が設けられてお
り、96は第1ラインに対応して設けられた配線電極、
97は第1ラインに対応して設けられた固定電位保持手
段であり、98はスイッチ素子をなすnチャネルTF
T、99は固定電位保持容量である。
を共通配線電極95に接続され、ソースを固定電位保持
容量99の一方の電極99Aに接続され、ゲートをゲー
トバスライン83に接続されており、固定電位保持容量
99の他方の電極99Bにはコモン電位Vcが印加され
るように構成されている。また、配線電極96は、固定
電位保持容量99の一方の電極99Aに接続されてい
る。
チャネルTFTであり、このpチャネルTFT100
は、ソースをnチャネルTFT91、92の接続点10
1に接続され、ゲートをゲートバスライン83に接続さ
れ、ドレインを配線電極96に接続されている。
示すタイミングチャートであり、本発明の第5実施形態
は、1フレームごとに交流駆動されるものである。
性駆動時とされ、第1ライン〜第nラインが順に選択さ
れると共に、固定電位信号Lの電位は、Vc+(Vb+V
w)/2とされる。
性駆動時とされ、第1ライン〜第nラインが順に選択さ
れると共に、固定電位信号Lの電位はVc−(Vb+V
w)/2とされる。
て、第1ラインが選択される場合には、ゲート信号G1
=Hレベル、nチャネルTFT91〜93=ON、pチ
ャネルTFT100=OFFとされ、データ信号D1が
nチャネルTFT91〜93を介して画素電極87に印
加され、画素電極87がデータ信号電位に充電される。
Nとされ、固定電位信号LがnチャネルTFT98を介
して固定電位保持容量99の電極99Aに印加され、固
定電位保持容量99の電極99AはVc+(Vb+Vw)
/2に充電される。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT98=O
FFとされ、固定電位保持容量99の電極99Aの電位
は、Vc+(Vb+Vw)/2に保持されると共に、nチ
ャネルTFT91〜93=OFF、pチャネルTFT1
00=ONとされる。
9Aの電位であるVc+(Vb+Vw)/2が配線電極9
6及びpチャネルTFT100を介してnチャネルTF
T91、92の接続点101に印加され、nチャネルT
FT91、92の接続点101の電位は、Vc+(Vb+
Vw)/2にクランプされる。
ラインが選択されると、ゲート信号G1=Hレベル、n
チャネルTFT91〜93=ON、pチャネルTFT1
00=OFFとされ、データ信号D1がnチャネルTF
T91〜93を介して画素電極87に印加され、画素電
極87がデータ信号電位に充電される。
Nとされ、固定電位信号LがnチャネルTFT98を介
して固定電位保持容量99の電極99Aに印加され、固
定電位保持容量99の電極99AはVc−(Vb+Vw)
/2に充電される。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT98=O
FFとされ、固定電位保持容量99の電極99Aの電位
は、Vc−(Vb+Vw)/2に保持されると共に、nチ
ャネルTFT91〜93=OFF、pチャネルTFT1
00=ONとされる。
9Aの電位であるVc−(Vb+Vw)/2が配線電極9
6及びpチャネルTFT100を介してnチャネルTF
T91、92の接続点101に印加され、nチャネルT
FT91、92の接続点101の電位は、Vc−(Vb+
Vw)/2にクランプされる。
ては、第1ラインが選択され、正極性駆動される場合に
は、画素電極87にデータ信号電位が充電された後、次
のフレームにおいて、第1ラインが選択されるまでの
間、nチャネルTFT91、92の接続点101は、正
極性駆動時に画素電極87に印加される最大電位Vc+
Vbと最小電位Vc+Vwの中間の電位Vc+(Vb+Vw)
/2にクランプされる。
極性駆動される場合には、画素電極87にデータ信号電
位が充電された後、次のフレームにおいて、第1ライン
が選択されるまでの間、nチャネルTFT91、92の
接続点101は、負極性駆動時に画素電極87に印加さ
れる最大電位Vc−Vwと最小電位Vc−Vbの中間の電位
Vc−(Vb+Vw)/2にクランプされる。
nチャネルTFT91、92のオフ時、pチャネルTF
T100が存在しない場合に比較して、画素電極87と
nチャネルTFT91、92の接続点101との間の最
大電位差を小さくすることができる。他の画素について
も、同様のことが言える。
ば、能動素子として低温プロセスで作成したポリシリコ
ンTFTを使用するようにしても、画素電極にデータ信
号を印加するためのスイッチ素子をなすnチャネルTF
Tのオフ電流による画素電極電位の変動を小さく抑え、
歩留りの向上を図ることができる。
ある。図11中、103はデータバスライン、104は
データバスライン103にデータ信号D1を出力するデ
ータドライバである。
イン、106はゲートバスライン105にゲート信号G
1を出力するゲートドライバ、107は第1ラインの1
番目の画素であり、他の画素についても同様に構成され
ている。
電極109と対向電極110との間の液晶、111は画
素電極109と補助電極112との間に形成された補助
容量であり、対向電極110及び補助電極112にはコ
モン電位Vcが印加されるように構成されている。な
お、補助容量111は、画素電極109と第2ラインの
ゲートバスラインとの間に形成するようにしても良い。
04からデータバスライン103に出力されたデータ信
号D1を画素電極109に印加するためにデータバスラ
イン103と画素電極109との間に直列接続されたス
イッチ素子をなすnチャネルTFTであり、これらnチ
ャネルTFT113〜115は、ゲートをゲートバスラ
イン105に接続されている。
入力するための固定電位信号入力端子、117は全ライ
ンに共用される共通配線電極である。
を交互にとる信号であり、一方の電位を画素電極に印加
される最大電位(Vc+Vb)とコモン電位Vcとの間の
電位、たとえば、Vc+(Vb+Vw)/2とされ、他方
の電位を画素電極に印加される最小電位(Vc−Vb)と
コモン電位Vcとの間の電位、たとえば、Vc−(Vb+
Vw)/2とされる。
各ラインごとに配線電極及び固定電位保持手段が設けら
れており、118は第1ラインに対応して設けられた配
線電極、119は第1ラインに対応して設けられた固定
電位保持手段であり、120〜122はスイッチ素子を
なすnチャネルTFT、123は固定電位保持容量であ
る。
は、共通配線電極117と固定電位保持容量123の一
方の電極123Aとの間に直列接続され、ゲートをゲー
トバスライン105に接続されており、固定電位保持容
量123の他方の電極123Bにはコモン電位Vcが印
加されるように構成されている。また、配線電極118
は、固定電位保持容量123の一方の電極123Aに接
続されている。
チャネルTFTであり、このpチャネルTFT124
は、ソースをnチャネルTFT113、114の接続点
125に接続され、ゲートをゲートバスライン105に
接続され、ドレインを配線電極118に接続されてい
る。
施形態と同様に駆動させることができるので、能動素子
として低温プロセスで作成したポリシリコンTFTを使
用するようにしても、画素電極にデータ信号を印加する
ためのスイッチ素子をなすnチャネルTFTのオフ電流
による画素電極電位の変動を小さく抑え、歩留りの向上
を図ることができる。
定電位保持容量の一方の電極との間に3個のnチャネル
TFTを直列接続させているので、これら3個のnチャ
ネルTFTのオフ電流を小さくし、固定電位保持容量が
保持する固定電位の変動を小さくすることができる。
ある。図12中、127はデータバスライン、128は
データバスライン127にデータ信号D1を出力するデ
ータドライバである。
イン、130はゲートバスライン129にゲート信号G
1を出力するゲートドライバ、131は第2ラインのゲ
ートバスライン、132はゲートバスライン131にゲ
ート信号G2を出力するゲートドライバである。
素、134は第2ラインの1番目の画素であり、他の画
素についても同様に構成されている。
電極136と対向電極137との間の液晶、138は画
素電極136と補助電極139との間に形成された補助
容量であり、対向電極137及び補助電極139にはコ
モン電位Vcが印加されるように構成されている。な
お、補助容量138は、画素電極136とゲートバスラ
イン131との間に形成するようにしても良い。
28からデータバスライン127に出力されたデータ信
号D1を画素電極136に印加するためにデータバスラ
イン127と画素電極136との間に直列接続されたス
イッチ素子をなすnチャネルTFTであり、これらnチ
ャネルTFT140〜142は、ゲートをゲートバスラ
イン129に接続されている。
電極144と対向電極137との間の液晶、145は画
素電極144と補助電極146との間に形成された補助
容量であり、補助電極146にはコモン電位Vcが印加
されるように構成されている。なお、補助容量145
は、画素電極144と第3ラインのゲートバスラインと
の間に形成するようにしても良い。
28からデータバスライン127に出力されたデータ信
号D1を画素電極144に印加するためにデータバスラ
イン127と画素電極144との間に直列接続されたス
イッチ素子をなすnチャネルTFTであり、これらnチ
ャネルTFT147〜149は、ゲートをゲートバスラ
イン131に接続されている。
を入力するための固定電位信号入力端子、151は奇数
ラインに共用される共通配線電極、152は外部から固
定電位信号L2を入力するための固定電位信号入力端
子、153は偶数ラインに共用される共通配線電極であ
る。
固定電位を交互にとる信号であり、一方の電位を画素電
極に印加される最大電位(Vc+Vb)とコモン電位Vc
との間の電位、たとえば、Vc+(Vb+Vw)/2とさ
れ、他方の電位を画素電極に印加される最小電位(Vc
−Vb)とコモン電位Vcとの間の電位、たとえば、Vc
−(Vb+Vw)/2とされる。
各ラインごとに配線電極及び固定電位保持手段が設けら
れており、154は第1ラインに対応して設けられた配
線電極、155は第2ラインに対応して設けられた配線
電極である。
られた固定電位保持手段であり、157、158はスイ
ッチ素子をなすnチャネルTFT、159は固定電位保
持容量である。
は、共通配線電極151と固定電位保持容量159の一
方の電極159Aとの間に直列接続され、ゲートをゲー
トバスライン129に接続されており、固定電位保持容
量159の他方の電極159Bにはコモン電位Vcが印
加されるように構成されている。また、配線電極154
は、固定電位保持容量159の一方の電極159Aに接
続されている。
られた固定電位保持手段であり、161、162はスイ
ッチ素子をなすnチャネルTFT、163は固定電位保
持容量である。
は、共通配線電極153と固定電位保持容量163の一
方の電極163Aとの間に直列接続され、ゲートをゲー
トバスライン131に接続されており、固定電位保持容
量163の他方の電極163Bにはコモン電位Vcが印
加されるように構成されている。また、配線電極155
は、固定電位保持容量163の一方の電極163Aに接
続されている。
チャネルTFTであり、このpチャネルTFT164
は、ソースをnチャネルTFT140、141の接続点
165に接続され、ゲートをゲートバスライン129に
接続され、ドレインを配線電極154に接続されてい
る。
チャネルTFTであり、このpチャネルTFT166
は、ソースをnチャネルTFT147、148の接続点
167に接続され、ゲートをゲートバスライン131に
接続され、ドレインを配線電極155に接続されてい
る。
示すタイミングチャートであり、本発明の第7実施形態
は、1ラインごとに交流駆動されるものである。
極性駆動時、偶数ラインでは負極性駆動時)において
は、第1ライン〜第nラインが順に選択されると共に、
固定電位信号L1の電位はVc+(Vb+Vw)/2とさ
れ、固定電位信号L2の電位はVc−(Vb+Vw)/2
とされる。
インでは負極性駆動時、偶数ラインでは正極性駆動時)
においては、第1ライン〜第nラインが順に選択される
と共に、固定電位信号L1の電位はVc−(Vb+Vw)
/2とされ、固定電位信号L2の電位はVc+(Vb+V
w)/2とされる。
て、第1ラインが選択されると、ゲート信号G1=Hレ
ベル、nチャネルTFT140〜142=ON、pチャ
ネルTFT164=OFFとされ、データ信号D1がn
チャネルTFT140〜141を介して画素電極136
に印加され、画素電極136がデータ信号電位に充電さ
れる。
158=ONとされ、固定電位信号L1がnチャネルT
FT157、158を介して固定電位保持容量159の
電極159Aに印加され、固定電位保持容量159の電
極159Aは、Vc+(Vb+Vw)/2に充電される。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT157、
158=OFFとされ、固定電位保持容量159の電極
159Aの電位は、Vc+(Vb+Vw)/2に保持され
ると共に、nチャネルTFT140〜142=OFF、
pチャネルTFT164=ONとされる。
159Aの電位であるVc+(Vb+Vw)/2が配線電
極154及びpチャネルTFT164を介してnチャネ
ルTFT140、141の接続点165に印加され、n
チャネルTFT140、141の接続点165の電位
は、Vc+(Vb+Vw)/2にクランプされる。
ラインが選択されると、ゲート信号G1=Hレベル、n
チャネルTFT140〜142=ON、pチャネルTF
T164=OFFとされ、データ信号D1がnチャネル
TFT140〜142を介して画素電極136に印加さ
れ、画素電極136がデータ信号電位に充電される。
158=ONとされ、固定電位信号L1がnチャネルT
FT157、158を介して固定電位保持容量159の
電極159Aに印加され、固定電位保持容量159の電
極159Aは、Vc−(Vb+Vw)/2に充電される。
ゲート信号G1=Lレベル、nチャネルTFT157、
158=OFFとされ、固定電位保持容量159の電極
159Aの電位は、Vc−(Vb+Vw)/2に保持され
ると共に、nチャネルTFT140〜142=OFF、
pチャネルTFT164=ONとされる。
159Aの電位であるVc−(Vb+Vw)/2が配線電
極154及びpチャネルTFT164を介してnチャネ
ルTFT140、141の接続点165に印加され、n
チャネルTFT140、141の接続点165の電位
は、Vc−(Vb+Vw)/2にクランプされる。
第2ラインが選択されると、ゲート信号G2=Hレベ
ル、nチャネルTFT147〜149=ON、pチャネ
ルTFT166=OFFとされ、データ信号D1がnチ
ャネルTFT147〜149を介して画素電極144に
印加され、画素電極144がデータ信号電位に充電され
る。
162=ONとされ、固定電位信号L2がnチャネルT
FT161、162を介して固定電位保持容量163の
電極163Aに印加され、固定電位保持容量163の電
極163Aは、Vc−(Vb+Vw)/2に充電される。
ゲート信号G2=Lレベル、nチャネルTFT161、
162=OFFとされ、固定電位保持容量163の電極
163Aの電位は、Vc−(Vb+Vw)/2に保持され
ると共に、nチャネルTFT147〜149=OFF、
pチャネルTFT166=ONとされる。
163Aの電位であるVc−(Vb+Vw)/2が配線電
極155及びpチャネルTFT166を介してnチャネ
ルTFT147、148の接続点167に印加され、n
チャネルTFT147、148の接続点167の電位
は、Vc−(Vb+Vw)/2にクランプされる。
ラインが選択されると、ゲート信号G2=Hレベル、n
チャネルTFT147〜149=ON、pチャネルTF
T166=OFFとされ、データ信号D1がnチャネル
TFT147〜149を介して画素電極144に印加さ
れ、画素電極144がデータ信号電位に充電される。
162=ONとされ、固定電位信号L2がnチャネルT
FT161、162を介して固定電位保持容量163の
電極163Aに印加され、固定電位保持容量163の電
極163Aは、Vc+(Vb+Vw)/2に充電される。
ゲート信号G2=Lレベル、nチャネルTFT161、
162=OFFとされ、固定電位保持容量163の電極
163Aの電位は、Vc+(Vb+Vw)/2に保持され
ると共に、nチャネルTFT147〜149=OFF、
pチャネルTFT166=ONとされる。
163Aの電位であるVc+(Vb+Vw)/2が配線電
極155及びpチャネルTFT166を介してnチャネ
ルTFT147、148の接続点167に印加され、n
チャネルTFT147、148の接続点167の電位
は、Vc+(Vb+Vw)/2にクランプされる。
ては、第1ラインが選択され、正極性駆動される場合に
は、画素電極136にデータ信号電位が充電された後、
次のフレームにおいて、第1ラインが選択されるまでの
間、nチャネルTFT140、141の接続点165
は、正極性駆動時に画素電極136に印加される最大電
位Vc+Vbと最小電位Vc+Vwの中間の電位Vc+(Vb
+Vw)/2にクランプされる。
極性駆動される場合には、画素電極136にデータ信号
電位が充電された後、次のフレームにおいて、第1ライ
ンが選択されるまでの間、nチャネルTFT140、1
41の接続点165は、負極性駆動時に画素電極136
に印加される最大電位Vc−Vwと最小電位Vc−Vbの中
間の電位Vc−(Vb+Vw)/2にクランプされる。
nチャネルTFT140〜142のオフ時、pチャネル
TFT164が存在しない場合に比較して、画素電極1
36とnチャネルTFT140、141の接続点165
との間の最大電位差を小さくすることができる。奇数ラ
インの他の画素についても、同様のことが言える。
される場合には、画素電極144にデータ信号電位が充
電された後、次のフレームにおいて、第2ラインが選択
されるまでの間、nチャネルTFT147、149の接
続点167は、正極性駆動時に画素電極144に印加さ
れる最大電位Vc+Vbと最小電位Vc+Vwの中間の電位
Vc+(Vb+Vw)/2にクランプされる。
極性駆動される場合には、画素電極144にデータ信号
電位が充電された後、次のフレームにおいて、第2ライ
ンが選択されるまでの間、nチャネルTFT147、1
48の接続点167は、負極性駆動時に画素電極144
に印加される最大電位Vc−Vwと最小電位Vc−Vbの中
間の電位Vc−(Vb+Vw)/2にクランプされる。
nチャネルTFT147〜149のオフ時、pチャネル
TFT166が存在しない場合に比較して、画素電極1
44とnチャネルTFT147、148の接続点167
との間の最大電位差を小さくすることができる。偶数ラ
インの他の画素についても、同様のことが言える。
ば、能動素子として低温プロセスで作成したポリシリコ
ンTFTを使用するようにしても、画素電極にデータ信
号を印加するためのスイッチ素子をなすnチャネルTF
Tのオフ電流による画素電極電位の変動を小さく抑え、
歩留りの向上を図ることができる。
態においては、画素電極にデータ信号を印加するための
スイッチ素子をなすTFTにnチャネルTFTを使用
し、固定電位印加手段を構成するTFTにpチャネルT
FTを使用した場合について説明したが、この代わり
に、画素電極にデータ信号を印加するためのスイッチ素
子をなすTFTにpチャネルTFTを使用し、固定電位
印加手段を構成するTFTにnチャネルTFTを使用す
るように構成しても良い。
態においては、画素電極にデータ信号を印加するための
スイッチ素子をなすTFT及び固定電位保持手段を構成
するためのTFTにnチャネルTFTを使用し、固定電
位印加手段を構成するTFTにpチャネルTFTを使用
した場合について説明したが、この代わりに、画素電極
にデータ信号を印加するためのスイッチ素子をなすTF
T及び固定電位保持手段を構成するためのTFTにpチ
ャネルTFTを使用し、固定電位印加手段を構成するT
FTにnチャネルTFTを使用するように構成しても良
い。
ごとに、データバスラインと画素電極との間に直列接続
された複数のTFTのオフ時、これら複数のTFTのい
ずれかの直列接続部に、これら複数のTFTのいずれか
の直列接続部と画素電極との間の最大電位差を小さくす
るような固定電位を印加する固定電位印加手段を備える
としたことにより、これら複数のTFTのいずれかの直
列接続部と画素電極との間に存在するTFTのオフ電流
を小さくすることができるので、画素電極電位の変動を
小さく抑え、歩留りの向上を図ることができる。
ある。
ある。
ある。
ミングチャートである。
ミングチャートである。
ある。
ミングチャートである。
ミングチャートである。
ある。
ングチャートである。
である。
である。
ングチャートである。
ス型液晶表示装置の一例の一部分を示す回路図である。
Claims (10)
- 【請求項1】各画素ごとに、データバスラインと画素電
極との間に、各ゲートをゲートバスラインに接続された
一導電型の複数の薄膜トランジスタを直列接続してなる
アクティブマトリクス型液晶表示装置において、 前記複数の薄膜トランジスタのオフ時、前記複数の薄膜
トランジスタのいずれかの直列接続部に、前記複数の薄
膜トランジスタの前記いずれかの直列接続部と前記画素
電極との間の最大電位差を小さくするような固定電位を
印加する固定電位印加手段を備えていることを特徴とす
るアクティブマトリクス型液晶表示装置。 - 【請求項2】前記固定電位印加手段は、ソースを前記複
数の薄膜トランジスタの前記いずれかの直列接続部に接
続し、ドレインを固定電位が供給される固定電位部に接
続し、ゲートを前記ゲートバスラインに接続した他導電
型の薄膜トランジスタを備えて構成されていることを特
徴とする請求項1記載のアクティブマトリクス型液晶表
示装置。 - 【請求項3】前記複数の薄膜トランジスタの前記いずれ
かの直列接続部は、前記データバスラインに接続されて
いる薄膜トランジスタから数えて1番目の薄膜トランジ
スタと2番目の薄膜トランジスタとの接続部であること
を特徴とする請求項1又は2記載のアクティブマトリク
ス型液晶表示装置。 - 【請求項4】前記固定電位は、コモン電位であることを
特徴とする請求項1、2又は3記載のアクティブマトリ
クス型液晶表示装置。 - 【請求項5】前記固定電位は、対応する画素が正極性駆
動される場合には、前記画素電極に印加される最大電位
とコモン電位との間の第1の固定電位であり、対応する
画素が負極性駆動される場合には、前記画素電極に印加
される最小電位とコモン電位との間の第2の固定電位で
あることを特徴とする請求項1、2又は3記載のアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置。 - 【請求項6】前記固定電位部は、各ラインごとに形成さ
れたブラックマトリクス電極であることを特徴とする請
求項5記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置。 - 【請求項7】前記固定電位部は、各ラインごとに形成さ
れた配線電極であることを特徴とする請求項5記載のア
クティブマトリクス型液晶表示装置。 - 【請求項8】全ラインに共通に設けられ、全画素が正極
性駆動される場合には、前記画素電極に印加される最大
電位とコモン電位との間の第1の固定電位が印加され、
全画素が負極性駆動される場合には、前記画素電極に印
加される最小電位とコモン電位との間の第2の固定電位
が印加される共通配線電極と、 各ラインごとに設けられ、第1の電極を対応する配線電
極に接続し、第2の電極に第3の固定電位が印加される
複数の固定電位保持容量と、 各ラインごとに設けられ、ドレインを前記共通配線電極
に接続し、ソースを対応する固定電位保持容量の第1の
電極に接続し、ゲートを対応するゲートバスラインに接
続した複数の薄膜トランジスタとを備えていることを特
徴とする請求項7記載のアクティブマトリクス型液晶表
示装置。 - 【請求項9】奇数ラインに対応して設けられ、奇数ライ
ンの画素が正極性駆動される場合には、前記画素電極に
印加される最大電位とコモン電位との間の第1の固定電
位が印加され、奇数ラインの画素が負極性駆動される場
合には、前記画素電極に印加される最小電位とコモン電
位との間の第2の固定電位が印加される第1の共通配線
電極と、 偶数ラインに対応して設けられ、偶数ラインの画素が正
極性駆動される場合には、前記画素電極に印加される最
大電位とコモン電位との間の第1の固定電位が印加さ
れ、偶数ラインの画素が負極性駆動される場合には、前
記画素電極に印加される最小電位とコモン電位との間の
第2の固定電位が印加される第2の共通配線電極と、 各ラインごとに設けられ、第1の電極を対応する配線電
極に接続し、第2の電極に第3の固定電位が印加される
複数の固定電位保持容量と、 奇数ラインごとに設けられ、ドレインを前記第1の共通
配線電極に接続し、ソースを対応する固定電位保持容量
の第1の電極に接続し、ゲートを対応するゲートバスラ
インに接続した複数の薄膜トランジスタと、 偶数ラインごとに設けられ、ドレインを前記第2の共通
配線電極に接続し、ソースを対応する固定電位保持容量
の第1の電極に接続し、ゲートを対応するゲートバスラ
インに接続した複数の薄膜トランジスタとを備えている
ことを特徴とする請求項7記載のアクティブマトリクス
型液晶表示装置。 - 【請求項10】前記第1の固定電位は、前記画素電極に
印加される最大電位とコモン電位の中間の電位であり、
前記第2の固定電位は、前記画素電極に印加される最小
電位とコモン電位の中間の電位であることを特徴とする
請求項5、6、7、8又は9記載のアクティブマトリク
ス型液晶表示装置。
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