JP2000275609A - アクティブマトリクス型液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス型液晶表示装置

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JP2000275609A
JP2000275609A JP7873999A JP7873999A JP2000275609A JP 2000275609 A JP2000275609 A JP 2000275609A JP 7873999 A JP7873999 A JP 7873999A JP 7873999 A JP7873999 A JP 7873999A JP 2000275609 A JP2000275609 A JP 2000275609A
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JP
Japan
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line
thin film
film transistor
pixel
gate
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JP7873999A
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English (en)
Inventor
Keizo Morita
敬三 森田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄膜トランジスタを使用してなる周辺回路一体
型のアクティブマトリクス型液晶表示装置に関し、デー
タ線と画素電極との間に接続されるデータ電圧書込み用
の薄膜トランジスタのオフ電流を小さくして画素電極の
電位変動を抑え、歩留りの向上を図ると共に、同一ライ
ンの隣接する画素を異なる駆動極性で駆動できるように
してフリッカの発生を抑え、高品質の画像を表示する。 【解決手段】ラインごとに、データ電圧保持時、奇数番
目の画素のNチャネル薄膜トランジスタ3
2m-1,2n-1、382m-1,2n-1の接続部と、偶数番目の画
素のNチャネル薄膜トランジスタ372m-1,2n、38
2m-1,2nの接続部とを、異なる電位にクランプする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、能動素子として薄
膜トランジスタを使用した周辺回路を液晶表示パネルに
形成してなる周辺回路一体型のアクティブマトリクス型
液晶表示装置に関する。
【0002】現在のアクティブマトリクス型液晶表示装
置の研究開発においては、低コスト化が大きな課題とさ
れており、低コスト化を目指した開発競争が熾烈を極め
ている。このような状況の中において、低温プロセスで
ポリシリコンを形成する技術が注目を浴びている。なぜ
なら、低温プロセスでポリシリコンを形成する技術は安
価なガラス基板上に周辺回路を作成することを可能とす
るので、従来のような駆動用ICの実装を不要とし、大
幅なコスト削減が期待できるからである。
【0003】しかし、低温プロセスで形成したポリシリ
コンを使用して作成した薄膜トランジスタはオフ電流が
大きいことから、各画素に形成すべきデータ電圧書込み
用のスイッチング素子として、このような薄膜トランジ
スタを使用すると、そのオフ電流の影響で画素電極の電
位が変動して欠陥となる確率が高く、これが歩留りを低
くしているという問題点があった。
【0004】したがって、各画素に形成すべきデータ電
圧書込み用のスイッチング素子として、低温プロセスに
よるポリシリコン薄膜トランジスタを形成する場合に
は、そのオフ電流の影響による画素電極の電位変動を如
何にして小さく抑えるかということが重要となる。
【0005】
【従来の技術】図11はアクティブマトリクス型液晶表
示装置の第1従来例の一部分を示す回路図である。図1
1中、1はデータドライバからデータ信号が出力される
データ線、2はゲートドライバから走査用のゲート信号
が出力されるゲート線、3は画素であり、4は画素電極
5とコモン電極との間の液晶容量、6は画素電極5と補
助容量線との間に形成された補助容量、7〜9はデータ
電圧書込み用のNチャネル薄膜トランジスタである。
【0006】第1従来例のアクティブマトリクス型液晶
表示装置は、データ線1と画素電極5との間に3個のN
チャネル薄膜トランジスタ7〜9を直列に接続し、Nチ
ャネル薄膜トランジスタ7〜9のオフ電流を小さくする
ことにより、画素電極5の電位変動を小さく抑えるとい
うものである。
【0007】図12はアクティブマトリクス型液晶表示
装置の第2従来例の一部分を示す回路図である。第2従
来例のアクティブマトリクス型液晶表示装置は、Nチャ
ネル薄膜トランジスタ7、8の接続点とコモン電極との
間に容量11を形成し、その他については、第1従来例
のアクティブマトリクス型液晶表示装置と同様に構成し
たものであり、データ電圧保持時、データ電圧を容量1
1でも保持することにより、Nチャネル薄膜トランジス
タ8、9のオフ電流を小さくし、画素電極5の電位変動
を小さく抑えるというものである。
【0008】図13はアクティブマトリクス型液晶表示
装置の第3従来例の一部分を示す回路図である。図13
中、13はデータ線、14はゲート線、15はクランプ
用配線、16はクランプ用配線15とコモン電極との間
に形成されたクランプ用容量である。
【0009】また、17は画素であり、18は画素電極
19とコモン電極との間の液晶容量、20は画素電極1
9と補助容量線との間に形成された補助容量、21、2
2はNチャネル薄膜トランジスタ、23はPチャネル薄
膜トランジスタである。
【0010】また、24はクランプ用信号供給回路であ
り、25はクランプ用信号Lが印加されるクランプ用共
通配線、26はゲート線14の電位によりオン、オフが
制御されるNチャネル薄膜トランジスタである。
【0011】第3従来例のアクティブマトリクス型液晶
表示装置では、ゲート線14が高電位になると、Nチャ
ネル薄膜トランジスタ21、22=ON、Pチャネル薄
膜トランジスタ23=OFFとなり、画素電極19にデ
ータ電圧が印加され、データ電圧の書込みが行われると
共に、Nチャネル薄膜トランジスタ26=ONとなり、
クランプ用容量16はクランプ用信号電圧に充電され
る。
【0012】そして、データ電圧の書込み後、ゲート線
14が接地電位とされ、データ電圧保持時とされると、
Nチャネル薄膜トランジスタ21、22、26=OF
F、Pチャネル薄膜トランジスタ23=ONとなり、N
チャネル薄膜トランジスタ21、22の接続点の電位
は、クランプ用容量16が保持しているクランプ用信号
電圧にクランプされる。
【0013】ここに、画素17が正極性駆動される場合
の黒表示電圧及び白表示電圧をそれぞれコモン電圧Vc
(たとえば、8〜10V)に対してVb(たとえば、5
V)及びVw(たとえば、2V)、画素17が負極性駆
動される場合の黒表示電圧及び白表示電圧をそれぞれコ
モン電圧Vcに対して−Vb及び−Vwとすると、クラ
ンプ信号Lは、画素17が正極性駆動される場合には、
コモン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2なる電圧と
され、画素17が負極性駆動される場合には、コモン電
圧Vcに対して−(Vb+Vw)/2なる電圧とされる
ものである。
【0014】すなわち、第3従来例のアクティブマトリ
クス型液晶表示装置は、データ電圧保持時、Nチャネル
薄膜トランジスタ21、22の接続点を一定の電位にク
ランプし、Nチャネル薄膜トランジスタ21、22の接
続点の電位と画素電極19の電位との差を小さくするこ
とにより、Nチャネル薄膜トランジスタ22のオフ電流
を小さくし、画素電極19の電位変動を小さく抑えると
いうものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す第1従来
例のアクティブマトリクス型液晶表示装置は、データ線
1と画素電極5との間に3個のNチャネル薄膜トランジ
スタ7〜9を直列接続することにより、Nチャネル薄膜
トランジスタ7〜9のオフ電流を小さくするようにして
いるが、欠陥画素の許容値が何十万個に1個という製品
基準を満たすことは困難であるという問題点を有してい
た。
【0016】図12に示す第2従来例のアクティブマト
リクス型液晶表示装置は、データ線1と画素電極5との
間に3個のNチャネル薄膜トランジスタ7〜9を直列接
続すると共に、Nチャネル薄膜トランジスタ7、8の接
続点とコモン電極との間に容量11を設けているが、そ
れでも、なお、欠陥画素の許容値が何十万個に1個とい
う製品基準を満たすことは困難であるという問題点を有
していた。
【0017】図13に示す第3従来例のアクティブマト
リクス型液晶表示装置は、Nチャネル薄膜トランジスタ
21、22の接続点の電位を一定の電位にクランプする
ことにより、Nチャネル薄膜トランジスタ22のオフ電
流を小さくしているが、同一のゲート線に接続された画
素は、全て同一のクランプ用配線に接続されているの
で、同一ラインの画素は、その駆動極性を同一としなけ
ればならず、このため、フリッカが発生するという問題
点があった。
【0018】本発明は、かかる点に鑑み、データ線と画
素電極との間に接続されるデータ電圧書込み用の薄膜ト
ランジスタのオフ電流を小さくして画素電極の電位変動
を抑え、歩留りの向上を図ることができると共に、同一
ラインの隣接する画素を異なる駆動極性で駆動すること
ができるようにしてフリッカの発生を抑え、高品質の画
像を表示することができるようにしたアクティブマトリ
クス型液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のアクティブマト
リクス型液晶表示装置は、データ線と画素電極との間に
データ電圧書込み用の複数個の薄膜トランジスタを直列
接続すると共に、データ電圧書込み用の複数個の薄膜ト
ランジスタのゲートをゲート線に接続してなる画素をマ
トリクス状に配列したアクティブマトリクス型液晶表示
装置であって、ラインごとに、データ電圧保持時、奇数
番目の画素のデータ電圧書込み用の複数個の薄膜トラン
ジスタの直列接続部の所定の1箇所と、偶数番目の画素
のデータ電圧書込み用の複数個の薄膜トランジスタの直
列接続部の所定の1箇所とを、異なる電位にクランプす
ることができるクランプ手段を備えているというもので
ある。
【0020】本発明によれば、ラインごとに、データ電
圧保持時、奇数番目の画素のデータ電圧書込み用の複数
個の薄膜トランジスタの直列接続部の所定の1箇所と、
偶数番目の画素のデータ電圧書込み用の複数個の薄膜ト
ランジスタの直列接続部の所定の1箇所とを、異なる電
位にクランプすることができるクランプ手段を備えてい
るので、同一ラインの奇数番目の画素と偶数番目の画素
とを異なる極性で駆動しても、奇数番目の画素のデータ
電圧書込み用の複数個の薄膜トランジスタの直列接続部
の所定の1箇所と画素電極との間の電位差を小さくする
電位にクランプすることができると共に、偶数番目の画
素のデータ電圧書込み用の複数個の薄膜トランジスタの
直列接続部の所定の1箇所と画素電極との間の電位差を
小さくする電位にクランプすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を参照して、
本発明の第1実施形態〜第4実施形態について、画素数
を2X(横)×2Y(縦) 、例えば、640(横)×48
0(縦)とするアクティブマトリクス型液晶表示装置を
例にして説明する。なお、本明細書では、AZ は、原則
として、A[Z]と表記する。
【0022】第1実施形態・・図1〜図3 図1は本発明の第1実施形態の一部分を示す回路図であ
る。図1中、28は画像表示領域であり、29[2n−
1]は左端から2n−1番目のデータ線、29[2n]
は左端から2n番目のデータ線、30[2m−1]は第
2m−1ラインのゲート線、30[2m]は第2mライ
ンのゲート線、31[2m−1]、32[2m−1]は
第2m−1ラインのクランプ用配線、31[2m]、3
2[2m]は第2mラインのクランプ用配線である。但
し、nは1以上、2[X]/2以下の整数、mは1以
上、2[Y]/2以下の整数である。
【0023】また、33[2m−1,2n−1]は第2
m−1ラインの左端から2n−1番目の画素であり、3
4[2m−1,2n−1]は画素電極35[2m−1,
2n−1]とコモン電極との間の液晶容量、36[2m
−1,2n−1]は画素電極35[2m−1,2n−
1]と補助容量線との間に形成された補助容量、37
[2m−1,2n−1]、38[2m−1,2n−1]
はデータ電圧書込み用のNチャネル薄膜トランジスタ、
39[2m−1,2n−1]はクランプ電圧印加用のP
チャネル薄膜トランジスタである。
【0024】ここに、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m−1,2n−1]、38[2m−1,2n−1]
は、データ線29[2n−1]と画素電極35[2m−
1,2n−1]との間に直列接続され、ゲートドライバ
からゲート線30[2m−1]に出力されるゲート信号
(走査信号)G[2m−1]によりオン、オフが制御さ
れるように構成されている。
【0025】また、Pチャネル薄膜トランジスタ39
[2m−1,2n−1]は、ソースをクランプ用配線3
1[2m−1]に接続され、ドレインをNチャネル薄膜
トランジスタ37[2m−1,2n−1]、38[2m
−1,2n−1]の接続点に接続され、ゲートドライバ
からゲート線30[2m−1]に出力されるゲート信号
G[2m−1]によりオン、オフが制御されるように構
成されている。
【0026】また、33[2m−1,2n]は第2m−
1ラインの左端から2n番目の画素であり、34[2m
−1,2n]は画素電極35[2m−1,2n]とコモ
ン電極との間の液晶容量、36[2m−1,2n]は画
素電極35[2m−1,2n]と補助容量線との間に形
成された補助容量、37[2m−1,2n]、38[2
m−1,2n]はデータ電圧書込み用のNチャネル薄膜
トランジスタ、39[2m−1,2n]はクランプ電圧
印加用のPチャネル薄膜トランジスタである。
【0027】ここに、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m−1,2n]、38[2m−1,2n]は、デー
タ線29[2n]と画素電極35[2m−1,2n]と
の間に直列接続され、ゲートドライバからゲート線30
[2m−1]に出力されるゲート信号G[2m−1]に
よりオン、オフが制御されるように構成されている。
【0028】また、Pチャネル薄膜トランジスタ39
[2m−1,2n]は、ソースをクランプ用配線32
[2m−1]に接続され、ドレインをNチャネル薄膜ト
ランジスタ37[2m−1,2n]、38[2m−1,
2n]の接続点に接続され、ゲートドライバからゲート
線30[2m−1]に出力されるゲート信号G[2m−
1]によりオン、オフが制御されるように構成されてい
る。
【0029】また、33[2m,2n−1]は第2mラ
インの左端から2n−1番目の画素であり、34[2
m,2n−1]は画素電極35[2m,2n−1]とコ
モン電極との間の液晶容量、36[2m,2n−1]は
画素電極35[2m,2n−1]と補助容量線との間に
形成された補助容量、37[2m,2n−1]、38
[2m,2n−1]はデータ電圧書込み用のNチャネル
薄膜トランジスタ、39[2m,2n−1]はクランプ
電圧印加用のPチャネル薄膜トランジスタである。
【0030】ここに、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m,2n−1]、38[2m,2n−1]は、デー
タ線29[2n−1]と画素電極35[2m,2n−
1]との間に直列接続され、ゲートドライバからゲート
線30[2m]に出力されるゲート信号G[2m]によ
りオン、オフが制御されるように構成されている。
【0031】また、Pチャネル薄膜トランジスタ39
[2m,2n−1]は、ソースをクランプ用配線31
[2m]に接続され、ドレインをNチャネル薄膜トラン
ジスタ37[2m,2n−1]、38[2m,2n−
1]の接続点に接続され、ゲートドライバからゲート線
30[2m]に出力されるゲート信号G[2m]により
オン、オフが制御されるように構成されている。
【0032】また、33[2m,2n]は第2mライン
の左端から2n番目の画素であり、34[2m,2n]
は画素電極35[2m,2n]とコモン電極との間の液
晶容量、36[2m,2n]は画素電極35[2m,2
n]と補助容量線との間に形成された補助容量、37
[2m,2n]、38[2m,2n]はデータ電圧書込
み用のNチャネル薄膜トランジスタ、39[2m,2
n]はクランプ電圧印加用のPチャネル薄膜トランジス
タである。
【0033】ここに、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m,2n]、38[2m,2n]は、データ線29
[2n]と画素電極35[2m,2n]との間に直列接
続され、ゲートドライバからゲート線30[2m]に出
力されるゲート信号G[2m]によりオン、オフが制御
されるように構成されている。
【0034】また、Pチャネル薄膜トランジスタ39
[2m,2n]は、ソースをクランプ用配線32[2
m]に接続され、ドレインをNチャネル薄膜トランジス
タ37[2m,2n]、38[2m,2n]の接続点に
接続され、ゲートドライバからゲート線30[2m]に
出力されるゲート信号G[2m]によりオン、オフが制
御されるように構成されている。
【0035】第2m−1ライン及び第2mラインの他の
奇数番目の画素並びに他のラインの奇数番目の画素は、
画素33[2m−1,2n−1]、[2m,2n−1]
と同様に構成され、第2m−1ライン及び第2mライン
の他の偶数番目の画素並びに他のラインの偶数番目の画
素は、画素33[2m−1,2n]、[2m,2n]と
同様に構成されている。
【0036】また、40は画像表示領域28の外側に形
成されたクランプ用信号供給回路であり、41はクラン
プ用信号L1が印加されるクランプ用共通配線、42は
クランプ用信号L2が印加されるクランプ用共通配線、
43[2m−1]、44[2m−1]、43[2m]、
44[2m]はNチャネル薄膜トランジスタである。
【0037】ここに、Nチャネル薄膜トランジスタ43
[2m−1]は、ドレインをクランプ用共通配線41に
接続され、ソースをクランプ用配線31[2m−1]に
接続され、ゲートをゲート線30[2m−1]に接続さ
れ、ゲートドライバからゲート線30[2m−1]に出
力されるゲート信号G[2m−1]によりオン、オフが
制御されるように構成されている。
【0038】また、Nチャネル薄膜トランジスタ44
[2m−1]は、ドレインをクランプ用共通配線42に
接続され、ソースをクランプ用配線32[2m−1]に
接続され、ゲートをゲート線30[2m−1]に接続さ
れ、ゲートドライバからゲート線30[2m−1]に出
力されるゲート信号G[2m−1]によりオン、オフが
制御されるように構成されている。
【0039】また、Nチャネル薄膜トランジスタ43
[2m]は、ドレインをクランプ用共通配線41に接続
され、ソースをクランプ用配線31[2m]に接続さ
れ、ゲートをゲート線30[2m]に接続され、ゲート
ドライバからゲート線30[2m]に出力されるゲート
信号G[2m]によりオン、オフが制御されるように構
成されている。
【0040】また、Nチャネル薄膜トランジスタ44
[2m]は、ドレインをクランプ用共通配線42に接続
され、ソースをクランプ用配線32[2m]に接続さ
れ、ゲートをゲート線30[2m]に接続され、ゲート
ドライバからゲート線30[2m]に出力されるゲート
信号G[2m]によりオン、オフが制御されるように構
成されている。
【0041】第2m−1ライン以外の奇数ラインについ
ても、Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m−1]、
44[2m−1]と同様のNチャネル薄膜トランジスタ
が設けられており、第2mライン以外の偶数ラインにつ
いても、Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m]、4
4[2m]と同様のNチャネル薄膜トランジスタが設け
られている。
【0042】また、45[2m−1]、46[2m−
1]、45[2m]、46[2m]は画像表示領域28
の外側に形成されたクランプ用容量であり、クランプ用
容量45[2m−1]は、クランプ用配線31[2m−
1]とコモン電極とで形成され、クランプ用容量46
[2m−1]は、クランプ用配線32[2m−1]とコ
モン電極とで形成され、クランプ用容量45[2m]
は、クランプ用配線31[2m]とコモン電極とで形成
され、クランプ用容量46[2m]は、クランプ用配線
32[2m]とコモン電極とで形成されている。
【0043】第2m−1ライン以外の奇数ラインについ
ても、クランプ用容量45[2m−1]、46[2m−
1]と同様のクランプ用容量が設けられており、第2m
ライン以外の偶数ラインについても、クランプ用容量4
5[2m]、46[2m]と同様のクランプ用容量が設
けられている。
【0044】なお、本発明の第1実施形態においては、
第jラインのクランプ手段は、Pチャネル薄膜トランジ
スタ39[j,1]〜39[j,2Y]と、クランプ用
配線31[j]、32[j]と、クランプ用容量45
[j]、46[j]とで構成されている。但し、j=
1、2・・・2[Y]である。
【0045】図2は本発明の第1実施形態の駆動方法の
一例を示す波形図であり、図2Aはゲートドライバから
ゲート線30[1]、30[2]、30[2Y]に出力
されるゲート信号G[1]、G[2]、G[2Y]、図
2Bはデータドライバから奇数番目のデータ線29
[1]〜29[2X−1]に出力されるデータ信号D
[1]〜D[2X−1]及び偶数番目のデータ線29
[2]〜29[2X]に出力されるデータ信号D[2]
〜D[2X]、図2Cはクランプ用信号L1、L2、図
2Dはクランプ用配線31[1]、32[1]の電位J
1[1]、J2[1]及びクランプ用配線31[2
Y]、32[2Y]の電位J1[2Y]、J2[2Y]
を示している。
【0046】すなわち、本発明の第1実施形態の駆動方
法の一例は、奇数フレームでは、奇数番目のデータ線2
9[1]〜29[2X−1]を正極性駆動、偶数番目の
データ線29[2]〜29[2X]を負極性駆動し、偶
数フレームでは、奇数番目のデータ線29[1]〜29
[2X−1]を負極性駆動、偶数番目のデータ線29
[2]〜29[2X]を正極性駆動するというものであ
る。
【0047】奇数フレームの場合、奇数番目のデータ線
29[1]〜29[2X−1]には、黒表示電圧及び白
表示電圧をそれぞれコモン電圧Vcに対してVb及びV
wとする正極性駆動用のデータ信号D[1]〜D[2X
−1]がデータドライバから出力され、偶数番目のデー
タ線29[2]〜29[2X]には、黒表示電圧及び白
表示電圧をそれぞれコモン電圧Vcに対して−Vb及び
−Vwとする負極性駆動用のデータ信号D[2]〜D
[2X]が出力される。
【0048】また、クランプ用信号L1は、コモン電圧
Vcに対して(Vb+Vw)/2なる電圧、クランプ用
信号L2は、コモン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)
/2なる電圧とされ、クランプ用容量45[1]〜45
[2Y]は、ゲート信号G[1]〜G[2Y]が順に高
電位VGになるのに同期して順にコモン電圧Vcに対し
て(Vb+Vw)/2なる電圧に充電されると共に、ク
ランプ用容量46[1]〜46[2Y]は、ゲート信号
G[1]〜G[2Y]が順に高電位VGになるのに同期
して順にコモン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)/2
なる電圧に充電される。
【0049】ここに、たとえば、ゲート信号G[2m−
1]が高電圧VGとされると、画素33[2m−1,2
n−1]においては、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m−1,2n−1]、38[2m−1,2n−1]
=ON、Pチャネル薄膜トランジスタ39[2m−1,
2n−1]=OFFとなり、データ線29[2n−1]
上の正極性駆動用のデータ信号D[2n−1]が画素電
極35[2m−1,2n−1]に印加され、画素33
[2m−1,2n−1]に対する書込みが行われる。
【0050】また、画素33[2m−1,2n]におい
ては、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m−1,2
n]、38[2m−1,2n]=ON、Pチャネル薄膜
トランジスタ39[2m−1,2n]=OFFとなり、
データ線29[2n]上の負極性駆動用のデータ信号D
[2n]が画素電極35[2m−1,2n]に印加さ
れ、画素33[2m−1,2n]に対する書込みが行わ
れる。
【0051】また、Nチャネル薄膜トランジスタ43
[2m−1]=ONとなり、クランプ用容量45[2m
−1]は、クランプ用信号L1により、コモン電圧Vc
に対して(Vb+Vw)/2なる電圧に充電されると共
に、Nチャネル薄膜トランジスタ44[2m−1]=O
Nとなり、クランプ用容量46[2m−1]は、クラン
プ用信号L2により、コモン電圧Vcになる電圧−(V
b+Vw)/2に充電される。
【0052】次に、ゲート信号G[2m−1]が接地電
圧とされ、ゲート信号G[2m]が高電圧VGとされる
と、Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m−1]、4
4[2m−1]=OFFとなると共に、画素33[2m
−1,2n−1]においては、Nチャネル薄膜トランジ
スタ37[2m−1,2n−1]、38[2m−1,2
n−1]=OFF、Pチャネル薄膜トランジスタ39
[2m−1,2n−1]=ONとなり、Nチャネル薄膜
トランジスタ37[2m−1,2n−1]、38[2m
−1,2n−1]の接続点の電位は、コモン電圧Vcに
対して(Vb+Vw)/2なる電圧にクランプされる。
【0053】また、画素33[2m−1,2n]におい
ては、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m−1,2
n]、38[2m−1,2n]=OFF、Pチャネル薄
膜トランジスタ39[2m−1,2n]=ONとなり、
Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m−1,2n]、
38[2m−1,2n]の接続点の電位は、コモン電圧
Vcに対して−(Vb+Vw)/2なる電圧にクランプ
される。
【0054】また、画素33[2m,2n−1]におい
ては、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m,2n−
1]、38[2m,2n−1]=ON、Pチャネル薄膜
トランジスタ39[2m,2n−1]=OFFとなり、
データ線29[2n−1]上の正極性駆動用のデータ信
号D[2n−1]が画素電極35[2m,2n−1]に
印加され、画素33[2m,2n−1]に対する書込み
が行われる。
【0055】また、画素33[2m,2n]において
は、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m,2n]、
38[2m,2n]=ON、Pチャネル薄膜トランジス
タ39[2m,2n]=OFFとなり、データ線29
[2n]上の負極性駆動用のデータ信号D[2n]が画
素電極35[2m,2n]に印加され、画素33[2
m,2n]に対する書込みが行われる。
【0056】また、Nチャネル薄膜トランジスタ43
[2m]=ONとなり、クランプ用容量45[2m]
は、クランプ用信号L1により、コモン電圧Vcに対し
て(Vb+Vw)/2なる電圧に充電されると共に、N
チャネル薄膜トランジスタ44[2m]=ONとなり、
クランプ用容量46[2m]は、クランプ用信号L2に
より、コモン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)/2な
る電圧に充電される。
【0057】次に、ゲート信号G[2m]が接地電圧と
され、ゲート信号G[2m+1]が高電圧VGとされる
と、Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m]、44
[2m]=OFFとなると共に、画素33[2m,2n
−1]においては、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m,2n−1]、38[2m,2n−1]=OF
F、Pチャネル薄膜トランジスタ39[2m,2n−
1]=ONとなり、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m,2n−1]、38[2m,2n−1]の接続点
の電位は、コモン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2
なる電圧にクランプされる。
【0058】また、画素33[2m,2n]において
は、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m,2n]、
38[2m,2n]=OFF、Pチャネル薄膜トランジ
スタ39[2m,2n]=ONとなり、Nチャネル薄膜
トランジスタ37[2m,2n]、38[2m,2n]
の接続点の電位は、コモン電圧Vcに対して−(Vb+
Vw)/2なる電圧にクランプされる。
【0059】これに対して、偶数フレームの場合、奇数
番目のデータ線29[1]〜29[2X−1]には、黒
表示電圧及び白表示電圧をそれぞれコモン電圧Vcに対
して−Vb及び−Vwとする負極性駆動用のデータ信号
D[1]〜D[2X−1]がデータドライバから出力さ
れ、偶数番目のデータ線29[2]〜29[2X]に
は、黒表示電圧及び白表示電圧をそれぞれコモン電圧V
cに対してVb及びVwとする正極性駆動用のデータ信
号D[2]〜D[2X]が出力される。
【0060】また、クランプ用信号L1は、コモン電圧
Vcに対して−(Vb+Vw)/2なる電圧、クランプ
用信号L2は、コモン電圧Vcに対して(Vb+Vw)
/2なる電圧とされ、クランプ用容量45[1]〜45
[2Y]は、ゲート信号G[1]〜G[2Y]が順に高
電位VGになるのに同期して順にコモン電圧Vcに対し
て(Vb+Vw)/2なる電圧に充電されると共に、ク
ランプ用容量46[1]〜46[2Y]は、ゲート信号
G[1]〜G[2Y]が順に高電位VGになるのに同期
して順にコモン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2な
る電圧に充電される。
【0061】ここに、たとえば、ゲート信号G[2m−
1]が高電圧VGとされると、画素33[2m−1,2
n−1]においては、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m−1,2n−1]、38[2m−1,2n−1]
=ON、Pチャネル薄膜トランジスタ39[2m−1,
2n−1]=OFFとなり、データ線29[2n−1]
上の負極性駆動用のデータ信号D[2n−1]が画素電
極35[2m−1,2n−1]に印加され、画素33
[2m−1,2n−1]に対する書込みが行われる。
【0062】また、画素33[2m−1,2n]におい
ては、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m−1,2
n]、38[2m−1,2n]=ON、Pチャネル薄膜
トランジスタ39[2m−1,2n]=OFFとなり、
データ線29[2n]上の正極性駆動用のデータ信号D
[2n]が画素電極35[2m−1,2n]に印加さ
れ、画素33[2m−1,2n]に対する書込みが行わ
れる。
【0063】また、Nチャネル薄膜トランジスタ43
[2m−1]=ONとなり、クランプ用容量45[2m
−1]は、クランプ用信号L1により、コモン電圧Vc
に対して−(Vb+Vw)/2なる電圧に充電されると
共に、Nチャネル薄膜トランジスタ44[2m−1]=
ONとなり、クランプ用容量46[2m−1]は、クラ
ンプ用信号L2により、コモン電圧Vcに対して(Vb
+Vw)/2なる電圧に充電される。
【0064】次に、ゲート信号G[2m−1]が接地電
圧とされ、ゲート信号G[2m]が高電圧VGにされる
と、Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m−1]、4
4[2m−1]=OFFとなると共に、画素33[2m
−1,2n−1]においては、Nチャネル薄膜トランジ
スタ37[2m−1,2n−1]、38[2m−1,2
n−1]=OFF、Pチャネル薄膜トランジスタ39
[2m−1,2n−1]=ONとなり、Nチャネル薄膜
トランジスタ37[2m−1,2n−1]、38[2m
−1,2n−1]の接続点の電位は、コモン電圧Vcに
対して−(Vb+Vw)/2なる電圧にクランプされ
る。
【0065】また、画素33[2m−1,2n]におい
ては、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m−1,2
n]、38[2m−1,2n]=OFF、Pチャネル薄
膜トランジスタ39[2m−1,2n]=ONとなり、
Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m−1,2n]、
38[2m−1,2n]の接続点の電位は、コモン電圧
Vcに対して(Vb+Vw)/2なる電圧にクランプさ
れる。
【0066】また、画素33[2m,2n−1]におい
ては、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m,2n−
1]、38[2m,2n−1]=ON、Pチャネル薄膜
トランジスタ39[2m,2n−1]=OFFとなり、
データ線29[2n−1]上の負極性駆動用のデータ信
号D[2n−1]が画素電極35[2m,2n−1]に
印加され、画素33[2m,2n−1]に対する書込み
が行われる。
【0067】また、画素33[2m,2n]において
は、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m,2n]、
38[2m,2n]=ON、Pチャネル薄膜トランジス
タ39[2m,2n]=OFFとなり、データ線29
[2n]上の正極性駆動用のデータ信号D[2n]が画
素電極35[2m,2n]に印加され、画素33[2
m,2n]に対する書込みが行われる。
【0068】また、Nチャネル薄膜トランジスタ43
[2m]=ONとなり、クランプ用容量45[2m]
は、クランプ用信号L1により、コモン電圧Vcに対し
て(Vb+Vw)/2なる電圧に充電されると共に、N
チャネル薄膜トランジスタ44[2m]=ONとなり、
クランプ用容量46[2m]は、クランプ用信号L2に
より、コモン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2なる
電圧に充電される。
【0069】次に、ゲート信号G[2m]が接地電圧と
され、ゲート信号G[2m+1]が高電圧VGとされる
と、Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m]、44
[2m]=OFFとなると共に、画素33[2m,2n
−1]においては、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m,2n−1]、38[2m,2n−1]=OF
F、Pチャネル薄膜トランジスタ39[2m,2n−
1]=ONとなり、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m,2n−1]、38[2m,2n−1]の接続点
の電位は、コモン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)/
2なる電圧にクランプされる。
【0070】また、画素33[2m,2n]において
は、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m,2n]、
38[2m,2n]=OFF、Pチャネル薄膜トランジ
スタ39[2m,2n]=ONとなり、Nチャネル薄膜
トランジスタ37[2m,2n]、38[2m,2n]
の接続点の電位は、コモン電圧Vcに対して(Vb+V
w)/2なる電圧にクランプされる。
【0071】このように、本発明の第1実施形態の駆動
方法の一例によれば、奇数番目のデータ線と偶数番目の
データ線とを異なる極性で、かつ、フレームごとに極性
を反転することにより、同一ラインの奇数番目の画素と
偶数番目の画素とを異なる極性で駆動するようにして
も、奇数番目の画素のデータ電圧書込み用の2個のNチ
ャネル薄膜トランジスタの接続部と画素電極との間の電
位差を小さくすることができると共に、偶数番目の画素
のデータ電圧書込みの2個のNチャネル薄膜トランジス
タの接続部と画素電極との間の電位差を小さくすること
ができる。
【0072】図3は本発明の第1実施形態の駆動方法の
他の例を示す波形図であり、図3Aはゲートドライバか
らゲート線30[1]、30[2]、30[2Y]に出
力されるゲート信号G[1]、G[2]、G[2Y]、
図3Bはデータドライバから奇数番目のデータ線29
[1]〜29[2X−1]に出力されるデータ信号D
[1]〜D[2X−1]及び偶数番目のデータ線29
[2]〜29[2X]に出力されるデータ信号D[2]
〜D[2X]、図3Cはクランプ用信号L1、L2、図
3Dはクランプ用配線31[1]、32[1]の電位J
1[1]、J2[1]及びクランプ用配線31[2
Y]、32[2Y]の電位J1[2Y]、J2[2Y]
を示している。
【0073】すなわち、本発明の第1実施形態の駆動方
法の他の例は、奇数フレームでは、奇数ラインの奇数番
目のデータ線29[1]〜29[2X−1]を正極性駆
動、奇数ラインの偶数番目のデータ線29[2]〜29
[2X]を負極性駆動、偶数ラインの奇数番目のデータ
線29[1]〜29[2X−1]を負極性駆動、偶数ラ
インの偶数番目のデータ線29[2]〜29[2X]を
正極性駆動し、偶数フレームでは、奇数ラインの奇数番
目のデータ線29[1]〜29[2X−1]を負極性駆
動、奇数ラインの偶数番目のデータ線29[2]〜29
[2X]を正極性駆動、偶数ラインの奇数番目のデータ
線29[1]〜29[2X−1]を正極性駆動、偶数ラ
インの偶数番目のデータ線29[2]〜29[2X]を
負極性駆動するというものである。
【0074】奇数フレームの場合において、奇数ライン
の画素に対するデータ電圧の書込みが行われる場合に
は、奇数番目のデータ線29[1]〜29[2X−1]
は、黒表示電圧及び白表示電圧をそれぞれコモン電圧V
cに対してVb及びVwとする正極性駆動用のデータ信
号D[1]〜D[2X−1]がデータドライバから出力
され、偶数番目のデータ線29[2]〜29[2X]に
は、黒表示電圧及び白表示電圧をそれぞれコモン電圧V
cに対して−Vb及び−Vwとする負極性駆動用のデー
タ信号D[2]〜D[2X]が出力される。
【0075】また、偶数ラインの画素に対するデータ電
圧の書込みが行われる場合には、奇数番目のデータ線2
9[1]〜29[2X−1]には、黒表示電圧及び白表
示電圧をそれぞれコモン電圧Vcに対して−Vb及び−
Vwとする負極性駆動用のデータ信号D[1]〜D[2
X−1]がデータドライバから出力され、偶数番目のデ
ータ線29[2]〜29[2X]には、黒表示電圧及び
白表示電圧をそれぞれコモン電圧Vcに対してVb及び
Vwとする正極性駆動用のデータ信号D[2]〜D[2
X]が出力される。
【0076】また、奇数ラインの画素に対するデータ電
圧の書込みが行われる場合には、クランプ用信号L1
は、コモン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2なる電
圧、クランプ用信号L2は、コモン電圧Vcに対して−
(Vb+Vw)/2なる電圧とされ、偶数ラインの画素
に対するデータ電圧の書込みが行われる場合には、クラ
ンプ用信号L1は、コモン電圧Vcに対して−(Vb+
Vw)/2なる電圧、クランプ用信号L2は、コモン電
圧Vcに対して(Vb+Vw)/2なる電圧とされる。
【0077】この結果、奇数ラインのクランプ用容量4
5[1]〜45[2Y−1]は、奇数ラインのゲート信
号G[1]〜G[2Y−1]が順に高電位VGになるの
に同期して順にコモン電圧Vcに対して(Vb+Vw)
/2なる電圧に充電されると共に、偶数ラインのクラン
プ用容量45[2]〜45[2Y]は、ゲート信号G
[2]〜G[2Y]が順に高電位VGになるのに同期し
て順にコモン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)/2な
る電圧に充電される。
【0078】また、奇数ラインのクランプ用容量46
[1]〜46[2Y−1]は、奇数ラインのゲート信号
G[1]〜G[2Y−1]が順に高電位VGになるのに
同期して順にコモン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)
/2なる電圧に充電されると共に、偶数ラインのクラン
プ用容量46[2]〜46[2Y]は、ゲート信号G
[2]〜G[2Y]が順に高電位VGになるのに同期し
て順にコモン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2なる
電圧に充電される。
【0079】ここに、たとえば、ゲート信号G[2m−
1]が高電圧VGとされると、画素33[2m−1,2
n−1]においては、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m−1,2n−1]、38[2m−1,2n−1]
=ON、Pチャネル薄膜トランジスタ39[2m−1,
2n−1]=OFFとなり、データ線29[2n−1]
上の正極性駆動用のデータ信号D[2n−1]が画素電
極35[2m−1,2n−1]に印加され、画素33
[2m−1,2n−1]に対する書込みが行われる。
【0080】また、画素33[2m−1,2n]におい
ては、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m−1,2
n]、38[2m−1,2n]=ON、Pチャネル薄膜
トランジスタ39[2m−1,2n]=OFFとなり、
データ線29[2n]上の負極性駆動用のデータ信号D
[2n]が画素電極35[2m−1,2n]に印加さ
れ、画素33[2m−1,2n]に対する書込みが行わ
れる。
【0081】また、Nチャネル薄膜トランジスタ43
[2m−1]=ONとなり、クランプ用容量45[2m
−1]は、クランプ用信号L1により、コモン電圧Vc
に対して(Vb+Vw)/2なる電圧に充電されると共
に、Nチャネル薄膜トランジスタ44[2m−1]=O
Nとなり、クランプ用容量46[2m−1]は、クラン
プ用信号L2により、コモン電圧Vcに対して−(Vb
+Vw)/2なる電圧に充電される。
【0082】次に、ゲート信号G[2m−1]が接地電
圧とされ、ゲート信号G[2m]が高電圧VGにされる
と、Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m−1]、4
4[2m−1]=OFFとなると共に、画素33[2m
−1,2n−1]においては、Nチャネル薄膜トランジ
スタ37[2m−1,2n−1]、38[2m−1,2
n−1]=OFF、Pチャネル薄膜トランジスタ39
[2m−1,2n−1]=ONとなり、Nチャネル薄膜
トランジスタ37[2m−1,2n−1]、38[2m
−1,2n−1]の接続点の電位は、コモン電圧Vcに
対して(Vb+Vw)/2なる電圧にクランプされる。
【0083】また、画素33[2m−1,2n]におい
ては、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m−1,2
n]、38[2m−1,2n]=OFF、Pチャネル薄
膜トランジスタ39[2m−1,2n]=ONとなり、
Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m−1,2n]、
38[2m−1,2n]の接続点の電位は、コモン電圧
Vcに対して−(Vb+Vw)/2なる電圧にクランプ
される。
【0084】また、画素33[2m,2n−1]におい
ては、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m,2n−
1]、38[2m,2n−1]=ON、Pチャネル薄膜
トランジスタ39[2m,2n−1]=OFFとなり、
データ線29[2n−1]上の負極性駆動用のデータ信
号D[2n−1]が画素電極35[2m,2n−1]に
印加され、画素33[2m,2n−1]に対する書込み
が行われる。
【0085】また、画素33[2m,2n]において
は、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m,2n]、
38[2m,2n]=ON、Pチャネル薄膜トランジス
タ39[2m,2n]=OFFとなり、データ線29
[2n]上の正極性駆動用のデータ信号D[2n]が画
素電極35[2m,2n]に印加され、画素33[2
m,2n]に対する書込みが行われる。
【0086】また、Nチャネル薄膜トランジスタ43
[2m]=ONとなり、クランプ用容量45[2m]
は、クランプ用信号L1により、コモン電圧Vcに対し
て−(Vb+Vw)/2なる電圧に充電されると共に、
Nチャネル薄膜トランジスタ44[2m]=ONとな
り、クランプ用容量46[2m]は、クランプ用信号L
2により、コモン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2
なる電圧に充電される。
【0087】次に、ゲート信号G[2m]が接地電圧と
され、ゲート信号G[2m+1]が高電圧VGとされる
と、Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m]、44
[2m]=OFFとなると共に、画素33[2m,2n
−1]においては、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m,2n−1]、38[2m,2n−1]=OF
F、Pチャネル薄膜トランジスタ39[2m,2n−
1]=ONとなり、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m,2n−1]、38[2m,2n−1]の接続点
の電位は、コモン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)/
2なる電圧にクランプされる。
【0088】また、画素33[2m,2n]において
は、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m,2n]、
38[2m,2n]=OFF、Pチャネル薄膜トランジ
スタ39[2m,2n]=ONとなり、Nチャネル薄膜
トランジスタ37[2m,2n]、38[2m,2n]
の接続点の電位は、コモン電圧Vcに対して(Vb+V
w)/2なる電圧にクランプされる。
【0089】これに対して、偶数ラインの場合におい
て、奇数ラインの画素に対するデータ電圧の書込みが行
われる場合には、奇数番目のデータ線29[1]〜29
[2X−1]には、黒表示電圧及び白表示電圧をそれぞ
れコモン電圧Vcに対して−Vb及び−Vwとする負極
性駆動用のデータ信号D[1]〜D[2X−1]がデー
タドライバから出力され、偶数番目のデータ線の29
[2]〜29[2X]には、黒表示電圧及び白表示電圧
をそれぞれコモン電圧Vcに対してVb及びVwとする
正極性駆動用のデータ信号D[2]〜D[2X]が出力
される。
【0090】また、偶数ラインの画素に対するデータ電
圧の書込みが行われる場合には、奇数番目のデータ線2
9[1]〜29[2X−1]には、黒表示電圧及び白表
示電圧をそれぞれコモン電圧Vcに対してVb及びVw
とする正極性駆動用のデータ信号D[1]〜D[2X−
1]がデータドライバから出力され、偶数番目のデータ
線の29[2]〜29[2X]には、黒表示電圧及び白
表示電圧をそれぞれコモン電圧Vcに対して−Vb及び
−Vwとする負極性駆動用のデータ信号D[2]〜D
[2X]が出力される。
【0091】また、奇数ラインの画素に対するデータ電
圧の書込みが行われる場合には、クランプ用信号L1
は、コモン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)/2なる
電圧、クランプ用信号L2は、コモン電圧Vcに対して
(Vb+Vw)/2なる電圧とされ、偶数ラインの画素
に対するデータ電圧の書込みが行われる場合には、クラ
ンプ用信号L1は、コモン電圧Vcに対して(Vb+V
w)/2なる電圧、クランプ用信号L2は、コモン電圧
Vcに対して−(Vb+Vw)/2なる電圧とされる。
【0092】この結果、奇数ラインのクランプ用容量4
5[1]〜45[2Y−1]は、奇数ラインのゲート信
号G[1]〜G[2Y−1]が順に高電位VGになるの
に同期して順にコモン電圧Vcに対して−(Vb+V
w)/2なる電圧に充電されると共に、偶数ラインのク
ランプ用容量45[2]〜45[2Y]は、ゲート信号
G[2]〜G[2Y]が順に高電位VGになるのに同期
して順にコモン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2な
る電圧に充電される。
【0093】また、奇数ラインのクランプ用容量46
[1]〜46[2Y−1]は、奇数ラインのゲート信号
G[1]〜G[2Y−1]が順に高電位VGになるのに
同期して順にコモン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/
2なる電圧に充電されると共に、偶数ラインのクランプ
用容量46[2]〜46[2Y]は、ゲート信号G
[2]〜G[2Y]が順に高電位VGになるのに同期し
て順にコモン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)/2な
る電圧に充電される。
【0094】ここに、たとえば、ゲート信号G[2m−
1]が高電圧VGとされると、画素33[2m−1,2
n−1]においては、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m−1,2n−1]、38[2m−1,2n−1]
=ON、Pチャネル薄膜トランジスタ39[2m−1,
2n−1]=OFFとなり、データ線29[2n−1]
上の負極性駆動用のデータ信号D[2n−1]が画素電
極35[2m−1,2n−1]に印加され、画素33
[2m−1,2n−1]に対する書込みが行われる。
【0095】また、画素33[2m−1,2n]におい
ては、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m−1,2
n]、38[2m−1,2n]=ON、Pチャネル薄膜
トランジスタ39[2m−1,2n]=OFFとなり、
データ線29[2n]上の正極性駆動用のデータ信号D
[2n]が画素電極35[2m−1,2n]に印加さ
れ、画素33[2m−1,2n]に対する書込みが行わ
れる。
【0096】また、Nチャネル薄膜トランジスタ43
[2m−1]=ONとなり、クランプ用容量45[2m
−1]は、クランプ用信号L1により、コモン電圧Vc
に対して−(Vb+Vw)/2なる電圧に充電されると
共に、Nチャネル薄膜トランジスタ44[2m−1]=
ONとなり、クランプ用容量46[2m−1]は、クラ
ンプ用信号L2により、コモン電圧Vcに対して(Vb
+Vw)/2なる電圧に充電される。
【0097】次に、ゲート信号G[2m−1]が接地電
圧とされ、ゲート信号G[2m]が高電圧VGにされる
と、Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m−1]、4
4[2m−1]=OFFとなると共に、画素33[2m
−1,2n−1]においては、Nチャネル薄膜トランジ
スタ37[2m−1,2n−1]、38[2m−1,2
n−1]=OFF、Pチャネル薄膜トランジスタ39
[2m−1,2n−1]=ONとなり、Nチャネル薄膜
トランジスタ37[2m−1,2n−1]、38[2m
−1,2n−1]の接続点の電位は、コモン電圧Vcに
対して−(Vb+Vw)/2なる電圧にクランプされ
る。
【0098】また、画素33[2m−1,2n]におい
ては、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m−1,2
n]、38[2m−1,2n]=OFF、Pチャネル薄
膜トランジスタ39[2m−1,2n]=ONとなり、
Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m−1,2n]、
38[2m−1,2n]の接続点の電位は、コモン電圧
Vcに対して(Vb+Vw)/2なる電圧にクランプさ
れる。
【0099】また、画素33[2m,2n−1]におい
ては、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m,2n−
1]、38[2m,2n−1]=ON、Pチャネル薄膜
トランジスタ39[2m,2n−1]=OFFとなり、
データ線29[2n−1]上の正極性駆動用のデータ信
号D[2n−1]が画素電極35[2m,2n−1]に
印加され、画素33[2m,2n−1]に対する書込み
が行われる。
【0100】また、画素33[2m,2n]において
は、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m,2n]、
38[2m,2n]=ON、Pチャネル薄膜トランジス
タ39[2m,2n]=OFFとなり、データ線29
[2n]上の負極性駆動用のデータ信号D[2n]が画
素電極35[2m,2n]に印加され、画素33[2
m,2n]に対する書込みが行われる。
【0101】また、Nチャネル薄膜トランジスタ43
[2m]=ONとなり、クランプ用容量45[2m]
は、クランプ用信号L1により、コモン電圧Vcに対し
て(Vb+Vw)/2なる電圧に充電されると共に、N
チャネル薄膜トランジスタ44[2m]=ONとなり、
クランプ用容量46[2m]は、クランプ用信号L2に
より、コモン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)/2な
る電圧に充電される。
【0102】次に、ゲート信号G[2m]が接地電圧と
され、ゲート信号G[2m+1]が高電圧VGとされる
と、Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m]、44
[2m]=OFFとなると共に、画素33[2m,2n
−1]においては、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m,2n−1]、38[2m,2n−1]=OF
F、Pチャネル薄膜トランジスタ39[2m,2n−
1]=ONとなり、Nチャネル薄膜トランジスタ37
[2m,2n−1]、38[2m,2n−1]の接続点
の電位は、コモン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2
なる電圧にクランプされる。
【0103】また、画素33[2m,2n]において
は、Nチャネル薄膜トランジスタ37[2m,2n]、
38[2m,2n]=OFF、Pチャネル薄膜トランジ
スタ39[2m,2n]=ONとなり、Nチャネル薄膜
トランジスタ37[2m,2n]、38[2m,2n]
の接続点の電位は、コモン電圧Vcに対して−(Vb+
Vw)/2なる電圧にクランプされる。
【0104】このように、本発明の第1実施形態の駆動
方法の他の例によれば、奇数番目のデータ線と偶数番目
のデータ線とを異なる極性で、かつ、ラインごとに極性
を反転することにより、同一ラインの奇数番目の画素と
偶数番目の画素とを異なる極性で駆動するようにして
も、奇数番目の画素のデータ電圧書込み用の2個のNチ
ャネル薄膜トランジスタの接続部と画素電極との電位差
を小さくすることができると共に、偶数番目の画素のデ
ータ電圧書込みの2個のNチャネル薄膜トランジスタの
接続部と画素電極との電位差を小さくすることができ
る。
【0105】したがって、本発明の第1実施形態によれ
ば、奇数番目のデータ線と偶数番目のデータ線とを異な
る極性で、かつ、フレームごとに極性を反転するように
駆動する場合であっても、あるいは、ラインごとに極性
を反転するように駆動する場合であっても、データ線と
画素電極との間に接続されているデータ電圧書込み用の
2個のNチャネル薄膜トランジスタのオフ電流を小さく
して、画素電極の電位変動を抑え、歩留りの向上を図る
ことができると共に、フリッカの発生を抑え、高品質の
画像を表示することができる。
【0106】第2実施形態・・図4〜図6 図4は本発明の第2実施形態の一部分を示す回路図であ
る。図4中、48[2m−1,2n−1]は画素電極3
5[2m−1,2n−1]とクランプ用配線32[2m
−1]との間に形成された補助容量、48[2m−1,
2n]は画素電極35[2m−1,2n]とクランプ用
配線31[2m−1]との間に形成された補助容量、4
8[2m,2n−1]は画素電極35[2m,2n−
1]とクランプ用配線32[2m]との間に形成された
補助容量、48[2m,2n]は画素電極35[2m,
2n]とクランプ用配線31[2m]との間に形成され
た補助容量である。
【0107】また、49はクランプ用信号L3が印加さ
れるクランプ用共通配線、50はクランプ用信号L4が
印加されるクランプ用共通配線であり、クランプ用配線
31[2m−1]は、Nチャネル薄膜トランジスタ43
[2m−1]を介してクランプ用共通配線41に接続さ
れ、クランプ用配線32[2m−1]は、Nチャネル薄
膜トランジスタ44[2m−1]を介してクランプ用共
通配線42に接続され、クランプ用配線31[2m]
は、Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m]を介して
クランプ用共通配線49に接続され、クランプ用配線3
2[2m]は、Nチャネル薄膜トランジスタ44[2
m]を介してクランプ用共通配線50に接続されてい
る。
【0108】すなわち、本発明の第2実施形態において
は、クランプ用共通配線41、42のほかに、クランプ
用信号L3を供給するためのクランプ用共通配線49
と、クランプ用信号L4を供給するためのクランプ用共
通配線とが設けられ、奇数ラインのクランプ用配線31
[1]〜31[2Y−1]は、Nチャネル薄膜トランジ
スタ43[2m−1]を介してクランプ用共通配線41
に接続され、クランプ用配線32[1]〜32[2Y−
1]は、Nチャネル薄膜トランジスタ44[2m−1]
を介してクランプ用共通配線42に接続され、偶数ライ
ンのクランプ用配線31[2]〜31[2Y]は、Nチ
ャネル薄膜トランジスタ43[2m]を介してクランプ
用共通配線49に接続され、クランプ用配線32[2]
〜32[2Y]は、Nチャネル薄膜トランジスタ44
[2m]を介してクランプ用共通配線50に接続されて
いる。
【0109】また、奇数ラインの奇数番目の画素には、
その画素電極とクランプ用信号L2が供給されるクラン
プ用配線との間に補助容量が設けられ、奇数ラインの偶
数番目の画素には、その画素電極とクランプ用信号L1
が供給されるクランプ用配線との間に補助容量が設けら
れ、偶数ラインの奇数番目の画素には、その画素電極と
クランプ用信号L4が供給されるクランプ用配線との間
に補助容量が設けられ、偶数ラインの偶数番目の画素に
は、その画素電極とクランプ用信号L3が供給されるク
ランプ用配線との間に補助容量が設けられている。その
他については、図1に示す本発明の第1実施形態と同様
に構成されている。
【0110】図5は本発明の第2実施形態の駆動方法の
一例を示す波形図であり、図5Aはゲートドライバから
ゲート線30[1]、30[2]、30[2Y]に出力
されるゲート信号G[1]、G[2]、G[2Y]、図
5Bはデータドライバから奇数番目のデータ線29
[1]〜29[2X−1]に出力されるデータ信号D
[1]〜D[2X−1]及びデータドライバから偶数番
目のデータ線29[2]〜29[2X]に出力されるデ
ータ信号D[2]〜D[2X]、図5Cはクランプ用信
号L1、L2、L3、L4、図5Dはクランプ用配線3
1[1]、32[1]の電位J1[1]、J2[1]及
びクランプ用配線31[2Y]、32[2Y]の電位J
1[2Y]、J2[2Y]を示している。
【0111】すなわち、本発明の第2実施形態の駆動方
法の一例は、奇数フレームでは、奇数番目のデータ線2
9[1]〜29[2X−1]を正極性駆動、偶数番目の
データ線29[2]〜29[2X]を負極性駆動し、偶
数フレームにおいては、奇数番目のデータ線29[1]
〜29[2X−1]を負極性駆動、偶数番目のデータ線
29[2]〜29[2X]を正極性駆動するというもの
である。
【0112】ここに、本発明の第2実施形態の駆動方法
の一例においては、クランプ用信号L3をクランプ用信
号L1と同相とし、クランプ用信号L4をクランプ用信
号L2と同相としているので、データ信号の画素に対す
る書込みについては、本発明の第1実施形態の駆動方法
の一例により本発明の第1実施形態を駆動する場合と同
様に、本発明の第2実施形態を駆動することができる。
【0113】したがって、奇数番目のデータ線と偶数番
目のデータ線とを異なる極性で、かつ、フレームごとに
極性を反転することにより、同一ラインの奇数番目の画
素と偶数番目の画素とを異なる極性で駆動するようにし
ても、奇数番目の画素のデータ電圧書込み用の2個のN
チャネル薄膜トランジスタの接続部と画素電極との電位
差を小さくすることができると共に、偶数番目の画素の
データ電圧書込みの2個のNチャネル薄膜トランジスタ
の接続部と画素電極との電位差を小さくすることができ
る。
【0114】また、奇数フレームにおいて、画素33
[2m−1,2n−1]が正極性駆動される場合には、
画素電極35[2m−1,2n−1]には正極性駆動用
のデータ信号D[2n−1]が印加されると共に、クラ
ンプ用配線32[2m−1]は−(Vb+Vw)/2と
され、補助容量48[2m−1,2n−1]の電極間の
電圧差は、液晶容量34[2m−1,2n−1]の電極
間の電圧差よりも大きくなるので、画素33[2m−
1,2n−1]の正極性駆動時の電荷保持特性を向上さ
せることができる。
【0115】また、画素33[2m−1,2n]が負極
性駆動される場合には、画素電極35[2m−1,2
n]には負極性駆動用のデータ信号D[2n]が印加さ
れると共に、クランプ用配線31[2m−1]は、コモ
ン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2なる電圧とさ
れ、補助容量48[2m−1,2n]の電極間の電圧差
は、液晶容量34[2m−1,2n]の電極間の電圧差
よりも大きくなるので、画素33[2m−1,2n]の
負極性駆動時の電荷保持特性を向上させることができ
る。
【0116】また、画素33[2m,2n−1]が正極
性駆動される場合には、画素電極35[2m,2n−
1]には正極性駆動用のデータ信号D[2n]が印加さ
れると共に、クランプ用配線32[2m]は、コモン電
圧Vcに対して−(Vb+Vw)/2とされ、補助容量
48[2m,2n−1]の電極間の電圧差は、液晶容量
34[2m,2n−1]の電極間の電圧差よりも大きく
なるので、画素33[2m,2n−1]の正極性駆動時
の電荷保持特性を向上させることができる。
【0117】また、画素33[2m,2n]が負極性駆
動される場合には、画素電極35[2m,2n]には負
極性駆動用のデータ信号D[2n]が印加されると共
に、クランプ用配線31[2m]は、コモン電圧Vcに
対して(Vb+Vw)/2なる電圧とされ、補助容量4
8[2m,2n]の電極間の電圧差は、液晶容量34
[2m,2n]の電極間の電圧差よりも大きくなるの
で、画素33[2m,2n]の負極性駆動時の電荷保持
特性を向上させることができる。
【0118】また、偶数フレームにおいて、画素33
[2m−1,2n−1]が負極性駆動される場合には、
画素電極35[2m−1,2n−1]には負極性駆動用
のデータ信号D[2n−1]が印加されると共に、クラ
ンプ用配線32[2m−1]は、コモン電圧Vcに対し
て(Vb+Vw)/2なる電圧とされ、補助容量48
[2m−1,2n−1]の電極間の電圧差は、液晶容量
34[2m−1,2n−1]の電極間の電圧差よりも大
きくなるので、画素33[2m−1,2n−1]の負極
性駆動時の電荷保持特性を向上させることができる。
【0119】また、画素33[2m−1,2n]が正極
性駆動される場合には、画素電極35[2m−1,2
n]には正極性駆動用のデータ信号D[2n]が印加さ
れると共に、クランプ用配線31[2m−1]は、コモ
ン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)/2なる電圧とさ
れ、補助容量48[2m−1,2n]の電極間の電圧差
は、液晶容量34[2m−1,2n]の電極間の電圧差
よりも大きくなるので、画素33[2m−1,2n]の
正極性駆動時の電荷保持特性を向上させることができ
る。
【0120】また、画素33[2m,2n−1]が負極
性駆動される場合には、画素電極35[2m,2n−
1]には負極性駆動用のデータ信号D[2n−1]が印
加されると共に、クランプ用配線32[2m]は、コモ
ン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2なる電圧とさ
れ、補助容量48[2m,2n−1]の電極間の電圧差
は、液晶容量34[2m,2n−1]の電極間の電圧差
よりも大きくなるので、画素33[2m,2n−1]の
負極性駆動時の電荷保持特性を向上させることができ
る。
【0121】また、画素33[2m,2n]が正極性駆
動される場合には、画素電極35[2m,2n]には負
極性駆動用のデータ信号D[2n]が印加されると共
に、クランプ用配線31[2m,2n]は、コモン電圧
Vcに対して−(Vb+Vw)/2なる電圧とされ、補
助容量48[2m,2n]の電極間の電圧差は、液晶容
量34[2m,2n]の電極間の電圧差よりも大きくな
るので、画素33[2m,2n]の正極性駆動時の電荷
保持特性を向上させることができる。
【0122】図6は本発明の第2実施形態の駆動方法の
他の例を示す波形図であり、図6Aはゲートドライバか
らゲート線30[1]、30[2]、30[2Y]に出
力されるゲート信号G[1]、G[2]、G[2Y]、
図6Bはデータドライバから奇数番目のデータ線29
[1]〜29[2X−1]に出力されるデータ信号D
[1]〜D[2X−1]及びデータドライバから偶数番
目のデータ線29[2]〜29[2X]に出力されるデ
ータ信号D[2]〜D[2X]、図6Cはクランプ用信
号L1、L2、L3、L4、図6Dはクランプ用配線3
1[1]、32[1]の電位J1[1]、J2[1]及
びクランプ用配線31[2Y]、32[2Y]の電位J
1[2Y]、J2[2Y]を示している。
【0123】すなわち、本発明の第2実施形態の駆動方
法の他の例は、奇数フレームでは、奇数ラインの奇数番
目のデータ線29[1]〜29[2X−1]を正極性駆
動、奇数ラインの偶数番目のデータ線29[2]〜29
[2X]を負極性駆動、偶数ラインの奇数番目のデータ
線29[1]〜29[2X−1]を負極性駆動、偶数ラ
インの偶数番目のデータ線29[2]〜29[2X]を
正極性駆動し、偶数フレームでは、奇数ラインの奇数番
目のデータ線29[1]〜29[2X−1]を負極性駆
動、奇数ラインの偶数番目のデータ線29[2]〜29
[2X]を正極性駆動、偶数ラインの奇数番目のデータ
線29[1]〜29[2X−1]を正極性駆動、偶数ラ
インの偶数番目のデータ線29[2]〜29[2X]を
負極性駆動するというものである。
【0124】本発明の第2実施形態の駆動方法の他の例
においては、クランプ用信号L4をクランプ用信号L1
と同相とし、クランプ用信号L3をクランプ用信号L2
と同相としているので、データ信号の画素に対する書込
みについては、本発明の第1実施形態の駆動方法の他の
例により本発明の第1実施形態を駆動する場合と同様
に、本発明の第2実施形態を駆動することができる。
【0125】したがって、奇数番目のデータ線と偶数番
目のデータ線とを異なる極性で、かつ、ラインごとに極
性を反転することにより、同一ラインの奇数番目の画素
と偶数番目の画素とを異なる極性で駆動するようにして
も、奇数番目の画素のデータ電圧書込み用の2個のNチ
ャネル薄膜トランジスタの接続部と画素電極との電位差
を小さくすることができると共に、偶数番目の画素のデ
ータ電圧書込みの2個のNチャネル薄膜トランジスタの
接続部と画素電極との電位差を小さくすることができ
る。
【0126】また、奇数フレームにおいて、画素33
[2m−1,2n−1]が正極性駆動される場合には、
画素電極35[2m−1,2n−1]には正極性駆動用
のデータ信号D[2n−1]が印加されると共に、クラ
ンプ用配線32[2m−1]は、コモン電圧Vcに対し
て−(Vb+Vw)/2なる電圧とされ、補助容量48
[2m−1,2n−1]の電極間の電圧差は、液晶容量
34[2m−1,2n−1]の電極間の電圧差よりも大
きくなるので、画素33[2m−1,2n−1]の正極
性駆動時の電荷保持特性を向上させることができる。
【0127】また、画素33[2m−1,2n]が負極
性駆動される場合には、画素電極35[2m−1,2
n]には負極性駆動用のデータ信号D[2n]が印加さ
れると共に、クランプ用配線31[2m−1]は、コモ
ン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2なる電圧とさ
れ、補助容量48[2m−1,2n]の電極間の電圧差
は、液晶容量34[2m−1,2n]の電極間の電圧差
よりも大きくなるので、画素33[2m−1,2n]の
負極性駆動時の電荷保持特性を向上させることができ
る。
【0128】また、画素33[2m,2n−1]が負極
性駆動される場合には、画素電極35[2m,2n−
1]には負極性駆動用のデータ信号D[2n−1]が印
加されると共に、クランプ用配線32[2m]は、コモ
ン電圧Vcに対して(Vb+Vw)/2なる電圧とさ
れ、補助容量48[2m,2n−1]の電極間の電圧差
は、液晶容量34[2m,2n−1]の電極間の電圧差
よりも大きくなるので、画素33[2m,2n−1]の
負極性駆動時の電荷保持特性を向上させることができ
る。
【0129】また、画素33[2m,2n]が正極性駆
動される場合には、画素電極35[2m,2n]には正
極性駆動用のデータ信号D[2n]が印加されると共
に、クランプ用配線31[2m]は、コモン電圧Vcに
対して−(Vb+Vw)/2なる電圧とされ、補助容量
48[2m,2n]の電極間の電圧差は、液晶容量34
[2m,2n]の電極間の電圧差よりも大きくなるの
で、画素33[2m,2n]の正極性駆動時の電荷保持
特性を向上させることができる。
【0130】また、偶数フレームにおいて、画素33
[2m−1,2n−1]が負極性駆動される場合には、
画素電極35[2m−1,2n−1]には負極性駆動用
のデータ信号D[2n−1]が印加されると共に、クラ
ンプ用配線32[2m−1]は、コモン電圧Vcに対し
て(Vb+Vw)/2なる電圧とされ、補助容量48
[2m−1,2n−1]の電極間の電圧差は、液晶容量
34[2m−1,2n−1]の電極間の電圧差よりも大
きくなるので、画素33[2m−1,2n−1]の負極
性駆動時の電荷保持特性を向上させることができる。
【0131】また、画素33[2m−1,2n]が正極
性駆動される場合には、画素電極35[2m−1,2
n]には正極性駆動用のデータ信号D[2n]が印加さ
れると共に、クランプ用配線31[2m−1]は、コモ
ン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)/2なる電圧とさ
れ、補助容量48[2m−1,2n]の電極間の電圧差
は、液晶容量34[2m−1,2n]の電極間の電圧差
よりも大きくなるので、画素33[2m−1,2n]の
正極性駆動時の電荷保持特性を向上させることができ
る。
【0132】また、画素33[2m,2n−1]が正極
性駆動される場合には、画素電極35[2m,2n−
1]には正極性駆動用のデータ信号D[2n−1]が印
加されると共に、クランプ用配線32[2m]は、コモ
ン電圧Vcに対して−(Vb+Vw)/2なる電圧とさ
れ、補助容量48[2m,2n−1]の電極間の電圧差
は、液晶容量34[2m,2n−1]の電極間の電圧差
よりも大きくなるので、画素33[2m,2n−1]の
正極性駆動時の電荷保持特性を向上させることができ
る。
【0133】また、画素33[2m,2n]が負極性駆
動される場合には、画素電極35[2m,2n]には負
極性駆動用のデータ信号D[2n]が印加されると共
に、クランプ用配線31[2m]は、コモン電圧Vcに
対して(Vb+Vw)/2なる電圧とされ、補助容量4
8[2m,2n]の電極間の電圧差は、液晶容量34
[2m,2n]の電極間の電圧差よりも大きくなるの
で、画素33[2m,2n]の負極性駆動時の電荷保持
特性を向上させることができる。
【0134】このように、本発明の第2実施形態によれ
ば、奇数番目のデータ線と偶数番目のデータ線とを異な
る極性で、かつ、フレームごとに極性を反転するように
駆動する場合であっても、あるいは、ラインごとに極性
を反転するように駆動する場合であっても、データ線と
画素電極との間に接続されているデータ電圧書込み用の
2個のNチャネル薄膜トランジスタのオフ電流を小さく
し、画素電極の電位変動を抑え、歩留りの向上を図るこ
とができると共に、フリッカの発生を抑え、高品質の画
像を表示することができ、しかも、画素の電荷保持特性
の向上を図ることができる。
【0135】第3実施形態・・図7、図8 図7は本発明の第3実施形態の一部分を示す回路図であ
り、図7においては、クランプ用配線31[2m]は、
Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m]を介してクラ
ンプ用共通配線42に接続され、クランプ用配線32
[2m]は、Nチャネル薄膜トランジスタ44[2m]
を介してクランプ用共通配線41に接続されている。
【0136】すなわち、本発明の第3実施形態において
は、奇数ラインのクランプ用配線31[1]〜31[2
Y−1]は、それぞれ、Nチャネル薄膜トランジスタ4
3[1]〜43[2Y−1]を介してクランプ用共通配
線41に接続され、奇数ラインのクランプ用配線32
[1]〜32[2Y−1]は、それぞれ、Nチャネル薄
膜トランジスタ44[1]〜44[2Y−1]を介して
クランプ用共通配線42に接続され、偶数ラインのクラ
ンプ用配線31[2]〜31[2Y]は、それぞれ、N
チャネル薄膜トランジスタ43[2]〜43[2Y]を
介してクランプ用共通配線42に接続され、偶数ライン
のクランプ用配線32[2]〜32[2Y]は、それぞ
れ、Nチャネル薄膜トランジスタ44[2]〜44[2
Y]を介してクランプ用共通配線41に接続されてい
る。
【0137】また、画素電極35[2m−1,2n−
1]とクランプ用配線32[2m−1]との間には補助
容量48[2m−1,2n−1]が形成され、画素電極
35[2m−1,2n]とクランプ用配線31[2m−
1]との間には補助容量48[2m−1,2n]が形成
され、画素電極35[2m,2n−1]とクランプ用配
線32[2m]との間には補助容量48[2m,2n−
1]が形成され、画素電極35[2m,2n]とクラン
プ用配線31[2m]との間には補助容量48[2m,
2n]が形成されている。
【0138】すなわち、本発明の第3実施形態において
は、奇数ラインの奇数番目の画素には、その画素電極と
クランプ用信号L2が供給されるクランプ用配線との間
に補助容量が設けられ、奇数ラインの偶数番目の画素に
は、その画素電極とクランプ用信号L1が供給されるク
ランプ用配線との間に補助容量が設けられ、偶数ライン
の奇数番目の画素には、その画素電極とクランプ用信号
L1が供給されるクランプ用配線との間に補助容量が設
けられ、偶数ラインの偶数番目の画素には、その画素電
極とクランプ用信号L2が供給されるクランプ用配線と
の間に補助容量が設けられている。その他については、
図1に示す本発明の第1実施形態と同様に構成されてい
る。
【0139】図8は本発明の第3実施形態の駆動方法を
示す波形図であり、図8Aはゲートドライバからゲート
線30[1]、30[2]、30[2Y]に出力される
ゲート信号G[1]、G[2]、G[2Y]、図8Bは
データドライバから奇数番目のデータ線29[1]〜2
9[2X−1]に出力されるデータ信号D[1]〜D
[2X−1]及びデータドライバから偶数番目のデータ
線29[2]〜29[2X]に出力されるデータ信号D
[2]〜D[2X]、図8Cはクランプ用信号L1、L
2、図8Dはクランプ用配線31[1]、32[1]の
電位J1[1]、J2[1]及びクランプ用配線31
[2Y]、32[2Y]の電位J1[2Y]、J2[2
Y]を示している。
【0140】すなわち、本発明の第3実施形態の駆動方
法は、奇数フレームでは、奇数ラインの奇数番目のデー
タ線29[1]〜29[2X−1]を正極性駆動、奇数
ラインの偶数番目のデータ線29[2]〜29[2X]
を負極性駆動、偶数ラインの奇数番目のデータ線29
[1]〜29[2X−1]を負極性駆動、偶数ラインの
偶数番目のデータ線29[2]〜29[2X]を正極性
駆動し、偶数フレームでは、奇数ラインの奇数番目のデ
ータ線29[1]〜29[2X−1]を負極性駆動、奇
数ラインの偶数番目のデータ線29[2]〜29[2
X]を正極性駆動、偶数ラインの奇数番目のデータ線2
9[1]〜29[2X−1]を正極性駆動、偶数ライン
の偶数番目のデータ線29[2]〜29[2X]を負極
性駆動するというものである。
【0141】ここに、本発明の第3実施形態において
は、奇数ラインのクランプ用配線31[1]〜31[2
Y−1]及びクランプ用配線32[1]〜32[2Y−
1]をそれぞれクランプ用共通配線41及びクランプ用
共通配線42に接続し、偶数ラインのクランプ用配線3
1[2]〜31[2Y]及びクランプ用配線32[2]
〜32[2Y]をそれぞれクランプ用共通配線42及び
クランプ用共通配線41に接続するとしているので、本
発明の第3実施形態の駆動方法によれば、データ電圧の
書込みについては、本発明の第2実施形態の駆動方法の
他の例により本発明の第2実施形態を駆動する場合と同
様に、本発明の第3実施形態を駆動することができる。
【0142】また、本発明の第3実施形態においては、
奇数ラインの奇数番目の画素に、その画素電極とクラン
プ用信号L2が供給されるクランプ用配線との間に補助
容量を設け、奇数ラインの偶数番目の画素に、その画素
電極とクランプ用信号L1が供給されるクランプ用配線
との間に補助容量を設け、偶数ラインの奇数番目の画素
に、その画素電極とクランプ用信号L1が供給されるク
ランプ用配線との間に補助容量を設け、偶数ラインの偶
数番目の画素に、その画素電極とクランプ用信号L2が
供給されるクランプ用配線との間に補助容量を設けてい
るので、本発明の第2実施形態と同様に、画素の電荷保
持特性を向上させることができる。
【0143】すなわち、本発明の第3実施形態によれ
ば、奇数番目のデータ線と偶数番目のデータ線とを異な
る極性で、かつ、ラインごとに極性を反転するように駆
動する場合には、データ線と画素電極との間に接続され
ているデータ電圧書込み用の2個のNチャネル薄膜トラ
ンジスタのオフ電流を小さくし、画素電極の電位変動を
抑え、歩留りの向上を図ることができると共に、フリッ
カの発生を抑え、高品質の画像を表示することができ、
しかも、画素の電荷保持特性の向上を図ることができ
る。
【0144】第4実施形態・・図9、図10 図9は本発明の第4実施形態の一部分を示す回路図であ
り、図9においては、Pチャネル薄膜トランジスタ39
[2m,2n−1]のソースは、クランプ用配線32
[2m]に接続され、Pチャネル薄膜トランジスタ39
[2m,2n]のソースは、クランプ用配線31[2
m]に接続されている。
【0145】すなわち、本発明の第4実施形態において
は、偶数ラインの奇数番目のPチャネル薄膜トランジス
タ39[2j,1]〜39[2j,2X−1]のソース
はクランプ用配線32[2j]に接続され、偶数ライン
の偶数番目のPチャネル薄膜トランジスタ39[2j,
2]〜39[2j,2X]のソースはクランプ用配線3
1[2j]に接続されている。
【0146】また、補助容量48[2m,2n−1]
は、画素電極35[2m,2n−1]とクランプ用配線
31[2m]との間に設けられ、補助容量48[2m,
2n]は、画素電極35[2m,2n]とクランプ用配
線32[2m]との間に設けられている。
【0147】すなわち、本発明の第4実施形態において
は、偶数ラインの奇数番目の補助容量48[2j,1]
〜48[2j,2X−1]は、偶数ラインの奇数番目の
画素33[2j,1]〜33[2j,2X−1]の画素
電極35[2j,1]〜35[2j,2X−1]とクラ
ンプ用配線31[2j]との間に設けられ、偶数ライン
の偶数番目の補助容量48[2j,2]〜48[2j,
2X]は、偶数ラインの偶数番目の画素33[2j,
2]〜33[2j,2X]の画素電極35[2j,2]
〜35[2j,2X]とクランプ用配線32[2j]と
の間に設けられている。
【0148】また、クランプ用配線31[2m]は、そ
れぞれ、Nチャネル薄膜トランジスタ43[2m]を介
してクランプ用共通配線41に接続され、クランプ用配
線32[2m]は、Nチャネル薄膜トランジスタ44
[2m]を介してクランプ用共通配線42に接続されて
いる。
【0149】すなわち、本発明の第4実施形態において
は、偶数ラインのクランプ用配線31[2]〜31[2
Y]は、それぞれ、Nチャネル薄膜トランジスタ43
[2]〜43[2Y]を介してクランプ用共通配線41
に接続され、偶数ラインのクランプ用配線32[2]〜
32[2Y]は、それぞれ、Nチャネル薄膜トランジス
タ44[2]〜44[2Y]を介してクランプ用共通配
線42に接続されている。その他については、図3に示
す本発明の第3実施形態と同様に構成されている。
【0150】図10は本発明の第4実施形態の駆動方法
を示す波形図であり、図10Aはゲートドライバからゲ
ート線30[1]、30[2]、30[2Y]に出力さ
れるゲート信号G[1]、G[2]、G[2Y]、図1
0Bはデータドライバから奇数番目のデータ線29
[1]〜29[2X−1]に出力されるデータ信号D
[1]〜D[2X−1]及びデータドライバから偶数番
目のデータ線29[2]〜29[2X]に出力されるデ
ータ信号D[2]〜D[2X]、図10Cはクランプ用
信号L1、L2、図10Dはクランプ用配線31
[1]、32[1]の電位J1[1]、J2[1]及び
クランプ用配線31[2Y]、32[2Y]の電位J1
[2Y]、J2[2Y]を示している。
【0151】すなわち、本発明の第4実施形態の駆動方
法は、奇数フレームでは、奇数ラインの奇数番目のデー
タ線29[1]〜29[2X−1]を正極性駆動、奇数
ラインの偶数番目のデータ線29[2]〜29[2X]
を負極性駆動、偶数ラインの奇数番目のデータ線29
[1]〜29[2X−1]を負極性駆動、偶数ラインの
偶数番目のデータ線29[2]〜29[2X]を正極性
駆動し、偶数フレームでは、奇数ラインの奇数番目のデ
ータ線29[1]〜29[2X−1]を負極性駆動、奇
数ラインの偶数番目のデータ線29[2]〜29[2
X]を正極性駆動、偶数ラインの奇数番目のデータ線2
9[1]〜29[2X−1]を正極性駆動、偶数ライン
の偶数番目のデータ線29[2]〜29[2X]を負極
性駆動するというものである。
【0152】ここに、本発明の第4実施形態において
は、偶数ラインの奇数番目のPチャネル薄膜トランジス
タ39[2j,1]〜39[2j,2X−1]のソース
は、クランプ用配線32[2j]に接続され、偶数ライ
ンの偶数番目のPチャネル薄膜トランジスタ39[2
j,2]〜39[2j,2X]のソースは、クランプ用
配線31[2j]に接続されると共に、偶数ラインのク
ランプ用配線31[2]〜31[2Y]は、それぞれ、
Nチャネル薄膜トランジスタ43[2]〜43[2Y]
を介してクランプ用共通配線41に接続され、偶数ライ
ンのクランプ用配線32[2]〜32[2Y]は、それ
ぞれ、Nチャネル薄膜トランジスタ44[2]〜44
[2Y]を介してクランプ用共通配線42に接続されて
いるので、本発明の第4実施形態の駆動方法によれば、
データ電圧の書込みについては、本発明の第3実施形態
の駆動方法で本発明の第3実施形態を駆動する場合と同
様に、本発明の第4実施形態を駆動することができる。
【0153】また、本発明の第4実施形態においては、
偶数ラインの奇数番目の補助容量48[2j,1]〜4
8[2j,2X−1]は、偶数ラインの奇数番目の画素
33[2j,1]〜33[2j,2X−1]の画素電極
35[2j,1]〜35[2j,2X−1]とクランプ
用配線31[2j]との間に設けられ、偶数ラインの偶
数番目の補助容量48[2j,2]〜48[2j,2
X]は、偶数ラインの偶数番目の画素33[2j,1]
〜33[2j,2X−1]の画素電極35[2j,2]
〜35[2j,2X]とクランプ用配線32[2j]と
の間に設けられているので、本発明の第3実施形態と同
様に、画素の電荷保持特性を向上させることができる。
【0154】すなわち、本発明の第4実施形態によれ
ば、本発明の第3実施形態と同様に、奇数番目のデータ
線と偶数番目のデータ線とを異なる極性で、かつ、ライ
ンごとに極性を反転するように駆動する場合には、デー
タ線と画素電極との間に接続されているデータ電圧書込
み用の2個のNチャネル薄膜トランジスタのオフ電流を
小さくし、画素電極の電位変動を抑え、歩留りの向上を
図ることができると共に、フリッカの発生を抑え、高品
質の画像を表示することができ、しかも、画素の電荷保
持特性の向上を図ることができる。
【0155】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ライン
ごとに、データ電圧保持時、奇数番目の画素のデータ電
圧書込み用の複数個の薄膜トランジスタの直列接続部の
所定の1箇所と、偶数番目の画素のデータ電圧書込み用
の複数個の薄膜トランジスタの直列接続部の所定の1箇
所とを、異なる電位にクランプすることができるクラン
プ手段を備えるとしたことにより、同一ラインの奇数番
目の画素と偶数番目の画素とを異なる極性で駆動して
も、奇数番目の画素のデータ電圧書込み用の複数個の薄
膜トランジスタの直列接続部の所定の1箇所と画素電極
との電位差を小さくすることができると共に、偶数番目
の画素のデータ電圧書込み用の複数個の薄膜トランジス
タの直列接続部の所定の1箇所と画素電極との電位差を
小さくすることができるので、画素電極の電位変動を抑
え、歩留りの向上を図ることができると共に、フリッカ
を抑え、高品質の画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の一部分を示す回路図で
ある。
【図2】本発明の第1実施形態の駆動方法の一例を示す
波形図である。
【図3】本発明の第1実施形態の駆動方法の他の例を示
す波形図である。
【図4】本発明の第2実施形態の一部分を示す回路図で
ある。
【図5】本発明の第2実施形態の駆動方法の一例を示す
波形図である。
【図6】本発明の第2実施形態の駆動方法の他の例を示
す波形図である。
【図7】本発明の第3実施形態の一部分を示す回路図で
ある。
【図8】本発明の第3実施形態の駆動方法を示す波形図
である。
【図9】本発明の第4実施形態の一部分を示す回路図で
ある。
【図10】本発明の第4実施形態の駆動方法を示す波形
図である。
【図11】アクティブマトリクス型液晶表示装置の第1
従来例の一部分を示す回路図である。
【図12】アクティブマトリクス型液晶表示装置の第2
従来例の一部分を示す回路図である。
【図13】アクティブマトリクス型液晶表示装置の第3
従来例の一部分を示す回路図である。
【符号の説明】
(図1、図4、図7、図9) 28 画像表示領域 292n-1、292n データ線 302m-1、302m ゲート線 312m-1、312m クランプ用配線 322m-1、322m クランプ用配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 JA24 JB44 JB61 KA04 NA01 NA29 QA06 2H093 NA16 NA31 NC21 NC34 ND10 ND53 NF04 5C006 AC28 AF44 BB16 BC06 BC12 BC20 EB04 FA23 5C080 AA10 BB05 DD06 DD24 DD25 DD27 EE17 FF11 GG08 JJ03 JJ04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ線と画素電極との間にデータ電圧書
    込み用の複数個の第1導電型の薄膜トランジスタを直列
    接続すると共に、前記データ電圧書込み用の複数個の第
    1導電型の薄膜トランジスタのゲートをゲート線に接続
    してなる画素をマトリクス状に配列したアクティブマト
    リクス型液晶表示装置であって、 ラインごとに、データ電圧保持時、奇数番目の画素のデ
    ータ電圧書込み用の複数個の第1導電型の薄膜トランジ
    スタの直列接続部の所定の1箇所と、偶数番目の画素の
    データ電圧書込み用の複数個の第1導電型の薄膜トラン
    ジスタの直列接続部の所定の1箇所とを、異なる電位に
    クランプすることができるクランプ手段を備えているこ
    とを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記クランプ手段は、 対応ラインの画素に対するデータ電圧書込み時、各々、
    所定電位に充電される第1及び第2のクランプ用配線
    と、 奇数番目の画素ごとに設けられ、第1のチャネル端電極
    を前記第1のクランプ用配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を対応画素のデータ電圧書込み用の複数個の第1
    導電型の薄膜トランジスタの直列接続部の所定の1箇所
    に接続し、ゲートを対応ラインのゲート線に接続した第
    2導電型の薄膜トランジスタと、 偶数番目の画素ごとに設けられ、第1のチャネル端電極
    を前記第2のクランプ用配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を対応画素のデータ電圧書込み用の複数個の第1
    導電型の薄膜トランジスタの直列接続部の所定の1箇所
    に接続し、ゲートを対応ラインのゲート線に接続した第
    2導電型の薄膜トランジスタを備えていることを特徴と
    する請求項1記載のアクティブマトリクス型液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】第1及び第2のクランプ用信号の各々が印
    加される第1及び第2のクランプ用共通配線と、 ラインごとに設けられ、第1のチャネル端電極を前記第
    1のクランプ用共通配線に接続し、第2のチャネル端電
    極を前記第1のクランプ用配線に接続し、ゲートを対応
    ラインのゲート線に接続した第1導電型の薄膜トランジ
    スタと、 ラインごとに設けられ、第1のチャネル端電極を前記第
    2のクランプ用共通配線に接続し、第2のチャネル端電
    極を前記第2のクランプ用配線に接続し、ゲートを対応
    ラインのゲート線に接続した第1導電型の薄膜トランジ
    スタを備えていることを特徴とする請求項2記載のアク
    ティブマトリクス型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】各ラインの奇数番目の画素ごとに、画素電
    極と前記第2のクランプ用配線との間に設けられた補助
    容量と、 各ラインの偶数番目の画素ごとに、画素電極と前記第1
    のクランプ用配線との間に設けられた補助容量を備えて
    いることを特徴とする請求項2記載のアクティブマトリ
    クス型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】第1、第2、第3及び第4のクランプ用信
    号の各々が印加される第1、第2、第3及び第4のクラ
    ンプ用共通配線と、 奇数ラインごとに設けられ、第1のチャネル端電極を前
    記第1のクランプ用共通配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を前記第1のクランプ用配線に接続し、ゲートを
    対応ラインのゲート線に接続した第1導電型の薄膜トラ
    ンジスタと、 奇数ラインごとに設けられ、第1のチャネル端電極を前
    記第2のクランプ用共通配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を前記第2のクランプ用配線に接続し、ゲートを
    対応ラインのゲート線に接続した第1導電型の薄膜トラ
    ンジスタと、 偶数ラインごとに設けられ、第1のチャネル端電極を前
    記第3のクランプ用共通配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を前記第1のクランプ用配線に接続し、ゲートを
    対応ラインのゲート線に接続した第1導電型の薄膜トラ
    ンジスタと、 偶数ラインごとに設けられ、第1のチャネル端電極を前
    記第4のクランプ用共通配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を前記第2のクランプ用配線に接続し、ゲートを
    対応ラインのゲート線に接続した第1導電型の薄膜トラ
    ンジスタを備えていることを特徴とする請求項4記載の
    アクティブマトリクス型液晶表示装置。
  6. 【請求項6】第1及び第2のクランプ用信号の各々が印
    加される第1及び第2のクランプ用共通配線と、 奇数ラインごとに設けられ、第1のチャネル端電極を前
    記第1のクランプ用共通配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を前記第1のクランプ用配線に接続し、ゲートを
    対応ラインのゲート線に接続した第1導電型の薄膜トラ
    ンジスタと、 奇数ラインごとに設けられ、第1のチャネル端電極を前
    記第2のクランプ用共通配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を前記第2のクランプ用配線に接続し、ゲートを
    対応ラインのゲート線に接続した第1導電型の薄膜トラ
    ンジスタと、 偶数ラインごとに設けられ、第1のチャネル端電極を前
    記第2のクランプ用共通配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を前記第1のクランプ用配線に接続し、ゲートを
    対応ラインのゲート線に接続した第1導電型の薄膜トラ
    ンジスタと、 偶数ラインごとに設けられ、第1のチャネル端電極を前
    記第1のクランプ用共通配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を前記第2のクランプ用配線に接続し、ゲートを
    対応ラインのゲート線に接続した第1導電型の薄膜トラ
    ンジスタを備えていることを特徴とする請求項4記載の
    アクティブマトリクス型液晶表示装置。
  7. 【請求項7】前記クランプ手段は、 対応ラインの画素に対するデータ電圧書込み時、各々、
    所定電位に充電される第1及び第2のクランプ用配線を
    備え、 前記クランプ手段のうち、奇数ラインのクランプ手段
    は、 奇数番目の画素ごとに設けられ、第1のチャネル端電極
    を前記第1のクランプ用配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を対応画素のデータ電圧書込み用の複数個の第1
    導電型の薄膜トランジスタの直列接続部の所定の1箇所
    に接続し、ゲートを対応ラインのゲート線に接続した第
    2導電型の薄膜トランジスタと、 偶数番目の画素ごとに設けられ、第1のチャネル端電極
    を前記第2のクランプ用配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を対応画素のデータ電圧書込み用の複数個の第1
    導電型の薄膜トランジスタの直列接続部の所定の1箇所
    に接続し、ゲートを対応ラインのゲート線に接続した第
    2導電型の薄膜トランジスタを備え、 前記クランプ手段のうち、偶数ラインのクランプ手段
    は、 奇数番目の画素ごとに設けられ、第1のチャネル端電極
    を前記第2のクランプ用配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を対応画素のデータ電圧書込み用の複数個の第1
    導電型の薄膜トランジスタの直列接続部の所定の1箇所
    に接続し、ゲートを対応ラインのゲート線に接続した第
    2導電型の薄膜トランジスタと、 偶数番目の画素ごとに設けられ、第1のチャネル端電極
    を前記第1のクランプ用配線に接続し、第2のチャネル
    端電極を対応画素のデータ電圧書込み用の複数個の第1
    導電型の薄膜トランジスタの直列接続部の所定の1箇所
    に接続し、ゲートを対応ラインのゲート線に接続した第
    2導電型の薄膜トランジスタを備えていることを特徴と
    する請求項1記載のアクティブマトリクス型液晶表示装
    置。
  8. 【請求項8】奇数ラインの奇数番目の画素ごとに、画素
    電極と前記第2のクランプ用配線との間に設けられた補
    助容量と、 奇数ラインの偶数番目の画素ごとに、画素電極と前記第
    1のクランプ用配線との間に設けられた補助容量と、 偶数ラインの奇数番目の画素ごとに、画素電極と前記第
    1のクランプ用配線との間に設けられた補助容量と、 偶数ラインの偶数番目の画素ごとに、画素電極と前記第
    2のクランプ用配線との間に設けられた補助容量とを備
    えていることを特徴とする請求項7記載アクティブマト
    リクス型液晶表示装置。
  9. 【請求項9】第1及び第2のクランプ用信号の各々が印
    加される第1及び第2のクランプ用共通配線と、 各ラインごとに設けられ、第1のチャネル端電極を前記
    第1のクランプ用共通配線に接続し、第2のチャネル端
    電極を前記第1のクランプ用配線に接続し、ゲートを対
    応ラインのゲート線に接続した第1導電型の薄膜トラン
    ジスタと、 各ラインごとに設けられ、第1のチャネル端電極を前記
    第2のクランプ用共通配線に接続し、第2のチャネル端
    電極を前記第2のクランプ用配線に接続し、ゲートを対
    応ラインのゲート線に接続した第1導電型の薄膜トラン
    ジスタを備えていることを特徴とする請求項8記載のア
    クティブマトリクス型液晶表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100482160B1 (ko) * 2002-09-04 2005-04-13 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시장치용 어레이기판
JP2009037220A (ja) * 2007-07-09 2009-02-19 Nec Lcd Technologies Ltd 液晶表示装置
JP2012073617A (ja) * 2011-10-17 2012-04-12 Tpo Hong Kong Holding Ltd 液晶表示装置およびその制御方法

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