JP3320957B2 - トランジスタ回路およびそれを用いる画像表示装置 - Google Patents

トランジスタ回路およびそれを用いる画像表示装置

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JP3320957B2
JP3320957B2 JP23745995A JP23745995A JP3320957B2 JP 3320957 B2 JP3320957 B2 JP 3320957B2 JP 23745995 A JP23745995 A JP 23745995A JP 23745995 A JP23745995 A JP 23745995A JP 3320957 B2 JP3320957 B2 JP 3320957B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CMOS構成のク
ロックトインバータに好適に実施されるトランジスタ回
路および前記CMOSクロックトインバータを用いるT
FTアクティブマトリクス型液晶表示装置などで実現さ
れる画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、基本的なCMOS(相補型金属
酸化膜半導体)構成のインバータ回路1の電気回路図で
ある。このインバータ回路1は、Pチャネルのトランジ
スタtpと、Nチャネルのトランジスタtnとが、ハイ
レベルVddの電源ラインとローレベルVssの電源ラ
インとの間に直列に介在されて構成されている。したが
って、トランジスタtpのソースは前記ハイレベルVd
dの電源ラインに接続され、トランジスタtnのソース
は前記ローレベルVssの電源ラインに接続される。ま
た、トランジスタtp,tnのゲートには共通に入力信
号INが入力され、さらにまたドレインからは出力信号
OUTが導出される。
【0003】このようなCMOS構成のトランジスタ回
路を構成する場合には、負荷側にハイ側電位を書込む時
間と、ロー側電位を書込む時間とが等しくなるように設
計することが一般的である。このように書込み時間を等
しくすることは、ハイ側電位を書込むトランジスタtp
のオン電流Ipと、ロー側電位を書込むトランジスタt
nのオン電流Inとを等しくすることによって、すなわ
ちオン抵抗RpとRnとを等しくすることによって実現
可能である。
【0004】しかしながら、トランジスタtpとトラン
ジスタtnとの間には、キャリア移動度や閾値電圧の違
い等によって、単位チャネル幅W当りのオン電流、すな
わち駆動能力に差が生じてしまう。したがって、前記オ
ン電流Ip,Inを同一にするために、従来からPチャ
ネルのトランジスタtpとNチャネルのトランジスタt
nとのチャネル幅を、相互に同一の値にするのではな
く、異なる値が用いられている。
【0005】図9は、上述のような従来技術の手法によ
って設計されたクロックトインバータ2の電気回路図で
ある。このクロックトインバータ2は、前記トランジス
タtp,tnに対応するトランジスタtr2,tr3
と、クロック信号CKおよびクロック反転信号CK-
よってそれぞれ駆動されるトランジスタtr4,tr1
とを備えて構成されている。
【0006】したがって、トランジスタtr1のソース
はハイレベルVddの電源ラインに接続され、ドレイン
はトランジスタtr2のソースに接続され、ゲートには
クロック反転信号CK- が入力される。また、トランジ
スタtr4のソースは前記ローレベルVssの電源ライ
ンに接続され、ドレインはトランジスタtr3のソース
に接続され、ゲートにはクロック信号CKが入力され
る。
【0007】このクロックトインバータ2の場合には、
以下、Pチャネルのトランジスタtr1,tr2と、N
チャネルのトランジスタtr3,tr4との駆動能力の
比を1:2とする。したがって、トランジスタtr1,
tr2と、トランジスタtr3,tr4とを同一形状に
形成すると、トランジスタtr1,tr2は、トランジ
スタtr3,tr4の2倍のオン抵抗を有することにな
り、オン電流は1/2となる。
【0008】このため、この図9で示すクロックトイン
バータ2では、トランジスタtr3,tr4のチャネル
幅をWとすると、トランジスタtr1,tr2のチャネ
ル幅を2Wとしている。このようにして、全てのトラン
ジスタtr1〜tr4が相互に等しいオン抵抗Rとなっ
て、上述のようにオン電流Ip,Inが相互に等しくな
るように構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一方、消費電力につい
て考えてみると、トランジスタtr1〜tr4の消費電
力Eは、動作周波数をfとし、ソース−ドレイン間電圧
をVとし、付加されている容量をCとすると、 E=f・C・V2 …(1) で表される。
【0010】ここで、クロックトインバータ2が1段の
構成であるときには、上述のようにチャネル幅を2倍と
したことによって、クロックラインの有するゲート容量
は2倍となるけれども、たとえばチャネル幅/チャネル
長=4/4(μm)のトランジスタのチャネル幅を8
(μm)とした場合の前記ゲート容量の増加分は数fF
と僅かな量であり、消費電力の増加は僅かである。
【0011】しかしながら、上述のようなクロックトイ
ンバータ2は、単体で用いられることはなく、たとえば
シフトレジスタを実現する場合には、該クロックトイン
バータが数個使用されている。さらに画像表示装置の駆
動回路では、その解像度等にもよるけれども、前記シフ
トレジスタが数百個用いられている。したがって、上述
のように駆動能力の整合を得るためにPチャネルのトラ
ンジスタのチャネル幅を2倍にすると、クロックライン
に付加されることになるゲート容量の増加分もクロック
トインバータ単体の場合に比べて数百倍となってしま
う。特に前記クロック信号は、前記駆動回路中で最も周
波数の高い信号であり、該クロックラインでの消費電力
が無視できない値となる。
【0012】本発明の目的は、周辺回路との整合を保持
しつつ、消費電力を低減することができるトランジスタ
回路およびそれを用いる画像表示装置を提供することで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るト
ランジスタ回路は、CMOS構成のトランジスタ回路で
あって、CMOSの一方のチャネル極性のトランジスタ
としてのチャネル極性およびチャネル長が等しいn個の
複数のトランジスタが直列接続された直列回路と、CM
OSの他方のチャネル極性のトランジスタからなる回路
であって前記直列回路に接続される他極性回路とを、前
記直列回路と前記他極性回路との接続点から入力として
のハイレベルの電圧およびローレベルの電圧からなる駆
動信号に応じた出力としてのハイレベルの電圧またはロ
ーレベルの電圧が導出されるように、かつ、前記入力に
応じて選択される前記直列回路および前記他極性回路の
一方のみに電流が流れて前記出力が導出されるように
え、前記直列回路および前記他極性回路のトランジスタ
のそれぞれのゲートに前記駆動信号が入力されるトラン
ジスタ回路において、前記直列回路のトランジスタのう
ち、最も高周波の前記駆動信号がゲートに入力される
ランジスタのチャネル幅を所定のチャネル幅のx倍(1
/n<x<1)とするとき、前記直列回路の残余のトラ
ンジスタのチャネル幅を前記所定のチャネル幅の(n−
1)x/(nx−1)倍に形成することを特徴とする。
【0014】上記の構成によれば、他極性回路との整
合、たとえばこのようなチャネル幅の変更がCMOS構
成のクロックトインバータのPチャネル側に適用される
ときには、Nチャネル側の回路とのオン抵抗を一定に保
持して整合を保ったまま、直列回路のトランジスタのう
ちの最も高周波の駆動信号が入力されるトランジスタの
ゲート容量を削減し、消費電力を削減することができ
る。すなわち、たとえば前記クロックトインバータの構
成において、最も高周波の駆動信号としてのクロック信
号が入力されるトランジスタのチャネル幅を所定のチャ
ネル幅の2/3倍とし、これに対応して、直列回路のト
ランジスタのうちの残余のトランジスタである、データ
信号が入力されるトランジスタのチャネル幅を上記所定
のチャネル幅の2倍とすることによって、これら2つの
トランジスタによるオン抵抗の合成値を一定に保持した
まま、前記クロック信号が与えられるトランジスタのゲ
ート容量を2/3に減少することができる。
【0015】また、最も高周波の駆動信号が入力される
トランジスタのチャネル幅を前記2/3倍とし、残余の
トランジスタのチャネル幅を2倍とする以外にも、該ト
ランジスタ回路のオン抵抗の合成値を一定に保ったま
ま、たとえば最も高周波の駆動信号が入力されるトラン
ジスタのチャネル幅が3/4倍に対して、残余のトラン
ジスタのチャネル幅が3/2倍等のように、種々の組合
わせを実現することができる。
【0016】さらにまた請求項2の発明に係るトランジ
スタ回路は、CMOS構成のクロックトインバータから
なるトランジスタ回路であって、前記直列回路は前記ク
ロックトインバータの少なくともいずれか一方のチャネ
ル極性側に、各前記直列回路のチャネル極性に対する他
方のチャネル極性側の回路が前記他極性回路となるよう
備えられ、前記最も高周波の前記駆動信号がクロック
信号であることを特徴とする。
【0017】上記の構成によれば、CMOS構成のクロ
ックトインバータからなるトランジスタ回路のNチャネ
ル側およびPチャネル側の少なくともいずれか一方の
ャネル極性側に直列回路が備えられ、また、各直列回路
のチャネル極性に対する他方のチャネル極性側の回路が
他極性回路となる。したがってデータ信号が入力される
前記残余のトランジスタに対して、前記最も高周波の駆
動信号であるクロック信号が入力され、たとえば数百倍
の周波数で駆動されるトランジスタの消費電力を、前記
たとえば2/3倍などの倍率に対応した値に削減するこ
とができ、該トランジスタ回路の消費電力をほぼこの倍
率に対応した値に削減することができる。
【0018】また請求項3の発明に係る画像表示装置
は、マトリクス状に配列された画素電極と、前記画素電
極を駆動するためのスイッチング素子と、前記スイッチ
ング素子を走査駆動する走査駆動回路と、前記走査駆動
回路によって走査されているスイッチング素子を介して
前記画素電極へ表示すべき画像に対応したレベルのデー
タ信号を与えてゆくデータ駆動回路とを備える画像表示
装置において、前記走査駆動回路またはデータ駆動回路
のうち、少なくともいずれか一方が前記請求項1または
2に記載のトランジスタ回路によって実現されることを
特徴とする。
【0019】上記の構成によれば、液晶表示装置などの
マトリクス状に配列された画素電極を有する画像表示装
置の走査駆動回路またはデータ駆動回路のうち、少なく
ともいずれか一方において、前記トランジスタ回路がシ
フトレジスタなどに用いられる。したがって、効果的に
消費電力を削減することができる。
【0020】さらにまた請求項4の発明に係る画像表示
装置は、前記走査駆動回路および前記データ駆動回路
が、前記画素電極およびスイッチング素子とともに同一
の絶縁性基板上にモノシリック形成されていることを特
徴とする。
【0021】上記の構成によれば、前記シフトレジスタ
などを実現する前記トランジスタ回路が、画素電極およ
びそのスイッチング素子とともにモノシリック形成され
るので、該トランジスタ回路は電子移動度の低い多結晶
シリコンなどで実現されることになり、したがって本発
明を特に効果的に実施することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1〜図6に基づいて説明すれば以下のとおりである。
【0023】図1は、本発明の実施の一形態のトランジ
スタ回路であるクロックトインバータ11の電気回路図
である。このクロックトインバータ11は、ハイレベル
Vddの電源ラインと、ローレベルVssの電源ライン
との間に、トランジスタTr1〜Tr4が直列に介在さ
れて構成されている。
【0024】このクロックトインバータ11は、CMO
S構造のクロックトインバータであり、したがって前記
ハイレベルVddの電源ラインと、入力端子P1および
出力端子P2との間に介在されるトランジスタTr1,
Tr2はPチャネルであり、前記入力端子P1および出
力端子P2と、ローレベルVssの電源ラインとの間に
介在されるトランジスタTr3,Tr4はNチャネルで
ある。
【0025】トランジスタTr1のソースは前記ハイレ
ベルVddの電源ラインに接続され、ゲートには入力端
子P3からクロック反転信号CK- が入力され、ドレイ
ンはトランジスタTr2のソースに接続される。またト
ランジスタTr4のソースはローレベルVssの電源ラ
インに接続され、ゲートには入力端子P4からクロック
信号CKが入力され、ドレインはトランジスタTr3の
ソースに接続される。トランジスタTr2,Tr3のゲ
ートには前記入力端子P1への入力信号INが共通に入
力され、またドレインからは出力端子P2へ出力信号O
UTが出力される。
【0026】サンプリング信号である前記入力信号IN
は、後述するようにたとえば31.5kHzであり、こ
れに対してクロック信号CKおよびクロック反転信号C
-は、たとえば後述するように25.2MHzであ
る。したがってトランジスタTr2,Tr3に対して、
トランジスタTr1,Tr4の駆動周波数が800倍と
なる。また、PチャネルのトランジスタTr1,Tr2
と、NチャネルのトランジスタTr3,Tr4との駆動
能力の比を、1:2とする。すなわち、チャネル幅が等
しい同一のトランジスタサイズで、Pチャネルのトラン
ジスタTr1,Tr2のオン抵抗は、Nチャネルのトラ
ンジスタTr3,Tr4の2倍の値であるとする。
【0027】したがって、本実施の一形態では、駆動周
波数が高く、かつゲート寄生容量が大きくなるトランジ
スタTr1の消費電力の削減を図る。すなわち、従来の
設計手法では、トランジスタTr3,Tr4のチャネル
幅をそれぞれWとして、オン抵抗をそれぞれRとし、こ
れに対してトランジスタTr1,Tr2のチャネル幅を
それぞれ2Wとし、これによってオン抵抗をそれぞれR
としていたのに対して、本実施の一形態では、トランジ
スタTr1のゲート幅を前記2Wの2/3倍とし、これ
に対してトランジスタTr2のゲート幅を前記2Wの2
倍とする。したがって、トランジスタTr1,Tr2の
オン抵抗は、それぞれ3R/2,R/2となり、オン抵
抗の合成値は、Nチャネル側と等しい2Rのままとな
る。
【0028】したがって、前記式1から、トランジスタ
Tr2の消費電力は2倍となるけれども、トランジスタ
Tr1の消費電力は2/3倍となる。ここでまた、前記
式1から、トランジスタTr1,Tr2の駆動周波数の
差から、トランジスタTr1の消費電力はトランジスタ
Tr2のほぼ800倍であり、したがってトランジスタ
Tr2の消費電力の増加分はほぼ無視することができ、
トランジスタTr1,Tr2の直列回路における消費電
力は、従来手法による構成の場合の約67%にまで削減
することができる。このようにして、Nチャネル側のト
ランジスタTr3,Tr4の直列回路との整合を保ちつ
つ、クロックラインに付加されるゲート容量を低減し、
クロックラインにおける消費電力の低減を図ることがで
きる。以上のことは、トランジスタTr3,Tr4につ
いても同様に適用することができる。
【0029】図2は上述のようなクロックトインバータ
11を備えて構成されるシフトレジスタSRi,SR
(i+1),…(以下、総称するときは参照符SRで示
す)を備えるデータ駆動回路21の電気的構成を示すブ
ロック図であり、図3はそのシフトレジスタSRの具体
的構成を示す電気回路図であり、図4はそのデータ駆動
回路21がモノシリック形成される液晶表示装置22の
電気的構成を示すブロック図である。
【0030】液晶表示装置22は、液晶を封止する一対
の絶縁性基板の一方に、走査信号線GLj,GL(j+
1),…(以下、総称するときは参照符GLで示す)
と、この走査信号線GLに電気的に絶縁されて直交する
データ信号線SLi,SL(i+1),…(総称すると
きには参照符SLで示す)とが形成されるとともに、そ
れらの信号線GL,SLによって区画された領域にTF
T(薄膜トランジスタ)を備える画素アレイ23が形成
されるTFTアクティブマトリクス型の液晶表示装置で
ある。
【0031】前記画素アレイ23は、図5で示すよう
に、前記TFT24と、画素電極25と、補助容量26
とを備えて構成されている。前記TFT24のゲートは
前記走査信号線GLに接続され、ソースは前記データ信
号線SLに接続される。したがって、前記走査信号線G
Lへの走査信号によって該画素アレイ23が選択される
と、TFT24が導通してデータ信号線SLからの電荷
がTFT24のドレインから画素電極25および補助容
量26に印加される。前記画素電極25の対向電極27
および補助容量26の対向電極28は、共通電極29に
接続されている。したがって、前記TFT24のオン期
間に液晶容量30および補助容量26に書込まれた電荷
が次の走査タイミングまで保持されるとともに、前記電
荷によって液晶層の透過率または反射率が変調され、こ
うしてマトリクス配列されている画素アレイ23によっ
て、画像表示が行われる。
【0032】図4を参照して、前記走査信号線GLに
は、シフトレジスタなどで実現される走査駆動回路31
から、垂直同期信号に対応した走査開始信号SPGによ
ってリセットされ、1水平走査期間に対応した周期のク
ロック信号CKGおよびクロック反転信号CKG- に応
答して、前記各走査信号線GLに、順次、走査信号が出
力されてゆく。前記クロック信号CKGおよびクロック
反転信号CKG- の周波数は、たとえば該液晶表示装置
22がVGA(Video Graphics Array)仕様であるとき
には、 525×60=31.5(kHz) となる。
【0033】また前記データ駆動回路21は、図2で示
すように、前記各データ信号線SLに個別的に対応した
前記シフトレジスタSRおよびサンプルホールド回路S
Hi,SH(i+1),…(総称するときは参照符SH
で示す)を備えて構成されている。このデータ駆動回路
21は、水平同期信号に対応したサンプリング開始信号
SPSに応答し、クロック信号CKSおよびクロック反
転信号CKS- のタイミングで、表示すべき画像のレベ
ルに対応したデータ信号DATAを取込んで、前記デー
タ信号線SLへ、順次、出力してゆく。前記クロック信
号CKSおよびクロック反転信号CKS- は、たとえば
該液晶表示装置22が、前記VGA仕様であり、かつク
ロックラインが1系統であるときには、帰線期間を含め
て、 800×525×60=25.2(MHz) である。またこのVGA仕様の場合、データ信号線SL
は640本であり、走査信号線GLは480本となる。
【0034】前記データ駆動回路21および走査駆動回
路31は、前記絶縁性基板の相互に隣接した端面に臨ん
で、前記TFT24および画素電極25などとともに、
同一工程でモノシリック形成される。これによって、該
液晶表示装置22の小型軽量化、低コスト化および低消
費電力化が図られている。しかしながら、前記データ駆
動回路21および走査駆動回路31は、集積回路素子と
して前記絶縁性基板とは別体で実現されるときには、プ
ロセス温度が高く、駆動能力の高い単結晶シリコンで形
成可能であるけれども、このようにモノシリック形成さ
れる場合には、前記絶縁性基板として、たとえば600
℃以下のプロセス温度で使用される安価な低融点ガラス
基板に対応して、多結晶シリコン薄膜で形成される。
【0035】図2を参照して、前記各シフトレジスタS
Rは、前段からのサンプリング開始信号SPSを前記ク
ロック信号CKSおよびクロック反転信号CKS- に同
期して保持するクロックトインバータCINV1と、該
クロックトインバータCINV1の出力を反転して出力
するインバータINVと、該インバータINVの出力を
前記クロック信号CKSおよびクロック反転信号CKS
- のタイミングで保持して、インバータINVの入力側
に帰還するクロックトインバータCINV2とを備えて
構成されている。
【0036】すなわち、クロックトインバータCINV
1は、図6(b)で示されるクロック信号CKSおよび
図6(c)で示されるクロック反転信号CKS- に応答
して、図6(d)で示すように導通/開放動作を行って
おり、またクロックトインバータCINV2は図6
(e)で示すような導通/開放動作を行っている。ここ
で、図6(a)で示すサンプリング開始信号SPSが入
力されると、クロックトインバータCINV1は、時刻
t1で示すクロック信号CKSの立上がりタイミング、
すなわちクロック反転信号CKS- の立下がりタイミン
グから、前記サンプリング開始信号SPSをラッチし、
したがってインバータINVの入力は、図6(f)で示
すようにローレベルになる。
【0037】前記クロックトインバータCINV1の導
通期間はクロックトインバータCINV2は開放してお
り、時刻t2で示すクロックトインバータCINV2の
導通タイミングには前記クロックトインバータCINV
1の出力が開放となり、これに対してクロックトインバ
ータCINV2はインバータINVからのハイレベルの
出力をラッチしてローレベルの出力を導出し、これによ
ってインバータINVへの入力は、前記図6(f)で示
すようにローレベルのままとなる。したがって、インバ
ータINVからの出力は、図6(g)で示すようにな
る。こうして、1段のシフトレジスタSRiによって前
記サンプリング開始信号SPSがクロック信号CKSお
よびクロック反転信号CKS- の半周期分だけ遅延され
て出力されることになる。
【0038】次段のシフトレジスタSR(i+1)で
は、図3で示すように、クロックトインバータCINV
1のトランジスタTr1,Tr2およびクロックトイン
バータCINV2のトランジスタTr3,Tr4にクロ
ック信号CKSが入力され、クロックトインバータCI
NV1のトランジスタTr3,Tr4およびクロックト
インバータCINV2のトランジスタTr1,Tr2に
クロック反転信号CKS- が入力される。したがって、
該シフトレジスタSR(i+1)からの出力は、図6
(h)で示すようになる。
【0039】一方、図2を参照して、各サンプルホール
ド回路SHは、NANDゲート32と、5つのインバー
タINV2〜INV6と、出力回路33とを備えて構成
されている。NANDゲート32は、対応するシフトレ
ジスタ、たとえばSRiと、次段のシフトレジスタ、し
たがってSR(i+1)とからの出力がともにハイレベ
ルとなると、ローレベルの出力を導出する。前記NAN
Dゲート32の出力は、3つのインバータINV2〜I
NV4を介して反転されて、CMOSFETから成る出
力回路33の一方のトランジスタ33aのゲートに入力
されるともに、2つのインバータINV5,INV6を
介して前記出力回路33の他方のトランジスタ33bの
ゲートに入力される。トランジスタ33aのドレインお
よびトランジスタ33bのソースは、共通に画像信号源
に接続される信号線34に接続されており、またトラン
ジスタ33aのソースおよびトランジスタ33bのドレ
インは、共通に前記データ信号線SLiに接続されてい
る。
【0040】したがって、NANDゲート32への2つ
の入力がともにハイレベルであって、該NANDゲート
32がローレベルの出力を導出すると、トランジスタ3
3a,33bが導通して、前記信号線34からのデータ
信号DATAがデータ信号線SLiに出力されることに
なる。こうして、各サンプルホールド回路SHからデー
タ信号線SLへ、順次、表示すべき画像のレベルに対応
したデータ信号DATAが出力されることになる。
【0041】したがって、このように構成される液晶表
示装置22では、前記VGA仕様の場合で、クロックラ
インに付加される容量は、640段分のクロックトイン
バータCINV1のゲート容量および配線等の寄生容量
の総和となり、かつこのクロックラインは、該液晶表示
装置22内で最も高速で、最も大きな付加を駆動するも
のであり、前述のように該クロックラインにおける消費
電力を2/3とすることによって、該液晶表示装置22
の消費電力を飛躍的に低減することができる。
【0042】特に、成膜の温度が低く、前述のように大
型化および低コスト化に好都合な多結晶シリコンから成
るTFT液晶表示装置において、ドライバモノシリック
を実現するにあたって、トランジスタのチャネル幅が大
きく、すなわちゲート容量が増加してしまうのに対し
て、本発明を用いることで顕著な効果を得ることができ
る。
【0043】本発明の実施の他の形態について、図7に
基づいて説明すれば以下のとおりである。
【0044】図7は、本発明の実施の他の形態のトラン
ジスタ回路であるNOR回路41の電気回路図である。
このNOR回路41は、前記クロックトインバータ11
のトランジスタTr1,Tr4にそれぞれ対応するクロ
ックゲート用のトランジスタTr11,Tr16と、論
理計算用のトランジスタTr12〜Tr15とを備えて
構成されている。
【0045】前記ハイレベルVddの電源ラインと出力
端子P10との間には、3つのPチャネルのトランジス
タTr11〜Tr13が直列に接続されている。これに
対して、前記出力端子P10と前記ローレベルVssの
電源ラインとの間には、NチャネルのトランジスタTr
14,Tr15の並列回路と、Nチャネルの前記トラン
ジスタTr16とが直列に介在されている。
【0046】トランジスタTr12,Tr15のゲート
には、入力端子P11からの第1の入力信号IN1が入
力され、これに対してトランジスタTr13,Tr14
のゲートには、入力端子P12からの第2の入力信号I
N2が入力される。トランジスタTr11のゲートに
は、入力端子P13から前記クロック反転信号CK-
入力され、トランジスタTr16のゲートには、入力端
子P14から前記クロック信号CKが入力される。
【0047】なお、クロック信号CKおよびクロック反
転信号CK- は、入力信号IN1,IN2によりも充分
高速であるとする。また、PチャネルのトランジスタT
r11〜Tr13と、NチャネルのトランジスタTr1
4〜Tr16との駆動能力の比は、前記クロックトイン
バータ11と同様に、1:2であるとする。
【0048】このように構成されるNOR回路41にお
いて、従来の手法では、トランジスタTr14〜Tr1
6のチャネル幅をWとするとき、トランジスタTr11
〜Tr13のチャネル幅は3Wとされる。これに対して
本発明では、トランジスタTr11のチャネル幅は1/
2倍の3W/2とされ、トランジスタTr12,Tr1
3のチャネル幅は2倍の6Wとされる。
【0049】これによって、トランジスタTr11〜T
r13のオン抵抗は、2R/3から、トランジスタTr
11が4R/3へ、トランジスタTr12,Tr13が
R/3となる。したがって、オン抵抗の合成値を2Rと
したままで、Nチャネル側と整合を保ちつつ、クロック
ラインに付加されるゲート容量を1/2倍とすることが
できる。
【0050】このように本発明は、前記クロックトイン
バータ11以外にも、同極性のトランジスタが直列接続
されて協働動作を行い、かつ駆動周波数が相互に異なる
ようなトランジスタ回路に好適に実施することができ
る。
【0051】またその場合、n個の直列接続されたトラ
ンジスタのうち、高周波駆動されるトランジスタのチャ
ネル幅を任意のx倍とすると、残余の低周波駆動される
トランジスタのチャネル幅を(n−1)x/(nx−
1)倍に形成することによって、オン抵抗を保持したま
ま、消費電力をほぼx倍に削減することができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明に係るトランジスタ回路
では、以上のように、CMOS構成のトランジスタ回路
であって、CMOSの一方のチャネル極性のトランジス
タとしてのチャネル極性およびチャネル長が等しいn個
の複数のトランジスタが直列接続された直列回路と、C
MOSの他方のチャネル極性のトランジスタからなる回
路であって前記直列回路に接続される他極性回路とを、
前記直列回路と前記他極性回路との接続点から入力とし
てのハイレベルの電圧およびローレベルの電圧からなる
駆動信号に応じた出力としてのハイレベルの電圧または
ローレベルの電圧が導出されるように、かつ、前記入力
に応じて選択される前記直列回路および前記他極性回路
の一方のみに電流が流れて前記出力が導出されるように
備え、前記直列回路および前記他極性回路のトランジス
のそれぞれのゲートに前記駆動信号が入力されるトラ
ンジスタ回路において、前記直列回路のトランジスタ
うち、最も高周波の前記駆動信号がゲートに入力される
トランジスタのチャネル幅を所定のチャネル幅のx倍
(1/n<x<1)とするとき、前記直列回路の残余の
トランジスタのチャネル幅を前記所定のチャネル幅の
(n−1)x/(nx−1)倍に形成する。
【0053】それゆえ、他の回路との整合を保ったま
ま、直列回路のトランジスタのうちの最も高周波の駆動
信号が入力されるトランジスタのゲート容量を削減し、
消費電力を削減することができる。
【0054】また、種々のチャネル幅の組合わせを実現
することができる。
【0055】さらにまた請求項2の発明に係るトランジ
スタ回路では、以上のように、CMOS構成のクロック
トインバータからなるトランジスタ回路であって、前記
直列回路は前記クロックトインバータの少なくともいず
れか一方のチャネル極性側に、各前記直列回路のチャネ
ル極性に対する他方のチャネル極性側の回路が前記他極
性回路となるように備えられ、前記最も高周波の前記駆
動信号がクロック信号である。
【0056】それゆえ、データ信号が入力される前記残
余のトランジスタに対して、たとえば数百倍の周波数で
駆動される、最も高周波の駆動信号であるクロック信号
が入力されるトランジスタの消費電力を削減することが
でき、該トランジスタ回路の消費電力を、ほぼクロック
信号が入力されるトランジスタのチャネル幅の倍率に対
応した値に削減することができる。
【0057】また請求項3の発明に係る画像表示装置で
は、以上のように、液晶表示装置などのマトリクス状に
配列された画素電極を有する画像表示装置の走査駆動回
路またはデータ駆動回路のうち、少なくともいずれか一
方に前記トランジスタ回路が用いられる。
【0058】それゆえ、多段に構成される前記走査駆動
回路およびデータ駆動回路の消費電力を効果的に削減す
ることができる。
【0059】さらにまた請求項4の発明に係る画像表示
装置では、以上のように、前記トランジスタ回路が、画
素電極およびそのスイッチング素子とともに、モノシリ
ック形成される。
【0060】それゆえ、電子移動度の低い多結晶シリコ
ンなどで実現されることになる前記トランジスタ回路
に、本発明を特に効果的に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のトランジスタ回路であ
るクロックトインバータの電気回路図である。
【図2】前記クロックトインバータを有するシフトレジ
スタを備えるデータ駆動回路の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2で示すシフトレジスタの具体的構成を示す
電気回路図である。
【図4】前記データ駆動回路がモノシリック形成される
液晶表示装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】前記液晶表示装置における画素アレイの構成を
示す電気回路図である。
【図6】前記シフトレジスタの動作を説明するための波
形図である。
【図7】本発明の実施の他の形態のトランジスタ回路で
あるNOR回路の電気回路図である。
【図8】基本的なCMOSインバータの電気回路図であ
る。
【図9】典型的な従来技術のクロックトインバータの電
気回路図である。
【符号の説明】
11 クロックトインバータ(トランジスタ回
路) 21 データ駆動回路 22 液晶表示装置(画像表示装置) 23 画素アレイ 24 TFT 25 画素電極 26 補助容量 30 液晶容量 31 走査駆動回路 41 NOR回路(トランジスタ回路) CINV1 クロックトインバータ(トランジスタ回
路) CINV2 クロックトインバータ(トランジスタ回
路) GL 走査信号線 SH サンプルホールド回路 SL データ信号線 SR シフトレジスタ Tr1 トランジスタ Tr2 トランジスタ Tr3 トランジスタ Tr4 トランジスタ Tr11 トランジスタ Tr12 トランジスタ Tr13 トランジスタ Tr14 トランジスタ Tr15 トランジスタ Tr16 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−28097(JP,A) 特開 平7−239676(JP,A) 特開 平6−3647(JP,A) 特開 平1−289917(JP,A) 特開 平6−244714(JP,A) 特開 平2−350(JP,A) 特開 昭61−151771(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/00 - 3/38 G02F 1/133 H03K 3/26 - 3/36 H03K 19/00 - 19/096 G11C 19/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CMOS構成のトランジスタ回路であっ
    て、CMOSの一方のチャネル極性のトランジスタとし
    てのチャネル極性およびチャネル長が等しいn個の複数
    のトランジスタが直列接続された直列回路と、CMOS
    の他方のチャネル極性のトランジスタからなる回路であ
    って前記直列回路に接続される他極性回路とを、前記直
    列回路と前記他極性回路との接続点から入力としてのハ
    イレベルの電圧およびローレベルの電圧からなる駆動信
    号に応じた出力としてのハイレベルの電圧またはローレ
    ベルの電圧が導出されるように、かつ、前記入力に応じ
    て選択される前記直列回路および前記他極性回路の一方
    のみに電流が流れて前記出力が導出されるように備え、
    前記直列回路および前記他極性回路のトランジスタのそ
    れぞれのゲートに前記駆動信号が入力されるトランジス
    タ回路において、 前記直列回路のトランジスタのうち、最も高周波の前記
    駆動信号がゲートに入力されるトランジスタのチャネル
    幅を所定のチャネル幅のx倍(1/n<x<1)とする
    とき、前記直列回路の残余のトランジスタのチャネル幅
    を前記所定のチャネル幅の(n−1)x/(nx−1)
    倍に形成することを特徴とするトランジスタ回路。
  2. 【請求項2】CMOS構成のクロックトインバータから
    なるトランジスタ回路であって、 前記直列回路は前記クロックトインバータの少なくとも
    いずれか一方のチャネル極性側に、各前記直列回路のチ
    ャネル極性に対する他方のチャネル極性側の回路が前記
    他極性回路となるように備えられ、前記最も高周波の前
    記駆動信号がクロック信号であることを特徴とする請求
    項1に記載のトランジスタ回路。
  3. 【請求項3】マトリクス状に配列された画素電極と、前
    記画素電極を駆動するためのスイッチング素子と、前記
    スイッチング素子を走査駆動する走査駆動回路と、前記
    走査駆動回路によって走査されているスイッチング素子
    を介して前記画素電極へ表示すべき画像に対応したレベ
    ルのデータ信号を与えてゆくデータ駆動回路とを備える
    画像表示装置において、 前記走査駆動回路またはデータ駆動回路のうち、少なく
    ともいずれか一方が前記請求項1または2に記載のトラ
    ンジスタ回路によって実現されることを特徴とする画像
    表示装置。
  4. 【請求項4】前記走査駆動回路および前記データ駆動回
    路が、前記画素電極およびスイッチング素子とともに同
    一の絶縁性基板上にモノシリック形成されていることを
    特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
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