JPH09330059A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH09330059A
JPH09330059A JP8151941A JP15194196A JPH09330059A JP H09330059 A JPH09330059 A JP H09330059A JP 8151941 A JP8151941 A JP 8151941A JP 15194196 A JP15194196 A JP 15194196A JP H09330059 A JPH09330059 A JP H09330059A
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circuit
signal
liquid crystal
crystal display
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JP8151941A
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Yoshiharu Owaku
芳治 大和久
Takuo Kaito
拓生 海東
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
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Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオ信号のサンプリングタイミングのばら
つきをなくして、液晶表示パネルに表示される表示画像
の表示品質を向上させた液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 マトリクス状に設けられた複数の画素
と、ビデオ信号が供給されるビデオ信号線と、画素にビ
デオ信号を印加する複数の映像信号線と、各映像信号線
毎に設けられビデオ信号線に供給されるビデオ信号をサ
ンプリングして各映像信号線に供給する複数のサンプル
ホールド回路と、各サンプルホールド回路にビデオ信号
取り込み用信号を出力し各サンプルホールド回路を順次
導通させる水平走査回路とを備える液晶表示装置におい
て、水平走査回路が、シフトレジスタと、シフトレジス
タの各出力端子から出力される出力信号と外部から供給
されるクロック信号との間で所定の論理をとってビデオ
信号取り込み用信号を生成し、各サンプルホールド回路
に出力するビデオ信号取込用信号生成手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に係
わり、特に、ポリ・シリコン・トランジスタで構成され
るTFT(Thin Film Transisito
r)方式の液晶表示装置に適用して有効な技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置としては、ストライ
プ状のXY電極の交点の画素を駆動する単純マトリクス
型液晶表示装置と、画素毎に能動素子(例えば、薄膜ト
ランジスタ)を有しこの能動素子をスイッチング動作さ
せるアクティブマトリクス型液晶表示装置に大別され
る。
【0003】アクティブマトリクス型液晶表示装置の特
徴は、例えば、薄膜トランジスタ(TFT)等の能動素
子を介して画素電極に液晶駆動電圧(階調電圧)を印加
するため、各画素間のクロストークがなく、単純マトリ
クス形液晶表示装置のようにクロストークを防止するた
めの特殊な駆動方法を用いる必要がなく、多階調表示が
可能なことにある。
【0004】このアクティブマトリクス型液晶表示装置
の一つに、薄膜トランジスタとして、アモルファス・シ
リコン・トランジスタ、あるいは、ポリ・シリコン・ト
ランジスタを使用するTFT(Thin Film T
ransistor)方式のアクティブマトリクス型液
晶表示装置が知られている。
【0005】なおこれ以降、本明細書中では、アモルフ
ァス・シリコン・トランジスタをアモルファス−SiT
r、ポリ・シリコン・トランジスタをPoly−SiT
r、アモルファス・シリコン・トランジスタを使用した
TFT方式の液晶表示装置をアモルファス−SiTr−
TFT液晶表示装置、ポリ・シリコン・トランジスタを
使用したTFT方式の液晶表示装置をPoly−SiT
r−TFT液晶表示装置と称する。
【0006】アモルファス−SiTr−TFT液晶表示
装置は、パソコンあるいはテレビの表示装置として広く
使用されている。
【0007】しかしながら、アモルファス−SiTr−
TFT液晶表示装置では、液晶を駆動するための駆動回
路を、液晶表示パネルの周辺に設ける必要があった。
【0008】これに対して、最近、Poly−SiTr
(ポリ・シリコン・トランジスタ)を使用したTFT方
式の液晶表示装置が開発されている。
【0009】Poly−SiTr−TFT液晶表示装置
の液晶表示パネルでは、アモルファス−SiTr−TF
T液晶表示装置の液晶表示パネル同様、石英あるいはガ
ラス基板上にPoly−SiTrを、マトリクス状に配
置・形成する。
【0010】さらに、Poly−SiTrの動作速度が
アモルファス−SiTrよりも高速であるため、Pol
y−SiTr−TFT液晶表示装置の液晶パネルでは、
その周辺回路も同一基板上に作り込むことが可能であ
る。
【0011】図12は、Poly−SiTr−TFT液
晶表示装置に使用される液晶表示パネル(TFT−LC
D)の一例の等価回路を示す図である。
【0012】なお、図12は回路図であるが、実際の幾
何学的配置に対応して描かれている。
【0013】図12において、TFTはPoly−Si
Trから構成される薄膜トランジスタ、CLCは液晶容
量、Caddは保持容量、D1〜D7は映像信号線(ド
レイン信号線または垂直信号線)、G0〜G5は走査信
号線(ゲート信号線または水平信号線)、SH1〜SH
7はトランジスタゲート回路を構成するNMOSスイッ
チングトランジスタ、HSRは水平走査シフトレジス
タ、VSRは垂直走査シフトレジスタ、S1〜S6はビ
デオ信号線、INV1〜INV4はインバータ回路、C
LXは水平駆動用クロック信号、CLYは垂直駆動用ク
ロック信号、DXは水平走査シフトレジスタ(HSR)
のスタートパルス、DYは垂直走査シフトレジスタ(V
SR)のスタートパルスである。
【0014】なお、図12に示す液晶表示パネルでは、
走査信号線(Gm)が(m)本で構成され、映像信号線
(Dn)が(n)本で構成されているが、図12では、
走査信号線(Gm)は5本、映像信号線(Dn)は7本
しか図示していない。
【0015】図12に示すように、液晶表示パネル(T
FT−LCD)の各画素は隣接する2本の走査信号線
(Gm)と、隣接する2本の映像信号線(Dn)との交
差領域(4本の信号線で囲まれた領域)内に配置され、
各画素は、薄膜トランジスタ(TFT)と画素電極(I
TO1)および保持容量(Cadd)を含んでいる。
【0016】マトリクス状に配置された各画素の各列毎
の各薄膜トランジスタ(TFT)のドレイン電極は、そ
れぞれ映像信号線(Dn)に接続され、この映像信号線
(Dn)は、それぞれサンプルホールド回路を構成する
スイッチングトランジスタ(SH1〜SH7)を介し
て、対応するビデオ信号線(S1〜S6)に接続され
る。
【0017】このスイッチングトランジスタ(SH1〜
SH7)は6個ずつグループ化され、各グループを構成
する各スイッチングトランジスタ(SH1〜SH6)
(あるいはSH7〜SH12(図示せず))のゲート電
極には、インバータ回路(INV1〜INV4)を介し
て、水平シフトレジスタ(HSR)の各出力端子(SG
1,SG2)から出力されるビデオ信号取り込み用信号
が印加される。
【0018】マトリクス状に配置された各画素の各行毎
の各薄膜トランジスタ(TFT)のゲート電極は、それ
ぞれ走査信号線(Gn)に接続され、この走査信号線
(Gn)は垂直シフトレジスタ(VSR)に接続され
る。
【0019】各薄膜トランジスタ(TFT)のソース電
極は画素電極(ITO1)に接続され、画素電極(IT
O1)とコモン電極(図示せず)との間に液晶層が設け
られるので、各画素電極(ITO1)には、液晶容量
(CLC) が等価的に接続される。
【0020】また、図12に示すように、コモン電極に
は(Vcom)の電位の電圧が印加される。
【0021】各薄膜トランジスタ(TFT)は、ゲート
電極に正のバイアス電圧を印加すると導通し、ゲート電
極に零電圧を印加すると不導通になる。
【0022】また、薄膜トランジスタ(TFT)のソー
ス電極と前ラインの走査信号線(Gn)との間には、保
持容量(Cadd)が接続される。
【0023】その場合に、第1列目の各画素における保
持容量(Cadd)の他端が開放状態になるのを防止す
るために、第1番目の走査信号線(G1)の外側にダミ
ーの走査信号線(G0)を設け、第1列目の各画素にお
ける保持容量(Cadd)の他端をダミーの走査信号線
(G0)に接続する。
【0024】図13は、Poly−SiTr−TFT液
晶表示装置に使用される液晶表示パネル(TFT−LC
D)の他の例の等価回路を示す図である。
【0025】なお、図13は回路図であるが、実際の幾
何学的配置に対応して描かれている。
【0026】図13に示す液晶表示パネル(TFT−L
CD)は、薄膜トランジスタ(TFT)のソース電極と
容量線(Cn)との間に、保持容量(Cadd)が接続
される点で、図12に示す液晶表示パネル(TFT−L
CD)と相違する。
【0027】この容量線(Cn)には、コモン電極に印
加される(Vcom)の電位の電圧が印加される。
【0028】なお、図13に示す液晶表示パネルでは、
走査信号線(Gm)が(m)本で構成され、ビデオ信号
線(Dn)が(n)本で構成されているが、図13で
は、走査信号線(Gm)は5本、ビデオ信号線(Dn)
は7本しか図示していない。
【0029】図12または図13に示す液晶表示パネル
(TFT−LCD)では、スイッチングトランジスタ
(SH1〜SH7)、水平走査シフトレジスタ(HS
R)、インバータ回路(INV1〜INV4)および垂
直走査シフトレジスタ(VSR)が、液晶表示パネル
(TFT−LCD)内に組み込まれており、薄膜トラン
ジスタ(TFT)と同じくPoly−SiTrで構成さ
れ、同一の基板上に形成される。
【0030】また、図12または図13に示す液晶表示
パネル(TFT−LCD)は、信号線(Dn)を分割駆
動(走査)する相数(N)が6とされている。
【0031】次に、図12または図13に示す液晶表示
パネル(TFT−LCD)の動作の概略を説明する。
【0032】図12または図13に示す垂直走査シフト
レジスタ(VSR)は、スタートパルス(DY)および
垂直駆動用クロック信号(CLY)によりゲート線(G
n)を順次選択して、選択したゲート線(Gn)に正の
バイアス電圧を出力する。
【0033】これにより、選択されたゲート線(Gn)
にゲートが接続された薄膜トランジスタ(TFT)がオ
ンとなる。
【0034】また、水平走査シフトレジスタ(HSR)
は、スタートパルス(DX)および水平駆動用クロック
信号(CLX)により、各出力端子からビデオ信号取り
込み用信号を順次出力する。
【0035】このビデオ信号取り込み用信号は、インバ
ータ回路(INV1〜INV4)で電流供給能力が増強
され、即ち、インバータ回路(INV1〜INV4)で
順次電流が増幅され、各スイッチングトランジスタ(S
H1〜SH7)のゲート電極に印加される。
【0036】これにより、各グループを構成する各スイ
ッチングトランジスタ(SH1〜SH6、あるいは、S
H7〜SH12)がオンとなり、それにより、ビデオ信
号線(S1〜S6)から6分割されたビデオ信号が、対
応する6本のビデオ信号線(Dn)に出力される。
【0037】したがって、選択されたゲート線(Gn)
にゲートが接続された薄膜トランジスタ(TFT)に対
応する画素に、サンプリングされたビデオ信号(ビデオ
信号の電圧)が書き込まれ、液晶表示パネル(TFT−
LCD)に表示される。
【0038】ここで、ビデオ信号線(S1〜S6)に入
力される6分割されたビデオ信号は、全て同一の位相と
される。
【0039】また、水平走査シフトレジスタ(HSR)
とインバータ回路(INV1〜INV4)とは水平走査
回路を構成し、水平走査シフトレジスタ(HSR)は、
(n)本のビデオ信号線(Dn)を分割駆動(走査)す
る相数を(N)とするとき、(n/N)個の出力端子を
有する。
【0040】また、垂直走査シフトレジスタ(VSR)
は垂直走査回路を構成する。
【0041】なお、図12または図13に示す液晶表示
パネル(TFT−LCD)において、SG1およびSG
2は、それぞれ水平走査シフトレジスタ(HSR)の第
1番目および第2番目の出力端子を示している。
【0042】図14は、図12または図13に示すPo
ly−SiTr−TFT液晶表示装置の周辺回路の概略
回路構成を示すブロック図である。
【0043】図14において、TFT−LCDは液晶表
示パネル、301はコントロールIC回路、302はデ
ィジタル/アナログ(D/A)変換器、304はサンプ
ルホールド回路、305はドライバIC回路、306は
信号処理回路である。
【0044】本体側から送信される表示データ(R
(赤)・G(緑)・B(青)の中の1つ)はD/A変換
器302でアナログのビデオ信号とされる。
【0045】なお、本体側からビデオ信号が供給される
場合には、前記D/A変換器302は必要ない。
【0046】図12または図13に示す液晶表示パネル
(TFT−LCD)では、ビデオ信号線(Dn)を6相
に分けて駆動(走査)するため、ビデオ信号もそれに併
せて6相に分割する必要がある。
【0047】そのため、D/A変換器302からのビデ
オ信号は、水平駆動用クロック信号(CLX)と同期し
たサンプルホールド(S/H)用クロックに基づき、サ
ンプルホールド回路304で6相に分割される。
【0048】さらに、この6相に分割されたビデオ信号
は、タイミングが調整されて同一の位相とされ、サンプ
ルホールド回路304から出力される。
【0049】ここで、サンプルホールド回路304は、
例えば、D/A変換器302からのビデオ信号を6相に
分割する前段のサンプルホールド回路と、この6相に分
割されたビデオ信号の位相を同一の位相として出力する
後段のサンプルホールド回路とで構成される。
【0050】さらに、6相に分割されたビデオ信号は、
信号処理回路306で、増幅処理・γ処理・交流化処理
が施され、液晶表示パネル(TFT−LCD)のビデオ
信号線(S1〜S6)に供給される。
【0051】ここで、γ処理は、液晶層のガンマ特性を
補正するための信号処理であり、交流化処理は、液晶層
に直流電圧が印加されるのを防止するための信号処理で
ある。
【0052】なお、前記図12または図13に示す液晶
表示パネル(TFT−LCD)は、多色表示可能なカラ
ー液晶表示パネル(TFT−LCD)であってもよく、
その場合には、R・G・Bの各表示データを、それぞれ
D/A変換器302でビデオ信号に変換し、当該各ビデ
オ信号をそれぞれサンプルホールド回路304で6相に
分割し、液晶表示パネル(TFT−LCD)のビデオ信
号線(S1〜S6)に供給するようにすればよい。
【0053】なお、多色表示可能なカラー液晶表示パネ
ル(TFT−LCD)においては、前記図12または図
13に示す液晶表示パネル(TFT−LCD)に、R・
G・B用の薄膜トランジスタ(TFT)、R・G・B用
のビデオ信号線(Dn)およびカラーフィルタを設け、
R・G・Bのビデオ信号をそれぞれのビデオ信号線(D
n)に供給する必要がある。
【0054】また、1個の半導体集積回路(LSI)で
構成されるコントロールIC回路301は、本体側から
の水平同期信号(H−SYNC)、垂直同期信号(V−
SYNC)、クロックパルス(CLK)に基づいて、水
平駆動用クロック信号(CLX)、垂直駆動用クロック
信号(CLY)、サンプルホールド(S/H)用クロッ
ク等を生成する。
【0055】また、ドライバIC回路305は、水平駆
動用クロック信号(CLX)、垂直駆動用クロック信号
(CLY)等を、液晶表示パネル(TFT−LCD)を
動作させるために必要な電圧まで増幅する。
【0056】なお、図12または図13に示す液晶表示
パネル(TFT−LCD)においては、ビデオ信号線
(Dn)を6相に分けて分割駆動(走査)する場合につ
いて説明したが、ビデオ信号線(Dn)をN相に分けて
分割駆動(走査)するようにしてもその動作は同じであ
る。
【0057】
【発明が解決しようとする課題】前記図12ないし図1
4に示すPoly−SiTr−TFT液晶表示装置にお
いては、水平走査シフトレジスタ(HSR)の各出力端
子(SG1,SG2)から出力されるビデオ信号取り込
み用信号を、インバータ回路(INV1〜INV4)で
電流供給能力を増強(電流増幅)して、サンプルホール
ド回路を構成する各スイッチングトランジスタ(SH1
〜SH7)のゲート電極に印加して、ビデオ信号線(S
1〜S6)に供給されるビデオ信号を対応するビデオ信
号線(Dn)に出力するようにしている。
【0058】この場合に、水平シフトレジスタ(HS
R)のシフト動作時の遅延時間、あるいは、各インバー
タ回路(INV1〜INV4)の反転動作時の遅延時間
にばらつきがあると、そのばらつきはそのまま、各スイ
ッチングトランジスタ(SH1〜SH7)でビデオ信号
をサンプリングする際のサンプリングタイミングのばら
つきとなり、液晶表示パネル(TFT−LCD)に表示
される表示画像にゴーストを発生させやすい。
【0059】また、ビデオ信号のサンプルホールドの効
率を向上させるために、サンプルホールド回路を、PM
OSトランジスタおよびNMOSトランジスタが並列に
接続される相補型トランジスタゲート回路で構成する場
合に、例えば、水平走査シフトレジスタ(HSR)の各
出力端子(SG1,SG2)から出力されるビデオ信号
取り込み用信号が、奇数個のインバータ回路で電流供給
能力が増強されて、NMOSトランジスタのゲート電極
に印加されるものとすると、PMOSトランジスタのゲ
ート電極には、水平走査シフトレジスタ(HSR)の各
出力端子(SG1,SG2)から出力されるビデオ信号
取り込み用信号が、偶数個のインバータ回路で電流供給
能力が増強されて印加されることになる。
【0060】これにより、PMOSトランジスタおよび
NMOSトランジスタのスイッチング動作においては、
少なくともインバータ回路1個分(50nsec)の遅
延差が生じることになる。
【0061】同時に動作すべきサンプルホールド間に遅
延差が生じると、ビデオ信号のサンプリングタイミング
にずれが生じ、液晶表示パネル(TFT−LCD)に表
示される表示画像にゴーストを発生させやすい。
【0062】そして、このゴーストは、液晶表示パネル
(TFT−LCD)に表示される表示画像の表示品質を
著しく損なわせると言う問題点があった。
【0063】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、TFT
方式の液晶表示装置において、ビデオ信号のサンプリン
グタイミングのばらつきをなくして、液晶表示パネルに
表示される表示画像の表示品質を向上させることが可能
となる技術を提供することにある。
【0064】本発明の前記目的並びにその他の目的及び
新規な構成は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかにする。
【0065】
【課題を解決するための手段】本願おいて開示される発
明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0066】(1)マトリクス状に設けられた複数の画
素と、ビデオ信号が供給されるビデオ信号線と、前記画
素にビデオ信号を印加する複数の映像信号線と、前記各
映像信号線毎に設けられ、前記ビデオ信号線に供給され
るビデオ信号をサンプリングして各映像信号線に供給す
る複数のサンプルホールド回路と、前記各サンプルホー
ルド回路にビデオ信号取り込み用信号を出力し、前記各
サンプルホールド回路を順次導通させる水平走査回路と
を備える液晶表示パネルを具備する液晶表示装置におい
て、前記水平走査回路が、複数の出力端子を有するシフ
トレジスタと、前記シフトレジスタの各出力端子から出
力される出力信号と外部から供給されるクロック信号と
の間で所定の論理をとって前記ビデオ信号取り込み用信
号を生成し、前記各サンプルホールド回路に出力するビ
デオ信号取込用信号生成手段とを有することを特徴とす
る。
【0067】(2)前記(1)の手段において、前記ビ
デオ信号線が、N個に分割された同一位相のビデオ信号
が供給されるN本のビデオ信号線であり、また、前記映
像信号線の本数をn本とするとき、前記シフトレジスタ
が(n/N)個の出力端子を有し、さらに、前記ビデオ
信号取込用信号生成手段が、前記シフトレジスタの各出
力端子から出力される出力信号と外部から供給されるク
ロック信号との間で所定の論理をとって、N個のサンプ
ルホールド回路にビデオ信号取り込み用信号を出力し、
前記N本のビデオ信号線に供給されるビデオ信号を、N
本毎の映像信号線に同時に供給すること特徴とする。
【0068】(3)前記(1)または(2)の手段にお
いて、前記クロック信号が、外部から供給される前記シ
フトレジスタのシフトパルスであることを特徴とする。
【0069】(4)前記(1)ないし(3)の手段にお
いて、前記各サンプルホールド回路が、NMOSトラン
ジスタで構成されるトランジスタゲート回路であり、前
記ビデオ信号取込用信号生成手段が、前記シフトレジス
タの各出力端子から出力される出力信号と、外部から供
給されるクロック信号の正相クロック信号あるいは逆相
クロック信号から、前記NMOSトランジスタのゲート
電極に印加する「Highレベル」のビデオ信号取り込
み用信号を生成する論理回路を有することを特徴とす
る。
【0070】(5)前記(4)の手段において、前記論
理回路の前段に、前記外部から供給されるクロック信号
の正相クロック信号あるいは逆相クロック信号を、所定
の期間内だけ前記論理回路に入力するゲート回路を設け
たことを特徴とする。
【0071】(6)前記(4)または(5)の手段にお
いて、前記論理回路の前段に、前記シフトレジスタの各
出力端子から出力される出力信号の電流を増幅する電流
増幅回路を設けたことを特徴とする。
【0072】(7)前記(4)ないし(6)の手段にお
いて、前記論理回路の後段に、前記論理の出力端子から
出力される出力信号の電流を増幅する電流増幅回路を設
けたことを特徴とする。
【0073】(8)前記(4)ないし(7)の手段にお
いて、前記論理回路が、アンド回路であることを特徴と
する。
【0074】(9)前記(4)ないし(7)の手段にお
いて、前記論理回路が、ノア回路であることを特徴とす
る。
【0075】(10)前記(5)ないし(9)の手段に
おいて、前記電流増幅回路が、少なくとも1個のインバ
ータ回路であることを特徴とする。
【0076】(11)前記(1)ないし(3)の手段に
おいて、前記各サンプルホールド回路が、PMOSトラ
ンジスタとNMOSトランジスタとで構成される相補型
トランジスタゲート回路であり、また、前記水平シフト
レジスタが、各出力端子から正相の出力信号と逆相の出
力信号とを出力し、前記ビデオ信号取込用信号生成手段
が、前記シフトレジスタの各出力端子から出力される正
相の出力信号あるいは逆相の出力信号と、外部から供給
されるクロック信号の正相クロック信号あるいは逆相ク
ロック信号とから、前記PMOSトランジスタのゲート
電極に印加する「Lowレベル」のビデオ信号取り込み
用信号を生成する第1の論理回路と、前記NMOSトラ
ンジスタのゲート電極に印加する「Highレベル」の
ビデオ信号取り込み用信号を生成する第2の論理回路と
を有することを特徴とする。
【0077】(12)前記(11)の手段において、前
記第1の論理回路および第2の論理回路の前段に、前記
外部から供給されるクロック信号の正相クロック信号あ
るいは逆相クロック信号を、所定の期間内だけ前記第1
の論理回路および第2の論理回路に入力する第1のゲー
ト回路と第2のゲート回路とを設けたことを特徴とす
る。
【0078】(13)前記(11)または(12)の手
段において、前記第1の論理回路および第2の論理回路
の前段に、前記シフトレジスタの各出力端子から出力さ
れる正相の出力信号あるいは逆相の出力信号の電流を増
幅する電流増幅回路を設けたことを特徴とする。
【0079】(14)前記(11)ないし(13)の手
段において、前記第1の論理回路および第2の論理回路
の後段に、前記第1の論理回路および第2の論理回路の
出力端子から出力される出力信号の電流を増幅する電流
増幅回路を設けたことを特徴とする。
【0080】(15)前記(11)ないし(14)の手
段において、前記第1の論理回路がナンド回路であり、
前記第2の論理回路がノア回路であることを特徴とす
る。
【0081】(16)前記(11)ないし(14)の手
段において、前記第1の論理回路がオア回路であり、前
記第2の論理回路がアンド回路であることを特徴とす
る。
【0082】(17)前記(12)ないし(16)の手
段において、前記電流増幅用論理回路が、少なくとも1
個のインバータ回路であることを特徴とする。
【0083】前記各手段によれば、ビデオ信号線に供給
されるビデオ信号をサンプリングして各映像信号線に供
給するサンプルホールド回路を備える液晶表示パネルを
具備する液晶表示装置において、水平走査回路で、シフ
トレジスタの各出力端子から出力される出力信号と外部
から供給されるクロック信号との間で所定の論理をとっ
てビデオ信号取り込み用信号を生成し、当該ビデオ信号
取り込み用信号により各サンプルホールド回路を順次導
通させるようにしたので、サンプルホールド回路のサン
プリングタイミングの位相ずれを小さくすることができ
る。
【0084】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0085】なお、発明の実施の形態を説明するための
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0086】[発明の実施の形態1]本発明の実施の形
態1のPoly−SiTr−TFT液晶表示装置に使用
される液晶表示パネル(TFT−LCD)は、ビデオ信
号線(S1〜S6)に供給されるビデオ信号をサンプリ
ングするサンプルホールド回路に印加されるビデオ信号
取り込み用信号の生成方法が、前記図12または図13
に示す液晶表示パネル(TFT−LCD)と相違する。
【0087】図1は、本発明の一発明の実施の形態(発
明の実施の形態1)であるPoly−SiTr−TFT
液晶表示装置の液晶表示パネルの水平走査回路の概略回
路構成を示す回路図である。
【0088】図1において、D(J)〜D(J+8)は
映像信号線、HSRは水平走査シフトレジスタ、SG
(k),Sg(k+1)は水平走査シフトレジスタ(H
SR)の出力端子、130,230はナンド回路、14
0,240はノア回路、131〜133,231〜23
3,141〜143,241〜243はインバータ回路
群、S1〜S6はビデオ信号線、CKは水平駆動用クロ
ック信号である。
【0089】ここで、J=6kであり、また、水平走査
シフトレジスタ(HSR)、ナンド回路(130,23
0)、ノア回路(140,240)およびインバータ回
路群(131〜133,231〜233,141〜14
3,241〜243)は水平走査回路を構成する。
【0090】図1に示すように、サンプルホールド回路
は、PMOSトランジスタ(P11〜P16,P21〜
P23)とNMOSトランジスタ(N11〜N16,N
21〜N23)とが、並列に接続される相補型トランジ
スタゲート回路で構成され、この相補型トランジスタゲ
ート回路は6個ずつグループ化される。
【0091】また、水平走査シフトレジスタ(HSR)
の各シフト段は、入力端子に前シフト段の出力信号が印
加される第1のクロックドインバータ回路(101,2
01)と、入力端子が第1のクロックドインバータ回路
(101,201)の出力端子に接続される第1のイン
バータ回路(111,211)と、入力端子が第1のイ
ンバータ回路(111,211)の出力端子に接続さ
れ、かつ、出力端子が第1のインバータ回路(111,
211)の入力端子に接続される第2のクロックドイン
バータ回路(102,202)と、入力端子が第1のク
ロックドインバータ回路(101,201)の出力端子
に接続される第2のインバータ回路(112,212)
とを備える。
【0092】ここで、各シフト段の第1のクロックドイ
ンバータ回路(101,201)に入力される水平駆動
用クロック信号と、各シフト段の第2のクロックドイン
バータ回路(102,202)に入力される水平駆動用
クロック信号とは、互いに位相が180度異なってお
り、例えば、各シフト段の第1のクロックドインバータ
回路(101,201)に、正相の水平駆動用クロック
信号(CK+)(あるいは逆相の水平駆動用クロック信
号(CK−))が入力される場合には、各シフト段の第
2のクロックドインバータ回路(102,202)に
は、逆相の水平駆動用クロック信号(CK−)(あるい
は正相の水平駆動用クロック信号(CK+))が入力さ
れる。
【0093】以下、本明細書中では、正相の水平駆動用
クロック信号を正相クロック信号、逆相の水平駆動用ク
ロック信号を逆相クロック信号と称する。
【0094】また、隣接する各シフト段の第1のクロッ
クドインバータ回路(101,201)に入力される水
平駆動用クロック信号と、隣接する各シフト段の第2の
クロックドインバータ回路(102,202)に入力さ
れる水平駆動用クロック信号とは、互いに位相が180
度なっており、例えば、隣接する各シフト段の一方の第
1のクロックドインバータ回路(101)に、逆相クロ
ック信号(CK−)(あるいは正相クロック信号(CK
+))が入力される場合には、隣接する各シフト段の他
方の第1のクロックドインバータ回路(201)には、
正相クロック信号(CK+)(あるいは逆相クロック信
号(CK−))が入力される。
【0095】図1においては、出力端子(SG(k))
を有するシフト段の第1のクロックドインバータ回路
(101)に逆相クロック信号(CK−)が入力され、
第2のクロックドインバータ回路(102)に正相クロ
ック信号(CK+)が入力される。
【0096】同様に、出力端子(SG(k+1))を有
するシフト段の第1のクロックドインバータ回路(20
1)に正相クロック信号(CK+)が入力され、第2の
クロックドインバータ回路(202)に逆相クロック信
号(CK−)が入力される。
【0097】ここで、各シフト段の第2のインバータ回
路(112,212)の出力が次シフト段への出力信号
となり、また、第1のクロックドインバータ回路(10
1,201)の出力が各シフト段のビデオ信号取り込み
用信号の逆相出力、第1のインバータ回路(111,2
11)の出力が各シフト段のビデオ信号取り込み用信号
の正相出力となる。
【0098】以下、本明細書中では、ビデオ信号取り込
み用信号の正相出力を正相出力、ビデオ信号取り込み用
信号の逆相出力を逆相出力と称する。
【0099】各シフト段の正相出力は、それぞれナンド
回路(130,230)の一方の入力端子に入力され、
各ナンド回路(130,230)の出力は、それぞれイ
ンバータ回路群(131〜133,231〜233)で
電流供給能力が増強され、即ち、各インバータ回路で順
次電流が増幅され、それぞれサンプルホールド回路を構
成する各グループの相補型トランジスタゲート回路にお
けるNMOSトランジスタ(N11〜N16,N21〜
N23)のゲート電極に印加される。
【0100】また、各シフト段の逆相出力は、それぞれ
ノア回路(140,240)の一方の入力端子に入力さ
れ、各ノア回路(140,240)の出力は、それぞれ
インバータ回路群(141〜143,241〜243)
で電流供給能力が増強され、即ち、各インバータ回路で
順次電流が増幅され、それぞれサンプルホールド回路を
構成する各グループの相補型トランジスタゲート回路に
おけるPMOSトランジスタ(P11〜P16,P21
〜P23)のゲート電極に印加される。
【0101】また、各ナンド回路(130,230)の
他方の入力端子には、各ナンド回路(130,230)
の一方の入力端子に正相出力を出力する各シフト段の第
2のクロックドインバータ回路(102,202)に入
力されるクロック信号が入力され、各ノア回路(14
0,240)の他方の入力端子には、各ノア回路(14
0,240)の一方の入力端子に逆相出力を出力する各
シフト段の第1のクロックドインバータ回路(101,
201)に入力されるクロック信号が入力される。
【0102】図1においては、ナンド回路130の他方
の入力端子には正相クロック信号(CK+)が入力さ
れ、ナンド回路230の他方の入力端子には逆相クロッ
ク信号(CK−)が入力される。
【0103】同様に、ノア回路140の他方の入力端子
には逆相クロック信号(CK−)が入力され、ノア回路
240の他方の入力端子には正相クロック信号(CK
+)が入力される。
【0104】また、水平走査シフトレジスタ(HSR)
の各シフト段の第1のクロックドインバータ回路(10
1,201)の入力端子には、PMOSトランジスタ
(PS11,PS12,PS21,PS22)とNMO
Sトランジスタ(NS11,NS12,NS21,NS
22)とが並列接続される相補型トランジスタゲート回
路が接続され、この相補型トランジスタゲート回路は、
「R」および「L」の値に基づき、水平シフトレジスタ
(HSR)のシフト方向を切り替える。
【0105】例えば、図1において、Rを「Highレ
ベル」、Lを「Lowレベル」にすると、PMOSトラ
ンジスタ(PS11,PS21)と、NMOSトランジ
スタ(NS11,NS21)とがオン、PMOSトラン
ジスタ(PS12,PS22)と、NMOSトランジス
タ(NS12,NS22)とがオフとなり、水平走査シ
フトレジスタ(HSR)のシフト方向が、図1の右方向
となり、また、Rを「Lowレベル」、Lを「High
レベル」にすると、PMOSトランジスタ(PS12,
PS22)と、NMOSトランジスタ(NS12,NS
22)とがオン、PMOSトランジスタ(PS11,P
S21)と、NMOSトランジスタ(NS11,NS2
1)とがオフとなり、水平走査シフトレジスタ(HS
R)のシフト方向が、図1の左方向となる。
【0106】図2は、図1に示す水平走査回路の動作を
説明するための図であり、図3は、図2に示す水平走査
回路のタイミングチャートである。
【0107】なお、図2に示す水平走査シフトレジスタ
(HSR)は、そのシフト方向を図1の右方向とした場
合の回路構成を示している。
【0108】出力端子(SG(k))を有するシフト段
の第1のクロックドインバータ101は逆相クロック信
号(CK−)が「Highレベル」のときに反転動作を
行い、第2のクロックドインバータ102は正相クロッ
ク信号(CK+)が「Highレベル」のときに反転動
作を行うので、前シフト段から(N3)の信号波形の出
力信号が、第1のクロックドインバータ101に入力さ
れると、第1のクロックドインバータ101とインバー
タ111との接続点の信号は(N4)の信号波形とな
り、この(N4)の信号波形の信号はインバータ111
で反転されるので、インバータ111と第2のクロック
ドインバータ102との接続点の信号は(N5)の信号
波形となる。
【0109】前記(N4)の信号波形の信号はノア回路
140の一方の入力端子に入力され、また、ノア回路1
40の他方の端子には逆相クロック信号(CK−)が入
力されるので、ノア回路140の出力信号は(N6)の
信号波形となる。
【0110】前記(N5)の信号波形の信号はナンド回
路130の一方の入力端子に入力され、また、ナンド回
路130の他方の入力端子には正相クロック信号(CK
+)が入力されるので、ナンド回路130の出力は(N
7)の信号波形となる。
【0111】同様に、出力端子(SG(k+1))を有
するシフト段のノア回路240の出力信号は(N10)
の信号波形に、また、次シフト段のナンド回路130の
出力信号は(N11)の信号波形となる。
【0112】前記ノア回路140の出力信号(N6)
は、インバータ回路群(141〜143)で電流供給能
力が増強され、サンプルホールド回路を構成する相補型
トランジスタゲート回路におけるPMOSトランジスタ
(P11〜P16)のゲート電極に印加される。
【0113】また、前記ナンド回路130の出力信号
(N7)は、インバータ回路群(131〜133)で電
流供給能力が増強され、サンプルホールド回路を構成す
る相補型トランジスタゲート回路におけるNMOSトラ
ンジスタ(N11〜N16)のゲート電極に印加され
る。
【0114】したがって、サンプルホールド回路のサン
プリングタイミング、即ち、各PMOSトランジスタ
(P11〜P16)と各NMOSトランジスタ(N11
〜N16)とがオンあるいはオフするタイミングは、正
相クロック信号(CK+)および逆相クロック信号(C
K−)に支配される。
【0115】そして、正相クロック信号(CK+)およ
び逆相クロック信号(CK−)の位相差は極めて小さ
く、また、インバータ回路群(131〜133)とイン
バータ回路群(141〜143)とのインバータ回路の
個数は同一とされているので、各PMOSトランジスタ
(P11〜P16)と各NMOSトランジスタ(N11
〜N16)とがオンあるいはオフするタイミングの位相
ずれを小さくすることができる。
【0116】図4ないし図7は、ビデオ信号線(S1〜
S6)に供給されるビデオ信号を、サンプルホールド回
路でサンプリングする際に、そのサンプリングタイミン
グのばらつきにより、液晶表示パネル(TFT−LC
D)に表示される表示画像にゴーストが発生する理由を
説明するための図である。
【0117】図12または図13に示す液晶表示パネル
(TFT−LCD)の水平走査回路においては、図1ま
たは図2に示す各ナンド回路(130,140)および
各ノア回路(140,240)が設けられておらず、各
シフト段の正相出力(あるいは逆相出力)をインバータ
回路群(INV1〜INV4)で電流供給能力を増強し
た後、NMOSスイッチングトランジスタ(SH1〜S
H7)のゲート電極に入力するようにしている。
【0118】したがって、図12または図13に示す液
晶表示パネル(TFT−LCD)の水平走査回路におい
ては、各ビデオ信号線に供給されるビデオ信号の周期、
および、NMOSスイッチングトランジスタ(SH1〜
SH7)のゲート電極に入力されるビデオ信号取り込み
用信号が「Highレベル」となる期間は、図4または
図5に示す関係にある。
【0119】なお、図4または図5では、ビデオ信号取
り込み用信号が「Highレベル」の期間に、のビデ
オ信号が対応する画素に書き込まれる。
【0120】ここで、図4に示すように、ビデオ信号の
切り替わり時点より、ビデオ信号取り込み用信号が「L
owレベル」となる時点が早い場合には、ビデオ信号取
り込み用信号が「Highレベル」の期間に、本来、
のビデオ信号が書き込まれる画素に接続される映像信号
線に、始めに、のビデオ信号が出力され、次に、の
ビデオ信号が出力される。
【0121】そのため、本来、のビデオ信号が書き込
まれる画素においては、始めに、のビデオ信号が書き
込まれ、次に、のビデオ信号が書き込まれるので、
のビデオ信号を書き込むための時間が不足し、始めに書
き込まれたのビデオ信号を充分に打ち消すことができ
ず、のビデオ信号に基づく表示画像の他に、のビデ
オ信号に基づく表示画像が生成される。
【0122】これにより、のビデオ信号が書き込まれ
る画素の右側の画素にゴーストが発生することになる。
【0123】また、図5に示すように、ビデオ信号の切
り替わり時点より、ビデオ信号取り込み用信号が「Lo
wレベル」となる時点が遅い場合には、ビデオ信号取り
込み用信号が「Highレベル」の期間に、本来、の
ビデオ信号が書き込まれる画素に接続される映像信号線
に、始めに、のビデオ信号が出力され、次に、のビ
デオ信号が出力され、次に、のビデオ信号が出力され
る。
【0124】そのため、本来、のビデオ信号が書き込
まれる画素においては、のビデオ信号が充分書き込ま
れるので、始めに書き込まれたのビデオ信号は打ち消
すことができるが、のビデオ信号が充分書き込まれた
後に、のビデオ信号が書き込まれるので、のビデオ
信号に基づく表示画像の他に、のビデオ信号に基づく
表示画像が生成される。
【0125】これにより、のビデオ信号が書き込まれ
る画素の右側の画素にゴーストが発生することになる。
【0126】この場合に、ビデオ信号取り込み用信号が
「Highレベル」となる期間を、図4または図5に示
す場合よりも半分(1/2)にすれば、図6に示すよう
に、ビデオ信号の切り替わり時点より、ビデオ信号取り
込み用信号が「Lowレベル」となる時点が多少速くな
っても、本来、のビデオ信号が書き込まれる画素に、
のビデオ信号が書き込まれる時間が少ないので、の
ビデオ信号が書き込まれる画素の右側の画素にゴースト
が発生しにくくなる。
【0127】しかしながら、サンプルホールド回路とし
てPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとが並
列に接続される相補型トランジスタゲート回路を使用す
る場合には、NMOSトランジスタのゲート電極に入力
されるビデオ信号取り込み用信号(1)と、PMOSト
ランジスタのゲート電極に入力されるビデオ信号取り込
み用信号(2)とは少なくもインバータ回路1個分(5
0nsec)の遅延差を有しているので、図7に示すよ
うに、ビデオ信号の切り替わり時点より、ビデオ信号取
り込み用信号(1)が「Highレベル」となる時点が
速くなると、ビデオ信号取り込み用信号(2)が「Lo
wレベル」となる時点が、ビデオ信号取り込み用信号
(1)が「Highレベル」となる時点より速くなる場
合(図7に示すt1’あるいはt2’)があり、のビ
デオ信号が書き込まれる画素の右側の画素にゴーストが
発生する。
【0128】同様に、ビデオ信号の切り替わり時点と、
ビデオ信号取り込み用信号(2)が「Lowレベル」と
なる時点とが略一致しても、ビデオ信号取り込み用信号
(1)が「Highレベル」となる時点が、ビデオ信号
の切り替わり時点より遅くなる場合(図7に示すt5あ
るいはt6)があり、のビデオ信号が書き込まれる画
素の左側の画素にゴーストが発生する。
【0129】このように、ビデオ信号取り込み用信号が
「Highレベル」となる期間を、図4または図5に示
す場合よりも半分(1/2)にしても、サンプルホール
ド回路として、PMOSトランジスタとNMOSトラン
ジスタとが並列に接続される相補型トランジスタゲート
回路を使用する場合には、ビデオ信号取り込み用信号
(1)とビデオ信号取り込み用信号(2)との間に、少
なくともインバータ回路1個分の遅延差を有しているた
め、液晶表示パネル(TFT−LCD)に表示される表
示画像にゴーストが発生し易くなる。
【0130】しかしながら、本発明の実施の形態1で
は、水平シフトレジスタ(HSR)の各シフト段の正相
出力を各ナンド回路(130,230)に入力し、各ナ
ンド回路(130,230)で正相クロック信号(CK
+)あるいは逆相クロック信号(CK−)との否定的論
理積(ナンド論理)をとり、各ナンド回路(130,2
30)の出力を、それぞれインバータ回路群(131〜
133,231〜233)で電流供給能力を増強して、
サンプルホールド回路を構成する相補型トランジスタゲ
ート回路におけるNMOSトランジスタ(N11〜N1
6,N21〜N23)のゲート電極に印加する。
【0131】また、水平シフトレジスタ(HSR)の各
シフト段の逆相出力を各ノア回路(140,240)に
入力し、各ノア回路(140,240)で正相クロック
信号(CK+)あるいは逆相クロック信号(CK−)と
の否定的論理和(ノア論理)をとり、各ノア回路(14
0,240)の出力を、それぞれインバータ回路群(1
41〜143,241〜243)で電流供給能力を増強
して、サンプルホールド回路を構成する相補型トランジ
スタゲート回路におけるPMOSトランジスタ(P11
〜P16,P21〜P23)のゲート電極に印加する。
【0132】したがって、本発明の実施の形態1では、
サンプルホールド回路を構成する相補型トランジスタゲ
ート回路における各PMOSトランジスタ(P11〜P
16)と各NMOSトランジスタ(N11〜N16)と
がオンあるいはオフするタイミングの位相ずれを小さく
することができるので、液晶表示パネル(TFT−LC
D)の表示画像にゴーストが発生するのを防止すること
が可能となる。
【0133】また、本発明の実施の形態1では、PMO
Sトランジスタのゲート電極に入力されるビデオ信号取
り込み用信号(2)が「Lowレベル」となる期間、お
よび、NMOSトランジスタのゲート電極に入力される
ビデオ信号取り込み用信号(1)が「Highレベル」
となる期間が、図4または図5に示す場合よりも半分
(1/2)になるので、図6に示すように、PMOSト
ランジスタのゲート電極に入力されるビデオ信号取り込
み用信号(2)が「Highレベル」となる時点、およ
び、NMOSトランジスタのゲート電極に入力されるビ
デオ信号取り込み用信号(1)が「Lowレベル」とな
る時点が、ビデオ信号の切り替わり時点より多少速くな
っても、液晶表示パネル(TFT−LCD)の表示画像
にゴーストが発生しにくくなる。
【0134】なお、図3のタイミングチャートから明ら
かなように、(N6)の信号は、(N5)の信号と正相
クロック信号(CK+)との論理積をとることにより生
成でき、同様に、(N7)の信号は、(N4)の信号と
逆相クロック信号(CK−)との論理和をとることによ
り生成できる。
【0135】図8は、本発明の実施の形態1の水平走査
回路の他の例を示す回路図である。
【0136】図8に示す水平走査回路では、図3に示す
(N5)の信号と正相クロック信号(CK+)とをアン
ド回路(160)で論理積をとって、図3に示す(N
6)の信号を生成し、また、図3に示す(N4)の信号
と逆相クロック信号(CK−)とをオア回路(170)
で論理和をとって、図3に示す(N7)の信号を生成す
るようにしたものである。
【0137】また、図3に示す(N9)の信号と逆相ク
ロック信号(CK−)とをアンド回路(260)で論理
積をとって、図3に示す(N10)の信号を生成し、ま
た、図3に示す(N8)の信号と正相クロック信号(C
K+)とをオア回路(270)で論理和をとって、図3
に示す(N11)の信号を生成するようにしたものであ
る。
【0138】本発明の実施の形態1では、各ノア回路
(140,240)および各ナンド回路(130,23
0)の後段に、それぞれインバータ回路群(131〜1
33,231〜233,141〜143,241〜24
3)が設けられるので、正相クロック信号(CK+)お
よび逆相クロック信号(CK−)を生成する外部のクロ
ック発生回路の負荷容量を少なくすることができ、外部
のクロック発生回路の回路規模を小型化することが可能
となる。
【0139】[発明の実施の形態2]図9は、本発明の
他の発明の実施の形態(発明の実施の形態2)であるP
oly−SiTr−TFT液晶表示装置の液晶表示パネ
ルの水平走査回路の概略回路構成を示す回路図である。
【0140】本発明の実施の形態2では、水平シフトレ
ジスタ(HSR)の各シフト段の正相出力(各シフト段
の第1のインバータ回路(111,211)の出力)
を、それぞれインバータ回路群(141〜143,24
1〜243)で電流供給能力を増強した後、各ノア回路
(140,240)の一方の入力端子に入力し、各ノア
回路(140,240)の出力を、それぞれサンプルホ
ールド回路を構成する各グループの相補型トランジスタ
ゲート回路におけるNMOSトランジスタ(N11〜N
16,N21〜N23)のゲート電極に印加するように
したものである。
【0141】また、水平シフトレジスタ(HSR)の各
シフト段の逆相出力(各シフト段の第1のクロックドイ
ンバータ回路(101,201)の出力)を、それぞれ
インバータ回路群(131〜133,231〜233)
で電流供給能力を増強した後、各ナンド回路(130,
230)の一方の入力端子に入力し、各ナンド回路(1
30,230)の出力を、サンプルホールド回路を構成
する各グループの相補型トランジスタゲート回路におけ
るPMOSトランジスタ(P11〜P16,P21〜P
23)のゲート電極に印加するようにしたものである。
【0142】ここで、各ナンド回路(130,230)
の他方の入力端子には、各ナンド回路(130,23
0)の一方の入力端子に逆相出力を出力する各シフト段
の第2のクロックドインバータ回路(102,202)
に入力されるクロック信号が入力される。
【0143】また、各ノア回路(140,240)の他
方の入力端子には、各ノア回路(140,240)の一
方の入力端子に正相出力を出力する各シフト段の第1の
クロックドインバータ回路(101,201)に入力さ
れるクロック信号が入力される。
【0144】前記発明の実施の形態1では、各ノア回路
(140,240)および各ナンド回路(130,23
0)の後段に、それぞれインバータ回路群(131〜1
33,231〜233,141〜143,241〜24
3)が設けられるので、各インバータ回路群(131〜
133,231〜233,141〜143,241〜2
43)のインバータ回路の反転動作時の遅延時間のばら
つきにより、サンプルホールド回路でのサンプリングタ
イミングにずれが生じる恐れがあるが、本発明の実施の
形態2では、各ノア回路(140,240)および各ナ
ンド回路(130,230)が、サンプルホールド回路
の直前に配置されるので、サンプルホールド回路でのサ
ンプリングタイミングのずれをより少なくすることが可
能となる。
【0145】[発明の実施の形態3]図10は、本発明
の他の発明の実施の形態(発明の実施の形態3)である
Poly−SiTr−TFT液晶表示装置の液晶表示パ
ネルの水平走査回路の概略回路構成を示す回路図であ
る。
【0146】本発明の実施の形態3では、水平シフトレ
ジスタ(HSR)の各シフト段の正相出力(各シフト段
の第1のインバータ回路(111,211)の出力)
を、それぞれインバータ回路群(141〜143,24
1〜243)を構成する第1番目のインバータ回路(1
41,241)で電流供給能力を増強した後、各ノア回
路(140,240)の一方の入力端子に入力し、各ノ
ア回路(140,240)の出力を、それぞれインバー
タ回路群(141〜143,241〜243)を構成す
る第2番目と第3番目のインバータ回路(142,14
3,242,243)で電流供給能力を増強し、サンプ
ルホールド回路を構成する各グループの相補型トランジ
スタゲート回路におけるNMOSトランジスタ(N11
〜N16,N21〜N23)のゲート電極に印加するよ
うにしたものである。
【0147】また、水平シフトレジスタ(HSR)の各
シフト段の逆相出力(各シフト段の第1のクロックドイ
ンバータ回路(101,201)の出力)を、それぞれ
インバータ回路群(131〜133,231〜233)
を構成する第1番目のインバータ回路(131,23
1)で電流供給能力を増強した後、各ナンド回路(13
0,230)の一方の入力端子に入力し、各ナンド回路
(130,230)の出力を、それぞれインバータ回路
群(131〜133,231〜233)を構成する第2
番目と第3番目のインバータ回路(132,133,2
32,233)で電流供給能力を増強し、サンプルホー
ルド回路を構成する各グループの相補型トランジスタゲ
ート回路におけるPMOSトランジスタ(P11〜P1
6,P21〜P23)のゲート電極に印加する。
【0148】ここで、各ナンド回路(130,230)
の他方の入力端子には、各ナンド回路(130,23
0)の一方の入力端子に逆相出力を出力する各シフト段
の第2のクロックドインバータ回路(102,202)
に入力されるクロック信号が入力される。
【0149】また、各ノア回路(140,240)の他
方の入力端子には、各ノア回路(140,240)の一
方の入力端子に正相出力を出力する各シフト段の第1の
クロックドインバータ回路(101,201)に入力さ
れるクロック信号が入力される。
【0150】前記発明の実施の形態2では、各ノア回路
(140,240)および各ナンド回路(130,23
0)がサンプルホールド回路の直前に配置されるので、
各ノア回路(140,240)および各ナンド回路(1
30,230)の電流供給能力を大きくする必要がある
ため、正相クロック信号(CK+)および逆相クロック
信号(CK−)を生成する外部のクロック発生回路の負
荷容量が増大し、クロック発生回路の電流供給能力を大
きくする必要があり、クロック発生回路が大型化すると
いう欠点があるが、本発明の実施の形態3では、各ノア
回路(140,240)および各ナンド回路(130,
230)の後段に、それぞれインバータ回路群(131
〜133,231〜233,141〜143,241〜
243)を構成する第2番目と第3番目のインバータ回
路(132,133,232,233,142,14
3,242,243)が設けられるので、外部のクロッ
ク発生回路の回路規模をより小型化でき、かつ、サンプ
ルホールド回路でのサンプリングタイミングのずれを少
なくすることが可能となる。
【0151】[発明の実施の形態4]図11は、本発明
の他の発明の実施の形態(発明の実施の形態4)である
Poly−SiTr−TFT液晶表示装置の液晶表示パ
ネルの水平走査回路の概略回路構成を示す回路図であ
る。
【0152】本発明の実施の形態4は、前記発明の実施
の形態2において、各ナンド回路(130,230)お
よび各ノア回路(140,240)の他方の入力端子の
直前にPMOSトランジスタ(PT11,PT12,P
T21,PT22)とNMOSトランジスタ(NT1
1,NT12,NT21,NT22)とが並列接続され
る相補型トランジスタゲート回路を設け、所定の期間、
即ち、図3に示す(N3)の信号および(N5’)の信
号が「Highレベル」の期間のみ、正相クロック信号
(CK+)および逆相クロック信号(CK−)を、ナン
ド回路130およびノア回路140の他方の入力端子
に、あるいは、図3に示す(N5’)の信号および(N
9’)の信号が「Highレベル」の期間のみ、正相ク
ロック信号(CK+)および逆相クロック信号(CK
−)を、ナンド回路230およびノア回路240の他方
の入力端子に入力するようにしたものである。
【0153】そのため、図11に示すように、本発明の
実施の形態4では、出力端子(SG(k))を有するシ
フト段において、前シフト段からの出力信号(N3)と
次シフト段への出力信号(N5’)とがノア回路150
に入力され、ノア回路150の出力信号が、PMOSト
ランジスタ(PT11,PT12)に入力される。
【0154】また、ノア回路150の出力信号がインバ
ータ回路151を介して、NMOSトランジスタ(NT
11,NT12)に入力される。
【0155】同様に、出力端子(SG(k+1))を有
するシフト段において、前シフト段からの出力信号(N
5’)と次シフト段への出力信号とがノア回路250に
入力され、ノア回路250の出力信号が、PMOSトラ
ンジスタ(PT21,PT22)に入力される。
【0156】また、ノア回路250の出力信号がインバ
ータ回路251で反転されて、NMOSトランジスタ
(NT21,NT22)に入力される。
【0157】このように、本発明の実施の形態4では、
所定の期間のみ、正相クロック信号(CK+)あるいは
逆相クロック信号(CK−)が、各ナンド回路(13
0,230)および各ノア回路(140,240)の他
方の入力端子に入力されるので、正相クロック信号(C
K+)および逆相クロック信号(CK−)の信号線に接
続されるナンド回路(130,230)およびノア回路
(140,240)の数を少なく(図11においては、
2個)することができるので、正相クロック信号(CK
+)および逆相クロック信号(CK−)を生成する外部
のクロック発生回路の負荷容量を小さくすることが可能
となる。
【0158】これにより、外部のクロック発生回路の回
路規模を小型化することが可能となる。
【0159】なお、ノア回路(150,250)に代え
て、オア回路を用いることも可能であり、その場合に
は、オア回路の出力を相補型トランジスタゲート回路を
構成するNMOSトランジスタに入力し、オア回路の出
力をインバータ回路で反転して、相補型トランジスタゲ
ート回路を構成するPMOSトランジスタに入力すれば
よい。
【0160】なお、前記各発明の実施の形態において
は、サンプルホールド回路が、PMOSトランジスタと
NMOSトランジスタとが並列接続される相補型トラン
ジスタゲート回路で構成される場合について説明した
が、サンプルホールド回路は、単一極性のトランジスタ
からなるトランジスタゲート回路、例えば、NMOSト
ランジスタを用いるスイッチングトランジスタでもよ
く、その場合には、前記各発明の実施の形態におけるP
MOSトランジスタのゲート電極に入力する信号を生成
するための回路、例えば、図1に示すノア回路(14
0,240)、インバータ回路群(141〜143)は
不要となる。
【0161】また、NMOSスイッチングトランジスタ
でサンプルホールド回路を構成する場合には、図8に示
すように、水平シフトレジスタ(HSR)の各シフト段
の正相出力(第1のインバータ回路(111,211)
の出力)と、正相クロック(CK+)あるいは逆相クロ
ック信号(CK−)との論理積をとり、その出力をNM
OSスイッチングトランジスタのゲート電極に入力する
ようにしてもよい。
【0162】この場合に、NMOSスイッチングトラン
ジスタのゲート電極に入力されるビデオ信号取り込み用
信号を、インバータ回路群で電流供給能力を増強する場
合には、インバータ回路群のインバータ回路の個数は偶
数でなければならいことは言うまでもない。
【0163】また、前記各発明の実施の形態の液晶表示
パネルに水平駆動用クロック(正相クロック信号(CK
+)および逆相クロック信号(CK−))、垂直駆動用
クロック、ビデオ信号等を供給するための周辺回路は、
前記図14に示す周辺回路と同じ回路構成であるので詳
細な説明は省略する。
【0164】さらに、前記各発明の実施の形態では、モ
ノクロ表示の液晶表示パネル(TFT−LCD)に本発
明を適用した場合について説明したが、本発明は、多色
表示可能なカラー液晶表示パネル(TFT−LCD)に
も適用可能である。
【0165】多色表示可能なカラー液晶表示パネル(T
FT−LCD)においては、前記各発明の実施の形態で
説明した液晶表示パネル(TFT−LCD)に、R・G
・B用の薄膜トランジスタ(TFT)、R・G・B用の
映像信号線(Dn)およびカラーフィルタを設け、R・
G・Bのビデオ信号をそれぞれのドレイン線(Dn)に
供給する必要がある。
【0166】この場合に、前記図14の説明で説明した
如く、R・G・Bのアナログのビデオ信号をそれぞれサ
ンプルホールド回路304で6相に分割し、液晶表示パ
ネル(TFT−LCD)のビデオ信号線に供給する必要
がある。
【0167】以上、本発明を発明の実施の形態に基づき
具体的に説明したが、本発明は、前記発明の実施の形態
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更し得ることは言うまでもない。
【0168】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0169】(1)本発明によれば、ビデオ信号線に供
給されるビデオ信号をサンプリングして各映像信号線に
供給するサンプルホールド回路を備える液晶表示装置に
おいて、水平走査回路で、シフトレジスタの各出力端子
から出力される出力信号と外部から供給されるクロック
信号との間で所定の論理をとってビデオ信号取り込み用
信号を生成し、当該ビデオ信号取り込み用信号により各
サンプルホールド回路を順次導通させるようにしたの
で、サンプルホールド回路のサンプリングタイミングの
位相ずれを小さくすることができる。
【0170】これにより、液晶表示パネルに表示される
表示画像にゴーストが発生するのを防止することができ
る。
【0171】(2)本発明によれば、外部のクロック発
生回路の負荷容量を少なくすることができるので、外部
のクロック発生回路の回路規模を小型化することが可能
となる。
【0172】(3)本発明によれば、本発明によれば、
液晶表示パネルに表示される表示画像の表示品質を向上
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一発明の実施の形態(発明の実施の形
態1)であるPoly−SiTr−TFT液晶表示装置
の液晶表示パネルの水平走査回路の概略回路構成を示す
回路図である。
【図2】図1に示す水平走査回路の動作を説明するため
の図である。
【図3】図2に示す水平走査回路のタイミングチャート
である。
【図4】ビデオ信号線(S1〜S6)に供給されるビデ
オ信号を、サンプルホールド回路でサンプリングする際
に、そのサンプリングタイミングのばらつきにより、液
晶表示パネル(TFT−LCD)に表示される表示画像
にゴーストが発生する理由を説明するための図である。
【図5】ビデオ信号線(S1〜S6)に供給されるビデ
オ信号を、サンプルホールド回路でサンプリングする際
に、そのサンプリングタイミングのばらつきにより、液
晶表示パネル(TFT−LCD)に表示される表示画像
にゴーストが発生する理由を説明するための図である。
【図6】ビデオ信号線(S1〜S6)に供給されるビデ
オ信号を、サンプルホールド回路でサンプリングする際
に、そのサンプリングタイミングのばらつきにより、液
晶表示パネル(TFT−LCD)に表示される表示画像
にゴーストが発生する理由を説明するための図である。
【図7】ビデオ信号線(S1〜S6)に供給されるビデ
オ信号を、サンプルホールド回路でサンプリングする際
に、そのサンプリングタイミングのばらつきにより、液
晶表示パネル(TFT−LCD)に表示される表示画像
にゴーストが発生する理由を説明するための図である。
【図8】本発明の実施の形態1の水平走査回路の他の例
を示す回路図である。
【図9】本発明の他の発明の実施の形態(発明の実施の
形態2)であるPoly−SiTr−TFT液晶表示装
置の液晶表示パネルの水平走査回路の概略回路構成を示
す回路図である。
【図10】本発明の他の発明の実施の形態(発明の実施
の形態3)であるPoly−SiTr−TFT液晶表示
装置の液晶表示パネルの水平走査回路の概略回路構成を
示す回路図である。
【図11】本発明の他の発明の実施の形態(発明の実施
の形態4)であるPoly−SiTr−TFT液晶表示
装置の液晶表示パネルの水平走査回路の概略回路構成を
示す回路図である。
【図12】Poly−SiTr−TFT液晶表示装置に
使用される液晶表示パネルの一例の等価回路を示す図で
ある。
【図13】Poly−SiTr−TFT液晶表示装置に
使用される液晶表示パネルの他の例の等価回路を示す図
である。
【図14】図12または図13に示すPoly−SiT
r−TFT液晶表示装置の周辺回路の回路構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
TFT…薄膜トランジスタ、TFT−LCD…液晶表示
パネル、CLC…液晶容量、Cadd…保持容量、D1〜
D7,D(J)〜D(J+8)…映像信号線、G0〜G
5…走査信号線、SH1〜SH7…スイッチングトラン
ジスタ、HSR…水平走査シフトレジスタ、VSR…垂
直走査シフトレジスタ、S1〜S6…ビデオ信号線、C
LX…水平駆動用クロック信号、CLY…垂直駆動用ク
ロック信号、CK+…正相クロック信号、CK−…逆相
クロック信号、P11〜P16,P21〜P23,PS
11,PS12,PS21,PS22,PT11,PT
12,PT21,PT22…PMOSトランジスタ、N
11〜N16,N21〜N23,NS12,NS21,
NS22,NT12,NT21,NT22…NMOSト
ランジスタ、101,102,201,202…クロッ
クドインバータ回路、111,112,131〜13
3,141〜143,151,211,212,231
〜233,241〜243,251…インバータ回路、
130,230…ナンド回路、140,240,15
0,250…ノア回路、160…アンド回路、170…
オア回路、301…コントロールIC回路、302…D
/A変換器、304…サンプルホールド回路、305…
ドライバIC回路、306…信号処理回路。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に設けられた複数の画素
    と、ビデオ信号が供給されるビデオ信号線と、前記画素
    にビデオ信号を印加する複数の映像信号線と、前記各映
    像信号線毎に設けられ、前記ビデオ信号線に供給される
    ビデオ信号をサンプリングして各映像信号線に供給する
    複数のサンプルホールド回路と、前記各サンプルホール
    ド回路にビデオ信号取り込み用信号を出力し、前記各サ
    ンプルホールド回路を順次導通させる水平走査回路とを
    備える液晶表示パネルを具備する液晶表示装置におい
    て、前記水平走査回路が、複数の出力端子を有するシフ
    トレジスタと、前記シフトレジスタの各出力端子から出
    力される出力信号と外部から供給されるクロック信号と
    の間で所定の論理をとって前記ビデオ信号取り込み用信
    号を生成し、前記各サンプルホールド回路に出力するビ
    デオ信号取込用信号生成手段とを有することを特徴とす
    る液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ビデオ信号線が、N個に分割された
    同一位相のビデオ信号が供給されるN本のビデオ信号線
    であり、また、前記映像信号線の本数をn本とすると
    き、前記シフトレジスタが(n/N)個の出力端子を有
    し、さらに、前記ビデオ信号取込用信号生成手段が、前
    記シフトレジスタの各出力端子から出力される出力信号
    と外部から供給されるクロック信号との間で所定の論理
    をとって、N個のサンプルホールド回路にビデオ信号取
    り込み用信号を出力し、前記N本のビデオ信号線に供給
    されるビデオ信号を、N本毎の映像信号線に同時に供給
    すること特徴とする請求項1に記載された液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記クロック信号が、外部から供給され
    る前記シフトレジスタのシフトパルスであることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載された液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記各サンプルホールド回路が、NMO
    Sトランジスタで構成されるトランジスタゲート回路で
    あり、前記ビデオ信号取込用信号生成手段が、前記シフ
    トレジスタの各出力端子から出力される出力信号と、外
    部から供給されるクロック信号の正相クロック信号ある
    いは逆相クロック信号から、前記NMOSトランジスタ
    のゲート電極に印加する「Highレベル」のビデオ信
    号取り込み用信号を生成する論理回路を有することを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載
    された液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記論理回路の前段に、前記外部から供
    給されるクロック信号の正相クロック信号あるいは逆相
    クロック信号を、所定の期間内だけ前記論理回路に入力
    するゲート回路を設けたことを特徴とする請求項4に記
    載された液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記論理回路の前段に、前記シフトレジ
    スタの各出力端子から出力される出力信号の電流を増幅
    する電流増幅回路を設けたことを特徴とする請求項4ま
    たは請求項5に記載された液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記論理回路の後段に、前記論理の出力
    端子から出力される出力信号の電流を増幅する電流増幅
    回路を設けたことを特徴とする請求項4ないし請求項6
    のいずれか1項に記載された液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記論理回路が、アンド回路であること
    を特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれか1項に
    記載された液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記論理回路が、ノア回路であることを
    特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれか1項に記
    載された液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 前記電流増幅回路が、少なくとも1個
    のインバータ回路であることを特徴とする請求項5ない
    し請求項9のいずれか1項に記載された液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 前記各サンプルホールド回路が、PM
    OSトランジスタとNMOSトランジスタとで構成され
    る相補型トランジスタゲート回路であり、また、前記水
    平シフトレジスタが、各出力端子から正相の出力信号と
    逆相の出力信号とを出力し、前記ビデオ信号取込用信号
    生成手段が、前記シフトレジスタの各出力端子から出力
    される正相の出力信号あるいは逆相の出力信号と、外部
    から供給されるクロック信号の正相クロック信号あるい
    は逆相クロック信号とから、前記PMOSトランジスタ
    のゲート電極に印加する「Lowレベル」のビデオ信号
    取り込み用信号を生成する第1の論理回路と、前記NM
    OSトランジスタのゲート電極に印加する「Highレ
    ベル」のビデオ信号取り込み用信号を生成する第2の論
    理回路とを有することを特徴とする請求項1ないし請求
    項3のいずれか1項に記載された液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の論理回路および第2の論理
    回路の前段に、前記外部から供給されるクロック信号の
    正相クロック信号あるいは逆相クロック信号を、所定の
    期間内だけ前記第1の論理回路および第2の論理回路に
    入力する第1のゲート回路と第2のゲート回路とを設け
    たことを特徴とする請求項11に記載された液晶表示装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第1の論理回路および第2の論理
    回路の前段に、前記シフトレジスタの各出力端子から出
    力される正相の出力信号あるいは逆相の出力信号の電流
    を増幅する電流増幅回路を設けたことを特徴とする請求
    項11または請求項12に記載された液晶表示装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の論理回路および第2の論理
    回路の後段に、前記第1の論理回路および第2の論理回
    路の出力端子から出力される出力信号の電流を増幅する
    電流増幅回路を設けたことを特徴とする請求項11ない
    し請求項13のいずれか1項に記載された液晶表示装
    置。
  15. 【請求項15】 前記第1の論理回路がナンド回路であ
    り、前記第2の論理回路がノア回路であることを特徴と
    する請求項11ないし請求項14のいずれか1項に記載
    された液晶表示装置。
  16. 【請求項16】 前記第1の論理回路がオア回路であ
    り、前記第2の論理回路がアンド回路であることを特徴
    とする請求項11ないし請求項14のいずれか1項に記
    載された液晶表示装置。
  17. 【請求項17】 前記電流増幅用論理回路が、少なくと
    も1個のインバータ回路であることを特徴とする請求項
    12ないし請求項16のいずれか1項に記載された液晶
    表示装置。
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