JP2000005059A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JP2000005059A JP2000005059A JP17581898A JP17581898A JP2000005059A JP 2000005059 A JP2000005059 A JP 2000005059A JP 17581898 A JP17581898 A JP 17581898A JP 17581898 A JP17581898 A JP 17581898A JP 2000005059 A JP2000005059 A JP 2000005059A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱調理器において、温度の過剰な上昇を検
出して加熱手段を確実に非作動する。 【解決手段】加熱調理器は、加熱手段(15)、加熱手
段(15)の作動・非作動を切り換える駆動手段(1
8,19)、調理物の温度を検出する温度検出手段(2
2)、温度検出手段(22)からの入力信号に基づいて
駆動手段(18,19)を制御する制御手段(24)を
備える。また、加熱調理器は、温度検出手段(22)が
検出する温度を基準温度と比較する温度比較手段(2
5)と、温度比較手段(25)が温度検出手段(22)
の検出する温度が基準温度を上回ったことを検出する
と、制御手段(24)からの指令と無関係に、加熱手段
(15)を強制的に非作動とする温度過昇防止手段(2
1)を備える。
出して加熱手段を確実に非作動する。 【解決手段】加熱調理器は、加熱手段(15)、加熱手
段(15)の作動・非作動を切り換える駆動手段(1
8,19)、調理物の温度を検出する温度検出手段(2
2)、温度検出手段(22)からの入力信号に基づいて
駆動手段(18,19)を制御する制御手段(24)を
備える。また、加熱調理器は、温度検出手段(22)が
検出する温度を基準温度と比較する温度比較手段(2
5)と、温度比較手段(25)が温度検出手段(22)
の検出する温度が基準温度を上回ったことを検出する
と、制御手段(24)からの指令と無関係に、加熱手段
(15)を強制的に非作動とする温度過昇防止手段(2
1)を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理物の温度に応
じて加熱手段の作動・非作動を制御する機能を備えたオ
ーブントースタ、炊飯器等の加熱調理器に関するもので
ある。
じて加熱手段の作動・非作動を制御する機能を備えたオ
ーブントースタ、炊飯器等の加熱調理器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図4に
示すように、従来のこの種の加熱調理器では、調理物を
加熱するためのヒータ1と、交流電源2からヒータ1に
電力を供給するための電力供給回路3に介装されたリレ
ー4と、このリレー4を開閉するトランジスタ5と、調
理物の温度を検出するサーミスタ6と、このサーミスタ
6から入力される信号に基づいて調理物が設定温度とな
るようにトランジスタ5を制御するマイクロコンピュー
タ8とを備えている。このうちトランジスタ5とサーミ
スタ6は、同一の直流定電圧源VDDに接続されている。
示すように、従来のこの種の加熱調理器では、調理物を
加熱するためのヒータ1と、交流電源2からヒータ1に
電力を供給するための電力供給回路3に介装されたリレ
ー4と、このリレー4を開閉するトランジスタ5と、調
理物の温度を検出するサーミスタ6と、このサーミスタ
6から入力される信号に基づいて調理物が設定温度とな
るようにトランジスタ5を制御するマイクロコンピュー
タ8とを備えている。このうちトランジスタ5とサーミ
スタ6は、同一の直流定電圧源VDDに接続されている。
【0003】また、マイクロコンピュータ8の故障によ
り調理物の温度が過剰に上昇しているにもかかわらずヒ
ータ1が作動状態を継続するのを防止するために、電力
供給回路3に温度ヒューズ9が介装されている。温度が
過剰に上昇した場合には、温度ヒューズ9が溶断するこ
とにより電力供給回路3が開成し、ヒータ1が非作動状
態となる。
り調理物の温度が過剰に上昇しているにもかかわらずヒ
ータ1が作動状態を継続するのを防止するために、電力
供給回路3に温度ヒューズ9が介装されている。温度が
過剰に上昇した場合には、温度ヒューズ9が溶断するこ
とにより電力供給回路3が開成し、ヒータ1が非作動状
態となる。
【0004】なお、この温度ヒューズ9の代わりに、図
5に示すように、サーモスタット10が電力供給回路3
に介装される場合もある。
5に示すように、サーモスタット10が電力供給回路3
に介装される場合もある。
【0005】しかし、上記のように電力供給回路3に温
度ヒューズ9やサーモスタット10を設けると、組み立
て工程が複雑となりコストの増大を招く。また、上記図
4及び図5に示す加熱調理器では、サーミスタ6の短絡
や断線を検出することができず、サーミスタ6に短絡等
が発生した場合でも、温度ヒューズ9が溶断又はサーモ
スタット10が作動するまでヒータ1は作動状態を継続
することになる。
度ヒューズ9やサーモスタット10を設けると、組み立
て工程が複雑となりコストの増大を招く。また、上記図
4及び図5に示す加熱調理器では、サーミスタ6の短絡
や断線を検出することができず、サーミスタ6に短絡等
が発生した場合でも、温度ヒューズ9が溶断又はサーモ
スタット10が作動するまでヒータ1は作動状態を継続
することになる。
【0006】本発明は、かかる従来の加熱調理器におけ
る問題を解決するためになされたものであり、電力供給
回路中には温度ヒューズやサーモスタット等の素子を介
装する必要のない簡易な構成で、調理物の温度が過剰に
温度上昇した時に加熱手段を確実に非作動状態とできる
ようにすることを課題としている。また、本発明は、サ
ーミスタ等の温度検出手段の異常発生時に加熱手段を非
作動とできるようにすることを課題としている。
る問題を解決するためになされたものであり、電力供給
回路中には温度ヒューズやサーモスタット等の素子を介
装する必要のない簡易な構成で、調理物の温度が過剰に
温度上昇した時に加熱手段を確実に非作動状態とできる
ようにすることを課題としている。また、本発明は、サ
ーミスタ等の温度検出手段の異常発生時に加熱手段を非
作動とできるようにすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、調理物を直接的又は間接的に加熱する加熱
手段と、この加熱手段の作動・非作動を切り換える駆動
手段と、上記調理物の温度を検出する温度検出手段と、
この温度検出手段からの入力信号に基づいて上記駆動手
段を制御する制御手段とを備える加熱調理器において、
上記温度検出手段が検出する温度を基準温度と比較する
温度比較手段と、この温度比較手段が上記温度検出手段
の検出する温度が基準温度を上回ったことを検出する
と、上記制御手段からの指令と無関係に、加熱手段を強
制的に非作動とする温度過昇防止手段とを備えることを
特徴とする加熱調理器を提供するものである。
に本発明は、調理物を直接的又は間接的に加熱する加熱
手段と、この加熱手段の作動・非作動を切り換える駆動
手段と、上記調理物の温度を検出する温度検出手段と、
この温度検出手段からの入力信号に基づいて上記駆動手
段を制御する制御手段とを備える加熱調理器において、
上記温度検出手段が検出する温度を基準温度と比較する
温度比較手段と、この温度比較手段が上記温度検出手段
の検出する温度が基準温度を上回ったことを検出する
と、上記制御手段からの指令と無関係に、加熱手段を強
制的に非作動とする温度過昇防止手段とを備えることを
特徴とする加熱調理器を提供するものである。
【0008】上記構成とした本発明の加熱調理器では、
温度検出手段の検出する温度が基準温度を上回ると、温
度過昇防止手段が加熱手段を強制的に非作動とするた
め、調理物の温度が過剰に上昇するのを防止することが
できる。また、本発明の加熱調理器では温度ヒューズや
サーミスタが不要となるため、組み立て工程が簡易化さ
れる。
温度検出手段の検出する温度が基準温度を上回ると、温
度過昇防止手段が加熱手段を強制的に非作動とするた
め、調理物の温度が過剰に上昇するのを防止することが
できる。また、本発明の加熱調理器では温度ヒューズや
サーミスタが不要となるため、組み立て工程が簡易化さ
れる。
【0009】上記温度過昇防止手段は、上記温度検出手
段の短絡を検出すると、上記制御手段からの指令とは無
関係に、加熱手段を強制的に非作動とするものであって
もよい。
段の短絡を検出すると、上記制御手段からの指令とは無
関係に、加熱手段を強制的に非作動とするものであって
もよい。
【0010】また、上記温度検出手段の断線を検出する
断線検出手段を備え、上記温度過昇防止手段は、上記断
線検出手段が温度検出手段の断線を検出すると、上記制
御手段からの指令とは無関係に、加熱手段を強制的に非
作動とするようにしてもよい。
断線検出手段を備え、上記温度過昇防止手段は、上記断
線検出手段が温度検出手段の断線を検出すると、上記制
御手段からの指令とは無関係に、加熱手段を強制的に非
作動とするようにしてもよい。
【0011】かかる構成とした場合、温度検出手段の短
絡や断線が発生すれば、加熱手段が非作動となるため、
断線等の発生により調理物の温度が過剰に上昇するのを
未然に防止することができる。
絡や断線が発生すれば、加熱手段が非作動となるため、
断線等の発生により調理物の温度が過剰に上昇するのを
未然に防止することができる。
【0012】上記温度検出手段が比較器からなり、上記
温度検出手段が温度変化に対応して出力電圧が変化する
ものであり、上記比較器の電源電圧を上記温度検出手段
の最大出力電圧よりも大きく設定してもよい。
温度検出手段が温度変化に対応して出力電圧が変化する
ものであり、上記比較器の電源電圧を上記温度検出手段
の最大出力電圧よりも大きく設定してもよい。
【0013】かかる構成とした場合、温度検出手段の出
力電圧の変化する範囲を大きく設定できるため、温度の
検出精度が向上する。
力電圧の変化する範囲を大きく設定できるため、温度の
検出精度が向上する。
【0014】上記温度比較手段と上記温度過昇防止手段
が1個の比較器により構成されていてもよい。
が1個の比較器により構成されていてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す本発明の実施形
態について詳細に説明する。
態について詳細に説明する。
【0016】(第1実施形態)図1に示す本発明の第1
実施形態に係るオーブントースタは、抵抗線の発生する
熱を利用して調理物を加熱するヒータ15を備えてい
る。このヒータ15に対して交流電源16から電力を供
給するための電力供給回路17には、常開のリレー18
が介設されている。
実施形態に係るオーブントースタは、抵抗線の発生する
熱を利用して調理物を加熱するヒータ15を備えてい
る。このヒータ15に対して交流電源16から電力を供
給するための電力供給回路17には、常開のリレー18
が介設されている。
【0017】トランジスタ19は、コレクタ19cが上
記リレー18に接続され、エミッタ19bが第1直流定
電圧源VCC(24V)に接続されている。また、トラン
ジスタ19のベース19aは、温度過昇防止手段である
第1の比較器21の出力端子に接続されている。これら
リレー18とトランジスタ19は、ヒータ15の作動・
非作動を切り換える駆動手段を構成している。
記リレー18に接続され、エミッタ19bが第1直流定
電圧源VCC(24V)に接続されている。また、トラン
ジスタ19のベース19aは、温度過昇防止手段である
第1の比較器21の出力端子に接続されている。これら
リレー18とトランジスタ19は、ヒータ15の作動・
非作動を切り換える駆動手段を構成している。
【0018】温度検出手段であるサーミスタ22は、第
2直流定電圧源VDD(5V)に接続されると共に、抵抗
R1を介してグランドVSS(0V)に接続されている。
サーミスタ22と抵抗R1の中点P1は、図示しないA
/Dコンバータを介して制御手段であるマイクロコンピ
ュータ24の入力端子24aに接続されている。サーミ
スタ22の抵抗が温度変化により変化する範囲及び抵抗
R1の抵抗値は、調理物の温度が正常な範囲であれば上
記中間位置の電位が2V〜3V未満となるが、調理物の
温度が過剰に上昇した場合にはこの電位が3Vを越える
ように設定されている。
2直流定電圧源VDD(5V)に接続されると共に、抵抗
R1を介してグランドVSS(0V)に接続されている。
サーミスタ22と抵抗R1の中点P1は、図示しないA
/Dコンバータを介して制御手段であるマイクロコンピ
ュータ24の入力端子24aに接続されている。サーミ
スタ22の抵抗が温度変化により変化する範囲及び抵抗
R1の抵抗値は、調理物の温度が正常な範囲であれば上
記中間位置の電位が2V〜3V未満となるが、調理物の
温度が過剰に上昇した場合にはこの電位が3Vを越える
ように設定されている。
【0019】上記第1の比較器21のプラス端子(非反
転入力端子)は、抵抗R2(30KΩ)を介して上記第
2直流電源VDDに接続されると共に、抵抗R3(20K
Ω)を介してマイクロコンピュータ24のスイッチ出力
24bに接続されている。一方、上記第1の比較器21
のマイナス端子(反転入力端子)は、直列に接続された
3個の抵抗R4(20KΩ),R5(5KΩ),R6
(25KΩ)のうち、抵抗R4と抵抗R5の中点P2に
接続されている。また、第1の比較器21は、上記第1
直流定電圧源VCCを電源としている。
転入力端子)は、抵抗R2(30KΩ)を介して上記第
2直流電源VDDに接続されると共に、抵抗R3(20K
Ω)を介してマイクロコンピュータ24のスイッチ出力
24bに接続されている。一方、上記第1の比較器21
のマイナス端子(反転入力端子)は、直列に接続された
3個の抵抗R4(20KΩ),R5(5KΩ),R6
(25KΩ)のうち、抵抗R4と抵抗R5の中点P2に
接続されている。また、第1の比較器21は、上記第1
直流定電圧源VCCを電源としている。
【0020】この第1の比較器21では、通常の加熱動
作中は、マイナス端子への入力電圧は一定であり、プラ
ス端子への入力電圧がマイナス端子への入力電圧よりも
高圧となると、出力端子21cの出力がハイインピーダ
ンスとなり、トランジスタ19がオフ状態となる。一
方、プラス端子への入力電圧がマイナス端子への入力電
圧よりも低圧となると、出力端子の出力電圧が0Vとな
りトランジスタ19がオン状態となる。
作中は、マイナス端子への入力電圧は一定であり、プラ
ス端子への入力電圧がマイナス端子への入力電圧よりも
高圧となると、出力端子21cの出力がハイインピーダ
ンスとなり、トランジスタ19がオフ状態となる。一
方、プラス端子への入力電圧がマイナス端子への入力電
圧よりも低圧となると、出力端子の出力電圧が0Vとな
りトランジスタ19がオン状態となる。
【0021】また、第1の比較器21では、後述するよ
うにマイクロコンピュータ24の故障時や、サーミスタ
22の断線時及び短絡時には、マイナス端子への入力電
圧がプラス端子への入力電圧よりも低圧となり、出力端
子の出力はハイインピーダンスとなり、その結果、トラ
ンジスタ19がオフ状態となる。
うにマイクロコンピュータ24の故障時や、サーミスタ
22の断線時及び短絡時には、マイナス端子への入力電
圧がプラス端子への入力電圧よりも低圧となり、出力端
子の出力はハイインピーダンスとなり、その結果、トラ
ンジスタ19がオフ状態となる。
【0022】上記直列に接続された抵抗R4,R5,R
6のうち、抵抗R4は上記第2直流定電圧源VDDに接続
されている。また、抵抗R6はグランドVSSに接続され
ている。上記抵抗R5と抵抗R6の中点P3には、本発
明の温度比較手段を構成する第2の比較器25の出力端
子25cが接続されている。
6のうち、抵抗R4は上記第2直流定電圧源VDDに接続
されている。また、抵抗R6はグランドVSSに接続され
ている。上記抵抗R5と抵抗R6の中点P3には、本発
明の温度比較手段を構成する第2の比較器25の出力端
子25cが接続されている。
【0023】この第2の比較器25は抵抗R7(510
KΩ)を介装した正帰還26を備えている。また、第2
の比較器25のプラス端子は直列に接続された2個の抵
抗R8(20KΩ),R9(30KΩ)の中点P4に接
続されている。抵抗R8は上記第2直流定電圧源VDDに
接続されており、抵抗R9はグランドVSSに接続されて
いる。上記中点P4での電位(3V)は、調理物の温度
が過剰に上昇していることを示す温度(基準温度)に対
応している。一方、第2の比較器25のマイナス端子
は、上記サーミスタ22と抵抗R1の中点P1に接続さ
れており、調理物の温度に対応する電圧が入力される。
上記第1の比較器21と同様に、第2の比較器25は第
1直流定電圧源VCCを電源としている。
KΩ)を介装した正帰還26を備えている。また、第2
の比較器25のプラス端子は直列に接続された2個の抵
抗R8(20KΩ),R9(30KΩ)の中点P4に接
続されている。抵抗R8は上記第2直流定電圧源VDDに
接続されており、抵抗R9はグランドVSSに接続されて
いる。上記中点P4での電位(3V)は、調理物の温度
が過剰に上昇していることを示す温度(基準温度)に対
応している。一方、第2の比較器25のマイナス端子
は、上記サーミスタ22と抵抗R1の中点P1に接続さ
れており、調理物の温度に対応する電圧が入力される。
上記第1の比較器21と同様に、第2の比較器25は第
1直流定電圧源VCCを電源としている。
【0024】第2の比較器25は、マイナス端子への入
力電圧がプラス端子への入力電圧よりも低圧となると出
力端子がハイインピーダンスとなり、マイナス端子への
入力電圧がプラス端子への入力電圧よりも高圧となると
出力端子が0Vとなる。
力電圧がプラス端子への入力電圧よりも低圧となると出
力端子がハイインピーダンスとなり、マイナス端子への
入力電圧がプラス端子への入力電圧よりも高圧となると
出力端子が0Vとなる。
【0025】断線検出手段である第3の比較器28の出
力端子は、上記抵抗R5と抵抗R6の中点P3に接続さ
れている。また、第3の比較器28のプラス端子は、上
記サーミスタ22と抵抗R1の中点P1に接続されてい
る。一方、第3の比較器28のマイナス端子は、直列に
接続された抵抗R10とショットキーダイオード29の
中点P5接続されている。抵抗R10は上記第2直流定
電圧源VDDに接続され、ショットキーダイオード29は
グランドVSSに接続されている。上記抵抗R10とショ
ットキーダイオード29の中点P5の電位は0.3Vで
ある。第1及び第2の比較器21,25と同様に、第3
の比較器28は第1直流定電圧源VCCを電源としてい
る。
力端子は、上記抵抗R5と抵抗R6の中点P3に接続さ
れている。また、第3の比較器28のプラス端子は、上
記サーミスタ22と抵抗R1の中点P1に接続されてい
る。一方、第3の比較器28のマイナス端子は、直列に
接続された抵抗R10とショットキーダイオード29の
中点P5接続されている。抵抗R10は上記第2直流定
電圧源VDDに接続され、ショットキーダイオード29は
グランドVSSに接続されている。上記抵抗R10とショ
ットキーダイオード29の中点P5の電位は0.3Vで
ある。第1及び第2の比較器21,25と同様に、第3
の比較器28は第1直流定電圧源VCCを電源としてい
る。
【0026】第3の比較器28は、プラス端子への入力
電圧がマイナス端子への入力電圧よりも高圧となると出
力端子がハイインピーダンスとなり、プラス端子への入
力電圧がマイナス端子への入力電圧よりも低圧となると
出力端子が0Vとなる。
電圧がマイナス端子への入力電圧よりも高圧となると出
力端子がハイインピーダンスとなり、プラス端子への入
力電圧がマイナス端子への入力電圧よりも低圧となると
出力端子が0Vとなる。
【0027】次に、上記構成からなる第1実施形態のオ
ーブントースタの動作について説明する。
ーブントースタの動作について説明する。
【0028】マイクロコンピュータ24は図示しないス
イッチから加熱開始の信号が入力されると加熱動作を開
始する。加熱動作中のマイクロコンピュータ24は、上
記サーミスタ22より入力される電圧から調理物の温度
を計測し、この計測結果に基づいて調理物が設定温度と
なるように、ヒータ15の作動・非作動を制御する。
イッチから加熱開始の信号が入力されると加熱動作を開
始する。加熱動作中のマイクロコンピュータ24は、上
記サーミスタ22より入力される電圧から調理物の温度
を計測し、この計測結果に基づいて調理物が設定温度と
なるように、ヒータ15の作動・非作動を制御する。
【0029】ヒータ15を非作動とする時には、マイク
ロコンピュータ24のスイッチ出力端子24bはハイイ
ンピーダンスとなり、第1の比較器21のプラス端子に
5Vの電圧が入力される。一方、第2の比較器25で
は、プラス端子に上記のように上記中点P4から3Vの
電圧が入力され、マイナス端子に上記サーミスタ22と
抵抗R1の中点P1の電位である2V〜3V未満の電圧
が入力される。よって、第2の比較器では、プラス端子
への入力電圧がマイナス端子への入力電圧よりも高圧で
あり、出力端子はハイインピーダンスとなる。従って、
抵抗R5と抵抗R6の中点P3の電位は、図2に示すよ
うな等価回路における抵抗R5と抵抗R6の中点P3の
電位として求められ、その値は約2.5Vである。
ロコンピュータ24のスイッチ出力端子24bはハイイ
ンピーダンスとなり、第1の比較器21のプラス端子に
5Vの電圧が入力される。一方、第2の比較器25で
は、プラス端子に上記のように上記中点P4から3Vの
電圧が入力され、マイナス端子に上記サーミスタ22と
抵抗R1の中点P1の電位である2V〜3V未満の電圧
が入力される。よって、第2の比較器では、プラス端子
への入力電圧がマイナス端子への入力電圧よりも高圧で
あり、出力端子はハイインピーダンスとなる。従って、
抵抗R5と抵抗R6の中点P3の電位は、図2に示すよ
うな等価回路における抵抗R5と抵抗R6の中点P3の
電位として求められ、その値は約2.5Vである。
【0030】抵抗R4が5Vの第2直流定電圧源VDDに
接続され、かつ、上記抵抗R5と抵抗R6の中点P3の
電圧が約2.5Vであるから、抵抗R4及び抵抗R5に
よる電圧降下を考慮すると、抵抗R4と抵抗R5の中点
P2の電位は約3Vとなり、この電圧が第1の比較器2
1のマイナス端子に入力される。一方、上記のように第
1の比較器21のプラス端子に入力される電圧は5Vで
あり、プラス端子への入力電圧は、マイナス端子への入
力電圧よりも高圧であるから、第1の比較器21の出力
端子はハイインピーダンスとなる。よって、トランジス
タ19はオフ状態、すなわちトランジスタ19のベース
19aに電流は流れずコレクタ電流が0である。従っ
て、リレー18は開成し、ヒータ15は非作動となる。
接続され、かつ、上記抵抗R5と抵抗R6の中点P3の
電圧が約2.5Vであるから、抵抗R4及び抵抗R5に
よる電圧降下を考慮すると、抵抗R4と抵抗R5の中点
P2の電位は約3Vとなり、この電圧が第1の比較器2
1のマイナス端子に入力される。一方、上記のように第
1の比較器21のプラス端子に入力される電圧は5Vで
あり、プラス端子への入力電圧は、マイナス端子への入
力電圧よりも高圧であるから、第1の比較器21の出力
端子はハイインピーダンスとなる。よって、トランジス
タ19はオフ状態、すなわちトランジスタ19のベース
19aに電流は流れずコレクタ電流が0である。従っ
て、リレー18は開成し、ヒータ15は非作動となる。
【0031】このとき第3の比較器28のプラス端子に
は、サーミスタ22に断線が発生していなければ、上記
サーミスタ22と抵抗R1の中点P1の電位である2〜
3V未満の電圧が入力される。一方、第3の比較器28
のマイナス端子には、上記中点P5の電位である0.3
Vの電圧が入力される。よって、第3の比較器28で
は、プラス端子への入力電圧の方がマイナス端子への入
力端子よりも高圧であり出力端子はハイインピーダンス
となる。よって、サーミスタ22に断線が発生しないと
きは、第3の比較器28の出力は第1及び第2の比較器
21,25の動作に影響を与えない。
は、サーミスタ22に断線が発生していなければ、上記
サーミスタ22と抵抗R1の中点P1の電位である2〜
3V未満の電圧が入力される。一方、第3の比較器28
のマイナス端子には、上記中点P5の電位である0.3
Vの電圧が入力される。よって、第3の比較器28で
は、プラス端子への入力電圧の方がマイナス端子への入
力端子よりも高圧であり出力端子はハイインピーダンス
となる。よって、サーミスタ22に断線が発生しないと
きは、第3の比較器28の出力は第1及び第2の比較器
21,25の動作に影響を与えない。
【0032】ヒータ15を作動させる時には、マイクロ
コンピュータ24のスイッチ出力端子24bは0Vとな
り、第1の比較器21のプラス端子には2Vの電圧が入
力される。一方、第2の比較器25では、上記非加熱時
と同様に、プラス端子に3V、マイナス端子に2V〜3
V未満の電圧が入力され、出力端子はハイピーダンスで
ある。よって、抵抗R5と抵抗R6の中点P3の電位は
約2.5V、抵抗R4と抵抗R5の中点P2の電位は約
3Vとなり、この約3Vの電圧が第1の比較器21のマ
イナス端子に入力される。一方、上記のように第1の比
較器21のプラス端子に入力される電圧は2Vであり、
マスナス端子への入力電圧がプラス端子への入力電圧よ
りも高圧であるので、出力端子はOVとなる。よって、
トランジスタ19のベース19aに第1直流定電圧源V
CCから電流が流れてオン状態となり、コレクタ電流が流
れる。このコレクタ電流によりリレー18が閉成され、
ヒータ15は作動状態となる。
コンピュータ24のスイッチ出力端子24bは0Vとな
り、第1の比較器21のプラス端子には2Vの電圧が入
力される。一方、第2の比較器25では、上記非加熱時
と同様に、プラス端子に3V、マイナス端子に2V〜3
V未満の電圧が入力され、出力端子はハイピーダンスで
ある。よって、抵抗R5と抵抗R6の中点P3の電位は
約2.5V、抵抗R4と抵抗R5の中点P2の電位は約
3Vとなり、この約3Vの電圧が第1の比較器21のマ
イナス端子に入力される。一方、上記のように第1の比
較器21のプラス端子に入力される電圧は2Vであり、
マスナス端子への入力電圧がプラス端子への入力電圧よ
りも高圧であるので、出力端子はOVとなる。よって、
トランジスタ19のベース19aに第1直流定電圧源V
CCから電流が流れてオン状態となり、コレクタ電流が流
れる。このコレクタ電流によりリレー18が閉成され、
ヒータ15は作動状態となる。
【0033】上記加熱動作中にマイクロコンピュータ2
4が故障し、スイッチ出力端子24bからヒータ15の
作動を指令するOVの信号が出力され続けた場合、調理
物の温度は上昇し続け、サーミスタ22から第2の比較
器25のマイナス端子に入力される電圧もそれに伴って
上昇する。そして、第2の比較器25のマイナス端子へ
の入力電圧がプラス端子への入力電圧である3Vを上回
った時、すなわちサーミスタ22により検出される調理
物の温度が基準温度を上回った時には、第2の比較器2
5の出力端子は0Vとなる。これにより抵抗R5と抵抗
R6の中点P3の電圧は0Vとなり、抵抗R4と抵抗R
5の中点P2の電圧は1Vとなる。
4が故障し、スイッチ出力端子24bからヒータ15の
作動を指令するOVの信号が出力され続けた場合、調理
物の温度は上昇し続け、サーミスタ22から第2の比較
器25のマイナス端子に入力される電圧もそれに伴って
上昇する。そして、第2の比較器25のマイナス端子へ
の入力電圧がプラス端子への入力電圧である3Vを上回
った時、すなわちサーミスタ22により検出される調理
物の温度が基準温度を上回った時には、第2の比較器2
5の出力端子は0Vとなる。これにより抵抗R5と抵抗
R6の中点P3の電圧は0Vとなり、抵抗R4と抵抗R
5の中点P2の電圧は1Vとなる。
【0034】この1Vの電圧が第1の比較器21のマイ
ナス端子に入力される。一方、上記のように第1の比較
器21のプラス端子に入力される電圧は、ヒータ非作動
時で5V、ヒータ作動時時で2Vである。よって、マイ
クロコンピュータ24のスイッチ出力端子24bの出力
にかかわらず、プラス端子への入力電圧がマイナス端子
への入力電圧よりも高圧となり、第1の比較器21の出
力端子はハイインピーダンスとなる。その結果、トラン
ジスタ19がオフ状態となり、リレー18が開成され、
ヒータ15は非作動状態となる。
ナス端子に入力される。一方、上記のように第1の比較
器21のプラス端子に入力される電圧は、ヒータ非作動
時で5V、ヒータ作動時時で2Vである。よって、マイ
クロコンピュータ24のスイッチ出力端子24bの出力
にかかわらず、プラス端子への入力電圧がマイナス端子
への入力電圧よりも高圧となり、第1の比較器21の出
力端子はハイインピーダンスとなる。その結果、トラン
ジスタ19がオフ状態となり、リレー18が開成され、
ヒータ15は非作動状態となる。
【0035】このように第1実施形態のオーブントース
タでは、サーミスタ22の出力信号から検出した温度が
基準温度を上回った場合には、マイクロコンピュータ2
4からの出力がヒータ15の作動を指令するものである
か、非作動を指令するものであるかにかかわらず、ヒー
タ15は強制的に非作動状態とされる。よって、マイク
ロコンピュータ24の故障等に起因する調理物の過剰な
温度上昇を確実に防止することができる。
タでは、サーミスタ22の出力信号から検出した温度が
基準温度を上回った場合には、マイクロコンピュータ2
4からの出力がヒータ15の作動を指令するものである
か、非作動を指令するものであるかにかかわらず、ヒー
タ15は強制的に非作動状態とされる。よって、マイク
ロコンピュータ24の故障等に起因する調理物の過剰な
温度上昇を確実に防止することができる。
【0036】次に、加熱動作中にサーミスタ22に短絡
が発生した場合、第2の比較器25のマイナス端子への
入力電圧は、第2直流定電圧源VDDの電圧である5Vと
なる。一方、第2の比較器25のプラス端子には上記中
点P4より3Vの電圧が入力される。よって、第2の比
較器25では、マイナス端子への入力電圧がプラス端子
への入力電圧よりも高圧となるので、出力端子は0Vと
なる。よって、抵抗R5と抵抗R6の中点P3の電圧は
0Vとなり、抵抗R4と抵抗R5の中点P2の電圧は1
Vとなる。
が発生した場合、第2の比較器25のマイナス端子への
入力電圧は、第2直流定電圧源VDDの電圧である5Vと
なる。一方、第2の比較器25のプラス端子には上記中
点P4より3Vの電圧が入力される。よって、第2の比
較器25では、マイナス端子への入力電圧がプラス端子
への入力電圧よりも高圧となるので、出力端子は0Vと
なる。よって、抵抗R5と抵抗R6の中点P3の電圧は
0Vとなり、抵抗R4と抵抗R5の中点P2の電圧は1
Vとなる。
【0037】この1Vの電圧が第1の比較器21のマイ
ナス端子に入力されるが、第1の比較器21のプラス端
子に入力される電圧は上記のように5V又は2Vである
ので、第1の比較器21の出力端子はハイインピーダン
スとなる。その結果、トランジスタ19がオフ状態とな
り、リレー18が開成され、ヒータ15が非作動状態と
なる。
ナス端子に入力されるが、第1の比較器21のプラス端
子に入力される電圧は上記のように5V又は2Vである
ので、第1の比較器21の出力端子はハイインピーダン
スとなる。その結果、トランジスタ19がオフ状態とな
り、リレー18が開成され、ヒータ15が非作動状態と
なる。
【0038】このように第1実施形態のオーブントース
タでは、サーミスタ22に短絡が発生した場合には、マ
イクロコンピュータ24の出力がヒータ15の作動を指
令するものであるか、非作動を指令するものであるかに
かかわらず、ヒータ15は強制的に非作動状態となる。
よって、サーミスタ22が短絡した時点で調理物の加熱
を中止することができ、調理物の過剰な温度上昇を未然
に防止することができる。
タでは、サーミスタ22に短絡が発生した場合には、マ
イクロコンピュータ24の出力がヒータ15の作動を指
令するものであるか、非作動を指令するものであるかに
かかわらず、ヒータ15は強制的に非作動状態となる。
よって、サーミスタ22が短絡した時点で調理物の加熱
を中止することができ、調理物の過剰な温度上昇を未然
に防止することができる。
【0039】加熱動作中にサーミスタ22が断線した場
合には、第3の比較器28のプラス端子に入力される電
圧は0Vとなる。一方、上記のように第3の比較器28
のマイナス端子には中点P5から0.3Vの電圧が入力
される。よって、サーミスタ22の断線時には、マイナ
ス端子への入力電圧がプラス端子への入力電圧よりも高
圧となり、出力端子の出力は0Vとなる。そのため、抵
抗R5と抵抗R6の中点P3の電位が0V、抵抗R4と
抵抗R5の中点P2の電位が1Vとなり、この1Vの電
圧が第1の比較器21のマイナス端子に入力される。上
記のように第1の比較器21のプラス端子に入力される
電圧は5V又は2Vであるので、プラス端子への入力端
子はマイナス端子への入力電圧よりも高圧であり、第1
の比較器21の出力端子はハイインピーダンスとなる。
その結果、トランジスタ19がオフ状態となり、リレー
18が開成され、ヒータ15が非作動状態となる。
合には、第3の比較器28のプラス端子に入力される電
圧は0Vとなる。一方、上記のように第3の比較器28
のマイナス端子には中点P5から0.3Vの電圧が入力
される。よって、サーミスタ22の断線時には、マイナ
ス端子への入力電圧がプラス端子への入力電圧よりも高
圧となり、出力端子の出力は0Vとなる。そのため、抵
抗R5と抵抗R6の中点P3の電位が0V、抵抗R4と
抵抗R5の中点P2の電位が1Vとなり、この1Vの電
圧が第1の比較器21のマイナス端子に入力される。上
記のように第1の比較器21のプラス端子に入力される
電圧は5V又は2Vであるので、プラス端子への入力端
子はマイナス端子への入力電圧よりも高圧であり、第1
の比較器21の出力端子はハイインピーダンスとなる。
その結果、トランジスタ19がオフ状態となり、リレー
18が開成され、ヒータ15が非作動状態となる。
【0040】このように本実施形態のオーブントースタ
ーでは、サーミスタ22が断線した場合にも、マイクロ
コンピュータ24の出力がヒータ15の作動を指令する
ものであるか、非作動を指令するものであるかにかかわ
らず、ヒータ15は強制的に非作動状態とされる。よっ
て、サーミスタ22が断線した時点で調理物の加熱を中
止することができ、調理物の過剰な温度上昇を未然に防
止することができる。
ーでは、サーミスタ22が断線した場合にも、マイクロ
コンピュータ24の出力がヒータ15の作動を指令する
ものであるか、非作動を指令するものであるかにかかわ
らず、ヒータ15は強制的に非作動状態とされる。よっ
て、サーミスタ22が断線した時点で調理物の加熱を中
止することができ、調理物の過剰な温度上昇を未然に防
止することができる。
【0041】なお、一般に比較器では、プラス端子とマ
イナス端子への入力電圧が同時に、その比較器の電源電
圧から1.5Vを引いた値以上となると動作が不安定に
なる。そのため、プラス端子とマイナス端子への入力電
圧はかかる不安定な動作を生じないような範囲に設定す
る必要がある。従って、第1実施形態のように第1から
第3の比較器21,25,28にサーミスタ22から電
圧が入力されている場合には、サーミスタ22の出力電
圧の範囲がこの制限を受け、マイクロコンピュータ24
は、この制限された範囲内での電圧変化から温度を計測
する必要がある。そこで、第1実施形態では上記のよう
に第1から第3の比較器21,25,28の電源電圧を
24Vとして、サーミスタ22の出力電圧の最大値(サ
ーミスタ22の駆動電源である第2直流定電圧源VDDの
出力電圧である5V)よりも大きく設定している。これ
によりサーミスタ22の出力電圧が変化する範囲を大き
く設定し、マイクロコンピュータ24による温度計測の
精度を向上できる。具体的には、第1実施形態では、サ
ーミスタ22の電源電圧は5Vであるが、この電源電圧
は6.5V程度に設定することができる。
イナス端子への入力電圧が同時に、その比較器の電源電
圧から1.5Vを引いた値以上となると動作が不安定に
なる。そのため、プラス端子とマイナス端子への入力電
圧はかかる不安定な動作を生じないような範囲に設定す
る必要がある。従って、第1実施形態のように第1から
第3の比較器21,25,28にサーミスタ22から電
圧が入力されている場合には、サーミスタ22の出力電
圧の範囲がこの制限を受け、マイクロコンピュータ24
は、この制限された範囲内での電圧変化から温度を計測
する必要がある。そこで、第1実施形態では上記のよう
に第1から第3の比較器21,25,28の電源電圧を
24Vとして、サーミスタ22の出力電圧の最大値(サ
ーミスタ22の駆動電源である第2直流定電圧源VDDの
出力電圧である5V)よりも大きく設定している。これ
によりサーミスタ22の出力電圧が変化する範囲を大き
く設定し、マイクロコンピュータ24による温度計測の
精度を向上できる。具体的には、第1実施形態では、サ
ーミスタ22の電源電圧は5Vであるが、この電源電圧
は6.5V程度に設定することができる。
【0042】(第2実施形態)図3に示す本発明の第2
実施形態のオーブントースタでは、サーミスタ22の出
力電圧を設定温度と対応する所定値の電圧と比較する機
能、すなわち第1実施形態の第1の比較器21の機能
と、サーミスタ22の検出した温度が基準温度を上回っ
た場合に強制的にヒータ15を非作動とする機能、すな
わち第1実施形態の第2の比較器25の機能とを1個の
比較器31が備えている。
実施形態のオーブントースタでは、サーミスタ22の出
力電圧を設定温度と対応する所定値の電圧と比較する機
能、すなわち第1実施形態の第1の比較器21の機能
と、サーミスタ22の検出した温度が基準温度を上回っ
た場合に強制的にヒータ15を非作動とする機能、すな
わち第1実施形態の第2の比較器25の機能とを1個の
比較器31が備えている。
【0043】この比較器31の出力端子はリレー駆動用
のトランジスタ19のベース19aに接続されている。
また、比較器31のプラス端子は、サーミスタ22と抵
抗R21の中点P11に接続されている。一方、比較器3
1のマイナス端子は、直列に接続された抵抗R22(5
KΩ)と抵抗R23(20KΩ)の中点P12に接続され
ている。これらの抵抗R22,R23のうち、抵抗R2
2はトランジスタ32のコレクタ32cに接続され、抵
抗R23はグランドVSSに接続されている。トランジス
タ32のベース32aはマイクロコンピュータ24のス
イッチ出力端子24bに接続されており、エミッタ32
bは第2直流定電圧源VDD(5V)に接続されている。
比較器31は、第1直流電圧源VCC(24V)を電源電
圧としている。
のトランジスタ19のベース19aに接続されている。
また、比較器31のプラス端子は、サーミスタ22と抵
抗R21の中点P11に接続されている。一方、比較器3
1のマイナス端子は、直列に接続された抵抗R22(5
KΩ)と抵抗R23(20KΩ)の中点P12に接続され
ている。これらの抵抗R22,R23のうち、抵抗R2
2はトランジスタ32のコレクタ32cに接続され、抵
抗R23はグランドVSSに接続されている。トランジス
タ32のベース32aはマイクロコンピュータ24のス
イッチ出力端子24bに接続されており、エミッタ32
bは第2直流定電圧源VDD(5V)に接続されている。
比較器31は、第1直流電圧源VCC(24V)を電源電
圧としている。
【0044】なお、後述するように比較器31のマイナ
ス端子31bには、抵抗R22と抵抗R23の中点P12
から、ヒータ15の非作動時には0V、ヒータ15の作
動時には4Vの電圧が入力される。このうちヒータ15
の作動時に入力される4Vの電圧は、調理物の温度が過
剰に上昇していることを示す基準温度に対応している。
ス端子31bには、抵抗R22と抵抗R23の中点P12
から、ヒータ15の非作動時には0V、ヒータ15の作
動時には4Vの電圧が入力される。このうちヒータ15
の作動時に入力される4Vの電圧は、調理物の温度が過
剰に上昇していることを示す基準温度に対応している。
【0045】サーミスタ22の断線検出用の比較器34
は、プラス端子が上記サーミスタ22と抵抗R21の中
点P11に接続され、マイナス端子が直列に接続された抵
抗R24とショットキーダイオード29の中点P13に接
続されている。また、この比較器34の出力端子は、ト
ランジスタ36のベース36aに接続されている。さら
に、トランジスタ36はエミッタ36bが第1直流定電
圧源VCCに接続され、コレクタ36cが上記トランジス
タ19のベース19aに接続されている。第2実施形態
のその他の構成は上記した第1実施形態と同様である。
は、プラス端子が上記サーミスタ22と抵抗R21の中
点P11に接続され、マイナス端子が直列に接続された抵
抗R24とショットキーダイオード29の中点P13に接
続されている。また、この比較器34の出力端子は、ト
ランジスタ36のベース36aに接続されている。さら
に、トランジスタ36はエミッタ36bが第1直流定電
圧源VCCに接続され、コレクタ36cが上記トランジス
タ19のベース19aに接続されている。第2実施形態
のその他の構成は上記した第1実施形態と同様である。
【0046】第1実施形態と同様、マイクロコンピュー
タ24は、上記サーミスタ22からの入力電圧より調理
物の温度を計測し、この計測結果に基づいて調理物が設
定温度となるように、ヒータの作動・非作動を制御す
る。
タ24は、上記サーミスタ22からの入力電圧より調理
物の温度を計測し、この計測結果に基づいて調理物が設
定温度となるように、ヒータの作動・非作動を制御す
る。
【0047】ヒータ15を非作動とする時には、マイク
ロコンピュータ24のスイッチ出力端子24bはハイイ
ンピーダンスとなる。このときトランジスタ32はオフ
状態となり、比較器31のマイナス端子に入力される電
圧は0Vである。一方、サーミスタ22と抵抗R21の
中間位置の電圧は2V〜3V未満であり、比較器31の
プラス端子にはこの電圧が入力される。よって、比較器
31ではプラス端子への入力電圧がマイナス端子への入
力電圧よりも高圧であり、出力端子はハイインピーダン
スとなる。従って、リレー駆動用のトランジスタ19は
オフ状態となり、リレー18は開成され、ヒータ15は
非作動状態となる。
ロコンピュータ24のスイッチ出力端子24bはハイイ
ンピーダンスとなる。このときトランジスタ32はオフ
状態となり、比較器31のマイナス端子に入力される電
圧は0Vである。一方、サーミスタ22と抵抗R21の
中間位置の電圧は2V〜3V未満であり、比較器31の
プラス端子にはこの電圧が入力される。よって、比較器
31ではプラス端子への入力電圧がマイナス端子への入
力電圧よりも高圧であり、出力端子はハイインピーダン
スとなる。従って、リレー駆動用のトランジスタ19は
オフ状態となり、リレー18は開成され、ヒータ15は
非作動状態となる。
【0048】上記断線検出用の比較器34のプラス端子
には、サーミスタ22が断線していない時には、上記中
点P11より2V〜3V未満の電圧が入力される。一方、
この比較器34のマイナス端子には、0.3Vの電圧が
印加される。よって、比較器34ではプラス端子への入
力電圧がマイナス端子への入力電圧よりも高圧であり、
出力端子はハイインピーダンスである。比較器34の出
力端子がハイインピーダンスであれば、トランジスタ3
6はオフ状態であり、上記リレー駆動用のトランジスタ
19のベース19aに接続されたコレクタ36cに電流
は流れない。このように、サーミスタ22が断線してい
ないときには、比較器34の出力は比較器31の動作に
影響を与えない。
には、サーミスタ22が断線していない時には、上記中
点P11より2V〜3V未満の電圧が入力される。一方、
この比較器34のマイナス端子には、0.3Vの電圧が
印加される。よって、比較器34ではプラス端子への入
力電圧がマイナス端子への入力電圧よりも高圧であり、
出力端子はハイインピーダンスである。比較器34の出
力端子がハイインピーダンスであれば、トランジスタ3
6はオフ状態であり、上記リレー駆動用のトランジスタ
19のベース19aに接続されたコレクタ36cに電流
は流れない。このように、サーミスタ22が断線してい
ないときには、比較器34の出力は比較器31の動作に
影響を与えない。
【0049】ヒータ15を作動状態とするときには、マ
イクロコンピュータ24のスイッチ出力端子24bの出
力電圧が0Vとなり、トランジスタ32がオン状態とな
る。このとき比較器31のマイナス端子には、上記抵抗
R22及び抵抗R23の中点P12より4Vの電圧が入力
される。一方、比較器31のプラス端子には上記サーミ
スタ22と抵抗R21の中点P11から2V〜3V未満の
電圧が入力される。よって、比較器31では、マイナス
端子への入力電圧がプラス端子への入力電圧よりも高圧
となり、比較器31の出力端子は0Vとなる。その結
果、リレー駆動用のトランジスタ19がオン状態となり
リレー18が閉成し、ヒータ15が作動状態となる。
イクロコンピュータ24のスイッチ出力端子24bの出
力電圧が0Vとなり、トランジスタ32がオン状態とな
る。このとき比較器31のマイナス端子には、上記抵抗
R22及び抵抗R23の中点P12より4Vの電圧が入力
される。一方、比較器31のプラス端子には上記サーミ
スタ22と抵抗R21の中点P11から2V〜3V未満の
電圧が入力される。よって、比較器31では、マイナス
端子への入力電圧がプラス端子への入力電圧よりも高圧
となり、比較器31の出力端子は0Vとなる。その結
果、リレー駆動用のトランジスタ19がオン状態となり
リレー18が閉成し、ヒータ15が作動状態となる。
【0050】マイクロコンピュータ24に故障が発生
し、スイッチ出力端子24aがヒータ15の作動を指令
する0Vの信号の出力を続けると、調理物の温度が上昇
し続け、サーミスタ22と抵抗R21の中点P11の電圧
も上昇し続ける。上記のようにサーミスタ22の出力は
比較器31のプラス端子に入力されるが、この比較器3
1のマイナス端子にはヒータ15の非作動時に0V、ヒ
ータ15の作動時には4Vの電圧が入力されている。よ
って、上記サーミスタ22からプラス端子31aに入力
される電圧が4Vを越えると、マイナス端子31bへ入
力される電圧の値にかかわらず、出力端子31cはハイ
インピーダンスとなる。その結果、トランジスタ19が
オフとなり、リレー18が開成され、ヒータ15は非作
動となる。このようにサーミスタ22の出力信号から検
出した温度が所定温度を上回った場合には、マイクロコ
ンピュータ22のスイッチ出力端子の出力がヒータ15
の作動を指令するものであるか、非作動を指令するもの
であるかにかかわらず、ヒータ15は強制的に非作動状
態とされる。
し、スイッチ出力端子24aがヒータ15の作動を指令
する0Vの信号の出力を続けると、調理物の温度が上昇
し続け、サーミスタ22と抵抗R21の中点P11の電圧
も上昇し続ける。上記のようにサーミスタ22の出力は
比較器31のプラス端子に入力されるが、この比較器3
1のマイナス端子にはヒータ15の非作動時に0V、ヒ
ータ15の作動時には4Vの電圧が入力されている。よ
って、上記サーミスタ22からプラス端子31aに入力
される電圧が4Vを越えると、マイナス端子31bへ入
力される電圧の値にかかわらず、出力端子31cはハイ
インピーダンスとなる。その結果、トランジスタ19が
オフとなり、リレー18が開成され、ヒータ15は非作
動となる。このようにサーミスタ22の出力信号から検
出した温度が所定温度を上回った場合には、マイクロコ
ンピュータ22のスイッチ出力端子の出力がヒータ15
の作動を指令するものであるか、非作動を指令するもの
であるかにかかわらず、ヒータ15は強制的に非作動状
態とされる。
【0051】サーミスタ22が短絡した場合には、上記
比較器31のプラス端子には第2直流定電圧源VDDの5
Vの電圧が入力される。上記のように比較器31のマイ
ナス端子には、ヒータ15の非作動時に0V、作動時に
4Vの電圧が入力されるので、サーミスタ22が短絡す
ると、マイナス端子に入力される電圧にかかわらず、プ
ラス端子への入力電圧がマイナス端子への入力電圧より
も高圧となり、出力端子はハイインピーダンスとなる。
そして、上記温度が過剰に上昇した場合と同様に、トラ
ンジスタ19がオフ状態となり、リレー18が開成さ
れ、ヒータ15はオフ状態となる。
比較器31のプラス端子には第2直流定電圧源VDDの5
Vの電圧が入力される。上記のように比較器31のマイ
ナス端子には、ヒータ15の非作動時に0V、作動時に
4Vの電圧が入力されるので、サーミスタ22が短絡す
ると、マイナス端子に入力される電圧にかかわらず、プ
ラス端子への入力電圧がマイナス端子への入力電圧より
も高圧となり、出力端子はハイインピーダンスとなる。
そして、上記温度が過剰に上昇した場合と同様に、トラ
ンジスタ19がオフ状態となり、リレー18が開成さ
れ、ヒータ15はオフ状態となる。
【0052】サーミスタ22が断線した場合には、比較
器34のプラス端子への入力電圧が0Vとなる。比較器
34のマイナス端子へは中点P13から0.3Vの電圧が
入力されているので、サーミスタ22が断線すると、マ
イナス端子への入力電圧がプラス端子への入力電圧より
も高圧となり、比較器34の出力端子は0Vとなる。そ
の結果、トランジスタ36がオン状態となり、24Vの
コレクタ電流が流れる。トランジスタ36のコレクタ3
6cはトランジスタ19のベース19aに接続されてい
るため、トランジスタ36に上記24Vのコレクタ電流
が流れると、トランジスタ19のベース19aとエミッ
タ19bが同電位となり、トランジスタ19は比較器3
1の出力信号にかかわらずオフ状態となる。そのため、
リレー18が開成し、ヒータ15はオフ状態となる。こ
のようにサーミスタ22の断線時には、マイクロコンピ
ュータ24の出力信号にかかわらずヒータ15は非作動
状態となる。
器34のプラス端子への入力電圧が0Vとなる。比較器
34のマイナス端子へは中点P13から0.3Vの電圧が
入力されているので、サーミスタ22が断線すると、マ
イナス端子への入力電圧がプラス端子への入力電圧より
も高圧となり、比較器34の出力端子は0Vとなる。そ
の結果、トランジスタ36がオン状態となり、24Vの
コレクタ電流が流れる。トランジスタ36のコレクタ3
6cはトランジスタ19のベース19aに接続されてい
るため、トランジスタ36に上記24Vのコレクタ電流
が流れると、トランジスタ19のベース19aとエミッ
タ19bが同電位となり、トランジスタ19は比較器3
1の出力信号にかかわらずオフ状態となる。そのため、
リレー18が開成し、ヒータ15はオフ状態となる。こ
のようにサーミスタ22の断線時には、マイクロコンピ
ュータ24の出力信号にかかわらずヒータ15は非作動
状態となる。
【0053】本発明は、上記実施形態に限定されず、種
々の変形が可能である。例えば、本発明は、オーブント
ースタ等の抵抗線の発熱を利用して調理物を直接的に加
熱するタイプのヒータを備えるものに限定されず、誘導
加熱式炊飯器等の調理物を間接的に加熱するタイプのヒ
ータを備えるものにも適用可能である。また、トランジ
スタに代えて他の種類の素子を使用してもよく、比較器
をどのような素子により構成するかも特に限定されな
い。
々の変形が可能である。例えば、本発明は、オーブント
ースタ等の抵抗線の発熱を利用して調理物を直接的に加
熱するタイプのヒータを備えるものに限定されず、誘導
加熱式炊飯器等の調理物を間接的に加熱するタイプのヒ
ータを備えるものにも適用可能である。また、トランジ
スタに代えて他の種類の素子を使用してもよく、比較器
をどのような素子により構成するかも特に限定されな
い。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の加熱調理器では、温度検出手段の検出する温度が基準
温度を上回ると、温度過昇防止手段が加熱手段を強制的
に非作動とするため、調理物の温度が過剰に上昇するの
を確実に防止することができる。また、温度ヒューズや
サーモスタットを設ける必要がないため、組み立て工程
が簡単でありコストを低減することができる。
の加熱調理器では、温度検出手段の検出する温度が基準
温度を上回ると、温度過昇防止手段が加熱手段を強制的
に非作動とするため、調理物の温度が過剰に上昇するの
を確実に防止することができる。また、温度ヒューズや
サーモスタットを設ける必要がないため、組み立て工程
が簡単でありコストを低減することができる。
【図1】 本発明の第1実施形態に係るオーブントース
タを示す回路図である。
タを示す回路図である。
【図2】 温度比較手段の等価回路を示す回路図であ
る。
る。
【図3】 本発明の第2実施形態に係るオーブントース
タを示す回路図である。
タを示す回路図である。
【図4】 従来の加熱調理器を示す回路図である。
【図5】 従来の加熱調理器を示す回路図である。
15 ヒータ 16 交流電源 17 電力供給回路 18 リレー 19,32,36 トランジスタ 22 サーミスタ 21,25,28,31,34 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B055 AA01 AA31 AA50 BA02 BA06 CA62 CA64 CA71 CC03 CC04 CC06 CC08 CC10 CC17 CD01 CD04 CD57 DA01 DB01 GA04 GB01 GB29 GC01 5H323 AA22 AA24 BB12 BB13 BB17 CA06 CB02 DA01 DB06 FF01 GG04 HH02 KK05 MM02 NN03 QQ02 QQ03 RR01 RR02 RR04 TT05
Claims (5)
- 【請求項1】 調理物を直接的又は間接的に加熱する加
熱手段と、 この加熱手段の作動・非作動を切り換える駆動手段と、 上記調理物の温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段からの入力信号に基づいて上記駆動手
段を制御する制御手段とを備える加熱調理器において、 上記温度検出手段が検出する温度を基準温度と比較する
温度比較手段と、 この温度比較手段が上記温度検出手段の検出する温度が
基準温度を上回ったことを検出すると、上記制御手段か
らの指令と無関係に、加熱手段を強制的に非作動とする
温度過昇防止手段とを備えることを特徴とする加熱調理
器。 - 【請求項2】 上記温度過昇防止手段は、上記温度検出
手段の短絡を検出すると、上記制御手段からの指令とは
無関係に、加熱手段を強制的に非作動とすることを特徴
とする請求項1に記載の加熱調理器。 - 【請求項3】 上記温度検出手段の断線を検出する断線
検出手段を備え、 上記温度過昇防止手段は、上記断線検出手段が温度検出
手段の断線を検出すると、上記制御手段からの指令とは
無関係に、加熱手段を強制的に非作動とすることを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。 - 【請求項4】 上記温度検出手段は比較器からなり、 上記温度検出手段は温度変化に対応して出力電圧が変化
するものであり、 上記比較器の電源電圧を上記温度検出手段の最大出力電
圧よりも大きく設定していることを特徴とする請求項1
から請求項3のいずれか1項に記載の加熱調理器。 - 【請求項5】 上記温度比較手段と上記温度過昇防止手
段が1個の比較器により構成されていることを特徴とす
る請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の加熱調
理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17581898A JP2000005059A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17581898A JP2000005059A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000005059A true JP2000005059A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16002773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17581898A Pending JP2000005059A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000005059A (ja) |
-
1998
- 1998-06-23 JP JP17581898A patent/JP2000005059A/ja active Pending
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