JP2000001203A - ピッキング方法及びピッキング装置 - Google Patents

ピッキング方法及びピッキング装置

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JP2000001203A
JP2000001203A JP16644798A JP16644798A JP2000001203A JP 2000001203 A JP2000001203 A JP 2000001203A JP 16644798 A JP16644798 A JP 16644798A JP 16644798 A JP16644798 A JP 16644798A JP 2000001203 A JP2000001203 A JP 2000001203A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ピッキング作業の手数を低減可能で、ピッキン
グ作業における状況を容易に把握しうるピッキング方法
及び装置を提供する。 【解決手段】保管棚2側に設けたピッキング表示器24
にてピッキングすべき物品を指示し、保管棚2から取り
出した物品を仮置部51〜54に仮置きする。ピッキン
グオーダーの発生及び保管棚2からの物品の取り出しの
完了を、仮置部2側に設けたオーダー表示灯71〜74
にて表示する。仮置部51〜54側に設けた投入表示器
61〜64をセットして投入対象となる収納箱3の指示
と投入可能又は待機の表示を行う。最先順位の仮置部5
1に対応する投入表示器61のみ投入可能を表示し、収
納箱3への物品の投入後に投入表示器61をリセットし
順位が繰り上がった最先の他の仮置部52に対応する投
入表示器62に投入指示を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保管棚に収納され
た各種物品のうちの指示された物品をピッキングし、コ
ンベヤによって搬送されてくる収納箱に投入するピッキ
ング方法及びピッキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、物品の集荷センター等において
は、集荷された各種物品をラックに収納し、その商品を
例えばスーパーマーケット等の顧客の注文に応じてピッ
キングし、注文先に配送するためのピッキング装置が提
案されている。
【0003】従来、この種のピッキング装置としては、
例えば実公平4−5446号公報に記載されたようなも
のが知られている。この物品の取り扱い装置において
は、物品を収納する収納箱を搬送するコンベヤを沿うよ
うにして、かつ作業員の作業間隔をおいて各種物品を格
納する保管設備が配設され、コンベヤには搬送方向に沿
って1単位毎の物品を仮置きする仮置部が設けられてい
る。また、これら保管設備及び仮置部は、コンベヤに沿
って区分されたピッキングゾーン毎に設けられる。
【0004】一方、保管設備は物品毎に棚状に仕切ら
れ、その前面側である物品の取出面には、物品を取り出
すゾーンに対応して取出表示器が設けられている。この
取出表示器は、取り出すべき物品の個数を表示する表示
器及び物品を取り出した後にこのクリアーする完了ボタ
ンと、ピッキング指令がある場合に点滅する取出表示ラ
ンプを備えている。
【0005】一方、各仮置部には仮置表示器が設けられ
ている。この仮置表示器は、予め物品を取り出すべきこ
とを表示するとともに、いずれの仮置部にその物品を仮
置きするかを表示する先取表示器及び予め取り出され仮
置きされている物品をいずれかの収納箱に収納すべきか
を表示する取出表示器を備えている。ここで、先取表示
器は完了ボタンとしての機能を有する照光式押ボタンで
構成され、投入表示器は照光ランプで構成されている。
【0006】このような装置を用いて物品をピッキング
する場合には、保管設備においてはピッキングの対象と
なる物品に対応した取出表示ランプが点灯して作業員に
知らせるとともに、取出表示器が数量を表示する。
【0007】一方、仮置部においては先取表示器が点灯
するので、作業員は保管設備からピッキングした物品を
この先取表示器が点灯している仮置部に仮置きする。こ
の場合、保管設備については、ピッキング作業の度に取
出表示器をクリアする。そして、指示された物品をすべ
て仮置部に仮置きした後に先取表示器を押圧することに
より、取出表示器が動作して収納箱を指示するととも
に、当該ゾーンにおける他の先取表示器が点灯する。こ
こで、作業員は取出表示器の指示に従って仮置きされた
物品を搬送されてくる収納箱に収納し、これによりピッ
キング作業が終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術においては、保管設備から物品を取り出し
た後に先取表示器を作業員が押動しなければならないた
め、ピッキング作業の手数が煩雑になるとともに、装置
の構成が複雑になるというという問題がある。
【0009】また、この種のピッキング装置において
は、商品を保管しておく商品保管棚における取り出し作
業が終了したかどうかを知らせる補助表示ランプが設け
られたものも知られていおり、作業員は、この補助表示
ランプを見ることによって、1オーダー分のすべての物
品が保管設備から取り出されたかどうかを知ることがで
きる。
【0010】しかし、このような従来のピッキング装置
においては、保管棚の補助表示ランプを見てピッキング
の有無を確認した後、仮置台に設けられた投入表示器を
見て商品の投入を確認する必要があり、作業員にとって
負担が大きいという問題があった。
【0011】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、簡単な構成で、ピッキング作業の手数を低減するこ
とができるとともに、ピッキング作業における状況を容
易に把握しうるピッキング方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、各種物品を収納保管
する保管棚(2)側に設けたピッキング指示手段(24
a、24b)にてピッキングすべき物品を指示し、この
指示に従って前記保管棚(2)から取り出した物品を複
数の仮置部(51〜54)のいずれかに仮置きし、前記
仮置部(51〜54)側に設けた投入指示手段(61〜
64)をセットして投入対象となる収納箱(3)の指示
と投入可能又は投入待機の表示を行い、複数の仮置部
(51〜54)に物品が仮置きされたときは最先順位の
仮置部(51)のみ投入可能である旨を表示するととも
に他の仮置部(52〜53)は投入待機である旨を表示
し、当該投入可能を指示された収納箱(3)に物品を投
入した後に該投入指示手段(61)をリセットし、この
リセットに対応して順位が繰り上がった最先の他の仮置
部(52)に対応する投入指示手段(62)に投入指示
を行わせるピッキング方法であって、ピッキングオーダ
ーの発生及び前記保管棚(2)からの物品の取り出しの
完了を、前記仮置部(2)側に設けたオーダー表示灯
(71〜74)にて前記ピッキングオーダー毎に表示す
ることを特徴とするピッキング方法である。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、ピッキングオーダーの発生及び前記
保管棚(2)からの物品の取り出しの完了を、前記保管
棚(2)側に設けたオーダー表示灯(71〜74)にて
前記ピッキングオーダー毎に表示することを特徴とす
る。
【0014】一方、請求項3記載の発明は、コンベヤ
(4)によって搬送される収納箱(3)にピッキングし
た物品を投入するためのピッキング装置であって、各種
物品を収納する保管棚(2)側に設けられ、ピッキング
すべき物品を指示するピッキング指示手段と、前記コン
ベヤに沿って配設され、前記保管棚(2)から取り出し
た物品を仮置きする複数の仮置部を有する仮置台と、前
記仮置台側に設けられ、ピッキングオーダーの発生及び
前記保管棚(2)からの物品の取り出しの完了を前記ピ
ッキングオーダー毎に表示するオーダー表示灯(71〜
74)と、前記仮置台(5)側に設けられ、所定の仮置
部に仮置きされた物品の投入指示と投入する収納箱
(3)とを指示する投入指示手段とを備え、前記投入指
示手段のうち、最先仮置順位の投入指示手段のみ投入可
能である旨を表示する一方、後続仮置順位の投入指示手
段は投入待機である旨を表示し、物品投入後のリセット
によって繰り上がった最先順位の投入指示手段が投入可
能である旨を表示するように構成されていることを特徴
とするピッキング装置である。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の発明において、ピッキングオーダーの発生及び前記
保管棚(2)からの物品の取り出しの完了を前記ピッキ
ングオーダー毎に表示するオーダー表示灯(71〜7
4)が前記保管棚(2)側に設けられていることを特徴
とする。
【0016】上述した本発明によれば、ピッキング作業
に際し、作業員は、投入指示手段(61〜64)の指示
に従って順次投入作業を行えばよく、従来技術のように
先取表示器を操作する必要がないので、ピッキング作業
の手数を低減させることができ、作業効率を向上させる
ことが可能になる。
【0017】また、本発明によれば、先取表示器が必要
なくなるため、ピッキング装置(1)の構成を簡素化す
ることができる。
【0018】さらに、本発明によれば、作業員は仮置台
(5)側のみを着目していればピッキング作業のすべて
の状況を把握することができ、特に、1人の作業員の担
当する保管棚(2)が複数ある場合であっても物品をピ
ッキングすべき保管棚(2A〜2D)が一目瞭然となる
ため、ピッキング作業を迅速に効率よく行うことができ
るとともに、作業員の無駄な動作がなくその負担を軽減
することができる。
【0019】さらにまた、保管棚(2)側にもオーダー
表示灯を設けることによって、保管棚(2)からの物品
の取り出しの完了を作業員が確実かつ迅速に認識するこ
とができ、これによりミスのないピッキング作業を効率
良く行うことが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るピッキング方
法及びピッキング方法の実施の形態を図面を参照して詳
細に説明する。図1は、本実施の形態のピッキング装置
の要部構成を示す斜視図、図2は、同ピッキング装置に
おける仮置台の構成を示す正面図である。
【0021】本実施の形態のピッキング装置1は、各種
物品を保管しピッキング位置に供給するためのフローラ
ック(保管棚)2と、収納箱3を搬送するための集品コ
ンベヤ(コンベヤ)4と、このフローラック2から取り
出した物品を一時的に保管(仮置き)しておくための仮
置台5とを備えている。そして、フローラック2と集品
コンベヤ4との空間が、ピッキング作業を行うための作
業空間Pとなる。
【0022】図1に示すように、本実施の形態において
は、複数の同一形状のフローラック2が物品搬送方向に
並べられている。本実施の形態の場合は、1人の作業員
が4つのフローラック2A、2B、2C、2Dを担当す
るようになっている。そして、各フローラック2A〜2
Dには3段の棚21、22、23が設けられ、物品は各
棚の背面側から供給されるようになっている。また、各
棚21〜23の前面には、ピッキング表示器24(24
a、24b)が配設されている。
【0023】これらのピッキング表示器24a、24b
は、例えばピッキング表示器24bについて示すと、ピ
ッキングすべき物品をランプの点灯によって示すととも
に押動によりリセットを行うリセットボタン25と、物
品のピッキング数を表示する表示部26とを備え、表示
された物品を取り出した後、作業員がこのリセットボタ
ン25を押すことによってリセットできるように構成さ
れている。
【0024】図1及び図2に示すように、仮置台5は、
集品コンベヤ4の上方において集品コンベヤ4に沿って
棚状に設けられている。本実施の形態の場合は、四分割
に仕切った第1〜第4の仮置部51、52、53、54
を有している。また、各仮置部の前面には、複数(本実
施の形態の場合は4つ)の投入表示器(投入指示手段)
61、62、63、64がそれぞれ配設されている。
【0025】この第1〜第4の投入表示器61〜64
は、搬送されてくる収納箱3を番号によって表示するオ
ーダー番号表示部65と、例えば緑色で点灯又は赤色で
点滅することによって表示する機能及びリセット機能を
有するリセットボタン66とを備えている。
【0026】図2に示すように、仮置台5の前面にはオ
ーダー表示灯70が設けられている。本実施の形態の場
合、このオーダー表示灯70は、各フローラック2A〜
2Dに対応する第1〜第4のオーダー表示灯71、7
2、73、74から構成されている。これらのオーダー
表示灯71〜74は、複数のピッキング表示器24a、
24bのうちのいずれかが駆動された場合、すなわち、
1オーダー分のピッキングすべき物品が指示された場合
に点灯し、1オーダー分のピッキング表示器24がリセ
ットされた場合に消灯するように構成されている。
【0027】図1に示すように、各ピッキング表示器2
4、24bは、1物品毎に配設されている。ここで、1
オーダーのピッキング命令として例えば第1のフローラ
ック2Aの複数の物品が指示された場合には、これらピ
ッキング表示器24a、24bがピッキングの指示を行
うとともに仮置台5の第1のオーダー表示灯71が点灯
する。そして、複数のピッキング表示器24a、24b
によって指示された物品の取り出し作業が終了し、すべ
てのピッキング表示器24a、24bがリセットされた
時点で第1のオーダー表示灯71が消灯する。すなわ
ち、オーダー表示灯71〜74は、1オーダー分の物品
の取り出し作業が完了したか否かを表示するものであ
り、このオーダー表示灯71〜74が点灯している間は
ピッキングの対象となる物品の残りが存在することにな
る。
【0028】収納箱3は、集品コンベヤ4によって例え
ば図1の矢印A方向に搬送される。ここで、各収納箱3
には個別に識別番号が付されている。そして、集品コン
ベヤ4の駆動、収納箱3の識別番号に対応した物品の表
示や数量表示等は、図示しない制御手段によって行われ
るようになっている。
【0029】図3は、本発明に係るピッキング方法の実
施の形態を示すフローチャートであり、図4は、本発明
のピッキング装置の投入表示器の動作の例を示す説明図
である。
【0030】まず、ピッキングに先立ち、作業員は、図
1の作業位置Pにおいて仮置台5の方向を見る。図4
(1)に示すように、この時点では、仮置台5に設けた
各投入表示器61〜64は動作せず、先取りに関する表
示は一切行わない。
【0031】図3に示すステップS1において、物品の
ピッキングオーダーが発生すると、フローラック2A〜
2Dに配設したピッキング表示器24のいずれかが動作
する。ここでは、説明の便宜のため、棚21のピッキン
グ表示器24aと棚22のピッキング表示器24bとが
動作したものとする。
【0032】ピッキング表示器24a、24bは、リセ
ットボタン25の点灯により該当する物品を指示すると
ともに、ピッキングすべき物品の数を数値によって表示
する。この時点では、各投入表示器は、図4(2)に示
すように動作せず、先取りに関する表示は一切行わな
い。
【0033】そして、ステップS2に示すように、仮置
台5において、第1のフローラック2Aに対応する第1
のオーダー表示灯71が点灯し、これにより作業員はピ
ッキングオーダーが発生したことを知る。
【0034】次に、ステップS3に示すように、作業員
は、ピッキング表示器24aの表示に従って指示された
数量の物品を先取りピッキングし、仮置台5の一つの例
えば第1の仮置部51に所定の物品を仮置きする。な
お、第1〜第4の仮置部51〜54の選択は任意であ
る。
【0035】この際、ピッキング表示器24aのリセッ
トボタン25を押してリセットさせるのであるが、この
時点ではピッキング表示器24bによって指示される物
品について先取りピッキングが終了していないため、図
3のステップS2〜S4に示すように、第1のオーダー
表示灯71は点灯したままである。
【0036】次に、作業員は棚23のピッキング表示器
24bの部位の物品を指示された数量だけ先取りピッキ
ングし、前記同様にこの物品を上述した第1の仮置部5
1に仮置きする。図4(3)に示すように、この時点で
は、第1〜第4の投入表示器61〜64は不動作を継続
する。
【0037】なお、1オーダー分の物品をフローラック
2Aからすべて取り出してから仮置台5に仮置きするよ
うにしてもよい。
【0038】そして、作業員がピッキング表示器24b
の部位の物品を先取りピッキングが終了した時点でリセ
ットボタン25を押すと、ステップS4において1オー
ダー分のピッキングが終了したと判断され、その結果、
ステップS5に示すように、第1のオーダー表示灯71
が消灯する。これにより、作業員は一個の収納箱3に収
納される物品の先取りピッキングが完了したことを目視
により確認することができる。
【0039】さらに、第1の仮置部51に一つの収納箱
3に投入すべき物品が仮置きされると、ステップS6に
示すように、作業員は第1の仮置部51に対応する第1
の投入表示器61のリセットボタン66を押して第1の
投入表示器61をリセットする。その結果、ステップS
7に示すように、このオーダーが最先順位のオーダーで
あるか否かが判断される。
【0040】ここで、このオーダーが最先のオーダーで
ある場合には、図4(4)に示すように、第1の投入表
示器61のオーダー番号表示部65に第1のオーダーで
ある収納箱3の番号〔1〕が表示され、ステップS8に
示すように、リセットボタン66が例えば緑色で発光点
滅する。
【0041】この場合は、ステップS9に示すように、
第1の仮置部51に仮置きされていた物品を該当する収
納箱3が搬送されてきた時点で当該収納箱3に投入し、
次いでステップS10に示すように、第1の投入表示器
61のリセットボタン66を押して第1の投入表示器6
1をリセットする。
【0042】その結果、ステップS11に示すように、
第1の投入表示器61における緑色の点滅が消灯する。
さらに、ステップS12においてオーダーが終了した旨
が判断され、第1のオーダーに関するピッキングが完了
して収納箱3が下流に搬送されていく。
【0043】以上の説明は1つのオーダーのピッキング
の場合であるが、通常は複数のオーダーのピッキングが
続いて行われる。この場合は、第1のオーダーの先取り
ピッキングを行った後に、該当するピッキング表示器2
4a、24bをリセットすると、第1のオーダー表示灯
71は消灯し、次の第2のオーダーの発生に伴って例え
ば第2のフローラック2Bのピッキング表示器(図示せ
ず)が点灯するととともに、これに対応する仮置台5の
第2のオーダー表示灯72が点灯する。そして、上述し
た第1のオーダー先取りピッキングによる第1の仮置部
51への仮置きに続き、第2のフローラック2Bのピッ
キング表示器の指示に従って第2のオーダーの先取りピ
ッキングを行う。
【0044】ここで、第1〜第4の投入表示器51〜5
4についてみると、前記第1オーダーの物品は仮置きさ
れたままであるから、図4(5)に示すように、第1の
投入表示器61はセットされたままであり、第2オーダ
ーの先取りピッキングされた物品が、例えば第2の仮置
部52に仮置きされ、作業員が第2オーダー時に駆動さ
れたピッキング表示器をすべてリセットすると、第2の
オーダー表示灯72が消灯する。
【0045】ここで、作業員は、第2のオーダー表示灯
52の消灯により第2のオーダーの先取りピッキングの
終了を確認できるが、第2のオーダーの物品を第2の仮
置部52に仮置きしてもリセットしない限り、第2の投
入表示器62は図4(6)に示すように、第2のオーダ
ーの先取りピッキングに対しては動作しない。
【0046】以下、複数のオーダーが連続し、複数の仮
置部に物品が仮置きされた場合には、第1の仮置部51
に対応する第1の投入表示器61は上述したように緑色
に点滅するが、例えば第2オーダーの物品を仮置きした
第2の仮置部52の第2の投入表示器62はリセットボ
タン66を押しても緑色に点滅せず、ステップS21及
び図4(7)に示すように、待機状態を意味する色とし
て例えば赤色に点灯する。
【0047】そして、図3のステップS7〜S10及び
図4(7)に示すように、第2の投入表示器62のオー
ダー表示部65にオーダー番号である収納箱3の番号
〔2〕が表示され、第1のオーダーに係る第1の仮置部
51の物品が、該当する収納箱3に投入され、さらに、
第1の投入表示器61をリセットすることにより、図4
(8)に示すように、第1の投入表示器61が消灯す
る。これと同時に第2の仮置部52に対応する第2の投
入表示器62が赤色の点灯から緑色の点滅に変化して物
品投入待ちの状態になる。
【0048】この状態においては、第3オーダーがピッ
キング表示器24に表示されても、図(9)に示すよう
に、第1〜第4の投入表示器61〜64は先取りピッキ
ングには対応せず、第2のオーダーの物品を投入する旨
を表示している。そこで、作業員は上述した表示番号を
確認し、該当する収納箱3が搬送されてきた時点でこの
収納箱3に物品を投入した後、第2の投入表示器62を
リセットする。
【0049】その後、図3のステップS12に示すよう
に、再びステップ1の動作に移行し、全てのオーダーが
終了するまでステップS1〜S11に示すピッキングを
繰り返す。
【0050】上述した本実施の形態によれば、ピッキン
グ作業に際し、作業員は、第1〜第4の投入指示手段6
1〜64の指示に従って順次投入作業を行えばよく、従
来技術のように先取表示器を操作する必要がないので、
ピッキング作業の手数を低減させて作業効率を向上させ
ることができる。
【0051】また、本実施の形態によれば、先取表示器
が必要なくなるため、ピッキング装置の構成を簡素化す
ることができる。
【0052】さらに、本実施の形態によれば、作業員は
仮置台5側のみを着目していればピッキング作業のすべ
ての状況を把握することができ、特に、物品をピッキン
グすべきフローラック2A〜2Dが一目瞭然となるた
め、ピッキング作業を迅速に効率よく行うことができる
とともに、作業員の無駄な動作がなくその負担を軽減す
ることができる。
【0053】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。例えば、
上述の実施の形態においては、仮置台にオーダー表示灯
を設けるようにしたが、本発明はこれに限られず、仮置
台の側であれば、その近傍にオーダー表示灯を設けるこ
とも可能である。
【0054】また、フローラック側にも、仮置台に設け
たオーダー表示灯と同様のオーダー表示灯を設けること
もできる。この場合は、保管棚に設けたオーダー表示灯
と仮置台に設けたオーダー表示灯とを同期して動作させ
るように構成するとよい。このような構成によれば、フ
ローラックからの物品の取り出しの完了を作業員が確実
かつ迅速に認識することができ、ミスのないピッキング
作業を効率良く行うことが可能になる。
【0055】さらに、一人の作業員が担当するフローラ
ックの数は上述の実施の形態のように4つには限られ
ず、ピッキング装置の設置環境に応じて適宜変更するこ
とができるものである。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ピッ
キング作業の手数を低減させて作業効率を向上させるこ
とができるとともに、ピッキング作業が容易に行えるよ
うになる。特に、1人の作業員の担当する保管棚が複数
ある場合であっても物品をピッキングすべき保管棚が一
目瞭然となるため、ピッキング作業を迅速に効率よく行
うことができるとともに、作業員に無駄な動作をさせる
ことがない。したがって、本発明によれば、構成が簡単
で作業員に対して負担の少ないピッキング装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピッキング装置の一実施の形態の
要部構成を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態のピッキング装置における仮置台
の構成を示す正面図である。
【図3】本発明に係るピッキング方法の実施の形態を示
すフローチャートである。
【図4】本発明のピッキング装置の投入表示器の動作の
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ピッキング装置 2 フローラック(保管棚) 3 収納箱 4 集品コンベヤ(コンベヤ) 5 仮置台 51、52、53、54 仮置部 61、62、63、64 投入表示器(投入指示手段) 71、72、73、74 オーダー表示灯
フロントページの続き (72)発明者 大沢 章男 東京都江東区東砂8丁目19番20号 トーヨ ーカネツ株式会社内 (72)発明者 渡辺 謙二 東京都江東区東砂8丁目19番20号 トーヨ ーカネツ株式会社内 Fターム(参考) 3F022 AA15 EE04 FF12 HH11 LL32 MM03 MM05 MM07 MM12 MM36 MM40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種物品を収納保管する保管棚(2)側に
    設けたピッキング指示手段(24a、24b)にてピッ
    キングすべき物品を指示し、この指示に従って前記保管
    棚(2)から取り出した物品を複数の仮置部(51〜5
    4)のいずれかに仮置きし、前記仮置部(51〜54)
    側に設けた投入指示手段(61〜64)をセットして投
    入対象となる収納箱(3)の指示と投入可能又は投入待
    機の表示を行い、複数の仮置部(51〜54)に物品が
    仮置きされたときは最先順位の仮置部(51)のみ投入
    可能である旨を表示するとともに他の仮置部(52〜5
    4)は投入待機である旨を表示し、当該投入可能を指示
    された収納箱(3)に物品を投入した後に前記投入指示
    手段(61)をリセットし、このリセットに対応して順
    位が繰り上がった最先の他の仮置部(52)に対応する
    投入指示手段(62)に投入指示を行わせるピッキング
    方法であって、 ピッキングオーダーの発生及び前記保管棚(2)からの
    物品の取り出しの完了を、前記仮置部(2)側に設けた
    オーダー表示灯(71〜74)にて前記ピッキングオー
    ダー毎に表示することを特徴とするピッキング方法。
  2. 【請求項2】ピッキングオーダーの発生及び前記保管棚
    (2)からの物品の取り出しの完了を、前記保管棚
    (2)側に設けたオーダー表示灯(71〜74)にて前
    記ピッキングオーダー毎に表示することを特徴とする請
    求項1記載のピッキング方法。
  3. 【請求項3】コンベヤ(4)によって搬送される収納箱
    (3)にピッキングした物品を投入するためのピッキン
    グ装置であって、 各種物品を収納する保管棚(2)側に設けられ、ピッキ
    ングすべき物品を指示するピッキング指示手段(24、
    24a)と、 前記コンベヤ(4)に沿って配設され、前記保管棚
    (2)から取り出した物品を仮置きする複数の仮置部
    (51〜54)を有する仮置台(5)と、 前記仮置台(5)側に設けられ、ピッキングオーダーの
    発生及び前記保管棚(2)からの物品の取り出しの完了
    を前記ピッキングオーダー毎に表示するオーダー表示灯
    (71〜74)と、 前記仮置台(5)側に設けられ、所定の仮置部(51〜
    54)に仮置きされた物品の投入指示と投入する収納箱
    (3)とを指示する投入指示手段(61〜64)とを備
    え、 前記投入指示手段(61〜64)のうち、最先仮置順位
    の投入指示手段(61)のみ投入可能である旨を表示す
    る一方、後続仮置順位の投入指示手段(62〜64)は
    投入待機である旨を表示し、物品投入後のリセットによ
    って繰り上がった最先順位の投入指示手段(62)が投
    入可能である旨を表示するように構成されていることを
    特徴とするピッキング装置。
  4. 【請求項4】ピッキングオーダーの発生及び前記保管棚
    (2)からの物品の取り出しの完了を前記ピッキングオ
    ーダー毎に表示するオーダー表示灯(71〜74)が前
    記保管棚(2)側に設けられていることを特徴とする請
    求項3記載のピッキング装置。
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Cited By (6)

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