JP2000000646A - 連続鋳造用モールドフラックス - Google Patents

連続鋳造用モールドフラックス

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は高AlまたはYやREMなどのスラ
グ還元性金属元素を有する鋼を連続鋳造する際に、連続
鋳造中にモールドフラックスの潤滑不良に起因する鋳片
表面品質の劣化防止や、ブレークアウトの防止に効果的
な連続鋳造用モールドフラックスを提供する。 【解決手段】 CaO:25.0〜45.0wt%、A
23 :10.0〜25.0wt%、SrO:10.
0〜25.0wt%とし、これらが総量で55.0〜8
5.0wt%からなり、かつこれにF:5.0〜20.
0wt%を含み、これらの主成分に溶融速度調整剤とし
て炭素を10.0wt%以下含有せしめると共に、極力
SiO2 の低減を図り、不可避的に原料中から混入する
ものであってもその量を2.0wt%以下に規制し、必
要に応じてMgO、LiF、Li2O、Na2 Oを含有
した連続鋳造用モールドフラックス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高AlまたはYや希
土類元素(以下、REMと称す)などのスラグ還元性金
属元素を含有する鋼を連続鋳造する際に、連続鋳造中に
モールドフラックスの潤滑不良に起因する鋳片表面品質
の劣化防止や、ブレークアウトの防止に効果的な連続鋳
造用モールドフラックス(以下、単にフラックスと称
す)に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に鋼の連続鋳造においては、溶鋼の
酸化防止及び鋳型と凝固シェル間の潤滑のために、Ca
O、SiO2 を主成分とし、溶媒剤としてNa2 O、K
2 O、CaF2 、NaF、KF、AlF3 等に炭素粉を
添加したものを用いている。しかし、これらのフラック
スを用いて、例えば高Al含有鋼の連続鋳造を行うと、
フラックス中のSiO2 と溶鋼中のAlとが下記(1)
式のごとき反応を起こし、反応によって生成した生成物
がモールド内の表面に浮上している溶融フラックス中に
取り込まれる。 4Al+3SiO2 →2Al23 +3Si ・・・・(1)
【0003】これによって溶融パウダーの組成が2Ca
O・Al23 ・SiO2 (ゲーレナイト)を析出し易
い成分に変化し、スラグベアーが発生し易くなり、該フ
ラックスの重要な物性である粘度や溶融温度が上昇す
る。この結果、鋳片表面の縦割れ、横割れの多発、鋳片
内質の劣化、潤滑不良によるブレークアウト等の鋳造事
故が発生する。
【0004】このようなスラグ還元性金属元素含有鋼の
鋳造に際しての問題点を解決するために、特公昭63−
56019号には高Al含有鋼におけるAlの酸化によ
る汚染を防止するために、SiO2 を7.0重量%以下
に規制する技術が開示されている。しかしながら、上記
公報に開示されているフラックスでは、Al23 の生
成を十分に抑制することはできず、フラックスの粘性が
極めて不安定であり、フラックスの均一流入が不良とな
る欠点がある。
【0005】また、特開平5−185195号公報に
は、Al、Ti、REMなどのスラグ還元性金属元素を
含有する鋼の連続鋳造におけるフラックスの潤滑不良に
起因する鋳片表面品質の劣化や、ブレークアウトの防止
のために、CaO:10.0〜35.0wt%、Al2
3 :10.0〜35.0wt%、TiO2 :3.0〜
15.0wt%、Li2 O:3.0〜20.0wt%、
BaO:5.0〜40.0wt%、MgO:10.0w
t%以下、F- :15.0wt%以下、Na2 O:2
0.0wt%以下を含有し、さらに骨剤としてBN:
0.5〜4.0wt%、C:0.5〜4.0wt%のう
ちの1種以上を含有せしめたSiO2 を含まないフラッ
クスが開示されている。
【0006】ところが、該公報に開示されているフラッ
クスには、TiO2 、Li2 O、Na2 Oが多量に含有
されているため、これらの化合物ですら還元され、Al
23 の生成を十分に抑制することができず、粘性を不
安定にすると共にフラックス融点を降下する特性が半減
され、目的とする効果を得ることができないという欠点
があることが判った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明において解決す
べき課題は、上記従来の高Al等のフラックス還元性金
属元素を含有する鋼の連続鋳造に際しての問題点を解消
し、鋳造用フラックスとしての溶湯の酸化と、溶鋼変質
と、さらに鋳造でのフラックス潤滑機能の低下による鋳
造事故および表面欠損を防止する連続鋳造法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、連続鋳造用フラックスとして下記組成を有すると
ころにある。 (1) CaO:25.0〜45.0wt%、Al2
3 :10.0〜25.0wt%、SrO:10.0〜2
5.0wt%とし、これらが総量で55.0〜85.0
wt%からなり、かつこれにF:5.0〜20.0wt
%を含み、これらの主成分に溶融速度調整剤として炭素
を10.0wt%以下含有せしめ、その他原料中から混
入する不可避的組成を含み、該不可避的組成から混入す
るSiO2を2.0wt%以下に規制した連続鋳造用モ
ールドフラックス。 (2) CaO:25.0〜45.0wt%、Al2
3 :10.0〜25.0wt%、SrO:10.0〜2
5.0wt%とし、これらが総量で55.0〜85.0
wt%からなり、かつこれにF:5.0〜20.0wt
%を含み、これに加えてLiFを5.0wt%以下含有
せしめ、これらの主成分に溶融速度調整剤として炭素を
10.0wt%以下含有し、その他原料中から混入する
不可避的組成を含み、該不可避的組成から混入するSi
2 を2.0wt%以下に規制した連続鋳造用モールド
フラックス。
【0009】(3) CaO:25.0〜45.0wt
%、Al23 :10.0〜25.0wt%、SrO:
10.0〜25.0wt%とし、これらが総量で55.
0〜85.0wt%からなり、かつこれにF:5.0〜
20.0wt%を含み、さらにMgO:10.0wt%
以下に規制し、これらの主成分に溶融速度調整剤として
炭素を10.0wt%以下含有せしめ、その他原料中か
ら混入する不可避的組成を含み、該不可避的組成から混
入するSiO2 を2.0wt%以下に規制した連続鋳造
用モールドフラックス。 (4) CaO:25.0〜45.0wt%、Al2
3 :10.0〜25.0wt%、SrO:10.0〜2
5.0wt%とし、これらが総量で55.0〜85.0
wt%からなり、かつこれにF:5.0〜20.0wt
%を含み、これに加えてLiFを5.0wt%以下含有
せしめ、さらにMgO:10.0wt%以下を含み、こ
れらの主成分に溶融速度調整剤として炭素を10.0w
t%以下含有し、その他原料中から混入する不可避的組
成を含み、該不可避的組成から混入するSiO2 を2.
0wt%以下に規制した連続鋳造用モールドフラック
ス。
【0010】(5) CaO:25.0〜45.0wt
%、Al23 :10.0〜25.0wt%、SrO:
10.0〜25.0wt%とし、これらが総量で55.
0〜85.0wt%からなり、かつこれにF:5.0〜
20.0wt%を含み、これに加えてLiFを5.0w
t%以下含有せしめ、さらにLi2 O+Na2 O:4.
0wt%以下に規制し、これらの主成分に溶融速度調整
剤として炭素を10.0wt%以下含有し、その他原料
中から混入する不可避的組成を含み、該不可避的組成か
ら混入するSiO2 を2.0wt%以下に規制した連続
鋳造用モールドフラックス。 (6) CaO:25.0〜45.0wt%、Al2
3 :10.0〜25.0wt%、SrO:10.0〜2
5.0wt%とし、これらが総量で55.0〜85.0
wt%からなり、かつこれにF:5.0〜20.0wt
%を含み、これに加えてLiF:5.0wt%以下含有
せしめ、さらにLi2 O+Na2 O:4.0wt%以下
に規制し、さらにMgO:10.0wt%以下に規制
し、これらの主成分に溶融速度調整剤として炭素を1
0.0wt%以下に含有し、その他原料中から混入する
不可避的組成を含み、該不可避的組成から混入するSi
2 を2.0wt%以下に規制した連続鋳造用モールド
フラックス。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明者らは上記した如く、フラ
ックス中のSiO2 が溶鋼中のAl等のスラグ還元性金
属により還元されるので、極力SiO2 を少なくしたフ
ラックスの開発を試み、種々の実験研究を重ねた結果、
CaO−Al23 −SrO系フラックス組成にFを適
量添加したフラックスが優れた効果を発揮するとの知見
を得た。
【0012】そこで本発明者らはフラックスの組成とし
て、CaO:25.0〜45.0wt%、Al23
10.0〜25.0wt%、SrO:10.0〜25.
0wt%とし、これらが総量で55.0〜85.0wt
%からなり、かつこれにF:5.0〜20.0wt%を
含み、これらの主成分に溶融速度調整剤として炭素を1
0.0wt%以下含有せしめると共に、極力SiO2
低減を図り不可避的に原料中から混入するものであって
もその量を2.0wt%以下に規制し、必要に応じてL
iF、MgO、Li2 O、Na2 Oを含有した連続鋳造
用モールドフラックスを開発した。
【0013】フラックス中のSiO2 の役目は、低融点
化とガラス化の促進であるが、SiO2 を多量に含有し
ていると、フラックス中のAl23 が前記(1)式の
反応によって増加し、高融点の2CaO・Al23
SiO2 (ゲーレナイト)を生成する。これに対してS
iO2 の代わりにSrOを10.0〜25.0wt%、
Fを5.0〜20.0wt%添加した本発明にかかるフ
ラックスは実用的な潤滑性を確保することができ、溶融
フラックス成分の変化がないため安定した鋳造を行うこ
とができる。しかし、CaO−Al23 系の基本組成
のフラックスに、Fのみを含有させても凝固温度が高い
ため潤滑不良となり、ブレークアウトを惹起する惧れが
ある。従って、本発明で規制したような成分系を確保す
る必要がある。
【0014】次に上記した本発明におけるフラックスに
おいて、それぞれの成分範囲を限定した理由について以
下に説明する。基本成分はCaO−Al23 −SrO
系とし、CaOはフラックスの所定物性を付与するため
に25.0〜45.0wt%必要とし、25.0wt%
未満ではフラックス特性のうち、特に所定の粘度を得る
ことができなくなり、45.0wt%を超えると溶融温
度が高くなり、潤滑不良となり好ましくない。
【0015】Al23 は本発明成分系においては1
0.0wt%未満であっても、また25.0wt%を超
えてもフラックスの溶融温度が高くなるのでこの範囲に
限定した。SrOは10.0wt%未満であるとフラッ
クスの粘度が高くなり、また25.0wt%を超えると
溶融温度が高くなるのでその適正範囲は10.0wt%
から25.0wt%の範囲である。しかして、これら前
記成分を総量で55.0〜85.0wt%の範囲内に収
める必要がある。これを主成分系としたフラックスにお
いて、さらにFを適量添加するもので、その量は10.
0〜20.0wt%の範囲である。
【0016】Fを5.0wt%未満にするとフラックス
粘度が高くなり好ましくなく、逆に20.0wt%を超
えて添加すると煙の発生および連鋳マシンの設備腐食を
助長する恐れがあり、好ましい範囲としては前述した通
りである。また、このフラックスに溶融速度調整剤とし
て炭素を使用するが、その量は10.0wt%以下であ
り、その添加量が10.0wt%を超えるとフラックス
の溶融速度が遅くなり、溶融フラックスの生成が困難と
なるため、溶融フラックスによる潤滑が不可能となり、
鋳片品質の低下あるいはブレークアウト等の発生により
鋳造作業に支障をきたすので、10.0wt%以下で充
分である。
【0017】さらに前述したように、フラックス中のS
iO2 は好ましいものではないので、本発明フラックス
ではSiO2 の混入は極力抑えた方がよいが、SiO2
を皆無にするためには、SiO2 が不純物として入って
いない原料を使用しなくてはならずコストアップに繋が
り、それに要しただけの効果が期待できない。そこで本
発明においては、フラックスの製造過程で原料中から不
可避的に混入するSiO2 量を2.0wt%以下に限定
することにより初期の効果を充分得ることができるの
で、徒らに低減する必要はなく前記含有量までは許容で
きる。
【0018】LiFは、Li2 Oのように、AlやRE
Mの酸化物を生成しないということを発見した。よっ
て、これらの組成をもつフラックスに、LiFを必要に
応じて5.0wt%以下添加することができ、この量の
添加で充分な粘度の低下及び低融点の特性を付加するこ
とができる。また、溶鋼中のAlやY、REMによって
還元される、Li2 O+Na2 Oを添加することがで
き、その量は4.0wt%まで許容できる。フラックス
中へのMgOの添加もSrOの存在下では10.0wt
%以下の範囲であれば許容することができ、若干の低粘
度、低融点化が期待できる。
【0019】
【実施例】以下本発明の効果を実施例に基づいて説明す
る。表1は本発明の特性を有するフラックスの組成を示
したもので、表1に示されたフラックスを用いて高Al
含有鋼、Y含有鋼、REM含有鋼を連続鋳造した結果を
表2に示した。なお比較のために従来のフラックス組成
とそのフラックスを用いて前記鋼を鋳造した結果も同時
に示した。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】表2から明らかなように本発明フラックス
を使用して鋳造した実施番号1〜14は鋳造でのブレー
クアウトの発生もなく、また鋳片の縦割れの発生も皆無
であり、鋳片の肌荒れについてはフラックス、鋼種によ
り若干の差異はあるが、概ね良好であった。これに対
し、従来のフラックスを用いた実施番号15〜18は鋳
造中にブレークアウトを発生するものもあり、また鋳片
の縦割れ、肌荒れ等についても良好な結果は得られず、
不良品の発生が増えていた。
【0023】
【発明の効果】本発明のフラックスを用いることによ
り、高Al含有鋼、Y含有鋼、REM含有鋼等のスラグ
還元性金属元素を含む鋼の鋳造において、スラグベアの
発生を抑制し、ブレークアウトの発生もなく安定操業が
可能となり、鋳造された鋳片表面には縦割れもなく、表
面性状も改善され、かつ鋳片内質も良好な鋳片を製造す
ることができ、従来のものと比べて、操業性に加えて歩
留りも著しく向上する。
フロントページの続き (72)発明者 田中 宏幸 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鉄所内 (72)発明者 小西 淳平 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 (72)発明者 皆川 安生 千葉県木更津市清見台東1−23−19 (72)発明者 松尾 晶 福岡県北九州市八幡西区町上津役西3−4 −20 (72)発明者 福田 安之 福岡県豊前市吉木778−3

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CaO:25.0〜45.0wt%、A
    23 :10.0〜25.0wt%、SrO:10.
    0〜25.0wt%とし、これらが総量で55.0〜8
    5.0wt%からなり、かつこれにF:5.0〜20.
    0wt%を含み、これらの主成分に溶融速度調整剤とし
    て炭素を10.0wt%以下含有せしめ、その他原料中
    から混入する不可避的組成を含み、該不可避的組成から
    混入するSiO2 を2.0wt%以下に規制したことを
    特徴とする連続鋳造用モールドフラックス。
  2. 【請求項2】 CaO:25.0〜45.0wt%、A
    23 :10.0〜25.0wt%、SrO:10.
    0〜25.0wt%とし、これらが総量で55.0〜8
    5.0wt%からなり、かつこれにF:5.0〜20.
    0wt%を含み、これに加えてLiFを5.0wt%以
    下含有せしめ、これらの主成分に溶融速度調整剤として
    炭素を10.0wt%以下含有し、その他原料中から混
    入する不可避的組成を含み、該不可避的組成から混入す
    るSiO2 を2.0wt%以下に規制したことを特徴と
    する連続鋳造用モールドフラックス。
  3. 【請求項3】 CaO:25.0〜45.0wt%、A
    23 :10.0〜25.0wt%、SrO:10.
    0〜25.0wt%とし、これらが総量で55.0〜8
    5.0wt%からなり、かつこれにF:5.0〜20.
    0wt%を含み、さらにMgO:10.0wt%以下に
    規制し、これらの主成分に溶融速度調整剤として炭素を
    10.0wt%以下含有せしめ、その他原料中から混入
    する不可避的組成を含み、該不可避的組成から混入する
    SiO2 を2.0wt%以下に規制したことを特徴とす
    る連続鋳造用モールドフラックス。
  4. 【請求項4】 CaO:25.0〜45.0wt%、A
    23 :10.0〜25.0wt%、SrO:10.
    0〜25.0wt%とし、これらが総量で55.0〜8
    5.0wt%からなり、かつこれにF:5.0〜20.
    0wt%を含み、これに加えてLiFを5.0wt%以
    下含有せしめ、さらにMgO:10.0wt%以下を含
    み、これらの主成分に溶融速度調整剤として炭素を1
    0.0wt%以下含有し、その他原料中から混入する不
    可避的組成を含み、該不可避的組成から混入するSiO
    2 を2.0wt%以下に規制したことを特徴とする連続
    鋳造用モールドフラックス。
  5. 【請求項5】 CaO:25.0〜45.0wt%、A
    23 :10.0〜25.0wt%、SrO:10.
    0〜25.0wt%とし、これらが総量で55.0〜8
    5.0wt%からなり、かつこれにF:5.0〜20.
    0wt%を含み、これに加えてLiFを5.0wt%以
    下含有せしめ、さらにLi2 O+Na2 O:4.0wt
    %以下に規制し、これらの主成分に溶融速度調整剤とし
    て炭素を10.0wt%以下含有し、その他原料中から
    混入する不可避的組成を含み、該不可避的組成から混入
    するSiO2 を2.0wt%以下に規制したことを特徴
    とする連続鋳造用モールドフラックス。
  6. 【請求項6】 CaO:25.0〜45.0wt%、A
    23 :10.0〜25.0wt%、SrO:10.
    0〜25.0wt%とし、これらが総量で55.0〜8
    5.0wt%からなり、かつこれにF:5.0〜20.
    0wt%を含み、これに加えてLiF:5.0wt%以
    下含有せしめ、さらにLi2 O+Na2 O:4.0wt
    %以下に規制し、さらにMgO:10.0wt%以下に
    規制し、これらの主成分に溶融速度調整剤として炭素を
    10.0wt%以下に含有し、その他原料中から混入す
    る不可避的組成を含み、該不可避的組成から混入するS
    iO2 を2.0wt%以下に規制したことを特徴とする
    連続鋳造用モールドフラックス。
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