JP2819190B2 - Ti含有超合金鋳造方法及びそれに用いるパウダー - Google Patents
Ti含有超合金鋳造方法及びそれに用いるパウダーInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はTi含有超合金の連続鋳造中におけるパウダー
の変質(潤滑性能劣化)に起因するブレークアウトを防
止し、かつ鋳片の表面欠陥を防止し得る連続鋳造方法及
びそれに用いるパウダーに関するものである。
の変質(潤滑性能劣化)に起因するブレークアウトを防
止し、かつ鋳片の表面欠陥を防止し得る連続鋳造方法及
びそれに用いるパウダーに関するものである。
(従来の技術) 現在、一般に使用されている鋳造用パウダーは、CaO
およびSiO2を主成分とする母材と、粘度および融点を調
整するNa2O,K2O,Al2O3,Li2O,NaF,KF,AlF3等の媒溶剤を
含有したものである。このパウダーを用いてNCF825の如
きTiを0.1%以上含有する超合金を連続鋳造すると、溶
融パウダー中のSiO2が溶鋼中のTiと反応し、パウダー中
にTiO2を生成するため、パウダー中のSiO2の割合が低下
して粘度および融点が低下する。
およびSiO2を主成分とする母材と、粘度および融点を調
整するNa2O,K2O,Al2O3,Li2O,NaF,KF,AlF3等の媒溶剤を
含有したものである。このパウダーを用いてNCF825の如
きTiを0.1%以上含有する超合金を連続鋳造すると、溶
融パウダー中のSiO2が溶鋼中のTiと反応し、パウダー中
にTiO2を生成するため、パウダー中のSiO2の割合が低下
して粘度および融点が低下する。
このため、鋳片と鋳型の間にパウダーの不均一な流入
を起こし、鋳片に凹み欠陥やモールド内シェル切れに起
因するブリードが多発して鋳片の手入歩留が低下する。
また、ブレークアウト等の鋳造事故により生産性が著し
く低下することもある。
を起こし、鋳片に凹み欠陥やモールド内シェル切れに起
因するブリードが多発して鋳片の手入歩留が低下する。
また、ブレークアウト等の鋳造事故により生産性が著し
く低下することもある。
Ti含有鋼鋳造用パウダーについては特開昭61−176451
号公報において、SUS321ステンレス鋼の如き、Tiを0.5
%含有する鋼の連続鋳造において、BaO=5〜40%およ
びCaO,SiO2を含み、BaO+CaO+SiO2=60〜80%とし、か
つCaO/SiO2=0.3〜1.0となるように配合した原料を溶融
後、粉末又は顆粒状となしたパウダーを使用することに
より、捲込み欠陥およびブリーディングの発生のない表
面性状の良好な鋳片を製造する方法が知られている。し
かし、NCF825の如きNiを40%以上、Crを20%以上含有
し、融点が1400℃以下の超合金は、含有合金量に応じて
融点が大幅に変動するため、パウダーの融点および粘度
を安定して確保できず潤滑性能が不充分であった。
号公報において、SUS321ステンレス鋼の如き、Tiを0.5
%含有する鋼の連続鋳造において、BaO=5〜40%およ
びCaO,SiO2を含み、BaO+CaO+SiO2=60〜80%とし、か
つCaO/SiO2=0.3〜1.0となるように配合した原料を溶融
後、粉末又は顆粒状となしたパウダーを使用することに
より、捲込み欠陥およびブリーディングの発生のない表
面性状の良好な鋳片を製造する方法が知られている。し
かし、NCF825の如きNiを40%以上、Crを20%以上含有
し、融点が1400℃以下の超合金は、含有合金量に応じて
融点が大幅に変動するため、パウダーの融点および粘度
を安定して確保できず潤滑性能が不充分であった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、NCF825の如き、Tiを0.1%以上、Niを40%
以上、Crを20%以上含有し、融点が1400℃以下の超合金
の連続鋳造において、鋳片表面凹み欠陥およびブリード
欠陥の発生のない表面性状良好な鋳片を製造するための
鋳造方法及びそれに用いるパウダーを提供するものであ
る。
以上、Crを20%以上含有し、融点が1400℃以下の超合金
の連続鋳造において、鋳片表面凹み欠陥およびブリード
欠陥の発生のない表面性状良好な鋳片を製造するための
鋳造方法及びそれに用いるパウダーを提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段、作用) 本発明の請求項1は、重量%にてTiを0.1%以上、Ni
を40%以上、Crを20%以上含有し、融点が1400℃以下の
超合金を、CaOおよびSiO2の比がCaO/SiO2≦0.4(重量比
率)であり、パウダー融点が(1)式を満足し、かつ13
00℃における粘度が0.3〜3.0ポイズであるパウダーを用
いて連続鋳造することを特徴とするTi含有超合金鋳造方
法である。
を40%以上、Crを20%以上含有し、融点が1400℃以下の
超合金を、CaOおよびSiO2の比がCaO/SiO2≦0.4(重量比
率)であり、パウダー融点が(1)式を満足し、かつ13
00℃における粘度が0.3〜3.0ポイズであるパウダーを用
いて連続鋳造することを特徴とするTi含有超合金鋳造方
法である。
1.25ST−890≦MT≦1.25ST−850 ……(1) MT:パウダー融点(℃) ST:超合金の融点(℃) 本発明の請求項2は、重量%にてTiを0.1%以上、Ni
を40%以上、Crを20%以上含有し、融点が1400℃以下の
超合金の連続鋳造用パウダーであって、CaOおよびSiO2
の比がCaO/SiO2≦0.4(重量比率)であり、パウダー融
点が(1)式を満足し、かつ1300℃における粘度が0.3
〜3.0ポイズであることを特徴とするTi含有超合金鋳造
用パウダーである。
を40%以上、Crを20%以上含有し、融点が1400℃以下の
超合金の連続鋳造用パウダーであって、CaOおよびSiO2
の比がCaO/SiO2≦0.4(重量比率)であり、パウダー融
点が(1)式を満足し、かつ1300℃における粘度が0.3
〜3.0ポイズであることを特徴とするTi含有超合金鋳造
用パウダーである。
1.25ST−890≦MT≦1.25ST−850 ……(1) MT:パウダー融点(℃) ST:超合金の融点(℃) 本発明における超合金とは、Niを40%以上、Crを20%
以上含有し、融点が1400℃以下の合金である。
以上含有し、融点が1400℃以下の合金である。
連続鋳造においては、鋳型内溶湯温度を液相線温度に
対して5〜30℃高い温度とすることが表面性状の良好な
鋳片を得るための鋳造条件とされている。溶湯の液相線
温度はNi,Crの含有量が高くなるに従って著しく低下す
る。
対して5〜30℃高い温度とすることが表面性状の良好な
鋳片を得るための鋳造条件とされている。溶湯の液相線
温度はNi,Crの含有量が高くなるに従って著しく低下す
る。
例えばNi=43.5%、Cr=22.5%の溶湯の液相線温度は
1360℃となるので鋳型内温度は、1365〜1390℃が適性条
件である。
1360℃となるので鋳型内温度は、1365〜1390℃が適性条
件である。
このように、鋳型内の適性温度を確保するためには、
超合金の融点に応じてパウダーの物性を変更する必要が
ある。超合金の融点は、溶湯成分から計算によって求め
た値を用いる。
超合金の融点に応じてパウダーの物性を変更する必要が
ある。超合金の融点は、溶湯成分から計算によって求め
た値を用いる。
第1図はTiを0.1%以上含有する超合金の連続鋳造に
おけるパウダー融点および超合金の融点と鋳片手入歩留
の関係を示す。○印は、鋳片の手入れ歩留りが85%以
上、●印は鋳片の手入れ歩留りが85%未満である。すな
わち第1図において、鋳造する溶湯の融点とパウダー融
点の適性範囲の組合せが決定される。この範囲のパウダ
ー融点を選択することにより表面性状の良好な鋳片を得
ることができる。この範囲を選択しなかった場合、つま
りパウダーの融点が上限を超えた場合には、パウダーの
溶融不良を生じ、鋳型と鋳片との潤滑性が悪くなり、モ
ールド内シェル切れに起因するブリードが多発して鋳片
の手入歩留が低下する。また、ブレークアウト等の鋳造
事故により生産性が著しく低下することもある。
おけるパウダー融点および超合金の融点と鋳片手入歩留
の関係を示す。○印は、鋳片の手入れ歩留りが85%以
上、●印は鋳片の手入れ歩留りが85%未満である。すな
わち第1図において、鋳造する溶湯の融点とパウダー融
点の適性範囲の組合せが決定される。この範囲のパウダ
ー融点を選択することにより表面性状の良好な鋳片を得
ることができる。この範囲を選択しなかった場合、つま
りパウダーの融点が上限を超えた場合には、パウダーの
溶融不良を生じ、鋳型と鋳片との潤滑性が悪くなり、モ
ールド内シェル切れに起因するブリードが多発して鋳片
の手入歩留が低下する。また、ブレークアウト等の鋳造
事故により生産性が著しく低下することもある。
パウダーの融点が下限値未満の場合には溶融が早過ぎ
て、鋳型と鋳片間にパウダーの過剰流入を生じて鋳片の
凹み欠陥の原因となる。したがって、溶融性の良好なパ
ウダーとするためには第1図における良好なパウダー融
点の上限と下限の範囲である下記(1)式を満足するよ
うにパウダーの融点を超合金の融点に応じて調整するこ
とが必要である。
て、鋳型と鋳片間にパウダーの過剰流入を生じて鋳片の
凹み欠陥の原因となる。したがって、溶融性の良好なパ
ウダーとするためには第1図における良好なパウダー融
点の上限と下限の範囲である下記(1)式を満足するよ
うにパウダーの融点を超合金の融点に応じて調整するこ
とが必要である。
1.25ST−890≦MT≦1.25ST−850 ……(1) MT:パウダー融点(℃) ST:超合金の融点(℃) 第2図は、上記(1)式を満足するパウダーを用い
て、第1図と同様のTi含有超合金を連続鋳造したときの
1300℃におけるパウダー粘度と鋳片手入歩留との関係を
示す。溶融パウダーの粘度が0.3ポイズ未満の場合には
該パウダーが鋳型と鋳片との間に過剰流入し、鋳片の抜
熱不良による鋳片凹み欠陥を生じる。また、粘度が3ポ
イズを超える場合にはパウダーの鋳型と鋳片との間の流
入が不足して、鋳型と鋳片との潤滑不良を生じ、鋳型と
鋳片の焼きつきに起因するブリードが発生する。従っ
て、1300℃における溶融パウダーの粘度を0.3〜3.0ポイ
ズとすることが必要である。
て、第1図と同様のTi含有超合金を連続鋳造したときの
1300℃におけるパウダー粘度と鋳片手入歩留との関係を
示す。溶融パウダーの粘度が0.3ポイズ未満の場合には
該パウダーが鋳型と鋳片との間に過剰流入し、鋳片の抜
熱不良による鋳片凹み欠陥を生じる。また、粘度が3ポ
イズを超える場合にはパウダーの鋳型と鋳片との間の流
入が不足して、鋳型と鋳片との潤滑不良を生じ、鋳型と
鋳片の焼きつきに起因するブリードが発生する。従っ
て、1300℃における溶融パウダーの粘度を0.3〜3.0ポイ
ズとすることが必要である。
第3図は、第1図と同様のTi含有超合金を連続鋳造し
たときのパウダーの塩基度(CaO/SiO2)と鋳片手入歩留
との関係を示す。図に示すように、CaO/SiO2が0.4を超
えると鋳片に凹みやブリードが多発して鋳片の手入歩留
が急激に低下する。CaO/SiO2を0.4以下にすることによ
って手入歩留85%以上を達成することができる。
たときのパウダーの塩基度(CaO/SiO2)と鋳片手入歩留
との関係を示す。図に示すように、CaO/SiO2が0.4を超
えると鋳片に凹みやブリードが多発して鋳片の手入歩留
が急激に低下する。CaO/SiO2を0.4以下にすることによ
って手入歩留85%以上を達成することができる。
前述のように、Tiを0.1%以上含有する超合金を連続
鋳造すると溶融パウダー中のSiO2が溶鋼中のTiと反応
し、パウダー中にTiO2を生成するためパウダー中にTiO2
が増加するとともにパウダー中のSiO2が減少する(すな
わちCaO/SiO2が増大する)。第4図および第5図に第1
図と同様のTi含有超合金を連続鋳造したときのTiO2増加
量、CaO/SiO2増大量とパウダー粘度指数との関係を示
す。
鋳造すると溶融パウダー中のSiO2が溶鋼中のTiと反応
し、パウダー中にTiO2を生成するためパウダー中にTiO2
が増加するとともにパウダー中のSiO2が減少する(すな
わちCaO/SiO2が増大する)。第4図および第5図に第1
図と同様のTi含有超合金を連続鋳造したときのTiO2増加
量、CaO/SiO2増大量とパウダー粘度指数との関係を示
す。
各図におけるパウダーの粘度指数とはTiO2増加量およ
びCaO/SiO2増加量が0のときを100とするパウダー粘度
の割合である。図に示すように溶鋼中のTiによりパウダ
ー中のSiO2が還元されパウダー中にTiO2が増加すること
により、およびCaO/SiO2が増大することによりパウダー
粘度指数が低下する。
びCaO/SiO2増加量が0のときを100とするパウダー粘度
の割合である。図に示すように溶鋼中のTiによりパウダ
ー中のSiO2が還元されパウダー中にTiO2が増加すること
により、およびCaO/SiO2が増大することによりパウダー
粘度指数が低下する。
したがって、Tiを0.1%以上含有する超合金を高手入
歩留で安定鋳造するためにはパウダーのCaO/SiO2を小さ
く(SiO2を大きく)する必要がある。
歩留で安定鋳造するためにはパウダーのCaO/SiO2を小さ
く(SiO2を大きく)する必要がある。
モールド内溶鋼と接触するパウダーの量はモールドの
横断面積に制限される。このためCaO/SiO2が0.4以下に
なると、云いかえるとパウダー中に占めるSiO2量が多く
なると、溶鋼中のTiと反応し減少するSiO2の影響が小さ
くなるためと考えられる。
横断面積に制限される。このためCaO/SiO2が0.4以下に
なると、云いかえるとパウダー中に占めるSiO2量が多く
なると、溶鋼中のTiと反応し減少するSiO2の影響が小さ
くなるためと考えられる。
(実施例) Ti含有超合金を連続鋳造したときの溶鋼成分およびパ
ウダー成分を第1表に、鋳造結果、鋳片表面性状および
鋳片の手入歩留りを第2表に示す。本発明パウダーを使
用した場合は、鋳造性が良好で、鋳片の手入れ歩留りも
85%以上である。
ウダー成分を第1表に、鋳造結果、鋳片表面性状および
鋳片の手入歩留りを第2表に示す。本発明パウダーを使
用した場合は、鋳造性が良好で、鋳片の手入れ歩留りも
85%以上である。
(発明の効果) 従来のパウダーを使用した場合は、鋳造事故による鋳
造中止または鋳片表面欠陥により手入れ歩留りが大きく
低下する。本発明のパウダーの使用によってこれらの問
題を解決可能である。これによってTi含有超合金の安定
した連続鋳造が可能となるとともに、連続鋳造における
生産性の向上、鋳片手入歩留および手入費用の低減に大
きな効果をもたらすものである。
造中止または鋳片表面欠陥により手入れ歩留りが大きく
低下する。本発明のパウダーの使用によってこれらの問
題を解決可能である。これによってTi含有超合金の安定
した連続鋳造が可能となるとともに、連続鋳造における
生産性の向上、鋳片手入歩留および手入費用の低減に大
きな効果をもたらすものである。
第1図は、融点の異なる超合金の連続鋳造におけるパウ
ダー融点と鋳片手入歩留との関係を示す図、 第2図は、Tiを0.1%以上含有する超合金を連続鋳造し
た場合のパウダー粘度と鋳片手入歩留との関係を示す
図、 第3図は、Tiを0.1%以上含有する超合金を連続鋳造し
た場合のCaO/SiO2と鋳片手入歩留との関係を示す図、 第4図は、Tiを0.1%以上含有する超合金を連続鋳造し
た場合のパウダー中のTiO2増加量とパウダー粘度指数と
の関係を示す図、 第5図はTiを0.1%以上含有する超合金を連続鋳造した
場合のCaO/SiO2増加量とパウダー粘度指数との関係を示
す図である。
ダー融点と鋳片手入歩留との関係を示す図、 第2図は、Tiを0.1%以上含有する超合金を連続鋳造し
た場合のパウダー粘度と鋳片手入歩留との関係を示す
図、 第3図は、Tiを0.1%以上含有する超合金を連続鋳造し
た場合のCaO/SiO2と鋳片手入歩留との関係を示す図、 第4図は、Tiを0.1%以上含有する超合金を連続鋳造し
た場合のパウダー中のTiO2増加量とパウダー粘度指数と
の関係を示す図、 第5図はTiを0.1%以上含有する超合金を連続鋳造した
場合のCaO/SiO2増加量とパウダー粘度指数との関係を示
す図である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 11/00 B22D 11/10 B22D 11/10 370 C22C 19/05
Claims (2)
- 【請求項1】重量%にてTiを0.1%以上、Niを40%以
上、Crを20%以上含有し、融点が1400℃以下の超合金
を、CaOおよびSiO2の比がCaO/SiO2≦0.4(重量比率)で
あり、パウダー融点が(1)式を満足し、かつ1300℃に
おける粘度が0.3〜3.0ポイズであるパウダーを用いて連
続鋳造することを特徴とするTi含有超合金鋳造方法。 1.25ST−890≦MT≦1.25ST−850 ……(1) MT:パウダー融点(℃) ST:超合金の融点(℃) - 【請求項2】重量%にてTiを0.1%以上、Niを40%以
上、Crを20%以上含有し、融点が1400℃以下の超合金の
連続鋳造用パウダーであって、CaOおよびSiO2の比がCaO
/SiO2≦0.4(重量比率)であり、パウダー融点が(1)
式を満足し、かつ1300℃における粘度が0.3〜3.0ポイズ
であることを特徴とするTi含有超合金鋳造用パウダー。 1.25ST−890≦MT≦1.25ST−850 ……(1) MT:パウダー融点(℃) ST:超合金の融点(℃)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21576490A JP2819190B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | Ti含有超合金鋳造方法及びそれに用いるパウダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21576490A JP2819190B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | Ti含有超合金鋳造方法及びそれに用いるパウダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04100660A JPH04100660A (ja) | 1992-04-02 |
JP2819190B2 true JP2819190B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=16677844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21576490A Expired - Fee Related JP2819190B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | Ti含有超合金鋳造方法及びそれに用いるパウダー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2819190B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
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---|---|---|---|---|
JP3525891B2 (ja) * | 1999-12-14 | 2004-05-10 | Jfeスチール株式会社 | 小断面高Cr鋼の連続鋳造方法 |
JP3717049B2 (ja) * | 2000-05-26 | 2005-11-16 | 品川白煉瓦株式会社 | 鋼の連続鋳造用モールドパウダー及び鋼の連続鋳造方法 |
KR101015322B1 (ko) * | 2003-10-31 | 2011-02-15 | 주식회사 포스코 | 표면 품질이 우수한 고 티타늄 첨가 페라이트스테인레스강의 연속주조방법 |
JP4805637B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2011-11-02 | 日本冶金工業株式会社 | Ni−Cr−Mo−Fe系合金用連続鋳造パウダーおよび連続鋳造方法 |
JP4950751B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2012-06-13 | 日本冶金工業株式会社 | Fe基合金およびNi基合金の連続鋳造方法および連続鋳造用発熱性モールドパウダー |
CN109439943B (zh) * | 2018-12-06 | 2020-01-07 | 广州纳联材料科技有限公司 | 冶炼钴铬合金的熔剂及其应用 |
-
1990
- 1990-08-17 JP JP21576490A patent/JP2819190B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH04100660A (ja) | 1992-04-02 |
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