JP2647179B2 - 段積形変圧器 - Google Patents

段積形変圧器

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JP2647179B2
JP2647179B2 JP75189A JP75189A JP2647179B2 JP 2647179 B2 JP2647179 B2 JP 2647179B2 JP 75189 A JP75189 A JP 75189A JP 75189 A JP75189 A JP 75189A JP 2647179 B2 JP2647179 B2 JP 2647179B2
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壽親 安田
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Toshiba Corp
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、変圧器盤内に単位変圧器を二段に積載する
ようにした段積形変圧器に関する。
(従来の技術) ビル内の配電機器は、空調設備,照明設備,その他の
設備の自動化及び各種の事務機器の設置等により、その
容量が増加傾向にあり、変圧器としても経済性の面から
高圧大容量のものが用いられてきている。反面、配電機
器の搬入を容易にし且つビルのフロアスペースを有効に
活用するため、配電機器の据付面積を少なくすることが
要望されている。このため、大容量の変圧器を1台設置
するのに代えて、変圧器盤内に小容量の単位変圧器を複
数個段積みして夫々異なる負荷に電力を供給することが
行なわれている。この従来例を第3図及び第4図に示
す。即ち、1は変圧器盤、2は変圧器盤1の側面に固定
された下段の単位変圧器で、これは、鉄心3aに3個のコ
イル3bを巻装した変圧器本体3と、その内周部に変圧器
本体3の外周部に嵌合固着した支持枠4とから構成され
ており、上端部の中心より左半部に各コイル3bに接続さ
れる3個の一次側端子5が取り付けられている。この下
段の単位変圧器2の上面部には上段の単位変圧器6が段
積みされ、これは、鉄心7aに3個のコイル7bを巻装した
変圧器本体7と、その変圧器本体7の外周部に嵌合固着
した支持枠8とから構成されており、上端部の中心より
右半部に各コイル7bに接続される3個の一次側端子9が
取り付けられている。変圧器盤1内の上部にはその中心
より右半部に位置して上段の単位変圧器6用の負荷開閉
器10が取付けられている。この負荷開閉器10は上部の3
個の端子10aがケーブル11を介して変圧器盤1の上面部
に配設された受電用の3個の共通母線12に接続され、下
部の3個の端子10bがケーブル13を介して上段の単位変
圧器6の3個の一次側端子9に接続されている。変圧器
盤1内の上部左半部には下段の単位変圧器2用の負荷開
閉器14が取付けられ、上部の3個の端子14aはケーブル1
5を介して受電用の共通母線12に接続され、下部の3個
の端子14bは上段の単位変圧器6のコイル7bの前面を垂
下するケーブル16を介して下段の単位変圧器2の3個の
一次側端子5に接続されている。尚、ケーブル16の途中
部位は、上段の単位変圧器6の上部にその中心より左半
部に位置して取付けられた中間端子18に支持されてい
る。17は受電用の共通母線12に接続された引込みケーブ
ルである。
(発明が解決しようとする課題) 上述した構成においては、つぎの問題点がある。第1
に、単位変圧器6のコイル7b奥行寸法は他の部分よりも
大きいものであるが、上述の構成においては、下段の単
位変圧器2の一次側端子5と負荷開閉器14とを接続する
ケーブル16が上段の単位変圧器6のコイル7bの前面を通
るので、変圧器盤1の奥行寸法が更に大きくなり、薄形
化を図ることができない。第2に、前記ケーブル16が上
段の単位変圧器6のコイル7bの前面を寒ぐような状態を
呈するので、上段の単位変圧器6の点検作業及びコイル
7bのタップ切換器7cのタップ切換作業がやりにくい。ま
た、これらの作業は下段の単位変圧器2用の負荷開閉器
14をオフ状態にして実施しなければならない。第3に、
上段の単位変圧器6だけを変圧器盤1外に搬出する場合
にも、下段の単位変圧器2用のケーブル16の接続作業を
取外さなければならない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、変圧器盤の薄形化を図り得、点検作業及びタップ
切換作業を容易に行なうことができ、下段の単位変圧器
のケーブルの接続を外さなくても上段の単位変圧器を変
圧器盤から容易に搬出できる段積形変圧器を提供するに
ある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の段積形変圧器は、変圧器盤内上方の左,右の
側面部寄りの位置に2個の開閉器を取付け、下段の単位
変圧器の上部に上下複数段で且つ水平方向に延び開閉器
に接続する側の端部が上段の単位変圧器のコイルより一
方の側方側へ突出するとともに下位のものほどその側方
側に位置する第1組の接続導体を配設し、上段の単位変
圧器の上部に上下複数段で且つ水平方向に延び開閉器に
接続する側の端部が下位のものほど他方の側方側に位置
する第2の接続導体を配設し、第1組の接続導体におけ
るコイル接続側端部を下段の単位変圧器の口出し部に接
続するとともに開閉器接続側端部をその上方に位置する
一方の開閉器の端子部に接続し、第2組の接続導体にお
けるコイル接続側端部を上段の単位変圧器の口出し部に
接続するとともに開閉器接続側端部をその上方に位置す
る他方の開閉器の端子部に接続するようにしたところに
特徴を有する。
(作用) 本発明の段積形変圧器によれば、下段の単位変圧器の
一次側は上部に水平方向に配置した第1組の接続導体を
介して、上段の単位変圧器のコイルより一方の側方側か
らその方向に位置する開閉器に接続し、上段の単位変圧
器の一次側は上部に水平方向に配置した第2組の接続導
体を介して他方の側方側からその上方に位置する開閉器
に接続するようにしたので、上,下段の単位変圧器のコ
イルの前面側が開放される。また、第1組及び第2組の
接続導体の開閉器接続側端部を下位のものほど側方側に
位置するようにしたので、各開閉器の端子部と接続する
複数本のケーブルが、夫々側方側へ並べて配列されるの
で、変圧器盤の奥行寸法が小さくなる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき第1図及び第2図を参
照して説明する。
21は変圧器盤であり、外形のみを略図的に示してい
る。この変圧器盤21の底部には下段の単位変圧器22が載
置されている。この単位変圧器22は鉄心23に3個のコイ
ル24を巻装した変圧器本体25と、その変圧器本体25の外
周部に嵌合固着した短形枠状の支持枠26とから構成さ
れ、支持枠26の底面部に車輪26a,26aを取付けており、
図示しない固定装置により変圧器盤21の底面部に固定さ
れている。これらのコイル24の外周部にはタップ切換器
24aが設けられており、また各コイル24の上部から一次
側口出し部としての口出し線27a,27b,27cが引出されて
いる。この下段の単位変圧器22の上面部には上段の単位
変圧器28が段積みされ、これは、鉄心29に3個のコイル
30を巻装した変圧器本体31と、その変圧器本体31の外周
部に嵌合固着した支持枠32とから構成されている。これ
らのコイル30の外周部にはタップ切換器30aが設けられ
ており、また各コイル30の上部から一次側口出し部とし
ての口出し線33a,33b,33cが引出されている。変圧器盤2
1内の上部にはその中心より右半部に位置して上段の単
位変圧器28用の負荷開閉器34が取付けられている。この
負荷開閉器34には上端部及び下端部に夫々3個の端子が
35a乃至35c及び36a乃至36cが設けられている。同様に変
圧器盤21内の上部左半部には下段の単位変圧器22用の負
荷開閉器37が取付けられており、上端部及び下端部に夫
々3個の端子部38c乃至3cc及び39a乃至39cが設けられて
いる。下段の単位変圧器22の上部には第1組の接続導体
40が設けられている。この接続導体40は上下複数段例え
ば3段で且つ水平方向に延びる上部接続導体41,中間接
続導体42及び下部接続導体43から構成されている。これ
ら接続導体41,42,43は、第1図において右側に位置する
コイル接続側端部41aが上位のものほど右側に位置し、
それぞれ下段の単位変圧器22のコイル24の口出し線27a,
27b,27cに接続されている。また、接続導体41,42,43の
開閉器接続側端部41bは下位のものほど上段の単位変圧
器28のコイル30より左側方へ突出していて、その上方に
位置する負荷開閉器37の下端部の端子部39a,39b,39cに
ケーブル44,45,46を介して接続されている。上段の単位
変圧器28の上部には第2組の接続導体47が設けられてい
る。この接続導体47も上下複数段例えば3段で且つ水平
方向に延びる上部接続導体48,中間接続導体49及び下部
接続導体50から構成されている。これら接続導体48,49,
50は、第1図において左側に位置するコイル接続側端部
48a,49a,50aが上位のものほど左側に位置して上段の単
位変圧器28のコイル30の口出し線33a,33b,33cに接続さ
れている。また開閉器接続側端部48b,49b,50bは下位の
ものほど右側に位置してその上方に位置する負荷開閉器
34の下端部に接続している。54乃至56は受電用の母線
で、これらは負荷開閉器37及び34の上方の位置で変圧器
盤21の上面部にがいし57を介して水平に取付けられ、中
央部に負荷開閉器37及び34の中間部に位置するようにU
字状の垂下部54a乃至56aが形成されている。そして、母
線54にケーブル58及び59を介して負荷開閉器37及び34の
上端部の端子部38a及び35aが接続され、母線55にケーブ
ル60及び61を介して負荷開閉器37及び34の上端部の端子
部38b及び35bが接続され、母線56がケーブル62及び63を
介して負荷開閉器37及び34の上端部の端子部38c及び35c
に接続されている。尚、64は受電用の母線54乃至56の垂
下部54a乃至56aの二辺間に固定された間隔片である。65
乃至67は引き込みケーブルで、これらは受電用の母線54
乃至56の垂下部54a乃至56aの下端部に取付けられた端子
部54b乃至56bに接続されている。
斯様な構成の上記実施例によれば、第1組の接続導体
40は上下段の単位変圧器28,22のコイル30,24の間に位置
し、水平方向にのびて上段の単位変圧器28のコイル30よ
り左側方へ突出してその直上に位置する負荷開閉器37に
接続されているので、接続導体40及びこの接続導体40と
負荷開閉器37の端子部39a乃至39cとの間を接続するケー
ブル44乃至46が上段の単位変圧器28のコイル30の前面を
寒ぐことがなくなる。このためコイル30の前面が開放さ
れるようになり、従って、上段の単位変圧器28の点検作
業及びタップ切換器30aの切換作業を容易に実施でき
る。また、各組の接続導体40,47は上下複数段にして配
置され、しかもコイル24の左側方とコイル30の右側方と
に振り分けて負荷開閉器37,34に接続されているので、
各接続導体40と負荷開閉器37,34の端子部39a乃至39c及
び36a乃至36cとの間を接続するケーブル44乃至46及び51
乃至53が略平面状に配置されるようになり、変圧器盤21
の奥行寸法を小さくでき、薄形化を図り得る。そして、
上段の単位変圧器28を変圧器盤21外に搬出する場合に下
段単位変圧器22用のケーブル44乃至46を取外す必要もな
い。更に、変圧器盤21内においては、負荷開閉器34,37
間に生ずる空間部を利用して、母線54乃至56の垂下部54
a乃至56aを配設し、これらの垂下部54a乃至56aの端子部
54b乃至56bに接続される引込みケーブル65乃至67を配設
するようにしたので、変圧器盤21の左右の幅寸法が従来
に比しそれほど大とはならない。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明の段積形変圧器
は、下段の単位変圧器の上部の第1組の接続導体の開閉
器接続側端部を上段の単位変圧器のコイルより一方の側
方側へ突出させるとともに下位のものほどその側方側に
位置させて一方の開閉器の端子部に接続し、上段の単位
変圧器の上部の第2組の接続導体の開閉器接続側端部を
下位のものほど他方の側方側に位置させて開閉器の端子
部に接続するようにしたので、変圧器盤の奥行寸法を小
さくできて変圧器盤の薄形化を図り得、点検作業及びタ
ップの切換作業が容易になし得、下段の単位変圧器のケ
ーブルの接続を外さなくても上段の単位変圧器を容易に
搬出できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は正面図、第2図は側面図であり、第3図及び第4
図は従来例の第1図及び第2図相当図である。 図中、21は変圧器盤、22は下段の単位変圧器、27a,27b,
27c,33a,33b,33cは口出し線(一次側口出し部)、28は
上段の単位変圧器、34,37は負荷開閉器、36a,36b,36c,3
9a,39b,39cは端子部、40は第1組の接続導体、41a,42a,
43aはコイル側端部、41b,42b,43bは開閉器接続側端部、
47は第2組の接続導体、48a,49a,50aはコイル側端部、4
8b,49b,50bは開閉器接続側端部を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変圧器盤と、この変圧器盤内に段積みされ
    夫々複数個の一次側口出し部を有する上段及び下段の単
    位変圧器と、これらの単位変圧器に夫々対応して前記変
    圧器盤内上方の左,右の側面部寄りの位置に取付けられ
    前記口出し部に対応する端子部を有する2個の開閉器
    と、前記下段の単位変圧器の上部に上下複数段で且つ水
    平方向に延びるように配設され開閉器に接続される側の
    端部が上段の単位変圧器のコイルより一方の側方側へ突
    出するとともに下位のものほどその側方側に位置する第
    1組の接続導体と、前記上段の単位変圧器の上部に上下
    複数段で且つ水平方向に延びるように配設され開閉器に
    接続される側の端部が下位のものほど他方の側方側に位
    置する第2組の接続導体とを具備し、前記第1組の接続
    導体におけるコイル接続側の端部を下段の単位変圧器の
    口出し部に接続するとともに開閉器接続側の端部をその
    上方に配置された一方の開閉器の端子部に接続し、前記
    第2組の接続導体におけるコイル接続側の端部を上段の
    単位変圧器の口出し部に接続するとともに開閉器接続側
    の端部をその上方に配置された他方の開閉器の端子部に
    接続するようにしたことを特徴とする段積形変圧器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7861278B1 (en) 1981-11-03 2010-12-28 Personalized Media Communications, Llc Signal processing apparatus and methods

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7861278B1 (en) 1981-11-03 2010-12-28 Personalized Media Communications, Llc Signal processing apparatus and methods

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