JP2573316B2 - 変圧器 - Google Patents

変圧器

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JP2573316B2
JP2573316B2 JP63158184A JP15818488A JP2573316B2 JP 2573316 B2 JP2573316 B2 JP 2573316B2 JP 63158184 A JP63158184 A JP 63158184A JP 15818488 A JP15818488 A JP 15818488A JP 2573316 B2 JP2573316 B2 JP 2573316B2
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transformer
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壽親 安田
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、筐体内に変圧器中身を複数段に積載するよ
うにした変圧器に関する。
(従来の技術) ビル内の配電機器は、空調設備,照明設備,その他の
設備の自動化及び各種の事務機器の設置等により、その
容量が増加傾向にあり、変圧器としても経済性の面から
高圧大容量のものが用いられてきている。反面、配電機
器の搬入を容易にし且つビルのフロアスペースを有効に
活用するため、配電機器の据付面積を少なくすることが
要望されている。このため、大容量の変圧器を1台設置
するのに代えて、筐体内に小容量の変圧器中身を複数個
段積みして使用することが行なわれている。この従来例
を第5図に示す。即ち、1は筐体で、これに隣接して配
電盤2が設けられている。3及び4は筐体1内に複数段
例えば2段に積載された変圧器中身で、このうち、下段
の変圧器中身3は、鉄心3aの各脚部に3個のコイル3bが
巻回されて構成され、上段の変圧器中身4は、例えば鉄
心4aの各脚部に2個のコイル4bが巻回されて構成され
て、その2個のコイル4bが直列接続されている。なお、
二次側のコイルからは中性点が引出されていて口出し線
が3本となっている。これらの下段及び上段の変圧器中
身3及び4においては、夫々コイル3b及び4bの裏面部か
ら上方に向けて各3個の二次口出し線3c及び4cが引出さ
れており、夫々のコイル3b及び4bの正面部から引出され
た一次口出し線がタップ切換装置(何れも図示せず)に
接続されている。5a及び5bは各3本の引込みバーであ
り、これらは配電盤2から変圧器中身3及び4に対応す
るようにその上方に夫々水平に配設されている。そし
て、筐体1内に変圧器中身3及び4が積載された状態に
おいて、垂直方向に配置された各3本のフレキシブルバ
ー6a及び6bの両端部が夫々3本の引込みバー5a及び5b並
びに各3個の二次口出し線3c及び4cに接続されている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した変圧器においては、下段及び上段の変圧器中
身3及び4の二次電圧を変更する場合、図示しないタッ
プ切換装置を切換える必要があるので、その切換作業を
容易にするため、タップ切換装置即ち一次側を正面側に
配置し、二次側即ち二次口出し線3c及び4cを裏面側に配
置するという事情にある。このため、フレキシブルバー
6a及び6bを、引込みバー5a及び5bと二次口出し線3c及び
4cとの間に接続する作業は、変圧器中身3及び4の後側
から行わなければならない。従って、次のような問題が
生ずる。
まず、第1に、筐体1の裏面側に、作業者が筐体1内
に出入りするための開口部を設け、更にこの開口部を塞
ぐ蓋板を着脱可能に設けなければならないので、筐体1
の構造が複雑になる。第2に、変圧器中身3の上方に延
びる3本の二次口出し線3cに高さを異ならせて3本のフ
レキシブルバー6aを接続し、変圧器中身4の上方に延び
る3本の二次口出し線4cに高さを異ならせて3本のフレ
キシブルバー6bを接続する必要があるので、筐体1の高
さ寸法が大となる。第3に、筐体1の裏側に作業者が通
行可能なスペースを確保しなければならないので、変圧
器の据付スペースが筐体1の底面積に比べて大きくな
り、据付面積が大となる。この場合、筐体1の裏側のス
ペースを省略すべく、二次口出し線3c及び4cを変圧器中
身3及び4の正面側に配置することも考えられるが、こ
れでは、一次側と二次側の絶縁距離を前後に確保する必
要があり、結局奥行寸法が大となって据付面積の減少は
図れない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、筐体の構造が簡単になり、高さ寸法を小になし得、
且つ奥行寸法を小になし得て、据付面積を減少させ得る
変圧器を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の変圧器は、筐体内に変圧器中身を複数段に積
載するものであって、各段の変圧器中身の上部に各相分
の接続導体を夫々異なる高さ位置となるようにして水平
方向に配設し、これら接続導体に各変圧器中身の二次コ
イルの口出し線を夫々接続すると共に、これらの接続導
体の端部を対応する変圧器中身の側面部よりも外側に突
出させた構成に特徴を有する。
(作用) 本発明の変圧器によれば、各段の変圧器中身の上部に
夫々異なる高さ位置となるようにして水平方向に配設さ
れた各相分の接続導体に、各変圧器中身の二次コイルの
口出し線を夫々接続するので、全体の高さが低くなる。
また、これらの接続導体の端部を対応する変圧器中身の
側面部よりも外側に突出させたので、その端部の接続作
業を筐体の正面側から行なうことができ、筐体の裏面側
にスペースを確保する必要がない。
(実施例) 以下、本発明の第1の実施例につき第1図及び第2図
を参照して説明する。
11は筐体としての変圧器盤で、これに隣接して配電盤
12が配設されている。13及び14は変圧器盤11内に複数段
例えば2段に積載された変圧器中身で、このうち、下段
の変圧器中身13は、4個の脚車15を介して変圧器盤11の
底板上に設置されている。この場合、下段の変圧器中身
13は、鉄心13aの各脚部に各相分の3個のコイル13bが巻
回されて構成され、また、上段の変圧器中身14は、鉄心
14aの各脚部に2個のコイル14bが巻回されて構成され、
2個のコイル14bは直列接続されかつ二次側には中性点
が引出されている。尚、下段の変圧器中身13の3個のコ
イル13b及び上段の変圧器中身14の2個のコイル14bの外
周部には、正面側Aに位置して一次側の口出し線が接続
された図示しないタップ切換装置が取付けられている。
16は下段の変圧器中身13の裏面側Bに位置してその上方
に水平方向に配置された各相分たる3本の接続導体で、
これらは鉄心13aの両端部に取付けられた支持体17に夫
々3個のがいし17aを介して異なる高さ位置となるよう
に取付けられている。これらの各接続導体16には変圧器
中身13のコイル13bの二次側の3本の口出し線18が夫々
接続されている。この場合、口出し線18における他の相
の接続導体16とクロスする部分には絶縁物が介装されて
いる。そして、各接続導体16の端部16aは、対応する変
圧器中身13の右側の側面部13cよりも若干外側に突出し
ている。19は上段の変圧器中身14の裏面側Bに位置して
その上部に水平方向に配置された各相分たる3本の接続
導体で、これらは鉄心14aの両端部に取付けられた支持
体20に夫々3個のがいし20aを介して異なる高さ位置と
なるように取付けられている。これらの各接続導体19に
は変圧器中身14のコイル14bの二次側の3本の口出し線2
1が夫々接続されている。この場合も、口出し線21にお
ける他の相の接続導体19とクロスする部分には絶縁物が
介装されている。そして、各接続導体19の端部19aは対
応する変圧器中身14の右側の側面部14cよりも外側に突
出している。22は接続導体16に対応するように配電盤12
に配設された3本の引込みバーで、これらの端部22aが
変圧器盤11内に突出しており、その各端部22aと接続導
体16の端部16aとの間に水平なフレキシブルバー23が接
続されている。24は各接続導体19に対応するように配電
盤12に配設された引込みバーで、これらの端部24aが変
圧器盤11内に突出しており、その各端部24aと各接続導
体19の端部19aとの間に水平なフレキシブルバー25が接
続されている。尚、第2図において、26及び27は変圧器
中身13及び14の正面側Aの上部に取付けられた支持体で
あり、これらには各3個のがいし26a及び27a(各1個の
み図示)が設けられていて、これらのがいし26a及び27a
を介して一次ケーブルが各コイル13a及び14aのタップ切
換装置に接続されている。
上記実施例によれば、変圧器中身13の各コイル13bの
二次側の口出し線18及び変圧器中身14の各コイル14bの
二次側の口出し線21は、接続導体16及び19に接続されて
水平方向に導かれ、さらに、水平方向に配置されたフレ
キシブルバー23及び25を介して引込みバー22及び24に接
続されているので、変圧器中身3の二次口出し線3c及び
4cの端部にフレキシブルバー6a及び6bを垂直方向に接続
した従来とは異なり、引込みバー22及び24の位置を低く
設定することができ、ひいては筐体11即ち全体の高さ寸
法を小さくすることができる。また、各接続導体16の端
部16a及び各接続導体19の端部19aを夫々対応する変圧器
中身13の側面部13c及び変圧器中身14の側面部14cよりも
外側に突出させたので、変圧器盤11と配電盤12の間の空
間部に作業車が入ることにより、変圧器中身13及び14の
正面側Aからフレキシブルバー23及び25の接続作業をす
ることができ、従来の如き変圧器中身3の二次側口出し
線3c及び変圧器中身4の二次側口出し線4cが変圧器中身
3及び4の裏側に位置して、フレキシブルバー6a及び6b
の接続を裏面側から作業する場合とは異なり、変圧器盤
11に蓋板を設ける必要がないので、構造を簡単になし
得、更に、変圧器盤11の裏面側Bに作業者が入る必要が
ないので、変圧器盤11の裏面側Bにスペースを確保する
必要がなく、据付面積を減少させ得る。
第3図は本発明の第2の実施例を示すもので、第1の
実施例との相違は、3本の接続導体16の端部16bを対応
する変圧器中身13の左側の側面部13dよりも外側に突出
させたものである。
第4図は本発明の第3の実施例を示すもので、第1の
実施例との相違は、3本の接続導体16の両端部16a及び1
6bを対応する変圧器中身13の右及び左側の側面部13c及
び13dよりも外側に突出させたものである。
これら第2及び第3の実施例においても、第1の実施
例と同様の効果を奏するものであり、特に、左方側に配
電盤12と同様の配電盤が設置される場合に対処し得るも
のである。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明の変圧器は、筐
体内に複数段に積載された各段の変圧器中身の上部に各
相分の接続導体を夫々異なる高さ位置となるようにして
水平方向に配設し、これら接続導体に各変圧器中身の二
次コイルの口出し線を夫々接続すると共に、これらの接
続導体の端部を対応する変圧器中身の側面部よりも外側
に突出させたので、筐体の構造が簡単になり、高さ寸法
を小になし得、据付面積を減少させ得るという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図は背面図、第2図は側面図であり、第3図は
本発明の第2の実施例を示す第1図相当図、第4図は本
発明の第3の実施例を示す第1図相当図、第5図は従来
例の第1図相当図である。 図中、11は変圧器盤(筐体)、13は下段の変圧器中身、
13c及び13dは側面部、14は上段の変圧器中身、14cは側
面部、16は接続導体、16a,16bは端部、18は二次側の口
出線、19は接続導体、19aは端部、21は二次側の口出線
を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内に変圧器中身を複数段に積載するも
    のであって、各段の変圧器中身の上部に各相分の接続導
    体を夫々異なる高さ位置となるようにして水平方向に配
    設し、これら接続導体に各変圧器中身の二次コイルの口
    出し線を夫々接続すると共に、これらの接続導体の端部
    を対応する変圧器中身の側面部よりも外側に突出させた
    ことを特徴とする変圧器。
JP63158184A 1988-06-28 1988-06-28 変圧器 Expired - Lifetime JP2573316B2 (ja)

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