JPH0845752A - 変圧器 - Google Patents

変圧器

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JPH0845752A
JPH0845752A JP7027869A JP2786995A JPH0845752A JP H0845752 A JPH0845752 A JP H0845752A JP 7027869 A JP7027869 A JP 7027869A JP 2786995 A JP2786995 A JP 2786995A JP H0845752 A JPH0845752 A JP H0845752A
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JP
Japan
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phase
power supply
tap
transformer
secondary winding
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Application number
JP7027869A
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English (en)
Inventor
Toshichika Yasuda
寿親 安田
Masakazu Higashiyama
雅一 東山
Mitsuyoshi Horiuchi
三義 掘内
Yoshio Yasuzawa
喜男 安澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0845752A publication Critical patent/JPH0845752A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3種類の電源を共有でき、設置空間を有効活
用できる小形化された変圧器を提供すること。 【構成】 スター結線された各相の二次側巻線5には、
中性点から反中性点方向に向かって順に、中性点端子U
o,Vo,Woと第2のタップU3 ,V3 ,W3 と第1
のタップU2 ,V2 ,W2 と電源端子U1 ,V1 ,W1
とが接続されている。そして、三相400V用電気機器
を使用するには、該電気機器を電源端子U1 ,V1 ,W
1 に接続する。また、三相200V用電気機器を使用す
るには、該電気機器を第1のタップU2 ,V2 ,W2 に
接続する。また、単相100V用電気機器を使用するに
は、該電気機器を第2のタップU3 ,V3 ,W3 と中性
点端子Uo,Vo,Woと間に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビルや地下街等
に設置され、複数種の電源を供給する構成の変圧器に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えばビル内では、照明やパソコン等の
OA機器に用いられる単相100V電源の他に、天井灯
やユニットクーラーや湯沸かし器用の三相200V電
源、セントラルクーリング用の三相400V電源が使用
されている。従来より、これら3種類の電源を共有する
ため、単相100V電源および三相200V電源を同時
に供給する動灯トランスと三相400V電源を供給する
変圧器とを組合わせ、両者を横方向へ並べたり、段積み
してビル内に設置していた。また、三相200V電源お
よび三相400V電源を同時に供給する三相7線式変圧
器と単相100V電源を供給する変圧器とを組合わせ、
両者を横方向へ並べたり、段積みすることも行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、特に都市
部では地価が高いことから、ビル内のスペースを有効活
用することが要望されており、この要望に伴って変圧器
の小形化が望まれている。しかしながら、上記従来で
は、3種類の電源を共有するにあたって、2台の変圧器
を並べたり、段積みしていたため、変圧器の設置スペー
スが大きくなったり、高い天井の配電室が必要となり、
ビル内のスペースを有効活用することができなかった。
【0004】また、動灯トランスは、三相の1電圧と単
相の2電圧を供給するものであり、三相の2電圧と単相
の1電圧を供給することができない。従って、動灯トラ
ンスと三相400V電源を供給する変圧器とを組合わせ
て使用する必要がある。この動灯トランスと同種の電源
供給形態を有する変圧器には、スコット結線変圧器,異
容量V結線変圧器等があるが、これらの変圧器は特殊な
結線であったり、各相で特殊な巻回方法を行う複雑な構
成であるため、製作に多くの時間を要する不具合もあ
る。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、複数種の電源を供給でき、しかも、
簡単・小形な構成で設置空間を有効利用できる変圧器を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の変圧器
は、鉄心に装着された二次側巻線をスター結線してなる
変圧器本体を有するものにおいて、各相の二次側巻線の
反中性点側端部に接続され、第1の交流電源を得るため
の電源端子と、各相の二次側巻線に前記電源端子の中性
点側に位置して接続され、第1の交流電源とは電圧レベ
ルが異なる第2の交流電源を得るための第1のタップ
と、各相の二次側巻線に前記第1のタップの中性点側に
位置して接続され、前記第1の交流電源および前記第2
の交流電源とは電圧レベルが異なる第3の交流電源を得
るための第2のタップと、各相の二次側巻線の中性点に
接続された中性点端子とを備えたところに特徴を有す
る。
【0007】請求項2記載の変圧器は、第1の交流電源
が、電源端子相互間で得られる三相400V電源に設定
され、第2の交流電源が、第1のタップ相互間で得られ
る三相200V電源に設定され、第3の交流電源が、第
2のタップと中性点端子との間で得られる単相100V
電源に設定されているところに特徴を有する。請求項3
記載の変圧器は、電源端子と第1のタップと第2のタッ
プと中性点端子とが、二次側巻線から外部に引出されて
夫々の接続部の高さ位置が後方側に行くに従って順次高
くなる構成であるところに特徴を有する。
【0008】請求項4記載の変圧器は、電源端子と第1
のタップと第2のタップと中性点端子とが変圧器本体の
後側へ引出され、一次側巻線の各電源端子が変圧器本体
の前側へ引出されているところに特徴を有する。請求項
5記載の変圧器は、変圧器本体が、前側に扉を有する箱
体内に収容されているところに特徴を有する。
【0009】請求項6記載の変圧器は、電源端子が巻回
始端部に相当する二次側巻線の内周部に設けられ、中性
点端子が巻回終端部に相当する二次側巻線の外周部に設
けられ、第1のタップおよび第2のタップが、電源端子
と中性点端子との間に設けられ、しかも、二次側巻線の
内周部から外周部に向かって第1のタップおよび第2の
タップの順序で配置されているところに特徴を有する。
請求項7記載の変圧器は、二次側巻線が、三相400V
電源用の導体と三相200V電源用の導体と単相100
V電源用の導体とから構成されているところに特徴を有
する。
【0010】請求項8記載の変圧器は、二次側巻線が、
三相400V電源用および三相200V電源用を兼用す
る導体と単相100V電源用の導体とから構成されてい
るところに特徴を有する。請求項9記載の変圧器は、二
次側巻線が、単相100V電源用の導体から構成されて
いるところに特徴を有する。請求項10記載の変圧器
は、二次側巻線の電源端子と中性点端子と第1のタップ
と第2のタップとが、二次側巻線に直接接続された導体
から構成されているところに特徴を有する。
【0011】
【作用】請求項1記載の手段によれば、電気機器に次の
ような電源を供給することができる。 (1)電源端子相互間に電気機器を接続すると、電気機
器に第1の多相交流電源が供給される。 (2)第1のタップ相互間に電気機器を接続すると、電
気機器に第2の多相交流電源が供給される。 (3)第2のタップ相互間に電気機器を接続すると、電
気機器に第3の多相交流電源が供給される。
【0012】(4)電源端子と中性点端子との間に電気
機器を接続すると、電気機器に第1の単相交流電源が供
給される。 (5)第1のタップと中性点端子との間に電気機器を接
続すると、電気機器に第2の単相交流電源が供給され
る。 (6)第2のタップと中性点端子との間に電気機器を接
続すると、電気機器に第3の単相交流電源が供給され
る。
【0013】従って、1台の変圧器で複数種の電源を供
給することが可能となり、その結果、2台の変圧器を並
べたり、段積みしていた従来に比べ、変圧器の設置空間
が少なくなってスペースが有効活用される。しかも、二
次側巻線がスター結線されているため、特殊な結線を行
ったり、特殊な巻回方法を行う必要がなくなり、その結
果、変圧器の製作時間が短縮される。
【0014】請求項2記載の手段によれば、ビルや地下
街等で使用頻度の高い、三相400V電源と三相200
V電源と単相100V電源との3種類の電源が得られる
ので、変圧器の利用範囲が広くなる。請求項3記載の手
段によれば、電源端子の接続部と第1のタップの接続部
と第2のタップの接続部と中性点端子の接続部が、変圧
器の後方側に行くに従って順次高くなるように外部へ引
出されているので、前記各接続部部分を容易に目視する
ことができる。
【0015】請求項4記載の手段によれば、電源端子と
第1のタップと第2のタップと中性点端子とが変圧器本
体の後側へ引出され、一次側巻線の各電源端子が変圧器
本体の前側へ引出されているので、電源端子,第1のタ
ップ,第2のタップ,中性点端子と一次側巻線の各電源
端子との絶縁距離を夫々十分に確保できる。請求項5記
載の手段によれば、前側に扉を有する箱体内に変圧器本
体が収容されているので、扉を開放するだけで、電源端
子,第1のタップ,第2のタップ,中性点端子の各接続
部部分を容易に目視チェックできる。
【0016】請求項6記載の手段によれば、二次側巻線
の内周部から外周部に向かって電源端子,第1のタッ
プ,第2のタップ,中性点端子の順序で配列される。従
って、発生損失の少ない400V電源用および200V
電源用の巻線部が冷却条件の悪い内周側に位置し、発生
損失の多い100V電源用の巻線部が冷却条件の良い外
周側に位置することになるので、二次側巻線の各部の温
度が均一化される。
【0017】請求項7記載の手段によれば、二次側巻線
が、三相400V電源用の導体と三相200V電源用の
導体と単相100V電源用の導体とから構成されてい
る。従って、各導体が電流値に応じたサイズになるの
で、二次側巻線の外径寸法が小さくなる。
【0018】請求項8記載の手段によれば、二次側巻線
が、三相400V電源用および三相200V電源用を兼
用する導体と単相100V電源用の導体とから構成され
ている。従って、各導体が電流値に応じたサイズにな
り、その結果、二次側巻線の外径寸法が小さくなる。し
かも、導体が2種類で済むため、材料手配の面で有利に
なる。
【0019】請求項9記載の手段によれば、二次側巻線
が、単相100V電源用の導体から構成されている。従
って、三相400V電源用巻線部および三相200V電
源用巻線部の電流容量に余裕ができるので、電源負荷が
大きく変動する場合でも、負荷容量を変動の都度確認す
る必要がなくなる。
【0020】請求項10記載の手段によれば、二次側巻
線の各端子および各タップが、二次側巻線に直接接続さ
れた導体から構成されている。従って、各端子および各
タップを外部端子とすることができるので、各端子およ
び各タップに外部端子を接続する必要がなくなる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図6
に基づいて説明する。まず、図4において、矩形状をな
す箱体1の前面部には扉1aおよび1bが設けられ、内
部には変圧器本体2が収容されている。この変圧器本体
2は、図3に示すように、三相三脚鉄心3の各脚3aに
モールド巻線4を装着して構成されたものであり、各モ
ールド巻線4は、内周側に位置する二次側巻線5(図1
参照)と外周側に位置する一次側巻線6(図2参照)と
から構成されている。尚、3bは三相三脚鉄心3の上部
クランプ、3cは下部クランプである。
【0022】図2は一次側巻線6の結線状態を示すもの
である。ここで、各相の一次側巻線6はデルタ結線さ
れ、各相の端部に電源端子U,V,Wおよび切換タップ
7,7,7が接続されている。そして、電源端子U,
V,Wおよび切換タップ7,7,7は、図3に示すよう
に、変圧器本体2の前面側に配置され、箱体1の扉1b
に面している。尚、7aは切換タップ7の切換バー、7
bは切換タップ7のタップ、8は各相の一次側巻線6を
デルタ結線するための接続導体である。
【0023】図1は二次側巻線5の結線状態を示すもの
である。ここで、各相の二次側巻線5はスター結線さ
れ、各相の中性点には中性点端子Uo,Vo,Woが接
続され、反中性点側の端部には電源端子U1 ,V1 ,W
1 が接続されている。また、各相の中間部には、電源端
子U1 ,V1 ,W1 よりに位置して第1のタップU2 ,
V2 ,W2 が接続され、中性点端子Uo,Vo,Woよ
りに位置して第2のタップU3 ,V3 ,W3 が接続され
ている。
【0024】各中性点端子Uo,Vo,Woと各電源端
子U1 ,V1 ,W1 と各第1のタップU2 ,V2 ,W2
と各第2のタップU3 ,V3 ,W3 の先端部には、図6
に第2のタップU3 を拡大して示すように、ボルト挿入
孔9が形成され、各ボルト挿入孔9内には、接続部に相
当する圧入ナット10が装着されている。この圧入ナッ
ト10は、図5に示すように、歯付突起部10aとナッ
ト部10bとを有するものであり、プレス圧入装置等を
用い、その歯付突起部10aがボルト挿入孔9内に圧入
され、ナット部10bの前面が第2タップU3 の後面に
接触し、ナット部10bが第2タップU3 の後面に固定
されている。
【0025】各中性点端子Uo,Vo,Woと各電源端
子U1 ,V1 ,W1 と各第1のタップU2 ,V2 ,W2
と各第2のタップU3 ,V3 ,W3 の圧入ナット10部
分は、図4に示すように、変圧器本体2の後側へ引出さ
れている。しかも、三相三脚鉄心3の上部クランプ3b
より上側に配置され、その高さ位置が後方へ行くに従っ
て順次高くなっている。
【0026】中性点端子Uoと第2のタップU3 と第1
のタップU2 と電源端子U1 との各間、中性点端子Vo
と第2のタップV3 と第1のタップV2 と電源端子V1
との各間、中性点端子Woと第2のタップW3 と第1の
タップW2 と電源端子W1 との各間には、中性点端子U
oと第2のタップU3 と第1のタップU2 と電源端子U
1 との各間を代表して示すように、絶縁物6aが介在さ
れ、接触防止が図られている。尚、図3において、11
は、中性点端子Uo,Vo,Woをスター結線するため
の接続導体であり、この接続導体11の右端部にもボル
ト挿入孔9が形成され、このボルト挿入孔9内に圧入ナ
ット10が装着されている。
【0027】そして、セントラルクーリング等の400
V用電気機器の接続ケーブルが電源端子U1 ,V1 ,W
1 の先端部(圧入ナット10)に接続されることに伴
い、400V用電気機器に第1の交流電源である三相4
00V電源(正確には415V)が供給される。また、
天井灯やユニットクーラーや湯沸かし器等の200V用
電気機器の接続ケーブルが第1のタップU2 ,V2 ,W
2 の先端部(圧入ナット10)に接続されることに伴
い、200V用電気機器に第2の交流電源である三相2
00V電源(正確には207V)が供給される。
【0028】また、第2のタップU3 と接続導体11
(即ち中性点端子Uo,Vo,Wo)との間、第2のタ
ップV3 と接続導体11との間、第2のタップW3 と接
続導体11との間に夫々照明灯やOA機器等の単相10
0V用電気機器の接続ケーブルが接続されることに伴
い、100V用電気機器に第3の交流電源である単相1
00V電源(正確には105V)が供給される。
【0029】図6は、上記各接続ケーブルの接続形態の
うち、第2のタップU3 と100V用電気機器の接続ケ
ーブル12との接続形態を代表して示すものである。こ
こで、接続ケーブル12には圧着端子12aが接続され
ており、圧入ナット10と略外径寸法が等しいばね座金
13aおよび平座金13bをボルト14に挿入し、この
ボルト14を圧入ナット10のナット部10bに締め込
むことにより、ボルト14と圧入ナット10との間で圧
着端子12aを挟み込み、接続ケーブル12を第2のタ
ップU3 に接続する。
【0030】尚、中性点端子Uo,Vo,Woと接続導
体11との接続も、図4に示すように、ボルト14と圧
入ナット10との間で接続導体11を挟み込むことによ
り行われている。また、中性点端子Uo,Vo,Woに
電気機器を接続するにあたっては、図6と同様、接続導
体11の端部に装着された圧入ナット10に接続ケーブ
ルを接続する。
【0031】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、スター結線される二次側巻線5に、三相40
0V電源を得るための電源端子U1 ,V1 ,W1 と、三
相200V電源を得るための第1のタップU2 ,V2 ,
W2 と、単相100V電源を得るための第2のタップU
3 ,V3 ,W3 とを接続したので、1台の変圧器本体2
で3種類の電源を供給することが可能になる。
【0032】尚、このような使われ方をするにあたっ
て、二次側巻線5には次のように電流が流れる。即ち、
図1において、U1 −Uo間には三相400Vの相電流
(I4)が流れ、U2 −Uo間には三相200Vの相電
流(I2 )が流れ、U3 −Uo間には単相100Vの電
流(I1 )が流れることになるので、U3 −Uo間の巻
線部には(I1 +I2 +I4 )の電流が流れ、U2 −U
o間の巻線部には(I2+I4 )の電流が流れる。
【0033】本実施例は、ビルや地下街等で使用される
3種類の電源の合計容量が比較的小さく、許容電源容量
に対して余裕があるという実情に着目してなされたもの
である。例えば三相400V電源と三相200V電源と
単相100V電源とが使用される場合、それら3種類の
電源容量は様々であるが、三相400V電源および単相
100V電源の電源容量は50kVA程度、三相200
V電源の電源容量は100kVA程度で、これらの合計
はせいぜい200kVA程度である。この200kVA
という数値は、三相400V電源を供給する変圧器本体
と略同じ大きさの変圧器本体で十分に対応可能な値であ
る。
【0034】このため、3種類の電源を共有するにあた
って、「縦×横×高さ」が「850×650×1020
(mm)」の変圧器本体と「850×620×900
(mm)」の変圧器本体との2台必要であったのが、
「縦×横×高さ」が「920×500×1075(m
m)」の変圧器本体2の1台で対応することが可能にな
る。その結果、2台の変圧器本体を並べていた従来の設
置面積が1.1mであるのに対して、約半分の0.
5m程度に低減され、また、2台の変圧器を段積み
していた従来の高さ寸法が「1920mm(=1020
+900)」であるのに対して、約半分の1075mm
に低減され、総じて、変圧器の設置空間が少なくなって
スペースが有効活用されるようになる。しかも、二次側
巻線5がスター結線されているため、特殊な結線を行っ
たり、特殊な巻回方法を行う必要がなくなり、その結
果、変圧器の製作時間が短縮される。
【0035】また、ビルや地下街等で使用頻度の高い、
三相400V電源と三相200V電源と単相100V電
源との3種類の電源を電気機器に供給できるので、装置
の利用範囲が広くなるという利点もある。また、変圧器
本体2の外部に引出された圧入ナット10の高さ位置
が、後方へ行くに従って順次高くなっているので、圧入
ナット10部分を容易に目視することが可能になる。こ
のため、接続ケーブルの誤接続が防止されると共に、接
続ケーブルの接続状態のチェックやボルト14の増締め
等の保守点検が容易になる。
【0036】また、二次側巻線5の各中性点端子Uo,
Vo,Woと各電源端子U1 ,V1,W1 と各第1のタ
ップU2 ,V2 ,W2 と各第2のタップU3 ,V3 ,W
3 とを変圧器本体2の後側に引出し、一次側巻線6の各
電源端子U,V,Wを変圧器本体2の前側に引出したの
で、各中性点端子Uo,Vo,Woと各電源端子U,
V,Wとの間、各電源端子U1 ,V1 ,W1 と各電源端
子U,V,Wとの間、各第1のタップU2 ,V2 ,W2
と各電源端子U,V,Wとの間、各第2のタップU3 ,
V3 ,W3 と各電源端子U,V,Wとの間の絶縁距離が
十分に確保されるようになり、その結果、安全性が向上
する。
【0037】また、箱体1の扉1aを開放するだけで、
各圧入ナット10部分を目視できるので、箱体1内に変
圧器本体2を収容する場合でも、接続ケーブルの誤接続
が防止されると共に、接続ケーブルの接続状態のチェッ
クや圧入ナット10部分の保守点検が容易になる。
【0038】また、接続部として圧入ナット10を用
い、その歯付突起部10aをボルト挿入孔9の内周面に
食込ませるようにしたので、ボルト14の締込み作業を
行うにあたって、例えばナットを保持固定しながらボル
ト14を締込む必要がなくなり、その結果、保守点検が
一層容易になる。
【0039】また、圧入ナット10を各中性点端子U
o,Vo,Woと各電源端子U1 ,V1 ,W1 と各第1
のタップU2 ,V2 ,W2 と各第2のタップU3 ,V3
,W3の後面に設けたので、前側からボルト14を締込
んだり、緩めたりすることが可能となり、その結果、保
守点検がより一層容易になる。
【0040】次に本発明の第2実施例を図7に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。図7は、1相分の二次側巻線5
を示す概略上面図であり、中央部にある矩形状の破線は
鉄心3の脚部3a(レグ鉄心)を示す。ここで、脚部3
aの外面には絶縁筒15が設けられ、絶縁筒15と脚部
3aの外面との間には冷却用ギャップ15aが形成され
ている。
【0041】絶縁筒15の外面にはシート状の導体16
が巻回されている。この導体16は、内周側に位置する
導体16aと外周側に位置する導体16bとを繋ぎ合わ
せることから構成されたものであり、内周側の導体16
aは三相200V電源の電流値に耐えるサイズ(小さい
電流値に耐える薄いシート)になっており、外周側の導
体16bは単相100V電源の電流値に耐えるサイズ
(大きな電流値に耐える厚いシート)になっている。
尚、導体16aおよび16bは、厚さが数mm,幅が巻
線の高さ程度のものである。
【0042】導体16aの巻回始端部(内周側)には、
ブスバー状の口出し板17aが接続されている。この口
出し板17aは、溶接により導体16aに接続されたも
のであり、三相400V電源用の電源端子を構成してい
る。また、導体16aには、口出し板17aの外周側に
位置してブスバー状の口出し板17bが接続されてい
る。この口出し板17bは、溶接により導体16aに接
続されたものであり、三相200V電源用の第1のタッ
プを構成している。
【0043】導体16aの巻回終端部には、ブスバー状
の口出し板17cが溶接により接続されており、この口
出し板17cは、単相100V電源用の第2のタップを
構成している。そして、導体16bは、その先端部が口
出し板17cに溶接され、口出し板17cを巻回始端部
として外周側に巻回されている。また、導体16bの巻
回終了端部には、ブスバー状の口出し板17dが接続さ
れている。この口出し板17dは、溶接により導体16
bに接続されたものであり、中性点端子を構成してい
る。
【0044】尚、口出し板17a〜17dは、第1実施
例と同様、二次側巻線5の外部に引出され、電気機器が
直接接続される外部端子を構成している。また、口出し
板17bの溶接位置は、三相400V電源を得る巻回数
n4 から三相200V電源を得る巻回数n2 を減算した
巻回位置に設定されている。また、口出し板17cの溶
接位置は、三相200V電源を得る巻回数n2 から、口
出し板17cと口出し板17dとの間で単相100V電
源を得る巻回数n1 を減算した巻回位置に設定されてい
る。
【0045】上記実施例によれば、二次側巻線5の巻回
始端部(内側)から巻回終端部(外側)に向かって、口
出し板17a,17b,17c,17dの順序で配列し
た。このため、発生損失の少ない巻線部(400V電源
および200V電源が流れる部分)が冷却条件の悪い内
周側に位置し、発生損失の多い巻線部(100V電源が
流れる部分)が冷却条件の良い外周側に位置するように
なる。従って、二次側巻線5の各部の温度が均一化され
るので、冷却用ギャップ15aの幅狭化等が可能にな
り、その結果、二次側巻線5の径小化および二次側巻線
5の径小化に伴う一次側巻線6の径小化が実現される。
【0046】また、三相400V電源用および三相20
0V電源用を兼用する薄い導体16aと単相100V電
源用の厚い導体16bとを接続することにより導体16
を構成した。このため、二次側巻線5の外径寸法が小さ
くなるので、一次側巻線6の径小化および脚部3a相互
間の狭ピッチ化が実現され、ひいては、鉄心3および変
圧器本体2が小形化される。しかも、2種類の導体16
aおよび16bにより3種類の電源に対応できるため、
各電源に対応したサイズの導体を用いる場合に比べ、材
料手配の面からも有利になる。
【0047】また、二次側巻線5の電源端子,第1のタ
ップ,第2のタップ,中性点端子を、二次側巻線5に直
接接続された導体に相当する口出し板17a〜17dか
ら構成した。このため、口出し板17a〜17dを外部
端子とすることができるので、各端子および各タップに
外部端子を接続する必要がなくなり、構成の簡素化や接
続換えによる組立て作業の簡易化や変圧器の外形寸法の
縮小が可能になる。
【0048】尚、上記第2実施例においては、導体16
aおよび16bを接続して導体16を構成したが、これ
に限定されるものではなく、例えば下記(1)または
(2)の構成としても良い。 (1)三相400V電源の電流値に対応する一層薄いサ
イズの導体を設け、導体16を、三相400V電源用の
一層薄い導体と三相200V電源用の薄い導体16aと
単相100V電源用の厚い導体16bとから構成する。 (2)最大電流値(単相100V電源)となる口出し板
17dと口出し板17cとの間に位置する導体16bか
ら導体16を構成する。
【0049】(1)の構成の場合、三相400V電源用
の一層薄い導体に相当する量だけ二次側巻線5の外径寸
法が一層小さくなるので、鉄心3および変圧器本体2が
一層小形化される。(2)の構成の場合、三相400V
電源が流れる巻線部および三相200V電源が流れる巻
線部の電流容量に余裕ができるので、ビルの設備等、電
源負荷が大きく変動する場合でも、負荷容量を変動の都
度確認する必要がなくなり、その結果、設備の保守点検
が容易になる。
【0050】尚、上記第1および第2実施例において
は、三相400V電源と三相200V電源と単相100
V電源とを得る構成としたが、次のような電源を得るこ
ともできる。 (1)電源端子U,V,Wと中性点端子Uo,Vo,W
oとの間,口出し板17aと17dとの間に電気機器を
接続し、電気機器に第1の交流電源に相当する単相40
0V電源を供給する。
【0051】(2)口出し板17bと17dとの間,第
1のタップU1 ,V1 ,W1 と中性点端子Uo,Vo,
Woとの間に電気機器を接続し、電気機器に第2の交流
電源に相当する単相200V電源を供給する。 (3)第2のタップU2 ,V2 ,W2 相互間,口出し板
17c相互間に電気機器を接続し、電気機器に第3の交
流電源に相当する三相100V電源を供給する。
【0052】また、上記第1および第2実施例において
は、3種類の電源として、400V電源と200V電源
と100V電源を例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えば、800V電源と400V電源と200
V電源であったりしても良く、要は、その時々の電気機
器に合わせて適宜変更すれば良い。
【0053】また、上記第1実施例においては、中性点
端子Uo,Vo,Woと電源端子U1 ,V1 ,W1 と第
1のタップU2 ,V2 ,W2 と第2のタップU3 ,V3
,W3 とを変圧器本体2の後側へ引出し、上記第2実
施例においては、口出し板17a〜17dを変圧器本体
2の後側へ引出したが、これに限定されるものではな
い。例えば、中性点端子Uo,Vo,Wo,電源端子U
1 ,V1 ,W1 ,第1のタップU2 ,V2 ,W2 ,第2
のタップU3 ,V3 ,W3 ,口出し板17a〜17dを
変圧器本体2の前側へ引出し、一次側巻線6の電源端子
U,V,Wや切換タップ7,7,7を後側に配置しても
良い。また、中性点端子Uo,Vo,Wo,電源端子U
1 ,V1 ,W1 ,第1のタップU2 ,V2 ,W2 ,第2
のタップU3,V3 ,W3 ,口出し板17a〜17d,
一次側巻線6の電源端子U,V,W等を全て変圧器本体
2の前側あるいは後側に配置しても良い。
【0054】また、上記第1および第2実施例において
は、変圧器本体2を箱体1内に収容したが、箱体1内に
収容せず、例えば、変圧器本体2の周囲にフェンス等を
張り巡らせる構成としても良い。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の変圧器によれば、次のような優れた効果を奏する。請
求項1記載の手段によれば、1台の変圧器で3種類の多
相交流電源および3種類の単相交流電源を供給できる。
このため、変圧器の設置空間が少なくなってスペースが
有効活用される。しかも、特殊な結線を行ったり、特殊
な巻回方法を行う必要がなくなるので、変圧器の製作時
間が短縮される。
【0056】請求項2記載の手段によれば、ビルや地下
街等で使用頻度の高い、三相400V電源と三相200
V電源と単相100V電源との3種類の電源を供給でき
る。このため、装置の利用範囲が広くなる。請求項3記
載の手段によれば、中性点端子,電源端子,第1のタッ
プ,第2のタップの各接続部部分を容易に目視できる。
このため、電気機器の誤接続が防止されると共に、電気
機器の接続状態のチェックや接続部部分の保守点検が容
易になる。
【0057】請求項4記載の手段によれば、電源端子,
第1のタップ,第2のタップ,中性点端子と一次側巻線
の各電源端子との絶縁距離を十分に確保できる。このた
め、安全性が向上する。
【0058】請求項5記載の手段によれば、扉を開放す
るだけで、電源端子,中性点端子,第1のタップ,第2
のタップの各接続部部分を目視できる。このため、箱体
内に変圧器本体を収容する場合でも、電気機器の誤接続
が防止されると共に、電気機器の接続状態の目視チェッ
クや保守点検が容易になる。
【0059】請求項6記載の手段によれば、400V電
源用および200V電源用の巻線部を冷却条件の悪い内
周側に位置させ、100V電源用の巻線部を冷却条件の
良い外周側に位置させることができる。このため、二次
側巻線の各部の温度が均一化され、冷却用ギャップの幅
狭化等が可能になるので、その結果、二次側巻線の径小
化および二次側巻線の径小化に伴う一次側巻線の径小化
が実現される。
【0060】請求項7記載の手段によれば、三相400
V電源が流れる巻線部の導体サイズと三相200V電源
が流れる巻線部の導体サイズと単相100V電源が流れ
る巻線部の導体サイズを、流れる電流値に応じたものに
できる。このため、二次側巻線の外径寸法が小さくなる
ので、一次側巻線の径小化および脚部相互間の狭ピッチ
化が実現され、ひいては、鉄心および変圧器本体が小形
化される。
【0061】請求項8記載の手段によれば、三相200
V電源が流れる巻線部の導体サイズおよび単相100V
電源が流れる巻線部の導体サイズを、流れる電流値に応
じたものにできる。このため、二次側巻線の外径寸法が
小さくなるので、一次側巻線の径小化および脚部相互間
の狭ピッチ化が実現され、ひいては、鉄心および変圧器
本体が小形化される。しかも、導体が2種類で済むた
め、材料手配の面で有利になる。
【0062】請求項9記載の手段によれば、三相400
V電源が流れる巻線部および三相200V電源が流れる
巻線部の電流容量に余裕ができる。このため、ビルの設
備等、電源負荷が大きく変動する場合でも、負荷容量を
変動の都度確認する必要がなくなり、その結果、設備の
保守点検が容易になる。
【0063】請求項10記載の手段によれば、各端子お
よび各タップを外部端子とすることができる。このた
め、構成の簡素化や接続換えによる組立て作業の簡易化
や変圧器の外形寸法の縮小が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す二次側巻線の結線図
【図2】一次側巻線の結線図
【図3】変圧器本体を示す正面図
【図4】変圧器本体を箱体内に収容した状態を示す縦断
側面図
【図5】圧入ナットを示す図
【図6】接続ケーブルの接続形態を示す図
【図7】本発明の第2実施例を示す要部の上面図
【符号の説明】 1は箱体、1aおよび1bは扉、2は変圧器本体、3は
三相三脚鉄心(鉄心)、5は二次側巻線、6は一次側巻
線、U,V,Wは電源端子、Uo,Vo,Woは中性点
端子、U1 ,V1 ,W1 は電源端子、U2 ,V2 ,W2
は第1のタップ、U3 ,V3 ,W3 は第2のタップ、1
0は圧入ナット(接続部)、16,16a,16bは導
体、17aは口出し板(電源端子,導体)、17bは口
出し板(第1のタップ,導体)、17cは口出し板(第
2のタップ,導体)、17dは口出し板(中性点端子,
導体)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安澤 喜男 東京都港区芝浦1丁目1番地の1 株式会 社東芝本社事務所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心に装着された二次側巻線をスター結
    線してなる変圧器本体を有するものにおいて、 各相の二次側巻線の反中性点側端部に接続され、第1の
    交流電源を得るための電源端子と、 各相の二次側巻線に前記電源端子の中性点側に位置して
    接続され、第1の交流電源とは電圧レベルが異なる第2
    の交流電源を得るための第1のタップと、 各相の二次側巻線に前記第1のタップの中性点側に位置
    して接続され、前記第1の交流電源および前記第2の交
    流電源とは電圧レベルが異なる第3の交流電源を得るた
    めの第2のタップと、 各相の二次側巻線の中性点に接続された中性点端子とを
    備えたことを特徴とする変圧器。
  2. 【請求項2】 第1の交流電源が、電源端子相互間で得
    られる三相400V電源に設定され、 第2の交流電源が、第1のタップ相互間で得られる三相
    200V電源に設定され、 第3の交流電源が、第2のタップと中性点端子との間で
    得られる単相100V電源に設定されていることを特徴
    とする請求項1記載の変圧器。
  3. 【請求項3】 電源端子と第1のタップと第2のタップ
    と中性点端子とは、二次側巻線から外部に引出されて夫
    々の接続部の高さ位置が後方側に行くに従って順次高く
    なる構成であることを特徴とする請求項1記載の変圧
    器。
  4. 【請求項4】 電源端子と第1のタップと第2のタップ
    と中性点端子とが変圧器本体の後側へ引出され、一次側
    巻線の各電源端子が変圧器本体の前側へ引出されている
    ことを特徴とする請求項3記載の変圧器。
  5. 【請求項5】 変圧器本体が、前側に扉を有する箱体内
    に収容されていることを特徴とする請求項3または4記
    載の変圧器。
  6. 【請求項6】 電源端子が、巻回始端部に相当する二次
    側巻線の内周部に設けられ、 中性点端子が、巻回終端部に相当する二次側巻線の外周
    部に設けられ、 第1のタップおよび第2のタップが、電源端子と中性点
    端子との間に設けられ、しかも、二次側巻線の内周部か
    ら外周部に向かって第1のタップおよび第2のタップの
    順序で配置されていることを特徴とする請求項2記載の
    変圧器。
  7. 【請求項7】 二次側巻線が、三相400V電源用の導
    体と三相200V電源用の導体と単相100V電源用の
    導体とから構成されていることを特徴とする請求項2記
    載の変圧器。
  8. 【請求項8】 二次側巻線が、三相400V電源用およ
    び三相200V電源用を兼用する導体と単相100V電
    源用の導体とから構成されていることを特徴とする請求
    項2記載の変圧器。
  9. 【請求項9】 二次側巻線が、単相100V電源用の導
    体から構成されていることを特徴とする請求項2記載の
    変圧器。
  10. 【請求項10】 二次側巻線の電源端子と中性点端子と
    第1のタップと第2のタップとが、二次側巻線に直接接
    続された導体から構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の変圧器。
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