WO2023275992A1 - クーラント処理装置および工作機械 - Google Patents

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Abstract

クーラント処理装置は、底部(25)と、底部(25)の周縁から立ち上がる側部(23)とを有し、底部(25)の上方であって、側部(23)に囲まれた位置にクーラントを貯留可能なタンク(21)を備える。上下方向における側部(23)の最大長さ(Hmax)は、上面視した場合の底部(25)の周縁上の最も離れた2点を結ぶ直線の最大長さ(Bmax)の長さよりも大きい。

Description

クーラント処理装置および工作機械
 この発明は、クーラント処理装置および工作機械に関する。
 たとえば、特開2018-161689号公報(特許文献1)には、クーラントを貯留するタンクと、タンクに収容されるチップコンベアとを備えるクーラント処理装置が開示されている。
特開2018-161689号公報
 上述の特許文献1に開示されるように、工作機械に用いられるクーラント処理装置が知られている。このようなクーラント処理装置においては、工作機械の加工エリアに対して、大量のクーラントを供給する必要があるため、タンクの容量を十分に確保する必要がある。一方、クーラント処理装置は、工作機械全体の床面積(据え付け面積)に大きく影響を与えるため、クーラント処理装置の設置面積を小さくすることが求められる。
 そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、タンクの容量を十分に確保しつつ、設置面積が小さく抑えられるクーラント処理装置と、そのようなクーラント処理装置を備える工作機械とを提供することである。
 この発明に従ったクーラント処理装置は、底部と、底部の周縁から立ち上がる側部とを有し、底部の上方であって、側部に囲まれた位置にクーラントを貯留可能なタンクを備える。上下方向における側部の最大長さは、上面視した場合の底部の周縁上の最も離れた2点を結ぶ直線の長さよりも大きい。
 このように構成されたクーラント処理装置によれば、高背のタンクによって、タンクの容量を十分に確保しつつ、クーラント処理装置の設置面積を小さく抑えることができる。
 また好ましくは、クーラント処理装置は、ポンプをさらに備える。タンクは、底部の下方にポンプが配置される空間を形成するように構成される。
 このように構成されたクーラント処理装置によれば、ポンプが底部の下方の空間に配置されるため、ポンプの設置に拘わらず、クーラント処理装置の設置面積を小さく維持することができる。
 また好ましくは、クーラント処理装置は、ポンプおよびタンクの間を繋ぎ、底部に接続される配管をさらに備える。
 このように構成されたクーラント処理装置によれば、高背のタンクにより、クーラントに含まれるスラッジをタンク内の底部に集めつつ、ポンプの駆動により、そのスラッジを配管を通じて回収することができる。
 また好ましくは、クーラント処理装置は、ポンプの駆動に伴って形成されるタンクからのクーラント流れの経路上に設けられるフィルタをさらに備える。
 このように構成されたクーラント処理装置によれば、タンクから回収したスラッジをフィルタによって除去することができる。
 また好ましくは、ポンプは、インペラを回転させるシャフトを含み、シャフトが水平方向に延びる姿勢により空間に配置される。
 このように構成されたクーラント処理装置によれば、ポンプがその全高が小さくなる姿勢とされるため、ポンプをタンクの底部の下方の空間に配置し易くなる。
 また好ましくは、クーラント処理装置は、第1ポンプおよび第2ポンプと、第1ポンプおよびタンクの間を繋ぎ、底部に接続される第1配管と、第1ポンプの駆動に伴って形成されるタンクからのクーラント流れの経路上に設けられるフィルタと、第2ポンプおよびタンクの間を繋ぎ、底部に接続される第2配管と、タンク内に配置され、上面視した場合の底部の周縁に沿って延び、底部上にクーラントの旋回流が生じるようにクーラントを案内するガイド部とをさらに備える。底部に対する第1配管の接続部と、ガイド部との間の最短距離は、底部に対する第2配管の接続部と、ガイド部との間の最短距離よりも大きい。
 このように構成されたクーラント処理装置によれば、底部上に生じたクーラントの旋回流によって底部の中央に集まったスラッジを、底部の中央寄りに接続された第1配管を通じて回収することができる。これにより、第1ポンプの駆動に伴って形成されるタンクからのクーラント流れの経路上に設けられるフィルタによって、スラッジを効率的に除去することができる。
 また好ましくは、クーラント処理装置は、タンク内に配置され、上面視した場合に、底部に対する第2配管の接続部に投影される位置に設けられる板部材をさらに備える。
 このように構成されたクーラント処理装置によれば、タンク内において、タンクに対する第2配管の接続部に向けて落下しようとするスラッジを、板部材によって遮ることができる。
 また好ましくは、クーラント処理装置は、ポンプと、ポンプおよびタンクの間を繋ぎ、底部に接続される配管と、タンク内のクーラント貯留量に対応する指標を検知可能なセンサと、センサにより検知された指標に対応するクーラント貯留量が相対的に大きい場合に、ポンプを第1出力で駆動させ、センサにより検知された指標に対応するクーラント貯留量が相対的に小さい場合に、ポンプを第1出力よりも大きい第2出力で駆動させる制御装置とをさらに備える。
 このように構成されたクーラント処理装置によれば、ポンプの出力を制御することによって、タンク内のクーラント貯留量に起因してポンプからのクーラント吐出量にばらつきが生じることを抑制できる。
 この発明に従った工作機械は、上述のいずれかに記載のクーラント処理装置と、クーラント処理装置からクーラントが供給され、ワークの加工を行なう工作機械本体とを備える。
 このように構成された工作機械によれば、クーラント処理装置を含む工作機械全体の床面積(据え付け面積)を小さく抑えることができる。
 以上に説明したように、この発明に従えば、タンクの容量を十分に確保しつつ、設置面積が小さく抑えられるクーラント総理装置と、そのようなクーラント処理装置を備える工作機械とを提供することができる。
この発明の実施の形態1におけるクーラント処理装置が用いられる工作機械を示すシステム図である。 図1中の矢印IIに示される方向に見たタンクおよび第1ポンプを示す側面図である。 図1中のタンクおよび第1ポンプを示す斜視図である。 図1中のタンクおよび第1ポンプを示す別の斜視図である。 図1中のV-V線上の矢視方向に見たタンクを示す断面図である。 図1中のタンクの側部および底部の寸法関係を説明するための側面図および底面図である。 図1中のタンクの変形例を示す部分断面図である。 図7中の矢印VIIIに示される方向に見たタンクを示す部分断面図である。 工作機械を示す背面図である。 この発明の実施の形態2のクーラント処理装置において、第1ポンプを制御するための構成を示すブロック図である。 タンク内におけるクーラント貯留量(大)と、クーラント吐出量との関係を模式的に示す断面図である。 タンク内におけるクーラント貯留量(小)と、クーラント吐出量との関係を模式的に示す断面図である。 この発明の実施の形態3におけるクーラント処理装置が用いられる工作機械を示すシステム図である。
 この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
 (実施の形態1)
 図1は、この発明の実施の形態1におけるクーラント処理装置が用いられる工作機械を示すシステム図である。
 図1を参照して、工作機械100は、ワークに回転する工具を接触させることによって、ワーク加工を行なうマシニングセンタである。工作機械100は、コンピュータによる数値制御によって、ワーク加工のための各種動作が自動化されたNC(Numerically Control)工作機械である。
 本発明における工作機械は、マシニングセンタに限られず、回転するワークに工具を接触させることによって、ワーク加工を行なう旋盤であってもよいし、旋削機能と、ミーリング機能とを有する複合加工機、または、ワークの付加加工(AM(Additive manufacturing)加工)と、ワークの除去加工(SM(Subtractive manufacturing)加工)とが可能なAM/SMハイブリッド加工機であってもよい。
 工作機械100は、工作機械本体110と、クーラント処理装置10とを有する。工作機械本体110は、ワークの加工を行なう。
 工作機械本体110は、ワークの加工エリアを区画形成するとともに、工作機械100の外観をなすカバー体と、加工エリアにおいて工具を保持するための工具保持部(工具主軸または刃物台等)と、加工エリアにおいてワークを保持するためのワーク保持部(ワーク主軸またはテーブル等)とを有する。
 クーラント処理装置10は、工作機械本体110に併設されている。クーラント処理装置10は、工作機械本体110におけるワーク加工に用いられるクーラントを処理するための装置である。クーラント処理装置10には、ワーク加工に伴って工作機械本体110から排出されたクーラントが導かれ、そのクーラントを貯留する。クーラント処理装置10は、工作機械本体110からのクーラントを清浄にして、清浄なクーラントを再び工作機械本体110に供給する。
 まず、工作機械100の全体的なクーラント処理システムについて説明する。クーラント処理装置10は、タンク21と、第1配管41(本発明における「配管」に対応)と、第1ポンプ31(本発明における「ポンプ」に対応)と、フィルタ51とを有する。
 タンク21は、クーラントを貯留可能な箱体からなる。タンク21は、金属製である。タンク21は、樹脂製であってもよい。第1配管41は、タンク21に接続されている。第1配管41は、第1ポンプ31およびタンク21の間を繋いでいる。第1配管41は、クーラントが流通可能なクーラント流路を形成している。第1配管41は、鋼管から構成されてもよいし、クーラントホースから構成されてもよい。
 クーラント処理装置10には、第1クーラント流路46が設けられている。第1クーラント流路46は、タンク21から延出し、タンク21に接続されている。第1クーラント流路46は、タンク21を出発し、再びタンク21に戻るクーラントの循環路を形成している。第1配管41は、タンク21から延出する位置において、第1クーラント流路46の一部を構成している。
 第1ポンプ31は、第1クーラント流路46の経路上に設けられている。フィルタ51は、第1ポンプ31の駆動に伴って形成されるタンク21からのクーラント流れの経路上に設けられている。フィルタ51は、第1クーラント流路46の経路上に設けられている。フィルタ51は、第1ポンプ31よりも、第1クーラント流路46におけるクーラント流れの下流側に設けられている。
 フィルタ51は、第1クーラント流路46を流れるクーラントに含まれる異物を除去可能である。一例として、フィルタ51は、遠心力により、クーラントと、クーラントに含まれるスラッジとを分離するサイクロン式ろ過装置からなる。フィルタ51は、タンク21により支持される形態で設けられてもよい。
 第1ポンプ31の駆動に伴って、第1クーラント流路46にクーラントの流れが形成される。第1クーラント流路46を流れるクーラントがフィルタ51を通過することによって、クーラントに含まれるスラッジ等の異物が除去される。清浄とされたクーラントは、タンク21に戻される。
 クーラント処理装置10は、第2配管42と、第2ポンプ52と、バルブ53と、第3ポンプ91とをさらに有する。
 第2配管42は、タンク21に接続されている。第2配管42は、第2ポンプ52およびタンク21の間を繋いでいる。第2配管42は、クーラントが流通可能なクーラント流路を形成している。第2配管42は、鋼管から構成されてもよいし、クーラントホースから構成されてもよい。
 クーラント処理装置10には、第2クーラント流路48と、第3クーラント流路47とがさらに設けられている。第3クーラント流路47は、タンク21から延出し、工作機械本体110に接続されている。第2配管42は、タンク21から延出する位置において、第3クーラント流路47の一部を構成している。第2クーラント流路48は、工作機械本体110から延出し、タンク21に接続されている。第2クーラント流路48は、図1に示されるように、第1クーラント流路46と合流してタンク21に接続されてもよいし、第1クーラント流路46とは別々にタンク21に接続されてもよい。
 第3クーラント流路47および第2クーラント流路48は、タンク21を出発し、工作機械本体110を経由して、再びタンク21に戻るクーラントの循環路を形成している。第3クーラント流路47は、タンク21から工作機械本体110に向けてクーラントを供給するクーラント供給路に対応している。第2クーラント流路48は、工作機械本体110から排出されたクーラントをタンク21に回収するクーラント回収路に対応している。
 第2ポンプ52およびバルブ53は、第3クーラント流路47の経路上に設けられている。第2ポンプ52の駆動に伴って、第3クーラント流路47にクーラントの流れが形成される。
 バルブ53は、第2ポンプ52よりも、第3クーラント流路47におけるクーラント流れの下流側に設けられている。バルブ53は、工作機械本体110に向けて供給されるクーラント流れを制御する。バルブ53は、工作機械本体110における複数のクーラント吐出部(天井クーラント、ベースクーラントまたは主軸クーラント等)に供給されるクーラント流れを制御する。
 第3ポンプ91は、第2クーラント流路48の経路上に設けられている。第3ポンプ91は、後述する工作機械本体110のチップコンベア14(図9を参照)に取り付けられている。第3ポンプ91の駆動に伴って、第2クーラント流路48にクーラントの流れが形成される。
 続いて、タンク21および第1ポンプ31の構造と、タンク21に対する配管の接続構造とについて詳細に説明する。
 図2は、図1中の矢印IIに示される方向に見たタンクおよび第1ポンプを示す側面図である。図3および図4は、図1中のタンクおよび第1ポンプを示す斜視図である。図5は、図1中のV-V線上の矢視方向に見たタンクを示す断面図である。図6は、図1中のタンクの側部および底部の寸法関係を説明するための側面図および底面図である。
 図1から図6を参照して、タンク21は、底部25と、側部23とを有する。底部25は、タンク21の底に配置されている。側部23は、底部25の周縁から立ち上がっている。底部25の上方であって、側部23に囲まれた位置には、クーラントを貯留可能な貯留空間20が形成されている。
 タンク21は、直方体形状の外観を有する。底部25は、水平面に平行に配置される板材からなる。底部25は、その上面視において、矩形形状を有する。底部25の周縁は、その矩形形状の四辺に対応している。図5に示されるように、底部25の周縁は、長さB1を有する一対の辺と、長さB1よりも小さい長さB2を有する一対の辺とに対応している。
 側部23は、鉛直面に平行に配置される板材からなる。側部23は、底部25の周縁から上方に向けて延びている。側部23の下端部は、底部25の周縁に接続されている。
 側部23は、第1側部23Aと、第2側部23Bと、第3側部23Cと、第4側部23Dとを有する。第1側部23A、第2側部23B、第3側部23Cおよび第4側部23Dの各側部は、その側面視において、矩形形状を有する。第1側部23Aおよび第4側部23Dは、水平方向において、互いに対向している。第1側部23Aおよび第4側部23Dの形状は、同一である。第2側部23Bおよび第3側部23Cは、水平方向において、互いに対向している。第2側部23Bおよび第3側部23Cの形状は、同一である。
 第1側部23Aおよび第4側部23Dの各側部の縦長さは、第2側部23Bおよび第3側部23Cの各側部の縦長さと同じである。図5に示されるように、第1側部23Aおよび第4側部23Dの各側部は、横長さB1を有する。第2側部23Bおよび第3側部23Cの各側部は、横長さB1よりも小さい横長さB2を有する。
 タンク21は、頂部22をさらに有する。頂部22は、タンク21の天井に配置されている。頂部22は、上下方向において、底部25と対向している。頂部22は、水平面に平行に配置される板材からなる。頂部22は、側部23の上端部に対して着脱可能に取り付けられている。頂部22は、側部23の上端開口部を塞ぐ蓋体を構成している。
 図6に示されるように、上下方向における側部23の最大長さHmaxは、上面視した場合の底部25の周縁上の最も離れた2点を結ぶ直線の長さBmaxよりも大きい(Hmax>Bmax)。
 Hmaxは、第1側部23A、第2側部23B、第3側部23Cおよび第4側部23Dの各側部の縦長さに対応している。Bmaxは、矩形形状を有する底部25において、対角に配置される2つの角部の間の長さに対応している。
 上下方向における側部23の最大長さHmaxは、上面視した場合の底部25の周縁上の最も離れた2点を結ぶ直線の長さBmaxの1.2倍よりもさらに大きくてもよい(Hmax>1.2×Bmax)。上下方向における側部23の最大長さHmaxは、上面視した場合の底部25の周縁上の最も離れた2点を結ぶ直線の長さBmaxの2倍以下であってもよいし(Hmax≦2×Bmax)、1.5倍以下であってもよい(Hmax≦1.5×Bmax)。
 底部25は、水平面に対して斜めに配置されてもよい。このような構成において、側部23の上端部の高さが揃っている場合、上下方向における側部23の最大長さHmaxは、底部25の最も低い位置を基準にして、その位置の底部25の周縁から立ち上がる側部23の上下方向の長さとなる。
 上面視における底部25の形状は、矩形形状に限られず、たとえば、矩形以外の多角形形状であってもよいし、円形であってもよいし、L字形状であってもよい。長さBmaxを決定するための底部25の周縁上の最も離れた2点を結ぶ直線は、底部25の周縁上の最も離れた2点の間において、上下方向において底部25に投影されない位置を通ってもよい。
 このような構成された高背のタンク21によって、タンク21の容量を十分に確保しつつ、クーラント処理装置10の設置面積を小さく抑えることができる。
 図1から図6に示されるように、タンク21は、底部25の下方に第1ポンプ31が配置される空間40を形成するように構成されている。
 クーラント処理装置10は、敷板62と、複数の柱部61とをさらに有する。敷板62は、上下方向において、底部25と対向している。敷板62は、クーラント処理装置10が設置される工場等の床面に置かれている。柱部61は、上下方向に延びている。柱部61の上端部は、底部25に接続されている。柱部61の下端部は、敷板62に接続されている。複数の柱部61は、互いに間隔を開けて設けられている。複数の柱部61は、上面視において、底部25の周縁と重なるように配置されている。複数の柱部61は、上面視において、矩形形状を有する底部25の四隅と重なるように配置されている。
 このような構成により、敷板62および底部25の間には、空間40が形成されている。上下方向における空間40の長さは、上下方向における側部23の最大長さHmaxよりも小さい。上下方向における空間40の長さは、上面視した場合の底部25の周縁上の最も離れた2点を結ぶ直線の長さBmaxよりも小さい。上下方向における空間40の長さは、底部25の一辺の長さB1およびB2の各々よりも小さい。
 第1ポンプ31は、上面視において、第1ポンプ31の全体が底部25と重なるように、空間40に配置されている。第1ポンプ31は、敷板62に固定されている。
 第1ポンプ31は、モータ部32と、シャフト36と、インペラ33と、クーラント流入部34と、クーラント吐出部35とを有する。
 モータ部32は、第1ポンプ31の動力源として設けられている。モータ部32は、電力が供給されることによって、仮想上の中心軸101を中心とする回転運動を出力する。インペラ33は、モータ部32から中心軸101の軸方向に離れて設けられている。シャフト36は、中心軸101の軸上で延び、その両端でモータ部32およびインペラ33に接続されている。シャフト36は、モータ部32から出力される回転運動をインペラ33に伝達する。インペラ33は、シャフト36からの回転運動の伝達を受けて、中心軸101を中心に回転する。
 クーラント流入部34は、中心軸101の軸上で開口している。クーラント流入部34は、中心軸101の軸方向における第1ポンプ31の端部で開口している。クーラント流入部34には、第1配管41が接続されている。クーラント吐出部35は、中心軸101からその半径方向外側に離れた位置で開口している。クーラント吐出部35は、中心軸101から上方に離れた位置で開口している。クーラント吐出部35には、第1クーラント流路46を構成し、フィルタ51に向けて延びる配管が接続されている。
 第1ポンプ31は、シャフト36(中心軸101)が水平方向に延びる姿勢により空間40に配置されている。第1ポンプ31は、シャフト36(中心軸101)が第1側部23Aおよび第4側部23Dと平行に延びるように空間40に配置されている。上下方向における第1ポンプ31の全長(全高)は、中心軸101の軸方向における第1ポンプ31の全長よりも小さい。
 このような構成によれば、第1ポンプ31を、シャフト36(中心軸101)が水平方向に延びる姿勢とすることによって、第1ポンプ31の全高を小さくすることができる。これにより、上下方向における空間40の長さ(高さ)が小さい場合であっても、第1ポンプ31を空間40に容易に配置することができる。
 図1から図5に示されるように、第1配管41は、第1接続部41pを有する。第1接続部41pは、第1配管41の一方端部で開口している。第1接続部41pは、タンク21に接続されている。第1接続部41pは、底部25に接続されている。
 上記のとおり、上下方向における側部23の最大長さHmaxは、上面視した場合の底部25の周縁上の最も離れた2点を結ぶ直線の長さBmaxよりも大きい。言い換えれば、上面視した場合の底部25の周縁上の最も離れた2点を結ぶ直線の長さBmaxが、上下方向における側部23の最大長さHmaxよりも小さい。このため、タンク21内において、クーラントに含まれるスラッジが、より小さい面積の底部25上に集まることになる。この場合に、第1配管41が底部25に接続されるため、底部25上に堆積するスラッジを第1配管41を通じて効率的に回収し、フィルタ51によってクーラントから除去することができる。
 第2配管42は、第2接続部42pを有する。第2接続部42pは、第2配管42の一方端部で開口している。第2接続部42pは、タンク21に接続されている。第2接続部42pは、底部25に接続されている。
 クーラント処理装置10は、ガイド部66をさらに有する。ガイド部66は、タンク21内の貯留空間20に配置されている。ガイド部66は、上面視した場合の底部25の周縁に沿って延びている。ガイド部66は、底部25上にクーラントの旋回流が生じるようにクーラントを案内している。クーラントの旋回流は、底部25の周縁の周方向に沿ったクーラントの流れである。
 ガイド部66は、底部25上に立設される板材からなる。ガイド部66は、上面視した場合に、湾曲しながら延びている。ガイド部66は、上面視した場合に、底部25の中央から周縁に向けて凸となる湾曲形状をなしている。ガイド部66は、上面視した場合に、矩形形状を有する底部25の四隅に設けられている。ガイド部66は、互いに隣り合う底部25の隅部の間で分断されている。
 図5に示されるように、底部25に対する第1配管41の第1接続部41pと、ガイド部66との間の最短距離dminは、底部25に対する第2配管42の第2接続部42pと、ガイド部66との間の最短距離Dminよりも大きい(dmin>Dmin)。
 底部25に対する第1配管41の第1接続部41pと、底部25の周縁との間の最短距離fminは、底部25に対する第2配管42の第2接続部42pと、底部25の周縁との間の最短距離Fminよりも大きい(fmin>Fmin)。底部25に対する第1配管41の第1接続部41pは、上面視した場合の底部25の中央領域に配置されている。底部25に対する第2配管42の第2接続部42pは、上面視した場合の底部25の周縁領域に配置されている。
 底部25に対する第1配管41の第1接続部41pは、第1側部23Aおよび第4側部23Dから互いに等しい距離となる位置に配置されている。底部25に対する第1配管41の第1接続部41pは、第2側部23Bおよび第3側部23Cから互いに等しい距離となる位置に配置されている。
 クーラントは、底部25に接続された第1配管41および第2配管42を通じてタンク21内から排出される時にガイド部66により案内されることによって、底部25上にクーラントの旋回流が発生する。このクーラントの旋回流に伴って、底部25上に堆積するスラッジが、底部25の周縁に沿って延びるガイド部66から離れた底部25の中央に集まる。
 この場合に、底部25に対する第1配管41の第1接続部41pと、ガイド部66との間の最短距離dminが、底部25に対する第2配管42の第2接続部42pと、ガイド部66との間の最短距離Dminよりも大きいため、第1配管41を通じて回収されるスラッジ量が、第2配管42を通じて回収されるスラッジ量よりも大きくなる。これにより、第1配管41および第1ポンプ31からクーラントが送られるフィルタ51によって、スラッジを効率的に除去するとともに、第2配管42を通じて工作機械本体110に多量のスラッジを含むクーラントが供給されることを抑制できる。
 図7は、図1中のタンクの変形例を示す部分断面図である。図8は、図7中の矢印VIIIに示される方向に見たタンクを示す部分断面図である。
 図7および図8を参照して、本変形例では、クーラント処理装置10が、板部材81をさらに有する。板部材81は、タンク21内の貯留空間20に配置されている。板部材81は、上面視した場合に、底部25に対する第2配管42の第2接続部42pに投影される位置に設けられている。
 板部材81は、第2接続部42pの直上に設けられている。板部材81は、側部23に固定されている。板部材81は、側部23から水平方向に延出している。板部材81は、上下方向において、第2接続部42pと対向している。上下方向における底部25および板部材81の間の距離は、上下方向における頂部22および板部材81の間の距離よりも小さい。すなわち、板部材81は、上下方向において、頂部22よりも底部25寄りの位置に設けられている。
 このような構成によれば、第2接続部42pがその上方に配置された板部材81により遮蔽されるため、第2配管42を通じて回収されるスラッジ量をさらに減少させることができる。これにより、工作機械本体110に向けて多量のスラッジを含むクーラントが供給されることをさらに効果的に抑制できる。
 図9は、工作機械を示す背面図である。図9を参照して、工作機械本体110は、チップコンベア14と、ダクト18とをさらに有する。
 チップコンベア14は、加工エリア内におけるワーク加工に伴って生じた切屑およびクーラントを加工エリア外に排出する。タンク21は、水平方向においてチップコンベア14と並んで設けられている。チップコンベア14は、タンク21内に載置されていない。タンク21は、チップコンベア14と別置きの形態で設けられている。図1中の第2クーラント流路48を形成する配管は、チップコンベア14およびタンク21の間で延びている。
 ダクト18には、エア配管、潤滑油配管および油圧配管等の各種配管と、電気配線とが通されている。ダクト18は、チップコンベア14およびタンク21の上方で水平方向に延びている。タンク21は、上面視において、ダクト18と重なる位置に設けられている。
 以上に説明した、この発明の実施の形態1におけるクーラント処理装置10および工作機械100の構造についてまとめると、本実施の形態におけるクーラント処理装置10は、底部25と、底部25の周縁から立ち上がる側部23とを有し、底部25の上方であって、側部23に囲まれた位置にクーラントを貯留可能なタンク21を備える。上下方向における側部23の最大長さHmaxは、上面視した場合の底部25の周縁上の最も離れた2点を結ぶ直線の最大長さBmaxの長さよりも大きい。
 工作機械100は、クーラント処理装置10と、クーラント処理装置10からクーラントが供給され、ワークの加工を行なう工作機械本体110とを備える。
 このように構成された、この発明の実施の形態1におけるクーラント処理装置10および工作機械100によれば、タンク21の容量を十分に確保しつつ、クーラント処理装置10の設置面積を小さく抑えることができ、延いては、工作機械100の床面積(据え付け面積)を小さくすることができる。
 (実施の形態2)
 図10は、この発明の実施の形態2のクーラント処理装置において、第1ポンプを制御するための構成を示すブロック図である。図11は、タンク内におけるクーラント貯留量(大)と、クーラント吐出量との関係を模式的に示す断面図である。図12は、タンク内におけるクーラント貯留量(小)と、クーラント吐出量との関係を模式的に示す断面図である。
 本実施の形態におけるクーラント処理装置は、実施の形態1におけるクーラント処理装置10と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
 図10から図12を参照して、本実施の形態におけるクーラント処理装置は、水位センサ72と、制御装置71とをさらに有する。
 水位センサ72は、タンク21内の貯留空間20に配置されている。水位センサ72は、タンク21内のクーラントの水位を検知可能である。水位センサ72は、検知したクーラントの水位の信号を発生し、その信号を制御装置71に出力する。水位センサ72の方式は、特に限定されず、たとえば、フロート式であってもよいし、レーザ式であってもよい。
 水位センサ72により検知されるクーラントの水位は、タンク21内のクーラント貯留量に対応する指標である。水位センサ72により検知されるクーラントの水位が大きいほど、タンク21内のクーラント貯留量が大きくなり、水位センサ72により検知されるクーラントの水位が小さいほど、タンク21内のクーラント貯留量が小さくなる。
 制御装置71は、水位センサ72からの信号に基づいて、第1ポンプ31の駆動を制御する。制御装置71は、水位センサ72により検知されたクーラントの水位が相対的に大きい場合に、第1ポンプ31を第1出力Paで駆動させ、水位センサ72により検知されたクーラントの水位が相対的に小さい場合に、第1ポンプ31を第1出力Paよりも大きい第2出力Pbで駆動させる。
 高背のタンク21においては、タンク21内におけるクーラントの水位(クーラント貯留量)が相対的に大きい場合と、相対的に小さい場合との間で、タンク21内のクーラントの水圧に大きい差が生じる。この水圧差に起因して、タンク21内におけるクーラントの水位(クーラント貯留量)が相対的に大きい場合には、第1ポンプ31からのクーラント吐出量が大きくなり、タンク21内におけるクーラントの水位(クーラント貯留量)が相対的に小さい場合には、第1ポンプ31からのクーラント吐出量が小さくなる現象が生じ得る。
 これに対して、水位センサ72により検知されたクーラントの水位が相対的に大きい場合に、第1ポンプ31を第1出力Paで駆動させ、水位センサ72により検知されたクーラントの水位が相対的に小さい場合に、第1ポンプ31を第1出力Paよりも大きい第2出力Pbで駆動させることによって、タンク21内のクーラントの水位(クーラント貯留量)に起因して第1ポンプ31からのクーラント吐出量に差が生じることを抑制できる。
 なお、本発明におけるポンプの制御方法は、第1ポンプ31に限られず、第2ポンプ52に適用されてもよいし、第1ポンプ31および第2ポンプ52の双方に適用されてもよい。また、タンク内のクーラント貯留量に対応する指標を検知可能なセンサとして、たとえば、クーラントの重量を検知可能な重量センサが用いられてもよい。
 以上に説明した、この発明の実施の形態2におけるクーラント処理装置によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に奏することができる。
 (実施の形態3)
 図13は、この発明の実施の形態3におけるクーラント処理装置が用いられる工作機械を示すシステム図である。
 本実施の形態におけるクーラント処理装置は、実施の形態1におけるクーラント処理装置10と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
 図13を参照して、本実施の形態では、第2配管42の第2接続部42pが、第1配管41の第1接続部41pよりも上方の位置において、タンク21に接続されている。第2配管42の第2接続部42pは、側部23(第2側部23B)に接続されている。上下方向における底部25および第2接続部42pの間の距離は、上下方向における頂部22および第2接続部42pの間の距離よりも小さい。すなわち、第2接続部42pは、上下方向において、頂部22よりも底部25寄りの位置で側部23に接続されている。
 第1配管41の第1接続部41pは、底部25に接続されている。第1配管41の第1接続部41pは、上方を向いて開口している。第2配管42の第2接続部42pは、水平方向を向いて開口している。
 このような構成によれば、第2接続部42pが第1接続部41pよりも上方の位置でタンク21に接続されているため、第2配管42を通じて回収されるスラッジ量を減少させることができる。これにより、工作機械本体110に向けて多量のスラッジを含むクーラントが供給されることを抑制できる。
 このように構成された、この発明の実施の形態3におけるクーラント処理装置によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に奏することができる。
 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
 この発明は、主に、マシニングセンタおよび旋盤等の工作機械のクーラント処理装置に利用される。
 10 クーラント処理装置、14 チップコンベア、18 ダクト、20 貯留空間、21 タンク、22 頂部、23 側部、23A 第1側部、23B 第2側部、23C 第3側部、23D 第4側部、25 底部、31 第1ポンプ、32 モータ部、33 インペラ、34 クーラント流入部、35 クーラント吐出部、36 シャフト、40 空間、41 第1配管、41p 第1接続部、42 第2配管、42p 第2接続部、46 第1クーラント流路、47 第3クーラント流路、48 第2クーラント流路、51 フィルタ、52 第2ポンプ、53 バルブ、61 柱部、62 敷板、66 ガイド部、71 制御装置、72 水位センサ、81 板部材、91 第3ポンプ、100 工作機械、101 中心軸、110 工作機械本体。

Claims (9)

  1.  底部と、前記底部の周縁から立ち上がる側部とを有し、前記底部の上方であって、前記側部に囲まれた位置にクーラントを貯留可能なタンクを備え、
     上下方向における前記側部の最大長さは、上面視した場合の前記底部の周縁上の最も離れた2点を結ぶ直線の長さよりも大きい、クーラント処理装置。
  2.  ポンプをさらに備え、
     前記タンクは、前記底部の下方に前記ポンプが配置される空間を形成するように構成される、請求項1に記載のクーラント処理装置。
  3.  前記ポンプおよび前記タンクの間を繋ぎ、前記底部に接続される配管をさらに備える、請求項2に記載のクーラント処理装置。
  4.  前記ポンプの駆動に伴って形成される前記タンクからのクーラント流れの経路上に設けられるフィルタをさらに備える、請求項3に記載のクーラント処理装置。
  5.  前記ポンプは、インペラを回転させるシャフトを含み、前記シャフトが水平方向に延びる姿勢により前記空間に配置される、請求項2から4のいずれか1項に記載のクーラント処理装置。
  6.  第1ポンプおよび第2ポンプと、
     前記第1ポンプおよび前記タンクの間を繋ぎ、前記底部に接続される第1配管と、
     前記第1ポンプの駆動に伴って形成される前記タンクからのクーラント流れの経路上に設けられるフィルタと、
     前記第2ポンプおよび前記タンクの間を繋ぎ、前記底部に接続される第2配管と、
     前記タンク内に配置され、上面視した場合の前記底部の周縁に沿って延び、前記底部上にクーラントの旋回流が生じるようにクーラントを案内するガイド部とをさらに備え、
     前記底部に対する前記第1配管の接続部と、前記ガイド部との間の最短距離は、前記底部に対する前記第2配管の接続部と、前記ガイド部との間の最短距離よりも大きい、請求項1に記載のクーラント処理装置。
  7.  前記タンク内に配置され、上面視した場合に、前記底部に対する前記第2配管の接続部に投影される位置に設けられる板部材をさらに備える、請求項6に記載のクーラント処理装置。
  8.  ポンプと、
     前記ポンプおよび前記タンクの間を繋ぎ、前記底部に接続される配管と、
     前記タンク内のクーラント貯留量に対応する指標を検知可能なセンサと、
     前記センサにより検知された指標に対応するクーラント貯留量が相対的に大きい場合に、前記ポンプを第1出力で駆動させ、前記センサにより検知された指標に対応するクーラント貯留量が相対的に小さい場合に、前記ポンプを前記第1出力よりも大きい第2出力で駆動させる制御装置とをさらに備える、請求項1に記載のクーラント処置装置。
  9.  請求項1から8のいずれか1項に記載のクーラント処理装置と、
     前記クーラント処理装置からクーラントが供給され、ワークの加工を行なう工作機械本体とを備える、工作機械。
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