JP6178613B2 - 油水分離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、オイルとクーラントとを分離する際に用いられる油水分離装置に関する。
特許文献1、2には、油水分離装置が開示されている。油水分離装置は、分離槽と水溶液槽とを備えている。分離槽と水溶液槽とは連通している。分離槽には、オイル流出口が開設されている。水溶液槽には、水溶液流出口が開設されている。オイルは水溶液よりも比重が小さい。このため、分離槽において、オイルと水溶液とは上下方向に分離している。分離槽からオイルだけを回収するためには、オイル流出口を、水溶液流出口よりも、上側に配置する必要がある。
特開2010−131516号公報 特開平8−174373号公報
しかしながら、油水分離装置の取付面の傾斜や油水分離装置自体の寸法精度などにより、水平方向に対して、油水分離装置が傾斜した状態で配置されてしまう場合がある。傾斜の方向、程度によっては、オイル流出口が、水溶液流出口よりも、下側に配置されてしまう。これに対して、分離槽における液面は、オイル流出口と水溶液流出口との相対的な位置関係によらず、水平である。このため、オイル流出口から、回収対象であるオイルのみならず、水溶液が流出してしまうおそれがある。このように、従来の油水分離装置によると、油水分離装置が傾斜して配置されている場合、オイルと水溶液との分離が困難になる。そこで、本発明は、油水分離装置の配置状態によらず、オイルと水溶液とを分離することができる油水分離装置を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明の油水分離装置は、オイルと、該オイルよりも比重が大きい水溶液と、を比重差により上下方向に分離し、分離後の該オイルを流出させるオイル流出口を有する分離槽と、分離後の該水溶液を流出させる水溶液流出口を有する水溶液槽と、該オイル流出口および該水溶液流出口よりも下側に配置され、該分離槽と該水溶液槽とを連通し、該分離槽から該水溶液槽に該水溶液を流動させる中間流路と、該オイル流出口が該水溶液流出口よりも上側に配置されるように、該オイル流出口および該水溶液流出口のうち、少なくとも一方の高度を調整する高度調整部と、を備えることを特徴とする。
本発明の油水分離装置は、高度調整部を備えている。高度調整部は、オイル流出口および水溶液流出口のうち、少なくとも一方の高度を調整することができる。このため、油水分離装置の配置状態(傾斜の方向、角度など)によらず、オイル流出口を、水溶液流出口よりも、上側に配置することができる。
(2)好ましくは、上記(1)の構成において、前記水溶液槽の底壁を貫通して挿入され、上端に前記水溶液流出口が開設された水溶液流出部材を備え、前記高度調整部は、該水溶液流出口の高度を調整する構成とする方がよい。本構成によると、オイル流出口の高度を固定し、水溶液流出口の高度を調整することにより、オイル流出口を、水溶液流出口よりも、上側に配置することができる。
(3)好ましくは、上記(1)または(2)の構成において、前記分離槽と、該分離槽と一体的に形成される前記水溶液槽と、該分離槽と該水溶液槽とを仕切る仕切壁と、を有するタンクを備え、前記中間流路は、該仕切壁と該タンクの底壁との間に区画される構成とする方がよい。本構成によると、単一のタンクに、一体的に分離槽と水溶液槽とが並置されている。このため、油水分離装置を小型化することができる。
本発明によると、油水分離装置の配置状態によらず、オイルと水溶液とを分離することができる油水分離装置を提供することができる。
第一実施形態の油水分離装置が配置された旋盤の右側から見た模式断面図である。 図1の枠II内の拡大図である。 図2の円III内の拡大図である。 同油水分離装置の、高度調整前における、右側から見た断面図である。 同油水分離装置の、高度調整後における、右側から見た断面図である。 第二実施形態の油水分離装置の右側から見た断面図である。
以下、本発明の油水分離装置の実施の形態について説明する。
<第一実施形態>
[旋盤の構成]
まず、本実施形態の油水分離装置が配置された旋盤の構成について説明する。図1に、旋盤の右側から見た模式断面図を示す。図1に示すように、旋盤9は、ベッド90と、主軸台91と、工具台92と、スライド93と、カバー94と、分離装置取付部95と、ポンプ96と、オイル回収槽97と、油水分離装置1と、を備えている。
主軸台91は、ベッド90に取り付けられている。主軸台91には、ワークWが着脱可能である。ワークWは、主軸台91の軸周りに回転可能である。スライド93は、ベッド90に取り付けられている。工具台92は、スライド93に取り付けられている。工具台92は、スライド93により、前後左右方向に移動可能である。工具台92には、工具Tが着脱可能である。
カバー94の内部空間は、仕切壁940により、加工室941と、スライド収容室942と、に仕切られている。また、加工室941の下側には、開口部945を介して、後述するクーラントタンク950aが挿入されている。加工室941においては、工具Tにより、ワークWに切削加工が施されている。スライド収容室942には、スライド93が収容されている。カバー94の後壁からは、オイル樋944が、後下側に突設されている。
分離装置取付部95は、カバー94の後側に連なっている。分離装置取付部95は、ケース950と、オイル回収用コンベア951と、オイル供給筒952と、を備えている。ケース950は、クーラントタンク950aと、コンベアケース950bと、を備えている。クーラントタンク950aは、ベッド90の開口部900から落下する切屑、クーラントLを、受けることが可能な位置に配置されている。クーラントタンク950aの上壁には、筒挿通孔950cが穿設されている。コンベアケース950bは、クーラントタンク950aの上壁から上側に突設されている。オイル回収用コンベア951は、コンベアケース950bの内部に収容されている。オイル回収用コンベア951は、上下方向に延在している。オイル供給筒952は、コンベアケース950bの前壁上側から前下側に突設されている。ポンプ96は、クーラントタンク950aと、加工室941と、の間に配置されている。
オイル回収槽97、油水分離装置1は、クーラントタンク950aの上壁の上面に配置されている。オイル回収槽97、油水分離装置1は、コンベアケース950bの前側に配置されている。
[油水分離装置の構成]
次に、本実施形態の油水分離装置の構成について説明する。図2に、図1の枠II内の拡大図を示す。図2に示すように、油水分離装置1は、タンク2と、オイル流出筒3と、水溶液流出筒4と、高度調整部5と、を備えている。水溶液流出筒4は、本発明の「水溶液流出部材」の概念に含まれる。
タンク2は、上側に開口する直方体箱状を呈している。タンク2は、クーラントタンク950aの上壁の上面に取り付けられている。タンク2は、分離槽20と水溶液槽21と仕切壁22とを、一体的に備えている。仕切壁22は、タンク2の内部空間を前後に仕切っている。分離槽20は、仕切壁22の前側部分に配置されている。水溶液槽21は、仕切壁22の後側部分に配置されている。分離槽20の内部には、分離室200が区画されている。分離室200の上側には、オイル樋944の下端、オイル供給筒952の下端が、配置されている。分離槽20の前壁には、オイル流出口201が開設されている。水溶液槽21の内部には、水溶液室210が区画されている。水溶液槽21の下壁には、筒挿通孔211が穿設されている。筒挿通孔211と筒挿通孔950cとは、上下方向に並んでいる。仕切壁22の下端と、タンク2の底壁上面と、の間には、中間流路23が区画されている。中間流路23を介して、分離室200と水溶液室210とは連通している。
オイル流出筒3は、分離槽20の前壁から、前側に突設されている。オイル流出筒3は、オイル流出口201に連なっている。また、オイル流出筒3の下側は、オイル回収槽97が配置されている。
水溶液流出筒4は、水溶液槽21の底壁から、上側に(水溶液室210内に)突出している。水溶液流出筒4は、筒挿通孔211および筒挿通孔950cに、挿通可能である。水溶液流出筒4の上端には、水溶液流出口40が配置されている。
高度調整部5は、ナット50と、ねじ部51と、つまみ52と、を備えている。ナット50は、水溶液槽21の底壁上面に固定されている。ナット50は、筒挿通孔211の真上に配置されている。水溶液流出筒4は、ナット50に挿通されている。図3に、図2の円III内の拡大図を示す。図3に示すように、ナット50の内周面には、ねじ部500が配置されている。一方、水溶液流出筒4の外周面にも、ねじ部51が配置されている。ねじ部51とねじ部500とは、シールテープSを介して、螺合している。図2に示すように、つまみ52は、水溶液流出筒4の上端に配置されている。つまみ52を回転させることにより、ナット50に対して、水溶液流出筒4を螺動させることができる。すなわち、水溶液槽21に対する水溶液流出筒4の上下方向位置を調整することができる。
図2に示すように、オイル流出口201の高度(最下端の位置)H1は、水溶液流出口40の高度(最下端の位置)H2よりも、上側に設定されている。また、オイル流出口201の高度H1、水溶液流出口40の高度H2は、中間流路23の高度よりも、上側に設定されている。
[クーラント、オイルの流れ]
次に、本実施形態の油水分離装置のクーラント、オイルの流れについて説明する。図1に示すように、ワークW加工時には、加工室941にクーラントLが供給されている。クーラントLは、本発明の「水溶液」の概念に含まれる。使用後のクーラントLは、クーラントタンク950aに流れ落ちる。クーラントLは、ポンプ96を経由して、再び加工室941に供給される。このように、クーラントLは、循環している。
また、旋盤9においては、スライド93の摺動面やボールねじ(図略)を潤滑するために、オイルOが用いられている。使用済みのオイルOは、オイル樋944を介して、スライド収容室942から分離室200に流れ込む。また、加工室941内に突出したスライド93の端部から使用済みのオイルOが滴下することにより、オイルOは、クーラントタンク950aにも混入する。クーラントタンク950aに混入したオイルOは、オイル回収用コンベア951、オイル供給筒952を介して、クーラントタンク950aから分離室200に流れ込む。この際、オイルOと共に、クーラントLも分離室200に流れ込む。
クーラントLは、オイルOよりも比重が大きい。このため、図2に示すように、分離室200においては、上側にオイルOの層が、下側にクーラントLの層が、各々形成される。すなわち、オイルOとクーラントLとは、上下方向に分離する。ここで、オイル流出口201の高度H1は、オイルOの層の高度に一致している。このため、オイルOは、オイル流出筒3を介して、オイル流出口201からオイル回収槽97に流れ込む。一方、クーラントLは、仕切壁22下側の中間流路23を介して、水溶液室210に流れ込む。流れ込んだクーラントLは、水溶液流出筒4を介して、水溶液流出口40からクーラントタンク950aに流れ落ちる。
このようにして、オイルOは、クーラントLから分離され、オイル回収槽97に回収される。一方、クーラントLは、クーラントタンク950aに戻され、ポンプ96を経由して、再び加工室941に供給される。
[油水分離装置の高度調整方法]
次に、本実施形態の油水分離装置が傾斜した状態で配置されている場合の高度調整方法について説明する。図4に、本実施形態の油水分離装置の、高度調整前における、右側から見た断面図を示す。図5に、本実施形態の油水分離装置の、高度調整後における、右側から見た断面図を示す。なお、図4、図5は、図2と対応している。
図4、図5に示すように、油水分離装置1は、前述のように、例えば取付面の傾斜や油水分離装置自体の寸法精度誤差等に起因し、水平方向に対して、傾斜角度θだけ傾斜した状態となる場合がある。図4に示すように、水溶液流出口40の高度調整前においては、オイル流出口201の高度H1が、水溶液流出口40の高度H2よりも、下側に設定されている。このため、オイルOのみならずクーラントLも、オイル流出筒3を介して、オイル流出口201からオイル回収槽97に流れ込んでしまう。したがって、高純度な使用済みオイルOだけを回収することができない。
これに対して、図5に示すように、水溶液流出口40の高度調整後においては、オイル流出口201の高度H1が、水溶液流出口40の高度H2よりも、上側に設定されている。このため、オイルOだけが、オイル流出筒3を介して、オイル流出口201からオイル回収槽97に流れ込む。したがって、オイルOだけを回収することができる。
高度の調整は、作業者がつまみ52を回転させることにより行う。すなわち、図3に示すように、ねじ部51とねじ部500とは、シールテープSを介して、螺合している。このため、つまみ52を回転させることにより、ナット50に対して、水溶液流出筒4を上下方向に移動させることができる。したがって、油水分離装置1の傾斜角度θに応じて、水溶液流出口40の高度H2を調整することができる。
[油水分離装置の作用効果]
次に、本実施形態の油水分離装置の作用効果について説明する。図2、図3に示すように、本実施形態の油水分離装置1は、高度調整部5を備えている。高度調整部5は、水溶液流出口40の高度H2を調整することができる。このため、図5に示すように、油水分離装置1の配置状態(傾斜の方向、傾斜角度θなど)によらず、オイル流出口201を、水溶液流出口40よりも、上側に配置することができる。また、本実施形態の油水分離装置1によると、単一のタンク2に、一体的に分離槽20と水溶液槽21とが並置されている。このため、油水分離装置1を小型化することができる。また、本実施形態の油水分離装置1によると、図3に示すように、ナット50に対して水溶液流出筒4を螺動させることにより、水溶液流出口40の高度H2を調整することができる。このため、水溶液流出口40の高度H2を微調整しやすい。
<第二実施形態>
本実施形態の油水分離装置と、第一実施形態の油水分離装置との相違点は、分離槽と水溶液槽とが別々に配置されている点である。また、高度調整部が二つ配置されている点である。ここでは、相違点についてのみ説明する。
図6に、本実施形態の油水分離装置の右側から見た断面図を示す。なお、図2と対応する部位については、同じ符号で示す。図6に示すように、分離槽20と水溶液槽21とは、連結筒24を介して、連なっている。連結筒24の内部には、中間流路23が区画されている。分離槽20の下側には、オイル回収槽97が配置されている。
分離槽20側の高度調整部5は、固定筒53と、シールリング54と、を備えている。固定筒53は、分離槽20の底壁上面に固定されている。オイル流出筒6は、固定筒53に挿通されている。シールリング54は、固定筒53とオイル流出筒6との間に介装されている。具体的には、オイル流出筒6の外周面には、リング状の溝が凹設されている。シールリング54は、当該溝に収容されている。シールリング54は、固定筒53の内周面に弾接している。オイル流出筒6は、固定筒53に対して、上下方向にスライド可能である。このため、オイル流出口60の高度H1を調整することができる。
本実施形態の油水分離装置と、第一実施形態の油水分離装置とは、構成が共通する部分に関しては、同様の作用効果を有する。本実施形態の油水分離装置1によると、オイル流出口60の高度H1、水溶液流出口40の高度H2を、各々、独立して、高度調整部5により調整することができる。また、本実施形態の油水分離装置1によると、固定筒53に対して、オイル流出筒6を上下方向にスライドさせることができる。このため、オイル流出口60の高度H1を粗調整しやすい。
また、高度調整部5が二つ配置されているため、油水分離装置1に入る液体(クーラントLおよびオイルO)の総容量を調整することができる。このため、使用済みのオイルOと、クーラントと、の分離時間を、調整することができる。
<その他>
以上、本発明の油水分離装置の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
高度調整部5の構成は特に限定しない。蛇腹などを利用して、オイル流出口60の高度H1や水溶液流出口40の高度H2を調整してもよい。分離槽20、水溶液槽21は透明であってもよい。こうすると、分離槽20や水溶液槽21の外側から、オイル流出口60の高度H1、水溶液流出口40の高度H2、オイルOの液面の高度、クーラントLの液面の高度を確認しやすい。
第二実施形態においては、オイル流出筒6側および水溶液流出筒4側に高度調整部5を配置したが、オイル流出筒6側だけに高度調整部5を配置してもよい。この場合であっても、第一実施形態、第二実施形態同様に、油水分離装置1の配置状態(傾斜の方向、傾斜角度θなど)によらず、オイル流出口201を、水溶液流出口40よりも、上側に配置することができる。
また、油水分離装置1の配置状態(傾斜の方向、傾斜角度θなど)以外の理由で、高度調整部5を利用してもよい。例えば、オイルOとクーラントLとの比重差が大きいほど、分離室200におけるオイルOの液面と、水溶液室210におけるクーラントLの液面と、の高度差は大きくなる。当該高度差に応じて、オイル流出口60の高度H1、水溶液流出口40の高度H2を調整してもよい。
水溶液、オイルの種類は特に限定しない。例えば、水溶液として純水、水道水、工場用水などを用いてもよい。また、オイルとして、潤滑油、冷却油などを用いてもよい。また、油水分離装置1は、旋盤9以外の工作機械(例えば、フライス盤、ボール盤など)に用いることもできる。
オイル流出口201、60は、分離槽20に直接配置してもよい。また、オイル流出口201、60は、オイル流出筒6などの別部材を介して、分離槽20に間接的に配置してもよい。いずれの場合であっても、本発明の「オイル流出口を有する分離槽」の概念に含まれる。同様に、水溶液流出口40は、水溶液槽21に直接配置してもよい。また、水溶液流出口40は、水溶液流出筒4などの別部材を介して、水溶液槽21に間接的に配置してもよい。いずれの場合であっても、本発明の「水溶液流出口を有する水溶液槽」の概念に含まれる。
1:油水分離装置。
2:タンク、20:分離槽、200:分離室、201:オイル流出口、21:水溶液槽、210:水溶液室、211:筒挿通孔、22:仕切壁、23:中間流路、24:連結筒。
3:オイル流出筒。
4:水溶液流出筒(水溶液流出部材)、40:水溶液流出口。
5:高度調整部、50:ナット、500:ねじ部、51:ねじ部、52:つまみ、53:固定筒、54:シールリング。
6:オイル流出筒、60:オイル流出口。
9:旋盤、90:ベッド、900:開口部、91:主軸台、92:工具台、93:スライド、94:カバー、940:仕切壁、941:加工室、942:スライド収容室、944:オイル樋、945:開口部、95:分離装置取付部、950:ケース、950a:クーラントタンク、950b:コンベアケース、950c:筒挿通孔、951:オイル回収用コンベア、952:オイル供給筒、96:ポンプ、97:オイル回収槽。
θ:傾斜角度、H1:高度、H2:高度、L:クーラント(水溶液)、O:オイル、S:シールテープ、T:工具、W:ワーク。

Claims (3)

  1. オイルと、該オイルよりも比重が大きい水溶液と、を比重差により上下方向に分離し、分離後の該オイルを流出させるオイル流出口を有する分離槽と、
    分離後の該水溶液を流出させる水溶液流出口を有する水溶液槽と、
    該オイル流出口および該水溶液流出口よりも下側に配置され、該分離槽と該水溶液槽とを連通し、該分離槽から該水溶液槽に該水溶液を流動させる中間流路と、
    該オイル流出口が該水溶液流出口よりも上側に配置されるように、該オイル流出口および該水溶液流出口のうち、少なくとも一方の高度を調整する高度調整部と、
    該分離槽の底壁を貫通して挿入され、上端に該オイル流出口が開設されたオイル流出部材、および該水溶液槽の底壁を貫通して挿入され、上端に該水溶液流出口が開設された水溶液流出部材のうち、少なくとも一方と、
    を備え、
    該オイル流出口および該水溶液流出口のうち、該高度調整部の高度調整対象となる流出口を調整対象流出口、
    該オイル流出部材および該水溶液流出部材のうち、該調整対象流出口が開設された流出部材を調整対象流出部材、
    該分離槽および該水溶液槽のうち、該調整対象流出部材が配置された槽を調整対象槽として、
    該高度調整部は、該調整対象槽の底壁に配置され、該調整対象流出部材が挿通されるナットを有し、
    該調整対象流出部材は、該ナットよりも、上下方向長さが長く、
    該高度調整部は、該ナットに対して、該調整対象流出部材を上下方向に移動させることにより、該調整対象流出口の高度を調整する油水分離装置。
  2. 前記分離槽と、該分離槽と一体的に形成される前記水溶液槽と、該分離槽と該水溶液槽とを仕切る仕切壁と、を有するタンクを備え、
    前記中間流路は、該仕切壁と該タンクの底壁との間に区画される請求項1に記載の油水分離装置。
  3. 前記調整対象流出口は、前記水溶液流出口であり、
    前記調整対象流出部材は、前記水溶液流出部材であり、
    前記調整対象槽は、前記水溶液槽である請求項1または請求項2に記載の油水分離装置。
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