JPH08174373A - オイルと金属片の回収装置 - Google Patents

オイルと金属片の回収装置

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JPH08174373A
JPH08174373A JP6338141A JP33814194A JPH08174373A JP H08174373 A JPH08174373 A JP H08174373A JP 6338141 A JP6338141 A JP 6338141A JP 33814194 A JP33814194 A JP 33814194A JP H08174373 A JPH08174373 A JP H08174373A
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JP
Japan
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oil
magnet
metal piece
drum
metal
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Application number
JP6338141A
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English (en)
Inventor
Kenichi Fujita
健一 藤田
Minoru Yamazaki
実 山崎
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SHII N K KK
Toyota Motor Corp
Original Assignee
SHII N K KK
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水溶液に混入した金属片とオイルとを別々に
回収する。 【構成】 ドラム10は、タンク 1に貯留された金属片と
オイルの混入水溶液WLSに部分的に浸漬され、モータ
11によって回転され、金属片を含むオイルLSを搬送す
る。ドラム10の上向きに回転する部分には、ドラム10の
回転方向に対して傾斜して設けられたマグネット24と、
マグネット24の上方に位置するドラム10の側縁に設けら
れたスクレーパ25とからなる金属片回収手段 3が設けら
れている。金属片は、マグネット24による磁力とドラム
10の駆動とによってドラム10の側縁に集合するように移
動され、スクレーパによって取り除かれて回収される。
金属片を除去された僅かな水溶液を含むオイルWLは、
ドラムによってさらに搬送され、スクレーパ13に取り除
かれて分離槽14に収容され、オイルLと水溶液Wとに分
離して回収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オイルと金属片の回収
装置に関し、さらに詳しくは、例えば、切削加工に用い
られるクーラント液や、焼入液、鍛造やダイカストに用
いられ水溶性離型剤、製品に付着した油を洗浄するため
の洗浄剤等(以下これらを水溶液という)、各種工作機
械において循環使用されることによって混入する作動油
や潤滑油等のオイルや切粉等の金属片をそれぞれ分離し
て回収するためのオイルと金属片の回収装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種工作機械において循環使用さ
れる水溶液から、混入した金属片等を分離除去するため
の装置としては、実開昭60−189344号公報に開
示されているように、マグネットセパレータが知られて
いる。
【0003】この実開昭60−189344号公報に開
示されたマグネットセパレータは、マグネットとドラム
とスクレーパとを備えてなるもので、水溶液中に混入し
た金属片をマグネットによってドラムの周面に吸着し、
ドラムを回転させて吸着した金属片をスクレーパによっ
て取り除くものである。
【0004】また、各種工作機械において循環使用され
る水溶液から、混入したオイルを分離除去するための装
置としては、図28に示したように、搬送手段としての
ドラム72と、スクレーパ73と、分離槽74とを備えてなる
オイルセパレータが知られている。ドラム72は、タンク
1に貯留されたオイルLの混入水溶液WLに部分的に浸
漬された状態で回転可能に枢支され、その枢軸にはモー
タ等の駆動手段75が接続されてなもので、その周面にオ
イルLを吸着して搬送する。スクレーパ73は、ドラム72
の頂点から下向きに回転する部分にドラム72の全幅に亘
って接するように設けられ、ドラム72に搬送されたオイ
ルを取り除くものである。分離槽74は、スクレーパ73の
ドラム72に接する端部と反対側端部の下方に配置され、
スクレーパ73によって取り除かれたオイルLとこのオイ
ルと共に搬送された水溶液Wとを分離回収するものであ
る。
【0005】また、上述したオイルセパレータの他に
は、実開昭61−15097号公報に開示されたものも
知られている。このオイルセパレータについて簡単に説
明すると、図29に示すように、搬送手段として無端状
ベルト76が用いられたものである。無端状ベルト76は、
モータ等の駆動手段77が接続された駆動ローラ78とタン
ク 1内に回転可能に配置された従動ローラ79とに巻回さ
れ、図28に示したオイルセパレータと同様に、タンク
に貯留されたオイルLの混入水溶液WLに部分的に浸漬
された状態で回転駆動され、オイルLを吸着して搬送す
る。また、無端状ベルト76の駆動ローラ78から下向きに
移動する部分にはスクレーパ73が設けられ、スクレーパ
73の下方には図28に示したものと同様の分離槽74が配
置され、スクレーパ73によって取り除かれたオイルLと
このオイルと共に搬送された水溶液Wとを分離回収して
いる。さらに、上述したドラムや無端状ベルトを用いた
オイルセパレータの他には、実公平5−43841号公
報に開示されているように、搬送手段としてディスクを
用いたものも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術で述べ
たもののうち、実開昭60−189344号公報に記載
されたマグネットセパレータは、水溶液に混入した金属
片等を分離除去するもので、循環使用されることによっ
て混入した工作機械の作動油や潤滑油等のオイルについ
ては何も考慮されていない。水溶液に混入したオイル
は、分離除去されずに水溶液に残留するか、または、マ
グネットによって吸着される金属片と共にドラムの周面
に吸着されてスクレーパによって取り除かれることとな
る。水溶液にオイルが残留する場合には、水溶液の性能
が著しく低下するため、水溶液の交換する必要頻度が高
くなり、コストアップの原因となる。また、金属片と共
にドラムの周面にオイルが吸着される場合には、金属片
は、オイルに混入した状態でスクレーパに付着して固化
し、ドラムの回転の妨げになったり、ドラムやスクレー
パ等に錆を発生させ、スクレーパの清掃メンテナンスの
必要頻度が高くなる等の問題があった。
【0007】また、図28および図29に示したオイル
セパレータは、タンク 1に貯留されたオイルLの混入水
溶液WLから水溶液WにとオイルLとに分離除去するも
ので、循環使用されることによって混入した被工作物の
切粉等の金属片Sについては何も考慮されていない。金
属片Sは、ドラム72や無端状ベルト76等の搬送手段に搬
送されるオイルと共にスクレーパ73によって取り除か
れ、マグネットセパレータの場合と同様に、スクレーパ
73に付着して固化し、オイルの流路を塞いで搬送手段7
2,76 から取り除いたオイルがスクレーパ73からこぼれ
たり、搬送手段72,76 の駆動を妨げるという問題があっ
た。さらに、金属片Sは分離槽74に流入して堆積し、分
離槽74が使用不能になるという問題もあった。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みなされたもの
で、水溶液中の混入したオイルと金属片とを別々に分離
して回収することができるオイルと金属片の回収装置を
提供することを目的とする。
【0009】また本発明は、金属片およびオイルがスク
レーパや分離槽に堆積するのを防止し、オイルと金属片
の回収を確実に行うことができ、メンテナンスの必要頻
度を低減させることができるオイルと金属片の回収装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るオイルと金属片の回収装置は、オイル
と金属片とが混入した水溶液に浸漬されて前記オイルと
金属片とを搬送する搬送手段と、該搬送手段によって搬
送される金属片を回収する金属片回収手段と、前記搬送
手段によって搬送される金属片を取り除かれたオイルを
回収するオイル回収手段とを備え、前記金属片回収手段
は、前記搬送手段によって搬送される金属片を搬送手段
の搬送方向と異なる方向に集合させるマグネットと、集
合された金属片を取り除く取り除き手段とを有すること
を特徴とするものである。
【0011】また、本発明に係るオイルと金属片の回収
装置の金属片回収手段は、金属片回収手段のマグネット
を搬送手段の搬送方向と異なる方向に配置したことを特
徴とするものである。
【0012】さらに、本発明に係るオイルと金属片の回
収装置の金属片回収手段は、金属片回収手段のマグネッ
トを搬送手段の搬送方向と異なる方向に駆動する駆動手
段を備えたことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明において、搬送手段は、オイルと金属片
の混入水溶液に浸漬された状態で駆動され、金属片を含
んだオイルを吸着して搬送する。金属片は、金属片回収
手段のマグネットに捕捉されて搬送手段の搬送方向と異
なる方向に移動して集合され、取り除き手段によって取
り除かれてオイルとは別に回収される。金属片が回収さ
れて、オイルはさらに搬送され、オイル回収手段によっ
て回収される。金属片とオイルとは別々に回収され、ス
クレーパ等に付着して固化することがない。マグネット
の駆動手段を設けた場合には、マグネットの駆動速度を
制御することによって金属片の回収を諸条件に合わせて
制御することができる。
【0014】
【実施例】本発明に係るオイルと金属片の回収装置の一
実施例を図1乃至図13に基づいて説明する。なお、図
において同一符号は同一部分または相当部分とする。
【0015】本発明のオイルと金属片の回収装置は、循
環使用してオイルLと金属片Sとが混入した、オイルと
金属片の混入水溶液WLSを貯留するタンク 1に配置さ
れるものである。
【0016】本発明に係るオイルと金属片の回収装置
は、搬送手段 2と金属片回収手段 3とオイル回収手段 4
とを備えたもので、図1および図2に側面図および正面
図で示すように、オイルと金属片の混入水溶液WLSか
らオイルLと金属片Sを搬送するための手段として、ド
ラム10が用いられている。
【0017】図1に示すように、ドラム10は、水溶液W
の表面に浮遊する金属片を含んだオイルLSを吸着して
搬送することが可能ななように、その表面には例えばア
クリル、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂からなる吸着部
が設けられ、オイルタンク 1に貯留されたオイルと金属
片の混入水溶液WLSに部分的に浸漬された状態で回転
可能に枢支され、その枢軸にはモータ等の駆動手段11が
接続されている。ドラム10は、回転駆動されてその表面
の吸着部に金属片を抱き込んだ状態のオイルが吸着され
る。
【0018】オイル回収手段 4は、ドラム10の最上部か
らタンクのオイルと金属片の混入水溶液WLSの表面に
至る下向きに回転する部分に設けられている。オイル回
収手段 4は、ドラム10に搬送されたオイルを取り除くた
めのスクレーパ13と、取り除かれたオイルを分離する分
離槽とからなるものである。
【0019】スクレーパ13は、ドラム10の全幅に亘って
接する幅を有し、ドラム10に接する端部から反対側端部
が低く位置するように傾斜して設けられている。分離槽
14は、スクレーパ13のドラム10に接する端部と反対側端
部の下方に設けられている。
【0020】分離槽14は、この実施例においてはその外
殻が平面視矩形の桝状体からなるもので、図1に示すよ
うに、下部に連通路を有する仕切板17が設けられ、分離
空間18と分離水溶液収容空間19とが形成されている。分
離空間18および分離水溶液収容空間19には、オイル回収
管20と水溶液回収管21がそれぞれ上端を開口するように
立設されている。オイル回収管20の上端開口は水溶液回
収管21の上端開口よりも高く位置するように設定されて
いる。分離空間18は、スクレーパ13のドラム10に接する
端部と反対側の端部の直下に配置され、スクレーパ13に
よってドラム10から取り除かれた僅かな水溶液Wと共
に、金属片を除去されたオイルLが収容される。
【0021】金属片回収手段 3は、ドラム10に搬送され
る金属片を含んだオイルから、金属片Sを集合させて回
収するもので、図1に示すように、ドラム10のタンク 1
の水溶液Wの表面からドラム10の最上部に至る上向きに
回転する部分に設けられている。
【0022】金属片回収手段 3は、図2に示すように、
磁性金属片Sを捕捉してドラム10の回転方向に対して異
なる方向に移動させて集合させるマグネット24と、マグ
ネット24によって移動集合された金属片Sを取り除く取
り除き手段としてのスクレーパ25とからなるものであ
る。
【0023】マグネット24は、アルニコ磁石やバリウム
フェライト磁石等の永久磁石からなり、図3に示すよう
に、N極・S極の両極が一端面に位置するように、スリ
ット27が形成されている。マグネット24のN極・S極の
両極が位置する一端面には磁力の最も強い領域Mが形成
される。また、マグネット24は、永久磁石に限定される
ことなく、電磁石とすることもできる。この場合におい
ては、図4に示すように、マグネット24は、略C字状に
形成された鉄心28にコイル29を巻つけたもからなり、鉄
心28の開放端部にN極・S極の両極が位置して磁力の最
も強い領域Mが形成される。このように構成されたマグ
ネット24は、図5に示すように、磁力の最も強い領域M
が連続して線状となるように並べて配列される。磁力の
最も強い領域Mが形成された端面は、ドラム10の内周面
に対向して配置される。なお、マグネット24を図4に示
した電磁石とした場合には、磁力を変化させることがで
きるように、コイル29に流す電流を変化させることがで
きることが望ましい。
【0024】配列されたマグネット24は、図6に示すよ
うに、ドラム10の回転方向(移送方向)に対して角度θ
で傾斜した状態で、オイルや金属片が付着しないように
ドラム10の内側に、ドラム10と共に移動しないように設
けられている。なお、マグネット24は、ドラム10の幅と
ドラム10の回転方向に対して設けられる角度θによって
配列する数を調整することができ、また、必要な長さに
形成された単体からなるものとすることもできる。
【0025】タンク 1の水溶液Wの表面に浮遊するオイ
ルLSまたはドラム10に吸着されたオイルLSの粘度を
検出するためのオイル粘度センサ(図示を省略した)を
設け、このセンサによって検出されたオイルLSの粘度
に応じて、マグネット24のドラム10の回転方向に対する
傾斜角θや、マグネット24が電磁石である場合に電磁石
に供給される電流を変化することができるように構成す
ることが望ましい。
【0026】スクレーパ25は、図1および図13に示す
ように、矩形の板状体を屈曲して折り返し部25a が形成
されたもので、図2に示すように、マグネット24の上方
が位置するドラム10の側端縁に配置されている。折り返
し部25a の下方にはスクレーパ25によってドラム10から
取り除かれた金属片Sを回収するためのスラッジボック
ス(図示を省略した)が設けられる。
【0027】搬送手段 2は、上述した実施例に限定され
ることなく、図7および図8に示すように、ドラムに替
えて無端状ベルト30を用いることもできる。無端状ベル
ト30は、図7に示すように、モータ等の駆動手段31が接
続された駆動ローラ32とタンク 1内に回転可能に配置さ
れた従動ローラ33とに巻回され、ドラムの場合と同様
に、タンク 1に貯留されたオイルと金属片の混入水溶液
WLSに部分的に浸漬された状態で駆動される。また、
この場合においては、無端状ベルト30の駆動ローラ32か
らタンク 1のオイルと金属片の混入水溶液WLSの表面
に至る下向きに移動する部分には、オイルを取り除くス
クレーパ13とオイルを分離回収する分離槽14とからなる
オイル回収手段が設けられている。また、無端状ベルト
30のタンク1のオイルと金属片の混入水溶液WLSの表
面から駆動ローラ32に至る上向きに移動する部分には、
無端状ベルト30の回転方向に対して傾斜するマグネット
24とマグネット24によって移動された金属片を取り除く
取り除き手段としてのスクレーパ25とからなる金属片回
収手段 3が設けられている。さらに搬送手段 2は、ドラ
ム10や無端状ベルト30の他に、図示は省略するが、円盤
状のディスクを用いることもできる。この場合において
は、ディスクは、タンクに貯留されたオイルと金属片の
混入水溶液に部分的に浸漬された状態で、ディスク面が
水溶液の表面に対して直行するように回転軸を水平方向
に枢支される。そして上述のドラム10や無端状ベルト30
を用いた実施例と同様に、ディスクの最上部からタンク
のオイルと金属片の混入水溶液の表面に至る下向きに回
転する部分にはオイル回収手段が設けられ、ディスクの
タンクのオイルと金属片の混入水溶液の表面から最上部
に至る上向きに移動する部分には金属片回収手段が設け
られる。この場合においては、金属片回収手段は、ディ
スクの径方向に対して傾斜して金属片を集合するように
移動させるマグネットと、マグネットによって移動され
る金属片を取り除く取り除き手段としてのスクレーパと
から構成され、オイル回収手段は、ディスクに吸着され
たオイルを取り除くスクレーパと分離層とから構成され
る。
【0028】さらに、上述の実施例においては、金属片
回収手段 3を、搬送手段 2の搬送方向に対してマグネッ
ト24を一方向に傾斜させて設けた例によって説明した
が、これに限定されることなく、図9に示すように、搬
送手段 2の中央から両側縁に向かって上向きにV字状に
設けることもできる。この場合においては、スクレーパ
は、マグネットの上方に位置する搬送手段 2の両側端縁
に配置される(図示を省略した)。この変形例において
は、例えば、マグネット24を傾斜させて設ける高さ方向
に制限がある場合や、マグネット24を設ける傾斜角度を
小さくする必要がある場合等に有効である。金属片はV
字状に配列されたマグネット24に捕捉されて搬送手段 2
の両側縁に集合され、スクレーパによって取り除かれ
る。さらに、マグネット24の配列は一列に限定すること
なく、例えば図10に示すように3列等、多数列に配列
することもできる。この場合において搬送手段の搬送方
向を上向きとすると、スクレーパは、最上列のマグネッ
ト24の上方に位置する搬送手段 2の一側縁に配置される
(図示を省略した)。この変形例においては、金属回収
手段の能力を向上させることができる。
【0029】次に、以上のように構成された本発明に係
るオイルと金属片の回収装置の作動について説明する。
図1および図7に示すように、タンク 1に貯留されたオ
イルと金属片の混入水溶液WLSの表層には、混入した
金属片を含むオイルLSが浮遊している。このタンク 1
に貯留されたオイルと金属片の混入水溶液WLSに部分
的に浸漬されたドラム10や無端状ベルト30、ディスク等
の搬送手段 2を駆動すると、水溶液Wの表層の金属片を
含むオイルLSが搬送手段 2に吸着されて搬送される。
【0030】金属片Sは、図11(a)に示すように、
その質量と重力加速度mgを有し、搬送手段の上昇によ
る摩擦抵抗力Fb と、搬送手段 2によって上昇するオイ
ルの抵抗力Foil とを受け、また、搬送手段 2によって
搬送されるオイルに抱き込まれて、図12に示すよう
に、マグネット24に捕捉され、マグネットによる磁力F
mag を受けることとなる。
【0031】金属片Sの質量と重力加速度mg、搬送手
段 2の上昇による摩擦抵抗力Fb および搬送手段によっ
て上昇するオイルの抵抗力Foil の合力をF1 とする
と、マグネットに捕捉された金属片Sは、図11(b)
に示すように、合力F1 とマグネット24による磁力F
mag とを受けて、合力F1 と磁力Fmag を合成した力F
で移動する。
【0032】このとき、例えば金属片Sを含むオイルL
Sの粘性が高くなり、合力F1 が大きくなった場合に
は、金属片Sの移動力Fは、図11(c)に示すよう
に、マグネット24の傾斜角度θと磁力Fmag となす角
θ’に差が生じる。このような状態になると、金属片S
はマグネット24の磁界から離れ、捕捉されずにオイルと
共に搬送されることとなる。したがって、オイル粘度セ
ンサによってオイルの抵抗力Foil を検出し、図11
(d)に示すように、合力F1 の変化に対応してマグネ
ット24の傾斜角度θと磁力Fmag となす角θ’とが同じ
となるように、マグネット24の傾斜角θや、マグネット
24が電磁石である場合に電磁石に供給される電流や、搬
送手段 2の駆動速度を調整することが望ましい。
【0033】マグネット24によって搬送手段 2の側端縁
に移動して集合された金属片Sは、図13に示すよう
に、金属片回収手段 3のスクレーパ25によって取り除か
れ、スクレーパ25の折り返し部25a で自重によって落下
し、スラッジボックスに回収される。
【0034】金属片Sを分離除去された僅かな水溶液W
を含むオイルWLは、さらに搬送されてオイル回収手段
4のスクレーパ13によって取り除かれ、分離槽14の分離
空間18に滴下する。オイルLは、比重差によって水溶液
Wから分離し、水溶液Wの表面に浮上してオイル回収管
20の上端開口に流入して回収される。オイルを分離され
た水溶液Wは分離空間18を沈降し、連通路16を通って分
離水溶液収容空間19に貯留され、水溶液回収管21の上端
開口に流入してクリーンタンク(図示を省略した)に送
られる。
【0035】次に、本発明に係るオイルと金属片の回収
装置の別の実施例について、図14乃至図18に基づい
て説明する。この実施例が上述した実施例と異なる点
は、金属片回収手段のマグネット24が移動することにあ
る。上述した実施例と同様の部分については、その説明
を省略し、上述した実施例と異なる部分についてのみ説
明する。
【0036】この実施例における金属片回収手段 3は、
マグネット24によって集合する金属片が搬送手段 2の外
側に移動するのを防ぐためのガイド40と、マグネット24
を移動させるための移動手段41とを備え、マグネット24
は、この実施例の場合、搬送手段 2の搬送方向に対して
直行する方向に移動される。そして、搬送手段 2のマグ
ネット24が移動する側端縁には、金属片の取り除き手段
として上述した折り返し部を有するスクレーパが配置さ
れている(図示を省略した)。
【0037】ガイド40は、図15に断面図で示すよう
に、搬送手段の両側面とオイルおよび金属片を吸着しな
い裏面とを取り囲むようにして一体に形成されたもので
ある。
【0038】マグネット24の移動手段41は、内側にマグ
ネット24を保持する無端状ベルト44と、この無端状ベル
ト44を支持して駆動する駆動ローラ45および従動ローラ
46からなるものである。無端状ベルト44の内側には、両
側縁に亘って、上述した永久磁石または電磁石が磁力の
最も強い領域が搬送手段 2に対向するように設けられて
いる。駆動ローラ45および従動ローラ46は、図15に示
すように、搬送手段 2の両側縁の外側にその回転軸が搬
送方向と平行になるように枢支され、駆動ローラ45には
モータ等の駆動手段47が接続されている。無端状ベルト
44は、図16に示すように、駆動ローラ45と従動ローラ
46とに巻回され、無端状ベルト44に保持されたマグネッ
ト24は図16に示した正面図において左右いずれかの方
向に移動される。駆動手段47は、透過度を検出するため
の光センサ等48が接続され、オイルに抱き込まれた金属
片の量(汚れ量)を検出して、図18に示すフローチャ
ートに従って回転数が制御される。センサ48の出力によ
って金属片の量が多く検出されると、駆動手段47の単位
時間あたりの回転数は多く設定される。
【0039】この実施例における金属片の回収作動につ
いて説明する。この実施例においては、搬送手段 2に吸
着して搬送されるオイルに抱き込まれた磁性金属片S
は、図17に示すように、その質量と重力加速度mgを
有しており、搬送手段の上昇による摩擦抵抗力Fb と、
搬送手段 2によって上昇するオイルの抵抗力Foil とを
受け、また、金属回収手段 3のマグネット24に捕捉され
て移動するマグネット24による磁力Fmag とを受けるこ
ととなる。
【0040】マグネット24に捕捉された金属片Sは、金
属片Sの質量と重力加速度mg、搬送手段 2の上昇によ
る摩擦抵抗力Fb および搬送手段によって上昇するオイ
ルの抵抗力Foil の合力と、移動するマグネット24によ
る磁力Fmag とを受け、図17に矢印で示した方向に移
動する。
【0041】このとき、マグネット24の移動手段41は、
図18にフローチャートで示すように、センサ48によっ
て汚れ量を検出し、この汚れ量によってマグネット24を
移動させるモータ47の回転数が設定される。また、金属
片を含むオイルLSの粘性等に対応して金属片Sを確実
に捕捉することができるように、オイル粘度センサ(図
示を省略した)によってオイルの抵抗力Foil が検出さ
れ、マグネット24を移動する速度やマグネット24が電磁
石である場合に電磁石に供給される電流が調整される。
【0042】マグネット24によって搬送手段 2の端縁部
に移動された金属片Sは、折り返し部25a を有するスク
レーパ25によって取り除かれ、折り返し部25a において
自重によって落下し、スラッジボックス(図示を省略し
た)に回収される。
【0043】次に、本発明に係るオイルと金属片の回収
装置のさらなる別の実施例について、図19乃至図24
に基づいて説明する。この実施例と上述した実施例との
異なる点は、搬送手段 2の断面形状にある。上述した実
施例と同様の部分については説明を省略し、上述した実
施例と異なる部分についてのみ説明する。
【0044】この実施例における金属片回収手段 3は、
捕捉されて集合した金属片が搬送手段の外側に移動する
のを防ぐためのガイド50と、搬送手段の裏面に位置する
マグネット24とを備えてなるものである。マグネット24
は、上述した永久磁石または電磁石が磁力の最も強い領
域が搬送手段 2に対向するように固定して設けられ、こ
の実施例の場合、複数のマグネット24が搬送手段 2の搬
送方向に対して平行に配置されている。そして、この場
合においては、マグネットの上方に位置する搬送手段 2
の両側端縁に、上述した折り返し部25a を有する取り除
き手段としてのスクレーパ25が配置されている(図示を
省略した)。
【0045】ガイド50は、図21に断面図で示すよう
に、搬送手段 2の両側面とオイルおよび金属片を吸着し
ない裏面とを取り囲むようにして一体に形成されたもの
である。
【0046】搬送手段 2は、オイルおよび金属片を搬送
する面がマグネット24に対向する裏面に対して傾斜する
ように形成されたものである。搬送手段の断面形状は、
この実施例の場合、図20に示すように、搬送手段の幅
方向中央に凸部51が搬送方向に延在するように形成さ
れ、この中央凸部51から両端縁に向かって暫時厚さが減
少するように傾斜面52が形成された、三角形状に形成さ
れている。
【0047】この実施例における金属片の回収作動につ
いて説明する。この実施例においては、金属片を含んだ
オイルLSは、搬送手段 2の傾斜面52に吸着されて搬送
され、金属回収手段 3のマグネット24に金属片Sが捕捉
される。マグネット24に捕捉された金属片Sは、図22
に断面模式図で示すように、マグネット24による磁力F
mag とオイルの抵抗力Foil と搬送手段 2の傾斜面52の
反力Rを受け、矢印方向で示したように搬送手段 2の側
端縁に移動する。
【0048】このとき、上述した実施例と同様に、セン
サによってオイルの汚れ量や粘性をを検出し、その結果
によって搬送手段の搬送速度やマグネットが電磁石であ
る場合に電磁石に供給される電流が設定される(図示を
省略した)。
【0049】マグネット24によって搬送手段 2の端縁に
移動された金属片Sは、折り返し部25a を有するスクレ
ーパ25によって取り除かれ、折り返し部25a において自
重によって落下し、スラッジボックスに回収される。
【0050】なお、この実施例においては、搬送手段 2
を断面三角形状のもので説明したが、この実施例に限定
されることなく、図23に断面図で示すように、その断
面形状は搬送方向に延在するように搬送手段の幅方向中
央に凹部53が形成され、この中央凹部53から両端縁に向
かって暫時厚さが増大するように傾斜面54を形成し、搬
送手段 2の中央凹部53に金属片を集合させることもでき
る。そして、このように形成された搬送手段 2を用いる
場合には、搬送手段の中央凹部53に集合された金属片を
取り除いて回収するために、折り返し部55a を有するス
クレーパ55が中央凹部53に接するように設けられる。
【0051】さらに、この実施例における搬送手段 2の
断面形状は、図24に断面図で示すように、搬送手段の
幅方向に凸部51と凹部53とを交互に繰り返し連続させた
ものとすることもできる。そして、このように形成され
た搬送手段 2を用いる場合には、凹部53に集合された金
属片を回収するために、図24(a)に示すように、折
り返し部56a を有する金属片回収手段のスクレーパ56が
各凹部53に接するように設けられ、また、金属片が分離
された凸部51のオイルを回収するために、図24(b)
に示すように、オイル回収手段のスクレーパ57が凸部51
に接するように設けられる。
【0052】次に、本発明に係るオイルと金属片の回収
装置のさらに別の実施例について、図25乃至図27に
基づいて説明する。この実施例と上述した実施例との異
なる点は、金属片回収手段 3にある。上述した実施例と
同様の部分については説明を省略し、上述した実施例と
異なる部分についてのみ説明する。
【0053】この実施例における金属片回収手段 3は、
搬送手段 2に接する金属片搬送手段60と、この金属片搬
送手段60の内周に設けられて金属片を金属片搬送手段に
吸着させるマグネット24と、金属片搬送手段60に吸着さ
れた状態で搬送された金属片を取り除くための取り除き
手段としてのスクレーパ64とを備えてなるものである。
なお、この実施例においては、タンク 1に部分的に浸漬
されて金属片を含んだオイルLSを吸着して搬送するた
めの搬送手段 2として、上述した無端状ベルト30を用い
た例によって説明するが、ドラム10またはディスクを用
いることができることもちろんである。
【0054】金属片搬送手段60としては、この実施例の
場合、金属片吸着ドラム62が用いられている。金属片吸
着ドラム62の外周は、図27に断面図で示すように、幅
方向中央が縮径した形状に形成され、四フッ化エチレン
樹脂等のオイルを吸着しない材料によって構成されてい
る。金属片吸着ドラム62は、その側縁に無端状ベルト30
が接し、中央縮径部には無端状ベルト30との間に間隙63
が形成されている。金属片吸着ドラム62は、無端状ベル
ト30に接することによって従動回転される。
【0055】マグネット24は、図26に示すように、金
属片吸着ドラム62が無端状ベルト30に接する部分から反
対側のスクレーパ64が設けられている部分に亘るように
延在して金属片吸着ドラム62の内周に沿って複数設けら
れている。
【0056】スクレーパ25は、上述した実施例と同様
に、図26に示すように、折り返し部64a が形成されて
なるもので、図26に示すように、金属片吸着ドラム62
の中央の縮径した外周形状に整合するように形成されて
いる。そして、スクレーパ64の折り返し部64a の下方に
はスラッジボックス65が配置されている。
【0057】無端状ベルト30によってオイルに含まれた
磁性金属片Sは、金属回収手段のマグネット24に捕捉さ
れ、抱き込まれていたオイルから金属片吸着ドラム62に
吸着される。金属片吸着ドラム62に吸着された金属片S
は、無端状ベルト30に接した金属片吸着ドラム61が従動
回転されることによってスクレーパ64側に移動され、折
り返し部64a を有するスクレーパ64によって取り除か
れ、折り返し部64a において自重によって落下し、スラ
ッジボックス65に回収される。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、オイルと金属片とを搬
送する搬送手段と、搬送手段によって搬送される金属片
を回収する金属片回収手段と、搬送手段によって搬送さ
れる金属片を取り除かれたオイルを回収するオイル回収
手段とを備え、前記金属片回収手段は、搬送手段によっ
て搬送される金属片を搬送手段の搬送方向と異なる方向
に集合させるマグネットと、集合された金属片を取り除
く取り除き手段とを有する構成としたので、水溶液に混
入したオイルと金属片とを効率的に別々に分離して回収
することができる。さらに、オイル回収手段に金属片が
堆積するのを防止することができ、メンテナンスの必要
頻度を低減させることができる。
【0059】金属片回収手段のマグネットを搬送手段の
搬送方向に対して異なる方向に配置する構成としたの
で、金属片の搬送方向を変えることができ、汎用性を向
上させることができる。
【0060】金属片回収手段のマグネットを搬送手段の
搬送方向に対して異なる方向に移動させる駆動手段を設
けた構成としたので、金属片の搬送速度を制御すること
が可能となり、また、オイルに含まれる金属片の量に応
じた搬送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオイルと金属片の回収装置の第1
実施例の側面図である。
【図2】本発明に係るオイルと金属片の回収装置の第1
実施例の正面図である。
【図3】本発明に係るオイルと金属片の回収装置に用い
られる永久磁石の斜視図である。
【図4】本発明に係るオイルと金属片の回収装置に用い
られる電磁石の斜視図である。
【図5】図3または図4の磁石を連続して配列した状態
を示すマグネットの斜視図である。
【図6】図5のマグネットを設けた状態を示す正面図で
ある。
【図7】本発明に係るオイルと金属片の回収装置の第1
実施例の変形例を示す側面図である。
【図8】本発明に係るオイルと金属片の回収装置の第1
実施例の変形例を示す正面図である。
【図9】マグネットを設ける変形例を示す正面図であ
る。
【図10】マグネットを設けるさらなる変形例を示す正
面図である。
【図11】マグネットによって金属片が移動する状態を
示す説明図である。
【図12】搬送手段に搬送されるオイルに抱き込まれた
金属片がマグネットに捕捉された状態を示す断面図であ
る。
【図13】集合された金属片がスクレーパによって掻き
取られる状態を示す断面図である。
【図14】本発明に係るオイルと金属片の回収装置の第
2実施例を示す金属片回収手段の断面図である。
【図15】第2実施例の金属片回収手段の横断平面図で
ある。
【図16】第2実施例の金属片回収手段の正面図であ
る。
【図17】第2実施例の金属片回収手段の構造によって
金属片が移動する説明図である。
【図18】第2実施例の金属片回収手段の制御を示すフ
ローチャートである。
【図19】本発明に係るオイルと金属片の回収装置の第
3実施例を示す搬送手段の正面図である。
【図20】第3実施例の搬送手段と金属片回収手段を示
す断面図である。
【図21】第3実施例の搬送手段と金属片回収手段を示
す横断平面断面図である。
【図22】第3実施例の搬送手段の構造によって金属片
が移動する説明図である。
【図23】本発明に係るオイルと金属片の回収装置の第
3実施例の搬送手段の変形例を示す断面図である。
【図24】本発明に係るオイルと金属片の回収装置の第
3実施例の搬送手段の変形例を示す金属片回収手段とオ
イル回収手段のスクレーパが当接した状態を示す断面図
である。
【図25】本発明に係るオイルと金属片の回収装置の第
4実施例を示す側面図である。
【図26】第4実施例の金属片回収手段を示す縦断側面
図である。
【図27】図26のA−A線断面図である。
【図28】従来のオイルセパレータを示す側面図であ
る。
【図29】従来の別のオイルセパレータを示す側面図で
ある。
【符合の説明】
2 搬送手段 3 金属片回収手段 4 オイル回収手段 24 マグネット 25,56,64 取り除き手段(スクレーパ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルと金属片とが混入した水溶液に浸
    漬されて前記オイルと金属片とを搬送する搬送手段と、
    該搬送手段によって搬送される金属片を回収する金属片
    回収手段と、前記搬送手段によって搬送される金属片を
    取り除かれたオイルを回収するオイル回収手段とを備
    え、前記金属片回収手段は、前記搬送手段によって搬送
    される金属片を搬送手段の搬送方向と異なる方向に集合
    させるマグネットと、集合された金属片を取り除く取り
    除き手段とを有することを特徴とするオイルと金属片の
    回収装置。
  2. 【請求項2】 金属片回収手段のマグネットを搬送手段
    の搬送方向と異なる方向に配置したことを特徴とする請
    求項1に記載のオイルと金属片の回収装置。
  3. 【請求項3】 金属片回収手段のマグネットを搬送手段
    の搬送方向と異なる方向に駆動する駆動手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項2に記載のオイルと金属片の回収
    装置。
JP6338141A 1994-12-27 1994-12-27 オイルと金属片の回収装置 Pending JPH08174373A (ja)

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