WO2017168960A1 - レンズユニット - Google Patents

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大樹 吉田
健介 益居
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富士フイルム株式会社
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    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Abstract

本開示は、光軸方向に沿って並んだ第1円形部と第2円形部とを備えたレンズと、筒状に形成され、前記第1円形部が嵌合された第1内周面と、前記第1円形部と前記第1内周面との嵌合部から光軸方向に離れた位置で前記第2円形部が嵌合され、かつ、周方向に三カ所以上で前記第2円形部が当接された第2内周面とを備えた樹脂製の鏡筒と、を有するレンズユニットを提供する。

Description

レンズユニット
 本開示は、レンズユニットに関する。
 特許第4847020号公報、及び特許第5406165号公報には、プラスチック(樹脂)製の複数のレンズを多角形状の内周面を有するプラスチック(樹脂)製の鏡筒内に圧入したレンズユニットが開示されている。また、特開2011-002576号公報、及び特開2009-216774号公報には、光軸方向から見て円形の内周面を備えた鏡筒にレンズが嵌合された構成が開示されており、レンズは光軸方向に複数カ所で鏡筒に当接されている。
 特許第4847020号公報、及び特許第5406165号公報のように鏡筒の内周面が多角形状であれば、レンズと鏡筒との接触部分が小さくなり、組み付け易い反面、レンズが光軸方向に傾きやすい。一方、特開2011-002576号公報、及び特開2009-216774号公報のようにレンズを光軸方向に複数カ所で鏡筒に当接さればレンズの傾きを抑制できる反面、レンズの挿入抵抗が高く、組付け性が低下する。
 本開示は、鏡筒が樹脂で形成された構成において、組付け性を確保しつつ、レンズの傾きを抑制できるレンズユニットを提供する。
 本開示の第1態様は、レンズユニットであって、光軸方向に沿って並んだ第1円形部と第2円形部とを備えたレンズと、筒状に形成され、第1円形部が嵌合された第1内周面と、第1円形部と第1内周面との嵌合部から光軸方向に離れた位置で第2円形部が嵌合され、かつ、周方向に三カ所以上で第2円形部が当接された第2内周面とを備えた樹脂製の鏡筒と、を有する。
 本開示の第1態様に係るレンズユニットによれば、レンズの第1円形部が鏡筒の第1内周面に嵌合されている。また、レンズの第2円形部は、第1円形部と第1内周面との嵌合部から光軸方向に離れた位置で、鏡筒の第2内周面に嵌合されている。これにより、第1態様に係るレンズユニットは、光軸方向と直交する方向(鏡筒の径方向)から見てレンズが複数カ所で鏡筒の内周面に当接されることとなり、鏡筒の径方向から見てレンズが一カ所のみで鏡筒の内周面に当接された構造と比較して、レンズの傾きを抑制することができる。
 また、第1態様に係るレンズユニットでは、第2円形部が周方向に三カ所以上で第2内周面と当接されており、レンズの位置精度を確保し易いため、この第2内周面でレンズの位置決めを行うことで、第1円形部及び第2円形部のそれぞれの嵌合長さを長くする必要がない。この結果、第1態様に係るレンズユニットは、レンズの組付け時にレンズが鏡筒に入り難くなるのを抑制することができ、組付け性を確保することができる。
 本開示の第2態様に係るレンズユニットは、第1態様に係るレンズユニットにおいて、第2内周面は、光軸方向から見て多角形状に形成されており、第2内周面における第2円形部との当接部は、多角形状の各辺を形成する平面であってもよい
 本開示の第2態様に係るレンズユニットによれば、第2内周面を多角形状にすることにより、第2円形部と第2内周面との当接部が光軸方向から見て点接触となる。これにより、第2態様に係るレンズユニットは、第2円形部を一周に亘って曲面で受ける面接触の構造と比較して、組み付け時の抵抗が減り、組付け性を維持しつつ嵌合長さを長くすることができる。なお、ここでいう「多角形状」とは、多角形状の各辺を角又は円弧で連結した構造を広く含む概念であり、各辺を形成する面が平面である構造に限定されない。
 本開示の第3態様に係るレンズユニットは、第2態様に係るレンズユニットにおいて、第2内周面は、隣り合う平面を繋ぐ曲面が形成されていてもよい。
 本開示の第3態様に係るレンズユニットによれば、隣り合う平面が曲面で繋がれているため、平面を角部で連結した構造のように第2内周面に作用する応力が角部に集中するのを抑制することができる。すなわち、第3態様に係るレンズユニットは、第2内周面に作用する応力を分散さることができる。
 本開示の第4態様に係るレンズユニットは、第1態様に係るレンズユニットにおいて、前記第2内周面における前記第2円形部との当接部分には、光軸方向から見て前記鏡筒の径方向外側に窪んで前記第2円形部と面接触する湾曲面が形成されていてもよい。
 本開示の第4態様に係るレンズユニットによれば、湾曲面で第2円形部を受けることにより、第2円形部を点で受ける構成と比較して、第2内周面との接触面積を大きくすることができる。この結果、第4態様に係るレンズユニットは、レンズ側外径歪み起因で生じる光軸ずれからの光学特性不良を抑制することができる。
 本開示の第5態様に係るレンズユニットは、第3態様又は第4態様に係るレンズユニットにおいて、第1円形部と第1内周面とが周方向に三カ所以上で当接されていてもよい。
 本開示の第5態様に係るレンズユニットによれば、第1円形部が第1内周面と周方向の全域に当接された構造と比較して、レンズの位置精度を確保し易い。
 本開示の第6態様に係るレンズユニットは、第5態様に係るレンズユニットにおいて、第1内周面は、光軸方向から見て多角形状とされていてもよい。
 本開示の第6態様に係るレンズユニットによれば、第1内周面を多角形状にすることにより、第1円形部と第1内周面との当接部が点接触となる。これにより、第6態様に係るレンズユニットは、第1円形部を曲面で受ける面接触の構造と比較して、組み付け時の抵抗が減り、組付け性を維持しつつ嵌合長さを長くすることができる。
 本開示の第7態様に係るレンズユニットは、第6態様に係るレンズユニットにおいて、第1内周面は、多角形状の各辺を形成する平面と、隣り合う平面を連結する円弧状の連結部とを含んで構成されていてもよい。
 本開示の第7態様に係るレンズユニットによれば、隣り合う平面が角部で連結された構造のように第1内周面に作用する応力が角部に集中するのを抑制することができる。すなわち、第7態様に係るレンズユニットは、第1内周面に作用する応力を分散さることができる。
 本開示の第8態様に係るレンズユニットは、第1態様~第7態様の何れか1つの態様に係るレンズユニットにおいて、第1内周面は、第2内周面よりも径方向外側に位置していてもよい。
 本開示の第8態様に係るレンズユニットによれば、第1内周面と第2内周面とを径方向に同じ位置に形成した構造と比較して鏡筒を成形するための金型の機械加工が容易となる。すなわち、第1内周面と第2内周面とに径差があれば、金型における第1内周面に対応する部位と第2内周面に対応する部位とをそれぞれ別々に面出しすることができる。また、第2内周面が第1内周面よりも径方向外側に位置する場合、この部分を形成する金型部品(コアピン)を引き抜く際に、アンダーカットになって離型抵抗が生じることで、金型部品が抜けなくなることがある。したがって、第8態様に係るレンズユニットによれば、第1内周面が第2内周面よりも径方向外側に位置していれば、金型部品が抜けなくなるのを抑制することができる。
 本開示の第9態様に係るレンズユニットは、第8態様に係るレンズユニットにおいて、第1円形部の光軸方向の長さは、第2円形部の光軸方向の長さよりも短くてもよい。
 本開示の第9態様に係るレンズユニットによれば、第2円形部よりも大径となる第1円形部の光軸方向の長さを短くすることにより、レンズを鏡筒に組み付け易い。
 本開示の第10態様に係るレンズユニットは、第6態様又は第7態様に係るレンズユニットにおいて、第1内周面は、第2内周面よりも径方向外側に位置しており、光軸方向から見て第1内周面の各辺を形成する平面と第2内周面の各辺を形成する平面とが周方向に同じ位置に形成されていてもよい。
 本開示の第10態様に係るレンズユニットによれば、光軸方向から見て第1内周面の各辺を形成する平面と第2内周面の各辺を形成する平面とが周方向に同じ位置に形成されているため、第1円形部と第1内周面との当接部と、第2円形部と第2内周面との当接部とが周方向に一致する。これにより、第10態様に係るレンズユニットは、第1円形部と第1内周面との当接部と、第2円形部と第2内周面との当接部とが周方向に異なる構造と比較して、レンズの傾きを効果的に抑制することができる。
 本開示の第11態様に係るレンズユニットは、第1態様~第9態様の何れか1つの態様に係るレンズユニットにおいて、第1内周面及び第2内周面の少なくとも一方は、光軸方向に対して傾斜された傾斜面を備えており、第1円形部及び第2円形部のうち傾斜面と嵌合される側の円形部は、傾斜面に対応して傾斜していてもよい。
 本開示の第11態様に係るレンズユニットによれば、レンズを鏡筒に圧入して嵌合させる際に、傾斜面がレンズのガイドとなるため、第1内周面及び第2内周面の両方が光軸方向に沿って形成されている場合と比較して、レンズを定位置で嵌合し易い。
 本開示の第12態様に係るレンズユニットは、第1態様~第11態様の何れか1つの態様に係るレンズユニットにおいて、レンズユニットは、車載用又は監視用のレンズユニットであってもよい。
 本開示の第12態様に係るレンズユニットによれば、監視用カメラや車載用カメラなどのように、高温に晒される可能性があって結像性能の維持が難しい環境下で用いられるレンズユニットにおいても、性能劣化を少なくできる。
 本開示の上記態様によれば、鏡筒が樹脂で形成された構成において、組付け性を確保しつつ、レンズの傾きを抑制することができるレンズユニットを提供できる。
例示的実施形態に係るレンズユニットの要部を示す、径方向方見た断面図である。 図1の2-2線で切断した切断面を拡大して示す断面図である。 図1の3-3線で切断した切断面を拡大して示す断面図である。 例示的実施形態に係るレンズユニットの第1変形例を示す、鏡筒の断面図である。 例示的実施形態に係るレンズユニットの第2変形例を示す、図1に対応する断面図である。 例示的実施形態に係るレンズユニットの第3変形例を示す、図1に対応する断面図である。 例示的実施形態に係るレンズユニットの第4変形例を示す、図2に対応する断面図である。 例示的実施形態に係るレンズユニットの第5変形例を示す、図2に対応する断面図である。
 以下、図面を参照しながら本開示に係る例示的実施形態を説明する。なお、図面において同一機能を有する構成要素には同一符号を付し、説明を適宜省略する。また、各図において適宜示されるSは、光軸を示すものであり、光軸Sに沿った方向を光軸方向と記載する。
 図1に示されるように、本例示的実施形態に係るレンズユニット10は、樹脂製又はガラス製のレンズ12と、レンズ12を収容する樹脂製の鏡筒18とを含んで構成されている。なお、鏡筒18には、レンズ12とは別に複数のレンズが収容されて光学系が構成されている。また、図1において、図中上側が物体側であり、図中下側が像側である。
(レンズの構成)
 レンズ12は、光軸方向から見て略円形に形成されており、光軸方向に沿って並んだ第1円形部14と第2円形部16とを備えている。また、本例示的実施形態のレンズ12は一例として、外径が15mm以下に形成されている。第1円形部14は、レンズ12の物体側に位置しており、光学面を有する第1レンズ部14Aと、第1レンズ部14Aの外周部を構成する第1周縁部14Bとを備えている。また、第1円形部14の物体側の面は、物体側に凸となるように湾曲されている。
 一方、第2円形部16は、レンズ12の像側に位置して第1円形部14と一体に形成されており、光学面を有する第2レンズ部16Aと、第2レンズ部16Aの外周部を構成する第2周縁部16Bとを備えている。また、第2円形部16の像側の面は、像側に凸となるように湾曲されている。
 ここで、第1円形部14は、第2円形部16よりも大径に形成されている。このため、第1円形部14の第1周縁部14Bは、第2円形部16の第2周縁部16Bよりも径方向外側に位置している。また、第1円形部14の光軸方向の長さは、第2円形部16の光軸方向の長さよりも短い。さらに、第1円形部14の第1周縁部14B及び第2円形部16の第2周縁部16Bはそれぞれ、鏡筒18の内周面に嵌合されている。
(鏡筒の構成)
 鏡筒18は、光軸方向の両端部が開口された略円筒状に形成されており、樹脂成形により形成されている。また、鏡筒18の像側の端部には、押さえ部(図示せず)が設けられており、この押さえ部には光学絞りの機能を有する透孔が形成されている。さらに、鏡筒18の物体側の端部には、熱カシメされたカシメ部(図示せず)が形成されており、このカシメ部によって光学系の部品が鏡筒18から外れるのを抑制している。
 ここで、鏡筒18は一例として、ガラス繊維と無機フィラーを含有するポリフェニレンスルファイドで構成されてもよい。鏡筒18をガラス繊維等を含有する繊維強化プラスチック製とすることにより、機械的強度が高くなる。使用する樹脂としては、例えば、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、シンジオタクチックポリスチレン、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニレンスルファイド、ポリアリレート、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、アクリロニトリルブダジエンスチレン、ポリオレフィン及び各々の変性ポリマーからなる群より選択される少なくとも一種、又は当該群から選択される少なくとも一種を含むポリマーアロイなどを用いることができる。繊維としては、ガラス繊維や炭素繊維、繊維強化プラスチック、無機フィラー等を用いることができる。
 また、繊維強化プラスチック等、上記の樹脂材料には、必要に応じてガラス繊維、炭素繊維、無機フィラー等を含有させてもよい。ガラス繊維等を含有する繊維強化プラスチック製の鏡筒とすることにより、より機械的強度の高い鏡筒を得ることができる。
 なお、鏡筒18は、高い遮光性及び光吸収性が要求される。使用する樹脂は黒色であることが好ましく、上記の樹脂材料は黒色顔料又は黒色染料を含むことが好ましい。黒色顔料又は黒色染料を含む樹脂材料によって鏡筒18を構成することにより、鏡筒18の内壁面を黒色とすることができ、鏡筒18の内壁面における可視光の反射をより有効に抑制することができる。
 鏡筒18は、物体側から順に第1段部20及び第2段部22を含んで構成されている。第1段部20は、一定の厚みで光軸方向に延在されており、この第1段部20の内周面は、第1円形部14が嵌合された第1内周面20Aとされている。一方、第2段部22は、一定の厚みで光軸方向に延在されており、この第2段部22の内周面は、第1円形部14と第1内周面20Aとの嵌合部から光軸方向に離れた位置で第2円形部16が嵌合された第2内周面22Aとされている。
 第1段部20と第2段部22との境界部分における鏡筒18の内周面には段差24が形成されている。この段差24は、物体側から像側へ向かうにつれて径方向内側へ傾斜されている。このため、第1内周面20Aは、第2内周面22Aよりも径方向外側に位置している。
 図3に示されるように、第1内周面20Aは、光軸方向から見て多角形状に形成されており、本例示的実施形態では一例として、光軸方向から見て略正方形状に形成されている。また、第1内周面20Aは、正方形の各辺を形成する四つの平面20ASと、隣り合う平面20ASを連結する略円弧状の連結部20ARとを含んで構成されている。そして、第1円形部14は、四つの平面20ASのそれぞれに当接されており、第1円形部14と平面20ASとが当接された部位が当接部P1となっている。すなわち、第1円形部14は、第1内周面20Aと周方向に四カ所(三カ所以上)で当接されている。
 図2に示されるように、第2内周面22Aは、光軸方向から見て多角形状に形成されており、本例示的実施形態では一例として、光軸方向から見て略正八角形状に形成されている。また、第2内周面22Aは、八角形の各辺を形成する八つの平面22ASと、隣り合う平面22ASを連結する略円弧状の連結部22ARとを含んで構成されている。そして、第2円形部16は、八つの平面22ASのそれぞれに当接されており、第2円形部16と平面22ASとが当接された部位が当接部P2となっている。すなわち、第2円形部16は、第2内周面22Aと周方向に八カ所(三カ所以上)で当接されている。なお、図2と図3とは同じ向きで図示されている。このため、図2における上下左右の四つの平面22ASは、図3における四つの平面20ASと光軸方向から見て周方向に同じ位置に形成されている。ここでいう「周方向に同じ位置」とは、円形部と内周面との当接部が周方向に一致する位置である。
 図1に示されるように、レンズ12の第1円形部14と第1内周面20Aとの当接部P1の光軸方向の長さ(嵌合長さ)は、第2円形部16と第2内周面22Aとの当接部P2の光軸方向の長さよりも短くなっている。
 レンズ12の像側には、間隔環26が配置されている。間隔環26は、略環状に形成されており、鏡筒18の第2内周面22Aに嵌合されている。また、間隔環26の上端部は、レンズ12の第2円形部16における第2周縁部16Bの下面に当接しており、レンズ12を像側から支持している。
(作用及び効果)
 次に、本例示的実施形態の作用及び効果について説明する。
 本例示的実施形態では、レンズ12の第1円形部14が鏡筒18の第1内周面20Aに嵌合されており、レンズ12の第2円形部16が鏡筒18の第2内周面22Aに嵌合されている。これにより、本例示的実施形態では、光軸方向と直交する方向(鏡筒18の径方向)から見てレンズ12が複数カ所で鏡筒18の内周面に当接されることとなる。したがって、本例示的実施形態では、鏡筒18の径方向から見てレンズが一カ所のみで鏡筒18の内周面に当接された構造と比較して、レンズ12の傾きを抑制することができる。例えば、レンズ12が第2内周面22Aのみに当接された比較例の構造について考える。この場合、レンズ12の第1円形部14と鏡筒18の第1内周面20Aとの間に隙間があり、レンズ12の物体側が鏡筒18に支持されていないため、傾き易い。
 また、本例示的実施形態では、鏡筒18の径方向から見てレンズ12を複数カ所で鏡筒18の内周面(第1内周面20A、第2内周面22A)に当接させている。このことにより、本例示的実施形態では、第1円形部14及び第2円形部16のそれぞれの嵌合長さを長くする必要がない。すなわち、本例示的実施形態は、第1円形部14と第1内周面20Aとの当接部P1及び第2円形部16と第2内周面22Aとの当接部P2が比較的短くても、レンズ12の傾きを抑制することができる。この結果、本例示的実施形態は、レンズ12を鏡筒18に組付ける時に、レンズ12が鏡筒18に入り難くなるのを抑制することができ、組付け性を確保することができる。
 さらに、本例示的実施形態では、第1円形部14が周方向に三カ所以上で第1内周面20Aと当接されており、第2円形部16が周方向に三カ所以上で第2内周面22Aと嵌合されている。これにより、本例示的実施形態では、レンズ12の位置精度を確保し易く、第1内周面20A及び第2内周面22Aの少なくとも一方でレンズ12の位置決めを行うことで、第1円形部14及び第2円形部16のそれぞれの嵌合長さを長くする必要がない。この結果、本例示的実施形態は、レンズ12の組付け時にレンズ12が鏡筒18に入り難くなるのを抑制することができ、組付け性を確保することができる。
 また、本例示的実施形態では、第2円形部16よりも大径となる第1円形部14の光軸方向の長さを短くなっている。これにより、本例示的実施形態では、大径の第1円形部14が光軸方向に長い場合と比較して、レンズ12を鏡筒に入れ易い。さらに、当接部P1の嵌合長さが当接部P2の嵌合長さよりも短い。このように第1円形部14と第1内周面20Aとの当接部P1の光軸方向の長さを短くすることにより、本例示的実施形態は、よりレンズ12を鏡筒18に入れ易くできる。すなわち、本例示的実施形態は、レンズ12の組み付け性を向上させることができる。
 さらに、本例示的実施形態では、第2内周面22Aを多角形状にすることにより、第2円形部16と第2内周面22Aとの当接部P2が点接触となる。これにより、本例示的実施形態は、光軸方向から見て第2内周面22Aを円形にした構造のように第2円形部16を曲面で受ける面接触の構造と比較して、組付け時の抵抗が減り、組付け性を維持しつつ嵌合長さを長くすることができる。特に、本例示的実施形態では、多角形状の各辺を形成する平面22ASと、隣り合う平面22ASを連結する円弧状の連結部22ARとを含んで第2内周面22Aを構成している。これにより、本例示的実施形態では、エンドミルなどの切削工具を用いて金型の面出しを行う際に、円弧状の連結部22ARに対応する部分をエンドミルの逃げ部とすることができる。
 さらにまた、本例示的実施形態では、第1内周面20Aが第2内周面22Aと同様に多角形状とされている。これにより、本例示的実施形態は、第1円形部14と第1内周面20Aとの当接部が点接触となり、第1円形部14を曲面で受ける面接触の構造と比較して、組付け時の抵抗が減り、組付け性を維持しつつ嵌合長さを長くすることができる。特に、本例示的実施形態では、多角形状の各辺を形成する平面20ASと、隣り合う平面20ASを連結する円弧状の連結部20ARとを含んで第2内周面22Aを構成している。これにより、本例示的実施形態は、エンドミルなどの切削工具を用いて金型の面出しを行う際に、円弧状の連結部20ARに対応する部分をエンドミルの逃げ部とすることができる。
 また、本例示的実施形態では、第1内周面20Aが第2内周面22Aよりも径方向外側に位置している。これにより、第1内周面20Aと第2内周面22Aとを径方向に同じ位置に形成した構造、すなわち、本例示的実施形態は、第1内周面20Aと第2内周面22Aとが同じ直径とされた構造と比較して、鏡筒18の加工が容易にすることができる。すなわち、第1内周面20Aが第2内周面22Aよりも径方向外側に位置していれば、金型における第1内周面20Aに対応する部位と第2内周面22Aに対応する部位とをそれぞれ別々に面出しすることができる。
 以上、例示的実施形態について説明したが、その他の変形例として、図4に示される第1変形例のように、第1内周面34Aを構成する平面34ASと第2内周面36Aを構成する平面36ASとを周方向に同じ位置に形成された構成としてもよい。また、図5に示される第2変形例、図6に示される第3変形例、図7に示される第3変形例、及び図8に示される第4変形例のように、鏡筒の内周面の形状を異なる形状としてもよい。なお、以下の変形例の説明において、例示的実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1変形例)
 図4に示されるように、第1変形例に係るレンズユニット30を構成する鏡筒32は、物体側から順に第1段部34及び第2段部36を含んで構成されている。第1段部34は、一定の厚みで光軸方向に延在されており、この第1段部34の内周面は、第1円形部14が嵌合された第1内周面34Aとされている。一方、第2段部36は、一定の厚みで光軸方向に延在されている。この第2段部36の内周面は、第2円形部16が嵌合された第2内周面36Aとされている。なお、図4では、説明の便宜上、レンズ12を仮想線で図示しており、第1内周面34Aよりも像側(紙面奥側)の第2内周面36Aの両方の内周面を図示している。
 ここで、第1内周面34Aは、第2内周面36Aよりも径方向外側に位置している。また、第1内周面34A及び第2内周面36Aは共に多角形状とされており、本変形例では光軸方向から見て略正八角形状に形成されている。詳細には、第1内周面34Aは、八角形の各辺を形成する八つの平面34ASと、隣り合う平面34ASを連結する連結部34ARとを含んで構成されている。そして、レンズ12の第1円形部14は、第1内周面34Aと周方向に八カ所(三カ所以上)で当接されている。
 一方、第2内周面36Aは、八角形の各辺を形成する八つの平面36ASと、隣り合う平面36ASを連結する連結部36ARとを含んで構成されている。そして、レンズ12の第2円形部16は、第2内周面36Aと周方向に八カ所(三カ所以上)で当接されている。また、光軸方向から見て第1内周面34Aの平面36ASと第2内周面36Aの平面36ASとが周方向に同じ位置に形成されている。
 本変形例によれば、光軸方向から見て第1内周面34Aの各辺を形成する平面34ASと第2内周面36Aの各辺を形成する平面36ASとが周方向に同じ位置にしている。このため、第1円形部14と第1内周面34Aとの当接部と、第2円形部16と第2内周面36Aとの当接部とが周方向に一致する。これにより、本変形例は、レンズの傾きを効果的に抑制することができる。その他の効果については上記例示的実施形態と同様である。
(第2変形例)
 図5に示されるように、第2変形例に係るレンズユニット40は、樹脂製又はガラス製のレンズ42と、レンズ42を収容する樹脂製の鏡筒48とを含んで構成されている。また、レンズ42は、光軸方向から見て略円形に形成されており、光軸方向に沿って並んだ第1円形部44と第2円形部46とを備えている。第1円形部44は、レンズ42の物体側に位置しており、光学面を有する第1レンズ部44Aと、第1レンズ部44Aの外周部を構成する第1周縁部44Bとを備えている。また、第1円形部44の物体側の面は、物体側に凸となるように湾曲されている。
 一方、第2円形部46は、レンズ42の像側に位置して第1円形部44と一体に形成されており、光学面を有する第2レンズ部46Aと、第2レンズ部46Aの外周部を構成する第2周縁部46Bとを備えている。また、第2円形部46の像側の面は、像側に凸となるように湾曲されている。さらに、第1円形部44と第2円形部46とは、同じ外径とされている。
 鏡筒48は、一定の厚みで光軸方向に延在されており、鏡筒48の内周面には、内側へ突出された二ヵ所の突起部47及び突起部49が形成されている。突起部47は、物体側に位置しており、この突起部47によって第1円形部44が嵌合された第1内周面47Aが構成されている。一方、突起部49は、物体側に位置しており、この突起部49によって第2円形部46が周方向に三カ所以上で嵌合された第2内周面49Aが構成されている。また、第1円形部44と第1内周面47Aとの当接部P3の嵌合長さを、第2円形部46と第2内周面49Aとの当接部P4の嵌合長さよりも短く形成している。なお、本変形例における第1円形部44及び第2円形部46は、鏡筒48との関係で決定される部位であり、レンズ42における第1内周面47Aと当接している部位を第1円形部44とし、レンズ42における第2内周面49Aと当接している部位を第2円形部46としている。
 本変形例では、レンズ42の第1円形部44が鏡筒48の第1内周面47Aに嵌合されており、レンズ42の第2円形部46が鏡筒48の第2内周面49Aに嵌合されている。これにより、本変形例では、光軸方向と直交する方向(鏡筒48の径方向)から見てレンズ42が複数カ所で鏡筒48の内周面に当接されることとなる。よって、本変形例は、鏡筒48の径方向から見てレンズが一カ所のみで鏡筒48の内周面に当接された構造と比較して、レンズ42の傾きを抑制することができる。
 また、鏡筒48の径方向から見てレンズ42を複数カ所で鏡筒48の内周面(第1内周面47A、第2内周面49A)に嵌合させることにより、第1円形部44及び第2円形部46のそれぞれの当接部の光軸方向に沿った長さを長くする必要がない。すなわち、本変形例は、当接部P1及び当接部P2が比較的短くてもレンズ42の傾きを抑制することができる。この結果、本変形例は、レンズ42を鏡筒48に組付ける時に、レンズ42が入り難くなるのを抑制することができ、組付け性を確保することができる。
 さらに、本変形例では、第2円形部46が周方向に三カ所以上で第2内周面49Aと当接されているため、レンズ42の位置精度を確保し易く、第2内周面49Aでレンズ12の位置決めを行うことで、第1円形部44及び第1円形部14のそれぞれの嵌合長さを長くする必要がない。この結果、本変形例は、レンズ42の組付け時にレンズ42が鏡筒48に入り難くなるのを抑制することができ、組付け性を確保することができる。
(第3変形例)
 図6に示されるように、第3変形例に係るレンズユニット50を構成する鏡筒18は、第1段部52と第2段部22とを含んで構成されている。第2段部22は例示的実施形態と同様の構成であり、第2段部22の第2内周面22Aにレンズ12の第2円形部16が嵌合されている。
 第1段部52の内周面は、光軸方向に対して傾斜された傾斜面となっている。詳細には、第1段部52の内周面は、光軸方向から見て多角形状に形成されており、この多角形を構成する各内周面が物体側から像側へ向かうにつれて径方向内側に傾斜された傾斜面となっている。そして、この傾斜面がレンズ12の第1円形部14が嵌合される第1内周面52Aとされている。また、第1円形部14の第1周縁部14Bにおける第1内周面52Aと嵌合される周面は、第1内周面52Aの傾斜に対応して傾斜されている。
 本変形例では、レンズ12を鏡筒18に物体側から圧入して嵌合させる際に、傾斜面である第1内周面52Aがレンズ12のガイドとなる。これにより、本変形例は、第1内周面52A及び第2内周面22Aの両方が光軸方向に沿って形成されている場合と比較して、レンズ12を位置決めし易い。
 なお、本変形例では、第1内周面52Aのみを傾斜面としたが、これに限定されない。例えば、第2内周面22Aのみを傾斜面としてもよい。この場合、第2内周面22Aに嵌合される第2円形部16の第2周縁部16Bにおける第2内周面22Aと嵌合される周面は、第2内周面22Aの傾斜に対応して傾斜される。また、第1内周面52A及び第2内周面22Aの両方を傾斜面としてもよい。
(第4変形例)
 図7に示されるように、第4変形例に係るレンズユニット60を構成する鏡筒62の第2内周面62Aは、光軸方向から見て多角形状とされているが、多角形状の各辺が平面に替えて八つの湾曲面62ASとされている。湾曲面62ASはそれぞれ、径方向内側に凸となるように湾曲されており、隣り合う湾曲面62ASは、角部で連結されている。そして、それぞれの湾曲面62ASがレンズ12の第2円形部16に嵌合されており、湾曲面62ASと第2円形部16とが当接した部位が当接部P6となっている。また、鏡筒62の第1内周面は、上記例示的実施形態と同様の構成とされている(図3参照)。
 以上のように、本変形例は、平面に替えて湾曲面62ASで第2内周面62Aを構成した場合であっても、上記例示的実施形態と同様に組付け性を確保しつつ、レンズ12の傾きを抑制することができる。
(第5変形例)
 次に、第5変形例では、図8に示されるように、レンズユニット70を構成する鏡筒72の第2内周面72Aは、八つの湾曲面72ASと、隣り合う湾曲面72ASを連結する凹部72ANとを含んで構成されている。また、湾曲面72ASはそれぞれ、周方向に等間隔に設けられており、鏡筒72の径方向外側に窪んで第2円形部16と面接触している。そして、それぞれの湾曲面72ASがレンズ12の第2円形部16に嵌合されており、湾曲面72ASと第2円形部16とが当接した部位(面)が当接部P7となっている。
 凹部72ANは、隣り合う平面の間の部位を径方向外側へ凹ませて形成されている。また、鏡筒62の第1内周面は、例示的実施形態と同様の構成とされている(図3参照)。本変形例では、上記例示的実施形態と同様に組付け性を確保しつつ、レンズ12の傾きを抑制することができる。また、本変形例では、湾曲面で第2円形部16を受けることにより、第2円形部16を点で受ける構成と比較して、第2内周面72Aとの接触面積を大きくすることができる。この結果、本変形例では、レンズ12全体の光軸方向の傾きを抑制することができる。
(その他の例)
 以上、本開示の例示的実施形態及び変形例について説明したが、本開示は、上記例示的実施形態及び変形例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、上記例示的実施形態では、図3に示されるように鏡筒18の第1内周面20Aを光軸方向から見て多角形状(略正方形状)に形成したが、これに限定されず、光軸方向から見て略円形状に形成してもよい。
 また、上記例示的実施形態では、図2に示されるように鏡筒18の第2内周面22Aを光軸方向から見て略正八角形状に形成したが、これに限定されず、第2円形部16が周方向に三カ所以上で嵌合される形状であればよい。例えば、第2内周面22Aを光軸方向から見て略四角形状に形成し、四カ所で第2円形部16が嵌合された構造としてもよい。
 さらに、上記例示的実施形態では、図1に示されるように、第1円形部14及び第1内周面20Aが第2円形部16及び第2内周面22Aよりも物体側に位置しているが、これに限定されない。第1円形部14及び第1内周面20Aを第2円形部16及び第2内周面22Aよりも像側に配置してもよい。
 日本出願2016-065656の開示は、その全体が参照により本明細書に取り込まれる。
 本明細書に記載された全ての文献、特許出願、および技術規格は、個々の文献、特許出願、および技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。

Claims (12)

  1.  光軸方向に沿って並んだ第1円形部と第2円形部とを備えたレンズと、
     筒状に形成され、前記第1円形部が嵌合された第1内周面と、前記第1円形部と前記第1内周面との嵌合部から光軸方向に離れた位置で前記第2円形部が嵌合され、かつ、周方向に三カ所以上で前記第2円形部が当接された第2内周面とを備えた樹脂製の鏡筒と、
     を有するレンズユニット。
  2.  前記第2内周面は、光軸方向から見て多角形状に形成されており、
     前記第2内周面における第2円形部との当接部は、多角形状の各辺を形成する平面である
     請求項1に記載のレンズユニット。
  3.  前記第2内周面は、隣り合う前記平面を繋ぐ曲面が形成されている請求項2に記載のレンズユニット。
  4.  前記第2内周面における前記第2円形部との当接部分には、光軸方向から見て前記鏡筒の径方向外側に窪んで前記第2円形部と面接触する湾曲面が形成されている請求項1に記載のレンズユニット。
  5.  前記第1円形部と前記第1内周面とが周方向に三カ所以上で当接されている請求項2から請求項4の何れか1項に記載のレンズユニット。
  6.  前記第1内周面は、光軸方向から見て多角形状とされている請求項5に記載のレンズユニット。
  7.  前記第1内周面は、多角形状の各辺を形成する平面と、隣り合う平面を連結する円弧状の連結部とを含んで構成されている請求項6に記載のレンズユニット。
  8.  前記第1内周面は、前記第2内周面よりも径方向外側に位置している請求項1から請求項7の何れか1項に記載のレンズユニット。
  9.  前記第1円形部の光軸方向の長さは、第2円形部の光軸方向の長さよりも短い請求項8に記載のレンズユニット。
  10.  前記第1内周面は、前記第2内周面よりも径方向外側に位置しており、
     光軸方向から見て前記第1内周面の各辺を形成する平面と前記第2内周面の各辺を形成する平面とが周方向に同じ位置に形成されている
     請求項6又は請求項7に記載のレンズユニット。
  11.  前記第1内周面及び前記第2内周面の少なくとも一方は、光軸方向に対して傾斜された傾斜面を備えており、
     前記第1円形部及び前記第2円形部のうち前記傾斜面と嵌合される円形部は、前記傾斜面に対応して傾斜している
     請求項1から請求項10の何れか1項に記載のレンズユニット。
  12.  前記レンズユニットは、車載用又は監視用のレンズユニットである請求項1から請求項11の何れか1項に記載のレンズユニット。
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