JP4498343B2 - レンズユニット - Google Patents

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Description

この発明は、レンズユニット、特に、レンズ内の閉じた空間内の結露を速やかに消滅させ、また空気膨張によるレンズのズレや歪み等を防止するレンズユニットに関する。
従来技術においては、2枚または3枚のレンズを互いに隙間空間を介して配列したものが示されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなレンズに挟まれた空間は密封されており、このため温度変化にともない空気が膨張しレンズのズレや歪みを生じさせたり、密閉された空気の水分がレンズ表面に結露したりし、光学性能を低下させる不具合があった。
特開2006−17795号公報(第4−7頁、図1,図5)
この発明は、温度変化に伴う空気の膨張収縮によるレンズへの悪影響を防止するとともに、レンズ表面に発生した結露を消失させて本来の状態に速やかに戻すことにより、性能安定性の高いレンズユニットを提供することを目的とする。
この発明に係るレンズユニットでは、円筒状の鏡筒、前記鏡筒に外周部を嵌合して前記鏡筒の内部に配設される複数のレンズ素体、前記レンズ素体の相互間に形成される鏡筒の内部空間と前記鏡筒の外部空間とを連通させる通気路を備え、前記内部空間を形成するレンズ素体の少なくとも何れか一つの周縁部に設けられ当該レンズ素体における一方の面と他方の面とを連通する切り欠き部分と、前記鏡筒の内周部に設けられた連通部分とにより前記通気路を構成するものである。
この発明によれば、レンズ素体における一方の面と他方の面とを連通する切り欠き部分により外部空間に連なる通気路を構成してレンズ素体両面での空気流通を確保し、温度変化に伴う空気の膨張収縮によるレンズへの悪影響を防止するとともに、レンズ表面に発生した結露を消失させて本来の状態に速やかに戻すことにより、性能安定性の高いレンズユニットを提供することができる。
実施の形態1.
この発明による実施の形態1を図1から図4までについて説明する。図1は実施の形態1におけるレンズユニットの構成を示す光軸に平行な面の縦断面図である。図2は実施の形態1におけるレンズユニットの構成を示す光軸に垂直な面の横断面図である。図3は実施の形態1におけるレンズ加工時の状態を示す斜視図である。図4は実施の形態1における切り欠きと光線有効径との関係を示す説明図である。
図1および図2において、円筒状の鏡筒11の内部には光軸を鏡筒11の中心軸線と一致させてレンズ21とレンズ22とレンズ23が収められている。レンズ21,22,23はその外周部を鏡筒11の内周部における周面にそれぞれ嵌合され互いに隣接して配設されている。空間Aはレンズ21とレンズ22により形成される隙間空間である。空間Bはレンズ22とレンズ23により形成される隙間空間である。
レンズ22の周縁部にはレンズ切り欠き51が設けられている。レンズの切り欠き51の形状とレンズの光線有効径との関係は図4(a)(b)(c)に示す通りである。図4(a)では、方形状の切り欠き51がレンズの光線有効径よりも外径側に設けられている。図4(b)では、曲率半径Rを持つ弧状の切り欠き51がレンズの光線有効径よりも外径側に設けられている。図4(c)では、直線的に截断された切り欠き51がレンズの光線有効径よりも外径側に設けられている。
レンズ22の切り欠き51は光線有効径を確保すれば、どのような形状でも良く、図4(a)(b)(c)にそれぞれ示されるような任意の形状とすることができる。
レンズ21,22,23はガラス材によって形成されているものであり、ガラスレンズに切り欠き51を設ける加工は、通常、コストアップの要因となるが、図3に示すように光軸方向にレンズを重ねて切り欠き加工を行うことにより、生産性良く加工することができる。
鏡筒11の内周部における周面には鏡筒11の軸線方向すなわちレンズ21,22,23の光軸方向に延在する通気溝53が設けられている。
図1および図2に示すように、レンズ22の周縁部に設けられた切り欠き51と通気溝53の位置が合うように、レンズ22は設置されている。レンズ22の切り欠き51と鏡筒内周部に設けられた通気溝53によって通気路VPが形成され、空間Aおよび空間Bは通気路VPにより鏡筒11の外部空間と空気が流通可能に連通されている。
以上のように、この発明による実施の形態1では、レンズユニット内のレンズ21,22,23で囲まれる空間A,Bは鏡筒11の外部空間に通気路VPにより空気が流通可能に連通されているため、温度変化に伴う空間A,Bの空気が膨張収縮することによるレンズのズレや歪み等のレンズへの悪影響を防止することができる。また、空間A,Bを構成するレンズ表面に発生した結露を速やかに本来の正常な状態に戻すことができる。
(1A)この発明による実施の形態1によれば、円筒状の鏡筒11、前記鏡筒11に外周部を嵌合して前記鏡筒11の内部に配設されるレンズ21,22,23からなる複数のレンズ素体、前記レンズ21,22,23からなるレンズ素体の相互間すなわち前記レンズ21,22間および前記レンズ22,23間に形成される鏡筒11の内部空間A,Bと前記鏡筒の外部空間とを連通させる通気路VPを備え、前記内部空間A,Bを形成する前記レンズ21,22,23からなるレンズ素体の少なくとも一方であるレンズ22の周縁部に設けられた切り欠き51からなる切り欠き部分と、前記鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53からなる連通部分とにより前記通気路VPを構成するようにしたので、複数枚のレンズ21,22,23からなるレンズ素体を鏡筒11の内部に配設したものにおいて、温度変化に伴う空気の膨張収縮によるレンズへの悪影響を防止するとともに、レンズ表面に発生した結露を消失させてレンズ表面を本来の正常な状態に速やかに戻すことにより、性能安定性の高いレンズユニットを提供することができる。
(1B)この発明による実施の形態1によれば、円筒状の鏡筒11、前記鏡筒11に外周部を嵌合して前記鏡筒11の内部に配設されるレンズ21からなる第1のレンズ素体、前記レンズ21からなる第1のレンズ素体に隣接し前記鏡筒11に外周部を嵌合して前記鏡筒11の内部に配設されるレンズ22からなる第2のレンズ素体、前記レンズ22からなる第2のレンズ素体に前記第1のレンズ素体の反対側において隣接し前記鏡筒11に外周部を嵌合して前記鏡筒11の内部に配設されるレンズ23からなる第3のレンズ素体、前記レンズ21からなる第1のレンズ素体と前記レンズ22からなる第2のレンズ素体の相互間に形成される鏡筒11の内部空間Aおよび前記レンズ22からなる第2のレンズ素体と前記レンズ23からなる第3のレンズ素体の相互間に形成される鏡筒11の内部空間Bと前記鏡筒11の外部空間とを連通させる通気路VPを備え、前記レンズ22からなる第2のレンズ素体の周縁部に設けられ前記レンズ21からなる第1のレンズ素体と前記レンズ22からなる第2のレンズ素体の相互間に形成される鏡筒11の内部空間Aおよび前記レンズ22からなる第2のレンズ素体と前記レンズ23からなる第3のレンズ素体の相互間に形成される鏡筒11の内部空間Bを通ずる切り欠き51からなる切り欠き部分と、前記鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53からなる連通部分とにより前記通気路VPを構成するようにしたので、複数枚のレンズ21,22,23からなる第1,第2,第3のレンズ素体を鏡筒11の内部に配設したものにおいて、温度変化に伴う空気の膨張収縮によるレンズへの悪影響を防止するとともに、レンズ表面に発生した結露を消失させてレンズ表面を本来の正常な状態に速やかに戻すことにより、性能安定性の高いレンズユニットを提供することができる。
実施の形態2.
この発明による実施の形態2を図5から図7までについて説明する。図5は実施の形態2におけるレンズユニットの構成を示す光軸に平行な面の縦断面図である。図6は実施の形態2におけるレンズユニットの構成を示す光軸に垂直な面の横断面図である。図7は実施の形態2におけるレンズの構成を示す斜視図である。
この実施の形態2において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
先に説明した実施の形態1では、図1および図2に示すように、切り欠き51と通気溝53の位置が合うように、レンズ22は設置される必要があった。そのため、レンズユニットの組立時にはレンズ切り欠き51の方向に注意する必要があり、作業性が悪い。また、機器の使用中にレンズ22が回転しないようにしっかりレンズ22を固定する必要があり、構造が煩雑となった。この実施の形態2は、このような問題点を解決するものである。
図5および図6において、円筒状の鏡筒11の内部には光軸を鏡筒11の中心軸線と一致させてレンズ21とレンズ22とレンズ23が収められている。レンズ21,22,23はその外周部を鏡筒11の内周部における周面にそれぞれ嵌合され互いに隣接して配設されている。空間Aはレンズ21とレンズ22により形成される隙間空間である。空間Bはレンズ22とレンズ23により形成される隙間空間である。
レンズ22の周縁部にはレンズ切り欠き51が設けられている。レンズ22の外周部(コバ部)には断面V字状の環状溝56が円周方向に設けられている。レンズ22の環状溝56は、図6および図7に示すように、レンズ22の外周部における全周を周回し、鏡筒11の内周部における周面の全周に対向している。
レンズ切り欠き51と環状溝56は光線有効径を確保すれば、どのような形状でも良い。環状溝56はガラスレンズの場合、芯取り作業において、砥石の形状を通気溝56に合わせれば、生産性良く加工することができ、コストアップの要因とならない。
鏡筒11の内周部における周面には鏡筒11の軸線方向すなわちレンズ21,22,23の光軸方向に延在する通気溝53が設けられている。鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53は、レンズ22の外周部における全周を周回するとともに鏡筒11の内周部における周面の全周に対向するレンズ22の外周部に設けられた環状溝56に通じている。
図5および図6に示すように、切り欠き51と通気溝53の位置がズレた状態でレンズ22が設置されていても、空間Aと空間Bはレンズ22の周縁部に設けられた切り欠き51と環状溝56により鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53に通じており、空間Aおよび空間Bはレンズ22の周縁部に設けられた切り欠き51およびレンズ22の外周部に設けられた環状溝56ならびに鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53で構成される通気路VPにより鏡筒11の外部空間と空気が流通可能に連通される。
また、環状溝56を設ける代わりに鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53を螺旋状にしても良い。螺旋状の通気溝53は、レンズ22の外周部に対向する鏡筒11の内周部における周面部分から鏡筒11の内周部における周面を周回しながら外部空間に連通し、しかも、螺旋状の通気溝53の螺旋ピッチはレンズ22の周縁部に設けられた切り欠き51の光軸方向寸法に比べて十分小さくされている。そのため、レンズ22の切り欠き51がどの位置にあっても、螺旋状の通気溝53はレンズ22の切り欠き51と必ず接合し、螺旋状の通気溝53とレンズ22の周縁部に設けられた切り欠き51とは互いに連通する。したがって、空間Aおよび空間Bはレンズ22の周縁部に設けられた切り欠き51および鏡筒11の内周部に設けられた螺旋状の通気溝53で構成される通気路VPにより鏡筒11の外部空間と空気が流通可能に連通される。
以上のように、この発明による実施の形態2では、図6に示すように、切り欠き51と通気溝53の位置が合うように、レンズ22を設置しなくても、レンズユニット内のレンズで囲まれる空間A,Bは鏡筒11の外部空間と切り欠き51およびレンズ22の外周部に設けられた環状溝56ならびに通気溝53で構成される通気路VPによって空気が流通可能に連通されるため、実施の形態1と同様の効果を生産性が良いレンズユニットにて実現できる。
また、この発明による実施の形態2では、図6に示すように、切り欠き51と通気溝53の位置が合うように、レンズ22を設置しなくても、レンズユニット内のレンズで囲まれる空間A,Bは鏡筒11の外部空間と切り欠き51および螺旋状の通気溝53で構成される通気路VPによって空気が流通可能に連通されるため、実施の形態1と同様の効果を生産性が良いレンズユニットにて実現できる。
(2A)この発明による実施の形態2によれば、実施の形態1の前記(1A)項または前記(1B)項における構成において、周縁部に切り欠き51からなる切り欠き部分があるレンズ22からなるレンズ素体の外周部に円周方向へ延在して設けられる環状溝56を備え、前記環状溝56は前記レンズ22からなるレンズ素体の切り欠き51からなる切り欠き部分と前記鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53からなる連通部分とに通じて前記通気路VPの一部を構成するようにしているので、温度変化に伴う空気の膨張収縮によるレンズへの悪影響を防止するとともに、レンズ表面に発生した結露を消失させて本来の正常な状態に速やかに戻すことにより、高い性能安定性を確保でき、しかも、レンズ22からなるレンズ素体の外周部に設けられた環状溝56によって前記レンズ22からなるレンズ素体の切り欠き51からなる切り欠き部分と前記鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53からなる連通部分との連通を前記レンズ22からなるレンズ素体の配設位置にかかわらず容易にすることにより、生産性を向上できるレンズユニットを提供することができる。
(2B)この発明による実施の形態2によれば、実施の形態1の前記(1A)項または前記(1B)項における構成において、前記鏡筒11の内周部に前記通気路VPの連通部分として設けられる通気溝53を備え、前記通気溝53は前記鏡筒11の内周部に螺旋状に形成され前記レンズ22からなるレンズ素体の切り欠き51からなる切り欠き部分と通じているので、温度変化に伴う空気の膨張収縮によるレンズへの悪影響を防止するとともに、レンズ表面に発生した結露を消失させて本来の正常な状態に速やかに戻すことにより高い性能安定性を確保でき、しかも、通気溝53を螺旋状とすることによって前記レンズ22からなるレンズ素体の切り欠き51からなる切り欠き部分と前記鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53からなる連通部分との連通を前記レンズ22からなるレンズ素体の配設位置にかかわらず容易にすることにより、生産性を向上できるレンズユニットを提供することができる。
実施の形態3.
この発明による実施の形態3を図8および図9について説明する。図8は実施の形態3におけるレンズユニットの構成を示す光軸に平行な面の縦断面図である。図9は実施の形態3におけるレンズユニットの構成を示す光軸に垂直な面の横断面図である。
この実施の形態3において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1または実施の形態2における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
図8および図9において、円筒状の鏡筒11の内部には光軸を鏡筒11の中心軸線と一致させてレンズ21とレンズ23が収められている。レンズ21,23はその外周部を鏡筒11の内周部における周面にそれぞれ嵌合され互いに間隔環12を介して隣接して配設されている。押え環13はレンズ23に隣接して配設されている。間隔環12は鏡筒11の内部に配設されレンズ21とレンズ23とのレンズ間隔を保持するものである。押え環13は間隔環12と反対側において鏡筒11の内部に配設されレンズ23を間隔環12とともに挟持してレンズ23を保持するものである。空間Cはレンズ21とレンズ23により形成される隙間空間である。
間隔環12には光軸と垂直方向すなわち鏡筒11の径方向に通気孔52が設けられている。鏡筒11の内周部には通気溝53が設けられている。押え環13には光軸方向すなわち鏡筒11の軸線方向に通気孔54が設けられている。
図8および図9に示すように、間隔環12の通気孔52と通気溝53の位置が合うように、間隔環12は設置されている。空間Cは間隔環12に設けられた通気孔52と鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53と押え環13に設けられた通気孔54とで構成される通気路VPにより鏡筒11の外部空間と空気が流通可能に連通される。
以上のように、この発明による実施の形態3では、レンズユニット内のレンズ21,23と間隔環12で囲まれる空間Cは間隔環12に設けられた通気孔52と鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53と押え環13に設けられた通気孔54とで構成される通気路VPにより鏡筒11の外部空間と空気が流通可能に連通されているため、温度変化に伴う空間Cの空気が膨張収縮することによるレンズのズレや歪み等のレンズへの悪影響を防止することができる。また、空間Cを構成するレンズ表面に発生した結露を速やかに本来の正常な状態に戻すことができる。
(3A)この発明による実施の形態3によれば、円筒状の鏡筒11、前記鏡筒11に外周部を嵌合して前記鏡筒11の内部に配設されるレンズ21からなる第1のレンズ素体、前記レンズ21からなる第1のレンズ素体に隣接し前記鏡筒に11外周部を嵌合して前記鏡筒11の内部に配設される間隔環12からなる環状間隔部材、前記レンズ21からなる第1のレンズ素体に前記間隔環12からなる環状間隔部材を介して隣接し前記鏡筒11に外周部を嵌合して前記鏡筒11の内部に配設されレンズ23からなる第2のレンズ素体、前記レンズ23からなる第2のレンズ素体に隣接し前記鏡筒11に外周部を嵌合して前記鏡筒の内部に配設され前記間隔環12からなる環状間隔部材と反対側において前記レンズ23からなる第2のレンズ素体を保持する押え環13からなる環状押え部材、前記レンズ21からなる第1のレンズ素体と前記レンズ23からなる第2のレンズ素体の相互間に形成される鏡筒11の内部空間Cと前記鏡筒11の外部空間とを連通させる通気路VPを備え、前記間隔環12からなる環状間隔部材に設けられた通気孔52からなる通気口と、前記押え環13からなる環状押え部材に設けられた通気孔54からなる通気口と、前記鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53からなる連通部分とにより前記通気路VPを構成するようにしたので、前記レンズ21からなる第1のレンズ素体と前記間隔環12からなる環状間隔部材とレンズ23からなる第2のレンズ素体とを鏡筒11の内部に配設したものにおいて、温度変化に伴う空気の膨張収縮によるレンズへの悪影響を防止するとともに、温度変化に伴う空気の膨張収縮によるレンズへの悪影響を防止するとともに、レンズ表面に発生した結露を消失させてレンズ表面を本来の正常な状態に速やかに戻すことにより、性能安定性の高いレンズユニットを提供することができる。
実施の形態4.
この発明による実施の形態4を図10および図11について説明する。図10は実施の形態4におけるレンズユニットの構成を示す光軸に平行な面の縦断面図である。図11は実施の形態4におけるレンズユニットの構成を示す光軸に垂直な面の横断面図である。
この実施の形態4において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1から実施の形態3までのいずれかにおける構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
先に説明した実施の形態3では、図8および図9に示すように、間隔環12の通気孔52と通気溝53の位置が合うように、間隔環12は設置される必要があった。そのため、レンズユニットの組立時は間隔環12の方向に注意する必要があり、作業性が悪い。また機器の使用中に間隔環12が回転しないようにしっかり間隔環12を固定する必要があり、構成が煩雑になっていた。この実施の形態4は、このような問題点を解決するものである。
図10および図11において、円筒状の鏡筒11の内部には光軸を鏡筒11の中心軸線と一致させてレンズ21とレンズ23が収められている。レンズ21,23はその外周部を鏡筒11の内周部における周面にそれぞれ嵌合され互いに間隔環12を介して隣接して配設されている。押え環13はレンズ23に隣接して配設されている。間隔環12は鏡筒11の内部に配設されレンズ21とレンズ23とのレンズ間隔を保持するものである。押え環13は間隔環12と反対側において鏡筒11の内部に配設されレンズ23を間隔環12とともに挟持してレンズ23を保持するものである。空間Cはレンズ21とレンズ23により形成される隙間空間である。
レンズ21とレンズ23の間隔を保持するための間隔環12には光軸と垂直方向すなわち鏡筒11の径方向に通気孔52が設けられている。間隔環12の外周部には円周方向に環状溝55が設けられ、通気孔52に通じている。鏡筒11の内周部には通気溝53が設けられている。鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53は、間隔環12の外周部における全周を周回するとともに鏡筒11の内周部における周面の全周に対向する間隔環12の外周部に設けられた環状溝55に通じている。押え環13には光軸方向すなわち鏡筒11の軸線方向に通風孔54が設けられ、鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53に通じている。
図10および図11に示すように、通気孔52と通気溝53の位置がズレた状態で間隔環12が設置されていても、空間Cは通気孔52と環状溝55により鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53に通じており、通気孔54を通じて、鏡筒11の外部空間と空気が流通可能に連通されている。
また、鏡筒11の内周部に設けられた環状溝57により形成され鏡筒11の内周部に押え環13に隣接する環状空間CRが設けられている。この環状空間CRは、通気溝53と通ずるとともに、押え環13に設けられた通風孔54と通じている。したがって、押え環13に設けられた通風孔54はその配設位置にかかわらず常に隣接する環状空間CRに連通し、空間Cは通気孔52と環状溝55および鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53ならびに鏡筒11の内周部に設けられた環状溝57により形成された環状空間CRおよび押え環13に設けられた通気孔54を通じて、鏡筒11の外部空間と空気が流通可能に連通される。
このように、間隔環12によって間隔を保持されたレンズ21とレンズ23とにより形成される空間Cは、通気孔52と環状溝55および通気溝53ならびに環状空間CRおよび通気孔54で構成される通気路VPにより、鏡筒11の外部空間と空気が流通可能に連通される。
そして、環状溝55を設ける代わりに鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53を螺旋状にしても良い。螺旋状の通気溝53は、レンズ22の外周部に対向する鏡筒11の内周部における周面部分から鏡筒11の内周部における周面を周回しながら外部空間に連通し、しかも、螺旋状の通気溝53の螺旋ピッチはレンズ22の周縁部に設けられた切り欠き51の光軸方向寸法に比べて十分小さくされている。そのため、間隔環12の通気孔52がどの位置にあっても、螺旋状の通気溝53は間隔環12の通気孔52と必ず接合し、間隔環12によって間隔を保持されたレンズ21とレンズ23とにより形成される空間Cは、通気孔52および螺旋状の通気溝53ならびに環状空間CRおよび通気孔54で構成される通気路VPにより、鏡筒11の外部空間と空気が流通可能に連通される。
以上のように、この発明による実施の形態4では、図11に示すように、間隔環12の通気孔52と通気溝53の位置が合うように間隔環12を設置しなくても、レンズユニット内のレンズ21,23で囲まれる空間Cは通気孔52と環状溝55と通気溝53と環状空間CRと通気孔54とで構成される通気路VPによって鏡筒11の外部空間と空気が流通可能に連通されているため、実施の形態3と同様の効果を生産性が良いレンズユニットにて実現できる。
また、この発明による実施の形態4では、図11に示すように、間隔環12の通気孔52と通気溝53の位置が合うように間隔環12を設置しなくても、レンズユニット内のレンズで囲まれる空間Cは通気孔52と螺旋状の通気溝53と環状空間CRと通気孔54とで構成される通気路VPによって鏡筒11の外部空間と空気が流通可能に連通されているため、実施の形態3と同様の効果を生産性が良いレンズユニットにて実現できる。
(4A)この発明による実施の形態4によれば、実施の形態3の前記(3A)項における構成において、前記間隔環12からなる環状間隔部材に円周方向へ延在して設けられる環状溝55を備え、前記環状溝55は前記間隔環12からなる環状間隔部材に設けられた通気孔52からなる通気口と前記鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53からなる連通部分とに通じているので、温度変化に伴う空気の膨張収縮によるレンズへの悪影響を防止するとともに、レンズ表面に発生した結露を消失させて本来の正常な状態に速やかに戻すことにより高い性能安定性を確保でき、しかも、前記間隔環12からなる環状間隔部材に設けられた通気孔52からなる通気口と前記鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53からなる連通部分との連通を前記間隔環12からなる環状間隔部材の配設位置にかかわらず容易にすることにより、生産性を向上できるレンズユニットを提供することができる。
(4B)この発明による実施の形態4によれば、実施の形態3の前記(3A)項または実施の形態4の前記(4A)項における構成において、前記鏡筒11の内周部に設けられた環状溝57によって形成され前記押え環13からなる環状押え部材に隣接し円周方向へ延在して設けられる環状空間CRを備え、前記環状空間CRは前記押え環13からなる環状押え部材に設けられた通気孔54からなる通気口と前記鏡筒11の内周部に設けられた連通溝53からなる連通部分とに通じているので、温度変化に伴う空気の膨張収縮によるレンズへの悪影響を防止するとともに、レンズ表面に発生した結露を消失させて本来の正常な状態に速やかに戻すことにより高い性能安定性を確保でき、しかも、前記押え環13からなる環状押え部材に設けられた通気孔54からなる通気口と前記鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53からなる連通部分との連通を前記押え環13からなる環状押え部材の配設位置にかかわらず容易にすることにより、生産性を向上できるレンズユニットを提供することができる。
(4C)この発明による実施の形態4によれば、実施の形態3の前記(3A)項ならびに実施の形態4の前記(4A)項および前記(4B)項のいずれかにおける構成において、前記鏡筒11の内周部に前記通気路VPの連通部分として設けられる通気溝53を備え、前記通気溝53は前記鏡筒11の内周部に螺旋状に形成され前記間隔環12からなる環状間隔部材に設けられた通気孔52からなる通気口と前記環状押え部材に設けられた通気口とに通じているので、温度変化に伴う空気の膨張収縮によるレンズへの悪影響を防止するとともに、レンズ表面に発生した結露を消失させて本来の正常な状態に速やかに戻すことにより高い性能安定性を確保でき、しかも、前記通気溝53を螺旋状に形成することによって前記間隔環12からなる環状間隔部材に設けられた通気孔52からなる通気口と前記鏡筒11の内周部に設けられた通気溝53からなる連通部分との連通を前記間隔環12からなる環状間隔部材の配設位置にかかわらず容易にすることにより、生産性を向上できるレンズユニットを提供することができる。
この発明による実施の形態1におけるレンズユニットの構成を示す光軸に平行な面の縦断面図である。 この発明による実施の形態1におけるレンズユニットの構成を示す光軸に垂直な面の横断面図である。 この発明による実施の形態1におけるレンズ加工時の状態を示す斜視図である。 この発明による実施の形態1における切り欠きと光線有効径との関係を示す説明図である。 この発明による実施の形態2におけるレンズユニットの構成を示す光軸に平行な面の縦断面図である。 この発明による実施の形態2におけるレンズユニットの構成を示す光軸に垂直な面の横断面図である。 この発明による実施の形態2におけるレンズの構成を示す斜視図である。 この発明による実施の形態3におけるレンズユニットの構成を示す光軸に平行な面の縦断面図である。 この発明による実施の形態3におけるレンズユニットの構成を示す光軸に垂直な面の横断面図である。 この発明による実施の形態4におけるレンズユニットの構成を示す光軸に平行な面の縦断面図である。 この発明による実施の形態4におけるレンズユニットの構成を示す光軸に垂直な面の横断面図である。
符号の説明
11 鏡筒、12 間隔環、13 押え環、21,22,23 レンズ、51 切り欠き、52 間隔環に設けた通気孔、53 鏡筒内周部に設けられた通気溝、54 押え環に設けられた通気孔、55 間隔環に設けられた環状溝、56 レンズの外周部(コバ部)に設けられた環状溝、A,B,C 空間。

Claims (4)

  1. 円筒状の鏡筒、前記鏡筒に外周部を嵌合して前記鏡筒の内部に配設される複数のレンズ素体、前記レンズ素体の相互間に形成される鏡筒の内部空間と前記鏡筒の外部空間とを連通させる通気路を備え、前記内部空間を形成するレンズ素体の少なくとも何れか一つの周縁部に設けられ当該レンズ素体における一方の面と他方の面とを連通する切り欠き部分と、前記鏡筒の内周部に設けられた連通部分とにより前記通気路を構成することを特徴とするレンズユニット。
  2. 円筒状の鏡筒、前記鏡筒に外周部を嵌合して前記鏡筒の内部に配設される第1のレンズ素体、前記第1のレンズ素体に隣接し前記鏡筒に外周部を嵌合して前記鏡筒の内部に配設される第2のレンズ素体、前記第1のレンズ素体の反対側において第2のレンズ素体に隣接し前記鏡筒に外周部を嵌合して前記鏡筒の内部に配設される第3のレンズ素体、前記第1のレンズ素体と前記第2のレンズ素体の相互間および前記第2のレンズ素体と前記第3のレンズ素体の相互間に形成される鏡筒の内部空間と前記鏡筒の外部空間とを連通させる通気路を備え、前記第2のレンズ素体の周縁部に設けられ当該レンズ素体における一方の面と他方の面とを連通して前記第1のレンズ素体と前記第2のレンズ素体の相互間および前記第2のレンズ素体と前記第3のレンズ素体の相互間に形成される鏡筒の内部空間を通ずる切り欠き部分と、前記鏡筒の内周部に設けられた連通部分とにより前記通気路を構成することを特徴とするレンズユニット。
  3. 周縁部に切り欠き部分があるレンズ素体の外周部に円周方向へ延在して設けられる環状溝を備え、前記環状溝は前記レンズ素体の切り欠き部分と前記鏡筒の内周部に設けられた連通部分とに通じていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレンズユニット。
  4. 前記鏡筒の内周部に前記通気路の連通部分として設けられる通気溝を備え、前記通気溝は前記鏡筒の内周部に螺旋状に形成され前記レンズ素体の切り欠き部分と通じていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレンズユニット。
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