JP2007240941A - レンズユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】レンズの鏡筒への組み込み構造の簡単化が図れるとともに、レンズの設計変更に対する対応が容易なレンズ及びレンズユニットを提供する。
【解決手段】レンズユニット1は、複数(図1の図示例では3枚)のレンズ2と、鏡筒3と、スペーサ4と、抜け止めリング5とを備えている。レンズ2は、レンズ2としての機能を担うレンズ本体部2aと、レンズ本体部2aの外周部に設けられたつば部2bとを備えて構成されている。レンズ2のレンズ本体部2aは、レンズ2の有効径Dに対応した径を有しており、有効径Dに応じて径が変化するが、そのレンズ本体部2aの径の違いを補うようにつば部2bの径方向に沿った寸法が変化され、いずれのレンズ2も同じ外径サイズを有するように設定されている。
【選択図】図1
【解決手段】レンズユニット1は、複数(図1の図示例では3枚)のレンズ2と、鏡筒3と、スペーサ4と、抜け止めリング5とを備えている。レンズ2は、レンズ2としての機能を担うレンズ本体部2aと、レンズ本体部2aの外周部に設けられたつば部2bとを備えて構成されている。レンズ2のレンズ本体部2aは、レンズ2の有効径Dに対応した径を有しており、有効径Dに応じて径が変化するが、そのレンズ本体部2aの径の違いを補うようにつば部2bの径方向に沿った寸法が変化され、いずれのレンズ2も同じ外径サイズを有するように設定されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、レンズユニットに関する。
一般的な従来のレンズはその有効径に応じて外径サイズが異なっている。
このため、レンズの鏡筒への組み込み構造が複雑化している。例えば、鏡筒の内径を各レンズの外径に応じて段差状に変化させたり、複雑な形状のスペーサを用いる必要があるなど、構造や組み込み作業が複雑化しやすい。また、レンズの構成の変更により鏡筒の構造を大幅に変更する必要があり、レンズの設計変更に対する対応が煩雑である。
そこで、本発明の解決すべき課題は、レンズの鏡筒への組み込み構造の簡単化が図れるとともに、レンズの設計変更に対する対応が容易なレンズユニットを提供することである。
上記の課題を解決するために、第1の発明に係るレンズユニットは、複数のレンズと、前記複数のレンズを保持する鏡筒とを備え、前記複数のレンズの各々は、レンズとしての機能を担うレンズ本体部と、前記レンズ本体部の外周部に設けられたつば部とを有し、レンズの外径サイズは、前記複数のレンズにおいて同一であることを特徴とする。
また、第2の発明に係るレンズユニットは、各々が、レンズとしての機能を担うレンズ本体部と、前記レンズ本体部の外周部に設けられたつば部とを有する、複数のレンズと、前記複数のレンズの各々の前記つば部間に配設されたスペーサとを備え、前記つば部及び前記スペーサが接合又は結合することで鏡筒として機能することを特徴とする。
また、第3の発明に係るレンズユニットは、第1又は2の発明に係るレンズユニットにおいて特に、前記複数のレンズの各々の前記つば部は遮光性を有していることを特徴とする。
また、第4の発明に係るレンズユニットは、第1〜第3のいずれか一つの発明に係るレンズユニットにおいて特に、前記複数のレンズの各々において、前記レンズ本体部と前記つば部とが一体成形されていることを特徴とする。
第1の発明に係るレンズユニットによれば、レンズ本体部の外周部に設けたつば部の径方向に沿った寸法を調節することにより、例えば、有効径の異なるレンズであってもレンズ全体の外径を同じ寸法にすることができる。このため、例えば鏡筒の内周を寸胴な構造とすることができ、レンズの鏡筒への組み込み構造の簡単化が図れる。また、鏡筒の内周に複雑な段差形状を設ける必要がないため、レンズの設計変更時に鏡筒の構造を大きく変更する必要がなく、容易に対応することができる。
また、ベルクランプ法等による機械的な心取りが難しいレンズ形状であっても、つば部を設けることでレンズの心取りが容易となる。
第2の発明に係るレンズユニットによれば、つば部とスペーサとが接合又は結合することで鏡筒として機能する。そのため、専用の鏡筒を省略することができるため、部品点数の削減及びコストの低減を図ることができる。
また、ベルクランプ法等による機械的な心取りが難しいレンズ形状であっても、つば部を設けることでレンズの心取りが容易となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るレンズが適用されたレンズユニットの断面図である。このレンズユニット1は、図1に示すように、複数(図1の図示例では3枚)のレンズ2と、鏡筒3と、スペーサ4と、抜け止めリング5とを備えている。
各レンズ2は、図1及び図2に示すように、レンズ2としての機能を担うレンズ本体部2aと、レンズ本体部2aの外周部に設けられたつば部2bとを備えて構成されている。レンズ2のレンズ本体部2aは、レンズ2の有効径Dに対応した径を有しており、有効径Dに応じて径が変化するが、そのレンズ本体部2aの径の違いを補うようにつば部2bの径方向に沿った寸法が変化され、いずれのレンズ2も同じ外径サイズを有するように設定されている。
また、つば部2bはリング状の平行平板形状(均一な厚み形状)とされており、その外形は例えば円形に設定されている。変形例として、つば部2bの外形を四角形等の多角形にしてもよい。
また、つば部2b(図2のハッチングを付した部分)は、その表面(例えば、物体側の表面、あるいは物体側及び像側の両表面)に遮光性の塗料が付与される等して、光を透過させない構造となっている。
このようなレンズ2は、レンズ本体部2aとつば部2bとが一部にレンズ形状を有する金型を用いて一体に成形されている。あるいは、切削加工によって、レンズ本体部2aとつば部2bとを一体に成形してもよい。レンズ2の材質は、レンズ2の使用目的に応じて決定され、赤外線レンズ用途であれば、低コスト材料の硫化亜鉛等を用いることが望ましい。
レンズ2の外径が同一に設定されているため、鏡筒3を簡単な寸胴構造とすることができるようになっている。また、レンズ2同士の間に挿入するスペーサ4についても、光軸方向の長さが異なるのみで、外径は同じサイズに設定できるようになっている。
鏡筒3の開口部の抜け止め構造としては、種々の構成が考えられるが、例えば、図1の図示例では、抜け止めリング5を嵌め込んで抜け止めを行っている。
レンズ2間隔の調節は、つば部2b及びスペーサ4の厚みを調節することにより、容易に行うことができるようになっている。
また、レンズ2の有効径D外の形状に関しては、精密な加工は不要である。
このような構成により、レンズ2の外径サイズが同一に設定されているため、鏡筒3の内周を寸胴な構造とすることができるとともに、スペーサ4の外径サイズも同じサイズに統一することができ、レンズ2の鏡筒3への組み込み構造の簡単化が図れる。また、鏡筒3の内周に複雑な段差形状を設ける必要がないため、レンズ2の設計変更時に鏡筒3の構造を大きく変更する必要がなく、容易に対応することができる。
また、ベルクランプ法等による機械的な心取りが難しいレンズ形状であっても、つば部2bを設けることでレンズ2の心取りが容易となる。
また、レンズ2のつば部2bがリング状の平行平板形状を有するため、レンズ2の厚みの精度が出しやすいとともに、レンズ2と鏡筒3との接点が簡素化できる。
また、レンズ2のレンズ本体部2aとつば部2bとを金型成形により一体に形成することにより、レンズ2を安価に作製することができる。
また、レンズ2のつば部2bが遮光性を有しているため、つば部2bを透過した光が迷光となって像を劣化させるという事態を防止することができる。
なお、上述の実施形態の変形例として、図3に示す構成が考えられる。この図3に示す構成では、レンズ2のつば部2bとスペーサ4との当接部を接合(例えば、接着剤による接合等が考えられる)又は結合(例えば、嵌合構造等による結合が考えられる)することで、つば部2bとスペーサ4とを鏡筒として機能させている。これにより、専用の鏡筒を省略することができるため、部品点数の削減及びコストの低減を図ることができる。図3に示す構成では、つば部2bとスペーサ4との当接部に互いに嵌合する凸部11と凹部12とが設けられている。この凸部11及び凹部12は、周方向に連続的に設けてもよく、周方向の複数箇所に間欠的に設けてもよい。
1 レンズユニット
2 レンズ
2a レンズ本体部
2b つば部
3 鏡筒
4 スペーサ
5 抜け止めリング
2 レンズ
2a レンズ本体部
2b つば部
3 鏡筒
4 スペーサ
5 抜け止めリング
Claims (4)
- 複数のレンズと、
前記複数のレンズを保持する鏡筒と
を備え、
前記複数のレンズの各々は、
レンズとしての機能を担うレンズ本体部と、
前記レンズ本体部の外周部に設けられたつば部と
を有し、
レンズの外径サイズは、前記複数のレンズにおいて同一である、レンズユニット。 - 各々が、レンズとしての機能を担うレンズ本体部と、前記レンズ本体部の外周部に設けられたつば部とを有する、複数のレンズと、
前記複数のレンズの各々の前記つば部間に配設されたスペーサと
を備え、
前記つば部及び前記スペーサが接合又は結合することで鏡筒として機能する、レンズユニット。 - 前記複数のレンズの各々の前記つば部は遮光性を有している、請求項1又は2に記載のレンズユニット。
- 前記複数のレンズの各々において、前記レンズ本体部と前記つば部とが一体成形されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載のレンズユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006064129A JP2007240941A (ja) | 2006-03-09 | 2006-03-09 | レンズユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006064129A JP2007240941A (ja) | 2006-03-09 | 2006-03-09 | レンズユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007240941A true JP2007240941A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38586542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006064129A Pending JP2007240941A (ja) | 2006-03-09 | 2006-03-09 | レンズユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007240941A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111796419A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-10-20 | 华北水利水电大学 | 适用于大温差环境下的多透镜隔圈光学系统及其设计方法 |
-
2006
- 2006-03-09 JP JP2006064129A patent/JP2007240941A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111796419A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-10-20 | 华北水利水电大学 | 适用于大温差环境下的多透镜隔圈光学系统及其设计方法 |
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