WO2017135321A1 - 自動運転制御装置、車両及び自動運転制御方法 - Google Patents

自動運転制御装置、車両及び自動運転制御方法 Download PDF

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Abstract

駐車枠線がない駐車スペースにおいても自動駐車を可能とする。自動運転制御装置は、自動運転情報を生成する自動運転情報登録部(12)と、自動運転時画像及び自動運転情報に基づき、車両を自動運転する自動運転制御部と、を有する。自動運転情報登録部(12)は、登録時画像に基づき候補特徴点を抽出する候補特徴点抽出部(22)と、複数の登録時画像に基づき、候補特徴点のうち、車両の目的箇所の周囲に固定して配置された構造物であると判断した候補特徴点を、特徴点として選定し、所定の原点座標に対する特徴点の位置の情報である自動運転情報を生成する自動運転情報生成部(23)と、を有する。自動運転制御部は、自動運転時画像と自動運転情報とに基づき、車両の位置の情報である車両位置情報を算出する車両位置算出部と、車両位置情報に基づき自動運転する自動運転実行制御部と、を有する。

Description

自動運転制御装置、車両及び自動運転制御方法
 本発明は、車両の自動運転制御装置、車両、及び自動運転制御方法に関する。
 一般的に、車両の駐車スペースは狭隘な箇所が多く駐車が困難となる場合があるため、駐車を自動運転で行うことへのニーズが高い。この自動運転においては、従来、例えば車載カメラ等で駐車目標位置を推定し、その駐車目標位置へ車両を自動で移動させていた。例えば、特許文献1には、カメラの画像データから駐車区画を示す駐車枠線を認識し、その駐車枠線から駐車目標位置を推定し、自動駐車を行う技術が記載されている。
特開2009-290788号公報
 しかし、例えば特許文献1の技術では、駐車枠線を撮像することが必要となり、例えば家屋など駐車枠線がない駐車スペースに自動駐車することはできない。
 従って、本発明は、駐車枠線がない駐車スペースにおいても自動駐車することができる自動運転制御装置、車両及び自動運転制御方法を提供することを目的とする。
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の自動運転制御装置は、車両が運転者に運転される登録モードにおいて前記車両の周囲環境を撮像した画像である登録時画像に基づき、前記車両を自動運転するための自動運転情報を生成する自動運転情報登録部と、前記車両が自動運転される自動運転モードにおいて前記車両の周囲環境を撮像した画像である自動運転時画像と、前記自動運転情報とに基づき、前記車両を自動運転する自動運転制御部と、を有し、前記自動運転情報登録部は、前記登録時画像に基づき、前記車両の周囲環境に存在する候補特徴点を抽出する候補特徴点抽出部と、前記車両の移動中に撮像された複数の前記登録時画像に基づき、前記候補特徴点のうち、前記車両の目的箇所の周囲に固定して配置された構造物であると判断した候補特徴点を、特徴点として選定し、所定の原点座標に対する前記特徴点の位置の情報である前記自動運転情報を生成する自動運転情報生成部と、を有し、前記自動運転制御部は、前記自動運転時画像と前記自動運転情報とに基づき、前記原点座標に対する前記車両の位置の情報である車両位置情報を算出する車両位置算出部と、前記車両位置情報に基づき、前記車両を前記目的箇所まで自動運転する自動運転実行制御部と、を有する。
 この自動運転制御装置によると、周囲の構造物を目印として自動運転中の自車の位置を算出することができるため、例えば目的箇所を区画する駐車枠線がなく、自車と駐車位置との位置関係が、駐車枠線から検出できない場合においても、自動走行により自動で駐車することができる。
 前記自動運転制御装置において、前記自動運転情報生成部は、前記候補特徴点の位置と前記車両の位置との関係に対し、前記登録時画像内での前記候補特徴点の位置に整合がとれている前記候補特徴点を、固定されて配置された構造物であるとして、前記特徴点に選定することが好ましい。この自動運転制御装置によると、目印としての適性をもつ構造物を適切に検出することができるため、自動運転における車両位置の算出精度を高くすることができる。
 前記自動運転情報生成部は、前記候補特徴点のうち、鉛直方向に延在するものを、特徴点として選定することが好ましい。この自動運転制御装置によると、より確実に構造物を検出することができるため、自動運転における車両位置の算出精度を高くすることができる。
 前記自動運転制御装置において、前記自動運転情報生成部は、前記候補特徴点のうち、時系列で連続する複数の前記登録時画像内に写されており、その複数の登録時画像が撮像された間に前記車両が移動した距離が長いものほど、優先して前記特徴点として選定することが好ましい。この自動運転制御装置によると、一つの特徴点をより長い間目印として使用することができるため、自動運転における車両位置の算出精度をより適切に高くすることができる。
 前記自動運転制御装置において、前記自動運転情報生成部は、前記車両の移動中に撮像された複数の前記登録時画像に基づき、前記候補特徴点の位置と前記車両の位置との関係に対し、前記登録時画像内での前記候補特徴点の位置に整合がとれている前記候補特徴点を、固定されて配置された構造物であるとして、前記特徴点に選定する特徴点選定部と、前記特徴点選定部が使用したよりも多数の前記登録時画像に基づき、前記特徴点のうち、前記特徴点の位置と前記車両の位置との関係に対し、前記登録時画像内での前記特徴点の位置に整合がとれている前記特徴点の位置の情報を算出し、その整合がとれている特徴点の位置の情報である前記自動運転情報を生成する位置推定部と、を有することが好ましい。この自動運転制御装置は、位置推定部による座標算出の前に、算出対象である特徴点の数を絞っているため、座標算出負荷を低減することができる。
 前記自動運転制御装置において、前記自動運転情報生成部は、前記特徴点のうち、時系列で連続する複数の前記登録時画像内に写されており、その複数の登録時画像が撮像された間に前記車両が移動した距離が長いものほど、優先して優先特徴点として選定して、前記自動運転情報に基づき、前記原点座標に対する前記優先特徴点の位置情報である優先自動運転情報を生成する特徴点選定部を有し、前記車両位置算出部は、前記自動運転時画像と前記優先自動運転情報とに基づき、前記車両位置情報を算出することが好ましい。この自動運転制御装置は、一つの特徴点をより長い間目印として使用することができるため、自動運転における車両位置の算出精度をより適切に高くすることができる。
 前記自動運転制御装置において、前記自動運転制御部は、前記原点座標に対する前記目的箇所の位置の情報である目的箇所情報を生成する目的箇所設定部と、前記車両位置情報と前記目的箇所情報とに基づき、前記目的箇所までの自動走行経路を生成する自動走行経路生成部と、を有することが好ましい。この自動運転制御装置によると、自動運転中の自車の位置と目的箇所の位置とを適切に算出することができるため、自動運転における車両位置の算出精度を高くすることができる。
 前記自動運転制御装置において、前記自動走行経路生成部は、前記車両が所定の距離だけ自動走行する毎に、又は所定の時間が経過する毎に、前記自動走行経路を更新して生成することが好ましい。この自動運転制御装置によると、自動走行経路を更新して生成することにより、自動走行経路の設定精度を高くすることができる。
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の車両は、前記自動運転制御装置を備える。この車両によると、駐車枠線がない場合においても、自動走行により自動で駐車することができる。
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の自動運転制御方法は、車両が運転者に運転される登録モードにおいて前記車両の周囲環境を撮像した画像である登録時画像に基づき、前記車両を自動運転するための自動運転情報を生成する自動運転情報登録ステップと、前記車両が自動運転される自動運転モードにおいて前記車両の周囲環境を撮像した画像である自動運転時画像と、前記自動運転情報とに基づき、前記車両を自動運転する自動運転制御ステップと、を有し、前記自動運転情報登録ステップは、前記登録時画像に基づき、前記車両の周囲環境に存在する候補特徴点を抽出する候補特徴点抽出ステップと、前記車両の移動中に撮像された複数の前記登録時画像に基づき、前記候補特徴点のうち、前記車両の目的箇所の周囲に固定して配置された構造物であると判断した候補特徴点を、特徴点として選定し、所定の原点座標に対する前記特徴点の位置の情報である前記自動運転情報を生成する自動運転情報生成ステップと、を有し、前記自動運転制御ステップは、前記自動運転時画像と前記自動運転情報とに基づき、前記原点座標に対する前記車両の位置の情報である車両位置情報を算出する車両位置算出ステップと、前記車両位置情報に基づき、前記車両を前記目的箇所まで自動運転する自動運転実行制御ステップと、を有する。この自動運転制御方法によると、駐車枠線がない場合においても、自動走行により自動で駐車することができる。
 本発明によれば、駐車枠線がない駐車スペースにおいても自動駐車することができる。
図1は、第1実施形態に係る車両の構成を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態に係る自動運転情報登録部の模式的なブロック図である。 図3は、自動運転情報登録部の動作を説明するための説明図である。 図4は、自動運転情報登録部の動作を説明するための説明図である。 図5は、自動運転情報の例を示すテーブルである。 図6は、優先自動運転情報の例を示すテーブルである。 図7は、第1実施形態に係る優先自動運転情報の生成フローを説明するフローチャートである。 図8は、第1実施形態に係る自動運転制御部の模式的なブロック図である。 図9は、第1実施形態に係る自動走行制御部による自動走行制御を説明するフローチャートである。 図10は、構造物にマークをつける場合を説明する図である。 図11は、第2実施形態に係る自動運転情報登録部の模式的なブロック図である。 図12は、第3実施形態に係る自動運転情報登録部の模式的なブロック図である。 図13は、第4実施形態に係る自動運転情報登録部の模式的なブロック図である。
 以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
 (第1実施形態)
 最初に、第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る車両の構成を示すブロック図である。図1に示すように、第1実施形態に係る車両1は、自動運転制御装置10と、撮像装置102と、駆動装置104とを有する。車両1は、自動車であり、本実施形態では乗用車であるが、これに限られず、例えば商用車等であってもよい。車両1は、運転者の運転操作に基づき、駆動装置104により駆動されて走行する。また、車両1は、自動運転制御装置10による駆動装置104の制御により、運転者の運転操作によらず、自動走行する。撮像装置102は、車両1に取付けられたカメラであり、車両1の周辺環境を撮像するものである。撮像装置102は、車両1の後方及び両側方に取付けられているが、それに限られず、前方など任意の位置に取付けられていてもよく、複数であっても単数であってもよい。
 図1に示すように、自動運転制御装置10は、自動運転情報登録部12と、自動運転制御部14とを有する。自動運転情報登録部12は、登録モードである場合に動作する。登録モードは、車両1を自動運転するための自動運転情報(優先自動運転情報)を生成するための運転モードであり、登録モードにおいては車両1が運転者に運転される。自動運転情報登録部12は、登録モードにおいて撮像装置102によって撮像された車両1の周囲環境の画像である登録時画像Pi1に基づき、車両1を自動運転するための自動運転情報を生成する。自動運転制御部14は、自動運転モードである場合に動作する。自動運転モードは、車両1が自動運転される運転モードである。本実施形態においては、自動運転モードは、車両1を目的箇所P0まで自動で走行させる運転モードである。自動運転制御部14は、自動運転モードにおいて撮像装置102によって撮像された車両1の周囲環境の画像である自動運転時画像Pi2と、自動運転情報(優先自動運転情報)とに基づき、駆動装置104を制御して車両1を自動運転する。なお、登録モード、及び自動運転モードへのモード設定は、運転者によって行われる。
 (自動運転情報登録部について)
 次に、自動運転情報登録部12の構成及び動作について詳細に説明する。図2は、第1実施形態に係る自動運転情報登録部の模式的なブロック図である。図3及び図4は、自動運転情報登録部の動作を説明するための説明図である。図2に示すように、自動運転情報登録部12は、画像メモリ20と、候補特徴点抽出部22と、自動運転情報生成部23と、自動運転情報メモリ30とを有する。
 上述のように、自動運転情報登録部12は、登録モードにおいて動作するものである。登録モードにおいては、運転者が、車両1を目的箇所P0から別の場所へ移動させる(出庫)か、又は、車両1を目的箇所P0まで移動させる(入庫)。なお、本実施形態における目的箇所P0は、車両1の駐車スペースであり、自動運転する際の目的地である。図3は、登録モードにおいて、運転者が車両1を位置P1から位置P2まで移動させるケースを例示している。運転者は、位置P1で登録モードに設定した後に運転を開始し、位置P2に到達した後に、登録モードを停止させる。以下の説明では、位置P1が目的箇所P0にある例、すなわち登録モードにおいて、運転者が車両1を目的箇所P0から移動(出庫)させているケースを説明する。
 画像メモリ20は、撮像装置102から登録時画像Pi1を取得して記憶するメモリ(記憶装置)である。登録モードにおいては、撮像装置102が、車両1の周辺環境の画像である登録時画像Pi1を、車両1が移動する位置毎に複数撮像する。撮像装置102は、登録モードにおいて、所定の時間の経過毎に登録時画像Pi1を撮像してもよいし、車両1が所定距離を移動する毎に登録時画像Pi1を撮像してもよい。画像メモリ20は、このように撮像された複数の登録時画像Pi1を取得するため、言い換えれば、画像メモリ20は、異なる位置から撮像された複数の登録時画像Pi1を取得するということができる。
 候補特徴点抽出部22は、画像メモリ20から登録時画像Pi1を読み出して、候補特徴点F1を抽出する。候補特徴点F1は、登録時画像Pi1に写った車両1の周囲環境に存在する物の一部箇所である。さらに詳しくは、候補特徴点F1は、目的箇所P0の周囲に存在する物のうち、自動運転をする際の目印の候補となる箇所である。候補特徴点抽出部22は、周囲とは異なる箇所であると識別可能な箇所(例えば周囲とのコントラストが所定値より強いもの)の全てを、候補特徴点F1として抽出する。候補特徴点抽出部22は、複数の登録時画像Pi1の全てについて、候補特徴点F1を抽出する。以下、候補特徴点F1について、図3、4を元にさらに説明する。
 図3及び図4に示すように、目的箇所P0の周囲には、壁110、ブロック112、柱114、116、及び歩行者118が存在する。ここで、方向Xを地表に平行な方向とし、方向Yを地表に平行な方向であって方向Xと直交する方向とし、方向Zを方向X、Yと垂直な鉛直方向とする。壁110は、目的箇所P0にX方向で隣接する構造物であり、ブロック112は、目的箇所P0にY方向で隣接する構造物であり、柱114、116は、X方向における目的箇所P0の両側部に存在する構造物である。歩行者118は、登録時画像Pi1を撮像したタイミングで目的箇所P0の周囲を歩いていた歩行者であり、構造物にはあたらない。ここでいう構造物とは、地表に固定して配置されている物体をいい、例えば歩行者118やその場から移動可能な乗物などは、構造物にはあたらない。
 図3及び図4に示すように、候補特徴点抽出部22は、壁110のエッジ部A1、A2、A3、A4、A5を、候補特徴点F1として抽出する。エッジ部A1、A2、A3、A4、A5は、壁110のエッジ(角部又は端部)にあたる箇所であるため、登録時画像Pi1において周囲とのコントラストが強くなり、候補特徴点F1として抽出される。また、候補特徴点抽出部22は、ブロック112のエッジ部A6、A7、A8を、候補特徴点F1として抽出する。エッジ部A6、A7、A8も、同様に周囲とのコントラストが強くなる箇所(エッジ)である。また、候補特徴点抽出部22は、柱114のエッジ部A9、柱116のエッジ部A10についても、候補特徴点F1として抽出する。エッジ部A9、A10も、同様に周囲とのコントラストが強くなる箇所(エッジ)である。また、候補特徴点抽出部22は、歩行者118についても、候補特徴点F1として抽出する。歩行者118は、周囲とのコントラスト比が高いため、候補特徴点F1として抽出される。
 図2に示すように、自動運転情報生成部23は、特徴点選定部24と、特徴点メモリ25と、位置推定部26と、優先特徴点選定部28とを有する。自動運転情報生成部23は、特徴点選定部24及び位置推定部26により、複数の登録時画像Pi1に基づき、候補特徴点F1のうち、目的箇所P0の周囲に固定して配置された構造物であると判断した候補特徴点F1を、特徴点F2として選定し、所定の原点座標に対する特徴点F2の位置の情報である自動運転情報を生成する。また、自動運転情報生成部23は、優先特徴点選定部28により、特徴点F2から優先特徴点F3を選定し、所定の原点座標に対する優先特徴点F3の位置の情報である優先自動運転情報を生成する。自動運転情報生成部23は、登録モードが停止されたあとに、動作を開始して、自動運転情報を生成する。すなわち、自動運転情報生成部23は、車両1が位置P2に到達して、位置P1から位置P2までの間で撮像された登録時画像Pi1が全て画像メモリ20に記憶された後に、動作を開始する。
 特徴点選定部24は、候補特徴点F1のうち、目的箇所P0の周囲に固定して配置された構造物であると判断した候補特徴点F1を、特徴点F2として選定する。特徴点選定部24は、選定した特徴点F2の情報(どの候補特徴点F1が特徴点F2であるかを示す情報)を、特徴点メモリ25に記憶させる。
 特徴点選定部24は、ステレオ写真測量に基づき、特徴点F2を選定する。ステレオ写真測量について以下説明する。具体的には、特徴点選定部24は、画像メモリ20から複数(本実施形態では2つ)の登録時画像Pi1を読み出し、それらの登録時画像Pi1に共通して写る同一の候補特徴点F1を対応付ける。また、特徴点選定部24は、例えば車両1のオドメトリ情報(モータの回転数や車軸の回転数等から算出した車両1の移動量)から、車両移動距離を算出する。車両移動距離は、一方の登録時画像Pi1の撮像時における車両1の座標と、他方の登録時画像の撮像時における車両1の座標との距離である。特徴点選定部24は、車両移動距離に基づき、その対応付けた候補特徴点F1の仮座標情報を算出する。仮座標情報は、登録時画像Pi1の撮像時における車両1の座標に対する、候補特徴点F1の相対座標である。また、特徴点選定部24は、候補特徴点F1の相対座標を算出する際、車両1の座標と候補特徴点F1の座標との関係に対し、登録時画像Pi1内での候補特徴点F1の位置に整合がとれている候補特徴点F1のみの仮座標情報を算出している。言い換えれば、特徴点選定部24は、ステレオ写真測量により、候補特徴点F1から、整合が取れているもののみを特徴点F2として選定し、その特徴点F2の仮座標情報を算出するということができる。
 ここで整合が取れているとは、車両1の座標と候補特徴点F1の座標との関係を示す第1画像内計算位置と、実際の登録時画像Pi1に写った対応候補特徴点F1’の位置とが所定の誤差範囲内で一致していることをいう。より詳しくは、第1画像内計算位置は、算出した仮座標情報の位置に候補特徴点F1が位置していると仮定し、かつ、登録時画像Pi1撮像時の車両1の座標からその位置の対応候補特徴点F1を撮像したと仮定した際の、登録時画像Pi1内での(登録時画像Pi1に写る)対応候補特徴点F1’の位置である。
 特徴点選定部24は、ステレオ写真測量上で整合が取れているものを特徴点F2として選定しているため、目的箇所P0の周囲の構造物に固定された構造物と判断したもの、すなわちその場に固定されて動かず、経時で形状が変化しない候補特徴点F1を、特徴点F2として選定するということができる。ここでの目的箇所P0の周囲の構造物とは、目的箇所P0と隣接しているものに限られず、目的箇所P0から所定の距離の範囲内にあるものをいう。図3及び図4の例では、特徴点選定部24は、候補特徴点F1のうち、壁110、ブロック112、柱114、116の各エッジ部A1からA10が、ステレオ写真測量上で整合が取れているため、構造物であると判断し特徴点F2として選定する。一方、特徴点選定部24は、歩行者118については、撮像中に位置が移動して整合が取れないため、構造物でないと判断し特徴点F2として選定しない。このように、特徴点選定部24は、整合が取れないものを排除することで、撮像中に移動していたり、形状が変化していたりしているものを、構造物ではないと判断して特徴点F2に選定しない。
 さらに、特徴点選定部24は、地表に固定された構造物であると判断した対応候補特徴点F1’のうち、所定の形状を有するもの、例えば、鉛直方向(方向Z)に延在するもののみを、特徴点F2として選定してもよい。特徴点選定部24は、対応候補特徴点F1’の仮座標情報に基づき、対応候補特徴点F1’が所定の形状を有する(方向Zに延在する)かを判断する。仮座標情報は、その対応候補特徴点F1’の一方の端部の座標と他方の端部の座標(例えば図4のエッジ部A1の上端部の座標と下端部の座標)の情報を有している。従って、特徴点選定部24は、この一方の端部と他方の端部の座標に基づき、対応候補特徴点F1’が所定の形状を有するかを判断することができる。鉛直方向に延在するもののみを特徴点F2として選定した場合、特徴点選定部24は、例えば鉛直方向に延在しない地表に描かれたマークや傷などを、特徴点F2ではないと判断して除外する。
 また、特徴点選定部24は、登録時画像Pi1に表示された対応候補特徴点F1’の視覚的特徴に基づき、地表に固定された構造物であると判断した対応候補特徴点F1’のうちから特徴点F2を選定してもよい。対応候補特徴点F1’の視覚的特徴とは、単数の登録時画像Pi1から認識できる候補特徴点F1の特徴であり、例えば、候補特徴点F1の形状や、色彩である。具体的には、特徴点選定部24は、構造物であると判断した候補特徴点F1のうち、所定の形状を有するもの、例えば、鉛直方向(方向Z)に延在するものを、特徴点F2として選定する。また、特徴点選定部24は、構造物であると判断した候補特徴点F1のうち、周囲とのコントラストが強いものを、優先して特徴点F2として選定する。例えば、特徴点選定部24は、同じ登録時画像Pi1に写っている候補特徴点F1のうち、鉛直方向(方向Z)に延在するものを抽出し、その抽出した候補特徴点F1を、特徴点F2として選定する。また、特徴点選定部24は、同じ登録時画像Pi1に写っている候補特徴点F1のうち、周囲とのコントラストが強いものの順に、所定数だけ候補特徴点F1を抽出し、その抽出した候補特徴点F1を、特徴点F2として選定する。
 位置推定部26は、複数の登録時画像Pi1に基づき、自動運転情報α1を算出する。自動運転情報α1は、原点座標C0に対する特徴点F2の位置の情報と、原点座標C0に対する車両1の移動毎の位置の情報とを有する。原点座標C0は、世界座標系における原点の座標である。従って、原点座標C0に対する特徴点F2の位置とは、特徴点F2の世界座標系における座標のことである。そして、原点座標C0に対する車両1の移動毎の位置とは、車両1の移動毎の世界座標系における座標のことである。すなわち、位置推定部26は、車両1に対する特徴点F2の相対座標ではなく、特徴点F2の絶対座標を算出する点で、特徴点選定部24とは異なる。以下、原点座標C0に対する特徴点F2の位置を、特徴点座標C1と記載し、原点座標C0に対する車両1の位置を、登録時車両座標C2と記載する。登録時車両座標C2は、位置座標に加え、姿勢座標も含んでいる。なお、本実施形態における原点座標C0は、図3に示すように、目的箇所P0の中心座標(に駐車した際の車両座標系の原点座標)であるが、これに限られず、世界座標中における任意の座標であればよく、すなわち、固定された所定の座標であればよい。
 位置推定部26は、バンドル調整の手法を用いて、自動運転情報α1を算出する。バンドル調整について以下説明する。具体的には、位置推定部26は、画像メモリ20から、特徴点選定部24よりも多数(少なくとも3つ以上)の登録時画像Pi1を読み出し、それらの登録時画像Pi1に共通して写る同一の特徴点F2を対応付ける。位置推定部26は、1つの登録時画像Pi1における車両1の座標に対する特徴点F2の相対座標と、他の登録時画像Pi1における車両1の相対座標とに基づき、バンドル調整の手法を用いて、特徴点座標C1と登録時車両座標C2とを算出する。位置推定部26は、全ての特徴点F2に対して、それぞれ特徴点座標C1を算出する。また、位置推定部26は、登録時画像Pi1毎の登録時車両座標C2、すなわち登録時画像Pi1が撮像されたタイミング毎の車両1の登録時車両座標C2を算出する。また、位置推定部26は、特徴点座標C1を算出する際、車両1の座標と特徴点F2の座標との関係に対し、登録時画像Pi1内での特徴点F2の位置に整合がとれている特徴点F2のみの特徴点座標C1を算出している。
 ここで整合が取れているとは、車両1の座標と特徴点F2の座標との関係を示す第2画像内計算位置と、実際の登録時画像Pi1に写った特徴点F2の位置とが所定の誤差範囲内で一致していることをいう。より詳しくは、第2画像内計算位置は、算出した特徴点座標C1の位置に特徴点F2が位置していると仮定し、かつ、登録時車両座標C2からその位置の特徴点F2を撮像したと仮定した際の、登録時画像Pi1内での(登録時画像Pi1に写る)特徴点F2の位置である。
 位置推定部26は、このようにして算出した特徴点F2の特徴点座標C1の情報を、自動運転情報α1として登録する。このように、位置推定部26は、車両1の座標と特徴点F2の座標との関係に対し、実際の登録時画像Pi1内での特徴点F2の位置に整合がとれている特徴点F2のみを選定しているという点で、特徴点選定部24と同様の処理、すなわち構造物を選定する処理を行っている。ただし、位置推定部26は、バンドル調整を用いているため、1つの特徴点F2の選定を行う上で用いる登録時画像Pi1の数が、特徴点選定部24より多い。従って、位置推定部26は、特徴点F2の絶対座標を算出することが可能となり、かつ、特徴点F2の選定精度、すなわち構造物の特定精度が、特徴点選定部24よりも高くなる。
 図5は、自動運転情報の例を示すテーブルである。図5に示すように、位置推定部26は、自動運転情報α1として登録すると決定した特徴点F2の特徴点座標C1と、車両1の移動毎の登録時車両座標C2とを、自動運転情報α1として算出する。図5の例では、自動運転情報α1は、特徴点座標C1として、特徴点F2Aの一方の端部の座標(X11、Y11、Z11)及び他方の端部の座標(X12、Y12、Z12)と、特徴点F2Bの一方の端部の座標(X21、Y21、Z21)及び他方の端部の座標(X22、Y22、Z22)と、特徴点F2Cの一方の端部の座標(X31、Y31、Z31)及び他方の端部の座標(X32、Y32、Z32)と、特徴点F2Dの一方の端部の座標(X41、Y41、Z41)及び他方の端部の座標(X42、Y42、Z42)とを有している。一方の端部の座標とは、例えば図4のエッジ部A1の上端部の座標であり、他方の端部の座標とは、例えばエッジ部A1の下端部の座標である。また、自動運転情報α1は、車両1の移動毎の登録時車両座標C2として、車両位置PAの登録時車両座標(X、Y、Z)、車両位置PBの登録時車両座標(X、Y、Z)を有している。ただし、図5の記載は一例である。
 優先特徴点選定部28は、登録時画像Pi1と自動運転情報α1との少なくともいずれか一方に基づき、自動運転情報α1として登録された特徴点F2から、優先特徴点F3を選定する。優先特徴点選定部28は、自動運転情報α1に基づき、原点座標C0に対する優先特徴点F3の情報である優先自動運転情報α2を生成する。
 例えば、優先特徴点選定部28は、特徴点F2が時系列で連続する複数の登録時画像Pi1内に写されており、その複数の登録時画像Pi1が撮像された間に車両1の移動した距離が長いものほど、優先して優先特徴点F3として選定する。言い換えれば、優先特徴点選定部28は、連続して写った複数の登録時画像Pi1の数が多いものほど、優先して優先特徴点F3として選定する。例えば、優先特徴点選定部28は、同じ登録時画像Pi1に写っている特徴点F2のうち、連続して写った複数の登録時画像Pi1の数が多いものの順に、所定数だけ特徴点F2を抽出し、その抽出した特徴点F2を、優先特徴点F3として選定する。
 また、優先特徴点選定部28は、自動運転情報α1として登録された特徴点F2のうち、車両1の近くに位置するものを、優先して優先特徴点F3として選定してもよい。車両1に近くに位置する特徴点F2は、車両1の移動に伴って、連続する登録時画像Pi1同士の間で大きく(画像上に写る)位置が変化する。すなわち、車両1から近くに位置する特徴点F2は、車両1の移動に伴った車両1との見かけ上の相対位置(連続する登録時画像Pi1内における位置)が、車両1のより遠くに位置する特徴点F2よりも大きく移動する。従って、このように車両1に近くに位置するものを優先特徴点F3として選定することで、車両1の移動に感度の高い優先特徴点F3を目印として自動運転を行うことができるため、自動運転の精度を向上させることができる。
 優先特徴点選定部28は、自動運転情報α1中の特徴点座標C1のうち、優先特徴点F3の座標の情報のみを抽出して、優先自動運転情報α2として生成する。図6は、優先自動運転情報の例を示すテーブルである。図6の例では、図5の自動運転情報α1の特徴点F2A、F2B、F2C、F2Dのうち、特徴点F2A、F2B、F2Dを、優先特徴点F3A、F3B、F3Dとして選定した場合の優先自動運転情報α2を示している。図6の優先自動運転情報α2は、優先特徴点F3A、F3B、F3Dの座標の情報を有している。
 自動運転情報メモリ30は、優先特徴点選定部28(自動運転情報生成部23)が作成した優先自動運転情報α2を記憶する。
 自動運転情報登録部12は、以上説明したように、優先自動運転情報α2を生成及び記憶する。以下、自動運転情報登録部12による優先自動運転情報α2の生成フローを、フローチャートに基づき説明する。図7は、第1実施形態に係る優先自動運転情報の生成フローを説明するフローチャートである。運転者によって登録モードに設定されたら、運転者は、自身の操作で車両1を位置P1(ここでは目的箇所P0)から移動させる。このとき、撮像装置102は、登録時画像Pi1を順次撮像する。図7に示すように、自動運転情報登録部12は、登録モードであること(登録モードに設定されたこと)を検出したら(ステップS10)、画像メモリ20が、撮像装置102からの登録時画像Pi1を取得し、記憶する(ステップS12)。自動運転情報登録部12は、候補特徴点抽出部22が、画像メモリ20から登録時画像Pi1を読み出して、候補特徴点F1を抽出する(ステップS14)。候補特徴点抽出部22は、目的箇所P0の周囲に存在するもののうち、周囲とは異なる箇所であると識別可能な箇所(例えば周囲とのコントラストが所定値より強いもの)の全てを、候補特徴点F1として抽出する。候補特徴点F1を抽出した後、自動運転情報登録部12は、登録モードが停止されたかを検出し(ステップS16)、登録モードが停止されていない場合(ステップS16;No)、ステップS12に戻り、次の登録時画像Pi1を取得し、その登録時画像Pi1の候補特徴点F1を抽出する。なお、候補特徴点F1を抽出する頻度は、登録時画像Pi1を撮像する頻度と同じであることが好ましい。すなわち、候補特徴点抽出部22は、登録時画像Pi1が撮像される毎に、その登録時画像Pi1の候補特徴点F1を抽出する。
 登録モードが停止された場合(ステップS16;Yes)、自動運転情報登録部12は、特徴点選定部24により、複数の登録時画像Pi1に基づき、候補特徴点F1から特徴点F2を選定する(ステップS18)。特徴点選定部24は、候補特徴点F1のうち、ステレオ測量上で整合が取れている候補特徴点F1である特徴点F2を選定し、その仮座標情報を算出する。特徴点F2を選定した後、自動運転情報登録部12は、位置推定部26が、登録時画像Pi1及び選定された特徴点F2の情報に基づき、自動運転情報α1を生成する(ステップS20)。位置推定部26は、バンドル調整上で整合が取れている特徴点F2の特徴点座標C1を算出し、それを自動運転情報α1とする。
 自動運転情報α1を生成した後、自動運転情報登録部12は、優先特徴点選定部28が、特徴点F2の内から優先特徴点F3を選定し、優先自動運転情報α2を生成し、記憶する(ステップS22)。優先特徴点選定部28は、例えば、特徴点F2が時系列で連続する複数の登録時画像Pi1内に写されており、その複数の登録時画像Pi1が撮像された間に車両1の移動した距離が長いものほど、優先して優先特徴点F3として選定する。そして、優先特徴点選定部28は、自動運転情報α1から、その優先特徴点F3の座標の情報のみを抽出して、優先自動運転情報α2として生成する。優先自動運転情報α2は、自動運転情報メモリ30が記憶する。ステップS22の実行により、自動運転情報登録部12による優先自動運転情報α2の算出処理は終了する。
 (自動運転制御部について)
 次に、図1に示した自動運転制御部14の構成及び動作について詳細に説明する。図8は、第1実施形態に係る自動運転制御部の模式的なブロック図である。図8に示すように、自動運転制御部14は、画像メモリ40と、自動運転時特徴点抽出部42と、車両位置算出部44と、目的箇所設定部46と、自動走行経路生成部48と、自動運転実行制御部50とを有する。
 上述のように、自動運転制御部14は、自動運転モードにおいて動作するものである。自動運転モードにおいては、自動運転制御部14が、車両1を目的箇所P0まで自動走行させる。運転者は、目的箇所P0の周囲まで車両1を自身で移動させ、その場所から自動運転モードに設定する。自動運転制御部14は、自動運転が可能である場合(自動走行経路の生成ができた場合)、自動運転を開始し、自動運転が可能でない場合(自動走行経路の生成ができない場合)には、自動運転を開始しない。なお、本実施形態における目的箇所P0は駐車スペースであるため、自動運転制御部14は自動入庫を行うが、目的箇所P0が駐車スペースの外部に設定された場合、自動運転制御部14は、駐車スペースから外部の目的箇所P0まで車両1を自動出庫させる。
 画像メモリ40は、撮像装置102から自動運転時画像Pi2を取得して記憶するメモリ(記憶装置)である。自動運転モードにおいては、撮像装置102が、車両1の周辺環境の画像である登録時画像Pi1を、車両1が自動走行で移動する位置毎に複数撮像する。撮像装置102は、自動運転モードにおいて、所定の時間の経過毎に自動運転時画像Pi2を撮像してもよいし、車両1が所定距離を移動する毎に自動運転時画像Pi2を撮像してもよい。画像メモリ40は、このように撮像された複数の自動運転時画像Pi2を取得するため、画像メモリ40は、異なる位置から撮像された複数の自動運転時画像Pi2を取得しているということができる。
 自動運転時特徴点抽出部42は、画像メモリ40から自動運転時画像Pi2を読み出して、自動運転時特徴点F4を抽出する。自動運転時特徴点F4は、自動運転時画像Pi2に写った車両1の周囲環境に存在する物の一部箇所である。自動運転時特徴点抽出部42は、候補特徴点抽出部22と同様の方法で、自動運転時特徴点F4を抽出する。なお、自動運転時特徴点抽出部42は、1つの自動運転時画像Pi2中に、3つ以上の自動運転時特徴点F4を抽出することが好ましい。
 車両位置算出部44は、自動運転時画像Pi2と自動運転情報α1とに基づき、車両位置情報α3を算出する。車両位置情報α3は、原点座標C0に対する現在の車両1の位置(自動運転時車両座標C3)の情報である。具体的には、車両位置算出部44は、車両1が、所定の仮決定座標C3’に位置していると仮定して、自動運転時車両座標C3の算出処理を行う。車両位置算出部44は、仮決定座標C3’を、任意の座標に設定する。仮決定座標C3’は、原点座標C0に対する車両1の座標であり、位置座標及び姿勢座標を有する。
 車両位置算出部44は、優先自動運転情報α2を読み出し、仮決定座標C3’の座標から優先特徴点F3を撮像したと仮定した際の、その自動運転時画像Pi2内での(その自動運転時画像Pi2に写る)優先特徴点F3の位置を算出する。このように算出した自動運転時画像Pi2内での優先特徴点F3の位置を、以下、第3画像内計算位置と記載する。車両位置算出部44は、実際の自動運転時画像Pi2に写った画像内での自動運転時特徴点F4の位置と、第3画像内計算位置とが、所定の誤差範囲内で一致しているかを判断する。言い換えれば、車両位置算出部44は、車両1の仮決定座標C3’と優先特徴点F3の座標との関係に対し、実際の自動運転時画像Pi2内での自動運転時特徴点F4の位置に整合がとれているかを判断する。車両位置算出部44は、整合がとれている場合、仮決定座標C3’を、実際の現在の車両の座標、すなわち自動運転時車両座標C3とする。車両位置算出部44は、整合がとれていない場合、実際の現在の車両の座標(自動運転時車両座標C3)は仮決定座標C3’ではないと判断し、仮決定座標C3’を新たに設定して、整合が取れるまで同様の処理を繰り返す。
 目的箇所設定部46は、原点座標C0に対する目的箇所P0の位置(目的箇所座標C4)の情報である目的箇所情報α4を生成する。目的箇所P0の位置は、登録モードにおいて車両1が移動した経路上の各位置(登録時画像Pi1が撮像された各タイミングにおける車両1の位置)のうちから、運転者によって指定される。本実施形態では、目的箇所P0は、駐車スペースであり、駐車スペースに自動入庫を行うケースを説明しているが、例えば目的箇所P0を駐車スペースの外部に設定して、駐車スペースから自動出庫を行うようにしてもよい。目的箇所設定部46は、運転者によって指定された目的箇所P0の目的箇所座標C4を、自動運転情報メモリ30から読み出し、目的箇所情報α4を生成する。本実施形態では、目的箇所P0の目的箇所座標C4は、原点座標C0と一致する。ただし、目的箇所設定部46は、自動運転時画像Pi2に写った箇所であれば、任意の箇所を目的箇所P0として設定することができる。例えば、自動運転時画像Pi2がタッチパネルに写っている場合、運転者が自動運転時画像Pi2をタッチすることで、目的箇所設定部46は、そのタッチされた箇所を、目的箇所P0として設定する。
 自動走行経路生成部48は、車両位置情報α3と目的箇所情報α4とに基づき、目的箇所P0までの自動走行経路を生成する。具体的には、自動走行経路生成部48は、自動運転時車両座標C3(現在の車両1の座標)から、目的箇所座標C4(目的箇所P0の座標)まで自動走行するための自動走行経路を生成する。より具体的には、自動走行経路生成部48は、特徴点座標C1にも基づき、自動走行中の車両1が優先特徴点F3に衝突しないように、自動走行経路を生成する。自動運転実行制御部50は、駆動装置104を制御して、自動走行経路の経路上を車両1が走行するように、車両1を自動走行させる。
 なお、自動走行経路生成部48は、車両1が所定の距離だけ自動走行する毎に、又は所定の時間が経過する毎に、自動走行経路を更新して生成する。例えば、撮像装置102は、目的箇所P0に近づくほど、撮像範囲に入る特徴点F2の数が多くなる。従って、特徴点座標C1から算出される自動運転時車両座標C3の算出精度は、目的箇所P0に近づくほど高くなるため、自動走行経路生成部48は、目的箇所P0に近づくほど、自動走行経路の精度を高くすることができる。
 自動運転制御部14は、以上のように自動走行経路を生成し、自動走行経路上を走行するように、車両1を自動走行させる。以下、自動運転制御部14による自動走行制御を、フローチャートに基づき説明する。図9は、第1実施形態に係る自動走行制御部による自動走行制御を説明するフローチャートである。運転者によって自動運転モードに設定されたら、撮像装置102は、自動運転時画像Pi2の撮像を開始する。図9に示すように、自動運転制御部14は、自動運転モードに設定されたことを検出したら(ステップS30)、画像メモリ40が、撮像装置102から自動運転時画像Pi2を取得、記憶する(ステップS32)。自動運転制御部14は、自動運転時画像Pi2を取得したら、自動運転時特徴点抽出部42が、自動運転時画像Pi2に写った自動運転時特徴点F4を抽出する(ステップS34)。
 自動運転時特徴点F4を抽出した後、自動運転制御部14は、車両位置算出部44が、自動運転時画像Pi2と、自動運転情報メモリ30から読み出した優先自動運転情報α2とに基づき、車両位置情報α3を算出する(ステップS36)。車両位置算出部44は、画像内での自動運転時特徴点F4の位置と、車両1の仮決定座標C3’と優先特徴点F3の座標との関係に対し、実際の自動運転時画像Pi2内での自動運転時特徴点F4の位置に整合がとれている場合、仮決定座標C3’を、実際の現在の車両1の座標、すなわち自動運転時車両座標C3とする。車両位置情報α3は、この自動運転時車両座標C3の情報を有するものである。
 車両位置情報α3を算出した後、自動運転制御部14は、目的箇所設定部46が、目的箇所座標C4の情報である目的箇所情報α4を生成し(ステップS38)、自動走行経路生成部48が、車両位置情報α3と目的箇所情報α4とに基づき、目的箇所P0までの自動走行経路を生成する(ステップS40)。自動走行経路を生成した後、自動運転制御部14は、自動運転実行制御部50が、駆動装置104を制御して、自動走行経路上の自動走行を実行させる(ステップS42)。自動運転制御部14は、自動走行中に、目的箇所P0に到達しているかを判断し(ステップS44)、目的箇所P0に到達していない場合(ステップS44;No)、ステップS32に戻り、その時点における最新の自動運転時画像Pi2を取得し、その自動運転時画像Pi2に基づいて同様の処理を行って、自動走行経路を更新する。自動運転制御部14は、その更新した自動走行経路上を自動走行させる。なお、自動走行経路の更新する頻度は、自動運転時画像Pi2を撮像する頻度と同じであることが好ましい。すなわち、自動走行経路生成部48は、自動運転時画像Pi2が撮像される毎に、新たに抽出された自動運転時特徴点F4に基づき、自動走行経路を生成する。
 車両1が目的箇所P0に到達した場合(ステップS44;Yes)、自動運転制御部14は、自動走行処理を終了させ、車両1を停止させる。なお、自動運転中に、自動運転情報メモリ30に記憶されていなかった障害物が自動経路上に存在する場合は、撮像装置102や、別途設けられた超音波センサー等によってその障害物を検出し、自動走行経路生成部48が、その障害物を避けるような新たな自動走行経路を生成する。
 以上説明したように、第1実施形態に係る自動運転制御装置10は、自動運転情報登録部12と、自動運転制御部14とを有する。自動運転情報登録部12は、候補特徴点抽出部22と、自動運転情報生成部23とを有する。候補特徴点抽出部22は、登録時画像Pi1に基づき、車両1の周囲環境に存在する候補特徴点F1を抽出する。自動運転情報生成部23は、車両1の移動中に撮像された複数の登録時画像Pi1に基づき、候補特徴点F1のうち、車両1の目的箇所P0の周囲に固定して配置された構造物であると判断した候補特徴点F1を、特徴点F2として選定し、所定の原点座標C0に対する特徴点F2の位置の情報である自動運転情報α1を生成する。また、自動運転制御部14は、車両位置算出部44と、自動運転実行制御部50とを有する。車両位置算出部44は、自動運転時画像Pi2と自動運転情報α1とに基づき、自動運転時車両座標C3の情報である車両位置情報α3を算出する。自動運転実行制御部50は、車両位置情報α3に基づき、車両1を目的箇所P0まで自動運転する。
 この自動運転制御装置10は、自動運転モードの前に実行される登録モードにおいて、目的箇所P0を走行しつつ、目的箇所P0の周囲の画像である登録時画像Pi1を撮像する。そして、自動運転情報登録部12は、この登録時画像Pi1に基づき、目的箇所P0の周囲の構造物である特徴点F2の位置(特徴点座標C1)を算出しておく。そして、自動運転制御装置10は、自動運転モードの際に自動運転時画像Pi2を撮像する。自動運転制御部14は、自動運転時画像Pi2から、現在の車両1の周囲にある自動運転時特徴点F4を検出して、自動運転時特徴点F4の位置と予め記憶した特徴点F2の位置(特徴点座標C1)とに基づき、現在の車両1の位置(車両位置情報α3)を算出する。自動運転制御部14は、車両位置情報α3に基づき、現在の車両1の位置から目的地までの経路を設定して目的地まで自動運転する。この自動運転制御装置10は、目的箇所P0の周囲の構造物(特徴点F2)の座標を予め算出しておき、自動運転の際に、その周囲の構造物の座標を読み出すことができる。そのため、この自動運転制御装置10は、周囲の構造物を目印として、自動運転中の自車の位置(座標)と目的箇所P0の位置(座標)とを算出することができる。従って、この自動運転制御装置10によれば、例えば目的箇所P0を区画する駐車枠線がなく、自車と駐車位置との位置関係が、駐車枠線から検出できない場合においても、自動走行により自動で駐車することができる。
 また、構造物は、目的箇所P0の周囲に固定されているため、位置が変わってしまったり、後で画像検出できなくなってしまったりするというおそれが少ない。自動運転制御装置10は、構造物であると判断したものを特徴点F2として選定しているため、車両位置(車両位置情報α3)の算出精度が低くなることを抑制し、自動運転における経路設定の精度を高くすることができる。
 また、自動運転情報生成部23は、車両1の座標と候補特徴点F1の座標との関係に対し、登録時画像Pi1内での候補特徴点F1の位置に整合がとれている候補特徴点F1を、特徴点F2に選定する。車両1の座標と候補特徴点F1の座標との関係とは、特徴点選定部24によって算出された第1画像内計算位置、及び位置推定部26によって算出された第2画像内計算位置のうち少なくともいずれか一方である。自動運転情報生成部23は、算出した座標に対し、登録時画像Pi1内での候補特徴点F1の位置に整合がとれていない場合、すなわち登録時画像Pi1内での候補特徴点F1が、座標によって一義的に定まる位置に存在しない場合、この候補特徴点F1は、構造物でないとして、特徴点F2として選定しない。従って、この自動運転制御装置10によると、目印としての適性をもつ構造物を適切に検出することができるため、車両位置(車両位置情報α3)の算出精度を高くすることができる。
 また、自動運転情報生成部23は、候補特徴点F1のうち、鉛直方向(方向Z)に延在するものを、特徴点F2として選定する。鉛直方向に延在するものは、固定された構造物である可能性が高いため、自動運転の目印としての適性に優れている。従って、鉛直方向に延在するものを特徴点F2とし、鉛直方向に延在しないもの(地上の傷やマークなど)を特徴点F2としないことで、目印としての適性をもつ構造物を適切に検出することができるため、車両位置(車両位置情報α3)の算出精度を高くすることができる。なお、鉛直方向に延在するとは、鉛直方向に沿って直線状に延在するものが好ましいが、鉛直方向に向かって所定長さ以上延在していれば、鉛直方向から交差していてもよい。すなわち、自動運転情報生成部23は、候補特徴点F1の一方の端部のZ座標と、他方の端部のZ座標との距離が、所定長さ以上であるものを、特徴点F2として選定してもよい。この所定長さは、適宜設定することができるが、画像を見て高さが認識できる程度の長さであることが好ましい。
 また、自動運転情報生成部23は、候補特徴点F1が時系列で連続する複数の登録時画像Pi1内に写されており、その複数の登録時画像Pi1が撮像された間に車両1の移動した距離が長いものほど、優先して特徴点F2として選定する。この場合、選定された特徴点は、より長い間自動運転時画像Pi2に写ることになる。従って、自動運転制御装置10は、一つの特徴点を、より長い間目印として使用することができる。そのため、この自動運転制御装置10によると、自動運転における車両位置(車両位置情報α3)の算出精度をより適切に高くすることができる。
 また、自動運転情報生成部23は、特徴点選定部24と、位置推定部26とを有する。特徴点選定部24は、複数の登録時画像Pi1に基づき、候補特徴点F1の位置と車両1の位置との関係に対し、登録時画像Pi1内での候補特徴点F1の位置に整合がとれている候補特徴点F1を、固定されて配置された構造物であるとして、特徴点F2に選定する。位置推定部26は、特徴点選定部24が使用したよりも多数の登録時画像Pi1に基づき、特徴点F2のうち、特徴点F2の位置と車両1の位置との関係に対し、登録時画像Pi1内での特徴点F2の位置に整合がとれている特徴点F2の位置の情報を算出し、その整合がとれている特徴点F2の位置の情報である自動運転情報α1を生成する。
 位置推定部26は、特徴点選定部24よりも多数の登録時画像Pi1に基づき、整合がとれているか、すなわち構造物であるかを判断する。そのため、位置推定部26は、構造物であるかの判断の精度が特徴点選定部24よりも高くなっている。一方で、位置推定部26は、座標の算出負荷が、特徴点選定部24より高くなる。しかし、第1実施形態においては、特徴点選定部24が、位置推定部26による座標算出の前に、算出対象である特徴点F2の数を絞っているため、座標算出負荷を低減しつつ、構造物の選定を高精度で行うことができる。
 また、自動運転情報生成部23は、優先特徴点選定部28を有する。優先特徴点選定部28は、特徴点F2のうち、時系列で連続する複数の登録時画像Pi1内に写されており、その複数の登録時画像Pi1が撮像された間に車両1が移動した距離が長いものほど、優先して優先特徴点F3として選定して、原点座標C0に対する優先特徴点F3の位置情報である優先自動運転情報α2を生成する。車両位置算出部44は、自動運転時画像Pi2と優先自動運転情報α2とに基づき、車両位置情報α3を算出する。優先特徴点選定部28は、より長い間目印として使用することができる特徴点F2を優先特徴点F3として、車両位置情報α3の算出に用いる。そのため、この自動運転制御装置10は、自動運転における車両位置(車両位置情報α3)の算出精度をより適切に高くすることができる。
 また、自動運転制御部14は、目的箇所座標の情報である目的箇所情報α4を生成する目的箇所設定部46と、車両位置情報α3と目的箇所情報α4とに基づき、目的箇所P0までの自動走行経路を生成する自動走行経路生成部48と、を有する。この自動運転制御装置10によると、自動運転中の自車の位置(座標)と目的箇所P0の位置(座標)とを適切に算出することができるため、自動運転における経路設定の精度を高くすることができる。また、この自動運転制御装置10によると、自車の位置(座標)と目的箇所P0の位置(座標)とを算出するため、予め記憶された経路でなく、自車の位置と目的箇所P0とを結ぶ新たな経路を設定することも可能となる。従って、この自動運転制御装置10は、目的箇所P0への入庫や出庫など、柔軟な自動運転を行うことができる。
 自動走行経路生成部48は、車両1が所定の距離だけ自動走行する毎に、又は自動走行中に所定の時間が経過する毎に、自動走行経路を更新して生成する。自動運転時車両座標C3(現在の車両1の位置)の算出精度は、目的箇所P0に近づくほど高くなるため、自動走行経路を更新して生成することにより、自動走行経路の設定精度を高くすることができる。
 図10は、構造物にマークをつける場合を説明する図である。この自動運転制御装置10を用いて、例えば自宅の駐車スペースなど、決められた箇所への自動入庫、自動出庫を行う場合には、駐車スペース周囲の構造物に、特徴点F2として検出されやすいようなマーク120を付与してもよい。図10の例では、柱114にマーク120を付与した場合の例である。マーク120は、例えば白と黒とを組み合わせたデザインなど、コントラスト比が高いものが好ましい。
 なお、第1実施形態に係る自動運転情報生成部23は、特徴点選定部24、位置推定部26、及び優先特徴点選定部28を有しているが、自動運転情報生成部23は、少なくとも位置推定部26を有していればよい。以下、それらの実施形態について説明する。
 (第2実施形態)
 第2実施形態に係る自動運転制御装置10aは、自動運転情報登録部12aが、特徴点選定部24を有さない点で、第1実施形態とは異なる。第2実施形態において第1実施形態と構成が共通する点は、説明を省略する。
 図11は、第2実施形態に係る自動運転情報登録部の模式的なブロック図である。図11に示すように、第2実施形態に係る自動運転情報登録部12aは、画像メモリ20と、候補特徴点抽出部22と、候補特徴点メモリ25aと、自動運転情報生成部23aと、自動運転情報メモリ30とを有する。
 候補特徴点メモリ25aは、候補特徴点抽出部22が抽出した候補特徴点F1の情報(登録時画像Pi1のどの箇所が候補特徴点F1であるかの情報)を記憶する。
 自動運転情報生成部23aは、位置推定部26aと、優先特徴点選定部28aとを有する。位置推定部26aは、複数の登録時画像Pi1に基づき、原点座標C0に対する特徴点F2の位置(座標)の情報である自動運転情報α1aを算出する。第1実施形態では、特徴点選定部24によって選定された特徴点F2のみの座標計算を行ったが、第2実施形態に係る位置推定部26aは、候補特徴点抽出部22が抽出した候補特徴点F1の全てについて、座標計算を行う。位置推定部26aは、第1実施形態と同様の方法(バンドル調整)で、候補特徴点F1の座標計算を行う。位置推定部26aは、座標計算の結果、候補特徴点F1のうち、構造物であると判断した特徴点F2、すなわち、車両1の座標と候補特徴点F1の座標との関係に対し、実際の登録時画像Pi1内での候補特徴点F1の位置に整合がとれているもののみを特徴点F2として選定して、その特徴点F2の座標のみを自動運転情報α1aとする。
 優先特徴点選定部28aは、登録時画像Pi1と自動運転情報α1aとの少なくともいずれか一方に基づき、自動運転情報α1として登録された特徴点F2から、優先特徴点F3を選定する。優先特徴点選定部28aは、自動運転情報α1aに基づき、原点座標C0に対する優先特徴点F3の情報である優先自動運転情報α2を生成する。
 第2実施形態に係る自動運転制御装置10aは、特徴点選定部24を有さないが、位置推定部26aが、構造物であると判断した特徴点F2を選定して座標の算出を行っている。そのため、自動運転制御装置10aは、第1実施形態と同様に、自車と駐車位置との位置関係が駐車枠線から検出できない場合においても、自動走行により自動で駐車することができる。
 (第3実施形態)
 次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態に係る自動運転制御装置10bは、自動運転情報登録部12bが、優先特徴点選定部28を有さない点で、第1実施形態とは異なる。第3実施形態において第1実施形態と構成が共通する点は、説明を省略する。
 図12は、第3実施形態に係る自動運転情報登録部の模式的なブロック図である。図12に示すように、第3実施形態に係る自動運転情報登録部12bは、画像メモリ20と、候補特徴点抽出部22と、自動運転情報生成部23bと、自動運転情報メモリ30bとを有する。
 自動運転情報生成部23bは、特徴点選定部24と、特徴点メモリ25と、位置推定部26とを有する。特徴点選定部24と、特徴点メモリ25と、位置推定部26とは、第1実施形態と同様の処理を行い、特徴点F2の座標情報である自動運転情報α1を生成する。自動運転情報メモリ30bは、自動運転情報α1を記憶する。第3実施形態に係る車両位置算出部44は、第1実施形態と異なり、自動運転情報α1、すなわち特徴点F2の座標情報から、車両位置情報α3(自動走行時の車両1の位置)を算出する。
 第3実施形態においては、優先特徴点F3を選定せず、特徴点F2の座標情報から自動走行時の車両1の位置を算出する。このような場合であっても、自動運転制御装置10bは、自動運転情報生成部23bが、構造物を選定して座標の算出を行っているため、第1実施形態と同様に、自車と駐車位置との位置関係が駐車枠線から検出できない場合においても、自動走行により自動で駐車することができる。
 (第4実施形態)
 次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態に係る自動運転制御装置10cは、特徴点選定部24及び優先特徴点選定部28を有さない点で、第1実施形態とは異なる。第4実施形態において第1実施形態と構成が共通する点は、説明を省略する。
 図13は、第4実施形態に係る自動運転情報登録部の模式的なブロック図である。図13に示すように、第4実施形態に係る自動運転情報登録部12cは、画像メモリ20と、候補特徴点抽出部22と、候補特徴点メモリ25cと、位置推定部26cと、自動運転情報メモリ30cとを有する。
 候補特徴点メモリ25cは、候補特徴点抽出部22が抽出した候補特徴点F1の情報(登録時画像Pi1のどの箇所が候補特徴点F1であるかの情報)を記憶する。
 位置推定部26cは、自動運転情報生成部に相当する。位置推定部26cは、複数の登録時画像Pi1に基づき、原点座標C0に対する特徴点F2の位置(座標)の情報である自動運転情報α1cを算出する。位置推定部26cは、第1実施形態と同様の方法(バンドル調整)で、候補特徴点F1の座標計算を行う。位置推定部26cは、候補特徴点F1のうち、構造物であると判断した特徴点F2、すなわち、車両1の座標と候補特徴点F1の座標との関係に対し、実際の登録時画像Pi1内での候補特徴点F1の位置に整合がとれているもののみを特徴点F2として選定して、その特徴点F2の座標のみを自動運転情報α1cとする。
 自動運転情報メモリ30cは、自動運転情報α1cを記憶する。第4実施形態に係る車両位置算出部44は、自動運転情報α1c、すなわち特徴点F2の座標情報から、車両位置情報α3(自動走行時の車両1の位置)を算出する。
 第4実施形態においては、自動運転情報生成部が、位置推定部26cのみを有する。このような場合であっても、自動運転制御装置10cは、自動運転情報生成部(位置推定部26c)が、構造物を選定して座標の算出を行っているため、第1実施形態と同様に、自車と駐車位置との位置関係が駐車枠線から検出できない場合においても、自動走行により自動で駐車することができる。
 以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態の内容により実施形態が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
 1 車両
 10、10a、10b、10c 自動運転制御装置
 12、12a、12b、12c 自動運転情報登録部
 14 自動運転制御部
 20 画像メモリ
 22 候補特徴点抽出部
 23 自動運転情報生成部
 24 特徴点選定部
 25 特徴点メモリ
 26 位置推定部
 28 優先特徴点選定部
 30 自動運転情報メモリ
 40 画像メモリ
 42 自動運転時特徴点抽出部
 44 車両位置算出部
 46 目的箇所設定部
 48 自動走行経路生成部
 50 自動運転実行制御部
 102 撮像装置
 104 駆動装置
 110 壁
 112 ブロック
 114、116 柱
 118 歩行者
 120 マーク
 A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、A10 エッジ部
 C0 原点座標
 C1 特徴点座標
 C2 登録時車両座標
 C3 自動運転時車両座標
 C3’ 仮決定座標
 C4 目的箇所座標
 F1 候補特徴点
 F2 特徴点
 F3 優先特徴点
 F4 自動運転時特徴点
 P0 目的箇所
 P1、P2 位置
 Pi1 登録時画像
 Pi2 自動運転時画像
 X、Y、Z 方向
 α1 自動運転情報
 α2 優先自動運転情報
 α3 車両位置情報
 α4 目的箇所情報

Claims (10)

  1.  車両が運転者に運転される登録モードにおいて前記車両の周囲環境を撮像した画像である登録時画像に基づき、前記車両を自動運転するための自動運転情報を生成する自動運転情報登録部と、
     前記車両が自動運転される自動運転モードにおいて前記車両の周囲環境を撮像した画像である自動運転時画像と、前記自動運転情報とに基づき、前記車両を自動運転する自動運転制御部と、を有し、
     前記自動運転情報登録部は、
     前記登録時画像に基づき、前記車両の周囲環境に存在する候補特徴点を抽出する候補特徴点抽出部と、
     前記車両の移動中に撮像された複数の前記登録時画像に基づき、前記候補特徴点のうち、前記車両の目的箇所の周囲に固定して配置された構造物であると判断した候補特徴点を、特徴点として選定し、所定の原点座標に対する前記特徴点の位置の情報である前記自動運転情報を生成する自動運転情報生成部と、を有し、
     前記自動運転制御部は、
     前記自動運転時画像と前記自動運転情報とに基づき、前記原点座標に対する前記車両の位置の情報である車両位置情報を算出する車両位置算出部と、
     前記車両位置情報に基づき、前記車両を前記目的箇所まで自動運転する自動運転実行制御部と、を有する、車両の自動運転制御装置。
  2.  前記自動運転情報生成部は、前記候補特徴点の位置と前記車両の位置との関係に対し、前記登録時画像内での前記候補特徴点の位置に整合がとれている前記候補特徴点を、固定されて配置された構造物であるとして、前記特徴点に選定する、請求項1に記載の車両の自動運転制御装置。
  3.  前記自動運転情報生成部は、前記候補特徴点のうち、鉛直方向に延在するものを、特徴点として選定する、請求項2に記載の車両の自動運転制御装置。
  4.  前記自動運転情報生成部は、前記候補特徴点のうち、時系列で連続する複数の前記登録時画像内に写されており、その複数の登録時画像が撮像された間に前記車両が移動した距離が長いものほど、優先して前記特徴点として選定する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両の自動運転制御装置。
  5.  前記自動運転情報生成部は、
     前記車両の移動中に撮像された複数の前記登録時画像に基づき、前記候補特徴点の位置と前記車両の位置との関係に対し、前記登録時画像内での前記候補特徴点の位置に整合がとれている前記候補特徴点を、固定されて配置された構造物であるとして、前記特徴点に選定する特徴点選定部と、
     前記特徴点選定部が使用したよりも多数の前記登録時画像に基づき、前記特徴点のうち、前記特徴点の位置と前記車両の位置との関係に対し、前記登録時画像内での前記特徴点の位置に整合がとれている前記特徴点の位置の情報を算出し、その整合がとれている特徴点の位置の情報である前記自動運転情報を生成する位置推定部と、を有する、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の車両の自動運転制御装置。
  6.  前記自動運転情報生成部は、
     前記特徴点のうち、時系列で連続する複数の前記登録時画像内に写されており、その複数の登録時画像が撮像された間に前記車両が移動した距離が長いものほど、優先して優先特徴点として選定して、前記自動運転情報に基づき、前記原点座標に対する前記優先特徴点の位置情報である優先自動運転情報を生成する特徴点選定部を有し、
     前記車両位置算出部は、前記自動運転時画像と前記優先自動運転情報とに基づき、前記車両位置情報を算出する、請求項5に記載の車両の自動運転制御装置。
  7.  前記自動運転制御部は、前記原点座標に対する前記目的箇所の位置の情報である目的箇所情報を生成する目的箇所設定部と、前記車両位置情報と前記目的箇所情報とに基づき、前記目的箇所までの自動走行経路を生成する自動走行経路生成部と、を有する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車両の自動運転制御装置。
  8.  前記自動走行経路生成部は、前記車両が所定の距離だけ自動走行する毎に、又は所定の時間が経過する毎に、前記自動走行経路を更新して生成する、請求項7に記載の車両の自動運転制御装置。
  9.  請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の自動運転制御装置を備える車両。
  10.  車両が運転者に運転される登録モードにおいて前記車両の周囲環境を撮像した画像である登録時画像に基づき、前記車両を自動運転するための自動運転情報を生成する自動運転情報登録ステップと、
     前記車両が自動運転される自動運転モードにおいて前記車両の周囲環境を撮像した画像である自動運転時画像と、前記自動運転情報とに基づき、前記車両を自動運転する自動運転制御ステップと、を有し、
     前記自動運転情報登録ステップは、
     前記登録時画像に基づき、前記車両の周囲環境に存在する候補特徴点を抽出する候補特徴点抽出ステップと、
     前記車両の移動中に撮像された複数の前記登録時画像に基づき、前記候補特徴点のうち、前記車両の目的箇所の周囲に固定して配置された構造物であると判断した候補特徴点を、特徴点として選定し、所定の原点座標に対する前記特徴点の位置の情報である前記自動運転情報を生成する自動運転情報生成ステップと、を有し、
     前記自動運転制御ステップは、
     前記自動運転時画像と前記自動運転情報とに基づき、前記原点座標に対する前記車両の位置の情報である車両位置情報を算出する車両位置算出ステップと、
     前記車両位置情報に基づき、前記車両を前記目的箇所まで自動運転する自動運転実行制御ステップと、を有する、車両の自動運転制御方法。
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