WO2016059825A1 - ロープ破断検出装置 - Google Patents

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泰央 渡部
篤志 船田
大川 剛矢
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Abstract

この発明では、ロープ(7)の双方向の走行時に、ストランド破断の発生を検出できるとともに、複数本のロープ(7)に対して均一な検出感度でストランド破断の発生を検出できるロープ破断検出装置(10)を得る。この発明のロープ破断検出装置(10)は、第1軸(14)周りに回動可能に構成され、第1カム(13)が後端に形成された第1可動部材(12)、および長さ方向を上記第1軸(14)の軸方向と平行として上記第1可動部材(12)の先端に固着された第1動作部材(15)を有し、ロープ列に上記第1動作部材(15)を向けて、上記第1軸(14)の軸方向を上記ロープ列のロープ配列方向と一致させて、上記第1動作部材(15)が上記ロープ列の一側をロープ配列方向に横断するように配置される主検出部を備える。

Description

ロープ破断検出装置
 この発明は、エレベータ巻き上げ用ロープの破断、すなわちロープのストランドの破断を検出するロープ破断検出装置に関するものである。
 図8は従来のエレベータの概略構成を示す側面図、図9は従来のエレベータにおける機械室内に設置された巻上機を示す斜視図、図10は従来のエレベータにおけるエレベータ巻き上げ用ロープの破断状態を説明する側面図である。
 従来のエレベータでは、図8および図9に示されるように、機械室2が昇降路1の上部に設置され、エレベータ制御盤3および巻上機4が機械室2内に設置されている。巻き上げ用ロープ7(以下、ロープ7という)が巻上機4の綱車5に掛け渡され、その一端側が昇降路1内に垂下され、その他端側がそらせ車6を介して昇降路1内に垂下される。かご8がロープ7の一端に連結され、つり合いおもり9がロープ7の他端に連結されている。
 このように構成された従来のエレベータでは、綱車5が巻上機4により回転駆動され、かご8とつり合いおもり9がガイドレール(図示せず)に案内されて昇降路1内を昇降する。このとき、ロープ7は、綱車5の綱車溝に掛けられているので、ロープ7と綱車溝との間に発生する摩擦力により、綱車5の回転および停止運動がロープ7の移動および停止運動に移行され、かご8およびつり合いおもり9が昇降される。
 ロープ7は、ワイヤ線の撚り線である複数のストランド7aを撚って形成されている。そこで、ロープ7は、図10に示されるように、綱車溝との間に発生する摩擦力により、経年的に摩耗し、ついには、ストランド7aの破断に至る。ストランド7aが破断したまま、かご8が昇降運転されると、ロープ7のストランド7aの破断が進行し、他の機器を破損させることによる故障や、かご8の緊急停止による乗客の閉じ込め故障を発生させる恐れがあった。
 従来のエレベータでは、ロープ7の管理および安全性維持については、保守作業員による定期点検のみに依存していた。そして、保守作業員による定期点検では、経年的な摩耗によるロープ7のストランド7aの破断を未然に防止できる。しかしながら、次の定期点検までの間にストランド7aの破断が突発的に発生した場合には、これを検知できず、ロープ7のストランド7aの破断が進行し、他の機器を破損させることによる故障や、かご8の緊急停止による乗客の閉じ込め故障を発生させてしまう。このように、従来のエレベータでは、ロープ7のストランド7aの破断を自動的に検出できる機能を備えていなかった。
 このような状況を鑑み、動作部材を巻上機に近接配置し、その動作部材を、ロープのストランド破断発生時に、ロープの外周面から浮き上がったストランドによって初期位置から移動されるように構成し、その動作部材の移動によりストランドの破断の発生を検出する従来のロープ破断検出装置が提案されていた(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2002-003119号公報 特開平08-333066号公報
 特許文献1による従来のロープ破断検出装置は、動作部材がロープの一方向の走行時にのみ、ロープの外周面から浮き上がったストランドによって初期位置から移動されるように構成されているので、ロープの他方向の走行時には、ストランドの破断の発生を検出できない。したがって、ストランドの破断の発生に起因する他の機器を破損させることによる故障や、かごの緊急停止による乗客の閉じ込め故障の発生を確実に阻止することができなかった。
 また、特許文献2による従来のロープ破断検出装置では、動作部材が、複数本のロープが1列に配列されたロープ列の一側をロープの配列方向に横断するように配置され、動作部材の一端部がロープの長さ方向とロープの配列方向の両方向と直交する軸周りに回動可能に構成されているので、ロープの双方向の走行時に、ストランドの破断の発生を検出することができる。しかしながら、動作部材の回動中心からロープまでの距離がロープ毎に異なっているので、ロープの外周面から浮き上がったストランドによって動作部材を初期位置から移動させる作動力がロープ毎に異なってしまう。これにより、ストランドの破断の発生の検出感度がロープ毎に異なり、複数本のロープに対して均一な検出感度でストランドの破断の発生を検出できないという課題があった。
 この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ロープの双方向の走行時に、ストランドの破断の発生を検出できるとともに、複数本のロープに対して均一な検出感度でストランドの破断の発生を検出できるロープ破断検出装置を得ることを目的とする。
 この発明のロープ破断検出装置は、一端にエレベータのかごが連結された複数本のロープの破断を検出するロープ破断検出装置であって、第1軸周りに回動可能に構成され、第1カムが後端に形成された第1可動部材、および長さ方向を上記第1軸の軸方向と平行として上記第1可動部材の先端に固着された第1動作部材を有し、上記複数本のロープが1列に配列されたロープ列に上記第1動作部材を向けて、上記第1軸の軸方向を上記ロープ列のロープ配列方向と一致させて、上記第1動作部材が上記ロープ列の一側をロープ配列方向に横断するように配置される主検出部と、スイッチケースに根元側を回動軸周りに回動可能に取り付けられ、ローラが先端に取り付けられたアクチュエータを有し、上記ローラを上記第1カムに係合状態として、上記回動軸の軸心と上記第1軸の軸心とが互いに平行で、かつ上記ロープと直交する同一平面上に位置するように配置されるリミットスイッチと、を備えている。上記主検出部は、上記ロープの破断発生時に上記ロープの外周面から浮き上がるストランドが上記第1動作部材を押圧することにより、上記第1可動部材が上記第1軸周りに回動して、上記ロープの破断発生を検出するように構成されている。上記リミットスイッチは、上記第1可動部材の上記第1軸周りの回動時に、上記ローラが上記第1カムに案内されて移動することにより、上記アクチュエータが上記回動軸周りに回動して、上記ロープの破断発生の検出信号を出力するように構成されている。
 この発明によれば、第1動作部材が、長さ方向を第1軸の軸方向と平行として第1可動部材の先端に固着され、第1軸の軸方向がロープ列のロープ配列方向と一致され、第1動作部材がロープ列の一側をロープ配列方向に横断するように配置されている。
 そこで、ロープの走行方向によらず、ロープの外周面から浮き上がったストランドが、第1動作部材を通過する際に、第1動作部材を押圧する。これにより、第1可動部材が第1軸周りに回動して、ストランドの破断の発生を検出できる。
 また、第1動作部材とロープとの間の距離が各ロープで等しく、第1軸の軸心と第1動作部材の長さ方向が平行となっている。そこで、ロープの外周面から浮き上がったストランドによって第1動作部材を第1軸周りに回動させる作動力は、各ロープで等しくなる。これにより、複数本のロープに対して均一な検出感度でストランドの破断の発生を検出することができる。
この発明の実施の形態1に係るロープ破断検出装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係るロープ破断検出装置を示す上面図である。 図1のIII-III矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係るロープ破断検出装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係るロープ破断検出装置の据え付け方法を説明する要部側面図である。 この発明の実施の形態3に係るロープ破断検出装置の据え付け方法を説明する要部上面図である。 この発明の実施の形態3に係るロープ破断検出装置の第1動作部材周りを鉛直上方から見た要部上面図である。 従来のエレベータの概略構成を示す側面図である。 従来のエレベータにおける機械室内に設置された巻上機を示す斜視図である。 従来のエレベータにおけるエレベータ巻き上げ用ロープの破断状態を説明する側面図である。
 実施の形態1.
 図1はこの発明の実施の形態1に係るロープ破断検出装置を示す側面図、図2はこの発明の実施の形態1に係るロープ破断検出装置を示す上面図、図3は図1のIII-III矢視断面図である。
 図1から図3において、ロープ破断検出装置10は、矩形平板状の第1ハウジング11の一面に第1軸14周りに回動可能に取り付けられ、一端面に第1カム13を形成した第1可動部材12と、円柱状に作製され、第1軸14を挟んで第1カム13と相対する第1可動部材12の他端に、第1軸14の軸方向と平行に固着された第1動作部材15と、第1軸14周りの第1可動部材12の回動を受けてロープ7の破断、すなわちストランド7aの破断の発生を検出するリミットスイッチ16と、を備える。なお、第1可動部材12および第1動作部材15が主検出部を構成する。
 リミットスイッチ16は、内蔵スイッチ(図示せず)が内部に収納されたスイッチケース17と、スイッチケース17から突出し、外部からの力や動きを内蔵スイッチに伝達するアクチュエータ18と、を備えている。アクチュエータ18は、ローラ18aを突出端に備え、根元側をローラ18aの軸心と平行な回動軸18b周りに回動可能にスイッチケース17に取り付けられている。
 リミットスイッチ16は、ローラ18aを第1カム13に係合させ、かつ第1軸14の軸心、第1動作部材15の軸心、ローラ18aの軸心、および回動軸18bの軸心が同一平面上に位置するように位置決めされて、スイッチケース17を第1ハウジング11の一面に固着して取り付けられる。このとき、第1動作部材15は、第1ハウジング11の側辺の外方に位置している。
 そして、第1可動部材12およびリミットスイッチ16が取り付けられた第1ハウジング11は、綱車5の近傍の、3本のロープ7が1列に並べられたロープ列の一側に、第1動作部材15をロープ列に向けて、第1動作部材15の軸方向をロープ列の配列方向と平行となるように、その下端部を機械台30に固定される。なお、第1軸14の軸心、第1動作部材15の軸心、ローラ18aの軸心、および回動軸18bの軸心は、ロープ7の長さ方向と直交する同一平面上に位置する。ここで、ストランド7aの破断端部は、通常、ロープ7の外周面から10cm程度浮き上がる。そこで、第1動作部材15は、ストランド7aが確実に引っ掛かり、かつ誤動作しないように、例えば2cm~3cm程度の隙間d1を確保してロープ列と対向するように配置されている。また、第1動作部材15は、ロープ列の配列方向の幅を超える長さを有し、ロープ列の配列方向の両側に突出するように配置されている。
 また、第1カバー19が第1ハウジング11の上端部に、第1可動部材12およびリミットスイッチ16を覆うように取り付けられている。さらに、第1異物除去シュー20は、例えばポリエチレン樹脂などで矩形平板状に作製され、第1カバー19および第1ハウジング11の下端部に取り付けられ、隙間d2を確保してロープ列と対向するように配置されている。ここで、隙間d2は隙間d1と等しいか、それより小さくなっている。
 ロープ破断検出装置10は、さらに、矩形平板状の第2ハウジング21の一面に第2軸23周りに回動可能に取り付けられた第2可動部材22と、円柱状に作製され、第2可動部材22の一端に、第2軸23の軸方向と平行に固着された第2動作部材24と、それぞれ、一端面に第2カム26を形成し、第2動作部材24の両端部に固着されて、第2可動部材22の長さ方向と平行に、第2可動部材22と逆側に突出する一対のトルク伝達部材25と、を備える。なお、第2可動部材22、第2動作部材24およびトルク伝達部材25が補助検出部を構成する。
 第2可動部材22が取り付けられた第2ハウジング21は、綱車5の近傍の、3本のロープ7が1列に並んだロープ列の他側に、第2動作部材24をロープ列に向けて、第2動作部材24の軸方向をロープ列の配列方向と平行となるように、その下端部を機械台30に固定される。ここで、第2軸23の軸心および第2動作部材24の軸心は、第1軸14の軸心、第1動作部材15の軸心、およびローラ18aの軸心と同一平面上に位置している。そして、第2動作部材24は、隙間d1を確保してロープ列と対向するように配置されている。また、一対のトルク伝達部材25が、ロープ列の配列方向の両側を通ってロープ列の一側に突出し、第2カム26が第1動作部材15の両端側に係合している。
 また、第2カバー27が第2ハウジング21の上端部に、第2可動部材22を覆うように取り付けられている。さらに、第2異物除去シュー28は、例えばポリエチレン樹脂などで矩形平板状に作製され、第2カバー27および第2ハウジング21の下端部に取り付けられ、隙間d2を確保してロープ列と対向するように配置されている。
 ここで、第1可動部材12と第1動作部材15は、第1可動部材12と第1動作部材15の一体物の重心が第1軸14の軸心上に位置するように、形成されている。そこで、通常時、第1可動部材12には、第1軸14周りの重量不均衡による回転力は発生しない。また、第2可動部材22と第2動作部材24は、第2可動部材22と第2動作部材24の一体物の重心が第2軸23の軸心上に位置するように、形成されている。そこで、通常時、第2可動部材22には、第2軸23周りの重量不均衡による回転力は発生しない。
 このように構成されたロープ破断検出装置10の通常状態では、第1軸14の軸心、第1動作部材15の軸心、ローラ18aの軸心、回動軸18bの軸心、第2軸23の軸心および第2動作部材24の軸心が、ロープ7の長さ方向と直交する同一平面上に位置し、ローラ18aが第1カム13に係合し、第2カム26が第1動作部材15に係合している。そして、アクチュエータ18が内蔵スイッチを押圧せず、内蔵スイッチがOFFとなっている。そこで、リミットスイッチ16からロープ破断動作検出ケーブル(図示せず)を介してエレベータ制御盤3に出力されるロープ破断の検出信号はOFFとなっている。
 ここで、ロープ7の一部にストランド7aの破断が発生すると、破断したストランド7aは、図10に示されるように、ロープ7の外周から浮き上がる。ロープ7の外周から浮き上がったストランド7aは、ロープ7が走行し、ロープ破断検出装置10を通過する際に、第1動作部材15や第2動作部材24を押圧する。
 例えば、図1において、ロープ7が上方向に走行し、ストランド7aが第1動作部材15を押圧すると、第1可動部材12は第1軸14周りに反時計方向に回動する。そこで、アクチュエータ18は、ローラ18aが第1カム13に案内されて移動し、根元側の回動軸18b周りに時計回りに回動する。このアクチュエータ18の回動により、リミットスイッチ16の内部スイッチが押圧されてONとなる。そして、第1可動部材12が設定された角度を超えて回動すると、ローラ18aと第1カム13との係合が解除される。同時に、第1動作部材15と第2カム26との係合が解除される。
 また、図1において、ロープ7が上方向に走行し、ストランド7aが第2動作部材24を押圧すると、第2可動部材22は第2軸23周りに時計方向に回動する。これにより、トルク伝達部材25が、第2軸23周りに時計方向に回動する。そこで、第1可動部材12は、第1動作部材15が第2カム26に案内されて移動し、第1軸14周りに反時計回りに回動する。さらに、アクチュエータ18は、ローラ18aが第1カム13に案内されて移動し、根元側の回動軸18b周りに時計回りに回動する。このアクチュエータ18の回動により、リミットスイッチ16の内部スイッチが押圧されてONとなる。そして、トルク伝達部材25が設定された角度を超えて回動すると、第1動作部材15と第2カム26との係合が解除される。また、第1可動部材12が設定された角度を超えて回動すると、ローラ18aと第1カム13との係合が解除される。
 なお、ロープ7が下方向に走行する場合は、第1可動部材12の第1軸14周りの回動方向が逆となり、第2可動部材22の第2軸23周りの回動方向が逆となる点を除いて,同様に動作するので、その検出動作の説明を省略する。
 そして、リミットスイッチ16から検出信号出力ケーブル(図示せず)を介してエレベータ制御盤3に出力されるロープ破断の検出信号はONとなる。そこで、エレベータ制御盤3は、例えば、かご8を最寄り階に停止させ、再起動を停止させるとともに、監視センターにストランド7aの破断の発生を報知する。そして、保守作業員が現場に駆けつけ、ロープ7の交換作業を行い、第1可動部材12、第2可動部材22などを初期位置に戻し、第1カム13とローラ18aを係合状態に復帰させ、第2カム26と第1動作部材15を係合状態に復帰させる。
 この実施の形態1によれば、主検出部が、第1軸14周りに回動可能に構成され、第1カム13が後端に形成された第1可動部材12と、長さ方向を第1軸14の軸方向と平行として第1可動部材12の先端に固着された第1動作部材15と、を有し、3本のロープ7が1列に配列されたロープ列に第1動作部材15を向けて、第1軸14の軸方向をロープ列のロープ配列方向と一致させて、第1動作部材15がロープ列の一側をロープ配列方向に横断するように配置されている。また、リミットスイッチ16が、スイッチケース17に根元側を回動軸18b周りに回動可能に取り付けられ、ローラ18aが先端に取り付けられたアクチュエータ18を有し、ローラ18aを第1カム13に係合状態として、回動軸18bの軸心と第1軸14の軸心とが互いに平行で、かつロープ7と直交する同一平面上に位置するように配置されている。
 そこで、ロープ7の走行方向によらず、ロープ7の外周面から浮き上がったストランド7aが、第1動作部材15を通過する際に、第1動作部材15を押圧する。これにより、第1可動部材12が第1軸14周りに回動して、ストランド7aの破断の発生を検出できる。
 また、第1動作部材15とロープ7との間の距離が各ロープ7で等しく、第1軸14の軸心と第1動作部材15の軸心が平行となっている。そこで、ロープ7の外周面から浮き上がったストランド7aによって第1動作部材15を第1軸14周りに回動させる作動力は、各ロープ7で等しくなる。これにより、3本のロープ7に対して均一な検出感度でストランド7aの破断の発生を検出することができる。
 ここで、ロープ7の外周から浮き上がったストランド7aが第1動作部材15や第2動作部材24に絡みついた状態で、ロープ7が走行した場合には、第1動作部材15や第2動作部材24がストランド7aに引っ張られ、ロープ破断検出装置10が損傷する恐れがある。
 この実施の形態1では、ロープ破断の検出信号が出力された後、第1可動部材12が設定された角度を超えて第1軸14周りに回動すると、ローラ18aと第1カム13との係合が解除される。そこで、ローラ18aと第1カム13との係合が解除されると、第1可動部材12は慣性で第1軸14周りに回動し、第1動作部材15がロープ7の走行により描くストランド7aの軌跡から外れる。これにより、ストランド7aが第1動作部材15から外れ、ストランド7aが第1動作部材15に絡みついた状態で、ロープ7が走行することが回避される。したがって、ロープ7の走行により、第1動作部材15が絡みついたストランド7aに引っ張られて、ロープ破断検出装置10が損傷するような事態の発生が抑制される。
 また、ロープ破断の検出信号が出力された後、第2可動部材22が設定された角度を超えて第2軸23周りに回動すると、第1動作部材15と第2カム26との係合が解除される。そこで、第1動作部材15と第2カム26との係合が解除されると、第2可動部材22は慣性で第2軸23周りに回動し、第2動作部材24がロープ7の走行により描くストランド7aの軌跡から外れる。これにより、ストランド7aが第2動作部材24から外れ、ストランド7aが第2動作部材24に絡みついた状態で、ロープ7が走行することが回避される。したがって、ロープ7の走行により、第2動作部材24が絡みついたストランド7aに引っ張られて、ロープ破断検出装置10が損傷する事態の発生が抑制される。
 第1異物除去シュー20および第2異物除去シュー28が第1動作部材15および第2動作部材24のロープ7の長さ方向の両側に配設されている。さらに、隙間d2が隙間d1と等しいか、それより小さくなっている。そこで、ロープ7に付着するゴミや固化油が第1異物除去シュー20および第2異物除去シュー28でそぎ落とされるので、ロープ7に付着するゴミや固化油が第1動作部材15および第2動作部材24を押圧してリミットスイッチ16をONさせることが確実に回避される。
 第1カバー19がリミットスイッチ16を覆うようにハウジング11に装着されているので、ロープ7に付着している固化油が、ロープ7の走行時に、リミットスイッチ16に飛散して、リミットスイッチ16の動作不良を起こさせるような事態の発生が抑制される。
 また、第1可動部材12および第1動作部材15からなる主検出部をロープ列の一側に配置し、第2可動部材22、第2動作部材24およびトルク伝達部材25からなる補助検出部をロープ列の他側に配置している。そこで、ロープ7の外周から浮き上がったストランド7aをロープ列の両側で検出することができるので、ストランド7aの破断発生の検出精度を高めることができる。また、補助検出部で得られた回転トルクがトルク伝達部材25を介して主検出部に伝達されるので、リミットスイッチ16を主検出部側にのみ配置すればよく、ロープ破断検出装置10の低コスト化が図られる。
 なお、上記実施の形態1では、第1異物除去シュー20および第2異物除去シュー28が第1動作部材15および第2動作部材24のロープ7の長さ方向の両側に配設されているが、第1異物除去シュー20および第2異物除去シュー28は、第1動作部材15および第2動作部材24のロープ7の長さ方向の少なくとも一側に配設されていればよい。
 実施の形態2.
 図4はこの発明の実施の形態2に係るロープ破断検出装置を示す断面図である。
 図4において、第1動作部材15Aおよび第2動作部材24Aのロープ列と相対する側が、溝29を第1動作部材15Aおよび第2動作部材24Aの長さ方向に一定の間隔で形成して凹凸面に構成されている。
 なお、実施の形態2の他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
 このように構成されたロープ破断検出装置10Aのストランド7aの破断検出動作は、上記実施の形態1によるロープ破断検出装置10と同じであるので、ここではその説明を省略する。
 ここで、ロープ7の走行速度が高速の場合には、ロープ7の外周から浮き上がったストランド7aは、円柱状の第1動作部材15および第2動作部材24に当たり、リミットスイッチ16の内部スイッチをONにできる回動力を第1動作部材15および第2動作部材24に付与できる。しかしながら、ロープ7の走行速度が低速の場合には、ロープ7の外周から浮き上がったストランド7aは、円柱状の第1動作部材15および第2動作部材24に当たると、弾性変形し、リミットスイッチ16の内部スイッチをONにできる回動力を第1動作部材15および第2動作部材24に付与できない恐れがあった。
 この実施の形態2では、第1動作部材15Aおよび第2動作部材24Aのロープ列と相対する側が凹凸面となっているので、ロープ7の走行速度が低速の場合でも、ロープ7の外周から浮き上がったストランド7aが溝29に引っ掛かり、確実にストランド7aの破断を検出することができる。
 ここで、ロープ7の外周から浮き上がったストランド7aが溝29に引っ掛かり易くなる観点から、溝29の溝幅をストランド7aの直径より広くすることが好ましい。
 なお、上記実施の形態1,2では、第1および第2動作部材が円柱体に作製されているが、第1および第2動作部材の形状は円柱体に限定されず、ロープ列をロープ配列方向に横断する長さを有していればよい。また、第1動作部材の長さ方向の両端部の外周面は、第2カムに係合可能な曲面形状になっていればよい。
 実施の形態3.
 図5はこの発明の実施の形態3に係るロープ破断検出装置の据え付け方法を説明する要部側面図であり、図5の(a)は第1動作部の位置調整前の状態を示し、図5の(b)は第1動作部の位置調整後の状態を示している。図6はこの発明の実施の形態3に係るロープ破断検出装置の据え付け方法を説明する要部上面図であり、図6の(a)は第1動作部の位置調整前の状態を示し、図6の(b)は第1動作部の位置調整後の状態を示している。図7はこの発明の実施の形態3に係るロープ破断検出装置の第1動作部材周りを鉛直上方から見た要部上面図である。なお、図5はロープ破断検出装置の第1動作部材周りをリミットスイッチ側から見た図であり、図6はロープ破断検出装置の第1動作部材周りを鉛直上方から見た図である。
 図5および図6において、第1動作部材15Bは、第1可動部材12の他端に第1軸14の軸方向と平行に固着された、断面矩形の第1固定部151と、第1固定部151にその長さ方向にスライド移動可能に取り付けられた第1動作部152と、第1動作部152を第1固定部151に固定するボルト153と、を備える。第1動作部152は、L字状に作製されている。一対のスライド穴154が、第1動作部152のL字状の一片の長さ方向両側に、穴方向を長さ方向として形成されている。そして、第1動作部152は、ボルト153をスライド穴154に通して第1固定部151に締着して、第1固定部151に固定され、ボルト153の締着を緩めて、第1固定部151の長さ方向、すなわちスライド穴154の穴方向に往復移動可能となっている。そして、スライド移動量がロープ7の配列ピッチpの半分となっている。
 第1動作部152のL字状の他片は、第1固定部151に取り付けられた際に、第1固定部151から突出している。そして、円弧状の検出面155が、それぞれ、第1動作部152の他片の第1固定部151から突出してロープ7と相対する面に凹設されて、ロープ7の配列ピッチpと同じピッチで長さ方向に3つ形成されている。さらに、第1動作部152の他片の第1固定部151から突出してロープ7と相対する面は、3本のロープ7が1列に並べられたロープ列と平行なガイド面156となっている。検出面155は、曲率半径r2が(r1+d1)となっている。ここで、r1はロープ7の半径である。
 なお、実施の形態3によるロープ破断検出装置は、第1動作部材15に替えて第1動作部材15Bを用い、第2ハウジング21、第2可動部材22、第2動作部材24、およびトルク伝達部材25からなる補助検出部を省略している点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
 実施の形態3では、第1可動部材12およびリミットスイッチ16が取り付けられた第1ハウジング11を、綱車5の近傍の、3本のロープ7が1列に並べられたロープ列の一側に、第1動作部材15Bをロープ列に向けて、第1動作部材15の軸方向をロープ列の配列方向と平行となるように、その下端部を機械台30に仮止めする。そして、ボルト153を緩めて、ボルト153がスライド穴154の一端に接するまで第1動作部152をスライド移動させ、ボルト153を締着し、第1動作部152を第1位置に位置させる。
 ついで、図5の(a)および図6の(a)に示されるように、第1動作部152の検出面155間のガイド面156がロープ7に接するように、第1ハウジング11の位置を調整し、第1ハウジング11を機械台30に固定する。ついで、ボルト153を緩め、図5の(b)および図6の(b)に示されるように、ボルト153がスライド穴154の他端に接するまで第1動作部152をスライド移動させ、ボルト153を締着し、第1動作部152を第2位置に位置させる。このときの第1動作部152のスライド移動量はp/2となる。これにより、図7に示されるように、検出面155は、その円弧面の曲率中心がロープ7の軸心Oと一致するように配置され、検出面155とロープ7との距離がd1となる。また、円弧面の中心角θがストランド7aの検出範囲となる。
 この実施の形態3によれば、第1動作部材15Bは、長さ方向を第1軸14の軸方向と平行として第1可動部材12の先端に固着された第1固定部151と、第1位置と第1位置から第1固定部151の長さ方向の一側にロープ7の配列ピッチpの半分だけずれた第2位置との間を往復移動可能に第1固定部151に装着された第1動作部152と、を備えている。そして、第1動作部152の第1固定部151からロープ列側に突出してロープ列と相対する面が、第1位置に位置するときのみ、ロープ7に接するガイド面156と、第2位置に位置するときにのみ、ロープ7と距離d1だけ離れる検出面155と、から構成されている。
 そこで、第1ハウジング11を機械台30に仮止めした状態で、第1動作部152を第1位置に位置させた後、ガイド面156がロープ7に接するように第1ハウジング11の位置を調整し、機械台30に固定する。その後、第1動作部152を第2位置に位置させることで、検出面155とロープ7との距離がd1に調整される。したがって、検出面155とロープ7の間の距離を計測しつつ、第1ハウジング11を位置調整するという煩雑な作業が不要となり、ロープ破断検出装置を簡易に据え付けることができる。
 検出面155が円弧面となっているので、検出面が平坦面となっている場合に比べて、検出範囲が増大する。そこで、ストランド7aの検出精度が高められるので。ロープ破断の検出の信頼性が向上される。
 ここで、検出面155の中心角θを変えることで、ストランド7aの検出範囲を適宜設定でき、例えば、検出面155の中心角θを180°すれば、ストランド7aの検出範囲は180°となる。
 なお、上記実施の形態3では、第1動作部の検出面が円弧面となっているが、検出面は、ガイド面を深さd1だけ窪ませて形成された凹部の底面により構成される平坦面としてもよい。
 また、上記実施の形態3では、主検出部のみを有しているが、補助検出部を備えていてもよい。この場合、補助検出部の第2動作部を主検出部の第1動作部と同様に構成すればよい。
 また、上記各実施の形態では、3本のロープが1列に配列されている場合について説明しているが、ロープの本数は3本に限定されず、2本でも、4本以上でもよい。

Claims (8)

  1.  一端にエレベータのかごが連結された複数本のロープの破断を検出するロープ破断検出装置であって、
     第1軸周りに回動可能に構成され、第1カムが後端に形成された第1可動部材、および長さ方向を上記第1軸の軸方向と平行として上記第1可動部材の先端に固着された第1動作部材を有し、上記複数本のロープが1列に配列されたロープ列に上記第1動作部材を向けて、上記第1軸の軸方向を上記ロープ列のロープ配列方向と一致させて、上記第1動作部材が上記ロープ列の一側をロープ配列方向に横断するように配置される主検出部と、
     スイッチケースに根元側を回動軸周りに回動可能に取り付けられ、ローラが先端に取り付けられたアクチュエータを有し、上記ローラを上記第1カムに係合状態として、上記回動軸の軸心と上記第1軸の軸心とが互いに平行で、かつ上記ロープと直交する同一平面上に位置するように配置されるリミットスイッチと、を備え、
     上記主検出部は、上記ロープの破断発生時に上記ロープの外周面から浮き上がるストランドが上記第1動作部材を押圧することにより、上記第1可動部材が上記第1軸周りに回動して、上記ロープの破断発生を検出するように構成され、
     上記リミットスイッチは、上記第1可動部材の上記第1軸周りの回動時に、上記ローラが上記第1カムに案内されて移動することにより、上記アクチュエータが上記回動軸周りに回動して、上記ロープの破断発生の検出信号を出力するように構成されているロープ破断検出装置。
  2.  上記ローラと上記第1カムとの係合状態が、上記ロープの破断発生の検出信号の出力後に、解除されるように構成されている請求項1記載のロープ破断検出装置。
  3.  上記第1動作部材の上記ロープ列と相対する面が凹凸面となっている請求項1又は請求項2記載のロープ破断検出装置。
  4.  上記第1動作部材は、長さ方向を上記第1軸の軸方向と平行として上記第1可動部材の先端に固着された第1固定部と、第1位置と上記第1位置から上記第1固定部の長さ方向の一側に上記ロープの配列ピッチの半分だけずれた第2位置との間を往復移動可能に上記第1固定部に装着された第1動作部と、を備え、
     上記第1動作部の上記第1固定部から上記ロープ列側に突出して上記ロープ列と相対する面が、上記第1位置に位置するときのみ、上記ロープに接するガイド面と、上記第2位置に位置するときにのみ、上記ロープと一定の距離離れる検出面と、から構成されている請求項1又は請求項2記載のロープ破断検出装置。
  5.  上記検出面は、上記第2位置に位置するときに、上記ロープの軸心を中心とする円弧面に形成されている請求項4記載のロープ破断検出装置。
  6.  上記第1動作部材と上記ロープ列との間の第1隙間と等しい、あるいは上記第1隙間より小さい第2隙間を上記ロープ列との間に確保して、上記第1動作部材の上記ロープの長さ方向の少なくとも一側に配設される異物除去シューを備える請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のロープ破断検出装置。
  7.  上記リミットスイッチを覆うカバーを備える請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のロープ破断検出装置。
  8.  第2軸周りに回動可能に構成された第2可動部材、長さ方向を上記第2軸の軸方向と平行として上記第2可動部材の先端に固着された第2動作部材、および先端に第2カムが形成されて、後端側を上記第2動作部材の端部に固着されたトルク伝達部材を有する補助検出部を備え、
     上記補助検出部は、上記第2動作部材を上記ロープを挟んで上記第1動作部材に対向させて、かつ上記第2カムを上記第1動作部材に係合状態として、上記第2軸の軸心と上記第1軸の軸心とが互いに平行で、かつ上記同一平面上に位置するように配置される請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のロープ破断検出装置。
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