WO2015125349A1 - ステアリングホイール構造 - Google Patents

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Abstract

 このステアリング装備部品は、取付け時に、ステアリングホイール本体(4)に対して所定ストローク以上押し込み操作されたときに、係止部によってステアリングホイール本体(4)に抜け止めされる。ステアリングホイール本体(4)とステアリング装備部品とに互いの接触によってホーン回路(38)を通電させる通電部をそれぞれ設ける。ステアリング装備部品の取付け時に、ステアリング装備部品が所定ストローク以上押し込み操作されるまでの間は、通電部同士が接触接続し、ステアリング装備部品が所定ストローク以上押し込み操作されたときに通電部同士の接触接続が遮断されるようにする。

Description

ステアリングホイール構造
 本発明は、車両のステアリングホイール構造に関する。
 本願は、2014年02月21日に、日本に出願された特願2014-032062号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
 車両のステアリングホイールにおいては、ステアリングシャフトに支持されるステアリングホイール本体に、ホーンブロック等のステアリング装備部品が取り付けられている。
 ステアリング装備部品の取付けに際しては、作業性が良く、ステアリングホイール本体に対し簡単に取り付けられることが望まれている。このため、各種のステアリングホイール構造が出されている(例えば、特許文献1参照)。
 特許文献1に記載のステアリングホイール構造は、ステアリング装備部品であるホーンブロックに取付ピンが突設され、ステアリングホイール本体に取付ピンの先端部を受容するピン受容部が設けられている。取付ピンの軸部には、外周側に開口する係合凹部が設けられ、ピン受容部には、取付ピンの先端部が所定量以上挿入されたときにばね力によって取付ピンの係合凹部内に進入する抜け規制部材が設けられている。また、ホーンブロックとステアリングホイール本体との間には、ホーンブロックに離反方向の反力を付与するリターンスプリングが介装されている。
 このステアリングホイール構造において、ステアリングホイール本体にホーンブロックを取り付ける場合には、ホーンブロックをステアリングホイール本体に位置決めし、その状態でホーンブロックをリターンスプリングの反力に抗して押し込む。このとき、取付ピンの先端部が対応するピン受容部内に所定量以上挿入されると、抜け規制部材が自身のばね反力によって取付ピンの係合凹部内に進入し、それによってホーンブロックの抜けが規制される。
日本国特開2007-50876号公報
 しかしながら、上記のステアリングホイール構造においては、ステアリング装備部品(ホーンブロック)の取付け時に、ステアリング装備部品がステアリングホイール本体に確実に係止されたか否かを確認することが難しい。特に、係止部(係合凹部と抜け規制部材)がステアリング装備部品の裏面側に隠れる部分にある場合には、目視による確認を行うことができない。
 本発明の態様は、ステアリング装備部品の取付け時に、ステアリング装備部品がステアリングホイール本体に確実に係止されたことを容易に確認することのできるステアリングホイール構造を提供する。
 本発明に係るステアリングホイール構造では、上記課題を解決するために以下の構成を採用した。
 (1)本発明の態様に係るステアリングホイール構造は、ステアリングシャフトに支持されるステアリングホイール本体と、ホーン操作時に警告音を鳴らすホーン回路と、前記ステアリングホイール本体に取り付けられるステアリング装備部品と、を備え、前記ステアリングホイール本体と前記ステアリング装備部品とには、前記ステアリング装備部品の取付け時に、前記ステアリング装備部品が前記ステアリングホイール本体に対して所定ストローク以上押し込み操作されたときに、前記ステアリング装備部品が前記ステアリングホイール本体に抜け止めされる係止部が設けられ、前記ステアリングホイール本体と前記ステアリング装備部品とに互いの接触によって前記ホーン回路を通電させる通電部がそれぞれ設けられ、前記係止部には、前記ステアリング装備部品の取付け時に、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されるまでの間は、前記通電部同士が接触接続され、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されたときに前記通電部同士の接触接続が遮断される接点構造が設けられている。
 これにより、ステアリング装備部品の取付け時に、ステアリング装備部品をステアリングホイール本体の所定の位置に押し込むと、ステアリング装備部品が所定ストローク以上押し込み操作されるまではステアリング装備部品側の通電部とステアリングホイール本体側の通電部とが接触し、ホーン回路がホーンの警告音を鳴らすようになる。この状態からステアリング装備部品が所定ストローク以上押し込み操作されると、ステアリング装備部品が係止部によってステアリングホイール本体に抜け止めされるとともに、通電部同士の接触接続が解除されてホーンの警告音が停止する。作業者は、これによりステアリング装備部品がステアリングホイール本体に確実に抜け止めされたことを知ることができる。
 (2)上記(1)に記載のステアリングホイール構造では、前記係止部は、前記ステアリング装備部品と前記ステアリングホイール本体との一方に突設された取付ピンと、前記ステアリング装備部品と前記ステアリングホイール本体との他方に設けられ前記取付ピンの先端部を受容するピン受容部と、を備え、前記取付ピンの軸部は、前記軸部の外周側に開口する係合凹部と、前記係合凹部の軸部先端側に隣接して配置されるガイド壁部と、を有し、前記ピン受容部には、前記ステアリング装備部品の取付け時に、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されるまで前記ガイド壁部に当接し、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されたときに前記係合凹部内に進入して前記取付ピンの抜けを規制する抜け規制部材が設けられ、前記取付ピンと前記抜け規制部材とが導電材料によって形成されて前記通電部とされるとともに、前記係合凹部内には絶縁部材が配置されてもよい。
 この場合、ステアリング装備部品の取付け時に、前記ステアリング装備部品が所定ストローク以上押し込み操作されるまでは、ピン受容部の抜け規制部材が取付ピンのガイド壁に接触することにより、ホーン回路がホーンの警告音を鳴らす。この状態から前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されると、ピン受容部の抜け規制部材が取付ピンの係合凹部内に進入し、ステアリング装備部品の抜けが規制されるとともに、通電部同士の接触接続が解除されてホーンの警告音が停止する。
 (3)上記(2)に記載のステアリングホイール構造では、前記ガイド壁部は、前記取付ピンの軸部の先端側に向かって先細りに縮径するテーパ状に形成され、前記抜け規制部材は、前記ステアリング装備部品の取付け時の前記取付ピンの進入軌道と交差する方向に付勢され、前記ステアリング装備部品と前記ステアリングホイール本体との間には、前記ステアリング装備部品の前記押し込み操作に抗する反力を付与する反力付与手段が設けられてもよい。
 この場合、ステアリング装備部品をステアリングホイール本体に位置決めし、取付ピンのテーパ状のガイド壁にピン受容部の抜け規制部材を当接させる。この状態からステアリング装備部品を反力付与手段の力に抗して押し込むと、抜け規制部材が取付ピンのガイド壁に案内されて取付ピンの進入軌道から離反する方向に押し動かされる。こうして、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されると、抜け規制部材が付勢力によって取付ピンの係合凹部内に移動する。したがって、ステアリング装備部品をステアリングホイール本体に容易に取り付けることができる。
 (4)上記(1)に記載のステアリングホイール構造では、前記ステアリング装備部品と前記ステアリングホイール本体との一方には、軸方向の一部にゴム弾性体が介在された第1の取付ピンと、軸方向の全域が導電材料によって形成された第2の取付ピンと、が突設され、前記ステアリング装備部品と前記ステアリングホイール本体との他方には、前記第1の取付ピンの先端部を受容する第1のピン受容部と、前記第2の取付ピンの先端部を受容する第2のピン受容部と、が設けられ、前記係止部は、前記第1の取付ピンと前記第1のピン受容部との対と、前記第2の取付ピンと前記第2のピン受容部との対と、によってそれぞれ構成され、前記第2の取付ピンの軸部は、前記軸部の外周側に開口する係合凹部と、前記係合凹部の軸部先端側に隣接して配置されるガイド壁部と、を有し、前記第2のピン受容部には、前記ステアリング装備部品の取付け時に、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されるまで前記ガイド壁部に当接し、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されたときに前記係合凹部内に進入して前記第2の取付ピンの抜けを規制する抜け規制部材が設けられ、前記抜け規制部材が導電材料によって形成されて前記第2の取付けピンとともに前記通電部とされるとともに、前記抜け規制部材が、前記第2の取付ピンの前記係合凹部内に進入したときに、前記第2の取付ピンとの接触接続が遮断されてもよい。
 この場合、ステアリング装備部品の取付け時に、ステアリング装備部品が所定ストローク以上押し込み操作されるまでは、第2のピン受容部の抜け規制部材が第2の取付ピンのガイド壁に接触することにより、ホーン回路がホーンの警告音を鳴らす。この状態からステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されると、第1の取付ピンと第1のピン受容部との対と、第2の取付ピンと第2のピン受容部との対がそれぞれステアリング装備部品の抜けを規制するようになる一方で、第2のピン受容部の抜け規制部材が第2の取付ピンの係合凹部内に進入し、通電部同士の接触接続が解除されてホーンの警告音が停止する。
 (5)上記(4)に記載のステアリングホイール構造では、前記第2の取付ピンの前記係合凹部内に進入した前記第2のピン受容部の前記抜け規制部材は、前記ステアリング装備部品が前記第1の取付ピンと前記第1のピン受容部とによる抜け規制位置よりも抜け方向に変位したときに、前記第2の取付ピンの前記係合凹部の壁と前記第2のピン受容部の前記抜け規制部材が当接してもよい。
 この場合、ステアリング装備部品が第1の取付ピンと第1のピン受容部とによる抜け規制位置よりも抜け方向に大きく変位したときに、第2のピン受容部の抜け規制部材が第2の取付ピンの係合凹部の壁と当接することにより、ステアリング装備部品の過大な抜け方向の変位が規制される。
 (6)上記(4)または(5)に記載のステアリングホイール構造では、前記ステアリング装備部品が前記ステアリングホイール本体に取り付けられた初期状態では、前記第2の取付ピンと前記第2のピン受容部とが非接触状態とされていてもよい。
 この場合、初期状態では、ステアリング装備部品が第1の取付ピンのゴム弾性体を介してステアリングホイール本体に支持されることになる。このため、ステアリング装備部品の質量とゴム弾性体のばね特性を適切に設定することにより、ステアリング装備部品がゴム弾性体とともにステアリングホイールの振動を低減するダイナミックダンパとして機能するようになる。
 (7)上記(4)~(6)のいずれか1項に記載のステアリングホイール構造では、前記第1の取付ピンの軸部は、前記軸部の外周側に開口する係合凹部と、前記係合凹部の軸部先端側に隣接して配置されるガイド壁部と、を有し、前記第1の取付ピンと前記第2の取付ピンとの各前記ガイド壁部は、各軸部の先端側に向かって先細りに縮径するテーパ状に形成され、前記第1のピン受容部には、前記ステアリング装備部品の取付け時に、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されるまで前記第1の取付ピンの前記ガイド壁部に当接し、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されたときに前記第1の取付ピンの前記係合凹部内に進入して前記第1の取付ピンの抜けを規制する抜け規制部材が設けられ、前記第1のピン受容部の前記抜け規制部材は、前記ステアリング装備部品の取付け時の前記第1の取付ピンの進入軌道と交差する方向に付勢され、前記第2のピン受容部の前記抜け規制部材は、前記ステアリング装備部品の取付け時の前記第2の取付ピンの進入軌道と交差する方向に付勢され、前記ステアリング装備部品と前記ステアリングホイール本体との間には、前記ステアリング装備部品の前記押し込み操作に抗する反力を付与する反力付与手段が設けられてもよい。
 この場合、ステアリング装備部品をステアリングホイール本体に位置決めし、第1の取付ピンのテーパ状のガイド壁に第1のピン受容部の抜け規制部材を当接させるとともに、第2の取付ピンのテーパ状のガイド壁に第2のピン受容部の抜け規制部材を当接させる。この状態からステアリング装備部品を反力付与手段の力に抗して押し込むと、第1のピン受容部の抜け規制部材が第1の取付ピンのガイド壁に案内されて第1の取付ピンの進入軌道から離反する方向に押し動かされるとともに、第2のピン受容部の抜け規制部材が第2の取付ピンのガイド壁に案内されて第2の取付ピンの進入軌道から離反する方向に押し動かされる。こうして、ステアリング装備部品が所定ストローク以上押し込み操作されると、各抜け規制部材が付勢力によって対応する取付ピンの係合凹部内に移動する。したがって、ステアリング装備部品をステアリングホイール本体に容易に取り付けることができる。
 (8)上記(1)~(7)のいずれか1項に記載のステアリングホイール構造では、前記ステアリング装備部品は、ホーン操作部とエアバッグモジュールとが組み付けられたホーンブロックであってもよい。
 本発明の態様によれば、ステアリング装備部品の取付け時に、ステアリング装備部品が所定ストローク以上押し込み操作されると、ホーン回路を通電させる通電部同士の接触接続が解除されて警告音が停止するため、ステアリング装備部品がステアリングホイール本体に確実に係止されたことを容易に確認することができる。
車両の車室内を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るステアリングホイールの図1のII-II断面に対応する断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るステアリングホイールの構成を説明するための模式的な断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るステアリングホイールの組付状態を(A),(B),(C)で順次示す模式的な断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るステアリングホイールの構成を説明するための模式的な断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るステアリングホイールの組付状態を(A),(B),(C)で順次示す模式的な断面図である。
 以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
 最初に、図1~図4に示す第1の実施形態について説明する。
 図1は、車両の車室内の運転席を示す図であり、図2は、図1の運転席のII-II断面に対応するステアリングホイール1の断面図である。
 これらの図に示すように、ステアリングホイール1は、インストルメントパネル2から車室内側後方に突出するステアリングシャフト3の先端部に、運転者によって把持されるステアリングホイール本体4が取り付けられ、ステアリングホイール本体4の中央領域にホーン操作部であるステアリングパッド5が配置されている。
 なお、以下の説明において、軸方向とは、特別に断らない限り、図中矢印A方向で示すステアリングシャフト3の長手方向を意味するものとする。また、同様に軸直角方向とは、特別に断らない限り、図中矢印B1-B4方向で示すステアリングシャフト3の長手方向と直交する方向を意味するものとする。
 ステアリングホイール本体4は、中央のカバー部6(図2参照)と、カバー部6の周囲から径方向外側に延びる複数のスポーク部7と、複数のスポーク部7の延出端に接続された環状のリム部8と、を備えている。これらのカバー部6、スポーク部7、リム部8、の各内部には芯金9が埋設され、芯金9の外側が合成樹脂によって覆われている。カバー部6に埋設された芯金9のボス部9aは、ステアリングシャフト3の先端に嵌合してナット10によって締結固定されている。
 ステアリングホイール本体4の中央のカバー部6と外周側のリム部8との間には、車体後方側に窪む凹状空間11が設けられ、その凹状空間11に、エアバッグモジュール12とステアリングパッド5とが一体化されたホーンブロック13が配置されている。この実施形態においては、ホーンブロック13がステアリング装備部品を構成している。
 エアバッグモジュール12は、図2に示すように、高圧ガスを発生するインフレータ14と、インフレータ14の後方(車室側)に折り畳まれた状態で配置されるエアバッグ15と、エアバッグ15の開口部を挟む第1リテーナ16及び第2リテーナ17と、を備えている。エアバッグ15の開口縁は、第1リテーナ16と第2リテーナ17とに上下を挟み込まれた状態で、これら第1,第2リテーナ16,17とともに、インフレータ14の外周のフランジ部14aにボルト18及びナット19によって締結固定されている。
 エアバッグモジュール12の後面(車室側面)は、ホーン操作部であるステアリングパッド5によって覆われている。ステアリングパッド5の外周縁部からは、前方側に向けて連結壁20が突設され、その連結壁20が第2リテーナ17の外周縁部にボルト及びナット(符号省略)によって締結固定されている。こうして、エアバッグモジュール12とステアリングパッド5とが一体化されて構成されたホーンブロック13は、3個のフローティング支持部23によってステアリングホイール本体4の芯金9にフローティング状態で係止されている。
 この実施形態の場合、フローティング支持部23は、ステアリングシャフト3を中心として上部の左右両側に2箇所と、下部の中央に1箇所設けられているが、これらの構造は全て同一構造とされている。なお、図2には、ステアリングシャフト3の上部の左右両側の2箇所のフローティング支持部23が示されている。
 フローティング支持部23は、ホーンブロック13の設定ストローク以上の軸方向の押し込み変位を許容した状態で、ホーンブロック13をステアリングホイール本体4に取り付ける取付ピン24と、ホーンブロック13を初期位置に向けて付勢するリターンスプリング25(反力付与手段)と、を備えている。取付ピン24は、基端部(車体後方側に位置される側の端部)がホーンブロック13の第2リテーナ17に係止固定され、先端部(車体前方側に位置される側の端部)がステアリングホイール本体4のカバー部6に若干の軸方向変位を許容した状態で抜け止め状態で係止される。
 また、ホーンブロック13側の第2リテーナ17と、ステアリングホイール本体4側のカバー部6とのうちの、軸方向で相互に対向する位置には、ホーンスイッチを構成する一対のホーン接点26A,26Bが取り付けられている。各ホーン接点26A,26Bは通電時にホーンを鳴らすホーン回路38(図3,図4参照)に接続されている。ホーン接点26A,26Bは、ホーンブロック13がリターンスプリング25に付勢されて初期位置の近傍にあるときには、離間状態(非接触状態)とされており、その状態からホーンブロック13が設定ストローク以上押し込み操作されると、相互に接触してホーンを作動させる。
 図3は、フローティング支持部23の構造を示すステアリングホイール1の一部の模式的な断面図である。
 同図に示すように、取付ピン24は、基端部31がホーンブロック13の第2リテーナ17に取り付けられ、その先端部がステアリングホイール本体4のカバー部6の方向に突出している。カバー部6の取付ピン24に対応する位置には、取付ピン24の先端部を受容するピン受容部27が設けられている。この実施形態の場合、ピン受容部27は、取付ピン24の先端部が挿入される支持孔35と、支持孔35からの取付ピン24の抜けを規制する抜け規制部材36と、を備えている。また、この実施形態においては、取付ピン24とピン受容部27とが、ホーンブロック13をステアリングホイール本体4に対して抜け止めする係止部を構成している。
 取付ピン24は、ホーンブロック13側に固定される基端部31が大径に形成され、その基端部31から突出する軸部28が基端部31よりも小径に形成されている。軸部28の先端側には、円錐状に縮径するテーパ部32が形成されている。軸部28のテーパ部32の拡径側に隣接する部位には、軸直角方向に窪む切欠き溝34(係合凹部)が形成されている。
 この実施形態の場合、取付ピン24全体は導電性の金属材料によって形成されている。
 また、テーパ部32は、ホーンブロック13をステアリングホイール本体4に取り付けるときに、抜け規制部材36を案内するガイド壁部を構成している。
 抜け規制部材36は、例えば、ばね鋼線から成り、カバー部6の前面(車体前方側の面)側に配置されている。抜け規制部材36は、カバー部6に取り付けられた初期状態において、その一部が支持孔35内に臨んで配置され、ホーンブロック13の取付時に、取付ピン24の先端部が支持孔35に挿入されるときに、取付ピン24のテーパ部32に自身のばね弾性をもって当接するようになっている。また、抜け規制部材36は、取付ピン24がこうして支持孔35内に所定量以上進入すると、取付ピン24の切欠き溝34内で初期形状に弾性復帰し、それによって取付ピン24の抜けを規制する。リターンスプリング25は、各取付ピン24の外周側に配置されている。
 切欠き溝34の溝幅(取付ピン24の軸方向に沿う方向の幅)は、抜け規制部材36の外径よりも幅広く形成され、ホーンブロック13をステアリングホイール本体4に取り付けた状態では、切欠き溝34の溝幅と抜け規制部材36の外径との差分だけ取付ピン24の軸方向に沿った変位を許容する。また、切欠き溝34の内壁には、絶縁部材37が取り付けられている。この実施形態では、取付ピン24と抜け規制部材36とが通電部も構成している。
 また、通電部である取付ピン24と抜け規制部材36とはホーン回路38に接続されている。取付ピン24と抜け規制部材36とは、互いが接触接続されているときにホーン回路38をオン状態にし(ホーンを鳴らし)、互いの接触接続が遮断されるとホーン回路38をオフ状態にする。ただし、ホーンブロック13がステアリングホイール本体4に適切に取り付けられた状態では、図3に示すように、抜け規制部材36と取付ピン24との間に絶縁部材37が介在されることになるため、抜け規制部材36と取付ピン24の接触接続が遮断されてホーン回路38がオフ状態に維持される。
 図4(A),(B),(C)は、ホーンブロック13の取付け時における取付ピン24とピン受容部27との様子を示す図である。以下、図4(A),(B),(C)を参照して、ステアリングホイール本体4に対するホーンブロック13の取付けについて説明する。
 ホーンブロック13の取付時には、まず、ホーンブロック13をステアリングホイール本体4に対して位置決めし、図4(A)に示すように、ホーンブロック13に突設された取付ピン24をステアリングホイール本体4側の対応する支持孔35内に挿入する。このとき、ホーンブロック13をステアリングホイール本体4のカバー部6方向に押し込むと、取付ピン24の周域に配置されているリターンスプリング25が圧縮されつつ、取付ピン24の先端側のテーパ部32が支持孔35を潜り抜ける。
 こうして、ホーンブロック13がリターンスプリング25の反力に抗してさらに押し込み操作されると、図4(A),(B)に示すように、抜け規制部材36が取付ピン24の先端側のテーパ部32に当接し、テーパ部32に案内されつつ取付ピン24の径方向外側方向に変位する。抜け規制部材36は、このとき径方向内側に向かうばね反力が高まる。
 また、このとき抜け規制部材36と取付ピン24とが直接接触するため、ホーン回路38がオン状態になってホーンが鳴ることになる。
 この状態からホーンブロック13が所定ストローク以上に押し込み操作されると、図4(C)に示すように、抜け規制部材36が取付ピン24上の切欠き溝34内に位置され、自身のばね反力によって切欠き溝34内に進入する。このとき切欠き溝34内には絶縁部材37が配置されているため、抜け規制部材36と取付ピン24との直接接触が遮断され、ホーン回路38がオフ状態となる。この結果、ホーンの作動音は停止する。
 したがって、ホーンブロック13を取り付ける作業者は、抜け規制部材36が切欠き溝34内に進入してホーンブロック13がステアリングホイール本体4に確実に抜け規制されたことをこの作動音の停止によって知ることができる。
 以上のように、この実施形態に係るステアリングホイール構造は、ホーンブロック13の取付け時に、ホーンブロック13が所定ストローク以上押し込み操作されるまでの間、取付ピン24と抜け規制部材36とが接触接続してホーンが鳴り、ホーンブロック13が所定ストローク以上押し込み操作されたときに取付ピン24と抜け規制部材36との接触接続が遮断されてホーンの作動音が停止するため、ホーンブロック13がステアリングホイール本体4に確実に係止されたことを作業者が容易に確認することができる。
 特に、この実施形態においては、ホーンブロック13がステアリングホイール本体4に確実に係止されたことを作動音の停止によって作業者に知らせることができるため、ホーンブロック13とステアリングホイール本体4の係止部とが外部から目視し難い部位にあっても、ホーンブロック13が係止されたことを作業者が確実に確認することができる。また、この実施形態に係るステアリングホイール構造は、専用の検査装置を必要とせず、ステアリングホイール1に備わるホーン回路38を利用して係止の確認を行うことができるため、設備コストの低減を図ることができる。
 また、この実施形態のステアリングホイール構造は、取付ピン24の軸部28に、軸部28の外周側に開口する切欠き溝34と、切欠き溝34の軸部先端側に隣接して配置されるテーパ部32と、が設けられ、ホーンブロック13の取付け時にホーンブロック13が所定ストローク以上押し込み操作されたときに、切欠き溝34内に進入する抜け規制部材36がピン受容部27に設けられているため、ホーンブロック13の取付け時に、ホーンブロック13をリターンスプリング25の力に抗して直線的に押し込むだけの簡単な操作によってステアリングホイール本体4に容易に取り付けることができる。さらに、この実施形態の場合、切欠き溝34内に絶縁部材37が配置されているため、ホーンブロック13が取り付けられた後には、取付ピン24と抜け規制部材36とが接触接続してホーンが鳴るのを未然に防止することができる。
 なお、ホーン回路38と、取付ピン24及び抜け規制部材36と、の間には、切り換えスイッチを介在させ、ホーンブロック13の取付け時にのみ切り換えスイッチを通電状態にするようにしても良い。
 つづいて、図5,図6に示す第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態については、第1の実施形態と同一部分に同一符号を付して、重複する説明を省略するものとする。
 第2の実施形態のステアリングホイール構造は、ホーンブロック13とステアリングホイール本体4との間に構造と機能が若干異なる第1のフローティング支持部23Aと第2のフローティング支持部23Bとが設けられている。
 第1のフローティング支持部23Aは、基端部31にゴム弾性体40を介在させた第1の取付ピン24Aがホーンブロック13に突設され、ステアリングホイール本体4に、第1の取付ピン24Aの先端部を受容する第1のピン受容部27Aが設けられている。第2のフローティング支持部23Bは、全体が導電性の金属材料によって形成された第2の取付ピン24Bがホーンブロック13に突設され、ステアリングホイール本体4に、第2の取付ピン24Bの先端部を受容する第2のピン受容部27Bが設けられている。
 第1の取付ピン24Aと第2の取付ピン24Bとの各軸部28には、これらの各軸部28の外周側に開口する切欠き溝34A,34B(係合凹部)と、各切欠き溝34A,34Bの軸部先端側に隣接して配置されるテーパ部32A,32B(ガイド壁部)と、が設けられている。第1の取付ピン24Aと第2の取付ピン24Bとの各外周には、ホーンブロック13の押し込み方向の力に抗する反力を付与するリターンスプリング25A,25Bが配置されている。
 第1のピン受容部27Aと第2のピン受容部27Bとには、ホーンブロック13の取付け時に、ホーンブロック13が所定ストローク以上押し込み操作されるまでテーパ部32A,32Bに当接し、ホーンブロック13が所定ストローク以上押し込み操作されたときに、切欠き溝34A,34B内に進入して第1の取付ピン24Aと第2の取付ピン24Bとの各抜けを規制する抜け規制部材36A,36Bが設けられている。抜け規制部材36A,36Bは、例えば、導電性の金属材料であるばね鋼線から成り、ホーンブロック13の取付け時の第1,第2の取付ピン24A,24Bの各進入軌道と交差する方向に付勢されている。
 この実施形態の場合、第1の取付ピン24Aと第1のピン受容部27Aとの対と、第2の取付ピン24Bと第2のピン受容部27Bとの対とが、ホーンブロック13の抜けを規制する係止部を構成している。
 図5,図6中35A,35Bは、第1の取付ピン24Aと第2の取付ピン24Bとの各先端部が挿入される第1のピン受容部27Aと第2のピン受容部27Bとの支持孔である。第2のピン受容部27Bの支持孔35Bと、その支持孔35Bに挿入される第2の取付ピン24Bの軸部28との間には、比較的大きな隙間が設けられ、ステアリングホイール本体4(カバー部6)に対する第2の取付ピン24Bの径方向の変位が許容されるようになっている。
 第2の取付ピン24Bの切欠き溝34Bは、軸部28の先端側の壁に湾曲した窪み部41が設けられている。このため、第2の取付ピン24Bの切欠き溝34Bは、窪み部41の分だけ第1の取付ピン24Aの切欠き溝34Aよりも軸部28の先端側に幅広となっている。図5に示すように、ホーンブロック13がステアリングホイール本体4に取り付けられた状態では、第1のピン受容部27Aの抜け規制部材36Aが第1の取付ピン24Aの切欠き溝34内の端面に当接して変位を規制されているときに、第2のピン受容部27Bの抜け規制部材36Bは第2の取付ピン24Bの切欠き溝34Bの絶縁部材37に対して非接触状態となる。
 この実施形態では、第2の取付ピン24Bと、第2のピン受容部27Bの抜け規制部材36Bと、がホーン回路38に接続され、ホーンブロック13の取付時に、第1の実施形態と同様にホーン回路38を利用してホーンブロック13の係止の完了を検知できるようになっている。
 また、この実施形態の場合、第1の取付ピン24Aのゴム弾性体40は、ホーンブロック13とともに、ステアリングホイール1の振動を抑制するダイナミックダンパを構成している。即ち、ホーンブロック13の質量とゴム弾性体40のばね特性とは、ステアリングホイール1への振動入力時に、ホーンブロック13がその振動に共振するように設定されている。
 実際に、ホーンブロック13をステアリングホイール本体4に取り付ける場合には、まず、ホーンブロック13をステアリングホイール本体4に対して位置決めし、図6(A)に示すように、ホーンブロック13に突設された第1の取付ピン24Aと第2の取付ピン24Bとをステアリングホイール本体4側の対応する支持孔35A,35B内に挿入する。このとき、第1,第2の取付ピン24A,24Bの周域のリターンスプリング25A,25Bが圧縮されつつ、取付ピン24A,24Bの先端側のテーパ部32A,32Bが支持孔35A,35Bを潜り抜ける。
 ホーンブロック13がさらに押し込まれると、図6(A),(B)に示すように、抜け規制部材36A,36Bが第1の取付ピン24Aと第2の取付ピン24Bとの各テーパ部32A,32Bに当接し、テーパ部32A,32Bに案内されつつ軸部28の径方向外側方向に変位する。このとき、第2の取付ピン24Bと、第2のピン受容部27Bの抜け規制部材36Bとが直接接触するため、ホーン回路38がオン状態になってホーンが鳴ることになる。
 こうしてホーンブロック13が所定ストローク以上に押し込み操作されると、図6(C)に示すように、抜け規制部材36A,36Bが第1の取付ピン24Aと第2の取付ピン24Bとの各切欠き溝34A,34B内に位置され、自身のばね反力によって切欠き溝34A,34B内に進入する。このとき、第1のピン受容部27Aの抜け規制部材36Aは切欠き溝34A内の端面に当接し、第2のピン受容部27Bの抜け規制部材36Bは切欠き溝34Bの壁と非接触となる。これにより、ホーン回路38がオフ状態となり、ホーンの作動が停止する。
 以上のように、この実施形態に係るステアリングホイール構造の場合も、ホーンブロック13の取付け時に、ホーンの作動音の停止により、ホーンブロック13がステアリングホイール本体4に確実に係止されたことを作業者が容易に確認することができる。
 また、この実施形態のステアリングホイール構造は、第1,第2の取付ピン24A,24Bの各軸部28に、軸部28の外周側に開口する切欠き溝34A,34Bと、切欠き溝34A,34Bの軸部先端側に隣接して配置されるテーパ部32A,32Bとが設けられ、ホーンブロック13の取付け時にホーンブロック13が所定ストローク以上押し込み操作されたときに、切欠き溝34A,34B内に進入する抜け規制部材36A,36Bが第1,第2のピン受容部27A,27Bにそれぞれ設けられているため、ホーンブロック13の取付け時に、ホーンブロック13をリターンスプリング25A,25Bの力に抗して直線的に押し込むだけの簡単な操作によってステアリングホイール本体4に容易に取り付けることができる。
 さらに、この実施形態のステアリングホイール構造では、エアバッグ15の展開時等にホーンブロック13に抜け方向の大きな荷重が作用し、ホーンブロック13が第1の取付ピン24Aと抜け規制部材36Aとによる規制位置よりも抜け方向に大きく変位したときには、抜け規制部材36Bが第2の取付ピン24Bの切欠き溝34Bの壁に絶縁部材37を介して当接する。したがって、これによりホーンブロック13の過大な抜け方向の変位を規制することができる。
 また、この実施形態のステアリングホイール構造は、ホーンブロック13がステアリングホイール本体4に取り付けられた初期状態では、第2の取付ピン24Bと第2のピン受容部27Bとが非接触状態とされて、ホーンブロック13が第1の取付ピン24Aのゴム弾性体40を介してステアリングホイール本体4に支持されるため、ホーンブロック13の質量とゴム弾性体40のばね特性とを適切に設定することにより、これらをダイナミックダンパとして機能させてステアリングホイール1の振動を低減することができる。
 なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、ステアリング装備部品は、ホーンブロックに限るものでなく、ステアリングホイール本体に取り付けられる部品であれば他の部品であっても良い。また、上記の各実施形態においては、取付ピンがステアリング装備部品側に突設され、ピン受容部がステアリングホイール本体側に設けられているが、逆に、取付ピンをステアリングホイール本体側に突設し、ピン受容部をステアリング装備部品側に設けるようにしても良い。
 1  ステアリングホイール
 3  ステアリングシャフト
 4  ステアリングホイール本体
 12  エアバッグモジュール
 13  ホーンブロック(ステアリング装備部品)
 24  取付ピン(係止部,通電部)
 25  リターンスプリング(反力付与手段)
 27  ピン受容部(係止部)
 28  軸部
 32  テーパ部(ガイド壁部)
 34  切欠き溝(係合凹部)
 36  抜け規制部材(通電部)
 37  絶縁部材
 38  ホーン回路
 40  ゴム弾性体
 24A  第1の取付ピン
 24B  第2の取付ピン
 25A,25B  リターンスプリング
 27A  第1のピン受容部
 27B  第2のピン受容部
 32A,32B  テーパ部(ガイド壁部)
 34A,34B  切欠き溝(係合凹部)
 36A  抜け規制部材
 36B  抜け規制部材(通電部)

Claims (8)

  1.  ステアリングシャフトに支持されるステアリングホイール本体と、
     ホーン操作時に警告音を鳴らすホーン回路と、
     前記ステアリングホイール本体に取り付けられるステアリング装備部品と、を備え、
     前記ステアリングホイール本体と前記ステアリング装備部品とには、前記ステアリング装備部品の取付け時に、前記ステアリング装備部品が前記ステアリングホイール本体に対して所定ストローク以上押し込み操作されたときに、前記ステアリング装備部品が前記ステアリングホイール本体に抜け止めされる係止部が設けられ、
     前記ステアリングホイール本体と前記ステアリング装備部品とに互いの接触によって前記ホーン回路を通電させる通電部がそれぞれ設けられ、
     前記係止部には、前記ステアリング装備部品の取付け時に、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されるまでの間は、前記通電部同士が接触接続され、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されたときに前記通電部同士の接触接続が遮断される接点構造が設けられていることを特徴とするステアリングホイール構造。
  2.  前記係止部は、前記ステアリング装備部品と前記ステアリングホイール本体との一方に突設された取付ピンと、前記ステアリング装備部品と前記ステアリングホイール本体との他方に設けられ前記取付ピンの先端部を受容するピン受容部と、を備え、
     前記取付ピンの軸部は、前記軸部の外周側に開口する係合凹部と、前記係合凹部の軸部先端側に隣接して配置されるガイド壁部と、を有し、
     前記ピン受容部には、前記ステアリング装備部品の取付け時に、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されるまで前記ガイド壁部に当接し、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されたときに前記係合凹部内に進入して前記取付ピンの抜けを規制する抜け規制部材が設けられ、
     前記取付ピンと前記抜け規制部材とが導電材料によって形成されて前記通電部とされるとともに、
     前記係合凹部内には絶縁部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール構造。
  3.  前記ガイド壁部は、前記取付ピンの軸部の先端側に向かって先細りに縮径するテーパ状に形成され、
     前記抜け規制部材は、前記ステアリング装備部品の取付け時の前記取付ピンの進入軌道と交差する方向に付勢され、
     前記ステアリング装備部品と前記ステアリングホイール本体との間には、前記ステアリング装備部品の前記押し込み操作に抗する反力を付与する反力付与手段が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のステアリングホイール構造。
  4.  前記ステアリング装備部品と前記ステアリングホイール本体との一方には、軸方向の一部にゴム弾性体が介在された第1の取付ピンと、軸方向の全域が導電材料によって形成された第2の取付ピンと、が突設され、
     前記ステアリング装備部品と前記ステアリングホイール本体との他方には、前記第1の取付ピンの先端部を受容する第1のピン受容部と、前記第2の取付ピンの先端部を受容する第2のピン受容部と、が設けられ、
     前記係止部は、前記第1の取付ピンと前記第1のピン受容部との対と、前記第2の取付ピンと前記第2のピン受容部との対と、によってそれぞれ構成され、
     前記第2の取付ピンの軸部は、前記軸部の外周側に開口する係合凹部と、前記係合凹部の軸部先端側に隣接して配置されるガイド壁部と、を有し、
     前記第2のピン受容部には、前記ステアリング装備部品の取付け時に、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されるまで前記ガイド壁部に当接し、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されたときに前記係合凹部内に進入して前記第2の取付ピンの抜けを規制する抜け規制部材が設けられ、
     前記抜け規制部材が導電材料によって形成されて前記第2の取付けピンとともに前記通電部とされるとともに、前記抜け規制部材が、前記第2の取付ピンの前記係合凹部内に進入したときに、前記第2の取付ピンとの接触接続が遮断されることを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール構造。
  5.  前記第2の取付ピンの前記係合凹部内に進入した前記第2のピン受容部の前記抜け規制部材は、前記ステアリング装備部品が前記第1の取付ピンと前記第1のピン受容部とによる抜け規制位置よりも抜け方向に変位したときに、前記第2の取付ピンの前記係合凹部の壁と前記第2のピン受容部の前記抜け規制部材が当接することを特徴とする請求項4に記載のステアリングホイール構造。
  6.  前記ステアリング装備部品が前記ステアリングホイール本体に取り付けられた初期状態では、前記第2の取付ピンと前記第2のピン受容部とが非接触状態とされていることを特徴とする請求項4または5に記載のステアリングホイール構造。
  7.  前記第1の取付ピンの軸部は、前記軸部の外周側に開口する係合凹部と、前記係合凹部の軸部先端側に隣接して配置されるガイド壁部と、を有し、
     前記第1の取付ピンと前記第2の取付ピンとの各前記ガイド壁部は、各軸部の先端側に向かって先細りに縮径するテーパ状に形成され、
     前記第1のピン受容部には、前記ステアリング装備部品の取付け時に、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されるまで前記第1の取付ピンの前記ガイド壁部に当接し、前記ステアリング装備部品が前記所定ストローク以上押し込み操作されたときに前記第1の取付ピンの前記係合凹部内に進入して前記第1の取付ピンの抜けを規制する抜け規制部材が設けられ、
     前記第1のピン受容部の前記抜け規制部材は、前記ステアリング装備部品の取付け時の前記第1の取付ピンの進入軌道と交差する方向に付勢され、
     前記第2のピン受容部の前記抜け規制部材は、前記ステアリング装備部品の取付け時の前記第2の取付ピンの進入軌道と交差する方向に付勢され、
     前記ステアリング装備部品と前記ステアリングホイール本体との間には、前記ステアリング装備部品の前記押し込み操作に抗する反力を付与する反力付与手段が設けられていることを特徴とする請求項4~6のいずれか1項に記載のステアリングホイール構造。
  8.  前記ステアリング装備部品は、ホーン操作部とエアバッグモジュールとが組み付けられたホーンブロックであることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載のステアリングホイール構造。
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