WO2015012046A1 - 制御バルブ - Google Patents

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Abstract

 制御バルブは、流体が通過するシート部と、シート部に対して移動するポペット弁部と、シート部を通過した流体をその内周面によって導くガイドシリンダ部と、ガイドシリンダ部の内周面に摺接してポペット弁部を支持するポペットガイド部と、ポペットガイド部の外周面に形成され、流体の流れを整流する整流スリットと、を備える。

Description

制御バルブ
 本発明は、流体の流れを制御する制御バルブに関する。
 高圧燃料ガスの供給源から燃料ガスを取り出して燃料タンクに充填する燃料充填システムにおいて、燃料ガスが通路を高速で流れる場合に、通路に介装された逆止弁等の制御バルブから騒音が発生することがある。
 この対処方法として、JP2001-99340Aには、弁体の内部にエアダンパを備え、エアダンパが付与する抵抗によって弁体の振動を抑える逆止弁が開示されている。
 JP2011-80571Aには、弁体の軸部に摺接するガイドリングを備え、ガイドリングが付与する摺動抵抗によって弁体の振動を抑える逆止弁が開示されている。
 しかしながら、このような制御バルブでは、高圧、大流量のガスが高速で流れる場合に、弁体の下流側に渦流が生じ、ガス流自体から騒音が発生することがある。
 本発明は、制御バルブの騒音を低減することを目的とする。
 本発明のある態様によれば、流体の流れを制御する制御バルブであって、流体が通過するシート部と、シート部に対して移動するポペット弁部と、シート部を通過した流体をその内周面によって導くガイドシリンダ部と、ガイドシリンダ部の内周面に摺接してポペット弁部を支持するポペットガイド部と、ガイドシリンダ部の内周面とポペットガイド部の外周面の少なくとも一方に形成される整流スリットと、を備える。
図1は、本発明の第1実施形態に係る制御バルブの断面図である。 図2Aは、本発明の第1実施形態に係る制御バルブの平面図である。 図2Bは、本発明の第1実施形態に係る制御バルブの側面図である。 図2Cは、本発明の第1実施形態に係る制御バルブの底面図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係る整流スリットの開口幅と制御バルブの騒音レベルの関係を示す特性図である。 図4Aは、本発明の第2実施形態に係る制御バルブの平面図である。 図4Bは、本発明の第2実施形態に係る制御バルブの側面図である。 図4Cは、本発明の第2実施形態に係る制御バルブの底面図である。
 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
 (第1実施形態)
 図1に示す制御バルブ100は、供給源から供給される高圧の燃料ガス(以下ガスという)を燃料タンクに充填する燃料充填システムにおいて、燃料ガスの通路に介装される逆止弁として用いられる。
 制御バルブ100は、ガスが通過する環状のシート部11を有するバルブハウジング10と、シート部11に対して移動するポペット弁部51を有するポペット50と、シート部11に当接する閉弁方向にポペット弁部51を付勢するスプリング70と、を備える。
 制御バルブ100の開弁作動時には、供給源から導かれるガス圧力が高まるのに応じてポペット50がスプリング70の付勢力に抗して図1中下方向に移動する。これにより、ポペット弁部51がシート部11から離れ、供給源からのガスが図1中矢印で示すように流れる。
 制御バルブ100は、そのケーシングとして、円筒状のバルブハウジング10と、バルブハウジング10の開口端を塞ぐ円盤状のカバー20と、を備える。バルブハウジング10とカバー20との間にポペット50及びスプリング70が収容される。
 円筒状のバルブハウジング10の内側には、円筒面状の入口ポート13、円錐面状のシート部11、ガイドシリンダ部15の円筒面状の内周面16が、それぞれ中心軸Oを中心とする同軸状に形成される。入口ポート13は、供給源からガスが導かれる入口流路29を画成する。シート部11は、下流側にガスを導くポペット流路30をポペット弁部51との間で画成する。ガイドシリンダ部15の内周面16は、ポペット流路30の下流側において、ガスを導くポペット下流路31をポペット弁部51との間で画成する。このように、ガイドシリンダ部15の内周面16は、ポペット下流路31を画成して、シート部11を通過したガスを導く。
 円盤状のカバー20は、バルブハウジング10の内壁部17の開口端に嵌合されて固定される。カバー20は、その中央部に開口するガイド穴25と、出口流路33を画成する複数の出口ポート23と、を有する。ガイド穴25は中心軸Oを中心とする円筒面状に形成される。各出口ポート23は、中心軸Oを中心とする円周上に均等な間隔で設けられる。
 ポペット50は、円錐状のポペット弁部51と、ポペット弁部51の下流側に連接して形成される円盤状のポペットガイド部55と、ポペットガイド部55の下流側に連接して形成される円柱状のロッド部69と、を有する。これらのポペット弁部51、ポペットガイド部55、ロッド部69は、中心軸Oを中心として同軸状に形成される。
 ポペット50のポペットガイド部55は、バルブハウジング10のガイドシリンダ部15に摺動自在に挿入される。ポペット50のロッド部69は、カバー20のガイド穴25に摺動自在に挿入される。これにより、ポペット50は、バルブハウジング10に対して中心軸Oが延在するポペット50の軸方向に沿って移動するように支持され、シート部11に対するポペット弁部51の同軸度が確保される。
 コイル状のスプリング70は、ポペットガイド部55とカバー20との間に圧縮して介装され、ポペット50をバルブハウジング10のシート部11に押し付ける。こうしてポペットガイド部55は、スプリング70の付勢力を受ける機能を有する。
 制御バルブ100では、通過するガスの流量を制御するため、シート部11とポペット弁部51との間に環状のポペット流路30が画成される。ポペット50が中心軸O方向に沿って変位するのに伴って、ポペット流路30の流路断面積が増減し、ポペット流路30を通過するガスの流量が制御される。
 シート部11とポペット弁部51は、それぞれ縦断面が中心軸Oを中心とするテーパー状に形成され、上流側から下流側に向けて拡径するように形成される。
 図1に示す中心軸Oを含む縦断面図上において、シート部11は、ポペット弁部51より大きい角度で中心軸Oから傾斜して拡径するように形成される。入口ポート13に連接するシート部11の上流端には、環状のシート部上流端12が形成される。
 制御バルブ100の閉弁時には、ポペット弁部51がシート部上流端12に着座することにより、入口流路29とポペット流路30が閉塞される。
 制御バルブ100の開弁時には、ポペット弁部51がシート部11から離れることにより、供給源からのガスがポペット流路30に導かれる。
 ここで、一般に、制御バルブにおいて、高圧、大流量のガスが導かれる場合には、シート部とポペット弁部の間を通過する過程でガスの流速が上昇した後に下降する。このため、ガスの流れが乱れ、ポペット弁部の下流側に渦流を含む噴流が生じることがある。このような噴流から高周波の騒音が生じたり、渦流に起因してポペット弁部がシート部に繰り返し衝突して騒音が生じることがある。
 この対処方法として、制御バルブ100には、ポペットガイド部55の外周面59とガイドシリンダ部15の内周面16との間において、渦流が生じることを抑える溝状の整流スリット32が形成される。
 ポペットガイド部55は、ポペット弁部51の下流端からポペット50の中心軸Oに直交して拡がる円盤状に形成される。ポペットガイド部55は、ガイドシリンダ部15に摺接する外周面59(図2A、図2B、図2C参照)と、外周面59に開口する複数の流路溝60と、を有する。流路溝60とガイドシリンダ部15の間には、扁平な流路断面形状を有する複数の整流スリット32が画成される。
 図2A、図2B、図2Cに示すように、複数の整流スリット32は、周方向に均等な間隔を有してポペットガイド部55に設けられる。これにより、整流スリット32に生じるガスの流体圧力がポペットガイド部55のまわりに均一に分布し、ガイドシリンダ部15に対するポペットガイド部55の摺動抵抗を低減することができる。
 流路溝60の溝底面61は、ポペットガイド部55の中心軸Oを中心としてガイドシリンダ部15と同軸円筒面状に形成される。これにより、ポペットガイド部55の径方向に沿った整流スリット32の幅である開口幅Wが、ポペットガイド部55の周方向について一定になる。開口幅Wは、言い換えれば、ガイドシリンダ部15の内周面16と流路溝60の溝底面61との間における隙間の大きさである。
 流路溝60の溝側面62は、ポペット50の中心軸O方向に沿って形成される。周方向における整流スリット32の長さである開口長Sは、上流側から下流側にかけて一定であり、径方向の開口幅Wの大きさより大きくなるように任意に設定される。
 整流スリット32は、周方向の開口長Sが任意に設定されることにより、要求される流路断面積が得られる。このため、整流スリット32を通過する流体の流れに与える抵抗が十分に低く抑えられる。整流スリット32の流路断面積は、ポペット流路30の最大流路断面積より大きくなるように設定される。これにより、ポペット流路30を通過するガスの流れに対して、整流スリット32が付与する抵抗(圧力損失)は、ポペット流路30が付与する抵抗より小さく抑えられる。
 整流スリット32は、軸方向に沿った長さLがシート部11の最小開口径D(図1参照)より長くなるように形成される。これにより、整流スリット32は十分な流路長さLを持つこととなり、ガスがガイドシリンダ部15の内周面16と流路溝60の溝底面61に沿って流れる流路長さが確保される。したがって、ガスに渦流が生じることを抑制する整流作用が得られる。
 以下、制御バルブ100の作動について説明する。
 供給源から入口流路29に導かれるガスの圧力が、設定された開弁圧より低い状態では、ポペット弁部51がスプリング70の付勢力によってシート部11に当接し、入口流路29とポペット流路30との間を閉塞する。
 供給源から入口流路29に導かれるガスの圧力が、開弁圧を超えて上昇すると、ポペット弁部51がスプリング70の付勢力に抗してシート部11から離れ、入口流路29とポペット流路30が開通する。これにより、供給源からのガスが、図1中矢印で示すように、入口流路29、ポペット流路30、ポペット下流路31、整流スリット32、出口流路33を通じて流れる。
 ポペット50の開度が小さく、ポペット流路30を流れるガスの流速が速い条件では、ポペット下流路31に渦流を含む噴流が生じる。
 ポペット下流路31に流入した噴流は、ポペット下流路31からガイドシリンダ部15と流路溝60との間に形成された整流スリット32を流れることによって、その噴流に含まれる渦流が整流される。
 ポペット流路30の下流側に生じる渦流が整流スリット32にて整流されることにより、噴流から高周波の音が発生することを防止できる。また、渦流による圧力変動によってポペット50が振動することを抑えられ、ポペット弁部51がシート部11に繰り返し衝突して騒音を発生することを防止できる。
 図3は、整流スリット32の開口幅Wを変えて制御バルブ100の騒音レベルを測定した実験結果を示す特性図である。この特性図より、整流スリット32の開口幅Wを、0.5mmより小さくしていくと、次第に騒音レベルが低下することがわかる。図3の特性図において、最も左側に示す比較的高い騒音レベルの測定値は、0.5mmの開口径を有するオリフィスを整流スリット32の代わりに介装した比較例である。
 上記実験結果に基づき、整流スリット32の開口幅Wは、0.5mm以下の範囲に収まることを条件として、流路溝60を形成する加工範囲内においてできるだけ小さい寸法に設定される。
 以上の第1実施形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
 〔1〕制御バルブ100は、ガス(流体)が通過するシート部11と、シート部11に対して移動するポペット弁部51と、シート部11を通過したガスをその内周面16によって導くガイドシリンダ部15と、ガイドシリンダ部15の内周面16に摺接してポペット弁部51を支持するポペットガイド部55と、ポペットガイド部55の外周面59に形成される整流スリット32と、を備える。このため、シート部11とポペット弁部51との間を通過するガスの流れに生じる渦流が整流スリット32を通過することによって整流される。これにより、渦流に起因する制御バルブ100の騒音を低減することができる。
 〔2〕整流スリット32は、ポペットガイド部55の径方向の開口幅Wがポペットガイド部55の周方向の開口長Sより小さく形成される。このため、制御バルブ100は、径方向の開口幅Wを小さく設定することによって渦流を整流する作用が得られることと、周方向の開口長Sを大きく設定することによってガスの流れに与える抵抗を低くすることと、を両立できる。
 〔3〕整流スリット32では、ポペットガイド部55の軸方向の長さLがシート部11の最小開口径Dより大きくなるように形成される。このため、制御バルブ100では、整流スリット32を流れる流体が整流されるために必要な流路長さが確保され、ポペット流路30から下流側に流出する噴流に渦流が生じることを抑えられる。
 〔4〕整流スリット32は、複数形成され、周方向に均等な間隔を有してポペットガイド部55に設けられる。このため、制御バルブ100では、各整流スリット32に生じる圧力がポペットガイド部55のまわりで均一に分布し、ガイドシリンダ部15に対するポペットガイド部55の摺動抵抗を低減することができる。
 (第2実施形態)
 次に、図4A、図4B、図4Cを参照して、本発明の第2実施形態を説明する。以下では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、上記第1実施形態の制御バルブと同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
 上記第1実施形態に係る制御バルブ100では、整流スリット32の周方向の開口長Sが上流側から下流側にかけて一定になるように形成されている。これに対して、第2実施形態に係る制御バルブでは、整流スリット35の周方向の開口長Sが上流側から下流側にかけて次第に大きくなるように形成される。
 整流スリット35を画成する流路溝80は、円筒面状の溝底面81と、溝底面81の両端に連接してポペットガイド部55の外周面59へと延びる一対の溝側面82と、を有する。
 流路溝80の溝側面82は、ポペットガイド部55の中心軸Oに対して傾斜するように形成される。整流スリット35は、ポペットガイド部55の周方向の開口長Sが軸O方向について変化する。これにより、整流スリット35のポペットガイド部55の中心軸Oに直交する流路断面積は、上流側から下流側にかけて次第に大きくなる。
 以上の第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に前記〔1〕~〔4〕の作用効果を奏するとともに、以下に示す作用効果を奏する。
 〔5〕整流スリット35の流路断面積は、上流側から下流側にかけて次第に大きくなる。このため、制御バルブでは、整流スリット35を流れる流体の圧力が次第に低下し、流体の流れを整流する効果が高められるとともに、ガスの流れに付与する抵抗を抑えられる。
 第2実施形態において、整流スリット35における周方向の開口長Sが上流側から下流側にかけて次第に大きくなるように設定したが、開口長Sを一定にし、整流スリット35における径方向の開口幅Wが上流側から下流側にかけて次第に大きくなるようにしてもよい。つまり、整流スリット35はポペットガイド部55の中心軸Oに直交する流路断面積が上流側から下流側にかけて次第に大きくなるように設定されればよい。
 以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
 例えば、上記各実施形態では、整流スリット32、35を画成する流路溝60、80がポペットガイド部55に形成される。これに限らず、整流スリットを画成する流路溝は、ガイドシリンダ部15に形成されてもよい。
 さらに、上記各実施形態の制御バルブ100は、燃料充填システムにおいて、燃料ガスの通路に介装される逆止弁として用いられる。これに限らず、他の機械、設備において、高圧、大流量のガスが流れる回路に介装される逆止弁またはリリーフ弁として用いられてもよい。また、制御バルブ100を流れる流体は、燃料ガスに限らず、他の気体や液体であってもよい。
 本願は2013年7月23日に日本国特許庁に出願された特願2013-152577に基づく優先権を主張し、この出願の全ての内容は参照により本明細書に組み込まれる。

Claims (5)

  1.  流体の流れを制御する制御バルブであって、
     流体が通過するシート部と、
     前記シート部に対して移動するポペット弁部と、
     前記シート部を通過した流体をその内周面によって導くガイドシリンダ部と、
     前記ガイドシリンダ部の内周面に摺接して前記ポペット弁部を支持するポペットガイド部と、
     前記ガイドシリンダ部の内周面と前記ポペットガイド部の外周面の少なくとも一方に形成される整流スリットと、を備える制御バルブ。
  2.  請求項1に記載の制御バルブであって、
     前記ポペットガイド部の径方向に沿った前記整流スリットの開口幅は、前記ポペットガイド部の周方向における前記整流スリットの開口長より小さい制御バルブ。
  3.  請求項1に記載の制御バルブであって、
     前記ポペットガイド部の軸方向に沿った前記整流スリットの長さは、前記シート部の最小開口径より大きい制御バルブ。
  4.  請求項1に記載の制御バルブであって、
     前記整流スリットは、複数形成され、前記ポペットガイド部の周方向について均等な間隔に設けられる制御バルブ。
  5.  請求項1に記載の制御バルブであって、
     前記整流スリットの流路断面積は、上流側から下流側にかけて次第に拡大する制御バルブ。
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