WO2014203545A1 - レジスタ - Google Patents

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WO2014203545A1
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Abstract

 リテーナ(1)内の送風方向と平行な中心線上に、ボールを有するボールジョイント(8)が配設される。回動ルーバー(2)には、円筒フレーム(20)の中央に、軸支部(4)を放射状に突設した中央軸支部(3)が配設される。中央軸支部(3)は中央に設けたボール穴(41)をボール(81)に嵌合させて、傾動及び回動可能に取り付けられる。円筒フレーム(20)の内側に可動フィン(23)が、略等間隔をおいてラジアル方向の支軸により回動可能に軸支されるとともに、各可動フィン(23)の内側部分が中央軸支部(3)の各軸支部(4)に軸支される。中央軸支部(3)の前面側中央には操作部(6)が回動ルーバー(2)の中心線の回りで回動可能に装着され、操作部(6)はベベルギヤ機構(5)を介して各可動フィン(23)の内側部分と連係される。

Description

レジスタ
 本発明は、主に自動車などの空調装置の空気吹出調整用に使用されるレジスタに関し、特に円筒状のリテーナと略円形の空気吹出口を有する丸型のレジスタに関する。
 従来、円形の空気吹出口を有する丸型のレジスタとして、円筒フレーム内に送風方向に沿った中心軸の回りで回動可能な丸型の回動ルーバーを備えたレジスタが、下記特許文献1などにより知られている。
実公平3-27237号公報
 このレジスタは、内側に球面を有する円筒形の外枠を有し、その外枠の内側に、外側球面を有する内枠を、回動及び傾動可能に嵌め込み、内枠内には4枚の可動羽根を中心軸の周囲に放射状に配置した回動ルーバーが配設され、回動ルーバーの各可動羽根は、内枠のラジアル方向の支軸の回りで回動可能に軸支されて構成される。
 さらに、このレジスタは、中心軸の末端及び各可動羽根の支軸の内側端にベベルギヤが設けられ、中心軸の末端に設けたベベルギヤと各可動羽根のベベルギヤが噛合し、中心軸の先端に設けた摘みを回すと、ベベルギヤを介して各可動羽根がその支軸を軸に回動する構造となっている。
 レジスタの使用時に、中心軸先端の摘みを回すと、ベベルギヤを介して4枚の可動羽根がラジアル方向の支軸を中心に回動し、4枚の可動羽根が送風方向と平行な場合、レジスタの空気吹出口から送風される風が、可動羽根によって、中央に収束されるが、4枚の可動羽根が各支軸を軸に傾動すると、送風される空気流は空気吹出口の周囲に拡散するように流れる。さらに、各可動羽根を流路の横断面と平行な状態まで回動させた場合、レジスタの流路を遮断し送風を止めるようになっている。
 しかし、この従来のレジスタは、風向を変える場合、摘みを持って内枠を、外枠に対し上下左右等の任意の方向に傾動(回動)させると、可動ルーバーが内枠とともに傾動し、風向が調整されるが、このとき、外枠に対し傾動(回動)する内枠は、その外側球面が外枠の内側球面と比較的広い面積で接触して回転する。
 合成樹脂の型成形により部品が成形されるレジスタでは、通常、製品ごとの各部品の寸法に公差内誤差があり、球面の接触で回動可能に支持される、レジスタの可動ルーバーの構造では、レジスタの製品ごとの各球面形状の公差内寸法誤差により、回転時の摩擦抵抗にばらつきが発生する。
 このため、外枠と内枠間の隙間が比較的大きく、その間の摩擦抵抗が小さい場合、内枠の傾動操作が軽くなりすぎ、送風時の風圧によっても、内枠の向きが変化しやすく、一方、逆に外枠と内枠間の隙間が小さくその間の摩擦抵抗が大きい場合、内枠の傾動操作は重くなり、操作荷重が一定しないという課題があった。
 また、従来の上記レジスタは、4枚の可動羽根をラジアル方向の支軸の回りで回動させることにより、送風を収束から拡散まで調整することができるものの、拡散して送風する際、拡散風が荒くなる場合があり、滑らかな拡散風を求める要望があった。
 本発明は、上述の課題を解決するものであり、滑らかな拡散風を送風することができ、傾動操作時の操作フィーリング感を改善することができる丸型のレジスタを提供することを目的とする。
 上記目的を達成するために、本発明のレジスタは、円筒型のリテーナ内に円筒フレームを有した回動ルーバーが回動可能に配設され、該回動ルーバーには送風方向と平行な中心線から放射状に複数の可動フィンが該円筒フレームの内側で放射状の支軸により回動可能に軸支されてなるレジスタにおいて、
 該リテーナ内の送風方向と平行な中心線上に、ボールを有するボールジョイントが配設され、該回動ルーバーには、該円筒フレームの中央に、複数の軸支部を放射状に設けた中央軸支部が配設され、該中央軸支部は、該中央軸支部は、少なくとも内側部分が高分子弾性体により成形されるとともに、該内側部分に設けたボール穴を該ボールに嵌合させて、傾動可能に取り付けられ、
 該円筒フレームの内側に複数の可動フィンが、略等間隔をおいてラジアル方向の支軸により回動可能に軸支されるとともに、該各可動フィンの内側部分が該中央軸支部の各軸支部に軸支され、
 該中央軸支部の前面側中央には操作部が該回動ルーバーの中心線の回りで回動可能に装着され、該操作部はベベルギヤ機構を介して該各可動フィンの内側部分と連係され、
 該操作部を前記中心線の回りで回動操作したとき、該可動フィンが該ベベルギヤ機構を介して、該中央軸支部の外周部の該軸支部を中心に回動し、該操作部を該円筒フレームのラジアル方向に動かしたとき、該回動ルーバーは前記ボールジョイントの該ボールを中心に傾動すること特徴とする。
 この発明によれば、回動ルーバーの中央の操作部を持って回動ルーバーを任意の方向に傾動操作したとき、回動ルーバーは、中央に支持されたボールジョイントのボールを中心に傾動するので、安定した滑らかな操作フィーリングで、回動ルーバーを傾動させて風向を変えることができる。
 また、中央軸支部の少なくとも内側部分が高分子弾性体により成形され、上記ボールジョイントのボールがボール穴に嵌合されて回動するので、回動ルーバーの傾動操作や可動フィンの回動操作時、適度な操作荷重が付与され、安定した操作荷重で且つ滑らかな操作フィーリングをもって、回動ルーバーを傾動操作し、或いは可動フィンを回動操作することができる。
 ここで、上記レジスタにおいて、上記回動ルーバーの中央軸支部の外周部に、5本の軸支部が等間隔で放射状に設けられ、5枚の可動フィンの内側支軸が各々それらの該軸支部に回動可能に支持され、該可動フィンは該回動ルーバーの円筒フレームの内側に等間隔で配置され、前記円筒フレームの横断面と略平行状態まで該可動フィンが回動して該円筒フレーム内を閉鎖するように構成することができる。これによれば、従来のレジスタで使用されていた4枚の可動羽根の大きさに比して、可動フィンの大きさを小形にすることができ、これにより、可動フィンをボールジョイントに干渉させずに、回動ルーバーを傾動させることができる。
 つまり、例えば従来のレジスタのように4枚の可動フィンを中央軸支部の周囲に回動可能に軸支した場合、可動フィンが円筒フレームの横断面と略平行状態まで回動したとき円筒フレーム内を閉鎖する必要性から、5枚の可動フィンの場合より、その可動フィンの形状がより大形となって、可動フィンを送風方向と平行にした状態で回動ルーバーを傾動させたとき、可動フィンの後部内側がボールジョイントと干渉して、回動ルーバーの傾動角度が制限される。
 これに対し、回動ルーバーに5枚の可動フィンを設けることにより、可動フィンがより小形となり、回動ルーバーを傾動させたときのボールジョイントとの干渉を回避し、広い角度範囲で回動ルーバーを傾動することができる。しかも、可動フィンの小形化に伴い、流路の軸方向(送風方向)と平行になった状態の軸方向の長さを短くすることができるため、リテーナの長さをより短くすることができ、これにより、レジスタの設置スペースを省スペース化することができる。
 さらに、上記ベベルギヤ機構は、駆動側のベベルギヤ部材と従動側のベベルギヤ片とが噛合して構成され、該ベベルギヤ部材は前記回動ルーバーの円筒フレーム内の中央軸支部の前部に回動可能に保持され、従動側のベベルギヤ片が前記各可動フィンの内側支軸近傍に一体成形される構成とすることができる。これによれば、従動側のベベルギヤ片が各可動フィンの内側部分に一体成形されるので、部品点数を削減できるとともに、部品の組付工数を少なくすることができる。
 また、上記回動ルーバーの円筒フレームは、前円筒フレームと後円筒フレームを嵌着して形成され、該前円筒フレームにはその横断面に沿って格子部が設けられ、該格子部の中央に設けた操作部保持部の挿入孔に前記操作部の軸部が回動可能に挿入され、該操作部の軸部が前記ベベルギヤ機構のベベルギヤ部材の中央の軸部に係止爪の係止とともに嵌合連結される構成とすることができる。これによれば、操作部をがたつきなく前円筒フレームの中央に確実に取り付けることができ、ベベルギヤ部材の外れを防止することができる。
 また、上記回動ルーバーの各可動フィンには外側支軸が突設され、該外側支軸は上記前円筒フレームと後円筒フレームの間に挟持されて回動可能に支持される構造とすることができる。
 さらに、上記回動ルーバーの各可動フィンの内側に内側支軸が突設され、該内側支軸は前記中央軸支部の外周部に設けた軸支部の軸穴に回動可能に挿入されるように構成することができる。
 さらに、上記中央軸受部について、上記軸支部と内側部分を高分子弾性体により一体成形する構成とすれば、軸支部と別個に荷重付与部材を設ける場合に比べ、部品点数を削減することができ、部品の組付工数も削減することができる。
 一方、上記中央軸受部については、上記軸支部を硬質合成樹脂により成形し、上記内側部分を高分子弾性体により軟質弾性軸受部として成形することもでき、これにより、軸支部を堅固な硬質合成樹脂で成形して、可動フィンの支軸を適正に軸支しつつ、軟質弾性軸受部の高分子弾性体の軟質性や弾性を任意に選択して、回動ルーバーの傾動操作時、最良の操作フィーリングが得られるようにすることができる。
 本発明のレジスタによれば、滑らかな拡散風を送風することができるとともに、円滑な傾動操作を可能とし、傾動操作時の操作フィーリング感を改善し、ガタツキを防止することができる。
本発明の一実施形態を示すレジスタの正面図である。 同レジスタの斜視図である。 同レジスタの左側面図である。 図1のIV-IV断面図である。 図1のV-V断面図である。 図1のVI-VI断面図である。 図1のVII-VII断面図である。 レジスタの回動ルーバーの分解斜視図である。 リテーナとベゼルの分解斜視図である。 回動ルーバーの可動フィン近傍の分解斜視図である。 ベベルギヤ機構のベベルギヤ部材の斜視図である。 回動ルーバーの可動フィンの分解斜視図である。 中央軸支部の正面図である。 中央軸支部の中央縦断面図である。 中央軸支部の斜視図である。 操作部、円筒フレーム、及びベベルギヤ部材等の分解側面図である。 回動ルーバーを閉鎖した状態の正面図である。 (a)は回動ルーバーを上に傾動したときの断面図、(b)は回動ルーバーを下に傾動したときの断面図である。 他の実施形態の中央縦断面図である。 同実施形態の中央横断面図である。 同実施形態の操作部、ベベルギヤ部材、中央軸支部、ボールジョイントの分解斜視図である。 同実施形態の後円筒フレームと軟質リングの分解斜視図である。
 以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は自動車の車室内に設けられる空調装置用の丸型レジスタの正面図を示し、図2は同レジスタの斜視図を示している。このレジスタは、概略的には、図4等に示す如く、円筒型のリテーナ1内に円筒フレーム20を有した回動ルーバー2が回動可能に配設され、回動ルーバー2には送風方向と平行な中心線S1から放射状に、5枚の可動フィン23が、円筒フレーム20の内側で放射状の軸支部4によって、回動可能に軸支され、円筒フレーム20の中央に配置した操作部(ダイヤルノブ)6を上下左右に動かして回動ルーバー2を傾動させ、操作部6をその軸の回りで回動操作して可動フィン23を回動させ、リテーナ1内には流路15を開閉するように構成される。
 レジスタの外殻を形成するリテーナ1内の後部には、図8、9に示すように、支持枠12が放射状に設けられ、支持枠12の中央部にボールジョイント支持部11が設けられ、ボールジョイント支持部11の軸方向に穿設された軸孔に、ボールジョイント8の軸部82が嵌め込まれて取り付けられる。ボールジョイント8は、図4などに示すように、円筒フレーム20と5枚の可動フィン23を有した回動ルーバー2を、レジスタの中心線S1上で支持し、中心線S1を中心に上下左右等に傾動可能に支持する構造となっている。
 図9に示す如く、リテーナ1の前部外周部には、ベゼル9を嵌着するために、複数の係止部13が設けられ、係止部13にはベゼル9の係止爪9aが係止される。ベゼル9は、円環状に形成されてその円形開口部が空気吹出口9bを形成し、内側に回動ルーバー2を回動及び傾動可能に配設した状態で、リテーナ1の前部に嵌着される。
 リテーナ1及びベゼル9内に配設される回動ルーバー2は、図10に示すように、円筒フレーム20内に5枚の可動フィン23を放射状に配設し、円筒フレーム20の前円筒フレーム21の中央に操作部(ダイヤルノブ)6を回動可能に軸支し、操作部6の回動操作に応じて、5枚の可動フィン23を、放射状の軸支部4の回りで回動させるとともに、各可動フィン23をその放射状の支軸24、27を中心に傾動させるように構成される。円筒フレーム20は、図10,16に示す如く、回動ルーバー2を内部に組み付けた状態で、前円筒フレーム21の後部に後円筒フレーム22を嵌め込み、係止爪22aを係止部21dに係止させて嵌着される。
 なお、後円筒フレーム22の外周前部には、フィン当て縁部22cが5枚の可動フィン23の外側縁部が当接する位置に設けられ、可動フィン23が流路15を閉鎖したとき、可動フィン23の外周縁部がフィン当て縁部22cに当接し、隙間を埋める構造となっている。また、後円筒フレーム22の外周後部には、回動ルーバー2の操作部6を回して可動フィン23を開閉操作したとき、円筒フレーム20の回動を止め、且つ円筒フレーム20を上下に振ったとき、その動きをガイドするために、ガイド凸部22bが設けられる。ガイド凸部22bは、リテーナ1及びベゼル9の内周部軸方向に設けたガイド溝1a、9d内に進入し、円筒フレーム20の傾動動作とともに、ガイド溝1a内を移動する。なお、円筒フレーム20の傾動範囲は、図18に示すように、その前円筒フレーム21または後円筒フレーム22の縁部がリテーナ1またはベゼル9内の当接部9cに当たり、傾動が制限される。
 回動ルーバー2の中央に位置する中央軸支部3には、その外周部に5個の軸支部4が等間隔(約72°の角度間隔)で放射状に設けられ、図15に示すように、各軸支部4には軸穴42が設けられる。5枚の可動フィン23の内側の支軸27が、それらの軸支部4の各軸穴42に回動可能に嵌入され、可動フィン23は回動ルーバー2の円筒フレーム20の内側に等間隔に配置され、軸支される。
 回動ルーバー2の可動フィン23は、開放操作時、図1,2,4のように、流路15と平行状態となって流路を開放し、閉鎖操作時には、閉鎖方向の回動端である、リテーナ1内の流路15(図5、6)の横断方向と平行状態まで回動し、5枚の可動フィン23が円筒フレーム20内の流路15を全閉状態とするようになっている。
 回動ルーバー2を回動及び傾動可能に支持するボールジョイント8は、図4,9に示す如く、リテーナ1内の送風方向と平行な中心線S1上で、ボールジョイント支持部11にその軸部82が保持され、リテーナ1内の中央に取り付けられる。ボールジョイント8は、図8,9、16に示すように、軸部82の前側先端にボール81が設けられ、そのボール81に、回動ルーバー2の中央に位置する中央軸支部3が、その中央のボール穴32(図5、14、16)を外嵌して、傾動及び回動可能に取り付けられる。
 特に、中央軸支部3は、熱可塑性エラストマーなどの高分子弾性体から一体成形され、図13~図15に示すように、その後端部に設けたボール穴32及びその外周部に等角度間隔で放射状に配設した軸支部4の軸穴42は、ボールジョイント8のボール81及び5枚の可動フィン23の内側の支軸27を、良好な操作荷重を付与しつつ、回動可能に支持する構造としている。
 すなわち、高分子弾性体からなる中央軸支部3の中央のボール穴32には、ボールジョイント8のボール81が外嵌され、中央軸支部3の外周部に放射状に設けた5個の軸支部4には、5枚の可動フィン23の内側の支軸27が各々回動可能に枢着される。
 回動ルーバー2の5枚の可動フィン23は、図4、5、10などに示す如く、円筒フレーム20内に等間隔(約72°の角度間隔)で配置され、各可動フィン23の外側の支軸24は、各々、図4に示すように、円筒フレーム20の前円筒フレーム21と後円筒フレーム22との間に挟むように軸支され、内側の各支軸27は上記中央軸支部3の外周部に等間隔(約72°の角度間隔)で配置された各軸支部4の軸穴42に、嵌入され、各可動フィン23は、放射状の軸線の回りで回動可能に軸支される。
 上記の如く、中央軸支部3は、高分子弾性体により一体成形されるので、ボールジョイント8のボール81に対し、中央軸支部3のボール穴32は適度な摩擦抵抗をもって回動可能に保持することができる。さらに、各可動フィン23の内側の支軸27は、中央軸支部3の軸支部4の軸穴42に適度な摩擦抵抗をもって軸支され、中央軸支部3の前部に内側軸部54を介して支持され操作部6の操作により回動するベベルギヤ部材51は、中央軸支部3の軸穴31aとの間に適度な摩擦抵抗が生じ、これにより、調整可能な適正操作荷重を操作部6に付与することができる。
 つまり、図8、10、16に示すように、中央軸支部3の前部の中央軸31には、軸穴31aが設けられ、ベベルギヤ部材51の内側軸部54がこの軸穴31aに回動可能に嵌入され、ベベルギヤ部材51の前部の軸部52には操作部6の軸部61が嵌入される。
 このため、使用者が操作部6を回して回動ルーバー2を開閉操作したとき、ベベルギヤ部材51を回動させるとともに、可動フィン23を支軸24、27の回りで回動させながら、適度な操作荷重を生じさせ、可動フィン23を支軸24、27の回りで回動させることができる。さらに、図18のように、操作部6を持って傾動操作または回動操作して回動ルーバー2の向きを変えるとき、ボール81と中央軸支部3のボール穴32間で、適度な操作荷重を生じさせて、回動ルーバー2を左右上下に振ることができるようになっている。
 操作部6は、図4、8,10などに示す如く、ダイヤルノブ状に形成され、回動ルーバー2の円筒フレーム20の前部の格子部21aの中央に、回動操作可能に装着される。図8,16のように、格子部21aの中央には、操作部保持部21bが円形凹部として形成され、その操作部保持部21bの中央に、挿入孔21cが設けられる。その挿入孔21cには前部から操作部6の軸部61が挿入され、後部からはベベルギヤ部材51の軸部52が操作部6の軸部61内に挿通され、その軸部52に設けた係止爪53が軸部61の係止部62に係止されて、操作部6とベベルギヤ部材51が回動操作可能に連結されて、円筒フレーム20の中央に取り付けられる。
 図5,10、16に示す如く、操作部6が操作部保持部21b内に挿入され、且つその軸部61が挿入孔21cに挿入され、ベベルギヤ部材51の係止爪53が操作部6の軸部61の係止部62に係止されるので、操作部6をがたつきなく回動可能に取り付けることができ、操作部6の回動操作により、ベベルギヤ機構5のベベルギヤ部材51が中央軸支部3に対し回動し、中央軸支部3の外周部に放射状に配置された各可動フィン23を、その支軸24,27を軸に回動させる。なお、図3、4に示すように、操作部6はベゼル9の空気吹出口9bより少し前方に突出して設けられ、これにより、使用時、使用者は操作部6を容易に持って傾動操作または回動操作することができるようになっている。
 ベベルギヤ機構5のベベルギヤ部材51は、中央軸支部3の中央軸31を軸にして回動するが、図4,5に示すように、中央軸支部3から放射状にのびる各軸支部4に軸支された各可動フィン23に内側端部に設けたベベルギヤ片25がベベルギヤ部材51と噛合する。このため、操作部6を回動操作すると、ベベルギヤ部材51を介してベベルギヤ片25が従動して回動し、回動ルーバー2の各可動フィン23は、その支軸24、27を軸に回動する。つまり、ベベルギヤ機構5は、図10に示すように、駆動側のベベルギヤ部材51と従動側のベベルギヤ片25とが噛合して構成され、駆動側のベベルギヤ部材51はその中央に軸部52が突設され、軸部52は操作部6の中央に連結される。軸部52は、前円筒フレーム21の格子部21aの中央に設けた操作部保持部21bの挿入孔21cに挿通されて、回転可能に支持される。
 また、ベベルギヤ機構5のベベルギヤ部材51の後部(背面側)には、図11、16に示すように、内側軸部54が内側に突設され、この内側軸部54は、中央軸支部3の中央軸31の軸穴31a内に、回動可能に挿通される。さらに、ベベルギヤ部材51の前部の軸部52が、操作部6の軸部61の軸穴内に嵌入され、軸部52の係止爪53が軸部61の係止部62に係止される。これにより、駆動側のベベルギヤ部材51は中央軸支部3の中央軸31に回動可能に支持されるとともに、操作部6の軸部61と連結される。このように、ベベルギヤ部材51の係止爪53が操作部6の軸部61の係止部62に係止され、操作部6が操作部保持部21b内に挿入され、その軸部61が挿入孔21cに挿入されるので、操作部6は、回動ルーバー2の中央位置に、がたつきなく適度な操作荷重を持って回動可能に取り付けられる。
 一方、回動ルーバー2の可動フィン23は、図10,12に示すように、5枚のフィンから構成され、各可動フィン23の内側部分には、駆動側のベベルギヤ部材51と噛合する従動側のベベルギヤ片25が一体成形され、その内側軸中心位置に、支軸27が突設される。各可動フィン23は、その内側に設けた内側の支軸27を、中央軸支部3の軸支部4の軸穴42に挿入して支持され、ベベルギヤ片25はその前部に位置するベベルギヤ部材51と噛合する。各可動フィン23の回動範囲は約90°に設定されるため、ベベルギヤ片25は円環ホイール状に形成する必要はなく、図12に示すように、約180°の角度範囲つまり略半円形の歯部として形成される。なお、可動フィン23のフィン本体26の元部には、図12に示す如く、隙間閉鎖用凸部28が突設され、可動フィン23を閉鎖したときのフィン元部近傍に発生しやすい隙間を閉鎖するようにしている。
 上記構成により、駆動側のベベルギヤ部材51が操作部6により回動したとき、従動側の各ベベルギヤ片25が軸支部4を中心に約90°の範囲で回転し、これにより可動フィン23が、軸支部4の回りで、回動ルーバー2の中心線S2と平行な状態から中心線S2と垂直な垂直面と平行な状態まで回動し、図17に示すように、流路15が閉鎖されることとなる。また、上記のように、操作部6を持って図18のように、回動ルーバー2を上下左右などの任意の方向に傾動操作し、或いは回動操作したとき、回動ルーバー2はボールジョイント8のみで支持された状態で、任意の方向に傾動または回動する。
 回動ルーバー2は、上記の如く、5枚の可動フィン23を有して構成され、中央軸支部3の外周部に軸支部4を放射状に設け、各軸支部4の軸穴42に、各可動フィン23の内側の支軸27を嵌入支持させて、円筒フレーム20の内側に5枚の可動フィン23が、略等間隔(約72度の角度間隔)で放射状に、回動可能に配置される。さらに、各可動フィン23は、そのラジアル方向外側に突設された支軸24を円筒フレーム20の前円筒フレーム21と後円筒フレーム22間に挟持させる。これにより、各可動フィン23は中央軸支部3の外周方向に放射状にのびる内側と外側の支軸24、27を軸に回動可能に軸支される。
 このような回動ルーバー2は、各可動フィン23をその支軸24、27の回りで回動させたとき、その回動端で可動フィン23のフィン本体26が円筒フレーム20の横断面と略平行状態となって、流路15を全閉状態とし、送風を遮断する。そのために、5枚の可動フィン23のフィン本体26は、流路15の通風方向と直角な横断面に並置状態となってとき、全閉可能な形状及び大きさに形成される。
 つまり、回動ルーバー2が、5枚の可動フィン23を通風方向と直角な横断面と平行な状態まで回動させたとき、流路15を全閉状態とする形状及び大きさに可動フィン23は形成される。回動ルーバー2は、5枚の可動フィン23を並置するため、4枚の可動フィンの場合より、可動フィン23のフィン本体26の大きさを小形化することができる。これにより、回動ルーバー2は、上下左右等への傾動時、可動フィン23をボールジョイント8に干渉させずに、所定の最大角度まで傾動することができる。
 しかも、回動ルーバー2の可動フィン23を5枚とした場合、各可動フィン23をその支軸24、27を軸に回動させて送風を拡散させたとき、従来のように4枚の可動フィンを配設した回動ルーバーの場合より、送風時の風の拡散は、より高い効率で行なわれ、空気吹出口の周囲に、効率良く拡散されたマイルドな風を送風できるようになっている。
 さらに、上記のように、可動フィン23の小形化に伴い、可動フィン23が流路15の軸方向(送風方向)と平行になった状態の軸方向の長さを短くすることができる。このため、リテーナ1の長さを、従来の4枚の可動フィンのレジスタより、短くすることができ、これにより、レジスタの設置スペースを省スペース化することができるようになっている。
 上記構成の回動ルーバー2を組み立てる場合、図10,16に示す如く、操作部6を前円筒フレーム21の前部の操作部保持部21b内に挿入しながら、その軸部61を挿入孔21cに挿入し、前円筒フレーム21の後部側からベベルギヤ部材51の軸部52を、操作部6の軸部61内に差し込み、その係止爪53を係止部62に係止させる。これにより、操作部6及びベベルギヤ部材51は前円筒フレーム21の中央軸線位置に、確実に回動可能に組み付けられ、操作部6にがたつきが生じたりベベルギヤ部材51が外れる不具合は防止される。
 次に、中央軸支部3の外周部の軸支部4に、5枚の可動フィン23を放射状に保持させるように、内側の支軸27を軸穴42に挿入し、中央軸支部3の中央軸31の軸穴31aをベベルギヤ部材51の内側軸部54に嵌入する。その状態で、5枚の可動フィン23の外側の支軸24を、前円筒フレーム21と後円筒フレーム22間の軸受部で挟み込み軸支するようにして、前円筒フレーム21と後円筒フレーム22を嵌合させ、その係止爪22aと係止部21dを係止させる。
 この状態で、5枚の可動フィン23の元部に設けたベベルギヤ片25は中央のベベルギヤ部材51と噛合した状態となり、操作部6を回動操作すると、ベベルギヤ部材51が中央軸支部3に対し回動し、その回動力がベベルギヤ片25を介して5枚の可動フィン23に伝達されて可動フィン23が支軸24,27を軸に回動し、円筒フレーム20内の流路が開閉される。
 このように組み立てられた回動ルーバー2に対し、ボールジョイント8のボール81を中央軸支部3の後部のボール穴32に嵌入し、その状態で、図8、9,16に示す如く、ボールジョイント8の軸部82を、リテーナ1内のボールジョイント支持部11内に差し込み、ベゼル9を回動ルーバー2の前部を覆うように、リテーナ1の前部に嵌め込む。このとき、円筒フレーム20の後円筒フレーム22の外周部に突設されたガイド凸部22bは、リテーナ1の前部内周部に設けたガイド溝1a(図9)に進入し、さらにガイド凸部22bはベゼル9のガイド溝9d(図9d)にも進入可能となる。リテーナ1の係止部13にベゼル9の係止爪9aが係止され、レジスタの組立てが完了する。
 なお、このレジスタは、円筒フレーム20と可動フィン23を設けた回動ルーバー2が、リテーナ1内に、ボールジョイント8によって回動可能に収納支持され、その前部にベゼル9が嵌着され、回動ルーバー2の円筒フレーム20は、リテーナ1内で、その外周面とリテーナ1の内周面との間に僅かな隙間をもって、非接触で回動可能に支持される。このため、回動ルーバー2を傾動操作する際、スムーズに傾動させることができるが、送風時、円筒フレーム20の外周面とリテーナ1の内周面との間に生じる僅かな隙間に、漏れ空気流が流れる場合がある。このような場合には、図5,7に示す如く、後円筒フレーム22の外周面とリテーナ1の内周面との隙間に、不織布シート29を介装すれば、漏れ空気流を低減することができる。
 上記構成のレジスタは、例えば自動車のインストルメントパネルに設けられた空調装置の空気吹出口等に装着して使用される。レジスタの送風方向を変える場合、操作部6を持って回動ルーバー2を傾動操作或いは回動操作して行なう。操作部6はダイヤル状に形成され且つベゼル9の空気吹出口9bより少し前方に突出して配設されるため、使用者は容易に操作部6を持って傾動操作或いは回動操作が可能である。
 図2,4に示すように、回動ルーバー2がレジスタの正面前方に真直ぐな状態にあるとき、つまり、回動ルーバー2の可動フィン23が流路15の軸方向に沿った中心線S2と平行な状態にあるとき、空気流は回動ルーバー2の可動フィン23にガイドされて前方に真直ぐ送風され、このとき、前方の比較的狭い範囲に集中して送風が行なわれる。
 一方、空気吹出口9bの前方の周囲における比較的広い範囲に、拡散して送風する場合、操作部6を持って中心線S2を軸に捻るように右または左に回す。
 このとき、操作部6の回動力はベベルギヤ機構5の軸部52を介してベベルギヤ部材51に伝達され、ベベルギヤ部材51が回転し、その回転がベベルギヤ部材51と噛合する5枚の可動フィン23のベベルギヤ片25に伝達され、5枚の可動フィン23はその支軸24、27を軸に回動し、各可動フィン23のフィン本体26が流路15の横断面に沿ったラジアル方向の軸の回りで、前後に傾くように回動する。
 これにより、空気流は、回動ルーバー2を通過する際、回動ルーバー2の中心線S2の回りで旋回するように周囲に広って送風され、空気吹出口9bの周囲に拡散するように送風される。またこのとき、送風は空気吹出口の内側に配置された5枚の可動フィン23により、周囲にガイドされて拡散されるので、従来の4枚の可動フィンの場合に比べ、よりマイルドな風を送風することができる。
 一方、送風を遮断する場合には、操作部6をさらに右または左に回動端まで回す。これにより、回動ルーバー2の各可動フィン23は、図17に示すように、支軸24、27を軸に、中心線S1,S2と垂直な垂直面と平行な状態(流路の遮断状態)まで回動し、これによって流路15は全閉状態となり、送風は遮断される。
 一方、風向を斜め上方に向ける場合、操作部6を持って持ち上げるように操作すると、図18(a)のように、操作部6を含む回動ルーバー2がボールジョイント8のボール81を中心に上側に回動(傾動)し、リテーナ1の中心線S1に対し回動ルーバー2の中心線S2が図18(a)のように上側に傾斜し、これにより、送風方向は斜め上方に向けられる。このとき、円筒フレーム20の外周部のガイド凸部22bは、ガイド溝1a,9d内をガイドされながら円滑に移動し、回動ルーバー2の回動操作時、前円筒フレーム21または後円筒フレーム22の縁部がリテーナ1またはベゼル9内の当接部9cに当接したとき、停止する。同様に、風向を斜め下上方に向ける場合、操作部6を持って下げるように操作すると、図18(b)のように、操作部6を含む回動ルーバー2がボールジョイント8のボール81を中心に下側に回動(傾動)し、リテーナ1の中心線S1に対し回動ルーバー2の中心線S2が図18(b)のように下側に傾斜し、送風方向は斜め下方に向けられる。
 また、上記のように回動ルーバー2を上方または下方に傾動させた状態で、操作部6を持って左右斜め方向に傾動させると、回動ルーバー2の円筒フレーム20は、ボールジョイント8のボール81の中心を通り、円筒フレーム20の外周部のガイド凸部22bを通る軸を中心軸として、傾斜方向に回動し、回動ルーバー2の吹出口方向が左右斜め方向に向けられることとなる。
 このように、操作部6を上下或いは左右等と任意の方向に傾動操作することにより、回動ルーバー2の円筒フレーム20が円滑に回動し、風向を任意の方向に向けることができる。
 またこのとき、回動ルーバー2の操作部6による傾動操作及び回動操作は、高分子弾性体製の中央軸支部3を介して行なわれ、傾動操作時、回動ルーバー2はボールジョイント8のボール81の周面を中央軸支部3のボール穴32が摺動して傾動するので、がたつきなく適度な操作荷重(摩擦抵抗)を生じさせ、滑らかな操作フィーリングをもって、傾動操作することができる。
 さらに、操作部6を回動操作した際、ベベルギヤ部材51が回動し、その回動力がベベルギヤ片25を介して5枚の可動フィン23に伝達され、各可動フィン23はその支軸24,27を軸に回動するが、ベベルギヤ部材51はその内側軸部54を中央軸支部3の中央軸31の軸穴31aに摺接させて回動し、可動フィン23の支軸27は中央軸支部3の軸支部4の軸穴42内を摺接して回動するので、この場合も、がたつきなく適度な操作荷重(摩擦抵抗)を生じさせ、滑らかな操作フィーリングをもって、回動操作することができる。
 一方、上記のように回動ルーバー2を傾動させた状態で、さらに操作部6を中心線S2の回りで回動操作すると、上記と同様、操作部6の回動力がベベルギヤ機構5の軸部52を介してベベルギヤ部材51に伝達され、ベベルギヤ部材51が回転し、その回転がベベルギヤ部材51と噛合する5枚の可動フィン23のベベルギヤ片25に伝達され、5枚の可動フィン23はその支軸24、27を軸に回動する。これにより、回動ルーバー2を通過する空気流は、中心線S2に沿って集中して送風される状態から、回動ルーバー2の中心線S2の回りで旋回するように周囲に拡散する状態まで変化し、上記と同様に、送風状態を集中状態から拡散状態まで変えるように調整することができる。そして、操作部6を閉鎖方向に限界まで回動操作すると、図17に示すように、5枚の可動フィン23が流路15を完全に閉鎖する状態まで回動して、流路15は閉鎖される。
 このように、回動ルーバー2の中央の操作部6を持って回動ルーバー2を任意の方向に傾動操作したとき、回動ルーバー2は、中央に支持されたボールジョイント8のボール81を中心に中央軸支部3を介して傾動するので、安定した滑らかな操作フィーリングで、回動ルーバーを傾動させて風向を変えることができる。
 また、中央軸支部3が高分子弾性体により一体成形され、上記ボールジョイント8のボール81がそのボール穴32に嵌合されて回動するので、回動ルーバー2の傾動操作や可動フィン23の回動操作時、適度な操作荷重が付与され、安定した操作荷重で且つ滑らかな操作フィーリングをもって、回動ルーバー2を傾動操作し、或いは可動フィン23を回動操作することができる。また、軸支部と別個に荷重付与部材を設ける場合に比べ、部品点数を削減することができ、部品の組付工数も削減することができる。
 図19~図22は、他の実施形態のレジスタを示している。この実施形態のレジスタでは、中央軸支部103が、硬質の合成樹脂により成形された軸支部104と、軸支部104の内側に嵌入されるシリコーンゴム等の高分子弾性体製の軟質弾性軸受部103aとから、分割形成される。なお、上記実施形態と同様の部分については、図に上記と同じ符号を付してその説明を省略する。
 回動ルーバー2は、上記と同様、リテーナ1及びベゼル9内に円筒フレーム120を配設し、円筒フレーム120内に5枚の可動フィン23を放射状に配設し、それらの可動フィン23の内側の支軸27を中央軸支部103の軸支部104で回動可能に軸支して構成される。図19,20に示すように、円筒フレーム120の前円筒フレーム121の中央に操作部(ダイヤルノブ)106が回動可能に軸支され、操作部106の回動操作に応じて、ベベルギヤ機構のベベルギヤ部材151とベベルギヤ片25を介して、放射状の軸支部104で軸支される5枚の可動フィン23を、各々の支軸24、27を中心に回動させ、流路15を開閉する。
 円筒フレーム120は、回動ルーバー2を内部に組み付けた状態で、前円筒フレーム121の後部に後円筒フレーム122を嵌め込み、係止爪を係止部に係止させ、前円筒フレーム121と後円筒フレーム122を嵌合させて構成される。図20に示すように、前円筒フレーム121の前部内周部には、絞り湾曲面121aが形成され、この絞り湾曲面121aにより、円筒フレーム120内の流路を通過する風が適度に絞られ、送風時の風の指向性を向上させるようになっている。
 さらに、図22に示すように、後円筒フレーム122の外周前部に、フィン当て縁部122cが5枚の可動フィン23の外側縁部が当接する位置に設けられ、可動フィン23が流路15を閉鎖したとき、可動フィン23の外周縁部がフィン当て縁部122cに当接し、隙間を埋める構造である。
 また、後円筒フレーム22の外周後部には、ガイド凸部122bが突設される。ガイド凸部122bは、リテーナ1及びベゼル9の内周部軸方向に設けたガイド溝1a、9a内に移動可能に進入し、円筒フレーム120が傾動操作されたとき、ガイド凸部122bがガイド溝1a、9a内を移動し、回動ルーバー2の傾動をガイドする。ガイド凸部122bには、高分子弾性体などからなるゴム状弾性を有する弾性リング122dが外嵌され、傾動操作時に、ガイド凸部122bがガイド溝1a,9a内の縁部に当接したときの衝撃を緩衝するようになっている。また、ガイド溝1a,9a内のガイド凸部122bは、回動ルーバー2の中央の操作部6を回して可動フィン23を開閉操作したとき、ガイド溝1a,9a内に保持されて、円筒フレーム120の回転を止めるようにも作用する。
 なお、円筒フレーム120は、それを上下に傾動操作したとき、最大傾動角度で、前円筒フレーム121または後円筒フレーム122の縁部が、リテーナ1またはベゼル9内の当接部9cに当たり、回動を停止する構造である。
 図19に示すように、リテーナ1内の支持枠12の中央にボールジョイント支持部11が設けられ、ボールジョイント支持部11にボールジョイント108が下流側を向けて取り付けられる。ボールジョイント108の下流側の先端に位置するボール181に、回動ルーバー2の中央軸支部103が自在回動可能に外嵌される。図21に示すように、ボールジョイント108は、軸部182の先端にボール181を設けるように合成樹脂により成形される。
 ボール181は、図21に示す如く、縦方向円周面が円周平坦面181aとして形成され、球面の一部円周面を、円柱外周面とするように形成される。これにより、ボールジョイント108を成形型で成形する際、成形型のパーティングラインが円周平坦面181a上に現れるように成形し、ボール181が軟質弾性軸受部103aのボール穴132の内周面と摺接する摺動面において、成形型のパーティングラインが摺動面の摩擦抵抗に悪影響を与えないようになっている。
 中央軸支部103は、図21に示す如く、硬質の合成樹脂により成形された軸支部104と、軸支部104の内側に嵌入される高分子弾性体製の軟質弾性軸受部103aとから構成される。軟質弾性軸受部103aの前部には軸穴131が形成され、その後部にはボール穴132に形成される。軟質弾性軸受部103aは軸支部104内に嵌着された状態で、そのボール穴132にボールジョイント108先端のボール181が嵌入され、前部の軸穴131にはベベルギヤ部材151の内軸が嵌入され、ベベルギヤ部材151は軟質弾性軸受部103aに対し回動可能に取り付けられる。
 軸支部104には、その外周部に5個の軸支部104が等間隔(約72°の角度間隔)で放射状に設けられ、各軸支部104には軸穴142が設けられる。5枚の可動フィン23の内側の支軸27が、それらの軸支部104の各軸穴142に回動可能に嵌入され、可動フィン23は回動ルーバー2の円筒フレーム120の内側に等間隔に配置され、軸支される。このように、軸支部104が硬質合成樹脂で成形され、その内側にボール穴132を有する軟質弾性軸受部103aが嵌着されるため、回動ルーバー2の傾動操作時の良好な操作フィーリングを実現しつつ、可動フィン23の支軸27をがたつきなく確実に軸支できるようになっている。
 軸支部104の内側に嵌入され、ボールジョイント108の先端のボール181に外嵌される軟質弾性軸受部103aは、例えばシリコーンゴム等の軟質の高分子弾性体により成形され、操作部106を持って回動ルーバー2を上下左右に傾動操作して、回動ルーバー2の中央軸支部103がボールジョイント108のボール181上を回動する際、適正な操作荷重を生じさせるとともに、円滑な操作フィーリングで回動操作が可能である。
 ボールジョイント108は、上記のように、そのボールジョイント支持部11がリテーナ1内の支持枠12の中央に下流側を向けて取り付けられ、その先端のボール181上に軟質弾性軸受部103aを介して軸支部104が自在回動可能に外嵌される。円筒フレーム120と5枚の可動フィン23を有した回動ルーバー2は、各可動フィン23の内側の支軸27を軸支部104の軸穴142に嵌め込み、軸支し、これにより、レジスタの中心線S1上で5枚の可動フィン23を回動可能に支持し、中心線S1を中心に上下左右に傾動可能とされる。
 回動ルーバー2の5枚の可動フィン23は円筒フレーム120の内側に等間隔で放射状に配置され、それら外側の各支軸24は、円筒フレーム120の前円筒フレーム121と後円筒フレーム122の間に挟持される軸受部で支持される。5枚の可動フィン23の各支軸27は、上記のように、軸支部104の外周部に放射状に設けた各軸穴142に嵌入されて回動可能に軸支される。
 さらに、中央軸支部103の軸支部104の前部にはベベルギヤ機構のベベルギヤ部材151が回動可能に嵌合され、そのベベルギヤ部材151が5枚の可動フィン23の元部に設けたベベルギヤ片25に噛合する。これにより、操作部106を回動操作したとき、ベベルギヤ部材151が回動し、その回転がベベルギヤ片25を介して5枚の可動フィン23に伝達され、可動フィン23がその支軸24,27を軸に回動する。
 中央軸支部103は、上記の如く、軸支部104がその内側の軟質弾性軸受部103aとは異なって硬質合成樹脂で堅固に成形されるため、可動フィン23内側の支軸27を適正に軸受し、且つ回動ルーバー2の傾動操作時には、その内側の軟質弾性軸受部103aの作用によって、優れた操作フィーリングを発揮する構造である。
 操作部106は、図21に示す如く、ノブ本体161と加飾部163とから構成され、ノブ本体161の前部に加飾部163を嵌着して、ダイヤルノブ状に形成される。操作部106の内側には、方形断面の方形筒状部が設けられ、その方形筒状部内に、ベベルギヤ部材151の軸部152が嵌入される。
 回動ルーバー2の操作部106は、円筒フレーム20の前部の格子部21aの中央に、回動操作可能に装着される。図19,20に示す如く、格子部21aの中央には、操作部保持部21bが円形凹部として形成され、その操作部保持部21bの中央に、挿入孔が設けられる。その挿入孔に前部から操作部6の軸部が挿入され、後部からはベベルギヤ部材151の軸部152が操作部6の軸部内に挿通され、軸部152に設けた係止爪153が軸部の係止部に係止される。これにより、操作部6とベベルギヤ部材151が回動操作可能に連結されて、円筒フレーム120の中央に取り付けられる。
 この状態で、ベベルギヤ機構のベベルギヤ部材151が5枚の可動フィン23の元部に設けたベベルギヤ片25と噛合し、操作部106の回動操作時、操作部106の回動に応じて、ベベルギヤ機構のベベルギヤ部材151とベベルギヤ片25を介して、5枚の可動フィン23が放射状の支軸24、27を中心に回動(傾動)し、流路15を絞り且つ開閉する。また、上記のように、円筒フレーム120の前円筒フレーム121の内側内周部に絞り湾曲面121aが設けられ、円筒フレーム120内を通過する送風を適度に絞り、これにより、送風時の風の指向性を向上させる構造である。
 このように、上記レジスタでは、中央軸支部103が、軸支部104を硬質合成樹脂で堅固に成形する一方、その内側の軟質弾性軸受部103aを軟質弾性材のシリコーンゴムなどで成形することができるので、可動フィン23内側の支軸27をがたつきなく適正に軸受し、且つ回動ルーバー2の傾動操作時には、優れた操作フィーリングを生じさせることができる。
 なお、上記実施形態の回動ルーバー2には、5枚の可動フィン23を設けたが、例えば、可動フィンの数を3枚或いは6枚とすることもできる。また、上記操作部6は円環状としたが、別の多角形などの形状にすることもできる。
 1   リテーナ
 1a  ガイド溝
 2   回動ルーバー
 3   中央軸支部
 4   軸支部
 5   ベベルギヤ機構
 6   操作部
 8   ボールジョイント
 9   ベゼル
 9a  係止爪
 9b  空気吹出口
 9c  当接部
 9d  ガイド溝
 11  ボールジョイント支持部
 12  支持枠
 13  係止部
 15  流路
 20  円筒フレーム
 21  前円筒フレーム
 21a 格子部
 21b 操作部保持部
 21c 挿入孔
 21d 係止部
 22  後円筒フレーム
 22a 係止爪
 22b ガイド凸部
 22c フィン当て縁部
 23  可動フィン
 24  支軸
 25  ベベルギヤ片
 26  フィン本体
 27  支軸
 28  隙間閉鎖用凸部
 29  不織布シート
 31  中央軸
 31a 軸穴
 32  ボール穴
 42  軸穴
 51  ベベルギヤ部材
 52  軸部
 53  係止爪
 54  内側軸部
 61  軸部
 62  係止部
 81  ボール
 82  軸部
 103 中央軸支部
 103a 軟質弾性軸受部
 104 軸支部
 106 操作部
 108 ボールジョイント
 120 円筒フレーム
 121 前円筒フレーム
 121a 絞り湾曲面
 122 後円筒フレーム
 122b ガイド凸部
 122c フィン当て縁部
 122d 弾性リング
 131 軸穴
 132 ボール穴
 142 軸穴
 151 ベベルギヤ部材
 152 軸部
 153 係止爪
 161 ノブ本体
 163 加飾部
 181 ボール
 182 軸部

Claims (10)

  1.  円筒型のリテーナ内に円筒フレームを有した回動ルーバーが回動可能に配設され、該回動ルーバーには送風方向と平行な中心線から放射状に複数の可動フィンが該円筒フレームの内側で放射状の支軸により回動可能に軸支されてなるレジスタにおいて、
     該リテーナ内の送風方向と平行な中心線上に、ボールを有するボールジョイントが配設され、該回動ルーバーには、該円筒フレームの中央に、複数の軸支部を放射状に設けた中央軸支部が配設され、該中央軸支部は、少なくとも内側部分が高分子弾性体により成形されるとともに、該内側部分に設けたボール穴を該ボールに嵌合させて、傾動可能に取り付けられ、
     該円筒フレームの内側に複数の可動フィンが、略等間隔をおいてラジアル方向の支軸により回動可能に軸支されるとともに、該各可動フィンの内側部分が該中央軸支部の各軸支部に軸支され、
     該中央軸支部の前面側中央には操作部が該回動ルーバーの中心線の回りで回動可能に装着され、該操作部はベベルギヤ機構を介して該各可動フィンの内側部分と連係され、
     該操作部を前記中心線の回りで回動操作したとき、該可動フィンが該ベベルギヤ機構を介して、該中央軸支部の外周部の該軸支部を中心に回動し、該操作部を該円筒フレームのラジアル方向に動かしたとき、該回動ルーバーは前記ボールジョイントの該ボールを中心に傾動すること特徴とするレジスタ。
  2.  前記回動ルーバーの中央軸支部の外周部に、5本の軸支部が等間隔で放射状に設けられ、5枚の可動フィンの内側の支軸が各々それらの該軸支部に回動可能に支持され、該可動フィンは該回動ルーバーの円筒フレームの内側に等間隔で配置され、前記円筒フレームの横断面と略平行状態まで該可動フィンが回動して該円筒フレーム内を閉鎖することを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
  3.  前記ベベルギヤ機構は駆動側のベベルギヤ部材と従動側のベベルギヤ片とが噛合して構成され、該ベベルギヤ部材は前記回動ルーバーの円筒フレーム内の中央軸支部の前部に回動可能に保持され、従動側のベベルギヤ片が前記各可動フィンの内側の支軸近傍に一体成形されたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
  4.  前記回動ルーバーの円筒フレームは、前円筒フレームと後円筒フレームを嵌着して形成され、該前円筒フレームにはその横断面に沿って格子部が設けられ、該格子部の中央に設けた操作部保持部の挿入孔に前記操作部の軸部が回動可能に挿入され、該操作部の軸部が前記ベベルギヤ機構のベベルギヤ部材の中央の軸部に係止爪の係止とともに嵌合連結されたことを特徴とする請求項3記載のレジスタ。
  5.  前記回動ルーバーの各可動フィンの外側に支軸が突設され、該支軸は前記前円筒フレームと後円筒フレームの間に挟持されて回動可能に支持されることを特徴とする請求項4記載のレジスタ。
  6.  前記回動ルーバーの各可動フィンの内側に支軸が突設され、該支軸は前記中央軸支部の外周部に設けた軸支部の軸穴に回動可能に挿入されることを特徴とする請求項4記載のレジスタ。
  7.  前記回動ルーバーの円筒フレームの外周部にガイド凸部が突設され、前記リテーナ及び前記ベゼルの内部にガイド溝が軸方向に設けられ、該円筒フレームの傾動時、該ガイド凸部が該ガイド溝内を移動することを特徴とする請求項4記載のレジスタ。
  8.  前記中央軸受部は、前記軸支部と内側部分が高分子弾性体により一体成形されたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
  9.  前記中央軸受部は、前記軸支部が硬質合成樹脂により成形され、前記内側部分が高分子弾性体により軟質弾性軸受部として成形されたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
  10.  前記ボールジョイントのボールは、球面の一部円周面を円柱外周面とするように、円周面の一部が円周平坦面として形成されたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
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