WO2014034433A1

WO2014034433A1 - 冷蔵庫

Info

Publication number: WO2014034433A1
Application number: PCT/JP2013/071946
Authority: WO
Inventors: 正憲武下
Original assignee: 株式会社東芝; 東芝コンシューマエレクトロニクス・ホールディングス株式会社; 東芝ホームアプライアンス株式会社
Priority date: 2012-08-28
Filing date: 2013-08-15
Publication date: 2014-03-06
Also published as: TW201411077A; RU2599162C1; TWI601924B; CN107014146A; MY172603A; CN104755863A; CN104755863B; CN107014146B; JP6271119B2; JP2014044014A

Abstract

　冷蔵庫（１）は、扉（３）の前面に配置されたガラス板（１３）と、冷蔵庫（１）の各機能の設定操作をするための操作部（３１）と、ガラス板（１３）の後方に設けられて操作部（３１）を収納する収納部（３０）と、収納部（３０）内で操作部（３１）を前方（Ｐ）に移動させて、ガラス板（１３）の後面（１３Ｎ）に当接させる一例として移動部材（８１，８２）とを備える。

Description

冷蔵庫

　本発明の実施の形態は、冷蔵庫に関する。

　従来の冷蔵庫の扉の正面にはガラス板が配置されており、ガラス板の裏面には操作部が設けられている。操作部は、例えば静電容量型のタッチスイッチの検出部に対応した位置に設けられている。使用者がガラス板から操作部を操作することにより、検出部が操作部の操作を検出して、例えば急冷凍、急冷蔵、自動製氷装置等の機能を動作させることができる。

　ガラス板の内側にはケースカバーが配置されており、このケースカバーにはガイド溝が設けられている。ガイド溝は、扉の挿入部から挿入された基板組品を、ケースカバー内にスライドすることで案内する役割を有する。すなわち、基板組品の基板ケースに設けられたスライド部材は、ガイド溝内をスライドさせることで、基板組品をケースカバー内に組み込むようになっている。これにより、基板組品の基板上に位置されている操作部の検出部がガラス板に密着あるいは近接できるようになっている(特許文献１を参照)。

特開２０１１－５８７８７号(JP 2011-058787 A)

　特許文献１に開示されている技術では、ガイド溝を用いて基板組品をスライドさせてケースカバー内に収納する構造である。このため、ガイド溝の精度（個体毎の成形精度、経年変化、取付け精度）によっては、冷蔵庫の稼働中の振動等により、基板組品がケースカバー内で位置ずれを起こすおそれがある。これにより、基板組品がガラス板への密着度合に変化が生じて、表示の見え方にバラツキが生じる可能性がある。

　本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、操作部が冷蔵庫の稼働中の振動等により位置ずれを起こすことを防いで、ガラス板に操作部を確実に当接させることができ、ガラス板から操作部を操作し易くすることができる冷蔵庫を提供することにある。

　実施の形態の冷蔵庫は、扉の前面に配置されたガラス板と、冷蔵庫の各機能の設定操作をするための操作部と、ガラス板の後方に設けられて操作部を収納する収納部と、収納部内で操作部を前方に移動させてガラス板の後面に当接させる移動部材とを備える。

図１は、実施形態に係る冷蔵庫の全体を示す斜視図である。図２は、図１に示す冷蔵庫の冷蔵室第一扉の構造例を示す分解斜視図である。図３は、図１のＡ－Ａ線における断面図である。図４は、図２と図３に示す操作部の構成例を示す分解斜視図である。図５は、押し込み部材が収納ボックスに挿入される前の状態を示す斜視図である。図６は、押し込み部材が収納ボックスに挿入された後の状態を示す斜視図である。図７（Ａ）は図６のＢ－Ｂ線における断面図であり、図７（Ｂ）は図７（Ａ）に示す部分９６を拡大して示す断面図である。。図８（Ａ）は図６のＣ－Ｃ線における断面図であり、図８（Ｂ）は図８（Ａ）に示す部分９７を拡大して示す断面図であり、図８（Ｃ）は図８（Ａ）に示す部分９８を拡大して示す断面図である。図９は、収納ボックスと、操作部と、そして押し込み部材の形状例を示す図である。

実施形態

　以下、実施形態を図に基づいて説明する。

　図１に示すように、実施形態に係る冷蔵庫１は、本体２を備える。本体２の最上部の位置には、両開き式の冷蔵室第一扉３と冷蔵室第二扉４とで開閉される冷蔵室５が設けられている。冷蔵室第一扉３は、本体２の回転軸３Ａを中心にして開閉可能に取り付けられている。冷蔵室第二扉４は、本体２の回転軸４Ａを中心にして開閉可能に取り付けられている。冷蔵室５の下側には、引出し式扉７ａで開閉される野菜室７が設けられている。野菜室７の下側には、製氷室８と、上部冷凍室９が横方向に並んで設けられている。製氷室８は引出し式扉８ａで開閉される。上部冷凍室９は引出し式扉９ａで開閉される。本体２の最下部であって、製氷室８と上部冷凍室９の下側には、冷凍室１０が設けられている。

冷凍室１０は引出し式扉１０ａで開閉される。冷蔵室第一扉３と冷蔵室第二扉４の下部には、それぞれ指を掛けるための凹状の取っ手３ｂ、４ｂが扉内部に設けられている。引出し式扉７ａ、８ａ、９ａ、１０ａの上部には、それぞれ指を掛けるための凹状の取っ手７ｂ、８ｂ、９ｂ、１０ｂが扉内部に設けられている。

　冷蔵室第一扉３と冷蔵室第二扉４の外表面には、ガラス板１３，１４がそれぞれ設けられている。引出し式扉７ａの外表面には、ガラス板１７が設けられている。製氷室８と上部冷凍室９と冷凍室１０の外表面には、ガラス板１８，１９，２０がそれぞれ設けられている。ガラス板１３，１４，１７，１８，１９，２０は、透明あるいは透光性を有する。

　図２に示す冷蔵室第一扉３は、図１において冷蔵室５の向かって左側の扉である。冷蔵室第一扉３は、ガラス板１３と、上側の扉キャップ２１と、外側の扉キャップ２２と、下側の扉キャップ２３と、内側の扉キャップ２４と、扉内側部材２５と、枠体状の裏側部材２６と、収納部としての収納ボックス３０と、収納ボックス３０内に収納される操作部３１と、押し込み部材３２とを備える。ガラス板１３は、縦方向に長い長方形状の部材である。

　上側の扉キャップ２１と外側の扉キャップ２２と下側の扉キャップ２３と内側の扉キャップ２４は、ガラス板１３の四方の辺部にそれぞれ取り付けられることで、ガラス板１３を保持する枠体を構成している。具体的には、ガラス板１３の上辺部には上側の扉キャップ２１が取り付けられ、ガラス板１３の外辺部には外側の扉キャップ２２が取り付けられ、ガラス板１３の下辺部には下側の扉キャップ２３が取り付けられ、ガラス板１３の内辺部には内側の扉キャップ２４が取り付けられる。内側の扉キャップ２４には、縦方向Ｚの中央位置に、縦方向Ｚに長く形成された開口部２４Ｒが設けられている。

　扉内側部材２５は、ガラス板１３の後面１３Ｎ側に固定される長方形状の部材である。ガラス板１３の後面１３Ｎは、ガラス板１３の内面である。裏側部材２６は、扉内側部材２５を挟んだ状態で、ガラス板１３の後面１３Ｎ側に固定される。収納ボックス３０は、ガラス板１３の後面１３Ｎ、すなわち、ガラス板１３の後方に設けられる。収納ボックス３０は、操作部３１を着脱可能に収納する。

　図３に示すように、収納ボックス３０は、取り付け用の４辺の縁部３０Ｐと、背面部１００を備える。収納ボックス３０をガラス板１３の後面１３Ｎ側に取り付ける際には、縁部３０Ｐがガラス板１３の後面１３Ｎに対して両面粘着テープ３０Ｓを用いて仮止めされる。その後、ガラス板１３と扉内側部材２５の間の空間に、発泡ポリウレタンが注入される。そして、収納ボックス３０は、発泡ポリウレタンの接着力および押圧力により、ガラス板１３の後面１３Ｎに対して、接着固定（押圧）される。収納ボックス３０内には、操作部３１が挿入方向Ｔ（図３では、図面垂直下方向）に沿って着脱可能に挿入される。そして、操作部３１はガラス板１３の後面１３Ｎ側に押される。すなわち、操作部３１は、冷蔵室第一扉３の後面に密着するようにして当接される。

　図４に示すように、操作部３１は、プラスチック製の遮蔽板４０と、長方形状の操作基板４１と、反射板４２と、検出部としての透明電極４３と、操作銘板４４を備える。操作部３１は、縦方向Ｚに長い長方形状の板状の部材である。操作基板４１には、照明装置の一例である複数個の発光素子としてＬＥＤ（発光ダイオード）４１Ａが，所定のパターンに従って搭載されている。

　操作基板４１には、各ＬＥＤ４１Ａを駆動する駆動部と、使用者が触れたかどうかを透明電極４３の静電容量の変化に基づいて判断する判定回路（不図示）を搭載している。遮蔽板４０は、縦方向Ｔに沿って長い長方形状の部材であり、遮蔽板４０は、操作基板４１の表面上に、重ねて配置される。遮蔽板４０は、複数の円形の凹部４０Ａ、４０Ｂを備える。凹部４０Ａ、４０Ｂは縦方向Ｚに沿って配列されている。

　反射板４２は、縦方向Ｚに沿って複数の円形部４２Ａ，４２Ｂを備える。円形部４２Ａ，４２Ｂは、凹部４０Ａ、４０Ｂに対応して配置される。円形部４２Ａ，４２Ｂは、Ｋ方向に弾性変形可能であり、ガラス板１３の膨らみに対応して追従して密着できるようになっている。

　透明電極４３は、反射板４２を覆うようにして遮蔽板４０の表面上に配置される。操作銘板４４は、縦方向Ｚに長い長方形状の板状の部材であり、透明電極４３を覆うようにして遮蔽板４０の表面上に配置される。操作銘板４４は、ガラス板１３の後面１３Ｎに密着される。操作銘板４４には、複数の操作機能表示ボタン等の操作表示部９９が例えば印刷により形成されている。操作表示部９９は、ガラス板１３を通じて、使用者に対してクリアに見せることができる。これにより、使用者は、操作表示部９９を、ガラス板１３を通じて確認しながら操作することができる。

　使用者が、操作銘板４４の操作表示部９９の任意の部分をガラス板１３を通じて見ながら、ガラス板１３の外面１３Ｍに指を触れることで、冷蔵庫１の各機能の設定操作をすることができる。例えば、使用者がガラス板１３の外面１３Ｍに指を触れると、透明電極４３の静電容量が変化する。この静電容量の変化を、操作基板４１に搭載されている判定回路（不図示）が判定する。これにより、どの機能が使用者により指示されたかを判定回路から操作基板４１の制御部に通知される。操作基板４１の制御部は、操作された機能を、冷蔵庫１側の本体側制御部に指示する。これにより、使用者は、例えば、冷蔵室５、野菜室７、製氷室８、上部冷凍室９、冷凍室１０の室温を設定したり、急速に冷却する操作を行うことができる。

　図５、６に示すように、操作部３１が収納ボックス３０内に挿入方向Ｔに沿って挿入され、押し込み部材３２が挿入方向Ｔに沿って収納ボックス３０内に挿入される。これにより、操作部３１はガラス板１３の後面１３Ｎに対して、押圧された状態で当接され、操作部３１の当接状態を維持できるようになっている。収納ボックス３０は、縁部３０Ｐと、縦方向Ｚに長く形成された側面部７０と、背面部１００とを備える。側面部７０は、縦方向Ｚに長く形成された開口部５０を備える。縁部３０Ｐには、両面粘着テープ３０Ｓが配置される。これにより、縁部３０Ｐがガラス板１３の後面１３Ｎに密着して固定されている。背面部１００は、挿入された操作部３１に対面するように、収納ボックス３０の後ろ側に配置されている。

　収納ボックス３０の側面部７０は、内側の扉キャップ２４の開口部２４Ｒにはめ込まれている。側面部７０の開口部５０の位置は、内側の扉キャップ２４の開口部２４Ｒの位置に一致しており、側面部７０の開口部５０は、内側の扉キャップ２４の開口部２４Ｒの範囲内にある。これにより、操作部３１は、内側の扉キャップ２４の開口部２４Ｒを通じて、冷蔵室第一扉３のガラス板１３の後面１３Ｎ側において、収納ボックス３０内に差し込んで収容することができ、押し込み部材３２は、収納ボックス３０の開口部５０の内部に差し込むことができるようになっている。

　次に、図４を参照して、操作部３１の遮蔽板４０の構造をさらに詳しく説明する。

　遮蔽板４０は、縦方向Ｚの挿入先端側の先端側部５１と、反対側の後端側部５２と、上端部５３と、下端部５４とを備える。遮蔽板４０の先端側部５１には、間隔をおいて例えば３つの挿入部５５，５６，５７が設けられる。挿入部５５，５６，５７は、操作部３１が収納ボックス３０内に挿入される挿入方向Ｔに沿って突出して設けられている。最も上の挿入部５５は、先端側部５１の上部に設けられる。中間の挿入部５６は、先端側部５１の中間位置に設けられる。最も下の挿入部５７は、先端側部５１の下部に設けられている。遮蔽板４０の上端部５３には、第１弾性変形部分６１が設けられる。遮蔽板４０の下端部５４には、第２弾性変形部分６２が設けられる。

　挿入部５５，５６，５７は、操作部３１を挿入方向Ｔに沿って収納ボックス３０内に挿入するだけで、移動部材（後で説明する）との協働により、操作部３１を、ガラス板１３の後面１３Ｎ側に移動して押し付けて密着させる機能を有している。

　第１弾性変形部分６１と第２弾性変形部分６２は、上下対称形状になっており、実質的には同じ構造を有している。図４の下側に、第２弾性変形部分６２側が代表して拡大して表示されている。第１弾性変形部分６１は、上端部５３に固定された基端部６３と、基端部６３から湾曲して伸びた自由端部６４とを備える。同様に、第２弾性変形部分６２は、下端部５４に固定された基端部６３と、基端部６３から湾曲して伸びた自由端部６４とを備える。第１弾性変形部分６１と第２弾性変形部分６２は、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎ側へ、すなわち前方Ｐ（押し付け方向）に沿って押し付ける機能を有する。

　なお、この前方Ｐは、縦方向Ｚと、挿入方向Ｔとは、互いに直交している。

　次に、図５、６を参照して、収納ボックス３０の構造をさらに詳しく説明する。

　収納ボックス３０は、冷蔵室第一扉３のガラス板１３の後面１３Ｎ側に配置され、操作部３１を収容する。収納ボックス３０は、側面部７０と、位置決め用の受け部７１と、縁部３０Ｐと、操作部３１を収納するための収納空間７２と、背面部１００とを備える。収納ボックス３０の側面部７０は、内側の扉キャップ２４の開口部２４Ｒにはまり込む。

　受け部７１は、縁部３０Ｐの内側において、挿入方向Ｔと反対のＴ１方向に沿って、収納空間７２内で開口部５０側に向けて突出して設けられている。受け部７１は、縁部３０Ｐにおいて、縦方向Ｚに関して中間位置にあり、挿入部５６を受けて保持する。受け部７１は、操作部３１を挿入方向Ｔに挿入する際に、挿入方向Ｔに沿って進んで来る挿入部５６を受けて保持するために、収納ボックス３０内の相対する位置に設けられている。

　これにより、収納ボックス３０の収納空間７２内に、操作部３１を挿入方向Ｔに沿って挿入するだけで、受け部７１には挿入部５６が自動的にはまり込む。つまり、受け部７１と挿入部５６は、操作部３１が収納ボックス３０の収納空間７２内で縦方向Ｚ（縦方向）に関して動かないように位置決めするための位置決め部材としての機能を有する。操作部３１は縦方向Ｚに縦長の形状を有しているのではあるが、収納ボックス３０に受け部７１を設けたことにより、冷蔵庫１が稼働により振動しても、ガラス板１３の外面１３Ｍの操作箇所と、操作部３１の操作銘板４４の操作表示部９９とが、縦方向Ｚの関する相対的な位置ずれを発生させない。

　次に、図５を参照して、押し込み部材３２の構造について説明する。

　押し込み部材３２は、蓋８０と、２本の移動部材８１，８２と、２本の蓋抜け防止部材９１，９２と、突出部９３とを備える。蓋８０は、収納ボックス３０の開口部５０を着脱可能に閉塞するために、縦方向Ｚに長く形成された長方形状の部材である。移動部材８１，８２と蓋抜け防止部材９１，９２と突出部９３とは、蓋８０の内面側から、挿入方向Ｔに沿って平行に間隔をおいて突出して設けられている。

　移動部材８１，８２は、長い腕状の部材であり、蓋８０の上端部と下端部にそれぞれ設けられている。蓋抜け防止部材９１，９２および突出部９３は、移動部材８１，８２の間に、挿入方向に直行する縦方向に対称となるように間隔をおいて設けられている。移動部材８１，８２の挿入方向Ｔの長さは、操作部３１（遮蔽板４０）の挿入先端近傍まで突出している。移動部材８１，８２の裏面側には、撓み防止用の補強用リブが形成されている。蓋抜け防止部材９１，９２は、移動部材８１，８２の挿入方向Ｔの長さに比べて短い。突出部９３は、蓋抜け防止部材９１，９２の長さよりさらに短く、幅広である。

　蓋８０から突出して形成される突出部９３は、弓状に前方側に盛り上がっており、Ｕ字状の切り欠き９３ａがある。切り欠き９３ａで囲まれた突出片９３ｂは、切り欠き９３ａによって、突出片９３ｂが操作部３１の周縁部分、すなわち遮蔽板４０の後端側部５２を前方に強く押す弾性を有することになる。

　移動部材８１，８２と蓋抜け防止部材９１，９２と突出部９３とによって、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎ側に、前方Ｐに沿って強く押し付ける機能を発揮する。

　移動部材８１，８２は、好ましくは挿入方向Ｔに向かって挿入方向Ｔに対して傾斜した弾性変形部分８１Ａ，８２Ａをそれぞれ備える。移動部材８１，８２の弾性変形部分８１Ａ，８２Ａは、収納ボックス３０の収納空間７２内に挿入方向Ｔに沿って挿入されると、図５に示すＳＲ方向に弾性変形することで、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎ側に、前方Ｐに沿って押し付ける機能を有する。

　蓋抜け防止部材９１，９２は、収納ボックス３０の収納空間７２内に挿入方向Ｔに沿って挿入されると、蓋８０が開口部５０からＴ１方向に抜け出ないようにし、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎ側に、前方Ｐに沿って押し付ける機能を有する。

　次に、図７―９を参照して、収納ボックス３０の収納空間７２内において、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して押し付けるための移動部材８１，８２の構造例を説明する。

　収納ボックス３０の背面部１００は、収納ボックス３０の側面部７０から奥側の縁部３０Ｐに至るまで形成されており、挿入方向Ｔに沿って少しずつ先細りになるように傾斜している。すなわち、背面部１００は、収納ボックス３０の開口部５０側から挿入先端側の縁部３０Ｐにかけて傾斜している。

　背面部１００は、挿入先端側の縁部３０Ｐ側にさらに段差部分１０１を有している。段差部分１０１は、背面部１００からさらに狭くなるように形成されており、挿入方向Ｔに沿ってさらに傾斜している。段差部分１０１内には、挿入部５５，５６，５７が挿入方向Ｔに沿ってはまり込むようになっている。このように、挿入部５５，５６，５７の傾斜部分１０２が段差部分１０１内にはまり込むことで、段差部分１０１は、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに移動することで押し付けて密着させるようになっている。すなわち、段差部分１０１と挿入部５５，５６，５７は、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに移動することで押し付けて密着させる移動部材２００を構成している。

　押し込み部材３２の上側の移動部材８１は、収納空間７２内に挿入し易いように、その先端が傾斜部１０３になっている。図５の状態から図６の状態で示すように、押し込み部材３２の移動部材８１が、収納ボックス３０内に挿入方向Ｔに沿って挿入されると、移動部材８１の外側部分１０９は、傾斜した背面部１００により前方Ｐに押されて移動される。これにより、移動部材８１自体がＳＲ方向に沿って弾性変形するので、移動部材８１の内側部分１０４は、対応する位置にある第１弾性変形部分６１を前方Ｐに沿って押し付ける。従って、移動部材８１は、第１弾性変形部分６１を用いて、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに移動することで押し付けて密着させるようになっている。このように、移動部材８１だけでなく、収納ボックス３０の背面部１００と操作部３１の第１弾性変形部分６１は、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに移動することで押し付けて密着させる移動部材２５０を構成している。

　同様に、押し込み部材３２の下側の移動部材８２は、収納空間７２内に挿入し易いように、その先端が傾斜部１０３になっている。図５の状態から図６の状態で示すように、押し込み部材３２の移動部材８２が、収納ボックス３０内に挿入方向Ｔに沿って挿入されると、移動部材８２の外側部分１０９は、傾斜した背面部１００により前方Ｐに押されて移動される。これにより、移動部材８２自体がＳＲ方向に沿って弾性変形するので、移動部材８２の内側部分１０４は、対応する位置にある第２弾性変形部分６２を前方Ｐに沿って押し付ける。従って、移動部材８２は、第２弾性変形部分６２を用いて、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに移動することで押し付けて密着させるようになっている。このように、移動部材８２だけでなく、収納ボックス３０の背面部１００と操作部３１の第２弾性変形部分６２は、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに移動することで押し付けて密着させる移動部材２５０を構成している。

　収納ボックス３０の背面部１００は、挿入方向Ｔに沿って先細りになるように傾斜している。すなわち、背面部１００は、収納ボックス３０の開口部５０から挿入先端側の縁部３０Ｐに至るに従って傾斜している。背面部１００は、挿入先端側の縁部３０Ｐ側に、段差部分１０１を有している。段差部分１０１は、挿入方向Ｔに沿って傾斜している。段差部分１０１内には、挿入部５６が挿入方向Ｔに沿ってはまり込むようになっている。この際に、挿入部５６の傾斜部分１０２が段差部分１０１内にはめ込まれることで、段差部分１０１と挿入部５６は、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに移動させることで押し付けて密着させるようになっている。すなわち、段差部分１０１と挿入部５６は、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに移動することで押し付けて密着させる移動部材２００を構成している。

　移動部材８２（８１）の外側部分１０９は、傾斜した背面部１００により前方Ｐに移動される。これにより、移動部材８２（８１）の内側部分１０４は、遮蔽板４０の複数の円形の凹部４０Ａを、ガラス板１３の後面１３Ｎ側に、前方Ｐに沿って押し付けられている。これにより、移動部材８２（８１）と収納ボックス３０の背面部１００は、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに移動することで押し付けて密着させる移動部材３００を構成している。

　蓋抜け防止部材９１，９２は、先端部に抜け止め用の突起部１０５を備える。収納ボックス３０の背面部１００には、開口部５０の付近において、挿入方向Ｔに沿って傾斜した傾斜部１０６が設けられる。操作部３１が収納ボックス３０内に挿入方向Ｔに沿って挿入されると、蓋抜け防止部材９１，９２が背面部１００の傾斜部１０６により前方Ｐに沿って押される。これにより、操作部３１は、蓋抜け防止部材９１，９２を介して、ガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに沿って押し付けられている。これにより、蓋抜け防止部材９１，９２と、収納ボックス３０の傾斜部１０６は、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに移動することで押し付けて密着させる移動部材３５０を構成している。

　操作部３１が収納ボックス３０内に完全に収納されると、蓋８０は開口部５０を閉塞するようになっている。この状態で、蓋抜け防止部材９１，９２の突起部１０５が、収納ボックス３０の傾斜部１０６に形成されている係合突起部１０７にかみ合う。これにより、冷蔵庫１が稼働することで振動しても、操作部３１は、挿入方向Ｔと反対の方向Ｔ１には抜け出ないようにすることができる。これにより、操作部３１は、常にガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに移動することで押し付けて密着させる状態を維持することができる。

　次に、冷蔵室第一扉３のガラス板１３内に収納ボックス３０を取付ける手順と、収納ボックス３０を取り付けた後に収納ボックス３０内に操作部３１を収納する収納動作を説明する。

　冷蔵室第一扉３のガラス板１３の後面１３Ｎ側には、収納ボックス３０が固定される。すなわち、収納ボックス３０は、ガラス板１３の後面１３Ｎにおいてガラス板１３の後方に設けられる。収納ボックス３０を固定する際には、取り付け用の４辺の縁部３０Ｐが、ガラス板１３の後面１３Ｎに対して、両面粘着テープ３０Ｓを用いて仮止めされる。その後、冷蔵室第一扉３内に発泡ポリウレタンを注入することで、収納ボックス３０は、発泡ポリウレタンの接着力および押圧力により、ガラス板１３の後面１３Ｎに対して、接着して固定（押圧）される。この状態では、収納ボックス３０の側面部７０は、内側の扉キャップ２４の開口部２４Ｒに位置されている。

　次に、操作部３１が、収納ボックス３０の収納空間７２内へ、挿入方向Ｔに沿って挿入される。これにより、操作部３１はガラス板１３の後面１３Ｎ側に位置される。このように、操作部３１が収納ボックス３０の収納空間７２内に挿入する動作は、ガイド溝等に依らないいわゆる自由挿入動作である。これにより、受け部７１は挿入部５６を受ける。すなわち、受け部７１は、操作部３１を挿入方向Ｔに挿入する際に、挿入方向Ｔに沿って進んで来る挿入部５６を受ける。

　続いて、押し込み部材３２が、収納ボックス３０の開口部５０を通じて収納ボックス３０内に差し込まれる。

　このように、操作部３１を挿入方向Ｔに沿って挿入するだけで、受け部７１が挿入部５６を受けるので、操作部３１が収納ボックス３０の収納空間７２内で、縦方向Ｚ（縦方向）に関して動かないように位置決めされる。収納ボックス３０に受け部７１が設けられていることにより、冷蔵庫１が稼働により振動しても、ガラス板１３の外面１３Ｍの操作箇所と、操作部３１の操作銘板４４の操作表示部９９が位置ずれを発生させない。

　押し込み部材３２が開口部５０を通じて収納ボックス３０内へ挿入方向Ｔに沿って差し込まれる、開口部５０は押し込み部材３２の蓋８０により閉塞される。すなわち、押し込み部材３２の移動部材８１，８２と蓋抜け防止部材９１，９２を収納ボックス３０の収納空間７２内に挿入すると、蓋８０が開口部５０を閉塞する。これにより、開口部５０を閉じて外観上の見栄えの良くするとともに、開口部５０から外部の塵埃等が収納ボックス３０内に侵入するのを防止できる。

　移動部材８１，８２と蓋抜け防止部材９１，９２が収納ボックス３０内に挿入されると、操作部３１がガラス板１３の後面１３Ｎ側に押し付けられて、操作部３１がガラス板１３の後面１３Ｎに対して密着する。さらに、挿入部５５，５６，５７が、段差部分１０１内に挿入方向Ｔに沿ってはまり込む。この際に、挿入部５５，５６，５７の傾斜部分１０２が段差部分１０１内に差し込まれることで、段差部分１０１が、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに押し付けて密着させる。

　押し込み部材３２の移動部材８１が収納ボックス３０内に挿入方向Ｔに沿って挿入されると、移動部材８１の内側部分１０４が、対応する位置にある第１弾性変形部分６１を前方Ｐに沿って押し付ける。これにより、第１弾性変形部分６１が弾性変形することで、移動部材８１は、第１弾性変形部分６１を用いて、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに押し付けて密着させる。

　同様に、押し込み部材３２の移動部材８２が収納ボックス３０内に挿入方向Ｔに沿って挿入されると、移動部材８２の内側部分１０４は、対応する位置にある第２弾性変形部分６２を前方Ｐに沿って押し付ける。これにより、第２弾性変形部分６２が弾性変形することで、移動部材８２は、第２弾性変形部分６２を用いて、操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに押し付けて密着させる。

　押し込み部材３２の移動部材８１，８２と、蓋抜け防止部材９１，９２を、収納ボックス３０内に挿入することで、操作部３１がガラス板１３の後面１３Ｎ側に押し付けられて、操作部３１がガラス板１３の後面１３Ｎに対して密着させられる。すなわち、段差部分１０１内に挿入部５６が挿入方向Ｔに沿ってはまり込み、挿入部５６の傾斜部分１０２が段差部分１０１内に差し込まれることで、段差部分１０１が操作部３１をガラス板１３の後面１３Ｎに対して前方Ｐに押し付けて密着させる。

　蓋抜け防止部材９１，９２が、傾斜部１０６により押されて弾性変形する。これにより、操作部３１が、蓋抜け防止部材９１，９２を介して、ガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに沿って押し付けられる。

　蓋８０から突出して形成される突出部９３は、弓状に前方側に盛り上がっており、Ｕ字状の切り欠き９３ａを備える。切り欠き９３ａで囲まれた突出片９３ｂは弾性を有している。突出片９３ｂが操作部３１の周縁部分、すなわち遮蔽板４０の後端側部５２を前方に強く押すことができる。

　操作部３１が収納ボックス３０内に完全に収納されると、蓋８０は開口部５０を閉塞する。この状態で、蓋抜け防止部材９１，９２の突起部１０５が、収納ボックス３０の傾斜部１０６に形成されている係合突起部１０７にかみ合う。これにより、冷蔵庫１が動作により振動しても、操作部３１は挿入方向Ｔと反対の方向Ｔ１には抜け出ない。

　従来の冷蔵庫では、ガイド溝を用いて基板組品をスライドさせてケースカバー内に収納する構造であるので、ガイド溝の精度（個体毎の成形精度、経年変化、取付け精度）によっては、冷蔵庫の稼働中の振動等により、基板組品がケースカバー内で位置ずれを起こすおそれがある。そして、冷蔵庫の稼働中の振動等により、基板組品がガラス板への密着度合に変化が生じて、表示の見え方にバラツキが生じる可能性がある。すなわち、従来の技術では、溝等により基板組品を収納する場合には、溝の精度（個体毎の成形精度、経年変化、取付精度）によって、表示面のガラス板への密着度合に変化が生じ、表示の見え方にバラツキが生じる可能性があった。

　これに対して、実施形態の冷蔵庫１では、冷蔵庫１は、冷蔵室第一扉３の前面に配置されたガラス板１３と、ガラス板１３の後方に設けられて、操作部３１を収納する収納ボックス３０とを有し、収納ボックス３０内で操作部３１を前方Ｐに移動させて、ガラス板１３の後面１３Ｎに当接させる移動部材としては好ましくは例えば移動部材８１，８２（より好ましくは移動部材２００，２５０，３００，３５０）を、収納ボックス（収納部）３０内に備える。すなわち、この操作部３１は、移動部材により、ガラス板１３の後面１３Ｎに設けられた収納ボックス３０内において、前方Ｐに移動させてガラス板１３の後面１３Ｎに機械的に当接させるようになっている。

　これにより、操作部３１は、ガラス板１３を通じて、使用者に対してクリアに見せることができ、使用者は、操作部３１を、ガラス板１３を通じて確認しながら操作することができる。すなわち、操作部３１が冷蔵庫１の稼働中の振動等により位置ずれを起こすことを防いで、ガラス板１３に操作部３１を確実に当接させることができ、ガラス板１３から操作部３１を操作し易くすることができる。実施形態では、弾性部材により押しつけるようにしていることから(押しつけ量は例えば移動部材８１，８２を受ける弾性部材の構成や、移動部材８１，８２の背面に形成される傾斜面の傾斜角度、長さによって調整が可能)、操作部３１が収納ボックス３０内で、冷蔵庫の稼働中の振動等によって位置ずれする可能性を低くできる。

　実施形態の冷蔵庫１では、操作部３１が冷蔵庫１の稼働中の振動等により収納ボックス３０内で位置ずれを起こすことを防いで、ガラス板１３に操作部３１を確実に接触させることができる。このため、実施形態の冷蔵庫１では、冷蔵庫１の稼働中の振動等により、操作部３１がガラス板１３の後面１３Ｎへの密着度合に変化が生じることが無く、表示の見え方にバラツキが生じない。このため、使用者はガラス板１３から操作部３１を操作し易い。

　操作部３１と収納ボックス３０との間には、移動部材８１，８２が挿入されることで、操作部３１を前方Ｐに移動させることができる。従来の冷蔵庫では、収納部に基板組品のガイド溝がついている場合には、基板組品の脱挿入を繰り返すうちにガイド溝が擦れてしまうおそれがある、しかし、実施形態の冷蔵庫１では、そのような問題は生じない。

　移動部材８１，８２、収納ボックス３０の背面部１００と段差部分１０１は、操作部３１が収納ボックス３０内に挿入される挿入方向Ｔに向かって傾斜している。これにより、移動部材８１，８２を収納ボックス３０内に挿入することで、操作部３１は徐々にガラス板１３の後面１３Ｎに対して、前方Ｐに移動させることができる。

　移動部材８１，８２は、操作部３１を前方Ｐに移動させることで押圧するための弾性部材（弾性変形部分８１Ａ，８２Ａ）を備える。収納ボックス３０では、例えば背面部１００と段差部分１０１が、移動部材８１，８２を収納ボックス３０内に挿入することで弾性変形する弾性部材を有するように構成することができる。これにより、移動部材８１，８２、または収納ボックス３０の背面部１００と段差部分１０１は、操作部３１を前方Ｐに弾性力を持たせてガラス板１３の後面１３Ｎに対して押圧することができる。このため、操作部３１がガラス板１３の後面１３Ｎに対して押し当てる状態を、長期にわたって安定させることができる。

　操作部３１は、縦長であって、移動部材８１，８２が縦方向に複数ある。これにより、操作部３１は縦方向Ｚに沿って縦長であるにもかかわらず、ガラス板１３に反りがあっても、ガラス板１３に沿って操作部３１を当接させて密着させることができる。

　移動部材８１，８２は、操作部３１をガラス板１３の後面（裏面）１３Ｎに対して押し付ける機能がある。すなわち、操作部３１の遮蔽板４０の取付け時の上端部と下端部に対応して設けられた移動部材８１，８２の弾性部材８１Ａ，８２Ａによって、移動部材８１，８２を収容ボックス３０内に挿入方向Ｔに沿って差し込むことで、操作部３１をガラス板１３の後面（裏面）１３Ｎに対して移動して押し付けることができる。

　収納ボックス３０の背面部１００と移動部材８１，８２の先端の背面の少なくとも一方に傾斜面を設けることにより、ガラス板１３の後面（裏面）１３Ｎに固定された収納ボックス３０によって、操作部３１はガラス板１３の後面（裏面）１３Ｎ側に移動して押し付けられる。

　蓋抜け防止部材９１，９２は、移動部材８１，８２と同様に、操作部３１をガラス板１３の後面（裏面）１３Ｎに対して移動して押し付ける移動部材としての機能を有する。更に、蓋抜け防止部材９１，９２は、ガラス板１３の反りを防止するための手段、操作部３１がＴ１方向に抜け出ることを防止するための手段としての機能も有する。

　押し込み部材３２の扉３の側方には、収納ボックス３０の開口部５０が形成されている。押し込み部材３２の移動部材８１，８２には、開口部５０を閉塞するための蓋８０が設けられている。これにより、移動部材８１，８２を収納ボックス３０内に挿入すると、蓋８０が開口部５０を閉じる。また、押し込み部材３２を収納ボックス３０から外すだけで、収納ボックス３０内での操作部３１の固定状態を解除できる。このため、操作部３１を収納ボックス３０内から取り出して、メンテナンスを行ったり、交換する場合に、その作業を容易に行うことができる。また、操作部３１の操作基板４１の配線(フレキシブルプリント基板)が、開口部５０の近くのみにあるので、操作部３１に対するメンテナンス等が行いやすい。

　押し込み部材３２は、蓋８０が開口部５０から外れることを防止する蓋抜け防止部材９１，９２を備える。これにより、冷蔵庫１の稼働中の振動等により、蓋８０が開口部５０から外れない。

　操作部３１は、収納ボックス３０における縦方向Ｚの位置決めをするための位置決め部材としての挿入部５６を備える。これにより、操作部３１は縦方向Ｚに沿って縦長であるにもかかわらず、操作部３１は収納ボックス３０内において、縦方向Ｚに位置決めできるので、操作部３１はガラス板１３の操作箇所に対して位置ずれを起こさない。このため、使用者は冷蔵庫の機能を発揮させようとする押す操作箇所を確実に触れて冷蔵庫の必要とする機能を発揮させることができる。

　位置決め部材としての挿入部５６は、操作部３１の挿入方向Ｔに、収納ボックス３０の相対する位置にある受け部７１に対して挿入される。これにより、操作部３１は収納ボックス３０内に挿入方向Ｔに沿って挿入するだけで、操作部３１の縦方向Ｚに関する位置決めを確実に行うことができる。

　操作部３１は、支持部としての遮蔽板４０と、遮蔽板４０の前面に位置する検出部としての透明電極４３と、遮蔽板４０の後方に位置する照明装置としてのＬＥＤ４１Ａとを備える。操作部３１は複数の部材で構成されてはいるが、簡単に組み立てることができる。

　以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な態様で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

　実施形態では、収納ボックス３０と操作部３１は、冷蔵室第一扉３のガラス板１３の内側に配置されている。しかし、これに限らず、ガラス板１４，１７，１８，１９，２０の後面の少なくとも１つに配置しても良い。また、実施形態に係る冷蔵庫１の構造は、一例であり、任意の構造を採用することができる。

　実施形態では、操作部のタッチスイッチとしては、使用者が指で触れることによる静電容量の変化を検出する静電容量方式を採用しているが、使用者が指で触れることによる電気抵抗の変化を検出する抵抗膜方式等の任意のタッチパネルを利用できる。

　実施形態では、押し込み部材３２の移動部材８１，８２は、縦方向Ｚに関して間隔をおいて、しかも挿入方向Ｔに沿って形成されているが、これに限らず、３本以上の移動部材を形成するようにしても良い。

Claims

　冷蔵庫であって、
　扉の前面に配置されたガラス板と、
　冷蔵庫の各機能の設定操作をするための操作部と、
　前記ガラス板の後方に設けられて、前記操作部を収納する収納部と、
　前記収納部内で前記操作部を前方に移動させて、前記ガラス板の後面に当接させるための移動部材と
を備えることを特徴とする冷蔵庫。
　請求項１に記載の冷蔵庫であって、
　前記操作部と前記収納部との間に前記移動部材が挿入されることで、前記操作部を前記前方に移動させる
ことを特徴とする冷蔵庫。
　請求項２に記載の冷蔵庫であって、
　前記移動部材と前記収納部との少なくとも一方は、前記操作部が前記収納部内に挿入される挿入方向に向かって傾斜している
ことを特徴とする冷蔵庫。
　請求項１に記載の冷蔵庫であって、
　前記移動部材と前記収納部との少なくとも一方は、前記操作部を前記前方に移動させることで押圧するための弾性部材を有する
ことを特徴とする冷蔵庫。
　請求項１に記載の冷蔵庫であって、
　前記操作部は、縦長であって、前記移動部材が縦方向に複数ある
ことを特徴とする冷蔵庫。
　請求項１に記載の冷蔵庫であって、
　前記扉の側方には、前記収納部の開口部が形成されていて、
　前記移動部材には、前記開口部を閉塞するための蓋が設けられている
ことを特徴とする冷蔵庫。
　請求項６に記載の冷蔵庫であって、
　前記移動部材は、前記蓋が前記開口部から外れることを防止する蓋抜け防止部材を有している
ことを特徴とする冷蔵庫。
　請求項１に記載の冷蔵庫であって、
　前記操作部は、前記収納部における縦方向の位置決めをするための位置決め部材を有する
ことを特徴とする冷蔵庫。
　請求項８に記載の冷蔵庫であって、
　前記位置決め部材は、前記操作部の前記挿入方向に、前記収納部の相対する位置に挿入される挿入部である
ことを特徴とする冷蔵庫。
　請求項１に記載の冷蔵庫であって、
　前記操作部は、支持部と、前記支持部の前面に位置する検出部と、前記支持部の後方に位置する照明装置とで構成されている
ことを特徴とする冷蔵庫。