JP2003028566A - 冷蔵庫扉の操作パネル構造 - Google Patents

冷蔵庫扉の操作パネル構造

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JP2003028566A
JP2003028566A JP2001211422A JP2001211422A JP2003028566A JP 2003028566 A JP2003028566 A JP 2003028566A JP 2001211422 A JP2001211422 A JP 2001211422A JP 2001211422 A JP2001211422 A JP 2001211422A JP 2003028566 A JP2003028566 A JP 2003028566A
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JP2001211422A
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Keiichi Azumaguchi
恵一 東口
Yoshichika Ishikawa
義親 石川
Shinya Nagahata
真也 永幡
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/36Visual displays

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 意匠効果を考慮して操作パネルを扉の下辺な
ど使用者の目線より下方に配置させても表示部の視認性
を良好にするとともに、操作パネルを構成する多くの部
材の結合関係を改良して相互の位置ずれをなくし、水の
浸入を防止した冷蔵庫扉の操作パネル構造を提供する。 【解決手段】 冷蔵庫の扉本体1表面の一部に配設した
操作パネル10に設けた表示部12を扉外表面2の垂直面に
対してその上部を断熱材7側に凹陥させ表面が少許上方
に向くように傾斜配置するとともに、表示部12に対向す
る操作パネル10の窓部10aに透明体からなるパネルカバ
ー13をその上縁および左右縁は窓部の内面側の周縁方向
に延出して係合させ、下縁は窓部の外方縁部を覆う鍔を
有して係合配設させたことを特徴とする冷蔵庫扉の操作
パネル構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の扉表面に
設けた操作パネルにおける表示部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、冷蔵庫における扉前面に、温度
調節や運転仕様切替のため操作部や貯蔵室内温度の表示
部を設置する場合には、扉の上下辺、あるいは側辺側よ
り液晶板や導光板、およびプリント配線基板ほかの周辺
部品を挿入した後、扉前面側より操作パネルや押しボタ
ンなどを嵌合固定する構成が多かった。
【0003】また、近年では、液晶表示方式の採用も拡
大されてきており、これにともなって、表示部の視認性
を向上させるために、表示パネルを扉中央部に設置した
ものも増加しつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、意匠効
果上の観点から、液晶表示部を冷蔵庫の最上部に配設し
た冷蔵室扉の下辺部近傍に設けた場合には、表示パネル
高さは床面から1000〜1100mmの部位になる
が、この表示部の位置に対する視認が良好な目線の位置
の範囲は、高さ寸法1350mm程度が上限であって、
現日本人女性の平均的目線位置である1460mm位置
からでは視認性が悪いものであった。
【0005】これを考慮した場合、液晶表示部は最上部
の冷蔵室扉の高さ寸法の中央部分に設ける必要がある
が、扉中央部への表示部の設置は、表示部とハンドルあ
るいは自動扉開閉式のタッチスイッチとを分離して設置
するレイアウト構成となり、外観意匠上制約が多くなる
問題がある。
【0006】また、扉中央部は、断熱材であるウレタン
フォームの発泡後の収縮作用の影響を大きく受ける部分
であり、この部分への表示部の設置は、操作パネルおよ
びその近傍の変形や歪みが大きくなり、外観を損なうこ
とになる。
【0007】さらに、扉外面における操作パネルは、冷
蔵庫の外観意匠を左右する特徴的部品であるが、この操
作パネルと、液晶板や導光板、操作のための押しボタ
ン、およびプリント配線基板は、それぞれ別部材であり
部品数が多いことから液晶表示部の組立や位置決めが困
難であり、操作パネルの表示部に設けた透明板からなる
パネルカバーと液晶表示板との位置ずれが発生し易いも
のであった。
【0008】そして、操作パネルの扉外面への設置や多
数の部材の組立構成から、操作パネル内部への水の浸入
に対しては多大の考慮を払う必要があり、操作パネル周
囲における発泡テープなどシール部材の配設は不可欠で
あり、さらに構造が複雑になる欠点があった。
【0009】本発明は、上記点を考慮してなされたもの
で、意匠効果を考慮して操作パネルを扉の下辺など使用
者の目線より下方に配置させても表示部の視認性を良好
にするとともに、操作パネルを構成する多くの部材の結
合関係を改良して相互の位置ずれをなくし、水の浸入を
防止した冷蔵庫扉の操作パネル構造を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明による冷蔵庫扉の操作パネル構
造は、冷蔵庫本体の開口部に開閉自在に設けられた扉本
体、この扉本体の裏面側に収納ポケット部を形成した扉
内板、および扉本体と扉内板との間隙に充填された断熱
材とから形成された扉と、この扉本体表面の一部に配設
した操作パネルに設けた表示部を扉外表面の垂直面に対
してその上部を断熱材側に凹陥させ表面が少許上方に向
くように傾斜配置するとともに、表示部に対向する操作
パネルの窓部に透明体からなるパネルカバーをその上縁
および左右縁は窓部の内面側の周縁方向に延出して係合
させ、下縁は窓部の外方縁部を覆う鍔を有して係合配設
させたことを特徴とするものであり、この構成により、
冷蔵庫としての意匠効果を高く保持して操作パネルの表
示部の視認性を良好にできるとともに、表示部が多くの
部材の結合による組立構成であっても相互の位置ずれを
なくし、操作パネル内部への水の浸入を防止することが
できる。
【0011】請求項2記載の発明は、表示部を、プリン
ト配線基板上に固着した反射板ケースと遮蔽板との間に
液晶板と導光板およびLEDランプを配設してユニット
化し、前記プリント配線基板の下端縁を操作パネルの下
面係合片に嵌入係止するとともに、表示部ユニットの上
面に設けた複数の係止部を操作パネルから表示部側に突
出する複数の係止爪と係合させ、ユニットをパネルカバ
ーに面押圧させて密着固定したことを特徴とするもので
あり、多くの部品が表示部に介在していても、面押圧に
より相互に隙間のない状態で確実に固定することができ
る。
【0012】請求項3記載の発明は、液晶板を枠状に覆
って保持する遮蔽板の表面側の表示枠部をパネルカバー
に密着固定したことを特徴とし、パネルカバーと液晶板
との隙間をほとんどなくすことができる。
【0013】さらに、請求項4記載の発明は、操作パネ
ルの表示部を収納して扉内側との間に断熱空間を形成す
る背部カバーの上端縁を扉本体を形成する扉面材の下端
に係合させ、前面が扉面材とほぼ同一面となる操作パネ
ルの上端を内方上部に折曲して前記背部カバーの上端内
面側に当接係合させたことを特徴とするものであり、清
掃時など扉面材の表面に水の垂れ落ちがあっても、水は
操作パネルの外面を流下し、表示部内に浸入することを
防止できる。
【0014】請求項5記載の発明は、表示部を扉内側ポ
ケット部の対向位置に配設したものにおいて、表示部の
上方側の固定をプリント配線基板より操作パネル側のユ
ニットのケースによりおこない、表示部を収納する背部
カバーの上方庫内側に面取り加工を施して扉内側との間
隙を断熱空間としたことを特徴としており、断熱厚を減
少させる最奥上部のプリント配線基板の位置に固定のた
めの突出部を形成することがなく、扉内側との間隙にお
いて所定の断熱厚を保持することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の1実
施形態について説明する。図1に要部の断面図、図2に
その斜視図を示す冷蔵庫扉(1)は、食品貯蔵室を形成
する冷蔵室の前面開口を閉塞するものであり、図示しな
いヒンジにより冷蔵庫本体側の一側に開閉自在に取り付
けられている。
【0016】扉(1)の外表面は、薄鋼板からなり左右
両側縁を後方へほぼコ字状に折曲した扉面材(2)で形
成し、この扉面材(2)の上面開口を閉塞する上キャッ
プ(3)および下方開口を閉塞する下キャップ(4)を
有しており、扉(1)の冷蔵室側には周縁を扉面材
(2)および上下キャップ(2)(3)の周縁に係合さ
せて、内方に貯蔵品を収納するポケット部(6)を形成
した扉内板(5)を設け、これら各部材間に形成される
空間部にウレタンフォームからなる断熱材(7)を発泡
充填することで本体を構成している。
【0017】前記扉面材(2)の下方は、扉の分解斜視
図である図3に示すように、扉のほぼ全幅に亙って所定
の高さ寸法に切り欠き、この切欠部(2a)には、上端を
切欠部(2a)の周縁に係合し、下端は前記下キャップ
(4)の前縁に係合する背部カバー(8)を設けて、扉
の下方に断熱層(7)と分離するとともに扉表面から断
熱層(7)側に突出する空間部(9)を形成している。
【0018】背部カバー(8)のよって形成される断熱
層側への空間部(9)は、上部は奥行きが深く、下方ほ
ど奥行き寸法の短い傾斜面状に形成されている。
【0019】傾斜面の形成により、背部カバー(8)の
上部における奥行き深さが大きいため、庫内側(5)の
ポケット部(6)との断熱厚さは局部的に減少すること
になるが、背部カバー(8)の最深部を面取り成形(8
a)して所定の断熱厚さを保持し、全体としての断熱力
によって高湿時においても空間部(9)内の背部カバー
(8)の表面に結露することはない。
【0020】背部カバー(8)によって形成された前記
空間部(9)には、プリント配線基板(11)や液晶表示
ディスプレー部(以下「LCD表示部」という。)(1
2)など冷蔵庫の動作状態や貯蔵室温度の表示部、およ
び制御、操作部を構成する各部材が収納配置されるもの
であり、その前面には扉面材(2)とほぼ同一面となる
操作パネル(10)を配設する。
【0021】上記において、背部カバー(8)の上端縁
は、前記扉面材の下方切欠部(2a)周縁の断熱材(7)
側に係合させており、操作パネル(10)の上辺は、上部
空間部(9)の内側上方に折曲形成して延設させ、前記
背部カバー(8)の上端内面側に当接係合させる構成と
していることで、清掃時など扉面材(2)表面に水の垂
れ落ちがあっても、水は操作パネル(10)の外面を流下
することになり、LCD表示部(12)内に浸入すること
を防止できる。
【0022】さらに、前記下キャップ(4)に係合する
操作パネル(10)の下面は傾斜面(10d)としており、
下キャップ(4)と操作パネル(10)との当接面の一
方、あるいは双方に溝を形成することで、万一操作パネ
ル(10)内に水の浸入があっても扉下面の外方へ排水す
ることができ、LCD表示部(12)の曇りなどを防ぐこ
とができる。
【0023】(21)は、意匠的配慮から操作パネル(1
0)に隣接して配置した冷蔵室扉(1)を開閉するスイ
ッチパネルであり、冷蔵庫本体の上部に設けた図示しな
いソレノイドなどと連動して、使用者のタッチ操作によ
りスイッチを付勢してソレノイドを励磁し、突出ピンに
より扉を開放させるものである。
【0024】しかして、図4にその詳細な断面構成、図
5に分解斜視図で示すように、操作パネル(10)は、断
面ほぼL字状をなし、垂直の外表面は扉面材(2)とほ
ぼ同一面となるようにし、前記LCD表示部(12)に対
応するとともにこれに当接する窓部(10a)は、周縁部
を含めてその上辺部分を奥方向へ深絞り成形により凹陥
させて上方へ約10度の傾斜面を形成し、通常の冷蔵庫
使用時に想定される家人の目線位置に対し、LCD表示
部(12)の視認性を向上させている。
【0025】窓部(10a)には、前記上方への傾斜状態
を保持したまま透明板からなるパネルカバー(13)を設
けている。パネルカバー(13)は比較的肉厚部材からな
り、前記窓部(10a)の開口縁部に合致する窓枠内周面
への嵌合部を段付き成形し、図6に示すように、その上
縁および左右縁は操作パネル(10)の内面側の上方に延
出して幅方向の数カ所の切欠部(13b)を操作パネルの
凸条(10b)と係合して左右の位置ずれを防止し、上縁
と左右縁の一部に形成した係合部(13c)を操作パネル
の爪片(10c)と係合させて固定している。
【0026】パネルカバー(13)の下縁は、全幅に亙っ
て操作パネルの窓部(10a)の外方縁部を少許覆う鍔
(13d)を有する形状とし、窓部(10a)の内面側で爪
片(13e)を窓部(10a)の縁部と係合させることで、
全周に亙って窓部との隙間をなくし、扉外表面(2)を
垂れ落ちる水のLCD表示部(12)の内部への浸入を防
止している。
【0027】また、前記パネルカバー(13)はその周縁
に操作パネル(10)に設けたリブ(10f)と係合するリ
ブ(13f)を形成することで、反りを抑制し、変形によ
る操作パネルからの外れを防止している。
【0028】操作パネル(10)におけるLCD表示部
(12)は、上記のごとく、上方部の断熱材(7)側への
傾斜成形により、上方は深絞り成形となる。
【0029】一般にパネル部品に意匠性のある表面処理
を施す場合は、サイマル成形やメンブレン成形など透明
樹脂成形面上に表面意匠箔を同時成形や接着処理でおこ
なう方法があるが、深絞り形状では、深絞り部分の箔が
裂けたり、皺が発生することがあり成形困難である。そ
のため、パネルに透明部を形成する場合には、透明部材
を別ピースで形成し設置する必要があるとともに、別ピ
ースの場合は各部品間の隙間からの水浸入を防ぐためシ
ール材の配設が必然的となり、構造が複雑になる問題が
あったが、上記構成によれば、別ピース構成であって
も、外面からの水がLCD表示部の内部に浸入すること
はなく、水の浸入による液晶板やプリント配線基板への
悪影響を防止することができる。
【0030】操作パネル(10)における窓部(10a)の
下方には、押しボタン(14)が装着される複数の穴(10
g)を設けており、ここに位置決め突起や成形段部によ
って複数、例えば、4連を一体成形した押しボタン(1
4)が装着される。この押しボタン(14)は、後述する
プリント配線基板(11)に固定したスイッチ部(15)に
対応し、外部からの押圧操作で温度調整など所定の制御
動作をおこなうものである。
【0031】(16)は、背部カバー(8)で形成された
空間部(9)に収納したプリント配線基板(11)の面上
に固着した容器状の反射板ケースであり、このケース
(16)内部に液晶板(17)、導光板(18)および拡散板
(19)を収納し、導光板(18)の両側には図示しないL
EDランプが配置されている。そして液晶板(17)上に
は、表示窓(20a)を有して前記反射板ケース(16)の
開口を閉塞する蓋形状に形成した遮蔽板(20)を配置
し、この遮蔽板(20)の周縁部に設けた係合爪(20b)
を、反射板ケース(16)の係合部(16b)と係合させる
ことで、前記プリント配線基板(11)とともに、反射板
ケース(16)、液晶板(17)、導光板(18)などを押圧
固定して一体化したLCD表示部(12)を形成する。
【0032】前記押しボタンスイッチ(15)の上部に対
応する遮蔽板(20)の各位置には、小突起(20c)が形
成されている。この小突起(20c)の上面には前記押し
ボタン(14)の上部を当接させており、押しボタン(1
4)は小突起(20c)による点接触により動作し、押し
ボタン(14)とスイッチ(15)とが周辺部材の反り変形
の影響を受けて不動作になることを防止して確実なスイ
ッチ動作をおこなうことができる。
【0033】この構成によれば、冷蔵庫扉(1)の外面
形状に合わせ、表面をラウンド形状にした操作パネル
(10)に対しても形状を追従させ易いものであり、確実
な接点動作をはかることができるものである。
【0034】また、図4に示すように、押しボタン(1
4)の操作パネル(10)の内面側における下端をプリン
ト配線基板(11)の下端よりも下方まで延長させれば、
万一操作パネル(10)と押しボタン(14)との間隙より
水が浸入した場合でも、浸入水は操作パネル(10)の下
面から外方へ流出し、プリント配線基板(11)に至るこ
とはない。
【0035】上記構成によりユニット化したLCD表示
部(12)は、一体品として操作パネル(10)の傾斜面に
平行に装着されるものであり、図7に示すように、操作
パネル(10)の垂直面の内面に形成したガイド突起(10
h)によってユニット中の最大幅となるプリント配線基
板(11)の外形を係止して左右への移動を阻止し、操作
パネル(10)のL字状部の底部に上方向に立設した複数
の前後方向への係止突起(10j)(10k)に、同様にユ
ニットの最下端まで延出するプリント配線基板(11)の
下辺を係止することで、下辺の前後方向の移動を阻止
し、さらに、上辺については、図8に示すように、前記
液晶板(17)などを収納した反射板ケース(16)の上辺
に設けた複数の係止突起(16c)と操作パネル(10)か
ら奥方向に突出させた係止爪(10m)との係合によって
固定する。
【0036】したがって、傾斜状態のLCD表示部(1
2)としては、その奥上部が最も奥方位置となり、断熱
厚の薄い部分となるが、上記によれば、LCD表示部
(12)の固定部を最奥部のプリント配線基板(11)の上
端部ではなく、手前側の反射板ケース(16)の係止突起
(16c)により操作パネル(10)と係合させるようにし
たので、断熱厚を減少させる方向への突出部をさらに形
成することがなく、しかも上記のごとく、係止突起(16
c)と係止爪(10m)との係合によって、LCD表示部
(12)を操作パネル(10)の表面側へ引っ張り込んで係
止固定するものであるため、液晶板(17)、導光板(1
8)、遮蔽板(20)、パネルカバー(13)などの多くの
部品が間に介在していても、面押圧により相互に隙間の
ない状態で確実に固定することができる。
【0037】LCD表示部(12)は以上のように部品相
互に面接触して固定されており、ネジなどを使用するこ
となく、それぞれの部材の係合関係のみで係止すること
で一体ユニット化し、さらに操作パネル(10)に対して
も突出リブや係止爪との係合により前後左右および上下
に亙って確実に固定されているものである。
【0038】なお、操作パネル(10)の下部水平面は、
所定の数カ所で下キャップ(4)にネジ固定されている
が、上記したごとく、LCD表示部(12)としての固定
は、すべて各部品相互の係合関係のみによる結合であ
り、組立結合は容易におこなえるものであり、分解も容
易であるため、サービスにおける分解点検作業および交
換作業も容易に行うことができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、冷蔵庫としての意匠効果を高く保持して操作パ
ネルの表示部の視認性を良好にできるとともに、表示部
における多くの部材の結合組立であっても相互の位置ず
れをなくし、内部への水の浸入を防止することができ、
また、部品数が少なく、安価で且つ組立性の良好な冷蔵
庫扉の操作パネル構造を得ることができる。
【0040】請求項2の発明によれば、多くの部品が表
示部に介在していても、面押圧により相互に隙間のない
状態で確実に位置決め、および固定することができると
ともに、請求項3の発明によれば、パネルカバーと液晶
板との隙間をほとんどなくすことができる。
【0041】請求項4の発明によれば、清掃時などに扉
面材の表面に水の垂れ落ちがあっても、水は操作パネル
の外面を流下し、LCD表示部内に浸入することを防止
できる。
【0042】請求項5の発明によれば、断熱厚を減少さ
せる最奥上部のプリント配線基板の位置に固定のための
突出部を形成することがなく、扉内側との間隙において
所定の断熱厚を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態の冷蔵庫扉を示す要部断面
図である。
【図2】図1に示す冷蔵庫扉の斜視図である。
【図3】図2に示す冷蔵室扉の分解斜視図である。
【図4】図1に示す冷蔵庫扉の操作パネル部を示す拡大
断面図である。
【図5】図4における操作パネル部を表面側からみた分
解斜視図である。
【図6】図4における操作パネル部を裏面側からみた分
解斜視図である。
【図7】操作パネル部へのLCD表示部の取り付け状態
を示す分解斜視図である。
【図8】図7における操作パネルへのLCD表示部取り
付け時の係合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2…扉面材 4…下キャップ 5…扉内
側 6…ポケット 7…断熱材 8…背部
カバー 9…空間部 10…操作パネル 10a…窓
部 10b…凸条 10c…爪片 10d…傾
斜面 10f…リブ 10g…穴 10h…ガ
イド突起 10j、10k…係止突起 10m…係止爪 11…プリント配線基板 12…LCD表示部 13…パネルカバー 13a…パネルカバー 13b…切
欠部 13c…係合部 13d…鍔 13e…爪
片 13f…リブ 14…押しボタン 15…押しボタンスイッチ 16…反射板ケース 16b…係合部 16c…係
止突起 17…液晶板 18…導光板 19…拡散
板 20…遮蔽板 20a…表示窓 20b…係
合爪 20c…小突起 21…スイッチパネル
フロントページの続き (72)発明者 永幡 真也 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 Fターム(参考) 3L045 AA05 AA07 5G435 AA13 AA17 BB04 EE02 GG43 LL03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫本体の開口部に開閉自在に設けら
    れた扉本体、この扉本体の裏面側に収納ポケット部を形
    成した扉内板、および扉本体と扉内板との間隙に充填さ
    れた断熱材とから形成された扉と、この扉本体表面の一
    部に配設した操作パネルに設けた表示部を扉外表面の垂
    直面に対してその上部を断熱材側に凹陥させ表面が少許
    上方に向くように傾斜配置するとともに、表示部に対向
    する操作パネルの窓部に透明体からなるパネルカバーを
    その上縁および左右縁は窓部の内面側の周縁方向に延出
    して係合させ、下縁は窓部の外方縁部を覆う鍔を有して
    係合配設させたことを特徴とする冷蔵庫扉の操作パネル
    構造。
  2. 【請求項2】 表示部を、プリント配線基板上に固着し
    た反射板ケースと遮蔽板との間に液晶板と導光板および
    LEDランプを配設してユニット化し、前記プリント配
    線基板の下端縁を操作パネルの下面係合片に嵌入係止す
    るとともに、表示部ユニットの上面に設けた複数の係止
    部を操作パネルから表示部側に突出する複数の係止爪と
    係合させ、ユニットをパネルカバーに面押圧させて密着
    固定したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫扉の操
    作パネル装置。
  3. 【請求項3】 液晶板を枠状に覆って保持する遮蔽板の
    表面側の表示枠部をパネルカバーに密着固定したことを
    特徴とする請求項2記載の冷蔵庫扉の操作パネル構造。
  4. 【請求項4】 操作パネルの表示部を収納して扉内側と
    の間に断熱空間を形成する背部カバーの上端縁を扉本体
    を形成する扉面材の下端に係合させ、前面が扉面材とほ
    ぼ同一面となる操作パネルの上端を内方上部に折曲して
    前記背部カバーの上端内面側に当接係合させたことを特
    徴とする請求項1記載の冷蔵庫扉の操作パネル装置。
  5. 【請求項5】 表示部を扉内側ポケット部の対向位置に
    配設したものにおいて、表示部の上方側の固定をプリン
    ト配線基板より操作パネル側のユニットのケースにより
    おこない、表示部を収納する背部カバーの上方庫内側に
    面取り加工を施して扉内側との間隙を断熱空間としたこ
    とを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫扉の操作パネル構
    造。
JP2001211422A 2001-07-11 2001-07-11 冷蔵庫扉の操作パネル構造 Pending JP2003028566A (ja)

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