JP4181609B1 - 冷蔵庫用開扉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体側および扉側において汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、信頼性を向上することができる冷蔵庫用開扉装置を提供する。
【解決手段】冷蔵庫の冷凍室扉6に設けられた冷凍室用開扉ボタン12と、冷凍室扉6に設けられたマグネット15と、冷凍室用開扉ボタン12の操作に応じてマグネット15の磁束の状態を変化させる磁束変化機構16と、冷蔵庫の筐体7に設けられ磁束変化機構16により変化したマグネット15の磁束の状態を検知するリードスイッチ17とを備える。冷凍室用開扉ボタン12の押圧操作に連動して、冷凍室扉6側において磁束変化機構16により変化したマグネット15の磁束の状態を、筐体7側においてリードスイッチ17により検知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、操作部材の操作に応じて冷蔵室や冷凍室の扉を自動的に開扉する冷蔵庫用開扉装置に関する。
冷蔵庫において、冷蔵室や冷凍室の扉に設けられた操作部材の操作に応じて、当該扉を自動的に開扉する開扉装置を備えたものが供されている。
この種の開扉装置として、特に引き出し式の扉を開扉するための開扉装置は、引き出し式の扉と筐体とがヒンジなどにより連結された構成となっていないことから、扉側に設けられた操作部材(開扉ボタンなど)の操作を検知するスイッチなどを電気的に筐体側に接続することができない。
そこで、例えば図13に示す開扉装置の操作部101は、筐体102(例えば庫内を仕切る仕切板の前端部など)に設けられた押しボタンスイッチ103と、この押しボタンスイッチ103に対向して扉104の裏面側に設けられた押し棒105とを備えて構成されている。この押し棒105は、扉104の前面側(図13では左側)に設けられた操作部材(図示せず)の操作に連動して矢印H1,H2方向に摺動するようになっており、押し棒105により押しボタンスイッチ103が押圧されると(図13(b)参照)、開扉装置(図示せず)が扉104を開放方向へ押圧し開扉する(図13(c)参照)。
ところが、このような構成では、押しボタンスイッチ103および押し棒105が外部に露出した状態(むき出しの状態)となっていることから、当該押しボタンスイッチ103や押し棒105にこぼれた汁物や粘着性のある食品などが内部に浸入してしまい、開扉装置の動作不良を招く。
これに対して、筐体側に押しボタンスイッチ103ではなくリードスイッチを設けた開扉装置が考えられている(例えば、特許文献1参照)。このものによれば、リードスイッチを外部に露出した状態としなくとも、操作部材の操作に応じて動作するスイッチとしての機能を果たすことができるので、当該リードスイッチ側にこぼれた汁物などが内部に浸入することがない。
特開2006−308167号公報
特許文献1記載の開扉装置では、リードスイッチに対向して扉側に設けられたレバーが外部に露出した状態となっており、このレバーの先端部にリードスイッチを作動させるための永久磁石が取り付けられている。従って、リードスイッチ側(筐体側)にこぼれた汁物などが内部に浸入することを防止できたとしても、レバー側(扉側)にこぼれた汁物などが内部に浸入することは防止できず、開扉装置の動作不良を招いてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、筐体側および扉側において汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、信頼性を向上することができる冷蔵庫用開扉装置を提供することにある。
本発明の冷蔵庫用開扉装置は、冷蔵庫の扉に設けられた操作部材と、前記扉に設けられたマグネットと、前記操作部材の操作に応じて前記マグネットを回転させることにより当該マグネットの磁束の状態を変化させる磁束変化手段と、前記冷蔵庫の筐体に設けられ前記磁束変化手段により変化した前記マグネットの磁束の状態を検知してオンまたはオフするリードスイッチまたはホールICとを備え、前記リードスイッチまたはホールICによる検知結果に基づいて前記扉を開放することに特徴を有する。
本発明の冷蔵庫用開扉装置によれば、冷蔵庫の扉側においては、磁束変化手段が、操作部材の操作に応じてマグネットを回転させることにより当該マグネットの磁束の状態を変化させる。一方、冷蔵庫の筐体側においては、リードスイッチまたはホールICが、磁束変化手段により変化したマグネットの磁束の状態を検知してオンまたはオフする。そして、リードスイッチまたはホールICによる検知結果に基づいて扉が開扉される。
このように、操作部材の操作に応じて、扉側において磁束変化手段により変化したマグネットの磁束の状態を、筐体側において検知する構成としたので、扉側においてマグネットおよび磁束変化手段を扉の外部に露出した状態(むき出しの状態)にする必要がなく、また、筐体側においてリードスイッチまたはホールICを筐体の外部に露出した状態にする必要もない。従って、筐体側および扉側において汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、冷蔵庫用開扉装置の信頼性を向上することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1ないし図4を参照しながら説明する。
図3は冷蔵庫1の正面図である。冷蔵庫1には、冷蔵室扉2a,2b、製氷室扉3、切換室扉4、野菜室扉5、冷凍室扉6が設けられている。これら扉2a,2b,3,4,5,6は、冷蔵庫1の筐体7(図1および図2に当該筐体7内に設けられ野菜室と冷凍室との間を仕切る断熱壁8の前端部のみ示す)内に設けられた冷蔵室、製氷室、切換室、野菜室、冷凍室(何れも図示せず)をそれぞれ開閉するようになっている。
冷蔵室扉2aは、左辺部を筐体7に枢支した回動式の扉であり、冷蔵室扉2bは、右辺部を筐体7に枢支した回動式の扉である。製氷室扉3、切換室扉4、野菜室扉5、冷凍室扉6は、それぞれ筐体7の前方にほぼ平行に移動可能な引き出し式の扉であり、これら扉3〜6の裏側には、それぞれ貯蔵容器(図示せず)が一体的に設けられている。各扉2a,2b,3,4,5,6の裏面の周縁部には、それぞれ永久磁石を内蔵したガスケット(図1および図2に冷凍室扉6のガスケット9のみ示す)が取り付けられている。
冷蔵室扉2aの右辺部の前面下部には冷蔵室用開扉ボタン10a(操作部材に相当)が設けられており、冷蔵室扉2bの左辺部の前面下部には冷蔵室用開扉ボタン10b(操作部材に相当)が設けられている。野菜室扉5の上辺部の前面中央部には野菜室用開扉ボタン11(操作部材に相当)が設けられており、冷凍室扉6の上辺部の前面中央部には冷凍室用開扉ボタン12(操作部材に相当)が設けられている。これら開扉ボタン10a,10b,11,12は、それぞれ冷蔵室扉2a,2b、野菜室扉5、冷凍室扉6を自動的に開扉する開扉装置(図4に冷凍室扉6を開扉する開扉装置13のみ示す)の操作部を構成する。
次に、開扉装置の操作部の構成について図1および図2を参照しながら説明する。なお、各扉2a,2b,5,6を開扉する開扉装置の操作部は何れも同様の構成となっているので、ここでは、冷凍室扉6用の開扉装置13(図4参照)の操作部14について説明し、その他の扉2a,2b,5用の開扉装置の操作部(図示せず)についての説明は省略する。
操作部14は、冷凍室用開扉ボタン12、マグネット15、磁束変化機構16(磁束変化手段に相当)、リードスイッチ17(磁気検知手段に相当)などから構成されている。
冷凍室用開扉ボタン12は、冷凍室扉6の前面側に設けられたボタン収容部18に収容されており、バネ19により矢印A2方向(冷凍室扉6の前方)に付勢された状態で矢印A1方向に押圧可能な押しボタン(押圧操作部材)となっている。
マグネット15は、全体として円盤型の形状をなしており、N極とS極の2極に着磁されている。このマグネット15は、冷凍室扉6内に設けられたマグネット収容部20において回転軸21を中心に矢印B1,B2方向に回転可能に収容されている。マグネット収容部20の後端側は、冷凍室扉6の裏面側の壁部6aにより閉塞されており、これにより、マグネット15が冷凍室扉6の外部に露出した状態(むき出しの状態)とならないようになっている。壁部6aの内側には、マグネット15の外周に沿って円弧状に切り欠かれた切欠き部22が形成されており、この切欠き部22にマグネット15の外周部の一部が嵌まり込むことで、当該マグネット15が筐体7側に極力近い位置に配置された構成となっている。
磁束変化機構16は、冷凍室用開扉ボタン12の裏側に設けられ後方に突出したラックギア23と、マグネット15の下面中央部に設けられ当該マグネット15と一体的に回転するピニオンギア24とから構成されており、これらラックギア23とピニオンギア24とは互いに噛み合わされている。
冷凍室用開扉ボタン12が図1中矢印A1方向へ押圧操作されると、ラックギア23によりピニオンギア24が図1中矢印B1方向に回転し、これとともに、マグネット15が図1中矢印B1方向に回転(この場合1/4回転)する(図2参照)。つまり、冷凍室用開扉ボタン12の押圧操作に連動して磁束変化機構16(ラックギア23およびピニオンギア24)がマグネット15を回転させる構成となっている。一方、冷凍室用開扉ボタン12の押圧操作が解除され当該冷凍室用開扉ボタン12がバネ19の付勢力により図2中矢印A2方向に戻されると、ラックギア23によりピニオンギア24が図2中矢印B2方向に回転し、これとともに、マグネット15が図2中矢印B2方向に回転(1/4回転)する(図1参照)。
この場合、磁束変化機構16は、冷凍室用開扉ボタン12の直線運動とマグネット15の回転運動とを相互に変換する変換機構としての機能を担っている。
そして、マグネット15が矢印B1,B2方向へ回転することにより、当該マグネット15が筐体7側に及ぼす磁束の状態が変化する。この場合、図1に示す状態では、マグネット15の着磁方向が筐体7の前面に対してほぼ垂直な方向となることから、当該マグネット15が筐体7側に及ぼす磁束は弱くなる。一方、図2に示す状態では、マグネット15の着磁方向が筐体7の前面に対してほぼ平行な方向となることから、当該マグネット15が筐体7側に及ぼす磁束は強くなる。
リードスイッチ17は、断熱壁8内の断熱材8aの中に嵌め込まれた例えばプラスチック製の収容部材25内に配置されている。収容部材25の前端側は壁部25aにより閉塞されており、これにより、リードスイッチ17が筐体7の外部に露出した状態(むき出しの状態)とならないようになっている。
リードスイッチ17は、当該リードスイッチ17周辺の磁束が強くなると、内部の2本のリードワイヤ(図示せず)が互いに磁化して接触し、オン状態となる。一方、当該リードスイッチ17周辺の磁束が弱くなると、2本のリードワイヤが互いのバネ力により開離し、オフ状態となる。従って、図1に示す状態(冷凍室用開扉ボタン12が押圧されていない状態)では、リードスイッチ17はオフ状態となり、図2に示す状態(冷凍室用開扉ボタン12が押圧された状態)では、リードスイッチ17はオン状態となる。
次に、冷蔵庫1の電気的構成について図4を参照しながら説明する。
制御装置26は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、冷蔵庫1の動作全般を制御するものである。この制御装置26には、開扉装置13、リードスイッチ17、扉スイッチ27などが接続されている。開扉装置13は、例えばコイルと可動鉄心とからなる電磁駆動源(図示せず)を主体として構成されており、制御装置26からの駆動信号に基づいて冷凍室扉6を開放方向へ押圧する。扉スイッチ27は、冷凍室扉6が閉扉状態であることを検知するものであり、冷凍室扉6が閉扉されるとオン信号を出力する。そして、制御装置26は、リードスイッチ17や扉スイッチ27からの信号に基づいて開扉装置13の動作を制御するようになっている。なお、冷蔵室扉2a,2b、野菜室扉5についても当該冷蔵室扉2a,2b、野菜室扉5が閉扉状態であることを検知する扉スイッチ(図示せず)がそれぞれ設けられている。
次に、上記構成の作用について説明する。制御装置26は、扉スイッチ27からの信号に基づいて冷凍室扉6が閉扉状態であると判断すると、リードスイッチ17がオン状態となったか否かを判断する。この状態から、ユーザにより冷凍室用開扉ボタン12が押圧操作され、リードスイッチ17がオン状態となると、制御装置26は、開扉装置13を作動させて冷凍室扉6を開放方向へ押圧し開扉する。
なお、制御装置26は、上述した冷凍室扉6用の開扉装置13の場合と同様にして、その他の扉2a,2b,5用の開扉装置(図示せず)の動作も制御する。すなわち、制御装置26は、扉2a,2b,5側において開扉ボタン10a,10b,11の押圧操作に連動して変化したマグネット(図示せず)の磁束の状態を、筐体7側においてリードスイッチ(図示せず)により検知し、この検知結果に基づいて各扉2a,2b,5用の開扉装置の動作を制御する。
以上に説明したように本実施形態によれば、冷蔵庫1の冷凍室扉6側においては、磁束変化機構16が、冷凍室用開扉ボタン12の押圧操作に連動してマグネット15の磁束の状態を変化させる。一方、冷蔵庫1の筐体7側においては、リードスイッチ17が、磁束変化機構16により変化したマグネット15の磁束の状態を検知する。そして、リードスイッチ17による検知結果に基づいて冷凍室扉6が開扉される。
このように、冷凍室用開扉ボタン12の押圧操作に連動して、冷凍室扉6側において磁束変化機構16により変化したマグネット15の磁束の状態を、筐体7側においてリードスイッチ17により検知する構成としたので、冷凍室扉6側においてマグネット15および磁束変化機構16を冷凍室扉6の外部に露出した状態(むき出しの状態)にする必要がなく、また、筐体7側においてリードスイッチ17を筐体7の外部に露出した状態にする必要もない。従って、筐体7側および冷凍室扉6側において汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、開扉装置13の信頼性を向上することができる。
また、その他の扉2a,2b,5用の開扉装置についても、その操作部を上述の操作部14と同様の構成とし同様の制御を行うようにしたので、汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、開扉装置の信頼性を向上することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図5を参照しながら説明する。なお、上述した第1の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。図5は冷凍室扉6用の開扉装置13の操作部31の内部構成を概略的に示す横断平面図である。
操作部31は、冷凍室用開扉ボタン32(操作部材に相当)、マグネット15、カム機構33、リードスイッチ17などから構成されている。
冷凍室用開扉ボタン32は、冷凍室扉6の前面側に設けられたボタン収容部34に収容されており、矢印A1方向に押圧可能な押しボタンとなっている。
カム機構33は、冷凍室用開扉ボタン32の裏側に設けられ後方に突出したロッド35と、マグネット15の下面中央部に設けられ当該マグネット15と一体的に回転するカム36とから構成されている。カム36の外周部の一部(図5では上側の一部)にはロッド35の突出方向に対して滑らかな谷状に窪んだ係止部36aが設けられており、この係止部36aにロッド35の先端部35aが係止している。カム36において回転軸21を挟んで互いに対向する位置には、回転軸21に平行な方向に延びる突起が設けられており、これら突起には、ボタン収容部34側に取り付けられ回転軸21を挿通した巻きバネ37の端部がそれぞれ引っ掛けられている。この巻きバネ37は、カム36(マグネット15)を矢印B2方向に付勢するとともに、カム36およびロッド35を介して冷凍室用開扉ボタン32を矢印A2方向に付勢する。
冷凍室用開扉ボタン32が矢印A1方向へ押圧操作されると、ロッド35の先端部35aによりカム36の係止部36aが矢印A1方向に押圧され、これとともに、マグネット15が矢印B1方向に回転(1/4回転)する。つまり、冷凍室用開扉ボタン32の押圧操作に連動してカム機構33(ロッド35およびカム36)がマグネット15を回転させる構成となっている。一方、冷凍室用開扉ボタン32の押圧操作が解除されると、巻きバネ37の付勢力によりカム36およびマグネット15が矢印B2方向に回転(1/4回転)し、これに伴って、冷凍室用開扉ボタン32が矢印A2方向に戻される。
この場合、カム機構33は、冷凍室用開扉ボタン32の直線運動とマグネット15の回転運動とを相互に変換する変換機構としての機能を担っている。
本実施形態によれば、冷凍室用開扉ボタン12の押圧操作に連動して、冷凍室扉6側においてカム機構33により変化したマグネット15の磁束の状態を、筐体7側においてリードスイッチ17により検知する構成としたので、冷凍室扉6側においてマグネット15およびカム機構33を冷凍室扉6の外部に露出した状態にする必要がなく、また、筐体7側においてリードスイッチ17を筐体7の外部に露出した状態にする必要もない。従って、筐体7側および冷凍室扉6側において汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、開扉装置13の信頼性を向上することができる。
なお、詳しい説明は省略するが、その他の扉2a,2b,5用の開扉装置(図示せず)についても、その操作部(図示せず)を上述の操作部31と同様の構成とし同様の制御を行うようにしたので、汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、開扉装置の信頼性を向上することができる。
また、本実施形態において、カム機構33を構成するカム36は、上述した係止部36aを有する形状のものに限られるものではなく、ロッド35(冷凍室用開扉ボタン32)の直線運動とカム(マグネット15)の回転運動とを相互に変換できる形状であればよい。例えば、図6に示すように、楕円型のカム38をマグネット15と一体的に回転可能に設け、このカム38の側周部38aにロッド35の先端部35aを係止させるようにしてもよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図7を参照しながら説明する。なお、上述した第1の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。図7は冷凍室扉6用の開扉装置13の操作部41の内部構成を概略的に示す横断平面図である。
上述の第1の実施形態では、N極とS極の2極に着磁されたマグネット15を示したが、本実施形態のマグネット42は、N極とS極が当該マグネット42の周方向に沿って交互に配置されており、全体として8極に着磁されている。なお、図示はしないが、本実施形態においても、例えば上述の第1の実施形態に示した磁束変化機構16が備えられており、冷凍室用開扉ボタン12の矢印A1,A2方向の直線運動に連動してマグネット42が矢印B1,B2方向に回転するようになっている。
冷凍室用開扉ボタン12が矢印A1方向に押圧操作されると、マグネット42が矢印B1方向に回転(1/4回転)し、当該マグネット42がリードスイッチ17周辺に及ぼす磁束の状態が変化する。この場合、マグネット42が8極に着磁されていることから、当該マグネット42がリードスイッチ17周辺に及ぼす磁束の状態は断続的に変化する。リードスイッチ17は、マグネット42の断続的に変化する磁束の状態に応じてオン/オフ状態を繰り返し、図8(a)に示す断続的なパルス信号を出力する。
制御装置26は、冷凍室用開扉ボタン12の押圧操作に連動してリードスイッチ17から断続的なパルス信号を受けると、開扉装置13を作動させて冷凍室扉6を開放方向へ押圧し開扉する。
マグネットが2極に着磁されている場合では、当該マグネットの磁束の状態を2つの状態に変化させることしかできないことから、冷凍室用開扉ボタン12の押圧操作に連動してリードスイッチ17から出力される信号は、図8(b)に示すような連続した信号となる。そのため、制御装置26に冷凍室用開扉ボタン12の押圧操作を検知させるためには、マグネットをマグネット収容部20に組み付ける際に、当該マグネットの回転位置を所定の回転位置(マグネットの磁束の状態が冷凍室用開扉ボタン12の押圧操作に連動して適切に変化する回転位置)にして組み付けなければならない。
これに対して、本実施形態によれば、マグネット42を8極に着磁した。従って、当該マグネット42の回転位置をどのように配置して組み付けたとしても、冷凍室用開扉ボタン12が押圧操作されたときに、リードスイッチ17から断続的なパルス信号を出力させて開扉装置13を作動させることができる。従って、マグネット42の組み付け作業を容易に行うことがきる。
なお、マグネット42の着磁数としては8極に限られるものではなく、4極以上の多極に着磁したものであればよい。
第1の参考例
次に、本発明の第1の参考例について図9を参照しながら説明する。なお、上述した第1の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。図9は冷凍室扉6用の開扉装置13の操作部51の内部構成を概略的に示す横断平面図である。
操作部51は、冷凍室用開扉ボタン52(操作部材に相当)、マグネット53、磁気遮蔽機構54(磁束変化手段に相当)、リードスイッチ17などから構成されている。
冷凍室用開扉ボタン52は、冷凍室扉6内に設けられた収容部55の前端側において矢印A1,A2方向に移動可能に配置されている。
マグネット53は、全体として矩形型の形状をなしており、N極とS極の2極に着磁されている。このマグネット53は、その着磁方向が筐体7の前面に対してほぼ平行な方向となる状態で収容部55の後端側(図9では右側)に配置されている。
磁気遮蔽機構54は、レバー56と磁気遮蔽板57(磁気遮蔽部材に相当)とから構成されている。レバー56は、収容部55の前端側において回動軸58を中心に矢印D1,D2方向に回動可能に設けられている。このレバー56には回動軸58に平行な方向に延びる突起56aが設けられており、この突起56aには、回動軸58を挿通した巻きバネ59の一端部59aが引っ掛けられている。巻きバネ59の他端部59bは、収容部55側に設けられ回動軸58に平行な方向に延びる突起55aに引っ掛けられている。この巻きバネ59は、レバー56を矢印D2方向に付勢するとともに、冷凍室用開扉ボタン52の裏面に当接したレバー56の前端部56b(図9では左側の端部)を介して当該冷凍室用開扉ボタン32を矢印A2方向に付勢する。
磁気遮蔽板57は、例えば磁界を遮る性質を有する金属(磁性体である例えば鉄)などの材料から構成されており、全体として円弧状の形状をなしている。この磁気遮蔽板57の一端部は、レバー56の後端部56c(図9では右側の端部)に取り付けられている。
冷凍室用開扉ボタン52が矢印A1方向へ押圧操作されると、レバー56とともに磁気遮蔽板57が矢印D1方向に回動する。つまり、冷凍室用開扉ボタン52の押圧操作に連動して磁気遮蔽機構54が磁気遮蔽板57をマグネット53とリードスイッチ17との間に出し入れする構成となっている。一方、冷凍室用開扉ボタン52の押圧操作が解除されると、巻きバネ59の付勢力によりレバー56および磁気遮蔽機構54が矢印D2方向に回動し、これに伴って、冷凍室用開扉ボタン52がレバー56の前端部56bに押されて矢印A2方向に戻される。
この場合、磁気遮蔽機構54は、冷凍室用開扉ボタン52の直線運動と磁気遮蔽板57の回動運動とを相互に変換する変換機構としての機能を担っている。
そして、磁気遮蔽板57が矢印D1,D2方向へ回動することにより、マグネット53が筐体7側に及ぼす磁束の状態が変化する。この場合、磁気遮蔽板57が図9中実線で示す位置にある状態(冷凍室用開扉ボタン52が押圧操作されていない状態)では、マグネット53の磁気が磁気遮蔽板57により遮蔽されることから、当該マグネット53が筐体7側に及ぼす磁束は殆んどなくなる。従って、リードスイッチ17はオフ状態となる。一方、磁気遮蔽板57が図9中破線で示す位置にある状態(冷凍室用開扉ボタン52が押圧操作された状態)では、マグネット53の磁気が磁気遮蔽板57により遮蔽されることはなく、当該マグネット15が筐体7側に及ぼす磁束は強くなる。従って、リードスイッチ17はオン状態となる。
本実施形態によれば、冷凍室用開扉ボタン12の押圧操作に連動して、冷凍室扉6側において磁気遮蔽機構54により変化したマグネット53の磁束の状態を、筐体7側においてリードスイッチ17により検知する構成としたので、冷凍室扉6側においてマグネット53および磁気遮蔽機構54を冷凍室扉6の外部に露出した状態にする必要がなく、また、筐体7側においてリードスイッチ17を筐体7の外部に露出した状態にする必要もない。従って、筐体7側および冷凍室扉6側において汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、開扉装置13の信頼性を向上することができる。
なお、詳しい説明は省略するが、その他の扉2a,2b,5用の開扉装置(図示せず)についても、その操作部(図示せず)を上述の操作部51と同様の構成とし同様の制御を行うようにしたので、汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、開扉装置の信頼性を向上することができる。
第2の参考例
次に、本発明の第2の参考例について図10を参照しながら説明する。なお、上述した第1の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。図10は冷凍室扉6用の開扉装置13の操作部61の内部構成を概略的に示す横断平面図である。
操作部61は、冷凍室用開扉ボタン62(操作部材に相当)、扉側マグネット63、磁気結合機構64(磁束変化手段に相当)、筐体側マグネット65、ボタン式スイッチ66(磁束検知手段に相当)などから構成されている。
冷凍室用開扉ボタン62は、冷凍室扉6内に設けられた収容部67の前端側(図10では左側)において矢印A1,A2方向に移動可能に配置されている。
扉側マグネット63は、収容部67の後端側に設けられたガイド部68内において矢印E1,E2方向(前後方向)に移動可能に配置されている。
磁気結合機構64は、冷凍室用開扉ボタン62の裏側に設けられ後方に突出したロッド72と、収容部67内において回動軸73を中心に回動可能に設けられた扉側レバー74とから構成されている。扉側レバー74の一端部(図10では下側の端部)には扉側マグネット63が取り付けられており、他端部(図10では上側の端部)には、ロッド72が係止している。
筐体側マグネット65は、収容部材25内において回動軸69を中心に矢印F1,F2方向に回動可能に設けられた筐体側レバー70の先端部に取り付けられている。筐体側レバー70は、バネ71により矢印F1方向に付勢された状態となっている。
ボタン式スイッチ66は、収容部材25内において筐体側レバー70よりも後方(図10では右方)に配置されており、ボタン66aが筐体側レバー70により押圧操作される構成となっている。このボタン式スイッチ66は、制御装置26に接続されており、ボタン66aが押圧操作されるとオン信号を出力する。
冷凍室用開扉ボタン62が矢印A1方向へ押圧操作されると、ロッド72により扉側レバー74の他端部が押圧され、これにより、扉側マグネット63がガイド部68内を矢印E1方向に移動する。つまり、冷凍室用開扉ボタン62の押圧操作に連動して磁気結合機構64(ロッド72および扉側レバー74)が扉側マグネット63を前後方位に移動させ、扉側マグネット63が筐体側マグネット65に吸着した状態(図10に実線で示す状態)と扉側マグネット63が筐体側マグネット65から離間した状態(図10に破線で示す状態)とを切り替える構成となっている。扉側マグネット63が矢印E1方向に移動すると、当該扉側マグネット63と筐体側マグネット65との磁気結合が弱まり、これにより、筐体側レバー70がバネ71の付勢力により矢印F1方向に回動する。そして、筐体側レバー70によりボタン式スイッチ66のボタン66aが押圧操作され、当該ボタン式スイッチ66はオン信号を出力する。
この場合、磁気結合機構64は、冷凍室用開扉ボタン62の直線運動と扉側マグネット63の直線運動とを相互に変換する変換機構としての機能を担っている。
本実施形態によれば、冷凍室用開扉ボタン12の押圧操作に連動して、冷凍室扉6側において磁気結合機構64により変化した扉側マグネット63の磁束の状態を、筐体7側においてボタン式スイッチ66により検知する構成としたので、冷凍室扉6側において扉側マグネット63および磁気結合機構64を冷凍室扉6の外部に露出した状態にする必要がなく、また、筐体7側においてボタン式スイッチ66を筐体7の外部に露出した状態にする必要もない。従って、筐体7側および冷凍室扉6側において汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、開扉装置13の信頼性を向上することができる。
なお、詳しい説明は省略するが、その他の扉2a,2b,5用の開扉装置(図示せず)についても、その操作部(図示せず)を上述の操作部61と同様の構成とし同様の制御を行うようにしたので、汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、開扉装置の信頼性を向上することができる。
磁束検知手段としては、上記のボタン式スイッチ66に限られるものではなく、扉側マグネット63が筐体側マグネット65に吸着した状態または離間した状態を検知するスイッチを用いることができる。
第3の参考例
次に、本発明の第3の参考例について図11を参照しながら説明する。なお、上述した第1の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。図11は冷凍室扉6用の開扉装置13の操作部81の内部構成を概略的に示す横断平面図である。
操作部81は、冷凍室用開扉レバー82(操作部材に相当)、マグネット15、磁束変化機構83(磁束変化手段に相当)、リードスイッチ17などから構成されている。
冷凍室用開扉レバー82は、冷凍室扉6内に設けられた収容部84の前端側において、上辺部が回動軸85により枢支されており、図11(b)中矢印G1,G2方向(上下方向)に回動可能な引きレバー(引き操作部材)となっている。
磁束変化機構83は、冷凍室用開扉レバー82の裏側に回動軸82aにより枢支され後方に突出したラックギア86と、マグネット15の下面中央部に設けられ当該マグネット15と一体的に回転するピニオンギア24とから構成されており、これらラックギア86とピニオンギア24とは互いに噛み合わされている。
冷凍室用開扉レバー82が図11(b)中矢印G1方向へ回動操作(引き操作)されると、ラックギア86によりピニオンギア24が図11(a)中矢印B1方向に回転し、これとともに、マグネット15が図11(a)中矢印B1方向に回転(1/4回転)する。つまり、冷凍室用開扉レバー82の回動操作に連動して磁束変化機構83(ラックギア86およびピニオンギア24)がマグネット15を回転させる構成となっている。
この場合、磁束変化機構83は、冷凍室用開扉レバー82の回動運動とマグネット15の回転運動とを相互に変換する変換機構としての機能を担っている。
本実施形態においても、冷凍室扉6側においてマグネット15および磁束変化機構83を冷凍室扉6の外部に露出した状態にする必要がなく、また、筐体7側においてリードスイッチ17を筐体7の外部に露出した状態にする必要もない。従って、筐体7側および冷凍室扉6側において汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、開扉装置13の信頼性を向上することができる。
なお、詳しい説明は省略するが、その他の扉2a,2b,5用の開扉装置(図示せず)についても、その操作部(図示せず)を上述の操作部81と同様の構成とし同様の制御を行うようにしたので、汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、開扉装置の信頼性を向上することができる。
本実施形態において、各扉2a,2b,5,6の開扉レバーは、冷凍室用開扉レバー82のように上下方向に回動可能なものに限られるものではなく、左右方向に回動可能なものであってもよい。
(第の実施形態)
次に、本発明の第の実施形態について図12を参照しながら説明する。なお、上述した第1の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。図12は冷凍室扉6用の開扉装置13の操作部91の内部構成を概略的に示す横断平面図である。
操作部91は、冷凍室用開扉ボタン12(操作部材に相当)、マグネット15、磁束変化機構16、ホールIC92(磁気検知手段に相当)などから構成されている。
ホールIC92は収容部材25内に配置されており、当該収容部材25の前端側を閉塞する壁部25aにより筐体7の外部に露出した状態とならないようになっている。
ホールIC92は、マグネット15がホールIC92周辺に及ぼす磁束の状態の変化に応じてオン状態とオフ状態とに切り替わる。本実施形態では、マグネット15の回転に伴って、ホールIC92にマグネット15のS極が近付いてくると(N極が遠ざかると)、当該ホールIC92はオン状態となる。一方、ホールIC92からマグネット15のS極が遠ざかると(N極が近付いてくると)、当該ホールIC92はオフ状態となる。従って、冷凍室用開扉ボタン12が押圧操作されていない状態(図12に示す状態)では、ホールIC92はオフ状態となり、冷凍室用開扉ボタン12が押圧操作された状態では、ホールIC92はオン状態となる。
ホールIC92は制御装置26に接続されており、制御装置26は当該ホールIC92からの信号に基づいて開扉装置13の動作を制御する。
本実施形態においても、冷凍室扉6側においてマグネット15および磁束変化機構16を冷凍室扉6の外部に露出した状態にする必要がなく、また、筐体7側においてホールIC92を筐体7の外部に露出した状態にする必要もない。従って、筐体7側および冷凍室扉6側において汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、開扉装置13の信頼性を向上することができる。
なお、詳しい説明は省略するが、その他の扉2a,2b,5用の開扉装置(図示せず)についても、その操作部(図示せず)を上述の操作部91と同様の構成とし同様の制御を行うようにしたので、汁物などの浸入による動作不良を防止することができ、開扉装置の信頼性を向上することができる。
上述の各実施形態において、リードスイッチ17ではなくホールIC92を用いるようにしてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述した各実施形態にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
磁束検知手段としては、リードスイッチ17、ホールIC92に限られるものではなく、マグネットの磁束の状態を検知できるものであればよい。
本発明は、回動式の扉,引き出し式の扉用の開扉装置のみならず左右両開き式の扉用の開扉装置にも適用できる。
また、上述した冷蔵庫1のように冷蔵機能および冷凍機能を備えた冷蔵庫のみならず、冷蔵専用機にも適用することができる。
本発明の第1の実施形態を示すものであり、(a)は冷蔵庫用開扉装置の操作部の内部構成を概略的に示す横断平面図、(b)は縦断側面図 異なる状態を示す図1相当図 冷蔵庫の正面図 冷蔵庫の電気的構成を概略的に示すブロック図 本発明の第2の実施形態を示す図1(a)相当図 変形例を示す図1(a)相当図 本発明の第3の実施形態を示す図1(a)相当図 リードスイッチから出力される信号を示す図 本発明の第1の参考例を示す図1(a)相当図 本発明の第2の参考例を示す図1(a)相当図 本発明の第3の参考例を示す図1(a)相当図 本発明の第の実施形態を示す図1(a)相当図 従来の開扉装置の操作部の構成を概略的に示す縦断側面図
符号の説明
図面中、1は冷蔵庫、2a,2b,3,4,5,6は扉、7は筐体、10a,10b,11,12,32,52,62は開扉ボタン(操作部材、押圧操作部材)、13は開扉装置(冷蔵庫用開扉装置)、15,42,53はマグネット、16は磁束変化機構(磁束変化手段)、17はリードスイッチ(磁束検知手段)、23,86はラックギア、24はピニオンギア、33はカム機構、54は磁気遮蔽機構(磁束変化手段)、57は磁気遮蔽板(磁気遮蔽部材)、64は磁気結合機構(磁束変化手段)、65は筐体側マグネット、66はボタン式スイッチ(磁束検知手段)、82は開扉レバー(操作部材、引き操作部材)、83は磁束変化機構(磁束変化手段)、92はホールIC(磁束検知手段)、を示す。

Claims (6)

  1. 冷蔵庫の扉に設けられた操作部材と、
    前記扉に設けられたマグネットと、
    前記操作部材の操作に応じて前記マグネットを回転させることにより当該マグネットの磁束の状態を変化させる磁束変化手段と、
    前記冷蔵庫の筐体に設けられ前記磁束変化手段により変化した前記マグネットの磁束の状態を検知してオンまたはオフするリードスイッチとを備え、
    前記リードスイッチによる検知結果に基づいて前記扉を開放することを特徴とする冷蔵庫用開扉装置。
  2. 冷蔵庫の扉に設けられた操作部材と、
    前記扉に設けられたマグネットと、
    前記操作部材の操作に応じて前記マグネットを回転させることにより当該マグネットの磁束の状態を変化させる磁束変化手段と、
    前記冷蔵庫の筐体に設けられ前記磁束変化手段により変化した前記マグネットの磁束の状態を検知してオンまたはオフするホールICとを備え、
    前記ホールICによる検知結果に基づいて前記扉を開放することを特徴とする冷蔵庫用開扉装置。
  3. 前記磁束変化手段は、前記マグネットをラックギアおよびピニオンギアにより回転させることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫用開扉装置。
  4. 前記磁束変化手段は、前記マグネットをカム機構により回転させることを特徴とする請求項または記載の冷蔵庫用開扉装置。
  5. 前記マグネットは2極に着磁されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の冷蔵庫用開扉装置。
  6. 前記マグネットは4極以上の多極に着磁されていることを特徴とする請求項ないしの何れかに記載の冷蔵庫用開扉装置。
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