WO2011089881A1 - 軽合金製ホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】縦方向及び横方向への剛性に優れる軽合金製ホイールを提供すること。 【解決手段】本発明は、ディスク部6、及び、該ディスク部6周縁に立設されたインナーリム部8を備える車両用の軽合金製ホイール10において、インナーリム部8が、ディスク部6の周縁に垂直に立設するウエル部11と、該ウエル部11に連続するリム中腹部12と、該リム中腹部12の先端の接続部15に接続されたインナーリムフランジ部13とを備え、インナーリムフランジ部13が接続部15から外方に延びる外周フランジ13aと、接続部15から内方に延びる内周フランジ13bとを有し、且つ、外周フランジ13aの周縁が軸方向に屈曲している軽合金製ホイール10である。

Description

軽合金製ホイール
 本発明は、リムを強化して剛性を向上させた軽合金製ホイールに関する。
 一般に、道路を走行する車両はタイヤを装着しており、タイヤを支持する金属製のホイールが備わっている。
 近年、かかるホイールにおいては、極力、軽量でデザイン性の高いものが望まれている。また、特に乗用車では走行時における振動の軽減と操縦性能を向上させるためホイールの口径が大きくなる傾向にある。
 ところが、ホイールの口径が大きくなると略円筒状のインナーリムが、撓みやすくなるという欠点がある。
 これに対し、インナーリムのインナーリムフランジを強化する方法が検討されている。
 例えば、リムがビード保持フランジを有し、ビード保持フランジが、リムの全周に亘って延びているU形キャビティを備えた複合材料からなる自動車用ホイールが知られている(例えば、特許文献1参照)。
 また、リムフランジをより半径の大きい円環状に作成し、これを折り曲げて2重構造のリムフランジを形成したホイール用リムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
 さらに、リム部の両端の環状のリムフランジのうち、一端のリムフランジ内径部がビードシート部内周面よりリム径中心方向に張り出して形成された車両用ホイールが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平10-6705号公報 特開2003-236638号公報 特開2008-137562号公報
 しかしながら、特許文献1記載の自動車用ホイールは、U字型アームを有しているので、横方向の剛性の向上は認められるものの、縦方向の剛性が不十分である。また、W字型アームを有した自動車用ホイールも開示されているが、ビートシート部との接続部から内側の部分が大きすぎるので、サスペンションに衝突する恐れがあり、しかも合成樹脂の複合材料からなるもので実用的ではない。
 特許文献2記載のホイール用リムにおいては、折り曲げても一体とはならないので、リムの剛性が十分に向上するとはいえない。
 特許文献3記載の車両用ホイールは、縦方向の剛性には優れるものの、横方向の剛性が十分とはいえない。
 本発明は、縦方向及び横方向への剛性に優れる軽合金製ホイールを提供することを目的とする。
 本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、日本自動車タイヤ協会規格(JATMA)及びヨーロッパ・タイヤ及びリム技術協会規格(ETRTO)に適合した軽合金製ホイールにおいて、インナーリムの形状を変えることにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
 すなわち、本発明は、(1)ディスク部、及び、該ディスク部周縁に立設されたインナーリム部を備える車両用の軽合金製ホイールにおいて、インナーリム部が、ディスク部の周縁に垂直に立設するウエル部と、該ウエル部に連続するリム中腹部と、該リム中腹部の先端の接続部に接続されたインナーリムフランジ部とを備え、インナーリムフランジ部が接続部から外方に延びる外周フランジと、接続部から内方に延びる内周フランジとを有し、且つ、外周フランジの周縁が軸方向に屈曲している軽合金製ホイールに存する。
 本発明は、(2)内周フランジの平均厚みが、外周フランジの平均厚みよりも大きく、内周フランジの半径方向の長さが、外周フランジの半径方向の長さよりも短い上記(1)記載の軽合金製ホイールに存する。
 本発明は、(3)内周フランジが、軸とは垂直方向に設けられている上記(1)又は(2)に記載の軽合金製ホイールに存する。
 本発明は、(4)内周フランジの周縁が更に軸方向に屈曲した内周フランジ屈曲部を備える上記(3)記載の軽合金製ホイールに存する。
 本発明は、(5)外周フランジの周縁が軸方向に屈曲した外周フランジ屈曲部と、内周フランジの周縁が更に軸方向に屈曲した内周フランジ屈曲部と、に跨るようにフランジ用リブが配設されている上記(4)記載の軽合金製ホイールに存する。
 本発明は、(6)ウエル部の厚みが2.0mm以下である上記(1)~(5)のいずれか一つに記載の軽合金製ホイールに存する。
 本発明は、(7)リム中腹部が、傾斜した連結部と、該連結部に設けられた突起状のハンプ部と、該ハンプ部に連続するビードシート部とからなる上記(1)~(6)のいずれか一つに記載の軽合金製ホイールに存する。
 本発明は、(8)ウエル部には、幾何学模様状のウエル用リブが配設されている上記(1)~(6)のいずれか一つに記載の軽合金製ホイールに存する。
 本発明は、(9)ウエル用リブの付与密度が、ディスク部側と、インナーリムフランジ部側とでは異なる上記(8)記載の軽合金製ホイールに存する。
 本発明は、(10)ウエル用リブの高さが、ディスク部側と、インナーリムフランジ部側とでは異なる上記(8)記載の軽合金製ホイールに存する。
 本発明は、(11)ウエル部の厚みがディスク部側と、インナーリムフランジ部側とでは異なる上記(1)~(10)のいずれか一つに記載の軽合金製ホイールに存する。
 本発明の軽合金製ホイールにおいては、外周フランジに加え、内周フランジを設けることにより、縦方向の剛性を向上させ、更に、外周フランジの周縁を軸方向に屈曲させることにより、横方向の剛性を向上させる。
 よって、上記軽合金製ホイールは、縦方向及び横方向への剛性が優れることになる。
 ここで、一般に、外周フランジの厚み、長さは、装着される車のサイズにより決定される。
 本発明の軽合金製ホイールにおいては、内周フランジの長さを外周フランジの長さよりも短くすることにより、サスペンションに衝突するのを確実に抑制でき、また、内周フランジの平均厚みを外周フランジの平均厚みよりも大きくすることにより、内周フランジの強度を向上させ、軽合金製ホイール全体としての剛性も向上させることができる。
 本発明の軽合金製ホイールにおいては、内周フランジが、軸とは垂直方向に設けられている場合、縦方向への剛性が確実に向上する。
 本発明の軽合金製ホイールにおいては、内周フランジの周縁が更に軸方向に屈曲している場合、横方向への剛性がより向上する。
 本発明の軽合金製ホイールにおいては、外周フランジ屈曲部と、内周フランジ屈曲部と、に跨るようにフランジ用リブが配設されている場合、縦方向への剛性が更に向上する。
 また、かかるフランジ用リブを利用して幾何学模様等を付すことも可能である。
 本発明の軽合金製ホイールにおいては、縦方向及び横方向への剛性が優れるので、ウエル部の厚みを2.0mm以下とすることが可能である。そうすると、軽合金製ホイールの軽量化を図ることができる。
 本発明の軽合金製ホイールにおいては、ウエル部には、ウエル用リブが配設されていると、ウエル部の強度が向上すると共に、ディスク側とインナーリムフランジ側との回転モーメントとの差により生じる歪みを抑制できる。また、かかるウエル用リブを利用して幾何学模様等を付すことも可能である。
図1は、第1実施形態に係る軽合金製ホイールを示す断面図である。 図2の(a)は、図1の部分Pを示す拡大断面図であり、(b)は、第1実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。 図3の(a)は、第2実施形態に係る軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、第2実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。 図4の(a)は、第3実施形態に係る軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、第3実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。 図5の(a)は、第3実施形態に係る軽合金製ホイールにおいて、ウエル部に配設されるウエル用リブを示す平面図であり、(b)は、(a)のX1-X1断面図であり、(c)は、(a)のX2-X2断面図である。 図6の(a)は、第4実施形態に係る軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、第4実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。 図7の(a)は、第5実施形態に係る軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、第5実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。 図8の(a)は、第6実施形態に係る軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、第6実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。 図9の(a)は、第6実施形態に係る軽合金製ホイールにおいて、ウエル部に配設されるウエル用リブを示す平面図であり、(b)は、(a)のY1-Y1断面図であり、(c)は、(a)のY2-Y2断面図である。 図10の(a)は、第7実施形態に係る軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、第7実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。 図11は、第7実施形態に係る軽合金製ホイールにおいて、ウエル部に配設されるウエル用リブを示す平面図である。 図12は、他の実施形態に係る軽合金製ホイールのウエル部の拡大断面図である。 図13は、実施例における縦剛性試験の概要を示す概略図である。 図14は、実施例における横剛性試験の概要を示す概略図である。 図15の(a)は、実施例におけるTyre bead deflection testの概要を示す側面図であり、(b)は、その断面図である。 図16は、ホイールの力を無視して断面2次モーメントを測定する際の実施例1,2及び比較例1の軽合金製ホイールのインナーリムフランジ部の寸法を示す図である。 図17は、軽合金製ホイールにタイヤを装着して所定の空気圧を与えた場合のホイールのインナーリム部にかかる応力をシミュレーションした図である。 図18は、ホイールの力を考慮して断面2次モーメントを測定する際の実施例1,2及び比較例1の軽合金製ホイールのインナーリムフランジ部の寸法を示す図である。 図19の(a)は、内周フランジを有しない軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、(a)の軽合金製ホイールを示す斜視図である。
 以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
(第1実施形態)
 図1は、第1実施形態に係る軽合金製ホイールを示す断面図である。
 図1に示すように、第1実施形態に係る軽合金製ホイール10は、ディスク部6、該ディスク部6周縁に立設されたインナーリム部8、及び、該ディスク部6周縁に立設されたアウターリム部を備える。
 図2の(a)は、図1の部分Pを示す拡大断面図であり、(b)は、第1実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。
 図2の(a)及び(b)に示すように、第1実施形態に係る軽合金製ホイール10において、インナーリム部8は、ディスク部6の周縁に垂直に立設するウエル部11と、該ウエル部11に連続するリム中腹部12と、該リム中腹部12の先端の接続部15に接続されたインナーリムフランジ部13とを備える。
 リム中腹部12は、傾斜した連結部12aと、該連結部12aに設けられた突起状のハンプ部12bと、該ハンプ部12bに連続するビードシート部12cとからなる。
 また、インナーリムフランジ部13は、接続部15から外方(すなわち、軸心とは離れる半径方向)に延びる外周フランジ13aと、外周フランジ13aの周縁が軸方向に屈曲した外周フランジ屈曲部131aと、接続部15から内方(すなわち、軸心に向かう半径方向)に延びる内周フランジ13bと、を有する。
 第1実施形態に係る軽合金製ホイール10においては、外周フランジ13aに加え、内周フランジ13bを設けることにより、インナーリム部8の縦方向の剛性を向上させることができる。
 また、外周フランジ屈曲部131aを設けることにより、インナーリム部8の横方向の剛性を向上させることができる。
 軽合金製ホイール10において、ウエル部11の厚みは、2.0mm以下であることが好ましい。これにより、軽合金製ホイール10の軽量化を図ることができる。なお、第1実施形態に係る軽合金製ホイール10においては、上述したように、剛性が優れるので、ウエル部11の厚みを小さくしても、剛性を十分に担保できる。
 したがって、フランジ13b及び外周フランジ屈曲部131aを有しない通常の軽合金製ホイールの重量を相対的に100とした場合、それと同じサイズの第1実施形態に係る軽合金製ホイール10の重量を100以下とすることが可能である。
 また、軽合金製ホイール10の縦剛性、横剛性及び3軸方向荷重に対する剛性比は、フランジ13b及び外周フランジ屈曲部131aを有しない通常の軽合金製ホイールの荷重変位量を100%とした場合、109~138%の剛性比を示すことが好ましい。なお、3軸方向荷重を負荷する方法は、Tyre bead deflection testと呼称され、詳細は実施例で説明する。
 内周フランジ13bは、外周フランジ13aと一体となっており、軽合金製ホイール10の軸とは垂直方向に設けられている。このため、縦方向への剛性が確実に向上する。
 ここで、軽合金製ホイール10において、リム中腹部12と、リム中腹部12の先端の接続部15に接続された外側に延びる外周フランジ13aは、日本自動車タイヤ協会規格及びヨーロッパ・タイヤ及びリム技術協会規格に適合した通常のサイズとなっている。すなわち、外周フランジ13aの厚みと、長さとは、規格値に基づく。
 これに対し、内周フランジ13bは、厚みと、長さを自由に設定することが可能であるが、内周フランジ13bの長さ方向には、車両のサスペンションが位置することになるので、長さが大きいほど、サスペンションに衝突し、サスペンションを傷つける恐れがある。
 軽合金製ホイール10においては、内周フランジ13bの平均厚みを、外周フランジ13aの平均厚みよりも大きく、且つ、内周フランジ13bの長さを、外周フランジ13aの長さよりも短くする。
 内周フランジ13bの長さを外周フランジ13aの長さよりも短くすることにより、サスペンションに衝突するのを確実に抑制でき、また、内周フランジ13bの平均厚みを外周フランジ13aの平均厚みよりも大きくすることにより、内周フランジ13bの強度を向上させ、軽合金製ホイール全体としての剛性も向上させることができる。
 また、このように規定することにより、軽合金製ホイールのサイズが変わっても上述した効果を確実に発揮できる。
 軽合金製ホイール10は、鋳造ビレットを鍛造成形して製造してもよく、鋳造ビレットを鍛造した円筒状の鍛造ビレットを鍛造成形して製造してもよい。
 特に、鍛造ビレットを鍛造成形して製造すると、金属結晶粒子が細かくなるので、軽合金製ホイール自体の強度をより強くすることができる。
 また、インナーリム部8は、公知の方法で形成することができ、例えば、スピニング加工により形成すればよい。この場合も鍛造ビレットを出発材料とすることにより、金属結晶粒子を細かくすることができるので、インナーリム部8の強度をより強くすることができる。
(第2実施形態)
 第2実施形態に係る軽合金製ホイールは、インナーリムフランジ部の形状が異なること以外は、第1実施形態に係る軽合金製ホイール10と同じである。
 図3の(a)は、第2実施形態に係る軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、第2実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。
 図3の(a)及び(b)に示すように、第2実施形態に係る軽合金製ホイール20において、インナーリム部18は、ディスク部の周縁に垂直に立設するウエル部21と、該ウエル部21に連続するリム中腹部22と、該リム中腹部22の先端の接続部25に接続されたインナーリムフランジ部23とを備える。
 インナーリムフランジ部23は、接続部25から外方に延びる外周フランジ23aと、外周フランジ23aの周縁が軸方向に屈曲した外周フランジ屈曲部231aと、接続部25から内方に延びる内周フランジ23bと、内周フランジ23bの周縁が更に軸方向に屈曲した内周フランジ屈曲部231bと、を有する。
 第2実施形態に係る軽合金製ホイール20においては、外周フランジ23aに加え、内周フランジ23bを設けることにより、インナーリム部18の縦方向の剛性を向上させることができる。
 また、外周フランジ屈曲部231a及び内周フランジ屈曲231bを設けることにより、インナーリム部18の横方向の剛性をより向上させることができる。なお、外周フランジ屈曲部231a及び内周フランジ屈曲231bの高さは同じであることが好ましい。
(第3実施形態)
 第3実施形態に係る軽合金製ホイールは、第1実施形態に係る軽合金製ホイール10にウエル用リブが配設された構造となっている。
 図4の(a)は、第3実施形態に係る軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、第3実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。
 図4の(a)及び(b)に示すように、第3実施形態に係る軽合金製ホイール30において、インナーリム部8は、ウエル部11に、ウエル用リブ80が配設されている。
 かかるウエル用リブ80は、連結部12aと、アウターリム部34とに連絡されている。
 第3実施形態に係る軽合金製ホイール30においては、ウエル用リブ80が配設されているので、ウエル部11の縦方向への剛性が更に向上すると共に、軸方向のディスク側とインナーリムフランジ側との回転モーメントとの差により生じる歪みを抑制できる。
 また、かかるウエル用リブ80は、幾何学模様の形状に形成される。
 図5の(a)は、第3実施形態に係る軽合金製ホイールにおいて、ウエル部に配設されるウエル用リブを示す平面図であり、(b)は、(a)のX1-X1断面図であり、(c)は、(a)のX2-X2断面図である。
 図5の(a)及び(b)に示すように、ウエル用リブ80の構成単位は、上面視X字状で、断面が山型の構造となっている。
 図5の(b)に示すように、ウエル用リブ80は、ディスク側からインナーリムフランジ部側まで一定の高さを有している。これにより、インナーリムフランジ部の撓みが抑制される。
(第4実施形態)
 第4実施形態に係る軽合金製ホイールは、第2実施形態に係る軽合金製ホイール20にフランジ用リブが配設された構造となっている。
 図6の(a)は、第4実施形態に係る軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、第4実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。
 図6の(a)及び(b)に示すように、第4実施形態に係る軽合金製ホイール40において、インナーリム部18は、外周フランジ屈曲部231aと、内周フランジ屈曲部231bとを跨ぐように、フランジ用リブ82が円周方向に間隔をおいて複数配設されている。すなわち、かかるフランジ用リブ82は、外周フランジ屈曲部231aと、内周フランジ屈曲部231bとに連絡されている。
 第4実施形態に係る軽合金製ホイール40においては、フランジ用リブ82が配設されているので、インナーリムフランジ部の縦方向への剛性が更に向上する。
 また、かかるフランジ用リブ82は、幾何学模様等を付すことができる。さらに、フランジ用リブ82を利用することにより、後述する第5実施形態に係る軽合金製ホイールよりも軽量化が図れる。
(第5実施形態)
 第5実施形態に係る軽合金製ホイールは、インナーリムフランジ部の形状が異なること以外は、第3実施形態に係る軽合金製ホイール30と同じである。
 図7の(a)は、第5実施形態に係る軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、第5実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。
 図7の(a)及び(b)に示すように、第5実施形態に係る軽合金製ホイール50において、インナーリム部28は、ディスク部の周縁に垂直に立設するウエル部31と、該ウエル部31に連続するリム中腹部32と、該リム中腹部32の先端の接続部35に接続されたインナーリムフランジ部33とを備える。
 インナーリムフランジ部33は、接続部35から外方に延びる外周フランジ33aと、接続部35から内方に延びる内周フランジ33bと、を有する。
 かかる外周フランジ33aと、内周フランジ33bとは、端面が面一になっており、且つテーパー状となっている。
 第5実施形態に係る軽合金製ホイール50においては、端面がテーパー状となっているので、縦方向及び横方向の剛性を向上させることができる。
(第6実施形態)
 第6実施形態に係る軽合金製ホイールは、第3実施形態に係る軽合金製ホイール30に配設されたウエル用リブの形状が異なる。
 図8の(a)は、第6実施形態に係る軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、第6実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。
 図8の(a)及び(b)に示すように、第6実施形態に係る軽合金製ホイール60において、インナーリム部8は、ウエル部11に、ウエル用リブ83が配設されている。
 かかるウエル用リブ83は、連結部12aと、アウターリム部34とに連絡されている。
 第6実施形態に係る軽合金製ホイール60においては、ウエル用リブ83が配設されているので、ウエル部11の縦方向への剛性が更に向上すると共に、軸方向のディスク側とインナーリムフランジ側との回転モーメントとの差により生じる歪みを抑制できる。
 また、かかるウエル用リブ83は、幾何学模様等を付すことができる。
 図9の(a)は、第6実施形態に係る軽合金製ホイールにおいて、ウエル部に配設されるウエル用リブを示す平面図であり、(b)は、(a)のY1-Y1断面図であり、(c)は、(a)のY2-Y2断面図である。
 図9の(a)及び(b)に示すように、ウエル用リブ83の構成単位は、上面視X字状で、断面が山型の構造となっている。
 図9の(b)に示すように、ウエル用リブ83は、ディスク側からインナーリムフランジ部側に行くにしたがって、徐々に高くなっている。これにより、インナーリムフランジ部側がより補強され、撓みがより確実に抑制される。
(第7実施形態)
 第7実施形態に係る軽合金製ホイールは、第3実施形態に係る軽合金製ホイール30に配設されたウエル用リブの形状が異なる。
 図10の(a)は、第7実施形態に係る軽合金製ホイールのインナーリム部を示す拡大断面図であり、(b)は、第7実施形態に係る軽合金製ホイールを示す斜視図である。
 図10の(a)及び(b)に示すように、第7実施形態に係る軽合金製ホイール70において、インナーリム部8は、ウエル部11に、ウエル用リブ85が配設されている。
 かかるウエル用リブ85は、連結部12aと、アウターリム部34とに連絡されている。
 第7実施形態に係る軽合金製ホイール70においては、ウエル用リブ85が配設されている。ウエル用リブ85は、軸方向でディスク側とインナーリムフランジ側とでは付与密度がことなっている。すなわち、インナーリムフランジ側のほうが付与密度が高くなっている。このため、ウエル部11の縦方向への剛性が更に向上すると共に、軸方向のディスク側とインナーリムフランジ側との回転モーメントとの差により生じる歪みを抑制できる。
 また、かかるウエル用リブ85は、幾何学模様の形状に形成される。
 図11は、第7実施形態に係る軽合金製ホイールにおいて、ウエル部に配設されるウエル用リブを示す平面図である。
 図11に示すように、ウエル用リブ85の構成単位は、中心が一方にずれた上面視X字状で、断面が山型の構造となっている。
 図10の(b)に示すように、ウエル用リブ85は、中心がインナーリムフランジ側に近くなるように配設されるので、インナーリムフランジ部側がより補強され、撓みがより確実に抑制される。
 以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
 例えば、第1~第7実施形態に係る軽合金製ホイールの材質としては、アルミニウム軽合金が用いられるが、マグネシウム軽合金等であってもよい。
 第3実施形態に係る軽合金製ホイール30においては、ウエル用リブ80の構成単位が上面視X字状となっているが、上面視Y字状であってもよく、上面視V字状であってもよく、蛇行状であってもよい。
 第4実施形態に係る軽合金製ホイール40において、フランジ用リブ82の形状は、特に限定されない。また、軽合金製ホイールは、ウエル用リブとフランジ用リブとを同時に有していてもよい。
 図12は、他の実施形態に係る軽合金製ホイールのウエル部の拡大断面図である。
 図12に示すように、ウエル部の厚みをディスク部側からインナーリムフランジ部側に行くにしたがって、徐々に厚くなっている。これにより、インナーリムフランジ部側がより補強され、撓みがより確実に抑制される。
(実施例1)
 実施例1としては、図2に示す第1実施形態に係る軽合金製ホイール10を用いた。
(実施例2)
 実施例2としては、図3に示す第2実施形態に係る軽合金製ホイール20を用いた。
(実施例3)
 実施例3としては、図4に示す第3実施形態に係る軽合金製ホイール30を用いた。
(実施例4)
 実施例4としては、図6に示す第4実施形態に係る軽合金製ホイール40を用いた。
(実施例5)
 実施例5としては、図8に示す第6実施形態に係る軽合金製ホイール60を用いた。
(比較例1)
 比較例1としては、図19に示す内周フランジ13bを有しないインナーリム部38を有する通常の軽合金製ホイール100を用いた。
(評価方法1)
 実施例1~5及び比較例1の軽合金製ホイールに対し、縦剛性試験を行った。
 図13は、実施例における縦剛性試験の概要を示す概略図である。
 図13に示すように、試験台にホイールのディスク部を取り付け、水平になったインナーリム部の先端に円盤状の錘Fを載せ、錘Fの中心部からインナーリム部の面とは垂直方向(縦方向)に負荷荷重が5.0kNとなるように押し付けた。その後、解放し、インナーリム部の元の位置からの変位(mm)を測定した。
 得られたリム縦剛性の結果を表1に示す。表1中、「リム厚み」とは、各軽合金製ホイールのウエル部の厚みを意味し、「剛性比」とは、比較例1の軽合金製ホイールの変位量(x軸、y軸、z軸の平均)を100とした場合における他の軽合金製ホイールの変位量(x軸、y軸、z軸の平均)の比率を意味する。
〔表1〕
Figure JPOXMLDOC01-appb-I000001
(評価方法2)
 実施例1~5及び比較例1の軽合金製ホイールに対し、横剛性試験を行った。
 図14は、実施例における横剛性試験の概要を示す概略図である。
 図14に示すように、試験台にホイールのディスク部を載置し、垂直に立ったインナーリム部の先端に円盤状の錘Fを載せ、錘Fの上からインナーリム部の延長方向(縦方向)に負荷荷重が5.0kNとなるように押し付けた。その後、解放し、インナーリム部の変位を測定した。
 得られたリム横剛性の結果を表2に示す。表2中、「リム厚み」とは、各軽合金製ホイールのウエル部の厚みを意味し、「剛性比」とは、比較例1の軽合金製ホイールの変位量(x軸、y軸、z軸の平均)を100とした場合における他の軽合金製ホイールの変位量(x軸、y軸、z軸の平均)の比率を意味する。
〔表2〕
Figure JPOXMLDOC01-appb-I000002
(評価方法3)
 実施例1~5及び比較例1の軽合金製ホイールに対し、Tyre bead deflection testを行った。
 図15の(a)は、実施例におけるTyre bead deflection testの概要を示す側面図であり、(b)は、その断面図である。
 図15の(a)及び(b)に示すように、ホイールにタイヤを装着し、縦方向Frからは5.7kN、横方向Flからは7.0kN、横方向Fcからは2.9kNとなるように、3軸方向から負荷をかけた。そして、その時の撓み量を測定した。
 得られたTyre bead deflection testの結果を表3に示す。表3中、「リム厚み」とは、各軽合金製ホイールのウエル部の厚みを意味し、「剛性比」とは、比較例1の軽合金製ホイールの変位量(x軸、y軸、z軸の平均)を100とした場合における他の軽合金製ホイールの変位量(x軸、y軸、z軸の平均)の比率を意味する。
〔表3〕
Figure JPOXMLDOC01-appb-I000003
 表1及び表2の結果より、実施例2の軽合金製ホイールの剛性比が、縦剛性の場合、138%であり、横剛性の場合、110.7%を示し、最も高い数値であった。
 表3より、実施例2の軽合金製ホイールの剛性比が125.3%であり、特に優れていた。
 なお、実施例2の軽合金製ホイールのリム厚みは、比較例1の軽合金製ホイールに対して、64%の厚さであった。
(評価方法4)
 実施例1,2及び比較例1の軽合金製ホイールのインナーリムフランジ部の寸法(mm)を図16に示すようにし、ホイールにかかる力を無視したX軸周りの断面2次モーメントを算出した。
 得られた断面2次モーメントの結果を表4に示す。
〔表4〕
Figure JPOXMLDOC01-appb-I000004
 表4の断面2次モーメント比において、比較例1の軽合金製ホイールを100%とした場合、内周フランジ部を有する実施例1の軽合金製ホイールは、342%に達していた。
 また、実施例1の軽合金製ホイールに対して、内周フランジ屈曲部を設けた実施例2の軽合金製ホイールは、断面積が同じでも断面2次モーメントが20583÷16982=1.2倍となっており断面形状の優位性が認められた。
 ここで、軽合金製ホイールにタイヤを装着して所定の空気圧を与えた場合、ホイールのインナーリム部にかかる応力をシミュレーションした例を図17に示す。
 図17に示すように、ホイール回転軸に対してほぼ45°の方向にインナーリムフランジ部を外方へ開く力がかかっている様子が分かる。
 このような負荷、すなわち、ホイールにかかる力を考慮して、実施例1,2及び比較例1の軽合金製ホイールのインナーリムフランジ部の寸法(mm)を図18に示すようにし、X軸周りの断面2次モーメントを算出した。
 得られた断面2次モーメントの結果を表5に示す。
〔表5〕
Figure JPOXMLDOC01-appb-I000005
 表5の断面2次モーメント比において、比較例1の軽合金製ホイールを100%とした場合、内周フランジ部及び内周フランジ屈曲部を有する実施例2の軽合金製ホイールは、426.6%に達していた。
 本発明の軽合金製ホイールは、軽量であり、縦方向及び横方向への剛性が優れる車両用のホイールとして好適に用いられる。
 6・・・ディスク部
 8,18,28,38・・・インナーリム部
 10,20,30,40,50,60,70,100・・・軽合金製ホイール
 11,21,31・・・ウエル部
 12,22,32・・・リム中腹部
 12a・・・連結部
 12b・・・ハンプ部
 12c・・・ビードシート部
 13,23,33・・・インナーリムフランジ部
 13a,23a,33a・・・外周フランジ
 131a,231a・・・外周フランジ屈曲部
 13b,23b,33b・・・内周フランジ
 15,25,35・・・接続部
 231b・・・内周フランジ屈曲部
 34・・・アウターリム部
 80,83,85・・・ウエル用リブ
 82・・・フランジ用リブ
 F・・・錘

Claims (11)

  1.  ディスク部、及び、該ディスク部周縁に立設されたインナーリム部を備える車両用の軽合金製ホイールにおいて、
     前記インナーリム部が、前記ディスク部の周縁に垂直に立設するウエル部と、該ウエル部に連続するリム中腹部と、該リム中腹部の先端の接続部に接続されたインナーリムフランジ部とを備え、
     前記インナーリムフランジ部が前記接続部から外方に延びる外周フランジと、前記接続部から内方に延びる内周フランジとを有し、且つ、
     前記外周フランジの周縁が軸方向に屈曲している軽合金製ホイール。
  2.  前記内周フランジの平均厚みが、前記外周フランジの平均厚みよりも大きく、
     前記内周フランジの半径方向の長さが、前記外周フランジの半径方向の長さよりも短い請求項1記載の軽合金製ホイール。
  3.  前記内周フランジが、軸とは垂直方向に設けられている請求項1又は2に記載の軽合金製ホイール。
  4.  前記内周フランジの周縁が更に軸方向に屈曲した内周フランジ屈曲部を備える請求項3記載の軽合金製ホイール。
  5.  前記外周フランジの周縁が軸方向に屈曲した外周フランジ屈曲部と、前記内周フランジの周縁が更に軸方向に屈曲した内周フランジ屈曲部と、に跨るようにフランジ用リブが配設されている請求項4記載の軽合金製ホイール。
  6.  前記ウエル部の厚みが2.0mm以下である請求項1~5のいずれか一項に記載の軽合金製ホイール。
  7.  前記リム中腹部が、傾斜した連結部と、該連結部に設けられた突起状のハンプ部と、該ハンプ部に連続するビードシート部とからなる請求項1~6のいずれか一項に記載の軽合金製ホイール。
  8.  前記ウエル部には、幾何学模様状のウエル用リブが配設されている請求項1~6のいずれか一項に記載の軽合金製ホイール。
  9.  前記ウエル用リブの付与密度が、前記ディスク部側と、前記インナーリムフランジ部側とでは異なる請求項8記載の軽合金製ホイール。
  10.  前記ウエル用リブの高さが、前記ディスク部側と、前記インナーリムフランジ部側とでは異なる請求項8記載の軽合金製ホイール。
  11.  前記ウエル部の厚みが前記ディスク部側と、前記インナーリムフランジ部側とでは異なる請求項1~10のいずれか一項に記載の軽合金製ホイール。
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