JP4622337B2 - 自動車用ロードホイール - Google Patents

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Description

本発明は、ロードノイズを原因とする車内騒音および振動を低減する自動車用ロードホイールに関するものである。
車両走行中には、タイヤと路面間で生じる振動が、ロードホイール、アクスル部材、サスペンションを介して車体へ伝達する。この振動はロードノイズといわれ、車室内に騒音および振動をもたらす原因となる。
ロードノイズの上記伝達経路に介在するロードホイールは、一般に200〜300Hzの帯域で固有振動数を有するため、この帯域の振動がタイヤからロードホイールへ入力されると、ロードホイール自身との共振と相俟って、ロードノイズの伝達が顕著となり、車室内の騒音および振動が大きくなって、乗り心地性能が悪化することが知られている。
また、200〜300Hzの帯域では、タイヤの固有振動数とも一致し、タイヤの空洞共鳴による振動伝達も相俟って乗り心地性能がさらに悪化する場合がある。
そこでロードホイールの剛性を高めて固有振動数を200〜300Hzの帯域よりも上げることが、車室内の騒音および振動の低減に有効である。
ところでロードホイールの上記共振中は、ホイールのハブ部とリム部とを結合する複数の放射状スポーク部にねじれや褶曲による図13に示すような「面倒れ現象」が顕著になる。なお、図13のロードホイールは、ねじれや褶曲を一目瞭然にするため、スポーク部の変形を誇張して表している。
ロードホイールの振動伝達低減対策として具体的には、スポーク部の剛性を高めて「面倒れ現象」が400Hz以上の帯域で生じるよう設計するのが有効であり、このような発明としては従来、例えば特許文献1に記載のごときものが知られている。特許文献1に記載の車両用ホイールは、各ハブボルト孔の両側に一対のスポーク部を設け、これらのスポーク部をハブ部に近づくほど太く構成し、複数の放射状スポーク部の剛性を高めて面倒れ現象が400Hz以上の振動で生じるよう構成したものである。
特開2002−293101号公報
しかし、上記従来のような車両用ホイールにあっては、以下に説明するような問題を生ずる。つまり車両用ホイールのリム部およびスポーク部が画成する内空領域には、ブレーキロータやキャリパ等のブレーキ部品が内蔵されており、スポーク部の長手方向に直角な断面積がスポーク部の長手方向全体に亘って一定に減少する従来のロードホイールにあっては、スポーク部がこれらのブレーキ部品と干渉する。干渉を回避しようとすれば、スポーク部のハブ部側端部を充分太くすることができず、スポーク部の剛性を要求どおりのものにし得ない。
また、スポーク部の長手方向に直角な断面積がスポーク部の長手方向全体に亘って一定に減少する従来のロードホイールにあっては、スポーク部の剛性を確保しようとすると、リム側の断面積が剛性に寄与しないのに必要以上に大きくなってロードホイールの重量増を招き、かといってこの重量増を回避しようとすると、今度はスポーク部の剛性を要求とおりのものにし得ず、これら重量および剛性の要求を両立させることができないという問題を生ずる。
さらに、各ハブボルト孔の両側に一対のスポーク部を有する形状のロードホイールにしか適用できないため、ハブボルト孔の2倍のスポーク本数を設ける必要が生じ、デザイン上の制約が大きくなって実施の態様が限定される。
さらに付言すると、自動車用ロードホイールには図13に示した面倒れ現象の他にも、図14に示す変形モードの固有振動数を有する。なお、図14のロードホイールは、ねじれや褶曲を一目瞭然にするため、スポーク部の変形を誇張して表している。
特に、ホイール周方向におけるスポーク部の幅が小さい場合には、ホイール周方向の剛性が低くなるため、この変形モードが生じる固有振動数が低くなり、共振と相俟ってロードノイズの伝達が顕著となる。したがって、車室内の騒音および振動が大きくなって、乗り心地性能が悪化する。
本発明は、従来のロードホイールが抱える問題を解消しつつ、車内騒音および振動の低減可能な自動車用ロードホイールを提案することを目的とする。
この目的のため本発明による自動車用ロードホイールは、請求項1に記載のごとく、
ホイール中心部にあるハブ部と、タイヤを装着するリム部とを、ホイール径方向を長手方向とする複数のスポーク部で結合することを基本前提とする。
そして、ロードホイールの実用状態で車幅方向内側となる前記スポーク部のインナ面を、ホイール内空領域のブレーキ部品と干渉しないような位置で該ブレーキ部品の形状に沿って略平行に形成し、
スポーク部の長手方向に直角な断面の形状を、前記インナ面に係わる断面形状線をスポーク部の反対側アウタ面に係わる断面形状線よりも長い直線とし、
該アウタ面に係わる断面形状線の両端からそれぞれ車幅方向内方へ延在する延長線を、前記アウタ面およびインナ面の間における中間部までは、相互に離間するよう徐々に広げ、該中間部から大きく広げ、これら延長線の遊端を前記インナ面に係わる断面形状線の両端と結んだ形状となるよう構成すると共に、
スポーク部のホイール周方向における幅を、該スポーク部の長手方向中程からリム部側に向かうにつれて広げるよう拡幅して、当該拡幅部に、ホイール回転軸線方向に貫通する開口部を設け、
更に、スポーク部とハブ部との結合箇所における車幅方向の厚みを、前記開口部のホイール径方向における内周縁近傍を基点に、スポーク部とリム部との結合箇所における車幅方向の厚みよりも厚くなるようにしたことを特徴としたものである。
かかる本発明の自動車用ロードホイールによれば、スポーク部のインナ面を、ロードホイール内空領域のブレーキ部品と干渉しないような位置で該ブレーキ部品の形状に沿って略平行に延在させるため、スポーク部がブレーキ部品に干渉することなくスポーク部の剛性を要求どおりのものにすることできる。
また、断面形状をこのようにすることでスポーク部の重量および剛性の要求を両立させることができる。
さらに、スポークの本数等デザイン上の制約がなくなって、ロードホイールの車幅外方から見た形状を自由に決定することができる。
そして、スポーク部のリム部側端部に拡幅部を設けたことから、ホール周方向の剛性を高くすることが可能となり、図14に示す変形モードが生じる固有振動数を高くして、この変形モードによるロードノイズの伝達を低減することができる。
したがって、上述した従来のロードホイールが抱える問題を解消しつつ、効果的に車内騒音を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施例になる自動車用ロードホイールを車幅方向斜め外方から見た斜視図である。
自動車用ロードホイール1の回転中心部にあるハブ部2には、実用に供するため図示せざるアクスル部材に取り付ける5つのハブボルト孔3を、ホイール回転軸線Oに沿って設けたセンタ孔4から等距離に、かつ等間隔に配設する。
なお、ロードホイール1をアクスル部材に取り付けたロードホイール1の実用状態で図1中に表れているハブ部2は車幅外方に向かう。以下、車幅外方へ向かう側をアウタ側という。
アウタ側と反対にあって、ロードホイール1をアクスル部材に取り付けることにより車幅内方に向かう側をインナ側という。
ロードホイール1の外周には、図示せざるタイヤを装着する中空円筒状のリム部5を形成する。図1中アウタ側およびインナ側にそれぞれ位置するリム部5の周縁部のうち、アウタ側の周縁部5oと、ハブ部2の外周との間を、ロードホイール1のホイール径方向を長手方向とする5本のスポーク部6で一体に結合する。
スポーク部6の表面のうち、インナ側にあるインナ面6iを、ロードホイール1のホイール回転軸線Oを中心とする同心円Eに沿って形成する。このため、スポーク部6のインナ面6iの旋盤による加工が容易になり、製造工程時の生産性が向上する。
スポーク部6のホイール外周側、すなわちリム部5側端部を、ホイール回転軸線Oに直角な平面上で二分し、リム部5の周縁部5oと一体に結合する。二分した分岐部16,16と周縁部5oに囲まれた空間は、ホイール軸線O方向に貫通した開口部17となる。なお、デザイン上あるいは強度設計上の都合により、分岐部16のインナ面16i,16i同士を、ロードホイール1のホイール周方向に延在させた薄肉部で相互に連結し、開口部17の代わりにアウタ面16oからインナ側へ窪んだ凹部としてもよい。
スポーク部6のリム側端部を、ホイール回転軸線Oに直角な平面上で分岐させてリム部5と結合することにより、スポーク部6のホイール周方向における幅を、長手方向中程からリム部5側に向かうにつれて広げるよう拡幅する。
図1に示した自動車用ロードホイール1を、ホイール回転軸線Oを含むA−A面で断面とし、矢の方向からみた断面図につき図2に示す。図2は、スポーク部6の長手方向の縦断面を示すものである。スポーク部6のインナ面6iを、ロードホイール1内空領域にある図示せざるブレーキ部品と干渉しないような位置で該ブレーキ部品の形状に沿って略平行に延在させる。このため図2に示すように、インナ面6iをホイール径方向に延在させる。
インナ面6iと反対側にあるスポーク部6のアウタ面6oは、レンチの軌跡Wと干渉しないような位置でレンチ軌跡Wに略平行に延在させる。すなわちロードホイール1をアクスル部材に取り付けるため、ハブボルト孔3にボルトを挿通してこれをレンチで締結する際、ハブボルト孔3を中心に回転するレンチの軌跡Wと干渉しないようアウタ面6oを形成する。したがって、特殊工具を準備する必要なくロードホイール1をアクスル部材に着脱することが可能となり、整備が容易となる。
アウタ面6oとインナ面6i間の距離、すなわちホイール回転軸線O方向におけるスポーク部6の厚みH0については、後述の面倒れ現象に関する考察に基づき、スポーク部6およびハブ部2間の結合箇所7付近の厚みH0hubを、スポーク部6およびリム部5間の結合箇所8付近の厚みH0rimよりも大きくし、面倒れ現象が生じる固有振動数を高くする。
また、スポーク部6の長手方向に直角な断面の断面積についても、スポーク部6およびハブ部2間の結合箇所7付近で最も大きくする。結合箇所7からリム部5側に向かうにつれて、スポーク部6の断面積を徐々に減少させる。そしてスポーク部6およびリム部5間の結合箇所8付近で、スポーク部6の断面積を最も小さくする。
リム部5の板厚tについては、スポーク部6およびリム部5間の結合箇所8付近で、他の部分よりも厚くする。
結合箇所8付近の板厚tを厚くすることにより、リム部5の剛性も高くして、上述した図14の変形モードが生じる固有振動数を高くすることが可能になる。
図1に示したロードホイール1を、スポーク部6長手方向に垂直なB−B面で断面とし、この断面を矢の方向からみた断面図を図3に示す。図3に示すようにスポーク部6の断面形状は、横幅の異なる2つの台形D1およびD2を縦に組み合わせた形状である。すなわち、横幅が短い方の台形D2をアウタ側とし、横幅が長い方の台形D1をインナ側とする。台形D2を区画する2本の平行な辺のうち、短辺をアウタ側に向けてアウタ面6oとする。また図3中破線で示すように、台形D2の長辺を台形D1の短辺と密着させる。そして台形D1の長辺をインナ側へ向け、インナ面6iとする。
上述のようにインナ面6iは、ホイール回転軸線Oを中心とする同心円Eに沿って形成するため、図3に示すようにホイール周方向に延在する直線となる。
このようにスポーク部6の断面形状を、2つの台形を縦に組み合わせた図3に示す形状とした理由について次に説明する。
上述した図13に示す面倒れ現象に関して考察するに、面倒れ現象を抑制し、ロードホイール1の固有振動数を高くするためには、スポーク部6の曲げ強度を大きく(曲げ剛性を高く)するとよい。曲げ強度を大きくするためには、断面2次モーメントが大きくなるよう断面形状を設計する必要がある。図13に示す面倒れ現象について考察すると、図5(a)に示すような3点支持ばりにモデル化することができる。図5(a)中、中心の支点はハブ部2であり、中心の支点から両側へ長さLのスポーク部6が延在する。ハブ部2には、スポーク部6と直交するようホイール回転軸線Oが交差する。両端の支点はリム部5である。面倒れ現象を生じて撓むスポーク部6は、これら3点をピンで支持し、中心にモーメントMが作用するモデルとして表わすことができる。
図5(a)に示したホイール直径分のスポーク部6のうち、半径分のスポーク部6に着目すると、図5(b)に示すようにハブ部2を固定端とし、リム部5を自由端とする片持ちばりの自由端に、モーメントMをスポーク長さLで割った力Fが作用するモデルに簡略化できる。
この簡略化モデルによれば、曲げモーメントは、固定端に相当するスポーク部6およびハブ部2間の結合箇所7で最も大きくなり、自由端に相当する結合箇所8で最も小さくなる。大きな曲げ強度を得るためには、スポーク部6の長手方向縦断面を最適な形状にすることが重要である。したがって、スポーク部6の断面積の断面2次モーメントを結合箇所7で最も大きくし、結合箇所8に向かって小さくするのが効果的である。
断面2次モーメントを大きくするには、断面積を大きくしてもよいが、曲げモーメントが横切る方向で厚みを大きくするほうが、断面積を増加させることなく効果的である。
このため、結合箇所7付近の厚みH0hubを、スポーク部6およびリム部5間の結合箇所8付近の厚みH0rimよりも大きくし、面倒れ現象が生じる固有振動数を高くする。
また、少ない材料で大きな断面2次モーメントを得るためにはI型形状が適していることが一般に知られている。そして、部材中において最も大きな曲げ応力が作用する両側の側端部に、すなわちインナ面6iおよびアウタ面6oにI型形状のフランジを配置する。
なお、スポーク部6は、結合箇所7および結合箇所8を結んだ直線よりも、アウタ側に張り出しているため、図4に示すようにアウタ側のフランジ幅H2よりもインナ側のフランジ幅H1を大きくする。
しかしながら、アルミ等の軽金属製の車両用ロードホイールは、鋳造または鍛造で製造されるのが一般的であり、図4に示す理想的なI型形状のまま製造することはできない。このため、インナ面およびアウタ面間の凹部9を埋めた形状とする。具体的には、図3に示すような大きさの異なる2つの台形D1およびD2を縦に組み合わせた形状とする。
スポーク部の長手方向に直角な断面積が、スポーク部の長手方向全体に亘って一定に減少する特許文献1に記載した従来のロードホイールにあっては、スポーク部の剛性を確保しようとすると、リム側の断面積が剛性に寄与しないのに必要以上に大きくなってロードホイールの重量増を招き、かといってこの重量増を回避しようとすると、今度はスポーク部の剛性を要求とおりのものにし得ず、これら重量および剛性の要求を両立させることができないという問題を生ずる。
しかし、本実施例のロードホイール1であれば、スポーク部6がブレーキ部品に干渉することなくこれら重量および剛性の要求を両立させることができる。
次に、図3に示した断面形状の幅H1,H2および厚みH0の最適値について説明する。
まず理想的なI型形状をまず求め、次に凹部9を単に埋めた形状とすれば、重量が増加するだけで、軽量化の点で好ましくない。このため、スポーク部6を、図6(a)の断面図および(b)の斜視図に示す計算モデルに近似させ、重量一定の条件の下で、曲げ強度が大きくなるよう、断面幅H1,H2および断面厚みH0の最適値を算出する。スポーク部6の長手方向における最適値H1,H2の平均値の算出結果は、図7の相関図に示すものとなる。
図7中、横軸は断面厚みH0であり、縦軸は断面幅H1,H2の最適な比率である。丸印でプロットしたように、最適な比率H2/H1は、断面厚みH0に対してほぼ直線的に推移する。
また、図7中、縦軸を剛性値とすると、断面2次モーメントは厚みの3乗に比例することから、四角印でプロットしたように、断面厚みH0の増大につれて、剛性値は大きくなる。
一般的なロードホイールでは、厚みH0の実用域を横軸に矢印で示した範囲とすることから、比率H2/H1は0.25〜0.75をとることがわかる。
したがって、スポーク部6の最適な断面形状は、図3に示すような大きさの異なる2つの台形D1およびD2を縦に組み合わせた形状であって、その幅の比率H2/H1を0.25〜0.75とするのがよい。
本実施例のロードホイール1における面倒れ現象が生じる固有振動数と重量との関係を、従来形状のロードホイールと比較しつつ図8に示す。本実施例のロードホイール1では、従来形状のロードホイールよりも重量を低減して固有振動数を高くすることが可能になる。
したがって、従来のロードホイールが抱えていた重量および剛性の要求を両立させることができないという問題を解決することができる。
ところで、インナ面6iおよびアウタ面6oの双方を上述のとおり規制することとすれば、レイアウト上の都合や大型のブレーキ部品の採用する車種においては、厚みH0を充分確保することができない。厚みH0を充分確保することができなければ、上記した第1実施例のロードホイールではスポーク部の剛性を要求とおりのものにし得えず、面倒れ現象が生じる固有振動数を高くすることができない。そこで、厚みH0を低減しつつ、スポーク部の剛性を要求とおりのものにし得る本発明の第2の実施例について、次に説明する。
図9は本発明の第2の実施例になる自動車用ロードホイールを車幅方向斜め外方から見た斜視図である。図9中、上記した第1実施例と共通する部分については、同一の符号を付して、説明を一部省略する。異なる部分については次に説明する。
本実施例になるロードホイール11では、隣接するスポーク部6同士のうち、ハブ部2側端部で、アウタ面6o同士をホイール周方向に延在させることにより、隣接するスポーク部6のアウタ面6o同士を薄肉部12で一体に結合する。
スポーク部6の長手方向中程からリム部5までには、スポーク部6のホイール周方向における両側側縁部であって、そのアウタ面6oに2本の稜線18を形成する。稜線18,18はスポーク部6の長手方向中程でその長手方向に延在し、スポーク部6の長手方向中程からリム部5側に向かうにつれて相互に離れ、リム部5の周縁部5oと一体に結合する。これにより、スポーク部6のホイール周方向における幅を、スポーク部6の長手方向中程からリム部5側に向かうにつれて広げるよう拡幅する。二分した稜線18,18と周縁部5oに囲まれた部分は、アウタ面6oからインナ側へ若干窪んだ凹部19となる。なお、デザイン上あるいは強度設計上の都合により、凹部19の代わりにホイール軸線O方向に貫通した開口部としてもよい。
図10はロードホイール11を車幅方向斜め内方から見た斜視図である。スポーク部6の表面のうち、インナ側にあるインナ面6iを、ホイール回転軸線Oを中心とする同心円Eに沿って形成する。
上述の図5(b)に示すようにスポーク部6の長手方向においては、ハブ部2側で最も剛性を必要とするため、薄肉部12のホイール周方向における幅も、ハブ部2側で最も小さくするのが好ましい。このため、隣接するスポーク部6同士のホイール周方向における距離を、ハブ部2側で最も小さくし、リム部5側へ向かうにつれて大きくする。そして、薄肉部12のホイール周方向における幅も、リム部5側へ向かうにつれて大きくする。
薄肉部12のホイール径方向外周端における側縁部は、アウタ面6oの位置から、インナ側に向かって屈曲しフランジ13を形成する。フランジ13は、ホイール周方向における中間部でハブ部2側に向けて湾曲する。このため、隣接するスポーク部6同士と、薄肉部12と、フランジ13とに囲まれた領域は、ハート型の凹部14を形成する。
これに対し、フランジ13と、隣接するスポーク部6,6と、リム部5に囲まれた空間には、ホイール軸線O方向に貫通した開口部20となる。
なお、スポーク部6の剛性を確保するためには、薄肉部12を設ければ足り、フランジ13をも設けることは不要である。しかし、薄肉部12のみ設けてフランジ13を設けないようロードホイールのスポーク部を成形加工することは製作上困難である。そこでフランジ13をインナ面6iまで延在させて、同心円Eに沿って形成することにより、旋盤による加工を可能にする。
図9に示した自動車用ロードホイール11を、ホイール回転軸線Oを含むC−C面で断面とし、矢の方向からみた断面図につき図11に示す。図11は、ホイール径方向における薄肉部12の縦断面を示すものである。本実施例においても、スポーク部6のインナ面6iを、ロードホイール11内空領域にある図示せざるブレーキ部品と干渉しないような位置で該ブレーキ部品の形状に沿って略平行に延在させる。このため図11に示すように、インナ面6iをホイール径方向に延在させる。
スポーク部6のアウタ面6oおよび薄肉部12は、レンチの軌跡Wと干渉しないような位置でレンチ軌跡Wに略平行に延在させる。
アウタ面6oとインナ面6i間の距離、すなわちホイール回転軸線O方向におけるスポーク部6の厚みH0については、第1実施例と同様、スポーク部6およびハブ部2間の結合箇所7付近の厚みH0hubを、スポーク部6およびリム部5間の結合箇所8付近の厚みH0rimよりも大きくする。
なお、本実施例の厚みH0は、図2および上述の第1実施例の厚みH0の半分程度である。
また、スポーク部6の長手方向に直角な断面の断面積についても、スポーク部6およびハブ部2間の結合箇所7付近で最も大きくする。結合箇所7からリム部5側に向かうにつれて、スポーク部6の断面積を徐々に減少させる。そしてスポーク部6およびリム部5間の結合箇所8付近で、スポーク部6の断面積を最も小さくする。
リム部5の板厚tについては、スポーク部6およびリム部5間の結合箇所8付近で、他の部分よりも厚くする。
結合箇所8付近の板厚tを厚くすることにより、リム部5自身の剛性も高くし、上述した図14の変形モードが生じる固有振動数を高くすることが可能になる。
本実施例たる第2実施例のロードホイール11において、面倒れ現象が生じる固有振動数と重量との関係につき図12に示す。本実施例では薄肉部12を設けたため、第1実施例のロードホイール1よりも重量が大きくなるものの、面倒れ現象が生じる固有振動数を従来形状よりも、高くすることが可能となる。したがって、複数のスポーク部6全体の剛性を要求どおりのものにすることができる。
また、本実施例と同じ厚みH0で従来形状のロードホイールを成形した場合、重量は両者とも同じとなるが、面倒れ現象が生じる固有振動数については、従来形状のロードホイールよりも本実施例のほうが大いに高くなり、車内振動および騒音を低減する上で有利となる。
ところで上述の第1実施例になるロードホイール1では、インナ面6iをブレーキ部品に干渉することなく、ブレーキ部品と略平行な位置で形成し、スポーク部6の断面形状を、図3に示すように、インナ面6iに係わる断面形状線(延長H1)を、アウタ面6oに係わる断面形状線(延長H2)よりも長い直線とし、アウタ面6iに係わる断面形状線(延長H2)の両端からそれぞれ車幅方向内方へ延在する延長線を、アウタ面6oおよびインナ面6iの間における中間部までは、相互に離間するよう徐々に広げて台形D2を構成し、台形D2からインナ側に向けて大きく広げて台形D1を構成し、これら延長線の遊端を前記インナ面6iに係わる断面形状線(延長H1)の両端と結んだ形状であることから、
少ない材料で大きな断面2次モーメントを得てロードホイール1の重量を軽減することができるとともに、鋳造または鍛造で製造される軽金属製の車両用ロードホイールに適用可能となる。
したがって、従来のロードホイールが抱えていた重量および剛性の要求を両立させることができないという問題を解消し、「面倒れ現象」が生じる固有振動数を高くして、ロードノイズによる車内振動および騒音を低減することができる。
この断面形状の幅については、上記図6の計算モデルから、スポーク部6の幅H2/H1の最適な比率を算出し、0.25から0.75までのいずれかの値とすることから、
現実のロードホイールの厚みH0を鑑み、実用に即した最適な比率を選定して、ロードホイール1における重量および剛性の要求の両立を効果的に達成することができる。
そして、スポーク部6のインナ面6iをブレーキ部品と干渉することなく、ホイール回転軸線Oを中心とする同心円Eに沿って形成したため、インナ面6iの旋盤による加工が容易になり、製造工程時の生産性が向上する。
また、アウタ面6oを、図2に示すようにハブボルト孔3にボルトを挿通してこれを締結するレンチの軌跡Wと干渉しないような位置で該レンチに略平行に延在させたため、
特殊工具を準備する必要なくロードホイール1をアクスル部材に着脱することが可能となり、整備が容易となる。
一方、アウタ面6oとインナ面6iとの位置関係の中で、スポーク部6の厚みH0を確保し得ない場合であっても、第2実施例においては、ハブ部2外周端からスポーク部6の長手方向中間部まで、隣接するスポーク部6のアウタ面6o同士を薄肉部12で結合したことから、
レイアウト上の都合によりスポーク部6の厚みH0を充分確保できず、スポーク部6の1本当たりの曲げ強度が低下しても、最も大きな剛性を必要とする長手方向ハブ部2側でスポーク部6同士を結合することにより、ロードホイール11における複数のスポーク部6全体としての剛性を要求どおりとすることが可能となる。
また、薄肉部12のアウタ面12oを、レンチの軌跡Wに沿って略平行に延在させ、薄肉部12のフランジ13を、スポーク部6のインナ面6iまで延在させて同心円Eに沿って形成したことから、
特殊工具を準備する必要なく、ロードホイール1をアクスル部材に着脱することが可能となり、整備が容易となる。また、ロードホイール形成時の旋盤によるフランジ13の加工が容易になり、製造工程時の生産性が向上する。
また、ロードホイール1では、スポーク部6のリム部5側端部を、ホイール回転軸線Oに直角な平面上で二分し、スポーク部6のリム部5側端部を拡幅してリム部5の周縁部5oと一体に結合する。同様に、ロードホイール11には、アウタ面6o上であってスポーク部6の側縁部に、2本の稜線18,18を設け、リム部5に向かうにつれて稜線18,18を相互に離れさせて、スポーク部6のリム部5側端部を拡幅する。したがって、図14に示す変形モードが生じる固有振動数を高くすることが可能になり、ロードノイズによる車内振動および騒音を低減することができる。
また、上述の第1実施例になるロードホイール1では、分岐部16,16およびリム部5に囲まれた領域に、ホイール回転軸線O方向に貫通する開口部17を設けたことから、 重量を軽減しつつ、ホイール周方向の剛性を高くすることができる。
さらに、本実施例ではリム部5の板厚tを、スポーク部6およびリム部5間の結合箇所8付近で、他の部分の板厚よりも厚くしたことから、重量の増加を最小限にしつつ、リム部5自身の曲げ剛性を高くして、効果的に上記変形モードの固有振動数を高くすることができる。
なお、第1実施例のロードホイール1は、図1に示したようにスポーク部6を5本具えるものであり、第2実施例のロードホイール11は、図9に示したようにスポーク部6を10本具えるものであるが、本発明になる自動車用ロードホイールは、スポーク部6の本数が異なるものであっても同様の効果を奏すること勿論である。
本発明の第1の実施例になる自動車用ロードホイールを車幅方向斜め外方から見た斜視図である。 同ロードホイールを、図1中のA−A面で断面とし、この断面を矢の方向からみた断面図である。 同ロードホイールを、図1中のB−B面で断面とし、この断面を矢の方向からみた断面図である。 スポーク部の長手方向に直角な断面の理想的な断面形状を示す横断面図である。 面倒れ現象を説明するため、スポーク部をモデル化したものであり、 (a)は、ホイール直径を3点支持ばりにモデル化した線図、 (b)は、同3点支持ばりを片持ちばりにモデル化した線図である。 スポーク部の最適な断面形状を算出するため、同ロードホイールのスポーク部を表した計算モデルであり、 (a)は、スポーク部の断面図、 (b)は、スポーク部の斜視図である。スポーク部の長手方向に直角な断面の断面積を、長手方向全長にわたって示すグラフである。 同計算モデルより算出したスポーク部の断面形状の最適値および剛性値と、スポーク部の厚みとの関係を示す相関図である。 同ロードホイールの面倒れ現象が生じる固有振動数を、従来のロードホイールと比較して示す図である。 本発明の第2の実施例になる自動車用ロードホイールを車幅方向斜め外方から見た斜視図である。 同ロードホイールを車幅方向斜め内方から見た斜視図である。 同ロードホイールを、図9中のC−C面で断面とし、この断面を矢の方向からみた断面図である。 同ロードホイールの面倒れ現象が生じる固有振動数を従来形状のロードホイールと比較して示す図である。 ロードホイールに生じる「面倒れ現象」を示す図であり、ねじれや褶曲を一目瞭然にするため、スポーク部の変形を誇張して表した斜視図である。 ロードホイールに生じるその他の変形モードを示す図であり、ねじれや褶曲を一目瞭然にするため、スポーク部の変形を誇張して表した斜視図である。
符号の説明
1,11 ロードホイール
2 ハブ部
3 ハブボルト孔
4 センタ孔
5 リム部
6 スポーク部
12 薄肉部
13 フランジ
14 凹部
16 分岐部
17 開口部
18 稜線
19 凹部
20 開口部

Claims (7)

  1. ホイール中心部にあるハブ部と、タイヤを装着するリム部とを、ホイール径方向を長手方向とする複数のスポーク部で結合した自動車用ロードホイールにおいて、
    ロードホイールの実用状態で車幅方向内側となる前記スポーク部のインナ面を、ホイール内空領域のブレーキ部品と干渉しないような位置で該ブレーキ部品の形状に沿って略平行に形成し、
    スポーク部の長手方向に直角な断面の形状を、前記インナ面に係わる断面形状線をスポーク部の反対側アウタ面に係わる断面形状線よりも長い直線とし、
    該アウタ面に係わる断面形状線の両端からそれぞれ車幅方向内方へ延在する延長線を、前記アウタ面およびインナ面の間における中間部までは、相互に離間するよう徐々に広げ、該中間部から大きく広げ、これら延長線の遊端を前記インナ面に係わる断面形状線の両端と結んだ形状となるよう構成すると共に、
    スポーク部のホイール周方向における幅を、該スポーク部の長手方向中程からリム部側に向かうにつれて広げるよう拡幅して、当該拡幅部に、ホイール回転軸線方向に貫通する開口部を設け、
    更に、スポーク部とハブ部との結合箇所における車幅方向の厚みを、前記開口部のホイール径方向における内周縁近傍を基点に、スポーク部とリム部との結合箇所における車幅方向の厚みよりも厚くなるようにしたことを特徴とする自動車用ロードホイール。
  2. 請求項1に記載の自動車用ロードホイールにおいて、前記アウタ面に係わる断面形状線を、インナ面に平行な直線とし、該直線長さに対する前記インナ面に係わる断面形状線長さの比率を0.25から0.75までのいずれかの値としたことを特徴とする自動車用ロードホイール。
  3. 請求項1または2に記載の自動車用ロードホイールにおいて、
    前記インナ面を、ホイール回転軸線を中心とする同心円に沿って形成したことを特徴とする自動車用ロードホイール。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車用ロードホイールにおいて、
    前記アウタ面を、前記ハブ部のハブボルトを締結する工具の軌跡と干渉しないような位置で該工具の軌跡に略平行に形成したことを特徴とする自動車用ロードホイール。
  5. 請求項4に記載の自動車用ロードホイールにおいて、
    ハブ部外周端から該スポーク部の長手方向中程にかけて、隣接するスポーク部同士を薄肉部で結合したことを特徴とする自動車用ロードホイール。
  6. 請求項5に記載の自動車用ロードホイールにおいて、
    前記薄肉部を、前記工具の軌跡に沿って略平行に延在させ、ホイール外周側における該薄肉部の側縁部を、スポーク部のインナ面まで延在させて前記同心円に沿って形成したことを特徴とする自動車用ロードホイール。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動車用ロードホイールにおいて、
    スポーク部と結合するリム部の板厚を、他の部分の板厚よりも厚くしたことを特徴とする自動車用ロードホイール。
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