WO2010047275A2 - 半導体テストシステムおよび半導体テストシステムのリレー駆動検査方法 - Google Patents

半導体テストシステムおよび半導体テストシステムのリレー駆動検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プローブカードに実装された多数個のリレーに対し、針先を触れることなく、かつ装置で自動的に連続して検査を行うことができる半導体テストシステムおよび半導体テストシステムのリレー駆動検査方法を提供する。【解決手段】プローブカードと検査機を備えた半導体テストシステムであって、前記プローブカードは、プローブが設けられた基板を備え、前記基板には、さらに、前記プローブと接続されたリレーと、前記リレー用のリレーコントローラと、前記リレーと前記プローブを検査機へと接続する第1の測定チヤンネルとが設けられ、前記検査機は、DC電源と、前記リレー用コントローラを制御する制御用ボードと、前記第1の測定チヤンネル、前記DC電源および電圧計に接続される第1の回路を備え、前記第1の測定回路は、所定の時定数を有する第1の抵抗と、前記測定チヤンネルと接続される第1の切替えスイッチとを備え、前記DC電源と前記第1の抵抗は前記第1の切替えスイッチに接続され、前記第1の切替えスイッチによって、前記第1の測定チヤンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第1の抵抗との接続に切り替えられる構成とする。

Description

半導体テストシステムおよび半導体テストシステムのリレー駆動検査方法
本発明は、半導体テストシステムおよび半導体テストシステムのリレー駆動検査方法に関する。
近年、半導体デバイス集積化が進み、1枚の大径ウエハに多数のダイを製造することで、単価の低減が図られており、かつ、ウエハテストの工程においては、BIST(Built-in self-test)技術、BOST(Built-out self-test)技術等を用いて、テストの効率化、コストの削減が図られている。
これに伴い、ウエハテスト工程で使用させるプローブカードにおいても特殊な回路やデバイスの実装が要求されるようになっており、特に、メモリデバイスのテストに用いられるプローブカードには多数のリレーの実装が求められている(特許文献1参照)。
このようなプローブカードのリレー駆動検査を行うために、様々な方法が用いられている。リレーの個数が少ない場合には、対象となるリレーに電圧を加えてリレーを駆動させ、この状態で回路上に直接ハンディテスタを接触させて、リレーによる回路の切り替わり(導通、不通)を検査する、マニュアル検査が用いられている。
あるいは、装置を用いた検査方法としては、リレー制御チャンネルに電圧を加え、対象となるチャンネルに接続されるプローブの針先をチェック端子で自動的に接触し、針先と基板パッド間の回路の切り回し(導通、不通)を検査する方法も用いられている。
多数個のリレーが実装されたプローブカードの場合、プローブカードをメイン基板と複数個のリレーが実装されモジュール化されたサブ基板から構成されていることから、メイン基板とサブ基板を個別に検査を行っていた。
特開平6-151531号公報
このような従来のリレー駆動検査には幾つかの問題点があった。例えば、マニュアル検査の場合、検査時間が長時間となり、プローブカード上の製品の実装密度によっては検査不能の場合があった。また、装置検査の場合、特定の回路構成のリレーしか駆動させることができず、かつ対応する針先を個別に接触しながら検査するために、検査による針先への損傷等の問題があった。
そして、多数個のリレーが実装されたプローブカードのリレー駆動検査の場合には、個別の検査は可能でも、根本的にメイン基板にモジュール化されたサブ基板が組み合わされた最終状態での検査を行うことができないので、プローブカードのリレーの実装状態でのリレー駆動を保証することができなかった。
そこで、本発明はこのような従来の課題を解決するために、プローブカードに実装後の多数個のリレーに対し、プローブの針先に触れることなく、かつ半導体テストシステムの検査機を用いて自動的に連続して検査を行うことができる半導体テストシステムおよび半導体テストシステムのリレー駆動検査方法を提供することを目的とする。
本発明の半導体テストシステムは、プローブカードと検査機を備えた半導体テストシステムであって、前記プローブカードは、プローブが設けられた基板を備え、前記基板には、さらに、前記プローブと接続されたリレーと、前記リレー用のリレーコントローラと、前記リレーと前記プローブを検査機へと接続する第1の測定チャンネルとが設けられ、前記検査機は、DC電源と、前記リレー用コントローラを制御する制御用ボードと、前記第1の測定チャンネルおよび前記DC電源に接続される第1の回路を備え、前記第1の回路は、前記第1の測定チャンネルと接続される電圧計と、所定の時定数を有する第1の抵抗と、前記測定チャンネルと接続される第1の切替えスイッチとを備え、前記DC電源と前記第1の抵抗は前記第1の切替えスイッチに接続され、前記第1の切替えスイッチによって、前記第1の測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第1の抵抗との接続に切り替えられることを特徴とする。
前記プローブカードの基板に、第2のプローブと接続された第2のリレーと、前記第2のリレー用のリレーコントローラと、前記第2のリレーと前記第2のプローブを前記検査機へと接続する第2の測定チャンネルが設けられ、前記第2の測定チャンネルの前記第2のリレーより前記第2のプローブ側にプルアップ抵抗が配置され、
前記検査機に、所定の時定数を有する第2の抵抗と、前記第2の測定チャンネルと接続される第2の切替えスイッチとからなる第2の回路を設け、前記第2の回路は前記DC電源および前記電圧計に接続され、前記DC電源と前記第2の抵抗は前記第2の切替えスイッチに接続され、前記第2の切替えスイッチによって前記測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第2の抵抗との接続に切り替えられ、
前記第1の回路と電圧計の接続と、前記第2の回路と前記電圧計との接続を切り替える回路切替えスイッチ、および、前記第1,2の回路と前記第1,2のチャンネルとの接続を切り替える切替制御盤を前記検査機に設けることも可能である。
前記プローブカードの基板に、第2のプローブと接続された第2のリレーと、前記第2のリレー用のリレーコントローラと、前記第2のリレーと前記第2のプローブを前記検査機へと接続する第2の測定チャンネルが設けられ、前記第2の測定チャンネルにおいて前記第2のリレーより前記検査機側にプルアップ抵抗が配置され、
前記検査機に、所定の時定数を有する第2の抵抗と、前記第2の測定チャンネルと接続される第2の切替えスイッチとからなる第2の回路を設け、前記第2の回路は前記DC電源および前記電圧計に接続され、前記DC電源と前記第2の抵抗は前記第2の切替えスイッチに接続され、前記第2の切替えスイッチによって前記測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第2の抵抗との接続に切り替えられ、
前記第1の回路と電圧計の接続と、前記第2の回路と前記電圧計との接続を切り替える回路切替えスイッチ、および、前記第1,2の回路と前記第1,2のチャンネルとの接続を切り替える切替制御盤を前記検査機に設けることもできる。
本発明の半導体テストシステムのリレー駆動検査方法は、プローブカードと検査機を備え、前記プローブカードは、プローブが設けられた基板を備え、前記基板には、さらに、前記プローブと接続されたリレーと、前記リレー用のリレーコントローラと、前記リレーと前記プローブを検査機へと接続する第1の測定チャンネルとが設けられ、前記検査機は、DC電源と、前記リレー用コントローラを制御する制御用ボードと、前記第1の測定チャンネル、前記DC電源および電圧計に接続される第1の回路を備え、前記第1の測定回路は、所定の時定数を有する第1の抵抗と、前記測定チャンネルと接続される第1の切替えスイッチとを備え、前記DC電源と前記第1の抵抗は前記第1の切替えスイッチに接続され、前記第1の切替えスイッチによって、前記第1の測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第1の抵抗との接続に切り替えられる半導体テストシステムのリレー駆動検査方法であって、前記第1のリレーをオフ状態にし、前記第1の切替えスイッチによって第1の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第1の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを充電し、充電後、前記第1の切替えスイッチによって第1の測定チャンネルを前記第1の抵抗と接続して放電を開始し、放電の開始と共に時間計測を開始し、規定時間の放電電圧を前記電圧計で計測し、時間と電圧のデータをいくつかサンプリングして、最小二乗法で放電式を求めて前記第1のリレーをオフにした時の静電容量Coffを算出し、放電完了後、前記制御用ボードによって、前記第1のリレーをオン状態とし、前記第1の切替えスイッチによって第1の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第1の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを充電し、充電後、前記第1の切替えスイッチによって前記第1の測定チャンネルを前記第1の抵抗に接続して放電を開始し、放電の開始と共に時間計測を開始し、規定時間の放電電圧を前記電圧計で計測し、時間と電圧のデータをいくつかサンプリングして、リレーをオンにした時の静電容量Conを算出し、前記第1のリレーをオンにした時の静電容量Conとオフにした時の静電容量Coffとの差を算出し、前記リレー動作の良否を判定することを特徴とする。
また、前記プローブカードの基板に、第2のプローブと接続された第2のリレーと、前記第2のリレー用のリレーコントローラと、前記第2のリレーと前記第2のプローブを前記検査機へと接続する第2の測定チャンネルが設けられ、前記第2の測定チャンネルの前記第2のリレーより前記第2のプローブ側にプルアップ抵抗が配置された場合にも、前記検査機に、所定の時定数を有する第2の抵抗と、前記第2の測定チャンネルと接続される第2の切替えスイッチとからなる第2の回路を設け、前記第2の回路は前記DC電源および前記電圧計に接続され、前記DC電源と前記第2の抵抗は前記第2の切替えスイッチに接続され、前記第2の切替えスイッチによって前記測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第2の抵抗との接続に切り替えられ、前記第1の回路と電圧計の接続と、前記第2の回路と前記電圧計との接続を切り替える回路切替えスイッチ、および、前記第1,2の回路と前記第1,2のチャンネルとの接続を切り替える切替制御盤を前記検査機に設けた半導体テストシステムのリレー駆動検査方法であって、前記切替制御盤によって前記検査機の第2の回路と前記プローブカードの第2の測定チャンネルとを接続し、前記回路切替装置によって前記第2の回路を電圧計に接続し、前記第2のリレーをオン状態にして前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記第2の抵抗に接続してプルアップ抵抗の抵抗値を求め、得られた抵抗値から前記リレー動作の良否を判定することも可能である。
あるいは、前記プローブカードの基板に、第2のプローブと接続された第2のリレーと、前記第2のリレー用のリレーコントローラと、前記第2のリレーと前記第2のプローブを前記検査機へと接続する第2の測定チャンネルが設けられ、前記第2の測定チャンネルにおいて前記第2のリレーより前記検査機側にプルアップ抵抗が配置され、前記検査機に、所定の時定数を有する第2の抵抗と、前記第2の測定チャンネルと接続される第2の切替えスイッチとからなる第2の回路を設け、前記第2の回路は前記DC電源および前記電圧計に接続され、前記DC電源と前記第2の抵抗は前記第2の切替えスイッチに接続され、前記第2の切替えスイッチによって前記測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第2の抵抗との接続に切り替えられ、前記第1の回路と電圧計の接続と、前記第2の回路と前記電圧計との接続を切り替える回路切替えスイッチ、および、前記第1,2の回路と前記第1,2のチャンネルとの接続を切り替える切替制御盤を前記検査機に設けた半導体テストシステムのリレー駆動検査方法であって、前記切替制御盤によって前記検査機の第2の回路と前記プローブカードの第2の測定チャンネルとを接続し、前記回路切替装置によって前記第2の回路を電圧計に接続し、前記第2のリレーをオフ状態にし、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記第2の抵抗に接続してプルアップ抵抗の抵抗値を求め、前記第2のリレーをオフ状態のままで、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第2の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを充電し、充電後、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記第2の抵抗に接続して規定時間の放電を開始し、規定時間内の放電電圧の変化を前記電圧計で計測し、前記第2の切り替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第2の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを再び充電し、前記放電の時だけ前記第2の回路を前記電圧計につなげた状態で、前記放電および前記充電を周期的に繰り返し行い、前記放電および充電の開始より規定時間後の電圧を、比較的大きな負荷を直列に繋いだ電圧計にて測定して得られる平均電圧を基に前記第2のリレーをオフにした時の静電容量Coffを算出し、前記静電容量Coff算出後、前記制御用ボードによって、前記第2のリレーをオン状態とし、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第2の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを充電し、充電後、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記第2の抵抗に接続して規定時間の放電を開始し、規定時間内の放電電圧の変化を前記電圧計で計測し、前記第2の切り替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第2の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを再び充電し、前記放電の時だけ前記第2の回路を前記電圧計につなげた状態で、前記放電および前記充電を周期的に繰り返し行い、前記放電および充電の開始より規定時間後の電圧を、比較的大きな負荷を直列に繋いだ電圧計にて測定して得られる平均電圧を基に前記第2のリレーをオンにした時の静電容量Conを算出し、前記リレーをオンにした時の静電容量Conとオフにした時の静電容量Coffとの差を算出し、前記リレー動作の良否を判定することも可能である。
本発明の半導体テストシステムは、プローブカードと検査機を備えた半導体テストシステムであって、前記プローブカードは、プローブが設けられた基板を備え、前記基板には、さらに、前記プローブと接続されたリレーと、前記リレー用のリレーコントローラと、前記リレーと前記プローブを検査機へと接続する第1の測定チャンネルとが設けられ、前記検査機は、DC電源と、前記リレー用コントローラを制御する制御用ボードと、前記第1の測定チャンネルおよび前記DC電源に接続される第1の回路を備え、前記第1の回路は、前記第1の測定チャンネルと接続される電圧計と、所定の時定数を有する第1の抵抗と、前記測定チャンネルと接続される第1の切替えスイッチとを備え、前記DC電源と前記第1の抵抗は前記第1の切替えスイッチに接続され、前記第1の切替えスイッチによって、前記第1の測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第1の抵抗との接続に切り替えられることにより、リレー実装状態でのプローブカードのリレー駆動検査を行うことが可能となる。
前記プローブカードの基板に、第2のプローブと接続された第2のリレーと、前記第2のリレー用のリレーコントローラと、前記第2のリレーと前記第2のプローブを前記検査機へと接続する第2の測定チャンネルが設けられ、前記第2の測定チャンネルの前記第2のリレーより前記第2のプローブ側にプルアップ抵抗が配置された場合にも、前記検査機に、所定の時定数を有する第2の抵抗と、前記第2の測定チャンネルと接続される第2の切替えスイッチとからなる第2の回路を設け、前記第2の回路は前記DC電源および前記電圧計に接続され、前記DC電源と前記第2の抵抗は前記第2の切替えスイッチに接続され、前記第2の切替えスイッチによって前記測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第2の抵抗との接続に切り替えられ、前記第1の回路と電圧計の接続と、前記第2の回路と前記電圧計との接続を切り替える回路切替えスイッチ、および、前記第1,2の回路と前記第1,2のチャンネルとの接続を切り替える切替制御盤を前記検査機に設けることにより、リレー実装状態でのプローブカードのリレー駆動検査を行うことができる。
前記プローブカードの基板に、第2のプローブと接続された第2のリレーと、前記第2のリレー用のリレーコントローラと、前記第2のリレーと前記第2のプローブを前記検査機へと接続する第2の測定チャンネルが設けられ、前記第2の測定チャンネルにおいて前記第2のリレーより前記検査機側にプルアップ抵抗が配置された場合にも、前記検査機に、所定の時定数を有する第2の抵抗と、前記第2の測定チャンネルと接続される第2の切替えスイッチとからなる第2の回路を設け、前記第2の回路は前記DC電源および前記電圧計に接続され、前記DC電源と前記第2の抵抗は前記第2の切替えスイッチに接続され、前記第2の切替えスイッチによって前記測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第2の抵抗との接続に切り替えられ、前記第1の回路と電圧計の接続と、前記第2の回路と前記電圧計との接続を切り替える回路切替えスイッチ、および、前記第1,2の回路と前記第1,2のチャンネルとの接続を切り替える切替制御盤を前記検査機に設けることにより、リレー実装状態でのプローブカードのリレー駆動検査を行うことが可能となる。
本発明の半導体テストシステムのリレー駆動検査方法は、プローブカードと検査機を備え、前記プローブカードは、プローブが設けられた基板を備え、前記基板には、さらに、前記プローブと接続されたリレーと、前記リレー用のリレーコントローラと、前記リレーと前記プローブを検査機へと接続する第1の測定チャンネルとが設けられ、前記検査機は、DC電源と、前記リレー用コントローラを制御する制御用ボードと、前記第1の測定チャンネル、前記DC電源および電圧計に接続される第1の回路を備え、前記第1の測定回路は、所定の時定数を有する第1の抵抗と、前記測定チャンネルと接続される第1の切替えスイッチとを備え、前記DC電源と前記第1の抵抗は前記第1の切替えスイッチに接続され、前記第1の切替えスイッチによって、前記第1の測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第1の抵抗との接続に切り替えられる半導体テストシステムのリレー駆動検査方法であって、前記第1のリレーをオフ状態にし、前記第1の切替えスイッチによって第1の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第1の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを充電し、充電後、前記第1の切替えスイッチによって第1の測定チャンネルを前記第1の抵抗と接続して放電を開始し、放電の開始と共に時間計測を開始し、規定時間の放電電圧を前記電圧計で計測し、時間と電圧のデータをいくつかサンプリングして、最小二乗法で放電式を求めて前記第1のリレーをオフにした時の静電容量Coffを算出し、放電完了後、前記制御用ボードによって、前記第1のリレーをオン状態とし、前記第1の切替えスイッチによって第1の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第1の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを充電し、充電後、前記第1の切替えスイッチによって前記第1の測定チャンネルを前記第1の抵抗に接続して放電を開始し、放電の開始と共に時間計測を開始し、規定時間の放電電圧を前記電圧計で計測し、時間と電圧のデータをいくつかサンプリングして、リレーをオンにした時の静電容量Conを算出し、前記第1のリレーをオンにした時の静電容量Conとオフにした時の静電容量Coffとの差を算出し、前記リレー動作の良否を判定することにより、半導体テストシステムの検査機を用いて、プローブカードのリレー駆動検査を行うことが可能となり、検査効率が向上し、また、リレー実装後に、リレーの実装不良および不良品の発見が可能となり、製品の信頼度が向上する。
また、前記プローブカードの基板に、第2のプローブと接続された第2のリレーと、前記第2のリレー用のリレーコントローラと、前記第2のリレーと前記第2のプローブを前記検査機へと接続する第2の測定チャンネルが設けられ、前記第2の測定チャンネルの前記第2のリレーより前記第2のプローブ側にプルアップ抵抗が配置された場合にも、前記検査機に、所定の時定数を有する第2の抵抗と、前記第2の測定チャンネルと接続される第2の切替えスイッチとからなる第2の回路を設け、前記第2の回路は前記DC電源および前記電圧計に接続され、前記DC電源と前記第2の抵抗は前記第2の切替えスイッチに接続され、前記第2の切替えスイッチによって前記測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第2の抵抗との接続に切り替えられ、前記第1の回路と電圧計の接続と、前記第2の回路と前記電圧計との接続を切り替える回路切替えスイッチ、および、前記第1,2の回路と前記第1,2のチャンネルとの接続を切り替える切替制御盤を前記検査機に設けた半導体テストシステムにおいて、前記切替制御盤によって前記検査機の第2の回路と前記プローブカードの第2の測定チャンネルとを接続し、前記回路切替装置によって前記第2の回路を電圧計に接続し、前記第2のリレーをオン状態にして前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記第2の抵抗に接続してプルアップ抵抗の抵抗値を求め、得られた抵抗値から前記リレー動作の良否を判定することにより、リレー実装状態でのプローブカードのリレー駆動検査を行うことが可能となる。
あるいは、前記プローブカードの基板に、第2のプローブと接続された第2のリレーと、前記第2のリレー用のリレーコントローラと、前記第2のリレーと前記第2のプローブを前記検査機へと接続する第2の測定チャンネルが設けられ、前記第2の測定チャンネルにおいて前記第2のリレーより前記検査機側にプルアップ抵抗が配置された場合にも、前記検査機に、所定の時定数を有する第2の抵抗と、前記第2の測定チャンネルと接続される第2の切替えスイッチとからなる第2の回路を設け、前記第2の回路は前記DC電源および前記電圧計に接続され、前記DC電源と前記第2の抵抗は前記第2の切替えスイッチに接続され、前記第2の切替えスイッチによって前記測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第2の抵抗との接続に切り替えられ、前記第1の回路と電圧計の接続と、前記第2の回路と前記電圧計との接続を切り替える回路切替えスイッチ、および、前記第1,2の回路と前記第1,2のチャンネルとの接続を切り替える切替制御盤を前記検査機に設けた半導体テストシステムにおいて、前記切替制御盤によって前記検査機の第2の回路と前記プローブカードの第2の測定チャンネルとを接続し、前記回路切替装置によって前記第2の回路を電圧計に接続し、前記第2のリレーをオフ状態にし、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記第2の抵抗に接続してプルアップ抵抗の抵抗値を求め、前記第2のリレーをオフ状態のままで、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第2の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを充電し、充電後、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記第2の抵抗に接続して規定時間の放電を開始し、規定時間内の放電電圧の変化を前記電圧計で計測し、前記第2の切り替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第2の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを再び充電し、前記放電の時だけ前記第2の回路を前記電圧計につなげた状態で、前記放電および前記充電を周期的に繰り返し行い、前記放電および充電の開始より規定時間後の電圧を、比較的大きな負荷を直列に繋いだ電圧計にて測定して得られる平均電圧を基に前記第2のリレーをオフにした時の静電容量Coffを算出し、前記静電容量Coff算出後、前記制御用ボードによって、前記第2のリレーをオン状態とし、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第2の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを充電し、充電後、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記第2の抵抗に接続して規定時間の放電を開始し、規定時間内の放電電圧の変化を前記電圧計で計測し、前記第2の切り替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第2の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを再び充電し、前記放電の時だけ前記第2の回路を前記電圧計につなげた状態で、前記放電および前記充電を周期的に繰り返し行い、前記放電および充電の開始より規定時間後の電圧を、比較的大きな負荷を直列に繋いだ電圧計にて測定して得られる平均電圧を基に前記第2のリレーをオンにした時の静電容量Conを算出し、前記リレーをオンにした時の静電容量Conとオフにした時の静電容量Coffとの差を算出し、前記リレー動作の良否を判定することにより、リレー実装状態でのプローブカードのリレー駆動検査を行うことが可能となる。
本発明の半導体テストシステムの概略構成図である。 本発明の第1の実施形態の半導体テストシステムの模式図であり、リレーをオフ状態にし、キャパシタンスを充電している状態を示す。 リレーをオフ状態にし、放電している状態を示す半導体テストシステムの模式図である。 リレーをオン状態にし、充電している状態を示す半導体テストシステムの模式図である。 リレーをオン状態にし、放電している状態を示す半導体テストシステムの模式図である。 RC直列回路における放電時の出力電圧変化を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態の半導体テストシステムの模式図であり、リレーをオフ状態にし、プルアップ抵抗の抵抗値を測定している状態を示す。 本発明の第3の実施形態の半導体テストシステムの模式図であり、リレーをオフ状態にし、プルアップ抵抗の抵抗値を測定している状態を示す。 本発明の第3の実施形態の半導体テストシステムの模式図であり、リレーをオフ状態にし、キャパシタンスを充電している状態を示す。 第3の実施形態の半導体テストシステムにおける放電および充電を周期的に繰り返した時の電圧変化を示すグラフであり、(a)は出力電圧のグラフであり、(b)が入力電圧のグラフである。 第3の実施形態の半導体テストシステムにおける平均電圧を示すグラフである。
本発明の半導体テストシステム1について図面を用いて以下に詳細に説明する。図1に示すのが第1の実施形態の半導体テストシステム1の概略構成図であり、図2に示すのが半導体テストシステム1の模式図である。
本発明の第1の実施形態の半導体テストシステム1は、プローブカード2と検査機3を備え、前記プローブカード2は第1のプローブ4が設けられた基板13を備え、前記基板13には、さらに、前記第1のプローブ4と接続された第1のリレー5と前記第1のリレー5用の第1のリレーコントローラ6と前記第1のリレー5に接続される第1の測定チャンネル7が設けられている。
前記検査機3は、DC電源8と、制御用ボード9と、電圧計10と、所定の時定数を有する第1のレンジ抵抗11と、第1の切替えスイッチ12とを備える。そして、前記DC電源8は前記制御ボード9および前記第1の測定チャンネル7に接続されており、前記第1の測定チャンネル7との接続は前記第1の切替えスイッチ12を介して行われる。制御用ボード9、第1のレンジ抵抗11、第1の切替えスイッチ12をプローブカード2に実装することも可能である。
前記制御ボード9は、前記第1のリレーコントローラ6の作動を制御し、前記第1のリレー5のオン・オフの切替えを行う。前記第1の切替えスイッチ12は、前記第1の測定チャンネル7の接続を、前記DC電源8と前記第1のレンジ抵抗11とを切り替えるために設けている。前記電圧計10は前記第1の測定チャンネル7に接続されており、前記第1の切替えスイッチ12によって前記第1の測定チャンネル7が前記第1のレンジ抵抗11に接続されている時の電圧を測定する。
前記半導体テストシステム1をこのような構成とすることにより、プローブカード2にリレーを実装した状態で、リレー駆動検査を自動的に連続して行うことが可能となる。前記半導体テストシステム1のリレー駆動検査方法について以下に詳しく説明する
前記半導体テストシステム1において、前記第1のリレー5をオフにし、前記第1の測定チャンネル7は第1の切替えスイッチ12によって前記DC電源8に接続された状態(図2に示す状態)で、前記第1の測定チャンネル7とGND間に3.3Vの電圧をかけてキャパシタンスを充電する。前記キャパシタンスはラインのキャパシタンス、いわゆる浮遊容量と、部品として実装されたコンデンサのキャパシタンスを合わせたものである。
キャパシタンスが充電されたら、前記第1の切替えスイッチ12によって前記第1の測定チャンネル7の接続を前記DC電源8から前記第1のレンジ抵抗11に切替え、図3に示す状態で、放電を開始する。制御ボード9は、放電の開始と共に時間計測を開始し、規定時間の放電電圧を前記電圧計10で計測し、時間と電圧のデータをいくつかサンプリングして最小二乗法で放電式を求めて前記第1のリレー5をオフにした時の静電容量Coffを算出する。
放電が終了すると、前記制御用ボード9によって、前記第1のリレーコントローラ6を作動し、前記第1のリレー5をオン状態とし、前記第1の切替えスイッチ12によって前記第1の測定チャンネル7は前記DC電源8に接続した状態(図4に示す状態)とする。そして、再度、前記第1の測定チャンネル7に電圧をかけて、キャパシタンスを充電する。
再度、キャパシタンスが充電されたら、前記第1の測定チャンネル7を、前記第1の切替えスイッチ12によって前記DC電源8から前記第1のレンジ抵抗11に切替え、図5に示す状態で、放電を開始する。放電の開始と共に規定時間の放電電圧を前記電圧計10で計測し、時間と電圧のデータをいくつかサンプリングして最小二乗法で放電式を求めて前記第1のリレー5をオンにした時の静電容量Conを算出する。
前記第1のリレー5のオン、オフによって、前記第1の測定チャンネル7の導体長が変化しており、前記導体長の変化に応じて静電容量は変化するので、前記第1のリレー5のオン時の静電容量Conと前記第1のリレー5のオフ時の静電容量Coffは異なる容量となっている。本発明はこの静電容量の差を用いてリレー動作の良否を判定する。
そこで、制御ボード9は、このようにして得られた前記第1のリレー5のオン時の静電容量Conとオフ時の静電容量Coffとの差(ΔC)を算出し、この静電容量差(ΔC)を予め求めておいた、前記第1のリレーが正常に作動した場合の静電容量差との比較を行い、リレー動作の良否を判定する。
静電容量の測定原理について説明する。図6に示すのがRC直列回路における放電時の出力電圧変化であり、このときの電圧変化は、放電時出力電圧をVd(t)、初期電圧をV0、時間をt、時定数をτとすると、以下の式1にて表せる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-I000001

τ=C・R(C:静電容量、R:抵抗)であり、抵抗Rが一定である場合、当然時定数τも一定となる。また、t=τの時、式1は0.368V0となり、時定数τは放電電圧が初期電圧から36.8%低下したときの時間を意味する。
さらに、式1を時定数τの式に変化すると以下の式2となる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-I000002
また、初期電圧V0を3.3Vとすると、以下の式3となる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-I000003
従って、任意の時間tでの放電電圧Vd(t)を測定することで、時定数τが求まり、かつ抵抗Rが認知であれば、C=τ/Rより静電容量Cが得られる。ただし、実際には、ノイズの影響により1回の測定では理想的な時間と放電電圧の関係を得ることができない。ゆえに、時間と放電電圧をいくつかサンプリングして最小二乗法を用いて式3の放電式を求めてCを算出する。さらに、抵抗Rに対しては、測定対象となるプローブカードの理論パターン静電容量Cは信号ラインで10(pF)オーダーであるために、仮に時定数τを10(ms)とした場合、抵抗Rは1(GΩ)となる。これに対してプローブカードの基板のパターン抵抗は非常に小さいために基本的に無視することができる。
そこで、大きさ(桁)の異なる抵抗Rを幾つか設けて、その中より適切なものを選択することで、大きさ(桁)の異なる静電容量Cが測定可能となる。この時、設ける幾つかの抵抗Rが上述の第1のレンジ抵抗11である。
本発明は、このような測定原理により得られる静電容量を用いて、リレー駆動検査を行うことで、プローブカードに実装後の多数個のリレーに対し、針先を触れることなく、リレー実装状態でリレー駆動検査を行うことができ、リレーの実装不良および不良品を発見することが可能となる。
そして、これらの検査を自動的に行うために、上述の全ての操作をプログラムとして前記検査機3に組み込ませ、また、実装された複数のリレーを同時にあるいは順番に検査することで、新たな装置を用いることなく、半導体テストシステムの検査機を用いて、自動的に連続して検査を行うことができる。これにより、検査効率が飛躍的に向上し、より優れた効果をもたらす。
次に、測定チャンネルにプルアップ抵抗が配置された回路が存在するプローブカードのリレー駆動検査を行う場合について説明する。初めに、プルアップ抵抗がリレーとプローブの間に配置された回路が存在するプローブカードを用いた半導体テストシステム1’について説明する。図1に示すのが、第2の実施形態の半導体テストシステム1’の概略構成図であり、図7に示すのが第2の実施形態の半導体テストシステム1’の模式図である。
本実施形態の半導体テストシステム1’は、プローブカード2’と検査機3’を備え、前記プローブカード2’は第1のプローブ4および第2のプローブ14が設けられた基板13’を備え、前記基板13’には、前記第1のプローブ4と接続された第1のリレー5と、前記第1のリレー5用の第1のリレーコントローラ6と、前記第1のリレー5とに接続される第1の測定チャンネル7が設けられ、さらに、前記第2のプローブ14と接続された第2のリレー15と、前記第2のリレー15用の第2のリレーコントローラ16と、前記第2のリレー15と前記第2のプローブ14との間に設けられたプルアップ抵抗18と、前記第2のリレー15に接続される第2の測定チャンネル17が設けられている。
前記検査機3’は、DC電源8’と、制御用ボード9’と、電圧計10’と、第1の回路19および第2の回路20が設けられている。前記第1の回路19は、所定の時定数を有する第1のレンジ抵抗11と、第1の切替えスイッチ12とからなり、前記第2の回路20は、所定の時定数を有する第2のレンジ抵抗21と、第2の切替えスイッチ22とからなる。前記第2のレンジ抵抗21は、測定対象に応じて選択できるように、大きさの異なる複数のレンジ抵抗を抵抗切替スイッチ26によって切替可能な構造とする。
前記DC電源8’は3.3VのDC電源と5VのDC電源から構成され、前記制御ボード9、前記第1の測定チャンネル7および前記第2の測定チャンネル17に接続されている。そして、3.3VのDC電源は前記第1の測定チャンネル7と、前記第1の切替えスイッチ12を介して接続され、5VのDC電源は、第2の測定チャンネル17と第2の切替えスイッチ22を介して接続される。前記DC電源8’は前記プルアップ抵抗18の電源および前記第1,2のリレー5,15の電源としても用いられ、5VのDC電源が前記プルアップ抵抗18の電源として用いられる。
前記第1の回路19は前記第1の測定チャンネル7に接続され、前記第2の回路20は前記第2の測定チャンネル17に接続される。そのために、前記検査機3’と前記プローブカード2’との接続は、切り替えを行わなければならないので、前記検査機3’に切替制御盤24を設けて、前記第1の回路19と前記第1の測定チャンネル7との接続、そして、前記第2の回路20と前記第2の測定チャンネル17との接続を切り替える構造とする。
また、前記電圧計10’によって前記第1の回路19および前記第2の回路20の電圧を測定するので、前記電圧計10’を前記第1の回路19あるいは前記第2の回路20と接続を切り替える回路切替スイッチ25を設ける。
前記制御ボード9’は、前記第1のリレーコントローラ6および前記第2のリレーコントローラ16の作動を制御し、前記第1のリレー5および前記第2のリレー15のオン・オフの切替えを行う。さらに、前記制御ボード9’は、前記切替スイッチ24、前記第1,2の切換えスイッチ12,22の制御も行い、前記切替制御盤24とも連動している。
前記第1の切替えスイッチ12は、前記第1の測定チャンネル7の接続を、前記DC電源8’の3.3VのDC電源と前記第1のレンジ抵抗11とを切り替えるために設けており、前記第2の切替スイッチ22は、前記第2の測定チャンネル17の接続を、前記DC電源8’の5VのDC電源と前記第2のレンジ抵抗21とを切り替えるために設けている。
前記電圧計10は前記第1の測定チャンネル7に接続されており、前記第1の切替えスイッチ12によって前記第1の測定チャンネル7が前記第1のレンジ抵抗11に接続されている時の電圧を測定する。また、前記電圧計10は前記第2の測定チャンネル17に接続されており、前記第2の切替えスイッチ22によって前記第2の測定チャンネル17が前記第2のレンジ抵抗21に接続されている時の電圧を測定する。
前記半導体テストシステム1’をこのような構成とすることにより、プローブカード2’にプルアップ抵抗18が用いられた第2の測定チャンネル17が存在する場合にも、プローブカード2’にリレーを実装した状態で、リレー駆動検査を自動的に連続して行うことが可能となる。前記半導体テストシステム1’のリレー駆動検査方法について以下に詳しく説明する。
プローブカード2’の第1の測定チャンネル7のリレー駆動検査方法については、第1の実施形態と同じように、第1のリレー5のオン時の静電容量Conとオフ時の静電容量Coffとの差(ΔC)を算出し、この静電容量差(ΔC)を予め求めておいた、前記第1のリレーが正常に作動した場合の静電容量差との比較を行い、リレー動作の良否を判定する。
そのために、前記切替制御盤24によって、前記第1の測定チャンネル7と前記第1の回路19を接続し、前記回路切替スイッチ25によって、前記電圧計10’を前記第1の回路19に接続する。この後、第1の実施形態と同様の方法で、第1のリレー5のオン時の静電容量Conとオフ時の静電容量Coffとの差(ΔC)を算出してリレー動作の良否を判定する。
次に、プローブカード2’の第2の測定チャンネル17のリレー駆動検査方法について説明する。まずは、前記切替制御盤24によって、前記第2の測定チャンネル17と前記第2の回路20を接続し、前記回路切替スイッチ25によって、前記電圧計10’を前記第2の回路20に接続する。
この状態から、プルアップ抵抗18の抵抗値を測定する。測定の際に、検査機3’のスイッチ抵抗r1が誤差の原因となるので、予めスイッチ抵抗r1を測定しておき、プルアップ抵抗18の抵抗値の測定の際にはキャンセルするようにする。
プルアップ抵抗18の抵抗値を測定するために、図7に示すように、前記制御ボード9’により第2のリレー15をオン状態とし、前記第2の切替スイッチ22によって前記第2の測定チャンネル17を前記電圧計10’に接続する。また、レンジ抵抗21は抵抗切替スイッチ26によって適切な大きさのレンジ抵抗に接続する。前記抵抗切替スイッチ26のスイッチ抵抗r2もプルアップ抵抗18の抵抗値の測定の誤差の原因となるので予め測定しておき、キャンセルするようにする。
上述のような状態で、前記電圧計10’によって前記プルアップ抵抗18と前記レンジ抵抗21によって分圧された電圧Voutを測定する。前記プルアップ抵抗18が接続されているDC電源の電圧をV0とし、プルアップ抵抗18の抵抗値をR1、レンジ抵抗21の抵抗値をR2とすると、以下の式を用いて、前記電圧計10’よって測定された電圧Voutからプルアップ抵抗18の抵抗値R1が得られる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-I000004
このようにして得られたプルアップ抵抗18の抵抗値R1をプローブカード2’の仕様と比較し、プルアップ抵抗18の抵抗値の良否を判断する。前記プルアップ抵抗18の抵抗値R1の測定は、前記第2のリレー15を介して行われているので、前記プルアップ抵抗18の抵抗値R1の測定結果が良好であれば、前記リレー15のリレー動作もOKと判断する。
前記プローブカード2’の基板13’において、前記第2の測定チャンネル17の前記第2のリレー15より前記第2のプローブ14側にプルアップ抵抗18が配置された場合にも、リレー実装状態でのプローブカードのリレー駆動検査を行うことができる。
続いて、プルアップ抵抗が前記第2のリレー15より検査機3’側に配置された回路が存在するプローブカードを用いた半導体テストシステム1’’について説明する。図1に示すのが、第3の実施形態の半導体テストシステム1’’の概略構成図であり、図8に示すのが第3の実施形態の半導体テストシステム1’’の模式図である。
本実施形態の半導体テストシステム1’’は、プローブカード2’’と検査機3’を備え、前記プローブカード2’’は第1のプローブ4および第2のプローブ14が設けられた基板13’を備え、前記基板13’には、前記第1のプローブ4と接続された第1のリレー5と、前記第1のリレー5用の第1のリレーコントローラ6と、前記第1のリレー5とに接続される第1の測定チャンネル7が設けられ、さらに、前記第2のプローブ14と接続された第2のリレー15と、前記第2のリレー15用の第2のリレーコントローラ16と、前記第2のリレー15よりも前記検査機3’側に設けられたプルアップ抵抗18と、前記第2のリレー15に接続される第2の測定チャンネル17が設けられている。
前記検査機3’は、第2の実施形態における検査機3’と同じ構造であり、DC電源8’と、制御用ボード9’と、電圧計10’と、第1の回路19および第2の回路20’が設けられている。前記第1の回路19は、所定の時定数を有する第1のレンジ抵抗11と、第1の切替えスイッチ12とからなり、前記第2の回路20は、所定の時定数を有する第2のレンジ抵抗21と、第2の切替えスイッチ22とからなる。前記第2のレンジ抵抗21は、測定対象に応じて選択できるように、大きさの異なる複数のレンジ抵抗を抵抗切替スイッチ26によって切替可能な構造とする。
前記DC電源8’は3.3VのDC電源と5VのDC電源から構成され、前記制御ボード9、前記第1の測定チャンネル7および前記第2の測定チャンネル17に接続されている。そして、3.3VのDC電源は前記第1の測定チャンネル7と、前記第1の切替えスイッチ12を介して接続され、5VのDC電源は、第2の測定チャンネル17と第2の切替えスイッチ22を介して接続される。前記DC電源8’は前記プルアップ抵抗18の電源および前記第1,2のリレー5,15の電源としても用いられ、5VのDC電源が前記プルアップ抵抗18の電源として用いられる。
前記第1の回路19は前記第1の測定チャンネル7に接続され、前記第2の回路20は前記第2の測定チャンネル17に接続される。そのために、前記検査機3’と前記プローブカード2’との接続は、切り替えを行わなければならないので、前記検査機3’に切替制御盤24を設けて、前記第1の回路19と前記第1の測定チャンネル7との接続、そして、前記第2の回路20と前記第2の測定チャンネル17との接続を切り替える構造とする。
また、前記電圧計10’によって前記第1の回路19および前記第2の回路20の電圧を測定するので、前記電圧計10’を前記第1の回路19あるいは前記第2の回路20と接続を切り替える回路切替スイッチ25を設ける。
前記制御ボード9’は、前記第1のリレーコントローラ6および前記第2のリレーコントローラ16の作動を制御し、前記第1のリレー5および前記第2のリレー15のオン・オフの切替えを行う。さらに、前記制御ボード9’は、前記切替スイッチ24、前記第1,2の切換えスイッチ12,22の制御も行い、前記切替制御盤24とも連動している。
前記第1の切替えスイッチ12は、前記第1の測定チャンネル7の接続を、前記DC電源8’の3.3VのDC電源と前記第1のレンジ抵抗11とを切り替えるために設けており、前記第2の切替スイッチ22は、前記第2の測定チャンネル17の接続を、前記DC電源8’の5VのDC電源と前記第2のレンジ抵抗21とを切り替えるために設けている。
前記電圧計10は前記第1の測定チャンネル7に接続されており、前記第1の切替えスイッチ12によって前記第1の測定チャンネル7が前記第1のレンジ抵抗11に接続されている時の電圧を測定する。また、前記電圧計10は前記第2の測定チャンネル17に接続されており、前記第2の切替えスイッチ22によって前記第2の測定チャンネル17が前記第2のレンジ抵抗21に接続されている時の電圧を測定する。
前記半導体テストシステム1’’をこのような構成とすることにより、プローブカード2’にプルアップ抵抗18が用いられた第2の測定チャンネル17が存在する場合にも、プローブカード2’にリレーを実装した状態で、リレー駆動検査を自動的に連続して行うことが可能となる。前記半導体テストシステム1’’のリレー駆動検査方法について以下に詳しく説明する。
プローブカード2’’の第1の測定チャンネル7のリレー駆動検査方法については、第1の実施形態と同じように、第1のリレー5のオン時の静電容量Conとオフ時の静電容量Coffとの差(ΔC)を算出し、この静電容量差(ΔC)を予め求めておいた、前記第1のリレーが正常に作動した場合の静電容量差との比較を行い、リレー動作の良否を判定する。
そのために、前記第2の実施形態と同様に、前記切替制御盤24によって、前記第1の測定チャンネル7と前記第1の回路19を接続し、前記切替スイッチ25によって、前記電圧計10’を前記第1の回路19に接続する。この後、第1の実施形態と同様の方法で、第1のリレー5のオン時の静電容量Conとオフ時の静電容量Coffとの差(ΔC)を算出してリレー動作の良否を判定する。
次に、プローブカード2’’の第2の測定チャンネル17’のリレー駆動検査方法について説明する。まずは、図8に示すように、前記切替制御盤24によって、前記第2の測定チャンネル17と前記第2の回路20を接続し、前記切替スイッチ25によって、前記電圧計10’を前記第2の回路20に接続する。
この状態から、プルアップ抵抗18の抵抗値を測定する。プルアップ抵抗18の抵抗値の測定方法は、第2の実施形態と同様である。測定の際に、検査機3’のスイッチ抵抗r1、およびレンジ抵抗21を切り替える抵抗切替スイッチ26のスイッチ抵抗r2が誤差の原因となるので、予めスイッチ抵抗r1、r2を測定しておき、プルアップ抵抗18の抵抗値の測定の際にはキャンセルするようにする。
プルアップ抵抗18の抵抗値を測定するために、図8に示すように、前記制御ボード9’により第2のリレー15をオフ状態とし、前記第2の切替スイッチ22によって前記第2の測定チャンネル17を前記電圧計10’に接続する。また、レンジ抵抗21は抵抗切替スイッチ26によって適切な大きさのレンジ抵抗に接続する。
上述のような状態で、前記電圧計10’によって前記プルアップ抵抗18と前記レンジ抵抗21によって分圧された電圧Voutを測定する。前記プルアップ抵抗18が接続されているDC電源の電圧をV0とし、プルアップ抵抗18の抵抗値をR1、レンジ抵抗21の抵抗値をR2とすると、上述の式4を用いて、前記電圧計10’よって測定された電圧Voutからプルアップ抵抗18の抵抗値R1が得られる。
このようにして得られたプルアップ抵抗18の抵抗値R1をプローブカード2’の仕様と比較し、プルアップ抵抗18の抵抗値の良否を判断する。前記プルアップ抵抗18の抵抗値R1に問題が無ければ、次の段階に移る。
本実施形態でも、基本的には、プルアップ抵抗が無い場合と同様に、第2のリレー15のオン時の静電容量Conとオフ時の静電容量Coffとの差(ΔC)を算出し、この静電容量差(ΔC)を予め求めておいた、前記第2のリレーが正常に作動した場合の静電容量差との比較を行い、リレー動作の良否を判定する。
前記第2のリレー5をオフにし、前記第2の測定チャンネル17は第2の切替えスイッチ22によって前記DC電源8’に接続された状態(図9に示す状態)で、前記第2の測定チャンネル17とGND間に5Vの電圧をかけてキャパシタンスを充電する。前記キャパシタンスはラインのキャパシタンス、いわゆる浮遊容量と、部品として実装されたコンデンサのキャパシタンスを合わせたものである。
キャパシタンスが充電されたら、前記第2の切替えスイッチ22によって前記第2の測定チャンネル17の接続を前記DC電源8’から前記第2のレンジ抵抗21に切替えると、前記プルアップ抵抗18の抵抗値R1と前記レンジ抵抗21の抵抗値R2との合成抵抗Rと静電容量Cにより決まる時定数τ(=C*R)で、V=V2まで放電される。
前記第2の切替えスイッチ22を一定周期で切り替えると、前記電圧計10’にて測定される出力電圧Voutは、図10(a)に示すように周期的に変化する。前記出力電圧Voutを時間tで積分した面積S1は、前記第2のリレー15をオフにしている時の静電容量Coffに依存する。
前記電圧測定を、大きい負荷を直列接続した電圧計で測定すると電圧変化は平均化(直流になる)され、図11に示すように、ほぼ一定の電圧として測定される。そこで、S1と同様に静電容量Cに依存する平均電圧Vt(前記第2のリレー15をオフにした時の平均電圧Vt1、前記第2のリレー15をオンにした時の平均電圧Vt2)を測定する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-I000005
前記平均電圧Vtは式5に示すような平均電圧式で求められるがスイッチON抵抗を無視した式であるが、スイッチON抵抗を加味した実際の回路の測定電圧Vmとは式5に示す関係が成り立つ。よって、ニュートン法数値計算を用いて、測定した前記第2のリレー15をオフにした時の平均電圧Vm1、前記第2のリレー15をオンにした時の平均電圧Vm2より、前記第2のリレー15をオフにした時の静電容量Coff、前記第2のリレー15をオンにした時の静電容量Conを算出する。
このようにして得られた、前記第2のリレー15のオン時の静電容量Conとオフ時の静電容量Coffとの差(ΔC)を算出し、この静電容量差(ΔC)を予め求めておいた、前記第2のリレーが正常に作動した場合の静電容量差との比較を行い、リレー動作の良否を判定する。
このようにして、前記プローブカード2’の基板13’において、前記第2の測定チャンネル17の前記第2のリレー15より検査機3’側ににプルアップ抵抗18が配置された場合にも、リレー実装状態でのプローブカードのリレー駆動検査を行うことができる。
1,1’,1’’  半導体テストシステム
2,2’,2’’  プローブカード
3,3’  検査機
4  第1のプローブ
5  第1のリレー
6  第1のリレーコントローラ
7  第1の測定チャンネル
8,8’ DC電源
9  制御用ボード
10,10’ 電圧計
11 第1のレンジ抵抗
12 第1の切替えスイッチ
13,13’ 基板
14 第2のプローブ
15 第2のリレー
16 第2のリレーコントローラ
17 第2の測定チャンネル
18 プルアップ抵抗
19 第1の回路
20 第2の回路
21 第2のレンジ抵抗
22 第2の切替えスイッチ
24 切替制御盤
25 回路切替スイッチ
26 抵抗切替スイッチ

Claims (6)

  1. プローブカードと検査機を備えた半導体テストシステムであって、
    前記プローブカードは、プローブが設けられた基板を備え、前記基板には、さらに、前記プローブと接続されたリレーと、前記リレー用のリレーコントローラと、前記リレーと前記プローブを検査機へと接続する第1の測定チャンネルとが設けられ、
    前記検査機は、DC電源と、前記リレー用コントローラを制御する制御用ボードと、前記第1の測定チャンネル、前記DC電源および電圧計に接続される第1の回路を備え、
    前記第1の測定回路は、所定の時定数を有する第1の抵抗と、前記測定チャンネルと接続される第1の切替えスイッチとを備え、前記DC電源と前記第1の抵抗は前記第1の切替えスイッチに接続され、前記第1の切替えスイッチによって、前記第1の測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第1の抵抗との接続に切り替えられることを特徴とする半導体テストシステム。
  2. 前記プローブカードの基板に、第2のプローブと接続された第2のリレーと、前記第2のリレー用のリレーコントローラと、前記第2のリレーと前記第2のプローブを前記検査機へと接続する第2の測定チャンネルが設けられ、前記第2の測定チャンネルの前記第2のリレーより前記第2のプローブ側にプルアップ抵抗が配置され、
    前記検査機に、所定の時定数を有する第2の抵抗と、前記第2の測定チャンネルと接続される第2の切替えスイッチとからなる第2の回路を設け、前記第2の回路は前記DC電源および前記電圧計に接続され、前記DC電源と前記第2の抵抗は前記第2の切替えスイッチに接続され、前記第2の切替えスイッチによって前記測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第2の抵抗との接続に切り替えられ、
    前記第1の回路と電圧計の接続と、前記第2の回路と前記電圧計との接続を切り替える回路切替えスイッチ、および、前記第1,2の回路と前記第1,2のチャンネルとの接続を切り替える切替制御盤を前記検査機に設けたことを特徴とする請求項1に記載の半導体テストシステム。
  3. 前記プローブカードの基板に、第2のプローブと接続された第2のリレーと、前記第2のリレー用のリレーコントローラと、前記第2のリレーと前記第2のプローブを前記検査機へと接続する第2の測定チャンネルが設けられ、前記第2の測定チャンネルにおいて前記第2のリレーより前記検査機側にプルアップ抵抗が配置され、
    前記検査機に、所定の時定数を有する第2の抵抗と、前記第2の測定チャンネルと接続される第2の切替えスイッチとからなる第2の回路を設け、前記第2の回路は前記DC電源および前記電圧計に接続され、前記DC電源と前記第2の抵抗は前記第2の切替えスイッチに接続され、前記第2の切替えスイッチによって前記測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第2の抵抗との接続に切り替えられ、
    前記第1の回路と電圧計の接続と、前記第2の回路と前記電圧計との接続を切り替える回路切替えスイッチ、および、前記第1,2の回路と前記第1,2のチャンネルとの接続を切り替える切替制御盤を前記検査機に設けたことを特徴とする請求項1に記載の半導体テストシステム。
  4. プローブカードと検査機を備え、
    前記プローブカードは、プローブが設けられた基板を備え、前記基板には、さらに、前記プローブと接続されたリレーと、前記リレー用のリレーコントローラと、前記リレーと前記プローブを検査機へと接続する第1の測定チャンネルとが設けられ、
    前記検査機は、DC電源と、前記リレー用コントローラを制御する制御用ボードと、前記第1の測定チャンネル、前記DC電源および電圧計に接続される第1の回路を備え、
    前記第1の測定回路は、所定の時定数を有する第1の抵抗と、前記測定チャンネルと接続される第1の切替えスイッチとを備え、前記DC電源と前記第1の抵抗は前記第1の切替えスイッチに接続され、前記第1の切替えスイッチによって、前記第1の測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第1の抵抗との接続に切り替えられる半導体テストシステムのリレー駆動検査方法であって、
    前記第1のリレーをオフ状態にし、前記第1の切替えスイッチによって第1の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第1の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを充電し、
    充電後、前記第1の切替えスイッチによって第1の測定チャンネルを前記第1の抵抗と接続して放電を開始し、放電の開始と共に時間計測を開始し、規定時間の放電電圧を前記電圧計で計測し、時間と電圧のデータをいくつかサンプリングして、最小二乗法で放電式を求めて前記第1のリレーをオフにした時の静電容量Coffを算出し、
    放電完了後、前記制御用ボードによって、前記第1のリレーをオン状態とし、前記第1の切替えスイッチによって第1の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第1の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを充電し、
    充電後、前記第1の切替えスイッチによって前記第1の測定チャンネルを前記第1の抵抗に接続して放電を開始し、放電の開始と共に時間計測を開始し、規定時間の放電電圧を前記電圧計で計測し、時間と電圧のデータをいくつかサンプリングして、リレーをオンにした時の静電容量Conを算出し、
    前記第1のリレーをオンにした時の静電容量Conとオフにした時の静電容量Coffとの差を算出し、前記リレー動作の良否を判定することを特徴とする半導体テストシステムのリレー駆動検査方法。
  5. 前記プローブカードの基板に、第2のプローブと接続された第2のリレーと、前記第2のリレー用のリレーコントローラと、前記第2のリレーと前記第2のプローブを前記検査機へと接続する第2の測定チャンネルが設けられ、前記第2の測定チャンネルの前記第2のリレーより前記第2のプローブ側にプルアップ抵抗が配置され、
    前記検査機に、所定の時定数を有する第2の抵抗と、前記第2の測定チャンネルと接続される第2の切替えスイッチとからなる第2の回路を設け、前記第2の回路は前記DC電源および前記電圧計に接続され、前記DC電源と前記第2の抵抗は前記第2の切替えスイッチに接続され、前記第2の切替えスイッチによって前記測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第2の抵抗との接続に切り替えられ、
    前記第1の回路と電圧計の接続と、前記第2の回路と前記電圧計との接続を切り替える回路切替えスイッチ、および、前記第1,2の回路と前記第1,2のチャンネルとの接続を切り替える切替制御盤を前記検査機に設けた半導体テストシステムのリレー駆動検査方法であって、
    前記切替制御盤によって前記検査機の第2の回路と前記プローブカードの第2の測定チャンネルとを接続し、前記回路切替装置によって前記第2の回路を電圧計に接続し、前記第2のリレーをオン状態にして前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記第2の抵抗に接続してプルアップ抵抗の抵抗値を求め、得られた抵抗値から前記リレー動作の良否を判定することを特徴とする請求項4に記載の半導体テストシステムのリレー駆動検査方法。
  6. 前記プローブカードの基板に、第2のプローブと接続された第2のリレーと、前記第2のリレー用のリレーコントローラと、前記第2のリレーと前記第2のプローブを前記検査機へと接続する第2の測定チャンネルが設けられ、前記第2の測定チャンネルにおいて前記第2のリレーより前記検査機側にプルアップ抵抗が配置され、
    前記検査機に、所定の時定数を有する第2の抵抗と、前記第2の測定チャンネルと接続される第2の切替えスイッチとからなる第2の回路を設け、前記第2の回路は前記DC電源および前記電圧計に接続され、前記DC電源と前記第2の抵抗は前記第2の切替えスイッチに接続され、前記第2の切替えスイッチによって前記測定チャンネルは、前記DC電源との接続、あるいは前記第2の抵抗との接続に切り替えられ、
    前記第1の回路と電圧計の接続と、前記第2の回路と前記電圧計との接続を切り替える回路切替えスイッチ、および、前記第1,2の回路と前記第1,2のチャンネルとの接続を切り替える切替制御盤を前記検査機に設けた半導体テストシステムのリレー駆動検査方法であって、
    前記切替制御盤によって前記検査機の第2の回路と前記プローブカードの第2の測定チャンネルとを接続し、前記回路切替装置によって前記第2の回路を電圧計に接続し、前記第2のリレーをオフ状態にし、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記第2の抵抗に接続してプルアップ抵抗の抵抗値を求め、
    前記第2のリレーをオフ状態のままで、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第2の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを充電し、
    充電後、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記第2の抵抗に接続して規定時間の放電を開始し、規定時間内の放電電圧の変化を前記電圧計で計測し、前記第2の切り替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第2の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを再び充電し、
    前記放電の時だけ前記第2の回路を前記電圧計につなげた状態で、前記放電および前記充電を周期的に繰り返し行い、前記放電および充電の開始より規定時間後の電圧を、比較的大きな負荷を直列に繋いだ電圧計にて測定して得られる平均電圧を基に前記第2のリレーをオフにした時の静電容量Coffを算出し、
    前記静電容量Coff算出後、前記制御用ボードによって、前記第2のリレーをオン状態とし、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第2の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを充電し、
    充電後、前記第2の切替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記第2の抵抗に接続して規定時間の放電を開始し、規定時間内の放電電圧の変化を前記電圧計で計測し、前記第2の切り替えスイッチによって前記第2の測定チャンネルを前記DC電源に接続し、前記第2の測定チャンネルとGND間に電圧をかけてキャパシタンスを再び充電し、
    前記放電の時だけ前記第2の回路を前記電圧計につなげた状態で、前記放電および前記充電を周期的に繰り返し行い、前記放電および充電の開始より規定時間後の電圧を、比較的大きな負荷を直列に繋いだ電圧計にて測定して得られる平均電圧を基に前記第2のリレーをオンにした時の静電容量Conを算出し、
    前記リレーをオンにした時の静電容量Conとオフにした時の静電容量Coffとの差を算出し、前記リレー動作の良否を判定することを特徴とする請求項4に記載の半導体テストシステムのリレー駆動検査方法。
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