WO2007129374A1 - 物体検出装置及びエレベータの物体検出装置 - Google Patents

物体検出装置及びエレベータの物体検出装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2007129374A1
WO2007129374A1 PCT/JP2006/308718 JP2006308718W WO2007129374A1 WO 2007129374 A1 WO2007129374 A1 WO 2007129374A1 JP 2006308718 W JP2006308718 W JP 2006308718W WO 2007129374 A1 WO2007129374 A1 WO 2007129374A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
image
contour line
contour
object detection
background image
Prior art date
Application number
PCT/JP2006/308718
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Shinichi Kuroda
Kazuo Sugimoto
Yoshihisa Yamada
Original Assignee
Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha filed Critical Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha
Priority to KR1020087000862A priority Critical patent/KR100936108B1/ko
Priority to US11/993,897 priority patent/US8103105B2/en
Priority to PCT/JP2006/308718 priority patent/WO2007129374A1/ja
Priority to JP2006520601A priority patent/JP4672658B2/ja
Priority to CN2006800281691A priority patent/CN101233541B/zh
Priority to EP06745696.2A priority patent/EP2012273B1/en
Publication of WO2007129374A1 publication Critical patent/WO2007129374A1/ja

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/60Analysis of geometric attributes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/136Segmentation; Edge detection involving thresholding
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/12Edge-based segmentation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/194Segmentation; Edge detection involving foreground-background segmentation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/20Analysis of motion
    • G06T7/254Analysis of motion involving subtraction of images
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30196Human being; Person
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30232Surveillance

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

 監視領域に検出対象が存在していないときに撮影された背景画像と現画像とを比較することで、監視領域における検出対象の有無を検出する物体検出装置において、背景輪郭線情報抽出手段は、背景画像に映っている物の輪郭線情報を抽出する。物体検出手段は、現画像から背景画像の輪郭線を除く輪郭線情報の抽出を行う。また、物体検出手段は、現画像から該輪郭線情報が抽出できるか否かに基づいて、監視領域における検出対象の有無を検出する。

Description

明 細 書
物体検出装置及びエレベータの物体検出装置
技術分野
[0001] この発明は、撮影部で撮影された監視領域の検出対象が存在して!/ヽな ヽときの背 景画像と現画像とを比較することで、監視領域における検出対象の有無を検出する 物体検出装置及びエレベータの物体検出装置に関するものである。
背景技術
[0002] 従来装置では、背景画像の各画素と現画像の各画素との輝度の差を求め、輝度に 差がある画素数に基づいて、監視領域における検出対象の有無を検出する。このた め、背景画像撮影時と現画像撮影時とで監視領域の明るさが違う場合に、検出対象 の検出精度が低下する。そこで、従来装置では、明るさの違いによる検出対象の検 出精度の低下を防ぐために、監視領域の明るさを監視し、明るさに応じて背景画像を 更新する (特許文献 1参照)。
[0003] 特許文献 1 :特開平 11 261994号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] し力しながら、上記のような従来装置では、例えば照度計等、明るさを検出するため のセンサが必要となるので、製造コストが高くなる。また、背景画像を更新しているとき に検出動作が行えず、検出不能期間が生じる。
[0005] この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、明るさを検出 するためのセンサを不要にすることで製造コストを抑えることができるとともに、背景画 像の更新を不要にすることで検出不能期間を無くすことができる物体検出装置及び エレベータの物体検出装置を得ることを目的とする。 課題を解決するための手段
[0006] この発明による物体検出装置は、撮影部で撮影された監視領域の検出対象が存 在して!/ヽな!ヽときの背景画像と現画像とを取得する画像取得手段と、背景画像の輪 郭線情報を抽出する背景輪郭線情報抽出手段と、背景画像の輪郭線情報に基づく 背景画像の輪郭線を除く輪郭線が現画像力も抽出できるか否かにより、監視領域に おける検出対象の有無を検出する物体検出手段とを備える。
図面の簡単な説明
圆 1]この発明の実施の形態 1によるエレベータの物体検出装置を示す構成図である
[図 2]図 1の背景画像メモリに記憶される背景画像を示す説明図である。
[図 3]図 1の現画像メモリに記憶される現画像を示す説明図である。
圆 4]図 1の物体検出手段が利用するラプラシアンフィルタを示す説明図である。 圆 5]図 1の背景輪郭線抽出手段が抽出する背景画像の輪郭線を示す説明図である
[図 6]図 1の差分画像輪郭線抽出部が抽出する差分画像の輪郭線を示す説明図で ある。
圆 7]図 1の占有領域算出部が求める検出対象の領域を示す説明図である。
圆 8]図 1の背景輪郭線抽出手段によって行われる背景輪郭線抽出動作を示すフロ 一チャートである。
圆 9]図 1の差分画像輪郭線抽出部によって行われる差分画像輪郭線抽出動作を示 すフローチャートである。
[図 10]図 1の占有領域算出部によって行われる占有領域算出動作を示すフローチヤ ートである。
[図 11]実施の形態 1のエレベータの物体検出装置の変形例を示す構成図である。 圆 12]実施の形態 2の背景輪郭線抽出手段によって行われる背景輪郭線抽出動作 を示すフローチャートである。
[図 13]実施の形態 2の差分画像輪郭線抽出部によって行われる差分画像輪郭線抽 出動作を示すフローチャートである。
[図 14]実施の形態 2の占有領域算出部によって行われる占有領域算出動作を示す フローチャートである。
圆 15]この発明の実施の形態 3によるエレベータの物体検出装置を示す構成図であ る。 [図 16]図 15の差分画像輪郭線抽出部によって行われる差分画像抽出動作を示すフ ローチャートである。
[図 17]実施の形態 3のエレベータの物体検出装置の変形例を示す構成図である。 発明を実施するための最良の形態
[0008] 以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態 1.
図 1は、この発明の実施の形態 1によるエレベータの物体検出装置を示す構成図 である。図 2、図 3、及び図 5〜7は、図 1の物体検出装置で用いられる画像データを 示す説明図である。図 4は、図 1の物体検出装置で用いられるラプラシアンフィルタを 示す説明図である。図 1において、物体検出装置は、画像取得手段 1と、背景輪郭 線情報抽出手段 2と、物体検出手段 3とを有している。画像取得手段 1は、撮影部で あるカメラ 5と、 AZD変 6と、記憶制御部 7と、背景画像メモリ 8と、現画像メモリ 9 とを含んでいる。カメラ 5は、監視領域であるエレベータのかご内を撮影する。 A/D 変 6は、カメラ 5から出力されるアナログの画像データをデジタルデータに変換す る。記憶制御部 7は、例えば人や荷物等の検出対象がかご内に存在していないこと が管理者によって確認された際に操作される。また、記憶制御部 7は、該操作に応じ て、そのときにカメラ 5によって撮影された画像データを背景画像として背景画像メモ リ 8に記憶させる(図 2参照)。現画像メモリ 9は、カメラ 5によって撮影された現時点の 画像 (以下、現画像と表記する)を所定間隔で記憶する(図 3参照)。即ち、現画像は 所定間隔で更新される。つまり、画像取得手段 1は、カメラ 5で撮影された背景画像と 現画像とを取得する。
[0009] ここで、一般に画像内のすべての画素には色及び輝度(明るさ)の情報が含まれて いる。画素の輝度は、全体としての明るさに係わらず、物の輪郭線 (物の領域の境界 )が位置するところで急激に変化する。輝度の変化値は、微分演算を利用することで 算出できる。画像処理に用いられる微分演算には、ソーベルフィルタ等を用いて行う 1次微分と、ラプラシアンフィルタ等を用いて行う 2次微分とが存在する。ラプラシアン フィルタには、図 4の(a)に示すような 4近傍ラプラシアンフィルタと、図 4の(b)及び(c )に示すような 8近傍ラプラシアンフィルタとが存在する。 4近傍ラプラシアンフィルタは 、所定座標の画素の輝度 f (x, y)に重み付けを行った後に、隣接する画素との輝度 の差 Δ (X, y)を求めるものである。即ち、 4近傍ラプラシアンフィルタを用いた場合の Δ (X, y)は次の式で表すことができる。
Δ (χ, y) =4 Xf (x, y) - {f (x, y— l) +f (x, y+ l) +f (x— 1, y) +f (x+ l, y) }
[0010] 背景輪郭線情報抽出手段 2は、背景輪郭線抽出部 12と背景輪郭線メモリ 13とを含 んでいる。背景輪郭線抽出部 12は、 4近傍ラプラシアンフィルタ等を用いて、背景画 像に映っている物の輪郭線情報を抽出する(図 5参照)。なお、図 5において、背景 画像の輪郭線は白色で描かれて ヽる部分である。
[0011] 具体的には、背景輪郭線抽出部 12は、背景画像の所定画素において Δ (x, y)を 算出するとともに、閾値処理を行う。閾値処理とは、算出した Δ (x, y)が第 1の閾値( 以下、第 1の Thと表記する)よりも大きいか否かに応じて、該画素の輝度を 2値化する 処理である。背景輪郭線抽出部 12は、 Δ (x, y)が第 1の Thよりも大きい場合、該画 素の輝度を白色の値にする。また、背景輪郭線抽出部 12は、 Δ (X, y)が第 1の Th 以下である場合、該画素の輝度を黒色の値にする。さら〖こ、背景輪郭線抽出部 12は 、背景画像内のすべての画素で、 Δ (X, y)を求めるとともに、閾値処理を行う。背景 輪郭線メモリ 13は、背景輪郭線抽出部 12によって抽出された背景画像の輪郭線を 示す画像データを記憶する。
[0012] 物体検出手段 3は、差分画像輪郭線抽出部 15と占有領域算出部 16とを含んでい る。差分画像輪郭線抽出部 15は、現画像の各画素と背景画像の各画素の輝度の差 を表す差分画像を求める。また、差分画像輪郭線抽出部 15は、背景画像の輪郭線 情報に基づく背景画像の輪郭線を除く輪郭線を、求めた差分画像から抽出する(図 6参照)。
[0013] 具体的には、差分画像輪郭線抽出部 15は、差分画像の所定画素において Δ (x, y)を算出する。また、差分画像輪郭線抽出部 15は、 Δ (x, y)を算出した画素の座標 力 背景画像の輪郭線が位置する座標であるカゝ否かを判定する。さらに、差分画像 輪郭線抽出部 15は、背景画像の輪郭線が位置する座標でないと判定した場合、第 2の Thを用いて該画素の輝度を 2値ィ匕する。さらにまた、差分画像輪郭線抽出部 15 は、背景画像の輪郭線が位置する座標であると判定した場合、第 2の Thよりも大きい 第 3の Thを用いて該画素の輝度を 2値ィ匕する。即ち、背景画像の輪郭線が位置する 座標で閾値の値を大きくすることで、輪郭線の検出感度を低くしている。これによつて 、差分画像から、背景画像の輪郭線を除いた輪郭線を抽出できるようにしている。ま た、差分画像輪郭線抽出部 15は、背景画像のふちを除いたすべての画素で、 Δ (X , y)を求めるとともに、閾値処理を行う。さらに、差分画像輪郭線抽出部 15は、抽出 した輪郭線の画像データを占有領域算出部 16に入力する。
[0014] 占有領域算出部 16は、差分画像輪郭線抽出部 15によって抽出された輪郭線から 、検出対象が占める領域を求める(図 7参照)。具体的には、占有領域算出部 16は、 図 6に示す輪郭線周辺を検出対象が占有する領域であるとして、当該領域の輝度を 白色の値とするとともに、該輪郭線で囲まれた領域を検出対象が占有する領域であ るとして、当該領域の輝度を白色の値とすることで、図 7の画像データを作成する。即 ち、占有領域算出部 16は、図 6に示す輪郭線、及び該輪郭線の近傍を検出対象が 占有する領域とする。これは、力ご内に進入する検出対象の形状が複雑であり、輪郭 線の近傍を検出対象が占有しているとの仮定に基づいて行っている。さらに、占有領 域算出部 16は、監視領域に含まれる所定領域で、輝度値が白色である画素の数( 以下、 COUNT— WHITEと表記する)をカウントする。この所定領域とは、例えば管 理者によって設定された一部の領域や、監視領域全体等である。
[0015] また、占有領域算出部 16は、検出対象が所定領域で占める領域の割合 (以下、 Ra tioと表記する)を以下の式に基づ 、て求める。
Ratio = COUNT— WHITEZ所定領域内の全画素数
[0016] さらに、占有領域算出部 16は、 0%≤Ratioく 20%である場合、かご内にスペース が十分残っている旨を示す物体検出信号を作成する。また、占有領域算出部 16は、 Ratioの値が 20%≤ Ratioく 50%である場合、かご内にスペースが多少残っている 旨を示す物体検出信号を作成する。さらに、占有領域算出部 16は、 50%≤Ratio≤ 100%である場合、満員状態を示す物体検出信号を作成する。換言すると、占有領 域算出部 16は、 0%≤Ratioく 20%である場合に、所定領域に検出対象が存在し ていないことを検出し、 20%≤Ratioである場合に、所定領域に検出対象が存在し ていることを検出している。 0%≤Ratioく 20%である場合に、所定領域に検出対象 が存在して ヽな 、ことを検出するようにして!/、るのは、例えば画像の乱れ等の影響を 抑えるためである。なお、上記の割合は一例である。
[0017] エレベータ制御装置 17は、占有領域算出部 16からの物体検出信号に基づいてか ごの運転を制御する。具体的には、エレベータ制御装置 17は、満員状態を示す物 体検出信号が占有領域算出部 16から入力された場合、乗場からの呼び登録を無効 にする。なお、記憶制御部 7、背景輪郭線抽出部 12、差分画像輪郭線抽出部 15、 及び占有領域算出部 16は、プログラム等の情報を格納している情報格納部 (ROM 及び RAM)と、該情報格納部に格納されている情報に基づいて演算処理を行う演 算処理部とを有するコンピュータである。
[0018] 次に、動作について説明する。図 8は、図 1の背景輪郭線抽出部 12によって行わ れる背景輪郭線抽出動作を示すフローチャートである。図において、例えば図 2に示 すような背景画像が背景画像メモリ 8によって記憶されると、背景画像の所定座標で Δ (x, y)が算出されるともに (ステップ SI)、該 Δ (x, y)が第 1の Thよりも大きいか否 か判定されるとともに、この判定結果に基づいて該座標の輝度が白色か黒色のいず れか一方の値にされる (ステップ S2)。その次に、背景画像のすべての画素で Δ (X, y)の算出及び閾値処理が完了した力否かが判定され (ステップ S3)、完了していな いと判定された場合、他の座標で Δ (x, y)の算出及び閾値処理が行われ、完了した と判定された場合、図 5に示すような背景画像輪郭線画像データが背景輪郭線メモリ 13に記憶されて、この背景輪郭線抽出動作が終了される。
[0019] 次に、図 9は、図 1の差分画像輪郭線抽出部 15によって行われる差分画像輪郭線 抽出動作を示すフローチャートである。図において、例えば図 3に示すような現画像 が現画像メモリ 9によって記憶されると、該現画像と、例えば図 2に示すような画像デ ータ、即ち背景画像メモリ 8に格納されている背景画像とから差分画像が求められる( ステップ Sl l)。その次に、差分画像の所定座標で Δ (X, y)が算出されるとともに (ス テツプ S12)、例えば図 5に示すような画像データ、即ち背景輪郭線メモリ 13に格納 されている背景画像輪郭線画像データに基づいて、該画素の座標が、背景画像の 輪郭線が位置する座標であるか否かが判定される (ステップ S 13)。
[0020] このとき、背景画像の輪郭線が位置しない座標であると判定された場合、閾値処理 に用いられる閾値として第 2の Thが選択されるとともに (ステップ S14)、第 2の Thを 用いての閾値処理が行われる (ステップ S15)。これに対して、背景画像の輪郭線が 位置する座標であると判定された場合、閾値処理に用いられる閾値として、第 2の Th よりも大きい第 3の Thが選択されるとともに (ステップ S16)、第 3の Thを用いての閾 値処理が行われる。その次に、差分画像のすべての画素で Δ (X, y)の算出及び閾 値処理が完了した力否かが判定され (ステップ S 17)、完了していないと判定された 場合、他の座標で Δ (x, y)の算出及び閾値処理が行われ、完了したと判定された場 合、図 6に示すような差分画像輪郭線画像データが占有領域算出部 16に入力され て、この差分画像抽出動作が終了される。
[0021] 次に、図 10は、図 1の占有領域算出部 16によって行われる占有領域算出動作を 示すフローチャートである。図において、図 6に示すような差分画像輪郭線画像デー タが差分画像輪郭線抽出部 15から入力されると、該輪郭線周辺の画素の輝度値が 白色の値に変換されるとともに (ステップ S21)、拡張された輪郭線で囲まれている領 域の画素の輝度値が白色の値に変換され、図 7に示すような画像データが得られる ( ステップ S22)。その次に、 COUNT— WHITEがカウントされるとともに(ステップ S2 3)、 Ratioが算出され (ステップ S24)、該 Ratioの値に基づいて物体検出信号が作 成されるとともに、該物体検出信号がエレベータ制御装置 17に入力される (ステップ S25)。
[0022] なお、これまで現画像と背景画像とから差分画像が求められた上で、背景画像の輪 郭線を除く輪郭線が差分画像力 抽出されるように説明してきたが、図 1の物体検出 手段 3を図 11に示す物体検出手段 18に代えることで、差分画像を求めることなぐ現 画像カゝら背景画像の輪郭線を除く輪郭線を抽出することもできる。物体検出手段 18 の現画像輪郭線抽出部 19は、差分画像を求めることを除けば、図 1の差分画像輪郭 線抽出部 15と同様の動作で現画像から背景画像の輪郭線を除く輪郭線を抽出する 。即ち、差分画像を求めることなぐ現画像から背景画像の輪郭線を除く輪郭線を抽 出することでも、監視領域における検出対象の有無を検出できる。
[0023] このような物体検出装置では、物体検出手段 3, 18は、差分画像又は現画像から 背景画像の輪郭線を除く輪郭線が抽出できる力否かに基づいて、監視領域における 検出対象の有無を検出するので、明るさを検出するためのセンサを不要にすることで 製造コストを抑えることができるとともに、背景画像の更新を不要にすることで検出不 能期間を無くすことができる。特に、物体検出手段 3は、現画像と背景画像との差分 画像を求めた上で、該差分画像から背景画像の輪郭線を除く輪郭線が抽出できるか 否かに基づいて、監視領域における検出対象の有無を検出するので、背景画像の 輪郭線を検出対象の輪郭線として抽出する可能性をより確実に低減でき、検出精度 を向上させることができる。
[0024] また、物体検出手段 3, 18は、差分画像又は現画像の所定座標の画素で輪郭線を 抽出する際に、該画素の座標が背景画像で輪郭線が位置する座標である力否かを 背景画像の輪郭線情報に基づ 、て判定し、背景画像で輪郭線が位置する座標であ ると判定した場合、輪郭線の検出感度を下げた上で、該画素で輪郭線を抽出するの で、より確実に差分画像又は現画像から背景画像の輪郭線を除く輪郭線が抽出でき 、検出対象の検出精度を向上させることができる。
[0025] さらに、物体検出手段 3, 18は、監視領域における検出対象の有無を検出するとと もに、抽出した輪郭線に基づいて、検出対象が所定領域で占める領域の割合を求め るので、検出対象の有無だけでなぐ検出対象がどの程度存在しているかを検出で き、検出精度を向上させることができる。特に、従来のエレベータ装置の場合、かご 内の荷重に基づ 、て、かご内に乗り込み余地が残って 、る力否かを判定して 、るが 、例えばショッピングカート等、重量が軽いのにも拘わらず多くの領域を占める物がか ご内に存在して 、る場合、力ご内に乗り込み余地が残って 、る力否かを正確に判定 できない。これに対して、実施の形態 1の物体検出装置では、そのような物がかご内 に存在している場合でも、かご内に乗り込み余地が残っている力否かをより正確に判 定できる。即ち、この発明はエレベータ装置に対して特に有効である。
[0026] さらにまた、物体検出手段 3は、抽出した輪郭線、及び該輪郭線の近傍の領域を検 出対象が占める領域の画素として、所定領域で該検出対象が占める領域の画素数 力 所定領域のすべての画素数に占める割合を求めることで、検出対象が所定領域 で占める領域の割合を求めるので、検出対象が監視領域で占める領域の割合をより 確実に求めることができ、検出対象の検出精度をより向上させることができる。 [0027] 実施の形態 2.
実施の形態 2の物体検出装置の構成は、実施の形態 1の物体検出装置と全体とし て同じであるので、図 1を用いて説明する。この実施の形態 2の背景輪郭線抽出部 1 2は、複数画素を平均化することで背景画像を複数のブロック B (i, j)に分割する。ま た、背景輪郭線抽出部 12は、該ブロック B (i, j)の輝度変化値 Δ (i, j)を算出するとと もに、第 1の Thを用いて閾値処理を行うことで、ブロック毎に輪郭線を抽出する。即ち 、背景輪郭線メモリ 13は、図 5の輪郭線の画像データよりも粗い画像データを記憶す る。
[0028] 差分画像輪郭線抽出部 15は、例えば図 2に示すような画像データ、即ち背景画像 メモリ 8に格納されている背景画像と、例えば図 3に示すような画像データ、即ち現画 像メモリ 9に格納されている現画像とから差分画像を求める。差分画像輪郭線抽出部 15は、複数画素を平均化することで差分画像を複数のブロック B (i, j)に分割する。 また、差分画像輪郭線抽出部 15は、該ブロック B (i, j)の輝度変化値 Δ (i, j)を算出 する。さら〖こ、差分画像輪郭線抽出部 15は、現画像の所定座標のブロックで輪郭線 を抽出する際に、該ブロックの座標が、背景画像で輪郭線が位置する座標であるか 否か判定し、背景画像で輪郭線が位置する座標であると判定した場合、輪郭線の検 出感度を下げた上で、該ブロックで輪郭線を抽出する。即ち、差分画像輪郭線抽出 部 15は、 Δ (i, j)が第 2又は第 3の Th以下である場合、該ブロックを輪郭線が無いブ ロックとする。また、差分画像輪郭線抽出部 15は、 Δ (i, j)が第 2又は第 3の Thよりも 大き 、場合、該ブロックを輪郭線が有るブロックとする。
[0029] 占有領域算出部 16は、差分画像輪郭線抽出部 15が各ブロックでの輪郭線の有無 を判定した後に、輪郭線が抽出できたブロック数 (以下、 COUNT— EDGEと表記す る)を所定領域でカウントする。また、占有領域算出部 16は、検出対象が所定領域で 占める領域の割合である Ratioを以下の式に基づいて求める。その他の構成は、実 施の形態 1と同様である。
Ratio = COUNT— EDGE ÷所定領域内のブロック数
[0030] 次に、動作について説明する。図 12は、実施の形態 2の背景輪郭線抽出部 12によ つて行われる背景輪郭線抽出動作を示すフローチャートである。図において、例えば 図 2に示すような背景画像が背景画像メモリ 8によって記憶されると、複数画素が平 均化されることで該背景画像が複数のブロックに分割され (ステップ S30)、所定座標 の Δ (i, j)が算出されるとともに (ステップ S31)、 Δ (i, j)が第 1の Thよりも大きいか否 か判定され、この判定結果に基づいて該座標の輝度が白色か黒色のいずれか一方 の値にされる(ステップ S32)。その次に、背景画像のすべてのブロックで Δ (i, の 算出及び閾値処理が完了した力否かが判定され (ステップ S33)、完了していないと 判定された場合、他の座標で Δ (i, j)の算出及び閾値処理が行われ、完了したと判 定された場合、図 5に示すものよりも粗い背景画像輪郭線画像データが背景輪郭線 メモリ 13に記憶されて、この背景輪郭線抽出動作が終了される。
[0031] 次に、図 13は、実施の形態 2の差分画像輪郭線抽出部 15によって行われる差分 画像輪郭線抽出動作を示すフローチャートである。図において、例えば図 3に示すよ うな現画像が現画像メモリ 9によって記憶されると、該現画像と、例えば図 2に示すよう な背景画像とから差分画像が求められるとともに (ステップ S11)、複数画素が平均化 されることで差分画像が複数のブロックに分割される (ステップ S40)。その次に、差 分画像の所定座標の Δ (i, j)が算出されるとともに (ステップ S41)、背景輪郭線メモリ 13に格納された背景画像輪郭線画像データに基づいて、該ブロックの座標が、背景 画像の輪郭線が位置する座標であるカゝ否かが判定される (ステップ S42)。
[0032] このとき、背景画像の輪郭線が位置しない座標であると判定された場合、閾値処理 に用いられる閾値として第 2の Thが選択されるとともに (ステップ S14)、第 2の Thを 用いての該ブロックの閾値処理が行われる (ステップ S43)。これに対して、背景画像 の輪郭線が位置する座標であると判定された場合、閾値処理に用いられる閾値とし て、第 2の Thよりも大きい第 3の Thが選択されるとともに (ステップ S 16)、第 3の Thを 用いての閾値処理が行われる(ステップ S43)。その次に、差分画像のすべてのブロ ックで Δ (i, j)の算出及び閾値処理が完了した力否かが判定され (ステップ S44)、完 了していないと判定された場合、他の座標で Δ (i, j)の算出及び閾値処理が行われ 、完了したと判定された場合、図 6に示すものよりも粗い差分画像輪郭線画像データ が占有領域算出部 16に入力されて、この差分画像抽出動作が終了される。
[0033] 次に、図 14は、実施の形態 2の占有領域算出部 16によって行われる占有領域算 出動作を示すフローチャートである。図において、図 6に示すものよりも粗い差分画 像輪郭線画像データが差分画像輪郭線抽出部 15から入力されると、 COUNT_E DGEがカウントされるとともに(ステップ S 50)、該 COUNT— EDGEに基づいて Rati oが算出され (ステップ S51)、該 Ratioの値に基づいて物体検出信号が作成されると ともに、該物体検出信号がエレベータ制御装置 17に入力される (ステップ S25)。
[0034] なお、図 11に示す物体検出手段 18の現画像輪郭線抽出部 19が、差分画像を求 めることを除いて実施の形態 2の差分画像輪郭線抽出部 15と同様の動作を行って、 現画像カゝら背景画像の輪郭線を除く輪郭線を抽出してもよい。
[0035] このような物体検出装置では、物体検出手段 3, 18は、複数画素がまとめられたブ ロック毎に輝度変化値を算出するとともに閾値処理を行うので、画素毎に輝度変化値 を算出するとともに閾値処理を行う場合に比べて演算量を減らすことができ、演算負 荷を低減できる。
[0036] また、物体検出手段 3, 18は、輪郭線が抽出できたブロック数を所定領域でカウント するとともに、該輪郭線が抽出できたブロック数が所定領域のすべてのブロック数に 占める割合を求めることで、検出対象が所定領域で占める領域の割合を求めるので 、画素をカウントする場合比べて演算量を減らすことができ、演算負荷を低減できる。
[0037] 実施の形態 3.
図 15は、この発明の実施の形態 3によるエレベータの物体検出装置を示す構成図 である。図において、この実施の形態の物体検出装置には、背景輪郭線情報抽出手 段 25と、物体検出手段 26とが設けられている。背景輪郭線情報抽出手段 25には、 背景輪郭量算出部 30と、背景輪郭量メモリ 31とが設けられている。
[0038] この実施の形態の背景輪郭線抽出部 12は、実施の形態 1と同様に、背景画像の 画素毎に輪郭線を抽出し、図 5に示すような背景画像輪郭線画像データを背景輪郭 線メモリ 13に記憶させる。背景輪郭量算出部 30は、背景輪郭線メモリ 13の背景画像 輪郭線画像データを取得して、該複数画素をまとめることで輪郭画像を複数のブロッ ク B (i, j)に分割する。なお、この実施の形態では、複数画素は平均化されない。また 、背景輪郭量算出部 30は、各ブロック B (i, j)で輪郭線の画素が占めている割合 BE (i, j)を算出する。背景輪郭量メモリ 31は、 BE (i, j)を記憶する。 [0039] 物体検出手段 26には、差分画像輪郭線抽出部 33が設けられている。差分画像輪 郭線抽出部 33は、複数画素をまとめることで、求めた差分画像を複数のブロック B (i , j)に分割する。また、差分画像輪郭線抽出部 33は、ブロック B (i, j)内の各画素の Δ (x, y)を算出する。さら〖こ、差分画像輪郭線抽出部 33は、該ブロック B (i, j)内の Δ (X, y)の総和である∑ (i, j)を算出するとともに、以下の式で表せる第 4の閾値 (以 下、第 4の Thと表記する)を用いて閾値処理を行う。但し、 αは予め設定される定数 である。
第 4の Th= a X BE (i, j)
即ち、差分画像輪郭線抽出部 33は、現画像の所定座標のブロックで輪郭線を抽 出する際に、該ブロックと同じ座標の背景画像のブロックで輪郭線が占める割合に応 じた検出感度を用いて、該ブロックで輪郭線を抽出する。差分画像輪郭線抽出部 33 は、∑ (i, j)が第 4の Th以下である場合、該ブロックを輪郭線が無いブロックとする。 また、差分画像輪郭線抽出部 33は、∑ (i, j)が第 4の Thよりも大きい場合、該ブロッ クを輪郭線が有るブロックとする。
[0040] 次に、動作について説明する。図 16は、図 15の差分画像輪郭線抽出部 33によつ て行われる差分画像抽出動作を示すフローチャートである。図において、例えば図 3 に示すような現画像が現画像メモリ 9によって記憶されると、該現画像と、例えば図 2 に示すような画像データ、即ち背景画像メモリ 8に格納されている背景画像とから差 分画像が求められる (ステップ S 11)。その次に、複数画素がまとめられることで該差 分画像が複数のブロックに分割され (ステップ S60)、所定座標のブロックにおいて所 定座標の Δ (X, y)が算出されるとともに (ステップ S12)、該画素が含まれるブロック で各画素の Δ (X, y)が算出された力否かが判定される (ステップ S61)。該ブロック内 のすベての画素で Δ (X, y)が算出されていないと判定された場合、すべての画素で Δ (x, y)が算出されるまで、 Δ (x, y)が順次算出される。
[0041] これに対して、該ブロック内のすべての画素で Δ (X, y)が算出されたと判定された 場合、算出された Δ (X, y)に基づいて∑ (i, j)が求められるとともに (ステップ S62)、 該ブロックの座標に基づいて第 4の Thが決定され (ステップ S63)、閾値処理が行わ れる (ステップ S64)。その次に、すべてのブロックで閾値処理が完了した力否かが判 定され (ステップ S65)、完了していないと判定された場合、他の座標のブロックで Δ ( X, y)の算出及び閾値処理が行われ、完了したと判定された場合、図 6のものよりも粗 V、差分画像輪郭線画像データが占有領域算出部 16に入力されて、この差分画像抽 出動作が終了される。
[0042] なお、図 17に示す物体検出手段 35の現画像輪郭線抽出部 36が、差分画像を求 めることを除いて実施の形態 3の差分画像輪郭線抽出部 33と同様の動作を行って、 現画像カゝら背景画像の輪郭線を除く輪郭線を抽出してもよい。
[0043] このような物体検出装置では、背景輪郭線情報抽出手段 25は、背景画像の各プロ ックでの輪郭線の割合 BE (i, j)を算出し、物体検出手段 26, 35は、差分画像又は 現画像の所定座標のブロックで輪郭線を抽出する際に、該ブロックと同じ座標の BE ( i, j)に基づいて第 4の Thを決定し、該第 4の Thを用いて該ブロックで輪郭線を抽出 するので、画素毎に閾値処理を行う場合に比べて演算量を減らすことができ、演算 負荷を低減できる。
[0044] なお、実施の形態 1〜3では、監視領域をエレベータのかご内として説明した力 監 視領域としては、例えばエレベータの乗場等でもよい。力ご内と各階の乗場とを監視 する物体検出装置を設けた場合、エレベータ制御装置は、かご内の乗り込み余地と 、各階の乗り込み予想容積とを比較して、乗場の待っているすべての利用者が、力ご 内に乗り込むことができる階のみにかごを着床させることができる。

Claims

請求の範囲
[1] 撮影部で撮影された監視領域の検出対象が存在して!ヽな ヽときの背景画像と現画 像とを取得する画像取得手段と、
上記背景画像の輪郭線情報を抽出する背景輪郭線情報抽出手段と、 上記背景画像の輪郭線情報に基づく背景画像の輪郭線を除く輪郭線が上記現画 像から抽出できるか否かにより、監視領域における検出対象の有無を検出する物体 検出手段と
を備えていることを特徴とする物体検出装置。
[2] 上記物体検出手段は、上記現画像の所定座標の画素で輪郭線を抽出する際に、 該画素の座標が上記背景画像で輪郭線が位置する座標であるか否かを上記背景画 像の輪郭線情報に基づ 、て判定し、上記背景画像で輪郭線が位置する座標である と判定した場合、輪郭線の検出感度を下げた上で、該画素で輪郭線を抽出すること を特徴とする請求項 1記載の物体検出装置。
[3] 上記背景輪郭線情報抽出手段は、複数画素を平均化することで上記背景画像を 複数のブロックに分割した上で、該背景画像の輪郭線情報を抽出し、
上記物体検出手段は、複数画素を平均化することで上記現画像を複数のブロック に分割するとともに、上記現画像の所定座標のブロックで輪郭線を抽出する際に、該 ブロックの座標が上記背景画像で輪郭線が位置する座標である力否力を上記背景 画像の輪郭線情報に基づ 、て判定し、上記背景画像で輪郭線が位置する座標であ ると判定した場合、輪郭線の検出感度を下げた上で、該ブロックで輪郭線を抽出する ことを特徴とする請求項 1記載の物体検出装置。
[4] 上記背景輪郭線情報抽出手段は、複数画素をまとめることで上記背景画像を複数 のブロックに分割するとともに、該各ブロックで輪郭線が占める割合を算出し、 上記物体検出手段は、複数画素をまとめることで上記背景画像を複数のブロックに 分割するとともに、上記現画像の所定座標のブロックで輪郭線を抽出する際に、該ブ ロックと同じ座標の上記背景画像のブロックで輪郭線が占める割合に基づ 、て輪郭 線の検出感度を決定し、該検出感度を用いて該ブロックで輪郭線が抽出できる力否 かを判定することを特徴とする請求項 1記載の物体検出装置。
[5] 上記物体検出手段は、監視領域における検出対象の有無を検出するとともに、抽 出した輪郭線に基づいて、監視領域に含まれる所定領域で検出対象が占める領域 の割合を求めることを特徴とする請求項 1記載の物体検出装置。
[6] 上記物体検出手段は、抽出した輪郭線、及び該輪郭線の近傍の領域を検出対象 が占める領域の画素として、上記所定領域で該検出対象が占める領域の画素数が、 上記所定領域のすべての画素数に占める割合を求めることで、検出対象が所定領 域で占める領域の割合を求めることを特徴とする請求項 5記載の物体検出装置。
[7] 上記物体検出手段は、上記現画像を複数のブロックに分割し、上記背景画像の輪 郭線を除く輪郭線が抽出できたブロック数を上記所定領域でカウントするとともに、該 輪郭線が抽出できたブロック数が上記所定領域のすべてのブロック数に占める割合 を求めることで、検出対象が上記所定領域で占める領域の割合を求めることを特徴と する請求項 5記載の物体検出装置。
[8] 上記物体検出手段は、上記現画像と上記背景画像との差分画像を求めた上で、 上記背景画像の輪郭線情報に基づく背景画像の輪郭線を除く輪郭線が上記差分画 像力 抽出できるか否かにより、監視領域における検出対象の有無を検出することを 特徴とする請求項 1記載の物体検出手段。
[9] 請求項 1から請求項 8までのいずれか 1項に記載の物体検出装置を、エレベータの 力ご内を監視領域として、上記かご内における検出対象の有無を検出する装置に適 用したことを特徴とするエレベータの物体検出装置。
PCT/JP2006/308718 2006-04-26 2006-04-26 物体検出装置及びエレベータの物体検出装置 WO2007129374A1 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020087000862A KR100936108B1 (ko) 2006-04-26 2006-04-26 물체 검출 장치 및 엘리베이터의 물체 검출 장치
US11/993,897 US8103105B2 (en) 2006-04-26 2006-04-26 Object detection device, and object detection device for elevator
PCT/JP2006/308718 WO2007129374A1 (ja) 2006-04-26 2006-04-26 物体検出装置及びエレベータの物体検出装置
JP2006520601A JP4672658B2 (ja) 2006-04-26 2006-04-26 物体検出装置及びエレベータの物体検出装置
CN2006800281691A CN101233541B (zh) 2006-04-26 2006-04-26 物体检测装置及电梯的物体检测装置
EP06745696.2A EP2012273B1 (en) 2006-04-26 2006-04-26 Object detection device, and object detection device for elevator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2006/308718 WO2007129374A1 (ja) 2006-04-26 2006-04-26 物体検出装置及びエレベータの物体検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2007129374A1 true WO2007129374A1 (ja) 2007-11-15

Family

ID=38667496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2006/308718 WO2007129374A1 (ja) 2006-04-26 2006-04-26 物体検出装置及びエレベータの物体検出装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8103105B2 (ja)
EP (1) EP2012273B1 (ja)
JP (1) JP4672658B2 (ja)
KR (1) KR100936108B1 (ja)
CN (1) CN101233541B (ja)
WO (1) WO2007129374A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009031376A1 (ja) * 2007-09-04 2009-03-12 Mitsubishi Electric Corporation 利用者検出方法及び装置、並びに制御方法
JP2018122979A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 フジテック株式会社 エレベータの利用者サポートシステム
JP2019108206A (ja) * 2017-12-18 2019-07-04 フジテック株式会社 エレベータ装置の表示装置
JP2020059607A (ja) * 2019-12-24 2020-04-16 フジテック株式会社 エレベータの利用者サポートシステム

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9053530B2 (en) 2006-11-27 2015-06-09 Google Inc. Method for sliced inpainting
US8744193B2 (en) * 2009-03-13 2014-06-03 Nec Corporation Image signature extraction device
US9365392B2 (en) 2011-01-19 2016-06-14 Smart Lifts, Llc System having multiple cabs in an elevator shaft and control method thereof
US8430210B2 (en) 2011-01-19 2013-04-30 Smart Lifts, Llc System having multiple cabs in an elevator shaft
US8925689B2 (en) 2011-01-19 2015-01-06 Smart Lifts, Llc System having a plurality of elevator cabs and counterweights that move independently in different sections of a hoistway
US20150103090A1 (en) * 2013-10-14 2015-04-16 Apple Inc. Keyer tool
US10074224B2 (en) 2015-04-20 2018-09-11 Gate Labs Inc. Access management system
JP2017050830A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置、照明システム、及びプログラム
JP6620888B2 (ja) 2015-11-20 2019-12-18 富士通株式会社 煙検出装置、方法及び画像処理装置
US9822553B1 (en) * 2016-11-23 2017-11-21 Gate Labs Inc. Door tracking system and method
CN108319952B (zh) * 2017-01-16 2021-02-02 浙江宇视科技有限公司 一种车辆特征提取方法及装置
JP6693684B2 (ja) * 2018-03-29 2020-05-13 三菱電機株式会社 異常検査装置および異常検査方法
CN109539980B (zh) * 2018-10-19 2021-02-19 河南辉煌科技股份有限公司 一种基于图像处理的接触线抬升量实时测量方法
CN111353334A (zh) 2018-12-21 2020-06-30 富士通株式会社 烟雾检测方法和装置
CN112225020B (zh) * 2020-10-22 2022-12-09 日立楼宇技术(广州)有限公司 一种电梯控制方法和装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0869535A (ja) * 1994-08-30 1996-03-12 Nec Corp 背景特徴マスク生成装置および移動物体特徴抽出装置
JPH0944758A (ja) * 1995-07-26 1997-02-14 Toshiba Corp 異常状態検出方法および異常状態検出装置
JPH0962842A (ja) * 1995-08-21 1997-03-07 Fujitsu General Ltd 駐車場管理システム
JPH10313455A (ja) * 1997-05-12 1998-11-24 Mitsubishi Electric Corp 監視画像記録装置およびその再生装置
JPH11261994A (ja) 1998-03-11 1999-09-24 Mitsubishi Electric Corp 物体検出装置及びエレベーターの利用客数検出装置
JP2003324726A (ja) * 2002-05-07 2003-11-14 Itochu Corp 監視カメラを用いた物体検出装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3679512B2 (ja) * 1996-07-05 2005-08-03 キヤノン株式会社 画像抽出装置および方法
US6453069B1 (en) * 1996-11-20 2002-09-17 Canon Kabushiki Kaisha Method of extracting image from input image using reference image
US6366699B1 (en) * 1997-12-04 2002-04-02 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Scheme for extractions and recognitions of telop characters from video data
JP2001058765A (ja) * 1999-08-20 2001-03-06 Mitsubishi Electric Corp 画像監視装置及び画像監視方法
US6731799B1 (en) * 2000-06-01 2004-05-04 University Of Washington Object segmentation with background extraction and moving boundary techniques
US7274820B2 (en) * 2001-09-26 2007-09-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Pattern evaluation system, pattern evaluation method and program
US7596265B2 (en) * 2004-09-23 2009-09-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Segmenting pixels in an image based on orientation-dependent adaptive thresholds
US7454053B2 (en) * 2004-10-29 2008-11-18 Mitutoyo Corporation System and method for automatically recovering video tools in a vision system

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0869535A (ja) * 1994-08-30 1996-03-12 Nec Corp 背景特徴マスク生成装置および移動物体特徴抽出装置
JPH0944758A (ja) * 1995-07-26 1997-02-14 Toshiba Corp 異常状態検出方法および異常状態検出装置
JPH0962842A (ja) * 1995-08-21 1997-03-07 Fujitsu General Ltd 駐車場管理システム
JPH10313455A (ja) * 1997-05-12 1998-11-24 Mitsubishi Electric Corp 監視画像記録装置およびその再生装置
JPH11261994A (ja) 1998-03-11 1999-09-24 Mitsubishi Electric Corp 物体検出装置及びエレベーターの利用客数検出装置
JP2003324726A (ja) * 2002-05-07 2003-11-14 Itochu Corp 監視カメラを用いた物体検出装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
See also references of EP2012273A4

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009031376A1 (ja) * 2007-09-04 2009-03-12 Mitsubishi Electric Corporation 利用者検出方法及び装置、並びに制御方法
JP2018122979A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 フジテック株式会社 エレベータの利用者サポートシステム
JP2019108206A (ja) * 2017-12-18 2019-07-04 フジテック株式会社 エレベータ装置の表示装置
JP2020059607A (ja) * 2019-12-24 2020-04-16 フジテック株式会社 エレベータの利用者サポートシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4672658B2 (ja) 2011-04-20
KR20080022189A (ko) 2008-03-10
JPWO2007129374A1 (ja) 2009-09-17
KR100936108B1 (ko) 2010-01-11
CN101233541B (zh) 2012-05-02
US20090226092A1 (en) 2009-09-10
EP2012273B1 (en) 2019-05-29
EP2012273A8 (en) 2009-04-15
EP2012273A1 (en) 2009-01-07
EP2012273A4 (en) 2017-05-10
CN101233541A (zh) 2008-07-30
US8103105B2 (en) 2012-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4672658B2 (ja) 物体検出装置及びエレベータの物体検出装置
JP4884331B2 (ja) 移動物体追跡装置
JP4811653B2 (ja) 物体検出装置
JP5932521B2 (ja) エレベータ監視装置及び監視方法
CN105828065B (zh) 一种视频画面过曝检测方法及装置
KR101114586B1 (ko) 불량 화소 제거 장치 및 방법
JP2001302121A (ja) エレベータ装置
KR20090086898A (ko) 비디오 카메라를 사용한 연기 검출
CN109879130B (zh) 影像检测系统
JP6731645B2 (ja) 画像監視装置、画像監視方法および画像監視プログラム
US20200084356A1 (en) Image monitoring device, image monitoring method, and recording medium
JP6239376B2 (ja) 画像監視装置およびエレベーター監視装置
JP2599701B2 (ja) エレベータの待機乗客数の検出方法
JP2000053361A (ja) マンコンベアの乗客監視装置
JP4888290B2 (ja) 侵入者検知装置
JPH04111079A (ja) 移動体識別装置
JPH11283010A (ja) 動体数検出装置
KR100769561B1 (ko) 노이즈 제거에 사용되는 임계값 결정 장치 및 방법
JPH09259370A (ja) 火災検出装置
US11530993B2 (en) Deposit detection device and deposit detection method
JPH07296166A (ja) 混雑度検出装置
JP2023086370A (ja) オブジェクト検出装置、オブジェクト検出方法、およびオブジェクト検出プログラム
JPH0383474A (ja) 車両検出装置
CN114332948A (zh) 基于yolov5算法的人头检测方法、模型训练方法和装置
JP2012212239A (ja) 移動物体監視システム

Legal Events

Date Code Title Description
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 200680028169.1

Country of ref document: CN

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2006520601

Country of ref document: JP

Kind code of ref document: A

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 11993897

Country of ref document: US

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2006745696

Country of ref document: EP

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 1020087000862

Country of ref document: KR

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 06745696

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE