JP2001058765A - 画像監視装置及び画像監視方法 - Google Patents

画像監視装置及び画像監視方法

Info

Publication number
JP2001058765A
JP2001058765A JP11234296A JP23429699A JP2001058765A JP 2001058765 A JP2001058765 A JP 2001058765A JP 11234296 A JP11234296 A JP 11234296A JP 23429699 A JP23429699 A JP 23429699A JP 2001058765 A JP2001058765 A JP 2001058765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
image
passenger
extracting
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11234296A
Other languages
English (en)
Inventor
Nami Hirata
奈美 平田
Manabu Hashimoto
橋本  学
Kazuhiko Washimi
和彦 鷲見
Hiroshi Narasada
浩 奈良貞
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11234296A priority Critical patent/JP2001058765A/ja
Priority to US09/609,474 priority patent/US6339375B1/en
Publication of JP2001058765A publication Critical patent/JP2001058765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V8/00Prospecting or detecting by optical means
    • G01V8/10Detecting, e.g. by using light barriers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Geophysics (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用センサを有することなく画像のみから閉
じ込め状態を検知できる画像監視装置を得る。 【解決手段】 画像を取得する画像取得手段101と、
扉設定領域を設定する扉領域設定手段108と、画像の
扉設定領域から扉の画像を抽出する扉抽出手段102
と、扉の開閉状態を判定する扉開閉状態判定手段103
と、乗客設定領域を設定する乗客領域設定手段109
と、画像の乗客設定領域から乗客の画像を抽出する乗客
抽出手段104と、乗客の有無を判定する乗客有無判定
手段105と、扉開閉状態判定手段103と乗客有無判
定手段105の判定を統合することにより乗客が閉じこ
められているか否かの判断をする統合手段106と、統
合手段の出力に基づいて、乗客が閉じこめられている場
合に外部に警報を発報する警報手段107とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、開閉する扉を有
し内部に乗客が乗り入れる閉鎖された空間内を監視する
監視装置及び監視方法に関し、例えばエレベータの無人
施設におけるかご内の人の閉じ込めや要介護者の発見お
よび設備異常の発見を、監視カメラからの画像のみによ
り把握することのできる画像監視装置及び画像監視方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一つの従来技術として、扉の開閉状態な
どをモニタリングするための各種専用センサが完備され
ているエレベータは、各種センサ出力の組合せで多様な
状態を監視することができるようになっている。しかし
現在、専用センサが備えられていないエレベータも市場
には多数存在している。
【0003】また、他の従来技術として、図13は例え
ば特開平8−26611号公報「エレベーターのかご内
物体検出装置」に記載された従来の監視技術の内容を説
明するブロック図である。また、図14は図13の従来
技術の模式図である。この文献に記載された技術は、検
出対象物の高さによって検出精度を悪化させることな
く、かつ、誤検出を防止して正確に乗りかご内の乗客数
を検出するものである。
【0004】図13において、かご内物体検出装置は、
画像処理装置2001とテレビカメラ2002と乗客検
知装置2005とにより構成される。その出力は、エレ
ベーター制御装置2003に伝送され、エレベーター制
御のために利用される。
【0005】補正係数算出処理部2011は、特定の位
置での検出対象物の画像の高さから、検出された乗客等
の画像の面積に対する補正係数を算出する。乗客検出処
理部2010は、補正係数算出処理部2011で算出し
た補正係数を使用して、検出された乗客等の画像の面積
の補正処理を行って、面積を乗客数に換算し出力する。
そのため、物体の高さを検出し、検出した高さから補
正係数を算出し、物体の面積を補正する処理を行う為、
正確な乗りかご内の乗客数を求めることができる。
【0006】また、さらに他の従来技術として、図15
は例えば特開平5−6494号公報「移動物体計測装置
及び交通流計測画像処理装置」に記載された従来の他の
監視技術の内容を説明するブロック図である。図16は
エレベータかご内に監視カメラが設置されている状態を
摸式的に表現したものである。
【0007】図15の技術は、移動物体の状態諸量を検
出する移動物体計測装置に関するものであり、特に自動
車交通流における交通量、速度、車間距離、密度、占有
率、渋滞長、区間通過所要時間等の状態量を検出する交
通流計測画像処理装置に関するものである。
【0008】図15において、TVカメラ制御回路30
02で制御されるTVカメラ3001で車両を撮像し、
この画像データをフレームメモリ3003で記憶する。
存在領域設定回路3009で上記画像データから車両の
移動経路に沿った車両の存在領域を予め設定する。垂直
線検出回路3010により存在領域内の画像データから
車両を示すデータを抽出し、この車両を示すデータをデ
ータ時系列蓄積回路3012に時系列に一定周期で連続
して蓄積する。このデータ時系列蓄積回路3012によ
って得られたデータ時系列画像に基づき車両判定回路3
017で予め設定した存在領域中を移動する車両の存在
を判定し、車両情報計測回路3018で判定された車両
の状態量を計測する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来技術において、専
用センサが備えられていないエレベータにおいては、遠
隔監視するために、後付けで専用センサを設置すること
が必須であるという問題点があるだけではなく、エレベ
ータ本体の制御装置を改造し直す必要があるという問題
点があった。
【0010】また、図13の従来技術においては、上述
の専用センサがついている場合でも、センサ信号のON
/OFFの組み合わせにより、閉じ込め状態を推定して
いる。即ち、図13の従来技術では、乗客がかご内にあ
る行き先ボタンを押した場合に「かご内の乗客=有」と
しているので、「かご内の乗客の有無」と「センサ信号
での有無」とは必ずしも一致しないという問題点があっ
た。
【0011】例えば、子供の一人乗りの場合、あるい
は、悪意でかご内に閉じこもっている場合などがこれに
あたり特に問題であった。
【0012】さらに、図15の従来技術においては、エ
レベータの閉じ込め検知を行うものではないが、仮に図
15の技術を用いて閉じ込め装置を作った場合、図16
のような監視カメラ装置が設置されることとなる。そし
て、図15の従来技術の場合も画像だけでは閉じ込め検
知はできず、専用センサが備えられていないエレベータ
と同じく専用センサを別に設けることが必須であるとい
う問題点があった。
【0013】即ち、図15の従来技術においては、視野
内にほぼ一定速度で動くものが別々に存在する場合は認
識可能であるが、例えば、エレベータかご内に設置され
たカメラ映像の様に、扉の動きと乗客の動きが混在した
監視カメラ映像から移動物体を各々認識することは困難
であった。
【0014】そのため、図15の従来技術は閉じ込め検
知を行うものではないが、図15の従来技術をそのまま
閉じ込め検知に適用した場合、一様でない動きが混在す
る映像の中から閉じ込め状態を検知することは困難であ
るという問題点があった。
【0015】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、専用センサを用いることなく画
像のみから閉じ込め状態を検知できる画像監視装置及び
画像監視方法を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像監視
装置は、開閉する扉を有する閉鎖された空間内を監視す
る装置であって、空間内に扉に向かって配設され、扉を
含む空間内の画像を取得する画像取得手段と、画像に対
して所定の扉設定領域を設定する扉領域設定手段と、画
像の扉設定領域から扉の画像を抽出する扉抽出手段と、
扉抽出手段の出力に基づいて扉の開閉状態を判定する扉
開閉状態判定手段と、画像に対して所定の乗客設定領域
を設定する乗客領域設定手段と、画像の乗客設定領域か
ら乗客の画像を抽出する乗客抽出手段と、乗客抽出手段
の出力に基づいて乗客の有無を判定する乗客有無判定手
段と、扉開閉状態判定手段と乗客有無判定手段の判定を
統合することにより乗客が閉じこめられているか否かの
判断をする統合手段と、統合手段の出力に基づいて、乗
客が閉じこめられている場合に外部に警報を発報する警
報手段とを備えている。
【0017】また、扉抽出手段は、扉設定領域内の扉の
縁の位置を強調する扉強調手段と、扉の縁の位置が強調
された扉縁位置データを時系列に連続して蓄積するデー
タ時系列蓄積手段と、時系列データから扉の開閉動作を
抽出する扉動作抽出手段とを有し、扉開閉状態判定手段
は、扉動作抽出手段の出力に基づいて扉の開閉状態を判
定する。
【0018】また、乗客抽出手段は、以前の画像を一時
保存する画像一時保存メモリと、一時保存メモリの画像
と画像取得手段によって取得された画像との比較を行う
比較手段と、比較手段の出力に基づき2つの画像の差異
画素数をカウントする差異画素数カウント手段とを有
し、乗客有無判定手段は、差異画素数カウント手段の出
力に基づいて乗客の有無状態を判定する。
【0019】また、行き先階を認識する行き先階認識手
段と、行き先階認識手段の出力を基に次の扉の開までの
時間を計算する扉開閉タイミング算出手段をさらに備
え、統合手段は、扉開閉状態判定手段と乗客有無判定手
段の判定に併せて、時間に達しても扉が開にならない場
合、乗客が閉じこめられていると判断する。
【0020】また、この発明に係る画像監視装置は、開
閉する扉を監視する装置であって、扉に向かって配設さ
れ、扉を含む画像を取得する画像取得手段と、画像に対
して所定の扉設定領域を設定する扉領域設定手段と、画
像の扉設定領域から扉の画像を抽出する扉抽出手段と、
扉抽出手段の出力に基づいて扉の開閉状態を検出し、こ
の信号を外部に出力する扉開閉評価手段とを備えてい
る。
【0021】また、警報手段は、画像取得手段に対して
遠隔に設けられている。
【0022】また、他の発明に係る画像監視方法は、開
閉する扉を有する閉鎖された空間内を監視する方法であ
って、空間内に扉に向かって配設された撮像装置によ
り、扉を含む空間内の画像を取得する画像取得工程と、
画像に対して所定の扉設定領域を設定する扉領域設定工
程と、画像の扉設定領域から扉の画像を抽出する扉抽出
工程と、扉抽出工程の出力結果に基づいて扉の開閉状態
を判定する扉開閉状態判定工程と、画像に対して所定の
乗客設定領域を設定する乗客領域設定工程と、画像の乗
客設定領域から乗客の画像を抽出する乗客抽出工程と、
乗客抽出工程の出力結果に基づいて乗客の有無を判定す
る乗客有無判定工程と、扉開閉状態判定工程と乗客有無
判定工程の判定結果を統合することにより乗客が閉じこ
められているか否かの判断をする統合工程と、統合工程
の出力結果に基づいて、乗客が閉じこめられている場合
に外部に警報を発報する警報工程とを備えている。
【0023】また、扉抽出工程は、扉設定領域内の扉の
縁の位置を強調する扉強調工程と、扉の縁の位置が強調
された扉縁位置データを時系列に連続して蓄積するデー
タ時系列蓄積工程と、時系列データから扉の開閉動作を
抽出する扉動作抽出工程とを有し、扉開閉状態判定工程
は、扉動作抽出工程の出力結果に基づいて扉の開閉状態
を判定する。
【0024】また、乗客抽出工程は、以前の画像を一時
保存する画像一時保存工程と、一時保存工程にて保存さ
れた画像と画像取得工程によって取得された画像との比
較を行う比較工程と、比較工程の出力結果に基づき2つ
の画像の差異画素数をカウントする差異画素数カウント
工程とを有し、乗客有無判定工程は、差異画素数カウン
ト工程の出力結果に基づいて乗客の有無状態を判定す
る。
【0025】また、行き先階を認識する行き先階認識工
程と、行き先階認識工程の出力結果を基に次の扉の開ま
での時間を計算する扉開閉タイミング算出工程をさらに
備え、統合工程は、扉開閉状態判定工程と乗客有無判定
工程の判定結果に併せて、時間に達しても扉が開になら
ない場合、乗客が閉じこめられていると判断する。
【0026】また、他の発明に係る画像監視方法は、開
閉する扉を監視する方法であって、扉に向かって配設さ
れ、扉を含む画像を取得する画像取得工程と、画像に対
して所定の扉設定領域を設定する扉領域設定工程と、画
像の扉設定領域から扉の画像を抽出する扉抽出工程と、
扉抽出工程の出力に基づいて扉の開閉状態を検出し、こ
の信号を外部に出力する扉開閉評価工程とを備えてい
る。
【0027】さらに、警報工程は、撮像装置に対して遠
隔にて警報を発報する。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の画
像監視装置を示すブロック図である。また、図2は画像
監視装置の動作を示すフローチャートである。
【0029】図1において、101は、画像を入力する
撮像装置としての画像取得手段である。108は、扉の
領域を設定する扉領域設定手段である。102は、画像
領域から扉の開閉情報を抽出する扉抽出手段である。1
03は、抽出された候補が扉が開いた状態にあるのか、
閉まっているのか、あるいは開閉の遷移状態にあるのか
を判定する扉開閉状態判定手段である。109は、乗客
の領域を設定する乗客領域設定手段である。104は、
設定された画像領域から乗客の有無情報を抽出する乗客
抽出手段である。105は、抽出された情報より乗客の
有無を判定する乗客有無判定手段である。106は、扉
開閉状態と乗客有無の結果を組み合わす統合手段であ
る。107は、統合結果から警報を発するように動作す
る警報手段である。
【0030】尚、ここで、撮像装置としての画像取得手
段101は、例えばエレベータかご内に設置される監視
カメラであり、本実施の形態は、この監視カメラの映像
を用いて、閉じ込め状態を検出する。
【0031】以下、図2のフローチャートに沿って本装
置の動作を説明する。装置が起動されると、まず最初に
初期設定が行われる(ステップS201)。その後、扉
領域設定手段108によって扉の領域が設定され(ステ
ップS202:扉領域設定工程)、さらに乗客領域設定
手段109によって乗客の領域が設定される(ステップ
S203:乗客領域設定工程)。また、本実施の形態は
乗客有無認識のために背景差分を行うので、予め背景画
像を図示しないメモリに取り込んでおく(ステップS2
04)。
【0032】次に、画像取得手段101によって、認識
対象の濃淡画像が入力される(ステップS205:画像
取得工程)。画像取得手段101は、上述のように例え
ばエレベータかご内に設置されている監視カメラであ
り、扉に対して正面の壁に設置されている。
【0033】そして、設定された扉設定領域部分に対し
て画像取得手段101によって入力された濃淡画像はエ
ッジ検出が行われ(ステップS206)、このエッジ情
報に基づいてテンプレートマッチングによって扉の端の
垂直直線部分が検出され扉候補が抽出される(ステップ
S207)。このステップS206とS207の動作
は、扉抽出手段102によって行われる(扉抽出工
程)。
【0034】その後、扉抽出手段102の出力に基づい
て、扉開閉状態判定手段103によって、扉が開いてい
るのか、閉まっているのか、あるいはそれらの遷移状態
であるといった扉の開閉状態が判定される(ステップS
208:扉開閉状態判定工程)。
【0035】続いて、扉の状態が閉まっているかどうか
が調べられ(ステップS209)、開いているあるいは
開閉の中間状態であれば、S205〜S209のステッ
プが繰り返される。一方、閉まっていれば、画像取得手
段101によって取得された認識対象の濃淡画像を入力
する(ステップS210)。設定された乗客設定領域部
分に対して、乗客抽出手段104によって、入力された
画像と予め入力されている背景画像との差分が行われ
(ステップS211:乗客抽出工程)、そして、乗客有
無判定手段105によって、乗客の有無が判定される
(ステップS212:乗客有無判定工程)。
【0036】次に、乗客がいるかどうかが調べられ(ス
テップS213)、乗客が無であれば、ステップS20
5に戻り前記事項が繰り返され、一方、乗客が有であれ
ば、統合手段106によって、扉が閉で、乗客が有の状
態が一定時間継続しているかどうかが判定される(ステ
ップS214:統合工程)。一定時間とは、例えば現在
の閉じ込め状態検知に用いられている時間である40〜
60秒程度を想定している。
【0037】結果として、扉が閉で、乗客が有の状態が
一定時間継続していれば、閉じ込め状態であると判定さ
れ(ステップS215)、警報手段107によって発報
が行われ、処理を終了する(ステップS216:警報工
程)。
【0038】即ち、このような構成の本実施の形態にお
ける画像監視装置においては、画像取得手段101によ
って画像が入力され、扉領域設定手段108によって扉
の領域を設定され、扉抽出手段102によって、設定さ
れた画像領域から扉の開閉情報が抽出され、扉開閉状態
判定手段103によって抽出された候補が扉が開いた状
態にあるのか、閉まっているのか、あるいは開閉の遷移
状態にあるのかを判定され、乗客領域設定手段109に
よって乗客の領域を設定され、乗客抽出手段104によ
って設定された画像領域から乗客の有無情報が抽出さ
れ、乗客有無判定手段105によって抽出された情報よ
り乗客の有無を判定され、統合手段106によって扉開
閉状態と乗客有無の結果を組み合わされ、警報手段10
7によって統合結果から警報を発するように動作する。
【0039】以上説明したように、本実施の形態の画像
監視装置は、扉の開閉状態認識部分においては、テンプ
レートマッチングを行い、乗客の有無状態認識部分にお
いては、背景差分を行うことによって、扉の開閉状態と
乗客の有無状態を認識し、扉の開閉状態と乗客の有無状
態の情報組み合わせることによって、扉が閉で乗客が有
という状態が一定時間継続していることを認識するもの
である。本発明により、カメラ映像のみからエレベータ
かご内の閉じ込め状態を検知することができる。
【0040】なお本実施の形態では、扉抽出手段102
としてエッジ画像によるテンプレートマッチングを用い
たが、通常の濃淡画像テンプレートマッチングや、濃淡
画像を一旦2値化して2値化画像のテンプレートマッチ
ングや、エッジ検出結果からハフ変換などのパラトメト
リックなパターンの抽出の方法により扉の端の特徴的な
パターンを抽出して候補として扱うこともできる。
【0041】さらに、本実施の形態では警報手段によっ
て発報するところで処理を終了したが、その情報を伝達
手段によって管制センタ等へ伝達することもできる。こ
のようにすることによって、遠隔監視システムのさらな
る自動化を進めることが可能となる。
【0042】実施の形態2.図3は本発明の他の画像監
視装置を示すブロック図である。また、図4は画像監視
装置の動作を示すフローチャートである。図5は処理さ
れる画像データの推移を説明する図である。
【0043】図3において、301は、画像を入力する
画像取得手段である。308は、扉の領域を設定する扉
領域設定手段である。302は、画像領域から扉の開閉
情報を抽出する扉抽出手段である。303は、抽出され
た候補が扉が開いた状態にあるのか、閉まっているの
か、あるいは開閉の遷移状態にあるのかを判定する扉開
閉状態判定手段である。309は、乗客の領域を設定す
る乗客領域設定手段である。304は、設定された画像
領域から乗客の有無情報を抽出する乗客抽出手段であ
る。305は、抽出された情報より乗客の有無を判定す
る乗客有無判定手段である。306は、扉開閉状態と乗
客有無の結果を組み合わす統合手段である。307は、
統合結果から警報を発するように動作する警報手段であ
る。
【0044】そして、本実施の形態の扉抽出手段302
は、扉設定領域内の扉の縁の位置を強調する扉強調手段
311と、強調された扉縁位置データを時系列に連続し
て蓄積するデータ時系列蓄積手段312と、時系列デー
タから扉の開閉動作を抽出する扉動作抽出手段313と
から構成されている。
【0045】尚、ここで、画像取得手段101は、実施
の形態1と同じく、例えばエレベータかご内に設置され
る監視カメラであり、本実施の形態は、この監視カメラ
の映像を用いて、閉じ込め状態を検出する。
【0046】以下、図4のフローチャートにそって本装
置の動作を説明する。装置が起動されると、まず最初に
初期設定が行われる(ステップS401)。その後、扉
領域設定手段308によって扉の領域が設定され(ステ
ップS402)、乗客領域設定手段309によって乗客
の領域が設定される(ステップS403)。例えば、図
5中の51aが扉設定領域、51bが乗客設定領域であ
る。
【0047】次に、画像取得手段301によって、認識
対象の濃淡画像が入力される(ステップS404)。画
像取得手段301は、上述のように例えばエレベータか
ご内に設置されている監視カメラであり、従来技術の図
16のように扉に対して正面の壁に設置されている。
【0048】次に、画像取得手段301によって入力さ
れた濃淡画像は、扉強調手段311によって設定された
扉設定領域部分のエッジ検出が行われ(ステップS40
5:扉強調工程)、扉の縁が強調された2次元の扉領域
エッジ画像502が、扉の縁方向に1次元情報に圧縮さ
れる(ステップS406)。本実施の形態ではカメラが
扉に対して正面に設置されているため、プロジェクショ
ン方向は垂直方向である。
【0049】即ち、図5を用いて説明すると、2次元画
像502をj方向に足し込み、1次元情報503に圧縮
する。この1次元情報503は、情報504のように扉
縁部分が強調された情報となる。
【0050】次に、データ時系列蓄積手段312によっ
て、1次元のプロジェクションデータが時系列に蓄積さ
れ(ステップS407:データ時系列蓄積工程)、時間
軸と空間軸を持つ時空間画像と呼ばれる2次元画像が生
成される。即ち、図5を用いて説明すると、1次元情報
504を時系列に並べていくと、時間軸と空間軸を持つ
時空間画像と呼ばれる2次元画像505が生成される。
例えば、扉が「開→閉→開→閉」という一連の動作を行
った場合は、画像506のような扉の縁に相当する直線
の現れた時空間画像が生成される。
【0051】本時空間画像506から扉動作抽出手段3
13によって、扉の開閉動作に相当する要素が抽出され
る(ステップS408:扉動作抽出工程)。ここでは、
扉の開閉動作に相当する要素とは、直線56aおよび直
線56bである。扉の開閉動作に相当する直線を抽出す
るために、本実施の形態では、直線方向に各画素が持っ
ている大きさを足し込み、予め設定したしきい値を越え
た場合を扉の開閉動作とする。本実施の形態では、直線
56aおよび直線56bの傾きは既知とした。
【0052】次に、扉開閉状態判定手段303によっ
て、扉が開いているのか、閉まっているのか、あるいは
それらの遷移状態であるといった扉の開閉状態が判定さ
れる(ステップS409)。
【0053】次に、扉の状態が閉まっているかどうかが
調べられ(ステップS410)、開いている、あるいは
開閉の遷移状態であれば、S404〜S410のステッ
プが繰り返され、一方、閉まっていれば、画像取得手段
301によって、認識対象の濃淡画像が入力される(ス
テップS411)。
【0054】本実施の形態では、上述の実施の形態1と
同様な方法によって乗客の有無が判定される。設定され
た乗客設定領域部分に対して、乗客抽出手段304によ
って、入力された画像と予め入力されている背景画像と
の差分が行われ(ステップS412)、乗客有無判定手
段(305)によって、乗客の有無が判定される(ステ
ップS413)。
【0055】次に、乗客がいるかどうかが調べられ(ス
テップS414)、乗客が無であれば、ステップS40
4に戻り前記事項が繰り返され、一方、乗客が有であれ
ば、統合手段306によって、扉が閉で、乗客が有の状
態が一定時間継続しているかどうかが判定される(ステ
ップS415)。一定時間とは、例えば現在の閉じ込め
状態検知に用いられている時間である40〜60秒程度
を想定している。
【0056】即ち、このような構成の本実施の形態にお
ける画像監視装置においては、扉が閉で、乗客が有の状
態が一定時間継続していれば、閉じ込め状態であると判
定され(ステップS416)、警報手段107によって
発報され、処理を終了する(ステップS418)。
【0057】即ち、このような構成の本実施の形態にお
ける画像監視装置においては、画像取得手段301によ
って画像が入力され、扉領域設定手段308によって扉
の領域を設定され、扉強調手段311によって扉設定領
域内の扉の縁の位置が強調され、データ時系列蓄積手段
312によって扉抽出手段311で抽出した扉を示すデ
ータが時系列に一定周期で連続して蓄積され、扉開閉動
作抽出手段313によって時系列データから扉の開閉動
作情報を抽出され、扉開閉状態判定手段303によって
抽出された候補が扉が開いた状態にあるのか、閉まって
いるのか、あるいは開閉の遷移状態にあるのかを判定さ
れ、乗客領域設定手段309によって乗客の領域を設定
され、乗客抽出手段304によって設定された画像領域
から乗客の有無情報が抽出され、乗客有無判定手段30
5によって抽出された情報より乗客の有無を判定され、
統合手段306によって扉開閉状態と乗客有無の結果を
組み合わされ、警報手段307によって統合結果から警
報を発するように動作する。
【0058】以上説明したように、本実施の形態の画像
監視装置は、扉の開閉状態認識部分においては、時空間
画像から扉の開閉状態を認識し、乗客の有無状態認識部
分においては、背景画像との背景差分を行うことによっ
て、乗客の有無状態を認識し、扉の開閉状態と乗客の有
無状態の情報を組み合わせることによって、扉が閉で乗
客が有という状態が一定時間継続していることを認識す
るものである。本発明により、カメラ映像のみからエレ
ベータかご内の閉じ込め状態を検知することができる。
【0059】尚、本実施の形態では、扉抽出手段302
として時空間画像を生成し、時空間画像から扉開閉動作
要素を抽出する際、扉に相当する直線方向のエッジの強
度から扉開閉動作のタイミングを同定しているが、例え
ば、時空間画像からテンプレートマッチングによって扉
に相当する直線を抽出するなどしても良い。
【0060】さらに、時空間画像から扉開閉動作要素を
抽出する際の扉に相当する直線方向は、まずはじめに時
空間画像を生成して、前記時空間画像から直線方向の傾
きを求め既知として扱っても良いし、時空間画像から直
接求めるのではなく、エレベータのかご移動速度から算
出して求めても良いし、あるいは、人間が設定するので
はなく、画像から自動で認識する手段を設けて良い。
【0061】さらに、濃淡入力画像からエッジ検出をす
る際、図6に示したように、2値化エッジ画像1603
と扉の縁に相当する濃淡縦エッジ画像1602をマージ
させることによって、縦方向が強調された強度を持つエ
ッジ画像1604を生成し、マージ画像1604を前述
した通りに処理することによって、扉の開閉動作を抽出
する精度が向上する。
【0062】さらに、本実施の形態では警報手段によっ
て発報するところで処理を終了したが、その情報を伝達
手段によって管制センタ等へ伝達することもできる。こ
のようにすることによって、遠隔監視システムのさらな
る自動化を進めることが可能となる。
【0063】実施の形態3.図7は本発明の他の画像監
視装置を示すブロック図である。また、図8は画像監視
装置の動作を示すフローチャートである。
【0064】図7において、601は、画像を入力する
画像取得手段である。608は、扉の領域を設定する扉
領域設定手段である。602は、画像領域から扉の開閉
情報を抽出する扉抽出手段である。603は、抽出され
た候補が扉が開いた状態にあるのか、閉まっているの
か、あるいは開閉の遷移状態にあるのかを判定する扉開
閉状態判定手段である。609は、乗客の領域を設定す
る乗客領域設定手段である。604は、設定された画像
領域から乗客の有無情報を抽出する乗客抽出手段であ
る。605は、抽出された情報より乗客の有無を判定す
る乗客有無判定手段である。606は、扉開閉状態と乗
客有無の結果を組み合わす統合手段である。607は、
統合結果から警報を発するように動作する警報手段であ
る。
【0065】そして、本実施の形態の乗客抽出手段60
4は、画像を一時保存する画像一時保存メモリ611
と、設定された画像領域部分の保存画像と現画像との比
較を行う比較手段612と、比較が行われた結果より差
異画素数を数える差異画素数カウント手段613とから
構成されている。
【0066】尚、ここで、画像取得手段601は、実施
の形態1と同じく、例えばエレベータかご内に設置され
る監視カメラであり、本実施の形態は、この監視カメラ
の映像を用いて、閉じ込め状態を検出する。
【0067】以下、図7のフローチャートにそって本装
置の動作を説明する。装置が起動されると、まず最初に
初期設定が行われる(ステップS701)。次に、扉領
域設定手段608によって扉の領域が設定され(ステッ
プS702)、その後、乗客領域設定手段609によっ
て乗客の領域が設定される(ステップS703)。
【0068】次に、画像取得手段601によって、認識
対象の濃淡画像が入力される(ステップS704)。画
像取得手段601は、上述のように例えばエレベータか
ご内に設置されている監視カメラであり、扉に対して正
面の壁に設置されている。画像取得手段601は、例え
ば1秒間に30画像(30フレーム)のように所定のタ
イミングにて連続的に画像を取得している。
【0069】そして、設定された扉設定領域部分に対し
て画像取得手段601によって入力された濃淡画像はエ
ッジ検出が行われ(ステップS705)、エッジ情報を
もとにテンプレートマッチングによって、扉の端の垂直
直線部分が検出され扉候補が抽出される(ステップS7
06)。このステップS705とS706の動作は、扉
抽出手段602によって行われる。
【0070】その後、扉抽出手段602の出力に基づい
て、扉開閉状態判定手段603によって、扉が開いてい
るのか、閉まっているのか、あるいは開閉の遷移状態で
あるといった扉の開閉状態が判定される(ステップS7
07)。
【0071】次に、扉の状態が閉まっていかどうかが調
べられ(ステップS708)、開いている、あるいは開
閉の中間状態であれば、S704〜S708のステップ
が繰り返され、一方、閉まっていれば、画像取得手段6
01によって、認識対象の濃淡画像が入力される(ステ
ップS709)。
【0072】そして、画像一時保存メモリ611および
比較手段612によって、保存されている1フレーム前
の画像と新しく入力された画像とのフレーム間差分が行
われ(ステップS710:画像一時保存工程,比較工
程)、差異画素数カウント手段613によって、移動し
た画素数がカウントされる(ステップS711:差異画
素数カウント工程)。そして、乗客有無判定手段605
によって、乗客の有無が判定され(ステップS71
2)。この際、カウントされた画素数が所定のしきい値
以上であれば、乗客有と判定される。
【0073】次に、乗客がいるかどうかが調べられ(ス
テップS713)、乗客が無であれば、ステップS70
4に戻り前記事項が繰り返され、一方、乗客が有であれ
ば、統合手段606によって、扉が閉で、乗客が有の状
態が一定時間継続しているかどうかが判定される(ステ
ップS714)。一定時間とは、例えば現在の閉じ込め
状態検知に用いられている時間である40〜60秒程度
を想定している。
【0074】扉が閉で、乗客が有の状態が一定時間継続
していれば、閉じ込め状態であると判定され(ステップ
S715)、警報手段607によって発報され(ステッ
プS716)、処理を終了する(ステップS717)。
【0075】即ち、このような構成の本実施の形態にお
ける画像監視装置においては、画像取得手段601によ
って画像が入力され、扉領域設定手段608によって扉
の領域を設定され、扉抽出手段602によって設定され
た画像領域から扉の開閉情報が抽出され、扉開閉状態判
定手段603によって抽出された候補が扉が開いた状態
にあるのか、閉まっているのか、あるいは開閉の遷移状
態にあるのかを判定され、画像一時保存メモリ611に
よって画像が一時保存され、乗客領域設定手段609に
よって乗客の領域を設定され、比較手段612によっ
て、設定された画像領域部分の保存画像と現画像との比
較が行われ、差異画素数カウント手段613によって、
比較が行われた結果より差異画素数を数え、乗客有無判
定手段605によってカウントされた数より乗客の有無
を判定され、統合手段606によって扉開閉状態と乗客
有無の結果を組み合わされ、警報手段607によって統
合結果から警報を発するように動作する。
【0076】以上説明したように、本実施の形態の画像
監視装置は、扉の開閉状態認識部分においては、テンプ
レートマッチングを行うことによって扉の開閉状態を認
識し、乗客の有無状態認識部分においては、前画像との
フレーム間差分を行うことによって、乗客の有無状態を
認識し、扉の開閉状態と乗客の有無状態の情報を組み合
わせることによって、扉が閉で乗客が有という状態が一
定時間継続していることを認識するものである。本発明
により、カメラ映像のみからエレベータかご内の閉じ込
め状態を検知することができる。
【0077】尚、本実施の形態では、扉抽出手段として
エッジ画像によるテンプレートマッチングを用いたが、
通常の濃淡画像テンプレートマッチングや、濃淡画像を
一旦2値化して2値化画像のテンプレートマッチング
や、エッジ検出結果からハフ変換などのパラトメトリッ
クなパターンの抽出の方法により扉の端の特徴的なパタ
ーンを抽出して候補として扱うこともできる。
【0078】さらに、乗客有無認識部において、本実施
の形態では、乗客設定領域全体をフレーム間差分してい
るが、ここでは、差異画素数をカウントするという画素
の位置には依存しない処理を行っているため、領域全体
ではなく、まびいた処理をしても良い。まびくことによ
って、処理コストを低減させることができる。
【0079】さらに、本実施の形態では警報手段によっ
て発報するところで処理を終了したが、その情報を伝達
手段によって管制センタ等へ伝達することもできる。こ
のようにすることによって、遠隔監視システムのさらな
る自動化を進めることが可能となる。
【0080】実施の形態4.図9は本発明の他の画像監
視装置を示すブロック図である。また、図10は画像監
視装置の動作を示すフローチャートである。
【0081】図9において、801は、画像を入力する
画像取得手段である。808は、扉の領域を設定する扉
領域設定手段である。802は、画像領域から扉の開閉
情報を抽出する扉抽出手段である。803は、抽出され
た候補が扉が開いた状態にあるのか、閉まっているの
か、あるいは開閉の遷移状態にあるのかを判定する扉開
閉状態判定手段である。809は、乗客の領域を設定す
る乗客領域設定手段である。804は、設定された画像
領域から乗客の有無情報を抽出する乗客抽出手段であ
る。805は、抽出された情報より乗客の有無を判定す
る乗客有無判定手段である。806は、扉開閉状態と乗
客有無の結果を組み合わす統合手段である。807は、
統合結果から警報を発するように動作する警報手段であ
る。832は、乗客の行き先階を認識する行き先階認識
手段である。833は、扉の開閉タイミングを計算する
扉開閉タイミング算出手段である。
【0082】尚、ここで、画像取得手段801は、実施
の形態1と同じく、例えばエレベータかご内に設置され
る監視カメラであり、本実施の形態は、この監視カメラ
の映像を用いて、閉じ込め状態を検出する。
【0083】以下、図10のフローチャートにそって本
装置の動作を説明する。装置が起動されると、まず最初
に初期設定が行われる(ステップS901)。そして、
扉領域設定手段808によって扉の領域が設定され(ス
テップS902)、その後、乗客領域設定手段809に
よって乗客の領域が設定される(ステップS903)。
また、本実施の形態は乗客有無認識のために背景差分を
行うので、予め背景画像を図示しないメモリに取り込ん
でおく(ステップS904)。
【0084】次に、画像取得手段801によって、認識
対象の濃淡画像が入力され(ステップS905)、さら
に、画像取得手段801によって入力された濃淡画像は
エッジ検出が行われ(ステップS906)、このエッジ
情報に基づいてテンプレートマッチングによって扉の端
の垂直直線部分が検出され扉候補が抽出される(ステッ
プS907)。このステップS906とS907の動作
は、扉抽出手段802によって行われる。
【0085】その後、扉抽出手段802の出力に基づい
て、扉開閉状態判定手段803によって、扉が開いてい
るのか、閉まっているのか、あるいはそれらの遷移状態
であるといった扉の開閉状態が判定される(ステップS
908)。
【0086】続いて、扉の状態が閉まっているかどうか
が調べられ(ステップS909)、開いているあるいは
開閉の中間状態であれば、S905〜S909のステッ
プが繰り返される。一方、閉まっていれば、画像取得手
段801によって取得された認識対象の濃淡画像を入力
する(ステップS910)。設定された乗客設定領域部
分に対して、乗客抽出手段804によって、入力された
画像と予め入力されている背景画像との差分が行われ
(ステップS911)、そして、乗客有無判定手段80
5によって、乗客の有無が判定される(ステップS91
2)。
【0087】次に、乗客がいるかどうかが調べられ(ス
テップS913)、乗客が無であれば、ステップS90
5に戻り前記事項が繰り返される。ここまでは、実施の
形態1における図2と同様の動作となる。
【0088】一方、乗客が有であれば、行き先階認識手
段832によって、エレベータのかごが次に何階に行く
かが認識され(ステップS914:行き先階認識工
程)、さらに、扉開閉タイミング算出手段833によっ
て、次に扉の開く時間(T秒)が計算される(ステップ
S915:扉開閉タイミング算出工程)。
【0089】以上の結果に基づいて、統合手段806に
よって、閉じ込め状態かどうかが判定される。扉が閉
で、乗客が有の状態がT秒間継続していれば(ステップ
S916)、閉じ込め状態であると判定され(ステップ
S917)、警報手段807によって発報され(ステッ
プS918)、処理を終了する(ステップS919)。
【0090】即ち、このような構成の本実施の形態にお
ける画像監視装置においては、画像取得手段801によ
って画像が入力され、扉領域設定手段808によって扉
の領域を設定され、扉抽出手段802によって設定され
た画像領域から扉の開閉情報が抽出され、扉開閉状態判
定手段803によって抽出された候補が扉が開いた状態
にあるのか、閉まっているのか、あるいは開閉の遷移状
態にあるのかを判定され、乗客領域設定手段809によ
って乗客の領域を設定され、乗客抽出手段804によっ
て設定された画像領域から乗客の有無情報が抽出され、
乗客有無判定手段805によって抽出された情報より乗
客の有無を判定され、行き先階認識手段832によって
乗客の行き先階が認識され、扉開閉タイミング時間計算
手段833によって扉が閉まっている状態から扉が開く
までの時間が計算され、統合手段806によって扉開閉
状態と乗客有無と扉開閉タイミング計算時間の結果が組
み合わされ、警報手段807によって統合結果から警報
を発するように動作する。
【0091】以上説明したように、本実施の形態の画像
監視装置は、扉の開閉状態認識部分および乗客の有無状
態認識部分においては、実施の形態1における図2と同
様の動作である。しかし、実施の形態1、実施の形態2
および実施の形態3における図2、図4および図7では
一定時間を既知として扱ったが、本発明では、この一定
時間を計測する手段、即ち、行き先階認識手段832及
び扉開閉タイミング時間計算手段833を備えたことを
特徴とする。
【0092】そして、エレベータのかごが次に何階にい
くかを認識する行き先階認識手段832は、エレベータ
制御装置からその情報を得ても良いし、また画像処理に
より行き先階を自動認識しても良い。
【0093】さらに、本実施の形態では警報手段によっ
て発報するところで処理を終了したが、前記実施の形態
と同様にその情報を伝達手段によって管制センタ等へ伝
達することもできる。本発明では、発報するまでの時間
を一定でなく、各々のシチュエーションに応じた時間が
設定されるため、より良い遠隔監視システムの自動化の
構築が可能となる。
【0094】実施の形態5.図11は本発明の他の画像
監視装置を示すブロック図である。また、図12は画像
監視装置の動作を示すフローチャートである。
【0095】図11において、1001は、画像を入力
する画像取得手段である。1008は、扉の領域を設定
する扉領域設定手段である。1002は、画像領域から
扉の開閉情報を抽出する扉抽出手段である。1003
は、抽出された候補が扉が開いた状態にあるのか、閉ま
っているのか、あるいは開閉の遷移状態にあるのかを判
定する扉開閉状態判定手段である。1009は、乗客の
領域を設定する乗客領域設定手段である。1004は、
設定された画像領域から乗客の有無情報を抽出する乗客
抽出手段である。1005は、抽出された情報より乗客
の有無を判定する乗客有無判定手段である。1006
は、扉開閉状態と乗客有無の結果を組み合わす統合手段
である。1007は、統合結果から警報を発するように
動作する警報手段である。1020は、扉の開閉状態を
検出し図示しない外部の機器に出力する扉開閉評価手段
である。
【0096】そして、扉抽出手段1002は、扉設定領
域内の扉の縁の位置を強調する扉強調手段1011と、
強調された扉縁位置データを時系列に連続して蓄積する
データ時系列蓄積手段1012と、時系列データから扉
の開閉動作を抽出する扉動作抽出手段1013とから構
成されている。
【0097】尚、ここで、画像取得手段1001は、実
施の形態1と同じく、例えばエレベータかご内に設置さ
れる監視カメラであり、本実施の形態は、この監視カメ
ラの映像を用いて、閉じ込め状態を検出する。
【0098】本実施の形態は、閉じ込め検知に関して
は、上述の実施の形態2と同様として、ここでは省略
し、以下扉の開閉不良の検知に関して述べる。図12は
本装置の扉開閉不良の検知に関する動作の流れを示すフ
ローチャートであり、以下このフローチャートにそって
本装置の動作を説明する。
【0099】装置が起動されると、まず最初に初期設定
が行われる(ステップS1101)。そして、扉領域設
定手段1008によって扉の領域が設定される(ステッ
プS1102)。
【0100】次に、画像取得手段1001によって、認
識対象の濃淡画像が入力される(ステップS110
3)。画像取得手段1001によって入力された濃淡画
像は、扉強調手段1011によって設定された扉設定領
域部分のエッジ検出が行われ(ステップS1104)、
2次元の扉領域エッジ画像が扉の端方向に1次元情報に
圧縮される(ステップS1105)。
【0101】本実施の形態では、カメラが扉に対して正
面に設置されているため、プロジェクション方向は垂直
方向である。データ時系列蓄積手段1012によって、
1次元のプロジェクションデータを時系列に蓄積するこ
とで(ステップS1106)、時間軸と空間軸を持つ時
空間画像と呼ばれる2次元画像が生成される。時空間画
像から扉開閉動作抽出手段1013によって、扉の開閉
動作に相当する要素が抽出され(ステップS110
7)、扉開閉評価手段1020によって、扉が完全に閉
まっているか、完全に開いているかという扉の開閉状態
の評価が行われ、この評価は図示しない外部の機器に出
力され(ステップS1108:扉開閉評価工程)、処理
を終了する(ステップS1109)。
【0102】即ち、このような構成の本実施の形態にお
ける画像監視装置においては、画像取得手段1001に
よって画像が入力され、扉領域設定手段1008によっ
て扉の領域を設定され、扉強調手段1011によって扉
設定領域内の扉の縁の位置が強調され、データ時系列蓄
積手段1012によって扉抽出手段1011で抽出した
扉を示すデータが時系列に一定周期で連続して蓄積さ
れ、扉開閉動作抽出手段1013によって時系列データ
から扉の開閉動作情報を抽出され、扉開閉状態判定手段
1003によって抽出された候補が扉が開いた状態にあ
るのか、閉まっているのか、あるいは開閉の遷移状態に
あるのかを判定され、扉開閉評価手段1020によっ
て、扉が完全に閉まっているか、完全に開いているかと
いう扉の開閉状態の評価が行われ、この評価は図示しな
い外部の機器に出力され、乗客領域設定手段1009に
よって乗客の領域を設定され、乗客抽出手段1004に
よって設定された画像領域から乗客の有無情報が抽出さ
れ、乗客有無判定手段1005によって抽出された情報
より乗客の有無を判定され、統合手段1006によって
扉開閉状態と乗客有無の結果を組み合わされ、警報手段
1007によって統合結果から警報を発するように動作
する。
【0103】以上説明したように、本実施の形態の画像
監視装置は、扉の開閉状態認識結果と乗客の有無状態認
識結果とを組み合わすことによって閉じ込め状態を検出
するだけでなく、扉の開閉状態認識部では、扉が閉まっ
ているのか、開いているのか、それらの遷移状態である
のかという、扉の現在の状態がわかるため、専用センサ
を用いることなくカメラ映像のみから、扉の開閉不良を
検出することができる。即ち、本実施の形態の画像監視
装置を設ければ、従来、扉の開閉不良を検出する為に配
設されていた専用センサを省略することができる。
【0104】また、前述したように、扉の開閉状態認識
部では、扉が閉まっているのか、開いているのか、それ
らの遷移状態であるのかという、扉の現在の状態がわか
るため、専用センサを用いることなくカメラ映像のみか
ら、扉の開閉不良を検出することができるだけでなく、
開閉を何回も頻繁に繰り返すといった異常動作を検出す
ることができる。
【0105】また、本実施の形態では、扉の開閉状態を
認識するために、図5に示した時間軸と空間軸からなる
時空間画像506より、扉の開閉の動きに相当する直線
(開:56a、閉:56b)を抽出しているが、この開
閉途中で人あるいは物が挟まっている場合、この直線性
が崩れるため、専用センサを装備することなく、映像の
みから人あるいは物が挟まっているという異常状態を検
出することができる。
【0106】なお、上述の実施の形態1乃至5において
は、エレベータのかご内に乗客が閉じこめられることを
想定しているが、この発明の画像監視装置はエレベータ
のかごに限らず、開閉する扉を有し内部に乗客が乗り入
れる閉じられた空間内を監視するため使用できるもので
ある。
【0107】
【発明の効果】この発明に係る画像監視装置は、開閉す
る扉を有する閉鎖された空間内を監視する装置であっ
て、空間内に扉に向かって配設され、扉を含む空間内の
画像を取得する画像取得手段と、画像に対して所定の扉
設定領域を設定する扉領域設定手段と、画像の扉設定領
域から扉の画像を抽出する扉抽出手段と、扉抽出手段の
出力に基づいて扉の開閉状態を判定する扉開閉状態判定
手段と、画像に対して所定の乗客設定領域を設定する乗
客領域設定手段と、画像の乗客設定領域から乗客の画像
を抽出する乗客抽出手段と、乗客抽出手段の出力に基づ
いて乗客の有無を判定する乗客有無判定手段と、扉開閉
状態判定手段と乗客有無判定手段の判定を統合すること
により乗客が閉じこめられているか否かの判断をする統
合手段と、統合手段の出力に基づいて、乗客が閉じこめ
られている場合に外部に警報を発報する警報手段とを備
えている。そのため、専用センサを備えることなく、画
像取得手段の取得した画像のみから閉鎖された空間内の
乗客の閉じ込め状態を検知することができる。
【0108】また、扉抽出手段は、扉設定領域内の扉の
縁の位置を強調する扉強調手段と、扉の縁の位置が強調
された扉縁位置データを時系列に連続して蓄積するデー
タ時系列蓄積手段と、時系列データから扉の開閉動作を
抽出する扉動作抽出手段とを有し、扉開閉状態判定手段
は、扉動作抽出手段の出力に基づいて扉の開閉状態を判
定する。そのため、扉開閉状態の判定精度が向上し、閉
じ込め状態検知の信頼性が向上する。
【0109】また、乗客抽出手段は、以前の画像を一時
保存する画像一時保存メモリと、一時保存メモリの画像
と画像取得手段によって取得された画像との比較を行う
比較手段と、比較手段の出力に基づき2つの画像の差異
画素数をカウントする差異画素数カウント手段とを有
し、乗客有無判定手段は、差異画素数カウント手段の出
力に基づいて乗客の有無状態を判定する。そのため、乗
客有無の判定精度が向上し、閉じ込め状態検知の信頼性
がさらに向上する。
【0110】また、行き先階を認識する行き先階認識手
段と、行き先階認識手段の出力を基に次の扉の開までの
時間を計算する扉開閉タイミング算出手段をさらに備
え、統合手段は、扉開閉状態判定手段と乗客有無判定手
段の判定に併せて、時間に達しても扉が開にならない場
合、乗客が閉じこめられていると判断する。そのため、
乗客が閉じこめられているか否かの判定がさらに正確な
ものとなり、装置の信頼性が向上する。
【0111】また、この発明に係る画像監視装置は、開
閉する扉を監視する装置であって、扉に向かって配設さ
れ、扉を含む画像を取得する画像取得手段と、画像に対
して所定の扉設定領域を設定する扉領域設定手段と、画
像の扉設定領域から扉の画像を抽出する扉抽出手段と、
扉抽出手段の出力に基づいて扉の開閉状態を検出し、こ
の信号を外部に出力する扉開閉評価手段とを備えてい
る。そのため、画像取得手段の取得した画像から扉の開
閉不良を検出することができ、従来、扉の開閉不良を検
出する為に配設されていた専用センサを省略することが
できる。
【0112】また、警報手段は、画像取得手段に対して
遠隔に設けられている。そのため、遠隔から乗客の閉じ
込め状態を監視することができる。
【0113】また、他の発明に係る画像監視方法は、開
閉する扉を有する閉鎖された空間内を監視する方法であ
って、空間内に扉に向かって配設された撮像装置によ
り、扉を含む空間内の画像を取得する画像取得工程と、
画像に対して所定の扉設定領域を設定する扉領域設定工
程と、画像の扉設定領域から扉の画像を抽出する扉抽出
工程と、扉抽出工程の出力結果に基づいて扉の開閉状態
を判定する扉開閉状態判定工程と、画像に対して所定の
乗客設定領域を設定する乗客領域設定工程と、画像の乗
客設定領域から乗客の画像を抽出する乗客抽出工程と、
乗客抽出工程の出力結果に基づいて乗客の有無を判定す
る乗客有無判定工程と、扉開閉状態判定工程と乗客有無
判定工程の判定結果を統合することにより乗客が閉じこ
められているか否かの判断をする統合工程と、統合工程
の出力結果に基づいて、乗客が閉じこめられている場合
に外部に警報を発報する警報工程とを備えている。その
ため、専用センサを備えることなく、撮像装置の取得し
た画像のみから閉鎖された空間内の乗客の閉じ込め状態
を検知することができる。
【0114】また、扉抽出工程は、扉設定領域内の扉の
縁の位置を強調する扉強調工程と、扉の縁の位置が強調
された扉縁位置データを時系列に連続して蓄積するデー
タ時系列蓄積工程と、時系列データから扉の開閉動作を
抽出する扉動作抽出工程とを有し、扉開閉状態判定工程
は、扉動作抽出工程の出力結果に基づいて扉の開閉状態
を判定する。そのため、扉開閉状態の判定精度が向上
し、閉じ込め状態検知の信頼性が向上する。
【0115】また、乗客抽出工程は、以前の画像を一時
保存する画像一時保存工程と、一時保存工程にて保存さ
れた画像と画像取得工程によって取得された画像との比
較を行う比較工程と、比較工程の出力結果に基づき2つ
の画像の差異画素数をカウントする差異画素数カウント
工程とを有し、乗客有無判定工程は、差異画素数カウン
ト工程の出力結果に基づいて乗客の有無状態を判定す
る。そのため、乗客有無の判定精度が向上し、閉じ込め
状態検知の信頼性がさらに向上する。
【0116】また、行き先階を認識する行き先階認識工
程と、行き先階認識工程の出力結果を基に次の扉の開ま
での時間を計算する扉開閉タイミング算出工程をさらに
備え、統合工程は、扉開閉状態判定工程と乗客有無判定
工程の判定結果に併せて、時間に達しても扉が開になら
ない場合、乗客が閉じこめられていると判断する。その
ため、乗客が閉じこめられているか否かの判定がさらに
正確なものとなり、装置の信頼性が向上する。
【0117】また、他の発明に係る画像監視方法は、開
閉する扉を監視する方法であって、扉に向かって配設さ
れ、扉を含む画像を取得する画像取得工程と、画像に対
して所定の扉設定領域を設定する扉領域設定工程と、画
像の扉設定領域から扉の画像を抽出する扉抽出工程と、
扉抽出工程の出力に基づいて扉の開閉状態を検出し、こ
の信号を外部に出力する扉開閉評価工程とを備えてい
る。そのため、撮像装置によって取得した画像から扉の
開閉不良を検出することができ、従来、扉の開閉不良を
検出する為に配設されていた専用センサを省略すること
ができる。
【0118】さらに、警報工程は、撮像装置に対して遠
隔にて警報を発報する。そのため、遠隔から乗客の閉じ
込め状態を監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像監視装置を示すブロック図であ
る。
【図2】 画像監視装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】 本発明の他の画像監視装置を示すブロック図
である。
【図4】 画像監視装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】 処理される画像データの推移を説明する図で
ある。
【図6】 濃淡入力画像からエッジ検出をする際の方法
を説明する図である。
【図7】 本発明の他の画像監視装置を示すブロック図
である。
【図8】 画像監視装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】 本発明の他の画像監視装置を示すブロック図
である。
【図10】 画像監視装置の動作を示すフローチャート
である。
【図11】 本発明の他の画像監視装置を示すブロック
図である。
【図12】 画像監視装置の動作を示すフローチャート
である。
【図13】 従来の監視技術の内容を説明するブロック
図である。
【図14】 図13の従来技術の模式図である。
【図15】 従来の他の監視技術の内容を説明するブロ
ック図である。
【図16】 エレベータかご内に監視カメラが設置され
ている状態を摸式的に表現したものである。
【符号の説明】
101,301,601,801,1001 画像取得
手段、102,302,602,802,1002 扉
抽出手段、103,303,603,803,1003
扉開閉状態判定手段、104,304,604,80
4,1004乗客抽出手段、105,305,605,
805,1005 乗客有無判定手段、106,30
6,606,806,1006 統合手段、107,3
07,607,807,1007 警報手段、108,
308,608,808,1008 扉領域設定手段、
109,309,609,809,1009 乗客領域
設定手段、311 扉強調手段、312 蓄積するデー
タ時系列蓄積手段、313扉動作抽出手段、611 画
像一時保存メモリ、612 比較手段、613差異画素
数カウント手段、832 行き先階認識手段、833
扉開閉タイミング算出手段、1020 扉開閉評価手
段、ステップS202 扉領域設定工程、ステップS2
03 乗客領域設定工程、ステップS205 画像取得
工程、ステップS206,ステップS207 扉抽出工
程、ステップS208 扉開閉状態判定工程、ステップ
S211 乗客抽出工程、ステップS212 乗客有無
判定工程、ステップS214 統合工程、ステップS2
16 警報工程、ステップS405 扉強調工程、ステ
ップS407 データ時系列蓄積工程、ステップS40
8 扉動作抽出工程、ステップS710 画像一時保存
工程、ステップS710 比較工程、ステップS711
差異画素数カウント工程、ステップS914行き先階
認識工程、ステップS915 扉開閉タイミング算出工
程、ステップS1108 扉開閉評価工程。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 学 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 鷲見 和彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 奈良貞 浩 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機ビルテクノサービス株式会社内 Fターム(参考) 3F303 BA00 BA06 CB24 CB31 EA09 5B057 AA19 BA02 CA08 CA12 CA16 CE12 DA02 DA15 DB02 DB09 DC16 DC19 DC33 5C054 FC01 FC12 FC14 FC15 FF06 GB01 HA18 HA26

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉する扉を有する閉鎖された空間内を
    監視する装置であって、 上記空間内に上記扉に向かって配設され、該扉を含む上
    記空間内の画像を取得する画像取得手段と、 上記画像に対して所定の扉設定領域を設定する扉領域設
    定手段と、 上記画像の上記扉設定領域から上記扉の画像を抽出する
    扉抽出手段と、 上記扉抽出手段の出力に基づいて上記扉の開閉状態を判
    定する扉開閉状態判定手段と、 上記画像に対して所定の乗客設定領域を設定する乗客領
    域設定手段と、 上記画像の上記乗客設定領域から乗客の画像を抽出する
    乗客抽出手段と、 上記乗客抽出手段の出力に基づいて乗客の有無を判定す
    る乗客有無判定手段と、 上記扉開閉状態判定手段と上記乗客有無判定手段の判定
    を統合することにより乗客が閉じこめられているか否か
    の判断をする統合手段と、 上記統合手段の出力に基づいて、乗客が閉じこめられて
    いる場合に外部に警報を発報する警報手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像監視装置。
  2. 【請求項2】 上記扉抽出手段は、 上記扉設定領域内の上記扉の縁の位置を強調する扉強調
    手段と、 上記扉の縁の位置が強調された扉縁位置データを時系列
    に連続して蓄積するデータ時系列蓄積手段と、 上記時系列データから扉の開閉動作を抽出する扉動作抽
    出手段とを有し、 上記扉開閉状態判定手段は、上記扉動作抽出手段の出力
    に基づいて上記扉の開閉状態を判定することを特徴とす
    る請求項1記載の画像監視装置。
  3. 【請求項3】 上記乗客抽出手段は、 以前の画像を一時保存する画像一時保存メモリと、 上記一時保存メモリの画像と上記画像取得手段によって
    取得された上記画像との比較を行う比較手段と、 上記比較手段の出力に基づき上記2つの画像の差異画素
    数をカウントする差異画素数カウント手段とを有し、 上記乗客有無判定手段は、上記差異画素数カウント手段
    の出力に基づいて乗客の有無状態を判定することを特徴
    とする請求項1記載の画像監視装置。
  4. 【請求項4】 行き先階を認識する行き先階認識手段
    と、 上記行き先階認識手段の出力を基に次の扉の開までの時
    間を計算する扉開閉タイミング算出手段をさらに備え、 上記統合手段は、上記扉開閉状態判定手段と上記乗客有
    無判定手段の判定に併せて、上記時間に達しても扉が開
    にならない場合、乗客が閉じこめられていると判断する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像監視装置。
  5. 【請求項5】 開閉する扉を監視する装置であって、 上記扉に向かって配設され、該扉を含む画像を取得する
    画像取得手段と、 上記画像に対して所定の扉設定領域を設定する扉領域設
    定手段と、 上記画像の上記扉設定領域から上記扉の画像を抽出する
    扉抽出手段と、 上記扉抽出手段の出力に基づいて扉の開閉状態を検出
    し、この信号を外部に出力する扉開閉評価手段とを備え
    たことをことを特徴とする画像監視装置。
  6. 【請求項6】 上記警報手段は、上記画像取得手段に対
    して遠隔に設けられていることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか記載の画像監視装置。
  7. 【請求項7】 開閉する扉を有する閉鎖された空間内を
    監視する方法であって、 上記空間内に上記扉に向かって配設された撮像装置によ
    り、該扉を含む上記空間内の画像を取得する画像取得工
    程と、 上記画像に対して所定の扉設定領域を設定する扉領域設
    定工程と、 上記画像の上記扉設定領域から上記扉の画像を抽出する
    扉抽出工程と、 上記扉抽出工程の出力結果に基づいて上記扉の開閉状態
    を判定する扉開閉状態判定工程と、 上記画像に対して所定の乗客設定領域を設定する乗客領
    域設定工程と、 上記画像の上記乗客設定領域から乗客の画像を抽出する
    乗客抽出工程と、 上記乗客抽出工程の出力結果に基づいて乗客の有無を判
    定する乗客有無判定工程と、 上記扉開閉状態判定工程と上記乗客有無判定工程の判定
    結果を統合することにより乗客が閉じこめられているか
    否かの判断をする統合工程と、 上記統合工程の出力結果に基づいて、乗客が閉じこめら
    れている場合に外部に警報を発報する警報工程とを備え
    たことを特徴とする画像監視方法。
  8. 【請求項8】 上記扉抽出工程は、 上記扉設定領域内の上記扉の縁の位置を強調する扉強調
    工程と、 上記扉の縁の位置が強調された扉縁位置データを時系列
    に連続して蓄積するデータ時系列蓄積工程と、 上記時系列データから扉の開閉動作を抽出する扉動作抽
    出工程とを有し、 上記扉開閉状態判定工程は、上記扉動作抽出工程の出力
    結果に基づいて上記扉の開閉状態を判定することを特徴
    とする請求項7記載の画像監視方法。
  9. 【請求項9】 上記乗客抽出工程は、 以前の画像を一時保存する画像一時保存工程と、 上記一時保存工程にて保存された画像と上記画像取得工
    程によって取得された上記画像との比較を行う比較工程
    と、 上記比較工程の出力結果に基づき上記2つの画像の差異
    画素数をカウントする差異画素数カウント工程とを有
    し、 上記乗客有無判定工程は、上記差異画素数カウント工程
    の出力結果に基づいて乗客の有無状態を判定することを
    特徴とする請求項7記載の画像監視方法。
  10. 【請求項10】 行き先階を認識する行き先階認識工程
    と、 上記行き先階認識工程の出力結果を基に次の扉の開まで
    の時間を計算する扉開閉タイミング算出工程をさらに備
    え、 上記統合工程は、上記扉開閉状態判定工程と上記乗客有
    無判定工程の判定結果に併せて、上記時間に達しても扉
    が開にならない場合、乗客が閉じこめられていると判断
    することを特徴とする請求項7記載の画像監視方法。
  11. 【請求項11】 開閉する扉を監視する方法であって、 上記扉に向かって配設され、該扉を含む画像を取得する
    画像取得工程と、 上記画像に対して所定の扉設定領域を設定する扉領域設
    定工程と、 上記画像の上記扉設定領域から上記扉の画像を抽出する
    扉抽出工程と、 上記扉抽出工程の出力に基づいて扉の開閉状態を検出
    し、この信号を外部に出力する扉開閉評価工程とを備え
    たことをことを特徴とする画像監視方法。
  12. 【請求項12】 上記警報工程は、上記撮像装置に対し
    て遠隔にて警報を発報することを特徴とする請求項7乃
    至11のいずれか記載の画像監視方法。
JP11234296A 1999-08-20 1999-08-20 画像監視装置及び画像監視方法 Pending JP2001058765A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11234296A JP2001058765A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 画像監視装置及び画像監視方法
US09/609,474 US6339375B1 (en) 1999-08-20 2000-06-30 Image monitoring apparatus and image monitoring method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11234296A JP2001058765A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 画像監視装置及び画像監視方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001058765A true JP2001058765A (ja) 2001-03-06

Family

ID=16968780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11234296A Pending JP2001058765A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 画像監視装置及び画像監視方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6339375B1 (ja)
JP (1) JP2001058765A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7121541B2 (en) 2003-05-20 2006-10-17 Nisca Corporation Stapling apparatus, sheet finishing apparatus, and image forming apparatus equipped with the sheet finishing apparatuses
JP2007161493A (ja) * 2007-03-13 2007-06-28 Mitsubishi Electric Information Systems Corp 監視センターサーバ
JP2007230733A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベーターのかご内監視装置
JP2009035375A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータ乗かご内の異常監視装置
WO2009031376A1 (ja) * 2007-09-04 2009-03-12 Mitsubishi Electric Corporation 利用者検出方法及び装置、並びに制御方法
JP2011522758A (ja) * 2008-05-22 2011-08-04 オーチス エレベータ カンパニー 映像によるエレベータドアの検出装置および検出方法
JP2011173707A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Mitsubishi Electric Corp 戸開閉検出装置及び戸開閉検出方法
CN101383005B (zh) * 2007-09-06 2012-02-15 上海遥薇(集团)有限公司 一种利用辅助规则纹理的乘客目标图像和背景分离方法

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001101415A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Fujitsu Ten Ltd 画像認識装置および画像処理装置
US6504470B2 (en) 2000-05-19 2003-01-07 Nextgenid, Ltd. Access control method and apparatus for members and guests
SE520075C2 (sv) * 2000-12-01 2003-05-20 Safenet I Harads Ab Förfarande vid klämskyddsanordningar samt anordning för genomförande av förfarandet
DE10133511A1 (de) * 2001-07-10 2003-01-30 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zur optischen Erkennung des Öffnungszustands einer Fahrzeugtür
US20030133614A1 (en) * 2002-01-11 2003-07-17 Robins Mark N. Image capturing device for event monitoring
PT1345444E (pt) * 2002-03-11 2006-06-30 Inventio Ag Sistema de vigilancia por video mediante sensor semicondutor de imagens a tres dimensoes e fonte luminosa de radiacao infravermelha
WO2003091961A1 (en) * 2002-04-25 2003-11-06 Wespot Ab Sensor arrangement and method for calibrating the same
JP4030543B2 (ja) * 2002-05-14 2008-01-09 オーチス エレベータ カンパニー ニューラル・ネットワークによる、エレベータードア内の障害物の存在とエレベータードアに向かう動きの検出
US7031525B2 (en) * 2002-07-30 2006-04-18 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. Edge detection based on background change
US7164784B2 (en) * 2002-07-30 2007-01-16 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. Edge chaining using smoothly-varying stereo disparity
US7043084B2 (en) * 2002-07-30 2006-05-09 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. Wheelchair detection using stereo vision
MXPA05009996A (es) * 2003-03-20 2005-11-17 Inventio Ag Vigilancia de area de elevador mediante sensor tridimensional.
US6873893B1 (en) * 2003-08-01 2005-03-29 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Missile warning and protection system for aircraft platforms
US20050085972A1 (en) * 2003-10-16 2005-04-21 International Business Machines Corporation Door opening limit control system
US20060009876A1 (en) * 2004-06-09 2006-01-12 Mcneil Dean Guidance system for a robot
US7764167B2 (en) * 2006-01-18 2010-07-27 British Telecommunications Plc Monitoring movement of an entity in an environment
DE602007011145D1 (de) * 2006-04-24 2011-01-27 Inventio Ag Überwachungsgerät und Verfahren zur Überwachung eines Aufzugsystems
US8103105B2 (en) * 2006-04-26 2012-01-24 Mitsubishi Electric Corporation Object detection device, and object detection device for elevator
US8260042B2 (en) * 2006-08-25 2012-09-04 Otis Elevator Company Anonymous passenger indexing system for security tracking in destination entry dispatching operations
GB0802457D0 (en) * 2008-02-09 2008-03-19 Stannah Stairlifts Ltd Improvements in or relating to stairlifts
FI121421B (fi) * 2009-07-28 2010-11-15 Marimils Oy Järjestelmä hissien ohjaamiseksi hissijärjestelmässä
US8256581B2 (en) * 2009-09-30 2012-09-04 Inventio Ag Landing door proximity warning system
FI122222B (fi) * 2009-12-22 2011-10-14 Kone Corp Hissijärjestelmä
CN101807248A (zh) * 2010-03-30 2010-08-18 上海银晨智能识别科技有限公司 用于检测atm机视频场景中是否有人的系统及方法
TWI435842B (zh) * 2011-09-27 2014-05-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 電梯安全控制裝置及其工作方法
US10074224B2 (en) 2015-04-20 2018-09-11 Gate Labs Inc. Access management system
CN104581074A (zh) * 2015-01-13 2015-04-29 北京市公安局警卫局 一种用于检测窗户的开关状态的光电侦查装置
CN106144801B (zh) * 2015-04-03 2021-05-18 奥的斯电梯公司 用于特殊乘客运输工具负载状况的基于深度传感器的感测
CN112850406A (zh) 2015-04-03 2021-05-28 奥的斯电梯公司 用于乘客运输的通行列表产生
CN106144861B (zh) * 2015-04-03 2020-07-24 奥的斯电梯公司 用于乘客运输控制的基于深度传感器的乘客感测
CN106144795B (zh) * 2015-04-03 2020-01-31 奥的斯电梯公司 通过识别用户操作用于乘客运输控制和安全的系统和方法
CN106144862B (zh) * 2015-04-03 2020-04-10 奥的斯电梯公司 用于乘客运输门控制的基于深度传感器的乘客感测
US20170230620A1 (en) * 2016-02-04 2017-08-10 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Container use state determining device
US10407275B2 (en) * 2016-06-10 2019-09-10 Otis Elevator Company Detection and control system for elevator operations
US9822553B1 (en) 2016-11-23 2017-11-21 Gate Labs Inc. Door tracking system and method
EP3498644B1 (en) * 2017-12-12 2021-08-18 Otis Elevator Company Method and apparatus for effectively utilizing cab space
US11257247B2 (en) * 2019-03-28 2022-02-22 Schlage Lock Company Llc Camera-based door position system
DE102019135192A1 (de) * 2019-12-19 2021-06-24 Connaught Electronics Ltd. Verfahren zum Bestimmen eines Zustands einer Heckklappe eines Pritschenfahrzeugs durch Auswertung einer Region von Interesse, Computerprogrammprodukt, elektronische Recheneinrichtung sowie Kamerasystem

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3663792D1 (en) * 1985-08-22 1989-07-13 Inventio Ag Obstacle recognition device for automatic doors
US4874063A (en) * 1988-10-27 1989-10-17 Otis Elevator Company Portable elevator traffic pattern monitoring system
JP2757629B2 (ja) 1990-11-22 1998-05-25 三菱電機株式会社 移動物体計測装置及び交通流計測画像処理装置
EP0505858B1 (en) 1991-03-19 2002-08-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha A moving body measuring device and an image processing device for measuring traffic flows
US5387768A (en) * 1993-09-27 1995-02-07 Otis Elevator Company Elevator passenger detector and door control system which masks portions of a hall image to determine motion and court passengers
US5569888A (en) * 1994-05-26 1996-10-29 Otis Elevator Company Ultrasonic elevator door safety system
JP2816310B2 (ja) 1994-07-08 1998-10-27 株式会社日立製作所 エレベーターのかご内物体検出装置
GB2326710A (en) * 1997-06-26 1998-12-30 Memco Ltd Door obstruction detector
US6167991B1 (en) * 2000-02-28 2001-01-02 Otis Elevator Company Method and apparatus for detecting position of an elevator door

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7121541B2 (en) 2003-05-20 2006-10-17 Nisca Corporation Stapling apparatus, sheet finishing apparatus, and image forming apparatus equipped with the sheet finishing apparatuses
JP2007230733A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベーターのかご内監視装置
JP4705862B2 (ja) * 2006-03-01 2011-06-22 株式会社日立ビルシステム エレベーターのかご内監視装置
JP2007161493A (ja) * 2007-03-13 2007-06-28 Mitsubishi Electric Information Systems Corp 監視センターサーバ
JP4533394B2 (ja) * 2007-03-13 2010-09-01 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 監視センターサーバ
JP2009035375A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータ乗かご内の異常監視装置
WO2009031376A1 (ja) * 2007-09-04 2009-03-12 Mitsubishi Electric Corporation 利用者検出方法及び装置、並びに制御方法
JP5008728B2 (ja) * 2007-09-04 2012-08-22 三菱電機株式会社 利用者検出方法及び装置、並びに制御方法
CN101383005B (zh) * 2007-09-06 2012-02-15 上海遥薇(集团)有限公司 一种利用辅助规则纹理的乘客目标图像和背景分离方法
JP2011522758A (ja) * 2008-05-22 2011-08-04 オーチス エレベータ カンパニー 映像によるエレベータドアの検出装置および検出方法
JP2011173707A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Mitsubishi Electric Corp 戸開閉検出装置及び戸開閉検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6339375B1 (en) 2002-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001058765A (ja) 画像監視装置及び画像監視方法
US5554983A (en) Object recognition system and abnormality detection system using image processing
CN102997900B (zh) 外界识别方法、装置以及车辆系统
JP5127392B2 (ja) 分類境界確定方法及び分類境界確定装置
JP6808586B2 (ja) 車両用外界認識装置
KR101825687B1 (ko) 차영상을 이용한 장애물 검출장치 및 그 방법
JP6095817B1 (ja) 物体検出装置
CN112349144A (zh) 一种基于单目视觉的车辆碰撞预警方法及系统
CN109447090B (zh) 一种屏蔽门障碍物检测方法及检测系统
CN102985957A (zh) 车辆周围监测装置
EP2031865A2 (en) Image input apparatus, and image input method
JP4852355B2 (ja) 放置物検出装置及び放置物検出方法
CN114067292A (zh) 用于智能驾驶的图像处理方法和装置
KR101018033B1 (ko) 차선 이탈 경보 방법 및 시스템
JP3823782B2 (ja) 先行車両認識装置
CN112561967A (zh) 一种车辆门锁的控制方法及装置
CN113585912B (zh) 一种基于图像处理技术的自动门控制方法及自动门
Rajesh et al. Smart Parking system using Image processing
CN113944396B (zh) 一种车辆前后备箱门自动打开的系统及方法
KR101669885B1 (ko) 영상 기반 보행자 추돌 자동 검출 방법 및 이를 적용한 사물 인터넷 장치
CN112292847A (zh) 图像处理设备、移动设备、方法和程序
KR101770586B1 (ko) 보행자 인식 시스템 및 그 제어 방법
JP4456397B2 (ja) 車両識別のためのプログラム、方法、及び装置
KR100853444B1 (ko) 교통 사고의 발생 여부를 감지하는 방법
JPH07280517A (ja) 自動車用移動体認識装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080924

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090203