JPH07280517A - 自動車用移動体認識装置 - Google Patents

自動車用移動体認識装置

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JPH07280517A
JPH07280517A JP6074811A JP7481194A JPH07280517A JP H07280517 A JPH07280517 A JP H07280517A JP 6074811 A JP6074811 A JP 6074811A JP 7481194 A JP7481194 A JP 7481194A JP H07280517 A JPH07280517 A JP H07280517A
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obstacle
vehicle
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Hiroko Maekawa
ひろ子 前川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形で簡単な構成によりコストダウンを実現
するとともに画像データの高速処理を可能にした自動車
用移動体認識装置を得る。 【構成】 車両周辺の環境を撮影するカメラ1と、カメ
ラから得られる画像信号Gに基づいて水平エッジEhを
検出する水平エッジ検出手段13と、水平エッジの画素
データを水平方向に加算して、画像内の垂直位置に対す
るヒストグラムデータEaを求める水平エッジ加算手段
14と、ヒストグラムデータに基づいて障害物候補の垂
直位置を検出する障害物候補検出手段5Aと、所定時間
前から今回までの障害物候補の垂直位置に基づいて障害
物候補が移動体であることを認識する移動体認識手段5
Aとを設け、画像相関演算を実行することなく簡単なハ
ードウェア構成でヒストグラムデータを算出可能にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像処理を用いて自
車両周辺の移動体を認識する自動車用移動体認識装置に
関し、特に簡単な構成によりコストダウンを実現すると
ともに画像データの高速処理を可能にした自動車用移動
体認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車には、自車両に対して
危険度の高い前方接近車両等を検出するため、ビデオカ
メラを含む移動体認識装置が搭載されている。このよう
な自動車用移動体認識装置に用いられる画像処理手法と
しては、たとえば、「トヨタ・テクニカル・レビュー
(TOYOTA TechnicalReview)1
993年、第43巻」に参照されるオプティカルフロー
がよく知られている。これは、画像を複数の小領域に分
割して、一定時間後の画像の中から各小領域と最も相関
性が高い小領域を探索することにより、画像上での移動
量を算出するものである。
【0003】図6は上記オプティカルフローを用いた従
来の自動車用移動体認識装置を概略的に示すブロック図
である。図において、1は自車両の周辺(たとえば、前
方)を撮影するカメラ、2はカメラ1により撮影された
画像信号Gをデジタル信号の画像データDに変換するA
D変換器、3aおよび3bは画像データDの今回データ
および所定時間前のデータを交互に更新しながら格納す
るメモリである。
【0004】4は各メモリ3aおよび3b内の画像デー
タDを比較して相関性を演算する相関演算器、5は相関
演算器4からの相関演算結果を処理するCPU、6は画
像信号Gおよび相関データの重畳処理を行うスーパーイ
ンポーザ、7はスーパーインポーザ6を介した画像信号
Gおよび相関データ等を表示するCRTである。なお、
相関演算器4およびスーパーインポーザ6は、CPU5
の制御下で動作するようになっている。
【0005】図7は複数対のメモリおよび相関演算器を
有する他の従来例を示すブロック図であり、31a〜3
3a、31b〜33bおよび41〜43は、それぞれメ
モリ3a、3bおよび相関演算器4に対応しており、
1、2および5〜7は前述と同様のものである。
【0006】図8はCRT7に表示される画面の一例を
示す説明図であり、70は走行中の自車両からカメラ1
により撮影された前方車両である。図8において、
(a)は所定時間だけ前(時刻tk-1)の画面、(b)
は今回(時刻tk)の画面であり、ここでは、時間経過
とともに前方車両70が自車両に接近している状態を示
す。
【0007】図9および図10はオプティカルフロー演
算処理を示す説明図であり、図9において、(a)は図
8(a)に対応する入力画像を分割する複数の小領域の
うちの或る小領域Aij、(b)は図8(b)に対応す
る入力画像を分割する小領域Bij(小領域Aijおよ
びその周辺を含む)をそれぞれ示す。また、図10はオ
プティカルフロー演算処理により移動が判定された小領
域Bmnからなる画像を斜線部で示す。
【0008】次に、図8〜図10を参照しながら、図6
に示した従来の自動車用移動体認識装置の動作について
説明する。まず、カメラ1で撮影された画像信号Gは、
AD変換器2を介してデジタル信号の画像データDとな
り、一対のメモリ3aおよび3bに格納される。たとえ
ば、最初の画像データDが一方のメモリ3aに格納され
た場合、所定時間経過後の画像データDは他方のメモリ
3bに格納される。
【0009】続いて、CPU5は、各メモリ3aおよび
3b内の画像データDを相関演算器4内に入力させ、相
関演算器4に対して相関演算の制御指令を出力する。こ
れにより、相関演算器4は、注目される各小領域Aij
(図9(a)参照)毎に、その近傍の小領域Bij(図
9(b)参照)に対して画像相関演算を行い、小領域B
ij内で最も相関の高い1つの小領域Bmn(図10参
照)を探索する。
【0010】小領域Bijは、注目領域としての小領域
Aijが移動したか否かを判定するために相関演算が行
われる領域であり、相関演算の結果、最も相関の高い小
領域(すなわち、図8(b)の画像中で小領域Aijと
最もよく似た画像)Bmnが求められる。
【0011】ここで、今回画像の小領域Bmnが前回画
像の小領域Aijと一致しない(i≠m、または、j≠
n)場合、時刻tk-1からtkまでの間に、小領域Ai
j内の物体が小領域Bmn内に移動したことになる。
【0012】以下、相関演算器4は、所定時間前の画像
内の各小領域に対応する今回画像内の小領域において同
様の相関演算を行い、たとえばメモリ3a内の画像の小
領域と最も相関の高いメモリ3b内の小領域を順次求め
る。こうして、前回画像内の全ての小領域(Aij)に
相関する今回画像内の小領域(Bmn)を求め、移動が
判定された全ての小領域Bmnを斜線部で示すと、図1
0のようになる。
【0013】このとき、CPU5は、あらかじめ定めた
ルールにしたがって、小領域Aijが移動したか否かを
判定する。所定ルールとしては、たとえば、移動方向t
anθや移動量pに基づく判定基準で、移動量pが所定
値以上である場合があげられる。このときの移動方向t
anθおよび移動量pは、それぞれ、以下の(1)式お
よび(2)式により表わされる。
【0014】 tanθ=(n−j)/(m−i) …(1) p=√{(m−i)2+(n−j)2} …(2)
【0015】CPU5は、上記処理手順を全ての小領域
に対して実行し、移動が判定された小領域Bmn(図1
0内の斜線部)を相関データとし、この相関データを、
スーパーインポーザ6を介して画像信号Gに重畳してC
RT7に表示させる。しかしながら、上記のようなオプ
ティカルフロー演算による手法によれば、各小領域毎に
相関演算が行われるため、計算量が膨大になり処理時間
がかかりすぎてしまう。
【0016】そこで、図7のように、メモリ31a〜3
3aおよび31b〜33b、ならびに、相関演算器41
〜43をそれぞれ並列に設置して、時系列的に画像デー
タDを格納し、これらをたとえば並列に演算させる構成
とすることも考えられる。しかし、図7の構成により演
算の高速化が実現する反面、回路規模が膨大になり、コ
ストアップを招くことになる。
【0017】さらに、たとえば、特開昭56−2758
6号公報や特開平4−85148号公報等に参照される
ように、画像データを一次元に圧縮する手法や、画像デ
ータの差分からエッジを求める手法等が提案されている
が、演算処理が複雑であるため、やはりコストアップに
つながってしまう。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動車用移動体
認識装置は以上のように、相関演算器4におけるオプテ
ィカルフロー手法により移動体を認識しているので、演
算処理に時間がかかり、また、高速化を実現しようとす
ると、回路構成や演算処理等がさらに複雑になるためコ
ストアップを招くという問題点があった。
【0019】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、簡単な構成によりコストダウン
を実現するとともに画像データの高速処理を可能にした
自動車用移動体認識装置を得ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る自動車用移動体認識装置は、車両周辺の環境を撮影す
るカメラと、カメラから得られる画像信号に基づいて水
平エッジを検出する水平エッジ検出手段と、水平エッジ
の画素データを水平方向に加算して、画像内の垂直位置
に対するヒストグラムデータを求める水平エッジ加算手
段と、ヒストグラムデータに基づいて障害物候補の垂直
位置を検出する障害物候補検出手段と、所定時間前から
今回までの障害物候補の垂直位置に基づいて障害物候補
が移動体であることを認識する移動体認識手段とを備え
たものである。
【0021】また、この発明の請求項2に係る自動車用
移動体認識装置は、請求項1において、障害物候補検出
手段は、ヒストグラムデータが所定値以上の場合に、ヒ
ストグラムデータの垂直位置に障害物候補が存在するこ
とを判定するものである。
【0022】また、この発明の請求項3に係る自動車用
移動体認識装置は、請求項1または請求項2において、
移動体認識手段は、所定時間前から今回までの障害物候
補の垂直位置の移動量が所定値以上の場合に障害物候補
が移動体であることを認識するものである。
【0023】また、この発明の請求項4に係る自動車用
移動体認識装置は、請求項1において、障害物候補検出
手段は、複数のヒストグラムデータに基づいて障害物候
補の垂直位置を検出し、移動体認識手段は、複数のヒス
トグラムデータの所定時間前から今回までの自己相関に
基づいて移動量を求めるものである。
【0024】また、この発明の請求項5に係る自動車用
移動体認識装置は、請求項1から請求項4までのいずれ
かにおいて、移動体認識手段は、所定時間前から今回ま
での障害物候補の垂直位置の移動方向に基づいて移動体
が接近中であることを認識するものである。
【0025】また、この発明の請求項6に係る自動車用
移動体認識装置は、請求項2において、障害物候補検出
手段は、所定値以上のヒストグラムデータが所定回数だ
け継続して検出された場合にヒストグラムデータの垂直
位置に障害物候補が存在することを判定するものであ
る。
【0026】また、この発明の請求項7に係る自動車用
移動体認識装置は、請求項3において、移動体認識手段
は、所定値以上の移動量が所定回数だけ継続して検出さ
れた場合に障害物候補が移動体であることを認識するも
のである。
【0027】また、この発明の請求項8に係る自動車用
移動体認識装置は、請求項5において、移動体認識手段
は、所定時間前から今回までの障害物候補の垂直位置の
接近中を示す移動方向が所定回数だけ継続して検出され
た場合に障害物候補が接近中であることを認識するもの
である。
【0028】
【作用】この発明の請求項1においては、カメラで撮影
された画像から水平エッジを検出し、そのヒストグラム
データから障害物候補位置を検出し、所定時間の間の変
化量から移動体を認識する。
【0029】また、この発明の請求項2においては、ヒ
ストグラムデータが所定値以上の場合に、そのヒストグ
ラムデータの垂直位置に障害物候補が存在することを判
定する。
【0030】また、この発明の請求項3においては、所
定時間前から今回までの障害物候補の垂直位置の移動量
が所定値以上の場合に障害物候補が移動体であることを
認識する。
【0031】また、この発明の請求項4においては、複
数のヒストグラムデータに基づいて障害物候補の垂直位
置を検出し、複数のヒストグラムデータの所定時間前か
ら今回までの自己相関に基づいて障害物候補位置の移動
量を求める。
【0032】また、この発明の請求項5においては、所
定時間前から今回までの障害物候補の垂直位置の移動方
向に基づいて移動体が接近中であることを認識する。
【0033】また、この発明の請求項6においては、所
定値以上のヒストグラムデータが所定回数だけ継続して
検出された場合にヒストグラムデータの垂直位置に障害
物候補が存在することを判定する。
【0034】また、この発明の請求項7においては、所
定値以上の移動量が所定回数だけ継続して検出された場
合に障害物候補が移動体であることを認識する。
【0035】また、この発明の請求項8においては、所
定時間前から今回までの障害物候補の垂直位置の接近中
を示す移動方向が所定回数だけ継続して検出された場合
に障害物候補が接近中であることを認識する。
【0036】
【実施例】
実施例1.(請求項1〜請求項3に対応) 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
はこの発明の実施例1を示すブロック図であり、5Aは
CPU5に対応しており、1、2、6および7は前述と
同様のものである。13は画像データDから水平エッジ
Ehを検出する水平エッジ検出部、14は水平エッジE
hを加算する水平エッジ加算部であり、水平エッジ加算
結果EaはヒストグラムデータとしてCPU5Aに入力
される。
【0037】この場合、CPU5Aは、加算結果すなわ
ちヒストグラムデータに基づいて障害物候補の垂直位置
を検出する障害物候補検出手段と、所定時間前から今回
までの障害物候補の垂直位置に基づいて障害物候補が移
動体であることを認識する移動体認識手段とを含み、ス
ーパーインポーザ6および水平エッジ検出部13を制御
するようになっている。
【0038】次に、図2のフローチャートならびに図3
および図4の説明図を参照しながら、図1に示したこの
発明の実施例1の動作について説明する。なお、図3は
所定時間前の画像データに基づく画面に関する説明図、
図4は今回の画像データに基づく画面に関する説明図で
ある。
【0039】図3および図4において、(a)はそれぞ
れCRT7上の表示画面例であり、70は前述と同様の
ものである。また、図3(a)および図4(a)は前述
の図8(a)および(b)にそれぞれ対応している。さ
らに、各図において、(b)は画像内の各ライン(垂直
位置)毎の画素データ度数を示すヒストグラムデータで
あり、cは度数の閾値、q1およびq2は閾値cを越え
るヒストグラムデータ(度数)を示す垂直位置である。
【0040】図1において、前述と同様に、カメラ1に
より撮影された画像信号Gは、AD変換器2によりデジ
タル信号の画像データDに変換される。水平エッジ検出
部13は、CPU5Aの制御下で、画像データD中の注
目画素と注目画素から所定画素だけ離れて下にある画素
との差分をとることにより、水平エッジEhを検出す
る。なお、CPU5Aは、後述するように、差分演算に
用いる垂直方向の所定画素を必要に応じて変更すること
もできる。
【0041】続いて、水平エッジ加算部14は、検出さ
れた水平エッジEhを2値化した後で加算し、ヒストグ
ラムの度数となるデータを求める。この加算結果から得
られるデータは、CPU5Aおよびスーパーインポーザ
6に入力される。スーパーインポーザ6は、カメラ1か
ら得られる画像信号Gと、CPU5Aにおける演算によ
って得られる移動体データとを重畳し、CRT7に表示
する。
【0042】このとき、水平エッジEhのヒストグラム
を求める演算は、CPU5A内のソフトウェアを用いず
に、水平エッジ検出部13および水平エッジ加算部14
からなるハードウェアを用いて実行されるため、高速処
理が可能となる。次に、CPU5Aにおける移動体認識
動作について説明する。図2はCPU5Aにおいて実行
される移動体認識アルゴリズムの一例であり、まず、ス
テップS1において、障害物候補の垂直位置qを1つ選
択し、障害物候補位置として検出する。
【0043】すなわち、図4(b)において、水平エッ
ジ加算部14から入力された水平エッジEhのヒストグ
ラムデータ(度数)から、閾値c以上の垂直位置q1お
よびq2を求め、そのうちで最も画面の下方に位置する
垂直位置q2を、今回の障害物候補位置q(tn)とす
る。
【0044】なぜなら、通常の車両形状から明らかなよ
うに、車体底辺の水平エッジEhがヒストグラムデータ
の最大値となり、先行車両70の有無の検出に役立つか
らである。また、最大値か否かにかかわらず、最も自車
両に接近した位置(下方)に水平エッジEhのヒストグ
ラムデータが閾値c以上のものが確かに存在することか
ら、障害物候補位置q(tn)として選択する。
【0045】続いて、ステップS2においては、ステッ
プS1で検出された障害物が移動したか否かをチェック
し、もし移動した場合には障害物が移動体であることを
認識する。すなわち、図3(b)内の垂直位置q2で参
照される所定時間前に検出された障害物候補位置q(t
-1)と、図3(b)内の垂直位置q2で参照される今
回検出された障害物候補位置q(tn)との各垂直位置
の移動量を求める。
【0046】もし、図3から図4までの所定時間の間
に、垂直位置qに関して所定値以上の移動量が算出され
れば、その垂直位置q2に移動体が存在すると判定され
る。図2のアルゴリズムは、自車両周辺にある障害物
(たとえば、先行車両70)と道路面の水平方向の境界
線とを水平エッジEhとして検出するという簡単な手順
からなるため、処理時間が短く、たとえば、60Hzの
ビデオレートで移動体を認識処理することができる。
【0047】また、図1の構成から明らかなように、ハ
ードウェアにおいても、画像データDを記憶するメモリ
が不要であるため、回路構成が縮小され、大幅なコスト
ダウンを実現することができる。また、水平エッジEh
の検出において、注目画素に対して固定の所定画素だけ
下にある画素との差分を求めることにより、さらに簡易
な構成とすることができる。
【0048】実施例2.(請求項4に対応) なお、上記実施例1では、水平エッジEhのヒストグラ
ムデータ(度数)のみから障害物候補位置を検出して移
動体を認識するようにしたが、閾値c以上のヒストグラ
ムデータを有する障害物候補位置の近傍のヒストグラム
データを総合的に比較し、移動体を認識するようにして
もよい。
【0049】次に、図5の説明図を参照しながら、障害
物候補位置近傍のヒストグラムデータを比較して移動体
認識精度をさらに向上させるようにしたこの発明の実施
例2によるCPU5Aの処理アルゴリズムの例について
説明する。なお、図5は図3(b)または図4(b)内
のピーク値近傍のヒストグラムデータを抽出して示した
ものである。
【0050】まず、図2内のステップS1で検出された
障害物候補位置に関し、水平エッジEhのヒストグラム
データをCPU5A内のメモリに格納しておく。続い
て、ステップS2で認識された所定時間前の障害物候補
位置q(tn-1)とそのヒストグラムデータについて、
図5のように、障害物候補位置近傍のヒストグラムデー
タHD1を抽出する。
【0051】そして、ステップS1で求めた水平エッジ
Ehのヒストグラムデータの中から、最も良く一致する
箇所HD2を求め、そのピーク位置を障害物候補の現在
位置q(tn)として選択する。
【0052】この発明の実施例2によれば、上記実施例
1では単に水平エッジEhのヒストグラムデータのピー
ク値の位置の動きをチェックしているのみであるのに対
し、ヒストグラムデータの自己相関を求めることができ
る。したがって、移動体の移動量{q(tn)−q(t
-1)}を正確に算出することができ、さらに正確な移
動体認識が可能となる。
【0053】実施例3. また、上記実施例1において、水平エッジ検出部13
は、注目画素と所定画素(固定値)だけ離れて下にある
画素との差分から水平エッジEhを求めたが、一般に、
障害物が接近するにつれて、画像上の水平エッジEhに
相当する境界線の幅は太くなり、且つ、濃度勾配は緩や
かになる。
【0054】したがって、水平エッジ検出部13での差
分演算に用いられる所定画素を固定すると、至近距離に
ある障害物の検出が困難になるおそれがある。なお、こ
のときの障害物検出に対する影響度は、水平エッジ加算
部14での2値化の閾値cの決定状況や使用状況等によ
っては、少なくなる場合もあり得る。このような影響を
防止するため、水平エッジ検出部13において、障害物
までの距離すなわち障害物候補位置の垂直位置に応じ
て、どのくらい下にある画素との差分を算出するかを調
整するようにしてもよい。
【0055】そこで、この発明の実施例3においては、
CPU5Aは、ステップS1において前回検出した障害
物候補位置q(tn-1)の垂直位置に応じた所定画素を
選択できるようにマップを備えている。したがって、水
平エッジ検出部13は、マップ値により決定された所定
画素だけ下にある画素との差分から水平エッジEhを求
める。
【0056】これにより、水平エッジ加算部14は、画
像上の先行車両70と道路面との境界線において、水平
エッジEhのヒストグラムデータのピーク値を上記実施
例1よりもさらに鮮明に得ることができる。したがっ
て、ステップS2において、自車両に接近した先行車両
70に対して、障害物候補位置q(tn)を確実に検出
することができる。
【0057】実施例4.(請求項5に対応) また、上記実施例1では、障害物たとえば先行車両70
の移動方向(自車両に接近しているか否か)を考慮しな
かったが、障害物候補の移動方向を考慮して、さらに具
体的な状況を把握可能にしてもよい。たとえば、前回検
出した障害物候補の垂直位置q(tn-1)の時間的な移
動量および移動方向に基づいて、接近中の障害物を検出
可能にすることができる。
【0058】すなわち、この発明の実施例4において、
CPU5Aは、ステップS2において、移動体認識手段
によって検出された障害物候補の垂直位置q(tn−
1)の動きをチェックし、時間経過とともに障害物候補
が自車両に接近しているか否かを判断することができ
る。
【0059】たとえば、障害物候補位置が下方に移動し
ていれば、障害物候補が接近していることになる。この
場合、障害物候補の移動量の変化量に基づいて、急接近
や緩やかな接近等の状況を判断することもでき、また、
障害物候補の移動方向の変化乱れに基づいて、運転者自
身の運転乱れや障害物候補自体の動き乱れ等の異常事態
の発生を判断することもできる。これにより、さらに高
度な判断機能を実現することができる。
【0060】実施例5. なお、上記各実施例では、水平エッジEhを2値化して
ヒストグラムデータを求めているが、ヒストグラムデー
タの処理時間および精度の要求に応じて、多値画像に対
してヒストグラムデータを求めてもよい。この場合、処
理時間は増大するが、精度は向上する。
【0061】実施例6. また、上記実施例1では、水平エッジEhのヒストグラ
ムデータの中から、閾値c以上を示し、且つ最も画面下
方に位置する垂直位置q2を今回の障害物候補位置q
(tn)として選択したが、前回検出した障害物候補位
置q(tn-1)に最も近い位置にあるヒストグラムデー
タを今回の障害物候補位置q(tn)としてもよい。
【0062】また、最も大きい値のヒストグラムデータ
の位置を障害物候補位置q(tn)としてもよい。ま
た、複数の障害物候補位置を選択して各位置の時間的動
きを計測し、その中から移動体を認識するようにしても
よい。さらに、図2に示したアルゴリズム以外のアルゴ
リズムにしたがって、障害物候補の検出および移動体の
認識を行ってもよい。
【0063】実施例7.(請求項6に対応) また、上記実施例1では、ヒストグラムデータが所定値
以上を示す場合に、直ちに障害物候補位置を検出した
が、冗長性を付加して、所定値以上のヒストグラムデー
タが所定回数だけ継続して検出された場合に障害物候補
位置として検出するようにしてもよい。これにより、ノ
イズ等による障害物候補位置の誤検出を防止することが
でき、検出信頼性が向上する。
【0064】実施例8.(請求項7に対応) また、上記実施例1では、障害物候補位置の移動値が所
定量以上の場合に、直ちに移動体であることを認識する
ようにしたが、実施例7と同様に冗長性を付加して、所
定値以上の移動量が所定回数だけ継続して検出された場
合に移動体であることを認識するようにしてもよい。
【0065】実施例9.(請求項8に対応) さらに、検出された障害物が自車両に対して接近方向に
移動中であることを所定回数だけ継続して検出された場
合に、最終的に接近中の障害物であることを認識するよ
うにしてもよい。
【0066】なお、上記各実施例における所定値、所定
時間および所定回数等は、運転者の要求、ならびに、車
両の仕様および走行中の車速等の運転条件に応じて可変
設定され得るものである。
【0067】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、車両周辺の環境を撮影するカメラと、カメラから得
られる画像信号に基づいて水平エッジを検出する水平エ
ッジ検出手段と、水平エッジの画素データを水平方向に
加算して、画像内の垂直位置に対するヒストグラムデー
タを求める水平エッジ加算手段と、ヒストグラムデータ
に基づいて障害物候補の垂直位置を検出する障害物候補
検出手段と、所定時間前から今回までの障害物候補の垂
直位置に基づいて障害物候補が移動体であることを認識
する移動体認識手段とを設け、画像相関演算を実行する
ことなく簡単なハードウェア構成でヒストグラムデータ
を算出可能にしたので、小形で簡単な構成によりコスト
ダウンを実現するとともに画像データの高速処理を可能
にした自動車用移動体認識装置が得られる効果がある。
【0068】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、障害物候補検出手段は、ヒストグラムデ
ータが所定値以上の場合に、ヒストグラムデータの垂直
位置に障害物候補が存在することを判定するようにした
ので、先行車両等の障害物候補位置を確実に抽出するこ
とのできる自動車用移動体認識装置が得られる効果があ
る。
【0069】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1または請求項2において、移動体認識手段は、所定
時間前から今回までの障害物候補の垂直位置の移動量が
所定値以上の場合に障害物候補が移動体であることを認
識するようにしたので、移動体を確実に認識することの
できる自動車用移動体認識装置が得られる効果がある。
【0070】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1において、障害物候補検出手段は、複数のヒストグ
ラムデータに基づいて障害物候補の垂直位置を検出し、
移動体認識手段は、複数のヒストグラムデータの所定時
間前から今回までの自己相関に基づいて移動量を求める
ようにしたので、移動体をさらに確実に認識することの
できる自動車用移動体認識装置が得られる効果がある。
【0071】また、この発明の請求項5によれば、請求
項1から請求項4までのいずれかにおいて、移動体認識
手段は、所定時間前から今回までの障害物候補の垂直位
置の移動方向に基づいて移動体が接近中であることを認
識するようにしたので、自車両に対して危険度の高い接
近中の移動体を確実に認識することのできる自動車用移
動体認識装置が得られる効果がある。
【0072】また、この発明の請求項6によれば、請求
項2において、障害物候補検出手段は、所定値以上のヒ
ストグラムデータが所定回数だけ継続して検出された場
合にヒストグラムデータの垂直位置に障害物候補が存在
することを判定するようにしたので、先行車両等の障害
物候補位置を誤検出することなくさらに確実に抽出する
ことのできる自動車用移動体認識装置が得られる効果が
ある。
【0073】また、この発明の請求項7によれば、請求
項3において、移動体認識手段は、所定値以上の移動量
が所定回数だけ継続して検出された場合に障害物候補が
移動体であることを認識するようにしたので、移動体を
誤認識することなくさらに確実に認識することのできる
自動車用移動体認識装置が得られる効果がある。
【0074】また、この発明の請求項8によれば、請求
項5において、移動体認識手段は、所定時間前から今回
までの障害物候補の垂直位置の接近中を示す移動方向が
所定回数だけ継続して検出された場合に障害物候補が接
近中であることを認識するようにしたので、自車両に対
して危険度の高い接近中の移動体を誤認識することなく
さらに確実に認識することのできる自動車用移動体認識
装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1(請求項1〜請求項3に
対応)の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施例1による移動体認識アルゴ
リズムを示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施例1による表示画像例および
そのヒストグラムデータを示す説明図である。
【図4】 図3の画像から所定時間経過後の表示画像例
およびそのヒストグラムデータを示す説明図である。
【図5】 この発明の実施例2(請求項4に対応)にお
ける複数のヒストグラムデータを示す説明図である。
【図6】 一般的な従来の自動車用移動体認識装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図7】 高速化を目的とした従来の自動車用移動体認
識装置の概略構成を示すブロック図である。
【図8】 従来の自動車用移動体認識装置による前回お
よび今回の表示画像例を示す説明図である。
【図9】 従来の自動車用移動体認識装置におけるオプ
ティカルフロー演算の対象となる前回および今回の画像
内の小領域を示す説明図である。
【図10】 従来の自動車用移動体認識装置におけるオ
プティカルフロー演算後に移動が認識された今回の画像
内の小領域を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カメラ、5A CPU、7 CRT、13 水平エ
ッジ検出部、14 水平エッジ加算手段、c ヒストグ
ラムデータの閾値、Ea ヒストグラムデータ、Eh
水平エッジ、G 画像信号、HD1 前回の複数のヒス
トグラムデータ、HD2 今回の複数のヒストグラムデ
ータ、q、q1、q2 垂直位置、q(tn) 今回の
障害物候補位置、q(tn-1) 前回の障害物候補位
置、S1 障害物候補を検出するステップ、S2 障害
物候補が移動体であることを認識するステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 7/20 G08G 1/16 C H04N 7/18 J

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両周辺の環境を撮影するカメラと、 前記カメラから得られる画像信号に基づいて水平エッジ
    を検出する水平エッジ検出手段と、 前記水平エッジの画素データを水平方向に加算して、画
    像内の垂直位置に対するヒストグラムデータを求める水
    平エッジ加算手段と、 前記ヒストグラムデータに基づいて障害物候補の垂直位
    置を検出する障害物候補検出手段と、 所定時間前から今回までの前記障害物候補の垂直位置に
    基づいて前記障害物候補が移動体であることを認識する
    移動体認識手段とを備えた自動車用移動体認識装置。
  2. 【請求項2】 前記障害物候補検出手段は、前記ヒスト
    グラムデータが所定値以上の場合に、前記ヒストグラム
    データの垂直位置に前記障害物候補が存在することを判
    定することを特徴とする請求項1の自動車用移動体認識
    装置。
  3. 【請求項3】 前記移動体認識手段は、所定時間前から
    今回までの前記障害物候補の垂直位置の移動量が所定値
    以上の場合に前記障害物候補が移動体であることを認識
    することを特徴とする請求項1または請求項2の自動車
    用移動体認識装置。
  4. 【請求項4】 前記障害物候補検出手段は、複数のヒス
    トグラムデータに基づいて前記障害物候補の垂直位置を
    検出し、 前記移動体認識手段は、前記複数のヒストグラムデータ
    の所定時間前から今回までの自己相関に基づいて前記移
    動量を求めることを特徴とする請求項1の自動車用移動
    体認識装置。
  5. 【請求項5】 前記移動体認識手段は、所定時間前から
    今回までの前記障害物候補の垂直位置の移動方向に基づ
    いて前記移動体が接近中であることを認識することを特
    徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの自動車
    用移動体認識装置。
  6. 【請求項6】 前記障害物候補検出手段は、前記所定値
    以上のヒストグラムデータが所定回数だけ継続して検出
    された場合に前記ヒストグラムデータの垂直位置に前記
    障害物候補が存在することを判定することを特徴とする
    請求項2の自動車用移動体認識装置。
  7. 【請求項7】 前記移動体認識手段は、前記所定値以上
    の移動量が所定回数だけ継続して検出された場合に前記
    障害物候補が移動体であることを認識することを特徴と
    する請求項3の自動車用移動体認識装置。
  8. 【請求項8】 前記移動体認識手段は、所定時間前から
    今回までの前記障害物候補の垂直位置の接近中を示す移
    動方向が所定回数だけ継続して検出された場合に前記障
    害物候補が接近中であることを認識することを特徴とす
    る請求項5の自動車用移動体認識装置。
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