WO2007010671A1 - 骨折治療用インプラント - Google Patents

骨折治療用インプラント Download PDF

Info

Publication number
WO2007010671A1
WO2007010671A1 PCT/JP2006/310310 JP2006310310W WO2007010671A1 WO 2007010671 A1 WO2007010671 A1 WO 2007010671A1 JP 2006310310 W JP2006310310 W JP 2006310310W WO 2007010671 A1 WO2007010671 A1 WO 2007010671A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
plate body
screw
implant
fracture
peripheral surface
Prior art date
Application number
PCT/JP2006/310310
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Takashi Inoue
Original Assignee
Kabushiki Kaisha M E System
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kabushiki Kaisha M E System filed Critical Kabushiki Kaisha M E System
Publication of WO2007010671A1 publication Critical patent/WO2007010671A1/ja

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/80Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/80Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates
    • A61B17/8052Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates immobilised relative to screws by interlocking form of the heads and plate holes, e.g. conical or threaded
    • A61B17/8057Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates immobilised relative to screws by interlocking form of the heads and plate holes, e.g. conical or threaded the interlocking form comprising a thread
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/80Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates
    • A61B17/8061Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates specially adapted for particular bones
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00831Material properties
    • A61B2017/00902Material properties transparent or translucent

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

 骨に装着したままで外部から骨折線の回復状態を確認することが可能な骨折治療用インプラントを提供する。骨折治療用インプラント11のプレート本体12を、生体親和性の良好な比較的硬質の樹脂により骨折治療部位の形状に適応する形に成形する。このプレート本体12の樹脂は、放射線(エックス線)を透過する性質を有するラジオルーセント素材であり、例えば超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)などが望ましい。このプレート本体12には、複数のスクリュー螺入穴13を穿設する。これらのスクリュー螺入穴13は、タッピングスクリューによりセルフタッピングする穴であり、スクリュー谷径より小径の穴である。これらのタッピングスクリューは、生体親和性の良好なチタン合金製またはステンレス鋼製のものを用いる。

Description

明 細 書
骨折治療用インプラント
技術分野
[0001] 本発明は、ラジオルーセントの骨折治療用インプラントに関する。
背景技術
[0002] 骨折を治療する場合、患部を切開して骨折治療用インプラントを骨に装着して骨を 内固定する方法がある。このような骨折治療用インプラントとしては、生体親和性の良 好なチタン合金、ステンレス鋼などの金属プレートを、骨折線を跨いで骨表面に当接 し、骨折線より一側に位置する金属プレートのスクリュー挿入穴と、他側に位置する 金属プレートのスクリュー挿入穴とに、スクリューをそれぞれ挿入して骨に固定するこ とで、金属プレートを介して骨折線の一側部と他側部とを固定するようにしている(例 えば、特許文献 1、 2参照)。
特許文献 1:特開 2003— 210478号公報 (第 4頁、図 1)
特許文献 2:特開 2004— 223042号公報 (第 2— 3頁、図 2)
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0003] 骨折線が完全に骨癒合した時期を見計らって、この種の骨折治療用インプラントを 取外しているが、骨折線が完全に骨癒合したか否かを早期に確認することは容易で なぐ放射線により外部力ゝら骨癒合を確認する場合は、放射線を透過させない金属 プレートが骨折線の回復状態を確認する上で障害となる。
[0004] 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、骨に装着したままで外部力 骨折 線の回復状態を確認することが可能な骨折治療用インプラントを提供することを目的 とする。
課題を解決するための手段
[0005] 請求項 1記載の発明は、ラジオルーセント素材により成形されたプレート本体を具 備した骨折治療用インプラントである。
[0006] 請求項 2記載の発明は、請求項 1記載の骨折治療用インプラントにおいて、プレー ト本体には複数のスクリュー螺入穴が穿設され、スクリュー螺入穴は、タッピングスクリ ユーによりセルフタッピングされるスクリュー外径より小径の穴としたものである。
[0007] 請求項 3記載の発明は、請求項 1または 2記載の骨折治療用インプラントにおいて 、プレート本体に同一素材によりリブ状に設けられた補強部を具備したものである。
[0008] 請求項 4記載の発明は、請求項 1または 2記載の骨折治療用インプラントにおける プレート本体が、カーボン製補強材と、このカーボン製補強材をコーティングする榭 脂とを具備したものである。
[0009] 請求項 5記載の発明は、請求項 1または 2記載の骨折治療用インプラントにおいて 、プレート本体に設けられた金属製補強材を具備したものである。
[0010] 請求項 6記載の発明は、請求項 5記載の骨折治療用インプラントにおける金属製補 強材を、プレート本体内に埋設された芯材としたものである。
[0011] 請求項 7記載の発明は、請求項 5記載の骨折治療用インプラントにおける金属製補 強材を、プレート本体の周面部に嵌着された枠材としたものである。
[0012] 請求項 8記載の発明は、請求項 7記載の骨折治療用インプラントにおける金属製補 強材を、プレート本体の周面に形成された凹溝に嵌着された枠材としたものである。
[0013] 請求項 9記載の発明は、請求項 7記載の骨折治療用インプラントにおける金属製補 強材を、プレート本体の周面に挿入される凸部を備えた枠材としたものである。
[0014] 請求項 10記載の発明は、請求項 7記載の骨折治療用インプラントにおける金属製 補強材を、プレート本体の周面部に一側面力 他側面にわたって嵌着された枠材と したものである。
発明の効果
[0015] 請求項 1記載の発明によれば、骨折治療用インプラントを骨に装着したままで、ラジ オル一セント素材のプレート本体を透過した放射線により、外部から骨折部位の回復 状態を確認することができる。
[0016] 請求項 2記載の発明によれば、タッピングスクリューによりそのスクリュー外径より小 径のスクリュー螺入穴にねじ穴を加工形成しながら、このタッピングスクリューによりプ レート本体を骨に固定するので、スクリュー螺入穴にねじ穴加工をする手間が省け、 タッピングスクリューとプレート本体の十分な結合力が期待でき、さらに、タッピングス クリューを必要に応じた任意の方向へねじ込むことができる。
[0017] 請求項 3記載の発明によれば、リブ状に設けられた補強部によりプレート本体の強 度を向上できるとともにラジオルーセントを確保できる。
[0018] 請求項 4記載の発明によれば、カーボン製補強材によりプレート本体の強度を向上 できるとともにラジオルーセントを確保でき、かつカーボン製補強材をコーティングし た榭脂によりカーボンを榭脂内に封じ込むことができる。
[0019] 請求項 5記載の発明によれば、金属製補強材によりプレート本体の十分な強度を 確保できる。
[0020] 請求項 6記載の発明によれば、プレート本体内に埋設された芯材により、プレート 本体の強度を向上できるとともに、芯材以外のプレート本体によりラジオルーセントを 確保できる。
[0021] 請求項 7記載の発明によれば、プレート本体の周面部に嵌着された枠材によりプレ ート本体の強度を向上できるとともに、枠材内のプレート本体によりラジオルーセント を確保できる。
[0022] 請求項 8記載の発明によれば、プレート本体の周面に形成された凹溝に枠材を嵌 着することで、枠材の全幅をプレート本体の厚み以下に抑えつつ、枠材をプレート本 体の周面部に確実に嵌着できる。
[0023] 請求項 9記載の発明によれば、プレート本体の周面に挿入される凸部により、枠材 をプレート本体の周面部に確実に固定できる。
[0024] 請求項 10記載の発明によれば、プレート本体の周面部に一側面力 他側面にわ たって嵌着された枠材は、曲げ力および捩り力に対抗する強度があり、プレート本体 に作用する曲げカおよび捩り力に抗する十分な強度を確保できる。
図面の簡単な説明
[0025] [図 1]本発明に係る骨折治療用インプラントの第 1実施の形態を示す平面図である。
[図 2]図 1の II II線断面図である。
[図 3]同上第 1実施の形態のねじ固定例を示す断面図である。
[図 4]本発明に係る骨折治療用インプラントの第 2実施の形態を示す平面図である。
[図 5]図 4の V— V線断面図である。 圆 6]本発明に係る骨折治療用インプラントの第 3実施の形態を示す平断面図である
[図 7]図 6の VII— VII線断面図である。
圆 8]同上第 3実施の形態のねじ固定例を示す断面図である。
圆 9]本発明に係る骨折治療用インプラントの第 4実施の形態を示す一部破断の平 面図である。
圆 10]本発明に係る骨折治療用インプラントの第 5実施の形態を示す一部破断の平 面図である。
[図 11]図 10の XI— XI線断面図である。
圆 12]同上第 5実施の形態の第 1変形例を示す断面図である。
圆 13]同上第 5実施の形態の第 2変形例を示す断面図である。
圆 14]本発明に係る骨折治療用インプラントの第 6実施の形態を示す一部破断の平 面図である。
[図 15]図 14の XV— XV線断面図である。
[図 16]図 15の XVI— XVI線断面図である。
圆 17]本発明に係る骨折治療用インプラントの第 7実施の形態を示す一部破断の平 面図である。
[図 18]図 17の XVIII— XVIII線断面図である。
圆 19]本発明に係る骨折治療用インプラントの第 8実施の形態を示す一部破断の平 面図である。
[図 20]図 19の XX— XX線断面図である。
圆 21]本発明に係る骨折治療用インプラントの第 9実施の形態を示す一部破断の平 面図である。
[図 22]図 21の XXII— XXII線断面図である。
圆 23]同上第 9実施の形態の変形例を示す断面図である。
圆 24]本発明に係る骨折治療用インプラントの第 10実施の形態を示す一部破断の 平面図である。
[図 25]図 24の XXV— XXV線断面図である。 [図 26]同上第 10実施の形態の変形例を示す断面図である。
符号の説明
[0026] 12 プレート本体
13 スクリュー螺入穴
14 タッピングスクリュー
22 補強部
32 カーボン製補強材
34 榭脂
42 金属製補強材またはカーボン製補強材としての芯材
52 金属製補強材としての芯材
53 金属製補強材としての枠材
54 凹溝
62 金属製補強材としての枠材
64 凹溝
72 金属製補強材としての枠材
74 凸部
75 凹溝
82 金属製補強材としての枠材
84 凸部
92 金属製補強材としての枠材
102 金属製補強材としての枠材
発明を実施するための最良の形態
[0027] 以下、本発明を、図 1乃至図 3に示された第 1実施の形態、図 4および図 5に示され た第 2実施の形態、図 6乃至図 8に示された第 3実施の形態、図 9に示された第 4実 施の形態、図 10および図 11に示された第 5実施の形態、図 12および図 13に示され た第 5実施の形態の変形例、図 14乃至図 16に示された第 6実施の形態、図 17およ び図 18に示された第 7実施の形態、図 19および図 20に示された第 8実施の形態、 図 21および図 22に示された第 9実施の形態、図 23に示された第 9実施の形態の変 形例、図 24および図 25に示された第 10実施の形態、図 26に示された第 10実施の 形態の変形例を参照しながら詳細に説明する。
[0028] 先ず、図 1乃至図 3に示された第 1実施の形態を説明する。
[0029] 図 1および図 2に示された骨折治療用インプラント 11は、プレート本体 12が、生体親 和性の良好な比較的硬質の榭脂により骨折治療部位の形状に適応する形に成形さ れている。このプレート本体 12の榭脂は、放射線 (エックス線)を透過する性質を有す るラジオルーセント素材であり、例えば超高分子量ポリエチレン (UHMWPE)などが 望ましい。
[0030] また、このプレート本体 12には、複数のスクリュー螺入穴 13が穿設されている。これ らのスクリュー螺入穴 13は、図 3に示されるようなタッピングスクリュー 14によりセルフタ ッビングされる穴であり、タッピングスクリュー 14のスクリュー外径より小径、望ましくは スクリュー谷径より小径の穴である。これらのタッピングスクリュー 14は、生体親和性の 良好なチタン合金製またはステンレス鋼製のものを用いる。
[0031] 次に、この第 1実施の形態が奏する作用効果を説明する。
[0032] 図 3に示されるように、プレート本体 12を、骨 15の骨折線 16を跨いで骨表面に当接 し、骨折線 16より一側に位置するプレート本体 12のスクリュー螺入穴 13と、他側に位 置するプレート本体 12のスクリュー螺入穴 13とに、タッピングスクリュー 14をそれぞれ 螺入して骨 15に固定することで、プレート本体 12を介して骨折線 16の一側部と他側 部とを固定する。
[0033] タッピングスクリュー 14は、より軟質の榭脂で成形されたプレート本体 12のスクリュー 谷径より小径のスクリュー螺入穴 13にねじ穴をカ卩ェ形成しながら、プレート本体 12を 骨に固定する。これにより、スクリュー螺入穴 13に予めねじ穴加工が施されている場 合と比較して、ねじ穴加工をする手間が省け、タッピングスクリュー 14とプレート本体 1 2の十分な結合力が期待でき、さらに、タッピングスクリュー 14を必要に応じた任意の 方向へねじ込むことができる。
[0034] この骨折治療用インプラント 11は、骨に装着したままで、ラジオルーセント素材のプ レート本体 12を透過した放射線により、外部から骨折部位の骨癒合などの回復状態 を確認することができる。 [0035] なお、図 1乃至図 3に示された実施の形態では、所定位置に複数のスクリュー螺入 穴 13が穿設されて 、るが、スクリュー螺入穴 13が設けられて ヽな 、ラジオルーセント 素材で成形されたプレート本体 12の任意箇所に対してタッピングスクリュー 14を直接 ねじ込むようにしても良い。
[0036] 次に、図 4および図 5に示された第 2実施の形態を説明する。
[0037] 図 4および図 5に示された骨折治療用インプラント 21は、放射線 (エックス線)を透過 する性質を有するラジオルーセント素材としての超高分子量ポリエチレン (UHMWP E)などの榭脂により成形されたプレート本体 12に、複数のスクリュー螺入穴 13が穿設 され、また、これらのスクリュー螺入穴 13は、チタン合金製またはステンレス鋼製のタツ ビングスクリュー(図示せず)によりセルフタッピングされるスクリュー外径より小径、望 ましくはスクリュー谷径より小径の穴である点は、図 1および図 2に示されたものと同様 である力 プレート本体 12に同一素材によりリブ状に補強部 22が設けられている点で 異なる。
[0038] すなわち、プレート本体 12の周縁部に沿って上記榭脂によりリブ状の補強部 22aが 一体成形され、さらに、スクリュー螺入穴 13が設けられていない中間部にもリブ状の 補強部 22bがー体成形されて 、る。
[0039] そして、リブ状の補強部 22が設けられて 、な 、薄肉に榭脂成形されたプレート本体 12のスクリュー谷径より小径のスクリュー螺入穴 13に、タッピングスクリューにより、ねじ 穴をカ卩ェ形成しながら、このタッピングスクリューによりプレート本体 12を骨に固定す るので、スクリュー螺入穴 13にねじ穴加工をする手間が省け、タッピングスクリューとプ レート本体 12の十分な結合力が期待でき、さらに、タッピングスクリューを必要に応じ た任意の方向へねじ込むことができる。
[0040] また、この実施の形態によれば、リブ状に設けられた補強部 22によりプレート本体 12 の曲げ強度および捩り強度を向上できるとともにラジオルーセントを確保でき、骨折 治療用インプラント 21を骨に装着したままで、ラジオルーセント素材のプレート本体 12 および補強部 22を透過した放射線により、外部力 骨折部位の回復状態を確認する ことができる。
[0041] 次に、図 6乃至図 8に示された第 3実施の形態を説明する。 [0042] 図 6および図 7に示された骨折治療用インプラント 31は、放射線 (エックス線)を透過 する性質を有するラジオルーセント素材としてのカーボン製補強材 32を中心に構成さ れており、このカーボン製補強材 32において、スクリュー螺入穴 13が形成される領域 33は中空状に設けられ、このカーボン製補強材 32の外周面部、表面部、裏面部、ス クリュー螺入穴 13が形成される領域 33に、ラジオルーセント素材としての超高分子量 ポリエチレン (UHMWPE)などの榭脂 34を多重成型によりコーティングまたは充填す ることにより、プレート本体 12が成形されている。
[0043] また、プレート本体 12の榭脂成形された上記領域 33には、複数のスクリュー螺入穴 13がそれぞれ穿設されている。これらのスクリュー螺入穴 13は、図 8に示されるように チタン合金製またはステンレス鋼製のタッピングスクリュー 14によりセルフタッピングさ れるスクリュー外径より小径、望ましくはスクリュー谷径より小径の穴である。
[0044] そして、図 8に示されるようにタッピングスクリュー 14により、より軟質の榭脂で成形さ れたプレート本体 12のスクリュー谷径より小径のスクリュー螺入穴 13にねじ穴をカロェ 形成しながら、このタッピングスクリュー 14によりプレート本体 12を骨に固定するので、 スクリュー螺入穴 13にねじ穴加工をする手間が省け、タッピングスクリュー 14とプレー ト本体 12の十分な結合力が期待でき、さらに、タッピングスクリュー 14を必要に応じた 任意の方向へねじ込むことができる。このとき、タッピングスクリュー 14は、カーボン製 補強材 32と接触しない。
[0045] また、この実施の形態によれば、カーボン製補強材 32によりプレート本体 12の曲げ 強度および捩り強度を向上できるとともにラジオルーセントを確保でき、骨折治療用ィ ンプラント 31を骨に装着したままで、ラジオルーセント素材のプレート本体 12を透過し た放射線により、外部力 骨癒合などの骨折部位の回復状態を確認することができる 。また、カーボン製補強材 32をコーティングした榭脂 34によりカーボンを榭脂 34内に 封じ込むことができ、この状態は、タッピングスクリュー 14のねじ込み後も保たれる。
[0046] 次に、図 9に示された第 4実施の形態を説明する。
[0047] 図 9に示された骨折治療用インプラント 41は、放射線 (エックス線)を透過する性質 を有するラジオルーセント素材としての超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)などの 榭脂により成形されたプレート本体 12内に、チタン合金などの金属製補強材または力 一ボン製補強材としての複数の芯材 42が埋設され、榭脂内に封じ込められている。 また、プレート本体 12には、これらの芯材 42を避けるようにして複数のスクリュー螺入 穴 13が、タッピングスクリュー(図示せず)のスクリュー外径より小径、望ましくはスクリュ 一谷径より小径に穿設されて 、る。
[0048] そして、タッピングスクリューにより、より軟質に榭脂成形されたプレート本体 12の小 径のスクリュー螺入穴 13にねじ穴を加工形成しながら、このタッピングスクリューにより プレート本体 12を骨に固定するので、スクリュー螺入穴 13にねじ穴加工をする手間が 省け、タッピングスクリューとプレート本体 12の十分な結合力が期待でき、さらに、タツ ビングスクリューを必要に応じた任意の方向へねじ込むことができる。
[0049] また、この実施の形態によれば、プレート本体 12内に埋設された複数の芯材 42によ り、プレート本体 12の曲げ強度および捩り強度を向上できるとともに、プレート本体 12 によりラジオルーセントを確保でき、この骨折治療用インプラント 41を骨に装着したま まで、ラジオルーセント素材のプレート本体 12を透過した放射線により、外部から骨 折部位の回復状態を確認することができる。
[0050] 次に、図 10および図 11に示された第 5実施の形態を説明する。
[0051] この図 10に示された骨折治療用インプラント 51は、放射線 (エックス線)を透過する 性質を有するラジオルーセント素材としての超高分子量ポリエチレン (UHMWPE) などの榭脂により成形されたプレート本体 12に、チタン合金またはステンレス鋼により 形成された金属製補強材としての芯材 52および枠材 53が設けられ、また、プレート本 体 12には、タッピングスクリュー(図示せず)によりセルフタッピングされるスクリュー外 径より小径、望ましくはスクリュー谷径より小径の複数のスクリュー螺入穴 13が穿設さ れている。
[0052] 芯材 52は、プレート本体 12内の長手方向に埋設され、枠材 53は、図 11に示される ように丸形断面のもの力 プレート本体 12の頭部の周面に形成された凹溝 54に嵌着 され、これらの芯材 52と枠材 53は一体化されている。
[0053] そして、タッピングスクリューにより、より軟質の榭脂成形されたプレート本体 12の小 径のスクリュー螺入穴 13にねじ穴を加工形成しながら、このタッピングスクリューにより プレート本体 12を骨に固定するので、スクリュー螺入穴 13にねじ穴加工をする手間が 省け、タッピングスクリューとプレート本体 12の十分な結合力が期待でき、さらに、タツ ビングスクリューを必要に応じた任意の方向へねじ込むことができる。
[0054] また、この実施の形態によれば、プレート本体 12内に埋設された芯材 52と、プレート 本体 12の周面部に嵌着された枠材 53により、プレート本体 12の曲げ強度および捩り 強度を向上できるとともに、芯材 52以外のプレート本体 12および枠材 53内のプレート 本体 12によりラジオルーセントを確保でき、骨折治療用インプラント 51を骨に装着した ままで、ラジオルーセント素材のプレート本体 12を透過した放射線により、外部から骨 折部位の回復状態を確認することができる。
[0055] さらに、プレート本体 12の周面に形成された凹溝 54に枠材 53を嵌着することで、枠 材 53の全幅をプレート本体 12の厚み以下に抑えつつ、枠材 53をプレート本体 12の周 面部に確実に嵌着できる。
[0056] 図 12は、上記第 5実施の形態の第 1変形例を示し、プレート本体 12の周面部に、側 面部 12aより段部 12bを介して内側に半円状凸部 12cが突出形成され、この半円状凸 部 12cに円弧状断面の枠材 53が嵌着されている。このプレート本体 12の周面部に嵌 着された円弧状断面の枠材 53によりプレート本体 12の曲げ強度および捩り強度を向 上できるととも〖こ、プレート本体 12と枠材 53の表面は面一に形成されて段差がないの で、装着感を向上できる。
[0057] 図 13は、上記第 5実施の形態の第 2変形例を示し、プレート本体 12の周面部にコ 字形断面の枠材 53が嵌着されている。この枠材 53は、枠材本体部 55の両側に直角 に一体成形された一側板部 56と他側板部 57とが、プレート本体 12の一側面と他側面 とに密着するように嵌着されている。このプレート本体 12の周面部に嵌着されたコ字 形断面の枠材 53によりプレート本体 12の曲げ強度および捩り強度を向上できる。
[0058] 次に、図 14乃至図 16に示された第 6実施の形態を説明する。
[0059] 図 14に示された骨折治療用インプラント 61は、放射線 (エックス線)を透過する性質 を有するラジオルーセント素材としての超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)などの 榭脂により成形されたプレート本体 12の周面部に、全周にわたって金属製補強材と しての枠材 62が嵌着され、また、プレート本体 12には、タッピングスクリュー(図示せず )によりセルフタッピングされるスクリュー外径より小径、望ましくはスクリュー谷径より小 径の複数のスクリュー螺入穴 13が穿設されて 、る。
[0060] 枠材 62は、チタン合金(6— 4チタンなど)またはステンレス鋼(SUS316Lなど)により 形成された円形断面線材の両端が、図 15に示されるように平坦に潰されて重合され 、ねじ 63で連結されたものである。この枠材 62は、図 16に示されるようにプレート本体 12の周面に形成された U形断面の凹溝 64に嵌着されている。
[0061] そして、タッピングスクリューにより、より軟質の榭脂で成形されたプレート本体 12の スクリュー谷径より小径のスクリュー螺入穴 13にねじ穴をカ卩ェ形成しながら、このタツ ビングスクリューによりプレート本体 12を骨に固定するので、スクリュー螺入穴 13にね じ穴加工をする手間が省け、タッピングスクリューとプレート本体 12の十分な結合力が 期待でき、さらに、タッピングスクリューを必要に応じた任意の方向へねじ込むことが できる。
[0062] また、この実施の形態によれば、プレート本体 12の周面部に嵌着された枠材 62によ りプレート本体 12の曲げ強度および捩り強度を向上できるとともに、枠材 62内のプレ ート本体 12によりラジオルーセントを確保でき、骨折治療用インプラント 61を骨に装着 したままで、ラジオルーセント素材のプレート本体 12を透過した放射線により、外部か ら骨折部位の回復状態を確認することができる。
[0063] さらに、プレート本体 12の周面に形成された凹溝 64に枠材 62を嵌着することで、枠 材 62の全幅をプレート本体 12の厚み以下に抑えつつ、枠材 62をプレート本体 12の周 面部に確実に嵌着できる。
[0064] 次に、図 17および図 18に示された第 7実施の形態を説明する。
[0065] 図 17に示された骨折治療用インプラント 71は、放射線 (エックス線)を透過する性質 を有するラジオルーセント素材としての超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)などの 榭脂により成形されたプレート本体 12の周面部に金属製補強材としての枠材 72が嵌 着され、また、プレート本体 12には、タッピングスクリュー(図示せず)によりセルフタツ ビングされるスクリュー外径より小径、望ましくはスクリュー谷径より小径の複数のスクリ ユー螺入穴 13が穿設されている。
[0066] 枠材 72は、図 18に示されるようにチタン合金(6— 4チタンなど)またはステンレス鋼
(SUS316Lなど)により形成された帯材 73の内側に沿って凸部 74を備え、この凸部 74 力 プレート本体 12の周面に形成された凹溝 75に挿入され嵌着されている。帯材 73 の一端および他端は、図 17に示されるように重合され、ねじ 76で連結されている。
[0067] そして、タッピングスクリューにより、より軟質の榭脂成形されたプレート本体 12の小 径のスクリュー螺入穴 13にねじ穴を加工形成しながら、このタッピングスクリューにより プレート本体 12を骨に固定するので、スクリュー螺入穴 13にねじ穴加工をする手間が 省け、タッピングスクリューとプレート本体 12の十分な結合力が期待でき、さらに、タツ ビングスクリューを必要に応じた任意の方向へねじ込むことができる。
[0068] また、この実施の形態によれば、プレート本体 12の周面部に嵌着された枠材 72によ りプレート本体 12の曲げ強度および捩り強度を向上できるとともに、枠材 72内のプレ ート本体 12によりラジオルーセントを確保でき、骨折治療用インプラント 71を骨に装着 したままで、ラジオルーセント素材のプレート本体 12を透過した放射線により、外部か ら骨折部位の回復状態を確認することができる。
[0069] さらに、プレート本体 12の周面に形成された凹溝 75に枠材 72を嵌着することで、枠 材 72の全幅をプレート本体 12の厚み以下に抑えつつ、枠材 72をプレート本体 12の周 面部に確実に嵌着できるとともに、プレート本体 12の周面に挿入される凸部 74により 、枠材 72をプレート本体 12の周面部に確実に固定できる。
[0070] 次に、図 19および図 20に示された第 8実施の形態を説明する。
[0071] 図 19に示された骨折治療用インプラント 81は、放射線 (エックス線)を透過する性質 を有するラジオルーセント素材としての超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)などの 榭脂により成形されたプレート本体 12の周面部に、金属製補強材としての枠材 82が 嵌着され、また、プレート本体 12には、タッピングスクリュー(図示せず)によりセルフタ ッビングされるスクリュー外径より小径、望ましくはスクリュー谷径より小径の複数のス クリュー螺入穴 13が穿設されている。
[0072] 枠材 82は、図 20に示されるようにチタン合金(6— 4チタンなど)またはステンレス鋼
(SUS316Lなど)により形成された帯材 83の内側に複数の凸部 84を一体に備え、これ らの凸部 84が、プレート本体 12の周面に挿入されている。帯材 83の両端は、図 19に 示されるように重合され、ねじ 85で連結されている。
[0073] そして、タッピングスクリューにより、より軟質の榭脂成形されたプレート本体 12の小 径のスクリュー螺入穴 13にねじ穴を加工形成しながら、このタッピングスクリューにより プレート本体 12を骨に固定するので、スクリュー螺入穴 13にねじ穴加工をする手間が 省け、タッピングスクリューとプレート本体 12の十分な結合力が期待でき、さらに、タツ ビングスクリューを必要に応じた任意の方向へねじ込むことができる。
[0074] また、この実施の形態によれば、プレート本体 12の周面部に嵌着された枠材 82によ りプレート本体 12の曲げ強度および捩り強度を向上できるとともに、枠材 82内のプレ ート本体 12によりラジオルーセントを確保でき、骨折治療用インプラント 81を骨に装着 したままで、ラジオルーセント素材のプレート本体 12を透過した放射線により、外部か ら骨折部位の回復状態を確認することができる。
[0075] さらに、プレート本体 12の周面に挿入される凸部 84により、枠材 82をプレート本体 12 の周面部に確実に固定できる。
[0076] 次に、図 21および図 22に示された第 9実施の形態を説明する。
[0077] 図 21に示された骨折治療用インプラント 91は、放射線 (エックス線)を透過する性質 を有するラジオルーセント素材としての超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)などの 榭脂により成形されたプレート本体 12の周面部に、金属製補強材としての枠材 92が 嵌着され、また、プレート本体 12には、タッピングスクリュー(図示せず)によりセルフタ ッビングされるスクリュー外径より小径、望ましくはスクリュー谷径より小径の複数のス クリュー螺入穴 13が穿設されている。
[0078] 枠材 92は、チタン合金(6— 4チタンなど)またはステンレス鋼(SUS316Lなど)により 、図 22に示されるようにコ字形断面に成形され、枠材本体部 93の両側に直角に一体 成形された一側板部 94と他側板部 95とが、プレート本体 12の周面部に一側面力 他 側面にわたって嵌着されている。
[0079] そして、タッピングスクリューにより、より軟質の榭脂成形されたプレート本体 12の小 径のスクリュー螺入穴 13にねじ穴を加工形成しながら、このタッピングスクリューにより プレート本体 12を骨に固定するので、スクリュー螺入穴 13にねじ穴加工をする手間が 省け、タッピングスクリューとプレート本体 12の十分な結合力が期待でき、さらに、タツ ビングスクリューを必要に応じた任意の方向へねじ込むことができる。
[0080] また、この実施の形態によれば、プレート本体 12の周面部に嵌着された枠材 92によ りプレート本体 12の曲げ強度および捩り強度を向上できるとともに、枠材 92内のプレ ート本体 12によりラジオルーセントを確保でき、この骨折治療用インプラント 91を骨に 装着したままで、ラジオルーセント素材のプレート本体 12を透過した放射線により、外 部から骨折部位の回復状態を確認することができる。
[0081] さらに、枠材 92は、枠材本体部 93に対し一側板部 94と他側板部 95とを直角に形成 して、プレート本体 12の周面部に一側面力 他側面にわたって嵌着した構造により、 曲げ力および捩れ力に対抗する強度があり、プレート本体 12に作用する曲げ力およ び捩れ力に抗する十分な曲げ強度および捩り強度を確保できる。
[0082] 図 23は、上記第 9実施の形態の変形例を示し、プレート本体 12の周面部に、側面 部 12aより段部 12bを介して内側に凸部 12cが突出形成され、この凸部 12cに凹形断面 の枠材 92が嵌着されている。このプレート本体 12の周面部に嵌着された凹形断面の 枠材 92は、プレート本体 12の曲げ強度および捩り強度を向上できるとともに、プレート 本体 12と枠材 92の表面は面一に形成されて段差がないので、装着感を向上できる。
[0083] 次に、図 24および図 25に示された第 10実施の形態を説明する。
[0084] 図 24に示された骨折治療用インプラント 101は、放射線 (エックス線)を透過する性 質を有するラジオルーセント素材としての超高分子量ポリエチレン (UHMWPE)など の榭脂により成形されたプレート本体 12の周面部に、金属製補強材としての枠材 102 が嵌着され、また、プレート本体 12には、タッピングスクリュー(図示せず)によりセルフ タッピングされるスクリュー外径より小径、望ましくはスクリュー谷径より小径の複数の スクリュー螺入穴 13が穿設されている。
[0085] 枠材 102は、チタン合金(6— 4チタンなど)またはステンレス鋼(SUS316Lなど)により 、図 25に示されるように U字形断面に成形され、弧状本体部 103の両側に一体成形 された一側板部 104と他側板部 105とが、プレート本体 12の周面部に一側面力も他側 面にわたって嵌着されて 、る。
[0086] そして、タッピングスクリューにより、より軟質の榭脂成形されたプレート本体 12の小 径のスクリュー螺入穴 13にねじ穴を加工形成しながら、このタッピングスクリューにより プレート本体 12を骨に固定するので、スクリュー螺入穴 13にねじ穴加工をする手間が 省け、タッピングスクリューとプレート本体 12の十分な結合力が期待でき、さらに、タツ ビングスクリューを必要に応じた任意の方向へねじ込むことができる。
[0087] また、この実施の形態によれば、プレート本体 12の周面部に嵌着された枠材 102に よりプレート本体 12の曲げ強度および捩り強度を向上できるとともに、枠材 102内のプ レート本体 12によりラジオルーセントを確保でき、骨折治療用インプラントを骨に装着 したままで、ラジオルーセント素材のプレート本体 12を透過した放射線により、外部か ら骨折部位の回復状態を確認することができる。
[0088] さらに、枠材 102は、弧状本体部 103に対し一側板部 104と他側板部 105とを U形に 形成して、プレート本体 12の周面部に一側面力 他側面にわたって嵌着した構造に より、曲げ力および捩れ力に対抗する強度があり、プレート本体 12に作用する曲げ力 および捩れ力に抗する十分な曲げ強度および捩り強度を確保できる。
[0089] 図 26は、上記第 10実施の形態の変形例を示し、プレート本体 12の周面部に、側面 部 12aより段部 12bを介して内側に凸部 12cが突出形成され、この凸部 12cにほぼ U形 断面の枠材 102の凹溝部 106が嵌着されている。このプレート本体 12の凸部 12cに密 着嵌合された枠材 102は、プレート本体 12の曲げ強度および捩り強度を向上できると ともに、プレート本体 12と枠材 102の表面は面一に形成されて段差がないので、装着 感を向上できる。
[0090] なお、図 14乃至図 16に示された第 6実施の形態、図 17および図 18に示された第 7実施の形態、図 19および図 20に示された第 8実施の形態、図 21および図 22に示 された第 9実施の形態、図 24および図 25に示された第 10実施の形態は、枠材 62, 7 2, 82, 92, 102を成形型として、その内部に榭脂によりプレート本体 12を成形するよう にしても良い。この場合は、枠材 62, 72, 82, 92, 102を後から装着する場合より、製造 が容易になる。
産業上の利用可能性
[0091] 本発明は、骨折治療用の医療機器に係る産業において利用できる。

Claims

請求の範囲
[1] ラジオルーセント素材により成形されたプレート本体
を具備したことを特徴とする骨折治療用インプラント。
[2] プレート本体には複数のスクリュー螺入穴が穿設され、
スクリュー螺入穴は、タッピングスクリューによりセルフタッピングされるスクリュー外 径より小径の穴である
ことを特徴とする請求項 1記載の骨折治療用インプラント。
[3] プレート本体に同一素材によりリブ状に設けられた補強部
を具備したことを特徴とする請求項 1または 2記載の骨折治療用インプラント。
[4] プレート本体は、
カーボン製補強材と、
このカーボン製補強材をコーティングする樹脂と
を具備したことを特徴とする請求項 1または 2記載の骨折治療用インプラント。
[5] プレート本体に設けられた金属製補強材
を具備したことを特徴とする請求項 1または 2記載の骨折治療用インプラント。
[6] 金属製補強材は、プレート本体内に埋設された芯材である
ことを特徴とする請求項 5記載の骨折治療用インプラント。
[7] 金属製補強材は、プレート本体の周面部に嵌着された枠材である
ことを特徴とする請求項 5記載の骨折治療用インプラント。
[8] 金属製補強材は、プレート本体の周面に形成された凹溝に嵌着された枠材である ことを特徴とする請求項 7記載の骨折治療用インプラント。
[9] 金属製補強材は、プレート本体の周面に挿入される凸部を備えた枠材である ことを特徴とする請求項 7記載の骨折治療用インプラント。
[10] 金属製補強材は、プレート本体の周面部に一側面力 他側面にわたって嵌着され た枠材である
ことを特徴とする請求項 7記載の骨折治療用インプラント。
PCT/JP2006/310310 2005-07-20 2006-05-24 骨折治療用インプラント WO2007010671A1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005209952A JP2007021001A (ja) 2005-07-20 2005-07-20 骨折治療用インプラント
JP2005-209952 2005-07-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2007010671A1 true WO2007010671A1 (ja) 2007-01-25

Family

ID=37668558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2006/310310 WO2007010671A1 (ja) 2005-07-20 2006-05-24 骨折治療用インプラント

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2007021001A (ja)
WO (1) WO2007010671A1 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2293729A1 (en) * 2008-07-01 2011-03-16 Swemac Innovation Ab Fixation system
WO2011154891A3 (en) * 2010-06-07 2012-03-01 Carbofix Orthopedics Ltd. Composite material bone implant
JP2012505723A (ja) * 2008-10-15 2012-03-08 スミス アンド ネフュー インコーポレーテッド 複合材料創内固定器
US8709055B2 (en) 2009-01-16 2014-04-29 Carbofix Orthopedics Ltd. Composite material bone implant
JP2015524725A (ja) * 2012-08-13 2015-08-27 バイオテック オルト 骨断片を接合するデバイス及び当該デバイスを製造する方法
WO2016006653A1 (ja) * 2014-07-09 2016-01-14 国立大学法人名古屋大学 橈骨遠位端骨折治療用ロッキングプレートシステム
WO2016097636A1 (fr) * 2014-12-19 2016-06-23 Biotech Ortho Plaque de coaptation comportant une âme métallique et un surmoulage en polymère
US9526549B2 (en) 2012-01-16 2016-12-27 Carbofix Orthopedics Ltd. Bone screw with insert
JP6082501B1 (ja) * 2016-02-08 2017-02-15 株式会社コバヤシ精密工業 骨プレート、及び骨プレートシステム
US10154867B2 (en) 2010-06-07 2018-12-18 Carbofix In Orthopedics Llc Multi-layer composite material bone screw
JP2019055232A (ja) * 2018-11-27 2019-04-11 国立大学法人名古屋大学 橈骨遠位端骨折治療用ロッキングプレートシステム
US10617458B2 (en) 2015-12-23 2020-04-14 Carbofix In Orthopedics Llc Multi-layer composite material bone screw

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50141882A (ja) * 1974-04-30 1975-11-14
JP2005507280A (ja) * 2001-10-29 2005-03-17 ジェネラル オーソペディクス インターナショナル アクティエボラーグ 弾性基台を含む骨折の固定のためのシステム
EP1520545A1 (en) * 2003-10-01 2005-04-06 SDGI Holdings, Inc. Spinal device locking mechanism

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50141882A (ja) * 1974-04-30 1975-11-14
JP2005507280A (ja) * 2001-10-29 2005-03-17 ジェネラル オーソペディクス インターナショナル アクティエボラーグ 弾性基台を含む骨折の固定のためのシステム
EP1520545A1 (en) * 2003-10-01 2005-04-06 SDGI Holdings, Inc. Spinal device locking mechanism

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2293729A4 (en) * 2008-07-01 2012-12-12 Swemac Innovation Ab FASTENING SYSTEM
EP2293729A1 (en) * 2008-07-01 2011-03-16 Swemac Innovation Ab Fixation system
US10357292B2 (en) 2008-10-15 2019-07-23 Smith & Nephew, Inc. Composite internal fixators
JP2012505723A (ja) * 2008-10-15 2012-03-08 スミス アンド ネフュー インコーポレーテッド 複合材料創内固定器
US11096726B2 (en) 2008-10-15 2021-08-24 Smith & Nephew, Inc. Composite internal fixators
US9492210B2 (en) 2008-10-15 2016-11-15 Smith & Nephew, Inc. Composite internal fixators
US8709055B2 (en) 2009-01-16 2014-04-29 Carbofix Orthopedics Ltd. Composite material bone implant
US9101417B2 (en) 2009-01-16 2015-08-11 Carbofix Orthopedics Ltd. Composite material bone implant
US10028777B2 (en) 2009-01-16 2018-07-24 Carbofix Orthopedics Ltd. Composite material bone implant
US9101427B2 (en) 2010-06-07 2015-08-11 Carbofix Orthopedics Ltd. Self tapping insert
US10849668B2 (en) 2010-06-07 2020-12-01 Carbofix Orthopedics Ltd. Composite material bone implant
US9974586B2 (en) 2010-06-07 2018-05-22 Carbofix Orthopedics Ltd. Composite material bone implant
US9370388B2 (en) 2010-06-07 2016-06-21 Carbofix Orthopedics Ltd. Composite material bone implant
US10154867B2 (en) 2010-06-07 2018-12-18 Carbofix In Orthopedics Llc Multi-layer composite material bone screw
WO2011154891A3 (en) * 2010-06-07 2012-03-01 Carbofix Orthopedics Ltd. Composite material bone implant
US9526549B2 (en) 2012-01-16 2016-12-27 Carbofix Orthopedics Ltd. Bone screw with insert
US11653959B2 (en) 2012-08-13 2023-05-23 Tornier Device for coaptation of bone fragments and methods for producing such a device
JP2018102944A (ja) * 2012-08-13 2018-07-05 バイオテック オルト 骨断片を接合するデバイス及び当該デバイスを製造する方法
US10149706B2 (en) 2012-08-13 2018-12-11 Biotech Ortho Device for coaptation of bone fragments and methods for producing such a device
JP2015524725A (ja) * 2012-08-13 2015-08-27 バイオテック オルト 骨断片を接合するデバイス及び当該デバイスを製造する方法
US10799274B2 (en) 2012-08-13 2020-10-13 Tornier Device for coaptation of bone fragments and methods for producing such a device
WO2016006653A1 (ja) * 2014-07-09 2016-01-14 国立大学法人名古屋大学 橈骨遠位端骨折治療用ロッキングプレートシステム
JP2016016168A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 国立大学法人名古屋大学 橈骨遠位端骨折治療用ロッキングプレートシステム
US10980582B2 (en) 2014-07-09 2021-04-20 Nipro Corporation Locking plate system for treatment of distal radius fracture
FR3030219A1 (fr) * 2014-12-19 2016-06-24 Biotech Ortho Plaque de coaptation comportant une ame metallique et un surmoulage en polymere
WO2016097636A1 (fr) * 2014-12-19 2016-06-23 Biotech Ortho Plaque de coaptation comportant une âme métallique et un surmoulage en polymère
US10420594B2 (en) 2014-12-19 2019-09-24 Tornier Coaptation plate comprising a metal core and a polymer overmould
US10617458B2 (en) 2015-12-23 2020-04-14 Carbofix In Orthopedics Llc Multi-layer composite material bone screw
WO2017138073A1 (ja) * 2016-02-08 2017-08-17 株式会社コバヤシ精密工業 骨プレート、及び骨プレートシステム
JP6082501B1 (ja) * 2016-02-08 2017-02-15 株式会社コバヤシ精密工業 骨プレート、及び骨プレートシステム
JP2019055232A (ja) * 2018-11-27 2019-04-11 国立大学法人名古屋大学 橈骨遠位端骨折治療用ロッキングプレートシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007021001A (ja) 2007-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2007010671A1 (ja) 骨折治療用インプラント
JP5499244B2 (ja) 金属とポリマーの要素から構成されたインプラント装置
CA1160926A (en) Compatible internal bone fixation plate
US5938664A (en) Orthopaedic bone plate
EP1865865B1 (en) Surgical fixation pin
US7621913B2 (en) Interlocking intramedullary nails with outer screw
WO2007092813A3 (en) Method and apparatus for bone fracture fixation
JP4358726B2 (ja) 自己穿孔式骨用ネジ
US11622801B2 (en) Patient-specific fixation plate with wedge member for knee osteotomies
KR20050109291A (ko) 혈관보존형 대퇴골두 표면치환기구
JPS58103443A (ja) 骨釘
US20130053847A1 (en) Implant Devices Constructed with Metallic and Polymeric Components
AU2015284650B2 (en) Phalangeal head plate
EP1854611A1 (en) Connection between two component parts by means of injection molding, auxiliary attachment for medical purposes
WO2022045043A1 (ja) 橈骨固定プレート
EP1477124B1 (en) Fixation of fractured bones
JP2009226071A (ja) 体内埋設用インプラント及びその製造方法
KR102220663B1 (ko) 가이드와이어의 조향을 위한 마이크로로봇
JP5808005B2 (ja) 鎖骨骨折治療用髄内固定金具
CN111202574A (zh) 一种胫骨近端外侧异形块
JP3041281B1 (ja) 髄内釘
KR20190031618A (ko) 골절치료용 보철구
JPH0938106A (ja) 骨固定器具および骨固定システム
JP2016198125A (ja) 進入治具及び該進入治具を用いる部材の固定方法
TWM551907U (zh) 一種用於脛骨骨折之髓內釘

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 06756516

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1