WO2004072459A1 - 建設機械のエンジン制御装置 - Google Patents

建設機械のエンジン制御装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2004072459A1
WO2004072459A1 PCT/JP2004/000200 JP2004000200W WO2004072459A1 WO 2004072459 A1 WO2004072459 A1 WO 2004072459A1 JP 2004000200 W JP2004000200 W JP 2004000200W WO 2004072459 A1 WO2004072459 A1 WO 2004072459A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
engine control
reference value
time
power
unnecessary
Prior art date
Application number
PCT/JP2004/000200
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Yoshiki Kamon
Koichi Mitsugi
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co., Ltd.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. filed Critical Kobelco Construction Machinery Co., Ltd.
Priority to EP04702081A priority Critical patent/EP1596054A1/en
Priority to US10/544,779 priority patent/US20060212211A1/en
Publication of WO2004072459A1 publication Critical patent/WO2004072459A1/ja

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D17/00Controlling engines by cutting out individual cylinders; Rendering engines inoperative or idling
    • F02D17/04Controlling engines by cutting out individual cylinders; Rendering engines inoperative or idling rendering engines inoperative or idling, e.g. caused by abnormal conditions
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

リモコン弁(4)が操作されず、猶予時間が経過し、かつオペレータ用乗降口を開閉するゲートレバー(10)が開かれたことを条件としてエンジン制御部(7)によってエンジン(1)を自動停止させる構成において、最新の過去複数回におけるゲートレバー開状態の時間の平均値を求め、この平均値をもとにして猶予時間を自動的に設定するようにした。

Description

明細書 建設機械のエンジン制御装置 技術分野
本発明はエンジンを自動停止させる機能を備えた建設機械のェンジ ン制御装置に関するものである。 背景技術
従来、 予め設定されたオートス トップ条件 (たとえばキャビンの乗 降口を開閉するゲ一トレバーが開かれ、 かつ、 作業ァクチユエ一夕を 操作するレバーが無操作であること) が成立したときにエンジンを自 動停止させるォートストップ機能を備えた建設機械が特開 2 0 0 0— 9 6 6 2 7号公報ゃ特開 2 0 0 1 一 4 1 0 6 9号公報に記載されてい る。
また、 ォ一トス トツプ条件の成立と同時にエンジンを停止させると 、 たとえばオペレータが短時間の用足しや打ち合わせのために一時的 に降車した場合でもエンジンが自動停止してしまい、 その後の再始動 操作が煩わしいといった不都合が生じるため、 猶予時間を設け、 ォー トストツプ条件の成立と猶予時間の経過のアンド条件でエンジンを停 止させる技術が提案されている。
この猶予時間は、 オペレータが作業を再開するまでに要すると経験 的に考えられる時間を目安とした固定値として定められている。
ところが、 実際上、 適正な猶予時間は、 オペレータの個性や作業環 境、 またオペレータの交代等によって変化するため、 猶予時間が長す ぎて無駄なエンジン運転時間が長くなったり、 逆に短かすぎて頻繁な 再始動が必要となったりするという問題があった。
本発明は、 オートス トップ制御に用いられる猶予時間を、 自動的に かつ適正に設定することができる建設機械のエンジン制御装置を提供 するものである。 発明の開示
上記問題を解決するため、 本発明は次の構成を採用した。
本発明は、 動力源としてのエンジンと、 このエンジンの動力が不要 な状態であることを検出する動力不要状態検出手段と、 この動力不要 状態検出手段によって動力不要状態が検出されかつ予め設定された猶 予時間が経過したときに上記エンジンを自動停止させるエンジン制御 手段とを備え、 このエンジン制御手段は、 上記動力不要状態が発生し た度合いを示す動力不要度についての過去の実績に応じて、 上記猶予 時間を、 実績としての動力不要度が高ければ短くする方向に自動設定 するように構成されたものである。 図面の簡単な説明
図 1 は本発明の第 1実施形態を示すブロック構成図である。
図 2は同実施形態によるォ一トストツプ制御の内容を説明するため のフ口一チヤ一卜である。
図 3は同実施形態による猶予時間の自動設定作用を説明するための フローチヤ一卜である。
図 4は同実施形態においてゲートレバーの開閉とエンジン回転/停 止の関係を示すタイミングチヤ一トである。
図 5は本発明の第 2実施形態による猶予時間の自動設定作用を説明 するためのフローチヤ一トである。
図 6は同実施形態においてゲートレバーの開閉とエンジン回転/停 止の関係を示すタイミングチャートである。
図 7は本発明の第 3実施形態による猶予時間の自動設定作用を説明 するためのフローチャートである。
図 8は同実施形態においてゲートレバーの開閉とエンジン回転 停 止の関係を示すタイミングチャートである。
図 9は本発明の第 4実施形態による猶予時間の自動設定作用を説明 するためのフローチャートである。 ,
図 1 0は同実施形態においてゲートレバーの開閉とエンジン回転ノ 停止の関係を示すタイミングチャートである。 図 1 1は本発明の第 5実施形態による猶予時間の自動設定作用を説 明するためのフローチヤ一トである。
図 1 2は本発明の第 6実施形態による猶予時間の自動設定作用を説 明するためのフローチャートである。 発明を実施するための最良の形態
第 1実施形態 (図 1〜図 3参照)
図 1 において、 1は動力源としてのエンジンで、 このエンジン 1に よって油圧ポンプ 2が駆動され、 同ポンプ 2の吐出油が油圧ァクチュ エータ回路 3に供給される。
4はリモコン弁(操作体)で、 レバー 4 aを有する。 このレバー 4 a の操作方向と操作量に応じたリモコン圧により、 油圧ァクチユエ一夕 回路 3中のコントロールバルブ (図示しない) が切換わり作動して、 油圧シリンダゃ油圧モータ等の油圧ァクチユエ一夕の作動方向と速度 が制御される。
コントローラ 5には、 ガバナ制御部 6を介してエンジン 1の運転/ 停止を制御するエンジン制御手段としてのエンジン制御部 7 と、 リモ コン弁 4に設けられた圧力センサ 8 , 8からの信号によつてリモコン 弁 4が操作されたか否か (操作状態) を検出する操作状態検出手段と しての操作状態検出部 9 と、 オペレータ用乗降口を開閉するゲ一トレ バー 1 0が図中実線の閉状態から破線で示すように開かれたとき(ォ ペレ一夕の降車中)にオン(作動状態)となるゲートレバースィッチ 1 1からの信号によって乗降状態(ゲートレバ一の開閉状態)を検出する 乗降状態検出手段としての乗降状態検出部 1 2 とが設けられている。 なお、 キャビンを持たないキヤノピ構造の機械において、 上記ゲー トレバーの代替手段を有する場合には、 この代替手段が操作されたこ とによって乗降状態を検出することとなる。 たとえば、 操作レバーが 設けられた操作レバ一ボックスが上げ下げ可能で、 オペレータ着座時 に下げられる構成をとる場合は、 操作レバーボックスの上げ下げによ つて乗降状態を検出する。
1 3はエンジン 1の始動ノ停止及び電源のオン/オフを制御するェ ンジンスイッチ、 1 4は次に説明するエンジン制御部 7による猶予時 間設定機能を解除する解除スィツチ、 1 5はこの解除スィッチ 1 4に よつて猶予時間設定機能が解除された状態でォペレ一夕によつて猶予 時間の長短を手動設定するためのトリマである。
エンジン制御部 7によるォ一トストツプ制御の内容を図 2を併用し て説明する。
制御開始とともに操作状態検出部 9からの信号に基づいてリモコン 弁 4が無操作か否かが判断され (ステップ S 1 ) 、 操作されている場 合(ステップ S 1で N Oの場合)はエンジン動力が必要であるため次の ステツプには移行しない。
一方、 リモコン弁 4が操作されていない場合(操作状態検出部 9か らの信号がない。 ステップ S 1で Y E Sの場合)は、 ステップ S 2で 猶予時間 T 2が経過したか否か、 ステップ S 3でゲ一トレバー 1 0が 開かれたか否かがそれぞれ判断され、 いずれも Y E Sのときにステツ プ S 4でエンジン 1が自動停止する。
ここで、 操作状態検出部 9 とゲートレバー 1 0は、 エンジン 1の動 力が不要な状態であるか否かを検出する。
また、 エンジン制御部 7にはタイマ 1 6が設けられている。 ェンジ ン 1の動力が不要な状態としての動力不要状態が発生するごとにこの タイマ 1 6により動力不要時間が計測されて図示しない記憶部に記憶 される。
この記憶部に記憶された最新の過去複数回における動力不要時間の 平均値に基づいて次の動力不要時におけるエンジン停止までの猶予時 間 T 2が定められる。
この猶予時間 T 2の自動設定作用を図 3を併用して説明する。
まず、 リモコン弁 4が無操作の状態で、 ステップ S 1 1でゲートレ パー 1 0が開かれたか否かが判断され、 Y E Sとなると、 ステップ S 1 2でタイマカウント値 T 1がクリア (T 1 = 0 ) される。 そして、 ゲ一トレバー 1 0が閉じられるまで、 つまりステップ S 1 3で Y E S になるまでの時間 (動力不要時間) T 1が夕イマ 1 6によってカウン トされる (ステップ S 1 4 ) 。 次に、 ステップ S 1 5で最新の過去 n回の動力不要時間 T 1が記憶 されるとともに、 ステップ S 1 6で、 最新の過去 η回における動力不 要時間 Τ 1の平均値 T Rが算出され、 ステップ S 1 7〜 S 1 9におい て、 この平均値 T Rに基づいて猶予時間 Τ 2が求められる。
すなわち、 エンジン制御部 7には、 予め、 猶予時間について短時間 側の基準値 S 1 (たとえば 3 0秒) と、 長時間側の基準値 S 2 (たと えば 1 0分) が定められている。
これら両基準値 S l, S 2は、 それぞれ動力不要時間が短い場合、 及び長い場合の標準的な時間として経験的に考えられる値であり、 作 業環境等に応じて適宜設定される。
そして、 ステップ S 1 7において平均値 T Rが基準値 S 2未満 (T R < S 2 ) か否かが判断され、 N O ( T R≥ S 2 ) の場合は、 過去の 実績として動力不要時間が基準値 S 2以上の長時間であることになる 。 このことから、 猶予時間が長すぎるので次回はエンジン 1 を早く停 止させるべきとして、 ステップ S 1 8で猶予時間 T 2が S 1 に設定さ れる。
一方、 ステップ S 1 7で Y E S ( T R < S 2 ) のときは、 逆に、 過 去の実績として動力不要時間が基準値 S 2未満の短時間であることに なる。 このことから、 猶予時間が短すぎるので次回はエンジン 1 を遅 く停止させるべきとして、 ステップ S 1 9で猶予時間 T 2が S 2に設 定される。
こうして、 図 2に示すォ一トストツプ制御のステツプ S 2で用いら れる猶予時間 T 2が、 最新の実績に基づいて設定され、 かつ、 更新さ れる。
このように、 エンジン制御部 7は、 エンジン 1の動力不要状態が発 生した過去の実績に応じて、 動力不要状態が発生した度合い(動力不 要度)が高ければ猶予時間 T 2を短くする方向に自動設定(調整)する ように構成されている。 ここでは、 猶予時間 T 2を動力不要度の関数 として算出し使用している。
図 4は上記のようにして設定された猶予時間 T 2によるエンジン回 転 Z停止状況を示すもので、 T 2 = S 1の場合はゲ一卜レバー 1 0が 開いて S 1後にエンジン停止し、 T 2 = S 2の場合はゲートレバー 1 0が開いて S 2後にエンジン停止する。
この結果、 設定された猶予時間 T 2が、 オペレータの個性や作業環 境を色濃く反映した過不足のない適正値である可能性が高い。 このた め、 図 4のようにゲートレバー開き時間 T 1が長い場合に早期にェン ジン停止させて燃料節約等を図り、 ゲートレバー開き時間 T 1が短け ればエンジン停止まで長時間待つことでエンジン再始動の煩わしさを なくするという、 猶予時間を持たせることの本来の目的を達成するこ とができる。
とくに、 平均値 T Rをもとにするため、 機械の使用時間が長くなる ほど、 設定される猶予時間が実情に合ったものとなり、 適正値として の精度が高まる。
第 2〜第 4実施形態 (図 5〜図 1 0参照)
第 1実施形態との相違点のみを説明する。 なお、 以下の実施形態に おいては、 見かけ上の構成が第 1実施形態 (図 1 ) と同じであるため 、 いずれも構成は図 1 を援用するものとして図示省略し、 フローチヤ 一ト及びゲートレバー開閉とエンジン回転/停止のタイミングチヤ一 トのみを示している。
第 2実施形態においては、 図 5に示すように、 第 1実施形態におけ る図 3のステップ S 1 1〜S 1 7 と同じ内容であるステップ S 2 1〜 S 2 7を踏む。 ステップ S 2 7で T R<S 2でないとき(ステップ S 2 7で NOの場合)はステツプ S 2 8で T 2 == S 1に設定されるが、 TRく S 2のときに、 ステップ S 2 9で、 TRに予め設定したマージ ン (たとえば 1分) Tmが加算されて T 2が設定される。
この設定によるゲートレバ一開閉とエンジン回転/停止の状況は図 6に示すようになる。
第 3実施形態においては、 図 7に示すように、 第 1実施形態におけ る図 3のステップ S 1 1〜S 1 5 と同じ内容であるステップ S 3 1〜 S 3 5の後、 ステップ S 3 6で、 過去 n回のゲートレバー開き時間 T 1 ( 1 ) 〜T 1 (η) 中に基準値 S 2未満のものが 1回でもあるか否 かを判断する。 1回も無い場合はステップ S 3 7で T 2 = S 1に、 1 回でもある場合はステップ S 3 8で T 2 = S 2にそれぞれ設定される 。 この結果を図 8に示す。
第 4実施形態においては、 図 9に示すように、 第 1実施形態におけ る図 3のステップ S 1 1〜ステップ S 1 4と同じ内容であるステップ S 4 1〜 S 44の後、 ステップ S 4 5でゲートレバー開き時間 T 1 と 長時間側基準値 S 2とを比較する。
ここで、 T 1く S 2でない場合(ステツプ S 4 5で NOの場合)はス テツプ S 4 6で猶予時間の目標値 T 2 rを S 1に、 T 1 <S 2の場合 はステツプ S 4 7で目標値 T 2 r を S 2にそれぞれ設定する。 次に、 この目標値 T 2 rに向けて猶予時間 T 2を最大 Vm (たとえば 1 0秒 ) ずつ変化させる。
この結果、 図 1 0に示すように猶予時間 T 2が S 1 と S 2の間で目 標値 T 2 rに向かって徐々に変化する。
これら第 2〜第 4各実施形態によっても、 基本的に第 1実施形態の 場合と同様に、 ゲ一トレバー開き時間 T 1が基準値よりも短ければェ ンジン停止を遅く し、 長ければエンジン停止を早く して、 エンジン 1 の無駄な運転と不必要な停止を回避することができる。
第 5、 第 6実施形態 (図 1 1 , 1 2参照)
第 5実施形態においては、 図 1 1 に示すように、 ゲートレバー開き 後、 最新の過去 X時間内でゲートレバー 1 0が開かれた回数 N (動力 不要状態となった頻度) が算出され(ステップ S 5 1 , S 5 2 ) 、 ス テツプ S 5 3でこの算出回数 Nと、 予め定められた基準値 Wとが比較 される。
上記基準値 Wは、 X時間内での標準的なレバー開き回数として経験 的に考えられる値であり、 N≤Wの場合は、 低頻度であるからェンジ ン 1 を早く停止させるべきとしてステップ S 5 4で T 2 == S 1に、 一 方、 N>Wの場合は、 高頻度であるからエンジン 1 を遅く停止させる べきとしてステップ S 5 5で T 2 = S 2にそれぞれ設定される。
一方、 第 6実施形態においては、 図 1 2に示すように、 ゲートレバ 一開き後、 最新の過去 X時間内でゲ一トレバ一開き回数 Nが算出され (ステップ S 6 1, S 6 2 ) 、 ステップ S 6 3で、 この算出回数 Nが 0200
所定値よりも多ければ T 2を長くする方向の Nの関数として猶予時間 T 2が求められる。
この第 5及び第 6両実施形態によっても、 第 1〜第 4画実施形態と 同様に、 過去の実績に基づいて猶予時間 T 2を設定するため、 この猶 予時間 T 2がオペレータの個性や作業環境に適合した値となる。
他の実施形態
( 1 ) 第 1及び第 2両実施形態のバリエーションとして、 最新の過 去 n回のゲートレバー開き時間 T 1のうち、 最大値と最小値を除外し 、 残りの数値から平均値 T Rを求めるようにしてもよい。
( 2 ) 第 1及び第 2両実施形態の他のバリエーションとして、 最新 の過去 n回のゲートレバ一開き時間 Tの平均値 T Rの関数として猶予 時間 T 2を求めるようにしてもよい。
( 3 ) 上記各実施形態では、 動力不要状態のデ一夕としてゲートレ バ一開き時間 T 1、 または単位時間当たりの開き回数 Nを用いるよう にしたが、 他のデータ (たとえばリモコン弁 4が操作されなかった時 間または回数) を用いてもよい。 産業上の利用可能性
上記のように本発明によると、 オペレータの好みや作業環境が反映 する動力不要度の過去の実績に基づいて猶予時間を割り出し、 自動設 定する構成としたから、 この猶予時間として固定値を用いる公知技術 と比較して、 常に、 オペレー夕の好みや作業環境に適合した過不足の ない適正な猶予時間を設定し、 無駄なエンジン運転と頻繁なエンジン 再始動の煩わしさを最小限に抑えることが可能となる。

Claims

請求の範囲
1 . 動力源としてのエンジンと、 このエンジンの動力が不要な状 態であることを検出する動力不要状態検出手段と、 この動力不要状態 検出手段によって動力不要状態が検出されかつ予め設定された猶予時 間が経過したときに上記エンジンを自動停止させるエンジン制御手段 とを備え、 このエンジン制御手段は、 上記動力不要状態が発生した度 合いを示す動力不要度についての過去の実績に応じて、 上記猶予時間 を、 実績としての動力不要度が高ければ短くする方向に自動設定する ように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
2 . 請求項 1記載の建設機械のエンジン制御装置において、 ェン ジン制御手段は、 猶予時間を、 動力不要度の関数として算出するよう に構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
3 . 請求項 1記載の建設機械のエンジン制御装置において、 ェン ジン制御手段は、 動力不要状態の発生ごとに動力不要時間を計測し、 最新の過去複数回における動力不要時間の平均値 T Rに応じて、 猶予 時間を、 平均値 T Rが長ければ猶予時間を短くする方向に自動設定す るように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
4 . 請求項 3記載の建設機械のエンジン制御装置において、 ェン ジン制御手段は、 猶予時間についての短時間側の基準値 S 1 と長時間 側の基準値 S 2 とを予め設定し、 平均値 T Rと長時間側の基準値 S 2 との関係において T R < S 2のときに猶予時間を基準値 S 2に、 T R ≥ S 2のときに猶予時間を基準値 S 1にそれぞれ自動設定するように 構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
5 . 請求項 3記載の建設機械のエンジン制御装置において、 ェン ジン制御手段は、 猶予時間についての短時間側の基準値 S 1 と長時間 側の基準値 S 2 とを予め設定し、 平均値 T R < S 2のときは猶予時間 を平均値 T Rに所定のマージン T mを加えた値に、 丁 R≥ S 2のとき は基準値 S 1にそれぞれ自動設定するように構成されたことを特徴と する建設機械のエンジン制御装置。
6 . 請求項 1記載の建設機械のエンジン制御装置において、 ェン ジン制御手段は、 猶予時間についての短時間側の基準値 S 1 と長時間 側の基準値 S 2 とを予め設定する一方、 動力不要状態の発生ごとに動 力不要時間を計測し、 最新の過去複数回における動力不要時間の中に 基準値 S 2未満のものがあるときは猶予時間を基準値 S 2に、 上記動 力不要度の中に基準値 S 2未満のものがないときは基準値 S 1にそれ ぞれ自動設定するように構成されたことを特徴とする建設機械のェン ジン制御装置。
7 . 請求項 1記載の建設機械のエンジン制御装置において、 ェン ジン制御手段は、 猶予時間についての短時間側の基準値 S 1 と長時間 側の基準値 S 2 とを予め設定する一方、 動力不要状態の発生ごとに動 力不要時間を計測し、 直前の動力不要時間が基準値 S 2未満のときは 猶予時間の目標値 T 2 rを基準値 S 2に、 上記直前の動力不要時間が 基準値 S 2未満でないときは上記目標値 T 2 r を基準値 S 1 にそれぞ れ設定し、 次回の猶予時間をこの目標値 T 2 r に向けて変化させるよ うに構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
8 . 請求項 1記載の建設機械のエンジン制御装置において、 ェン ジン制御手段は、 最新の過去における単位時間当たりの動力不要状態 の回数を計測し、 この計測回数に応じて、 猶予時間を、 計測回数が多 ければ長くする方向に自動設定するように構成されたことを特徴とす る建設機械のエンジン制御装置。
9 . 請求項 8記載の建設機械のエンジン制御装置において、 ェン ジン制御手段は、 猶予時間についての短時間側の基準値 S 1 と長時間 側の基準値 S 2、 それに単位時間当たりの動力不要状態の回数につい ての基準値 Wとを予め設定し、 計測回数 N < Wのときに猶予時間を基 準値 S 1に、 計測回数 N≥Wのときに猶予時間を基準値 S 2にそれぞ れ自動設定するように構成されたことを特徴とする建設機械のェンジ ン制御装置。
1 0 . 請求項 1記載の建設機械のエンジン制御装置において、 動 力不要状態検出手段は、 オペレータ用乗降口を開閉するゲートレバー が開かれたことを動力不要状態として検出するように構成されたこと を特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
1 1 . 動力源としてのエンジンと、 オペレータ用乗降口を開閉す るゲートレバ一と、 このゲ一トレバーからの信号によつてゲー卜レバ 一の開閉状態を検出する乗降状態検出手段と、 操作体が操作されたか 否かを検出する操作状態検出手段と、 この操作状態検出手段によって 操作体の無操作状態が検出され、 上記乗降状態検出手段によってゲー トレバーが閉じられた状態が検出され、 かつ予め設定された猶予時間 を超過したときにエンジンを自動停止させるエンジン制御手段とを備 え、 このエンジン制御手段は、 操作体の無操作状態が発生した度合い に応じて猶予時間を調整するように構成されたことを特徴とする建設 機械のエンジン制御装置。
PCT/JP2004/000200 2003-02-17 2004-01-14 建設機械のエンジン制御装置 WO2004072459A1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP04702081A EP1596054A1 (en) 2003-02-17 2004-01-14 Engine control device for construction machine
US10/544,779 US20060212211A1 (en) 2003-02-17 2004-01-14 Engine control device for construction machine

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003-038869 2003-02-17
JP2003038869A JP2004263575A (ja) 2003-02-17 2003-02-17 建設機械のエンジン制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2004072459A1 true WO2004072459A1 (ja) 2004-08-26

Family

ID=32866411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2004/000200 WO2004072459A1 (ja) 2003-02-17 2004-01-14 建設機械のエンジン制御装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20060212211A1 (ja)
EP (1) EP1596054A1 (ja)
JP (1) JP2004263575A (ja)
CN (1) CN1751175A (ja)
WO (1) WO2004072459A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4010255B2 (ja) * 2003-02-07 2007-11-21 コベルコ建機株式会社 建設機械の制御装置
JP5363369B2 (ja) * 2010-02-05 2013-12-11 日立建機株式会社 建設機械の油圧駆動装置
JP6728975B2 (ja) * 2016-05-24 2020-07-22 コベルコ建機株式会社 クレーンにおけるais制御方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932524A (ja) * 1982-08-19 1984-02-22 Sumitomo Heavy Ind Ltd 特装車輛におけるエンジンの自動停止装置
JPS60113042A (ja) * 1983-11-25 1985-06-19 Isuzu Motors Ltd エンジン自動停止・再始動制御装置
JPH06200792A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Suzuki Motor Corp 車両用始動停止装置
JP2001041069A (ja) * 1999-07-27 2001-02-13 Sumitomo Constr Mach Co Ltd 建設機械のエンジン制御システム
JP2002013425A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械のエンジン制御装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3904192B2 (ja) * 2001-11-05 2007-04-11 本田技研工業株式会社 車両駆動装置
JP2004224133A (ja) * 2003-01-21 2004-08-12 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械の動力制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932524A (ja) * 1982-08-19 1984-02-22 Sumitomo Heavy Ind Ltd 特装車輛におけるエンジンの自動停止装置
JPS60113042A (ja) * 1983-11-25 1985-06-19 Isuzu Motors Ltd エンジン自動停止・再始動制御装置
JPH06200792A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Suzuki Motor Corp 車両用始動停止装置
JP2001041069A (ja) * 1999-07-27 2001-02-13 Sumitomo Constr Mach Co Ltd 建設機械のエンジン制御システム
JP2002013425A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械のエンジン制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1751175A (zh) 2006-03-22
EP1596054A1 (en) 2005-11-16
JP2004263575A (ja) 2004-09-24
US20060212211A1 (en) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5982124A (en) Method and apparatus for adaptive control of a vehicle power window
US7171946B1 (en) Electronic throttle control apparatus
JP2007286904A (ja) 電動機の制御装置及び制御方法
EP1188226B1 (en) Control system and method for an automatic door or gate
JP2005002621A (ja) ドア駆動制御装置
GB2286906A (en) Window drive control
US7098549B2 (en) Power control device for construction machine
JP2010510448A (ja) 自動の自動車ダブルクラッチ変速機を緊急時作動するための方法
US20060200292A1 (en) Engine control device for and administration system for contruction machine
US7191758B2 (en) Engine control device of construction machinery
US20100111707A1 (en) Robust pid control for bldc motor controller
RU2316802C2 (ru) Способ и устройство управления приводом ворот
WO2004072459A1 (ja) 建設機械のエンジン制御装置
US6756755B2 (en) Power window apparatus for vehicle
US7268510B2 (en) Control apparatus for open/close member and method for controlling open/close member
JPH055378A (ja) 自動ドアの扉開閉ストローク値の記憶方法
JP2013100680A (ja) ゲート昇降装置におけるブレーキ装置の異常・劣化診断方法及び装置
JP4063097B2 (ja) 建設機械のエンジン制御装置
CN109382990B (zh) 注射成形机的制动控制装置及注射成形机的制动控制方法
KR20200067093A (ko) 액츄에이터, 바람직하게는 클러치 액츄에이터의 자기 유지 특성을 검출하고 정량화하기 위한 방법
JP2009228254A (ja) 開閉体の駆動制御装置
JP2001185599A (ja) 保守管理装置
JP2861562B2 (ja) 一本主管形集中潤滑装置及び該潤滑装置を備えた車両
KR20010045893A (ko) 자동 변속 차량의 시동 안전장치 및 제어 방법
JP2003166641A (ja) 自動変速機のレンジ切換装置

Legal Events

Date Code Title Description
AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AE AG AL AM AT AU AZ BA BB BG BR BW BY BZ CA CH CN CO CR CU CZ DE DK DM DZ EC EE EG ES FI GB GD GE GH GM HR HU ID IL IN IS KE KG KP KR KZ LC LK LR LS LT LU LV MA MD MG MK MN MW MX MZ NA NI NO NZ OM PG PH PL PT RO RU SC SD SE SG SK SL SY TJ TM TN TR TT TZ UA UG US UZ VC VN YU ZA ZM ZW

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): BW GH GM KE LS MW MZ SD SL SZ TZ UG ZM ZW AM AZ BY KG KZ MD RU TJ TM AT BE BG CH CY CZ DE DK EE ES FI FR GB GR HU IE IT LU MC NL PT RO SE SI SK TR BF BJ CF CG CI CM GA GN GQ GW ML MR NE SN TD TG

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2004702081

Country of ref document: EP

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 10544779

Country of ref document: US

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 20048044305

Country of ref document: CN

WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 2004702081

Country of ref document: EP

WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 10544779

Country of ref document: US

WWW Wipo information: withdrawn in national office

Ref document number: 2004702081

Country of ref document: EP