JPS60113042A - エンジン自動停止・再始動制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、エンジンを自動的に停止・再始動させるため
のエンジン自動停止・再始動制御装（ηに関する。

（従来技術） 一般に、市街地走行の多い路線バスにおいては、信号待
ち、渋滞時停止、バス停留所での停止等で、アイドリン
グ運転の状態で停止している時間は、全走行時間の４０
％以上にも達することがある。このアイドリング運転時
の停止期間中には、燃料を浪費していると同時に、大気
を汚染し、また、バス特有のアイドリンク時の振動、騒
音により、乗客は常に不快感を感じることになる。

そこで、市街地走行時において、自動車が交差点で停車
した時、その他所定の条件下において、エンジンを自動
的に停止し通常の発進操作で自動的にエンジンを始動す
る、エンジン自動停止・再始動装置が開発されている。

第１図は、従来のエンジン自動停止可始動装置の概略の
ブロック図である。例えば、特開昭５８−１５７２９号
公報には、車速センサ、クラッチスイッチ、ヘッドライ
トスイッチ、エアコンスイッチ等の各種センサＡの出力
信号により、制御回路Ｂを動作させて、ｆｌｉｌｌ　１
ｆ１回路Ｂの信号でエンジン停止始動装ｆｌｃを駆動す
る際に、エンジンの停止条件、始動条件成立の有無を−
、エンジン回転数信号、オルタネータの発電状態を示す
信号、車両の始動動作状態を示す信号のいずれかの論理
積結果に基づいて判定するようにしたものが開示されて
いる。

また、特開昭５８−５４４４号公報には、このようなエ
ンジンの自動停止・再始動制御を行なうことにより得ら
れる、燃費節約量を表示する表示装置りを付加したもの
が開示されている。

（従来技術の問題点） 従来のこの種のエンジン自動停止・再始動装置において
は、エンジン自動停止・再始動の一速の制御を行なって
いる間の、全走行時間、自動停止時間、自動停止回数、
スタータ使用回数等の情報を表示する機能を有していな
かったため、車両の運行状態を把握することができず、
保守点検時期を有効に判断できなかった。特に、スター
タの使用限界を超えて使用された場合には、路上でスタ
ータ故障を引きおこして、事故が発生したり。

始動不能となることがあった。

（発明の目的） 本発明の目的は、エンジン自動停止−再始動制御を行な
っている期間内の、全走行時間、自動停止時間、自動停
止回数、省燃費効果、スタータ使用回数等の各種データ
を保存しておき、切りかえスイッチにより必要な項目を
表示させるもので、データの格納メモリは２個以上用意
して、例えば毎日及び毎年の上記データを表示できるよ
うにして、車両の運行管理を効果的に行なうものである
。

（発明の概要） 本発明のエンジン自動停止・再始動制御装置は、車両の
各部の作動状態を検出する各種のセンサと、センサ信号
が所定の条件に適合するときに、エンジンを自動的に停
止・再始動させる信号をエンジン停止装置又はエンジン
始動装置に与える電子制御装置と、エンジン自動停止・
再始動制御期間中の各種センサのデータを、それぞれ２
個以上のメモリに異なる期間内の情報として格納してお
き、切り換えスイッチを操作して異なる期間毎の前記デ
ータを表示する表永回路と、エンジン始動装置−の使用
回数又はエンジン停止回数をカウントして、設定値以上
の回数が検出されると警報を発生する警報回路とを具備
し、該警報が発せられるとエンジン自動停止・再始動制
御を禁止するものである。

（実施例） 第２図は、本発明のエンジン自動停止・再始動装置の概
略のブロック図である。以下図により本発明の一実施例
について説明する。

図において、１は車載用バッテリ、２は電子制御装置、
３は電子制御装置２の電源スィッチ、４はスタータ、５
はＲＡＭ１３に格納されている１４ａ〜１４ｅまでのメ
モリの内容を消去するスイッチ、６は１５ａ−１５ｅま
でのメモリの内容を消去するスイッチ、７は表示データ
のうちａ〜ｅを選択するスイッチである。ここに、デー
タａは、全走行時間、ｂは自動停止時間、Ｃは自動停止
回数、ｄは省燃費効果、ｅはスタータ使用回数を表すも
のとする。８は表示データのうち、例えば毎日のデータ
を記憶しているメモリ１４を、毎年のデータを記憶して
いるメモリ１５の内容を選択スイッチで、記憶エリア１
４．１５は、スイッチ５．６をどのように操作するかに
よりデータ保存期間が変更できる。例えば消去スイッチ
５を毎日操作すればメモリ１４のデータは１日分のデー
タに相当し、消去スイ・ンチ６を年に一度操作すれば、
メモリ１５のデータは１年分のデータに相当する。これ
を−週間、−月等のように期間を設定するのは、消去ス
イッチ５．６の操作に応じて自由に変えられる。

９は各種スイッチ、センサ、スタータモータのＣ端子電
圧が入力される入力ポート、１ｏはＣＰＵ、ｉｌは一定
のサイクル時間（例えば１秒）で古１り込み要求を発生
するタイマ、１２は電子制御装置のプログラムが格納さ
れているＲＯＭ、１３は各種データを保持するＲＡＭ、
１６はタイマｌｌより割り込みがかかったときに、ＲＡ
Ｍ１３内のどのメモリのデータを加算するかを判別する
フラグである。１７は、電源スイッチ３が切られても、
ＲＡＭ１３内のデータが保存されるようにバックアップ
する電池である。１８は各種制御信号を出力する出力ポ
ート、１９はエンジン自動停止装置、２０はエンジン始
動装置、２１はデジタル表示回路、２２１よランプ又は
ブザー、音用による警報回路である。

第３図は、表示制御のフローチャート、第４図は割り込
み制御のフローチャートである。次に、このフローチャ
ートに沿って説明する。

（１）電子制御装置２の電源が投入されると、最初にエ
ンジンの作動状態を確認する（ステップ■）。エンジン
が作動していれば、スタータ４が一度使用されたものと
判断し、スタータ使用回数データメモリ１４ｅ　、１５
ｅに１を加算する（ステップ■）。

（２）次にフラグ１６にＯをセットする（ステップ■）
と、第４図の割り込みが生じた場合にはステップ＠、＠
が実行され、全走行時間データメモリ１４ａ、１５ａに
１が加算される。即ち、この時点から全走行時間の計測
が常時性なわれることになる。

なお、第４図の割り込み処理は、タイマ１１が所定の時
間（例えば１秒）経過したならば、第３図のメイン制御
を実行中であっても自動的に実行され、割り込み処理終
了と共にメイン制御に復帰するように構成されている。

（３）次に、ステップ■、■においてデータ消去スイッ
チ５，６のオン−オフ状態が判別され、スイッチがオン
のときには、ステップ■、■において対応するメモリ１
４ａ〜１４　ｅ　又ハｌ　５　ａ〜１５ｅの内容をＯに
する。

（４）　ステップ■では、次の各項目についてエンジン
の停止条件についてチェックする。

（ａ）運転者が、クラッチペダルから足を離しているこ
と。（各種センサＡの信号のうち、クラッチスイッチの
信号を検出して確認する）。

（ｂ）　ミッションがニュートラルに入れられているこ
とにュートラルスイッチの信号を検出）。

（ｃ）車速がＯ又は所定値以下であること（車速センサ
の信号を検出）。

（ｄ）エンジン回転数が、アイドリング回転数以下であ
ること（エンジン回転センサの信号を検出）。

（ｅ）エアタンクの圧力が正常であること（エアタンク
圧力スイッｉチの信号を検出）。

（ｆ）照明ランプが消灯していること（ルー１１ランプ
等の照明ランプスイッチの信号を検出）。

以上のエンジン停止条件が満足されていれば、ステップ
■に進み、エンジンを停止させ、フラグ１６に１を立て
る。これにより、割り込みが生じたときには、第４図の
処理においてステップ■。

■を実行し、全走行時間データメモリ１４ａ、１５ａと
、エンジン自動停止時間データメモリ１４ｂ、１５ｂの
両方に１が加算される。エンジンが停止したならば、ス
テップ（φにおいて、自動停止回数データメモリ１４ｃ
　、１５ｃに１を加算する。

（５）エンジンを再始動させる場合には、次の項目につ
いてエンジン始動条件をチェックする（ステップＯ■）
。

（ａ）運転者がクラッチペダルを踏み込んでいること。

（ｂ）　ミッションがニュートラルに入れられているこ
と。

（Ｃ）エンジンが停止していること。

以上（ａ）〜（Ｃ）の条件判定は各種センサＡの信号に
より、前記（４）のエンジン停止条件判定と同様に行な
うことができる。エンジンの始動条件が満足されれば、
ステップ＠に進みエンジンを再始動させ、フラグ１６の
内容なＯにセットする。これにより割り込みが生じても
、第４図においてステップ■には進まず、自動停止時間
１４ｂ、１５ｔ＋は加算されない、即ち、ステップ■の
エンジン停止からステップ＠のエンジン始動までの所要
ｌＩ＋ｊ間が自動停止時間１４ｂ、１５ｂに加算される
ことになる。

（６）次にステップ＠においてスタータ使用回数１４ｅ
　、１５ｅに１を加算し、−ステップ［相］で次の計算
により省燃費効果を計算する。

（自動停止時間）／（全走行時間）Ｘ１００％この計算
結果は、メ♀す１４ｄ、１５ｄに格納しくステンプ６句
）、セレクトスイッチ７．８の位置を確認し、対応する
データを表示回路２１に表示する（ステップＯ）。

（７）＆に、ステｉンプ［相］において、スタータの使
用回数が０回（例えば８万回）以上かどうかが判別され
、０回以上に達したならば、スタータ使用限界と判断し
、警報回路２２＋８より警報を発生して（ステップ１８
）、エンジン自動停止・再始動制御を禁止する。

本発明のエンジン自動停止・再始動制御装置は、ディー
ゼルエンジン及びガソリンエンジンのいずれにも使用で
きるが、以−Ｌ説明した実施例に限定されるものではな
く、次のような変形例によっても実施できる。

（１）スタータの全使用回数のチェックに梧えて、エン
ジン自動停止回数の判定により、一定回数以上のエンジ
ン自動停止があれば、異常警報を発生してもよい。

（２）データ消去スイッチ５．６のオン−オフ状態判定
と、これに対応してメモリ＋１４ａ〜１４ｅのデータ及
びＬ５ａ〜１５ｅのデータクリアのステップ■〜■の処
理は、第３図のメインフローチャー１・のどのステップ
で実行してもよい。

（３）第２図のブロック図において、セレクトスイッチ
７．８及び表示回路２１を電子制御装置２とコネクタで
接続される命別体式として、各バスには電子制御装置２
を搭載し、セレクトスイッチ７．８及び表示回路２１を
営業所等に設置して、ａ・要に応じて７．８及び表示回
路２１を各バス毎のコネクタに差しこみデータを表示さ
せるようにすれは、数十台のバスに対して数台のセレク
トスイッチ７．８及び表示回路２１を用意すればよく、
効果的な運行管理が行なえる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明のエンジン自動停止・再始動
制御装置は、エンジン自動停止・再始動制御を行なって
いる期間内の、全走行時間、自動停止時間、自動停止回
数、省燃費効果、スタータ使用回数等の各種データをそ
れぞれ２個以上のメモリに異なる期間内の情報として格
納しておき、１、ＪＪりの）えスイッチにより１目イσ
、１年ブｉｔ：　Ｅ’＝のように異なる期間内毎にデー
タを表示させるようにしているので、車＋１１・ｊの運
行状況の分析が簡単に行なえる。また、ス夛−タ、／ヘ
ンテリ、オルタネータ、エンジンスト、パ等の保安点検
実施時期を把握できる。史に、スタータの全使用回数又
はエンジン自動停止回数をチェックすることにより、一
定回数以りの回数か確認されると異常警報を発生して、
エンジン自動停止・再始動制御を禁止しているーので、
路上Ｐ；・・止等の故障を未然に防くことかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のエンジン自動停止に・再始動装置の概
略のブロック図、第２図は、本発明のエンジン自動停止
・再始動制御装置の概略のプロ・ンク図、第３（Δは、
表示制御のフローチャート、第４図は、割り込み制御の
フローチャートを示す。 ■・・・車載用パンテリ　２・・・電子制御装置３・・
・電源スィッチ　４・・・スタータモータ５．６・・・
データ消去スイッチ ７．８・・・セレクトスイッチ ９・・・入力ボート　１０・・・ＣＰＵ１１・・・タイ
マ　１２・・・ＲＯＭ １３・・・ＲＡＭ １４．１５・・・データ格納メモリ １６・・・フラグ １７・・・ＲＡＭバックアップ１Ｅ池 １８・・・出力ポート　１９・・・エンジン停止装器。 ２０・・・エンジン始動’Ａ　置 ２１・・・表示回路　２２・・・警報回路特訪出願人　
いすぐ自動車株式会社 代　理　人　弁理士　辻　實 （外１名） 手にノ“じ補正１１シ（自発） 昭和５９６１＝２月　３　ｌｉｔ 勃詐庁長官若杉和夫殿 １φ事件の表示 昭和５８年　特許願　第２２１７０４号２Φ発明の名称 エンジン自動停止・１す始動制御装置１“°゛１３・補
正をする沼 事件との関係　特許出願人 ４・代理人 イ４二＋′９ｉ　〒１０１東京都千代１」］区神１］］
小川町３−１４説明Ｊの４閑 （１）明細書第３頁第１１行目の−”−速」を、ｒ一連
ｊにｉｌｌ正する。 （２）明細書第４頁第１７行目の「センサの」を削除す
る。 （３）明に１１１書第５頁第２０行目のＩ゛メモリ１４
Ｊを、「メモリ１４と」に訂正する。 （４）明細７１−第６頁第１行目の「メモリ１５ｊの後
に、「と」を挿入する。 （５）明細書第６頁第１行目乃至第２行目の「選−Ｊク
スイッチＪを、Ｖ選択するスイッチ」に訂正する。 （６）明細書第１０頁第１９行目の「（自動停止１を間
）／（全走行時間）Ｘ１００％」を、訂゛（（自動停止
時間）／（全走行時間））ＸｔＯ〕％」に訂正する。 （７）明細書第１３頁第１９行目の「スタータモータｊ
を、Ｄ′スタータＪに訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両各部の動作状態検出用の各種センサからの信号か’
   ｆ’ｆｔ定条件に適合するときにエンジンを自動的に停
   止・再始動する信号をエンジン停止装置又はエンジン始
   動装置に与える電子制御装置と、エンジン始動装置の使
   用回数又はエンジン停止回数をカウントして設定値以上
   の回数か検出されると官報を発生する警報回路を設けた
   エンジン自動停止−再始動制御装置。