WO2004010706A1 - 情報信号処理装置、情報信号処理方法、画像信号処理装置および画像表示装置、それに使用される補正データの生成装置および生成方法、係数データの生成装置および生成方法、並びに各方法を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体 - Google Patents

情報信号処理装置、情報信号処理方法、画像信号処理装置および画像表示装置、それに使用される補正データの生成装置および生成方法、係数データの生成装置および生成方法、並びに各方法を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体 Download PDF

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Abstract

 この発明は、デジタル放送受信機等に適用して好適な情報信号処理装置等に関する。クラス分類部(130)は、画像信号Vbにおける注目位置の画素データyが属するクラスを示すクラスコードCLを生成する。蓄積テーブル(131)から、このクラスコードCLに基づいて、その注目位置に対応した差分データDF(符号化雑音の補正データ)を読み出す。画像信号Vbにおける注目位置に対応した画素データ(画素値またはDCT係数)xを加算部(134)に供給する。加算部(134)は、この画素データxに、蓄積テーブル(131)より読み出される差分データDFを加算し、画像信号Vbにおける注目位置の画素データyを得る。この画素データyは、符号化雑音(符号化歪み)が軽減されたものとなる。

Description

情報信号処理装置、 情報信号処理方法、 画像信号処理装置および画像表示装置、 それに使用される補正データの生成装置およぴ生成方法、 係数データの生成装置 および生成方法、 並びに各方法を実行するためのプログラムおよびそのプロダラ ムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体 技術分野 明
この発明は、 符号ィ匕されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信号の 田
符号化雑音を軽減する際に適用して好適な情報信号処理装置等に関する。
詳しくは、 この発明は、 入力情報信号に基づいて出力情報信号における注目位 置の画素データが属するクラスを検出レ、 入力情報信号を構成する情報データの うち出力情報信号における注目位置に対応した情報データを、 検出されたクラス に対応した補正データを用いて補正して当該出力情報信号における注目位置の情 報データを得ることによって、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得ら れた情報信号の符号化雑音を良好に軽減できるようにした情報信号処理装置等に 係るものである。
またこの発明は、 入力情報信号を構成する情報データのうち出力情報信号にお ける注目位置に対応した情報データを、 この出力情報信号における注目位置が属 する第 1のクラスに対応した補正データを用いて補正すると共に、 捕正された情 報データに基づいて選択された出力情報信号における注目位置の周辺に位置する 複数の情報データとこの出力情報信号における注目位置が属する第 2のクラスに 対応した係数データとを用いて、 推定式に基づいて、 この出力情報信号における 注目位置の情報データを生成することによって、 符号化されたデジタル情報信号 を復号化して得られた情報信号の符号ィ匕雑音を良好に軽減できるようにした情報 信号処理装置等に係るものである。 背景技術
画像信号の圧縮符号化方式として、 D C T (Discrete Cosine Transform) を用 いた M P E G (Moving Picture Expert Group phase) による符号化方式がある。 D C Tは、 プロック内の画素に対して離散コサイン変換を施し、 その離散コサ ィン変換により得られた係数データを再量子化し、 さらにこの再量子化された係 数データに対して可変長符号化するものである。 この可変長符号化には、 ハフマ ン符号等のエントロピー符号化が用いられることが多い。 画像データは直交変換 されることにより、 低周波から高周波までの多数の周波数データに分割される。 この分割された周波数データに再量子化を施す場合、 人間の視覚特性を考慮し た上で重要である低周波データに関しては、 細かく量子化を施し、 人間の視覚特 性を考慮した上で重要度の低い高周波のデータに関しては、 粗く量子化を施すこ とで、 高画質を保持し、 しかも効率が良い圧縮が実現できるという特長を有して いる。
従来の D C Tを用いた復号は、 各周波数成分毎の、 量子化データをそのコード の代表値に変換し、 それらの成分に対して逆 D C T ( I D C T: Inverce DCT) を 施すことにより、 再生データを得る。 この代表値へ変換する時には、 符号化時の 量子化ステップ幅が使用される。
上述のように、 D C Tを用いた M P E Gによる符号化方式では、 人間の視覚特 性を考慮した符号化を行うことにより、 高画質を保持し、 高効率の圧縮が実現で きるという特長がある。
し力 し、 D C Tを行う符号化はプロックを単位とした処理であることから、 圧 縮率が高くなるに従い、 プロック状の雑音、 いわゆるプロック雑音 (プロック歪 み) が発生することがある。 また、 エッジ等の急激な輝度変化がある部分には、 高周波成分を粗く量子化したことによるざわざわとした雑音、 いわゆるモスキー ト雑音が発生する。
このような符号化雑音 (符号化歪み) は、 M P E Gによる符号化方式だけでな く、 その他の符号化方式によっても発生することがある。 発明の開示
この発明の目的は、 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって 得られた情報信号の符号化雑音 (符号化歪み) を良好に軽減することにある。 この発明に係る情報信号処理装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号ィ匕 することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複 数の情報データ力 らなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理装置であって、 第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置 する複数の第 1の情報データを選択するデータ選択手段と、 このデータ選択手段 で選択された複数の第 1の情報データに基づいて、 注目位置の情報データが属す るクラスを検出するクラス検出手段と、 このクラス検出手段で検出されたクラス に対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する捕正データ発生 手段と、 第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号に おける注目位置に対応した第 2の情報データに対して、 補正データ発生手段で発 生された捕正データを用いた捕正処理を施して、 第 2の情報信号における注目位 置の情報データを得る補正手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る情報信号処理方法は、 符号化されたデジタル情報信号を 復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号 を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理方法であ つて、 第 1の情報信号に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に位 置する複数の第 1の情報データを選択する第 1のステップと、 第 1のステップで 選択された複数の第 1の情報データに基づいて、 注目位置の情報データが属する クラスを検出する第 2のステップと、 この第 2のステップで検出されたクラスに 対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する第 3のステップと、 第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における注 目位置に対応した第 2の情報データに対して、 第 3のステツプで発生された補正 データを用いた補正処理を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報デー タを得る第 4のステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の情報信号処理方法をコンピュータ に実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り可 能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
また、 この発明に係る画像信号処理装置は、 符号化されたデジタル画像信号を 復号化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号 を、 複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換する画像信号処理装置であ つて、 第 1の画像信号に基づいて、 第 2の画像信号における注目位置の周辺に位 置する複数の第 1の画素データを選択するデータ選択手段と、 このデータ選択手 段で選択された複数の第 1の画素データに基づいて、 注目位置の画素データが属 するクラスを検出するクラス検出手段と、 このクラス検出手段で検出されたクラ スに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する捕正データ発 生手段と、 第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 第 2の画像信号 における注目位置に対応した第 2の画素データに対して、 捕正データ発生手段で 発生された補正データを用いた捕正処理を施して、 第 2の画像信号における注目 位置の画素データを得る補正手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る画像表示装置は、 符号化されたデジタル画像信号を復号 化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号が入 力される画像信号入力手段と、 この画像信号入力手段に入力された第 1の画像信 号を複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理 手段と、 この画像信号処理手段より出力される第 2の画像信号による画像を画像 表示素子に表示する画像表示手段とを有してなるものである。 画像信号処理手段 は、 上述した画像信号処理装置と同様の構成である。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を復号化することによって生成されたものである。 この第 1 の情報信号に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する複数 の第 1の情報データが選択され、 その複数の第 1の情報データに基づいて、 注目 位置の情報データが属するクラスが検出される。 情報信号としては、 例えば画像 信号や音声信号が考えられる。
上述したように検出されたクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補 正データが発生される。 例えば、 クラス毎の補正データが記憶手段に蓄積されて おり、 この記憶手段より検出されたクラスに対応する補正データが読み出される。 この補正データは、 第 1の情報信号に対応した生徒信号と第 2の情報信号に対応 した教師信号とを用いて予め生成されたものである。 そして例えば、 生徒信号は、 教師信号を符号化して得られたデジタル情報信号を復号ィヒすることで得られたも のである。 この場合、 生徒信号は符号化雑音 (符号化歪み) を含んだものとなる。 第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における 注目位置に対応した第 2の情報データに対して、 上述したように発生された補正 データを用いた補正処理が施され、 注目位置の情報データが生成される。
例えば、 補正データは、 第 2の情報信号における注目位置の情報データの個数 に対応した個数の差分データである。 その場合、 第 2の情報信号における注目位 置の情報データの個数が当該注目位置に対応した第 2の情報データの個数と同じ であるときは、 第 2の情報データのそれぞれに、 対応する補正データを加算する ことで、 補正後の情報データが得られる。
またその場合、 第 2の情報信号における注目位置の情報データの個数が当該注 目位置に対応した第 2の情報データの個数の N倍 (Nは 2以上の整数) であると きは、 補正データを N分割して得られる各分割領域に含まれる複数の補正データ のそれぞれに、 対応する第 2の情報データを加算することで、 補正後の情報デー タが得られる。
このように、 第 1の情報信号に基づいて第 2の情報信号における注目位置の画 素データが属するクラスを検出し、 第 1の情報信号を構成する情報データのうち 出力情報信号における注目位置に対応した情報データを、 検出されたクラスに対 応した補正データを用いて補正して当該第 2の情報信号における注目位置の情報 データを得るものであり、 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化して得られた 情報信号の符号化雑音 (符号化歪み) を良好に軽減できる。
この発明に係る情報信号処理装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号ィ匕 することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複 数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理装置であって、 第 1の情報信号に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する 複数の第 1の情報データを選択するデータ選択手段と、 このデータ選択手段で選 択された複数の第 1の情報データに基づいて、 注目位置の情報データが属するク ラスを検出するクラス検出手段と、 このクラス検出手段で検出されたクラスに対 応した、 直交変換により得られる周波数係数に関する符号化雑音を捕正するため の捕正データを発生する捕正データ発生手段と、 第 1の情報信号を構成する複数 の情報データのうち、 第 2の情報信号における注目位置に対応した第 2の情報デ ータに対して直交変換を行う直交変換手段と、 この直交変換手段で得られた周波 数係数に対して補正データ発生手段で発生された補正データを用 、た補正処理を 施す補正手段と、 この補正手段で補正された周波数係数に対して逆直交変換を施 して、 第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る逆直交変換手段とを 備えるものである。
また、 この発明に係る情報信号処理方法は、 符号化されたデジタル情報信号を 復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号 を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理方法であ つて、 第 1の情報信号に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に位 置する複数の第 1の情報データを選択する第 1のステップと、 この第 1のステツ プで選択された複数の第 1の情報データに基づいて、 注目位置の情報データが属 するクラスを検出する第 2のステップと、 この第 2のステップで検出されたクラ スに対応した、 直交変換により得られる周波数係数に関する符号化雑音を補正す るための補正データを発生する第 3のステップと、 第 1の情報信号を構成する複 数の情報データのうち、 第 2の情報信号における注目位置に対応した第 2の情報 データに対して直交変換を行う第 4のステップと、 この第 4のステップで得られ た周波数係数に対して第 3のステップで発生された補正データを用いた捕正処理 を施す第 5のステップと、 この第 5のステツプで捕正された周波数係数に対して 逆直交変換を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 6 のステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の情報信号処理方法をコンピュータ に実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り可 能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
また、 この発明に係る画像信号処理装置は、 符号化されたデジタル画像信号を 復号化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号 を、 複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換する画像信号処理装置であ つて、 第 1の画像信号に基づいて、 第 2の画像信号における注目位置の周辺に位 置する複数の第 1の画素データを選択するデータ選択手段と、 このデータ選択手 2003/009191
7 段で選択された複数の第 1の画素データに基づいて、 注目位置の画素データが属 するクラスを検出するクラス検出手段と、 このクラス検出手段で検出されたクラ スに対応した、 直交変換により得られる周波数係数に関する符号化雑音を補正す るための補正データを発生する補正データ発生手段と、 第 1の画像信号を構成す る複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号における注目位置に対応した第 2の画素データに対して直交変換を行う直交変換手段と、 この直交変換手段より 出力される周波数係数に対して補正データ発生手段で発生された補正データを用 いた補正処理を施す捕正手段と、 この補正手段より出力される周波数係数に対し て逆直交変換を施して、 第 2の画像信号における注目位置の画素データを得る逆 直交変換手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る画像表示装置は、 符号化されたデジタル画像信号を復号 化することによって生成される複数の画素データからなる第 1の画像信号が入力 される画像信号入力手段と、 この画像信号入力手段に入力された第 1の画像信号 を複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理手 段と、 この画像信号処理手段より出力される上記第 2の画像信号による画像を画 像表示素子に表示する画像表示手段とを有してなるものである。 画像信号処理手 段は、 上述した画像信号処理装置と同様の構成である。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を復号化することによって生成されたものである。 この第 1 の情報信号に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する複数 の第 1の情報データが選択され、 その複数の第 1の情報データに基づいて、 注目 位置の情報データが属するクラスが検出される。 情報信号としては、 例えば画像 信号や音声信号が考えられる。
上述したように検出されたクラスに対応した符号化雑音を補正するための補正 データが発生される。 例えば、 クラス毎の捕正データが記憶手段に蓄積されてお り、 この記憶手段より検出されたクラスに対応する補正データが読み出される。 この補正データは、 第 1の情報信号に対応した生徒信号と第 2の情報信号に対応 した教師信号とを用いて予め生成されたものである。 そして例えば、 生徒信号は、 教師信号を符号化して得られたデジタル情報信号を復号化することで得られたも のである。 この場合、 生徒信号は符号化雑音 (符号化歪み) を含んだものとなる。 第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における 注目位置に対応した第 2の情報データに対して直交変換 (離散コサイン変換、 ゥ オーブレット変換、 離散サイン変換等) が行われる。 この直交変換で得られた周 波数係数に対して、 上述したように発生された補正データを用いた補正処理が施 される。 そして、 捕正された周波数係数に対して逆直交変換が施されて、 注目位 置の情報データが生成される。
例えば、 補正データは、 第 2の情報信号における注目位置の情報データの個数 に対応した個数の差分データである。 その場合、 第 2の情報信号における注目位 置の情報データの個数が当該注目位置に対応した第 2の情報データの個数と同じ であるときは、 第 2の情報データが直交変換されて得られた周波数係数のそれぞ れに、 対応する補正データを加算することで、 補正後の周波数係数が得られる。 またその場合、 第 2の情報信号における注目位置の情報データの個数が当該注 目位置に対応した第 2の情報データの個数の N倍 (Nは 2以上の整数) であると きは、 補正データの、 第 2の情報データが直交変換されて得られた周波数係数に 対応した低域周波数成分の部分に、 当該第 2の情報データが直交変換されて得ら れた周波数係数を加算することで、 補正後の周波数係数が得られる。
また例えば、 補正データは、 第 2の情報信号における注目位置の情報データの 個数に対応した個数の周波数係数である。 その場合、 第 2の情報信号における注 目位置の情報データの個数が当該注目位置に対応した第 2の情報データの個数の N倍 (Nは 2以上の整数) であるときは、 少なくとも上記補正データの、 第 2の 情報データが直交変換されて得られた周波数係数に対応した低域周波数成分の部 分を、 当該第 2の情報データが直交変換されて得られた周波数係数で置き換える ことで、 捕正後の周波数係数が得られる。
このように、 第 1の情報信号に基づいて第 2の情報信号における注目位置の画 素データが属するクラスを検出し、 第 1の情報信号を構成する情報データのうち 出力情報信号における注目位置に対応した情報データを直交変換して得られた周 波数係数を、 検出されたクラスに対応した捕正データを用いて補正し、 補正され た周波数係数を逆直交変換して第 2の情報信号における注目位置の情報データを 得るものであり、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信号 の符号化雑音 (符号化歪み) を良好に軽減できる。
この発明に係る捕正データ生成装置は、 符号ィ匕されたデジタル情報信号を復号 化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される、 符号化雑 音を補正するための補正データを生成する装置であって、 第 2の情報信号に対応 する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報信号を復号ィヒして第 1の情報 信号に対応した生徒信号を得る復号化手段と、 少なくとも復号化手段より出力さ れる生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の情報データが属するクラ スを検出するクラス検出手段と、 教師信号における注目位置の情報データに対し て、 生徒信号を構成する複数の情報データのうち注目位置に対応した情報データ を用いた減算処理を施す減算手段と、 この減算手段の出力データを、 クラス検出 手段で検出されたクラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の捕正デ ータを求める演算手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る補正データ生成方法は、 符号ィヒされたデジタル情報信号 を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信 号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される、 符 号化雑音を補正するための補正データを生成する方法であって、 第 2の情報信号 に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1 の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップと、 少なくとも第 1のステ ップで得られた生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の情報データが 属するクラスを検出する第 2のステップと、 教師信号における注目位置の情報デ →に対して、 生徒信号を構成する複数の情報データのうち注目位置に対応した 情報データを用いた減算処理を施す第 3のステップと、 この第 3のステツプで得 られたデータを、 第 2のステップで検出されたクラスに基づいて、 クラス毎に平 均化して、 クラス毎の補正データを求める第 4のステップとを備えるものである。 また、 この発明に係るプログラムは、 上述の補正データ生成方法をコンビユー タに実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り 可能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。 この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号である。 この発明は、 この第 1の情報信号を、 複数の情報デ ータからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正する ための補正データを生成する装置である。
第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られるデジタル情報信号 が復号化されて、 第 1の情報信号に対応する生徒信号が得られる。 少なくとも、 この生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の情報データが属するクラ スが検出される。
教師信号における注目位置の情報データに対して、 生徒信号を構成する複数の 情報データのうち注目位置に対応した情報データを用いた減算処理が施される。 この減算処理によって得られるデータが、 上述したように検出されたクラスに基 づいて、 クラス毎に平均化され、 クラス毎の補正データが求められる。
上述したようにして第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に使用され る補正データが生成されるが、 第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に は、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属するクラスに対応した補 正データが選択的に使用されて、 注目位置の情報データが算出される。 これによ り、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信号の符号化雑音 を良好に軽減できる。
この発明に係る捕正データ生成装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号 化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される、 符号化雑 音を捕正するための補正データを生成する装置であって、 第 2の情報信号に対応 する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報 信号に対応した生徒信号を得る復号化手段と、 少なくとも復号化手段より出力さ れる生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の情報データが属するクラ スを検出するクラス検出手段と、 教師信号における注目位置の情報データに対し て直交変換を行つて第 1の周波数係数を得る第 1の直交変換手段と、 生徒信号を 構成する複数の情報データのうち注目位置に対応した情報データに対して直交変 換を行つて第 2の周波数係数を得る第 2の直交変換手段と、 第 1の直交変換手段 で得られた第 1の周波数係数に対して、 第 2の直交変換手段で得られた第 2の周 波数係数を用いた減算処理を施す減算手段と、 この減算手段の出力データを、 ク ラス検出手段で検出されたクラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎 の補正データを求める演算手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る補正データ生成方法は、 符号化されたデジタル情報信号 を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信 号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される、 符 号化雑音を捕正するための捕正データを生成する方法であって、 第 2の情報信号 に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1 の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップと、 少なくとも第 1のステ ップで得られた生徒信号に基づレ、て、 教師信号における注目位置の情報データが 属するクラスを検出する第 2のステップと、 教師信号における注目位置の情報デ 一タに対して直交変換を行つて第 1の周波数係数を得る第 3のステップと、 生徒 信号を構成する複数の情報データのうち注目位置に対応した情報データに対して 直交変換を行って第 2の周波数係数を得る第 4のステップと、 第 3のステップで 得られた第 1の周波数係数に対して、 第 4のステップで得られた第 2の周波数係 数を用いた減算処理を施す第 5のステップと、 この第 5のステツプで得られたデ ータを、 第 2のステップで検出されたクラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める第 6のステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の捕正データ生成方法をコンビユー タに実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り 可能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号である。 この発明は、 この第 1の情報信号を、 複数の情報デ ータからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正する ための補正データを生成する装置である。
第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られるデジタル情報信号 が復号ィ匕されて、 第 1の情報信号に対応する生徒信号が得られる。 少なくとも、 この生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の情報データが属するクラ 9191 丄 άι スが検出される。
教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換が行われて第 1の周 波数係数が得られる。 同様に、 生徒信号を構成する複数の情報データのうち注目 位置に対応した情報データに対して直交変換が行われて第 2の周波数係数が得ら れる。
そして、 第 1の周波数係数に対して、 第 2の周波数係数を用いた減算処理が施 される。 この減算処理によって得られるデータが、 上述したように検出されたク ラスに基づいて、 クラス毎に平均化され、 クラス毎の補正データが求められる。 上述したようにして第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に使用され る補正データが生成されるが、 第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に は、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属するクラスに対応した補 正データが選択的に使用されて、 注目位置の情報データが算出される。 これによ り、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信号の符号化雑音 を良好に軽減できる。
この発明に係る補正データ生成装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号 化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される、 符号化雑 音を捕正するための補正データを生成する装置であって、 第 2の情報信号に対応 する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報 信号に対応した生徒信号を得る復号化手段と、 少なくとも復号化手段より出力さ れる生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の情報データが属するクラ スを検出するクラス検出手段と、 教師信号における注目位置の情報データを、 ク ラス検出手段で検出されたクラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎 の補正データを求める演算手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る補正データ生成方法は、 符号化されたデジタル情報信号 を復号化することによつて生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信 号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される、 符 号化雑音を補正するための補正データを生成する方法であって、 第 2の情報信号 に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報信号を復号ィヒして第 1 の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップと、 少なくとも第 1のステ ップで得られた生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の情報データが 属するクラスを検出する第 2のステップと、 教師信号における注目位置の情報デ ータを、 第 2のステップで検出されたクラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める第 3のステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の補正データ生成方法をコンビユー タに実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り 可能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号ィヒされ たデジタル情報信号である。 この発明は、 この第 1の情報信号を、 複数の情報デ ータからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を捕正する ための捕正データを生成する装置である。
第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られるデジタル情報信号 が復号化されて、 第 1の情報信号に対応する生徒信号が得られる。 少なくとも、 この生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の情報データが属するクラ スが検出される。
教師信号における注目位置の情報データが、 上述したように検出されたクラス に基づいて、 クラス毎に平均化され、 クラス毎の補正データが求められる。
上述したようにして第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に使用され る補正データが生成されるが、 第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に は、 第 2の情報信号におけ 注目位置の情報データが属するクラスに対応した補 正データが選択的に使用されて、 注目位置の情報データが算出される。 これによ り、 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒして得られた情報信号の符号化雑音 を良好に軽減できる。
この発明に係る補正データ生成装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号 化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される、 符晉化雑 音を補正するための補正データを生成する装置であって、 第 2の情報信号に対応 する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報 T/JP2003/009191
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信号に対応した生徒信号を得る復号化手段と、 少なくとも復号化手段より出力さ れる生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の情報データが属するクラ スを検出するクラス検出手段と、 教師信号における注目位置の情報データに対し て直交変換を行って周波数係数を得る直交変換手段と、 この直交変換手段で得ら れた周波数係数を、 クラス検出手段で検出されたクラスに基づいて、 クラス毎に 平均化して、 クラス毎の補正データを求める演算手段とを備えるものである。 この発明に係る補正データ生成方法は、 符号ィ匕されたデジタル情報信号を復号 化することによつて生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される、 符号化雑 音を補正するための補正データを生成する方法であって、 第 2の情報信号に対応 する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報 信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップと、 少なくとも第 1のステップで 得られた生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の情報データが属する クラスを検出する第 2のステップと、 教師信号における注目位置の情報データに 対して直交変換を行って周波数係数を得る第 3のステップと、 この第 3のステツ プで得られた周波数係数を、 第 2のステップで検出されたクラスに基づいて、 ク ラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める第 4のステップとを備える ものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の補正データ生成方法をコンビユー タに実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り 可能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号である。 この発明は、 この第 1の情報信号を、 複数の情報デ ータからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正する ための捕正データを生成する装置である。
第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られるデジタル情報信号 が復号化されて、 第 1の情報信号に対応する生徒信号が得られる。 少なくとも、 この生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の情報データが属するクラ スが検出される。 教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換が行われて周波数係 数が得られる。 この周波数係数が、 上述したように検出されたクラスに基づいて、 クラス毎に平均ィヒされ、 クラス毎の補正データが求められる。
上述したようにして第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に使用され る補正データが生成されるが、 第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に は、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属するクラスに对応した補 正データが選択的に使用されて、 注目位置の情報データが算出される。 これによ り、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信号の符号化雑音 を良好に軽減できる。
この発明に係る情報信号処理装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号ィ匕 することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複 数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理装置であって、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する捕正データ発生手段と、 第 1 の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における注目位 置に対応した情報データに対して、 補正データ発生手段で発生された補正データ を用いた補正処理を施す補正手段と、 第 2の情報信号における注目位置の情報デ ータが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数データを発生す る係数データ発生手段と、 補正手段で補正された情報データに基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択するデ ータ選択手段と、 係数データ発生手段で発生された係数データとデータ選択手段 で選択された複数の情報データとを用いて、 推定式に基づいて第 2の情報信号に おける注目位置の情報データを生成する情報データ生成手段とを備えるものであ る。
また、 この発明に係る情報信号処理方法は、 符号化されたデジタル情報信号を 復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号 を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理方法であ つて、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における注 目位置に対応した情報データに対して、 第 1のステップで発生された補正データ を用いた補正処理を施す第 2のステップと、 第 2の情報信号における注目位置の 情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数データを 発生する第 3のステップと、 第 2のステップで補正された情報データに基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する 第 4のステップと、 第 3のステツプで発生された係数データと第 4のステップで 選択された複数の情報データとを用いて、 推定式に基づいて第 2の情報信号にお ける注目位置の情報データを生成する第 5のステップとを備えるものである。 また、 この発明に係るプログラムは、 上述の情報信号処理方法をコンピュータ に実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り可 能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
また、 この発明に係る画像信号処理装置は、 符号化されたデジタル画像信号を 復号化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号 を、 複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換する画像信号処理装置であ つて、 第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する捕正データ発生手段 と、 第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 第 2の画像信号におけ る注目位置に対応した画素データに対して、 補正データ発生手段で発生された補 正データを用いた捕正処理を施す補正手段と、 第 2の画像信号における注目位置 の画素データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数データ を発生する係数データ発生手段と、 補正手段で補正された画素データに基づいて、 第 2の画像信号における注目位置の周辺に位置する複数の画素データを選択する データ選択手段と、 係数データ発生手段で発生された係数データとデータ選択手 段で選択された複数の画素データとを用いて、 推定式に基づいて第 2の画像信号 における注目位置の画素データを生成する画素データ生成手段とを備えるもので ある。
また、 この発明に係る画像表示装置は、 符号化されたデジタル画像信号を復号 化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号が入 ^ 力される画像信号入力手段と、 この画像信号入力手段に入力された第 1の画像信 号を複数の画素データカ らなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理 手段と、 この画像信号処理手段より出力される第 2の画像信号による画像を画像 表示素子に表示する画像表示手段とを有してなるものである。 画像信号処理手段 は、 上述した画像信号処理装置と同様の構成である。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を復号化することによつて生成されたものである。 情報信号 としては、 例えば画像信号や音声信号が考えられる。
第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応し た、 符号化雑音を補正するための補正データが発生される。 例えば、 クラス毎の 補正データが記憶手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応 する補正データが読み出される。 この補正データは、 第 1の情報信号に対応した 生徒信号と第 2の情報信号に対応した教師信号とを用いて予め生成されたもので ある。 そして例えば、 生徒信号は、 教師信号を符号化して得られたデジタル情報 信号を復号ィヒすることで得られたものである。 この場合、 生徒信号は符号化雑音 (符号化歪み) を含んだものとなる。
第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における 注目位置に対応した情報データに対して、 上述したように発生された補正データ を用いた捕正処理が施される。 そして、 捕正された情報データに基づいて、 第 2 の情報信号における注目位置の周辺に位置する複数の情報データが選択される。 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応し た、 推定式で用いられる係数データが発生される。 例えば、 第 2のクラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類したものである。
第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する複数の情報データおよびこ の注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した係数データが用いられ、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報データが生成される。 このように、 第 1の情報信号を構成する情報データのうち第 2の情報信号にお ける注目位置に対応した情報データを、 この第 2の情報信号における注目位置が 属する第 1のクラスに対応した補正データを用いて補正すると共に、 捕正された 情報データに基づいて選択された第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置 する複数の情報データとこの第 2の情報信号における注目位置が属する第 2のク ラスに対応した係数データとを用いて、 推定式に基づいてこの第 2の情報信号に おける注目位置の情報データを生成するものであり、 符号化されたデジタル情報 信号を復号ィヒして得られた情報信号の符号ィヒ雑音を良好に軽減できる。
この発明に係る情報信号処理装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号ィ匕 することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複 数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理装置であって、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を捕正するための補正データを発生する補正データ発生手段と、 第 1 の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における注目位 置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う直交変換手段と、 この直 交変換手段で得られた周波数係数に対して、 捕正データ発生手段で発生された補 正データを用いた補正処理を施す補正手段と、 第 2の情報信号における注目位置 の情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数データ を発生する係数データ発生手段と、 捕正手段で捕正された周波数係数に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する 周波数係数選択手段と、 係数データ発生手段で発生された係数データと周波数係 数選択手段で選択された複数の周波数係数とを用いて、 推定式に基づいて第 2の 情報信号における注目位置の情報データに対応した周波数係数を生成する周波数 係数生成手段と、 この周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直 交変換を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る逆直交変 換手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る情報信号処理方法は、 符号化されたデジタル情報信号を 復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号 を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理方法であ つて、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号ィ匕雑音を補正するための補正デ一タを発生する第 1のステップと、 第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における注 目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のステップと、 この第 2のステップで得られた周波数係数に対して、 第 1のステップで発生され た補正データを用いた補正処理を施す第 3のステップと、 第 2の情報信号におけ る注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる 係数データを発生する第 4のステップと、 第 3のステツプで補正された周波数係 数に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に対応する複数の周波数 係数を選択する第 5のステップと、 第 4のステツプで発生された係数データと第 5のステップで選択された複数の周波数係数とを用いて、 推定式に基づいて第 2 の情報信号における注目位置の情報データに対 した周波数係数を生成する第 6 のステップと、 この第 6のステツプで生成された周波数係数に対して逆直交変換 を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップ とを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の情報信号処理方法をコンピュータ に実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り可 能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
この発明に係る画像信号処理装置は、 符号化されたデジタル画像信号を復号ィ匕 することによって生成される.、 複数の画素データからなる第 1の画像信号を、 複 数の画素データからなる第 2の画像信号に変換する画像信号処理装置であって、 第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段と、 第 1 の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 第 2の画像信号における注目位 置の周辺に対応した画素データに対して直交変換を行う直交変換手段と、 この直 交変換手段で得られた周波数係数に対して、 補正データ発生手段で発生された捕 正データを用いた補正処理を施す補正手段と、 第 2の画像信号における注目位置 の画素データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数データ を発生する係数データ発生手段と、 補正手段で補正された周波数係数に基づいて、 第 2の画像信号における注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する 周波数係数選択手段と、 係数データ発生手段で発生された係数データと周波数係 数選択手段で選択された複数の周波数係数とを用いて、 推定式に基づいて第 2の 画像信号における注目位置の画素データに対応した周波数係数を生成する周波数 係数生成手段と、 この周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直 交変換を施して、 第 2の画像信号における注目位置の画素データを得る逆直交変 換手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る画像表示装置は、 符号化されたデジタル画像信号を復号 化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号が入 力される画像信号入力手段と、 この画像信号入力手段に入力された第 1の画像信 号を複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理 手段と、 この画像信号処理手段より出力される第 2の画像信号による画像を画像 表示素子に表示する画像表示手段とを有してなるものである。 画像信号処理手段 は、 上述した画像信号処理装置と同様の構成である。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成されたものである。 情報信号 としては、 例えば画像信号や音声信号が考えられる。
第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応し た、 符号ィヒ雑音を補正するための補正データが発生される。 例えば、 クラス毎の 補正データが記憶手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応 する補正データが読み出される。 この補正データは、 第 1の情報信号に対応した 生徒信号と第 2の情報信号に対応した教師信号とを用いて予め生成されたもので ある。 そして例えば、 生徒信号は、 教師信号を符号化して得られたデジタル情報 信号を復号ィ匕することで得られたものである。 この場合、 生徒信号は符号化雑音 (符号化歪み) を含んだものとなる。
第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における 注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換 (離散コサイン変換、 ゥ オーブレット変換、 離散差信号変換など) が行われる。 この直交変換で得られた 周波数係数に対して、 上述したように発生された捕正データを用いた補正処理が 施される。
この捕正された周波数係数に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周 辺に対応する複数の周波数係数が選択される。 また、 第 2の情報信号における注 目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数 データが発生される。 例えば、 第 2のクラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類を さらに細かく分類したものである。
第 2の情報信号における注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数およびこ の注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した係数データが用いられ、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応した周波 数係数が生成される。 そして、 生成された周波数係数に対して逆直交変換が施さ れて、 注目位置の情報データが得られる。
このように、 第 1の情報信号を構成する情報データのうち出力情報信号におけ る注目位置に対応した情報データを直交変換して得られる周波数係数を、 この第 2の情報信号における注目位置が属する第 1のクラスに対応した補正データを用 いて補正すると共に、 補正された周波数係数に基づいて選択された第 2の情報信 号における注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数とこの第 2の情報信号に おける注目位置が属する第 2のクラスに対応した係数データとを用いて、 推定式 に基づいて、 この第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応した周波 数係数を生成し、 この周波数係数を逆直交変換して第 2の情報信号における注目 位置の情報データを得るものであり、 符号化されたデジタル情報信号を復号化し て得られた情報信号の符号化雑音を良好に軽減できる。
この発明に係る情報信号処理装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号化 することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複 数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理装置であって、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する捕正データ発生手段と、 第 1 の情報信号に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する複数 の情報データを選択する第 1のデータ選択手段と、 補正データ発生手段で発生さ れた補正データに基づいて、 第 1のデータ選択手段で選択された複数の情報デー タに対応した複数の捕正データを選択する第 2のデータ選択手段と、 第 2の情報 信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で 用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 この係数データ発生手 段で発生された係数データ、 第 1のデータ選択手段で選択された複数の情報デー タおよぴ第 2のデータ選択手段で選択された複数の補正データを用いて、 推定式 に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報データを生成する情報データ 生成手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る情報信号処理方法は、 符号化されたデジタル情報信号を 復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号 を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理方法であ つて、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 第 1の情報信号に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する 複数の情報データを選択する第 2のステップと、 第 1のステップで発生された補 正データに基づいて、 第 2のステップで選択された複数の情報データに対応した 複数の補正データを選択する第 3のステップと、 第 2の情報信号における注目位 置の情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数デー タを発生する第 4のステップと、 この第 4のステツプで発生された係数データ、 第 2のステツプで選択された複数の情報データ、 第 3のステツプで選択された複 数の補正データを用いて、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の 情報データを生成する第 5のステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の情報信号処理方法をコンピュータ に実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り可 能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
また、 この発明に係る画像信号処理装置は、 符号化されたデジタル画像信号を 復号化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号 を、 複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換する画像信号処理装置であ つて、 第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する補正データ発生手段 と、 第 1の画像信号に基づいて、 第 2の画像信号における注目位置の周辺に位置 する複数の画素データを選択する第 1のデータ選択手段と、 補正データ発生手段 で発生された補正データに基づいて、 第 1のデータ選択手段で選択された複数の 画素データに対応した複数の補正データを選択する第 2のデータ選択手段と、 第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 係数データ発 生手段で発生された係数データ、 第 1のデータ選択手段で選択された複数の画素 データおよぴ第 2のデータ選択手段で選択された複数の補正データを用いて、 推 定式に基づいて第 2の画像信号における注目位置の画素データを生成する画素デ ータ生成手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る画像表示装置は、 符号化されたデジタル画像信号を復号 化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号が入 力される画像信号入力手段と、 この画像信号入力手段に入力された第 1の画像信 号を複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理 手段と、 この画像信号処理手段より出力される第 2の画像信号による画像を画像 表示素子に表示する画像表示手段とを有してなるものである。 画像信号処理手段 は、 上述した画像信号処理装置と同様の構成である。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を複号化することによつて生成されたものである。 情報信号 としては、 例えば画像信号や音声信号が考えられる。
第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応し た、 符号化雑音を補正するための捕正データが発生される。 例えば、 クラス毎の 捕正データが記憶手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応 する補正データが読み出される。 この補正データは、 第 1の情報信号に対応した 生徒信号と第 2の情報信号に対応した教師信号とを用いて予め生成されたもので ある。 そして例えば、 生徒信号は、 教師信号を符号化して得られたデジタル情報 信号を復号化することで得られたものである。 この場合、 生徒信号は符号化雑音 (符号化歪み) を含んだものとなる。
第 1の情報信号に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置す る複数の情報データが選択され、 また上述したように発生された補正データに基 づいて、 この選択された複数の情報データに対応した複数の補正データが選択さ れる。
第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応し た、 推定式で用いられる係数データが発生される。 例えば、 第 2のクラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類したものである。
第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する複数の情報データ、 この複 数の情報データに対応した複数の補正データおよびこの注目位置の情報データが 属する第 2のクラスに対応した係数データが用いられ、 推定式に基づいて第 2の 情報信号における注目位置の情報データが生成される。
このように、 第 1の情報信号に基づいて選択された第 2の情報信号における注 目位置の周辺に位置する複数の情報データ、 この第 2の情報信号における注目位 置が属する第 1のクラスの補正データに基づいて選択された複数の情報デ タに 対応した複数の補正データおよびこの第 2の情報信号における注目位置が属する 第 2のクラスに対応した係数データとを用いて、 推定式に基づいてこの第 2の情 報信号における注目位置の情報データを生成するものであり、 符号化されたデジ タル情報信号を複号化して得られた情報信号の符号化雑音を良好に軽減できる。' この発明に係る情報信号処理装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号ィ匕 することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複 数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理装置であって、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段と、 第 1 の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における注目位 置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う直交変換手段と、 この直 交変換手段で得られた周波数係数に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置 の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段と、 補正デー タ発生手段で発生された補正データに基づいて、 周波数係数選択手段で選択され た複数の周波数係数に対応した複数の補正データを選択する補正データ選択手段 と、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応 した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 この係 数データ発生手段で発生された係数データ、 周波数係数選択手段で選択された複 数の周波数係数および補正データ選択手段で選択された複数の補正データを用い て、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応した 周波数係数を生成する周波数係数生成手段と、 この周波数係数生成手段で生成さ れた周波数係数に対して逆直交変換を施して、 第 2の情報信号における注目位置 の情報データを得る逆直交変換手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る情報信号処理方法は、 符号化されたデジタル情報信号を 復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号 を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理方法であ つて、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を捕正するための補正データを発生する第 1のステップと、 第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における注 目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のステップと、 この第 2のステップで得られた周波数係数に基づいて、 第 2の情報信号における 注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 3のステップと、 第 1 のステツプで発生された補正データに基づいて、 第 3のステツプで選択された複 数の周波数係数に対応した複数の補正データを選択する第 4のステップと、 第 2 の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推 定式で用いられる係数データを発生する第 5のステップと、 この第 5のステップ で発生された係数データ、 第 3のステツプで選択された複数の周波数係数および 上記第 4のステツプで選択された複数の補正データを用いて、 推定式に基づいて 第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応した周波数係数を生成する 第 6のステップと、 この第 6のステツプで生成された周波数係数に対して逆直交 変換を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステ ップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の情報信号処理方法をコンピュータ に実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り可 能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。 また、 この発明に係る画像信号処理装置は、 符号化されたデジタル画像信号を 復号化することによって生成される、 複数の画素デ一タからなる第 1の画像信号 を、 複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換する画像信号処理装置であ つて、 第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、 第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 第 2の画像信号におけ る注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換を行う直交変換手段と、 この直交変換手段で得られた周波数係数に基づいて、 第 2の画像信号における注 目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段と、 補 正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 周波数係数選択手段で選 択された複数の周波数係数に対応した複数の補正データを選択する補正データ選 択手段と、 第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラス に対応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 この係数データ発生手段で発生された係数データ、 周波数係数選択手段で選択さ れた複数の周波数係数および補正データ選択手段で選択された複数の捕正データ を用いて、 推定式に基づいて第 2の画像信号における注目位置の画素データに対 応した周波数係数を生成する周波数係数生成手段と、 この周波数係数生成手段で 生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 第 2の画像信号における注 目位置の画素データを得る逆直交変換手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る画像表示装置は、 符号化されたデジタル画像信号を復号 化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号が入 力される画像信号入力手段と、 この画像信号入力手段に入力された第 1の画像信 号を複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理 手段と、 この画像信号処理手段より出力される第 2の画像信号による画像を画像 表示素子に表示する画像表示手段とを有してなるものである。 画像信号処理手段 は、 上述した画像信号処理装置と同様の構成である。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を復号化することによって生成されたものである。 情報信号 としては、 例えば面像信号や音声信号が考えられる。 第 2.の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応し た、 符号ィ匕雑音を補正するための補正データが発生される。 例えば、 クラス毎の 補正データが記憶手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応 する補正データが読み出される。 この補正データは、 第 1の情報信号に対応した 生徒信号と第 2の情報信号に対応した教師信号とを用いて予め生成されたもので ある。 そして例えば、 生徒信号は、 教師信号を符号化して得られたデジタル情報 信号を復号化することで得られたものである。 この場合、 生徒信号は符号化雑音 (符号化歪み) を含んだものとなる。
第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における 注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換 (離散コサイン変換、 ゥ オーブレット変換、 離散差信号変換など) が行われる。 この直交変換で得られた 周波数係数に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に対応する複数 の周波数係数が選択され、 また上述したように発生された補正データに基づいて、 この選択された複数の周波数係数に対応した複数の補正データが選択される。 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応し た、 推定式で用いられる係数データが発生される。 例えば、 第 2のクラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類したものである。
第 2の情報信号における注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数、 この複 数の周波数係数に対応した複数の捕正データおよびこの注目位置の情報データが 属する第 2のクラスに対応した係数データが用いられ、 推定式に基づいて第 2の 情報信号における注目位置の情報データに対応した周波数係数が生成される。 そ して、 生成された周波数係数に対して逆直交変換が施されて、 注目位置の情報デ —タが得られる。
このように、 第 1の情報信号を構成する情報データのうち出力情報信号におけ る注目位置に対応した情報データを直交変換して得られる周波数係数に基づいて 選択された第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する複数の情報データ、 この第 2の情報信号における注目位置が属する第 1のクラスの捕正データに基づ いて選択された複数の情報データに対応した複数の補正データおよびこの第 2の 情報信号における注目位置が属する第 2のクラスに対応した係数データとを用い て、 推定式に基づいてこの第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応 した周波数係数を生成し、 この周波数係数を逆直交変換して第 2の情報信号にお ける注目位置の情報データを得るものであり、 符号ィ匕されたデジタル情報信号を 複号化して得られた情報信号の符号化雑音を良好に軽減できる。
この発明に係る情報信号処理装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号ィ匕 することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複 数の情報データカ らなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理装置であって、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段と、 この 捕正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 第 2の情報信号におけ る注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択するデータ選択手段と、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 この係数デー タ発生手段で発生された係数データおよぴデータ選択手段で選択された複数の補 正データを用いて、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報デ ータに対応した補正データを生成する補正データ生成手段と、 第 1の情報信号を 構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における注目位置に対応した 情報データに対して、 補正データ生成手段で生成された補正データを用 、た補正 処理を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報データを生成する情報デ ータ生成手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る情報信号処理方法は、 符号化されたデジタル情報信号を 複号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号 を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理方法であ つて、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する第 1のステップと、 この第 1のステップで発生された補正データに基づいて、 第 2の情報信号におけ る注目位置の周辺に対応した複数の捕正データを選択する第 2のステップと、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 3のステップと、 この第 3のステツ プで発生された係数データおよぴ第 2のステツプで選択された複数の捕正データ を用いて、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報データに対 応した補正データを生成する第 4のステップと、 第 1の情報信号を構成する複数 の情報データのうち、 第 2の情報信号における注目位置に対応した情報データに 対して、 第 4のステップで生成された補正データを用いた補正処理を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報データを生成する第 5のステップとを備え るものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の情報信号処理方法をコンビュ タ に実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り可 能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
また、 この発明に係る画像信号処理装置は、 符号化されたデジタル画像信号を 復号化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号 を、 複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換する画像信号処理装置であ つて、 第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、 この補正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 第 2の画像信 号における注目位置の周辺に対応した複数の捕正データを選択するデータ選択手 段と、 第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 この 係数データ発生手段で発生された係数データおよぴデータ選択手段で選択された 複数の補正データを用いて、 推定式に基づいて第 2の画像信号における注目位置 の画素データに対応した捕正データを生成する補正データ生成手段と、 第 1の画 像信号を構成する複数の画素データのうち、 第 2の画像信号における注目位置に 対応した画素データに対して、 補正データ生成手段で生成された捕正データを用 いた補正処理を施して、 第 2の画像信号における注目位置の画素データを生成す る画素データ生成手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る画像表示装置は、 符号化されたデジタル画像信号を復号 化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号が入 力される画像信号入力手段と、 この画像信号入力手段に入力された第 1の画像信 号を複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理 手段と、 この画像信号処理手段より出力される第 2の画像信号による画像を画像 表示素子に表示する画像表示手段とを有してなるものである。 画像信号処理手段 は、 上述した画像信号処理装置と同様の構成である。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を復号化することによって生成されたものである。 情報信号 としては、 例えば画像信号や音声信号が考えられる。
第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応し た、 符号化雑音を補正するための補正データが発生される。 例えば、 クラス毎の 補正データが記憶手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応 する捕正データが読み出される。 この補正データは、 第 1の情報信号に対応した 生徒信号と第 2の情報信号に対応した教師信号とを用いて予め生成されたもので ある。 そして例えば、 生徒信号は、 教師信号を符号化して得られたデジタル情報 信号を復号ィ匕することで得られたものである。 この場合、 生徒信号は符号化雑音 (符号化歪み) を含んだものとなる。
第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応し た、 推定式で用いられる係数データが発生される。 例えば、 第 2のクラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類したものである。 また、 上述し たように発生された補正データに基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の 周辺に対応した複数の補正データが選択される。
そして、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に対応した複数の補正データ およびこの注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した係数データが 用いられ、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報データに対 応した補正データが生成される。
第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における 注目位置に対応した第 2の情報データに対して、 上述レたように発生された捕正 データを用いた補正処理が施され、 第 2の情報信号における注目位置の情報デー タが生成される。
このように、 第 2の情報信号における注目位置が属する第 1のクラスの補正デ ータおよびこの第 2の情報信号における注目位置が属する第 2のクラスに対応し た係数データとを用いて、 推定式に基づいてこの第 2の情報信号における注目位 置の情報データに対応した補正データを生成し、 第 1の情報信号を構成する情報 データのうち第 2の情報信号における注目位置に対応した情報データを、 上述し たように生成された補正データを用いて補正して第 2の情報信号における注目位 置の情報データを生成するものであり、 符号化されたデジタル情報信号を復号化 して得られた情報信号の符号化雑音を良好に軽減できる。
この発明に係る情報信号処理装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号化 することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複 数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理装置であって、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段と、 第 1 の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における注目位 置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う直交変換手段と、 補正デ ータ発生手段で発生された補正データに基づいて、 第 2の情報信号における注目 位置の周辺に対応した複数の補正データを選択するデータ選択手段と、 第 2の情 報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式 で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 この係数データ発生 手段で発生された係数データおよびデータ選択手段で選択された複数の補正デー タを用いて、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報データに 対応した補正データを生成する補正データ生成手段と、 直交変換手段で得られた 周波数係数に対して、 捕正データ生成手段で生成された補正データを用いた補正 処理を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応した周波数 係数を生成する周波数係数生成手段と、 この周波数係数生成手段で生成された周 波数係数に対して逆直交変換を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報 データを得る逆直交変換手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る情報信号処理方法は、 符号化されたデジタル情報信号を 復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号 を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理方法であ つて、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における注 目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のステップと、 第 1のステップで発生された補正データに基づいて、 第 2の情報信号における注 目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択する第 3のステップと、 第 2の 情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定 式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、 この第 4のステップで 発生された係数データおよび第 3のステツプで選択された複数の補正データを用 いて、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応し た補正データを生成する第 5のステップと、 第 2のステップで得られた周波数係 数に対して、 第 5のステップで生成された捕正データを用いた補正処理を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応した周波数係数を生成する 第 6のステップと、 この第 6のステツプで生成された周波数係数に対して逆直交 変換を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステ ップとを備えるものである。 '
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の情報信号処理方法をコンピュータ に実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り可 能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
また、 この発明に係る画像信号処理装置は、 符号化されたデジタル面像信号を 複号化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号 を、 複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換する画像信号処理装置であ つて、 第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、 第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 第 2の画像信号におけ る注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換を行う直交変換手段と、 補正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 第 2の画像信号におけ る注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択するデータ選択手段と、 第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 係数データ発 生手段で発生された係数データおよびデータ選択手段で選択された複数の捕正デ ータを用いて、 推定式に基づいて第 2の画像信号における注目位置の画素データ に対応した補正データを生成する補正データ生成手段と、 直交変換手段で得られ た周波数係数に対して、 補正データ生成手段で生成された補正データを用いた補 正処理を施して、 第 2の画像信号における注目位置の画素データに対応した周波 数係数を生成する周波数係数生成手段と、 この周波数係数生成手段で生成された 周波数係数に対して逆直交変換を施して、 第 2の画像信号における注目位置の画 素データを得る逆直交変換手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る画像表示装置は、 符号化されたデジタル画像信号を復号 化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号が入 力される画像信号入力手段と、 この画像信号入力手段に入力された第 1の画像信 号を複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信晉処理 手段と、 この画像信号処理手段より出力される第 2の画像信号による画像を画像 表示素子に表示する画像表示手段とを有してなるものである。 画像信号処理手段 は、 上述した画像信号処理装置と同様の構成である。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を復号化することによって生成されたものである。 情報信号 としては、 例えば画像信号や音声信号が考えられる。
第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応し た、 符号化雑音を捕正するための補正データが発生される。 例えば、 クラス毎の 補正データが記憶手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応 する補正データが読み出される。 この捕正データは、 第 1の情報信号に対応した 生徒信号と第 2の情報信号に対応した教師信号とを用いて予め生成されたもので ある。 そして例えば、 生徒信号は、 教師信号を符号化して得られたデジタル情報 信号を復号ィ匕することで得られたものである。 この場合、 生徒信号は符号化雑音 (符号化歪み) を含んだものとなる。 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応し た、 推定式で用いられる係数データが発生される。 例えば、 第 2のクラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類したものである。 また、 上述し たように発生された捕正データに基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の 周辺に対応した複数の補正データが選択される。
そして、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に対応した複数の補正デ"タ およびこの注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した係数データが 用いられ、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報データに対 応した補正データが生成される。
第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における 注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換 (離散コサイン変換、 ゥ オーブレット変換、 離散差信号変換など) が行われる。 この直交変換で得られた 周波数係数に対して、 上述したように発生された捕正データを用いた捕正処理が 施され、 第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応した周波数係数が 生成される。 そして、 生成された周波数係数に対して逆直交変換が施されて、 注 目位置の情報データが得られる。
このように、 第 2の情報信号における注目位置が属する第 1のクラスの補正デ ータおよぴこの第 2の情報信号における注目位置が属する第 2のクラスに対応し た係数データとを用いて、 推定式に基づいてこの第 2の情報信号における注目位 置の情報データに対応した補正データを生成し、 第 1の情報信号を構成する情報 データのうち出力情報信号における注目位置に対応した情報データを直交変換し て得られる周波数係数を、 上述したように生成された補正データを用いて補正し て第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応した周波数係数を生成し、 この周波数係数を逆直交変換して第 2の情報信号における注目位置の情報データ を得るものであり、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信 号の符号ィヒ雑音を良好に軽減できる。
この発明に係る情報信号処理装置は、 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化 することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複 数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理装置であって、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する補正データ発生手段と、 第 1 の情報信号に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する複数 の情報データを選択するデータ選択手段と、 第 2の情報信号における注目位置の 情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数データを 発生する係数データ発生手段と、 この係数データ発生手段で発生された係数デー タおよぴデータ選択手段で選択された複数の情報データを用いて、 推定式に基づ いて第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応したデータを生成する データ生成手段と、 このデータ生成手段で生成されたデータに対して、 補正デー タ発生手段で発生された補正データを用いた補正処理を施して、 第 2の情報信号 における注目位置の情報データを生成する情報データ生成手段とを備えるもので める。
また、 この発明に係る情報信号処理方法は、 符号化されたデジタル情報信号を 復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号 を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理方法であ つて、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 第 1の情報信号に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する 複数の情報データを選択する第 2のステップと、 第 2の情報信号における注目位 '置の情報データが属する第 2のクラス 対応した、 推定式で用いられる係数デー タを発生する第 3のステップと、 この第 3のステツプで発生された係数データお よび第 2のステップで選択された複数の情報データを用いて、 推定式に基づいて 第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応したデータを生成する第 4 のステップと、 この第 4のステップで生成されたデータに対して、 第 1のステツ プで発生された捕正データを用いた補正処理を施して、 第 2の情報信号における 注目位置の情報データを生成する第 5のステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の情報信号処理方法をコンピュータ に実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り可 能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
また、 この発明に係る画像信号処理装置は、 符号ィヒされたデジタル画像信号を 複号化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号 を、 複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換する画像信号処理装置であ つて、 第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を捕正するための捕正データを発生する補正データ発生手段 と、 第 1の画像信号に基づいて、 第 2の画像信号における注目位置の周辺に位置 する複数の画素データを選択するデータ選択手段と、 第 2の画像信号における注 目位置の画素データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数 データを発生する係数データ発生手段と、 この係数データ発生手段で発生された 係数データおよびデータ選択手段で選択された複数の画素データを用いて、 推定 式に基づいて第 2の画像信号における注目位置の画素データに対応したデータを 生成するデータ生成手段と、 このデータ生成手段で生成されたデータに対して、 補正データ発生手段で発生された補正データを用いた捕正処理を施して、 第 2の 画像信号における注目位置の画素データを生成する画素データ生成手段とを備え るものである。
また、 この発明に係る画像表示装置は、 符号化されたデジタル画像信号を復号 化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号が入 力される画像信号入力手段と、 この画像信号入力手段に入力された第 1の画像信 号を複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理 手段と、 この画像信号処理手段より出力される第 2の画像信号による画像を画像 表示素子に表示する画像表示手段とを有してなるものである。 画像信号処理手段 は、 上述した画像信号処理装置と同様の構成である。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を復号化することによって生成されたものである。 情報信号 としては、 例えば画像信号や音声信号が考えられる。
第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応し た、 符号化雑音を補正するための捕正データが発生される。 例えば、 クラス毎の 補正データが記憶手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応 する補正データが読み出される。 この補正デ一タは、 第 1の情報信号に対応した 生徒信号と第 2の情報信号に対応した教師信号とを用いて予め生成されたもので ある。 そして例えば、 生徒信号は、 教師信号を符号ィヒして得られたデジタル情報 信号を復号ィ匕することで得られたものである。 この場合、 生徒信号は符号化雑音 (符号化歪み) を含んだものとなる。
第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応し た、 推定式で用いられる係数データが発生される。 例えば、 第 2のクラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類したものである。
第 1の情報信号に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置す る複数の情報データが選択される。 そして、 この第 2の情報信号における注目位 置の周辺に位置する複数の情報データおよびこの注目位置の情報データが属する 第 2のクラスに対応した係数データが用いられ、 推定式に基づいて第 2の情報信 号における注目位置の情報データに対応したデータが生成される。 そして、 この データに対して、 上述したように発生された補正データを用いた補正処理が施さ れ、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが生成される。
このように、 第 1の情報信号に基づいて選択された第 2の情報信号における注 目位置の周辺に位置する複数の情報データおよびこの第 2の情報信号における注 目位置が属する第 2のクラスに対応した係数データとを用いて、 推定式に基づい てこの第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応したデータを生成し、 このデータを、 第 2の情報信号における注目位置が属する第 1のクラスの捕正デ ータを用いて補正して第 2の情報信号における注目位置の情報データを生成する ものであり、 符号化されたデジタル情報信号を復号ィ匕して得られた情報信号の符 号化雑音を良好に軽減できる。
この発明に係る情報信号処理装置は、 符号化されたデジタル情報信号を複号化 することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複 数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理装置であって、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段と、 第 1 の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における注目位 置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う直交変換手段と、 この直 交変換手段で得られた周波数係数に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置 の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段と、 第 2の情 報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式 で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 この係数データ発生 手段で発生された係数データおよぴ周波数係数選択手段で選択された複数の周波 数係数を用いて、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報デー タに対応したデータを生成するデータ生成手段と、 このデータ生成手段で生成さ れたデータに対して、 補正データ発生手段で発生された補正データを用いた補正 処理を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応した周波数 係数を生成する周波数係数生成手段と、 この周波数係数生成手段で生成された周 波数係数に対して逆直交変換を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報 f—タを得る逆直交変換手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る情報信号処理方法は、 符号化されたデジタル情報信号を 復号化することによつて生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号 を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する情報信号処理方法であ つて、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 この第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号におけ る注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のステップ と、 この第 2のステップで得られた周波数係数に基づいて、 第 2の情報信号にお ける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 3のステップと、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、 この第 4のステツ プで発生された係数データおよび第 3のステツプで選択された複数の周波数係数 を用いて、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報データに対 応したデータを生成する第 5のステップと、 この第 5のステツプで生成されたデ ータに対して、 第 1のステツプで発生された補正データを用いた補正処理を施し て、 第 2の情報信号における注目位置の情報データに対応した周波数係数を生成 する第 6のステップと、 この第 6のステツプで生成された周波数係数に対して逆 直交変換を施して、 第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7の ステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の情報信号処理方法をコンピュータ に実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り可 能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
また、 この発明に係る画像信号処理装置は、 符号化されたデジタル画像信号を 復号化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号 を、 複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換する画像信号処理装置であ つて、 第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を捕正するための捕正データを発生する補正データ発生手段 と、 第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 第 2の画像信号におけ る注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換を行う直交変換手段と、 この直交変換手段で得られた周波数係数に基づいて、 第 2の画像信号における注 目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段と、 第 2の画像信号における注目位置の面素データが属する第 2のクラスに対応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 この係数デー タ発生手段で発生された係数データおよぴ周波数係数選択手段で選択された複数 の周波数係数を用いて、 推定式に基づいて第 2の画像信号における注目位置の画 素データに対応したデータを生成するデータ生成手段と、 このデータ生成手段で 生成されたデータに対して、 補正データ発生手段で発生された補正データを用い た補正処理を施して、 第 2の画像信号における注目位置の画素データに対応した 周波数係数を生成する周波数係数生成手段と、 この周波数係数生成手段で生成さ れた周波数係数に対して逆直交変換を施して、 第 2の画像信号における注目位置 の画素データを得る逆直交変換手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る画像表示装置は、 符号化されたデジタル画像信号を復号 化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号が入 力される画像信号入力手段と、 この画像信号入力手段に入力された第 1の画像信 号を複数の画素データからなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理 手段と、 この画像信号処理手段より出力される第 2の画像信号による画像を画像 表示素子に表示する画像表示手段とを有してなるものである。 画像信号処理手段 は、 上述した画像信号処理装置と同様の構成である。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を複号化することによって生成されたものである。 情報信号 としては、 例えば画像信号や音声信号が考えられる。
第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応し た、 符号ィ匕雑音を捕正するための補正データが発生される。 例えば、 クラス毎の 補正データが記憶手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応 する補正データが読み出される。 この補正データは、 第 1の情報信号に対応した 生徒信号と第 2の情報信号に対応した教師信号とを用いて予め生成されたもので ある。 そして例えば、 生徒信号は、 教師信号を符号ィヒして得られたデジタル情報 信号を復号ィヒすることで得られたものである。 この場合、 生徒信号は符 化雑音 (符号化歪み) を含んだものとなる。
第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応し た、 推定式で用いられる係数データが発生される。 例えば、 第 2のクラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類したものである。
第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 第 2の情報信号における 注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換 (離散コサイン変換、 ゥ オーブレット変換、 離散差信号変換など) が行われる。 この直交変換で得られた 周波数係数に基づいて、 第 2の情報信号における注目位置の周辺に対応する複数 の周波数係数が選択される。
そして、 この第 2の情報信号における注目位置の周辺に対応する複数の周波数 係数およびこの注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対応した係数デー タが用いられ、 推定式に基づいて第 2の情報信号における注目位置の情報データ に対応したデータが生成される。 このデータに対して、 上述したように発生され た捕正データを用いた補正処理が施され、 第 2の情報信号における注目位置の情 報データに対応した周波数係数が生成される。 そして、 生成された周波数係数に 対して逆直交変換が施されて、 注目位置の情報データが得られる。
このように、 第 1の情報信号を構成する情報データのうち出力情報信号におけ る注目位置に対応した情報データを直交変換して得られる周波数係数に基づいて 選択された第 2の情報信号における注目位置の周辺に位置する複数の周波数係数 およびこの第 2の情報信号における注目位置が属する第 2のクラスに対応した係 数データとを用いて、 推定式に基づいてこの第 2の情報信号における注目位置の 情報データに対応したデータを生成し、 このデータを、 第 2の情報信号における 注目位置が属する第 1のクラスの補正データを用いて補正して第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応した周波数係数を生成し、 この周波数係数を 逆直交変換して第 2の情報信号における注目位置の情報データを得るものであり、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信号の符号化雑音を良 好に軽減できる。
この発明に係る係数データ生成装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号 化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定式の係 数データを生成する装置であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィ匕 されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する生徒信 号を得る復号ィヒ手段と、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 1の クラスに対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する補正デー タ発生手段と、 復号化手段より出力される生徒信号を構成する複数の情報データ のうち、 教師信号における注目位置に対応した情報データに対して、 補正データ 発生手段で発生された補正データを用いた補正処理を施す補正手段と、 この補正 手段で補正された情報データに基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に位 置する複数の情報データを選択するデータ選択手段と、 教師信号における注目位 置の情報データが属する第 2のクラス、 データ選択手段で選択された複数の情報 データおよび教師信号における注目位置の情報データを用いて、 クラス毎に、 係 数データを生成する係数データ生成手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る係数データ生成方法は、 符号化されたデジタル情報信号 を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信 号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定 式の係数データを生成する方法であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が 符号ィヒされて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する 生徒信号を得る第 1のステップと、 教師信号における注目位置の情報データが属 する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生す る第 2のステップと、 第 1のステツプで得られた生徒信号を構成する複数の情報 データのうち、 教師信号における注目位置に対応した情報データに対して、 第 2 のステツプで発生された捕正データを用いた補正処理を施す第 3のステップと、 第 3のステップで補正された情報データに基づいて、 教師信号における注目位置 の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 4のステップと、 教師信号にお ける注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 第 4のステップで選択された 複数の情報データおよび教師信号における注目位置の情報データを用いて、 クラ ス毎に、 係数データを生成する第 5のステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の係数データ生成方法をコンビユー タに実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り 可能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を複号化することによって生成されたものである。 この発明 は、 第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際 に使用される推定式の係数データを生成するものである。
第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報信号 がさらに復号化されて第 1の情報信号に対応する生徒信号が得られる。 教師信号 における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を 補正するための捕正データが発生される。 例えば、 クラス毎の補正データが記憶 手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応する補正データが 読み出される。 この補正データは、 生徒信号と教師信号とを用いて予め生成され たものである。
生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 教師信号における注目位置に対 応した情報データに対して、 上述したように発生された補正データを用レ、た補正 処理が施される。 そして、 補正された情報データに基づいて、 教師信号における 注目位置の周辺に位置する複数の情報データが選択される。
そして、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 選択 された複数の情報データおょぴ教師信号における注目位置の情報データを用いて、 クラス毎に、 係数データが生成される。 例えば、 第 2のクラスは、 第 1のクラス と同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラス分類は、 第 1のクラス に係るクラス分類をさらに細かく分類したものである。
上述したようにして、 第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に使用さ れる推定式の係数データが生成されるが、 第 1の情報信号から第 2の情報信号に 変換する際には、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2の クラスに対応した係数データが選択的に使用されて、 推定式により、 第 2の情報 信号における注目位置の情報データが生成される。
これにより、 推定式を使用して第 1の情報信号から第 2の情報信号に変換する 場合に、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信号の符号化 雑音のうち、 補正データによる補正処理で取り除かれなかったものを、 良好に軽 減できる。
この発明に係る係数データ生成装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号 化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定式の係 数データを生成する装置であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化 されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する生徒信 号を得る復号ィヒ手段と、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 1の クラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補疋データを発生する補正デー タ発生手段と、 復号ィヒ手段より出力される生徒信号を構成する複数の情報データ のうち、 教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行 つて第 1の周波数係数を得る第 1の直交変換手段と、 この第 1の直交変換手段で 得られた周波数係数に対して、 捕正データ発生手段で発生された補正データを用 いた補正処理を施す補正手段と、 この補正手段で補正された周波数係数に基づい て、 教師信号における注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周 波数係数選択手段と、 教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換 を行つて第 2の周波数係数を得る第 2の直交変換手段と、 教師信号における注目 位置の情報データが属する第 2のクラス、 周波数係数選択手段で選択された複数 の周波数係数および第 2の直交変換手段で得られた第 2の周波数係数を用いて、 クラス毎に、 係数データを生成する係数データ生成手段とを備えるものである。 また、 この発明に係る係数データ生成方法は、 符号化されたデジタル情報信号 を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信 号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定 式の係数データを生成する方法であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が 符号化されて得られたデジタル情報信号を複号化して第 1の情報信号に対応する 生徒信号を得る第 1のステップと、 教師信号における注目位置の情報データが属 する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生す る第 2のステップと、 第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報 データのうち、 教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変 換を行って第 1の周波数係数を得る第 3のステップと、 この第 3のステツプで得 られた周波数係数に対して、 第 2のステップで発生された補正データを用いた補 正処理を施す第 4のステップと、 第 4のステツプで補正された周波数係数に基づ いて、 教師信号における注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する 第 5のステップと、 教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を 行って第 2の周波数係数を得る第 6のステップと、 教師信号における注目位置の 情報データが属する第 2のクラス、 第 5のステツプで選択された複数の周波数係 数おょぴ第 6のステップで得られた第 2の周波数係数を用いて、 クラス毎に、 係 数データを生成する第 7のステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の係数データ生成方法をコンビユー タに実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り 可能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を復号化することによつて生成されたものである。 この発明 は、 第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際 に使用される推定式の係数データを生成するものである。
第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報信号 がさらに復号化されて第 1の情報信号に対応する生徒信号が得られる。 教師信号 における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を 捕正するための捕正データが発生される。 例えば、 クラス毎の補正データが記憶 手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応する捕正データが 読み出される。 この補正データは、 生徒信号と教師信号とを用いて予め生成され たものである。
生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 教師信号における注目位置の周 辺に対応した情報データに対して直交変換が行われる。 この直交変換で得られた 周波数係数に対して、 上述したように発生された補正データを用いた捕正処理が 施される。 そして、 補正された周波数係数に基づいて、 教師信号における注目位 置の周辺に対応する複数の周波数係数が選択される。
そして、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 選択 された複数の周波数係数および教師信号における注目位置の情報データを直交変 換して得られた周波数係数を用いて、 クラス毎に、 係数データが生成される。 例 えば、 第 2のクラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラ スに係るクラス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類した ものである。
上述したようにして、 第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に使用さ れる推定式の係数データが生成されるが、 第 1の情報信号から第 2の情報信号に 変換する際には、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2の ' クラスに対応した係数データが選択的に使用されて、 推定式により、 第 2の情報 信号における注目位置の情報データが生成される。
これにより、 推定式を使用して第 1の情報信号から第 2の情報信号に変換する 場合に、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信号の符号化 雑音のうち、 捕正データによる補正処理で取り除かれなかったものを、 良好に軽 減できる。 この発明に係る係数データ生成装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号 化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定式の係 数データを生成する装置であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化 されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する生徒信 号を得る復号化手段と、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 1の クラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正デー タ発生手段と、 復号化手段より出力される生徒信号に基づいて、 教師信号におけ る注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 1のデータ選択手段 と、 補正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 第 1のデータ選択 手段で選択された複数の情報データに対応した複数の補正データを選択する第 2 のデータ選択手段と、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のク ラス、 第 1のデータ選択手段で選択された複数の情報データ、 第 2のデータ選択 手段で選択された複数の補正データおよび教師信号における注目位置の情報デー タを用いて、 クラス毎に、 係数データを生成する係数データ生成手段とを備える ものである。
この発明に係る係数データ生成方法は、 符号化されたデジタル情報信号を復号 化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定式の係 数データを生成する方法であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化 されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する生徒信 号を得る第 1のステップと、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 2 のステップと、 第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 教師信号におけ る注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 3のステップと、 第 2のステツプで発生された補正データに基づいて、 第 3のステツプで選択された 複数の情報データに対応した複数の捕正データを選択する第 4のステップと、 教 師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 第 3のステップで 選択された複数の情報データ、 第 4のステツプで選択された複数の補正データお よび教師信号における注目位置の情報データを用いて、 クラス毎に、 係数データ を生成する第 5のステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の係数データ生成方法をコンビユー タに実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り 可能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を復号化することによって生成されたものである。 この発明 は、 第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際 に使用される推定式の係数データを生成するものである。
第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報信号 がさらに復号化されて第 1の情報信号に対応する生徒信号が得られる。 教師信号 における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を 補正するための捕正データが発生される。 例えば、 クラス毎の補正データが記憶 手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応する補正データが 読み出される。 この補正データは、 生徒信号と教師信号とを用いて予め生成され たものである。
生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に位置する複数の情報 データが選択され、 また上述したように発生された補正データに基づいて、 この 選択された複数の情報データに対応した複数の補正データが選択される。
そして、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 選択 された複数の情報データ、 選択された複数の捕正データおよび教師信号における 注目位置の情報データを用いて、 クラス毎に、 係数データが生成される。 例えば、 第 2のクラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係 るクラス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類したもので ある。
上述したようにして、 第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に使用さ れる推定式の係数データが生成されるが、 第 1の情報信号から第 2の情報信号に 変換する際には、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2の クラスに対応した係数データが選択的に使用されて、 推定式により、 第 2の情報 信号における注目位置の情報データが生成される。
これにより、 推定式を使用して第 1の情報信号から第 2の情報信号に変換する 場合に、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信号の符号化 雑音のうち、 補正データによる補正処理で取り除かれなかったものを、 良好に軽 減できる。
この発明に係る係数データ生成装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号 化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定式の係 数データを生成する装置であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化 されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する生徒信 号を得る複号化手段と、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 1の クラスに対応した、 符号化雑音を捕正するための捕正データを発生する捕正デー タ発生手段と、 復号化手段より出力される生徒信号を構成する複数の情報データ のうち、 教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行 つて第 1の周波数係数を得る第 1の直交変換手段と、 この第 1の直交変換手段で 得られた周波数係数に基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に対応する複 数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段と、 補正データ発生手段で発生さ れた補正データに基づいて、 周波数係数選択手段で選択された複数の周波数係数 に対応した複数の補正データを選択する捕正データ選択手段と、 教師信号におけ る注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 2の周波数係数を得る第 2 の直交変換手段と、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラ ス、 周波数係数選択手段で選択された複数の周波数係数、 補正データ選択手段で 選択された複数の補正データおよぴ第 2の直交変換手段で得られた第 2の周波数 係数を用いて、 クラス毎に、 係数データを生成する係数データ生成手段とを備え るものである。
また、 この発明に係る係数データ生成方法は、 符号化されたデジタル情報信号 を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信 号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定 式の係数データを生成する方法であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が 符号化されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する 生徒信号を得る第 1のステップと、 教師信号における注目位置の情報データが属 する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生す る第 2のステップと、 第 1のステツプで得られた生徒信号を構成する複数の情報 データのうち、 教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変 換を行って第 1の周波数係数を得る第 3のステップと、 この第 3のステップで得 られた周波数係数に基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に対応する複数 の周波数係数を選択する第 4のステップと、 第 2のステツプで発生された補正デ ータに基づいて、 第 4のステップで選択された複数の周波数係数に対応した複数 の補正データを選択する第 5のステップと、 教師信号における注目位置の情報デ ータに対して直交変換を行つて第 2の周波数係数を得る第 6のステップと、 教師 信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 第 4のステツプで選 択された複数の周波数係数、 第 5のステツプで選択された複数の補正データおよ ぴ第 6のステップで得られた第 2の周波数係数を用いて、 クラス毎に、 係数デー タを生成する第 7のステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の係数データ生成方法をコンビユー タに実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り 可能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を複号化することによって生成されたものである。 この発明 は、 第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際 に使用される推定式の係数データを生成するものである。
第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報信号 がさらに復号ィヒされて第 1の情報信号に対応する生徒信号が得られる。 教師信号 における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を 補正するための捕正データが発生される。 例えば、 クラス毎の補正データが記憶 手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応する補正データが 読み出される。 この補正データは、 生徒信号と教師信号とを用いて予め生成され たものである。 生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 教師信号における注目位置の周 辺に対応した情報データに対して直交変換が行われる。 この直交変換で得られた 周波数係数に基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に対応する複数の周波 数係数が選択され、 また上述したように発生された補正データに基づいて、 この 選択された複数の周波数係数に対応した複数の補正データが選択される。
そして、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 選択 された複数の周波数係数、 選択された複数の補正データおよぴ教師信号における 注目位置の情報データを直交変換して得られた周波数係数を用いて、 クラス毎に、 係数データが生成される。 例えば、 第 2のクラスは、 第 1のクラスと同じもので ある。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラス分類は、 第 1のクラスに係るクラス 分類をさらに細かく分類したものである。
上述したようにして、 第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に使用さ れる推定式の係数データが生成されるが、 第 1の情報信号から第 2の情報信号に 変換する際には、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2の クラスに対応した係数データが選択的に使用されて、 推定式により、 第 2の情報 信号における注目位置の情報データが生成される。
これにより、 推定式を使用して第 1の情報信号から第 2の情報信号に変換する 場合に、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信号の符号ィ匕 雑音のうち、 補正データによる補正処理で取り除かれなかったものを、 良好に軽 減できる。
この発明に係る係数データ生成装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号 化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定式の係 数データを生成する装置であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィ匕 されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する生徒信 号を得る復号化手段と、 教師信号における注目位置の情報データに対して、 生徒 信号を構成する複数の情報データのうち注目位置に対応した情報データを用いた 減算処理を施す減算手段と、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正 データ発生手段と、 この補正データ発生手段で発生された捕正データに基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択するデータ 選択手段と、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 デ 一タ選択手段で選択された複数の補正データおよぴ教師信号における注目位置の 情報データに対応した減算手段の出力データを用いて、 クラス毎に、 係数データ を生成する係数データ生成手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る係数データ生成方法は、 符号化されたデジタル情報信号 を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信 号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定 式の係数データを生成する方法であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が 符号ィヒされて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する 生徒信号を得る第 1のステップと、 教師信号における注目位置の情報データに対 して、 生徒信号を構成する複数の情報データのうち注目位置に対応した情報デー タを用いた減算処理を施す第 2のステップと、 教師信号における注目位置の情報 データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正デー タを発生する第 3のステップと、 この第 3のステツプで発生された補正データに 基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択 する第 4のステップと、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 2の クラス、 第 4のステツプで選択された複数の補正データおよぴ教師信号における 注目位置の情報データに対応して第 2のステップで得られたデータを用いて、 ク ラス毎に、 係数データを生成する第 5のステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の係数データ生成方法をコンビユー タに実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り 可能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を復号化することによつて生成されたものである。 この発明 は、 第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際 に使用される推定式の係数データを生成するものである。
第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報信号 がさらに復号化されて第 1の情報信号に対応する生徒信号が得られる。 教師信号 における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を 補正するための捕正データが発生される。 例えば、 クラス毎の補正データが記憶 手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応する補正データが 読み出される。 この補正データは、 生徒信号と教師信号とを用いて予め生成され たものである。
教師信号における注目位置の情報データに対して、 生徒信号を構成する複数の 情報データのうち注目位置に対応した情報データを用いた減算処理が行われる。 また、 上述したように発生された補正データに基づいて、 教師信号における注目 位置の周辺に対応した複数の補正データが選択される。
そして、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 選択 された複数の捕正データおよぴ教師信号における注目位置の情報データに対応し た減算データを用いて、 クラス毎に、 係数データが生成される。 例えば、 第 2の クラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラ ス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類したものである。 上述したようにして、 第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に使用さ れる推定式の係数データが生成されるが、 第 1の情報信号から第 2の情報信号に 変換する際には、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2の クラスに対応した係数データが選択的に使用されて、 推定式により、 第 2の情報 信号における注目位置の情報データが生成される。
これにより、 推定式を使用して第 1の情報信号から第 2の情報信号に変換する 場合に、 符号ィ匕されたデジタル情報信号を復号ィ匕して得られた情報信号の符号ィ匕 雑音のうち、 捕正データによる補正処理で取り除かれなかったものを、 良好に軽 減できる。
また、 この発明に係る係数データ生成装置は、 符号化されたデジタル情報信号 を複号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信 号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定 式の係数データを生成する装置であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が 符号化されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する 生徒信号を得る複号化手段と、 教師信号における注目位置の情報データに対して 直交変換を行って第 1の周波数係数を得る第 1の直交変換手段と、 生徒信号を構 成する複数の情報データのうち注目位置に対応した情報データに対して直交変換 を行つて第 2の周波数係数を得る第 2の直交変換手段と、 第 1の直交変換手段で 得られた第 1の周波数係数に対して、 第 2の直交変換手段で得られた第 2の周波 数係数を用いた減算処理を施す減算手段と、 教師信号における注目位置の情報デ ータが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を捕正するための捕正データ を発生する捕正データ発生手段と、 この補正データ発生手段で発生された補正デ 一タに基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に対応した複数の補正データ を選択するデータ選択手段と、 教師信号における注目位置の情報データが属する 第 2のクラス、 データ選択手段で選択された複数の補正データおよび教師信号に おける注目位置の情報データに対応した減算手段の出力データを用いて、 クラス 毎に、 係数データを生成する係数データ生成手段とを備えるものである。
また、 この発明に係る係数データ生成方法は、 符号化されたデジタル情報信号 を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信 号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定 式の係数データを生成する方法であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が 符号化されて得られたデジタル情報信号を復号ィ匕して第 1の情報信号に対応する 生徒信号を得る第 1のステップと、 教師信号における注目位置の情報データに対 して直交変換を行って第 1の周波数係数を得る第 2のステップと、 生徒信号を構 成する複数の情報データのうち注目位置に対応した情報データに対して直交変換 を行って第 2の周波数係数を得る第 3のステップと、 第 2のステツプで得られた 第 1の周波数係数に対して、 第 3のステップで得られた第 2の周波数係数を用い た減算処理を施す第 4のステップと、 教師信号における注目位置の情報データが 属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生 する第 5のステップと、 この第 5のステップで発生された補正データに基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に対応した複数の捕正データを選択する第 6の ステップと、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 第 6のステツプで選択された複数の補正データおよぴ教師信号における注目位置の 情報データに対応した第 4のステップで得られたデータを用いて、 クラス毎に、 係数データを生成する第 7のステップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の係数データ生成方法をコンビユー タに実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り 可能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を複号化することによって生成されたものである。 この発明 は、 第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際 に使用される推定式の係数データを生成するものである。
第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報信号 がさらに復号化されて第 1の情報信号に対応する生徒信号が得られる。 教師信号 における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を 補正するための捕正データが発生される。 例えば、 クラス毎の捕正データが記憶 手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応する補正データが 読み出される。 この補正データは、 生徒信号と教師信号とを用いて予め生成され たものである。
教師信号における注目位置の情報データを直交変換して得られた周波数係数に 対して、 生徒信号を構成する複数の情報データのうち注目位置に対応した情報デ ータを直交変換して得られた周波数係数を用いた減算処理が行われる。 また、 上 述したように発生された補正データに基づいて、 教師信号における注目位置の周 辺に対応した複数の補正データが選択される。
そして、 教師信号における注目位置の情報デ~タが属する第 2のクラス、 選択 された複数の補正データおよび教師信号における注目位置の情報データに対応し た減算データを用いて、 クラス毎に、 係数データが生成される。 例えば、 第 2の クラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラ ス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類したものである。 上述したようにして、 第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に使用さ れる推定式の係数データが生成されるが、 第 1の情報信号から第 2の情報信号に 変換する際には、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2の クラスに対応した係数データが選択的に使用されて、 推定式により、 第 2の情報 信号における注目位置の情報データが生成される。
これにより、 推定式を使用して第 1の情報信号から第 2の情報信号に変換する 場合に、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信号の符号化 雑音のうち、 補正データによる捕正処理で取り除かれなかったものを、 良好に軽 減できる。
この発明に係る係数データ生成装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号 化することによつて生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定式の係 数データを生成する装置であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化 されて得られたデジタル情報信号を復号ィヒして第 1の情報信号に対応する生徒信 号を得る復号ィ匕手段と、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 1の クラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正デー タ発生手段と、 教師信号における注目位置の情報データに対して、 補正データ発 生手段で発生された補正データを用いた減算処理を施す減算手段と、 復号化手段 より出力される生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に位置す る複数の情報データを選択するデータ選択手段と、 教師信号における注目位置の 情報データが属する第 2のクラス、 データ選択手段で選択された複数の情報デー タおよび教師信号における注目位置の情報データに対応した減算手段の出力デー タを用いて、 クラス毎に、 係数データを生成する係数データ生成手段とを備える ものである。
また、 この発明に係る係数データ生成方法は、 符号化されたデジタル情報信号 を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信 号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定 式の係数データを生成する方法であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が 符号化されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する 生徒信号を得る第 1のステップと、 教師信号における注目位置の情報データが属 する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を捕正するための捕正データを発生す る第 2のステップと、 教師信号における注目位置の情報データに対して、 第 2の ;発生された補正データを用いた減算処理を施す第 3のステップと、 第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 教師信号における注目位置の周辺 に位置する複数の情報データを選択する第 4のステップと、 教師信号における注 目位置の情報データが属する第 2のクラス、 第 4のステツプで選択された複数の 情報データおよぴ教師信号における注目位置の情報データに対応した第 3のステ ップで得られたデータを用いて、 クラス毎に、 係数データを生成する第 5のステ ップとを備えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の係数データ生成方法をコンビュ ータに実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取 り可能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を複号化することによって生成されたものである。 この発明 は、 第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際 に使用される推定式の係数データを生成するものである。
第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィ匕されて得られたデジタル情報信号 がさらに復号化されて第 1の情報信号に対応する生徒信号が得られる。 教師信号 における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を 補正するための補正データが発生される。 例えば、 クラス毎の補正データが記憶 手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応する補正データが 読み出される。 この補正データは、 生徒信号と教師信号とを用いて予め生成され たものである。
教師信号における注目位置の情報データに対して、 上述したように発生された 補正データを用いた減算処理が行われる。 また、 生徒信号に基づいて、 教師信号 における注目位置の周辺に位置する複数の情報データが選択される。
そして、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 選択 された複数の情報データおよぴ教師信号における注目位置の情報データに対応し た減算データを用いて、 クラス毎に、 係数データが生成される。 例えば、 第 2の クラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラ ス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類したものである。 上述したようにして、 第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に使用さ れる推定式の係数データが生成されるが、 第 1の情報信号から第 2の情報信号に 変換する際には、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2の クラスに対応した係数データが選択的に使用されて、 推定式により、 第 2の情報 信号における注目位置の情報データが生成される。
これにより、 推定式を使用して第 1の情報信号から第 2の情報信号に変換する 場合に、 符号化されたデジタル情報信号を複号化して得られた情報信号の符号化 雑音のうち、 補正データによる補正処理で取り除かれなかったものを、 良好に軽 減できる。
この発明に係る係数データ生成装置は、 符号化されたデジタル情報信号を復号 化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定式の係 数データを生成する装置であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化 されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する生徒信 号を得る復号ィヒ手段と、 教師信号における注目位置の情報データに対して直交変 換を行って第 1の周波数係数を得る第 1の直交変換手段と、 教師信号における注 目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するた めの補正データを発生する補正データ発生手段と、 第 1の直交変換手段で得られ た周波数係数に対して、 補正データ発生手段で発生された捕正データを用いた減 算処理を施す減算手段と、 復号化手段より出力される生徒信号を構成する複数の 情報データのうち、 教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直 交変換を行って第 2の周波数係数を得る第 2の直交変換手段と、 第 2の直交変換 手段で得られた周波数係数に基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に対応 する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段と、 教師信号における注目 位置の情報データが属する第 2のクラス、 周波数係数選択手段で選択された複数 の周波数係数および教師信号における注目位置の情報データに対応した減算手段 の出力データを用いて、 クラス毎に、 係数データを生成する係数データ生成手段 とを備えものである。
また、 この発明に係る係数データ生成方法は、 符号化されたデジタル情報信号 を複号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信 号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際に使用される推定 式の係数データを生成する方法であって、 第 2の情報信号に対応する教師信号が 符号化されて得られたデジタル情報信号を復号化して第 1の情報信号に対応する 生徒信号を得る第 1のステップと、 教師信号における注目位置の情報データに対 して直交変換を行つて第 1の周波数係数を得る第 2のステップと、 教師信号にお ける注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正 するための補正データを発生する第 3のステップと、 第 2のステップで得られた 周波数係数に対して、 第 3のステツプで発生された補正データを用いた減算処理 を施す第 4のステップと、 第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の 情報データのうち、 教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直 交変換を行って第 2の周波数係数を得る第 5のステップと、 この第 5のステップ で得られた周波数係数に基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に対応する 複数の周波数係数を選択する第 6のステップと、 教師信号における注目位置の情 報データが属する第 2のクラス、 第 6のステップで選択された複数の周波数係数 およぴ教師信号における注目位置の情報データに対応した第 4のステツプで得ら れたデータを用いて、 クラス毎に、 係数データを生成する第 7のステップとを備 えるものである。
また、 この発明に係るプログラムは、 上述の係数データ生成方法をコンビユー タに実行させるためのものである。 また、 この発明に係るコンピュータ読み取り 可能な媒体は、 上述のプログラムを記録したものである。
この発明において、 複数の情報データからなる第 1の情報信号は、 符号化され たデジタル情報信号を復号化することによって生成されたものである。 この発明 は、 第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報信号に変換する際 に使用される推定式の係数データを生成するものである。
第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報信号 がさらに復号化されて第 1の情報信号に対応する生徒信号が得られる。 教師信号 における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を 補正するための補正データが発生される。 例えば、 クラス毎の補正データが記憶 手段に蓄積されており、 この記憶手段より第 1のクラスに対応する捕正データが 読み出される。 この補正データは、 生徒信号と教師信号とを用いて予め生成され たものである。
教師信号における注目位置の情報データを直交変換して得られた周波数係数に 対して、 上述したように発生された補正データを用いた減算処理が行われる。 ま た、 生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 教師信号における注目位置の 周辺に対応した情報データに対して直交変換が行われる。 この直交変換で得られ た周波数係数に基づいて、 教師信号における注目位置の周辺に対応する複数の周 波数係数が選択される。
そして、 教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 選択 された複数の周波数係数および教師信号における注目位置の情報データに対応し た減算データを用いて、 クラス毎に、 係数データが生成される。 例えば、 第 2の クラスは、 第 1のクラスと同じものである。 あるいは、 第 2のクラスに係るクラ ス分類は、 第 1のクラスに係るクラス分類をさらに細かく分類したものである。 上述したようにして、 第 1の情報信号を第 2の情報信号に変換する際に使用さ れる推定式の係数データが生成されるが、 第 1の情報信号から第 2の情報信号に 変換する際には、 第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2の クラスに対応した係数データが選択的に使用されて、 推定式により、 第 2の情報 信号における注目位置の情報データが生成される。
これにより、 推定式を使用して第 1の情報信号から第 2の情報信号に変換する 場合に、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情報信号の符号化 '雑音のうち、 補正データによる補正処理で取り除かれなかったものを、 良好に軽 減できる。 図面の簡単な説明
図 1は、 第 1の実施の形態としてのデジタル放送受信機の構成を示すプロック 図である。
図 2は、 MP E G 2複号化器の構成を示すプロック図である。
図 3は、 クラス分類部の構成を示すブロック図である。 図 4は、 タップ選択用プロックを示す図である。
図 5は、 加算部の動作を説明するための図である。
図 6は、 差分データ生成装置の構成を示すプロック図である。
図 7は、 減算部の動作を説明するための図である。
図 8は、 ソフトウエアで実現するための画像信号処理装置の構成例を示すプロ ック図である。
図 9は、 画像信号処理を示すフローチャートである。
図 1 0は、 差分データ生成処理を示すフローチャートである。
図 1 1は、 加算部の動作を説明するための図である。
図 1 2は、 減算部の動作を説明するための図である。
図 1 3は、 加算部の動作を説明するための図である。
図 1 4は、 減算部の動作を説明するための図である。
図 1 5は、 加算部の動作を説明するための図である。
図 1 6は、 第 2の実施の形態としてのデジタル放送受信機の構成を示すブロッ ク図である。
図 1 7は、 クラス分類部の構成を示すプロック図である。
図 1 8は、 係数データ生成装置の構成を示すプロック図である。
図 1 9は、 画像信号処理を示すフローチヤ一トである。
図 2 0は、 係数データ生成処理を示すフローチヤ一トである。
図 2 1は、 第 3の実施の形態としてのデジタル放送受信機の構成を示すプロッ ク図である。
図 2 2は、 係数データ生成装置の構成を示すプロック図である。
図 2 3は、 画像信号処理を示すフローチャートである。
図 2 4は、 係数データ生成処理を示すフローチヤ一トである。
図 2 5は、 第 4の実施の形態としてのデジタル放送受信機の構成を示すプロッ ク図である。
図 2 6は、 係数データ生成装置の構成を示すプロック図である。
図 2 7は、 画像信号処理を示すフローチャートである。
図 2 8は、 係数データ生成処理を示すフローチャートである 図 29は、 第 5の実施の形態としてのデジタル放送受信機の構成を示すプロッ ク図である。
図 30は、 係数データ生成装置の構成を示すプロック図である。
図 31は、 画像信号処理を示すフローチャートである。
図 32は、 係数データ生成処理を示すフローチャートである。 発明を実施するための最良の形態
以下、 図面を参照しながら、 この発明の第 1の実施の形態について説明する。 図 1は、 第 1の実施の形態としてのデジタル放送受信機 100の構成を示してい る。
このデジタル放送受信機 100は、 マイクロコンピュータを備え、 システム全 体の動作を制御するためのシステムコントローラ 101と、 リモートコントロー ル信号を受信するリモコン信号受信回路 102とを有している。 リモコン信号受 信回路 102は、 システムコントローラ 101に接続され、 リモコン送信機 20 0よりユーザの操作に応じて出力されるリモートコントロール信号 RMを受信し、 その信号 R Mに対応する操作信号をシステムコントローラ 101に供給するよう に構成されている。
また、 デジタル放送受信機 100は、 受信アンテナ 105と、 この受信アンテ ナ 105で捕らえられた放送信号 (RF変調信号) が供給され、 選局処理、 復調 処理および誤り訂正処理等を行って、 所定番組に係る符号化された画像信号とし ての MPEG 2ストリームを得るチューナ部 106とを有している。
また、 デジタル放送受信機 100は、 チューナ部 106より出力される MP E G2ストリームを復号ィ匕して画像信号 V aを得る MP EG 2復号化器 107と、 この MPEG2復号化器 107より出力される画像信号 V aを一時的に格納する バッファメモリ 108とを有している。
図 2は、 MP EG 2復号化器 107の構成を示している。
この復号化器 107は、 MPEG2ストリームが入力される入力端子 181と、 この入力端子 181に入力された MP EG 2ストリームを一時的に格納するスト リームバッファ 182とを有している。 また、 この復号化器 1 0 7は、 ストリームバッファ 1 8 2に格納されている M P E G 2ストリームより周波数係数としての D C T (Discrete Cosine
Transform :離散コサイン変換) 係数を抽出する抽出回路 1 8 3と、 この抽出回路 1 8 3で抽出された可変長符号化、 例えばハフマン符号化されている D C T係数 に対して可変長復号化を行う可変長復号化回路 1 8 4とを有している。
また、 この復号化器 1 0 7は、 ストリームバッファ 1 8 2に格納されている M P E G 2ストリームより量子化特性指定情報を抽出する抽出回路 1 8 5と、 この 抽出回路 1 8 5で抽出される量子化特性指定情報に基づいて、 可変長復号化回路 1 8 4より出力される量子化 D C T係数に対して逆量子化を行う逆量子化回路 1 8 6と、 逆量子化回路 1 8 6より出力される D C T係数に対して逆 D C Tを行う 逆 D C T回路 1 8 7とを有している。
また、 復号化器 1 0 7は、 Iピクチャ (Intra- Picture) および Pピクチヤ (Predictive-Picture) の画像信号をメモリ (図示せず) に記憶すると共に、 こ れらの画像信号を用いて逆 D C T回路 1 8 7から Pピクチャまたは Bピクチャ (Bidirectionally predictive-Picture) の画像信号力 s出力されるとき、 対応す る参照画像信号 Vrefを生成して出力する予測メモリ回路 1 8 8を有している。 また、 復号化器 1 0 7は、 逆 D C T回路 1 8 7から Pピクチャまたは Bピクチ ャの画像信号が出力されるとき、 その画像信号に予測メモリ回路 1 8 8で生成さ れた参照画像信号 Vrefを加算する加算回路 1 8 9を有している。 なお、 逆 D C T 回路 1 8 7から Iピクチャの画像信号が出力されるとき、 予測メモリ回路 1 8 8 から加算回路 1 8 9に参照画像信号 Vrefは供給されず、 従って加算回路 1 8 9か らは逆 D C T回路 1 8 7より出力される Iピクチャの画像信号がそのまま出力さ れる。
また、 復号化器 1 0 7は、 加算回路 1 8 9より出力される Iピクチャおょぴ P ピクチャの画像信号を予測メモリ回路 1 8 8に供給してメモリ 記憶させると共 に、 この加算回路 1 8 9より出力される各ピクチャの画像信号を正しい順に並べ 直して出力するピクチャ選択回路 1 9 0と、 このピクチャ選択回路 1 9 0より出 力される画像信号を出力する出力端子 1 9 1とを有している。
また、 復号化器 1 0 7は、 ストリームバッファ 1 8 2に格納されている MP E G 2ストリームより符号化制御情報、 すなわちピクチャ情報 P I、 動き補償用べ クトル情報 M lを抽出する抽出回路 1 9 2を有している。 この抽出回路 1 9 2で 抽出される動き補償用べクトル情報 M lは予測メモリ回路 1 8 8に供給され、 予 測メモリ回路 1 8 8ではこの動き補償用べクトル情報 M lを用いて参照画像信号 Vrefを生成する際に動き補償が行われる。 また、 抽出回路 1 9 2で抽出されるピ クチャ情報 P Iは予測メモリ回路 1 8 8、 ピクチャ選択回路 1 9 0に供給され、 これら予測メモリ回路 1 8 8、 ピクチャ選択回路 1 9 0ではこのピクチャ情報 P Iに基づいてピクチャの識別が行われる。
図 2に示す M P E G 2複号化器 1 0 7の動作を説明する。
ストリームバッファ 1 8 2に記憶されている M P E G 2ストリームが抽出回路 1 8 3に供給されて周波数係数としての D C T係数が抽出される。 この D C T係 数は可変長符号化されており、 この D C T係数は可変長復号化回路 1 8 4に供給 されて復号化される。 そして、 この可変長復号化回路 1 8 4より出力される量子 化 D C T係数が逆量子化回路 1 8 6に供給されて逆量子化が施される。
逆量子化回路 1 8 6より出力される D C T係数に対して逆 D C T回路 1 8 3で 逆 D C Tが施されて各ピクチャの画像信号が得られる。 この各ピクチャの画像信 号は加算回路 1 8 9を介してピクチャ選択回路 1 9 0に供給される。 この場合、 Pピクチャおょぴ Bピクチヤの画像信号に対しては、 加算回路 1 8 9で予測メモ リ回路 1 8 8より出力される参照画像信号 Vrefが加算される。 そして、 各ピクチ ャの画像信号は、 ピクチャ選択回路 1 9 0で正しい順に並べ直されて出力端子 1 9 1に出力される。
図 1に戻って、 また、 デジタル放送受信機 1 0 0は、 バッファメモリ 1 0 8に 記憶されている画像信号 V aを、 ブロック雑音 (プロック歪み) やモスキート雑 音などの符号化雑音 (符号化歪み) が低減された画像信号 V bに変換する画像信 号処理部 1 1 0と、 この画像信号処理部 1 1 0より出力される画像信号による画 像を表示するディスプレイ部 1 1 1とを有している。 ディスプレイ部 1 1 1は、 例えば C R T (Cathode-Ray Tube) ディスプレイ、 あるいは L C D (Liquid Crystal Display) 等の表示器で構成されている。
図 1に示すデジタル放送受信機 1 0 0の動作を説明する。 チューナ部 106より出力される MP EG 2ストリームは MP EG 2復号化器 1◦ 7に供給されて復号ィ匕される。 そレて、 この復号ィ匕器 107より出力される 画像信号 Vaは、 バッファメモリ 108に供給されて一時的に格納される。
このようにバッファメモリ 108に記憶されている画像信号 V aは画像信号処 理部 1 10に供給され、 符号化雑音 (符号化歪み) が低減された画像信号 Vbに 変換される。 この画像信号処理部 1 10では、 画像信号 V aを構成する画素デー タから、 画像信号 Vbを構成する画素データが得られる。
画像信号処理部 1 10より出力される画像信号 V はディスプレイ部 11 1に 供給され、 このディスプレイ部 1 1 1の画面上にはその画像信号 Vbによる画像 が表示される。
次に、 画像信号処理部 1 10の詳細を説明する。
画像信号処理部 1 10は、 蓄積テーブル 1 31を有している。 この蓄積テープ ル 1 31には、 クラス毎に、 符号化雑音 (符号化歪み) を補正するための補正デ ータとしての差分データ DFが予め格納されている。 この差分データ DFは、 画 素データの差分データあるいは DCT処理により得られる DCT係数 (周波数係 数) の差分データである。
蓄積テーブル 131には、 後述するクラス分類部 130より出力されるクラス コード CLが読み出しアドレス情報として供給される。 この蓄積テーブル 13 1 からは、 クラスコード CLに対応した差分データ D Fが読み出されて、 後述する 加算部 134に供給される。
この蓄積テーブル 131に格納されている差分データ DFは、 画像信号 V aに 対応した生徒信号と画像信号 Vbに対応した教師信号とを用いて予め生成される。 例えば、 生徒信号は、 教師信号を M PEG2符号化して得られた M P E G 2スト リ一ムを復号化することで得られる。
また、 画像信号処理部 100は、 バッファメモリ 108に記憶されている画像 信号 V aに対して DCT処理を施して DCT係数を得る DCT回路 1 32と、 こ の DCT回路 132より出力される DC T係数が a側の固定端子に入力されると 共に、 その b側の固定端子にバッファメモリ 108より出力される画像信号 V a が入力される切換スィッチ 1 33を有している。 この切換スィッチ 133は、 蓄 積テーブル 131に格納されている差分データ DFが、 画素データの差分データ であるときは b側に接続され、 DCT処理により得られる DC T係数の差分デー タであるときは a側に接続される。
また、 画像信号処理部 1 10は、 切換スィツチ 1 33の可動端子より出力され る、 画像信号 Vbにおける注目位置に対応したデータ (画素データあるいは DC T係数) Xに、 蓄積テーブル 1 31より読み出される差分データ DFを加算して、 画像信号 V bにおける注目位置のデータ yを生成する補正手段としての加算部 1 34を有している。
ここで、 データ x, yは、 DCT処理の単位となる DC Tブロックに対応した プロックデータである。 本実施の形態においては、 データ yを構成するデータ
(画素データあるいは DC T係数) の個数は、 データ Xを構成するデータ (画素 データあるいは DCT係数) の個数と等しい。
この場合、 画像信号 Vbを構成する画素データの個数は、 画像信号 V aを構成 する画素データの個数と等しくなる。 例えば、 データ Xが 8 X 8個のデータから なるとき、 加算部 1 34では、 データ yとして 8 X 8個のデータが生成される。 そしてこのとき、 蓄積テーブル 131から加算部 134に供給される差分データ DFも、 8 X 8個の差分データからなっている。
また、 画像信号処理部 1 10は、 '加算部 134の出力信号に対して逆 DC T処 理を施す逆 DCT回路 1 35と、 この逆 DCT回路 135の出力信号が a側の固 定端子に入力されると共に、 その b側の固定端子に加算部 1 34の出力信号が入 力される切換スィッチ 1 36とを有している。 この切換スィッチ 136は、 蓄積 テーブル 131に格納されている差分データ DFが、 画素データの差分データで あるときは b側に接続され、 DCT処理により得られる DC T係数の差分データ であるときは a側に接続される。 この切換スィッチ 136の可動端子より出力さ れる信号は画像信号 Vbとしてディスプレイ部 1 1 1に供給される。
また、 画像信号処理部 1 10は、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素データ yが属するクラスを検出するクラス検出手段としてのクラス分類部 130を有し ている。 このクラス分類部 130は、 ノ ッファメモリ 108に記憶されている画 像信号 V aを構成する複数の画素データのうち、 画像信号 V bにおける注目位置 の周辺に位置する複数の画素データを用いて、 当該画像信号 Vbにおける注目位 置の画素データ yが属するクラスを示すクラスコード CLを生成する。
図 3は、 クラス分類部 130の構成を示している。
このクラス分類部 130は、 画像信号 Vaを入力する入力端子 13 OAと、 こ の入力端子 130 Aに入力される画像信号 V aに基づいて、 画像信号 V bにおけ る注目位置の画素データ yが属する n種類のクラスを検出するために使用するク ラスタップの複数の画素データをそれぞれ選択的に取り出すタップ選択回路 1 3 0 B!〜l 30 Bnを有している。
また、 クラス分類部 130は、 タップ選択回路 1 30 Bi〜l 30 Bnで取り出 された画素データをそれぞれ用いて n種類のクラスを示すクラスコード CLi〜C Lnを生成するクラス生成回路 1 S OCi l 30 Cnと、 このクラス生成回路 1 3 0 Ci〜l 300:1で生成されるクラスコードじ1^〜01^を統合して1個のクラ スコード CLとするクラス統合回路 130Dと、 このクラスコード CLを出力す る出力端子 130Eとを有している。
本実施の形態においては、 6種類のクラスを示すクラスコード。1^〜〇し6を 生成し、 これらクラスコード C Li〜C L6を統合した 1個のクラスコード CLを 出力する。 6種類のクラスは、 空間波形クラス、 時間変動クラス、 AC変動クラ ス、 フラットクラス、 ライン相関クラス、 プロックエッジクラスである。 各クラ スについて簡単に説明する。
①空間波形クラスを説明する。 タップ選択回路 130 およびクラス生成回路 130 Ciは、 この空間波形クラスの検出系を構成しているものとする。
タップ選択回路 1 30 B は、 画像信号 V aの現在フレームから、 画像信号 V b における注目位置の画素データ yに対応したプロック (図 4に示す注目ブロッ ク) の画素データを取り出す。 クラス生成回路 130 は、 注目ブロックの 8 X 8個の画素データを 4分割し、 各分割領域の画素平均値を求めて 2 X 2個の上位 階層の画素データを得、 この 2 X 2個の画素データのそれぞれに例えば 1ビット の ADRC (Adaptive Dynamic Range Coding) 等の処理を施し、 空間波形クラス を示す 4ビットのクラスコード C Liを生成する。
ADRCは、 クラスタップの複数の画素データの最大値おょぴ最小値を求め、 最大値と最小値の差であるダイナミックレンジを求め、 ダイナミックレンジに適 応して各画素値を再量子化するものである。 1ビットの ADRCの場合、 クラス タップの複数の画素値の平均値より大きいか、 小さいかでその画素値が 1ビット に変換される。 ADRC処理は、 画素値のレベル分布を表すクラスの数を比較的 小さなものにするための処理である。 したがって、 ADRCに限らず、 VQ (ベ クトル量子化) 等の画素値のビット数を圧縮する符号化を使用するようにしても よい。
②時間変動クラスを説明する。 タップ選択回路 1 30B2およびクラス生成回路 130 C2は、 この時間変動クラスの検出系を構成しているものとする。
タップ選択回路 130 B2は、 画像信号 V aの現在フレームから、 画像信号 Vb における注目位置の画素データ yに対応したブロック (図 4に示す注目プロッ ク) の画素データを取り出すと共に、 画像信号 Vaの 1フレーム前の過去フレー ムから、 注目ブロックに対応したブロック (図 4に示す過去ブロック) の画素デ ータを取り出す。
クラス生成回路 130 C2は、 注目ブロックの 8 X 8個の画素データと過去プロ ックの 8 X 8個の画素データとの間で対応する画素毎に減算を行って 8 X 8個の 差分値を求め、 さらにこの 8 X 8個の差分値の二乗和を求め、 この二乗和を閾値 判定して、 時間変動クラスを示す 2ビットのクラスコード CL2を生成する。
③ AC変動クラスを説明する。 タップ選択回路 130 B 3およびクラス生成回路 130 C3は、 この AC変動クラスの検出系を構成しているものとする。
タップ選択回路 130 B3は、 画像信号 V aの現在フレームから、 画像信号 Vb における注目位置の画素データ yに対応したプロック (図 4に示す注目ブロッ ク) の画素データを取り出すと共に、 画像信号 Vaの 1フレーム前の過去フレー ムから、 注目ブロックに対応したブロック (図 4に示す過去ブロック) の画素デ ータを取り出す。
クラス生成回路 130 C3は、 注目ブロックの 8 X 8個の画素データと、 過去ブ ロックの 8 X 8個の画素データとのそれぞれに対して、 DCT処理を施して DC T係数 (周波数係数) を求める。 そして、 クラス生成回路 130 C3は、 AC部分 の各基底位置において、 どちらかに係数が存在する基底位置の数 imと、 そのうち 符号反転しているものおよび片方の係数が 0であるものの基底位置の数 m2を求め、 n Zmsを閾値判定して、 AC変動クラスを示す 2ビットのクラスコード CL3を 生成する。 時間変動の少ないプロックでは、 この AC変動クラスにより、 モスキ 一ト歪みに対応したクラス分類を行うことが可能である。
④フラットクラスを説明する。 タップ選択回路 130B4およびクラス生成回路 130 C4は、 このフラットクラスの検出系を構成しているものとする。
タップ選択回路 130 B4は、 画像信号 V aの現在フレームから、 画像信号 V b における注目位置の画素データ yに対応したブロック (図 4に示す注目プロッ ク) の画素データを取り出す。 クラス生成回路 1 30 C4は、 注目ブロックの 8 X 8個の画素データの最大値と最小値を検出し、 その差分であるダイナミックレン ジを閾値判定して、 フラットクラスを示す 1ビットのクラスコード CL4を生成す る。
⑤ライン相関クラスについて説明する。 タップ選択回路 130B5およびクラス 生成回路 1 30C5は、 このライン相関クラスの検出系を構成しているものとする。 タップ選択回路 130B5は、 画像信号 V aの現在フレームから、 画像信号 Vb における注目位置の画素データ yに対応したブロック (図 4に示す注目プロッ ク) の画素データを取り出す。
クラス生成回路 1 30C5は、 注目ブロックの 8 X 8個の画素データの 1ライン 目と 2ライン目、 3ライン目と 4ライン目、 5ライン目と 6ライン目、 7ライン 目と 8ライン目の画素間で対応する画素毎に減算を行って 8 X 4個の差分値を求 め、 さらにこの 8 X 4個の差分値の二乗和を求め、 この二乗和を閾値判定して、 ライン相関クラスを示す 1ビットのクラスコード CL5を生成する。 このライン相 関クラスは、 静止画像などフレーム内の相関が高いか、 あるいは動きが速くフレ ーム内よりもフィールド内の相関が高いかを示すものとなる。
⑥ブロックエッジクラスについて説明する。 タップ選択回路 1 30 B6およぴク ラス生成回路 130 C6は、 このプロックエッジクラスの検出系を構成しているも のとする。
タップ選択回路 13 OB6は、 画像信号 V aの現在フレームから、 画像信号 Vb における注目位置の画素データ yに対応したプロック (図 4に示す注目ブロッ ク) の画素データを取り出すと共に、 その現在フレームから、 注目ブロックに対 して上下左右に隣接したブロック (図 4に示す隣接ブロック) の画素データを取 り出す。
クラス生成回路 13 OC6は、 注目ブロックの 4辺の各 8個の画素データとそれ に隣接する隣接プロックの画素データとの間で対応する画素毎に減算を行って 4 X 8個の差分値を求め、 さらにこの各 8個の差分値の二乗和を求め、 注目ブロッ クの 4辺にそれぞれ対応した 4個の二乗和をそれぞれ閾値判定して、 ブロックェ ッジクラスを示す 4ビットのクラスコード CL6を生成する。
本実施の形態において、 クラス統合回路 130Dは、 クラス生成回路 13 OC t〜l 30 C 6で生成されたクラスコード CLi CLeを統合して、 1つのクラス コード CLとする。
ここで、 CL! CLeを単に統合すると、 クラスコード CLは、 16クラス (空間波形クラス) X 4クラス (時間変動クラス) X4クラス (AC変動クラ ス) X 2クラス (フラットクラス) X 2クラス (ライン相関クラス) X 16クラ ス (ブロックエッジクラス) = 16384クラスを示すものとなる。
し力 し、 本実施の形態においては、 時間変動クラスに AC変動クラスを木構造 として統合する。 すなわち、 時間変動が少ない場合は、 静止部分である可能性が 高い。 そのため、 時間変動クラス化を行い、 時間変動が少ない場合は木構造とし て AC変動クラス化を行う。 これにより、 時間変動クラスおょぴ AC変動クラス の統合後のクラス数は、 7 (=4 + 4- 1) となる。
また、 本実施の形態においては、 フラットクラスにライン相関クラスを木構造 として統合する。 すなわち、 フラットクラス化を行い、 フラットでない場合は木 構造としてライン相関クラス化を行う、 これにより、 フラットクラスおよびライ ン相関クラスの統合後のクラス数は、 3 (=2 + 2-1) となる。
このように木構造によるクラス統合を行うことで、 クラスコード CLは、 16 クラス (空間波形クラス) X 7クラス (時間変動クラスおよび AC変動クラス) X 1 6クラス (ブロックエッジクラス) X 3クラス (フラットクラスおょぴライ ン相関クラス) == 5376クラスを示すものとなり、 クラス数を大幅に縮小でき る。 この画像信号処理部 1 10の動作を説明する。
まず、 蓄積テーブル 131に格納されている差分データ DFが画素データの差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 1 33, 136 はそれぞれ b側に接続されている。
クラス分類部 130では、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に位置する、 画像信号 V aの複数の画素データを用いて、 当該画像信号 V bにおける注目位置 の画素データ yが属するクラスを示すクラスコード CLが生成される。
このクラスコード CLは、 蓄積テーブル 131に読み出しァドレス情報として 供給される。 蓄積テーブル 131からは、 このクラスコード CLに基づいて、 画 像信号 V bにおける注目位置に対応した差分データ D Fが読み出されて加算部 1 34に供給される。
また、 バッファメモリ 108に記憶されている画像信号 Vaのうち、 画像信号 Vbにおける注目位置に対応した画素データ Xが切換スィッチ 1 33の b側を介 して加算部 134に供給される。 加算部 134では、 この画素データ Xに、 蓄積 テーブルより読み出される差分データ DFが加算されて、 画像信号 Vbにおける 注目位置の画素データ yが生成される。
ここで、 画素データ X, yは、 それぞれ例えば 8 X 8個の画素データからなる プロックデータである。 また、 蓄積テーブル 131から加算部 1 34に供給され る差分データ DFも、 例えば 8 X 8個の差分データからなっている。 加算部 13 4では、 画素データ Xを構成する各画素データに、 差分データ DFを構成する各 差分データがそれぞれ加算され、 画素データ yを構成する各画素データが得られ る。
図 5は、 簡単のため、 プロックデータが 2 X 2個の画素データからなるものと して、 加算部 134における加算動作の概要を示している。 画素データ Xを構成 する 4個の画素データ A〜Dに、 差分データ DFを構成する 4個の差分データ a 〜(!がそれぞれ加算され、 画素データ yを構成する 4個の画素データ A' 〜; D' が求められる。 つまり、 h! =A+a、 B' =B + b、 C =C+c、 D' =D + dである。
加算部 134で生成される画素データ yは、 切換スィッチ 136の b側を介し て画像信号処理部 1 1 0の出力信号として出力される。 すなわち、 この画素デー タ yにより面像信号 Vbが構成される。
次に、 蓄積テーブル 131に格納されている差分データ DFが DC T処理によ り得られる DC T係数の差分データである場合について説明する。 この場合、 切 換スィッチ 133, 1 36はそれぞれ a側に接続されている。
クラス分類部 130では、 バッファメモリ 108に記憶されている画像信号 V aから、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素データを用 いて、 当該画像信号 V bにおける注目位置の画素データ yが属するクラスを示す クラスコード CLが生成される。
このクラスコード CLは、 蓄積テーブル 13 1に読み出しアドレス情報として 供給される。 蓄積テーブル 1 31からは、 このクラスコード CLに基づいて、 画 像信号 V bにおける注目位置に対応した差分データ D Fが読み出されて加算部 1 34に供給される。
また、 DCT回路 1 32より得られる、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素 データ yに対応した、 画像信号 V aの複数の画素データに対して DC T処理を施 して得られた DC T係数 Xが切換スィツチ 133の a側を介して加算部 134に 供給される。 加算部 1 34では、 この DCT係数 Xに、 差分データ DFが加算さ れて、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素データに対応した DC T係数 yが生 成される。
ここで、 DCT係数 x, yは、 それぞれ例えば 8 X 8個の DCT係数からなる ブロックデータである。 また、 蓄積テーブル 131から加算部 134に供給され る差分データ DFも、 例えば 8 X 8個の差分データからなっている。 加算部 1 3 4では、 0じ丁係数¾:を構成する各0〇丁係数に、 差分データ DFを構成する各 差分データがそれぞれ加算され、 DCT係数 yを構成する各 DCT係数が得られ る (図 5参照) 。
加算部 134で生成される DC T係数 yは、 逆 DCT回路 135に供給される。 この逆 DCT回路 1 35では、 DCT係数 yに対して逆 DCT処理が施されて画 素データが得られる。 このように逆 DC T回路 135より出力される画素データ は、 切換スィツチ 1 36の a側を介して画像信号処理部 1 10の出力信号として 出力される。
このように、 画像信号処理部 1 10では、 画像信号 V aに係るデータ (画素デ ータあるいは DC T係数) Xを補正して画像信号 Vbに係るデータ (画素データ あるいは DC T係数) yを得る際に、 画像信号 V aに基づいてデータ yが属する クラスを検出し、 この検出されたクラスに対応した差分データ DFをデータ に 加算して符号化雑音を低減するように補正されたデータ yを得るものであり、 画 像信号 V bとして符号ィヒ雑音を良好に軽減したものを得ることができる。
図 6は、 図 1の画像信号処理部 110の蓄積テーブル 131に格納すべき差分 データ DFを生成する差分データ生成装置 210の構成を示している。
この差分データ生成装置 210は、 画像信号 Vbに対応した教師信号 STが入 力される入力端子 1 51と、 この教師信号 STに対して符号化を行って MPEG 2ストリームを得る MP E 2符号化器 152と、 この MPEG 2ス I、リームに対 して複号化を行って画像信号 V aに対応した生徒信号 S Sを得る MP EG 2復号 ィ匕器 153とを有している。
また、 差分データ生成装置 210は、 MP EG2復号化器 153より出力され る生徒信号 S Sに対して DC T処理を施して DC T係数を得る DC T回路 171 と、 この DC T回路 1 71より出力される DC T係数が a側の固定端子に入力さ れると共に、 その b側の固定端子に MP EG 2復号ィ匕器 153より出力される生 徒信号 S Sが入力される切換スィッチ 1 72を有している。 この切換スィッチ 1 72は、 後述する蓄積テーブル 1 77に蓄積する差分データ D Fが、 画素データ の差分データであるときは b側に接続され、 D CT処理により得られる DC T係 数の差分データであるときは a側に接続される。
また、 差分データ生成装置 210は、 遅延回路 159で時間調整された教師信 号 STに対して DC T処理を施して周波数係数を得る DC T回路 1 73と、 この 0〇丁回路1 73より出力される周波数係数が a側の固定端子に入力されると共 に、 その b側の固定端子に遅延回路 159で時間調整された教師信号 STが入力 される切換スィッチ 174を有している。 この切換スィッチ 1 74は、 後述する 蓄積テーブル 1 7 7に蓄積する差分データ DFが、 画素データの差分データであ るときは b側に接続され、 DCT処理により得られる DC T係数の差分データで あるときは a側に接続される。
また、 差分データ生成装置 2 1 0は、 切換スィツチ 1 74の可動端子より出力 される、 教師信号 STの注目位置のデータ (画素データあるいは DCT係数) y から、 切換スィッチ 1 7 2の可動端子より出力される、 当該教師信号 STの注目 位置に対応したデータ (画素データあるいは DC T係数) Xを差し引いて差分デ ータ d f を得る減算部 1 75を有している。
ここで、 データ X, yは、 DCT処理の単位となる DC Tプロックに対応した プロックデータである。 本実施の形態においては、 データ yを構成するデータ (画素データあるいは DCT係数) の個数は、 データ Xを構成するデータ (画素 データあるいは DCT係数) の個数と等しい。
この場合、 教師信号 STを構成する画素データの個数は、 生徒信号 S Sを構成 する画素データの個数と等しい。 例えば、 データ X, yがそれぞれ 8 X 8個の画 データからなるとき、 減算部 1 75では、 差分データ d f として 8 X 8個の差分 データが生成される。
図 7は、 簡単のため、 ブロックデータが 2 X 2個のデータからなるものとして、 減算部 1 7 5における減算動作の概要を示している。 データ yを構成する 4個の データ A' 〜! から、 データ Xを構成する 4個のデータ A〜Dがそれぞれ減算 され、 差分データ d f を構成する 4個の差分データ a〜dが求められる。 つまり、 a =Α' — A、 b =B' — B、 c=Cf 一 C、 d=Of 一 Όである。
また、 差分データ生成装置 2 1 0は、 減算部 1 75より順次出力される差分デ ータ d f に対して、 後述するクラス分類部 1 78で生成されるクラスコード CL に基づいて、 クラス毎に、 平均化処理を施し、 その結果を蓄積テーブル 1 7 7に 差分データ DFとして格納する蓄積制御部 1 76を有している。
また、 差分データ生成部 2 1 0は、 教師信号 STにおける注目位置の画素デー タが属するクラスを検出するクラス検出手段としてのクラス分類部 1 7 8を有し ている。 詳細説明は省略するが、 このクラス分類部 1 78は、 図 1に示す画像信 号処理部 1 1 0におけるクラス分類部 1 30と同様に構成されており、 MPEG 2復号化器 1 5 3より出力される生徒信号 S Sを構成する複数の画素データのう ち、 教師信号 S Tにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素データを用いて、 当該教師信号 STにおける注目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコ 一ド CLを生成する。
次に、 図 6に示す差分データ生成装置 2 1 0の動作を説明する。
まず、 蓄積テーブル 1 77に格納する差分データ DFが画素データの差分デー タである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 1 7 2, 1 74はそれ ぞれ b側に接続されている。
入力端子 1 5 1には画像信号 Vbに対応した教師信号 STが供給され、 そして この教師信号 STに対して MP EG 2符号化器 1 5 2で、 符号化が施されて MP EG2ストリームが生成される。 この MPEG2ストリームは、 MPEG2復号 化器 1 5 3に供給される。 MPEG 2復号化器 1 5 3は、 MPEG 2ストリーム を復号ィ匕して画像信号 V aに対応した生徒信号 S Sを生成する。 この生徒信号 S Sは、 MPEG 2の符号ィヒおよび復号ィ匕を経ているので、 符号化雑音 (符号化歪 み) を含んだものとなっている。
遅延回路 1 5 9で時間調整された教師信号 STのうち、 注目位置の画素データ yは切換スィッチ 1 74の b側を介して減算部 1 7 5に供給される。 この減算部 1 7 5には、 MP EG 2復号ィ匕器 1 5 3より出力される生徒信号 S Sのうち、 教 師信号 STにおける注目位置に対応した画素データ Xが切換スィッチ 1 72の b 側を介して供給される。 そして、 減算部 1 75では、 画素データ yから画素デー タ Xが差し引かれて差分データ d f が生成される。 この減算部 1 75より順次出 力される教師信号 STにおける各注目位置に対応した差分データ d f は、 蓄積制 御部 1 76に供給される。
ここで、 画素データ: χ, yは、 それぞれ例えば 8 X 8個の画素データからなる ブロックデータである。 減算部 1 75では、 画素データ yを構成する各画素デー タから、 画素データ Xを構成する各画素データがそれぞれ減算され、 差分データ d f を構成する各差分データが得られる。
クラス分類部 1 78では、 MPEG 2復号化器 1 5 3より出力される生徒信号 S Sを構成する複数の M素データのうち、 教師信号 STにおける注目位置の周辺 に位置する複数の画素データを用いて、 当該教師信号 S Tにおける注目位置の画 素データ yが属するクラスを示すクラスコード CLが生成される。 このクラスコード C Lは、 蓄積制御部 176に供給される。 蓄積制御部 1 76 は、 減算部 1 75より順次出力される複数の差分データ d f のそれぞれに対して、 クラスコード CLに基づいて、 クラス毎に、 平均化処理を施し、 その結果を蓄積 テーブル 1 77に複数の差分データ D Fとして格納する。
次に、 蓄積テーブル 1 77に格納する差分データ D Fが D C T係数の差分デー タである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 1 72, 1 74はそれ ぞれ a側に接続されている。
入力端子 151には画像信号 V bに対応した教師信号 S Tが供給され、 そして この教師信号 STに対して MP EG 2符号化器 152で、 符号化が施されて MP EG 2ストリームが生成される。 この MPEG 2ストリームは、 MPEG2復号 化器 153に供給される。 MP EG 2復号化器 153は、 MP EG 2ストリーム を復号化して画像信号 V aに対応した生徒信号 S Sを生成する。 この生徒信号 S Sは、 MP EG 2の符号化およぴ復号化を経ているので、 符号化雑音 (符号化歪 み) を含んだものとなっている。
遅延回路 159で時間調整された教師信号 S丁のうち、 注目位置の画素データ に対して DCT回路 1 73で DCT処理が施され、 得られた DCT係数 yは切換 スィッチ 1 74の a側を介して減算部 1 75に供給される。 また、 MP EG 2復 号化器 153より出力される生徒信号 S Sのうち、 教師信号 STにおける注目位 置に対応した画素データに対して DC T回路 171で DC T処理が施され、 得ら れた DC T係数 Xが切換スィッチ 1 72の a側を介して供給される。 そして、 減 算部 1 75では、 DCT係数 yから DCT係数 Xが差し引かれて差分データ d f が生成される。 この減算部 1 75より順次出力される教師信号 STにおける各注 目位置に対応した差分データ d f は、 蓄積制御部 1 76に供給される。
ここで、 。じ丁係数 , yは、 それぞれ例えば 8 X 8個の DC T係数からなる プロックデータである。 減算部 1 75では、 0〇丁係数7を構成する各13〇丁係 数から、 DCT係数 Xを構成する各 DC T係数がそれぞれ減算され、 差分データ d f を構成する各差分データが得られる。
クラス分類部 1 78では、 MP EG 2復号化器 153より出力される生徒信号 S Sを構成する複数の画素データのうち、 教師信号 STにおける注目位置の周辺 に位置する複数の画素データを用いて、 当該教師信号 STにおける注目位置の画 素データが属するクラスを示すクラスコード CLが生成される。
このクラスコード CLは、 蓄積制御部 1 76に供給される。 蓄積制御部 1 76 は、 減算部 1 75より順次出力される複数の差分データ d f のそれぞれに対して、 クラスコード CLに基づいて、 クラス毎に、 平均化処理を施し、 その結果を蓄積 テーブル 1 77に複数の差分データ D Fとして格納する。
このように、 図 6に示す差分データ生成装置 2 1 0においては、 図 1の画像信 号処理部 1 10の蓄積テーブル 1 3 1に格納される、 クラス毎の差分データ DF を生成することができる。
なお、 図 1の画像信号処理部 1 1 0における処理を、 例えば図 8に示すような 画像信号処理装置 30 0によって、 ソフトウェアで実現することも可能である。 まず、 図 8に示す画像信号処理装置 300について説明する。 この画像信号処 理装置 300は、 装置全体の動作を制御する CPU3 0 1と、 この CPU30 1 の制御プログラムや差分データ等が格納された ROM (Read Only Memory) 30 2と、 CPU30 1の作業領域を構成する RAM (Random Access Memory) 30 3とを有している。 これら CPU30 1、 ROM30 2および RAM303は、 それぞれバス 304に接続されている。
また、 画像信号処理装置 300は、 外部記憶装置としてのハードディスクドラ イブ (HDD) 305と、 フロッピー (登録商標) ディスク 30 6をドライブす るドライブ (FDD) 30 7とを有している。 これらドライブ 3 0 5, 30 7は、 それぞれバス 304に接続されている。
また、 画像信号処理装置 300は、 インターネット等の通信網 400に有線ま たは無線で接続する通信部 308を有している。 この通信部 308は、 インタフ エース 309を介してバス 304に接続されている。
また、 画像信号処理装置 300は、 ユーザインタフェース部を備えている。 こ のユーザインタフェース部は、 リモコン送信機 200からのリモコン信号 RMを 受信するリモコン信号受信回路 3 1 0と、 LCD (Liquid Crystal Display) 等 からなるディスプレイ 3 1 1とを有している。 受信回路 3 1 0はインタフェース 3 1 2を介してバス 3 04に接続され、 同様にディスプレイ 3 1 1はインタフエ ース 3 1 3を介してバス 3 0 4に接続されている。
また、 画像信号処理装置 3 0 0は、 画像信号 V aを入力するための入力端子 3 1 4と、 画像信号 V bを出力するための出力端子 3 1 5とを有している。 入力端 子 3 1 4はインタフェース 3 1 6を介してパス 3 0 4に接続され、 同様に出力端 子 3 1 5はインタフェース 3 1 7を介してバス 3 0 4に接続される。
ここで、 上述したように R OM 3 0 2に制御プログラムや差分データ等を予め 格納しておく代わりに、 例えばィンターネットなどの通信網 4 0 0より通信部 3 0 8を介してダウンロードし、 ハードディスクや R AM 3 0 3に蓄積して使用す ることもできる。 また、 これら制御プログラムや差分データ等をフロッピー (登 録商標) ディスク 3 0 6で提供するようにしてもよい。
また、 処理すべき画像信号 V aを入力端子 3 1 4より入力する代わりに、 予め ハードディスクに記録しておき、 あるいはインターネットなどの通信網 4 0 0よ り通信部 3 0 8を介してダウンロードしてもよレ、。 また、 処理後の画像信号 V b を出力端子 3 1 5に出力する代わり、 あるいはそれと並行してディスプレイ 3 1 1に供給して画像表示をしたり、 さらにはハードディスクに格納したり、 通信部 3 0 8を介してインターネットなどの通信網 4 0 0に送出するようにしてもよい。 図 9のフローチャートを参照して、 図 8に示す画像信号処理装置 3 0 0におけ る、 画像信号 V aより画像信号 V bを得るため処理手順を説明する。
まず、 ステップ S T 1 1で、 処理を開始し、 ステップ S 1 2で、 例えば入力端 子 3 1 4より装置内に 1フレーム分または 1フィールド分の画像信号 V aを入力 する。 このように入力端子 3 1 4より入力される画像信号 V aを構成する画素デ ータは R AM 3 0 3に一時的に格納される。 なお、 この画像信号 V aが装置内の ハードディスクドライブ 3 0 7に予め記録されている場合には、 このドライブ 3 0 7からこの画像信号 V aを読み出し、 この画像信号 V aを構成する画素データ を R AM 3 0 3に一時的に格納する。
そして、 ステップ S T 1 3で、 画像信号 V aの全フレームまたは全フィールド の処理が終わっているか否かを判定する。 処理が終わっているときは、 ステップ S T 1 4で、 処理を終了する。 一方、 処理が終わっていないときは、 ステップ S T 1 5に進む。 このステップ ST 15では、 ステップ ST 12で入力された画像信号 Vaより、 画像信号 V bにおける注目位置に対応して、 クラス分類に使用するクラスタップ の画素データを取得する。 そして、 ステップ ST 16で、 クラスタップの画素デ ータからクラスコード CLを生成する。
次に、 ステップ ST 1 7で、 ステップ ST 1 6で生成されたクラスコード CL に基づいて、 ROM302等からそのクラスコード CLに対応した差分データ D Fを読み出し、 RAM303に一時的に格納する。
次に、 ステップ ST 18で、 画像信号 V aを構成する複数の画素データのうち、 画像信号 Vbにおける注目位置に対応した画素データ Xに、 ステップ ST 1 7で 読み出された差分データ DFを加算して、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素 データ yを生成する。
ここで、 ROM 302等に格納されている差分データ DFが DC T処理により 得られる D C T係数の差分データであるときは、 加算結果であるデータ yは D C T係数であるから、 ステップ ST 18では、 さらに逆 DC T処理を行う。 また、 その場合には、 上述のステップ ST 1 2で入力された画像信号 V aに対して DC T処理を施し、 画像信号 V bにおける注目位置に対応したデータ Xを D C T係数 とする。
次に、 ステップ S T 19で、 ステップ ST 1 2で入力された 1フレーム分また は 1フィールド分の画像信号 V aの画素データの全領域において画像信号 V bの 面素データを得る処理が終了したか否かを判定する。 終了しているときは、 ステ ップ ST 1 2に戻り、 次の 1フレーム分または 1フィールド分の画像信号 V aの 入力処理に移る。 一方、 処理が終了していないときは、 ステップ ST 15に戻り、 次の注目位置について上述したと同様の処理を繰り返す。
このように、 図 9に示すフローチャートに沿って処理をすることで、 入力され た画像信号 V aの画素データを処理して、 画像信号 Vbの画素データを得ること ができる。 上述したように、 このように処理して得られた画像信号 Vbは出力端 子 31 5に出力されたり、 ディスプレイ 31 1に供給されてそれによる画像が表 示されたり、 さらにはハードディスクドライブ 305に供給されてハードデイス クに記録されたりする。 また、 処理装置の図示は省略するが、 図 6の差分データ生成装置 210におけ る処理も、 ソフトウェアで実現可能である。
図 10のフローチャートを参照して、 差分データを生成するための処理手順を 説明する。
まず、 ステップ ST 121で、 処理を開始し、 ステップ ST 1 22で、 教師信 号 STを 1フレーム分または 1フィールド分だけ入力する。 そして、 ステップ S T123で、 教師信号 STの全フレームまたは全フィールドの処理が終わってい るか否かを判定する。 処理が終わっているときは、 ステップ ST 124で、 各ク ラスの差分データ DFをメモリに保存し、 その後にステップ ST 125で、 処理 を終了する。 一方、 処理が終わっていないときは、 ステップ ST 126に進む。 ステップ ST 1 26では、 ステップ ST 122で入力された教師信号 STに対 して MP EG符号化を行い、 さらにその符号化データに対して MP EG復号ィ匕を 行って、 生徒信号 S Sを生成する。
次に、 ステップ ST 127で、 ステップ ST 1 26で生成された生徒信号 S S より、 教師信号 STにおける注目位置に対応して、 クラス分類に使用するクラス タップの画素データを取得する。 そして、 ステップ ST 128で、 クラスタップ の画素データからクラスコード CLを生成する。
次に、 ステップ ST 129で、 教師信号 STの注目位置の画素データ yから、 この教師信号 STの注目位置に対応した、 生徒信号 S Sの画素データ Xを差し引 いて差分データ d f を求める。 さらに、 このステップ ST 129では、 ステップ ST 128で生成されたクラスコード CLに基づいて、 クラス毎に、 平均化処理 を施し、 差分データ D Fを生成する。
次に、 ステップ ST 130で、 ステップ ST 122で入力された教師信号 ST の全領域において差分データ D Fの生成処理を終了しているか否かを判定する。 差分データ DFの生成処理を終了しているときは、 ステップ ST 122に戻って 次の 1フレーム分または 1フィールド分の教師信号の入力を行って、 上述したと 同様の処理を繰り返す。 一方、 差分データの生成処理を終了していないときは、 ステップ ST 1 27に戻って、 次の注目位置について上述したと同様の処理を繰 り返す。 ここで、 差分データ DFとして DCT処理により得られる DCT係数の差分デ ータを生成するときは、 減算結果である差分データ d f を DCT係数の差分デー タとする必要がある。 その場合、 上述のステップ ST 122で入力された教師信 号 S Tに対して D C T処理を施し、 教師信号 S Tにおける注目位置に対応した画 素データ yを DC T係数に変換する。 また、 上述のステップ ST 126で生成さ れた生徒信号 S Sに対して DCT処理を施し、 教師信号 STにおける注目位置に 対応した、 生徒信号 S Sの画素データ Xを D C T係数に変換する。
このように、 図 10に示すフローチャートに沿って処理をすることで、 図 6に 示す差分データ生成装置 210と同様の手法によって、 差分データ DFを得るこ とができる。
なお、 上述実施の形態としての図 1に示すデジタル放送受信機 100の画像信 号処理部 1 10において、 データ x, yは DC T処理の単位となる DC Tブロッ クに対応したプロックデータであり、 データ yを構成するデータ (画素データあ るいは DC T係数) の個数は、 データ Xを構成する画素データ (画素データある いは DC T係数) の個数と等しく、 画像信号 Vbを構成する画素データの個数が 画像信号 V aを構成する画素データの個数と等しくなるものであった。
しかし、 画像信号 Vbを構成する画素データの個数を、 画像信号 V aを構成す る画素データの個数の N倍 (Nは 2以上の整数) とすることもできる。 その場合 データ yを構成するデータ (画素データあるいは DC T係数) の個数は、 データ Xを構成するデータ (画素データあるいは DC T係数) の個数の N倍となる。 そ してこの場合、 蓄積テーブル 131から加算部 134に供給される差分データ D Fは、 データ yを構成するデータの個数と同じ個数の差分データからなっている, 例えば、 N= 4であるとき、 データ Xが 8 X 8個のデータからなり、 データ yは 16 X 16個のデータからなる。
この場合、 加算部 134では、 蓄積テーブル 131に格納されている差分デー タ DF力 画素データの差分データであるか、 DCT処理により得られる DCT 係数 (周波数係数) の差分データであるかによって、 異なった加算処理を行う。 まず、 蓄積テーブル 131に格納されている差分データ DFが、 画素データの 差分データである場合について説明する。 この場合には、 差分データ DFを N分割して得られる各分割領域に含まれる差 分データのそれぞれに、 画素データ Xを構成する対応する画素データが加算され て、 画素データ yを構成する各画素データが求められる。
図 1 1は、 例えば N=4であり、 簡単のため画素データ Xが 2 X 2個の画素デ ータからなると共に画素データ yが 4 X 4個の画素データからなるものとして、 加算部 1 34における加算動作の概要を示している。 差分データ DFが、 a i〜a 4、 !^〜!^、 C l〜c4、 (^〜(^に 4分割される。 そして、 差分データ ai〜a 4のそれぞれに画素データ Xを構成する画素データ Aが加算され、 画素データ yを 構成する画素データ A1〜A4が求められる。
また、 差分データ b i〜b 4のそれぞれに画素データ Xを構成する画素データ B が加算され、 画素データ yを構成する画素データ Bi〜B 4が求められる。 また、 差分データ c i〜 c 4のそれぞれに画素データ Xを構成する画素データ Cが加算さ れ、 画素データ yを構成する画素データ 〜じ4が求められる。 さらに、 差分デ ータ 4のそれぞれに画素データ Xを構成する画素データ Dが加算され、 画 素データ yを構成する画素データ Di〜D 4が求められる。
また、 この場合における差分データ DFは、 図 6に示す差分データ生成装置 2 10で生成することができる。 この場合、 例えば、 MP EG符号化器 1 53で復 号化の処理を行った後に間引き処理を行って、 生徒信号 S Sを構成する画素デー タの個数を、 教師信号 STを構成する画素データの個数の 1ZN倍とする。 これ により、 画素データ yを構成する画素データの個数は、 画素データ Xを構成する 画素データの個数の N倍となる。 例えば、 N= 4であるとき、 画素データ Xが 8 X 8個の画素データからなり、 画素データ yは 16 X 16個の画素データからな る。
この場合、 減算部 175では、 画素データ yを N分割して得られる各分割領域 に含まれる画素データのそれぞれから、 画素データ Xを構成する対応する画素デ ータが減算されて、 差分データ d f を構成する各差分データが求められる。
図 12は、 例えば N=4であり、 簡単のため画素データ Xが 2 X 2個の画素デ ータからなると共に画素データ yが 4 X 4個の画素データからなるものとして、 減算部 1 75における減算動作の概要を示している。 画素データ yが、 Ai〜A4、 B1〜B4、 Di〜D4に 4分割される。 そして、 画素データ A 〜A4の それぞれから画素データ Xを構成する画素データ Aが減算され、 差分データ d f を構成する差分データ a i〜 a 4が求められる。
また、 画素データ B1〜B 4のそれぞれから画素データ Xを構成する画素データ Bが減算され、 差分データ d f を構成する差分データ bi〜b 4が求められる。 ま た、 画素データ Ci〜C 4のそれぞれから画素データ Xを構成する画素データじが 減算され、 差分データ d f を構成する差分データ C l〜c 4が求められる。 さらに、 画素データ D i〜 D 4のそれぞれから画素データ Xを構成する画素データ Dが減算 され、 差分データ d f を構成する差分データ 4が求められる。
次に、 画像信号処理部 110 (図 1参照) の蓄積テーブル 131に格納されて いる差分データ DFが、 DCT処理により得られる DC T係数の差分データであ る場合について説明する。
この場合には、 差分データ DFを構成する各差分データのうち、 0〇丁係数 に対応した低域周波数成分の部分に、 この D C T係数 Xを構成する対応する D C T係数が加算されて、 DCT係数 yを構成する各 DC T係数が求められる。
図 13は、 例えば N= 4であり、 簡単のため DCT係数 Xが 2 X 2個の DCT 係数からなると共に DCT係数 yが 4 X 4個の DCT係数からなるものとして、 加算部 134における加算動作の概要を示している。
差分データ DFを構成する差分データ a〜pのうち、 DCT係数 Xに対応した 低域周波数成分 a〜(!の部分に、 それぞれ DC T係数 Xを構成する DC T係数 A
〜Dが加算され、 0〇丁係数 を構成する0。丁係数 ' 〜! が求められる。 また、 差分データ DFのその他の差分データ e〜pは、 そのまま DC T係数 yを 構成する DCT係数 e〜pとなる。
また、 この場合における差分データ DFは、 図 6に示す差分データ生成装置 2 10で生成することができる。 この場合、 例えば、 MP EG符号化器 153で復 号化の処理を行った後に間引き処理を行って、 生徒信号 S Sを構成する画素デー タの個数を、 教師信号 STを構成する画素データの個数の 1/N倍とする。 これ により、 D CT係数 yを構成する DC T係数の個数は、 0。丁係数21を構成する DCT係数の個数の N倍となる。 例えば、 N= 4であるとき、 0じ丁係数 が8 X 8個の DCT係数からなり、 DCT係数 yは 16 X 16個の DCT係数からな る。
この場合、 減算部 1 75では、 D CT係数 yを構成する各 DC T係数のうち、 D C T係数 Xに対応した低域周波数成分の部分から、 この D C T係数 Xを構成す る対応する DCT係数が減算されて、 差分データ d f を構成する各差分データが 求められる。
図 14は、 例えば N= 4であり、 簡単のため DCT係数 Xが 2 X 2個の DCT 係数からなると共に DCT係数 yが 4 X 4個の DCT係数からなるものとして、 減算部 1 75における減算動作の概要を示している。 DCT係数 yを構成する D CT係数 A' 〜pのうち、 DCT係数 Xに対応した低域周波数成分 Α' 〜! の 部分から、 それぞれ DC T係数 Xを構成する DC T係数 A'〜Dが減算され、 差分 データ d f を構成する差分データ a〜(!が求められる。 また、 DCT係数 yのそ の他の DCT係数 e〜pは、 そのまま差分データ d f を構成する差分データ e〜 Pとなる。
なお、 蓄積テーブル 1 31に DCT処理により得られる DCT係数 (周波数係 数) の差分データを格納しておく代わりに、 DCT係数そのものを格納しておい てもよレ、。 この場合、 蓄積テーブル 131に格納される DC T係数は、 例えば図 6に示す差分データ生成装置 210において、 0〇丁係数7から0じ丁係数 を 減算して得られる差分データ d f の代わりに、 DCT係数 yそのものを用いるこ とで得ることができる。
この場合、 画像信号処理部 1 10における加算部 1 34では、 少なくとも、 蓄 積テーブル 131からの DCT係数 (補正データ) のうち、 DCT係数 Xに対応 した低域周波数成分の部分が、 この D C T係数 Xを構成する対応する D C T係数 に置き換えられて、 D C T係数 yを構成する各 D C T係数が求められる。
図 15は、 例えば N= 4であり、 簡単のため DCT係数 Xが 2 X 2個の DCT 係数からなると共に DCT係数 yが 4 X 4個の DCT係数からなるものとして、 加算部 1 34における加算動作の概要を示している。
DCT係数 (補正データ) を構成する周波数係数 a〜pのうち、 DCT ¾x に対応した低域周波数成分 a〜 dの部分が、 それぞれ D C T係数 Xを構成する D CT係数 A〜Dに置き換えられ、 DCT係数 yを構成する DCT係数 A〜D, e 〜pとなる。 なお、 e〜pの部分に関しては、 全て用いるのではなく、 例えばク ラスに応じて、 一部または全部を用いることも考えられる。
なお、 上述第 1の実施の形態においては、 DCTを伴う MP EG 2ストリーム を取り扱うものを示したが、 この発明は、 その他の符号化されたデジタル情報信 号を取り扱うものにも同様に適用することができる。 また、 DCTの代わりに、 ウォープレツト変換、 離散サイン変換などのその他の直交変換を伴う符号化であ つてもよい。
また、 上述第 1の形態においては、 情報信号が画像信号である場合を示した力 この発明はこれに限定されない。 例えば、 情報信号が音声信号である場合にも、 この発明を同様に適用することができる。
次に、 この発明の第 2の実施の形態について説明する。
図 1 6は、 第 2の実施の形態としてのデジタル放送受信機 1 0 OAの構成を示し ている。
デジタル放送受信機 1 00 Aは、 図 1に示すデジタル放送受信機 1 00の画像 信号処理部 1 1 0が、 画像信号処理部 1 1 OAに置き換えられたものであって、 デジタル放送受信機 1 00と同様の動作をする。
なお、 デジタル放送受信機 1 0 OAにおける MP EG 2復号化器 1 0 7は、 図 1に示すデジタル放送受信機 1ひ 0における MP E G 2復号化器 1 0 7と同様に 構成され、 同様の動作をする (図 2およびその説明参照) 。 ただし、 デジタル放 送受信機 1 0 OAにおける MP EG 2複号化器 1 0 7においては、 さらに、 ピク チヤ選択回路 1 90から画像信号 V aを出力する際、 この画像信号 Vaを構成す る各画素データの他に、 それぞれの画素データと対となって、 その画素データが 例えば DC Tブロックの 8 X 8の画素位置のいずれにあつたかを示す画素位置モ 一ドの情報 p iも出力される。 この画素位置モードの情報 p iは、 後述するよう にクラス分類の情報として使用される。
画像信号処理部 1 1 OAの詳細を説明する。 この画像信号処理部 1 1 OAにお いて、 図 1に示す画像信号処理部 1 1 0と対応する部分には同一符号を付し、 適 宜その説明を省略する。 この画像信号処理部 1 10 Aは、 クラス分類部 1 30、 蓄積テーブル 131、 0〇丁回路132、 切換スィツチ 133、 加算部 1 34、 逆 DCT回路 135お ょぴ切換スィッチ 136を有しているが、 これらは上述した図 1に画像信号処理 部 1 10におけるクラス分類部 130、 蓄積テーブル 131、 DCT回路 132、 切換スィッチ 1 33、 加算部 1 34、 逆 DCT回路 135および切換スィッチ 1 36と同様のものであり、 その説明は省略する。
また、 この画像信号処理部 1 1 OAは、 加算部 1 34の出力データ (画素デー タあるいは DC T係数) に基づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置に関連した 複数のデータを、 予測タップのデータとして選択的に取り出して出力するデータ 選択手段としてのタップ選択回路 137を有している。
タップ選択回路 1 37は、 蓄積テーブル 1 31に画素データの差分データが格 納されており、 切換スィッチ 133が b側に接続されて使用されるときは、 画像 信号 V bにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素データを選択的に取り出 す。
一方、 タップ選択回路 137は、 蓄積テーブル 1 31に D C T係数の差分デー タが格納されており、 切換スィッチ 133が a側に接続されて使用されるときは、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に対応する複数の DC T係数を選択的に取 り出す。 例えば、 複数の DCT係数として、 画像信号 Vbにおける注目位置の画 素データを含むブロックデータに対応した D C T係数ブロックおよびその D C T 係数ブロックに隣接する 4つの DC T係数ブロック内の DC係数が選択される。 また、 画像信号処理部 11 OAは、 係数メモリ 1 38を有している。 この係数 メモリ 138には、 後述する推定予測演算回路 140で使用される推定式で用い られる係数データ Wi (i = l〜n、 nは予測タップの個数) 力 クラス毎に、 格納されている。 この係数メモリ 138には、 後述するクラス分類部 1 39より 出力されるクラスコード CLBが読み出しアドレス情報として供給される。 この 係数メモリ 138からは、 クラスコード CLBに対応した推定式の係数データ W iが読み出され、 推定予測演算回路 140に供給される。 係数データ Wiの生成 方法については後述する。
また、 画像信号処理部 1 1 OAは、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素デー タが属するクラス (第 2のクラス) を検出するクラス検出手段としてのクラス分 類部 139を有している。 このクラス分類部 139では、 画素データ単位あるい は D C T係数単位でのクラス分類が行われる。
図 17は、 クラス分類部 1 39の構成を示している。
このクラス分類部 1 39は、 画像信号 Vaを入力する入力端子 139 Aと、 こ の入力端子 139 Aに入力される画像信号 V aに基づいて、 画像信号 V bにおけ る注目位置の画素データ yが属する画素データ単位あるいは D C T係数単位のク ラスを検出するために使用するクラスタップの複数の画素データを、 それぞれ選 択的に取り出すタップ選択回路 1 39 Bi〜l 39 Bnを有している。
また、 クラス分類部 139は、 タップ選択回路 13 ΘΒ Ι 39Bnで取り出 された画素データをそれぞれ用いて n種類のクラスを示すクラスコード CLB1〜 CLBnを生成するクラス生成回路 1 39 Ci〜l 39 Cnとを有している。
本実施の形態においては、 1種類のクラスを示すクラスコード C L B iを生成す る。 この 1種類のクラスは、 時空間波形クラスである。 このクラスについて簡単 に説明する。
タップ選択回路 139 およびクラス生成回路 139C は、 この時空間波形 クラスの検出系を構成しているものとする。
タップ選択回路 13 は、 上述したタップ選択回路 137と同様に、 画像信 号 V bにおける注目位置に関連した複数のデータを選択的に取り出して出力する。 クラス生成回路 13 は、 複数のデータのそれぞれに例えば 1ビットの ADR C等の処理を施し、 空間波形クラスを示すクラスコード CLBiを生成する。
また、 クラス分類部 139は、 画像信号 Vbにおける注目位置に対応した画素 位置モードの情報 p iを入力する入力端子 139Dと、 上述したクラス分類部 1 30におけるブロック単位でのクラス分類の結果であるクラスコード CLAを入 力する入力端子 139 Eとを有している。 入力端子 139Dに入力される情報 p iは、 そのまま画素位置モードクラスを示すクラスコード CL Bpとなる。
また、 クラス分類部 139は、 クラス生成回路 139 39 Cnで生成さ れるクラスコード CLBi CLBn 入力端子 1 39Dに入力されるクラスコー ド CL Bpおよび入力端子 139 Eに入力されるクラスコード CL Aを統合して 1 個のクラスコード C LBとするクラス統合回路 139 Fと、 このクラスコード C LBを出力する出力端子 139 Gとを有している。
図 16に戻って、 また、 画像信号処理部 1 10 Aは、 タップ選択回路 130で 選択的に取り出される予測タップのデータ X iと、 係数メモリ 1 38より読み出 される係数データ Wiとから、 (1) 式の推定式によって、 作成すべき画像信号 Vbにおける注目位置に関連したデータ yを演算する推定予測演算回路 140を 有している。
n
ァ = 乙 · · · · (1) 推定予測演算回路 140は、 タップ選択回路 137で画像信号 V bにおける注 目位置の周辺に位置する複数の画素データが選択的に取り出されるときは、 画像 信号 Vbにおける注目位置の画素データを生成する。 一方、 推定予測演算回路 1 40は、 タップ選択回路 137で画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に対応す る複数の D C T係数が選択的に取り出されるときは、 画像信号 V bにおける注目 位置の画素データに対応した DCT係数を生成する。 この推定予測演算回路 14 0で算出されたデータ yは、 逆 DCT回路 135および切換スィッチ 136の b 側の固定端子に供給される。
この画像信号処理部 1 1 OAの動作を説明する。
まず、 蓄積テーブル 131に格納されている差分データ DFが画素データの差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 1 33, 1 36 はそれぞれ b側に接続されている。
クラス分類部 1 30では、 画像信号 V aに基づいて、 画像信号 V bにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CLAが生成される。 こ のクラスコード CL Aは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CL Aは読み出しァドレス情報として蓄積テーブル 1 31に供給される。 蓄積テーブル 1 31からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 画像信号 Vb における注目位置に対応した差分データ DFが読み出されて加算部 134に供給 される。
また、 バッファメモリ 108に記憶されている画像信号 Vaのうち、 画像信号 Vbにおける注目位置に対応した画素データ xPが切換スィッチ 133の b側を介 して加算部 134に供給される。 加算部 134では、 この画素データ xPに、 蓄積 テーブル 1 31より読み出される差分データ DFが加算されて補正され、 画像信 号 V bにおける注目位置の画素データに対応した画素データ y pが生成される。 また、 クラス分類部 139では、 画像信号 V a、 画素位置モードの情報 p i、 クラスコード CLAに基づいて、 画像信号 V bにおける注目位置の画素データが 属するクラスを示すクラスコード CLBが生成される。 このクラスコード CLB は、 画素データ単位でのクラス分類の結果である。 このクラスコード CLBは、 読み出しァドレス情報として係数メモリ 138に供給される。 係数メモリ 1 38 からは、 クラスコード CLBに対応した係数データ Wiが読み出されて、 推定予 測演算回路 140に供給される。
また、 タップ選択回路 137では、 加算部 134より出力される補正された画 素データ yPに基づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に位置する複数の 画素データが予測タップの画素データとして選択的に取り出される。 推定予測演 算回路 140では、 予測タップの画素データ X iと、 係数メモリ 138より読み 出される係数データ Wiとを用いて、 上述の (1) 式に示す推定式に基づいて、 作成すべき画像信号 V bにおける注目位置の画素データ yが求められる。 この画 素データ yは、 切換スィッチ 136の b側を介して画像信号処理部 1 1 OAの出 力信号として出力される。 すなわち、 この画素データ yにより画像信号 Vbが構 成される。
次に、 蓄積テーブル 131に格納されている差分データ DFが DC T処理によ り得られる DCT係数の差分データである場合について説明する。 この場合、 切 換スィッチ 133, 136はそれぞれ a側に接続されている。
クラス分類部 130では、 画像信号 V aに基づいて、 画像信号 V bにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL Aが生成される。 こ のクラスコード CL Aは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CL Aは読み出しアドレス情報として蓄積テーブル 131に供給される。 蓄積テーブル 1 31からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 画像言号 Vb における注目位置に対応した差分データ DFが読み出されて加算部 134に供給 される。
また、 DCT回路 1 3 2より得られる、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素 データに対応した、 画像信号 V aの複数の画素データに対して D C T処理を施し て得られた DCT係数 xpが切換スィッチ 1 3 3の a側を介して加算部 1 34に供 給される。 加算部 1 34では、 この DCT係数 xPに、 差分データ DFが加算され て捕正され、 画像信号 V bにおける注目位置の画素データに対応した D C T係数 yPが生成される。
また、 クラス分類部 1 3 9では、 画像信号 V a、 画素位置モードの情報 p i、 クラスコード CL Aに基づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素データが 属するクラスを示すクラスコード CLBが生成される。 このクラスコード CLB は、 画素データ単位でのクラス分類の結果である。 このクラスコード CLBは、 読み出しァドレス情報として係数メモリ 1 3 8に供給される。 係数メモリ 1 38 からは、 クラスコード CLBに対応した係数データ W iが読み出されて、 推定予 測演算回路 140に供給される。
また、 タップ選択回路 1 3 7では、 加算部 1 34より出力される補正された D CT係数 yPに基づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に対応する複数の 周波数係数が予測タップの周波数係数として選択的に取り出される。 推定予測演 算回路 1 40では、 予測タップの周波数係数 X iと、 係数メモリ 1 3 8より読み 出される係数データ W iとを用いて、 上述の (1) 式に示す推定式に基づいて、 作成すべき画像信号 Vbにおける注目位置の画素データに対応した DC T係数 y が求められる。
そして、 この DCT係数 yは、 逆 DCT回路 1 3 5に供給される。 この逆 DC T回路 1 3 5では、 DCT係数 yに対して逆 DC T処理が施されて画素データが 得られる。 このように逆 DC T回路 1 3 5より出力される画素デ^ "タは、 切換ス イッチ 1 3 6の a側を介して画像信号処理部 1 1 OAの出力信号として出力され る。 すなわち、 この画素データにより画像信号 Vbが構成される。
このように、 画像信号処理部 1 1 0 Aでは、 画像信号 V aに係るデータ (画素 データあるいは DC T係数) X Pを捕正して画像信号 Vbに係るデータ (画素デー タあるいは DCT係数) yPを得る際に、 画像信号 V aに基づいてデータ ypが属 する第 1のクラスを検出し、 この検出されたクラスに対応した差分データ DFを データ X Pに加算して符号化雑音を低減するように補正されたデータ y Pを得るも のであり、 画像信号 Vbとして符号ィヒ雑音を良好に軽減したものを得ることがで さる。
また、 画像信号処理部 1 1 OAでは、 捕正されたデータ (画素データあるいは DCT係数) に基づいて選択された予測タップのデータ X iと画像信号 Vbにお ける注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対応した係数データ W iとを 用いて、 推定式に基づいて画像信号 Vbにおける注目位置のデータ (画素データ あるいは DCT係数) yを得るものであり、 符号化されたデジタル情報信号を復 号化して得られた情報信号の符号化雑音のうち、 上述の差分データ (補正デー タ) DFによる補正処理で取り除かれなかったものを、 良好に軽減できる。
また、 クラス分類部 139では画素データ単位あるいは DC T係数単位のクラ ス分類でのクラスコー CLBを生成するのに対して、 クラス分類部 130では、 ブロック単位のクラス分類でのクラスコード C L Aを生成するものである。 つま り、 クラス分類部 1 39におけるクラス分類は、 クラス分類部 1 30におけるク ラス分類をさらに細かく分類したものである。
この場合、 クラス分類部 1 30で分類されるクラス数を少なくでき、 それだけ 蓄積テーブル 1 3 1に格納しておく差分データ数を少なくでき、 蓄積テーブル 1 31のメモリ容量の節約を図ることができる。 なお、 このような蓄積テーブル 1 31のメモリ容量を考慮しなければ、 例えばクラス分類部 139で生成されるク ラスコード CLBを、 係数メモリ 138の読み出しァドレス情報として使用する 他に、 蓄積テーブル 1 31の読み出しアドレス情報として使用する構成とするこ ともできる。
次に、 図 16の画像信号処理部 1 10 Aの係数メモリ 138に記憶される係数 データ W iの生成方法について説明する。 この係数データ Wiは、 予め学習によ つて生成されたものである。
まず、 この学習方法について説明する。 上述の、 (1) 式において、 学習前は 係数データ W2, ···., Wnは未定係数である。 学習は、 クラス毎に、 複数の 信号データに対して行う。 学習データ数が mの場合、 (1) 式に従って、 以下に 示す (2) 式が設定される。 nは予測タップの数を示している。
Figure imgf000093_0001
X k i+W2X X k2H +WnX k n · · · (2)
(k = l, 2, ··'·, m)
m>nの場合、 係数データ Wi, W2, ····, Wnは、 一意に決まらないので、 誤 差ベクトル eの要素 e kを、 以下の式 (3) で定義して、 (4) 式の e 2を最小に する係数データを求める。 いわゆる最小 2乗法によって係数データを一意に定め る。
e k = y k - {Wi X x k i+W2X xk2H hW„X xkn} · · · (3)
(k = 1 , 2, '…^!)
e2 = ∑ ek 2 · · · (4)
/=l
(4) 式の e 2を最小とする係数データを求めるための実際的な計算方法としては、 まず、 (5) 式に示すように、 e2を係数データ Wi ( i = 1, 2, · · ·, n) で偏微分し、 iの各値について偏微分値が 0となるように係数データ Wiを求め ればよい。
Qe2
∑2 ek 》 , 2x/ci
^ 8W Λ=1
(5) 式から係数データ Wiを求める具体的な手順について説明する。 (6) 式、 (7) 式のように Xji, Yiを定義すると、 (5) 式は、 (8) 式の行列式の 形に書くことができる。
Figure imgf000093_0002
m
Yi = xki · yk (7)
Figure imgf000094_0001
(8) 式は、 一般に正規方程式と呼ばれるものである。 この正規方程式を掃き 出し法 (Gauss- Jordanの消去法) 等の一般解法で解くことにより、 係数データ W i ( i = 1, 2 , · · ·, n) を求めることができる。
図 1 8は、 図 1 6の画像信号処理部 1 10 Aの係数メモリ 138に格納すべき 係数データ Wiを生成する係数データ生成装置 25 OAの構成を示している。 この係数データ生成装置 250 Aは、 画像信号 V bに対応した教師信号 S Tが 入力される入力端子 251と、 この教師信号 S Tに対して符号化を行つて M P E G2ストリームを得る MP E 2符号化器 252と、 この MPEG 2ストリームに 対して復号化を行って画像信号 V aに対応した生徒信号 S Sを得る MP EG 2復 号化器 253とを有している。 ここで、 MPEG 2復号化器 253は、 図 16に 示すデジタル放送受信機 10 OAにおける MP EG 2復号化器 107およぴパッ ファメモリ 108に対応したものである。
また、 係数データ生成装置 25 OAは、 MP EG2復号化器 253より出力さ れる生徒信号 S Sに対して DCT処理を施して DCT係数を得る DCT回路 25 4と、 この DC T回路 254より出力される DC T係数が a側の固定端子に入力 されると共に、 その b側の固定端子に MPEG 2復号化器 253より出力される 生徒信号 S Sが入力される切換スィッチ 255を有している。
この切換スィツチ 255は、 後述する蓄積テーブル 256に格納されている差 分データ DFが、 画素データの差分データであるときは b側に接続され、 DCT 処理により得られる D C T係数の差分データであるときは a側に接続される。 また、 係数データ生成装置 25 OAは、 蓄積テーブル 256を有している。 蓄 積テーブル 256には、 図 16の画像信号処理部 1 10 Aの蓄積テーブル 1 31 と同様に、 クラス毎に、 符号化雑音 (符号化歪み) を補正するための捕正データ としての差分データ DFが予め格納されている。
この蓄積テーブル 256には、 後述するクラス分類部 260より出力されるク ラスコード CLAが読み出しァドレス情報として供給される。 この蓄積テーブル 1 56からは、 クラスコード CL Aに対応した差分データ DFが読み出されて、 後述する加算部 262に供給される。
クラス分類部 260は、 教師信号 STにおける注目位置の画素データが属する クラスを検出するためのものである。 詳細説明は省略するが、 このクラス分類部 260は、 図 16に示す画像信号処理部 1 1 OAにおけるクラス分類部 1 30と 同様に構成されており、 生徒信号 S Sに基づいて、 ブロック単位でのクラス分類 を行って、 教師信号 S Tにおける注目位置の画素データが属するクラスを示すク ラスコード CL Aを生成する。
また、 係数データ生成装置 25 OAは、 遅延回路 257で時間調整された教師 信号 STに対して DC T処理を施して DC T係数を得る DC T回路 258と、 こ の DC T回路 258より出力される DC T係数が a側の固定端子に入力されると 共に、 その b側の固定端子に遅延回路 257で時間調整された教師信号 STが入 力される切換スィッチ 259を有している。 この切換スィッチ 259は、 蓄積テ 一プル 256に格納されている差分データ DFが、 画素データの差分データであ るときは b側に接続され、 DCT処理により得られる DC T係数の差分データで あるときは a側に接続される。
また、 係数データ生成装置 25 OAは、 切換スィッチ 255の可動端子より出 力される、 教師信号 STにおける注目位置に対応したデータ (画素データあるい は DCT係数) xpに、 蓄積テーブル 256より読み出される差分データ DFを加 算して、 教師信号 STにおける注目位置のデータ (画素データあるいは DC T係 数) yPを生成する補正手段としての加算部 262を有している。
ここで、 データ xP, yPは、 DCT処理の単位となる DCTプロックに対応し たブロックデータである。 本実施の形態においては、 データ yPを構成するデータ (画素データあるいは DCT係数) の個数は、 データ xPを構成するデータ (画素 データあるいは DC T係数) の個数と等しい。
この場合、 教師信号 S Tを構成する画素データの個数は、 生徒信号 S Sを構成 する画素データの個数と等しくなる。 例えば、 データ xPが 8 X 8個のデータから なるとき、 加算部 262では、 データ yPとして 8 X 8個のデータが生成される。 そしてこのとき、 蓄積テーブル 256から加算部 262に供給される差分データ DFも、 8 X 8個の差分データからなっている。
また、 係数データ生成装置 25 OAは、 加算部 262の出力データ (画素デー タあるいは DC T係数) に基づいて、 教師信号 STにおける注目位置に関連した 複数のデータを、 予測タップのデータとして選択的に取り出して出力するデータ 選択手段としてのタップ選択回路 263を有している。
このタップ選択回路 263は、 図 16の画像信号処理部 1 1 OAのタップ選択 回路 137と同様に構成されている。 このタップ選択回路 263は、 蓄積テープ ル 256に画素データの差分データが格納されており、 切換スィツチ 255が b 側に接続されて使用されるときは、 教師信号 Vbにおける注目位置の周辺に位置 する複数の画素データを選択的に取り出す。
一方、 タップ選択回路 263は、 蓄積テーブル 256に D C T係数の差分デー タが格納されており、 切換スィツチ 255が a側に接続されて使用されるときは、 教師信号 S Tにおける注目位置の周辺に対応する複数の D C T係数を選択的に取 り出す。 例えば、 複数の DCT係数として、 教師信号 STにおける注目位置の画 素データを含むプロックデータに対応した DCT係数ブロックおよびその DCT 係数プロックに隣接する 4つの DC T係数プロック内の DC係数が選択される。 また、 係数データ生成装置 25 OAは、 クラス分類部 264を有している。 詳 細説明は省略するが、 このクラス分類部 264は、 図 16に示す画像信号処理部 1 1 OAにおけるクラス分類部 139と同様に構成されており、 生徒信号 S S、 画素位置モードの情報 p iおよぴクラス分類部 260で生成されたクラスコード CLAに基づレヽて、 画素データ単位あるいは D C T係数単位でのクラス分類を行 つて、 教師信号 S Tにおける注目位置の画素データが属するクラスを示すクラス コード CLBを生成する。
また、 係数データ生成装置 25 OAは、 切換スィッチ 259の可動端子より出 力される、 教師信号 STにおける各注目位置のデータ (画素データあるいは DC T係数) y、 この各注目位置のデータ yにそれぞれ対応してタップ選択回路 26 3で選択的に取り出される予測タップのデータ X iおよび各注目位置の画素デー タにそれぞれ対応してクラス分類部 264で生成されるクラスコード CLBを用 いて、 クラス毎に、 係数データ Wi (i =l〜n) を得るための正規方程式 (上 述の (8) 式参照) を生成する正規方程式生成部 265を有している。
この場合、 1個のデータ yとそれに対応する n個の予測タップのデータ X iと の組み合わせで 1個の学習データが生成されるが、 クラス毎に、 多くの学習デー タが生成されていく。 これにより、 正規方程式生成部 265では、 クラス毎に、 係数データ Wiを得るための正規方程式が生成される。
また、 係数データ生成装置 25 OAは、 正規方程式生成部 265で生成された 正規方程式のデータが供給され、 その正規方程式を解いて、 各クラスの係数デー タ Wiを求める係数データ決定部 266と、 この求められた各クラスの係数デー タ Wiを格納する係数メモリ 267とを有している。
次に、 図 18に示す係数データ生成装置 25 OAの動作を説明する。
まず、 蓄積テーブル 256に格納されている差分データ DFが画素データの差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 255, 259 はそれぞれ b側に接続される。
入力端子 251には画像信号 Vbに対応した教師信号 STが供給され、 そして MP EG 2符号化器 252で、 この教師信号 S Tに対して符号化が施されて、 M PEG 2ストリームが生成される。 この MP EG 2ストリームは、 MPEG 2復 号化器 253に供給される。 MPEG 2復号化器 253で、 この MPEG2スト リームに対して複号化が施されて、 画像信号 V aに対応した生徒信号 S Sが生成 される。
クラス分類部 260では、 生徒信号 S Sに基づいて、 教師信号 STにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL Aが生成される。 こ のクラスコード CL Aは、 プロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CLAは読み出しアドレス情報として蓄積テーブル 256に供給される。 蓄積テーブル 256からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 教師信号 ST における注目位置に対応した差分データ DFが読み出されて加算部 262に供給 される。
また、 MPEG 2復号化器 253で得られる生徒信号 S Sのうち、 教師信号 S Tにおける注目位置に対応した画素データ xPが切換スィッチ 255の b側を介し て加算部 262に供給される。 加算部 262では、 この画素データ Xpに、 蓄積テ 一ブル 256より読み出される差分データ DFが加算されて補正され、 教師信号 S Tにおける注目位置の画素データに対応した画素データ y pが生成される。 クラス分類部 264では、 生徒信号 S S、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード CL Aに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード CLBが生成される。 このクラスコード CLBは、 画 素データ単位でのクラス分類の結果である。 また、 タップ選択回路 263では、 加算部 262より出力される捕正された画素データ y Pに基づいて、 教師信号 ST における注目位置の周辺に位置する複数の画素データが予測タップの画素データ X iとして選択的に取り出される。
正規方程式生成部 265では、 遅延回路 257で時間調整された教師信号 ST から得られる各注目位置の画素データ yと、 この各注目位置の画素データ yにそ れぞれ対応してタップ選択回路 263で選択的に取り出される予測タップの画素 データ X iと、 各注目位置の画素データ yにそれぞれ対応してクラス分類部 26 4で生成されるクラスコード CLBとを用いて、 クラス毎に、 係数データ Wi (i = l〜n) を得るための正規方程式 ( (8) 式参照) が生成される。
そして、 係数データ決定部 266でその正規方程式が解かれ、 各クラスの係数 データ Wiが求められ、 その係数データ Wiは係数メモリ 267に格納される。 次に、 蓄積テーブル 256に格納されている差分データ DFが DCT係数の差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 255, 259 はそれぞれ a側に接続される。
入力端子 251には画像信号 Vbに対応した教師信号 STが供給され、 そして MPEG2符号化器 252で、 この教師信号 S Tに対して符号ィヒが施されて、 M PEG 2ストリームが生成される。 この MPEG 2ストリームは、 MPEG2復 号ィ匕器 253に供給される。 MP EG 2復号ィ匕器 253で、 この MPEG2スト リームに対して復号ィヒが施されて、 画像信号 V aに対応した生徒信号 S Sが生成 される。
クラス分類部 260では、 生徒信号 S Sに基づいて、 教師信号 STにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CLAが生成される。 こ のクラスコード CLAは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CLAは読み出しァドレス情報として蓄積テーブル 256に供給される。 蓄積テーブル 256からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 教師信号 ST における注目位置に対応した差分データ DFが読み出されて加算部 262に供給 される。
また、 MPEG 2復号化器 253で得られる生徒信号 S Sのうち、 教師信号 S Tにおける注目位置に対応した画素データに対して DCT回路 254で DCT処 理が施され、 得られた DCT係数 xPが切換スィッチ 255の a側を介して加算部 262に供給される。 加算部 262では、 この DCT係数 xpに、 蓄積テーブル 2 56より読み出される差分データ DFが加算されて補正され、 教師信号 STにお ける注目位置の画素データに対応した DC T係数 yPが生成される。
クラス分類部 264では、 生徒信号 S S、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード CL Aに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード CLBが生成される。 このクラスコード CLBは、 画 素データ単位でのクラス分類の結果である。
また、 タップ選択回路 263では、 加算部 262より出力される補正された D CT係数 yPに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の周辺に対応する複数の 0 丁係数が予測タップの13じ丁係数 iとして選択的に取り出される。
また、 遅延回路 257で時間調整された教師信号 STにおける注目位置の画素 データに対して DCT回路 258で DCT処理が施される。 正規方程式生成部 2 65では、 この DC T回路 258で得られる各注目位置の画素データに対応した DCT係数 yと、 各 DC T係数 yにそれぞれ対応してタップ選択回路 263で選 択的に取り出される予測タップの DC T係数 X iと、 各注目位置の画素データに それぞれ対応してクラス分類部 264で生成されるクラスコード CLBとを用い て、 クラス毎に、 係数データ Wi (i = l〜n) を得るための正規方程式
( (8) 式参照) が生成される。
そして、 係数データ決定部 266でその正規方程式が解かれ、 各クラスの係数 データ Wiが求められ、 その係数データ Wiは係数メモリ 267に格納される。 このように、 図 18に示す係数データ生成装置 25 OAにおいては、 図 16の 画像信号処理部 1 1 OAの係数メモリ 138に格納される各クラスの係数データ Wiを生成することができる。
この係数データ Wiは、 生徒信号 S Sに係るデータ (画素データあるいは DC T係数) xPに対して加算部 262で差分データ DFを加算して補正し、 捕正され たデータ (画素データあるいは DC T係数) y Pに基づいて予測タップとしてのデ ータ X iを選択的に取り出して用いることで生成されたものである。 そのため、 図 16に示す画像信号処理部 11 OAにおいて、 画像信号 V aからこの係数デー タ Wiを用いた推定式で得られる画像信号 Vbは、 差分データ DFの加算による 補正で取り除かれなかった符号化雑音が良好に軽減されたものとなる。
なお、 図 16の画像信号処理部 1 1 OAにおける処理も、 例えば図 8に示すよ うな画像信号処理装置 300により、 ソフトゥヱァで実現できる。
図 19のフローチャートを参照して、 画像信号 V aより画像信号 Vbを得るた め処理手順を説明する。
まず、 ステップ ST 101で、 処理を開始し、 ステップ ST102で、 例えば 入力端子 314より装置内に 1フレーム分または 1フィールド分の画像信号 V a を入力する。 このように入力端子 314より入力される画像信号 V aを構成する 画素データは RAM303に一時的に格納される。 なお、 この画像信号 Vaが装 置内のハードディスクドライブ 305に予め記録されている場合には、 このドラ イブ 305からこの画像信号 V aを読み出し、 この画像信号 V aを構成する画素 データを RAM 303に一時的に格納する。
そして、 ステップ ST 103で、 画像信号 V aの全フレームまたは全フィール ドの処理が終わっているか否かを判定する。 処理が終わっているときは、 ステツ プ ST 104で、 処理を終了する。 一方、 処理が終わっていないときは、 ステツ プ ST 105に進む。
このステップ ST 105では、 ステップ ST 102で入力された画像信号 V a に基づいて、 ブロック単位でのクラス分類を行って、 画像信号 Vbにおける注目 位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL Aを生成する。 そして、 ステップ ST 106で、 ステップ ST 105で生成されたクラスコード CLAに 基づいて、 ROM302等からそのクラスコ一ド CL Aに対応した差分データ D Fを読み出し、 画像信号 V aを構成する複数の画素データのうち、 画像信号 Vb における注目位置に対応した画素データ X pに差分データ D Fを加算して捕正し、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素データに対応した画素データ yPを生成する。 次に、 ステップ ST 107で、 ステップ ST 102で入力された画像信号 Va の画素データの全領域において画素データ yPを得る処理が終了したか否かを判定 する。 終了しているときは、 ステップ ST 108に進む。 一方、 終了していない ときは、 ステップ ST 105に戻って、 次の注目位置についての処理に移る。
ステップ ST 108では、 ステップ ST 102で入力された画像信号 Va、 こ の画像信号 V aの画素データと対となって入力された画素位置モードの情報 p i および上述のステップ ST 105で生成されたクラスコード CL Aに基づいて、 画素データ単位でのクラス分類を行って、 画像信号 V bにおける注目位置の画素 データが属するクラスを示すクラスコード CLBを生成する。
次に、 ステップ ST 109で、 ステップ ST 106で補正された画素データ y pに基づいて、 画像信号 V bにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素データ (予測タップの画素データ) を取得する。 そして、 ステップ S T 1 10で、 ステ ップ ST 108で生成されたクラスコード CLBに基づいて、 ROM302等力、 らそのクラスコード CLBに対応した係数データ Wiを読み出し、 この係数デー タ Wiと予測タップの画素データ X iとを使用して、 推定式 ( (1) 式参照) に より、 画像信号 V bにおける注目位置の画素データ yを生成する。
次に、 ステップ ST 1 11で、 ステップ ST 102で入力された画像信号 V a の画素データの全領域において画像信号 V bの画素データを得る処理が終了した か否かを判定する。 終了していないときは、 ステップ ST 108に戻り、 次の注 目位置についての処理に移る。 一方、 終了しているときは、 ステップ ST102 に戻り、 次の 1フレーム分または 1フィールド分の画像信号 V aの入力処理に移 る。
ここで、 ROM302等に格納されている差分データ DFが DCT処理により 得られる DCT係数の差分データであるときは、 ステップ ST 102で入力され た画像信号 V aに対して DC T処理を施し、 差分データ DFを加算すべきデータ χΡを DCT係数とする。 このとき、 ステップ ST 106では加算結果として DC T係数 yPが得られる。
また、 ステップ ST 109では、 ステップ ST 106で補正された DCT係数 y pに基づいて、 画像信号 V bにおける注目位置の周辺に対応する複数の D C T係 数を取得する。 例えば、 複数の DCT係数として、 画像信号 Vbにおける注目位 置の画素データを含むプロックデータに対応した DC T係数プロックおよびその DCT係数プロックに隣接する 4つの DC T係数プロック内の DC係数を取得す る。
また、 このとき、 ステップ ST 1 10で推定式によって得られるデータ yは D CT係数であるので、 さらに逆 DCT処理を行って、 画像信号 Vbにおける注目 位置の画素データを生成する。
このように、 図 19に示すフローチャートに沿って処理をすることで、 入力さ れた画像信号 V aの画素データを処理して、 画像信号 V bの画素データを得るこ とができる。 上述したように、 このように処理して得られた画像信号 Vbは出力 端子 3 1 5に出力されたり、 ディスプレイ 31 1に供給されてそれによる画像が 表示されたり、 さらにはハードディスクドライブ 305に供給されてハードディ スクに記録されたりする。
また、 処理装置の図示は省略するが、 図 18の係数データ生成装置 25 OAに おける処理も、 ソフトウェアで実現可能である。
図 20のフローチャートを参照して、 係数データを生成するための処理手順を 説明する。
まず、 ステップ ST 141で、 処理を開始し、 ステップ ST 142で、 教師信 号を 1フレーム分または 1フィールド分だけ入力する。 そして、 ステップ ST1 43で、 教師信号の全フレームまたは全フィールドの処理が終了したか否かを判 定する。 終了していないときは、 ステップ ST 144で、 ステップ ST 142で 入力された教師信号から生徒信号を生成する。
そして、 ステップ ST 145で、 ステップ ST 144で生成された生徒信号 S Sに基づいて、 ブロック単位でのクラス分類を行って、 教師信号 STにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CLAを生成する。
次に、 ステップ ST 146で、 ステップ ST 145で生成されたクラスコード C LAに基づいて、 ROM等からそのクラスコード C LAに対応した差分データ DFを読み出し、 生徒信号 S Sを構成する複数の画素データのうち、 教師信号 S Tにおける注目位置に対応した画素データ X pに差分データ D Fを加算しで補正し、 教師信号 S Tにおける注目位置の画素データに対応した画素データ y pを生成する。 そして、 ステップ ST 147で、 ステップ 144で生成された生徒信号 S Sの 画素データの全領域において画素データ y pを得る処理が終了したか否かを判定す る。 終了しているときは、 ステップ ST 148に進む。 一方、 終了していないと きは、 ステップ ST 145に戻って、 次の注目位置についての処理に移る。
ステップ ST 148では、 ステップ 144で生成された生徒信号 S S、 上述せ ずも教師信号における注目位置の画素データに対応した生徒信号 S Sの画素デー タに対応して得られた画素位置モードの情報 p i、 さらには上述のステップ ST 145で生成されたクラスコード C LAに基づいて、 画素データ単位でのクラス 分類を行つて、 教師信号 S Tにおける注目位置の画素データが属するクラスを示 すクラスコード CLBを生成する。
次に、 ステップ ST 149で、 ステップ ST 146で補正された画素データ y Pに基づいて、 教師信号 S Tにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素データ
(予測タップの画素データ) X iを取得する。 そして、 ステップ ST 150で、 ステップ ST 142で入力された 1フレーム分または 1フィールド分の教師信号 の画素データの全領域において学習処理が終了したか否かを判定する。 学智処理 を終了しているときは、 ステップ ST 142に戻って、 次の 1フレーム分または 1フィールド分の教師信号の入力を行つて、 上述したと同様の処理を繰り返す。 一方、 学習処理を終了していないときは、 ステップ ST 151に進む。
このステップ ST 151では、 ステップ S T 148で生成されたクラスコード CLB、 ステップ ST 149で取得された複数の画素データ X iおよぴ教師信号 STの注目位置の画素デ、ータ yを用いて、 クラス毎に、 係数データ Wiを得るた めの正規方程式 ( (8) 式参照) を生成し、 その後にステップ ST 148に戻つ て、 次の注目位置についての処理に移る。
上述したステップ ST 143で、 処理が終了したときは、 ステップ ST152 で、 上述のステップ ST 151で生成された正規方程式を掃き出し法などで解い て、 各クラスの係数データを算出する。 そして、 ステップ ST 1 53で、 各クラ スの係数データをメモリに保存し、 その後にステップ ST 1 54で、 処理を終了 する。
このように、 図 20に示すフローチャートに沿って処理をすることで、 図 18 に示す係数データ生成装置 25 OAと同様の手法によって、 各クラスの係数デー タ Wiを得ることができる。
ここで、 ROM等に格納され.ている差分データ DFが DCT処理により得られ る DCT係数の差分データであるときは、 ステップ ST 144で生成された生徒 信号 S Sに対して D C T処理を施し、 差分データ D Fを加算すベきデータ X Pを D CT係数とする。 このとき、 ステップ ST 146では加算結果として DCT係数 yPが得られる。
また、 ステップ ST 149では、 ステップ ST 146で捕正された DCT係数 y pに基づいて、 教師信号 S Tにおける注目位置の周辺に対応する複数の D C T係 数を取得する。 例えば、 複数の DCT係数として、 教師信号 STにおける注目位 置の画素データを含むブロックデータに対応した DCT係数プロックおよびその DCT係数ブロックに隣接する 4つの DC T係数ブロック内の DC係数を取得す る。
またこのとき、 ステップ ST 151で正規方程式を生成する際に、 ステップ S T 149で取得された複数の DC T係数 X iと対となって学習データを構成する DCT係数 yを、 教師信号 STにおける注目位置の画素データを DCT処理して 得るようにする。
次に、 この発明の第 3の実施の形態について説明する。
図 21は、 第 3の実施の形態としてのデジタル放送受信機 10 OBの構成を示 している。 この図 21において、 図 16と対応する部分には同一符号を付して示 している。
デジタル放送受信機 100Bは、 図 16に示すデジタル放送受信機 100 Aの 画像信号処理部 1 1 OAが画像信号処理部 1 1 OBに置き換えられたものであつ て、 デジタル放送受信機 10 OAと同様の動作をする。
画像信号処理部 1 1 OBの詳細を説明する。 この画像信号処理部 1 1 OBにお いて、 図 16に示す画像信号処理部 1 1 OAと対応する部分には同一符号を付し、 その詳細説明は省略する。
この画像信号処理部 1 10Bは、 切換スィッチ 133の可動端子より出力され る、 画像信号 Vbにおける注目位置に対応したデータ (画素データあるいは DC T係数) に基づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置に関連した複数のデータを、 予測タップのデータ x i (i = l〜m) として選択的に取り出して出力する、 デ ータ選択手段としてのタップ選択回路 141を有している。
タップ選択回路 141は、 蓄積テーブル 1 31に画素データの差分データが格 納されており、 切換スィッチ 1 33が b側に接続されて使用されるときは、 画像 信号 Vbにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素データを選択的に取り出 す。
—方、 タップ選択回路 141は、 蓄積テーブル 1 31に DC T係数の差分デー タが格納されており、 切換スィッチ 133が a側に接続されて使用されるときは、 画像信号 V bにおける注目位置の周辺に対応する複数の D C T係数を選択的に取 り出す。 例えば、 複数の DC T係数として、 画像信号 Vbにおける注目位置の画 素データを含むブロックデータに対応した DC T係数プロックおよびその DCT 係数ブロックに隣接する 4つの D C T係数ブロック内の D C係数が選択される。 また、 画像信号処理部 110 Bは、 クラス分類部 130より出力されるクラス コード CL Aに対応して蓄積テーブル 131から読み出される差分データ DFに 基づいて、 上述のタップ選択回路 141で選択された複数のデータに対応した複 数の差分データを、 予測タップのデータ X i (i =m+ l〜n) として選択的に 取り出して出力する、 データ選択手段としてのタップ選択回路 142を有してい る。
また、 画像信号処理部 1 10 Bは、 タップ選択回路 141, 142で選択的に 取り出される予測タップのデータ X iと、 クラス分類部 139より出力されるク ラスコード CLBに対応して係数メモリ 138より読み出される係数データ Wi とから、 (1) 式の推定式によって、 作成すべき画像信号 Vbにおける注目位置 に関連したデータ yを演算する推定予測演算回路 143を有している。
推定予測演算回路 143は、 タップ選択回路 141で画像信号 V bにおける注 目位置の周辺に位置する複数の画素データが選択的に取り出されるときは、 画像 信号 Vbにおける注目位置の画素データを生成する。 一方、 推定予測演算回.路 1 43は、 タップ選択回路 141で画像信号 V bにおける注目位置の周辺に対応す る複数の D C T係数が選択的に取り出されるときは、 画像信号 V bにおける注目 位置の画素データに対応した DC T係数を生成する。
画像信号処理部 1 10 Bのその他は、 図 1 6に示す画像信号処理部 1 10 Aと 同様に構成される。
この画像信号処理部 1 10Bの動作を説明する。
まず、 蓄積テーブル 1 31に格納されている差分データ DFが画素データの差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 133, 1 36 はそれぞれ b側に接続されている。
タップ選択回路 141では、 バッファメモリ 108に記憶されている画像信号 V aに基づいて、 画像信号 V bにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素デ ータが予測タップのデータ X i ( i = l〜m) として選択的に取り出される。 クラス分類部 1 30では、 画像信号 V aに基づいて、 画像信号 V bにおける注 目位置の面素データが属するクラスを示すクラスコード CLAが生成される。 こ のクラスコード CL Aは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CLAは読み出しアドレス情報として蓄積テーブル 131に供給される。 蓄積テープル 1 3 1からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 画像信号 Vb における注目位置に対応した差分データ DFが読み出される。
タップ選択回路 142では、 蓄積テーブル 1 31から読み出される差分データ DFに基づいて、 上述のタップ選択回路 141で選択された複数の画素データに 対応した複数の差分データが予測タップのデータ X i ( i =m+ 1〜n) として 選択的に取り出される。
クラス分類部 139では、 画像信号 V a、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード C L Aに基づいて、 画像信号 V bにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード CLBが生成される。 このクラスコード CLBは、 画 素データ単位でのクラス分類の結果である。 このクラスコード CLBは、 読み出 しァドレス情報として係数メモリ 138に供給される。 係数メモリ 138からは、 クラスコード CLBに対応した係数データ W iが読み出されて、 推定予測演算回 路 143に供糸合される。
推定予測演算回路 143では、 タップ選択回路 141, 142で選択的に取り 出される予測タップのデータ X iと、 係数メモリ 138より読み出される係数デ ータ Wiとを用いて、 上述の (1) 式に示す推定式に基づいて、 作成すべき画像 信号 Vbにおける注目位置の画素データ yが求められる。 この画素データ yは、 切換スィッチ 1 36の b側を介して画像信号処理部 1 10Bの出力信号として出 力される。 すなわち、 この画素データ yにより画像信号 Vbが構成される。
次に、 蓄積テーブル 131に格納されている差分データ DFが DC T処理によ り得られる DCT係数の差分データである場合について説明する。 この場合、 切 換スィッチ 133, 136はそれぞれ a側に接続されている。
タップ選択回路 141では、 DCT回路 1 32より得られる、 画像信号 Vわに おける注目位置の画素データに対応した、 画像信号 V aの複数の画素データに対 して DC T処理を施して得られた DC T係数に基づいて、 画像信号 Vbにおける 注目位置の周辺に対応する複数の DC T係数が予測タップのデータ X i ( i = 1 〜! n) として選択的に取り出される。
クラス分類部 1 30では、 画像信号 V aに基づいて、 画像信号 Vbにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL Aが生成される。 こ のクラスコード CL Aは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CLAは読み出しアドレス情報として蓄積テーブル 131に供給される。 蓄積テーブル 1 31からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 画像信号 Vb における注目位置に対応した差分データ DFが読み出される。
タップ選択回路 142では、 蓄積テーブル 1 31から読み出される差分データ DFに基づいて、 上述のタップ選択回路 141で選択された複数の DC T係数に 対応した複数の差分データが予測タップのデータ X i (i =m+ l〜n) として 選択的に取り出される。
クラス分類部 1 39では、 画像信号 Va、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード C L Aに基づいて、 画像信号 V bにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード CLBが生成される。 このクラスコード CLBは、 画 素データ単位 (DCT係数単位) でのクラス分類の結果である。 このクラスコ ド CLBは、 読み出しアドレス情報として係数メモリ 138に供給される。 係数 メモリ 1 38からは、 クラスコード CLBに対応した係数データ Wiが読み出さ れて、 推定予測演算回路 143に供給される。
推定予測演算回路 143では、 タップ選択回路 141, 142で選択的に取り 出される予測タップのデータ X iと、 係数メモリ 1 38より読み出される係数デ ータ Wiとを用いて、 上述の (1) 式に示す推定式に基づいて、 作成すべき画像 信号 V bにおける注目位置の画素データに対応した D C T係数 yが求められる。 そして、 この DCT係数 yは、 逆 DCT回路 135に供給される。 この逆 DC T回路 1 35では、 DCT係数 yに対して逆 DCT処理が施されて画素データが 得られる。 このように逆 DCT回路 135より出力される画素データは、 切換ス イッチ 1 36の a側を介して画像信号処理部 1 1 OBの出力信号として出力され る。 すなわち、 この画素データにより画像信号 Vbが構成される。
このように、 画像信号処理部 1 1 OBでは、 画像信号 V aを変換して画像信号 Vbを得る際に、 画像信号 V aに係るデータ (画素データあるいは DC T係数) に基づいて予測タップのデータ X iを選択すると共に、 画像信号 Vbにおける注 目位置の画素データが属する第 1のクラスに対応した差分データ (補正データ) D Fに基づいて予測タップのデータ X iを選択し、 これら予測タップのデータ X iと画像信号 V bにおける注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対応し た係数データ W iとを用いて、 推定式に基づいて画像信号 V bにおける注目位置 のデータ (画素データあるいは PCT係数) yを得るものである。
これは、 図 16に示す画像信号処理部 1 10 Aのように、 画像信号 V aに係る データ (画素データあるいは DC T係数) xPを補正して画像信号 Vbに係るデー タ (画素データあるいは DC T係数) yPを得ると共に、 この補正されたデータ (画素データあるいは DC T係数) に基づいて選択された予測タップのデータ X iおよび係数データ W iを用いて、 推定式に基づいて画像信号 V bにおける注目 位置のデータ (画素データあるいは DC T係数) yを得る動作と基本的に等価な 動作であり、 画像信号 Vbとして符号化雑音を良好に軽減したものを得ることが できる。 次に、 図 2 1に示す画像信号処理部 1 1 0 Bの係数メモリ 1 3 8に格納すべき 係数データ W iを生成する係数データ生成装置について説明する。 図 2 2は、 係 数データ生成装置 2 5 0 Bの構成を示している。 この図 2 2において、 図 1 8と 対応する部分には同一符号を付して示している。
係数データ生成装置 2 5 0 Bは、 切換スィッチ 2 5 5の可動端子より出力され る、 教師信号 S Tにおける注目位置に対応したデータ (画素データあるいは D C T係数) に基づいて、 教師信号 S Tにおける注目位置に関連した複数のデータを、 予測タップのデータ x i ( i == l〜m) として選択的に取り出して出力する、 デ ータ選択手段としてのタップ選択回路 2 7 1を有している。
このタツプ選択回路 2 7 1は、 図 2 1の画像信号処理部 1 1 0 Bのタツプ選択 回路 1 4 1と同様に構成されている。 タップ選択回路 2 7 1は、 蓄積テーブル 2 5 6に画素データの差分データが格納されており、 切換スィッチ 2 5 5 , 2 5 9 が b側に接続されて使用されるときは、 教師信号 S Tにおける注目位置の周辺に 位置する複数の画素データを選択的に取り出す。
一方、 タップ選択回路 2 7 1は、 蓄積テープル 2 5 6に D C T係数の差分デー タが格納されており、 切換スィッチ 2 5 5, 2 5 9が a側に接続されて使用され るときは、 教師信号 S Tにおける注目位置の周辺に対応する複数の D C T係数を 選択的に取り出す。 例えば、 複数の D C T係数として、 教師信号 S Tにおける注 目位置の画素データを含むブロックデータに対応した D C T係数ブロックおょぴ その D C T係数ブロックに隣接する 4つの D C T係数プロック内の D C係数が選 択される。
また、 係数データ生成装置 2 5 0 Bは、 クラス分類部 2 6 0より出力されるク ラスコード C L Aに対応して蓄積テーブル 2 5 6から読み出される差分データ D Fに基づいて、 上述のタップ選択回路 2 7 1で選択された複数の画素データに対 応した複数の差分データを、 予測タップのデータ X i ( i =m+ l〜n ) として選 択的に取り出して出力する、 データ選択手段としてのタップ選択回路 2 7 2を有 している。 このタップ選択回路 2 7 2は、 図 2 1の画像信号処理部 1 1 0 Bのタ ップ選択回路 1 4 2と同様に構成されている。
また、 係数データ生成装置 2 5 0 Bは、 切換スィツチ 2 5 9の可動端子より出 力される、 教師信号 STにおける各注目位置のデータ (画素データあるいは DC T係数) y、 タップ選択回路 271, 272で選択的に取り出される予測タップ のデータ X iおよびクラス分類部 264より出力されるクラスコード CLBを用 いて、 クラス毎に、 係数データ Wi (i =l〜n) を得るための正規方程式 (上 述の (8) 式参照) を生成する正規方程式生成部 273を有している。
この場合、 1個のデータ yとそれに対応する n個の予測タップのデータ X iと の組み合わせで 1個の学習データが生成されるが、 クラス毎に、 多くの学習デー タが生成されていく。 これにより、 正規方程式生成部 273では、 クラス毎に、 係数データ Wiを得るための正規方程式が生成される。
次に、 図 22に示す係数データ生成装置 250 Bの動作を説明する。
まず、 蓄積テーブル 256に格納されている差分データ DFが画素データの差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 255, 259 はそれぞれ b側に接続される。
入力端子 251には画像信号 V に対応した教師信号 S Tが供給され、 そして MPEG2符号化器 252で、 この教師信号 STに対して符号ィヒが施されて、 M PEG 2ストリームが生成される。 この MPEG 2ストリームは、 MPEG 2復 号化器 253に供給される。 MP EG 2復号化器 253で、 この MP EG 2スト リームに対して復号ィヒが施されて、 画像信号 V aに対応した生徒信号 S Sが生成 される。
タップ選択回路 271では、 MPEG 2複号化器 253より出力される生徒信 号 S Sに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素 データが予測タップのデータ X i ( i = l〜! II) として選択的に取り出される。 クラス分類部 260では、 生徒信号 S Sに基づいて、 教師信号 STにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL Aが生成される。 こ のクラスコード CLAは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CL Aは読み出しアドレス情報として蓄積テーブル 256に供給される。 蓄積テーブル 256からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 教師信号 ST における注目位置に対応した差分データ D Fが読み出される。
タップ選択回路 272では、 蓄積テーブル 256から読み出される差分データ DFに基づいて、 上述のタップ選択回路 271で選択された複数の画素データに 対応した複数の差分データが予測タップのデータ X i ( i =m+ 1〜n) として 選択的に取り出される。
クラス分類部 264では、 生徒信号 S S、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード CL Aに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード CLBが生成される。
正規方程式生成部 273では、 遅延回路 257で時間調整された教師信号 ST 力 ら得られる各注目位置の画素データ yと、 この各注目位置の画素データ yにそ れぞれ対応してタップ選択回路 271, 272で選択的に取り出される予測タツ プのデータ X iと、 各注目位置の画素データ yにそれぞれ対応してクラス分類部 264で生成されるクラスコード CLBとを用いて、 クラス毎に、 係数データ W i (i.= l〜n) を得るための正規方程式 ( (8) 式参照) が生成される。 そして、 係数データ決定部 266でその正規方程式が解かれ、 各クラスの係数 データ Wiが求められ、 その係数データ Wiは係数メモリ 267に格納される。 次に、 蓄積テーブル 256に格納されている差分データ DFが DCT係数の差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 255, 259 はそれぞれ a側に接続される。
入力端子 251には画像信号 Vbに対応した教師信号 STが供給され、 そして MP EG 2符号ィ匕器 252で、 この教師信号 S Tに対して符号ィヒが施されて、 M PEG2ストリームが生成される。 この MPEG2.ストリームは、 MPEG2復 号化器 253に供給される。 MP EG 2復号化器 253で、 この MP EG 2スト リームに対して復号化が施されて、 画像信号 V aに対応した生徒信号 S Sが生成 される。
タップ選択回路 271では、 DCT回路 254より得られる、 教師信号 STに おける注目位置の画素データに対応した、 生徒信号 S Sの複数の画素データに対 して D C T処理を施して得られた D C T係数に基づいて、 教師信号 S Tにおける 注目位置の周辺に対応する複数の DC T係数が予測タップのデータ X i ( i = 1 〜m) として選択的に取り出される。
クラス分類部 260では、 生徒信号 SSに基づいて、 教師信号 STにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL Aが生成される。 こ のクラスコード CL Aは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CL Aは読み出しァドレス情報として蓄積テープル 256に供給される。 蓄積テーブル 256からは、 このクラスコード CL Aに基づいて、 教師信号 ST における注目位置に対応した差分データ DFが読み出される。
タップ選択回路 272では、 蓄積テーブル 256から読み出される差分データ DFに基づいて、 上述のタップ選択回路 271で選択された複数の DC T係数に 対応した複数の差分データが予測タップのデータ X i ( i =m+ l〜n) として 選択的に取り出される。
クラス分類部 264では、 生徒信号 S S、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード CLAに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード CLBが生成される。 このクラスコード CLBは、 画 素データ単位でのクラス分類の結果である。
また、 遅延回路 257で時間調整された教師信号 STにおける注目位置の画素 データに対して DCT回路 258で DCT処理が施される。 正規方程式生成部 2 73では、 この0。丁回路258で得られる各注目位置の画素データに対応した DCT係数 yと、 各 DCT係数 yにそれぞれ対応してタップ選択回路 271, 2 72で選択的に取り出される予測タップのデータ X iと、 各注目位置の画素デー タにそれぞれ対応してクラス分類部 264で生成されるクラスコード CLBとを 用いて、 クラス毎に、 係数データ Wi (i =l〜n) を得るための正規方程式 ( (8) 式参照) が生成される。
そして、 係数データ決定部 266でその正規方程式が解かれ、 各クラスの係数 データ Wiが求められ、 その係数データ Wiは係数メモリ 267に格納される。 このように、 図 22に示す係数データ生成装置 250 Bにおいては、 図 21の 画像信号処理部 1 10 Bの係数メモリ 138に格納される各クラスの係数データ W iを生成することができる。
この係数データ Wiは、 生徒信号 S Sに係るデータ (画素データあるいは DC T係数) および差分データ (捕正データ) に基づいて予測タップとしてのデータ X iを選択的に取り出して用いることで生成されたものである。 そのため、 図 2 1に示す画像信号処理部 110 Bにおいて、 画像信号 V aからこの係数データ W iを用いた推定式で得られる画像信号 Vbは、 符号化雑音が良好に軽減されたも のとなる。
なお、 図 21に示す画像信号処理部 1 10 Bの処理も、 図 8に示す画像信号処 理装置 300により、 ソフトウェアで実現可能である。
図 23のフローチャートを参照して、 画像信号 V aより画像信号 V bを得るた め処理手順を説明する。
まず、 ステップ ST 201で、 処理を開始し、 ステップ ST 202で、 例えば 入力端子 314より装置内に 1フレーム分または 1フィールド分の画像信号 V a を入力する。 このように入力端子 314より入力される画像信号 V aを構成する 画素データは RAM303に一時的に格納される。 なお、 この画像信号 Vaが装 置内のハードディスクドライブ 305に予め記録されている場合には、 このドラ イブ 305からこの画像信号 V aを読み出し、 この画像信号 V aを構成する画素 データを RAM 303に一時的に格納する。
そして、 ステップ ST 203で、 画像信号 V aの全フレームまたは全フィール ドの処理が終わっている力否かを判定する。 処理が終わっているときは、 ステツ プ ST204で、 処理を終了する。 一方、 処理が終わっていないときは、 ステツ プ S T 205に進む。
次に、 ステップ ST 205で、 ブロック単位でのクラス分類を行って、 画像信 号 Vbにおける注目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL A を生成する。 そして、 ステップ ST 206で、 ステップ ST 205で生成された クラスコード C L Aに基づいて、 ROM 302等からそのクラスコード CLAに 対応した差分データ DFの読み出しを行って、 RAM 303に一時的に格納する。 次に、 ステップ ST 207で、 ステップ ST 202で入力された画像信号 V a の画素データの全領域において差分データを読み出す処理が終了したか否かを判 定する。 終了しているときは、 ステップ ST 208に進む。 一方、 終了していな いときは、 ステップ ST 205に戻って、 次の注目位置についての処理に移る。 ステップ ST 208では、 ステップ ST 202で入力された画像信号 Va、 こ の画像信号 V aの画素データと対となって入力された画素位置モードの情報 p i および上述のステップ ST 205で生成されたクラスコード C LAに基づいて、 画素データ単位でのクラス分類を行って、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素 データが属するクラスを示すクラスコード CLBを生成する。
そして、 ステップ ST 209で、 ステップ S T 202で入力された画像信号 V aに基づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素デー タを予測タップのデータ X i ( i ==l〜m) として取得すると共に、 ステップ S T 206で読み出された差分データ DFに基づいて、 上述の複数の画素データに 対応した複数の差分データを予測タップのデータ X i (i =m+ l〜n) として 取得する。
次に、 ステップ ST210で、 ステップ ST 208で生成されたクラスコード CLBに基づいて、 ROM302等からそのクラスコード CLBに対応した係数 データ Wiを読み出し、 この係数データ Wiと予測タップの画素データ X iとを 使用して、 推定式 ( (1) 式参照) により、 画像信号 Vbにおける注目位置の画 素データ yを生成する。
次に、 ステップ ST 211で、 ステップ ST 202で入力された画像信号 V a の画素データの全領域において画像信号 Vbの画素データを得る処理が終了した か否かを判定する。 終了していないときは、 ステップ ST208に戻り、 次の注 目位置についての処理に移る。 一方、 終了しているときは、 ステップ ST202 に戻り、 次の 1フレーム分または 1フィールド分の画像信号 V aの入力処理に移 る。
ここで、 ROM302等に格納されている差分データ DFが DCT処理により 得られる DC T係数の差分データであるときは、 ステップ ST 202で入力され た画像信号 V aに対して DC T処理を施して DC T係数とする。 そして、 ステツ プ ST 209では、 入力された画像信号 V aが DC T処理されて得られる DC T 係数に基づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に対応する複数の DC T 係数を、 予測タップのデータ X i ( i =l〜m) として取得する。 例えば、 複数 の DC T係数として、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素データを含むプロッ クデータに対応した D C T係数ブロックおょぴその D C T係数ブロックに隣接す る 4つの D CT係数プロック内の D C係数を取得する。 また、 このとき、 ステップ ST 210で推定式によって得られるデータ yは D CT係数であるので、 さらに逆 DC T処理を行って、 画像信号 Vbにおける注目 位置の画素データを生成する。
このように、 図 23に示すフローチャートに沿って処理をすることで、 入力さ れた画像信号 V aの画素データを処理して、 画像信号 Vbの画素データを得るこ とができる。 上述したように、 このように処理して得られた画像信号 Vbは出力 端子 31 5に出力されたり、 ディスプレイ 31 1に供給されてそれによる画像が 表示されたり、 さらにはハードディスクドライブ 305に供給されてハードディ スクに記録されたりする。
また、 処理装置の図示は省略するが、 図 22の係数データ生成装置 250 Bに おける処理も、 ソフトウェアで実現可能である。
図 24のフローチャートを参照して、 係数データを生成するための処理手順を 説明する。
まず、 ステップ ST241で、 処理を開始し、 ステップ ST 242で、 教師信 号を 1フレーム分または 1フィールド分だけ入力する。 そして、 ステップ ST 2 43で、 教師信号の全フレームまたは全フィールドの処理が終了したか否かを判 定する。 終了していないときは、 ステップ ST 244で、 ステップ ST 242で 入力された教師信号から生徒信号を生成する。
そして、 ステップ ST 245で、 ステップ ST244で生成された生徒信号 S Sに基づいて、 ブロック単位でのクラス分類を行って、 教師信号 STにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード C L Aを生成する。
次に、 ステップ ST 246で、 ステップ ST 245で生成されたクラスコード CLAに基づレ、て、 RO M等からそのクラスコード CLAに対応した差分データ DFを読み出し、 RAMに一時的に格納する。
そして、 ステップ ST 247で、 ステップ ST 244で生成された生徒信号 S Sの画素データの全領域において差分データを読み出す処理が終了したか否かを 判定する。 終了しているときは、 ステップ ST 248に進む。 一方、 終了してい ないときは、 ステップ ST245に戻って、 次の注目位置についての処理に移る c ステップ ST248では、 ステップ ST244で生成された生徒信号 SS、 上 述せずも教師信号 S τにおける注目位置の画素データに対応した生徒信号 s Sの 画素データに対応して得られた画素位置モードの情報 p i、 さらには上述のステ ップ ST 245で生成されたクラスコード CL Aに基づいて、 画素データ単位で のクラス分類を行って、 教師信号 STにおける注目位置の画素データが属するク ラスを示すクラスコード CLBを生成する。
次に、 ステップ ST 249で、 ステップ ST 244で生成された生徒信号 S S に基づいて、 教師信号 S Tにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素データ を予測タップのデータ x i ( i = l〜m) として取得すると共に、 ステップ ST 246で読み出された差分データ DFに基づいて、 上述の複数の画素データに対 応した複数の差分データを予測タップのデータ X i ( i =m+ l〜n) として取 得する。
そして、 ステップ ST 25 0で、 ステップ ST 24 2で入力された 1フレーム 分または 1フィールド分の教師信号の画素データの全領域において学習処理が終 了したか否かを判定する。 学習処理を終了しているときは、 ステップ ST242 に戻って、 次の 1フレーム分または 1フィールド分の教師信号の入力を行って、 上述したと同様の処理を繰り返す。 一方、 学習処理を終了していないときは、 ス テツプ ST 251に進む。
このステップ ST 2 5 1では、 ステップ S T 248で生成されたクラスコード
C L B、 ステップ S T 249で取得された予測タップのデータ X iおよび教師信 号 STの注目位置の画素データ yを用いて、 クラス毎に、 係数データ Wiを得る ための正規方程式 ( (8) 式参照) を生成し、 その後にステップ ST 248に戻 つて、 次の注目位置についての処理に移る。
上述したステップ ST 243で、 処理が終了したときは、 ステップ ST 2 52 で、 上述のステップ ST 25 1で生成された正規方程式を掃き出し法などで解レ、 て、 各クラスの係数データを算出する。 そして、 ステップ ST 2 5 3で、 各クラ スの係数データをメモリに保存し、 その後にステップ ST 254で、 処理を終了 する。
このように、 図 24に示すフローチャートに沿って処理をすることで、 図 22 に示す係数データ生成装置 250 Bと同様の手法によって、 各クラスの係数デー タ Wiを得ることができる。
ここで、 ROM等に格納されている差分データ DFが DC T処理により得られ る DCT係数の差分データであるときは、 ステップ ST 244で生成された生徒 信号 S Sに対して DCT処理を施して DCT係数とする。 そして、 ステップ ST 249では、 その DCT係数に基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の周辺 に対応する複数の DC T係数を予測タップのデータ X i ( i == l〜! n) として取 得する。 例えば、 複数の DCT係数として、 教師信号 STにおける注目位置の画 素データを含むプロックデータに対応した DC T係数ブロックおよびその DCT 係数プロックに隣接する 4つの D C T係数プロック内の D C係数を取得する。 またこのとき、 ステップ ST 251で正規方程式を生成する際に、 ステップ S T 249で取得された予測タップのデータ X iと対となって学習データを構成す る D C T係数 yを、 教師信号 S Tにおける注目位置の画素データを D C T処理し て得るようにする。
次に、 この発明の第 4の実施の形態について説明する。
図 25は、 第 4の実施の形態としてのデジタル放送受信機 100 Cの構成を示 している。 この図 25において、 図 16と対応する部分には同一符号を付して示 している。
デジタル放送受信機 100 Cは、 図 16に示すデジタル放送受信機 100 Aの 画像信号処理部 1 1 OAが画像信号処理部 1 10 Cに置き換えられたものであつ て、 デジタル放送受信機 100 Aと同様の動作をする。
画像信号処理部 1 10Cの詳細を説明する。 この画像信号処理部 1 10Cにお いて、 図 1 6に示す画像信号処理部 1 1 OAと対応する部分には同一符号を付し、 その詳細説明は省略する。
この画像信号処理部 1 10 Cは、 クラス分類部 130より出力されるクラスコ ード CL Aに対応して蓄積テーブル 1 31から読み出される差分データ DFに基 づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置に関連した複数の差分データを、 予測タ ップのデータ x i ( i =l〜! 1) として選択的に取り出して出力する、 データ選 択手段としてのタップ選択回路 144を有している。
タップ選択回路 144は、 蓄積テーブル 1 31に画素データの差分データが格 納されており、 切換スィッチ 133が b側に接続されて使用されるときは、 画像 信号 Vbにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素データに対応した差分デ ータを選択的に取り出す。
一方、 タップ選択回路 144は、 蓄積テーブル 1 31に D C T係数の差分デー タが格納されており、 切換スィッチ 133が a側に接続されて使用されるときは、 画像信号 V bにおける注目位置の周辺の複数の D C T係数に対応した差分データ を選択的に取り出す。 例えば、 複数の DCT係数は、 画像信号 Vbにおける注目 位置の画素データを含むプロックデータに対応した D C T係数プロックおよびそ の DCT係数プロックに隣接する 4つの DCT係数プロック内の DC係数とされ る。
また、 画像信号処理部 1 1 OCは、 タップ選択回路 144で選択的に取り出さ れる予測タップのデータ X iと、 クラス分類部 139より出力されるクラスコー CLBに対応して係数メモリ 138より読み出される係数データ Wiとから、 (1) 式の推定式によって、 作成すべき画像信号. Vbにおける注目位置に対応し た差分データ を演算する推定予測演算回路 145を有している。
また、 画像信号処琏部 110 Cは、 切換スィッチ 1 33の可動端子より出力さ れる、 画像信号 Vbにおける注目位置に対応したデータ (画素データあるいは D CT係数) Xpに、 推定予測演算回路 145で得られる差分データ DF' を加算し て、 画像信号 Vbにおける注目位置のデータ (画素データあるいは DC T係数) yPを生成する補正手段としての加算部 146を有している。
画像信号処理部 1 10 Cのその他は、 図 1 6に示す画像信号処理部 1 10 Aと 同様に構成される。
この画像信号処理部 1 10 Cの動作を説明する。
まず、 蓄積テーブル 131に格納されている差分データ DFが画素データの差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 133, 136 はそれぞれ b側に接続されている。
クラス分類部 130では、 画像信号 V aに基づいて、 画像信号 V bにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CLAが生成される。 こ のクラスコード CL Aは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード C LAは読み出しアドレス情報として蓄積テーブル 1 3 1に供給される。 蓄積テーブル 1 3 1からは、 このクラスコード C LAに基づいて、 画像信号 Vb における注目位置に対応した差分データ DFが読み出される。
タップ選択回路 1 44では、 クラス分類部 1 3 0より出力されるクラスコード C L Aに対応して蓄積テーブル 1 3 1から読み出される差分データ DFに基づい て、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素データに対応し た差分データが予測タップのデータ X i ( i = l〜m) として選択的に取り出さ れる。
クラス分類部 1 3 9では、 画像信号 V a、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード C L Aに基づいて、 画像信号 V bにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード CLBが生成される。 このクラスコード C L Bは、 画 素データ単位でのクラス分類の結果である。 このクラスコード C LBは、 読み出 しァドレス情報として係数メモリ 1 3 8に供給される。 係数メモリ 1 3 8からは、 クラスコード C L Bに対応した係数データ W iが読み出されて、 推定予測演算回 路 1 4 5に供給される。
推定予測演算回路 1 4 5では、 タップ選択回路 1 44で選択的に取り出される 予測タップのデータ X iと、 係数メモリ 1 3 8より読み出される係数データ W i とを用いて、 上述の (1 ) 式に示す推定式に基づいて、 作成すべき画像信号 V b における注目位置の画素データに対応した差分データ y (DF' ) が求められる。
ノ ッファメモリ 1 0 8に記憶されている画像信号 V aのうち、 画像信号 V bに おける注目位置に対応した画素データ X Pが切換スィッチ 1 3 3の b側を介して加 算部 1 4 6に供給される。 また、 この加算部 1 4 6には、 推定予測演算回路 1 4 5で生成された当該注目位置の画素データ X pに対応した差分データ D F 'が供給 される。
そして、 加算部 1 4 6では、 画素データ xPに差分データ DF' が加算されて補 正され、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素データ yPが生成される。 この画素 データ yPは、 切換スィッチ 1 3 6の b側を介して画像信号処理部 1 1 O Cの出力 信号として出力される。 すなわち、 この画素データ yPにより画像信号 Vbが構成 される。 次に、 蓄積テーブル 131に格納されている差分データ DFが DC T処理によ り得られる DCT係数の差分データである場合について説明する。 この場合、 切 換スィッチ 133, 136はそれぞれ a側に接続されている。
クラス分類部 130では、 画像信号 V aに基づいて、 画像信号 V bにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CLAが生成される。 こ のクラスコード CLAは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CL Aは読み出しアドレス情報として蓄積テーブル 1 3 1に供給される。 蓄積テーブル 131からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 画像信号 Vb における注目位置に対応した差分データ DFが読み出される。
タップ選択回路 144では、 クラス分類部 1 30より出力されるクラスコード CL Aに対応して蓄積テーブル 131から読み出される差分データ DFに基づい て、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺の複数の DC T係数に対応した差分デ ータが予測タップのデータ X i ( i = l〜m) として選択的に取り出される。 クラス分類部 1 39では、 画像信号 Va、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード CL Aに基づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード CLBが生成される。 このクラスコード CLBは、 画 素データ単位 (DCT係数単位) でのクラス分類の結果である。 このクラスコー ド CLBは、 読み出しアドレス情報として係数メモリ 138に供給される。 係数 メモリ 138からは、 クラスコード CLBに対応した係数データ Wiが読み出さ れて、 推定予測演算回路 145に供給される。
推定予測演算回路 145では、 タップ選択回路 144で選択的に取り出される 予測タップのデータ X iと、 係数メモリ 138より読み出される係数データ Wi とを用いて、 上述の (1) 式に示す推定式に基づいて、 作成すべき画像信号 Vb における注目位置の画素データに対応した差分データ y (DF7 ) が求められる。
DCT回路 132より得られる、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素データ に対応した、 画像信号 V aの複数の画素データに対して D C T処理を施して得ら れた DC T係数 xPが切換スィッチ 1 33の a側を介して加算部 146に供給され る。 また、 この加算部 146には、 推定予測演算回路 145で生成された当該注 目位置の画素データ X pに対応した差分データ D F ' が供給される。 そして、 加算部 146では、 画素データ xPに差分データ DF' が加算されて補 正され、 画像信号 V bにおける注目位置の画素データに対応した D C T係数 y pが 生成される。 この DCT係数 yPは、 逆 DCT回路 135に供給される。 この逆 D CT回路 1 35では、 DCT係数 y pに対して逆 DCT処理が施されて画素データ が得られる。 このように逆 DCT回路 135より出力される画素データは、 切換 スィッチ 1 36の a側を介して画像信号処理部 1 10Cの出力信号として出力さ れる。 すなわち、 この画素データにより画像信号 Vbが構成される。
このように、 画像信号処理部 1 10 Cでは、 画像信号 V aを変換して画像信号 Vbを得る際に、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素データが属する第 1のク ラスに対応した差分データ (補正データ) DFに基づいて予測タップのデータ X iを選択し、 この予測タップのデータ X iと画像信号 Vbにおける注目位置の画 素データが属する第 2のクラスに対応した係数データ Wiとを用いて、 推定式に 基づいて、 画像信号 V aにおける注目位置の画素データに対応した差分データ (補正データ) DF' を求め、 この差分データ DF' により画像信号 V aに係る データ (画素データあるいは DC T係数) xPを補正して画像信号 Vbにおける注 目位置のデータ (画素データあるいは DC T係数) yPを得るものである。
これは、 図 16に示す画像信号処理部 1 10 Aのように、 画像信号 V aに係る データ (画素データあるいは DC T係数) xPを補正して画像信号 Vbに係るデー タ (画素データあるいは DC T係数) yPを得ると共に、 この補正されたデータ (画素データあるいは DCT係数) に基づいて選択された予測タップのデータ X iおよび係数データ W iを用いて、 推定式に基づいて画像信号 V bにおける注目 位置のデータ (画素データあるいは DC T係数) yを得る動作と基本的に等価な 動作であり、 画像信号 V bとして符号化雑音を良好に軽減したものを得ることが できる。
次に、 図 25に示す画像信号処理部 1 10 Cの係数メモリ 138に格納すべき 係数データ Wiを生成する係数データ生成装置について説明する。 図 26は、 係 数データ生成装置 250 Cの構成を示している。 この図 26において、 図 18と 対応する部分には同一符号を付して示している。
係数データ生成装置 250 Cは、 切換スィツチ 259の可動端子より出力され る、 教師信号 STにおける注目位置のデータ (画素データあるいは DC T係数) yPから、 切換スィッチ 255の可動端子より出力される、 当該教師信号 STにお ける注目位置に対応したデータ (画素データあるいは DCT係数) xPを差し引い て差分データを得る減算部 274を有している。
また、 係数データ生成装置 250 Cは、 クラス分類部 260より出力されるク ラスコード CL Aに対応して蓄積テーブル 256から読み出される差分データ D Fに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置に関連した複数の差分データを、 予測タップのデータ x i (i = l〜n) として選択的に取り出して出力する、 デ ータ選択手段としてのタップ選択回路 275を有している。
このタツプ選択回路 275は、 図 25の画像信号処理部 1 10 Cのタツプ選択 回路 144と同様に構成されている。 タップ選択回路 275は、 蓄積テーブル 2 56に画素データの差分データが格納されており、 切換スィッチ 255, 259 が b側に接続されて使用されるときは、 教師信号 S Tにおける注目位置の周辺に 位置する複数の画素データに対応した差分データを選択的に取り出す。
一方、 タップ選択回路 275は、 蓄積テーブル 256に D C T係数の差分デー タが格納されており、 切換スィッチ 255, 259が a側に接続されて使用され るときは、 教師信号 S Tにおける注目位置の周辺の複数の DC T係数に対応した 差分データを選択的に取り出す。 例えば、 複数の DC T係数は、 教師信号 S丁に おける注目位置の画素データを含むブロックデータに対応した D C T係数ブ口ッ クおよびその D C T係数ブロックに隣接する 4つの DC T係数ブロック内の DC 係数とされる。
また、 係数データ生成装置 250 Cは、 減算部 274より出力される、 教師信 号 STにおける各注目位置に対応した減算データ y、 タップ選択回路 275で選 択的に取り出される予測タップのデータ X iおよびクラス分類部 264より出力 されるクラスコード CLBを用いて、 クラス毎に、 係数データ Wi (i =l〜 n) を得るための正規方程式 (上述の (8) 式参照) を生成する正規方程式生成 部 276を有している。
この場合、 1個のデータ yとそれに対応する n個の予測タップのデータ X iと の組み合わせで 1個の学習データが生成されるが、 クラス毎に、 多くの学習デー タが生成されていく。 これにより、 正規方程式生成部 276では、 クラス毎に、 係数データ Wiを得るための正規方程式が生成される。
次に、 図 26に示す係数データ生成装置 250 Cの動作を説明する。
まず、 蓄積テーブル 256に格納されている差分データ DFが画素データの差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 255, 259 はそれぞれ b側に接続される。
入力端子 251には画像信号 V bに対応した教師信号 S Tが供給され、 そして
MPEG2符号化器 252で、 この教師信号 S Tに対して符号化が施されて、 M
PEG2ス トリームが生成される。 この MPEG 2ス トリームは、 MPEG2復 号化器 253に供給される。 MP EG 2復号化器 253で、 この MPEG2ス ト リームに対して復号化が施されて、 画像信号 V aに対応した生徒信号 S Sが生成 される。
遅延回路 257で時間調整された教師信号 STのうち、 注目位置の画素データ ypは切換スィッチ 259の b側を介して減算部 274に供給される。 この減算部 274には、 MPEG2復号化器 253より出力される生徒信号 S Sのうち、 教 師信号 STにおける注目位置に対応した画素データ x Pが切換スィッチ 255の b 側を介して供給される。 そして、 減算部 274では、 画素データ y pから画素デー タ X が差し引かれて差分データが生成される。
クラス分類部 260では、 生徒信号 S Sに基づいて、 教師信号 STにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL Aが生成される。 こ のクラスコード CLAは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CL Aは読み出しァドレス情報として蓄積テーブル 256に供給される。 蓄積テーブル 256からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 教師信号 ST における注目位置に対応した差分データ D Fが読み出される。
タップ選択回路 275では、 蓄積テーブル 256から読み出される差分データ DFに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素デ ータに対応した差分データが予測タップのデータ X i ( i = l〜n) として選択 的に取り出される。
クラス分類部 264では、 生徒信号 S S、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード C LAに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード CLBが生成される。
正規方程式生成部 276では、 減算部 274より出力される、 教師信号 STに おける各注目位置に対応した減算データ yと、 この各注目位置の減算データ yに それぞれ対応してタップ選択回路 275で選択的に取り出される予測タップのデ ータ X iと、 各注目位置の画素データ (減算データ y) にそれぞれ対応してクラ ス分類部 264で生成されるクラスコード CLBとを用いて、 クラス毎に、 係数 データ Wi (i = l〜n) を得るための正規方程式 ( (8) 式参照) が 成され る。
そして、 係数データ決定部 266でその正規方程式が解かれ、 各クラスの係数 データ Wiが求められ、 その係数データ Wiは係数メモリ 267に格納される。 次に、 蓄積テーブル 256に格納されている差分データ DFが DC T係数の差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 255, 259 はそれぞれ a側に接続される。
入力端子 251には画像信号 V bに対応した教師信号 S Tが供給され、 そして MPEG 2符号化器 252で、 この教師信号 S Tに対して符号ィ匕が施されて、 M PEG 2ストリームが生成される。 この MP EG 2ストリームは、 MP EG 2復 号化器 253に供給される。 MPEG 2復号化器 253で、 この MPEG 2スト リームに対して復号化が施されて、 画像信号 V aに対応した生徒信号 S Sが生成 される。
遅延回路 257で時間調整された教師信号 STのうち、 注目位置の画素データ に対して DC T回路 258で DC T処理が施され、 得られた D C T係数 y Pは切換 スィッチ 259の a側を介して減算部 274に供給される。 また、 MP EG 2復 号化器 253より出力される生徒信号 S Sのうち、 教師信号 STにおける注目位 置に対応した画素データに対して DC T回路 254で DCT処理がほどこされ、 得られた DC T係数 xPが切換スィッチ 255の a側を介して減算部 274に供給 される。 そして、 減算部 274では、 DCT係数 yP力 ら DCT係数 Xpが差し引 かれて差分データが生成される。
クラス分類部 260では、 生徒信号 S Sに基づいて、 教師信号 STにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL Aが生成される。 こ のクラスコード CLAは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CLAは読み出しアドレス情報として蓄積テーブル 256に供給される。 蓄積テーブル 256からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 教師信号 ST における注目位置に対応した差分データ D Fが読み出される。
タップ選択回路 275では、 蓄積テーブル 256から読み出される差分データ D Fに基づいて、 教師信号 S Tにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素デ ータに対応した差分データが予測タップのデータ X i ( i = l〜! 1) として選択 的に取り出される。
クラス分類部 264では、 生徒信号 S S、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード CL Aに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード CLBが生成される。
正規方程式生成部 276では、 減算部 274より出力される、 教師信号 STHC おける各注目位置に対応した減算データ yと、 この各注目位置の減算データ yに それぞれ対応してタップ選択回路 275で選択的に取り出される予測タップのデ ータ X iと、 各注目位置の画素データ (減算データ y) にそれぞれ対応してクラ ス分類部 264で生成されるクラスコード CLBとを用いて、 クラス毎に、 係数 データ Wi ( i = l〜n) を得るための正規方程式 ( (8) 式参照) が生成され る。
そして、 係数データ決定部 266でその正規方程式が解かれ、 各クラスの係数 データ Wiが求められ、 その係数データ Wiは係数メモリ 267に格納される。 このように、 図 26に示す係数データ生成装置 250 Cにおいては、 図 25の 画像信号処理部 1 1 OCの係数メモリ 138に格納される各クラスの係数データ W iを生成することができる。
この係数データ Wiは、 教師信号に係るデータ (画素データあるいは DCT係 数) から生徒信号 S Sに係るデータ (画素データあるいは DC T係数) を減算し て得られた減算データと、 差分データ (補正データ) に基づいて選択された予測 タップとしてのデータ X iとを用いることで生成されたものである。 そのため、 図 25に示す画像信号処理部 1 10 Cにおいて、 画像信号 V aからこの係数デー タ Wiを用いた推定式で得られる画像信号 Vbは、 符号化雑音が良好に軽減され たものとなる。
なお、 図 25に示す画像信号処理部 1 10 Cの処理も、 図 8に示す画像信号処 理装置 300により、 ソフトウェアで実現可能である。
図 27のフローチャートを参照して、 画像信号 V aより画像信号 Vbを得るた め処理手順を説明する。
まず、 ステップ ST 301で、 処理を開始し、 ステップ ST 302で、 例えば 入力端子 314より装置内に 1フレーム分または 1ブイールド分の画像信号 V a を入力する。 このように入力端子 314より入力される画像信号 V aを構成する 画素データは RAM303に一時的に格納される。 なお、 この画像信号 Vaが装 置内のハードディスクドライプ 305に予め記録されている場合には、 このドラ イブ 305からこの画像信号 V aを読み出し、 この画像信号 V aを構成する画素 データを RAM 303に一時的に格納する。
そして、 ステップ ST303で、 画像信号 V aの全フレームまたは全ブイール ドの処理が終わっている力否かを判定する。 処理が終わっているときは、 ステツ プ ST304で、 処理を終了する。 一方、 処理が終わっていないときは、 ステツ プ S T 305に進む。
ステップ ST 305では、 プロック単位でのクラス分類を行って、 画像信号 V bにおける注目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CLAを生 成する。 そして、 ステップ ST 306で、 ステップ ST 305で生成されたクラ スコード CLAに基づいて、 ROM302等からそのクラスコード CLAに対応 した差分データ DFの読み出しを行って、 RAM 303に一時的に格納する。 次に、 ステップ ST 307で、 ステップ ST 302で入力された画像信号 V a の画素データの全領域において差分データを読み出す処理が終了したか否かを判 定する。 終了しているときは、 ステップ ST 308に進む。 一方、 終了していな いときは、 ステップ ST 305に戻って、 次の注目位置についての処理に移る。 ステップ ST 308では、 ステップ ST 302で入力された画像信号 Va、 こ の画像信号 V aの画素データと対となって入力された画素位置モードの情報 p i および上述のステップ ST 305で生成されたクラスコード CLAに基づいて、 画素データ単位でのクラス分類を行って、 画像信号 V bにおける注目位置の画素 データが属するクラスを示すクラスコード CLBを生成する。
そして、 ステップ ST 309で、 ステップ ST 306で読み出された差分デー タ D Fに基づいて、 画像信号 V bにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素 データに対応した複数の差分データを予測タップのデータ X i ( i = l〜n) と して取得する。
次に、 ステップ ST 310で、 ステップ ST 308で生成されたクラスコード CLBに基づいて、 ROM302等からそのクラスコード CLBに対応した係数 データ W iを読み出し、 この係数データ W iと予測タップの画素データ X iとを 使用して、 推定式 ( (1) 式参照) により、 画像信号 Vbにおける注目位置の画 素データに対応した差分データ y (DF' ) を生成する。
そして、 ステップ ST31 1で、 画像信号 V aを構成する複数の画素データの うち、 画像信号 Vbにおける注目位置に対応した画素データ χΡに、 ステップ ST 3 1 0で生成された差分データ DF' を加算して捕正し、 画像信号 Vbにおける 注目位置の画素データ yPを生成する。
次に、 ステップ ST312で、 ステップ ST 302で入力された画像信号 V a の画素データの全領域において画像信号 V bの画素データを得る処理が終了した か否かを判定する。 終了していないときは、 ステップ ST 308に戻り、 次の注 目位置についての処理に移る。 一方、 終了しているときは、 ステップ ST302 に戻り、 次の 1フレーム分または 1フィールド分の画像信号 V aの入力処理に移 る。
ここで、 ROM 302等に格納されている差分データ DFが DC T処理により 得られる DCT係数の差分データであるときは、 ステップ ST 302で入力され た画像信号 V aに対して DC T処理を施して DC T係数とする。 また、 このとき、 ステップ ST3 1 1で得られるデータ yPは DCT係数であるので、 さらに逆 DC T処理を行って、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素データを生成する。
このように、 図 27に示すフローチャートに沿って処理をすることで、 入力さ れた画像信号 V aの画素データを処理して、 画像信号 V bの画素データを得るこ とができる。 上述したように、 このように処理して得られた画像信号 Vbは出力 端子 315に出力されたり、 ディスプレイ 31 1に供給されてそれによる画像が 表示されたり、 さらにはハードディスクドライブ 305に供給されてハードディ スクに記録されたりする。
また、 処理装置の図示は省略するが、 図 26の係数データ生成装置 250Cに おける処理も、 ソフトウェアで実現可能である。
図 28のフローチャートを参照して、 係数データを生成するための処理手順を 説明する。
まず、 ステップ ST 341で、 処理を開始し、 ステップ ST 342で、 教師信 号を 1フレーム分または 1フィールド分だけ入力する。 そして、 ステップ ST3 43で、 教師信号の全フレームまたは全フィールドの処理が終了したか否かを判 定する。 終了していないときは、 ステップ ST 344で、 ステップ ST 342で 入力された教師信号から生徒信号を生成する。
そして、 ステップ S T 345で、 ステップ S T 344で生成された生徒信号 S Sに基づいて、 ブロック単位でのクラス分類を行って、 教師信号 STにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード C L Aを生成する。
次に、 ステップ ST 346で、 ステップ ST 345で生成されたクラスコード CL Aに基づいて、 ROM等からそのクラスコード CL Aに対応した差分データ DFを読み出し、 RAMに一時的に格納する。
そして、 ステップ ST 347で、 ステップ ST 344で生成された生徒信号 S Sの画素データの全領域において差分データを読み出す処理が終了したか否かを 判定する。 終了しているときは、 ステップ ST 348に進む。 一方、 終了してい ないときは、 ステップ ST345に戻って、 次の注目位置についての処理に移る, ステップ ST 348では、 ステップ S T 344で生成された生徒信号 S S、 上 述せずも教師信号 S Tにおける注目位置の画素データに対応した生徒信号 S Sの 画素データに対応して得られた画素位置モードの情報 p i、 さらには上述のステ ップ ST345で生成されたクラスコード CL Aに基づいて、 画素データ単位で のクラス分類を行つて、 教師信号 S Tにおける注目位置の画素データが属するク ラスを示すクラスコード CLBを生成する。
次に、 ステップ ST 349で、 ステップ ST346で読み出された差分データ DFに基づいて、 教師信号 S Tにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素デ ータに対応した複数の差分データを予測タップのデータ X i ( i =l〜n) とし て取得する。
そして、 ステップ ST 350で、 教師信号 STを構成する複数の画素データの うち、 教師信号 STにおける注目位置の画素データ yPから、 生徒信号 S Sを構成 する複数の画素データのうち、 教師信号 S Tにおける注目位置の画素データに対 応した画素データ Xpを差し引いて減算データを生成する。
次に、 ステップ ST351で、 ステップ ST342で入力された 1フレーム分 または 1フィールド分の教師信号の画素データの全領域において学習処理が終了 したか否かを判定する。 学習処理を終了しているときは、 ステップ ST 342に 戻って、 次の 1フレーム分または 1フィールド分の教師信号の入力を行って、 上 述したと同様の処理を繰り返す。 一方、 学習処理を終了していないときは、 ステ ップ S T 352に進む。
このステップ ST 352では、 ステップ S T 348で生成されたクラスコード CLB、 ステップ ST349で取得された予測タップのデータ X iおよぴステツ プ S T 350で生成された教師信号 S Tの注目位置の画素データに対応した減算 データ yを用いて、 クラス毎に、 係数データ Wiを得るための正規方程式
( (8) 式参照) を生成し、 その後にステップ ST 348に戻って、 次の注目位 置についての処理に移る。
上述したステップ ST 343で、 処理が終了したときは、 ステップ ST353 で、 上述のステップ ST 352で生成された正規方程式を掃き出し法などで解い て、 各クラスの係数データを算出する。 そして、 ステップ ST 354で、 各クラ スの係数データをメモリに保存し、 その後にステップ ST 355で、 処理を終了 する。
このように、 図 28に示すフローチャートに沿って処理をすることで、 図 26 に示す係数データ生成装置 25 OCと同様の手法によって、 各クラスの係数デー タ Wiを得ることができる。
ここで、 ROM等に格納されている差分データ DFが DCT処理により得られ る D C T係数の差分データであるときは、 ステップ ST 344で生成された生徒 信号 S Sに対して DCT処理を施して DCT係数とする。 また、 ステップ ST3 42で入力された教師信号 STに対して DC T処理を施して DC T係数を得る。 そして、 ステップ ST 350では、 DCT係数の状態での減算をする。
次に、 この発明の第 5の実施の形態について説明する。
図 29は、 第 5の実施の形態としてのデジタル放送受信機 100Dの構成を示 している。 この図 29において、 図 16と対応する部分には同一符号を付して示 している。
デジタル放送受信機 100 Dは、 図 16に示すデジタル放送受信機 100 Aの 画像信号処理部 1 1 OAが画像信号処理部 1 10Dに置き換えられたものであつ て、 デジタノレ放送受信機 10 OAと同様の動作をする。
画像信号処理部 1 10Dの詳細を説明する。 この画像信号処理部 1 1 ODにお いて、 図 16に示す画像信号処理部 1 1 OAと対応する部分には同一符号を付し、 その詳細説明は省略する。
この画像信号処理部 1 10Dは、 切換スィツチ 133の可動端子より出力され る、 画像信号 Vbにおける注目位置に対応したデータ (画素データあるいは DC T係数) に基づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置に関連した複数のデータを、 予測タップのデータ x i (i = l〜! 1 ) として選択的に取り出して出力する、 デ ータ選択手段としてのタップ選択回路 147を有している。
タップ選択回路 147は、 蓄積テーブル 1 31に画素データの差分データが格 納されており、 切換スィッチ 133が b側に接続されて使用されるときは、 画像 信号 Vbにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素データを選択的に取り出 す。
一方、 タップ選択回路 147は、 蓄積テーブル 13 1に D C T係数の差分デー タが格納されており、 切換スィッチ 1 33が a側に接続されて使用されるときは、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に対応する複数の DCT係数を選択的に取 り出す。 例えば、 複数の DCT係数として、 画像信号 Vbにおける注目位置の画 素データを含むプロックデータに対応した D C T係数ブロックおよびその D C T 係数ブロックに隣接する 4つの DC T係数プロック内の DC係数が選択される。 また、 画像信号処理部 1 10 Dは、 タツプ選択回路 147で選択的に取り出さ れる予測タップのデータ x iと、 クラス分類部 1 3 9より出力されるクラスコー ド CLBに対応して係数メモリ 1 3 8より読み出される係数データ W iと力 ら、 (1) 式の推定式によって、 作成すべき画像信号 Vbにおける注目位置に対応し たデータ (画素データあるいは DCT係数) yを演算する推定予測演算回路 1 4 8を有している。
また、 画像信号処理部 1 1 0 Dは、 推定予測演算回路 148より出力される、 画像信号 V bにおける注目位置に対応したデータ (画素データあるいは DCT係 数) X Pに、 蓄積テーブル 1 3 1より読み出される差分データ DFを加算して、 画 像信号 Vbにおける注目位置のデータ (画素データあるいは DC T係数) yPを生 成する捕正手段としての加算部 149を有している。
画像信号処理部 1 1 0 Dのその他は、 図 1 6に示す画像信号処理部 1 1 0 Aと 同様に構成される。
この画像信号処理部 1 1 0Dの動作を説明する。
まず、 蓄積テーブル 1 3 1に格納されている差分データ DFが画素データの差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 1 3 3, 1 3 6 はそれぞれ b側に接続されている。
タップ選択回路 1 4 7では、 バッファメモリ 1 08に記憶されている画像信号 V aに基づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素デ ータが予測タップのデータ X i ( i = l〜n) として選択的に取り出される。 クラス分類部 1 3 9では、 画像信号 V a、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード C L Aに基づいて、 画像信号 V bにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード CLBが生成される。 このクラスコード CLBは、 画 素データ単位でのクラス分類の結果である。 このクラスコード CLBは、 読み出 しァドレス情報として係数メモリ 1 3 8に供給される。 係数メモリ 1 3 8からは、 クラスコード CLBに対応した係数データ Wiが読み出されて、 推定予測演算回 路 1 48に供給される。
推定予測演算回路 1 48では、 タップ選択回路 14 7で選択的に取り出される 予測タップのデータ X iと、 係数メモリ 1 3 8より読み出される係数データ Wi とを用いて、 上述の (1) 式に示す推定式に基づいて、 作成すべき画像信号 Vb における注目位置の画素データに対応した画素データ yが求められる。
クラス分類部 130では、 画像信号 V aに基づいて、 画像信号 V bにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CLAが生成される。 こ のクラスコード CLAは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CLAは読み出しアドレス情報として蓄積テーブル 1 3 1に供給される。 蓄積テーブル 1 31からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 画像信号 Vb における注目位置に対応した差分データ DFが読み出される。
加算部 149には、 推定予測演算回路 148で生成された、 画像信号 V bにお ける注目位置の画素データに対応した画素データ y (X P) が供給される。 また、 この加算部 149には、 蓄積テーブル 1 31 J;り読み出される、 画像信号 Vわに おける注目位置に対応した差分データ D Fが供給される。
加算部 149では、 画素データ xpに差分データ DFが加算されて捕正され、 画 像信号 V bにおける注目位置の画素データ y pが生成される。 この画素データ y p は、 切換スィッチ 1 36の b側を介して画像信号処理部 1 10Dの出力信号とし て出力される。 すなわち、 この画素データ yPにより画像信号 Vbが構成される。 次に、 蓄積テーブル 131に格納されている差分データ DFが DCT処理によ り得られる DCT係数の差分データである場合について説明する。 この場合、 切 換スィッチ 1 33, 136はそれぞれ a側に接続されている。
タップ選択回路 147では、 DCT回路 132より得られる、 画像信号 V bに おける注目位置の画素データに対応した、 画像信号 V aの複数の画素データに対 して DC T処理を施して得られた DC T係数に基づいて、 画像信号 Vbにおける 注目位置の周辺に対応する複数の DC T係数が予測タップのデータ X i ( i = 1 〜n) として選択的に取り出される。
クラス分類部 139では、 画像信号 Va、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード CL Aに基づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード C LBが生成される。 このクラスコード CLBは、 画 素データ単位 (DCT係数単位) でのクラス分類の結果である。 このクラスコー ド CLBは、 読み出しアドレス情報として係数メモリ 138に供給される。 係数 メモリ 1 38力 らは、 クラスコード CLBに対応した係数データ Wiが読み出さ れて、 推定予測演算回路 148に供給される。
推定予測演算回路 148では、 タップ選択回路 147で選択的に取り出される 予測タップのデータ X iと、 係数メモリ 138より読み出される係数データ Wi とを用いて、 上述の (1) 式に示す推定式に基づいて、 作成すべき,画像信号 Vb における注目位置の画素データに対応した DC T係数 yが求められる。
クラス分類部 130では、 画像信号 V aに基づいて、 画像信号 Vbにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL Aが生成される。 こ のクラスコード CL Aは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CL Aは読み出しアドレス情報として蓄積テープル 1 31に供給される。 蓄積テーブル 1 31からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 画像信号 Vb における注目位置に対応した差分データ DFが読み出される。
加算部 149には、 推定予測演算回路 148で生成された、 画像信号 V bにお ける注目位置の画素データに対応した DCT係数 y (χρ) が供給される。 また、 この加算部 149には、 蓄積テーブル 131より読み出される、 画像信号 Vわに おける注目位置に対応した差分データ D Fが供給される。
加算部 149では、 00丁係数 に差分データ13?が加算されて捕疋され、 画 像信号 V bにおける注目位置の画素データに対応した D C T係数 y Pが生成される。 この DCT係数 yPは、 逆 DCT回路 135に供給される。 この逆 DCT回路 1 3 5では、 DCT係数 yPに対して逆 DC T処理が施されて画素データが得られる。 このように逆 DC T回路 135より出力される画素データは、 切換スィツチ 13 6の a側を介して画像信号処理部 1 10Dの出力信号として出力される。 すなわ ち、 この画素データにより画像信号 Vbが構成される。
このように、 画像信号処理部 1 1 ODでは、 画像信号 V aを変換して画像信号 V bを得る際に、 画像信号 V aに基づいて予測タップのデータ X iを選択し、 こ の予測タップのデータ X iと画像信号 V bにおける注目位置の画素データが属す る第 2のクラスに対応した係数データ Wiとを用いて、 推定式に基づいて、 画像 信号 V aにおける注目位置の画素データに対応したデータ (画素データあるいは DCT係数) y (xP) を求め、 このデータ y (χρ) を画像信号 Vbにおける注 目位置の画素デ"タが属する第 1のクラスに対応した差分データ (補正データ) DFにより捕正して画像信号 Vbにおける注目位置のデータ (画素データあるい は DC T係数) yPを得るものである。
これは、 図 1 6に示す画像信号処理部 1 1 0 Aのように、 画像信号 V aに係る データ (画素データあるいは DC T係数) Xpを補正して画像信号 Vbに係るデー タ (画素データあるいは DC T係数) yPを得ると共に、 この捕正されたデータ (画素データあるいは DC T係数) に基づいて選択された予測タップのデータ X iおよび係数データ W iを用いて、 推定式に基づいて画像信号 V bにおける注目 位置のデータ (画素データあるいは DC T係数) yを得る動作と基本的に等価な 動作であり、 画像信号 Vbとして符号ィ匕雑音を良好に軽減したものを得ることが できる。
次に、 図 29に示す画像信号処理部 1 1 0 Dの係数メモリ 1 3 8に格納すべき 係数データ Wiを生成する係数データ生成装置について説明する。 図 30は、 係 数データ生成装置 25 ODの構成を示している。 この図 30において、 図 1 8と 対応する部分には同一符号を付して示している。
係数データ生成装置 2 50Dは、 切換スィッチ 2 5 9の可動端子より出力され る、 教師信号 STにおける注目位置のデータ (画素データあるいは DC T係数) yPから、 クラス分類部 26 0より出力されるクラスコード CL Aに対応して蓄積 テーブル 2 56から読み出される差分データ DFを差し引いて、 教師信号 STに おける注目位置に対応したデータ (画素データあるいは DCT係数) xPを得る減 算部 277を有している。
また、 係数データ生成装置 2 5 ODは、 切換スィッチ 25 5の可動端子より出 力される、 教師信号 STにおける注目位置に対応したデータ (画素データあるい は DCT係数) に基づいて、 教師信号 STにおける注目位置に関連した複数のデ ータを、 予測タップのデータ X i ( i = l〜! 1) として選択的に取り出して出力 する、 データ選択手段としてのタップ選択回路 278を有している。
このタツプ選択回路 2 78は、 図 2 9の画像信号処理部 1 1 0 Dのタツプ選択 回路 14 7と同様に構成されている。 タップ選択回路 2 78は、 蓄積テーブル 2 5 6に画素データの差分データが格納されており、 切換スィッチ 255, 259 が b側に接続されて使用されるときは、 教師信号 S Tにおける注目位 ftの周辺に 位置する複数の画素データを選択的に取り出す。
一方、 タップ選択回路 278は、 蓄積テーブル 256に DC T係数の差分デー タが格納されており、 切換スィッチ 255, 259が a側に接続されて使用され るときは、 教師信号 STにおける注目位置の周辺に対応する複数の DC T係数を 選択的に取り出す。 例えば、 複数の DCT係数として、 教師信号 STにおける注 目位置の画素データを含むブロックデータに対応した D C T係数ブロックおょぴ その DC T係数プロックに隣接する 4つの DC T係数プロック内の DC係数が選 択される。
また、 係数データ生成装置 250Dは、 減算部 277より出力される、 教師信 号 STにおける各注目位置に対応した減算データ y (xp) 、 タップ選択回路 27
8で選択的に取り出される予測タップのデータ X iおよびクラス分類部 264よ り出力されるクラスコード CLBを用いて、 クラス毎に、 係数データ Wi ( i =
1〜! i) を得るための正規方程式 (上述の (8) 式参照) を生成する正規方程式 生成部 279を有している。
この場合、 1個のデータ yとそれに対応する n個の予測タップのデータ X iと の組み合わせで 1個の学習データが生成されるが、 クラス毎に、 多くの学習デー タが生成されていく。 これにより、 正規方程式生成部 279では、 クラス毎に、 係数データ Wiを得るための正規方程式が生成される。
次に、 図 30に示す係数データ生成装置 250Dの動作を説明する。
まず、 蓄積テーブル 256に格納されている差分データ DFが画素データの差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィッチ 255, 259 はそれぞれ b側に接続される。
入力端子 251には画像信号 Vbに対応した教師信号 STが供給され、 そして
MPEG2符号化器 252で、 この教師信号 S Tに対して符号化が施されて、 M PEG 2ストリームが生成される。 この MPEG2ストリームは、 MPEG2復 号化器 253に供給される。 MPEG 2復号化器 253で、 この MPEG2スト リームに対して復号ィヒが施されて、 画像信号 V aに対応した生徒信号 S Sが生成 される。
クラス分類部 260では、 生徒信号 S Sに基づいて、 教師信号 STにおける注 目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL Aが生成される。 こ のクラスコード CL Aは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このクラ スコード CL Aは読み出しァドレス情報として蓄積テープル 256に供給される。 蓄積テーブル 256からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 教師信号 ST における注目位置に対応した差分データ DFが読み出される。
減算部 277には、 遅延回路 257で時間調整された教師信号 STのうち、 注 目位置の画素データ yPは切換スィッチ 259の b側を介して減算部 277に供給 される。 また、 この減算部 277には、 蓄積テーブル 256から読み出された差 分データ DFが供給される。 そして、 減算部 277では、 画素データ yPから差分 データ DFが差し引かれて、 教師信号 STにおける注目位置に対応した画素デー タ Xpが生成される。
タップ選択回路 278では、 MPEG 2復号化器 253より出力される生徒信 号 S Sに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素 データが予測タップのデータ X i ( i = l〜n) として選択的に取り出される。 クラス分類部 264では、 生徒信号 S S、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード CL Aに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコード CLBが生成される。
正規方程式生成部 279では、 減算部 277より出力される、 教師信号 S丁に おける各注目位置に対応した画素データ y (X P) と、 この各注目位置に対応した 画素データ yにそれぞれ対応してタップ選択回路 278で選択的に取り出される 予測タップのデータ X iと、 各注目位置の画素データ (画素データ y) にそれぞ れ対応してクラス分類部 264で生成されるクラスコード CLBとを用いて、 ク ラス毎に、 係数データ Wi (i = l〜n) を得るための正規方程式 ( (8) 式参 照) が生成される。
そして、 係数データ決定部 266でその正規方程式が解かれ、 各クラスの係数 データ Wiが求められ、 その係数データ Wiは係数メモリ 267に格納される。 次に、 蓄積テーブル 256に格納されている差分データ DFが DC T係数の差 分データである場合について説明する。 この場合、 切換スィツチ 255, 259 はそれぞれ a側に接続される。 入力端子 251には画像信号 Vbに対応した教師信号 STが供給され、 そして MPEG2符号ィ匕器 252で、 この教師信号 S Tに対して符号ィ匕が施されて、 M PEG2ストリームが生成される。 この MPEG2ストリームは、 MPEG2復 号化器 253に供給される。 MPEG 2復号化器 253で、 この MP EG 2スト リームに対して復号化が施されて、 画像信号 V aに対応した生徒信号 S Sが生成 される。
クラス分類部 260では、 生徒信号 S Sに基づいて、 教師信号 S Tにおける 注目位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL Aが生成される。 このクラスコード CL Aは、 ブロック単位でのクラス分類の結果である。 このク ラスコード CL Aは読み出しアドレス情報として蓄積テーブル 256に供給され る。 蓄積テーブル 256からは、 このクラスコード CLAに基づいて、 教師信号 S Tにおける注目位置に対応した差分データ DFが読み出される。
遅延回路 257で時間調整された教師信号 STのうち、 注目位置の画素データ に対して DC T回路 258で DC T処理が施され、 得られた D C T係数 y Pは切換 スィッチ 259の a側を介して減算部 277に供給される。 また、 上述したよう に蓄積テーブル 256より読み出される差分データ DFが減算部 277に供給さ れる。 減算部 277では、 DCT係数 y Pから差分データ DFが差し引かれて DC T係数 X pが生成される。
タップ選択回路 278では、 DCT回路 254より得られる、 教師信号 S丁に おける注目位置の画素データに対応した、 生徒信号 S Sの複数の画素データに対 して D C T処理を施して得られた D C T係数に基づいて、 教師信号 S Tにおける 注目位置の周辺に対応する複数の D CT係数が予測タップのデータ X i ( i =1 〜n) として選択的に取り出される。
クラス分類部 264では、 生徒信号 S S、 画素位置モードの情報 p i、 クラス コード CLAに基づいて、 教師信号 STにおける注目位置の画素データが属する クラスを示すクラスコ一ド CLBが生成される。
正規方程式生成部 279では、 減算部 277より出力される、 教師信号 S Tに おける各注目位置に対応した DCT係数 y (X p) と、 この各注目位置の DCT係 数 yにそれぞれ対応してタップ選択回路 278で選択的に取り出される予測タツ プのデータ x iと、 各注目位置の画素データ (DCT係数 y) にそれぞれ対応し てクラス分類部 264で生成されるクラスコード CLBとを用いて、 クラス毎に、 係数データ Wi ( i = l〜n) を得るための正規方程式 ( (8) 式参照) が生成 される。
そして、 係数データ決定部 266でその正規方程式が解かれ、 各クラスの係数 データ Wiが求められ、 その係数データ Wiは係数メモリ 267に格納される。 このように、 図 30に示す係数データ生成装置 250Dにおいては、 図 29の 画像信号処理部 1 10Dの係数メモリ 138に格納される各クラスの係数データ Wiを生成することができる。
この係数データ Wiは、 教師信号に係るデータ (画素データあるいは DCT係 数) から差分データ (補正データ) を減算して得られた減算データと、 生徒信号 S Sに基づいて選択された予測タップとしてのデータ X iとを用いることで生成 されたものである。 そのため、 図 29に示す画像信号処理部 1 1 ODにおいて、 画像信号 V aからこの係数データ W iを用いた推定式で得られる画像信号 V bは、 符号化雑音が良好に軽減されたものとなる。
なお、 図 29に示す画像信号処理部 1 10 Dの処理も、 図 8に示す画像信号処 理装置 300により、 ソフトウェアで実現可能である。
図 31のフローチャートを参照して、 画像信号 V aより画像信号 Vbを得るた め処理手順を説明する。
まず、 ステップ ST401で、 処理を開始し、 ステップ ST402で、 例えば 入力端子 314より装置内に 1フレ一ム分または 1フィールド分の画像信号 V a を入力する。 このように入力端子 3 14より入力される画像信号 V aを構成する 画素データは RAM303に一時的に格納される。 なお、 この画像信号 Vaが装 置内のハードディスクドライブ 305に予め記録されている場合には、 このドラ イブ 305からこの画像信号 Vaを読み出し、 この画像信号 V aを構成する画素 データを RAM 303に一時的に格納する。
そして、 ステップ ST403で、 画像信号 V aの全フレームまたは全フィール ドの処理が終わっている力否かを判定する。 処理が終わっているときは、 ステツ プ ST404で、 処理を終了する。 一方、 処理が終わっていないときは、 ステツ プ S T 405に進む。
ステップ ST 405では、 ステップ ST402で入力された画像信号 V aに基 づいて、 プロック単位でのクラス分類を行って、 画像信号 Vbにおける注目位置 の画素データが属するクラスを示すクラスコード C L Aを生成する。
さらに、 このステップ ST405では、 ステップ ST402で入力された画像 信号 V a、 この画像信号 V aの画素データと対となって入力された画素位置モー ドの情報 p iおよび上述のクラスコード CL Aに基づいて、 画素データ単位での クラス分類を行つて、 画像信号 V bにおける注目位置の画素データが属するクラ スを示すクラスコード CLBを生成する。
次に、 ステップ ST406で、 ステップ ST402で入力された画像信号 V a に基づいて、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素データ を予測タップのデータ X i ( i = 1〜! 1) として取得する。
そして、 ステップ ST 407で、 ステップ ST405で生成されたクラスコー ド CLBに基づいて、 ROM 302等からそのクラスコード CLBに対応した係 数データ Wiを読み出し、 この係数データ Wiと予測タップの画素データ X iと を使用して、 推定式 ( (1) 式参照) により、 画像信号 Vbにおける注目位置の 画素データに対応した画素データ y (xp) を生成する。
次に、 ステップ ST408で、 ステップ ST405で生成されたクラスコード
CLAに基づいて、 ROM302等からそのクラスコード CLAに対応した差分 データ DFを読み出し、 ステップ ST407で生成された画素データ y (xP) に 差分データ D Fを加算して補正し、 画像信号 V bにおける注目位置の画素データ y pを生成する。
次に、 ステップ ST409で、 ステップ ST402で入力された画像信号 V a の画素データの全領域において画像信号 Vbの画素データを得る処理が終了した か否かを判定する。 終了していないときは、 ステップ ST405に戻り、 次の注 目位置についての処理に移る。 一方、 終了しているときは、 ステップ ST402 に戻り、 次の 1フレーム分または 1フィールド分の画像信号 V aの入力処理に移 る。
ここで、 ROM302等に格納されている差分データ DFが DCT処理により 得られる DCT係数の差分データであるときは、 ステップ ST402で入力され た画像信号 V aに対して DC T処理を施して DC T係数とする。 そして、 ステツ プ ST406では、 画像信号 Vbにおける注目位置の周辺に対応する複数の DC T係数を取得する。 例えば、 複数の DCT係数として、 画像信号 Vbにおける注 目位置の画素データを含むプロックデータに対応した DC T係数プロックおよび その DC T係数ブロックに隣接する 4つの DC T係数ブロック内の DC係数を取 得する。
またこのとき、 ステップ ST407で生成されるデータ y (X P) は DCT係数 となり、 ステップ ST408で得られるデータ y pも DCT係数となるので、 さら にこのデータ yPに対して逆 DC T処理を行って、 画像信号 Vbにおける注目位置 の画素データを生成する。
このように、 図 31に示すフローチャートに沿って処理をすることで、 入力さ れた画像信号 V aの画素データを処理して、 画像信号 V bの画素データを得るこ とができる。 上述したように、 このように処理して得られた画像信号 Vbは出力 端子 315に出力されたり、 ディスプレイ 31 1に供給されてそれによる画像が 表示されたり、 さらにはハードディスクドライブ 305に供給されてハードディ スクに記録されたりする。
また、 処理装置の図示は省略するが、 図 30の係数データ生成装置 250Dに おける処理も、 ソフトウェアで実現可能である。
図 32のフローチャートを参照して、 係数データを生成するための処理手順を 説明する。
まず、 ステップ ST441で、 処理を開始し、 ステップ ST442で、 教師信 号を 1フレーム分または 1フィールド分だけ入力する。 そして、 ステップ ST4 43で、 教師信号の全フレームまたは全フィールドの処理が終了したか否かを判 定する。 終了していないときは、 ステップ ST444で、 ステップ ST442で 入力された教師信号から生徒信号を生成する。
次に、 ステップ ST445で、 ステップ ST444で生成された生徒信号 S S に基づいて、 プロック単位でのクラス分類を行って、 教師信号 STにおける注目 位置の画素データが属するクラスを示すクラスコード CL Aを生成する。 さらに、 このステップ ST445では、 ステップ ST444で生成された画像 信号 V a、 この画像信号 V aの画素データと対となって得られる画素位置モード の情報 p iおよび上述のクラスコード CL Aに基づいて、 画素データ単位でのク ラス分類を行つて、 教師信号 S Tにおける注目位置の画素データが属するクラス を示すクラスコード CLBを生成する。
次に、 ステップ ST446で、 教師信号 STを構成する複数の画素データのう ち、 教師信号 STにおける注目位置の画素データ yPから、 ステップ ST 445で 生成されたクラスコード CLAに対応して RO M等から読み出された差分データ DFを差し引いて、 減算データ x Pを生成する。
次に、 ステップ S T 447で、 ステップ ST444で生成された生徒信号 S S に基づいて、 教師信号 S Tにおける注目位置の周辺に位置する複数の画素データ を予測タップのデータ X i ( i = 1〜! 1) として取得する。
次に、 ステップ ST 448で、 ステップ ST442で入力された 1フレーム分 または 1フィールド分の教師信号の画素データの全領域において学習処理が終了 したか否かを判定する。 学習処理を終了しているときは、 ステップ ST442に 戻って、 次の 1フレーム分または 1フィールド分の教師信号の入力を行って、 上 述したと同様の処理を繰り返す。 一方、 学習処理を終了していないときは、 ステ ップ ST449に進む。
このステップ ST 449では、 ステップ ST 445で生成されたクラスコード CLB、 ステップ ST447で取得された予測タップのデータ X iおよぴステツ プ S T 446で生成された教師信号 S Tの注目位置の画素データに対応した減算 データ y (xp) を用いて、 クラス毎に、 係数データ Wiを得るための正規方程式
( (8) 式参照) を生成し、 その後にステップ ST 445に戻って、 次の注目位 置についての処理に移る。
上述したステップ ST443で、 処理が終了したときは、 ステップ ST450 で、 上述のステップ S T 449で生成された正規方程式を掃き出し法などで解い て、 各クラスの係数データを算出する。 そして、 ステップ ST451で、 各クラ スの係数データをメモリに保存し、 その後にステップ ST452で、 処理を終了 する。 このように、 図 32に示すフローチャートに沿って処理をすることで、 図 30 に示す係数データ生成装置 250Dと同様の手法によって、 各クラスの係数デー タ Wiを得ることができる。
ここで、 ROM等に格納されている差分データ DFが DCT処理により得られ る DCT係数の差分データであるときは、 ステップ ST444で生成された生徒 信号 S Sに対して DCT処理を施して DCT係数とする。 また、 ステップ ST4 42で入力された教師信号 S Tに対して D C T処理を施して D C T係数を得る。 そして、 ステップ ST446では、 DCT係数の状態での減算をする。
なお、 上述第 2〜第 5の実施の形態においては、 画像信号処理部 1 10 A〜 1 10Dの蓄積テーブル 1 31、 係数データ生成装置 250A〜250Dの蓄積テ 一ブル 256に、 それぞれ差分データ DFを格納しておいたものであるが、 画像 信号処理部 1 10 B, 1 10 Cの蓄積テーブル 131、 係数データ生成装置 25 0 B, 250Cの蓄積テーブル 256に関しては、 差分データ D Fを格納してお く代わりに、 画素データまたは DCT係数そのものを格納しておいてもよい。 こ の場合、 蓄積テーブル 1 31, 256に格納される画素データまたは DCT係数 は、 例えば図 6に示す差分データ生成装置 210において、 データ yからデータ Xを減算して得られる差分データ d f の代わりに、 データ yそのものを用いるこ とで得ることができる。
また、 上述第 2〜第 5の実施の形態においては、 DCTを伴う MPEG2スト リームを取り扱うものを示したが、 この発明は、 その他の符号化されたデジタル 情報信号を取り扱うものにも同様に適用することができる。 また DCTの代わ りに、 ウォーブレット変換、 離散サイン変換などのその他の直交変換を伴う符号 化であってもよい。
また、 上述第 2〜第 5の実施の形態においては、 情報信号が画像信号である場 合を示したが、 この発明はこれに限定されない。 例えば、 情報信号が音声信号で ある場合にも、 この発明を同様に適用することができる。
この発明によれば、 入力情報信号に基づいて出力情報信号における注目位置の 画素データが属するクラスを検出し、 入力情報信号を構成する情報データのうち 出力情報信号における注目位置に対応した情報データを、 検出されたクラスに対 応した補正データを用いて捕正して当該出力情報信号における注目位置の情報デ ータを得るものであり、 符号化されたデジタル情報信号を復号化して得られた情 報信号の符号化雑音 (符号化歪み) を良好に軽減できる。
また、 この発明によれば、 入力情報信号を構成する情報データのうち出力情報 信号における注目位置に対応した情報データを、 この出力情報信号における注目 位置が属する第 1のクラスに対応した捕正データを用いて補正すると共に、 補正 された情報データに基づいて選択された出力情報信号における注目位置の周辺に 位置する複数の情報データとこの出力情報信号における注目位置が属する第 2の クラスに対応した係数データとを用いて、 推定式に基づいて、 この出力情報信号 における注目位置の情報データを生成するものであり、 符号ィ匕されたデジタル情 報信号を復号ィヒして得られた情報信号の符号化雑音 (符号化歪み) を良好に軽減 できる。 産業上の利用可能性
以上のように、 この発明は、 符号化されたデジタル情報信号を複号化して得ら れた情報信号の符号化雑音 (符号化歪み) を良好に軽減できるものであり、 デジ タル放送受信機等に適用して好適なものとなる。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数 の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報 信号に変換する情報信号処理装置であって、
上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の第 1の情報データを選択するデータ選択手段と、
上記データ選択手段で選択された複数の第 1の情報データに基づいて、 上記注 目位置の情報データが属するクラスを検出するクラス検出手段と、
上記クラス検出手段で検出されたクラスに対応した、 符号化雑音を補正するた めの補正データを発生する捕正データ発生手段と、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した第 2の情報データに対して、 上記補正データ発生手 段で発生された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号にお ける注目位置の情報データを得る補正手段と
を備えることを特徴とする情報信号処理装置。
2 . 上記補正データ発生手段は、
クラス毎の補正データを蓄積する記憶手段と、
上記記憶手段より上記クラス検出手段で検出されたクラスに対応する補正デー タを読み出すデータ読み出し手段とを有する
ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の情報信号処理装置。
3 . 上記記憶手段に蓄積されている捕正データは、
上記第 1の情報信号に対応した生徒信号と上記第 2の情報信号に対応した教師 信号とを用いて予め生成される
ことを特徴とする請求の範囲第 2項に記載の情報信号処理装置。
4 . 上記生徒信号は、 上記教師信号を符号化して得られたデジタル情報信号を復 号化して得られる
ことを特徴とする請求の範囲第 3項に記載の情報信号処理装置。
5 . 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データの個数は、 該注目位置に 対応した上記第 2の情報データの個数の N倍 (Nは 2以上の整数) である ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の情報信号処理装置。
6 . 上記補正データは、 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データの個 数に対応した個数の差分データであり、
上記捕正手段は、
上記補正データを N分割して得られる各分割領域に含まれる複数の補正データ のそれぞれに、 対応する第 2の情報データを加算して、 出力情報データを得る ことを特徴とする請求の範囲第 5項に記載の情報信号処理装置。
7 . 符号化されたデジタル画像信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数 の画素データからなる第 1の画像信号を、 複数の画素データからなる第 2の画像 信号に変換する画像信号処理装置であって、
上記第 1の画像信号に基づいて、 上記第 2の画像信号における注目位置の周辺 に位置する複数の第 1の画素データを選択するデータ選択手段と、
上記データ選択手段で選択された上記複数の第 1の画素データに基づいて、 上 記注目位置の画素データが属するクラスを検出するクラス検出手段と、
上記クラス検出手段で検出されたクラスに対応した、 符号化雑音を補正するた めの補正データを発生する補正データ発生手段と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置に対応した第 2の画素データに対して、 上記補正データ発生手 段で発生された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の画像信号にお ける注目位置の画素データを得る補正手段と
を備えることを特徴とする画像信号処理装置。
8 . 符号ィヒされたデジタル画像信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数 の画素データからなる第 1の画像信号が入力される画像信号入力手段と、 上記画像信号入力手段に入力された上記第 1の画像信号を複数の画素データか らなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理手段と、
上記画像信号処理手段より出力される上記第 2の画像信号による画像を画像表 示素子に表示する画像表示手段とを有してなり、
上記画像信号処理手段は、
上記第 1の画像信号に基づいて、 上記第 2の画像信号における注目位置の周辺 に位置する複数の第 1の画素データを選択するデータ選択手段と、
上記データ選択手段で選択された上記複数の第 1の画素データに基づいて、 上 記注目位置の画素データが属するクラスを検出するクラス検出手段と、
上記クラス検出手段で検出されたクラスに対応した、 符号化雑音を補正するた めの捕正データを発生する補正データ発生手段と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置に対応した第 2の画素データに対して、 上記補正データ発生手 段で発生された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の画像信号にお ける注目位置の画素データを得る補正手段とを備える
ことを特徴とする画像表示装置。 9 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数 の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情報 信号に変換する情報信号処理方法であって、
上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の第 1の情報データを選択する第 1のステップと、
上記第 1のステップで選択された複数の第 1の情報データに基づいて、 上記注 目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、
上記第 2のステツプで検出されたクラスに対応した、 符号化雑音を補正するた めの補正データを発生する第 3のステップと、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した第 2の情報データに対して、 上記第 3のステップで 発生された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における 注目位置の情報データを得る第 4のステップと
を備えることを特徴とする情報信号処理方法。
1 0 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の第 1の情報データを選択する第 1のステップと、
上記第 1のステップで選択された複数の第 1の情報データに基づいて、 上記注 目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、
上記第 2のステツプで検出されたクラスに対応した、 符号化雑音を補正するた めの捕正データを発生する第 3のステップと、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した第 2の情報データに対して、 上記第 3のステップで 発生された捕正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における 注目位置の情報データを得る第 4のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記 録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
1 1 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データカ らなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の第 1の情報データを選択する第 1のステップと、
上記第 1のステップで選択された複数の第 1の情報データに基づいて、 上記注 目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、
上記第 2のステツプで検出されたクラスに対応した、 符号化雑音を補正するた めの補正データを発生する第 3のステップと、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した第 2の情報データに対して、 上記第 3のステップで 発生された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における 注目位置の情報データを得る第 4のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1 2 . 符号ィ匕されたデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理装置であって、
上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の第 1の情報データを選択するデータ選択手段と、
上記データ選択手段で選択された複数の第 1の情報データに基づいて、 上記注 目位置の情報データが属するクラスを検出するクラス検出手段と、
上記クラス検出手段で検出されたクラスに対応した、 直交変換により得られる 周波数係数に関する符号化雑音を捕正するための補正データを発生する捕正デー タ発生手段と、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した第 2の情報データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数に対して上記補正データ発生手段で発 生された捕正データを用いた捕正処理を施す補正手段と、
上記補正手段で補正された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2 の情報信号における注目位置の情報データを得る逆直交変換手段と
を備えることを特徴とする情報信号処理装置。
1 3 . 上記補正データ発生手段は、
クラス毎の補正データを蓄積する記憶手段と、
上記記憶手段より上記クラス検出手段で検出されたクラスに対応する補正デー タを読み出すデータ読み出し手段とを有する
ことを特徴とする請求の範囲第 1 2項に記載の情報信号処理装置。
1 4 . 上記記憶手段に蓄積されている捕正データは、
上記第 1の情報信号に対応した生徒信号と上記第 2の情報信号に対応した教師 信号とを用いて予め生成される
ことを特徴とする請求の範囲第 1 3項に記載の情報信号処理装置。
1 5 . 上記生徒信号は、 上記教師信号を符号ィ匕して得られたデジタル情報信号を 復号化して得られる
ことを特徴とする請求の範囲第 1 4項に記載の情報信号処理装置。
1 6 . 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データの個数は、 該注目位置 に対応した上記第 2の情報データの個数の N倍 (Nは 2以上の整数) である ことを特徴とする請求の範囲第 1 2項に記載の情報信号処理装置。
1 7 . 上記補正データは、 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データの 個数に対応した個数の周波数係数の差分データであり、
上記捕正手段は、
上記補正データの上記直交変換手段より出力される周波数係数に対応した低域 周波数成分の部分に、 該直交変換手段より出力される周波数係数を加算して出力 周波数係数を得る
ことを特徴とする請求の範囲第 1 6項に記載の情報信号処理装置。 1 8 . 上記補正データは、 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データの 個数に対応した個数の周波数係数であり、
上記補正手段は、
少なくとも上記補正データの上記直交変換手段より出力される周波数係数に対 応した低域周波数成分の部分を、 該直交変換手段より出力される周波数係数で置 き換えて出力周波数係数を得る
ことを特徴とる請求の範囲第 1 6項に記載の情報信号処理装置。
1 9 . 符号ィ匕されたデジタル画像信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号を、 複数の画素データからなる第 2の画 像信号に変換する画像信号処理装置であって、
上記第 1の画像信号に基づいて、 上記第 2の画像信号における注目位置の周辺 に位置する複数の第 1の画素データを選択するデータ選択手段と、
上記データ選択手段で選択された複数の第 1の画素データに基づいて、 上記注 目位置の画素データが属するクラスを検出するクラス検出手段と、
上記クラス検出手段で検出されたクラスに対応した、 直交変換により得られる 周波数係数に関する符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正デー タ発生手段と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置に対応した第 2の画素データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記直交変換手段より出力される周波数係数に対して上記補正データ発生手段 で発生された補正データを用いた補正処理を施す補正手段と、
上記補正手段より出力される周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の画像信号における注目位置の画素データを得る逆直交変換手段と
を備えることを特徴とする画像信号処理装置。
2 0 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される複数 の画素データからなる第 1の画像信号が入力される画像信号入力手段と、 上記画像信号入力手段に入力された上記第 1の画像信号を複数の画素データか らなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理手段と、
上記画像信号処理手段より出力される上記第 2の画像信号による画像を画像表 示素子に表示する画像表示手段とを有してなり、
上記画像信号処理手段は、 上記第 1の画像信号に基づいて、 上記第 2の画像信号における注目位置の周辺 に位置する複数の第 1の画素データを選択するデータ選択手段と、
上記データ選択手段で選択された複数の第 1の画素データに基づいて、 上記注 目位置の画素データが属するクラスを検出するクラス検出手段と、
上記クラス検出手段で検出されたクラスに対応した、 直交変換により得られる 周波数係数に関する符号化雑音を捕正するための補正データを発生する補正デー タ発生手段と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置に対応した第 2の画素データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記直交変換手段より出力される周波数係数に対して上記補正データ発生手段 で発生された捕正データを用いた捕正処理を施す補正手段と、
上記補正手段より出力される周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の画像信号における注目位置の画素データを得る逆直交変換手段とを備える ことを特徴とする画像表示装置。
2 1 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理方法であって、
上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の第 1の情報データを選択する第 1のステップと、
上記第 1のステップで選択された複数の第 1の情報データに基づいて、 上記注 目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、
上記第 2のステップで検出されたクラスに対応した、 直交変換により得られる 周波数係数に関する符号化雑音を補正するための捕正データを発生する第 3のス テツプと、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した第 2の情報データに対して直交変換を行う第 4のス テツプと、 上記第 4のステツプで得られた周波数係数に対して上記第 3のステツプで発生 された補正データを用いた補正処理を施す第 5のステップと、
上記第 5のステップで補正された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 6のステップと を備えることを特徴とする情報信号処理方法。
2 2 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の第 1の情報データを選択する第 1のステップと、
上記第 1のステップで選択された複数の第 1の情報データに基づいて、 上記注 目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、
上記第 2のステップで検出されたクラスに対応した、 直交変換により得られる 周波数係数に関する符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 3のス テツプと、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した第 2の情報データに対して直交変換を行う第 4のス テツプと、
上記第 4のステップで得られた周波数係数に対して上記第 3のステップで発生 された補正データを用いた補正処理を施す第 5のステップと、
上記第 5のステツプで補正された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 6のステップと を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記 録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
2 3 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、 上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の第 1の情報データを選択する第 1のステップと、
上記第 1のステップで選択された複数の第 1の情報データに基づいて、 上記注 目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、
上記第 2のステツプで検出されたクラスに対応した、 直交変換により得られる 周波数係数に関する符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 3のス テツプと、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した第 2の情報データに対して直交変換を行う第 4のス 上記第 4のステツプで得られた周波数係数に対して上記第 3のステツプで発生 された補正データを用いた補正処理を施す第 5のステップと、
上記第 5のステップで補正された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 6のステップと を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
2 4 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正するための補正データを生 成する装置であって、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を複号化して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る複号化手段と、 少なくとも上記復号化手段より出力される生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出するクラス検出手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して、 上記生徒信号を構成す る複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報データを用いた減算処理 を施す減算手段と、
上記減算手段の出力データを、 上記クラス検出手段で検出されたクラスに基づ いて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める演算手段と を備えることを特徴とする補正データ生成装置。
2 5 . 上記クラス検出手段は、 上記復号化手段より出力される生徒信号に基づい て、 上記教師信号における注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択し、 該選択された複数の情報データに基づいて、 上記教師信号における注目位置の情 報データが属するクラスを検出する
ことを特徴とする請求の範囲第 2 4項に記載の補正データ生成装置。
2 6 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正するための補正データを生 成する方法であって、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を複号化して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップ と、
少なくとも上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して、 上記生徒信号を構成す る複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報データを用いた減算処理 を施す第 3のステップと、
上記第 3のステツプで得られたデータを、 上記第 2のステツプで検出されたク ラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める第 4の ステップと
を備えることを特徴とする補正データ生成方法。
2 7 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を捕正するための捕正データを生 成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号ィヒして上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップ と、
少なくとも上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して、 上記生徒信号を構成す る複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報データを用いた減算処理 を施す第 3のステップと、
上記第 3のステツプで得られたデ一タを、 上記第 2のステツプで検出されたク ラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める第 4の ステップと
を備える補正データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。 2 8 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を捕正するための補正データを生 成するために、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号ィ匕して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップ と、
少なくとも上記第 1のステツプで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して、 上記生徒信号を構成す る複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報データを用いた減算処理 を施す第 3のステップと、
上記第 3のステツプで得られたデ一タを、 上記第 2のステツプで検出されたク ラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の捕正データを求める第 4の ステップと を備える補正データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
2 9 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正するための捕正データを生 成する装置であって、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る復号化手段と、 少なくとも上記復号化手段より出力される生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出するクラス検出手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 1の 周波数係数を得る第 1の直交変換手段と、
上記生徒信号を構成する複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報 データに対して直交変換を行つて第 2の周波数係数を得る第 2の直交変換手段と、 上記第 1の直交変換手段で得られた第 1の周波数係数に対して、 上記第 2の直 交変換手段で得られた第 2の周波数係数を用いた減算処理を施す減算手段と、 上記減算手段の出力データを、 上記クラス検出手段で検出されたクラスに基づ いて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める演算手段と
を備えることを特徴とする補正データ生成装置。
3 0 . 上記クラス検出手段は、 上記復号化手段より出力される生徒信号に基づい て、 上記教師信号における注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択し、 該選択された複数の情報データに基づ 、て、 上記教師信号における注目位置の情 報データが属するクラスを検出する
ことを特徴とする請求の範囲第 2 9項に記載の補正データ生成装置。
3 1 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を捕正するための捕正データを生 成する方法であって、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップ と、
少なくとも上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 1の 周波数係数を得る第 3のステップと、
上記生徒信号を構成する複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報 データに対して直交変換を行って第 2の周波数係数を得る第 4のステップと、 上記第 3のステツプで得られた第 1の周波数係数に対して、 上記第 4のステツ プで得られた第 2の周波数係数を用いた減算処理を施す第 5のステップと、 上記第 5のステツプで得られたデータを、 上記第 2のステツプで検出されたク ラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める第 6の ステップと
を備えることを特徴とする補正データ生成方法。
3 2 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2 情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正するための補正データを生 成するために、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップ と、
少なくとも上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 1の 周波数係数を得る第 3のステップと、
上記生徒信号を構成する複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報 データに対して直交変換を行って第 2の周波数係数を得る第 4のステップと、 上記第 3のステツプで得られた第 1の周波数係数に対して、 上記第 4のステツ プで得られた第 2の周波数係数を用いた減算処理を施す第 5のステップと、 上記第 5のステップで得られたデータを、 上記第 2のステップで検出されたク ラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める第 6の ステップと
を備える補正データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。 3 3 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を捕正するための補正データを生 成するために、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップ と、
少なくとも上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 1の 周波数係数を得る第 3のステップと、
上記生徒信号を構成する複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報 データに対して直交変換を行つて第 2の周波数係数を得る第 4のステップと、 上記第 3のステップで得られた第 1の周波数係数に対して、 上記第 4のステツ プで得られた第 2の周波数係数を用いた減算処理を施す第 5のステップと、 上記第 5のステップで得られたデータを、 上記第 2のステップで検出されたク ラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める第 6の ステップと
を備える補正データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
3 4 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報デ タからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正するための補正データを生 成する装置であって、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る復号化手段と、 少なくとも上記復号化手段より出力される生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出するクラス検出手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データを、 上記クラス検出手段で検出さ れたクラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める 演算手段と
を備えることを特徴とする補正データ生成装置。
3 5 . 上記クラス検出手段は、 上記復号化手段より出力される生徒信号に基づい て、 上記教師信号における注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択し、 該選択された複数の情報データに基づいて、 上記教師信号における注目位置の情 報データが属するクラスを検出する
ことを特徴とする請求の範囲第 3 4項に記載の補正データ生成装置。 3 6 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データカ らなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正するための補正データを生 成する方法であって、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号ィ匕して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップ と、
少なくとも上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データを、 上記第 2のステツプで検出さ れたクラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める 第 3のステップと
を備えることを特徴とする補正データ生成方法。 3 7 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正するための捕正データを生 成するために、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップ と、
少なくとも上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データを、 上記第 2のステツプで検出さ れたクラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める 第 3のステップと
を備える補正データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。 3 8 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正するための補正データを生 成するために、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップ と、
少なくとも上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データを、 上記第 2のステツプで検出さ れたク スに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める 第 3のステップと
を備える捕正データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。 3 9 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正するための補正データを生 成する装置であって、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を複号化して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る復号化手段と、 少なくとも上記復号化手段より出力される生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出するクラス検出手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って周波数 係数を得る直交変換手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数を、 上記クラス検出手段で検出された クラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の補正データを求める演算 手段と
を備えることを特徴とする補正データ生成装置。 4 0 . 上記クラス検出手段は、 上記複号化手段より出力される生徒信号に基づい て、 上記教師信号における注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択し、 該選択された複数の情報データに基づいて、 上記教師信号における注目位置の情 報データが属するクラスを検出する
ことを特徴とする請求の範囲第 3 9項に記載の補正データ生成装置。
4 1 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正するための補正データを生 成する方法であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップ と、
少なくとも上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って周波数 係数を得る第 3のステップと、 '
上記第 3のステツプで得られた周波数係数を、 上記第 2のステツプで検出され たクラ に基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の捕正データを求める第 4のステップと
を備えることを特徴とする捕正データ生成方法。
4 2 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を捕正するための補正データを生 成するために、 ' 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号ィ匕して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップ と、
少なくとも上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って周波数 係数を得る第 3のステップと、
上記第 3のステツプで得ちれた周波数係数を、 上記第 2のステップで検出され たクラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の捕正データを求める第 4のステップと
を備える捕正デ^ "タ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
4 3 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する際に使用される、 符号化雑音を補正するための補正データを生 成するために、
上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応した生徒信号を得る第 1のステップ と、
少なくとも上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号 における注目位置の情報データが属するクラスを検出する第 2のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って周波数 係数を得る第 3のステップと、
上記第 3のステップで得られた周波数係数を、 上記第 2のステツプで検出され たクラスに基づいて、 クラス毎に平均化して、 クラス毎の捕正データを求める第 4のステップと
を備える補正データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
4 4 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理装置であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、 '
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した情報データに対して、 上記捕正データ発生手段で発 生された補正データを用いた捕正処理を施す補正手段と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記補正手段で補正された情報データに基づいて、 上記第 2の情報信号におけ る注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択するデータ選択手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データと上記データ選択手段で選択 された複数の情報データとを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号 における注目位置の情報データを生成する情報データ生成手段と
を備えることを特徴とする情報信号処理装置。 ,
4 5 . 上記第 1のクラスと上記第 2のクラスとは同じである
ことを特徴とする請求の範囲第 4 4項に記載の情報信号処理装置。
4 6 . 上記第 2のクラスに係るクラス分類は、 上記第 1のクラスに係るクラス分 類をさらに細かく分類したものである
ことを特徴とする請求の範囲第 4 4項に記載の情報信号処理装置。
4 7 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号を、 複数の画素データからなる第 2の画 像信号に変換する画像信号処理装置であって、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置に対応した画素データに対して、 上記補正データ発生手段で発 生された捕正データを用いた補正処理を施す補正手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記補正手段で補正された画素データに基づいて、 上記第 2の画像信号におけ る注目位置の周辺に位置する複数の画素データを選択するデータ選択手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データと上記データ選択手段で選択 された複数の画素データとを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像信号 における注目位置の画素データを生成する面素データ生成手段と
を備えることを特徴とする画像信号処理装置。
4 8 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号が入力される画像信号入力手段と、 上記画像信号入力手段に入力された上記第 1の画像信号を複数の画素データか らなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理手段と、
上記画像信号処理手段より出力される上記第 2の画像信号による画像を画像表 示素子に表示する画像表示手段とを有してなり、
上記画像信号処理手段は、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を捕正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置に対応した画素データに対して、 上記捕正データ発生手段で発 生された補正データを用いた補正処理を施す補正手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記補正手段で補正された画素データに基づいて、 上記第 2の画像信号におけ る注目位置の周辺に位置する複数の画素データを選択するデータ選択手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データと上記データ選択手段で選択 された複数の画素データとを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像信号 における注目位置の画素データを生成する画素データ生成手段とを備える ことを特徴とする画像表示装置。
4 9 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理方法であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した情報データに対して、 上記第 1のステップで発生さ れた補正データを用いた補正処理を施す第 2のステップと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 3のステップと、
上記第 2のステップで補正された情報データに基づいて、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 4のステップ と、
上記第 3のステツプで発生された係数データと上記第 4のステツプで選択され た複数の情報データとを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号にお ける注目位置の情報データを生成する第 5のステップと
を備えることを特徴とする情報信号処理方法。
5 0 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した情報データに対して、 上記第 1のステツプで発生さ れた補正データを用いた補正処理を施す第 2のステップと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 3のステップと、
上記第 2のステツプで補正された情報データに基づいて、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 4のステップ と、
上記第 3のステツプで発生された係数データと上記第 4のステツプで選択され た複数の情報データとを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号にお ける注目位置の情報データを生成する第 5のステップと
を備える情報信号処連方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記 録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
5 1 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号ィヒ雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した情報データに対して、 上記第 1のステツプで発生さ れた捕正データを用いた補正処理を施す第 2のステップと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 3のステップと、
上記第 2のステップで補正された情報データに基づいて、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 4のステップ と、
上記第 3のステツプで発生された係数データと上記第 4のステツプで選択され た複数の情報データとを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号にお ける注目位置の情報データを生成する第 5のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
5 2 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理装置であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、 上記直交変換手段で得られた周波数係数に対して、 上記補正データ発生手段で 発生された補正データを用いた捕正処理を施す補正手段と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記補正手段で補正された周波数係数に基づいて、 上記第 2の情報信号におけ る注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データと上記周波数係数選択手段で 選択された複数の周波数係数とを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報 信号における注目位置の情報データに対応した周波数係数を生成する周波数係数 生成手段と、
上記周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る逆直交変換手段と を備えることを特徴とする情報信号処理装置。 5 3 . 上記第 1のクラスと上記第 2のグラスとは同じである
ことを特徴とする請求の範囲第 5 2項に記載の情報信号処理装置。
5 4 . 上記第 2のクラスに係るクラス分類は、 上記第 1のクラスに係るクラス分 類をさらに細かく分類したものである
ことを特徴とする請求の範囲第 5 2項に記載の情報信号処理装置。
5 5 . 符号化されたデジタル画像信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号を、 複数の画素データからなる第 2の画 像信号に変換する画像信号処理装置であって、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数に対して、 上記補正データ発生手段で 発生された補正データを用いた補正処理を施す補正手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記補正手段で補正された周波数係数に基づいて、 上記第 2の画像信号におけ る注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データと上記周波数係数選択手段で 選択された複数の周波数係数とを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像 信号における注目位置の画素データに対応した周波数係数を生成する周波数係数 生成手段と、
上記周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の画像信号における注目位置の画素データを得る逆直交変換手段と を備えることを特徴とする画像信号処理装置。
5 6 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号が入力される画像信号入力手段と、 上記画像信号入力手段に入力された上記第 1の画像信号を複数の画素データか らなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理手段と、
上記画像信号処理手段より出力される上記第 2の画像信号による画像を画像表 示素子に表示する画像表示手段とを有してなり、
上記画像信号処理手段は、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数に対して、 上記補正データ発生手段で 発生された補正データを用いた補正処理を施す補正手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数デ一タ発生手段と、 上記補正手段で補正された周波数係数に基づいて、 上記第 2の画像信号におけ る注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データと上記周波数係数選択手段で 選択された複数の周波数係数とを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像 信号における注目位置の画素データに対応した周波数係数を生成する周波数係数 生成手段と、
上記周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の画像信号における注目位置の画素データを得る逆直交変換手段とを備 える
ことを特徴とする画像表示装置。
5 7 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理方法であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応レた、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のス テツプと、
上記第 2のステツプで得られた周波数係数に対して、 上記第 1のステップで発 生された補正データを用いた補正処理を施す第 3のステップと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、
上記第 3のステップで補正された周波数係数に基づいて、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 5のステップ と、 上記第 4のステツプで発生された係数データと上記第 5のステツプで選択され た複数の周波数係数とを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号にお ける注目位置の情報データに対応した周波数係数を生成する第 6のステップと、 上記第 6のステップで生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップと を備えることを特徴とする情報信号処理方法。
5 8 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のス テツプと、
上記第 2のステップで得られた周波数係数に対して、 上記第 1のステップで発 生された捕正データを用レ、た補正処理を施す第 3のステップと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、
上記第 3のステップで補正された周波数係数に基づいて、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 5のステップ と、
上記第 4のステツプで発生された係数データと上記第 5のステツプで選択され た複数の周波数係数とを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号にお ける注目位置の情報データに対応した周波数係数を生成する第 6のステップと、 上記第 6のステップで生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップと を備える情報信号処理方法をコンピュータで実行するためのプログラムを記録 したコンピュータ読み取り可能な媒体。
5 9 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のス テツプと、
上記第 2のステップで得られた周波数係数に対して、 上記第 1のステップで発 生された補正データを用いた捕正処理を施す第 3のステップと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、
上記第 3のステップで補正された周波数係数に基づいて、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 5のステップ と、
上記第 4のステツプで発生された係数データと上記第 5のステツプで選択され た複数の周波数係数とを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号にお ける注目位置の情報データに対応した周波数係数を生成する第 6のステップと、 上記第 6のステップで生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップと を備える情報信号処理方法をコンピュータで実行するためのプログラム。
6 0 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理装置であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を捕正するための捕正データを発生する補正データ発生手段 と、 上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の情報データを選択する第 1のデータ選択手段と、
上記補正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 上記第 1のデー タ選択手段で選択された複数の情報データに対応した複数の補正データを選択す る第 2のデータ選択手段と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データ、 上記第 1のデータ選択手段 で選択された複数の情報データおよび上記第 2のデータ選択手段で選択された複 数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号における注 目位置の情報データを生成する情報データ生成手段と
を備えることを特徴とする情報信号処理装置。
6 1 . 上記第 1のクラスと上記第 2のクラスとは同じである
ことを特徴とする請求の範囲第 6 0項に記載の情報信号処理装置。
6 2 . 上記第 2のクラスに係るクラス分類は、 上記第 1のクラスに係るクラス分 類をさらに細かく分類したものである
ことを特徴とする請求の範囲第 6 0項に記載の情報信号処理装置。
6 3 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号を、 複数の画素データからなる第 2の画 像信号に変換する画像信号処理装置であって、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号に基づいて、 上記第 2の画像信号における注目位置の周辺 に位置する複数の画素データを選択する第 1のデータ選択手段と、
上記補正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 上記第 1のデー タ選択手段で選択された複数の画素データに対応した複数の補正データを選択す る第 2のデータ選択手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素デ一タが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データ、 上記第 1のデータ選択手段 で選択された複数の画素データおよぴ上記第 2のデータ選択手段で選択された複 数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像信号における注 目位置の画素データを生成する画素データ生成手段と
を備えることを特徴とする画像信号処理装置。
6 4 . 符号ィヒされたデジタル画像信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号が入力される画像信号入力手段と、 上記画像信号入力手段に入力された上記第 1の画像信号を複数の画素データか らなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理手段と、
上記画像信号処理手段より出力される上記第 2の画像信号による画像を画像表 示素子に表示する画像表示手段とを有してなり、
上記画像信号処理手段は、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号に基づいて、 上記第 2の画像信号における注目位置の周辺 に位置する複数の画素デ ^タを選択する第 1のデータ選択手段と、
上記補正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 上記第 1のデー タ選択手段で選択された複数の画素データに対応した複数の補正データを選択す る第 2のデータ選択手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データ、 上記第 1のデータ選択手段 で選択された複数の画素データおよぴ上記第 2のデータ選択手段で選択された複 数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像信号における注 目位置の画素データを生成する画素データ生成手段とを備える
ことを特徴とする画像表示装置。 6 5 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理方法であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号ィ匕雑音を補正するための捕正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の情報データを選択する第 2のステップと、
上記第 1のステツプで発生された補正データに基づいて、 上記第 2のステップ で選択された複数の情報データに対応した複数の捕正データを選択する第 3のス テツプと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、
上記第 4のステツプで発生された係数データ、 上記第 2のステツプで選択され た複数の情報データ、 上記第 3のステツプで選択された複数の補正データを用い て、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信奢における注目位置の情報データを 生成する第 5のステップと
を備えることを特徴とする情報信号処理方法。
6 6 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の情報データを選択する第 2のステップと、 上記第 1のステップで発生された補正データに基づいて、 上記第 2のステップ で選択された複数の情報データに対応した複数の補正データを選択する第 3のス 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、
上記第 4のステツプで発生された係数データ、 上記第 2のステツプで選択され た複数の情報データ、 上記第 3のステツプで選択された複数の補正データを用い て、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号における注目位置の情報データを 生成する第 5のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記 録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
6 7 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を捕正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第?の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の情報データを選択する第 2のステップと、
上記第 1のステップで発生された補正データに基づいて、 上記第 2のステップ で選択された複数の情報データに対応した複数の補正データを選択する第 3のス テツプと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、
上記第 4のステップで発生された係数データ、 上記第 2のステップで選択され た複数の情報データ、 上記第 3のステップで選択された複数の補正データを用い て、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号における注目位置の情報データを 生成する第 5のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
6 8 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理装置であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数に基づいて、 上記第 2の情報信号にお ける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段 と、
上記補正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 上記周波数係数 選択手段で選択された複数の周波数係数に対応した複数の補正データを選択する 補正データ選択手段と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データ、 上記周波数係数選択手段で 選択された複数の周波数係数およぴ上記補正データ選択手段で選択された複数の 補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号における注目位 置の情報データに対応した周波数係数を生成する周波数係数生成手段と、
上記周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記情報信号における注目位置の情報データを得る逆直交変換手段と
を備えることを特徴とする情報信号処理装置。
6 9 . 上記第 1のクラスと上記第 2のクラスとは同じである
ことを特徴とする請求の範囲第 6 8項に記載の情報信号処理装置。
7 0 . 上記第 2のクラスに係るクラス分類は、 上記第 1のクラスに係るクラス分 類をさらに細かく分類したものである
ことを特徴とする請求の範囲第 6 8項に記載の情報信号処理装置。
7 1 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号を、 複数の画素データからなる第 2の画 像信号に変換する画像信号処理装置であって、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数に基づいて、 上記第 2の画像信号にお ける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段 と、
上記補正データ発生手段で発生された捕正データに基づレ、て、 上記周波数係数 選択手段で選択された複数の周波数係数に対応した複数の捕正データを選択する 補正データ選択手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データ、 上記周波数係数選択手段で 選択された複数の周波数係数およぴ上記補正データ選択手段で選択された複数の 補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像信号における注目位 置の画素データに対応した周波数係数を生成する周波数係数生成手段と、
上記周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の画像信号における注目位置の画素データを得る逆直交変換手段と を備えることを特徴とする画像信号処理装置。
7 2 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号が入力される画像信号入力手段と、 上記画像信号入力手段に入力された上記第 1の画像信号を複数の画素データか らなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理手段と、
上記画像信号処理手段より出力される上記第 2の画像信号による画像を画像表 示素子に表示する画像表示手段とを有してなり、
上記画像信号処理手段は、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数に基づいて、 上記第 2の画像信号にお ける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段 と、
上記補正データ発生手段で発生された捕正データに基づレ、て、 上記周波数係数 選択手段で選択された複数の周波数係数に対応した複数の補正データを選択する 補正データ選択手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データ、 上記周波数係数選択手段で 選択された複数の周波数係数およぴ上記補正データ選択手段で選択された複数の 補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像信号における注目位 置の画素データに対応した周波数係数を生成する周波数係数生成手段と、
上記周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の画像信号における注目位置の画素データを得る逆直交変換手段とを備 える
ことを特徴とする画像表示装置。
7 3 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理方法であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のス テツプと、
上記第 2のステップで得られた周波数係数に基づいて、 上記第 2の情報信号に おける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 3のステップと、 上記第 1のステツプで発生された補正データに基づいて、 上記第 3のステップ で選択された複数の周波数係数に対応した複数の補正データを選択する第 4のス テツプと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 5のステップと、
上記第 5のステツプで発生された係数データ、 上記第 3のステツプで選択され た複数の周波数係数および上記第 4のステツプで選択された複数の補正データを 用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号における注目位置の情報デー タに対応した周波数係数を生成する第 6のステップと、
上記第 6のステップで生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップと
を備えることを特徵とする情報信号処理方法。 7 4 . 符号ィ匕されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のス テツプと、
上記第 2のステップで得られた周波数係数に基づいて、 上記第 2の情報信号に おける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 3のステップと、 上記第 1のステップで発生された補正データに基づいて、 上記第 3のステップ で選択された複数の周波数係数に対応した複数の補正データを選択する第 4のス テツプと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 5のステップと、
上記第 5のステップで発生された係数データ、 上記第 3のステツプで選択され た複数の周波数係数および上記第 4のステツプで選択された複数の補正データを 用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号における注目位置の情報デー タに対応した周波数係数を生成する第 6のステップと、
上記第 6のステップで生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記 録したコンピュータ読み取り可能な媒体。 7 5 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のス テツプと、
上記第 2のステップで得られた周波数係数に基づいて、 上記第 2の情報信号に おける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 3のステップと、 上記第 1のステツプで発生された補正データに基づいて、 上記第 3のステップ で選択された複数の周波数係数に対応した複数の補正データを選択する第 4のス テツプと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 5のステップと、
上記第 5のステツプで発生された係数データ、 上記第 3のステツプで選択され た複数の周波数係数およぴ上記第 4のステツプで選択された複数の補正データを 用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号における注目位置の情報デー タに対応した周波数係数を生成する第 6のステップと、
上記第 6のステップで生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップと を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
7 6 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理装置であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記補正データ発生手段で発生された捕正データに基づいて、 上記第 2の情報 信号における注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択するデータ選択 手段と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよぴ上記データ選択手段で 選択された複数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信 号における注目位置の情報データに対応した補正データを生成する補正データ生 成手段と、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した情報データに対して、 上記補正データ生成手段で生 成された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注 目位置の情報データを生成する情報データ生成手段と
を備えることを特徴とする情報信号処理装置。
7 7 . 上記第 1のクラスと上記第 2のクラスとは同じである
ことを特徴とする請求の範囲第 7 6項に記載の情報信号処理装置,
7 8 . 上記第 2のクラスに係るクラス分類は、 上記第 1のクラスに係るクラス分 類をさらに細かく分類したものである
ことを特徴とする請求の範囲第 7 6項に記載の情報信号処理装置。
7 9 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号 ¾、 複数の画素データからなる第 2の画 像信号に変換する画像信号処理装置であって、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を捕正するための捕正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記補正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 上記第 2の画像 信号における注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択するデータ選択 手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよび上記データ選択手段で 選択された複数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像信 号における注目位置の画素データに対応した補正データを生成する補正データ生 成手段と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置に対応した画素データに対して、 上記補正データ生成手段で生 成された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の画像信号における注 目位置の画素データを生成する画素データ生成手段と
を備えることを特徴とする画像信号処理装置。
8 0 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号が入力される画像信号入力手段と、 上記画像信号入力手段に入力された上記第 1の画像信号を複数の画素データか らなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理手段と、
上記画像信号処理手段より出力される上記第 2の画像信号による画像を画像表 示素子に表示する画像表示手段とを有してなり、
上記画像信号処理手段は、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記補正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 上記第 2の画像 信号における注目位置の周辺に対応した複数の捕正データを選択するデータ選択 手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよび上記データ選択手段で 選択された複数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像信 号における注目位置の画素データに対応した捕正データを生成する補正データ生 成手段と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置に対応した画素データに対して、 上記補正データ生成手段で生 成された補正デ ^タを用いた捕正処理を施して、 上記第 2の画像信号における注 目位置の画素データを生成する画素データ生成手段とを備える
ことを特徴とする画像表示装置。
8 1 . 符号化されたデジタル情報信号を複号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理方法であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を捕正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1のステップで発生された補正データに基づいて、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択する第 2のステップ と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 3のステップと、
上記第 3のステツプで発生された係数データおよぴ上記第 2のステツプで選択 された複数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応した補正データを生成する第 4のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した情報データに対して、 上記第 4のステップで生成さ れた補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注目位 置の情報データを生成する第 5のステップと
を備えることを特徴とする情報信号処理方法。 8 2 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1のステップで発生された補正データに基づいて、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択する第 2のステップ と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 3のステップと、 上記第 3のステツプで発生された係数データおよび上記第 2のステツプで選択 された複数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応した補正データを生成する第 4のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した情報データに対して、 上記第 4のステップで生成さ れた補正データを用いた捕正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注目位 置の情報データを生成する第 5のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記 録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
8 3 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データカ らなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1のステップで発生された補正データに基づいて、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択する第 2のステップ と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 3のステップと、
上記第 3のステツプで発生された係数データおよび上記第 2のステツプで選択 された複数の捕正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応した補正データを生成する第 4のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置に対応した情報データに対して、 上記第 4のステツプで生成さ れた補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注目位 置の情報データを生成する第 5のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
8 4 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データ力 らなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理装置であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記補正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 上記第 2の情報 信号における注目位置の周辺に対応した複数の捕正データを選択するデータ選択 手段と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよび上記データ選択手段で 選択された複数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信 号における注目位置の情報データに対応した補正データを生成する捕正データ生 成手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数に対して、 上記補正データ生成手段で 生成された捕正データを用いた捕正処理を施して、 上記第 2の情報信号における 注目位置の情報データに対応した周波数係数を生成する周波数係数生成手段と、 上記周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る逆直交変換手段と を備えることを特徴とする情報信号処理装置。
8 5 . 上記第 1のクラスと上記第 2のクラスとは同じである
ことを特徴とする請求の範囲第 8 4項に記載の情報信号処理装置。
8 6 . 上記第 2のクラスに係るクラス分類は、 上記第 1のクラスに係るクラス分 類をさらに細かく分類したものである
ことを特徴とする請求の範囲第 8 4に記載の情報信号処理装置。
8 7 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号を、 複数の画素データからなる第 2の画 像信号に変換する画像信号処理装置であって、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を捕正するための補正データを発生する捕正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記補正データ発生手段で発生された捕正データに基づ!/ヽて、 上記第 2の画像 信号における注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択するデータ選択 手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよび上記データ選択手段で 選択された複数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像信 号における注目位置の画素データに対応した補正データを生成する補正データ生 成手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数に対して、 上記補正データ生成手段で 生成された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の画像信号における 注目位置の画素データに対応した周波数係数を生成する周波数係数生成手段と、 上記周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の画像信号における注目位置の画素データを得る逆直交変換手段と を備えることを特徴とする画像信号処理装置。
8 8 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号が入力される画像信号入力手段と、 上記画像信号入力手段に入力された上記第 1の画像信号を複数の画素データか らなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理手段と、
上記画像信号処理手段より出力される上記第 2の画像信号による画像を画像表 示素子に表示する画像表示手段とを有してなり、
上記画像信号処理手段は、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する捕正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記補正データ発生手段で発生された補正データに基づ 、て、 上記第 2の画像 信号における注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択するデータ選択 手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよぴ上記データ選択手段で 選択された複数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像信 号における注目位置の画素データに対応した捕正データを生成する補正データ生 成手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数に対して、 上記補正データ生成手段で 生成された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の画像信号における 注目位置の画素データに対応した周波数係数を生成する周波数係数生成手段と、 上記周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の画像信号における注目位置の画素データを得る逆直交変換手段とを備 える
ことを特徴とする画像表示装置。
8 9 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理方法であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のス テツプと、
上記第 1のステップで発生された補正データに基づいて、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択する第 3のステップ と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、
上記第 4のステツプで発生された係数データおよび上記第 3のステツプで選択 された複数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応した捕正データを生成する第 5のステップと、 上記第 2のステップで得られた周波数係数に対して、 上記第 5のステップで生 成された補正データを用いた捕正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注 目位置の情報データに対応した周波数係数を生成する第 6のステップと、
上記第 6のステップで生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップと
を備えることを特徴とする情報信号処理方法。
9 0 . 符号化されたデジタル情報信号を複号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のス テツプと、
上記第 1のステツプで発生された補正データに基づいて、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択する第 3のステップ と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、
上記第 4のステツプで発生された係 :データおよぴ上記第 3のステツプで選択 された複数の補正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応した補正データを生成する第 5のステップと、 上記第 2のステツプで得られた周波数係数に対して、 上記第 5のステップで生 成された補正データを用いた捕正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注 目位置の情報データに対応した周波数係数を生成する第 6のステップと、
上記第 6のステツプで生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記 録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
9 1 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を捕正するための捕正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のス テツプと、
上記第 1のステツプで発生された補正データに基づいて、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択する第 3のステップ と、 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、
上記第 4のステツプで発生された係数データおよぴ上記第 3のステツプで選択 された複数の捕正データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応した捕正データを生成する第 5のステップと、 上記第 2のステップで得られた周波数係数に対して、 上記第 5のステップで生 成された補正データを用いた捕正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注 目位置の情報データに対応した周波数係数を生成する第 6のステップと、
上記第 6のステツプで生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
9 2 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理装置であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の情報データを選択するデータ選択手段と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよぴ上記データ選択手段で 選択された複数の情報データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信 号における注目位置の情報データに対応したデータを生成するデータ生成手段と、 上記データ生成手段で生成されたデ一タに対して、 上記補正データ発生手段で 発生された捕正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における 注目位置の情報データを生成する情報データ生成手段と
を備えることを特徴とする情報信号処理装置。
9 3 . 上記第 1のクラスと上記第 2のクラスとは同じである
ことを特徴とする請求の範囲第 9 2項に記載の情報信号処理装置。 9 4 . 上記第 2のクラスに係るクラス分類は、 上記第 1のクラスに係るクラス分 類をさらに細かく分類したものである
ことを特徴とする請求の範囲第 9 2項に記載の情報信号処理装置。
9 5 . 符号ィ匕されたデジタル画像信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号を、 複数の画素データからなる第 2の画 像信号に変換する画像信号処理装置であって、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する捕正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号に基づいて、 上記第 2の画像信号における注目位置の周辺 に位置する複数の画素データを選択するデータ選択手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよび上記データ選択手段で 選択された複数の画素データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像信 号における注目位置の画素データに対応したデータを生成するデータ生成手段と、 上記データ生成手段で生成されたデ一タに対して、 上記補正データ発生手段で 発生された補正データを用いた捕正処理を施して、 上記第 2の画像信号における 注目位置の画素データを生成する画素データ生成手段と
を備えることを特徴とする画像信号処理装置。
9 6 . 符号ィヒされたデジタル画像信号を復号ィヒすることによって生成される、 複 数の画素データからなる第 1の画像信号が入力される画像信号入力手段と、 上記画像信号入力手段に入力された上記第 1の画像信号を複数の画素データか らなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理手段と、
上記画像信号処理手段より出力される上記第 2の画像信号による画像を画像表 示素子に表示する画像表示手段とを有してなり、
上記画像信号処理手段は、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号に基づいて、 上記第 2の画像信号における注目位置の周辺 に位置する複数の画素デ tタを選択するデータ選択手段と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよび上記データ選択手段で 選択された複数の画素データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画像信 号における注目位置の画素データに対応したデータを生成するデータ生成手段と、 上記データ生成手段で生成されたデータに対して、 上記補正データ発生手段で 発生されたネ翁正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の画像信号における 注目位置の画素データを生成する画素データ生成手段とを備える
ことを特徴とする画像表示装置。
9 7 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換する情報信号処理方法であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の情報データを選択する第 2のステップと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 3のステップと、
上記第 3のステツプで発生された係数データおよび上記第 2のステツプで選択 された複数の情報データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応したデータを生成する第 4のステップと、 上記第 4のステツプで生成されたデ一タに対して、 上記第 1のステツプで発生 された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注目 位置の情報データを生成する第 5のステップと
を備えることを特徴とする情報信号処理方法。
9 8 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データ力 らなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の情報データを選択する第 2のステップと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 3のステップと、
上記第 3のステツプで発生された係数データおよぴ上記第 2のステツプで選択 された複数の情報データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応したデータを生成する第 4のステップと、 上記第 4のステップで生成されたデータに対して、 上記第 1のステップで発生 された捕正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注目 位置の情報データを生成する第 5のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記 録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
9 9 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複 数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の情 報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号に基づいて、 上記第 2の情報信号における注目位置の周辺 に位置する複数の情報データを選択する第 2のステップと、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 3のステップと、
上記第 3のステップで発生された係数データおよぴ上記第 2のステツプで選択 された複数の情報データを用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応したデータを生成する第 4のステップと、 上記第 4のステツプで生成されたデ一タに対して、 上記第 1のステツプで発生 された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注目 位置の情報データを生成する第 5のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1 0 0 . 符号ィ匕されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する情報信号処理装置であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数に基づいて、 上記第 2の情報信号にお ける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段 と、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよび上記周波数係数選択手 段で選択された複数の周波数係数を用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情 報信号における注目位置の情報データに対応したデータを生成するデータ生成手 段と、
上記データ生成手段で生成されたデ一タに対して、 上記補正データ発生手段で 発生された捕正データを用いた補正処理を施して、 上記桊 2の情報信号における 注目位置の情報データに対応した周波数係数を生成する周波数係数生成手段と、 上記周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る逆直交変換手段と を備えることを特徴とする情報信号処理装置。 1 0 1 . 上記第 1のクラスと上記第 2のクラスとは同じである
ことを特徴とする請求の範囲第 1 0 0項に記載の情報信号処理装置。
1 0 2 . 上記第 2のクラスに係るクラス分類は、 上記第 1のクラスに係るクラス 分類をさらに細かく分類したものである
ことを特徴とする請求の範囲第 1 0 0項に記載の情報信号処理装置。
1 0 3 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号を、 複数の画素デ タカ らなる第 2の 画像信号に変換する画像信号処理装置であって、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数に基づいて、 上記第 2の画像信号にお ける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段 と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよび上記周波数係数選択手 段で選択された複数の周波数係数を用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画 像信号における注目位置の画素データに対応したデータを生成するデータ生成手 段と、
上記データ生成手段で生成されたデータに対して、 上記補正データ発生手段で 発生された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の画像信号における 注目位置の画素データに対応した周波数係数を生成する周波数係数生成手段と、 上記周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の画像信号における注目位置の画素データを得る逆直交変換手段と を備えることを特徴とする画像信号処理装置。
1 0 4 . 符号化されたデジタル画像信号を復号化することによって生成される、 複数の画素データからなる第 1の画像信号が入力される画像信号入力手段と、 上記画像信号入力手段に入力された上記第 1の画像信号を複数の画素データか らなる第 2の画像信号に変換して出力する画像信号処理手段と、
上記画像信号処理手段より出力される上記第 2の画像信号による画像を画像表 示素子に表示する画像表示手段とを有してなり、
上記画像信号処理手段は、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段 と、
上記第 1の画像信号を構成する複数の画素データのうち、 上記第 2の画像信号 における注目位置の周辺に対応した画素データに対して直交変換を行う直交変換 手段と、
上記直交変換手段で得られた周波数係数に基づいて、 上記第 2の画像信号にお ける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段 と、
上記第 2の画像信号における注目位置の画素データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよぴ上記周波数係数選択手 段で選択された複数の周波数係数を用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の画 像信号における注目位置の画素データに対応したデータを生成するデータ生成手 段と、
上記データ生成手段で生成されたデータに対して、 上記補正データ発生手段で 発生された補正データを用いた捕正処理を施して、 上記第 2の画像信号における 注目位置の画素データに対応した周波数係数を生成する周波数係数生成手段と、 上記周波数係数生成手段で生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上記第 2の画像信号における注目位置の画素データを得る逆直交変換手段とを備 える
ことを特徴とする画像表示装置。
1 0 5 . 符号ィ匕されたデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する情報信号処理方法であって、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のク スに対 応した、 符号ィヒ雑音を補正するための捕正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のス テツプと、
上記第 2のステップで得られた周波数係数に基づいて、 上記第 2の情報信号に おける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 3のステップと、 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、
上記第 4のステツプで発生された係数データおよび上記第 3のステツプで選択 された複数の周波数係数を用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応したデータを生成する第 5のステップと、 上記第 5のステップで生成されたデータに対して、 上記第 1のステップで発生 された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注目 位置の情報データに対応した周波数係数を生成する第 6のステップと、
上記第 6のステツプで生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップと
を備えることを特徴とする情報信号処理方法。
1 0 6 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のス テツプと、
上記第 2のステップで得られた周波数係数に基づいて、 上記第 2の情報信号に おける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 3のステップと、 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、
上記第 4のステツプで発生された係数データおよぴ上記第 3のステツプで選択 された複数の周波数係数を用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応したデータを生成する第 5のステップと、 上記第 5のステツプで生成されたデータに対して、 上記第 1のステツプで発生 された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注目 位置の情報データに対応した周波数係数を生成する第 6のステップと、
上記第 6のステップで生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記 録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
1 0 7 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換するために、
上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対 応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 1のステップと、 上記第 1の情報信号を構成する複数の情報データのうち、 上記第 2の情報信号 における注目位置の周辺に対応した情報データに対して直交変換を行う第 2のス テツプと、
上記第 2のステップで得られた周波数係数に基づいて、 上記第 2の情報信号に おける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 3のステップと、 上記第 2の情報信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラスに対 応した、 推定式で用いられる係数データを発生する第 4のステップと、
上記第 4のステツプで発生された係数データおよび上記第 3のステツプで選択 された複数の周波数係数を用いて、 上記推定式に基づいて上記第 2の情報信号に おける注目位置の情報データに対応したデ タを生成する第 5のステップと、 上記第 5のステップで生成されたデータに対して、 上記第 1のステップで発生 された補正データを用いた補正処理を施して、 上記第 2の情報信号における注目 位置の情報データに対応した周波数係数を生成する第 6のステップと、
上記第 6のステツプで生成された周波数係数に対して逆直交変換を施して、 上 記第 2の情報信号における注目位置の情報データを得る第 7のステップと
を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1 0 8 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する装置であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る復号化手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する補正データ発生手段と、 上記複号化手段より出力される生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して、 上記補正データ 発生手段で発生された捕正データを用いた捕正処理を施す補正手段と、
上記捕正手段で補正された情報データに基づいて、 上記教師信号における注目 位置の周辺に位置する複数の情報データを選択するデータ選択手段と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記デー タ選択手段で選択された複数の情報データおよぴ上記教師信号における注目位置 の情報データを用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する係数データ生成 手段と
を備えることを特徴とする係数データ生成装置。
1 0 9 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する方法であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 2のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して、 上記第 2のステ ップで発生された補正データを用いた補正処理を施す第 3のステップと、
上記第 3のステツプで補正された情報データに基づいて、 上記教師信号におけ る注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 4のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 4 のステツプで選択された複数の情報データおよぴ上記教師信号における注目位置 の情報データを用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する第 5のステップ と
を備えることを特徴とする係数データ生成方法。
1 1 0 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を複号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 2のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して、 上記第 2のステ ップで発生された補正データを用いた補正処理を施す第 3のステップと、
上記第 3のステップで補正された情報データに基づいて、 上記教師信号におけ る注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 4のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 4 のステツプで選択された複数の情報データおよぴ上記教師信号における注目位置 の情報データを用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する第 5のステップ と
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
1 1 1 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号ィヒして上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 2のステップと、 上記第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して、 上記第 2のステ ップで発生された補正データを用いた捕正処理を施す第 3のステップと、
上記第 3のステップで補正された情報データに基づいて、 上記教師信号におけ る注目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 4のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 4 のステツプで選択された複数の情報データおよぴ上記教師信号における注目位置 の情報データを用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する第 5のステップ と
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1 1 2 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する装置であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る復号化手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する 1のクラスに対応した、 符号化雑音を捕正するための補正データを発生する補正データ発生手段と、 上記複号化手段より出力される生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行つて 第 1の周波数係数を得る第 1の直交変換手段と、
上記第 1の直交変換手段で得られた周波数係数に対して、 上記補正データ発生 手段で発生された補正データを用いた補正処理を施す補正手段と、
上記補正手段で補正された周波数係数に基づ 、て、 上記教師信号における注目 位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 2の 周波数係数を得る第 2の直交変換手段と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記周波 数係数選択手段で選択された複数の周波数係数およぴ上記第 2の直交変換手段で 得られた第 2の周波数係数を用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する係 数データ生成手段と
を備えることを特徴とする係数データ生成装置。 1 1 3 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する方法であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を捕正するための補正データを発生する第 2のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行って 第 1の周波数係数を得る第 3のステップと、
上記第 3のステップで得られた周波数係数に対して、 上記第 2のステツプで発 生された補正データを用いた補正処理を施す第 4のステップと、
上記第 4のステップで補正された周波数係数に基づいて、 上記教師信号におけ る注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 5のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行つて第 2の 周波数係数を得る第 6のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 5 のステツプで選択された複数の周波数係数およぴ上記第 6のステツプで得られた 第 2の周波数係数を用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する第 7のステ ップと
を備えることを特徴とする係数データ生成方法。
1 1 4 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 2のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行つて 第 1の周波数係数を得る第 3のステップと、
上記第 3のステップで得られた周波数係数に対して、 上記第 2のステップで発 生された捕正データを用いた捕正処理を施す第 4のステップと、
上記第 4のステップで補正された周波数係数に基づいて、 上記教師信号におけ る注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 5のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 2の 周波数係数を得る第 6のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 5 のステツプで選択された複数の周波数係数およぴ上記第 6のステツプで得られた 第 2の周波数係数を用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する第 7のステ ップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
1 1 5 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 2のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行って 第 1の周波数係数を得る第 3のステップと、
上記第 3のステップで得られた周波数係数に対して、 上記第 2のステップで発 生された補正データを用いた補正処理を施す第 4のステップと、
上記第 4のステップで補正された周波数係数に基づいて、 上記教師信号におけ る注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 5のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行つて第 2の 周波数係数を得る第 6のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 5 のステツプで選択された複数の周波数係数およぴ上記第 6のステツプで得られた 第 2の周波数係数を用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する第 7のステ ップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるため プログラム。
1 1 6 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する装置であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る復号化手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する補正データ発生手段と、 上記複号化手段より出力される生徒信号に基づいて、 上記教師信号における注 目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 1のデータ選択手段と、 上記補正データ発生手段で発生された補正データに基づいて、 上記第 1のデー タ選択手段で選択された複数の情報データに対応した複数の補正データを選択す る第 2のデータ選択手段と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 1 のデータ選択手段で選択された複数の情報データ、 上記第 2のデータ選択手段で 選択された複数の補正データおよび上記教師信号における注目位置の情報データ を用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する係数データ生成手段と
を備えることを特徴とする係数データ生成装置。
1 1 7 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する方法であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 2のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号における注 目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 3のステップと、
上記第 2のステップで発生された補正データに基づいて、 上記第 3のステップ で選択された複数の情報データに対応した複数の補正データを選択する第 4のス テツプと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 3 のステップで選択された複数の情報データ、 上記第 4のステップで選択された複 数の補正データおょぴ上記教師信号における注目位置の情報データを用いて、 ク ラス毎に、 上記係数データを生成する第 5のステップと
を備えることを特徴とする係数データ生成方法。 1 1 8 . 符号ィ匕されたデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 2のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号における注 目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 3のステップと、
上記第 2のステップで発生された補正データに基づいて、 上記第 3のステップ で選択された複数の情報データに対応した複数の補正データを選択する第 4のス テツプと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 3 のステップで選択された複数の情報データ、 上記第 4のステップで選択された複 数の補正データおよぴ上記教師信号における注目位置の情報データを用いて、 ク ラス毎に、 上記係数データを生成する第 5のステップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
1 1 9 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を捕正するための捕正データを発生する第 2のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号に萆づいて、 上記教師信号における注 目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 3のステップと、
上記第 2のステツプで発生された捕正データに基づいて、 上記第 3のステップ で選択された複数の情報データに対応した複数の補正データを選択する第 4のス テツプと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 3 のステツプで選択された複数の情報データ、 上記第 4のステツプで選択された複 数の捕正データおよび上記教師信号における注目位置の情報データを用いて、 ク ラス毎に、 上記係数データを生成する第 5のステップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1 2 0 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する装置であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る復号化手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を捕正するための補正データを発生する捕正データ発生手段と、 上記復号化手段より出力される生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行って 第 1の周波数係数を得る第 1の直交変換手段と、
上記第 1の直交変換手段で得られた周波数係数に基づいて、 上記教師信号にお ける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段 と、
上記補正データ発生手段で発生された捕正データに基づ 、て、 上記周波数係数 選択手段で選択された複数の周波数係数に対応した複数の補正データを選択する 補正データ選択手段と、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行つて第 2の 周波数係数を得る第 2の直交変換手段と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記周波 数係数選択手段で選択された複数の周波数係数、 上記補正データ選択手段で選択 された複数の補正データおよび上記第 2の直交変換手段で得られた第 2の周波数 係数を用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する係数データ生成手段と を備えることを特徴とする係数データ生成装置。
1 2 1 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する方法であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を複号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
• 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 2のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行って 第 1の周波数係数を得る第 3のステップと、
上記第 3のステップで得られた周波数係数に基づいて、 上記教師信号における 注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 4のステップと、 上記第 2のステップで発生された捕正データに基づいて、 上記第 4のステップ で選択された複数の周波数係数に対応した複数の補正データを選択する第 5のス テツプと、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 2の 周波数係数を得る第 6のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 4 のステップで選択された複数の周波数係数、 上記第 5のステップで選択された複 数の補正データおよび上記第 6のステップで得られた第 2の周波数係数を用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する第 7のステップと
を備えることを特徴とする係数データ生成方法。 1 2 2 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号ィ匕して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する第 2のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行つて 第 1の周波数係数を得る第 3のステップと、
上記第 3のステップで得られた周波数係数に基づいて、 上記教師信号における 注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 4のステップと、 上記第 2のステツプで発生された補正データに基づいて、 上記第 4のステップ で選択された複数の周波数係数に対応した複数の補正データを選択する第 5のス テツプと、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 2の 周波数係数を得る第 6のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 4 のステップで選択された複数の周波数係数、 上記第 5のステップで選択された複 数の補正データおよび上記第 6のステツプで得られた第 2の周波数係数を用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する第 7のステップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
1 2 3 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する第 2のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行つて 第 1の周波数係数を得る第 3のステップと、
上記第 3のステツプで得られた周波数係数に基づいて、 上記教師信号における 注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を琿択する第 4のステップと、 上記第 2のステップで発生された補正データに基づいて、 上記第 4のステップ で選択された複数の周波数係数に対応した複数の補正データを選択する第 5のス テツプと、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 2の 周波数係数を得る第 6のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 4 のステツプで選択された複数の周波数係数、 上記第 5のステツプで選択された複 数の補正データおよび上記第 6のステップ: C得られた第 2の周波数係数を用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する第 7のステップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1 2 4 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する装置であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る復号化手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して、 上記生徒信号を構成す る複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報データを用いた減算処理 を施す減算手段と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を捕正するための補正データを発生する補正データ発生手段と、 上記補正データ発生手段で発生された補正データに基づ 、て、 上記教師信号に おける注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択するデータ選択手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記デー タ選択手段で選択された複数の捕正データおよぴ上記教師信号における注目位置 の情報データに対応した上記減算手段の出力データを用いて、 クラス毎に、 上記 係数データを生成する係数データ生成手段と
を備えることを特徴とする係数データ生成装置。 1 2 5 . 符号ィ匕されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する方法であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を複号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して、 上記生徒信号を構成す る複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報データを用いた減算処理 を施す第 2のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 3のステップと、
上記第 3のステツプで発生された捕正データに基づいて、 上記教師信号におけ る注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択する第 4のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 4 のステツプで選択された複数の捕正データおよび上記教師信号における注目位置 の情報データに対応して上記第 2のステップで得られたデータを用いて、 クラス 毎に、 上記係数データを生成する第 5のステップと
を備えることを特徴とする係数データ生成方法。
1 2 6 . 符号ィ匕されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を複号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して、 上記生徒信号を構成す る複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報データを用いた減算処理 を施す第 2のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 3のステップと、
上會己第 3のステップで発生された補正データに基づいて、 上記教師信号におけ る注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択する第 4のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 4 のステツプで選択された複数の補正データおよぴ上記教師信号における注目位置 の情報データに対応して上記第 2のステツプで得られたデータを用いて、 クラス 毎に、 上記係数データを生成する第 5のステップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。 1 2 7 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して、 上記生徒信号を構成す る複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報データを用いた減算処理 を施す第 2のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する第 3のステップと、
上記第 3のステツプで発生された補正データに基づいて、 上記教師信号におけ る注目位 の周辺に対応した複数の捕正データを選択する第 4のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 4 のステツプで選択された複数の補正データおよび上記教師信号における注目位置 の情報データに対応して上記第 2のステツプで得られたデータを用いて、 クラス 毎に、 上記係数データを生成する第 5のステップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。 1 2 8 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する装置であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る復号化手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 1の 周波数係数を得る第 1の直交変換手段と、
上記生徒信号を構成する複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報 データに対して直交変換を行って第 2の周波数係数を得る第 2の直交変換手段と、 上記第 1の直交変換手段で得られた第 1の周波数係数に対して、 上記第 2の直 交変換手段で得られた第 2の周波数係数を用いた減算処理を施す減算手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を捕正するための補正データを発生する捕正データ発生手段と、 上記捕正データ発生手段で発生された捕正データに基づいて、 上記教師信号に おける注目位置の周辺に対応した複数の補正データを選択するデータ選択手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記デー タ選択手段で選択された複数の補正データおよび上記教師信号における注目位置 の情報データに対応した上記減算手段の出力データを用いて、 クラス毎に、 上記 係数データを生成する係数データ生成手段と
を備えることを特徴とする係数データ生成装置。
1 2 9 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する方法であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を複号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行つて第 1の 周波数係数を得る第 2のステップと、
上記生徒信号を構成する複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報 データに対して直交変換を行つて第 2の周波数係数を得る第 3のステップと、 上記第 2のステップで得られた第 1の周波数係数に対して、 上記第 3のステツ プ 2で得られた第 2の周波数係数を用いた減算処理を施す第 4のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 5のステップと、
上記第 5のステップで発生された補正データに基づいて、 上記教師信号におけ る注目位置の周辺に対応した複数の捕正データを選択する第 6のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 6 のステツプで選択された複数の補正データおよぴ上記教師信号における注目位置 の情報データに対応した上記第 4のステップで得られたデータを用いて、 クラス 毎に、 上記係数データを生成する第 7のステップと
を備えることを特徴とする係数データ生成方法。
1 3 0 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データカ、らなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 1の 周波数係数を得る第 2のステップと、
上記生徒信号を構成する複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報 データに対して直交変換を行って第 2の周波数係数を得る第 3のステップと、 上記第 2のステップで得られた第 1の周波数係数に対して、 上記第 3のステツ プ 2で得られた第 2の周波数係数を用いた減算処理を施す第 4のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 5のステップと、
上記第 5のステップで発生された補正データに基づいて、 上記教師信号におけ る注目位置の周辺に対応した複数の捕正データを選択する第 6のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 6 のステツプで選択された複数の補正データおよぴ上記教師信号における注目位置 の情報データに対応した上記第 4のステツプで得られたデータを用いて、 クラス 毎に、 上記係数データを生成する第 7のステップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
1 3 1 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を複号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
■上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 1の 周波数係数を得る第 2のステップと、
上記生徒信号を構成する複数の情報データのうち上記注目位置に対応した情報 データに対して直交変換を行つて第 2の周波数係数を得る第 3のステップと、 上記第 2のステップで得られた第 1の周波数係数に対して、 上記第 3のステツ プ 2で得られた第 2の周波数係数を用いた減算処理を施す第 4のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を捕正するための捕正データを発生する第 5のステップと、
上記第 5のステップで発生された捕正データに基づいて、 上記教師信号におけ る注目位置の周辺に対応した複数の捕正データを選択する第 6のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 6 のステツプで選択された複数の補正データおよび上記教師信号における注目位置 の情報データに対応した上記第 4のステツプで得られたデータを用いて、 クラス 毎に、 上記係数データを生成する第 7のステップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1 3 2 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する装置であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る復号化手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する補正データ発生手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して、 上記補正データ発生手 段で発生された捕正データを用いた減算処理を施す減算手段と、
上記複号化手段より出力される生徒信号に基づいて、 上記教師信号における注 目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択するデータ選択手段と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記デー タ選択手段で選択された複数の情報データおよぴ上記教師信号における注 §"位置 の情報データに対応した上記減算手段の出力データを用いて、 クラス毎に、 上記 係数データを生成する係数データ生成手段と
を備えることを特徴とする係数データ生成装置。
1 3 3 . 符号ィ匕されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する方法であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 2のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して、 上記第 2のステップで 発生された補正データを用いた減算処理を施す第 3のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号における注 目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 4のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 4 のステツプで選択された複数の情報データおよび上記教師信号における注目位置 の情報データに対応した上記第 3のステツプで得られたデータを用いて、 クラス 毎に、 上記係数データを生成する第 5のステップと
を備えることを特徴とする係数データ生成方法。
1 3 4 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号ィヒされて得られたデジタル情報 信号を復号ィヒして上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 2のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して、 上記第 2のステップで 発生された補正データを用いた減算処理を施す第 3のステップと、 .
上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号における注 目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 4のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 4 のステツプで選択された複数の情報データおよび上記教師信号における注目位置 の情報データに対応した上記第 3のステップで得られたデータを用いて、 クラス 毎に、 上記係数データを生成する第 5のステップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
1 3 5 . 符号化されたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する第 2のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して、 上記第 2のステップで 発生された捕正データを用いた減算処理を施す第 3のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号に基づいて、 上記教師信号における注 目位置の周辺に位置する複数の情報データを選択する第 4のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 4 のステツプで選択された複数の情報データおよぴ上記教師信号における注目位置 の情報データに対応した上記第 3のステップで得られたデータを用いて、 クラス 毎に、 上記係数データを生成する第 5のステップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。 1 3 6 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する装置であって、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る複号化手段と、 上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 1の 周波数係数を得る第 1の直交変換手段と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を捕正するための補正データを発生する補正データ発生手段と、 上記第 1の直交変換手段で得られた周波数係数に対して、 上記補正データ発生 手段で発生された補正データを用いた減算処理を施す減算手段と、 ' 上記複号化手段より出力される生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行って 第 2の周波数係数を得る第 2の直交変換手段と、
上記第 2の直交変換手段で得られた周波数係数に基づいて、 上記教師信号にお ける注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する周波数係数選択手段 と、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記周波 数係数選択手段で選択された複数の周波数係数および上記教師信号における注目 位置の情報データに対応した上記減算手段の出力データを用いて、 クラス毎に、 上記係数データを生成する係数データ生成手段と
を備えることを特徴とする係数データ生成装置。
1 3 7 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を複号化することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成する方法であつて、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を複号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 1の 周波数係数を得る第 2のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を捕正するためめ補正データを発生する第 3のステップと、
上記第 2のステップで得られた周波数係数に対して、 上記第 3のステップで発 生された捕正データを用いた減算処理を施す第 4のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行つて 第 2の周波数係数を得る第 5のステップと、
上記第 5のステップで得られた周波数係数に基づいて、 上記教師信号における 注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 6のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 6 のステツプで選 された複数の周波数係数およぴ上記教師信号における注目位置 の情報データに対応した上記第 4のステップで得られたデータを用いて、 クラス 毎に、 上記係数データを生成する第 7のステップと
を備えることを特徴とする係数データ生成方法。
1 3 8 . 符号化されたデジタル情報信号を復号ィヒすることによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を複号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 1の 周波数係数を得る第 2のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための補正データを発生する第 3のステップと、
上記第 2のステップで得られた周波数係数に対して、 上記第 3のステップで発 生された補正データを用いた減算処理を施す第 4のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行って 第 2の周波数係数を得る第 5のステップと、
上記第 5のステップで得られた周波数係数に基づいて、 上記教師信号における 注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 6のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 6 のステツプで選択された複数の周波数係数および上記教師信号における注目位置 の情報データに対応した上記第 4のステツプで得られたデータを用いて、 クラス 毎に、 上記係数データを生成する第 7のステップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
1 3 9 . 符号ィヒされたデジタル情報信号を復号ィ匕することによって生成される、 複数の情報データからなる第 1の情報信号を、 複数の情報データからなる第 2の 情報信号に変換する際に使用される推定式の係数データを生成するために、 上記第 2の情報信号に対応する教師信号が符号化されて得られたデジタル情報 信号を復号化して上記第 1の情報信号に対応する生徒信号を得る第 1のステップ と、
上記教師信号における注目位置の情報データに対して直交変換を行って第 1の 周波数係数を得る第 2のステップと、
上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 1のクラスに対応した、 符号化雑音を補正するための捕正データを発生する第 3のステップと、
上記第 2のステツプで得られた周波数係数に対して、 上記第 3のステップで発 生された補正データを用いた減算処理を施す第 4のステップと、
上記第 1のステップで得られた生徒信号を構成する複数の情報データのうち、 上記教師信号における注目位置に対応した情報データに対して直交変換を行つて 第 2の周波数係数を得る第 5のステップと、
上記第 5のステップで得られた周波数係数に基づいて、 上記教師信号における 注目位置の周辺に対応する複数の周波数係数を選択する第 6のステップと、 上記教師信号における注目位置の情報データが属する第 2のクラス、 上記第 6 のステツプで選択された複数の周波数係数およぴ上記教師信号における注目位置 の情報データに対応した上記第 4のステツプで得られたデータを用いて、 クラス 毎に、 上記係数データを生成する第 7のステップと
を備える係数データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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