JPH06268874A - 画像圧縮符号化装置及び画像伸長復号化装置 - Google Patents

画像圧縮符号化装置及び画像伸長復号化装置

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JPH06268874A
JPH06268874A JP5080194A JP8019493A JPH06268874A JP H06268874 A JPH06268874 A JP H06268874A JP 5080194 A JP5080194 A JP 5080194A JP 8019493 A JP8019493 A JP 8019493A JP H06268874 A JPH06268874 A JP H06268874A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な符号器や復号器を必要とせず、JPE
G手法のような従来の符号化方式との互換性を有し、か
つ強いエッジ部を含んだブロックにおいても画質が劣化
することなく良好な再生画像が得られる画像圧縮符号化
装置及び画像伸長復号化装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 入力画像データS1 に対して、高周波成分を
高圧縮するアルゴリズムで圧縮符号化を行う際に、強い
エッジを含むブロックに対しては、エッジ部の誤差デー
タS5 をつけ加えるようにして、高周波成分を粗く量子
化したことにより、圧縮符号化データ伸長したときに強
いエッジ部分に画質の劣化が生じるのを防止して、良好
な再生画像が得られるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルカメラや画像
データベースなどに用いられる画像圧縮符号化装置及び
画像伸長復号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像を圧縮符号化する方法とし
て、複数画素から構成される画像を8画素×8画素のブ
ロックに分割し、各ブロックに対して、DCT(ディス
クリートコサイン変換)を施し、その変換係数を量子化
してエントロピー符号化を行うという手法が提案されて
いる。この手法はJPEGというグループによって標準
化の段階にある(以後、この手法をJPEG手法と呼ぶ
こととする)。
【0003】また、上記JPEG手法の圧縮符号化手段
の欠点を補うものとして、画像から文字ブロックを検出
して、文字ブロックに対してJPEG手法と異なる符号
化(BTC符号化)を行う手法が発明された(例えば、
特開平3−192876号公報)。以後、この手法をB
TC符号化と呼ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のJ
PEG手法では、高い圧縮率を実現するために、DCT
変換係数の高周波成分を粗く量子化しているが、上記J
PEG手法では、再生画像中で、強いエッジを含むブロ
ックに劣化が目立つという問題点があった。
【0005】また、BTC符号化では、BTC復号器を
持たない復号装置との間でデータ互換性がないという問
題点があった。また、BTC符号化ではBTC符号化、
復号化を行うための、特別の符号器、復号器が必要とな
ってしまうので、装置の構成が大掛かりとなり、コスト
アップになってしまう問題があった。
【0006】本発明は上述の問題点にかんがみ、特別な
符号器や復号器を必要とせず、JPEG手法のような従
来の符号化方式との互換性を有し、かつ強いエッジ部を
含んだブロックにおいても画質が劣化することなく良好
な再生画像が得られる画像圧縮符号化装置及び画像伸長
復号化装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像圧縮符号化
装置及び画像伸長復号化装置は、外部より供給される入
力画像データを取り込むための画像入力手段と、上記画
像入力手段から導出される入力画像データのエッジ部の
抽出をブロック単位で行うエッジブロック抽出手段と、
上記画像入力手段から導出される入力画像データを圧縮
符号化して入力画像圧縮符号化データを発生する圧縮符
号化手段と、上記圧縮符号化手段により圧縮符号化され
たデータを復元する圧縮符号化データ伸長復号化手段
と、上記画像入力手段から導出される入力画像データと
上記圧縮符号化データ伸長復号化手段により復元された
入力画像伸長復号化データとの差分を求める差分器と、
上記差分器より得られる誤差データと上記エッジブロッ
ク抽出手段より得られるエッジブロック抽出データとを
掛け合わせる乗算器と、上記乗算器より得られたエッジ
部誤差データに対し圧縮符号化を施す圧縮符号化手段
と、上記入力画像に対する圧縮符号化により得られた符
号データと上記エッジ部誤差データに対する圧縮符号化
により得られた符号データとから圧縮符号化出力データ
を発生する符号発生手段とを具備している。
【0008】また、本発明の他の特徴とするところは、
圧縮符号化データから入力画像圧縮符号化データとエッ
ジ部誤差圧縮符号化データとを選択して取り出すデータ
選択部と、上記入力画像圧縮符号化データを伸長復号化
して入力画像伸長復号化データを生成する第1の圧縮符
号化データ伸長復号化部と、上記エッジ部誤差圧縮符号
化データを伸長復号化してエッジ部誤差伸長復号化デー
タを生成する第2の圧縮符号化データ伸長復号化部と、
上記入力画像伸長復号化データとエッジ部誤差伸長復号
化データとを加算して高品位な伸長復号データを生成す
る加算器と、上記加算器より得られる伸長復号データを
出力する画像データ出力手段とを具備している。
【0009】
【作用】本発明の画像圧縮符号化装置及び画像伸長復号
化装置は、入力画像データに対して、JPEGベースラ
インシステムのように高周波成分を高圧縮するアルゴリ
ズムで圧縮符号化を行う際に、強いエッジを含む場所に
対しては、特に細かい量子化によって得られた符号を追
加するようにしているので、圧縮符号化されたデータを
伸長したときに、強いエッジ部分に見られる画質の劣化
が低減された再生画像が得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の画像圧縮符号化装置及び画像
伸長復号化装置を図面を参照して説明する。図1は、本
発明の画像圧縮符号化装置及び画像伸長復号化装置の第
1の実施例を示す構成図である。図1において、1は画
像入力部、2はエッジ抽出部であり、入力画像データS
1 からエッジブロック抽出データS3 を発生するために
設けられているものである。
【0011】また、3は圧縮符号化部であり、入力画像
データS1 を圧縮符号化して入力画像圧縮符号化データ
2 を発生するためのものである。4は圧縮符号化デー
タ伸長復号化部であり、入力画像圧縮符号化データS2
を伸長して復号化し、画像を復元することにより入力画
像伸長復号化データS4 を発生する。
【0012】次いで、5は入力画像データS1 と入力画
像伸長復号化データS4 との差分をとり誤差データS5
を発生する差分器、6は誤差データS5 とエッジブロッ
ク抽出データS3 とを掛け合わせ、エッジ部誤差データ
6 を発生する乗算器、7はエッジ部誤差データS6
圧縮符号化し、エッジ部誤差圧縮符号化データS7 を発
生する圧縮符号化部である。また、8は入力画像符号化
データS2 とエッジ部誤差圧縮符号化データS7 とか
ら、圧縮符号化出力データS8 を発生する符号発生部で
ある。
【0013】図1の構成において、CCDセンサー等の
画像入力部1により取り込まれた入力画像データS
1 は、エッジ抽出部2に与えられ、ここでブロック単位
でエッジ部の抽出が行われる(なお、この場合、N×M
画素をひとつのブロックとする。N、Mは任意数であ
り、ここではN=M=8とする)。
【0014】次に、エッジ抽出部2において行われるエ
ッジブロック抽出法について説明する。先ず、入力画像
データS1 に対して、以下のように、各画素に対してエ
ッジの強さを輝度で正規化した値を求める。ここでは、
エッジの強さを求める式としてSOBELの式を用い、
これを輝度で割ることにより、輝度で正規化した値を求
める。すなわち、 注目画素エッジ正規化値=SOBEL値(エッジの強
さ)/画素周辺輝度 の式より求める。なお、ここでは、画素の配置が図4の
ようである時、
【0015】
【数1】
【0016】画素周辺輝度=(A+B+C+D+E+F
+G+H+I)/100…式2 として、算出することとする。しかし、エッジの強さ、
画像周辺輝度の算出はこの限りではない。そして、 注目画素エッジ正規化値>T …式3 を満たす画素を含むブロックを抽出ブロックとする。
【0017】つまり、注目画素エッジ正規化値が所定の
値Tを越える画素がひとつでも存在すれば、注目画素を
含むブロックは抽出されることになる。ここでは、例え
ば、T=50とするが、これに限らず、求める符号量に
より、所定値Tを与えればよい。また、エッジの強さの
算出はSOBELの式に限らず、他の式によりエッジ強
度から算出してもよい。
【0018】エッジ抽出部2により、以上の抽出法で抽
出されたブロックに含まれる画素には値1を与え、ま
た、抽出ブロックに含まれない画素には値0を与えたも
のをエッジブロック抽出データS3 とする。このエッジ
ブロック抽出データS3 は図2に示すように、抽出され
たブロック以外の画素には全て0を、そして抽出された
ブロック内の画素には全て1の値を与えた1画面分のデ
ータである。
【0019】圧縮符号化部3では、入力画像データS1
に対して圧縮符号化を施し、これを入力画像圧縮符号化
データS2 として出力する。圧縮符号化部3の圧縮符号
化方式は、基本的にはどのような方式でも構わないが、
ここでは、JPEGベースラインシステムアルゴリズム
を用いるものとする。
【0020】圧縮符号化部3で符号化されたデータ、す
なわち、入力画像圧縮符号化データS2 は、符号発生部
8に送られる。この入力画像圧縮符号化データS2 はさ
らに、圧縮符号化データ伸長復号化部4へと送られ、圧
縮符号化データ伸長復号化部4は入力画像伸長復号化デ
ータS4 を生成する。
【0021】次に、差分器5は復号された入力画像伸長
復号化データS4 と入力画像データS1 との差分を求
め、誤差データS5 を生成する。次に、乗算器6はエッ
ジブロック抽出データS3 の各画素の値(1または0)
と誤差データS5 とを掛け算して、エッジ部誤差データ
6 を生成する。
【0022】このエッジ部誤差データS6 は圧縮符号化
部7に与えられ、ここで圧縮符号化されてエッジ部誤差
圧縮符号化データS7 となり、符号発生部8へと送られ
る。ここで、圧縮符号化部7の圧縮符号化方式は、圧縮
符号化部3と同様に、どのような符号化方式でも構わな
い。
【0023】しかし、圧縮符号化部3において行われる
圧縮符号化方式と同一の圧縮符号化方式を用いるように
すれば、圧縮符号化部3のハードウェアをそのまま用い
ることができるので有利である。このような理由から、
本実施例では圧縮符号化部7は圧縮符号化部3と同様に
JPEGベースラインシステムアルゴリズムを用いるこ
ととする。
【0024】符号発生部8では、入力画像圧縮符号化デ
ータS2 に、入力画像エッジ部圧縮符号化データS7
つけ加え、さらに適当な付加情報をつけ加えて、圧縮符
号化出力データS8 を生成する。この時、符号発生部8
では、従来の伸長復号化手順(JPEGベースラインシ
ステム等)でも伸長復号化できるようにデータを発生さ
せる。
【0025】このように、図1に示すような入力画像圧
縮符号化装置を用いることによって、入力画像から圧縮
符号化出力データS8 を得ることができる。この圧縮符
号化出力データS8 は、従来のJPEGベースラインシ
ステムアルゴリズムによる入力画像の圧縮符号化データ
(入力画像圧縮符号化データS2 )を持ち、さらに入力
画像中のエッジの強い部分の誤差圧縮符号化データ(エ
ッジ部誤差圧縮符号化データS7 )を持つので、図3に
示すような圧縮符号化データ復号装置で復号することに
より、劣化の少ない伸長画像を得ることができる。
【0026】以下に、図3に示される圧縮符号化データ
復号装置について説明する。図3は、本発明の第1の実
施例の圧縮符号化データ復号装置の構成を示す図であ
る。図3において、9はデータ選択部であり、圧縮符号
化入力データS9 から入力画像圧縮符号化データS10
エッジ部誤差データS11とを選択して取り出すためのも
のである。
【0027】次いで、10は第1の圧縮符号化データ伸
長復号化部であり、入力画像圧縮符号化データS10を伸
長復号化し、入力画像伸長復号化データS12を発生する
ためのものである。また、11は第2の圧縮符号化デー
タ伸長復号化部であり、エッジ部誤差圧縮符号化データ
11を伸長復号化してエッジ部誤差伸長復号化データS
13を発生するためのものである。
【0028】また、12は入力画像伸長復号化データS
12とエッジ部誤差伸長復号化データS13とを加えあわせ
て、高品位伸長データS14を発生する加算器である。次
いで、13は高品位伸長データS14をこのシステムから
出力する画像データ出力部である。
【0029】図1の入力画像圧縮符号化装置によって生
成された圧縮符号化出力データS8と、図3の圧縮符号
化入力データS9 とが同一のデータである時には、入力
画像圧縮符号化データS10と入力画像圧縮符号化データ
2 とは同一のものとなる。また、この場合にはエッジ
部誤差圧縮符号化データS7 と、エッジ部誤差圧縮符号
化データS11とが同一のものとなるとともに、入力画像
伸長復号化データS4 と、入力画像伸長復号化データS
12とが同一のものとなる。
【0030】データ選択部9では、入力された圧縮符号
化データS9 から、入力画像圧縮符号化データS10とエ
ッジ部誤差圧縮符号化データS11とを取り出す。このう
ち、入力画像圧縮符号化データS10は第1の圧縮符号化
データ伸長復号化部10に与えられて伸長復号され、入
力画像伸長復号化データS12となる。
【0031】一方、エッジ部誤差圧縮符号化データS11
は、第2の圧縮符号化データ伸長復号化部11に与えら
れて伸長復号され、エッジ部誤差伸長復号化データS13
となる。ここで、第1および第2の圧縮符号化データ伸
長復号化部10、11は、双方ともに図1に設けられて
いる圧縮符号化データ伸長復号化部4と全く同じ機能で
あるため、実際にはひとつのハードウェアで実現するこ
とができる。
【0032】次に、加算器12では、入力画像伸長復号
化データS12とエッジ部誤差伸長復号化データS13のそ
れぞれ対応する画素同志の値を加算して、高品位伸長デ
ータS14を生成する。この高品位伸長データS14は従来
の圧縮伸長で劣化の目立つ画像中の強いエッジの部分
を、エッジ部誤差伸長復号化データS13を加え合わせる
ことによって補正しているので、より高品位の画像が得
られる。
【0033】次に、図5を参照して本発明の画像圧縮符
号化装置及び画像伸長復号化装置の第2の実施例を説明
する。この第2の実施例は、上述した第1の実施例にお
ける画像圧縮符号化装置と圧縮符号化データ復号装置の
2つの装置を1つにまとめたものであり、画像圧縮伸長
装置と呼ぶこととする。
【0034】図5に示される通り、この画像圧縮伸長装
置には5つのスイッチSW1〜SW5があり、これらの
スイッチの選択状態を切り替えることにより、第1実施
例の画像圧縮符号化装置または画像伸長復号化装置へと
切り替えることができるようにしている。
【0035】このように構成された本実施例の装置を画
像圧縮符号化装置として使用する際には、先ず第1のS
W1、第2のSW2および第3のSW3においては一方
の端子側を選択する。なお、この場合、第4のSW4
はどちらでもよい。
【0036】この状態で入力画像に対して、エッジ抽出
部15での処理、圧縮符号化部16での処理、伸長復号
化部17での処理、差分器21での処理、乗算器20で
の処理を第1の実施例と同様に行って、エッジ部誤差デ
ータS15を得る。
【0037】さらに、この時点で入力画像を通常のJP
EG手法で圧縮符号化したデータが符号発生部23へと
送られている。次に、第1のSW1を他方の端子側へ
と切り替えて、圧縮符号化部16によりエッジ部誤差デ
ータS15を圧縮符号化して25の符号発生部へと送る。
【0038】符号発生部25は、送られてきた2つのデ
ータ(入力画像の圧縮符号化データとエッジ部誤差デー
タの圧縮符号化データ)に適当な付加情報をつけ加え
て、圧縮符号化データS16を発生する。
【0039】次に、本実施例の装置を圧縮符号化データ
復号装置として使用する場合について説明する。この
際、先ず、第4のSW4を一方の端子側へ、第2のS
W2を他方の端子側へ、第3のSW3を他方の端子
側へ、第5のSW5を他方の端子側へとそれぞれつな
ぐ。
【0040】この状態で、圧縮データ18はデータ選択
部19で入力画像圧縮符号化データS17とエッジ部誤差
圧縮符号化データS18とに分けられる。このうち、入力
画像圧縮符号化データS17は、第4のSW4および第2
のSW2を介して伸長復号化部17に与えられて伸長復
号化され、第3のスイッチSW3および第5のSW5を
介してメモリ22へと蓄えられる。
【0041】次に、第4のSW4を他方の端子側へと
切り替えるとともに、第5のSW5を一方の端子側へ
と切り替える。この状態では、エッジ部誤差圧縮符号化
データS18は、第4のSW4を介して伸長復号化部17
に与えられて伸長復号化され、その後、第3のSW3お
よび第5のSW5を介して加算器23へと送られる。
【0042】加算器23では、このデータS18と、先に
メモリ22に蓄えたデータ(入力画像圧縮符号化データ
17を伸長復号化したデータ)とを加え合わせて画像デ
ータ出力部24へと送出する。
【0043】このように構成した画像圧縮伸長装置を用
いれば、スイッチSW1〜SW5の選択状態を切り替え
るだけで、2つの機能(第1実施例における画像の圧縮
符号化と圧縮符号化データの伸長復号化)を具備させる
ことができる。これにより、各機能部分を共通に使用し
て構成に必要な部品点数を大幅に減少させることがで
き、装置の小型化および低コスト化を図ることができ
る。
【0044】
【発明の効果】本発明は上述したように、従来の圧縮符
号化を行うとともに、このデータにエッジ部の誤差デー
タをつけ加えるようにしたので、エッジ部の画質の劣化
を少なくすることができ、良好な再生画像が得られる。
また、従来の伸長復号化装置でも伸長復号化することが
できるので、特別の符号器や復号器が不要であり、従来
装置との互換性が得られるとともに、小型化や低コスト
化を図ることが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像圧縮符号化装置の一例を示すブロ
ック図である。
【図2】エッジブロック抽出データのイメージを示す図
である。
【図3】本発明の画像伸長復号化装置の一例を示すブロ
ック図である。
【図4】エッジブロック抽出時の画素間配置を説明する
図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す画像圧縮伸長装置の
ブロック図である。
【符号の説明】
1 画像入力部 2 エッジ抽出部 3 圧縮符号化部 4 圧縮符号化データ伸長復号化部 5 差分器 6 乗算器 7 圧縮符号化部 8 符号発生部 9 データ選択部 10 第1の圧縮符号化データ伸長復号化部 11 第2の圧縮符号化データ伸長復号化部 12 加算器 13 画像データ出力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より供給される入力画像データを取
    り込むための画像入力手段と、 上記画像入力手段から導出される入力画像データのエッ
    ジ部の抽出をブロック単位で行うエッジブロック抽出手
    段と、 上記画像入力手段から導出される入力画像データを圧縮
    符号化して入力画像圧縮符号化データを発生する圧縮符
    号化手段と、 上記圧縮符号化手段により圧縮符号化されたデータを復
    元する圧縮符号化データ伸長復号化手段と、 上記画像入力手段から導出される入力画像データと上記
    圧縮符号化データ伸長復号化手段により復元された入力
    画像伸長復号化データとの差分を求める差分器と、 上記差分器より得られる誤差データと上記エッジブロッ
    ク抽出手段より得られるエッジブロック抽出データとを
    掛け合わせる乗算器と、 上記乗算器より得られたエッジ部誤差データに対し圧縮
    符号化を施す圧縮符号化手段と、 上記入力画像に対する圧縮符号化により得られた符号デ
    ータと上記エッジ部誤差データに対する圧縮符号化によ
    り得られた符号データとから圧縮符号化出力データを発
    生する符号発生手段とを具備することを特徴とする画像
    圧縮符号化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像圧縮符号化装置によ
    り生成された圧縮符号化データから入力画像圧縮符号化
    データとエッジ部誤差圧縮符号化データとを選択して取
    り出すデータ選択部と、 上記入力画像圧縮符号化データを伸長復号化して入力画
    像伸長復号化データを生成する第1の圧縮符号化データ
    伸長復号化部と、 上記エッジ部誤差圧縮符号化データを伸長復号化してエ
    ッジ部誤差伸長復号化データを生成する第2の圧縮符号
    化データ伸長復号化部と、 上記入力画像伸長復号化データとエッジ部誤差伸長復号
    化データとを加算して高品位な伸長復号データを生成す
    る加算器と、 上記加算器より得られる伸長復号データを出力する画像
    データ出力手段とを具備することを特徴とする画像伸長
    復号化装置。
  3. 【請求項3】 上記エッジブロック抽出手段は、エッジ
    の強さを周辺画素の輝度で正規化した値を用いて、ブロ
    ックを抽出するか否かを判定する手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の画像圧縮符号化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002288798A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Nagoya Electric Works Co Ltd 駐車車両の検出方法およびその装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002288798A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Nagoya Electric Works Co Ltd 駐車車両の検出方法およびその装置
JP4580117B2 (ja) * 2001-03-23 2010-11-10 名古屋電機工業株式会社 駐車車両の検出装置

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