JP4649764B2 - 画像データ伸長方法および画像データ伸長装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラーコードからなる画像データの圧縮および圧縮データの伸張を行う画像データの圧縮方法および伸張方法並びに画像データ伸張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像データの圧縮は、データを格納する際に、必要なメモリの容量をできるだけ小さくするために、あるいは、データを伝送する際に、できるだけ伝送時間を短縮するために用いられる。カラーコード形式の画像データの場合、カラーコードをアドレスとしてルックアップテーブルを参照し、RGB形式の画像データに変換するが、各画素のカラーコード毎には相関関係があまりないため、直交変換、例えば離散コサイン変換(以下、DCT(Discrete Cosine Transform)という) を用いるような高能率な圧縮方法を適用することができない。従来、このようなカラーコード形式の画像データには、連続した同じ情報が多く含まれる画像データに効果を発揮するランレングス方式による符号化をほどこしてデータを圧縮していた。
【0003】
ランレングス方式は、モディファイド・ハフマン符号やモディファイド・リード符号などの符号化が知られており、画像データの同一の値が続く画素列を画素の連続数(ラン長)およびカラーデータの2つのデータに分けて圧縮を行う。また、発生する確率の高いデータを辞書に登録し、その辞書を参照してデータの圧縮を行う辞書参照方式も合わせて用いられていた。カラーコード形式の画像データを画像表示装置上に表示するには、RGB(赤、緑、青)データを格納したカラーパレットを用いてカラーコードに対応するRGBデータに変換する。従来のこの種の技術として、例えば、特開平10−020842号公報などに開示されたものが知られている。また、RGBデータをDCT符号化を用いて圧縮する方法には、ISOとITU−Tの共同作業グループによって規格化された静止画圧縮の国際標準方式であるJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のランレングス方式や辞書参照方式を用いて画像データを圧縮した場合、連続した同じデータが多く含まれない画像データではあまり効果を得ることができず、通常、圧縮率は2分の1から4分の1程度であり、高い圧縮率を得ることができないという問題があった。また、辞書参照方式の場合、圧縮率を高めるためには、辞書を大きくしてヒット率を高くする必要があり、その辞書を記憶するために、大きな記憶容量を必要とするという問題があった。
【0005】
この発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、カラーコード形式の画像データを、従来に比較し、はるかに高い圧縮率で圧縮することができる画像データの圧縮方法、および、圧縮した画像データの伸張方法並びに画像データ伸張装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、発明は、カラーコード形式の画像データをカラーパレットを用いて、そのカラーコードに対応するRGBデータに変換する変換処理と、前記RGBデータを圧縮して圧縮データを得る圧縮処理とを有する画像データ圧縮方法によって圧縮された圧縮データを伸長する画像データ伸長方法であって、前記圧縮データを伸長してRGBデータを得る伸長処理と、前記RGBデータと、前記カラーパレットを構成するRGBデータとの各色データの差の和から誤差を求める誤差式「ΔR+ΔG+ΔB」と、前記差の二乗和から誤差を求める誤差式「ΔR +ΔG +ΔB 」のうち、前記圧縮データに含まれる誤差式指定データによって指定されたいずれかの前記誤差式を選択し、選択した誤差式を用いて、前記カラーパレットを構成する各RGBデータとの誤差を求め、該誤差が最小となるRGBデータに対応するカラーコードを元画像データとして出力するカラーコード変換処理とを有することを特徴とする。
【0007】
発明は、カラーコード形式の画像データをカラーパレットを用いて、そのカラーコードに対応するRGBデータに変換する変換処理と、前記RGBデータを輝度信号と2つの色差信号からなるYUVデータに変換した後圧縮して圧縮データを得る圧縮処理とを有する画像データ圧縮方法によって圧縮された圧縮データを伸長する画像データ伸長方法であって、前記圧縮データを伸長してYUVデータを得る伸長処理と、前記YUVデータをRGBデータに変換する変換処理と、前記RGBデータと、前記カラーパレットを構成するRGBデータとの各色データの差の和から誤差を求める誤差式「ΔR+ΔG+ΔB」と、前記差の二乗和から誤差を求める誤差式「ΔR +ΔG +ΔB 」のうち、前記圧縮データに含まれる誤差式指定データによって指定されたいずれかの前記誤差式を選択し、選択した誤差式を用いて、前記カラーパレットを構成する各RGBデータとの誤差を求め、該誤差が最小となるRGBデータに対応するカラーコードを元画像データとして出力するカラーコード変換処理とを有することを特徴とする。
【0008】
発明は、カラーコード形式の画像データをカラーパレットを用いて、そのカラーコードに対応するRGBデータに変換する変換処理と、前記RGBデータを直交変換演算処理およびエントロピー符号化処理により圧縮して圧縮データを得る圧縮処理とを有する画像データ圧縮方法によって圧縮された圧縮データを伸長する画像データ伸長方法であって、前記圧縮データをエントロピー復号化処理および逆直交変換演算処理によってRGBデータに伸長する伸長処理と、前記RGBデータと、前記カラーパレットを構成するRGBデータとの各色データの差の和から誤差を求める誤差式「ΔR+ΔG+ΔB」と、前記差の二乗和から誤差を求める誤差式「ΔR +ΔG +ΔB 」のうち、前記圧縮データに含まれる誤差式指定データによって指定されたいずれかの前記誤差式を選択し、選択した誤差式を用いて、前記カラーパレットを構成する各RGBデータとの誤差を求め、該誤差が最小となるRGBデータに対応するカラーコードを元画像データとして出力するカラーコード変換処理とを有することを特徴とする。
【0009】
発明は、カラーコード形式の画像データをカラーパレットを用いて、そのカラーコードに対応するRGBデータに変換する変換処理と、前記RGBデータを直交変換演算処理、直交変換したデータを量子化する量子化処理および量子化したデータにエントロピー符号化を施すエントロピー符号化処理により圧縮して圧縮データを得る圧縮処理とを有する画像データ圧縮方法によって圧縮された圧縮データを伸長する画像データ伸長方法であって、前記圧縮データをエントロピー復号化処理、逆量子化処理および逆直交変換演算処理によってRGBデータに伸長する伸長処理と、前記RGBデータと、前記カラーパレットを構成するRGBデータとの各色データの差の和から誤差を求める誤差式「ΔR+ΔG+ΔB」と、前記差の二乗和から誤差を求める誤差式「ΔR +ΔG +ΔB 」のうち、前記圧縮データに含まれる誤差式指定データによって指定されたいずれかの前記誤差式を選択し、選択した誤差式を用いて、前記カラーパレットを構成する各RGBデータとの誤差を求め、該誤差が最小となるRGBデータに対応するカラーコードを元画像データとして出力するカラーコード変換処理と、
を有することを特徴とする。
【0012】
発明は、圧縮データを伸長してRGBデータを得る伸長手段と、カラーコードに対応するRGBデータが記憶されたカラーパレットと、前記伸長手段から出力されたRGBデータと前記カラーパレットを構成する各RGBデータとの誤差を求める誤差演算手段と、前記誤差が最小となるRGBデータに対応するカラーコードを元画像データとして出力する最小誤差検出手段とを具備し、前記誤差演算手段は、前記伸長手段から出力されたRGBデータと、前記カラーパレットを構成するRGBデータとの各色データの差の和から誤差を求める誤差式「ΔR+ΔG+ΔB」と、前記差の二乗和から誤差を求める誤差式「ΔR +ΔG +ΔB 」のうち、前記圧縮データに含まれる誤差式指定データによって指定されたいずれかの前記誤差式を選択し、選択した誤差式を用いて前記誤差を求めることを特徴とする。
発明は前記カラーパレットは第1〜第N(N;正の整数)のカラーパレットに分割され、前記誤差演算手段は、各カラーパレット毎に最小誤差を演算し、それらの演算結果の内の最小の誤差に対応するカラーコードを元画像データとして出力することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。図1は、同実施形態による画像データ圧縮方法および画像データ伸長方法を適用した画像データ圧縮装置および伸長装置を説明するためのブロック図である。同図において、符号10は圧縮前のカラーコードによる元画像データである。カラーパレット100は、カラーコードに対応した各8ビットのR(赤)データ、G(緑)データおよびB(青)データを格納しており、入力された元画像データ10のカラーコードに対応するRGB元画像データ20を出力する。圧縮回路101は、カラーパレット100から出力されたRGB形式の元画像データ20を圧縮し、圧縮データ30を出力する。ここで、画像データ圧縮方式として、国際標準であるJPEG方式を用いるものとする。圧縮回路101は、RGB/YUV変換回路、DCT変換と量子化を行うDCT符号化回路、ハフマン符号化を行うハフマンエンコーダおよび圧縮されたデータに圧縮情報などを付加してデータを出力するデータ生成回路を備える。
【0014】
符号110は伸張装置であり、JPEG方式によって圧縮された圧縮データ30を伸張する伸張回路111と、伸張回路111から出力された、RGB形式の画像データ40をカラーコードに変換するRGB/カラーコード変換回路112から成る。伸張回路111は、ハフマンデコーダ、逆量子化と逆DCT変換を行うDCT復号化回路、およびYUV/RGB変換回路を備える。RGB/カラーコード変換回路112は、圧縮時に使用されたカラーパレットと同じカラーパレット114と、RGB形式の画像データ40とカラーパレット114に格納されたRGBデータとの誤差を指定されたサーチファンクションによって求め、最小誤差となるカラーパレット114のRGBデータを選択し、対応するカラーコードを再生画像データ50として出力するカラーコード生成回路113を備える。
また、カラーパレット150はカラーパレット100と同一のパレットであり、サーチファンクション決定の際に使用される(詳細は後述する)。
【0015】
以下、上述した各部をさらに詳細に説明する。
図2は、画像データ圧縮処理の手順を示す図である。ここで、元画像データ10は、4または8ビットの各ピクセル(画素)のカラーコードから成るデータである。先ず、このカラーコードは、カラーパレット100に入力される。カラーパレット100は、入力されたカラーコードに対応するRGB元画像データ20を出力する(ステップS101)。RGB元画像データ20は、RGB各8ビットからなる24ビットのデータである。
【0016】
次に、このRGB元画像データ20は、圧縮回路101に入力され、先ず、圧縮率を高めるために、RGB/YUV変換回路によって輝度信号Yと2つの色差信号U、Vから成るYUVデータに変換される(ステップS102)。変換されたYUVデータは、DCT符号化回路においてDCT変換をほどこされ(ステップS103)、量子化されて圧縮される(ステップS104)。さらに、量子化されたデータは、ハフマンエンコーダによって符号化され(ステップS105)、圧縮回路101から圧縮データ30として出力される。
【0017】
図3は、上述した圧縮画像データ30の伸張処理の手順を示す図である。圧縮画像データ30は、伸張装置110の伸張回路111に入力される。伸張回路111では、先ず、ハフマンデコーダによって復号化を行う(ステップS201)。復号化されたデータは、DCT復号化回路に供給される。DCT復号化回路において、入力データは、逆量子化され(ステップS202)、さらに、逆DCT変換がほどこされることによって伸張されてYUVデータが出力される(ステップS203)。YUV/RGB変換回路は、この復号化されたYUVデータをRGB各8ビットのデータに変換し、RGBデータ40を出力する(ステップS204)。次に、RGBデータ40は、RGB/カラーコード変換回路112に入力される。カラーコード生成回路113は、サーチファンクション指定データSDによって指定された誤差式によって、RGBデータ40とカラーパレット114のRGBデータとの誤差を順次求め、この誤差が最小になるRGBデータを選択し、対応するカラーコードを再生画像データ50として出力する(ステップS205)。
【0018】
図4は、RGB/カラーコード変換回路112の構成をより詳細に示した図である。同図において、カラーパレット114はカラーパレット100(図1)と同じ構成のカラーパレットであり、アドレスカウンタ118から供給されるカラーコードに対応するRデータ、Gデータ、Bデータを出力する。以下、カラーパレット114のカラーコードの数をNとして説明する。アドレスカウンタ118は、伸長回路111から1つの画像データ40が出力される毎に、カラーパレット114の各RGBデータに対応するN個のカラーコードを逐次出力する。これにより、カラーパレット114から、N組のRGBデータが順次出力され、演算回路115へ供給される。
【0019】
演算回路115は、画像データ40のRデータとカラーパレット114から出力されるRデータの差分△R、画像データ40のGデータとカラーパレット114から出力されるGデータの差分△G、画像データ40のBデータとカラーパレット114から出力されるBデータの差分△Bを各々求め、次いで、次式のうちのいずれかの式によって誤差△Eを求める。
ΔE=ΔR+ΔG+ΔB (1)
ΔE=ΔR2+ΔG2+ΔB2 (2)
ΔE=ΔY+ΔU+ΔV (3)
ここで、どの式が用いられるかは、圧縮データ30(図1)に含まれているサーチファンクション指定データSDによって指定される。なお、第(3)式はカラーパレットとしてカラーコード−YUVデータ変換テーブルが用いられる場合である。
【0020】
演算回路115は、最初に求めた誤差△Eをレジスタ116へ出力して書き込む。以後、演算回路115は誤差△Eを比較回路117へ順次出力する。すなわち、演算回路115は、アドレスカウンタ118のカラーコード出力に同期して、各カラーコードに対応する(N−1)個の誤差△Eを順次比較回路117へ出力する。
【0021】
比較回路117は、演算回路115から誤差△Eが出力される毎にレジスタ116の出力と比較し、
演算回路115の出力<レジスタ116の出力
であった場合に、演算回路の出力によってレジスタ116を書き替える。またこの時、同時にアドレスカウンタ118の出力によってレジスタ119を書き変える。これにより、レジスタ116には、1つの画像データ40に対応するN個の誤差△Eの内の最も小さい誤差△Eが記憶され、また、その誤差△Eが演算回路115から出力された時のアドレスカウンタ118の出力がレジスタ119に記憶され、再生画像データ50として出力される。
このように、上述したRGB−カラーコード変換回路112は、カラーパレット114の各RGBデータの中で画像データ40と最も誤差△Eが小さいRGBデータに対応するカラーコードを再生画像データとして出力する。
【0022】
次に、演算回路115において用いられる演算式を決める方法を説明する。まず、ある元画像データ10を圧縮して圧縮データ30を形成し、その圧縮データ30を前記第(1)式によって再生画像データ50に戻す。次に、再生画像データ50を、図1に示すように、カラーパレット100と同じカラーパレット150によって再びRGBデータに変換して再生確認画像データ60とし、ディスプレイ装置(図示略)に表示させる。同時に、元画像データ10をカラーパレット100によってRGBデータに変換したRGB元画像データ20をディスプレイ装置に表示させ、そして、両表示がどの位い相違しているかを目視でチェックする。
【0023】
次に、同じ圧縮画像データ30を前記第(2)式によって再生画像データ50に戻し、カラーパレット150によって再びRGBデータに変換して再生確認画像データ60とし、ディスプレイ装置に表示させる。そして、RGB元画像データ20をディスプレイ装置に表示させ、両表示がどの位い相違しているかを目視でチェックする。そして、第(1)式による表示と第(2)式による表示とを比較し、より元画像に近い式をサーチファンクションとして決定する。この決定されたサーチファンクションを示すサーチファンクション指定データSDが圧縮回路101の出力に加えられ、圧縮データ30として出力される。
【0024】
なお、画像表示装置に表示する色数を増やすために、カラーコードのビット数を増やした場合、カラーコードをRGBデータに変換するカラーパレットの容量が大きくなり、RGB−カラーコード変換回路112における最小誤差となるRGBデータの検索処理に時間を要することになる。この場合、カラーパレットを分割して並列に処理することで高速化が可能である。図5は、並列処理の場合のRGB−カラーコード変換回路121の構成を示すブロック図である。RGB−カラーコード変換回路121は、並列に接続された複数の変換回路121−1〜121−nの出力を比較し、最適カラーコードを出力する比較/選択回路122から構成される。変換回路121−1〜121−nは、それぞれ異なるカラーパレットを有し、入力RGBデータに対して最も誤差の小さいRGBデータのカラーコードおよびその誤差を出力する。比較/選択回路122は、変換回路121−1〜121−nから出力された各誤差をさらに比較し、最も誤差の小さいカラーコードを選択して出力する。
【0025】
なお、上記実施形態において、伸長用のカラーパレット114を複数設け、カラーパレットを選択するデータを圧縮データ30に含めても良い。
また、上記実施形態において、誤差式は前述した(1)〜(3)式に限るものではなく、種々の誤差式を利用可能である。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カラーコード形式の画像データをRGBデータに変換してDCT変換などを用いた圧縮方法により圧縮するので、圧縮率を従来に比較し1/10〜1/20と大幅に高めることができる。これにより、画像表示装置の限られたメモリに、より多くのカラーコード形式の画像データを格納して表示することができるため、画像表示装置に新しい効果を付加でき、一層実用性を高めるという効果が得られる。
また、本発明によれば、誤差式を表示対象画像に応じて適切に選択することにより、従来より効率よい圧縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による画像データ圧縮装置および伸張装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 画像データの圧縮手順を示す図である。
【図3】 圧縮画像データの伸張手順を示す図である。
【図4】 図1におけるRGB−カラーコード変換回路112の構成を示すブロック図である。
【図5】 並列処理を行うRGB−カラーコード変換回路121の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100、114、150 カラーパレット
101 圧縮回路
110 伸張装置
111 伸張回路
112 RGB/カラーコード変換回路
113 カラーコード生成回路

Claims (6)

  1. カラーコード形式の画像データをカラーパレットを用いて、そのカラーコードに対応するRGBデータに変換する変換処理と、前記RGBデータを圧縮して圧縮データを得る圧縮処理とを有する画像データ圧縮方法によって圧縮された圧縮データを伸長する画像データ伸長方法であって
    前記圧縮データを伸長してRGBデータを得る伸長処理と、
    前記RGBデータと、前記カラーパレットを構成するRGBデータとの各色データの差の和から誤差を求める誤差式「ΔR+ΔG+ΔB」と、前記差の二乗和から誤差を求める誤差式「ΔR +ΔG +ΔB 」のうち、前記圧縮データに含まれる誤差式指定データによって指定されたいずれかの前記誤差式を選択し、選択した誤差式を用いて、前記カラーパレットを構成する各RGBデータとの誤差を求め、該誤差が最小となるRGBデータに対応するカラーコードを元画像データとして出力するカラーコード変換処理と、
    を有することを特徴とする画像データ伸長方法。
  2. カラーコード形式の画像データをカラーパレットを用いて、そのカラーコードに対応するRGBデータに変換する変換処理と、前記RGBデータを輝度信号と2つの色差信号からなるYUVデータに変換した後圧縮して圧縮データを得る圧縮処理とを有する画像データ圧縮方法によって圧縮された圧縮データを伸長する画像データ伸長方法であって
    前記圧縮データを伸長してYUVデータを得る伸長処理と、
    前記YUVデータをRGBデータに変換する変換処理と、
    前記RGBデータと、前記カラーパレットを構成するRGBデータとの各色データの差の和から誤差を求める誤差式「ΔR+ΔG+ΔB」と、前記差の二乗和から誤差を求める誤差式「ΔR +ΔG +ΔB 」のうち、前記圧縮データに含まれる誤差式指定データによって指定されたいずれかの前記誤差式を選択し、選択した誤差式を用いて、前記カラーパレットを構成する各RGBデータとの誤差を求め、該誤差が最小となるRGBデータに対応するカラーコードを元画像データとして出力するカラーコード変換処理と、
    を有することを特徴とする画像データ伸長方法。
  3. カラーコード形式の画像データをカラーパレットを用いて、そのカラーコードに対応するRGBデータに変換する変換処理と、前記RGBデータを直交変換演算処理およびエントロピー符号化処理により圧縮して圧縮データを得る圧縮処理とを有する画像データ圧縮方法によって圧縮された圧縮データを伸長する画像データ伸長方法であって
    前記圧縮データをエントロピー復号化処理および逆直交変換演算処理によってRGBデータに伸長する伸長処理と、
    前記RGBデータと、前記カラーパレットを構成するRGBデータとの各色データの差の和から誤差を求める誤差式「ΔR+ΔG+ΔB」と、前記差の二乗和から誤差を求める誤差式「ΔR +ΔG +ΔB 」のうち、前記圧縮データに含まれる誤差式指定データによって指定されたいずれかの前記誤差式を選択し、選択した誤差式を用いて、前記カラーパレットを構成する各RGBデータとの誤差を求め、該誤差が最小となるRGBデータに対応するカラーコードを元画像データとして出力するカラーコード変換処理と、
    を有することを特徴とする画像データ伸長方法。
  4. カラーコード形式の画像データをカラーパレットを用いて、そのカラーコードに対応するRGBデータに変換する変換処理と、前記RGBデータを直交変換演算処理、直交変換したデータを量子化する量子化処理および量子化したデータにエントロピー符号化を施すエントロピー符号化処理により圧縮して圧縮データを得る圧縮処理とを有する画像データ圧縮方法によって圧縮された圧縮データを伸長する画像データ伸長方法であって
    前記圧縮データをエントロピー復号化処理、逆量子化処理および逆直交変換演算処理によってRGBデータに伸長する伸長処理と、
    前記RGBデータと、前記カラーパレットを構成するRGBデータとの各色データの差の和から誤差を求める誤差式「ΔR+ΔG+ΔB」と、前記差の二乗和から誤差を求める誤差式「ΔR +ΔG +ΔB 」のうち、前記圧縮データに含まれる誤差式指定データによって指定されたいずれかの前記誤差式を選択し、選択した誤差式を用いて、前記カラーパレットを構成する各RGBデータとの誤差を求め、該誤差が最小となるRGBデータに対応するカラーコードを元画像データとして出力するカラーコード変換処理と、
    を有することを特徴とする画像データ伸長方法。
  5. 圧縮データを伸長してRGBデータを得る伸長手段と、
    カラーコードに対応するRGBデータが記憶されたカラーパレットと、
    前記伸長手段から出力されたRGBデータと前記カラーパレットを構成する各RGBデータとの誤差を求める誤差演算手段と、
    前記誤差が最小となるRGBデータに対応するカラーコードを元画像データとして出力する最小誤差検出手段と、
    を具備し、
    前記誤差演算手段は、前記伸長手段から出力されたRGBデータと、前記カラーパレットを構成するRGBデータとの各色データの差の和から誤差を求める誤差式「ΔR+ΔG+ΔB」と、前記差の二乗和から誤差を求める誤差式「ΔR +ΔG +ΔB 」のうち、前記圧縮データに含まれる誤差式指定データによって指定されたいずれかの前記誤差式を選択し、選択した誤差式を用いて前記誤差を求めることを特徴とする画像データ伸長装置。
  6. 前記カラーパレットは第1〜第N(N;正の整数)のカラーパレットに分割され、前記誤差演算手段は、各カラーパレット毎に最小誤差を演算し、それらの演算結果の内の最小の誤差に対応するカラーコードを元画像データとして出力することを特徴とする請求項に記載の画像データ伸長装置。
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