WO2001086365A1

WO2001086365A1 - Systeme de gestion de production et systeme de verification d'etats de fonctionnement de dispositifs de production

Info

Publication number: WO2001086365A1
Application number: PCT/JP2001/003826
Authority: WO
Inventors: Nobuki Hashiguchi; Katsuaki Kono
Original assignee: Ishida Co., Ltd.
Priority date: 2000-05-12
Filing date: 2001-05-07
Publication date: 2001-11-15
Also published as: US20020161467A1; EP1282021A4; EP1282021A1; US6804629B2

Description

明細書生産管理システム及び商品処理装置の稼働状況チェックシステム (技術分野）

本発明は、生産管理システム及び商品処理装置の稼働状況チェックシステムに関する。

(背景技術）

従来、大量に生産されるスナック菓子などの商品を一定重量又は一定個数に小分けして袋詰めする生産ラインは、組合せ計量装置、包装機、重量チヱッカ、シールチェッカ、及び自動箱詰め機等の各種商品処理装置から構成されている。この生産ラインにおける処理の流れは以下の通りである。最初に、組合せ計量装置が供給された商品を一定量づつに小分けする。次に包装機が袋詰め商品を作る。さらに金属検出器、重量チェッカ、シールチェッカなどの検査ラインが袋詰め商品を検査し、不良品を振り落とす。最後に、箱詰め機が良品の袋詰め商品を箱詰めする。図 9に、従来の計量機を含む生産ラインにおける運転条件の管理システムの模式図を示す。図 9に示す管理システムは、各商品処理装置 101と、それらを監視するためのホス卜端末 1 02と、 RS485や ARCN E Tなどの専用通信ライン 103とを含んで構成されている。各商品処理装置 101には、装置を操作するための R C U(R e mo t e Cont ro l U n i t) 1 04が接続されている。各 RCU 1 04には通信ボードが設けられ、その通信ボードとホス卜端末に設けられた通信ボードとは前記専用通信ライン 1 03で接続されている。計量機を含む生産ラインでは、多種多様の商品を生産する必要性があるため、その商品に応じて各処理装置を最適な状態に調整する必要がある。具体的には、商品の大きさ、性状（壊れやすさ、粘着具合、搬送状態）、生産要求処理能力等に応じて、調整が必要になる。特に高能力で生産処理しなければならない場合には、各機器の調整もシビアにしなければ、要求の処理ができない。また生産ラインでは各機器の調整とともに、各機器間のバランスが大切であり、生産ラインをうまく稼動させるためには、ライン全体を見ながら調整する必要がある。この場合、現場で実際の商品を生産しながら調整することになるため、商品の生産の状態や各機器の動作を同時に確認する必要性がある。

さらに、機器の調整をシビアにすればするほど各機器での処理作業での不具合の発生する頻度も高くなるため、生産ラインの状態を常に監視する必要性もあるそこで、計量機を含む生産ラインでは、各商品処理装置 1 0 1は稼働状況が様々なセンサによって監視されている。特に画像情報はオペレー夕が稼働状況を判断する上で有効な情報である。

しかし、稼働状況の画像情報を提供するための構成としては、図に示すように各商品処理装置 1 0 1に専用の撮像手段 1 0 5 ( C C Dカメラ）が設けられ、それに表示手段 1 0 6 (液晶パネル）が専用線 1 0 7を介して接続されている。このように画像表示専用の回線を用いているため、コストが高く、その専用装置のための場所が必要になる等の問題を有している。

また、図 9に示すようなシステムにおいては、オペレータが処理装置の稼働状況を正確に確認することができ処理装置を適切に調整できるものの、稼働状況の画像 IS報はその後に有効活用可能となるように管理されていない。したがって、商品処理装置に異常が発生した場合には、通常オペレータに警告が発せられるが、オペレータは異常発生後一定時間が経過した後の稼働状況を見ることができるだけであり、異常発生時前後の稼働状況を見ることができない。したがって、異常発生の原因を正確に特定することが困難である。 (発明の開示）

本発明の課題は、組合せ計量装置及び包装機を含む生産ラインを有し画像情報による監視が可能な生産管理システムを安価に提供すること、及び商品処理装置の稼働状況をチェックするのに画像情報を有効に利用できるようにすることにある請求項 1に記載の生産管理システムは、生産ラインと複数の撮像手段とネッ卜ワークとを備えている。生産ラィンは組合せ計量装置及び包装機などの商品処理装置を含んでいる。すなわち生産ラインは、最低限の商品処理装置として組合せ計量装置及び包装機を有しており、必要に応じて他の商品処理装置を有することができる。ネッ卜ワークは商品処理装置を結んでいる。複数の撮像手段は、商品処理装置に各々設けられ、稼働状況を撮影するのに用いられる。ネッ卜ワークは複数の撮像手段からの画像情報を配信可能である。なお、画像情報には動画像及び静止画像の双方が含まれる。

このシステムでは、画像情報は他の稼働状況とともにネッ卜ワークで配信され、各種装置において利用される。このように画像情報の配信を汎用的な通信手段を用いることによって行うため、システムが安価になる。請求項 2に記載の生産管理システムでは、請求項 1において、ネッ卜ワークはイーサネット又は無線 L A Nを用いている。

イーサネッ卜を用いる場合はインタ一ネヅ卜やイントラネヅ卜の技術を利用することで汎用性が高くなり、無線 L A Nを用いると場所的制約が緩和される。請求項 3に記載の生産管理システムは、請求項 1又は 2において、ネットヮークによって配信された画像情報に基づいて商品処理装置を制御するための制御手段をさらに備えている。

このシステムでは、画像情報を用いることで商品処理装置の制御がより正確になる。請求項 4に記載の生産管理システムでは、請求項 1〜3のいずれかにおいて、画像情報と基準画像情報を比較して必要に応じて警告を発生するための警告手段をさらに備えている。

このシステムでは、画像情報を装置の異常検出に利用しているため、より正確に異常検出ができる。請求項 5に記載の生産管理システムでは、請求項 1〜4のいずれかにおいて、画像情報を記憶するための記憶手段をさらに備えている。

このシステムでは、画像情報を有効に利用できる。請求項 6に記載の商品処理装置の稼働状況チェックシステムは、商品処理装置の稼働状況を撮影するための撮像手段と、撮像手段によつて得られた画像情報を記憶するための記憶手段とを備えている。ここでいう商品処理装置とは、多数の商品を計量■包装 ·検査 '箱詰めの少なくともいずれかをすることが可能な各種装置をいう。また、画像情報には動画像及び静止画像の双方が含まれる。

このシステムでは、商品処理装置の稼働状況の画像が記憶されているため、ュ一ザは商品処理装置の稼働状況をチェックするのに、記憶された画像情報を利用できる。請求項 7に記載の商品処理装置の稼働状況チェックシステムでは、請求項 6において、記憶手段は撮像手段からの複数箇所の稼働状況に関する画像情報を記憶することを特徴とする。

このシステムでは、商品処理装置の複数箇所の稼働状況が画像情報として記憶されるため、ユーザは商品処理装置全体の稼働状況を正確に把握できる。請求項 8に記載の商品処理装置の稼働状況チェックシステムでは、請求項 6又は 7において、記憶手段は撮像手段からの異なつたときに対応する稼働状況に関する画像情報を記憶することを特徴とする。ここでいう異なったときに対応する稼働状況に関する画像情報とは、異なる時刻における複数の静止画像や動画像 (複数の異なるときの画像からなると考えることができる）を含む。

このシステムでは、商品処理装置の稼働状況が異なった複数のときにおける画像情報として記憶されるため、ユーザは知りたい時刻又は時間帯の商品処理装置の稼働状況を把握できる。請求項 9に記載の商品処理装置の稼働状況チエツクシステムでは、請求項 6〜 8のいずれかにおいて、商品処理装置の稼働状況における異常を検出するための異常検出手段をさらに備えたことを特徴とする。請求項 1 0に記載の商品処理装置の稼働状況チェックシステムは、請求項 9において、画像情報を表示するための表示芋段をさらに備えている。該表示手段は、異常検出手段からの異常検出情報を受け取ると、記憶手段に記憶された異常検出時前後における異常箇所の画像情報を表示する、ことを特徴とする。

このシステムでは、処理装置のオペレータは異常が発生した前後の稼働状況を商品処理装置の操作中に見ることができ、異常原因の特定が容易になる。請求項 1 1に記載の商品処理装置の稼働状況チ Iックシステムは、複数の商品処理装置からなる生産ラインに用いられ、撮像手段と第 1記憶手段と画像配信装置とを備えている。撮像手段は各商品処理装置の稼働状況を撮影するための手段である。第 1記憶手段は撮像手段によって得られた画像情報を記憶するための手段である。画像配信装置は第 1記憶手段によって記憶された画像情報を配信可能である。

このシステムでは、商品処理装置の稼働状況の画像が記憶され、さらに配信されるため、ユーザが画像情報を利用して商品処理装置の稼働状況をチェックするのに、場所的制約が緩和されている。請求項 1 2に記載の商品処理装置の稼働状況チ; rックシステムは、請求項 1 1 において、画像配信装置から配信された画像情報を記憶する第 2記憶手段をさらに備えたことを特徴とする。

このシステムでは画像情報は配信先においても記憶されるため、ュ一ザは商品処理装置の稼働状況をチェックするのに、記憶された画像情報を有効利用できる請求項 1 3に記載の商品処理装置の稼働状況チェックシステムでは、請求項 1 2において、第 2記憶手段は、複数の商品処理装置の稼働状況、各商品処理装置の複数箇所の稼働状況、又は異なったときに対応する稼働状況に対応する画像情報を記憶することを特徴とする。

このシステムでは、ユーザは複数の箇所又はときの稼働状況に関する画像情報を利用できるため、ユーザは商品処理装置全体の稼働状況全体を正確に把握でき "o> o 請求項 14に記載の商品処理装置の稼働状況チェックシステムは、請求項 1 1 〜1 3のいずれかにおいて、商品処理装置の稼働状況における異常を検出するための異常検出手段をさらに備えたことを特徴とする。請求項 1 5に記載の商品処理装置の稼働状況チェックシステムは、請求項 14 において、画像情報を表示するための表示手段をさらに備えている。該表示手段は、異常検出手段からの異常検出情報を受け取ると、第 2記憶手段に記憶された異常検出時前後における異常箇所の画像情報を表示する、ことを特徴とする。このシステムでは、処理装置のオペレータは異常が発生した前後の稼働状況を商品処理装置の操作中に見ることができ、異常原因の特定が容易になる。

(図面の簡単な説明）

第 1図は、第 1実施形態例に係る生産管理システムの構成図。

第 2図は、生産システムの概略構成図。

第 3図は、商品処理装置及び RCUの機能プロック図。

第 4図は、操作ュニッ卜に表示された画面の一例。

第 5図は、 WWWブラウザ上で表示される稼動情報の一例（Stat us情報

)o

第 6図は、 WWWブラウザ上で表示される稼動情報の一例（P r e s e t情報

)o

第 7図は、 WWWブラウザ上で表示される稼動情報の一例（Stat i sti c情報)。

第 8図は、 RCUが行う処理の流れの一例を示すフローチヤ一卜。第 9図は、従来の管理システムの一例を示す構成図。

(発明を実施するための最良の形態）

C 1 ] 全体構成

図 1に、本発明に係る生産管理システム 1の全体構成を示す。

本システム 1は、生産ライン 2、情報端末 4 a、 4b、 4 c及び通信回線 5から構成される。

生産ライン 2は、食品や工業部品等の製品を一定量計量し、袋詰めした後に品質検査を行い、最後に箱詰めする工程を行うためのラインである。図 2に示すように、生産ライン 2は複数の商品処理装置（2a〜2d) から構成されている。具体的には、各商品処理装置は、組合せ計量装置 2 a、包装機 2 b、重量チェッ力 2 c、シールチェッカ 2d、及び箱詰め機 2 eである。生産ライン 2はその他に供給機、金属検出器、振分け装置などを有している。後述するように、各商品処理装置（ 2 a〜 2 d ) には各商品処理装置全体の制御をする R C U (R emo t e Cont ro l U n i t ) 3が備えられている。 R C U 3には、 WWW (Wo r l d Wi d e W e b )サ一バ 34、電子メールクライアン卜 35、 FTPクライアント 36、プリン卜クライアント 37などが搭載されている（図 3参照）。各商品処理装置の詳細については後述する。

情報端末 4 aは、パーソナルコンピュータやワークステーションなどからなり、ネットワークインタ一フェイスを介して通信回線 5に接続されている。情報端末 4 aには、 WWWブラウザ 1 1、丁？サ一バ1 2及び電子メールクライアン卜 1 3及びメモリ 18が搭載されている。 WWWブラウザ 1 1は、各商品処理装置（2a~2e) の WWWサーバ 34へのアクセスが可能になっている。 WWW ブラウザ 1 1は、通信相手の商品処理装置（2 a〜2 d) を I Pァドレス等で特定し、その WWWサーバ 34に記憶されている HTML (H ype r Text Ma r kup Lang uag e)文書等を表示させる。 F T Pサーバ 1 2は F TPクライアン卜 36とのファイルの送受信が可能になっている。電子メールクライアン卜 1 3は電子メールサーバ（図示せず）からの電子メール受信が可能になっている。さらに、 ft報端末 4 aにはメモリ 1 8が搭載されている。メモリ 1 8は、通信相手から配信された前述の HTML文書、電子メール、ファイルを記憶できる。特に、メモリ 18は FTPクライアン卜 36から FTPサーバ 1 2に送られてきた各種画像ファイルを記憶するのに用いられる。

情報端末 4 bは、プリン卜サーバ 14を有し、ネットワークインタ一フェイスを介して通信回線 5に接続されている。情報端末 4 bには、図示しないプリンタが接続されている。プリン卜サーバ 14は、プリン卜クライアント 37からの印刷信号を受け、プリン夕にその内容を印刷する。

また、通信回線 5には、図示しないが、電子メールサ—バが接続されている。電子メールサーバは、各電子メールクライアント 1 3等から送信された電子メールをアドレス毎に保存している。また、電子メールサーバはプッシュ機能を備えており、電子メールクライアン卜 35から電子メールを受信すると、即座にその電子メールアドレスの電子メールクライアント 1 3, 1 7に向けて電子メールを配信する。

情報端末 4 cは、携帯電話、 PHS (Pe r so nal Handyphon e Sys tem)、ポケットベルなどの携帯無線端末である。情報端末 4 cは WWWブラウザ 1 6と電子メールクライアン卜 1 7とを有している。情報端末 4 cは、ブリッジ（無線基地局） 6を介して通信回線 5に接続されている。ブリツジ 6は、ネッ卜ワーク上のデータを基に、配信先が携帯無線端未であればその携帯無線端末に向けてデータを無線で転送する。配信先が携帯無線端末の場合には通常無線用にプロ卜コルが異なるため、ブリッジ 6はプロ卜コル変換の機能も備えている。

通信回線 5としては、例えば 10BASE— Tのイーサネヅ卜回線、ハブ、ル一ターで構成される LAN (口一カルエリアネットワーク）を挙げることができる。この通信回線では、通信プロトコルに TC P/I Pが用いられる。

[2]商品処理装置の構成

図 3に示すように、各商品処理装置（2a〜2d) には、各商品処理装置全体の制御をする RCU 3が備えられている。 RCU 3は、主に、センサ 21からの信号の処理及び駆動部 20の制御を行う駆動制御部 71と、各装置毎の操作情報が入力されかつその表示を行うための操作処理部 72とを有している。駆動部 2 0は各商品処理装置（2 a〜2 e ) の各種機構を駆動するためのものである。例えば組合せ計量装置 2 aの駆動部 2 0は分散フィーダ、放射フィーダ、プールホヅパ、計量ホヅパなどであり、重量チェッカ 2 cの駆動部 2 0はコンベア駆動モ一夕などである。

センサ 2 1は各商品処理装置（2 a〜2 e ) の処理内容に応じて物理量を検出する。例えば組合せ計量装置 2 aでは、センサ 2 1はロードセルなどの重量測定センサや商品の供給量を検出する光電管など、である。

各撮像部 2 2は、複数のカメラ 2 2 a， 2 2 b , 2 2 cと画像ファイル変換手段（図示せず）とから構成されている。カメラ 2 2 a , 2 2 b , 2 2 cは T V力メラや C C Dカメラ等の各種カメラからなる。

図 2に示すように、撮像部 2 2のカメラ 2 2 a , 2 2 b , 2 2 c , 2 2 dは、目視調整が必要な箇所や異常が発生しやすい箇所に設けられる。目視調整 ·確認が必要な場所としては、組合せ計量装置 2 aの分散フィ一ダ及び駆動フィ一ダがある。カメラ 2 2 aは、この供給部での供給状態（量、搬送速度、分散部のバランス、滞留）と設定パラメータの妥当性を確認するためのものである。また、図示していないが、組合せ計量装置 2 aの計量ホヅパにおいて、ホヅパ内からの商品搬出の有無や、開閉時間に関する設定パラメータの妥当性を確認するために力メラを設けてもよい。異常が発生しやすい箇所は、搬送部全体における機器連結部や可動部での搬送ミスが考えられる場所である。本実施形態では、機器連結部として組合せ計量装置 2 aと包装機 2 bとの間に対応してカメラ 2 2 bが配置され、両装置間の製品詰まりの確認が容易になっている。また、包装機 2 b排出口と立ち上がりコンベアとの間に力メラが設けて破袋確認が容易になるようにしてもよいし、包装機 2 bのシール部にカメラを設置してもよい。本実施形態では、さらに、重量チェッカ 2 c、シールチェッカ 2 dにそれぞれ対応してカメラ 2 2 c 2 2 dが配置されている。さらに金属検出器や X線検出器等の搬送部に設けてもよい。また、可動部で生じやすい搬送ミスとして、組合せ計量装置 2 aの計量ホツバでの商品嚙み込み、包装機 2 bでの商品嚙み込み、箱詰め機 2 eでの商品吸着部での吸着ミスや袋詰め商品の箱詰めミス等があるため、これらを監視するために各場所にカメラを設けてもよい。さらにその他には、印字装置（ラベラ、マ一キング装置）では印字部やラベル貼り付け部等を監視するためにカメラを設けてもよい。

駆動制御部 71は、制御 C P U 30、制御プログラム 31、メモリ 32、ネヅ卜ワークインタ一フェイス 33、 WWWサーバ 34、電子メールクライアン卜 3 5、 FTPクライアン卜 36、プリン卜クライアント 37、 CG I (Commo n Gateway I nte rf ace) 38、処理プログラム 39から構成される。

制御 C P U 30は、制御プログラム 31、ネヅ卜ワークインタ一フェイス 33 、 WWWサーバ 34、電子メールクライアント 35、 FTPクライアント 36、プリン卜クライアント 37、 CGI 38及び処理プログラム 39の実行、監視やその制御を行う。また、制御 C P U 30はメモリ 32へ各種情報の読み書きを行ラ o

制御プログラム 31は、駆動部 20a、 20b、 20cとセンサ 21 a、 21 b , 21 cとに接続されており、駆動部 20の駆動制御ゃセンサ 21からの信号処理及び商品処理装置全体の制御を行う。例えば組合せ計量装置 2 aの場合、分散フィーダ、放射フィ一ダ、プールホヅパを駆動させ、計量ホツバに商品を移送する。その後計量ホヅパに接続されている口一ドセルからの重量信号を基に組合せ計量を行う。そしてその組合せ結果に該当する計量ホッパを駆動させ商品を排出する。また、商品処理装置の稼動情報であるエラー情報、駆動条件、稼動状況等を、メモリ 32に記憶させる。エラ一情報は、商品処理装置の停止、駆動部の駆動不良、センサの異常などである。また、異常発生前後の異常箇所の稼働状況を撮影した動画像又は複数の静止画像を記憶させる。

駆動条件（S tatus) は、後述する図 6に示すように、商品名（PROD UCT NAME)、商品コード（P ROD UCT C 0 D E )、計量スピ一ド（ SPEED). 目標計量重量値 (TARGET WEIGHT )、計量上限値（ U PPER L IMIT)、フィ—ダの駆動調整 (FEEDER ADJ UST), ホヅパの駆動調整（HOPPER ADJ UST)等である。

稼動状況は、後述する図 7に示すように、過量計量個数（0VER)、正量計量個数（ P R 0 P E R )、軽量計量個数（ U N D E R )、実処置速度（SPEED )、正量計量重量の平均値（M E A N )、正量計量重量の標準偏差（ S T D . D E V),計量毎の計量値の度数分布（H I STG R AM) などである。

メモリ 32には、前記エラ—情報、駆動条件、稼動状況のほか、後述する WW Wサーバ 34が用いる H T M L文書、画像フアイル変換手段によつて作成された画像ファイル、後述する電子メールクライアント 35が用いる電子メール、後述する FT Pクライアント 36が用いるファイル、後述するプリン卜クライアン卜 37が用いる印字データ等が記憶される。

ネヅ卜ワークインタ一フェイス 33は、例えばいわゆる LANアダプタで構成され、プロトコルとして TCP/I Pを利用する。 LAN上では、各装置に一意の I Pァドレスが設定されている。ネットヮ一クインタ一フェイス 33は、通信回線 5、 WWWサ一バ 34、電子メールクライアント 35、 FTPクライアン卜 36、プリン卜クライアン卜 37とも接続されている。

WWWサーバ 34は、指定部 34 aと提供部 34 bとから構成される。指定部 34 aは、後述する WWWブラウザ 1 1からの指示に基づいて、実行内容と実行対象を指定する。提供部 34 bは、前記実行対象を WWWブラウザ 1 1に表示する。実行内容とは、メモリ 32に記憶されている HTML文書等を表示することや、処理プログラム 39の実行を CG I 38に指示することなどである。また、実行対象としては、メモリ 32に記憶されているエラ一情報、駆動条件、稼動状況、画像ファイルなどの稼動情報や電子メールデータ、ファイルデ—夕、印字デ —タである。なお、 WWWブラウザ 1 1と WWWサーバ 34とは、 HTTP ( H y pe r Text T ransf e r P ro toco l を用いて通信する。電子メールクライアント 35は、メモリ 32に記憶されている電子メールを、図示しない電子メ一ルサーバに送信する。電子メールの通信には P 0 P (Po s t Of f i ce P r oto co l ), SMTP (S i mp l e Ma i l T r ans f e r P r oto co l )、 IMAP (I n te r net e s s age Acces s P rotoco l ) などが使用される。

F T Pクライアント 36は、メモリ 32に記憶されているファイルを情報端末 4aの FTPサーバ 1 2に送信する。 F T Pサーバと F T Pクライアントとの通信は、 FTP (F i l e T ransf e r P ro toco l ) を用いて行われる。

プリントクライアン卜 37は、メモリ 32に記憶されている印字データ又は画像データを、プリン卜サーバを備えた情報端末 4 bに送信する。プリントサーバとプリン卜クライアントとの間の通信は、例えば L P S/L P Dプロ卜コルを用いて行われる。このプロトコルは、 T C Pダ I Pを利用する印刷用のプロトコルであればよい。

CG I 38は、指定部 34 aによって指定された実行内容と実行対象とに基づき、処理プログラム 39を起動する。この CG 138は、 Pe r l (P r act i c a 1 Ext racti on and e o r t Language) で記述されている。 CG I 38は、 WWWサーバ 34と処理プログラム 39との間で情報の受け渡しを行い、かつ WWWサーバ 34側の処理プログラムを起動させる。なお、 CG I 38は、前記指定に対応する複数の別プログラムで構成されている。 CG I 38は、実行内容が表示の場合、処理プログラム 39から表示内容を受け取り、その表示内容を H T M L化した後に WW Wサーバ 34に渡す。処理プログラム 39は、 CG I 38によって渡される指定に基づくプログラムを実行したり、エラ一発生時のエラ一情報の電子メール配信を行ったり、画像ファィル変換手段によつて変換された画像フアイルをメモリ 32に書き込んだりする。処理プログラム 39も、実行内容と実行対象に対応した複数のプログラムから構成される。

操作処理部 72について説明する。操作処理部 72は主に操作 C P U 74とメモリ 75とから構成されている。操作 C P U 74は制御 C P U 30との間で信号を送受信可能である。操作 C P U 74には表示部 77と操作部 78とが接続されている。表示部 77は液晶表示器や C R Tなどのグラフィック表示が可能な装置である。操作部 78はキーボード、夕ツチパネル、マウスのようなポインティングデバイスの一種からなる。なお、メモリ 75は主に表示用メモリとして利用されている。この実施形態では、表示部 77と操作部 78は一体の液晶タツチパネルからなる操作ュニヅ卜 79として構成されている。操作ュニヅ卜 79は、図 4 に示すように、当該装置の稼働状況を数値やグラフで示す表示部と操作キーとを有する操作表示部 80を左側に有し、画像情報とそれを変更等するための各種キ —とが配置された画像情報表示部 8 1を右側に有している。なお、図 4は組合せ計量装置 2 aに設けられた操作ュニッ卜 7 9を表している。操作表示部 8 0には、各放射フィーダの駆動強度表示 8 0 a、フィーダ調整用キー 8 0 b、組合せ重量値 8 0 c、排出へッド数 8 0 dが表示されている。画像情報表示部 8 1には、分散フィ一ダ及び放射フィーダを撮影した画像 8 1 a、撮影位置移動キ一 8 1 b 、輝度キー 8 1 c、縮小表示キ一 8 1 d、拡大表示キー 8 1 e、カメラチャンネル切り換えキー 8 1 fが表示されている。

カメラチャンネルを切り換えることで、組合せ計量装置 2 aの他の部分例えば計量ホヅパの画像状況を表示させることもできる。このように、カメラ（2 2 a , 2 2 b , 2 2 c ) は複数台設けられているため複数の画像情報を一箇所において確認でき、生産状況の把握と異常箇所の監視、不良箇所の確認ができる。特に、フィーダ調整ゃホッパ嚙み込み時の号機確認には、画像情報が調整作業において有効に作用する。さらには操作ュニッ卜 7 9によって装置の調整が一箇所で行うことができる。従来であれば、目視が必要な場所に操作ュニッ卜を移動させたり若しくは本来の場所以外に操作ュニッ卜を設けたりする必要があり、又はオペレ一タは目視可能な場所に移動して稼働状況等を把握する必要があつたが、本発明の構成ではそのような問題は生じない。

[ 3 ] 撮像部で撮影された画像情報の処理

次に、本生産管理システムにおける処理、特に撮像部 2 2で撮影された画像情報の処理について説明する。

撮像部 2 2においてカメラ（ 2 2 a , 2 2 b , 2 2 c等）から入力された画像は、必要に応じて A/ D変換や圧縮処理（ J P E G形式、 M P E G形式、 H 2 6 1形式など）されて処理プログラム 3 9に渡され、次にメモリ 3 2に記憶されるメモリ 3 2には、各商品処理装置 2 a , 2 b , 2 cの複数箇所の稼働状況に関する画像情報が記憶されている。画像情報は、動画像であってもよいし、複数の静止画像であってもよいし、さらには動画像と静止画像との双方であってもよい _c いずれにせよ、各箇所の異なったときに対応する稼働状況に関する画像情報がメモリ 3 2に記憶されている。異なったときに対応する稼働状況に関する画像情報とは、異なる時刻における複数の静止画像や動画像（複数の異なったときの画像からなると考えられる）などをいう。

例えば、オペレータが、組合せ計量装置 2 aの R C U 3において、操作部 7 8 を操作して分散フィーダ付近の画像を要求したとする。すると、操作 C P U 7 4 は制御 C P U 3 0に分散フィーダ付近の画像を要求する。このとき制御 C P U 3 0はメモリ 3 2から読み出した画像情報を操作 C P U 7 4に送る。操作 C P U 7 4は画像情報をメモリ 7 5に書き込むとともに表示部 7 7に表示させる。

ここで、メモリ 3 2には撮像部 2 2によって撮影された全ての画像情報が記憶されている。そのため、オペレータは必要に応じてライブ表示のみならず過去の画像情報を見ることもできる。操作パネル 7 9には、オペレータがライブ表示とエラ一発生時表示とを選択できるキーが設けられていることが好ましい。才ペレ —夕が、エラー発生時表示を選択すると、異常発生時前後の動画像又は複数の静止画像が表示される。これにより、オペレータは、異常発生前、異常発生瞬間及び異常発生後の稼働状態を見ることができ、異常発生原因の特定及びその後の対策が容易に判断できる。従来であれば、原因調査のためにはその異常を再発生させて状況を把握することが必要になり、再現性が低いエラ一や異常は現象確認のために多大な手間と時間が必要になっていた。

また、装置に異常が発生したときには自動的に異常発生時前後の動画像又は複数の静止画像が表示されるようにしてもよい。具体的には、制御 C P U 3 0は、センサ 2 1 a〜 2 1 cからの情報により装置の異常を検出すると、メモリ 7 5から異常発生時前後の画像情報を読み出して、操作 C P U 7 4に送信し表示部 7 7 に表示させることができる。

また、異常発生時に制御 C P U 3 0は警告信号を操作 C P U 7 4に送り、操作 C P U 7 4は表示部 7 7に警告' If報を表示又は警告音を発生することでオペレ一タの注意を促すことができる。

さらに、制御 C P U 3 0は、撮像部 2 2から送られてきた画像情報を基に駆動部 2 0 a〜2 0 cを駆動して、組合せ計量装置 2 aを制御することができる。さらに、制御 C P U 3 0は入力画像情報と基準画像情報を比較して、それにより装置の異常発生を検出してもよい。これにより、ラベルの印字状態のチェックや物品の搬送状態のチ Iックが可能になる。基準画像情報は良品画像としてあらかじめテンプレートとして登録されており、残差逐次検定法や正規相関マッチングなどにより入力画像情報と比較される。基準画像情報は情報端末 4 a〜4 b等から送信されメモリ 32に記憶されている。

[4]情報端末における商品処理装置の稼動情報の表示及び設定例

図 5〜7に、 WWWサーバ 34及び CG I 38により提供され、情報端末 4 a の WWWブラウザ 1 1により表示される画面例を示す。ここでは、組合せ計量装置 2 aによるポテトチヅブスの組合せ計量しているときの稼働'膚報を取り扱っている。

各図において、左側の表示部分は、 WWWブラウザ 1 1から組合せ計量装置 2 aのウェブページへのアクセス要求が許可されると表示されるメニュー画面である。図 5〜7では、「Statu s (装置の全体的動作の設定/表示)」、「P r e set (予約設定）」及び「S t a t i s t i c (運転状況の表示）」の 3つが、稼動情報の選択肢として表示されている。また、「Stat i s t i c」の下には、「D i s p 1 a y」、「Ma i 1」、「 F T P」及び「 P r i n t」が、運転状況の出力先の選択肢として表示されている。

図 5の画面例は、「S tatu s」を選択した場合に表示される画面例である。「S tatus」画面では、組合せ計量装置 2 aの全体的動作が表示される。本例では、装置のオン Zオフや、商品の生産が停止中か生産中かなどが表示されている。ユーザが、装置のオン/オフや生産の開始/停止の設定を変えて「R e g i s t r a t "i o n」ボタンを押すと、この設定に基づいて組合せ計量装置 2 aの動作制御が行われる。

図 6の画面例は、メニューの中から「P resetj を選択した場合に表示される画面の例である。「P r e s e t」画面では、予約設定の内容を示すパラメ —夕の値が表示される。本例では、生産対象の商品名、商品コード、計量スピード、 1袋の目標計量重量値、計量上限値などが表示されている。また、「F EE DER ADJ UST jや「 HOPPER A D J U S丁」を選択すると、組合せ計量装置 2 aのフィーダやホッパについてさらに詳細な設定が表示されるようになっている。パラメータ値を変えたい場合、ユーザは、新たなパラメータ値を書き込み、画面下の「Reg i st r at on」ボタンを押す。これにより、新たなパラメ一夕値が組合せ計量装置 2 aのメモリ 32に書き込まれ、これに基づいて組合せ計量装置 2 aの制御が行われる。

図 7の画面例は、メニューの中から「3七&1: 5七 "1 0」の「0 3 1 & y」を選択した場合に表示される画面の例である。「S t a t i s t i c」画面では、実際の運転状況が表示される。本例では、過量計量個数、正量計量個数、軽量計量個数、実処置速度、正量計量重量の平均値、正量計量重量の標準偏差、計量毎の計量値の度数分布などが表示されている。さらに、計量毎の計量値の度数分布を用いて画像情報を表示することにより、生産状況を一目で把握することができる。

なお、ユーザが稼働状況の出力先として「Mai 1」、「FTP」又は「P r i n t」のいずれかを選択すると、前述の情報を電子メールクライアント 1 7、 F TPサーバ 1 2又はプリントサーバ 14により出力させることができる。

[5]組合せ計量装置における RCUの動作

図 8は、本実施形態例における組合せ計量装置 2 aの RCU 3が行う処理の流れの一例を示すフローチヤ一卜である。

情報端末 4 a上の WWWブラウザ 1 1から、組合せ計量装置 2 aに割り当てられた I Pアドレス等を U R L ( U n i f 0 r m Resou r ce Locat o r) として入力することで、 WWWサーバ 34へアクセス可能になる。

ステップ S 1では、 WWWサーバ 34は WWWブラウザ 1 1からのアクセスを待機している。

ステップ S 2では、 WWWサーバ 34は所定の認証処理を行う。例えば、 WW Wサーバ 34は、ユーザ I D及びパスヮ一ドの入力を要求し、メモリ 32内にあらかじめ登録されている認証情報と一致した場合のみアクセスを許可する。ァクセスが許可されるとステップ S 3に移行する。アクセスが許可されない場合、後述するステップ S 20に移行する。

ステップ S3では、 WWWサーバ 34は、稼動情報の選択を受け付けるため、前記図 6の左側部分が表示されたメニュー画面を WWWブラウザに送信する。ステップ S 4では、 WWWサーバ 34は、メニュー画面のうち、「S t a t u s」が選択されたか否かを判断する。 " Yes" と判断すると、ステップ S 5に移行する。 "No" と判断すると、後述するステップ S 8に移行する。

ステップ S 5では、 WWWサーバ 34は CG I 38を起動させる。 CG I 38 は処理プログラム 39を起動させ、処理プログラム 39は制御プログラム 3 に対して組合せ計量装置 2 aの状態を問い合わせる。制御プログラム 31はその時の状態に応じた信号を処理プログラム 39に返信する。処理プログラム 39はその返信内容を H TML化して CG I 38に返信する。 CGI 38は HTML化された組合せ計量装置 2 aの状態を WWWサーバ 34に渡す。 WWWサーバ 34は H TML化された前記状態を WWWブラウザ 1 1に送信する。 WWWブラウザ 1 1は、組合せ計量装置 2 aの状態を示す画面、例えば図 5の画面を表示する。その後ステップ S 6に移行する。

ステップ S 6では、 WWWサーバ 34は、装置のオン/オフや生産の開始/停止の設定の書き換えの有無を判断する。具体的には、 WWWサーバ 34はユーザ力「R e g i s t r a t i o njボタンを押したか否かを判断する。押したと判断すると、ステップ S 7に移行する。ユーザが「Reg i st rati on」ボタンを押さない場合、前記ステップ S 4に戻り、いずれかの稼動情報の選択を待機する。

ステップ S 7では、 WWWサーバ 34は、 WWWブラウザ 1 1からユーザが入力したパラメータを受信し、 CG 138を起動させる。 CG 138は処理プログラム 39を起動させ、処理プログラム 39は制御プログラム 31に対して組合せ計量装置 2 aの状態を変更する。その後ステップ S 4に戻る。

ステップ S 8では、 WWWサーバ 34はメニュー画面のうち、「P r e s e t 」が選択されたか否かを判断する。 " Y e s" と判断すると、ステップ S 9に移行する。 " No" と判断すると、後述するステップ S 1 2に移行する。

ステップ S 9では、 WWWサーバ 34は CG I 38を起動させる。 CG I 38 は処理プログラム 39を起動させ、処理プログラム 39はメモリ 32から駆動条件を読み出す。処理プログラム 39はその駆動条件を HTML化して CG I 38 に返信する。 CG I 38は H T ML化された駆動条件を WWWサーバ 34に渡す。 WWWサーバ 34は、 HTML化された駆動条件を WWWブラウザ 1 1に送信する。 WWWブラウザ 1 1は HTML化された駆動条件を例えば図 6に示すように表示する。その後ステップ S 10に移行する。

ステップ S 1 0では、 WWWサーバ 34は、パラメータの書き換えの有無を判断する。具体的には、 WWWサーバ 34は、ユーザが「Reg i s t rat o n」ボタンを押したか否かを判断する。押したと判断すると、ステップ S 1 1に移行する。ユーザが「 Reg i st rat i on」ボタンを押さない場合、前記ステップ S 4に戻る。

ステップ S 1 1では、 WWWサーバ 34は、 WWWブラウザ 1 1からユーザが設定したパラメ一タを受信し、 CG I 38を起動させる。 CG I 38は処理プログラム 39を起動させ、処理プログラム 39は書き換えられた駆動条件をメモリ 32に格納する。その後ステップ S 4に戻る。

ステップ S 1 2では、 WWWサ一バ 34は、メニュー画面のうち、「S t a t i s t i cj の「 D i s p l ay」が選択されたか否かを判断する。 "Y e s" と判断すると、ステップ S 1 3に移行する。 " No" と判断すると、後述するステツプ S 14に移行する。

ステップ S 1 3では、 WWWサーバ 34は CG I 38を起動させる。 CG I 3 8は処理プログラム 39を起動させ、処理プログラム 39はメモリ 32から稼動状況を読み出す。処理プログラム 39は、その稼働状況を HTML化して CG I 38に返信する。 CG I 38は H T ML化された稼動状況を WWWサーバ 34に渡す。 WWWサーバ 34は H TML化された稼動状況を WWWブラウザ 1 1に送信する。 WWWブラウザ 1 1は、受信した稼働状況を、例えば図 7に示すように表示する。その後、ステップ S 4に戻る。

ステップ S 1 4では、 WWWサーバ 34は、メニュー画面のうち、「S t a t i s t i c」の「Ma i 1」が選択されたか否かを判断する。 "Y e s" と判断すると、ステップ S 1 5に移行する。 "No" と判断すると、後述するステップ S 1 6に移行する。

ステップ S 1 5では、 WWWサーバ 34は CG I 38を起動させる。 CG I 3 8は処理プログラム 39を起動させ、処理プログラム 39はメモリ 32から稼動状況を読み出す。処理プログラム 39は、設定されている電子メールァドレスと共にその返信内容を電子メールの形式に変換し、メモリ 32に書き込む。その後、処理プログラム 39は、電子メールクライアン卜 35を起動し、作成した電子メールを、設定された電子メールサーバを介して配信させる。その後ステップ S 4に戻る。

ステップ S 1 6では、 WWWサーバ 34は、メニュー画面のうち、「S t a t 3 "1 1： "| 0」の「丁？」が選択されたか否かを判断する。 "Y e s" と判断すると、ステップ S 1 7に移行する。 "N o" と判断すると、後述するステップ S 1 8に移行する。

ステップ S 1 7では、 WWWサーバ 34は CG I 38を起動させる。 CG I 3 8は処理プログラム 39を起動させ、処理プログラム 39はメモリ 32から稼動状況を読み出す。処理プログラム 39は、その返信内容をファイルに変換してメモリ 32に書き込む。その後、 FT Pクライアン卜 36を起動し、作成したファィルを設定された FT Pサーバ 1 2に配信させる。その後ステップ S 4に戻る。ステップ S 1 8では、 WWWサーバ 34は、メニュー画面のうち、「S t a t i s t i c」の「P r i n t」が選択されたか否かを判断する。 "Y e s" と判断すると、ステップ S 1 9に移行する。 "No" と判断すると、前記ステップ S 4に戻る。

ステップ S 1 9では、 WWWサーバ 34は CG I 38を起動させる。 CG I 3 8は処理プログラム 39を起動させ、処理プログラム 39はメモリ 32から稼動状況を読み出す。処理プログラム 39は、読み出した内容を印刷データに変換し、メモリ 32に書き込む。その後、プリン卜クライアント 37を起動し、作成した印刷データを設定されたプリン卜サーバ 1 4に配信させる。その後ステップ S 4に戻る。

前記ステップ S 2において、 WWWブラウザ 1 1からのアクセスが許可されない場合、ステップ S 20に移行する。ステップ S 20では、所定の他の処理が行われる。例えば、 WWWサーバ 34は、「アクセス不可」などのメッセージ表示画面を WWWブラウザ 1 1に送信する。

次に、エラ一発生の場合を説明する。エラ一発生時には、エラー情報が電子メールで配信される。エラ一が発生すると、エラ一情報が制御プログラム 3 1によつてメモリ 3 2に記憶される。それと同時にエラ一処理用の処理プログラム 3 9 が制御プログラム 3 1によって起動される。エラ—処理用の処理プログラム 3 9 はエラ一情報をメモリ 3 2から呼び出し、設定されている電子メールァドレスとその時記憶されている動作不良の画像ファイルとともに、電子メールの形式に変換してメモリ 3 2に書き込む。その後、電子メールクライアント 3 5を起動し、作成した電子メールを電子メールサーバに送信してそこから配信させる。さらに、ファイルや印刷データの形式にエラー情報を変換し、設定された F T Pサーバ 1 2やプリン卜サーバ 1 4に送信してもよい。

前記エラー情報には、異常箇所における異常発生時前後の動画像又は複数の静止画像からなるファイルが含まれている。これにより、各商品処理装置における異常発生時に関する画像情報は、メモリ 3 2に記憶されるとともに、 R C U 3から通信回線 5を介して情報端末 4 aに送信され、情報端未 4 aのメモリ 1 8に記憶される。メモリ 1 8に記憶された異常箇所における異常発生時前後の動画像又は複数の静止画像は、異常発生時に表示されて異常発生原因の特定に用いることもでき、また後日異常状況を調べるために読み出して利用することもできる。以上の構成により、情報端末 4 aのメモリ 1 8には、複数の商品処理装置の稼働状況、さらに各商品処理装置の複数箇所の稼働状況が画像情報として記憶される。特に、以上の画像情報は複数の異なったときに対応した画像情報であり、複数の静止画像や動画像（複数の異なったときから構成されると考えることができる）を含む。

本実施形態では、情報端末 4 aのメモリ 1 8は十分な大きさを有しているが、通信回線 5上に画像情報を蓄えるホス卜を別に設けてもよい。このサーバには全ての撮像部 2 2で撮影された全ての稼働状況の画像情報が記憶されており、画像データべ一スを構成している。ユーザは必要に応じて情報端末 4 a〜4 cを操作することでホス卜から画像情報を取得できる。

本実施形態例では、商品処理装置に WWWサーバを備えているので、稼動情報の表示やその設定を情報端末上の WWWブラウザで行うことができる。情報端末と商品処理装置とを専用通信回線で接続する必要がなく、管理システムを容易に構築できる。しかも、稼動情報を管理するためのアプリケーションとして汎用のアプリケーションを用いるので、操作が容易である。また、汎用アプリケージョンを用いて、様々な形態で稼動†f報を出力又は設定できるため、商品処理装置を管理する上での地理的、時間的制約を大幅に緩和できる。さらに、本実施形態例では、稼動情報をネッ卜ワーク上のプリン夕で印刷出力可能である。このようにすれば、商品処理装置に印字装置を接続する必要がなくなる。

<他の実施形態例 >

C a ]

他の実施形態として、撮像部を各商品処理装置の R C Uから独立させた構成としてもよい。その場合に撮像部は、 C P U、制御プログラム、メモリ、処理プログラム、 C G I、 WWWサーバ、 F T Pサーバなどを有し、ネットヮ一クインタ一フェイスを介して通信回線に接続されている。各撮像部からの画像情報は各 R C Uや情報端末に送信される。各 R C Uや情報端末は送信された画像情報を記憶するメモリを有しているため、画像情報を目視■制御等に利用できる。

特に、商品処理装置の R C Uでは、撮像部から送信された画像情報によって、複数の商品処理装置の稼働状況、各商品処理装置の複数箇所の稼働状況、各撮箇所における異なったときの稼働状況に対応する画像情報を記憶できる。このシステムでは、商品処理装置の稼働状況が異なった複数のときにおける画像情報として記憶されるため、ユーザは知りたい時刻又は時間帯の商品処理装置の稼働状況を把握できる。

さらに、商品処理装置の R C Uは装置の異常を検出するとメモリに記憶された異常検出時前後における異常箇所の画像情報を表示する。このシステムでは、処理装置のオペレータは異常が発生した前後の稼働状況を商品処理装置の操作中に見ることができ、異常原因の特定が容易になる。

情報端末は撮像部又は各商品処理装置のいずれからも通信回線を介して画像情報を受け取り、記憶することができる。また、各情報端末は商品処理装置の R C Uと同様に画像情報を目視■制御等に利用できる。

[ b ]

前記実施形態例では通信回線 5のイーサネッ卜回線を 1 0 B A S E— Tで構成したが、 10BASE_2、 1 0BASE— 5、 100 B A S E— T等で構成することも可能である。また通信回線 5を無線式ネッ卜ワークに変更することも可能である。その場合は、商品処理装置のネヅ卜ワークインターフェイス 33と情報端未 4 a〜4 cの通信インターフェースとを、無線ネッ卜ワークに対応させればよい。つまり、無線式ネッ卜ワークは、商品処理装置及び情報端末 4 a〜4 c 側で T C P I Pを利用できる回線であればよい。

さらに通信回線 5の一端にモデム、ターミナルァダアブ夕、ルー夕一等を用い、電話回線等の公衆回線を利用すれば、インターネッ卜等の外部ネッ卜ワークと接続することが可能になる。このようにすれば使用場所の制約がいつそう緩和される。

[c]

前記実施形態例では、 RCU3にネットワークインターフェイス 33を備えていたが、さらに携帯無線端末用のインタ一フェースを備え、情報端未 4cに携帯無線端末用のインタ一フェースを備えてもよい。このようにすれば、該インタ一フェースと携帯無線端末を接続して商品処理装置から管理者の携帯無線端末にェラ一情報を送信することができる。

Cd]

前記実施形態例では、稼動情報の提供形態として HTML文書を用いたが、 S GML (Standa rd Gene ral i zed Mar kup Lang uage) や XML 、 extens i bl e Mar k up Lang uag e

) などのマークアップ言語で記述された構造化文書の形態で稼動情報を提供することもできる。

[e]

前記実施形態例では、処理プログラム 39を起動させるために CG Iを用いたが、 SS I (Se rve r S i de I nc l udes)や ASP (Act i v e Se r ve r P a g e ) などにより各種処理プログラムを実行させることも可能である。

[f]

前記実施形態例では、エラー情報を商品処理装置が自動的に電子メールや、フアイル、印刷デ一夕の形式で配信するが、表示メニューにエラ一情報を加えて、

WWWブラウザ上で表示できるようにしてもよい。

Eg]

前記実施形態例では、 I Pアドレスを LAN上で一意に設定したが DHCP ( Dynami c Ho s t Conf i g u r at i on P r otoco l ) を用いて動的に I Pァドレスを割り振ってもよい。

[h]

前記実施形態例では、印字時に印刷用データに変換したが、 FTPプロ卜コルが利用可能なプリンタを用いる場合、 F T Pを用いてプリンタ出力してもよい。

(産業上の利用可能性）

本発明を利用すれば、画像情報は他の稼働状況とともにネッ卜ワークで配信され、各種端末や商品処理装置において利用される。このように画像情報の配信を汎用的な通信手段を用いることによって行うため、システムが安価になる。

また、別の本発明を利用すれば、画像情報を記憶することができるため、装置の稼働状況に関する画像情報を異常発生時のリプレイや将来の機器調整用資料として用いることができる。

Claims

請求の範囲

1 .

組合せ計量装置及び包装機などの商品処理装置を含む生産ラインと、前記商品処理装置を結ぶネッ卜ワークと、

前記商品処理装置に各々設けられ稼働状況を撮影するための複数の撮像手段と衡え、

前記ネッ卜ワークは前記複数の撮像手段からの画像情報を配信可能である、生産管理システム。

2 .

前記ネッ卜ワークはイーサネッ卜又は無線 L A Nを用いている、

請求項 1に記載の生産管理システム。

3 .

前記ネツ卜ワークによって配信された画像情報に基づいて前記商品処理装置を制御するための制御手段をさらに備えている、

請求項 1又は 2に記載の生産管理システム。 4 .

前記画像情報と基準画像情報を比較して必要に応じて警告を発生するための警告手段をさらに備えている、

請求項 1〜3のいずれかに記載の生産管理システム。 5 .

前記画像情報を記憶するための記憶手段をさらに備えている、

請求項 1〜 4のいずれかに記載の生産管理システム。

6 商品処理装置の稼働状況を撮影するための撮像手段と、

前記撮像手段によつて得られた画像情報を記憶するための記憶手段と、を備えた商品処理装置の稼働状況チエツクシステム。 7 .

前記記憶手段は、前記撮像手段からの複数箇所の稼働状況に関する画像 ft報を a己 t す ^ヽ

請求項 6に記載の商品処理装置の稼働状況チエツクシステム。 8 .

前記記憶手段は、前記撮像手段からの異なつたときに対応する稼働状況に関する画像情報を記憶する、

請求項 6又は 7に記載の商品処理装置の稼働状況チェックシステム。 9 .

前記商品処理装置の稼働状況における異常を検出するための異常検出手段をさらに ifeえ、

請求項 6〜 8のいずれかに記載の商品処理装置の稼働状況チヱックシステム。 1 0 .

前記画像情報を表示するための表示手段をさらに備え、

該表示手段は、前記異常検出手段からの異常検出情報を受け取ると、前記記憶手段に記憶された異常検出時前後における異常箇所の画像情報を表示する、請求項 9に記載の商品処理装置の稼働状況チェックシステム。

1 1 .

複数の商品処理装置からなる生産ラインにおける商品処理装置の稼働状況チェヅクシステムであって、

前記各商品処理装置の稼働状況を撮影するための撮像手段と、前記撮像手段によつて得られた画像情報を記憶するための第 1記憶手段と、前記第 1記憶手段によって記憶された画像情報を配信可能な画像配信装置と、を備えた商品処理装置の稼働状況チェックシステム。 1 2 .

前記画像配信装置から配信された前記画像情報を記憶する第 2記憶手段をさらに備えた、

請求項 1 1に記載の商品処理装置の稼働状況チェックシステム。 1 3 .

前記第 2記憶手段は、前記複数の商品処理装置の稼働状況、又は前記各商品処理装置の複数箇所の稼働状況、又は異なったときに対応する稼働状況に対応する画像情報を記憶する、

請求項 1 2に記載の商品処理装置の稼働状況チェックシステム。

1 4 .

前記商品処理装置の稼働状況における異常を検出するための異常検出手段をさらに備えた、

請求項 1 1〜1 3のいずれかに記載の商品処理装置の稼働状況チェックシステム _c

1 5 .

前記画像情報を表示するための表示手段をさらに備え、

該表示手段は、前記異常検出手段からの異常検出情報を受け取ると、前記第 2 記憶手段に記憶された異常検出時前後における異常箇所の画像情報を表示する、請求項 1 4に記載の商品処理装置の稼働状況チ： ϋックシステム。